JP3624545B2 - Inkjet recording medium - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット方式のような、色材として染料を用いる印字方式により鮮明な記録のできるインクジェット記録媒体(以下、単に記録媒体という)に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オーバーヘッドプロジェクター用のシートなどの少量の印刷物を得るために、パーソナルコンピュータやワードプロセッサを用いて原稿を編集し、プリンタによって印字する方法が広く行われている。そのプリンタとして、フルカラー化が容易なこと、比較的低価格であることからインクジェット方式が普及し始めている。
【0003】
この場合の記録媒体としては、多量のインクを充分吸収する必要があるため、無機の多孔質粉末や吸水性の樹脂をインク受容層として表面に設けたコート紙やフィルムが開発されている。例えば、インク受容層中に半径4〜100nmの細孔を持つ多孔性アルミナキセロゲルを有するインクジェット記録媒体(特開昭60−245588号公報参照)が開発されている。
【0004】
さらに、画像の色濃度を向上し、より高品質な画像を得るために、半径10〜100nmを有する細孔の全容積が0.1cc/g以下であることを特徴とする、主として擬ベーマイトからなる透明性の高い吸着層を設けた記録シートが開発されている(特開平2−276670号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記の半径10〜100nmを有する細孔の全容積が0.1cc/g以下の擬ベーマイトからなる吸着層を設けた記録シートは、適切なインクジェットプリンタを用いて適切な環境下で印画することにより高品質のフルカラー画像を得ることはできるが、用いるインクジェットプリンタや使用環境によってはインクの吸収速度が不足して、いわゆるビーディングが生じて高品質の画像を得ることができない場合があった。ビーディングとは、記録媒体の表面で液滴どうしが接合してドットがゆがむ現象である。本発明は透明性を損なうことなく、充分な吸収速度を有するインク受容層を有する記録媒体を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基材上に、ベーマイトを含有した多孔質層であって、細孔半径1〜30nmの細孔容積が0.3〜1.2cc/g、細孔半径10〜30nmの細孔容積が0.2〜1.0cc/g、細孔半径30〜100nmの細孔容積が0.3cc/g以下であり、かつ、X線回折で得られるベーマイトの[020]面と[200]面の反射によるピーク高さ比(式1)をもとに式2で定義される配向度が0.5以下である多孔質層を少なくとも1層有する記録媒体を提供する。
【0007】
ベーマイトは、組成式Al2 O3 ・nH2 O(n=1〜1.5)で表されるアルミナ水和物の結晶であり、ベーマイトのコロイド状凝集体は擬ベーマイトともよばれる。ベーマイトは、インク吸収性、色素定着などに優れるので、ベーマイトを含有した多孔質層はインク受容層として好適である。特に、インクジェットプリンタに多く用いられる水溶性アニオン系染料に対しては高い吸着性を示すので、本発明の記録媒体はインクジェットプリンタ用記録シートとして好適である。
【0008】
【発明の実施の形態】
ベーマイトを含有した多孔質層は、細孔半径が1〜30nmの範囲にある細孔の細孔容積が0.3〜1.2cc/gであることが必要である。細孔半径が1〜30nmの範囲にある細孔容積が0.3cc/g未満である場合はインクの吸収性および色素の定着性が不充分になるので不適当である。この範囲の細孔容積が1.2cc/gを超える場合は、ベーマイトを含有した多孔質層での光の散乱が大きくなり、多孔質層の透明性が損なわれたり、この層に色素が吸着されて形成される像が白っぽくなるので不適当である。細孔半径が1〜30nmの範囲にある細孔の細孔容積が0.5〜1.2cc/gである場合はさらに好ましい。
【0009】
ベーマイトを含有した多孔質層は、細孔半径が10〜30nmの範囲にある細孔の細孔容積が0.2〜1.0cc/gであることが必要である。細孔半径が10〜30nmの範囲にある細孔容積が0.2cc/g未満である場合はインクの吸収速度が遅くなるので不適当である。この範囲の細孔容積が1.0cc/gを超える場合は、ベーマイトを含有した多孔質層での光の散乱が大きくなり、多孔質層の透明性が損なわれたり、この層に色素が吸着されて形成される像が白っぽくなるので不適当である。細孔半径が10〜30nmの範囲にある細孔の細孔容積が0.3〜0.5cc/gである場合はさらに好ましい。
【0010】
ベーマイトを含有した多孔質層は、細孔半径30〜100nmの細孔容積が0.3cc/g以下であることが必要である。細孔半径30〜100nmの細孔容積が0.3cc/gを超える場合は、ベーマイトを含有した多孔質層での光の散乱が大きくなり、多孔質層の透明性が損なわれたり、この層に色素が吸着されて形成される像が白っぽくなるので不適当である。細孔半径30nmを超える細孔は、実質的に存在しないことが好ましく、細孔半径30〜100nmの細孔容積は0.1cc/g以下である場合はさらに好ましい。
【0011】
本発明において細孔容積の測定は、窒素吸脱着法によるものである。この方法によると、細孔半径100nmを超える細孔容積については測定できないが、上記ベーマイトを含有した多孔質層は細孔半径100nmを超える細孔も実質的に存在しないことが好ましい。
【0012】
ベーマイトを含有した多孔質層において、ベーマイト結晶のb軸は基材表面に対して垂直に配向している必要がある。ベーマイトのb軸がシート面に垂直に配向していない場合は、上記の細孔特性を有している場合においても多孔質層の透明性が損なわれ、基材が透明である場合にはヘイズが高くなるので好ましくない。ここで配向度は、X線回折で得られるベーマイトの[020]面と[200]面の反射によるピークの高さの比(式1)を、記録媒体表面について薄膜X線回折法で測定し、無配向のベーマイト粉末との比較で定義する。すなわち、下記式2のように配向度を定義する。
【0013】
【数3】
【0014】
【数4】
【0015】
配向度の値が1であればベーマイトは無配向である。この値が小さいほど配向の度合いが高く、0であれば完全なb軸配向、すなわちすべてのベーマイト結晶粒子のb軸がシート面に対し垂直であることを示す。ベーマイトの配向度が0.5を超える場合は、ベーマイト層の透明性が不足するので不適当である。ベーマイト層の透明性が不足すると、透明シートの場合にはヘイズが高くなるので好ましくない。本発明の記録媒体ではベーマイト層は色素の担持層となる、基材として紙のように不透明なものを用いたような場合にも、透明性の高い層に色素が担持されている方が、発色が良好で色濃度の高い記録が可能になる。ベーマイトの配向度が0.3以下の場合は、さらに好ましい。
【0016】
このように配向したベーマイトを含む多孔質層は、ベーマイトゾルを含む塗工液を塗布し乾燥することにより形成される。これは主としてベーマイト結晶の異方性に起因するもので、ベーマイトゾル塗工液の乾燥過程で、基材上にb軸が垂直になるように配向するものとみられる。ベーマイトゾルにおいてベーマイト結晶粒子が単分散している場合だけでなく、ゾル粒子がある程度二次凝集している場合も同様である。しかし、ベーマイトキセロゲルを粉砕して得られた粉末をバインダとともに基材上に塗布することによっては、このように配向したベーマイト層を得ることはできない。
【0017】
ベーマイトゾルは、上記の細孔容積の多孔質層を形成するものを選択する必要があるが、一般のベーマイトゾルは細孔半径が10〜30nmの範囲にある細孔の細孔容積が不足するのでこの細孔容積を大きくする必要がある。たとえばアルコキシドの加水分解法によるベーマイトゾルの場合、従来のベーマイトゾルに比べて加水分解時間を長時間にするなどして結晶一次粒子がより成長したものを用いるのが好ましい。
【0018】
基材としては特に限定されず、種々のものを使用できる。具体的には、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体などのフッ素系樹脂のようなプラスチック類や紙類を好適に使用できる。プラスチック類のフィルムやシートあるいは各種ガラスなどの透明体の他、布、紙、金属等の不透明体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体などのフッ素樹脂フィルムなどの半透明体を適宜用い得る。これらの基材には、ベーマイト多孔質層の接着強度を向上させるなどの目的で、コロナ放電処理や各種アンダーコートを行うこともできる。
【0019】
基材として紙などのようにインク吸収性のある材料も使用できるし、ポリエステルフィルムなどの吸収性のない材料も使用できる。基材とベーマイトを含む多孔質層の中間に、インク吸収性の樹脂層やシリカ質の多孔質層などを設けてもよい。ベーマイトを含む多孔質層の上層にさらに他の層を設けてもよい。
【0020】
ベーマイトを含む多孔質層の厚さは、基材のインク吸収特性にも依存するが、1〜50μmの範囲にあることが好ましい。厚さが1μm未満の場合には、インクの吸収性が不足したり発色が不充分となるおそれがあるので好ましくない。厚さが50μmを超える場合には、多孔質層の機械的強度が低下したり、記録物の色彩を阻害されるおそれがあるので好ましくない。ベーマイトを含む多孔質層の厚さが5〜30μmである場合はさらに好ましい。
【0021】
ベーマイトを含む多孔質層を記録媒体の最上層に設ける場合は、鮮やかな発色を得る意味で好ましい。記録物の光沢性や耐擦傷性をさらに付与するために、表面に保護層を設けてもよい。表面保護層としてはシリカの球状一次粒子が相互に結合した構造を有し、シリカの二次粒子からなる粉末が実質的に層中に含まれない、厚さ0.1〜30μmのシリカゲル層を用いることが好ましい。
【0022】
ベーマイトを含む多孔質層としては、50重量%以上がベーマイトであることが好ましい。さらに、80重量%以上がベーマイトである場合は、鮮やかな発色が得られるので特に好ましい。ベーマイトを含む多孔質層において、ベーマイト以外にバインダを含む場合は、多孔質層の強度が向上するので好ましい。ベーマイトおよびバインダ成分以外にも、多孔質層の特性を損なわない範囲で、シリカなどの無機顔料や各種の添加剤を含有することができる。
【0023】
バインダとしては、一般にデンプンやその変性物、ポリビニルアルコール(PVA)やその変性物、スチレンブタジエンゴム(SBR)ラテックス、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)ラテックス、ヒドロキシセルロース、ポリビニルピロリドンなどの有機物を使用できる。これらのうち、PVAを採用すると擬ベーマイトの好ましい物性を実質的に阻害することなく、またインク受容層の機械的強度を十分にできるので特に好ましい。バインダの含有量は、ベーマイトの5〜50重量%程度を採用するのが好ましい。バインダの含有量が5重量%未満の場合は多孔質層の強度が不充分となり、逆に50重量%を超えるとインクの吸収性を阻害するおそれがあるので好ましくない。バインダのより好ましい含有量は10〜30重量%である。
【0024】
ベーマイトを含有した多孔質層を基材上に設ける手段としては、ベーマイトゾルにバインダと溶媒を加えてゾル状塗工液にし、これを基材に塗布したあと乾燥する方法が好ましい。塗布方法は、例えば、ダイコーター、ロールコーター、エアナイフコーター、ブレードコーター、ロッドコーター、バーコーター、コンマコーターなどが採用できる。スラリーの溶媒としては、水系、非水系のいずれも採用できる。
【0025】
【実施例】
例1(実施例)
容量2リットルのガラス製反応器(セパラブルフラスコ、撹拌羽根・温度計付き)に水900g(50モル)とイソプロパノール751g(12.5モル)を仕込み、マントルヒーターにより液温を75℃に加熱した。撹拌しながらアルミニウムイソプロポキシド204.25g(1モル)を添加し、液温を75〜78℃に保持しながら120時間加水分解を行った。そのあとイソプロパノールを留去しながら95℃に昇温し、酢酸6g(0.1モル)を添加して48時間95〜97℃に保持して解膠した。さらにこの液を400gになるまで濃縮し、白色のベーマイトゾルを得た。得られたゾル液の固形分は、15重量%であった。
【0026】
このゾルにポリビニルアルコール(ケン化度99.8%、重合度4000)をベーマイト固形分に対して10重量%加え、厚さ100μmの白色ポリエチレンテレフタレートフィルム上にバーコーターを用いて塗布し、140℃で乾燥して記録媒体を得た。乾燥後の塗工層の厚さは30μmであった。この記録媒体の塗工層の細孔分布(細孔半径がそれぞれ1〜30nm、10〜30nm、30〜100nmの細孔の容積)、配向度を表1に示す。
【0027】
例2(比較例)
加水分解の時間を120時間から24時間に代えた以外は、すべて例1と同様にして固形分は15重量%の白色のベーマイトゾルを得た。このゾルを用いて例1と同様に記録媒体を得た。この記録媒体の塗工層の細孔分布、配向度を表1に示す。
【0028】
例3(比較例)
容量2リットルのガラス製反応器(セパラブルフラスコ、撹拌羽根・温度計付き)に水900g(50モル)とイソプロパノール751g(12.5モル)を仕込み、マントルヒーターにより液温を75℃に加熱した。撹拌しながらアルミニウムイソプロポキシド204.25g(1モル)を添加し、液温を75〜78℃に保持しながら96時間加水分解を行った。そのあとイソプロパノールを留去し、冷却、濾過、160℃で乾燥してベーマイトキセロゲルを得た。さらにこれを粉砕して平均粒径3μmの白色の粉末を得た。
【0029】
この粉末をポリビニルアルコール(ケン化度99.8%、重合度4000)水溶液に固形分換算で粉末100重量部に対してポリビニルアルコール10重量部の比で加え、全体の固形分濃度15重量%の塗工液を調製した。この塗工液を厚さ100μmの白色ポリエチレンテレフタレートフィルム上にバーコーターを用いて塗布し、140℃で乾燥して記録媒体を得た。乾燥後の塗工層の厚さは29μmであった。この記録媒体の塗工層の細孔分布、配向度を表1に示す。
【0030】
例4(実施例)
例1と同じ固形分15重量%のベーマイトゾルに、ポリビニルアルコール(ケン化度96.5%、重合度2600)をベーマイト固形分に対して10重量%加え、坪量128g/m2の上質紙上にバーコーターを用いて塗布し、140℃で乾燥して記録媒体を得た。乾燥後の塗工層の厚さは25μmであった。この記録媒体の塗工層の細孔分布、配向度を表1に示す。ここで細孔分布は、基材を含む記録媒体および基材のみの細孔分布を測定し、基材の分を差し引くことにより塗工層の細孔分布を求めた。
【0031】
例5(比較例)
例3と同じベーマイト粉末をポリビニルアルコール(ケン化度96.5%、重合度2600)水溶液に固形分換算で粉末100重量部に対してポリビニルアルコール12重量部の比で加え、全体の固形分濃度15重量%の塗工液を調製した。この塗工液を坪量128g/m2の上質紙上にバーコーターを用いて塗布し、140℃で乾燥して記録媒体を得た。乾燥後の塗工層の厚さは25μmであった。この記録媒体の塗工層の細孔分布、配向度を表1に示す。細孔分布は例4と同様にして測定した。
【0032】
【表1】
【0033】
評価
例1〜5の記録媒体について、セイコーエプソン株式会社製カラーインクジェットプリンタMJ−700V2Cを用いて、ブラック、および、グリーン(シアンとイエローの混合色)で5cm×5cmのテストパターンを印字した。印字したシートのブラックパターンの反射色濃度をコニカ株式会社製サクラデンシトメータPDA45で測定した。印字したシートのグリーンパターンから、ビーディングの程度を0〜3の4段階(0:最良、3:最悪)で相対評価した。
【0034】
【表2】
【0035】
本発明の実施例である例1および例4では、色濃度が高く、かつ、ビーディングの生じない記録媒体が得られた。これに対し、比較のために挙げた例2では、色濃度については例1より良好であったが、ややビーディングが生じやすかった。また、比較のために挙げた例3および例5では、ビーディングは生じなかったが、色濃度がやや低かった。
【0036】
【発明の効果】
本発明の記録媒体は、インクの吸収性が良好で、優れた発色を示し、かつ、インクを速やかに吸収することが可能である。このため、インクジェットプリンタの記録媒体として用いた場合にも、ビーディングなどの問題が発生しない。基材として透明なものを用いた場合には、透明性の良好な記録媒体となる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention, such as Lee inkjet method, an inkjet recording medium which can clear the recording by printing method using a dye as a coloring material (hereinafter, referred to simply recording medium) related.
[0002]
[Prior art]
In recent years, in order to obtain a small amount of printed matter such as a sheet for an overhead projector, a method of editing a manuscript using a personal computer or a word processor and printing with a printer is widely used. As such a printer, an ink jet system is becoming popular because it is easy to make full color and is relatively inexpensive.
[0003]
As the recording medium in this case, since it is necessary to sufficiently absorb a large amount of ink, a coated paper or film having an inorganic porous powder or a water-absorbing resin provided on the surface as an ink receiving layer has been developed. For example, an ink jet recording medium having porous alumina xerogel having pores with a radius of 4 to 100 nm in the ink receiving layer (see Japanese Patent Application Laid-Open No. 60-245588) has been developed.
[0004]
Furthermore, in order to improve the color density of the image and obtain a higher quality image, the total volume of pores having a radius of 10 to 100 nm is 0.1 cc / g or less, mainly from pseudo boehmite. A recording sheet provided with a highly transparent adsorption layer has been developed (see JP-A-2-276670).
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
A recording sheet provided with an adsorption layer composed of pseudoboehmite having a total pore volume of 0.1 cc / g or less having a radius of 10 to 100 nm is printed in an appropriate environment using an appropriate inkjet printer. Although a high-quality full-color image can be obtained, depending on the ink jet printer used and the use environment, the ink absorption speed is insufficient, so-called beading occurs, and a high-quality image may not be obtained. Beading is a phenomenon in which dots are distorted by joining droplets on the surface of a recording medium. An object of the present invention is to obtain a recording medium having an ink receiving layer having a sufficient absorption rate without impairing transparency.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a porous layer containing boehmite on a substrate, wherein the pore volume is 1 to 30 nm and the pore volume is 0.3 to 1.2 cc / g, and the pore radius is 10 to 30 nm. The volume of 0.2 to 1.0 cc / g, the pore volume of 30 to 100 nm and the pore volume of 0.3 cc / g or less, and the [020] plane and [200] of boehmite obtained by X-ray diffraction Provided is a recording medium having at least one porous layer having an orientation degree defined by Formula 2 of 0.5 or less based on a peak height ratio (Formula 1) due to surface reflection .
[0007]
Boehmite is a crystal of alumina hydrate represented by the composition formula Al 2 O 3 .nH 2 O (n = 1 to 1.5), and the colloidal aggregate of boehmite is also called pseudoboehmite. Since boehmite is excellent in ink absorbability, dye fixing, and the like, a porous layer containing boehmite is suitable as an ink receiving layer. In particular, the recording medium of the present invention is suitable as a recording sheet for an ink jet printer because it exhibits high adsorptivity to water-soluble anionic dyes often used in ink jet printers.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The porous layer containing boehmite needs to have a pore volume of 0.3 to 1.2 cc / g of pores having a pore radius in the range of 1 to 30 nm. When the pore volume having a pore radius in the range of 1 to 30 nm is less than 0.3 cc / g, the ink absorbability and the dye fixing property are insufficient, which is inappropriate. When the pore volume in this range exceeds 1.2 cc / g, light scattering in the porous layer containing boehmite increases, and the transparency of the porous layer is impaired, or the dye is adsorbed on this layer. The formed image becomes whitish and is inappropriate. More preferably, the pore volume of pores having a pore radius in the range of 1 to 30 nm is 0.5 to 1.2 cc / g.
[0009]
The porous layer containing boehmite needs to have a pore volume of 0.2 to 1.0 cc / g of pores having a pore radius in the range of 10 to 30 nm. If the pore volume having a pore radius in the range of 10 to 30 nm is less than 0.2 cc / g, the ink absorption rate is slow, which is not suitable. When the pore volume in this range exceeds 1.0 cc / g, light scattering in the porous layer containing boehmite increases, and the transparency of the porous layer is impaired, or the dye is adsorbed on this layer. The formed image becomes whitish and is inappropriate. More preferably, the pore volume of pores having a pore radius in the range of 10 to 30 nm is 0.3 to 0.5 cc / g.
[0010]
The porous layer containing boehmite needs to have a pore volume of 30 to 100 nm and a pore volume of 0.3 cc / g or less. When the pore volume with a pore radius of 30 to 100 nm exceeds 0.3 cc / g, light scattering in the porous layer containing boehmite increases, and the transparency of the porous layer is impaired. An image formed by adsorbing a dye on the surface becomes whitish, which is inappropriate. It is preferable that pores having a pore radius of more than 30 nm are not substantially present, and it is more preferable that the pore volume of pore radius of 30 to 100 nm is 0.1 cc / g or less.
[0011]
In the present invention, the pore volume is measured by the nitrogen adsorption / desorption method. According to this method, pore volume exceeding a pore radius of 100 nm cannot be measured, but the porous layer containing boehmite preferably has substantially no pores exceeding a pore radius of 100 nm.
[0012]
In the porous layer containing boehmite, the b-axis of the boehmite crystal needs to be oriented perpendicular to the substrate surface. When the b-axis of boehmite is not oriented perpendicularly to the sheet surface, the transparency of the porous layer is impaired even when the above-mentioned pore characteristics are present, and when the substrate is transparent, haze Is unfavorable because of the high. Here, the degree of orientation is determined by measuring the ratio of the peak heights of the boehmite [020] plane and [200] plane reflection obtained by X-ray diffraction (Equation 1) by thin film X-ray diffraction on the surface of the recording medium. , Defined by comparison with non-oriented boehmite powder. That is, the degree of orientation is defined as in the following formula 2.
[0013]
[Equation 3]
[0014]
[Expression 4]
[0015]
If the orientation value is 1, boehmite is non-oriented. The smaller this value is, the higher the degree of orientation is. If it is 0, it indicates complete b-axis orientation, that is, the b-axis of all boehmite crystal grains is perpendicular to the sheet surface. When the degree of orientation of boehmite exceeds 0.5, the transparency of the boehmite layer is insufficient, which is inappropriate. When the transparency of the boehmite layer is insufficient, haze is increased in the case of a transparent sheet, which is not preferable. In the recording medium of the present invention, the boehmite layer serves as a dye-supporting layer. Even when an opaque material such as paper is used as a base material, the dye is supported in a highly transparent layer. Good color development and high color density recording are possible. More preferably, the degree of orientation of boehmite is 0.3 or less.
[0016]
The porous layer containing the oriented boehmite is formed by applying and drying a coating liquid containing boehmite sol. This is mainly due to the anisotropy of the boehmite crystals, and is considered to be oriented so that the b-axis is perpendicular to the substrate during the drying process of the boehmite sol coating liquid. The same applies not only when the boehmite crystal particles are monodispersed in the boehmite sol, but also when the sol particles are secondarily aggregated to some extent. However, a boehmite layer oriented in this way cannot be obtained by applying a powder obtained by pulverizing boehmite xerogel onto a substrate together with a binder.
[0017]
The boehmite sol needs to be selected to form a porous layer having the above-described pore volume, but a general boehmite sol lacks the pore volume of pores having a pore radius in the range of 10 to 30 nm. Therefore, it is necessary to increase the pore volume. For example, in the case of a boehmite sol by an alkoxide hydrolysis method, it is preferable to use a boehmite sol in which primary crystal particles are further grown by increasing the hydrolysis time as compared with a conventional boehmite sol.
[0018]
It does not specifically limit as a base material, A various thing can be used. Specifically, plastics and papers such as polyester resins such as polyethylene terephthalate, polycarbonate resins, and fluorine resins such as ethylene-tetrafluoroethylene copolymer can be suitably used. In addition to transparent films such as plastic films and sheets or various glasses, opaque materials such as cloth, paper, and metals, and translucent materials such as fluororesin films such as ethylene-tetrafluoroethylene copolymer can be used as appropriate. These substrates can be subjected to corona discharge treatment and various undercoats for the purpose of improving the adhesive strength of the boehmite porous layer.
[0019]
As the base material, an ink-absorbing material such as paper can be used, and a non-absorbing material such as a polyester film can also be used. An ink-absorbing resin layer, a siliceous porous layer, or the like may be provided between the substrate and the porous layer containing boehmite. Another layer may be provided on the upper layer of the porous layer containing boehmite.
[0020]
The thickness of the porous layer containing boehmite is preferably in the range of 1 to 50 μm, although it depends on the ink absorption characteristics of the substrate. If the thickness is less than 1 μm, the ink absorbability may be insufficient or color development may be insufficient. A thickness exceeding 50 μm is not preferable because the mechanical strength of the porous layer may be reduced or the color of the recorded matter may be hindered. More preferably, the thickness of the porous layer containing boehmite is 5 to 30 μm.
[0021]
When a porous layer containing boehmite is provided on the uppermost layer of the recording medium, it is preferable in terms of obtaining a vivid color. A protective layer may be provided on the surface in order to further impart gloss and scratch resistance of the recorded matter. As the surface protective layer, a silica gel layer having a thickness of 0.1 to 30 μm having a structure in which spherical primary particles of silica are bonded to each other, and a powder composed of secondary particles of silica is substantially not included in the layer. It is preferable to use it.
[0022]
As the porous layer containing boehmite, 50% by weight or more is preferably boehmite. Further, it is particularly preferable that 80% by weight or more is boehmite because vivid color development is obtained. In the porous layer containing boehmite, a binder other than boehmite is preferable because the strength of the porous layer is improved. In addition to the boehmite and binder components, inorganic pigments such as silica and various additives can be contained as long as the properties of the porous layer are not impaired.
[0023]
As the binder, starch, modified products thereof, polyvinyl alcohol (PVA) and modified products thereof, styrene butadiene rubber (SBR) latex, acrylonitrile butadiene rubber (NBR) latex, hydroxy cellulose, polyvinyl pyrrolidone, and other organic materials can be used. Of these, the use of PVA is particularly preferable because it does not substantially impair the preferred physical properties of pseudoboehmite and can sufficiently increase the mechanical strength of the ink receiving layer. The binder content is preferably about 5 to 50% by weight of boehmite. When the binder content is less than 5% by weight, the strength of the porous layer becomes insufficient. On the other hand, when it exceeds 50% by weight, the ink absorbability may be hindered. A more preferable content of the binder is 10 to 30% by weight.
[0024]
As a means for providing the porous layer containing boehmite on the substrate, a method of adding a binder and a solvent to boehmite sol to form a sol-like coating liquid, applying this to the substrate, and then drying is preferable. As a coating method, for example, a die coater, a roll coater, an air knife coater, a blade coater, a rod coater, a bar coater, a comma coater or the like can be adopted. As the solvent for the slurry, both aqueous and non-aqueous solvents can be adopted.
[0025]
【Example】
Example 1 (Example)
A glass reactor (separable flask with stirring blade and thermometer) with a capacity of 2 liters was charged with 900 g (50 mol) of water and 751 g (12.5 mol) of isopropanol, and the liquid temperature was heated to 75 ° C. with a mantle heater. . While stirring, 204.25 g (1 mol) of aluminum isopropoxide was added, and hydrolysis was performed for 120 hours while maintaining the liquid temperature at 75 to 78 ° C. Thereafter, the temperature was raised to 95 ° C. while distilling off isopropanol, 6 g (0.1 mol) of acetic acid was added, and the mixture was held at 95 to 97 ° C. for 48 hours to peptize. The liquid was further concentrated to 400 g to obtain a white boehmite sol. The solid content of the obtained sol solution was 15% by weight.
[0026]
Polyvinyl alcohol (saponification degree 99.8%, polymerization degree 4000) was added to this sol by 10% by weight with respect to the boehmite solid content, and it was coated on a white polyethylene terephthalate film having a thickness of 100 μm using a bar coater. And dried to obtain a recording medium. The thickness of the coating layer after drying was 30 μm. Table 1 shows the pore distribution (volume of pores having pore radii of 1 to 30 nm, 10 to 30 nm, and 30 to 100 nm, respectively) and the degree of orientation of the coating layer of this recording medium.
[0027]
Example 2 (Comparative example)
A white boehmite sol having a solid content of 15% by weight was obtained in the same manner as in Example 1 except that the hydrolysis time was changed from 120 hours to 24 hours. Using this sol, a recording medium was obtained in the same manner as in Example 1. Table 1 shows the pore distribution and orientation degree of the coating layer of this recording medium.
[0028]
Example 3 (Comparative example)
A glass reactor (separable flask with stirring blade and thermometer) with a capacity of 2 liters was charged with 900 g (50 mol) of water and 751 g (12.5 mol) of isopropanol, and the liquid temperature was heated to 75 ° C. with a mantle heater. . While stirring, 204.25 g (1 mol) of aluminum isopropoxide was added, and hydrolysis was performed for 96 hours while maintaining the liquid temperature at 75 to 78 ° C. Thereafter, isopropanol was distilled off, cooling, filtration, and drying at 160 ° C. to obtain boehmite xerogel. Further, this was pulverized to obtain a white powder having an average particle diameter of 3 μm.
[0029]
This powder was added to a polyvinyl alcohol (saponification degree 99.8%, polymerization degree 4000) aqueous solution in a ratio of 10 parts by weight of polyvinyl alcohol to 100 parts by weight of the powder in terms of solid content, and the total solid content concentration was 15% by weight. A coating solution was prepared. This coating solution was applied onto a white polyethylene terephthalate film having a thickness of 100 μm using a bar coater and dried at 140 ° C. to obtain a recording medium. The thickness of the coating layer after drying was 29 μm. Table 1 shows the pore distribution and orientation degree of the coating layer of this recording medium.
[0030]
Example 4 (Example)
Polyvinyl alcohol (saponification degree: 96.5%, polymerization degree: 2600) was added to boehmite sol having the same solid content of 15% by weight as in Example 1 with respect to boehmite solid content, and on a fine paper having a basis weight of 128 g / m 2 . A recording medium was obtained by coating at a temperature of 140 ° C. using a bar coater. The thickness of the coating layer after drying was 25 μm. Table 1 shows the pore distribution and orientation degree of the coating layer of this recording medium. Here, the pore distribution was determined by measuring the pore distribution of only the recording medium containing the base material and the base material, and subtracting the amount of the base material.
[0031]
Example 5 (Comparative example)
The same boehmite powder as in Example 3 was added to an aqueous solution of polyvinyl alcohol (saponification degree: 96.5%, polymerization degree: 2600) at a ratio of 12 parts by weight of polyvinyl alcohol to 100 parts by weight of the powder in terms of solid content, and the total solid content concentration A coating solution of 15% by weight was prepared. This coating solution was applied onto high quality paper having a basis weight of 128 g / m 2 using a bar coater and dried at 140 ° C. to obtain a recording medium. The thickness of the coating layer after drying was 25 μm. Table 1 shows the pore distribution and orientation degree of the coating layer of this recording medium. The pore distribution was measured in the same manner as in Example 4.
[0032]
[Table 1]
[0033]
For the recording media of Evaluation Examples 1 to 5 , a test pattern of 5 cm × 5 cm was printed in black and green (mixed color of cyan and yellow) using a color inkjet printer MJ-700V2C manufactured by Seiko Epson Corporation. The reflection color density of the black pattern of the printed sheet was measured with a Sakura Densitometer PDA45 manufactured by Konica Corporation. From the green pattern of the printed sheet, the degree of beading was relatively evaluated in four stages (0: best, 3: worst) from 0 to 3.
[0034]
[Table 2]
[0035]
In Examples 1 and 4 which are examples of the present invention, a recording medium having a high color density and no beading was obtained. On the other hand, in Example 2 given for comparison, the color density was better than Example 1, but beading was somewhat likely to occur. In Examples 3 and 5 given for comparison, no beading occurred, but the color density was slightly low.
[0036]
【The invention's effect】
The recording medium of the present invention has good ink absorbability, exhibits excellent color development, and can absorb ink quickly. For this reason, problems such as beading do not occur even when used as a recording medium for an inkjet printer. When a transparent material is used as the substrate, the recording medium has good transparency.
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