JP3621201B2 - Suspended surface fastener integrated foam type - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は吊り込み用面状ファスナ一体発泡型に係り、特に表皮を吊り込んだ座席において、この座席の吊り込み部分を構成する面状ファスナをクッション材と一体発泡して成形するときに用いられる金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からシート表皮の浮き上がり防止と、デザイン上のため、シートの表皮トリムの吊り込みを行っている。この吊り込みは、図7で示すように、クッションパッド151にワイヤ152をインサートし、シート表面側から、鋼線153とインサートワイヤ152とをオームクッリプ(図示せず)で係止することで、表皮吊り込みをする技術が知られている。なお記号Hは表皮であり、符号154は吊り袋、符号155は縫合部である。
【0003】
また他の技術として、図8及び図9で示すように、表皮101の裏側に吊込袋103を縫着すると共に、その吊込袋103内にワイヤ107を挿通し、この吊込袋103の先端をワイヤ107と共に、合成樹脂板製プロテクター104にCリング105で結着し、そのプロテクター104を座席内部のパット110に埋設したインサートワイヤー又はトリムワイヤ106等に掛止めすることにより、表皮101を吊込む構造が知られている。
【0004】
しかし、上記各従来技術は、インサートワイヤを埋設して、このインサートワイヤと鋼線をオームクリップやCリングによって係合する必要があった。このようなインサートワイヤに吊り込む工程では、シートの底面側から作業を行なう必要があり、また非常に力仕事となって作業効率が悪いという不都合があった。
【0005】
このため、面状ファスナを用いた技術が提案されている。即ち、座席の吊り込みパターンを溝部として形成し、この溝部に面状ファスナを配置して、この面状ファスナと接合する表皮材側にも面状ファスナを取付け、表皮材の面状ファスナとクッション材の面状ファスナとを接合して、吊り込みパターンを形成していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来技術では、予めパターン形状に合わせた溝部をクッション材の成形のときに形成して、このクッション材の成形後に接着剤とファスナとを接合する技術が提案されているが、接着剤を用いる技術では、溝部に接着剤を塗布する工程が必要であり、面状ファスナとクッション材との接合が作業上困難であった。
【0007】
表皮材の面状ファスナとクッション材の面状ファスナとを接合するときに、クッション材と一体発泡された面状ファスナは、一体発泡によって形成されたクッション材側の接合力と、表皮材側の面状ファスナとの接合力との差から、表皮材の位置ズレ等を訂正しようとすると、面状ファスナ同士の接合力の方がクッション材と面状ファスナとの接合力より大きく、図13で示すように、クッション材側に一体成形された面状ファスナを引き剥がしてしまうという不都合があり、位置ズレの訂正は事実上不可能であった。
【0008】
このため慎重な作業が必要であり、熟練と経験が必要になるという不都合があり、作業効率が悪かった。また使用中における臀部の移動等において、表皮材側から力が加わったときに、表皮材の移動に影響されて、面状ファスナがクッション材から剥がれて、表皮材の浮き等が生じ、吊り込みの本来の目的に沿わず、外観が悪くなるという不都合がある。
【0009】
本発明の目的は、上述の不都合を解消することにあり、面状ファスナを一体発泡成形により成形した吊り込みに面状ファスナを用いた座席において、表皮材とクッション材とを接合するときの組付け時や修正時或いは使用時に、表皮材につられて面状ファスナのコーナー部の剥がれるのを防止できる吊り込み用面状ファスナ一体発泡型を提供することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、工程数やコストの増加にならずに、面状ファスナの端部がクッション材から剥がれるのを防止する吊り込みに面状ファスナを用いた座席及び吊り込み用面状ファスナ一体発泡型を提供することにある。
【0011】
さらに本発明の目的は、ファスナ面へウレタン液が浸入して、面状ファスナの接合機能が劣化するのを防止できる吊り込み用面状ファスナ一体発泡型を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る吊り込み用面状ファスナ一体発泡型は、キャビティ型を構成する第1金型と、該第1金型を閉塞する第2金型と、を備え、第1金型に所定形状のパターン溝部をキャビティ側へ突起させて形成し、該パターン溝部に面状ファスナの接合面を金型側に配置して樹脂を注入して面状ファスナを一体発泡してなる吊り込み用面状ファスナ一体発泡型において、前記第2金型には第1金型側へ突起したファスナ押さえが前記パターン溝部の端部より外側に形成され、該ファスナ押さえは、第1金型と第2金型を型締めしたときに、前記パターン溝部の端部より延出させて配置した面状ファスナを前記第2金型のファスナ押えにより金型に接触しないように金型側に押し込むように構成されてなることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係る金型は、図1で示すクッション材Kにパターン溝部11を形成し、このパターン溝部11に面状ファスナ30を取着するものであり、図2で示すように、キャビティ型を構成する第1金型10と、この第1金型10を閉塞する第2金型20と、を備えている。そして第1金型10に所定形状のパターン溝部11を構成するファスナホルダ50をキャビティ側へ突起させて形成する。このファスナホルダ50内に面状ファスナ30の接合面31を金型側に配置する。そして樹脂を注入して面状ファスナ30を一体発泡するための、吊り込み用面状ファスナ一体発泡型である。
【0014】
第1金型10には、パターン溝部11に合わせたファスナホルダ50が形成されており、このファスナホルダ50上に、面状ファスナ30の接合面31をファスナホルダ50側(即ち金型側)に配置する。このとき図4で示すように、ファスナホルダ50の端部51より面状ファスナ30を延出して配置する。
【0015】
また上記第2金型20には第1金型10側へ突起したファスナ押さえ40が形成されている。このファスナ押え40は、ファスナホルダ50の端部51より外側の位置になるように形成されている。次に樹脂を注入して、第1金型10と第2金型20を型締めして発泡させる。このときに、ファスナホルダ50の端部51より延出させて配置した面状ファスナ30を第2金型20のファスナ押え40により、ファスナ30が金型10に接触しないように金型10側に押し込むことになる。
【0016】
以上のように構成した金型10,20を用いて発泡成形すると、クッション材Kにパターン溝部11が形成されると共に、パターン溝部11には面状ファスナ30が一体に成形されており、しかも接合面31を上面に向けており、面状ファスナ30の端部はクッション材Kに埋没された形となる。したがって、表皮材Hに取着された面状ファスナ60と、パターン溝部11の面状ファスナ30とを合わせることで、表皮材Hをクッション材Kのパターン溝部11側へ吊り込んだ状態で接合することができる。
【0017】
このとき、表皮材Hとクッション材Kの接合のずれ等が生じた場合に、表皮材Hをクッション材Kから取り外しても、クッション材K側の面状ファスナ30の端部は、クッション材K側に埋没されているので、クッション材Kから剥がれることなく、表皮材Hを外すことができる。もし面状ファスナの端部がクッション材に埋没されていない場合には、従来技術で説明したように、面状ファスナの端部から表皮材と共に、パターン溝内の面状ファスナが剥がれてしまうために、取り外し,修正が非常に困難である。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【0019】
図1乃至図6は本発明に係る一実施例を示すものであり、図1はクッション材の正面図、図2は成形型の斜視図、図3は図2のA部の部分拡大斜視図、図4は図3のB−B線方向からの矢視図、図5は面状ファスナが取り付けられたクッション材の断面説明図、図6は表皮材とクッション材の接合部分の要部拡大断面図である。
【0020】
本例における吊り込みに面状ファスナを用いた座席は、クッション材Kと、表皮材Hと、表皮材H側に取着された面状ファスナ60と、クッション材K側に取着された面状ファスナ30と、を主要構成要素とする。本例では座席として、背部を例にして説明するが、着座部における吊り込みにも当然適用できるものである。
【0021】
本例のクッション材Kは、図1で示すように、所定の形状のパターン溝部11が形成されている。そしてこのクッション材Kのパターン溝部11には、面状ファスナ30が接合されている。本例の面状ファスナ30は、可撓性の樹脂から製造され、上記パターン溝11の幅より狭い幅で長尺のレール状のものであり、例えば、KMファスナーレール((株)クラレ製)のようなものを用いている。
【0022】
この面状ファスナ30は、図3で示すように、クッション材Kと接合する側(ファスナ接合面31と反対側)には、長尺方向に線状の突起32(本例では3条)が形成されており、この線状の突起32の先端側には、鈎部32aが形成されている。またファスナ面31は、先端に係合部を有するキノコ形の突起が長尺方向に複数条(本例では5条)形成されている。本例の面状ファスナ30はパターン溝部11に配置されるが、このとき面状ファスナ30の端部33は、クッション材Kの中に埋没させている。
【0023】
本例の表皮材Hは、上記クッション材Kを被覆するものであり、表皮材Hには、上記パターン溝部11の該当する個所に、面状ファスナ60が取着されている。本例の面状ファスナ60はループ状の布体から構成されており、このループ状の面状ファスナ60が、上記キノコ状の面状ファスナ30と接合できるように構成されている。なお表皮材Hに面状ファスナ60を取着する技術としては、縫合によったり、材質によっては溶着等の手段を用いることが出来るものである。
【0024】
そしてクッション材Kのパターン溝部11に配設された面状ファスナ30と、表皮材Hに設けられた面状ファスナ60とを接合する。これにより、表皮材Hに取着された面状ファスナ60の部分がクッション材Kのパターン溝部11内に入り込み、従来と同様な吊り込みを行った座席と同じ状態となる。
【0025】
次に、上記クッション材Kを成形する吊り込み用面状ファスナ一体発泡型について説明する。本例の吊り込み用面状ファスナ一体発泡型は、キャビティ型を構成する第1金型10と、第1金型10を閉塞する第2金型20と、ファスナホルダ50と、を主要構成要素とする。なお、本例では第1金型10と第2金型20をヒンジ部70で開閉可能にした構成としている。
【0026】
本例の第1金型10は、所定形状のパターン溝部11をキャビティ側へ突起させて形成しており、この突起部の上面をファスナホルダ50としている。本例のファスナホルダ50は、図3で示すように、面状ファスナ30の接合面31より高い左右の壁部52が形成されており、このファスナホルダ50の端部51から内側の位置に、発泡樹脂浸入防止プレート80が立設されている。この発泡樹脂浸入防止プレート80の高さは、面状ファスナ30のキノコの部分の高さとほぼ同じ高さに構成している。
【0027】
本例の第2金型20には、第1金型10側へ突起したファスナ押さえが形成されている。このファスナ押え40は、ファスナホルダ50より外側に形成されており、このファスナ押さえ40は、第1金型10と第2金型20を型締めしたときに、ファスナホルダ50の端部51より延出させて配置した面状ファスナ30を、第2金型20のファスナ押え40により金型10に接触しないようにして金型10側に押し込むように構成されている。
【0028】
そして第1金型10のファスナホルダ50上に、面状ファスナ30の接合面31をファスナホルダ50側(即ち金型側)に配置する。このときファスナホルダ50の端部51より面状ファスナ30を延出して配置する。次に樹脂を注入して、第1金型10を第2金型20で覆って発泡させて、クッション材Kと面状ファスナ30を一体発泡成形する。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、面状ファスナを一体発泡成形により成形した吊り込みに面状ファスナを用いた座席において、表皮材とクッション材とを接合するときの組付け時や修正時或いは使用時において、表皮材につられて面状ファスナのコーナー部が剥がれるのを防止でき、また本発明によれば、工程数やコストの増加にならずに、面状ファスナの端部がクッション材から剥がれるのを防止できる。
【0030】
さらに本発明によれば、ファスナ面へウレタン液が浸入して、面状ファスナの接合機能が劣化するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクッション材の正面図である。
【図2】成形型の斜視図である。
【図3】図2のA部の部分拡大斜視図である。
【図4】図3のB−B線方向からの矢視図である。
【図5】面状ファスナが取り付けられたクッション材の断面説明図である。
【図6】表皮材とクッション材の接合部分の要部拡大断面図である。
【図7】従来例の吊り込みを説明する部分断面斜視図である。
【図8】図7の要部断面説明図である。
【図9】従来例を示す説明断面図である。
【符号の説明】
10 第1金型
11 パターン溝部
20 第2金型
30 面状ファスナ
31 接合面
32 突起
32a 鈎部
33 端部
40 ファスナ押え
50 ファスナホルダ
51 端部
52 壁部
60 面状ファスナ
70 ヒンジ部
80 防止プレート
K クッション材
H 表皮材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a suspension-type planar fastener-integrated foaming type, and particularly, in a seat in which a skin is suspended, is used when a planar fastener constituting a suspended portion of the seat is integrally foamed with a cushion material. Regarding molds.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the seat trim of the seat has been suspended for the purpose of preventing the seat skin from lifting and designing. As shown in FIG. 7, the suspension is performed by inserting the
[0003]
As another technique, as shown in FIGS. 8 and 9, a
[0004]
However, in each of the above conventional techniques, it is necessary to embed an insert wire and engage the insert wire and the steel wire with an ohmic clip or a C-ring. In such a process of hanging on the insert wire, it is necessary to work from the bottom surface side of the sheet, and there is a disadvantage that the work efficiency is very poor and the work efficiency is poor.
[0005]
For this reason, techniques using planar fasteners have been proposed. That is, a seat suspension pattern is formed as a groove, a surface fastener is disposed in the groove, and the surface fastener is also attached to the surface of the surface material joined to the surface fastener. The suspended pattern was formed by joining the planar fasteners of the material.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the prior art as described above, a technique has been proposed in which a groove portion that has been preliminarily matched to the pattern shape is formed at the time of molding the cushion material, and the adhesive and fastener are joined after molding the cushion material. In the technique using the agent, a step of applying an adhesive to the groove portion is necessary, and it is difficult to join the planar fastener and the cushion material.
[0007]
When joining the surface fastener of the skin material and the surface fastener of the cushion material, the surface fastener that is integrally foamed with the cushion material has a bonding force on the cushion material side formed by integral foaming, and If the positional deviation of the skin material is to be corrected from the difference between the bonding force with the surface fastener, the bonding force between the surface fasteners is larger than the bonding force between the cushion material and the surface fastener, and FIG. As shown, there is an inconvenience that the planar fastener integrally formed on the cushion material side is peeled off, and it is practically impossible to correct the positional deviation.
[0008]
Therefore, careful work is required, and there is a disadvantage that skill and experience are required, and work efficiency is poor. In addition, when force is applied from the skin material side during movement of the buttocks during use, the surface fastener is peeled off from the cushion material due to the movement of the skin material, causing the skin material to float, etc. This is inconvenient in that it does not meet its original purpose and the appearance is deteriorated.
[0009]
An object of the present invention is to eliminate the above-mentioned inconvenience, and in a seat using a planar fastener for suspending a planar fastener formed by integral foam molding, a combination for joining a skin material and a cushion material. It is an object of the present invention to provide a suspended planar fastener-integrated foaming mold that can be prevented from peeling off the corner portion of a planar fastener by being attached to a skin material during attachment, correction, or use.
[0010]
Another object of the present invention is to provide a seat using a surface fastener for suspension and a suspension surface shape for preventing the end of the surface fastener from being peeled off from the cushion material without increasing the number of steps and cost. The object is to provide a fastener-integrated foaming mold.
[0011]
A further object of the present invention is to provide a suspension-type planar fastener-integrated foaming mold that can prevent urethane liquid from entering the fastener surface and thereby deteriorating the joining function of the planar fastener.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
A suspension-type planar fastener-integrated foaming mold according to the present invention includes a first mold that forms a cavity mold and a second mold that closes the first mold, and the first mold has a predetermined shape. The pattern groove portion is formed by projecting toward the cavity side, and the surface for fastening is formed by integrally injecting the surface fastener by injecting resin by placing the bonding surface of the surface fastener on the mold side in the pattern groove portion. In the fastener-integrated foaming mold, the second metal mold is formed with a fastener presser projecting toward the first metal mold outside the end of the pattern groove, and the fastener presser includes the first metal mold and the second metal mold. When the mold is clamped, the planar fastener arranged extending from the end of the pattern groove is pushed into the mold side so as not to come into contact with the mold by the fastener pressing of the second mold. It is characterized by becoming.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The mold according to the present invention has a
[0014]
A
[0015]
The
[0016]
When foam molding is performed using the
[0017]
At this time, even when the skin material H and the cushion material K are displaced from each other, even if the skin material H is removed from the cushion material K, the end of the
[0018]
【Example】
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. The members, arrangements, and the like described below are not intended to limit the present invention and can be variously modified within the scope of the gist of the present invention.
[0019]
1 to 6 show an embodiment according to the present invention. FIG. 1 is a front view of a cushion material, FIG. 2 is a perspective view of a mold, and FIG. 3 is a partially enlarged perspective view of a portion A in FIG. 4 is an arrow view from the BB line direction of FIG. 3, FIG. 5 is a cross-sectional explanatory view of the cushion material to which the surface fastener is attached, and FIG. 6 is an enlarged main portion of the joint portion of the skin material and the cushion material. It is sectional drawing.
[0020]
The seat using the planar fastener for hanging in this example is the cushion material K, the skin material H, the planar fastener 60 attached to the skin material H side, and the surface attached to the cushion material K side. The
[0021]
As shown in FIG. 1, the cushion material K of this example has a
[0022]
As shown in FIG. 3, the
[0023]
The skin material H of the present example covers the cushion material K, and a planar fastener 60 is attached to the skin material H at a corresponding portion of the
[0024]
And the
[0025]
Next, the suspension planar fastener integrated foaming mold for molding the cushion material K will be described. The suspended surface fastener-integrated foaming mold of this example includes a
[0026]
The
[0027]
In the
[0028]
And on the
[0029]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the seat using the planar fastener for suspending the planar fastener formed by integral foam molding, when assembling or correcting the skin material and the cushion material Alternatively, during use, the corner portion of the planar fastener can be prevented from being peeled by the skin material, and according to the present invention, the end portion of the planar fastener is a cushioning material without increasing the number of steps and cost. Can be prevented from peeling off.
[0030]
Furthermore, according to the present invention, it is possible to prevent the urethane liquid from entering the fastener surface and deteriorating the joining function of the planar fastener.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a cushion material according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a mold.
FIG. 3 is a partially enlarged perspective view of a part A in FIG. 2;
4 is an arrow view from the direction of the line BB in FIG. 3;
FIG. 5 is a cross-sectional explanatory view of a cushion material to which a planar fastener is attached.
FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view of a main part of a joint portion between a skin material and a cushion material.
FIG. 7 is a partial cross-sectional perspective view illustrating a conventional example of suspension.
8 is an explanatory cross-sectional view of a main part of FIG. 7;
FIG. 9 is an explanatory sectional view showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
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