JP3623540B2 - 容器 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は茶やジュース、牛乳などの飲料、或いはソース、しょうゆなどの液状の調味料を注ぐ為の容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の容器は、図10の(B)に示す如く内部に液を貯留する為の空間3pを備える本体Apに対し、その側壁1pの一部に空間内の液を注ぎ出す為の膨出状の注ぎ口Bpを備えさせている。
【0003】
このような容器にあっては、内部の液を注ぐ場合、図10の(A)のように容器を傾けると注ぎ口Bpという一定の場所から液を注ぐことが出来るので、思い通りの場所に的確に液を注ぐことが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記従来の容器では、上記液を注いでいる状態において上記注ぎ口Bpの先端部9pの上面14p上を先端10pに向けて流れていた液は、上記注ぎ出しを終えて容器を水平の状態に戻してくるときに、流れの慣性により上記先端10pに向けて更に前進し、そしてその液は(B)、(C)の如く先端10pを下面15pに向けて回り込み、更にその下面15pを伝い降りて本体Apの側壁1pを汚したり、或いは更に容器を例えばテーブルT上に置いたときにテーブル上面を汚したりする問題点があった。
【0005】
本願発明の容器は上記従来技術の問題点(技術的課題)を解決する為に提供するものである。
第1の目的は、液を注ぐ場合、容器を傾けることにより注ぎ口から目的の場所に向けて的確に液を注ぐことができる容器を提供することである。
第2の目的は、液の注ぎ出しを終えて容器を水平に戻すときに、液が注ぎ口の先端から注ぎ口の下面に伝い降りることを防止して、容器本体の側壁外面を汚したり、或いは容器をテーブルの上に置いた際にテーブルの上面を汚すことを予め防止できるようにすることである。
他の目的及び利点は図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明らかになるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願発明における容器は、内部に液を貯留する為の空間3を備える本体Aに対し、その側壁1の上部には上記空間内の液を注ぎ出す為に側壁から前方に向けて膨出状に突出させた注ぎ口Bを備え、上記注ぎ口Bの先端部9における上面14は、断面形状において上向きで滑らかな曲面に膨出し、先端10が滑らかな曲面で低くなる形状にしてある容器において、
上記注ぎ口Bの先端部9における下面15においては、先端10から僅かな範囲30を残して離れた位置に、撥水性材料製の被膜20を備えさせ、上記の僅かな範囲30の設定は、そこに液7iが付着して残っても、その残る量が水滴となって落下するに至らぬ僅かな量となる小さい範囲で、先端 10 から水平距離 L5 にして約3 mm 以内に設定したものである。
【0007】
【作用】
容器を注ぎ口の側に傾けると内部の液は膨出状の注ぎ口を通してその先端から流下する。その容器を水平に戻す場合、上記液を注いでいた状態において上記注ぎ口の先端部の上面上を先端に向けて流れていた液は、その流れの慣性により上記先端に向けて更に前進する。しかしその液が先端を下面に向けて回り込みかけても、そこにある発水性材料製の被膜はその液が注ぎ口先端部の下面から離反することを促す。その結果、液は落下する。
【0008】
【実施例】
以下本願の実施例を示す図面について説明する。容器の一例としてお茶(本件明細書中では、日本人が日常的に飲用する例えば煎茶、緑茶、番茶、焙じ茶、ウーロン茶等をお茶と呼ぶ)を注ぐためのポットを示す図1において、Aは本体を示し、例えば陶器製であるが、その他にガラス製、金属製など種々のものがある。1〜6はこの種のポットにおいて周知の構成を示し、1は例えば筒状の側壁、2は底、3は本体内部の液貯留用の空間、4は上方の開口部、5は蓋の受座、6は側壁1の一部に形成した液の流出口を示す。尚7は上記空間3に貯留した液として例示する茶の液である。
【0009】
次にBは上記本体Aの側壁の一部に備えさせた注ぎ口を示し、上記流出口6の縁部に滑らかな状態で連続する状態に備えさせている。該注ぎ口Bは、液を本体Aの側壁1よりも離れた位置から流下させる為に図示の如く膨出状即ち側壁の外面から突出する状態に構成している。8は注ぎ口Bにおける元部、9は先端部を夫々示す。本件明細書中において上記先端部9とは、該注ぎ口Bを通して注ぎ出される液7a(図5参照)の、注ぎ口Bから離れる場所での流出幅W1を規定する機能を果たす部分をいい、元部8とは本体A内の液7を上記先端部9に向けてガイドする部分をいう。
【0010】
上記先端部9の構成を詳細に示す図2〜図5について説明する。10は注ぎ口Bの先端を示し、本体Aから最も突出している部分をいう。該部分は図2に示すように断面形状において例えば半径R1が0.8mm程度の滑らかな曲面に形成している。11は先端部9においてそこを通って流れる液を下から支える為の受部、12,12はその液の側面を規制する為のガイド壁部を夫々示し、受部11は図4の断面形状において少なくとも水平成分を有する部分(垂直成分を有していても良い)であり、ガイド壁部12は同じく少なくとも垂直成分を有する部分(水平成分を有していても良い)である。左右のガイド壁部12は図3の(A)に示すように先端10の側がすぼまる状態に形成している。図2の14は先端部9の上面、15は下面を夫々示す。本件明細書では、容器を水平にした状態(本件明細書中において容器の水平とは底2を水平面上に載置した状態をいう)において単純に水平よりも上方を向く部分を上面14、下方を向く部分を下面15と定める。上面14は図2の断面形状において全体が上向きに膨出する形状にしている。半径R2は例えば10mmである。下面15において、16は下向きの湾曲部を示し、半径R3は例えば7mmである。湾曲部16において最も凹んだ部分17換言すれば最も高位置となる部分17と上記先端10との水平距離L1は例えば6mmである。18は下面15における下向きの膨出部を示し、半径R4は例えば7mmである。膨出部18において最も下方に突出した部分19と上記先端10との水平距離L2は例えば2.3mmである。部分17と部分19との高さの差H1は例えば0.4mmである。先端部9の図4に示す断面形状において上面14の半径R5は例えば7mmであり、下面15の半径R6は例えば10mmであり、受部11の図2に示す厚みT1は例えば3mmである。図4に示す上面14の最低部からガイド壁部12の最高部までの高さH2は例えば7mmである。
【0011】
図2〜図4に示す20は下面15に付設した水切り用の被膜を示し、発水性材料製であり、上記下面15に固着させている。該被膜20の材料としては、発水性、陶磁器材料に対する密着性や固着性に優れ、食品衛生法に適合し、又耐熱性や耐磨耗性に優れる材料を用いるのがよい。その例として、例えばシリコーン樹脂或いはフッ素樹脂を含む塗布材の内本例では例えば2液性ポリエステルウレタン塗料を用いている。下面15に対する適用方法は、刷毛塗り、スプレー掛け等の種々の方法の内本例では刷毛塗りを採用している。下面15に対する適用範囲は、一例として本例では先端10から下面15に沿った距離L3が約5.4mm、図3に示す先端からの水平距離L4が約5mm、幅W2が14mmの範囲としている。従って受部11の下面に位置する部分21のみならず、ガイド壁部12の外面に位置する部分22も含んでいる。被膜20の厚みは例えば0.2mmである。
【0012】
次に図1に示すCは周知の取っ手、Dは蓋で、24は摘み、25は空気孔を夫々示す。
【0013】
次に上記ポットから内部の茶の液7を注ぐ場合、取っ手Cをもってポットを注ぎ口Bの側に傾ける。すると液7は流出口6から注ぎ口Bの元部8を通って先端部9に至り、先端部9を通ってその先端10から図5及び図6の(A)の7aのように流下する。流下する液7aは例えば湯飲みに注ぐ。この場合、先端部9の上面14上を流れる液7cは図3に示すように先端10の側がすぼまる左右のガイド壁部12によるガイドによって、先端10に近づくほど狭幅に絞られてくる。従って、図5の如く注ぎ口Bの先端部9から流下する液7aは、先端10から僅かに離れたところの液7bの横幅W3が最も狭くなり(例えば茶を注ぐときの通常の流量の場合において4mm程度)、それより下方に至るとやや広くなる。又側方から見た状態では、図6の(A)の如く上記の液7bの前後幅W4が最も広くなる(上記の流量において6mm程度)。
【0014】
上記液7の注ぎ出しを終えてポットを水平状態に戻す場合、図6の(B)の矢印27のようにポットをやや戻した状態となったところで、図6の(A)の状態において先端部9の上面14上を流れていた液7cの内、その流れの慣性力よりも上面14の傾斜(本体Aの側への傾斜)による本体Aの側への戻り力が勝る部分の液7d(元部8の側に位置する液)は、本体A内に戻る。一方上記液7cの内、上記慣性力が上記戻り力に勝る部分の液7eは、その慣性力によって更に先端10に向けて進む。しかし先端10を越えた下面15には発水性材料製の被膜20があるので、そこへさしかかった液は上記被膜20にはじかれて、下面15に対する親水性に基づく付着力が著しく減退し、図示の如く水玉7fとなって下面15から離れ落下してしまう。そしてポットを図6の(C)の矢印28で示すように水平に戻した状態では、先端部9に液が残ったとしても図示の如き極めて小さな液滴7gが残る程度となる。従ってポットの側壁1の外面は何等濡れることのない状態に保たれる。
【0015】
図7は上記下面15に対する被膜20の適用範囲の異なる例を示すものである。本例では、下面15において先端10からの水平距離L5が所定値を越えない範囲30を残してそれよりも離れた場所31に被膜20を適用している。上記範囲30はそこに液7iが付着して残ってもその量が水滴となって落下するに至らぬ僅かな量となる小さい範囲で、上記水平距離L5にして最大約3mmである。下面15に沿った距離L6では約3.4mmである。尚場所31の長さL7は例えば2mm程度としている。
【0016】
この構成では、液を流出させていた状態から(A)に矢印32で示すようにポットをやや戻した状態となったところで、前記実施例の場合と同様に先端部9上の液は本体に戻るものと先端10に向かうものとに分かれる。この場合、先端10に向かいその先端10を越えて下面15に回り込む液7hは、範囲30においては下面15に対する親水性に基づく付着力を有する。しかしその液7hの内の場所31の側に向けて進む前部は、場所31の被膜20にさしかかると被膜20の発水性によってはじかれ、上記親水性に基づく付着力を失う。上記範囲30は比較的狭く設定しており、従ってそこに対する液7hの付着力のみでは液7hの重量を支えてその付着状態を維持するには至らぬ。その結果、上記液7hは落下してしまい、(B)の矢印33の如くポットを水平に戻した状態では、範囲30には付着状態で落下しない程度の少量の液7iが残るのみとなる。従ってこの例においてもポットの側壁1の外面は何等濡れることのない状態に保たれる。
【0017】
次に上記距離L6と長さL7とを種々変更して注ぎ口Bから本体の側壁外面への液の伝い降り阻止機能の有無をテストした結果を次の表1に示す。尚表1において、横軸は長さL7、縦軸は距離L6を示す。又○は阻止機能があったもの、×は阻止機能がなかったものを示す。
【0018】
【表1】
【0019】
次に上記下面15において上記被膜20を適用する範囲の幅W2に関しては、上記前記構成のポットでは、注ぎ口Bの先端部9から流出する液7aの内先端10から僅かに離れた場所の液7bの幅W3が前述の如く4mm程度の細幅となるようにしているので、上記幅W2は先端部9の幅方向の中央部において例えば6mm程度にしても良い。そのようにしても前述の如く先端10から下面15に回り込む液を下面15から引き離すことができる。
【0020】
次に図8は上記下面15のみでなく上面14にも被膜20を適用した例を示すものである。このように上面14にも被膜20を適用すると、ポットを水平に戻す過程における前記液7fの落下をより確実化でき、ポットを水平に戻したときの液だれ防止効果を向上させることができる。
【0021】
次に上記下面15と上面14への被膜20の適用寸法を種々に変更して上記と同様の液の伝い降り阻止機能をテストした結果を次の表2に示す。尚表2において、横軸は上面14への適用長さL8、縦軸は下面15への適用長さL3を示す。○×は表1と同様である。
【0022】
【表2】
【0023】
次に図9は注ぎ口の形状の異なる容器の例を示すもので、膨出状注ぎ口の例として筒状の注ぎ口Bmを備える容器(通常急須と称される容器)の例を示すものである。この例においても注ぎ口Bmの先端部9mの下面15mに被膜20mを適用することにより、注ぎ口Bmの先端からその元部8mや本体Amの側壁1mへの液の伝い降りを防止することができる。なお、機能上前図のものと同一又は均等の構成で説明が重複すると考えられる部分には、前図と同一の符号にアルファベットのmを付して重複する説明を省略した。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本願発明にあっては、注ぎ口Bの先端部9における上面14は、断面形状において上向きで滑らかな曲面に膨出し、先端10が滑らかな曲面で低くなる形状にしてあるから、容器を傾け、先端10から液を注ぎ出し、湯飲み茶わんに向けて流下させる場合、湯飲み茶わんに向けて的確に流下させることが出来る。
しかも上記液7の注ぎ出しを終え、液を流出させていた状態から、ポットを戻す状態となったところで、先端部9の上面における山頂においては、殆どの液体は容器本体内に向かって戻るが、僅かな液体は先端10に残る。この場合、先端10に残った僅かな液体は先端10を越えて下面15に回り込む。下面15に回り込んだ液7hは、範囲30においては下面15に対する親水性に基づく付着力を有する。しかしその液7hの内の場所31の側に向けて進む部分は、場所31の被膜20にさしかかると被膜20の撥水性によってはじかれ、上記親水性に基づく付着力を失う。上記範囲30は比較的狭く設定してあると、そこに対する液7hの付着力のみでは液7hの重量を支えてその付着状態を維持するには至らぬ。その結果、上記液7hは湯飲み茶わんに向けて落下してしまい、ポットを水平に戻した状態では、範囲30には付着状態で落下しない程度の少量の液7iが残るのみとなる。この状態では、上記注ぎ口Bの先端部9における上面14には、水玉は残らないことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポットの縦断面図。
【図2】注ぎ口の先端部における受部の縦断面拡大図。
【図3】(A)は注ぎ口の平面図、(B)は底面図。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図。
【図5】液の注出状態の正面図。
【図6】(A)は液の注出状態における注ぎ口先端部と液との関係を示す図、(B)は液の流出が止まるまで容器を戻した状態における注ぎ口先端部と液との関係を示す図、(C)は容器を水平に戻した状態における注ぎ口先端部と液との関係を示す図。
【図7】(A)は被膜の適用範囲の異なる例における図6の(B)と同様の状態を示す図、(B)は同じく図6の(C)と同様の状態を示す図。
【図8】被膜を上面と下面とに適用した例を示す図2と同様の図。
【図9】注ぎ口の形状の異なる容器の例を示す斜視図。
【図10】(A)は従来の容器において液を注ぐ状態を示す断面図(部分図)、(B)は容器を水平に戻した状態を示す断面図、(C)は(B)の状態における注ぎ口先端部の拡大図。
【符号の説明】
A 本体
B 注ぎ口
9 先端部
15 下面
Claims (1)
- 内部に液を貯留する為の空間(3)を備える本体(A)に対し、その側壁(1)の上部には上記空間内の液を注ぎ出す為に側壁から前方に向けて膨出状に突出させた注ぎ口(B)を備え、上記注ぎ口(B)の先端部(9)における上面(14)は、断面形状において上向きで滑らかな曲面に膨出し、先端(10)が滑らかな曲面で低くなる形状にしてある容器において、
上記注ぎ口(B)の先端部(9)における下面(15)においては、先端(10)から僅かな範囲(30)を残して離れた位置に、撥水性材料製の被膜(20)を備えさせ、上記の僅かな範囲(30)の設定は、そこに液(7i)が付着して残っても、その残る量が水滴となって落下するに至らぬ僅かな量となる小さい範囲で、先端( 10 )から水平距離( L5 )にして約3 mmに設定したことを特徴とする容器。
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JPH08173298A JPH08173298A (ja) | 1996-07-09 |
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