JP3623171B2 - Winding core chuck device for winding shaft - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、紙、プラスチックフィルムなどのウエブ材料を中空の巻取コアに巻き取る巻取軸に関するものであり、特にその巻取軸の巻取コアチャック装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】
スリッタの巻取軸としてフリクション駆動方式のものが使用されている。特公昭60−30621号公報に記載されているものがそれである。同公報の巻取軸では、リング状のフリクションプレートが巻取軸のまわりに同心に配置され、テーパ状の傾斜面がフリクションプレートの外周面に形成され、複数のチップがフリクションプレートのまわりに間隔を置いて配置され、その傾斜面に係合する。さらに、ピストンがシリンダブロックの内孔に挿入され、エア圧が巻取軸の内部流路を通り、シリンダブロックの内孔に供給され、ピストンがフリクションプレートの端面に押し付けられ、フリクションプレートの傾斜面により、各チップが巻取軸の半径方向に移動し、拡張され、巻取コアの内周面に押し付けられ、これによって巻取コアがチャッキングされる。さらに、ピストンとフリクションプレートのフリクションにより、巻取軸のトルクがフリクションプレート、チップおよび巻取コアに伝達され、これによって巻取コアが回転し、ウエブ材料が巻取コアに巻き取られる。
【0003】
ところで、この巻取軸の場合、各チップを巻取コアの内周面に押し付けるのはフリクションプレートの傾斜面であり、シリンダブロックの内孔のエア圧である。このため、特に、シリンダブロックの内孔のエア圧が小さいとき、各チップを巻取コアの内周面に押し付け、巻取コアを確実にチャッキングすることができないという問題がある。
【0004】
一方、最近、薄いフィルムなどの伸びやすい材料をできるだけ伸びないよう巻き取ることが要求されている。これを達成するには、その材料を小さい巻取張力で巻き取る必要があるが、この巻取軸の場合、巻取張力に関係するのは巻取コアに伝達されるトルクであり、ピストンとフリクションプレートのフリクションである。そして、シリンダブロックの内孔のエア圧によってそれが決定される。エア圧が小さいほど、フリクションが小さく、トルクが小さく、巻取張力も小さい。しかしながら、エア圧が小さいとき、巻取コアを確実にチャッキングすることができないことは前述したとおりであり、この関係上、エア圧を減少させることに限界があり、ウエブ材料を小さい巻取張力で巻き取ることは困難であるという問題があった。
【0005】
【発明の目的】
したがって、この発明の目的は、巻取軸の巻取コアチャック装置として新しい構成のものを提供し、巻取コアを確実にチャッキングすることにある。
【0006】
他の目的は、フリクション駆動方式の巻取軸において、紙、プラスチックフィルムなどのウエブ材料を大きい巻取張力で巻き取ることができ、小さい巻取張力で巻き取ることもでき、どのような材料であっても、それを的確に巻き取ることができるようにすることにある。
【0007】
【発明の構成】
この発明によれば、リング状のホルダが巻取軸のまわりに同心に配置され、複数の収容みぞがホルダの外周面に周方向に間隔を置いて形成される。収容みぞは巻取軸の軸方向にのびる。さらに、複数のつめが各収容みぞ内に収容される。つめは涙型断面のもので、尖端および円弧面を有し、尖縁は巻取軸の軸方向にのびる。円弧面も巻取軸の軸方向にのびる。さらに、収容みぞは円弧面に対応する形状の底面を有し、円弧面は収容みぞの底面に係合する。さらに、弾性手段が各つめに作用し、各つめが巻取軸の半径方向に起立し、その尖縁がホルダの外周面から突出する。したがって、つめが収容みぞの底面に案内され、この底面に沿って起立および傾倒可能であり、各つめを巻取コアの内周面に食い込ませ、これによって巻取コアをチャッキングすることができる。
【0008】
好ましい実施例では、つめの起立位置において、各つめが巻取軸の回転方向と同方向に一定角度傾斜し、円弧面の中心線のまわりにおいて、つめは巻取軸の回転方向と同方向に傾倒可能である。
【0012】
さらに、ベアリングがホルダと巻取軸間に設けられ、ホルダは巻取軸のまわりを回転可能である。そして、フリクションにより、巻取軸のトルクがホルダ、つめおよび巻取コアに伝達され、これによって巻取コアが回転する。
【0013】
【実施例の説明】
以下、この発明の実施例を説明する。
【0014】
図1において、これは巻取軸1の巻取コアチャック装置である。巻取軸1はフリクション駆動方式のもので、巻取軸1の軸方向に間隔を置いて設定された複数の巻取コアチャッキング位置において、それぞれカラー2、ベアリング3、ホルダ4およびフリクションプレート5が設けられていることは特公昭60−30621号公報のものと同様である。巻取軸1はその軸心のまわりを回転可能であり、駆動モータに連結されている。ホルダ4はリング状のもので、巻取軸1のまわりに同心に配置され、ベアリング3がホルダ4と巻取軸1間に設けられており、ホルダ4は巻取軸1のまわりを回転可能である。フリクションプレート5もリング状のもので、巻取軸1のまわりに同心に配置されている。さらに、ピンによってフリクションプレート5とホルダ4が連結されており、ホルダ4はフリクションプレート5と一体的に回転する。シリンダブロック6が隣接対の巻取コアチャッキング位置間に配置されていることも同公報のものと同様である。シリンダブロック6もリング状のものであり、巻取軸1の外周面にはめ合わされている。さらに、ピストン7がシリンダブロック6の内孔に挿入され、フリクションプレート5の端面に対向し、エア圧が巻取軸1の内部流路8を通り、シリンダブロック6の内孔に供給されることも同公報のものと同様である。
【0015】
さらに、この巻取軸では、図2に示すように、複数の収容みぞ9がホルダ4の外周面10に周方向に間隔を置いて形成されている。収容みぞ9は巻取軸1の軸方向にのびる。さらに、複数のつめ11が各収容みぞ9内に収容されている。つめ11は涙型断面の一定長さLのもので、尖縁12および円弧面13を有し、尖縁12は巻取軸1の軸方向にのび、円弧面13も巻取軸1の軸方向にのびる。収容みぞ9の形状については、図3に示すように、収容みぞ9は円弧面13に対応する形状の底面14を有し、円弧面13は収容みぞ9の底面14に係合する。さらに、収容みぞ9はホルダ4の外周面10に開口しており、その開口幅Wは円弧面13および底面14の直径Dよりも小さい。したがって、つめ11は収容みぞ9内に保持され、巻取軸1の半径方向において、つめ11が収容みぞ9から抜けることはない。さらに、カバー15によってホルダ4の端面が被覆され、ねじによってカバー15とホルダ4が連結され、固定されており、巻取軸1の軸方向において、つめ11はフリクションプレート5とカバー15間に配置され、保持されている。
【0016】
さらに、弾性手段が各つめ11に作用し、各つめ11が巻取軸1の半径方向に起立し、その尖縁12がホルダ4の外周面10から突出する。弾性手段はリング状のコイルスプリングまたはスプリングピアノ線16からなり、つめ11およびホルダ4のまわりに設けられており、ホルダ4の周方向みぞ17にはめ込まれている。さらに、図4および図5に示すように、つめ11の一端部分において、平坦面18が円弧面13の中心線Cに沿って形成されており、平坦面18は円弧面13の中心線Cと尖縁12を通る平面Pに直角にのびる。さらに、平坦面18の一方の側縁において、面取り加工によって係合部分19が形成されており、コイルスプリングまたはスプリングピアノ線16はその係合部分19に係合する。係合部分19は一定角度の斜面からなる。
【0017】
さらに、この装置では、つめ11の起立位置において、各つめ11が巻取軸1の回転方向Xと同方向に一定角度α傾斜し、円弧面13の中心線Cのまわりにおいて、つめ11は巻取軸1の回転方向Xと同方向に傾倒可能である。この実施例では、収容みぞ9の一方の壁面20が巻取軸1の回転方向Xと同方向に相当角度傾斜しており、つめ11は収容みぞ9の一方の壁面20に係合し、巻取軸1の回転方向Xと同方向に一定角度α傾斜し、その状態に保たれる。さらに、収容みぞ9の他方の壁面21も巻取軸1の回転方向Xと同方向に相当角度傾斜しており、円弧面13の中心線Cのまわりにおいて、つめ11は巻取軸1の回転方向Xと同方向に傾倒し、収容みぞ9の他方の壁面21に係合する。
【0018】
したがって、つめ11の起立方向については、コイルスプリングまたはスプリングピアノ線16がつめ11の係合部分19に係合し、つめ11は巻取軸1の回転方向Xと逆方向に起立するものであるが、これに関連し、係合部分19は円弧面13の中心線Cと尖縁12を通る平面P0の両側のうち、つめ11の起立側に位置する。さらに、係合部分19は円弧面13の中心線Cと巻取軸1の中心線を通る平面P1の両側のうち、常時尖縁12の反対側に位置する。したがって、コイルスプリングまたはスプリングピアノ線16によって係合部分19が押さえられ、つめ11の尖縁12は円滑に起立する。係合部分19は面取り加工された斜面からなり、係合部分19によってコイルスプリングまたはスプリングピアノ線16が損傷することもない。
【0019】
さらに、この実施例では、つめ11の一端部分または両端部分において、つめ11の尖縁12と端面のコーナーが斜めに切除され、これによってカム面22が形成されている。カム面22は円弧面13の中心線Cとの距離がつめ11の傾倒方向に向かうに従って増大するよう傾斜する。そして、その傾斜状態が少なくとも円弧面13の中心線Cと尖縁12を通る平面P0を越えて持続している。
【0020】
さらに、この実施例では、複数のボール23が複数のケース24内に回転可能に収容され、隣接対の巻取コアチャッキング位置間において、各ケース24が巻取軸1のまわりに間隔を置いて配置されており、各ボール23が各ケース24の外面から突出する。さらに、この実施例では、各ケース24が45°の角度間隔を置いて配置され、シリンダブロック6に埋め込まれ、取り付けられ、固定されており、ボール23はシリンダブロック6よりもわずかに突出する。さらに、多数の小球25が各ケース24内に敷き詰められており、ボール23は各小球25に接触し、回転可能に収容されている。
【0021】
この装置はスリッタの付属装置である。スリッタでは、巻取軸1のまわりにおいて、複数の巻取コア26が巻取軸1の軸方向に間隔を置いて配置され、紙、プラスチックフィルムなどのウエブ材料がスリット刃に導かれ、複数条にスリットされ、各巻取コア26に導かれる。巻取コア26は紙管からなる。
【0022】
なお、ホルダ4の外周面10については、その直径は巻取コア26の内周面よりもわずかに小さい。さらに、各つめ11が巻取軸1の半径方向に起立し、その尖縁12がホルダ4の外周面10から突出しているとき、尖縁12は巻取コア26の内周面よりもわずかに大きい円上に位置する。
【0023】
したがって、この装置において、巻取コア26を巻取軸1のまわりに配置するとき、巻取コア26を巻取軸1の軸方向に押し込むと、巻取コア26の端面が各つめ11に向かって進行し、その内周縁がつめ11のカム面22に係合する。したがって、各つめ11が巻取コア26の押し込み力を受け、カム面22によってその分力が生じ、分力によって各つめ11が傾倒する。つめ11は巻取軸1の回転方向Xと同方向に傾倒する。これによって尖縁12の突出量が減少し、巻取コア26は各つめ11を乗り越え、そのまま押し込まれ、所定位置に配置される。その後、コイルスプリングまたはスプリングピアノ線16によって各つめ11が弾性付勢され、各つめ11が巻取軸1の半径方向に起立し、巻取コア26の内周面に押し付けられる。
【0024】
次いで、エア圧をシリンダブロック6の内孔に供給すると、ピストン7がフリクションプレート5の端面に押し付けられる。したがって、駆動モータによって巻取軸1を回転させると、フリクションがピストン7とフリクションプレート5間に生じ、フリクションにより、巻取軸1のトルクがフリクションプレート5、ホルダ4および巻取コア26に伝達され、これによってフリクションプレート5、ホルダ4および巻取コア26が回転する。さらに、ホルダ4の回転にともない、各つめ11が完全に起立し、巻取コア26の内周面に食い込み、これによって巻取コア26がチャッキングされる。その後、つめ11は収容みぞ9の一方の壁面20に係合し、巻取軸1の回転方向Xと同方向に一定角度α傾斜し、その状態に保たれる。したがって、巻取コア26を確実にチャッキングし、フリクションプレート5およびホルダ4と一体的に回転させることができ、ウエブ材料を中空の巻取コア26に巻き取ることができる。
【0025】
この装置の場合、トルクを巻取コア26に伝達するのはピストン7とフリクションプレート5のフリクションであり、各巻取コア26毎にトルクが伝達される。したがって、各巻取コア26を互いに独立させて駆動し、回転させることができる。さらに、巻取コア26に伝達されるトルクがウエブ材料の巻取張力に関係するが、フリクションおよびトルクの大きさについては、シリンダブロック6の内孔に供給されるエア圧によってそれが決定される。したがって、エア圧によってフリクションおよびトルクを調整することができる。さらに、エア圧が小さくても、それに関係なく、各つめ11を巻取コア26の内周面に食い込ませ、巻取コア26を確実にチャッキングすることができる。この結果、ウエブ材料を大きい巻取張力で巻き取ることができ、小さい巻取張力で巻き取ることもでき、どのような材料であっても、それを的確に巻き取ることができる。
【0026】
さらに、ウエブ材料の巻取完了後、巻取製品を巻取軸1の回転方向Xにわずかに回転させるか、または巻取軸1を逆方向にわずかに回転させると、各つめ11が巻取コア26の内周面から外れ、これによって巻取コア26が解放され、巻取製品はボール23上に支持される。したがって、巻取製品を巻取軸1のまわりから引き抜き、取り出すとき、各巻取コアチャッキング位置間において、そのボール23が巻取製品に連動し、ケース24内で回転し、大きい重量の巻取製品であっても、ボール23によってその抵抗が軽減され、巻取製品を容易に引き抜き、取り出すことができる。
【0027】
なお、ウエブ材料が巻取コア26に巻き取られているとき、巻取コア26を回転させるのはピストン7とフリクションプレート5のフリクションである。したがって、巻取コア26はシリンダブロック6と一体的に回転するわけではないが、問題はない。巻取コア26に変形またはゆがみが生じても、その内周面が各ボール23に係合し、それによってボール23が回転するだけであり、シリンダブロック6によって巻取コア26の内周面がこすられ、損傷するおそれはなく、ボール23によって巻取コア26の内周面が保護され、好ましい。各ケース24をシリンダブロック6ではなく、フリクションプレート5に取り付けることも考えられ、この場合、ウエブ材料が巻取コア26に巻き取られているとき、巻取コア26はフリクションプレート6と一体的に回転し、その内周面が各ボール23に係合しても、それによってボール23が回転することはなく、騒音の問題もなく、好ましい。巻取コア6をフリクションを生じさせないプレートと一体的に回転させ、各ケース24をそのプレートに取り付けてもよい。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、巻取コア26を確実にチャッキングすることができる。さらに、ウエブ材料を大きい巻取張力で巻き取ることができ、小さい巻取張力で巻き取ることもでき、どのような材料であっても、それを的確に巻き取ることができ、所期の目的を達成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1の装置の横断面図である。
【図3】図2のホルダの正面図である。
【図4】図1のつめの拡大図である。
【図5】図4のつめの正面図である。
【符号の説明】
1 巻取軸
4 ホルダ
9 収容みぞ
10 外周面
11 つめ
12 尖縁
13 円弧面
14 底面
16 コイルスプリングまたはスプリングピアノ線
19 係合部分
22 カム面
26 巻取コア[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a winding shaft for winding a web material such as paper or plastic film around a hollow winding core, and more particularly to a winding core chuck device for the winding shaft.
[0002]
[Prior art and its problems]
A friction drive type is used as the winding shaft of the slitter. That is described in Japanese Patent Publication No. 60-30621. In the winding shaft of this publication, a ring-shaped friction plate is concentrically arranged around the winding shaft, a tapered inclined surface is formed on the outer peripheral surface of the friction plate, and a plurality of chips are spaced around the friction plate. Is placed and engages the inclined surface. Furthermore, the piston is inserted into the inner hole of the cylinder block, air pressure is supplied to the inner hole of the cylinder block through the internal flow path of the winding shaft, the piston is pressed against the end surface of the friction plate, and the inclined surface of the friction plate Thus, each chip moves in the radial direction of the take-up shaft, is expanded, and is pressed against the inner peripheral surface of the take-up core, whereby the take-up core is chucked. Further, due to the friction between the piston and the friction plate, the torque of the winding shaft is transmitted to the friction plate, the tip and the winding core, whereby the winding core rotates and the web material is wound on the winding core.
[0003]
By the way, in this winding shaft, it is the inclined surface of the friction plate that presses each chip against the inner peripheral surface of the winding core, and the air pressure in the inner hole of the cylinder block. For this reason, in particular, when the air pressure in the inner hole of the cylinder block is small, there is a problem that each chip cannot be pressed against the inner peripheral surface of the winding core to reliably chuck the winding core.
[0004]
On the other hand, recently, it has been required to wind up a stretchable material such as a thin film so as not to stretch as much as possible. In order to achieve this, it is necessary to take up the material with a small take-up tension, but in the case of this take-up shaft, it is the torque transmitted to the take-up core that is related to the take-up tension. It is the friction of the friction plate. This is determined by the air pressure in the inner hole of the cylinder block. The smaller the air pressure, the smaller the friction, the smaller the torque, and the lower the winding tension. However, as described above, when the air pressure is low, the winding core cannot be reliably chucked. As a result, there is a limit to reducing the air pressure, and the web material has a low winding tension. There was a problem that it was difficult to wind up.
[0005]
OBJECT OF THE INVENTION
Accordingly, an object of the present invention is to provide a new configuration of a take-up core chuck device for a take-up shaft so that the take-up core is reliably chucked.
[0006]
The other purpose is to be able to wind up web materials such as paper and plastic film with a large winding tension on a winding shaft of a friction drive system. Even if there is, it is to be able to wind it up accurately.
[0007]
[Structure of the invention]
According to this invention, the ring-shaped holder is disposed concentrically around the take-up shaft, and a plurality of receiving grooves are formed on the outer peripheral surface of the holder at intervals in the circumferential direction. The housing groove extends in the axial direction of the winding shaft. In addition, a plurality of pawls are housed in each housing groove. The claw has a teardrop-shaped cross section , has a pointed end and an arc surface, and the pointed edge extends in the axial direction of the winding shaft. Arc surface also Ru extending in the axial direction of the winding shaft. Further, the receiving groove has a bottom surface having a shape corresponding to the arc surface, and the arc surface engages with the bottom surface of the receiving groove. Further, the elastic means acts on each pawl, each pawl stands in the radial direction of the take-up shaft, and its sharp edge projects from the outer peripheral surface of the holder. Accordingly, the pawls are guided to the bottom surface of the housing groove, and can stand and tilt along the bottom surface, so that the pawls can bite into the inner peripheral surface of the winding core, thereby chucking the winding core. .
[0008]
In a preferred embodiment, each pawl is inclined at a certain angle in the same direction as the rotation direction of the winding shaft in the standing position of the pawl, and the pawl is in the same direction as the rotation direction of the winding shaft around the center line of the arc surface. Can be tilted.
[0012]
Further, a bearing is provided between the holder and the winding shaft, and the holder can rotate around the winding shaft. The torque of the take-up shaft is transmitted to the holder, the pawl and the take-up core by the friction, whereby the take-up core rotates.
[0013]
[Explanation of Examples]
Examples of the present invention will be described below.
[0014]
In FIG. 1, this is a winding core chuck device of the
[0015]
Furthermore, in this winding shaft, as shown in FIG. 2, a plurality of receiving
[0016]
Further, the elastic means acts on each
[0017]
Further, in this device, at the standing position of the
[0018]
Therefore, with respect to the standing direction of the
[0019]
Further, in this embodiment, at one end portion or both end portions of the
[0020]
Further, in this embodiment, a plurality of
[0021]
This device is an accessory device of the slitter. In the slitter, a plurality of winding
[0022]
The diameter of the outer
[0023]
Therefore, in this apparatus, when the winding
[0024]
Next, when air pressure is supplied to the inner hole of the
[0025]
In the case of this device, torque is transmitted to the winding
[0026]
Further, after the winding of the web material is completed, when the wound product is slightly rotated in the rotation direction X of the winding
[0027]
When the web material is wound around the winding
[0028]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the winding
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the apparatus of FIG.
FIG. 3 is a front view of the holder of FIG. 2;
FIG. 4 is an enlarged view of a nail of FIG.
FIG. 5 is a front view of a pawl in FIG. 4;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記ホルダの外周面に周方向に間隔を置いて形成され、前記巻取軸の軸方向にのびる複数の収容みぞと、
前記巻取軸の軸方向にのびる尖縁および円弧面を有し、前記各収容みぞ内に収容された涙型断面の複数のつめとを備え、
前記収容みぞは前記円弧面に対応する形状の底面を有し、前記円弧面は前記収容みぞの底面に係合しており、さらに、
前記各つめを前記巻取軸の半径方向に起立させ、その尖縁を前記ホルダの外周面から突出させる弾性手段を備え、
前記つめが前記底面に案内され、この底面に沿って起立および傾倒可能であり、前記各つめを巻取コアの内周面に食い込ませ、これによって前記巻取コアをチャッキングするようにしたことを特徴とする巻取軸の巻取コアチャック装置。A ring-shaped holder concentrically arranged around the winding shaft;
A plurality of housing grooves formed on the outer peripheral surface of the holder at intervals in the circumferential direction and extending in the axial direction of the winding shaft;
A plurality of claws having a teardrop-shaped cross section having a sharp edge and an arc surface extending in the axial direction of the take-up shaft and housed in each of the housing grooves ;
The receiving groove has a bottom surface corresponding to the arc surface, the arc surface is engaged with the bottom surface of the receiving groove;
Elastic means for raising each of the pawls in the radial direction of the winding shaft and projecting the sharp edges from the outer peripheral surface of the holder ;
The pawls are guided by the bottom surface, and can stand and tilt along the bottom surface, and the pawls bite into the inner peripheral surface of the winding core, thereby chucking the winding core. A take-up core chuck device for a take-up shaft.
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