JP3623946B2 - Resistance reduction structure rudder - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、船舶で使用する舵に関する。さらに説明すると、本発明は、流線形状をした前縁部、平板形状の中間部および楔形状で頂部が前側に配置された後縁部を頂板と中間板と底板とで固定してなる抵抗低減構造舵に関する。
【0002】
【従来技術】
従来のこの種の船舶用のシリング舵は、流線形状をした前縁部、平板形状の中間部および楔形状で頂部が前側に配置された後縁部を頂板と底板とで固定してなるものとして提案されている。
図5は上述した従来のシリング舵を説明するための図であり、図5(a)は従来のシリング舵を示す側面図、図5(b)は従来のシリング舵を示す断面図である。図6は、従来のシリング舵の断面形状とプロペラ回転軸の上側プロペラ流によるシリング舵に作用する力関係を説明するための図である。
【0003】
従来のシリング舵101は、図5(a)、図5(b)および図6に示すように、流線形状をした前縁部103、平板形状の中間部105および楔形状で頂部が前側に配置された後縁部107を頂板109と底板111とで舵軸113に固定し、かつ、プロペラ115の後部において前記舵軸113により船舶117の船体119に回動可能に固定されたものである。
このような形状のシリング舵101において、プロペラ115の回転軸の上側では、プロペラ流Lvが図6に示すように図示上側斜めにシリング舵101に供給されている。
【0004】
このようなプロペラ流Lvがシリング舵101に供給されると、図6に示すように流体が流れることになり、揚力Lyが発生するとともに、抗力Rwが発生する。
この揚力Lyは、図6に示すように、前記シリング舵101の中心軸CL方向上で前記シリング舵101に前向きに働く推進成分Vsと、中心軸CLの直角成分である横力Ysとに分解される。
【0005】
一方、抗力Rwは、図6に示すように、シリング舵101の中心軸CL方向上でシリング舵101に後ろ向きに働く抵抗成分Rrと、中心軸CLの直角成分である横力Yrとに分解される。
前記揚力Lyによる横力Ysと前記抗力Rwによる横力Yrは加算されることになる。
同様に、プロペラ115の回転軸の下側では、図6を用いて説明すれば、図示斜め下側からプロペラ流が供給されることになり、上述同様に、推進成分Vsと抵抗成分Rrとが発生し、これらは上記推進成分Vsと抵抗成分Rrとに加算される。
また、プロペラ115の回転軸の下側で発生する横力Ysと横力Yrとは図6では上側に発生し、上記プロペラ115の回転軸の上側の横力Ysと横力Yrとで相殺されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したシリング舵101では、図6の符号Aに示すように、中間部105付近の流れの剥離により、通常の舵に比べて推進抵抗が大きくなってしまうという欠点があった。
また、上述したシリング舵101の形状が、中心軸CLに対して対称であったため、プロペラ115の回転流によるエネルギーを十分に回収することができなかった。
本発明は、上述した点に鑑みてなされてもので、揚力を増加させて推進力を増大させてなる抵抗低減構造舵を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明に係る抵抗低減構造舵は、流線形状をした前縁部、平板形状の中間部および楔形状で頂部が前側に配置された後縁部を頂板と底板とで固定してなる船舶用のシリング舵において、プロペラの回転軸上の後部位置に中間板が配置されるようにし、前記頂板と前記中間板との間および前記中間板と前記底板との間に前縁部、中間部、後縁部をそれぞれ配置し、前記頂板と前記中間板との間の中間部および後縁部または後縁部のみを、プロペラの回転軸の上側プロペラ流方向にずらして配置し、前記中間板と前記底板との間の中間部および後縁部または後縁部のみを、プロペラの回転軸の下側プロペラ流方向にずらして配置し、かつ、前記後縁部と前記中間部との間に間隙を設けてなることを特徴とするものである。
請求項2の発明では、請求項1に係る抵抗低減構造舵において、前記中間部と前縁部との間に間隙を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1および図2は、本発明の第1の実施の形態を説明するためのものである。ここに、図1は本発明の第1の実施の形態に係る抵抗低減構造舵を示す図であって、図1(a)は本発明の第1の実施の形態に係る抵抗低減構造舵を示す側面図、図1(b)はプロペラ回転軸より上側の抵抗低減構造舵の断面図、図1(c)はプロペラ回転軸より下側の抵抗低減構造舵の断面図である。
【0009】
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る抵抗低減構造舵の断面形状とプロペラ回転軸の上側プロペラ流による当該舵に作用する力関係を説明するための図である。
本発明の第1の実施の形態に係る抵抗低減構造舵1は、図1(a)ないし図1(c)および図2に示すように、流線形状をした前縁部3a,3bと、平板形状の中間部5a,5bと、楔形状で頂部が前側に配置された後縁部7a,7bとを、頂板9と中間板11と底板13とで舵軸15に固定し、かつ、プロペラ17の後部において前記舵軸15により船舶19の船体21に回動可能に固定されたものであり、次のように構成されている。
【0010】
さらに説明すると、上記抵抗低減構造舵1は、前記頂板9と前記中間板11との間に前記前縁部3a、前記中間部5aおよび前記後縁部7aを配置しており、かつ、前記中間板11と前記底板13との間に前記前縁部3b、前記中間部5bおよび前記後縁部7bを配置している。
また、前記舵1の中間板11より図示上側において、前記頂板9と前記中間板11との間に配置されている前記後縁部7aは、図1(b)および図2に示すように、前記プロペラ17の回転軸Ccの上側プロペラ流方向にずらして配置されており、前記舵1の中心軸CLに対して図示上側に所定長さずらしてキャンバーが構成されるようにしている。
【0011】
また、前記舵1の中間板11より図示下側において、前記中間板11と前記底板13との間に配置されている前記後縁部7bは、図1(c)に示すように、前記プロペラ17の回転軸Ccの下側プロペラ流方向にずらして配置されており、前記舵1の中心軸CLに対して図示下側に所定長さずらしてキャンバーCBが構成されるようにしている。なお、前記後縁部7a,7bは、そのずらす長さが同じでで、ずらす方向が中心軸CLに対して対称にされている。
上記抵抗低減構造舵1では、前記後縁部7aと中間部5aとの間に図示上から図示左下に向いた斜めの間隙Gを形成させ、前記後縁部7bと中間部5bとの間に図示下から図示左上に斜めの間隙Gを形成させている。
【0012】
上述したような形状の舵1において、プロペラ17の回転軸の上側では、図2に示すように図示右上側から左下側に向かう斜めのプロペラ流Lvが当該舵1に供給されている。
このようなプロペラ流Lvが当該舵1に供給されると、後縁部7aがずれてキャンバーCBが構成されているため、図2に示すように流体が流れることになり、大きな揚力Lyが発生するとともに、抗力Rwが発生する。
この揚力Lyは、図2に示すように、前記舵1の中心軸CL方向上で前記舵1に前向きに働く推進成分Vsと、中心軸CLの直角成分である横力Ysとに分解される。
【0013】
一方、抗力Rwは、図2に示すように、当該舵1の中心軸CL方向上で当該舵1に後ろ向きに働く抵抗成分Rrと、中心軸CLの直角成分である横力Yrとに分解される。
前記揚力Lyによる横力Ysと前記抗力Rwによる横力Yrは加算されることになる。
同様に、プロペラ17の回転軸の下側では、図2を用いて説明すれば、図示右下から左上に向かう斜めのプロペラ流が供給されることになり、上述同様に、推進成分Vsと抵抗成分Rrとが発生し、これらは上記推進成分Vsと抵抗成分Rrとに加算される。
【0014】
また、前記プロペラ17の回転軸の下側で発生する横力Ysと横力Yrとは図2では上側に発生し、上記プロペラ17の回転軸の上側の横力Ysと横力Yrとで相殺されることになる。
また、前記中間板11の上側では、図2に示すように、前記後縁部7aと前記中間部5aとの間に形成された間隙Gを通して図示上側から図示下側に流れが生じ、図示下側の前縁部3aと中間部5aと継ぎ目当たりの背面に発生する剥離を抑制することができる。
【0015】
同様に、前記中間板11の下側では、図示しないが、前記後縁部7bと前記中間部5bとの間に形成された間隙Gを通して図示下側から図示上側に流れが生じ、前縁部3bと中間部5bと継ぎ目当たりの背面(上記背面の反対側)に発生する剥離を抑制することができる。
このように本発明の第1の実施の形態に係る抵抗低減構造舵1によれば、中間板11の上下における後縁部7a,7bを中心軸CLに対称にずらして(キャンバーを形成している)、かつ、後縁部7a,7bと中間部5a,5bとの間に間隙Gを形成しているので、背面における剥離を抑制することができ、かつ、揚力が増加し、かつ、推進力が増大する。
【0016】
[第2の実施の形態]
図3および図4は、本発明の第2の実施の形態を説明するためのものである。ここに、図3は本発明の第2の実施の形態に係る抵抗低減構造舵を示す図であって、図3(a)は本発明の第2の実施の形態に係る抵抗低減構造舵を示す側面図、図3(b)はプロペラ回転軸より上側の抵抗低減構造舵を示す断面図、図3(c)はプロペラ回転軸より下側の抵抗低減構造舵を示す断面図である。
【0017】
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る抵抗低減構造舵の断面形状とプロペラ回転軸の上側プロペラ流による当該舵に作用する力関係を説明するための図である。
これらの図において、本発明の第2の実施の形態に係る抵抗低減構造舵1Aが、上記第1の実施の形態と異なるところは、中間部5a,5bおよび後縁部7a,7bを中心軸CLから対称にずらした点にあり、他の構成は第1の実施の形態と同じであるので、同一符号を付して特徴部分のみ説明する。
【0018】
前記舵1の中間板11より図示上側において、前記頂板9と前記中間板11との間に配置されている前記中間部5aおよび前記後縁部7aを、図3(b)および図2に示すように、前記プロペラ17の回転軸Ccの上側プロペラ流方向にずらして配置されており、前記舵1の中心軸CLに対して図示上側に所定長さずらしてキャンバーCBが構成されるようにしている。
【0019】
また、前記舵1の中間板11より図示下側において、前記中間板11と前記底板13との間に配置されている前記中間部5bおよび前記後縁部7bを、図3(c)に示すように、前記プロペラ17の回転軸Ccの下側プロペラ流方向にずらして配置されており、前記舵1の中心軸CLに対して図示下側に所定長さずらしてキャンバーCBが構成されるようにしている。なお、前記中間部5aおよび後縁部7aと、前記中間部5bおよび後縁部7bとは、そのずらす長さが同じでで、ずらす方向が中心軸CLに対して対称にされている。
上記抵抗低減構造舵1Aでは、前記前縁部3aと中間部5aとの間に図示上から図示左下に向いた斜めの間隙Gを形成させ、前記前縁部3bと中間部5bとの間に図示下から図示左上に斜めの間隙Gを形成させている。
【0020】
上述したような形状の舵1Aにおいて、プロペラ17の回転軸の上側では、図4に示すように図示右上側から左下側に向かう斜めのプロペラ流Lvが当該舵1に供給されている。
本発明の第2の実施の形態に係る抵抗低減構造舵1によっても、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
また、本発明の第2の実施の形態に係る抵抗低減構造舵1では、剥離が発生する部分に直接流れを供給するため、剥離の抑制効果が高いものとなる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、中間板の上下における後縁部を中心軸に対称にずらして、かつ、後縁部と中間部との間あるいは前縁部と中間部との間に間隙を形成しているので、背面における剥離を抑制することができ、かつ、揚力が増加し、かつ、推進力が増大するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る抵抗低減構造舵を示す図であって、図1(a)は本発明の第1の実施の形態に係る抵抗低減構造舵を示す側面図、図1(b)はプロペラ回転軸より上側の抵抗低減構造舵の断面図、図1(c)はプロペラ回転軸より下側の抵抗低減構造舵の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る抵抗低減構造舵の断面形状とプロペラ回転軸の上側プロペラ流による当該舵に作用する力関係を説明するための図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る抵抗低減構造舵を示す図であって、図3(a)は本発明の第2の実施の形態に係る抵抗低減構造舵を示す側面図、図3(b)はプロペラ回転軸より上側の抵抗低減構造舵を示す断面図、図3(c)はプロペラ回転軸より下側の抵抗低減構造舵を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る抵抗低減構造舵の断面形状とプロペラ回転軸の上側プロペラ流による当該舵に作用する力関係を説明するための図である。
【図5】従来のシリング舵を説明するための図であり、図5(a)は従来のシリング舵を示す側面図、図5(b)は従来のシリング舵を示す断面図である。
【図6】従来のシリング舵の断面形状とプロペラ回転軸の上側プロペラ流によるシリング舵に作用する力関係を説明するための図である。
【符号の説明】
1,1A 抵抗低減構造舵
3a,3b 前縁部
5a,5b 中間部
7a,7b 後縁部
9 頂板
11 中間板
13 底板
15 舵軸
17 プロペラ
19 船舶
21 船体
CB キャンバー
CL 中心軸
Cc 回転軸
Lv プロペラ流
Ly 揚力
Ys,Yr 横力
Rw 抗力
Vs 推進成分
Rr 抵抗成分[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rudder used in a ship. More specifically, the present invention relates to a resistance formed by fixing a streamline-shaped front edge, a flat plate-shaped intermediate portion, and a wedge-shaped rear edge having a top portion disposed on the front side by a top plate, an intermediate plate, and a bottom plate. Reducing structural rudder.
[0002]
[Prior art]
A conventional shilling rudder for a ship of this type is formed by fixing a streamline-shaped front edge, a flat plate-shaped intermediate portion, and a wedge-shaped rear edge having a top portion disposed on the front side by a top plate and a bottom plate. It has been proposed as a thing.
FIG. 5 is a view for explaining the above-described conventional shilling rudder, FIG. 5 (a) is a side view showing a conventional shilling rudder, and FIG. 5 (b) is a cross-sectional view showing the conventional shilling rudder. FIG. 6 is a diagram for explaining the relationship between the cross-sectional shape of a conventional shilling rudder and the force acting on the shilling rudder due to the upper propeller flow on the propeller rotation shaft.
[0003]
As shown in FIGS. 5 (a), 5 (b) and 6, the conventional
In the
[0004]
When such a propeller flow Lv is supplied to the
As shown in FIG. 6 , the lift Ly is decomposed into a propulsion component Vs that works forward on the
[0005]
On the other hand, drag Rw, as shown in FIG. 6, is decomposed and the resistance component Rr acting backwards Schilling
The lateral force Ys caused by the lift force Ly and the lateral force Yr caused by the drag force Rw are added.
Similarly, if it demonstrates using FIG. 6 below the rotating shaft of the
Further, the lateral force Ys and the lateral force Yr generated on the lower side of the rotating shaft of the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In Schilling
Further, since the shape of the above-described
The present invention has been made in view of the above-described points, and an object thereof is to provide a resistance-reducing structure rudder in which lift is increased and propulsion is increased.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a resistance-reducing structure rudder according to the invention of
According to a second aspect of the present invention, in the resistance reduction structure rudder according to the first aspect, a gap is provided between the intermediate portion and the front edge portion.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[First Embodiment]
FIG. 1 and FIG. 2 are for explaining the first embodiment of the present invention. FIG. 1 is a view showing a resistance reduction structure rudder according to the first embodiment of the present invention. FIG. 1 (a) shows the resistance reduction structure rudder according to the first embodiment of the present invention. FIG. 1B is a cross-sectional view of the resistance-reducing structure rudder above the propeller rotation shaft, and FIG. 1C is a cross-sectional view of the resistance-reduction structure rudder below the propeller rotation shaft.
[0009]
FIG. 2 is a diagram for explaining a force relationship acting on the rudder due to the cross-sectional shape of the resistance-reducing structure rudder according to the first embodiment of the present invention and the upper propeller flow of the propeller rotation shaft.
The resistance
[0010]
More specifically, the resistance-reducing
In addition, the
[0011]
In addition, the
In the resistance-reducing
[0012]
In the
When such a propeller flow Lv is supplied to the
As shown in FIG. 2, the lift Ly is decomposed into a propulsion component Vs that works forward on the
[0013]
On the other hand, the drag Rw is decomposed into a resistance component Rr acting backward on the
The lateral force Ys caused by the lift force Ly and the lateral force Yr caused by the drag force Rw are added.
Similarly, on the lower side of the rotating shaft of the
[0014]
Further, the lateral force Ys and the lateral force Yr generated on the lower side of the rotating shaft of the
In addition, on the upper side of the intermediate plate 11, as shown in FIG. 2, a flow is generated from the upper side to the lower side through the gap G formed between the
[0015]
Similarly, on the lower side of the intermediate plate 11, although not shown, a flow is generated from the lower side of the drawing to the upper side of the drawing through a gap G formed between the
Thus, according to the resistance
[0016]
[Second Embodiment]
FIG. 3 and FIG. 4 are for explaining the second embodiment of the present invention. FIG. 3 is a view showing a resistance reduction structure rudder according to the second embodiment of the present invention, and FIG. 3 (a) shows the resistance reduction structure rudder according to the second embodiment of the present invention. FIG. 3B is a cross-sectional view showing the resistance-reducing structure rudder above the propeller rotation shaft, and FIG. 3C is a cross-sectional view showing the resistance-reduction structure rudder below the propeller rotation shaft.
[0017]
FIG. 4 is a diagram for explaining the relationship between the cross-sectional shape of the resistance reduction structure rudder according to the second embodiment of the present invention and the force acting on the rudder due to the upper propeller flow of the propeller rotation shaft.
In these drawings, the resistance reduction structure rudder 1A according to the second embodiment of the present invention differs from the first embodiment in that the
[0018]
The
[0019]
Further, the
In the resistance reduction structure rudder 1A, an oblique gap G is formed between the
[0020]
In the rudder 1A having the shape as described above, on the upper side of the rotation shaft of the
The resistance
Moreover, in the resistance
[0021]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the rear edge portions at the top and bottom of the intermediate plate are shifted symmetrically with respect to the central axis, and between the rear edge portion and the intermediate portion or between the front edge portion and the intermediate portion. Since the gap is formed, it is possible to suppress peeling on the back surface, increase the lift force, and increase the driving force.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a resistance-reducing structure rudder according to a first embodiment of the present invention, and FIG. 1 (a) is a side view showing the resistance-reducing structure rudder according to the first embodiment of the present invention; FIG. 1B is a cross-sectional view of the resistance-reducing structure rudder above the propeller rotation axis, and FIG. 1C is a cross-sectional view of the resistance-reduction structure rudder below the propeller rotation axis.
FIG. 2 is a diagram for explaining the relationship between the cross-sectional shape of the resistance-reducing structure rudder according to the first embodiment of the present invention and the force acting on the rudder due to the upper propeller flow of the propeller rotation shaft.
FIG. 3 is a view showing a resistance-reducing structure rudder according to a second embodiment of the present invention, and FIG. 3 (a) is a side view showing a resistance-reducing structure rudder according to a second embodiment of the present invention. FIG. 3B is a cross-sectional view showing the resistance-reducing structure rudder above the propeller rotation shaft, and FIG. 3C is a cross-sectional view showing the resistance-reduction structure rudder below the propeller rotation shaft.
FIG. 4 is a diagram for explaining the relationship between the cross-sectional shape of the resistance-reducing structure rudder according to the second embodiment of the present invention and the force acting on the rudder due to the upper propeller flow of the propeller rotation shaft.
5A and 5B are diagrams for explaining a conventional shilling rudder, in which FIG. 5A is a side view showing a conventional shilling rudder, and FIG. 5B is a cross-sectional view showing a conventional shilling rudder.
FIG. 6 is a diagram for explaining the relationship between the cross-sectional shape of a conventional shilling rudder and the force acting on the shilling rudder due to the upper propeller flow on the propeller rotation shaft.
[Explanation of symbols]
1,1A Resistance
Claims (2)
プロペラの回転軸上の後部位置に中間板が配置されるようにし、前記頂板と前記中間板との間および前記中間板と前記底板との間に前縁部、中間部、後縁部をそれぞれ配置し、
前記頂板と前記中間板との間の中間部および後縁部または後縁部のみを、プロペラの回転軸の上側プロペラ流方向にずらして配置し、
前記中間板と前記底板との間の中間部および後縁部または後縁部のみを、プロペラの回転軸の下側プロペラ流方向にずらして配置し、かつ、前記後縁部と前記中間部との間に間隙を設けてなることを特徴とする抵抗低減構造舵。In a ship shilling rudder in which a streamlined front edge part, a flat plate-shaped intermediate part, and a wedge-shaped rear edge part arranged at the front side are fixed by a top plate and a bottom plate,
An intermediate plate is disposed at a rear position on the rotation shaft of the propeller, and a front edge portion, an intermediate portion, and a rear edge portion are provided between the top plate and the intermediate plate and between the intermediate plate and the bottom plate, respectively. Place and
Only the intermediate part and the rear edge part or the rear edge part between the top plate and the intermediate plate are shifted in the upper propeller flow direction of the rotation axis of the propeller,
Only the intermediate portion and the rear edge portion or the rear edge portion between the intermediate plate and the bottom plate are shifted in the lower propeller flow direction of the rotation shaft of the propeller , and the rear edge portion and the intermediate portion A resistance-reducing structure rudder characterized by providing a gap between them .
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