JP3624796B2 - Information exchange system between electric rice cooker and electric water heater - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気炊飯器と電気湯沸器との情報交換システムに関し、特に、使用者が電気炊飯器を操作したときに、電気湯沸器の動作状態を使用者に知らせるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭用電気製品(以下、家電製品という)の多くにマイクロプロセッサが搭載され多機能化が進んでいる。また、パーソナルコンピュータを中心とする通信技術の進展に伴って、パーソナルコンピュータとテレビジョン受像機等の映像・音響機器とを相互に接続してデータ交換を行うことが実用化されつつある。将来的には、パーソナルコンピュータと家電製品との融合、更には、コンピュータ通信技術を用いた家電製品のネットワーク化が進むといわれている。
【0003】
従来、家電製品のネットワーク化の研究は映像・音響機器を中心に行われて来た。電子レンジ(マイクロ波加熱調理器)のような比較的高機能の調理用家電製品においても、ネットワークを介してレシピを取得するといったコンピュータ通信技術の応用が提案され、そのような機能を有する製品が実用化されている。しかし、電気炊飯器(以下、炊飯ジャーという)や電気湯沸器(以下、電気ポットという)のような比較的機能が限られた家電製品に関するネットワーク化の研究は現在のところほとんどなされていない。
【0004】
一方、近年の炊飯ジャーはマイクロプロセッサを備えたものがほとんどである。マイクロプロセッサは、温度センサ等の検出情報に基づいて火加減の調節をきめ細かく行い、内蔵ROMに記憶されたプログラムにしたがって所定の炊飯制御を実行する。また、リアルタイムクロック機能を備え、炊き上がり時刻の予約設定(炊飯予約)ができるものが多い。電気ポットについても、マイクロプロセッサを備え、保温温度の調節や湯量の監視、表示等をマイクロプロセッサの制御によって実現しているものがある。
【0005】
しかしながら、炊飯ジャーと電気ポットを接続して情報交換を行うといったことは従来は行われておらず、それぞれの機器が独立して炊飯又は湯沸かしを行うだけであった。つまり、製品開発の現場において、炊飯ジャーと電気ポットは別個の家電製品として設計され、両者を接続して情報交換を行う観点からの設計はなされていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
炊飯ジャーと電気ポットは互いに異なる機能を有する独立の機器ではあるが、使用に際して互いに関連する場合が多い。例えば、食事の際には、ご飯が炊き上がり食べられる状態になっていると共に、お湯が沸いてお茶が飲める状態になっている必要がある。
【0007】
しかし、例えば、炊飯ジャーによってご飯が炊き上がり、食事を始めようとしたときに、電気ポットのお湯が無いこと、又は残り少なくなっていることに気付くことがある。あるいは、電気ポットの通電が切られていることに気付くことがある。その結果、必要に応じて電気ポットに給水し、通電し、湯沸かしを開始してからお湯が沸くまで待つことになる。このような場合、炊飯ジャーを操作した時点で電気ポットの残湯量を知ることができれば使用者にとって一層便利な家電製品となるであろう。
【0008】
本発明は上記のような課題に鑑みて為されたものであり、炊飯ジャーと電気ポットを接続して情報交換を行わせることにより、使用者が炊飯ジャー及び電気ポットの一方の機器を操作したときに、他方の機器の動作状態を使用者に知らせる情報交換システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による電気炊飯器と電気湯沸器との情報交換システムは、通信手段を有する電気炊飯器と通信手段を有する電気湯沸器とが通信によって互いに接続され、電気炊飯器は、炊飯の開始操作又は炊飯予約の設定操作が行われるに伴って湯量チェック要求を電気湯沸器に伝送し、電気湯沸器は、電気炊飯器からの湯量チェック要求を受信すると、残湯量に関する情報を電気炊飯器に伝送し、電気炊飯器は、電気湯沸器から受信した残湯量に関する情報に基づいて表示又は音声出力を行う。例えば残湯量を数値又はバーグラフで表示する。あるいは、残湯量が所定の湯量より少ない場合は点滅表示やブザー出力によって報知する。これにより使用者は、電気炊飯器の炊飯開始又は予約設定の操作を行ったときに、電気湯沸器の残湯量をその場で知ることができる。
【0012】
別の実施形態において、電気炊飯器は、炊飯の開始操作又は炊飯予約の設定操作が行われるに伴って湯温チェック要求を電気湯沸器に伝送し、電気湯沸器は、電気炊飯器からの湯温チェック要求を受信すると、湯温に関する情報(保温中の湯温や設定湯温)を電気炊飯器に伝送し、電気炊飯器は、電気湯沸器から受信した湯温に関する情報に基づいて所定の表示又は音声出力を行う。これにより使用者は、電気炊飯器の炊飯開始又は予約設定の操作を行ったときに、電気湯沸器の保温中の湯温や設定湯温をその場で知ることができる。
【0013】
更に別の実施形態において、通信手段を有する電気炊飯器と通信手段を有する電気湯沸器とが通信によって互いに接続され、電気炊飯器は、炊飯の開始操作又は炊飯予約の設定完了操作が行われるに伴って湯量チェック要求を電気湯沸器に伝送し、電気湯沸器は、電気炊飯器からの湯量チェック要求を受信し、残湯量が所定の湯量より少ない場合は報知出力を行う。つまり、電気湯沸器は残湯量に関する情報を電気炊飯器に伝送する代わりに(又は伝送すると共に)、自らに備えられたブザー等の報知手段を用いて、残湯量が少ないことを使用者に報知する。電気湯沸器が電気炊飯器の近くに置かれている場合は、この方法で、少なくとも電気ポットの残湯量が少ないことを使用者が知ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
【0015】
まず、電気炊飯器(以下、炊飯ジャー)と電気湯沸器(以下、電気ポット)が情報交換を行うための通信手段については、種々の公知技術を用いることができる。例えばRS232C、RS422等の規格に基づいたシリアル通信を用いれば、簡易に情報交換を行うことができる。あるいは、データ変調された高周波信号を商用電源電圧(AC100V)に重畳することにより、商用電源の屋内配線を介してデータ伝送を行う方法も実用化されている。
【0016】
さらには、パーソナルコンピュータと周辺機器とのデータ伝送の主流になると期待されているUSBやIEEE1394のインターフェイスを用いることも可能である。また、有線による通信に限らず、ブルートゥースと呼称される無線方式の通信インターフェイスを用いてもよい。将来、パーソナルコンピュータを中心とする家電製品のネットワーク化が一般的になれば、炊飯ジャーや電気ポットもそのネットワークに接続され、相互にデータ通信を行うようになることも考えられる。
【0017】
以下の説明において、炊飯ジャーと電気ポットとの具体的な通信手段については特に限定せず、任意の通信手段を介して伝送される情報の内容とそれを用いた制御に主眼を置くことにする。また、物理的な通信線とその接続用コネクタは特に図示しない。商用電源ラインを用いる通信又は無線通信のための手段(インターフェイス)が炊飯ジャー及び電気ポットに備えられているものとする。
【0018】
図1は、通信手段を介して接続された電気ポット1と炊飯ジャー2の概略構成を示すブロック図である。電気ポット1は、水量センサ11、温度センサ12、操作パネル13、表示部14、制御部15、ブザー16、通信インターフェイス17、吐出ポンプ18及びヒータ19を備えている。残湯量を検出するための水量センサ11の検出信号と湯温(水温)を検出するための温度センサ12の検出信号は共に制御部15に入力される。
【0019】
また、操作パネル13は、給湯、温度設定等の操作を行うために用いられ、その操作信号が制御部15に入力される。表示部14は、残湯量(水量)のバーグラフ表示を行う残湯量表示部と、現在湯温及び設定湯温を表示する湯温表示部とを含む。ブザー16は、お湯の沸き上がりの報知や残湯量が少なくなったときの警報に使用される。通信インターフェイス17は、炊飯ジャー2との間で通信を行うための通信手段であり、上述のように有線・無線を問わず任意の公知手段を用いることができる。吐出ポンプ18は、電気ポット1のタンク内のお湯を注ぎ口から出湯(給湯)するための電動ポンプである。ヒータ19は、お湯を沸かすためのヒータであり、電気ポット1のタンク底部に設けられている。
【0020】
制御部15は、マイクロプロセッサ等によって構成され、内蔵ROM(リードオンリーメモリ)に記憶されたプログラムにしたがって、水量センサ11及び温度センサ12の検出信号と操作パネル13からの入力信号を処理すると共に、表示部14の駆動制御、ブザー16の鳴動制御、吐出ポンプ18の駆動制御、ヒータ19の通電制御等を行う。また、通信インターフェイス17を介して炊飯ジャー2との間で行う通信の制御も司る。
【0021】
図2は電気ポット1を前面から見た外観図である。また、図3は電気ポット1の側面から見た断面図である。空気層を挟んだ二重ステンレススチール製のタンク30の底部にヒータ19が設けられている。電気ポット1の底部にはマイクロプロセッサ(制御部15)を搭載した制御基板15Aと、吐出ポンプ18が設けられている。
【0022】
上部蓋31の手前に位置する本体上面には、操作パネル部13及び湯温表示部14Aが設けられている。本体前面には、タンク30内の残湯量(水量)を表示する残湯量表示部14Bが設けられている。残湯量表示部14Bは、6個の赤色LED(発光ダイオード)32を用いて残湯量のバーグラフ表示を行う。つまり、満水時は6個のLED32が点灯し、湯量が減少するにしたがって、一番上のLED32から順に消灯する。残湯量表示部14Bの内側には、電気ポット1の底部に設けられた吐出ポンプ18から上部の吐出口33に至る縦方向の吐出管内の残湯量を検出する水量センサ11が設けられている。
【0023】
図4に示すように、水量センサ11は、透明ガラス管からなる吐出管34を挟んで6対の発光素子35と受光素子36とが略対向するように配置されてなる(図4では2対のみ描かれている)。吐出管34はタンク30と連通しているので、吐出管34内の湯面を検出すればタンク30内の湯面、すなわち残湯量を検出したことになる。
【0024】
各対の発光素子35と受光素子36は、発光素子35から出た光が吐出管34内に水が無いときは受光素子36に到達するが、水があるときは到達しないような位置関係になっている。つまり、水と空気の屈折率の違いによって光路が変化することを利用し、水面37より上の受光素子36は発光素子35からの光を受光して所定の受光信号を発生するが、水面37より下の受光素子36は発光素子35からの光を受光しないように構成されている。
【0025】
6個の受光素子36のすべてが受光信号を発生すれば、タンク30は略空状態であり、6個の受光素子36のすべてが受光信号を発生しなければ、略満タン状態である。6対の発光素子35と受光素子36は一定間隔で配置され、満タン状態から残湯量が減少するにしたがって、一番上の受光素子36から順に受光信号を発生することになる。
【0026】
6個の受光素子36の受光信号(残湯量検出信号)は制御部15に入力され、制御部(マイクロプロセッサ)15の処理によって、前述の残湯量表示部14Bの6個のLED32による残湯量表示(バーグラフ表示)が行われる。また、制御部15は、6個の受光素子36のすべてが受光信号を発生している状態、すなわち残湯量が略空状態になれば、ブザー16を鳴動させて警報を所定時間発生する。
【0027】
図5は、電気ポット1の操作パネル13及び湯温表示部14Aを示す図である。操作パネル13は、給湯スイッチ38、解除スイッチ39、保温スイッチ40、沸騰スイッチ41、及びキッチンタイマースイッチ42を備えている。給湯スイッチ38を押すと吐出ポンプ18が作動し、タンク30内の湯が吐出口33から吐出する。但し、安全のために、解除スイッチ39を押した後、所定時間(例えば2秒間)だけ給湯スイッチ38の押下が有効になる。この間は解除インジケータ(LED)39aが点灯する。
【0028】
保温スイッチ40を押すことにより、保温(設定)温度を設定することができる。湯温表示部14Aの下部に示されるように、98℃、90℃、60℃の3通りの温度を設定することができる。現在の設定温度は三角マークによって示され、保温スイッチ40を押すたびに三角マークが98(℃)、90(℃)、60(℃)の上を順番に移動する。保温状態のときは保温インジケータ40aが点灯する。
【0029】
沸騰スイッチ41は、(再)沸騰を行うときに押下する。沸騰動作中は沸騰インジケータ41aが点灯する。キッチンタイマースイッチ42は、付加的な機能として、湯温表示部14Aの2桁7セグメント表示を用いたキッチンタイマー機能を実行するときに押下する。押下するたびに、タイマー表示(設定時間)が1分ずつインクリメントされ、3秒以内にキッチンタイマースイッチ42の再押下が無ければタイマーのカウントダウンが始まる。湯温表示部14Aの2桁7セグメント表示は、通常は温度センサ12によって検出されたタンク30内の湯温が表示されている。
【0030】
図1のブロック図を再び参照し、炊飯ジャー2は、温度センサ21、通信インターフェイス22、操作パネル23、制御部24、ブザー25、ヒータ26、表示部27を備えている。温度センサ21は、内釜の温度を検出するために用いられ、その検出信号は制御部24に入力される。通信インターフェイス22は電気ポット1との間で通信を行うための通信手段であり、上述のように有線・無線を問わず任意の公知手段を用いることができる。操作パネル23は、炊飯の開始、時刻設定、予約炊飯の設定等の操作を行うために用いられ、その操作信号が制御部24に入力される。
【0031】
ブザー25は、炊き上がりの報知等に使用される。また、通信によって得られた電気ポット1の状態の警報にも使用される。ヒータ26は炊飯用のメインヒータ、保温用ヒータ及び結露防止用ヒータを含む。表示部27は、炊飯モードの表示、現在時刻の表示、炊飯予約時刻の表示等に使用される。また、通信によって得られた電気ポット1の状態の表示にも使用される。
【0032】
制御部24は、マイクロプロセッサ等によって構成され、内蔵ROM(リードオンリーメモリ)に記憶されたプログラムにしたがって、温度センサ21の検出信号と操作パネル23からの入力信号を処理すると共に、表示部27の駆動制御、ブザー25の鳴動制御、ヒータ26の通電制御等を行う。また、通信インターフェイス22を介して電気ポット1との間で行う通信の制御も司る。
【0033】
図6は、炊飯ジャー2の側面から見た断面図である。内釜44の底部を覆うようにメインヒータ26Aが設けられ、保護枠44aの側部にリング状の保温用ヒータ26Bが設けられている。また、内釜44の上部開口を閉じる内蓋45を熱伝導によって加熱するリング状の結露防止用ヒータ26Cが設けられている。内釜44の底部中心には、サーミスタ温度センサ21が設けられている。
【0034】
炊飯ジャー2の前面(図6では左側)の上部には、操作パネル23及び表示部27が設けられ、その内側にマイクロプロセッサ(制御部24)を搭載した制御基板24Aが設けられている。また、電源回路及びヒータ通電制御回路等を搭載した電源基板46が制御基板24Aの下方に設けられている。制御基板24A及び電源基板46と内釜44及びヒータ26A,26Bとの間には断熱材47が介装されている。
【0035】
図7は、炊飯ジャー2の操作パネル23及び表示部27を示す図である。操作パネル23は、炊飯スイッチ47、予約スイッチ48、メニュースイッチ49、時刻設定スイッチ50、再加熱スイッチ51、取消スイッチ52、及び保温スイッチ53を備えている。炊飯スイッチ47を押すと炊飯が開始し、炊飯インジケータ47aが点灯する。
【0036】
予約スイッチ48は炊飯予約の設定に使用される。この予約スイッチ48を押すと、表示部27の時刻表示部(7セグメント表示部)27aと時刻設定スイッチ(時・分スイッチ)50を用いて炊き上がり時刻の設定を行うことができる。この後、炊飯スイッチ47を押すと、予約炊飯が制御部24の内蔵メモリに登録され、予約インジケータ48aが点灯する。この際、予約設定の完了がブザーの鳴動によって報知される。
【0037】
メニュースイッチ49は、炊飯メニューの設定に用いられる。このメニュースイッチ49を押すと、表示部27の右端部で点灯するメニューが白米、早炊き、炊込み、おこわ、おかゆ、玄米と順番に変わり、点灯したメニューが選択される。メニュースイッチ49を押さなければデフォルトとして白米が設定される。時刻設定スイッチ50は上述の炊飯時刻の予約設定及び現在時刻の設定に用いられる。時、分の各スイッチを押せば時刻表示部27aのうち、上2桁(時)又は下2桁(分)がインクリメントされる。再加熱スイッチ51は、冷めたご飯を再加熱するのに用いられる。取消スイッチ52は予約設定、保温等の取り消しに用いられる。保温を取り消した場合は、保温スイッチ53を押せば再び保温が始まる。
【0038】
時刻表示部27aの下2桁の上に「ポット残湯量」の文字27bが表示されている。これは、以下に説明するように通信インターフェイス22を介して炊飯ジャー2が電気ポット1から受信した残湯量の表示を行う際に点灯する。このとき、時刻表示部27aの下2桁には、前述の電気ポット1の残湯量表示部14Bによる7段階(全消灯を含む)のバーグラフ表示に対応する「00」から「06」までの残湯量を示す数字が表示される。「00」は電気ポット1のタンク30が略空状態(バーグラフ表示が全消灯)のときに相当し、「06」はタンク30が略満タン状態(バーグラフ表示が全点灯)のときに相当する。略空状態のときは「00」の表示が点滅し、併せてブザー25による警報が発せられる。
【0039】
図8は、炊飯ジャー2の予約設定操作に伴って、電気ポット1と炊飯ジャー2との間で行われる通信と、それに関連して実行される処理の一例を示すフローチャートである。図8では、炊飯ジャー2の制御部24が実行する処理と電気ポット1の制御部15が実行する処理とを分けて示している。
【0040】
先ず、ステップ#101において炊飯ジャー2の予約スイッチ48が押されると、ステップ#102において残湯量チェック要求が炊飯ジャー2から電気ポット1に送信される。電気ポット1はステップ#151で残湯量チェック要求を受信すると、ステップ#152で残湯量をチェックし、ステップ#153で残湯量データを炊飯ジャー2に送信する。
【0041】
炊飯ジャー2はステップ#103で残湯量データを受信すると、受信データを一旦記憶する(ステップ#104)。図8では省略しているが、残湯量チェック要求を送信後、所定時間が経過しても電気ポット1から応答が無い場合は、受信データの代わりにエラーフラグを記憶しておく。
【0042】
前述のようにして予約時刻を設定し(図8では省略)、ステップ#105で炊飯スイッチを押すと、予約時刻が記憶され(ステップ#106)、予約時刻まで炊飯待機状態となる。続いて炊飯ジャー2の制御部24はステップ#107以降の処理で、電気ポット1から受信した残湯量データに関する処理を行う。
【0043】
先ず、ステップ#107において上述のエラーフラグをチェックし、電気ポット1から応答が無かった場合は、ステップ#108でエラー表示を行うと共にステップ#109でブザー25によるエラー報知を行う。このような場合は、通信路の不具合や故障もあり得るが、電気ポットの通電が切られている(電源プラグがコンセントに差されていない)場合がほとんどである。
【0044】
エラー表示は、例えば時刻表示部27aの下2桁に「Er」と表示することによって行う。「Er」の表示を所定の周期(例えば0.5秒オン、0.5秒オフ)で点滅させてもよい。ブザー25によるエラー報知は、ブザー25を所定のオン・オフパターンで鳴動させることによって行う。
【0045】
ステップ#107においてエラーフラグが立っていない場合、つまり正常に残湯量データが受信されている場合は、ステップ#110で残湯量データが「00」(略空状態)か否かがチェックされる。「00」でなければ、ステップ#111で残湯量データに対応する「01」から「06」までの数字が時刻表示部27aの下2桁に表示される。「ポット残湯量」の文字27bも点灯する。
【0046】
ステップ#110で残湯量データが「00」である場合は、ステップ#112で「00」の数字が時刻表示部27aの下2桁に点滅表示(例えば0.5秒オン、0.5秒オフ)されると共に、ステップ#113でポット1が略空状態であることを報知するブザー鳴動が行われる。上述のエラー報知と異なる所定のオン・オフパターンでブザーが鳴動される。
【0047】
図9は、炊飯ジャー2において炊飯スイッチが直接押されたとき、すなわち予約炊飯ではなく直ぐに炊飯を開始する操作が行われたときに、電気ポット1と炊飯ジャー2との間で行われる通信と、それに関連して実行される処理の一例を示すフローチャートである。図9では、炊飯ジャー2の制御部24が実行する処理のみを示す。電気ポット1の制御部15が実行する処理は図8に示したステップ#151からステップ#153までの処理と同じである。
【0048】
ステップ#201において炊飯ジャー2の炊飯スイッチ47が押されると、ステップ#202において炊飯開始処理が行われると共に、ステップ#203において残湯量チェック要求が炊飯ジャー2から電気ポット1に送信される。残湯量チェック要求を送信後、所定時間が経過しても電気ポット1から応答が無い場合(ステップ#204のYes)は、ステップ#205でエラー表示を行うと共にステップ#206でブザー25によるエラー報知を行う。これらのエラー処理は図8におけるステップ#108及びステップ#109の処理と同じである。
【0049】
電気ポット1から正常な応答があった場合はステップ#207で残湯量データを受信し、ステップ#208以降の残湯量データに関する処理を行う。このステップ#208からステップ#211までの処理は図8におけるステップ#110からステップ#113までの処理と同じであるので、説明は省略する。
【0050】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限らず、種々の形態で実施することができる。以下に、いくつかの変形例を簡単に説明する。
【0051】
まず、図8及び図9のフローチャートにおいて、電気ポット1から応答が無かった場合のエラー処理は、エラー表示及びブザーによる音声報知の両方を行う必要は必ずしもない。いずれか一方のみを行ってもよい。電気ポット1から受信した残湯量データが「00」である場合についても、点滅表示とブザー報知の両方を行う必要は必ずしもない。音声による報知は、ブザーのオン・オフパターンに限らず、スピーカを用いて所定のメロディー音で報知してもよいし、更には音声合成手段等によって発生するメッセージで報知してもよい。
【0052】
炊飯ジャー2からの残湯量チェック要求を受信した電気ポット1が、残湯量をチェックした後、残湯量データを炊飯ジャーに伝送する代わりに(又は伝送すると共に)、自らのブザー16を用いて残湯量が少ないことを使用者に報知するように構成してもよい。この場合、電気ポット1の制御部15は、残湯量をチェックし、残湯量がゼロ又は僅か(略空状態)である場合は、電気ポット1内蔵のブザー16を所定のオン・オフパターンで鳴動させる。通常は、電気ポット1と炊飯ジャー2はさほど離れていない場所で使用されるので、炊飯ジャー2を操作している使用者は電気ポット1の内蔵のブザー16による報知によって電気ポット1の残湯量がゼロ又は僅かであることを知ることができる。このような構成における炊飯ジャー2の制御部24と電気ポット1の制御部15が実行する処理の一例のフローチャートを図10に示す。
【0053】
図10において、ステップ#301で炊飯ジャー2の炊飯スイッチ47が押されると、ステップ#302において炊飯開始処理が行われると共に、ステップ#303において残湯量チェック要求が炊飯ジャー2から電気ポット1に送信される。電気ポット1はステップ#351でこの残湯量チェック要求を受信すると、ステップ#352で残湯量をチェックし、残湯量がゼロ又は僅かである場合(ステップ#353のYes)は、内蔵ブザー16による報知を行う。
【0054】
また、本発明は、電気ポット1の残湯量チェックや通電チェックに限らず、湯温のチェック等にも適用することができる。つまり、炊飯ジャー2の操作に伴って、湯温チェック要求が電気ポット1に送信され、電気ポット1がチェックした湯温のデータを炊飯ジャー2に返すと、炊飯ジャー2の表示部27に電気ポット1の湯温が表示される。
【0055】
あるいは逆に、電気ポット1を操作したときに、炊飯ジャー2がその状態(炊飯中、予約時刻待機中等)をチェックして電気ポット1にチェック結果を伝送し、電気ポット1の表示部14又はブザー16等を用いて炊飯ジャー2の状態を使用者に知らせるように構成してもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、電気炊飯器(炊飯ジャー)と電気湯沸器(電気ポット)とが通信によって情報交換を行うので、使用者が一方の操作を行ったときに、他方の状態をその場で知ることができる。これにより使用者は、例えば電気炊飯器の炊飯開始又は予約設定の操作を行ったときに、電気湯沸器の残湯量が僅かであることや通電が切られていることをその場で知ることができる。したがって、ご飯が炊き上がった時点で初めてそのことに気付くといった不便が無くなり、一層便利な家電製品となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態において、通信手段を介して接続された電気ポットと炊飯ジャーの概略構成を示すブロック図である。
【図2】電気ポットを前面から見た外観図である。
【図3】電気ポットの側面から見た断面図である。
【図4】水量センサの原理を説明するための図である。
【図5】電気ポットの操作パネル及び湯温表示部を示す図である。
【図6】炊飯ジャーの側面から見た断面図である。
【図7】炊飯ジャーの操作パネル及び表示部を示す図である。
【図8】炊飯ジャーの予約設定操作に伴って、電気ポットと炊飯ジャーとの間で行われる通信と、それに関連して実行される処理の一例を示すフローチャートである。
【図9】炊飯ジャーの炊飯を開始する操作が行われたときに、電気ポットと炊飯ジャーとの間で行われる通信と関連処理の一例を示すフローチャートである。
【図10】別実施形態に係る電気ポットと炊飯ジャーとの間で行われる通信と関連処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電気ポット(電気湯沸器)
2 炊飯ジャー(電気炊飯器)
17,22 通信インターフェイス(通信手段)
14,27 表示部(報知手段)
16,25 ブザー(報知手段)
15,24 制御部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an information exchange system between an electric rice cooker and an electric water heater, and more particularly to a system that informs the user of the operating state of the electric water heater when the user operates the electric rice cooker.
[0002]
[Prior art]
In recent years, many home electric appliances (hereinafter referred to as home appliances) are equipped with microprocessors and are becoming multi-functional. Further, with the progress of communication technology centering on personal computers, it is becoming practical to exchange data by connecting personal computers and video / audio equipment such as television receivers to each other. In the future, it is said that the fusion of personal computers and home appliances, and further the networking of home appliances using computer communication technology will progress.
[0003]
Conventionally, research on networking of home appliances has been conducted mainly on video and audio equipment. Even in relatively high-function household appliances such as microwave ovens (microwave heating cookers), application of computer communication technology such as obtaining recipes via a network has been proposed, and products having such functions have been proposed. It has been put into practical use. However, little research has been done on networking of home appliances with relatively limited functions such as an electric rice cooker (hereinafter referred to as a rice cooker) and an electric water heater (hereinafter referred to as an electric kettle).
[0004]
On the other hand, most recent rice cookers are equipped with a microprocessor. The microprocessor finely adjusts the heating based on detection information from the temperature sensor or the like, and executes predetermined rice cooking control according to a program stored in the built-in ROM. In addition, many have a real-time clock function and can make a reservation setting (cooking rice reservation) of the cooking time. Some electric pots are equipped with a microprocessor, and control of the insulation temperature, monitoring of the amount of hot water, display, and the like are realized by controlling the microprocessor.
[0005]
However, connecting rice cookers and electric pots for exchanging information has not been performed in the past, and each device has only independently cooked rice or hot water. In other words, in the field of product development, rice cookers and electric pots are designed as separate home appliances, and are not designed from the viewpoint of exchanging information by connecting the two.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Although the rice cooker and the electric pot are independent devices having different functions, they are often related to each other in use. For example, when eating, it is necessary to be able to cook and eat rice, and to be able to drink hot water and drink tea.
[0007]
However, for example, when rice is cooked by a rice cooker and an attempt is made to start a meal, the user may notice that there is no hot water in the electric pot or the remaining amount is low. Or you may notice that the electric pot is de-energized. As a result, if necessary, water is supplied to the electric kettle, energized, and after the start of boiling water, it waits until the hot water is boiled. In such a case, if the amount of remaining hot water in the electric pot can be known at the time when the rice cooker is operated, it will be a more convenient home appliance for the user.
[0008]
The present invention has been made in view of the problems as described above, and the user operates one device of the rice cooker and the electric pot by connecting the rice cooker and the electric pot to exchange information. An object is to provide an information exchange system that informs the user of the operating state of the other device.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In the information exchange system between the electric rice cooker and the electric water heater according to the present invention, the electric rice cooker having the communication means and the electric water heater having the communication means are connected to each other by communication, and the electric rice cooker starts the rice cooking When an operation or setting operation for rice cooking reservation is performed, a hot water amount check request is transmitted to the electric water heater, and when the electric water heater receives a hot water amount check request from the electric rice cooker, information on the remaining hot water amount is stored in the electric rice cooker. The electric rice cooker performs display or audio output based on the information regarding the remaining hot water amount received from the electric water heater. For example, the remaining hot water amount is displayed as a numerical value or a bar graph. Alternatively, when the remaining hot water amount is smaller than a predetermined hot water amount, a notification is given by blinking display or buzzer output. Thereby, the user can know the amount of hot water remaining in the electric water heater on the spot when performing the rice cooking start or reservation setting operation of the electric rice cooker.
[0012]
In another embodiment, the electric rice cooker transmits a hot water temperature check request to the electric water heater as the rice cooking start operation or the rice cooking reservation setting operation is performed, and the electric water heater is from the electric rice cooker. When the hot water temperature check request is received, information about the hot water temperature (the temperature of the hot water or the set hot water temperature) is transmitted to the electric rice cooker, and the electric rice cooker is based on the information about the hot water temperature received from the electric water heater. A predetermined display or audio output. Thus, the user can know the hot water temperature and the set hot water temperature while the electric water heater is kept warm when the start of rice cooking or the reservation setting operation of the electric rice cooker is performed.
[0013]
In yet another embodiment, the electric rice cooker having the communication means and the electric water heater having the communication means are connected to each other by communication, and the electric rice cooker is subjected to the start operation of rice cooking or the setting completion operation of the rice cooking reservation. Accordingly, the hot water amount check request is transmitted to the electric water heater, and the electric water heater receives the hot water amount check request from the electric rice cooker and outputs a notification when the remaining hot water amount is smaller than the predetermined hot water amount. That is, instead of (or transmitting) information on the amount of remaining hot water to the electric rice cooker, the electric water heater uses a notification means such as a buzzer provided to the user to inform the user that the amount of remaining hot water is small. Inform. When the electric water heater is placed near the electric rice cooker, the user can know that the amount of remaining hot water in the electric pot is small by this method.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
First, various known techniques can be used for communication means for exchanging information between an electric rice cooker (hereinafter, rice cooker) and an electric water heater (hereinafter, electric pot). For example, if serial communication based on standards such as RS232C and RS422 is used, information can be easily exchanged. Alternatively, a method of performing data transmission via the indoor wiring of the commercial power supply by superimposing the data-modulated high frequency signal on the commercial power supply voltage (AC 100 V) has been put into practical use.
[0016]
Furthermore, it is also possible to use a USB or IEEE1394 interface that is expected to become the mainstream of data transmission between personal computers and peripheral devices. Further, not limited to wired communication, a wireless communication interface called Bluetooth may be used. In the future, if networking of home appliances such as personal computers becomes common, rice cookers and electric pots may be connected to the network, and data communication between them will be possible.
[0017]
In the following description, the specific communication means between the rice cooker and the electric pot is not particularly limited, and the contents of information transmitted through any communication means and control using the information will be focused on. . Further, the physical communication line and its connection connector are not particularly shown. It is assumed that the rice cooker and the electric kettle are equipped with means (interface) for communication using a commercial power line or wireless communication.
[0018]
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of an electric pot 1 and a
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
FIG. 2 is an external view of the electric pot 1 as viewed from the front. FIG. 3 is a cross-sectional view of the electric pot 1 as viewed from the side. A
[0022]
An
[0023]
As shown in FIG. 4, the
[0024]
Each pair of the
[0025]
If all six light receiving
[0026]
The light reception signals (remaining hot water amount detection signals) of the six
[0027]
FIG. 5 is a diagram showing the
[0028]
By pressing the
[0029]
The boiling
[0030]
Referring back to the block diagram of FIG. 1, the
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
FIG. 6 is a cross-sectional view seen from the side of the
[0034]
An
[0035]
FIG. 7 is a diagram illustrating the
[0036]
The
[0037]
The
[0038]
A
[0039]
FIG. 8 is a flowchart illustrating an example of communication performed between the electric pot 1 and the
[0040]
First, when the
[0041]
When the
[0042]
When the reservation time is set as described above (not shown in FIG. 8) and the rice cooking switch is pressed in
[0043]
First, in
[0044]
The error is displayed by displaying “Er” in the last two digits of the
[0045]
If the error flag is not raised in
[0046]
If the remaining hot water volume data is “00” in
[0047]
FIG. 9 shows communication performed between the electric pot 1 and the
[0048]
When the
[0049]
If there is a normal response from the electric pot 1, the remaining hot water amount data is received at
[0050]
As mentioned above, although embodiment of this invention was described, this invention is not restricted to this embodiment, It can implement with a various form. Hereinafter, some modified examples will be briefly described.
[0051]
First, in the flowcharts of FIGS. 8 and 9, the error processing in the case where there is no response from the electric pot 1 does not necessarily need to perform both error display and sound notification by a buzzer. Only one of them may be performed. Even when the remaining hot water amount data received from the electric pot 1 is “00”, it is not always necessary to perform both blinking display and buzzer notification. The notification by voice is not limited to the buzzer on / off pattern, but may be notified by a predetermined melody sound using a speaker, or may be further notified by a message generated by voice synthesis means or the like.
[0052]
The electric pot 1 that has received the remaining hot water amount check request from the
[0053]
In FIG. 10, when the
[0054]
In addition, the present invention is not limited to the remaining hot water amount check and energization check of the electric pot 1, but can also be applied to hot water temperature check and the like. That is, a hot water temperature check request is transmitted to the electric pot 1 with the operation of the
[0055]
Or, conversely, when the electric pot 1 is operated, the
[0056]
【The invention's effect】
As explained above, according to the present invention, since the electric rice cooker (rice cooker) and the electric water heater (electric pot) exchange information by communication, when the user performs one operation The other state can be known on the spot. Thereby, the user knows on the spot that the amount of hot water remaining in the electric water heater is small or energized, for example, when the rice cooker starts or reserve operation is performed. Can do. Therefore, the inconvenience of noticing that only when the rice is cooked is eliminated, and the home appliance becomes more convenient.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of an electric pot and a rice cooker connected via communication means in an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an external view of the electric pot as viewed from the front.
FIG. 3 is a cross-sectional view seen from the side of the electric pot.
FIG. 4 is a diagram for explaining the principle of a water amount sensor.
FIG. 5 is a diagram showing an operation panel and a hot water temperature display section of the electric pot.
FIG. 6 is a cross-sectional view seen from the side of the rice cooker.
FIG. 7 is a diagram showing an operation panel and a display unit of the rice cooker.
FIG. 8 is a flowchart showing an example of communication performed between the electric pot and the rice cooker and a process executed in association with the reservation setting operation of the rice cooker.
FIG. 9 is a flowchart showing an example of communication and related processing performed between the electric pot and the rice cooker when an operation for starting rice cooking by the rice cooker is performed.
FIG. 10 is a flowchart showing an example of communication and related processing performed between an electric pot and a rice cooker according to another embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Electric kettle (electric water heater)
2 Rice cooker (electric rice cooker)
17, 22 Communication interface (communication means)
14, 27 Display section (notification means)
16, 25 buzzer (notification means)
15, 24 Control unit
Claims (3)
前記電気炊飯器は、炊飯の開始操作又は炊飯予約の設定操作が行われるに伴って湯量チェック要求を前記電気湯沸器に伝送し、
前記電気湯沸器は、前記電気炊飯器からの湯量チェック要求を受信すると、残湯量に関する情報を前記電気炊飯器に伝送し、
前記電気炊飯器は、前記電気湯沸器から受信した残湯量に関する情報に基づいて所定の表示又は音声出力を行う
ことを特徴とする電気炊飯器と電気湯沸器との情報交換システム。An electric rice cooker having communication means and an electric water heater having communication means are connected to each other by communication,
The electric rice cooker transmits a hot water amount check request to the electric water heater as a rice cooking start operation or a rice cooking reservation setting operation is performed,
When the electric water heater receives a hot water amount check request from the electric rice cooker, it transmits information about the remaining hot water amount to the electric rice cooker,
The said electric rice cooker performs a predetermined display or audio | voice output based on the information regarding the amount of remaining hot water received from the said electric water heater, The information exchange system of the electric rice cooker and an electric water heater characterized by the above-mentioned.
前記電気炊飯器は、炊飯の開始操作又は炊飯予約の設定操作が行われるに伴って湯温チェック要求を前記電気湯沸器に伝送し、
前記電気湯沸器は、前記電気炊飯器からの湯温チェック要求を受信すると、湯温に関する情報を前記電気炊飯器に伝送し、
前記電気炊飯器は、前記電気湯沸器から受信した湯温に関する情報に基づいて所定の表示又は音声出力を行う
ことを特徴とする電気炊飯器と電気湯沸器との情報交換システム。An electric rice cooker having communication means and an electric water heater having communication means are connected to each other by communication,
The electric rice cooker transmits a hot water temperature check request to the electric water heater as a rice cooking start operation or a rice cooking reservation setting operation is performed,
When the electric water heater receives a hot water temperature check request from the electric rice cooker, it transmits information about the hot water temperature to the electric rice cooker,
The said electric rice cooker performs a predetermined display or audio | voice output based on the information regarding the hot water temperature received from the said electric water heater, The information exchange system of the electric rice cooker and an electric water heater characterized by the above-mentioned.
前記電気炊飯器は、炊飯の開始操作又は炊飯予約の設定完了操作が行われるに伴って湯量チェック要求を通信によって前記電気湯沸器に伝送し、
前記電気湯沸器は、前記電気炊飯器からの湯量チェック要求を受信し、残湯量が所定の湯量より少ない場合は報知出力を行う
ことを特徴とする電気炊飯器と電気湯沸器との情報交換システム。An electric rice cooker having communication means and an electric water heater having communication means are connected to each other by communication,
The electric rice cooker transmits a hot water amount check request to the electric water heater by communication as a rice cooking start operation or rice cooking reservation setting completion operation is performed,
The electric water heater receives a hot water amount check request from the electric rice cooker, and performs notification output when the remaining hot water amount is less than a predetermined hot water amount, and information on the electric rice cooker and the electric water heater Exchange system.
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