JP3626716B2 - RFID label with approval function and RFID system with road guidance function using the same - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICチップ内に情報を記録し、専用のリーダ・ライタ装置から電磁誘導作用を利用して電力供給を受ける非接触式のRFID(Radio Frequency Identification)ラベルに承認機能を付加したRFIDラベル及びそれを用いた道案内機能付きRFIDシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、専用のリーダ・ライタ装置から電磁誘導作用を利用して電力供給を受け、ICチップ内に情報を記録する非接触式のRFIDラベルが用いられるようになってきた。
【0003】
図7は非接触RFIDラベルの概略構成を示す。RFIDラベルは、情報を記録するためのICチップ1と電磁波を送受信するためのアンテナ2とを有し、RFIDリーダ・ライタ装置から電磁波を媒介として信号と共に電力供給を受けることによってバッテリーを必要としないことを特徴とする。10mm×60mm×0.25mmと小さく薄いラベルで、将来は印刷化も考えられている。メモリ容量は、1Kbit(ユーザエリア600bit)である。最大1.5m離れたところから、専用のリーダ・ライタ装置で同時に何枚ものラベルの読み書き(R/W)できることが特徴である。
【0004】
図8は、RFIDラベルの構成と動作原理を示す。RFIDラベルは、RFIDリーダ・ライタ装置のコイル(アンテナ)部から2.45GHzのマイクロ波を媒介として信号と共に電力供給を受ける。
【0005】
ところで、従来は飛行場や駅構内での時刻表、飛行機便名と発着ゲート・遅れ時間の表示は、掲示板によって利用者に情報提供をおこなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の掲示板方式の交通情報案内においては、利用者が自ら利用する飛行機便名や鉄道名を完全に記憶しあるいはチケット内容と掲示板を見比べることで、掲示板内の該当個所を探すことが必要となっていたが、言語の異なる旅行先で掲示板から該当個所を発見することは困難であった。またチケットの書式は航空会社によって異なるため、時刻変更の多い飛行機の発着時刻の確認を行うのに、スムーズな確認が行えなかった。
【0007】
この掲示板方式の交通情報案内にRFIDラベルを適用する場合、RFIDラベル内のICチップに記録してある情報のうち、RFIDリーダ装置によって、どの情報に対しアクセスされ読み出しされているのかを知ることができなかった。これは一つのRFIDラベルには一つの情報を記録して使用することが一般であったからである。このため、マルチ機能を実現するためにセキュリティランクの異なる情報を一つにまとめて使用することは困難であった。
【0008】
そこで本発明の第1の目的は、表示素子の発光によって、ICチップ内のどの情報が公開されようとしているのかを利用者に告知することにより、利用者はその情報を公開するか否かを承認ボタンを押打するかしないかで、確認できるようにした承認機能付きRFIDラベルを提供することである。
【0009】
また本発明の第2の目的は、利用者の国名と利用する飛行機便名や移動目的地を、予めRFIDラベルに記録することで、飛行場や駅構内に設置しておくRFID専用リーダ装置によって、利用者の移動目的地や飛行機便名に合わせて、道案内の情報を利用者の使用する言語によって提供するようにした道案内機能付きRFIDシステムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明は、専用のリーダ・ライタ装置から電磁誘導作用を利用して電力供給を受ける非接触RFIDラベル内のICチップに、複数の異なる情報(銀行口座番号、飛行機便名、パスポートナンバー、身分証明証の写しなど)を数段階のセキュリティランク付け(重要度割り付け)して記録すると共に、RFIDラベルにLEDと承認ボタンを設けることを特徴とする。この構成により、専用リーダ装置で情報の読み出しが行われる際に、アクセスされる情報のセキュリティランクに連動してLEDを発光する。従って、利用者は専用リーダ装置がICチップ内のどの情報へアクセスしようとしているのかを確認でき、さらに利用者が承認ボタンを押打しないと、アクセス対象の情報を公開しない。このため、高いセキュリティ環境を実現した。
【0011】
また本発明は、利用者が常に携帯可能なRFIDラベル内に、パスポートの写し画像や現地大使館の連絡先、利用者のスーツケース形状・写真などの情報を共通フォーマット(BMP画像、XML等)で記録している。このため、旅行先でトラブルが発生した際に、RFIDラベル内の情報をリーダ装置で読み出すことで、旅行者の語学力に依存せず、スーツケースの輸送ミスや身分証の紛失などの際に迅速なトラブル解決を可能とする。
【0012】
さらに本発明では、承認機能付きRFIDラベルのICチップ内に利用者が予め国名と移動目的地や利用する飛行機便名などの旅行情報を記録する。駅や飛行場に設置するRFIDラベル専用リーダ装置は、RFIDラベルが接近すると自動的にICチップ内の旅行情報へアクセスして情報を読み取り、表示装置に目的地や飛行機便名に合わせた道案内を表示する。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】
図1は、本発明の承認機能付きRFIDラベルの概略構成を示す。承認機能付きRFIDラベルは、ICチップ1とアンテナ2に加えて、LED3、承認ボタン4、制御回路5を有する。LED3は制御回路5に接続され、制御回路5はRFID専用リーダ装置によりICチップ1内のアクセスされる情報を監視して、その情報のセキュリティランクに応じてLED3を発光するように制御する。
【0015】
また、制御回路5は承認ボタン4と接続されており、利用者が承認ボタン4を押打するまでは、ICチップ1内の特定アドレスの情報を公開しないように制御している。なお、本機能はライト時にも同様であり、承認ボタン4を押打しないと、ICチップ1内にデータの書き込みは行えない。
【0016】
このようにして、本発明では専用リーダ装置がアクセスしようとする情報を利用者が確認できることから、利用者がアクセス要求された情報に対して公開するかどうかを判断でき高いセキュリティを実現できる。
【0017】
上記承認機能付きRFIDラベルのICチップ1内に、利用者の国名、移動目的地、飛行機便名などの旅行情報を共通のフォーマットに則って記録する。
【0018】
図2は、本発明に用いるRFID専用リーダ・ライタ装置の概略構成を示し、表示用の表示装置6とRFIDラベルとの通信を行うアンテナ7とそれらを制御する制御回路8によって構成される。RFIDラベルが通信可能な距離まで接近すると、ICチップ1内に記録されている情報のうち対象となる情報に対してアクセスし、読み取った情報が表示装置6に自動表示される。
【0019】
このRFID専用リーダ装置で国名情報を読み込むと、使用される言語が選択され、以後の処理では利用者の理解できる言語が使用できる。そのため、言語の異なる外国において現地語を使用せずに、目的地までの移動方法、搭乗ゲートまでの道順案内などを表示装置6に表示することが可能となる。
【0020】
このようにして、本発明ではICチップ1内に共通フォーマットに従い旅行情報を記録するので、言語の異なる外国での道案内システムを簡単に利用者へ提供できる。
【0021】
図3は、本発明のRFIDラベルを利用した道案内の例を示す。利用者の自宅にRFID専用ライタ装置があり、予めRFIDラベル内のICチップ内に移動目的地名や、飛行機の便名を記録することができる。また、利用者が飛行場内で、利用する飛行機便のゲートまでの道順を知りたい場合、飛行場内に設置してあるRFID専用リーダ装置にRFIDラベルを接近させると、表示装置に道案内のための地図と矢印・文章などを表示することによって、目的地までの移動方法・移動方向を知ることができる。
【0022】
次に図4は、ICチップ内に記録する情報の一例を示す。各アドレス空間に対して、各情報がセキュリティランク毎に記録されている。記録する情報の内容はアドレス空間を特定して記録するため、アドレス値を指定するだけで必要な情報へアクセスすることが可能となっている。また、各アドレスに対して、セキュリティランク(重要度の高い順に“3”から“0”までのレベル)が割り当てられており、要求されるアドレス情報に対応して制御回路によりLEDの発光が決定される。
【0023】
セキュリティランクが最も低い“0”の場合は、LEDは発光せず承認ボタンを押打せずとも、要求された情報を公開する。セキュリティランクが“1”の場合はLED1個が発光し、セキュリティランクが“2”の場合はLED2個が発光する。
【0024】
RFIDラベルを専用リーダ装置に接近させると、RFID専用リーダ装置はまずアドレス0000〜001Fに対してアクセスし、RFIDラベル利用者の国名を読み取る。国名は英文字表記(ASCIIコードに従う)されており、リーダ装置がその国名を読み取ることにより利用者の使用言語を自動判別し、利用者に合わせてその言語で表示すると共に読み取り時の言語フォーマットを決定する。
【0025】
なお、上記実施形態では、LEDの発光によりアクセスされている情報のセキュリティランクを確認しているが、LEDの代わりにスピーカを実装し、音声やブザー音によってセキュリティランクを確認する構成としてもよい。また、RFIDラベルに液晶パネル等の表示装置を実装し、セキュリティランク等を表示する構成でもよい。
【0026】
また、表示装置6へ地図を表示することによって道案内する構成となっているが、音声により道案内するシステム構成とすることもできる。また、RFIDラベルに液晶パネル等の表示装置を実装し、道案内等を表示する構成でもよい。
【0027】
また、承認ボタン4は、パスワード照合や指紋認識などによってセキュリティを確保する構成とすることもできる。
【0028】
また、本実施形態では利用者の自宅にRFID専用ライタ装置を設置しているが、旅行代理店などに専用ライタ装置を設置し利用してもよい。
【0029】
次に、図5に示すフローチャートを参照して、RFIDラベルによる道案内システムの動作を説明する。
【0030】
予めICチップ内に利用者の移動目的地や飛行機便名の情報を自宅や旅行代理店に設置してあるRFIDライタ装置によって記録しておく(S1)。次に、飛行場などにおいて、RFIDリーダ装置にRFIDラベルを近づけると、RFIDリーダ装置はICチップ内のアドレス0000〜001Fにアクセスして国名情報を読み取り(S2)、利用者の使用する言語を決定する(S3)。この際に、RFIDリーダ装置はセキュリティランクが“0”であるため、承認ボタンが押打されなくとも情報を読み取ることができる。また、使用言語が決定されると以後の表示装置に表示する文字や、情報読み出し時のデータフォーマットも使用言語に合わせて決定される。(国名が日本や中国などの場合は2BYTE文字が使用されることとなる)
次に、RFIDリーダ装置がアドレス0040〜25C2に対してアクセス要求を行うと(S4)、LEDが2個発光し(S5)、セキュリティランク2の情報へアクセスされていることが、利用者に知らされる。利用者が、20秒以内に承認ボタンを押打しないと(S6)、処理が終了する(S7)。20秒以内に承認ボタンが押打されると(S6)、要求された情報を公開し、RFIDリーダ装置はアドレス0040〜25C2の情報を読み出すことが可能となる(S8)。その後、読み出した移動目的地、飛行機便名、日付などによって、目的地までの道案内を表示装置に地図で表示する(S9)。
【0031】
図6は本発明の他の実施形態を示し、上記基本構成のシステムを応用して、目的地までの誘導を行う。RFIDラベルはスーツケースなどの荷物に貼り付け、ベルトコンベア上の分岐点にRFID専用リーダ装置を設置している。スーツケースが分岐点に接近すると、自動的にスーツケースの輸送目的地を読込み、分岐点においてポイント切り替え機によって目的地までの最短コースへ誘導される。
【0032】
本実施形態では、輸送対象物にRFIDラベルを貼り付けておき、分岐点において自動的にポイント切り替えが行われ、目的地点まで誘導されるので、輸送トラブルを発生させずに効率的な輸送が可能となる。また、万一輸送トラブルが発生した場合でも、ICチップ内には利用者が利用するホテルの情報を記録しておくことで、利用者を現地飛行場で待たせることなく荷物をホテルまで輸送することが可能なため、トラブル発生時のサービス対応を向上できる。
【0033】
本実施形態において、輸送対象荷物としてスーツケースがベルトコンベア上を移動しているが、人体の衣服などにRFIDラベルを貼り付けておき、その人が歩く歩道の分岐点で、自動的に移動方向を示して目的地まで案内する構成とすることもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による第1の効果は、LEDと承認ボタンによるセキュリティシステムを採用しているので、RFIDラベルのICチップ内に記録している情報の公開可否を利用者が確認することができることである。
【0035】
第2の効果は、RFIDラベル所有者の国名をICチップ内に記録してあり、この国名情報は承認ボタンの押打の有無に関わらず読み出され、リーダ装置の使用する言語が自動的に決定されるので、利用者は自国の言語によって、道案内などのサービスを受けることが可能なことである。
【0036】
第3の効果は、RFIDラベルは軽薄短小で携帯性が高いので、ICチップ内に利用者のスーツケース形状情報やパスポートの写し画像を記録して常に携帯することで、輸送時トラブルや紛失、盗難などの際に、ICチップ内の情報を読み出すことで、言語の異なる旅行先などで、トラブル解決に役立てることができることである。
【0037】
第4の効果は、ICチップ内に移動目的地、飛行機便名、鉄道名などの旅行情報を記録しているので、旅行時に利用者が目的地に移動するまでの移動方法・移動方向を道案内することができることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】承認機能付きRFIDラベルの概略構成を示す図である。
【図2】RFID専用リーダ・ライタ装置の概略構成を示す図である。
【図3】RFIDラベルを利用した道案内の例を示す図である。
【図4】ICチップ内に記録する情報の一例を示す図である。
【図5】RFIDラベルによる道案内システムの動作フローチャートである。
【図6】RFIDラベルによる誘導システムの説明図である。
【図7】従来の非接触RFIDラベルの概略構成を示す図である。
【図8】RFIDラベルの構成と動作原理を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ICチップ
2 アンテナ
3 LED
4 承認ボタン
5 制御回路
6 表示装置
7 アンテナ
8 制御回路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is an RFID label in which an approval function is added to a non-contact RFID (Radio Frequency Identification) label that records information in an IC chip and receives power supply from a dedicated reader / writer device using electromagnetic induction. The present invention also relates to an RFID system with a route guidance function using the same.
[0002]
[Prior art]
In recent years, non-contact RFID labels that receive power from a dedicated reader / writer device using electromagnetic induction and record information in an IC chip have been used.
[0003]
FIG. 7 shows a schematic configuration of a contactless RFID label. The RFID label has an
[0004]
FIG. 8 shows the configuration and operating principle of the RFID label. The RFID label is supplied with power from a coil (antenna) portion of the RFID reader / writer device along with a signal via a 2.45 GHz microwave.
[0005]
By the way, in the past, timetables at airports and stations, display of flight numbers, arrival / departure gates and delay times have been provided to users through bulletin boards.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional bulletin board type traffic information guide, it is necessary to completely memorize the flight flight name and railroad name used by the user or to compare the ticket contents with the bulletin board to find the corresponding part in the bulletin board. However, it was difficult to find the relevant part from the bulletin board at travel destinations in different languages. Also, since the ticket format varies depending on the airline, it was not possible to check smoothly when checking the arrival and departure times of airplanes with frequent time changes.
[0007]
When an RFID label is applied to this bulletin board type traffic information guide, it is possible to know which information is accessed and read out by the RFID reader device among the information recorded on the IC chip in the RFID label. could not. This is because it is common to record and use one piece of information on one RFID label. For this reason, it is difficult to collectively use information with different security ranks in order to realize a multi-function.
[0008]
Accordingly, a first object of the present invention is to notify the user which information in the IC chip is going to be disclosed by the light emission of the display element, so that the user can determine whether or not to disclose the information. It is to provide an RFID label with an approval function that can be confirmed by whether or not an approval button is pressed.
[0009]
In addition, the second object of the present invention is to record the user's country name and the flight flight name to be used and the travel destination in advance on the RFID label, so that the RFID dedicated reader device installed in the airport or station premises, It is to provide an RFID system with a route guidance function that provides route guidance information in a language used by the user in accordance with the user's travel destination and flight flight number.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention provides a plurality of different information (bank account number, airplane, etc.) on an IC chip in a non-contact RFID label that receives power from a dedicated reader / writer device using electromagnetic induction. A flight number, a passport number, a copy of an identification card, etc.) are recorded with several levels of security ranking (assignment of importance), and an LED and an approval button are provided on the RFID label. With this configuration, when information is read out by the dedicated reader device, the LED emits light in conjunction with the security rank of the information to be accessed. Therefore, the user can check which information in the IC chip the dedicated reader device is trying to access, and if the user does not press the approval button, the information to be accessed is not disclosed. For this reason, a high security environment was realized.
[0011]
The present invention also provides a common format (BMP image, XML, etc.) for information such as a copy of the passport, contact information of the local embassy, user's suitcase shape / photo, etc., in an RFID label that is always portable by the user. It is recorded with. For this reason, when trouble occurs at the travel destination, the information in the RFID label is read out by the reader device, so that it does not depend on the traveler's language skills and in the case of a suitcase transport error or loss of ID Enables quick troubleshooting.
[0012]
Furthermore, in the present invention, a user records travel information such as a country name, a travel destination, and a flight name to be used in advance in an IC chip of an RFID label with an approval function. RFID label readers installed at stations and airfields automatically access and read information on travel information in the IC chip when the RFID label approaches, and provide guidance on the display device according to the destination and flight name. indicate.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0014]
FIG. 1 shows a schematic configuration of an RFID label with an approval function of the present invention. The RFID label with an approval function includes an
[0015]
Further, the control circuit 5 is connected to the
[0016]
In this way, according to the present invention, since the user can confirm information to be accessed by the dedicated reader device, it is possible to determine whether or not to disclose the information requested for access by the user, thereby realizing high security.
[0017]
In the
[0018]
FIG. 2 shows a schematic configuration of an RFID dedicated reader / writer device used in the present invention, which includes a display device 6 for display and an
[0019]
When the country name information is read by the RFID reader device, the language to be used is selected, and the language understandable by the user can be used in the subsequent processing. For this reason, it is possible to display on the display device 6 a method for moving to the destination, route guidance to the boarding gate, and the like without using a local language in foreign languages.
[0020]
In this way, according to the present invention, the travel information is recorded in the
[0021]
FIG. 3 shows an example of route guidance using the RFID label of the present invention. There is an RFID dedicated writer device at the user's home, and the name of the moving destination and the flight number of the airplane can be recorded in advance in the IC chip in the RFID label. In addition, when the user wants to know the route to the flight flight gate to be used in the airfield, if the RFID label is brought close to the RFID dedicated reader device installed in the airfield, the display device is used for route guidance. By displaying a map and an arrow / text, you can know how and where to go to the destination.
[0022]
Next, FIG. 4 shows an example of information recorded in the IC chip. For each address space, each piece of information is recorded for each security rank. Since the contents of information to be recorded are recorded by specifying an address space, it is possible to access necessary information simply by specifying an address value. In addition, a security rank (level from “3” to “0” in descending order of importance) is assigned to each address, and the light emission of the LED is determined by the control circuit corresponding to the required address information. Is done.
[0023]
If the security rank is “0”, the requested information is disclosed even if the LED does not emit light and the approval button is not pressed. When the security rank is “1”, one LED emits light, and when the security rank is “2”, two LEDs emit light.
[0024]
When the RFID label is brought close to the dedicated reader device, the RFID dedicated reader device first accesses the address 0000-001F and reads the country name of the RFID label user. The country name is written in English characters (according to the ASCII code), and the reader device automatically identifies the user's language by reading the country name, and displays it in that language according to the user and also sets the language format at the time of reading. decide.
[0025]
In the above embodiment, the security rank of information accessed by the light emission of the LED is confirmed. However, a speaker may be mounted instead of the LED, and the security rank may be confirmed by voice or buzzer sound. Alternatively, a display device such as a liquid crystal panel may be mounted on the RFID label to display a security rank or the like.
[0026]
Moreover, although it has the structure which guides a road by displaying a map on the display apparatus 6, it can also be set as the system structure which guides a road by an audio | voice. In addition, a configuration in which a display device such as a liquid crystal panel is mounted on the RFID label to display road guidance or the like may be used.
[0027]
The
[0028]
In this embodiment, the RFID dedicated writer device is installed at the user's home. However, the dedicated writer device may be installed and used at a travel agency or the like.
[0029]
Next, the operation of the route guidance system using RFID labels will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0030]
Information on the user's travel destination and flight flight number is recorded in advance in the IC chip by an RFID writer device installed at home or a travel agency (S1). Next, when the RFID label is brought close to the RFID reader device in an airfield or the like, the RFID reader device accesses the address 0000-001F in the IC chip, reads the country name information (S2), and determines the language used by the user. (S3). At this time, since the security rank of the RFID reader device is “0”, information can be read even if the approval button is not pressed. When the language used is determined, the characters to be displayed on the subsequent display device and the data format when reading information are also determined according to the language used. (If the country name is Japan or China, 2BYTE characters will be used)
Next, when the RFID reader device makes an access request to
[0031]
FIG. 6 shows another embodiment of the present invention, and guidance to the destination is performed by applying the system having the above basic configuration. The RFID label is attached to a luggage such as a suitcase, and an RFID reader device is installed at a branch point on the belt conveyor. When the suitcase approaches the branch point, the suitcase's transport destination is automatically read, and the point is switched to the shortest course to the destination at the branch point.
[0032]
In this embodiment, an RFID label is affixed to the object to be transported, and the point is automatically switched at the branching point and guided to the destination point, so efficient transportation is possible without causing transportation troubles. It becomes. In addition, even if a transportation trouble occurs, it is possible to transport luggage to the hotel without having the user wait at the local airport by recording the information of the hotel used by the user in the IC chip. Therefore, service response when trouble occurs can be improved.
[0033]
In this embodiment, the suitcase is moving on the belt conveyor as a package to be transported. However, the RFID label is attached to the clothes of the human body, and the movement direction automatically at the branch point of the sidewalk where the person walks. It can also be set as the structure which shows and shows to the destination.
[0034]
【The invention's effect】
As described above, the first effect of the present invention is that the security system using the LED and the approval button is adopted, so that the user confirms whether or not the information recorded in the IC chip of the RFID label can be disclosed. Be able to.
[0035]
The second effect is that the country name of the RFID label owner is recorded in the IC chip. This country name information is read regardless of whether or not the approval button is pressed, and the language used by the reader device is automatically set. Since the user is determined, the user can receive services such as route guidance in the language of the home country.
[0036]
The third effect is that RFID labels are light, thin, small and highly portable. Therefore, by always carrying a copy of the user's suitcase shape information and passport in the IC chip, it is possible to carry troubles and loss during transportation. By reading the information in the IC chip at the time of theft or the like, it can be used for troubleshooting at travel destinations with different languages.
[0037]
The fourth effect is that travel information such as travel destination, flight number, train name, etc. is recorded in the IC chip, so the travel method and travel direction until the user travels to the destination during travel It can be guided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of an RFID label with an approval function.
FIG. 2 is a diagram showing a schematic configuration of an RFID dedicated reader / writer device.
FIG. 3 is a diagram showing an example of route guidance using an RFID label.
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of information recorded in an IC chip.
FIG. 5 is an operation flowchart of a route guidance system using RFID labels.
FIG. 6 is an explanatory diagram of a guidance system using RFID labels.
FIG. 7 is a diagram showing a schematic configuration of a conventional non-contact RFID label.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing the configuration and operating principle of an RFID label.
[Explanation of symbols]
1
4 Approval button 5 Control circuit 6
Claims (6)
確認手段と承認手段を設け、
RFIDラベル内のICチップに、予め複数の異なる情報をそれぞれ複数段階のセキュリティランク付けして記録し、
RFIDラベル専用リーダ装置が情報の読み取りを行う際に、アクセスされる情報のセキュリティランクに対応して前記確認手段にてそのセキュリティランクを示し、
前記承認手段による承認入力に応じて、アクセス対象の情報表示を許可することを特徴とする承認機能付きRFIDラベル。In a non-contact type RFID label that records information in an IC chip and receives power supply from a dedicated reader / writer device using electromagnetic induction,
Provide confirmation means and approval means,
A plurality of different information is recorded in advance on the IC chip in the RFID label with a plurality of stages of security ranking,
When the RFID label reader device reads information, the security means indicates the security rank corresponding to the security rank of the information to be accessed,
An RFID label with an approval function, wherein display of information to be accessed is permitted in response to an approval input by the approval means.
このRFIDラベルが接近すると自動的にICチップ内に記録された情報へアクセスし、前記RFIDラベルの承認手段の承認入力に応じて、アクセス対象の旅行情報を表示するRFIDラベル専用リーダ装置とを備えることを特徴とする道案内機能付きRFIDシステム。An RFID label according to claim 4,
An RFID label reader device that automatically accesses information recorded in the IC chip when the RFID label approaches and displays travel information to be accessed in response to an approval input of the RFID label approval means is provided. An RFID system with a route guidance function characterized by this.
前記RFIDラベル専用リーダ装置は、前記ICチップ内に記録された情報へアクセスしてその情報を表示する際に、前記国名情報に対応した言語で表示を行うことを特徴とする請求項5記載の道案内機能付きRFIDシステム。On the RFID label, the country name information is recorded as the lowest security rank information that can be read without the approval input to the approval means,
6. The RFID label dedicated reader device displays information in a language corresponding to the country name information when accessing and displaying the information recorded in the IC chip. RFID system with a route guidance function.
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