JP3625241B2 - Piping connection switching method and apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、食品や薬品等の移送システムの中において、複数の配管を含む第1および第2の2つの配管群の間の配管の接続形態を切り換えるための技術に関し、特に、2つの配管群の少なくとも一方の群が比較的多数の配管を含む場合に有用な技術に関する。
【0002】
【発明の背景】
食品や薬品等の技術においては、複数の原料を混合あるいは調合することによって、別の材料、中間製品あるいは最終製品を生産することが多い。これに応える移送技術の一つが、各々が配管接続部をもつ複数の配管を含む第1の配管群と、各々が配管接続部をもつ複数の配管を含む第2の配管群との間の配管の接続形態を切り換えるという技術である。この配管接続切換え技術において、たとえば第1の配管群の各配管は各原料の供給源(原料槽)に連絡され、また、第2の配管群の各配管は供給先の調合槽あるいは混合槽に連絡される。連絡のための配管としては、各種のホース、パイプがあり、フレキシブルなものもあればそうでないものもある。勿論、供給源に対する連絡配管の途中には、ポンプ等の圧送手段が設けられ、他方、供給先に対する連絡配管の途中には、開閉弁あるいは制御弁等が設けられる。
【0003】
こうした配管の接続形態を切り換える場合、一般に、第1および第2の両群の互いに接続すべき各配管接続部を選択し、選択した配管接続部同士を直接連結する手法がとられる。しかしながら、接続すべき2つの配管接続部の間に連絡のための渡し配管を設けようとすると、渡し配管の種類が多くなり、しかも連絡が複雑となるため、自動化が困難になることは避けられない。
一方、こうした配管接続部同士の接続あるいは切離しを手動で行うとすれば、各配管の端部の配管接続部として、ねじ結合などの回転あるいは揺動運動を伴うものを利用することもできる。しかし、切換えを自動化する場合には、単純な動きにより、配管の接続および切離しができるものが好ましい。自動化に最も適した配管接続部は、たとえば特開平7−293773号の公報が示すような直線運動によって配管の接続あるいは切離しを行うことができるものである。そうした配管接続部によれば、第1および第2の各群の配管の配管接続部を軸線を同じに配置し、その軸線方向に近づけあるいは離すことによって配管の接続あるいは切離しを行うことができる。
【0004】
特開平7−71699号の公報は、このタイプの配管接続部を用い、しかも配管接続部同士を直接接続あるいは切離しを行う配管接続切換え技術を示している。そこでは、第1および第2の2つの配管群の配管接続部をそれぞれ対向する第1および第2の平面内に配置し、第1の平面内にある配管接続部をその第1の平面内において互いに平行移動可能とし、また、第2の平面内にある配管接続部をその第2の平面内において第1の平面内の配管接続部の移動方向とは直交する方向に互いに平行移動可能とし、両平面内のいずれかの配管接続部同士を対向させてそれらの配管接続部を接続させるようにしている。
こうした技術は、第1および第2の配管群の配管数がともに比較的多数の場合に有用である。その反面、多数の各配管接続部ごとにモータ等の移動手段を設ける必要があり、装置自体が非常に高価になるという問題、また、各配管接続部に対応する数だけの配管があり、それらの比較的多数の配管が移動することに伴って、配管を配置する部分が煩雑となったり、余分なスペースを必要とするという別の問題もある。
【0005】
【発明の着眼点】
この発明では、2つの群の少なくとも一方の群が、たとえば4〜5を越えるような比較的多数の配管および配管接続部を備える場合に適した技術を前提とし、移動手段をできるだけ少なくするため、2つの配管群の中の一つの群の配管接続部だけを移動させることに着目した。そして、渡し配管の管理を簡単にするという観点から、固定側および移動側の各配管接続部の配置をいろいろと検討した。
【0006】
【発明の目的】
そこで、この発明は、基本的に、2つの群の少なくとも一方が比較的多数の配管を含み、しかも他方の群が複数の配管を含む配管群の間の配管の接続形態を切り換える上で有用な技術を提供することを目的とする。
この発明のより具体的な目的は、複数の配管接続部をもつ2群の間の配管の接続形態を切り換えるにもかかわらず、移動手段が少なくて済み、しかも、スペースが小さく、また、メンテナンスを容易に行うことができる技術を提供することにある。
さらに、この発明は、渡し配管の管理を比較的簡単に行うことができる技術を提供することを目的とする。
さらにまた、この発明は、配管の接続形態をより短時間に、しかも、より簡単に切り換えることができる技術を提供することをも目的とする。
【0007】
【発明の手段】
この発明では、2つの配管群の中の一方の群の各配管の配管接続部を固定側とし、他方の群の各配管の配管接続部を移動側とする。それによって、移動手段を少なくするという効果を得る。この効果をより有効に得るため、配管数の多い側を固定側にするのが好ましく、それに伴い、移動手段を少なくするという効果に加えて、各配管接続部から延びる配管の動きをなくすことができ、配管の配置が楽になるというメリットをも得ることができる。
また、この発明では、移動側および固定側の各群配管接続部を特定の配置とし、渡し配管による連絡を容易にし、自動化に適したものとしている。すなわち、この発明では、固定側の配管群の各配管接続部を一直線上に並べるように配置し、しかもまた、移動側の各配管接続部を、その一直線に平行に、かつその一直線を含む平面内で互いに平行に移動させるようにしている。そして、移動側の配管接続部を、接続すべき固定側の配管接続部に対し、前記一直線に直交するよう位置させたとき、渡し配管によってそれら移動側および固定側の両配管接続部の間を連絡するようにする。そこで、渡し配管を移動側の配管接続部の移動方向と同じ方向に移動させることによって、配管接続を切り換えることができる。
【0008】
この発明の好ましい態様では、固定側の配管接続部が並ぶ列(つまり、前記一直線)を一つの境界とし、その一直線が区画する一方の側に、移動側の配管接続部のすべてを配置するようにしている。その配置によると、渡し配管についてもすべて移動側の配管接続部が占める領域内に配置することができ、渡し配管の組替えを簡単に行うことができる。各渡し配管は、固定側および移動側の各配管の配管接続部につらなる第1および第2の接続継手を備えるが、上の配置によると、固定側に対する第1の接続継手のすべてを前記一直線上に配置させることができる。したがって、組替えに際し各渡し配管を移動するとき、渡し配管を軸線方向に移動させることはなく、ただ平行移動させるようにすれば良い。
【0009】
他方、移動側に対する第2の接続継手は、移動側の各配管接続部が互いに平行な位置関係にあることから、各渡し配管ごとに位置が異なる。そのため、各渡し配管の第1および第2の接続継手の間の軸線方向の長さは、渡し配管ごとに異なることになる。長さがあるものを移動する場合、少なくとも軸線上互いに離れた2個所での支持が必要である。各渡し配管の長さが異なると、一般には、2個所の支持点を渡し配管のすべてに共通化させることが困難である。こうした複数の渡し配管について、移動時の支持点を共通化させるためには、各渡し配管の長さを実質的に同じにすることが有効である。その具体的な手段としては、たとえば、移動側に対する第2の接続継手の側に延長部を設ける方法、あるいは、互いに異なる接続形態のすべてに対し、同一構成の渡し配管を用いる方法などがある。前者の方法では、第1および第2の接続継手をもつ配管部分に対し、延長部を溶接やボルト止めなどの接合手段によって固定することができる。後者の方法においては、渡し配管は一種であり、その長さは前者の方法における最も長い渡し配管と同様とし、その軸線上、その一端に固定側の配管接続部に対する第1の接続継手、その他端に移動側の最も外側に位置する配管接続部に対する第2の接続継手を配置し、さらに、それら両端の各接続継手の間に、残りの移動側の配管接続部に対する第2の接続継手を所定間隔で配置する。すなわち、後者の方法における渡し配管は、一本の配管中に、固定側の配管接続部に対する1つの接続継手のほか、移動側の複数ある各配管接続部に対する複数の接続継手を備えることになる。そこで、後者の方法における特定の接続継手としては、たとえば、通常時には開口を閉じ、移動側の配管接続部と接続したときに開口を開くようなものを用いることが必要である。
【0010】
渡し配管としては、洗浄を容易あるいは不要にする意味で剛性材料からなるものが好ましい。また、そうした渡し配管の組替えに対処するため、移動側の配管接続部の領域の一部に、渡し配管を一時的に待避させる待避部を設けると良い。この待避部は、たとえば、移動側の配管接続部の領域の外れに一つ設けることもできるし、固定側の配管接続部の数が多くなり、領域の長さが大きくなるようなときには、前記の領域の外れに複数設けたり、あるいは領域の途中や領域の反対側の外れに分布させて複数設けることもできる。さらにまた、渡し配管を移動するための配管移動手段を、たとえば2本の渡し配管を2組の把持手段によってそれぞれ別々に把持および離脱できるような構成とし、一方の組の把持手段を渡し配管待避部として利用することもできる。このように配管移動手段の中の一つの把持手段を渡し配管の待避部とすれば、渡し配管の組替えを簡単かつ短時間で行うことができる。
【0011】
さらに、各渡し配管は、移動側および固定側の両配管接続部の間を連絡する形態において、軸線上の互いに離れた両配管接続部の部分で支持される。こうした渡し配管をより確実に支持するため、移動側の配管接続部が占める領域を、前記一直線だけでなく、その一直線に平行する別の直線によって区画し、その別の直線上に、固定側の各配管接続部に対応する配管支持部を並べるように配置し、渡し配管をその配管支持部ならびに、移動側および固定側の両配管接続部で支持するようにすると良い。そうすれば、渡し配管は、接続あるいは連絡形態において、その一端に位置する固定側の配管接続部と、反対側の端部に位置する配管支持部の両端部で安定に支持される。
なお、この発明は、液体や粉粒体、あるいはそれらの混合物など配管を通して移送することができるものに広く適用することができる。
【0012】
【第1の実施例】
添付の図面は、接続すべき配管の各配管接続部を水平な一平面上に配置した実施例を示し、図1〜図4が配管接続切換え装置の全体的な構成を明らかにしている。
水平配置の配管接続切換え装置10は、縦および横に枠組みし、全体として直方体の形状を形作る支持骨組み12を備える。支持骨組み12は、床面に垂直に立つ縦支柱121のほか、隣り合う縦支柱121の間を上部で連結する横支柱122X,122Y、さらに、縦支柱121と横支柱122X,122Yとの間の連結を補強する補強部材123を含む。説明を分かりやすくするため、横支柱に対し、図1の左右方向に延びる横支柱を122Xとし、それに直交する上下方向に延びる横支柱を122Yとした。たとえば、縦支柱121の高さが2.5m程度であるのに対し、一方の横支柱122Xは4.5m弱、他方の横支柱122Yは5m程度の長さである。
【0013】
支持骨組み12を含む配管接続切換え装置10において、切換えの対象となる第1および第2の配管群の各配管の数は等しく、共に12本であり、その配管接続部もそれぞれ12個である。また、各配管の内径は、ほぼ80mm程度である。支持骨組み12が区画する直方体形状の領域の中に、それら両群の各配管接続部を配置することになる。この例では、第1の配管群100を固定側とし、第2の配管群200を移動側とする。固定側の第1の配管群100は、剛性材料からなる12本の配管110と、各配管110の端部に位置する配管接続部30を備える。配管接続部30と反対側の各配管110の部分は埋設され、所定の供給先まで延びている。また、移動側の第2の配管群200は、フレキシブルな12本の配管220と、各配管220の端部に位置する配管接続部40を備える。配管接続部40と反対側の各配管220の部分は、床面を走り、所定の供給源に連絡されている。この場合、移送対象は食品、薬品あるいはオイル類であり、移動側の配管220から固定側の配管110側へと移送される(または、その逆でも良い)。そして、配管接続切換え装置10においては、固定側の配管接続部30を、図1の上下方向に延びる横支柱122Yに隣り合う部分の直線Yに沿って一直線上に配置している。直線Yは、横支柱122Yの軸線に平行であり、また、各配管接続部30は直線Yに沿って等間隔の配置となっている。
【0014】
固定側の各配管接続部30は、横支柱122Yの側部に固定した支持フレーム50の上面に取り付けられている。支持フレーム50は、図2および図4から分かるように、縦支柱121のほぼ中央の高さ位置にあって、床面に対し並行するよう水平に延びている。支持フレーム50上の各配管接続部30は、移動側の配管接続部40と同様にメス型の接続継手を含む構成である。そこで、それらの各配管接続部30,40については、後でまとめて説明する。なお、総数12個の配管接続部30の一番端に隣り合う部分に、配管110につらならない支持台30’がある。この支持台30’は、次に述べる配管支持台57’と相協力して渡し配管待避部を構成する。
ところで、支持フレーム50のある横支柱122Yに対向する別の側の横支柱122Yに注目されたい。その別の側の横支柱122Yの側部にも、支持フレーム50と同様の構造および配置の別の支持フレーム55がある。この別の支持フレーム55は、配管支持台57,57’を支持するためのものである。12個ある配管支持台57は、前記の各配管接続部30に対応するものであり、また、それら配管支持台57の一番端に位置する配管支持台57’は支持台30’に対応するものである。これら総数13個の配管支持台57,57’は、支持フレーム55の上面に、配管接続部30および支持台30’の場合と同様の間隔で、一直線上に配置されている。各配管支持台57,57’はメス型であり、渡し配管70のオス型の擬似継手78を挿入し支持できるような凹部あるいは開口を備えている。
【0015】
他方、移動側の配管接続部40は、固定側の配管接続部30の列(つまり、直線Y)と配管支持台57,57’の列との間の領域に位置している。その領域には、12本のレール80が等間隔、かつ互いに平行に配列されている。各レール80は、直線Yに平行であり、図3が最も良く示すように、両端が横支柱122Xに支持されている。各レール80は、床面に並行するよう水平に延びているが、その高さ位置は前記した固定側の支持フレーム50,55よりも低い。しかし、固定側の各配管接続部30および配管支持台57,57’が支持フレーム50,55の上面に直接支持されているのに対し、移動側の各配管接続部40は、レール80上に移動部材82を介して支持されている。それにより、移動側の各配管接続部40の高さが、固定側の配管接続部30および配管支持台57,57’の高さと一致するようになっている。
【0016】
この発明による配管接続切換え装置10では、移動側の各配管接続部40をレール80に沿って移動させ、接続すべき固定側の配管接続部30の横に位置させる。その移動により、移動側および固定側の両配管接続部40,30が、前記直線Yに直交するように位置させるわけである。その後、渡し配管70によって、それら移動側および固定側の両配管接続部40,30の間を連絡する。
図5が移動側の配管接続部40を移動させるための移動手段を明らかにしている。そこで、図5を参照しながら、その移動手段について説明しよう。移動手段の主体はステッピングモータ84であり、そのモータ84の回転をピニオン86およびラック88を通して直線運動に変換し、レール80に沿う方向の運動とする。ピニオン86がモータ84の回転軸84sに固定されているのに対し、ラック88は、レール80の一部として構成されている。各配管接続部40を支持する移動部材82は、上下方向に互いに離れた2枚の板部材82a,82bと、それら2枚の板部材82a,82b間を連結するロッド部材82cからなる。各配管接続部40は、ステッピングモータ84と並び、上側の板部材82aの上面に垂直に立つように取り付けられ、その上側の板部材82aおよび下側の板部材82bの下面側まで直管240を介して延び、さらに、エルボ230を介してフレキシブルな各配管220に連絡されている。各配管220は、レール80の下方の空間をレール80と同じ方向に延びている。ステッピングモータ84およびその回転軸84sは、上側および下側の板部材82a,82bに取り付けられており、それらの板部材82a,82bを含む移動部材82は、ベアリングローラ83rを含むガイド部材83の上に支持されている。各レール80が左右2本であることに応じ、ガイド部材83も左右2つである。したがって、ガイド部材83の上の移動部材82および配管接続部40は、ステッピングモータ84の回転駆動力を受けて、レール80の長手方向、つまり前記直線Yに平行する方向に移動可能である。
【0017】
そのようにして所定の位置まで移動した配管接続部40と、固定側の配管接続部30との間を連絡するのが、渡し配管70である。渡し配管70は、まっすぐに延びる配管本体71と、その配管本体71の各端部からエルボ72等を介してつらなる接続継手73,74とを少なくとも含む。各接続継手73,74は、配管本体71の軸線に対し直交し、共に同方向に延びている。一方の接続継手73が固定側の配管接続部30に接続するためのものであり、他方の接続継手74が移動側の配管接続部40に接続するためのものである。各渡し配管70は、剛性材料からなるため、12本の各配管ごとに2つの接続継手73,74間の長さは互いに異なる。ここでは、移動側に接続する接続継手74の側に延長部71eを設け、しかも、その延長部71eの端にエルボ72’を介して擬似継手78を設けるようにしている。延長部71eは、各渡し配管70を実質的に同じ個所を支持しつつ移動させることを考慮し、その配管長さを実質的に同一にするためのものであり、中空、中実いずれでも良く、配管本体71と同じ材料、あるいは異なる材料のいずれで構成しても良い。したがって、延長部71eを配管本体71側に固定する手段としては、その構成に応じて、たとえば溶接、ボルト止め等の各種の接合手段を適用することができる。また、擬似継手78は、長さを同一にした各渡し配管70をその両端(接続継手73と擬似継手78の両部分)で支持し、その支持を安定化させるためのものである。したがって、擬似継手78は、配管支持台57,57’にはまり、安定に支持される形状であれば良い。
【0018】
ここで、固定側および移動側の各配管接続部30,40と渡し配管70の各接続継手73,74の各構成、ならびにそれらの間の接続および切離しについて、図6を参照しながら説明しよう。互いに接続すべき各配管接続部30,40と渡し配管70側の各接続継手73,74とは、一方をオス型とし、他方をメス型とすれば良い。接続あるいは切離しを行うとき、オス型、メス型のものの各軸線を合わせ、いずれか一方を他方に向けてあるいは他方から離すように移動させる。理論的には、両方を移動させることも考えられるが、自動化の制御を容易にする点から、一方だけを移動させる方が好ましい。配管接続切換え装置10では、各配管接続部30,40をメス型、各接続継手73,74をオス型とし、オス型の接続継手73,74をもつ渡し配管70側を移動させ、接続あるいは切離しを行うようにしている。これは、接続状態を保持するためのロック機構、およびそのロック機構によるロックを解除するための手段は、メス型のものに付属させやすく、しかも、そうした機構および手段を付属する側は、接続あるいは切離し時に静止状態にしておくのが好ましいからである。
【0019】
図6は、メス型の配管接続部30あるいは40に対し、オス型の接続継手73あるいは74が結合し、その結合状態をロック機構90が保持している形態を示している。メス型の配管接続部30,40の主体は、中空なパイプ形状のチューブ本体32である。チューブ本体32は、その外周に2つの部材を一体的に保持している。一方の部材は、チューブ本体32の軸線方向の中央部分に位置する外向きフランジ形状の角リング部材33である。その角リング部材33は、配管接続部30,40の取付け板となるものであり、それ自体が支持フレーム50あるいは移動部材82の一面に載り、取付けボルト等によって取り付け支持される。また、もう一方の部材は、段差のあるパイプ形状の受け部材34であり、その受け部材34は、チューブ本体32の開口部分に位置している。共に段差をもつチューブ本体32と受け部材34との結合により、メス型の配管接続部30,40は、チューブ本体32の内部から受け部材34の方に向かい、順次大径となる3つの孔を形成する。すなわち、チューブ本体32の内周の小径孔32aと、チューブ本体32の端部部分の中径孔32bと、受け部材34の内周の大径孔34cとの3つの孔である。
【0020】
他方、オス型の接続継手73,74は、3つの部材が結合することにより構成されている。第1の構成部材は、オス側のチューブ本体32と同一の内径をもち、先端の外周部分にシール部材75sを保持した内側パイプ部材75、また、第2の構成部材は、先端の外周部分がテーパ76tとなり、そのテーパ76tに続く部分にロック溝76dをもつ外側パイプ部材76、さらに、第3の構成部材は、内側および外側のパイプ部材75,76の後端に位置し、それら両パイプ部材75,76を連結する連結板77である。こうしたオス型の接続継手73,74は、メス側との接続時には、自らのテーパ76tおよびメス側の開口部のテーパによるガイド作用により、メス型の配管接続部30,40の軸線に自らの軸線を一致させるようにする。図6が示すように、接続あるいは結合の時、内側パイプ部材75のシール部材75sの部分がチューブ本体32の中径孔32bの内周に、また、外側パイプ部材76のテーパ76tの部分が受け部材34の大径孔34cの内周にそれぞれ位置する。
【0021】
そうした結合状態を保持するためのものがロック機構90である。チューブ本体32等の内部を通して材料を移送するとき、材料の圧力により結合状態が外れるおそれがある。ロック機構90は、それを確実に防止する。そうしたロック機構90は、メス型の配管継手30,40側にあり、チューブ本体32および受け部材34の外周に支持されている。ロック機構90は、受け部材34と同様の段形状であり、受け部材34の外周にはまり合い、軸線方向に移動可能なスリーブ92と、そのスリーブ92の段差部分および角リング部材33の一面に支持されつつ、段形状のスリーブ92を開口側に付勢するコイルバネ94と、受け部材34の設けた保持孔に保持されつつ、スリーブ92の動きに伴ってロック状態あるいはアンロック状態となるボール96とを含む。段形状のスリーブ92と受け部材34とのはまり合いの部分を見ると、径の異なる各部分にそれぞれシール部材97a,97bがあり、その中間にアンロックポート98がある。図6に示す状態のとき、段形状のスリーブ92は、コイルバネ94の力により押され、中途の段部が受け部材34の段部に、あるいは一端が受け部材34のフランジ部に当たっている。スリーブ92の大径側の先端部の内周には、テーパ92tおよび押付け面92pが連続して形成されている。それにより、ボール96はスリーブ92の先端部のそうした内周面によってオス側のロック溝76d内に入り込み、ロック状態を保つ。一方、ロックを解除する場合には、アンロックポート98を通し、シール部材97aと97bとが区画するリング形状の室の部分に圧縮空気を供給する。圧縮空気に基づく力はコイルバネ94の力よりも大きいので、スリーブ92は、角リング部材33側に動き、ボール96を自由な状態(つまり、アンロックの状態)にする。なお、たとえば角リング部材33に近接スイッチ等の位置検出センサを取り付けることにより、スリーブ92の位置を検出し、アンロックあるいはロックの各状態を判別するようにすることもできる。
【0022】
次に、渡し配管70を移動するための配管移動手段について、図1〜図4の全体図に加え、要部の詳細を示す図7および図8を参照しながら説明する。
配管移動手段はガントリクレーン500から構成される。ガントリクレーン500は、左右に並行する2本の横支柱122Yの一方の上部に位置し、横支柱122Y上を直線Yに平行する方向に走行する走行体510と、その走行体510の横から移動側の配管接続部40の領域上を直線Yに直交するように横切り、他方の横支柱122Yの上部まで至るけた部材530と、けた部材530と走行体510との間を連結し、けた部材530−走行体510の組付けを補強する補強部材550と、けた部材530に取り付けた左右2つの把持手段600とを備える。走行体510は、横支柱122Yの上面に位置するレール512上を、ガイド513を介して移動可能である。この走行体510を移動するための移動手段は、前記した移動側の各配管接続部40に対する移動手段と同様であり、図8に示すように、ステッピングモータ514と、そのモータ514の回転軸514sに取り付けたピニオン516と、ピニオン516にネジ結合するラック518とを含む。ステッピングモータ514による移動に伴う停止精度は高く、メス型の配管接続部40とオス型の配管継手30とを結合するために要する芯合せ精度を充分にクリアすることができる。ステッピングモータ514自体は、走行体510のフレームに近接したけた部材530の部分に取り付けられる。けた部材530は、走行体510の側を走行体510のフレームに支持され、また、走行体510から離れた側については、図8に示すと同様、横支柱122Y上に固定したレール上をガイドを介して支持される。
【0023】
さらに、ガントリクレーン500における2つの把持手段600であるが、各把持手段600は、各渡し配管70側の配管本体71の各端部に位置する把持部79を把持し、渡し配管70を吊り上げあるいは吊り下げるためのものである。把持手段600は、けた部材530に固定したアングル532に支持され、上下方向に延びている。各把持手段600は、互いに向き合う一対のクランプ部材610を含むベアリング平行ハンド620と、平行ハンド620を下部に支持しつつ、上下方向に延びる昇降用のガイド付きシリンダ630とを備える。各クランプ部材610の把持面には、止め部材613によってゴム部材612が固定されている。平行ハンド620は、エアシリンダの駆動力によって両クランプ部材610を平行移動する構成である。クランプ部材610が平行移動するとき、止め部材613の頭部が渡し配管70側の把持部79の孔内に入り込み、ゴム部材612が把持部79の両側面を把持する。そして、ガイド付きシリンダ630のストロークにより、把持手段600は、把持した渡し配管70を上下方向に昇降させる。こうした把持手段600の動きにより、渡し配管70の各配管継手73,74と配管接続部30,40との間の接続あるいは切離しを行うことができる。なお、平行ハンド620に隣り合う部分に、近接センサ640を配置し、それからの信号によって、平行ハンド620が渡し配管70側の把持部79に近接した位置にあるか、そこから離れた位置にあるかを検知する。
【0024】
ここで、図9に示す模式図を参照しながら、配管接続切換え装置10による切換え作動について説明する。なお、説明を分かりやすくするため、図9において、組替えに関与する渡し配管70および配管接続部30,40に対し、アルファベットA,BおよびX,Y;W,Vをそれぞれ添えている。
〔図9のaを参照〕
初期状態では、固定側の配管接続部30のどれもが、いずれかの移動側の配管接続部40に対し、渡し配管70により連絡されている。このとき、待避部60は、何も無い状態である。まず、組替えを行おうとする渡し配管70Aの位置までガントリクレーン500を移動させる。この移動は、ステッピングモータ514の駆動により行う。移動後、ガントリクレーン500の昇降用のガイド付きシリンダ630により、把持手段600を降下させる。このとき、把持手段600の一対のクランプ部材610は開いている。降下により、平行ハンド620のクランプ部材610が渡し配管70Aの把持部79にまで移動すると、近接スイッチ640がそれを検知する。そして、この検知信号に応じ、平行ハンド620のクランプ部材610が閉じ、渡し配管70Aの把持部79を把持する。そこで、昇降用のシリンダ630により、渡し配管70Aを上方に持ち上げる。これにより、この位置での固定側および移動側の両配管接続部30X,40Yの間を連絡する渡し配管70Aが取り外される。
【0025】
〔図9のbを参照〕
次に、渡し配管70Aを吊り下げ支持したガントリクレーン500を、待避部60の位置まで移動させる。その移動後、その移動位置において、昇降用のシリンダ630を降下させ、平行ハンド620を開くことにより、渡し配管70Aを待避部60に置く。
〔図9のcを参照〕
渡し配管70Aの待避により、接続相手の無い状態となった移動側の配管接続部40Yを、次に接続しようとする固定側の配管接続部30Wに並ぶ位置まで移動させる。この移動は、ステッピングモータ84を含む移動手段により高精度に行うことができる。
【0026】
〔図9のdを参照〕
移動側の配管接続部40Yの移動後、次に接続しようとする固定側の配管接続部30Wと移動側の配管接続部40Vとの間を連絡している渡し配管70Bを、ガントリクレーン500を移動させることにより取り外す。渡し配管70Bの取外しによって、接続状態が無い状態となった移動側の配管接続部40Vを、前記渡し配管70Aが取り外された固定側の配管接続部30Xに並ぶ位置まで移動させる。
〔図9のeを参照〕
取り外し状態にある渡し配管70Bを、ガントリクレーン500によって、移動側の配管接続部40Vと固定側の配管接続部30Xとを接続するように取り付ける。これにより、固定側の配管接続部30Xと移動側の配管接続部40Vという新たな接続がなされる。
〔図9のfを参照〕
最後に、待避部60に置いてある渡し配管70Aの移動および接続を行う。すなわち、渡し配管70Aをガントリクレーン500によって固定側の配管接続部30Wのところまで移動し、すでに移動済みの移動側の配管接続部40Yと固定側の配管接続部30Wとの間を連絡させる。これにより、固定側の配管接続部30Wと移動側の配管接続部40Yという別の新たな接続がなされる。
以後このような作業を繰り返すことにより、必要とする配管接続の切換えを完了する。
【0027】
【第2の実施例】
第1の実施例では、渡し配管70を移動させる把持手段600をただ一組とし、渡し配管70の組替えに対処するための待避部60を、移動側の配管接続部40の領域の外れに設けている。そのため、組替え時の手順が少し複雑であり、ガントリクレーン500による渡し配管70の移動距離も長くなり、組替え時間が少し長くなる。
そこで、この第2の実施例では、ガントリクレーンに把持手段を2組設けることにより、一方の組の把持手段を渡し配管の待避部として利用する。すなわち、第2の実施例では、ガントリクレーンとは別に設けた待避部60をなくし、渡し配管70の組替え手順をより簡単にし、組替え時間を短縮するようにしている。
第2の実施例は、第1の実施例に比べて配管の総数が少し増えているが、固定側および移動側の各配管群のレイアウト、配管接続部の構成等は、第1の実施例のものと同様である。そのため、この第2の実施例については、第1の実施例と同様の構成部分には同一の符号を付け、それらの部分の説明を省略する。
【0028】
第2の実施例の特徴は、ガントリクレーン2500が、2組の把持手段600を備えている点にある。第1の実施例におけるガントリクレーン500は、一本のけた部材530の両端部に位置する、一組の把持手段600を備える。それに対し、第2の実施例におけるガントリクレーン2500は、2本のけた部材530,530’を含み、各けた部材530,530’のそれぞれに各一組、したがって全体としては2組の把持手段600を備える。2本のけた部材530,530’は、共に固定側の配管接続部30の配列方向Yに直交しているが、それぞれは直線Yの方向に離れ、互いが並行している。そうした2本のけた部材530,530’は、両端部が走行体510にそれぞれ支持され、しかもまた、中途の部分が連結部材560によって互いに連結されている。
【0029】
各けた部材530,530’が支持する把持手段600は、各けた部材530,530’の内側に位置し、左右それぞれのものが互いに向かいあっている。一方のけた部材530の把持手段600と他方のけた部材530’の把持手段600との間隔は、たとえば30cm程度である。その距離は、固定側の配管接続部30の配列ピッチ、たとえば24cmに比べて大きくなっている。これは、両けた部材530,530’の一方の把持手段600の組が渡し配管70を把持した状態でも、他方のけた部材の把持手段600の組によって、別の渡し配管70を障害なく把持し、あるいは切離しできるようにするためである。
【0030】
次に、図12に示す模式図を参照しながら、第2の実施例による渡し配管の組替え手順について説明する。図12は、上部に渡し配管の位置関係、真中にガントリクレーンの状態、下部に配管接続部の接続状態をそれぞれ示している。この組替え説明によって、2組の把持手段600の一方の組が渡し配管の待避部として利用されることが理解されるであろう。なお、ここでも、組替えに関与する渡し配管70および配管接続部30,40に対し、アルファベットA〜GおよびX,Y;W,Vをそれぞれ添えることにより、説明を分かりやすくしている。
〔図12のaを参照〕
初期状態では、固定側の配管接続部30のどれもが、いずれかの移動側の配管接続部40に対し、渡し配管70により連結されている。このとき、第1および第2の各組の把持手段600は、いずれも渡し配管70を何も支持していない。
〔図12のbを参照〕
まず、組替えを行おうとする渡し配管70Gの位置までガントリクレーン2500を移動させ、そのガントリクレーン2500によって、渡し配管70Gを固定側および移動側の両配管接続部30X,40Yから取り外す。渡し配管70Gは、第2の組の把持手段600に把持させる。
〔図12のcを参照〕
次に、渡し配管70Gを吊り上げ支持したガントリクレーン2500を移動させ、第1の組の把持手段600を、組替えをすべき相手側の渡し配管70Cの位置に合致させる。
〔図12のdを参照〕
上方に位置させたガントリクレーン2500によって、渡し配管70Cを固定側および移動側の両配管接続部30W,40Vから取り外す。そして、ガントリクレーン2500の第1および第2の両組の把持手段600が渡し配管70G,70Cを把持した状態で、移動側の配管接続部40Vを固定側の配管接続部30Xと並ぶ位置に、また、移動側の配管接続部40Yを固定側の配管接続部30Wと並ぶ位置にそれぞれ移動させる。
〔図12のeを参照〕
移動側の両配管接続部40V,40Yを移動させた後、ガントリクレーン2500を渡し配管70Gが固定側および移動側の配管接続部30W,40Yに対向する位置まで移動させる。その移動後、ガントリクレーン2500によって、渡し配管70Gをそれらの配管接続部30W,40Yに接続する。これにより、固定側の配管接続部30Wと移動側の配管接続部40Yという新たな接続がなされる。
〔図12のfを参照〕
最後に、待避部として機能していた第1の組の把持手段600が把持していた渡し配管70Cを、ガントリクレーン2500によって、固定側および移動側の配管接続部30X,40Vに対向する位置まで移動させる。そして、渡し配管70Cにより、固定側の配管接続部30Xと移動側の配管接続部40Vという別の新たな接続がなされる。
この後は、同様に組替えを行い、組替えをすべて完了する。こうした第2の実施例では、互いに組み替えるべき2つの渡し配管の組替え中、ガントリクレーン2500の移動量が配管の配置スペースを一往復する程度となり、第1の実施例の場合のほぼ半分となる。しかもまた、待避のための動きが簡略化されることに応じ、組替え手順も簡単となり、組替え時間もかなり短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による配管接続切換え装置の第1の実施例を示す平面図である。
【図2】図1の2−2線に沿う方向から見た正面からの図である。
【図3】図2の3−3線に沿う方向から見た側面からの図である。
【図4】図1の装置を図1の矢印4の方向から見た図である。
【図5】移動側の配管接続部に付属する移動手段を説明するための図であり、(a)が側面図、(b)が正面図である。
【図6】配管の接続あるいは切離しを説明するための断面図である。
【図7】図3における丸7で囲った部分の詳細図であり、(a)が側面図、(b)が正面図である。
【図8】図2における丸8で囲った部分の詳細図である。
【図9】作動を説明するための模式図であり、(a)〜(f)は作動途中の状態をそれぞれ示す。
【図10】この発明による配管接続切換え装置の第2の実施例を示す平面図である。
【図11】図10の装置の正面図である。
【図12】図9と同様の作動を説明するための模式図である。
【符号の説明】
10 配管接続切換え装置
12 支持骨組み
Y 直線
100 第1の配管群(固定側)
30 固定側の配管接続部
200 第2の配管群(移動側)
40 移動側の配管接続部
50,55 支持フレーム
57 配管支持台
60 渡し配管待避部
80 レール
84 ステッピングモータ
90 ロック機構
500 ガントリクレーン(配管移動手段)
600 把持手段
70 渡し配管
71e 延長部
73,74 接続継手[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a technique for switching the connection form of pipes between first and second pipe groups including a plurality of pipes in a transfer system for food, medicine, etc., and in particular, two pipe groups. The present invention relates to a technique useful when at least one of the groups includes a relatively large number of pipes.
[0002]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In technologies such as foods and medicines, other materials, intermediate products or final products are often produced by mixing or blending a plurality of raw materials. One transfer technology that responds to this is a pipe between a first pipe group including a plurality of pipes each having a pipe connection part and a second pipe group including a plurality of pipes each having a pipe connection part. This is a technique of switching the connection form. In this pipe connection switching technique, for example, each pipe of the first pipe group is connected to a source (raw material tank) of each raw material, and each pipe of the second pipe group is connected to a preparation tank or a mixing tank as a supply destination. Be contacted. There are various types of hoses and pipes for communication. Some are flexible and some are not. Of course, a pumping means such as a pump is provided in the middle of the communication pipe to the supply source, and an open / close valve or a control valve is provided in the middle of the communication pipe to the supply destination.
[0003]
When switching the connection form of such pipes, generally, a technique is adopted in which the pipe connection parts to be connected to each other in both the first and second groups are selected and the selected pipe connection parts are directly connected to each other. However, if an attempt is made to provide a transfer pipe between two pipe connections to be connected, the number of types of transfer pipes increases and the communication becomes complicated, so that it is unavoidable that automation is difficult. Absent.
On the other hand, if the connection or disconnection between the pipe connection parts is performed manually, a pipe connection part at the end of each pipe can be used with rotation or swinging motion such as screw connection. However, when automating the switching, it is preferable to be able to connect and disconnect the pipes by a simple movement. The pipe connection most suitable for automation is one that can connect or disconnect pipes by a linear motion as disclosed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-293773. According to such a pipe connection portion, the pipe connection portions of the pipes of the first and second groups can be connected or disconnected by arranging the axes in the same direction and moving them closer to or away from the axial direction.
[0004]
Japanese Laid-Open Patent Publication No. 7-71699 discloses a pipe connection switching technique in which this type of pipe connection part is used and the pipe connection parts are directly connected or disconnected. In this case, the pipe connection portions of the first and second two pipe groups are arranged in the first and second planes facing each other, and the pipe connection portions in the first plane are arranged in the first plane. And the pipe connection portions in the second plane can be translated in the second plane in a direction perpendicular to the direction of movement of the pipe connection portions in the first plane. The pipe connection portions in both planes are opposed to each other and the pipe connection portions are connected.
Such a technique is useful when both the first and second piping groups have a relatively large number of pipes. On the other hand, it is necessary to provide a moving means such as a motor for each of a large number of pipe connections, and there is a problem that the apparatus itself becomes very expensive, and there are only a number of pipes corresponding to each pipe connection. As a relatively large number of pipes move, there is another problem that the part where the pipes are arranged becomes complicated and an extra space is required.
[0005]
[The focus of the invention]
In the present invention, on the premise of a technique suitable for a case where at least one of the two groups is provided with a relatively large number of pipes and pipe connections such as, for example, exceeding 4 to 5, We focused on moving only one group of pipe connections in two pipe groups. Then, from the viewpoint of simplifying the management of the delivery pipe, various arrangements of the pipe connection portions on the fixed side and the moving side were examined.
[0006]
OBJECT OF THE INVENTION
Therefore, the present invention is basically useful in switching the connection form of pipes between pipe groups in which at least one of the two groups includes a relatively large number of pipes and the other group includes a plurality of pipes. The purpose is to provide technology.
A more specific object of the present invention is to reduce the number of moving means, reduce the space, and maintain even though the connection form of the pipes between the two groups having a plurality of pipe connection parts is switched. It is to provide a technique that can be easily performed.
Furthermore, an object of the present invention is to provide a technique capable of relatively easily managing a delivery pipe.
Still another object of the present invention is to provide a technique capable of switching the connection form of piping in a shorter time and more easily.
[0007]
Means of the Invention
In this invention, the piping connection part of each piping of one group in two piping groups is made into the fixed side, and the piping connection part of each piping of the other group is made into the movement side. Thereby, the effect of reducing the moving means is obtained. In order to obtain this effect more effectively, it is preferable to make the side with a large number of pipes the fixed side, and in addition to this, in addition to the effect of reducing the moving means, it is possible to eliminate the movement of the pipes extending from each pipe connection part. It is also possible to obtain the merit that the arrangement of the piping becomes easy.
Moreover, in this invention, each group piping connection part of a moving side and a fixed side is made into specific arrangement | positioning, the communication by a delivery piping is made easy, and it shall be suitable for automation. That is, in the present invention, the pipe connection portions of the fixed-side pipe group are arranged so as to be arranged in a straight line, and the moving-side pipe connection portions are parallel to the straight line and include the straight line. Are moved parallel to each other. Then, when the moving-side pipe connection portion is positioned so as to be orthogonal to the straight line with respect to the fixed-side pipe connection portion to be connected, between the moving-side and fixed-side pipe connection portions by the transfer pipe Try to get in touch. Accordingly, the pipe connection can be switched by moving the transfer pipe in the same direction as the moving direction of the moving pipe connecting portion.
[0008]
In a preferred aspect of the present invention, a row (that is, the straight line) in which the fixed-side pipe connection portions are arranged as one boundary, and all of the moving-side pipe connection portions are arranged on one side where the straight line is partitioned. I have to. According to the arrangement, all the transfer pipes can be arranged within the area occupied by the moving side pipe connection portion, and the transfer pipes can be easily rearranged. Each delivery pipe includes first and second connection joints connected to pipe connection portions of the fixed side and moving side pipes. According to the above arrangement, all of the first connection joints for the fixed side are connected to the straight line. Can be placed on the line. Therefore, when moving each transfer pipe at the time of rearrangement, the transfer pipe is not moved in the axial direction, but only moved in parallel.
[0009]
On the other hand, the second connecting joint for the moving side has a different position for each connecting pipe because the pipe connecting portions on the moving side are in a mutually parallel positional relationship. Therefore, the length in the axial direction between the first and second connection joints of each connecting pipe is different for each connecting pipe. When moving a long object, it is necessary to support at least two points apart from each other on the axis. If the lengths of the respective connecting pipes are different, it is generally difficult to make two support points common to all the connecting pipes. In order to make the support points at the time of movement common to such a plurality of transfer pipes, it is effective to make the lengths of the respective transfer pipes substantially the same. As specific means, for example, there is a method of providing an extension on the side of the second connection joint with respect to the moving side, or a method of using a transfer pipe having the same configuration for all different connection forms. In the former method, the extension portion can be fixed to the pipe portion having the first and second connection joints by a joining means such as welding or bolting. In the latter method, there is a kind of connecting pipe, the length of which is the same as the longest connecting pipe in the former method, and on the axis thereof, one end of the first connecting joint to the fixed-side pipe connecting portion, etc. The second connection joint for the pipe connection portion located on the outermost side on the moving side is disposed at the end, and the second connection joint for the remaining pipe connection portions on the moving side is further provided between the connection joints at both ends. Arrange at predetermined intervals. That is, the transfer pipe in the latter method is provided with a plurality of connection joints for each of the plurality of pipe connection portions on the moving side, in addition to one connection joint for the pipe connection portion on the fixed side, in one pipe. . Therefore, as the specific connection joint in the latter method, for example, it is necessary to use a joint that closes the opening in the normal state and opens the opening when connected to the moving side pipe connection part.
[0010]
The connecting pipe is preferably made of a rigid material in order to make cleaning easy or unnecessary. In order to cope with such rearrangement of the transfer pipe, it is preferable to provide a retreating part for temporarily retracting the transfer pipe in a part of the area of the moving side pipe connection part. For example, when the number of the fixed-side pipe connection portions is increased and the length of the region is increased, the evacuation portion can be provided, for example, at the outside of the area of the moving-side pipe connection portion. It is also possible to provide a plurality at the outside of the region, or to distribute a plurality of them in the middle of the region or on the opposite side of the region. Furthermore, the pipe moving means for moving the transfer pipe is configured so that, for example, two transfer pipes can be separately gripped and detached by the two sets of gripping means, and one set of gripping means is placed on the transfer pipe. It can also be used as a part. In this way, if one gripping means in the pipe moving means is used as a retracting portion of the transfer pipe, the transfer pipe can be easily and quickly changed.
[0011]
Furthermore, each delivery pipe is supported by the parts of the two pipe connection portions that are separated from each other on the axis in a form in which the two pipe connection portions on the moving side and the fixed side are communicated with each other. In order to support these connecting pipes more reliably, the area occupied by the pipe connection part on the moving side is partitioned not only by the straight line but also by another straight line parallel to the straight line, and on the other straight line, It is preferable to arrange the pipe support portions corresponding to the respective pipe connection portions so that the transfer pipe is supported by the pipe support portions and both the moving side and fixed side pipe connection portions. Then, the connecting pipe is stably supported at both ends of the fixed-side pipe connecting part located at one end and the pipe support part located at the opposite end in the connection or communication mode.
In addition, this invention can be widely applied to what can be transferred through piping, such as a liquid, a granular material, or those mixtures.
[0012]
[First embodiment]
The attached drawings show an embodiment in which the pipe connection portions of the pipes to be connected are arranged on a horizontal plane, and FIGS. 1 to 4 show the overall configuration of the pipe connection switching device.
The horizontally arranged pipe
[0013]
In the pipe
[0014]
Each fixed
By the way, attention should be paid to the
[0015]
On the other hand, the moving-side
[0016]
In the pipe
FIG. 5 clarifies moving means for moving the moving-side
[0017]
It is the
[0018]
Here, each configuration of the connection joints 73 and 74 of the fixed side and moving side
[0019]
FIG. 6 shows a form in which a male connection joint 73 or 74 is coupled to the female
[0020]
On the other hand, the male connection joints 73 and 74 are configured by combining three members. The first component member has the same inner diameter as that of the male tube main body 32, and the
[0021]
The lock mechanism 90 is used to maintain such a coupled state. When the material is transferred through the inside of the tube body 32 or the like, the coupled state may be released due to the pressure of the material. The locking mechanism 90 reliably prevents this. Such a locking mechanism 90 is on the female pipe joint 30, 40 side, and is supported on the outer periphery of the tube main body 32 and the receiving
[0022]
Next, a pipe moving means for moving the
The pipe moving means is composed of a
[0023]
Further, although the two
[0024]
Here, the switching operation by the pipe
[See Fig. 9a]
In the initial state, all of the fixed-side
[0025]
[See FIG. 9b]
Next, the
[See FIG. 9c]
Due to the withdrawal of the
[0026]
[Refer to d in FIG. 9]
After the movement-side
[Refer to e in FIG. 9]
The
[Refer to f in FIG. 9]
Finally, the
Thereafter, the necessary switching of the pipe connection is completed by repeating such operations.
[0027]
[Second embodiment]
In the first embodiment, only one set of
Therefore, in this second embodiment, by providing two sets of gripping means on the gantry crane, one set of gripping means is used as a retracting portion of the transfer pipe. In other words, in the second embodiment, the retracting
In the second embodiment, the total number of pipes is slightly increased as compared to the first embodiment, but the layout of each pipe group on the fixed side and the moving side, the configuration of the pipe connection portion, etc. are the same as those in the first embodiment. Is the same as Therefore, in the second embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description of those portions is omitted.
[0028]
A feature of the second embodiment is that the
[0029]
The gripping means 600 supported by each of the
[0030]
Next, referring to the schematic diagram shown in FIG. 12, a procedure for rearranging the transfer pipe according to the second embodiment will be described. FIG. 12 shows the positional relationship of the transfer pipes in the upper part, the state of the gantry crane in the middle, and the connection state of the pipe connection part in the lower part. It will be understood from this rearrangement explanation that one set of the two sets of
[Refer to Fig. 12a]
In the initial state, any of the fixed-side
[Refer to b of FIG. 12]
First, the
[See c in FIG. 12]
Next, the
[Refer to d in FIG. 12]
With the
[See e in FIG. 12]
After moving both the moving side
[Refer to f in FIG. 12]
Finally, the
After this, rearrangement is performed in the same manner, and all rearrangements are completed. In such a second embodiment, during the rearrangement of the two delivery pipes that are to be rearranged, the amount of movement of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a first embodiment of a pipe connection switching device according to the present invention;
2 is a view from the front as seen from the direction along line 2-2 in FIG. 1. FIG.
3 is a side view as seen from the direction along line 3-3 in FIG.
4 is a view of the apparatus of FIG. 1 as viewed from the direction of an arrow 4 in FIG. 1;
FIGS. 5A and 5B are diagrams for explaining the moving means attached to the moving side pipe connection portion, where FIG. 5A is a side view and FIG. 5B is a front view;
FIG. 6 is a cross-sectional view for explaining connection or disconnection of piping.
7 is a detailed view of a portion surrounded by a circle 7 in FIG. 3, in which (a) is a side view and (b) is a front view.
FIG. 8 is a detailed view of a portion surrounded by a
FIGS. 9A and 9B are schematic diagrams for explaining the operation, and FIGS. 9A to 9F show states during the operation, respectively. FIGS.
FIG. 10 is a plan view showing a second embodiment of the pipe connection switching device according to the present invention.
11 is a front view of the apparatus of FIG.
12 is a schematic diagram for explaining the same operation as in FIG. 9. FIG.
[Explanation of symbols]
10 Piping connection switching device
12 Supporting framework
Y straight line
100 First piping group (fixed side)
30 Piping connection on the fixed side
200 Second piping group (moving side)
40 Piping connection on moving side
50, 55 support frame
57 Piping support
60 Passing piping section
80 rails
84 Stepping motor
90 Locking mechanism
500 Gantry crane (pipe moving means)
600 Gripping means
70 delivery piping
71e extension
73, 74 Connection joint
Claims (10)
A 第1および第2の両配管群の一方の群の配管接続部を固定側とし、他方の群の配管接続部を移動側とすること。
B 固定側の配管群の各配管接続部を一直線上に並べるように配置すること。
C 移動側の各配管接続部を、前記一直線に平行に、かつその一直線を含む平面内で互いに平行に移動させるようにすること。
D 移動側の配管接続部を、接続すべき固定側の配管接続部に対し、前記一直線に直交するよう位置させたとき、渡し配管によってそれら移動側および固定側の両配管接続部の間を連絡するようにすること。
F4 前記一直線が区画する一方の側に、移動側の配管接続部のすべてを配置すること。
F5 前記移動側の配管接続部が占める領域を、前記一直線だけでなく、その一直線に平行する別の直線によって区画し、その別の直線上に、前記固定側の各配管接続部に対応する配管支持部を並べるように配置し、前記渡し配管をその配管支持部ならびに、前記移動側および固定側の両配管接続部で支持すること。 Connection configuration of pipes between a first pipe group including a plurality of pipes each having a first pipe connection part and a second pipe group including a plurality of pipes each having a second pipe connection part A pipe connection switching method characterized by the following A to D and F4 and F5 .
A The pipe connection part of one group of both the first and second pipe groups shall be the fixed side, and the pipe connection part of the other group shall be the moving side.
B. Arrange each pipe connection part of the fixed side pipe group in a straight line.
C Each piping connection part on the moving side is moved parallel to the straight line and parallel to each other within a plane including the straight line.
D When the moving side pipe connection part is positioned so as to be orthogonal to the straight line with respect to the fixed side pipe connection part to be connected, both the moving side and fixed side pipe connection parts are connected by the transfer pipe. To do.
F4 All of the moving side pipe connection portions are arranged on one side defined by the straight line.
F5 The area occupied by the moving-side pipe connection portion is partitioned not only by the straight line but also by another straight line parallel to the straight line, and the pipe corresponding to each fixed-side pipe connection portion on the other straight line It arrange | positions so that a support part may be located in a line, and supports the said delivery pipe with the piping support part and both the piping connection part of the said movement side and a fixed side.
a 第1および第2の両配管群の一方の群の配管接続部を固定側とし、他方の群の配管接続部を移動側とすること。
b 固定側の配管群の各配管接続部を一直線上に並べるように配置すること。
c 移動側の各配管接続部を、前記一直線に平行に、かつその一直線を含む平面内で互いに平行に移動させるための移動手段を備えること。
d 移動側の配管接続部を、接続すべき固定側の配管接続部に対し、前記一直線に直交するよう位置させたとき、それら移動側および固定側の両配管接続部の間を連絡するための渡し配管を備えること。
e 前記渡し配管を前記移動側の配管接続部の移動方向に移動させるための配管移動手段を備えること。
F9 前記渡し配管は複数であり、各渡し配管は軸線上互いに離れた個所に前記第1および第2の配管接続部に接続するための第1および第2の接続継手を備え、それら第1および第2の接続継手の間は連通しているが、渡し配管ごとに長さが異なること。
F10 前記配管移動手段は、前記渡し配管を配管の軸線上互いに離れた個所で把持する把持手段を複数含み、一つの把持手段は、前記渡し配管のその一側を延長する延長部を把持すること。 Connection configuration of pipes between a first pipe group including a plurality of pipes each having a first pipe connection part and a second pipe group including a plurality of pipes each having a second pipe connection part A pipe connection switching device for switching between the pipes, characterized by the following a to e , F9 and F10 .
a The pipe connection part of one group of the first and second pipe groups is the fixed side, and the pipe connection part of the other group is the moving side.
b. Arrange the pipe connections of the fixed side pipe group so that they are aligned.
c It is provided with a moving means for moving each pipe connection part on the moving side in parallel to the straight line and in parallel with each other within a plane including the straight line.
d When the moving-side pipe connecting portion is positioned so as to be orthogonal to the straight line with respect to the fixed-side pipe connecting portion to be connected, the moving-side and fixed-side pipe connecting portions are connected to each other. Provide a delivery pipe.
e A pipe moving means is provided for moving the transfer pipe in the moving direction of the pipe connection on the moving side.
F9 There are a plurality of connecting pipes, and each connecting pipe includes first and second connecting joints for connecting to the first and second pipe connecting portions at positions separated from each other on an axis, and the first and second connecting joints are provided. The second connection joint communicates with each other, but the length differs for each connecting pipe.
F10 The pipe moving means includes a plurality of gripping means for gripping the transfer pipe at locations separated from each other on the axis of the pipe, and one gripping means grips an extension portion that extends one side of the transfer pipe. .
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