JP3621201B2 - Suspended surface fastener integrated foam type - Google Patents

Suspended surface fastener integrated foam type Download PDF

Info

Publication number
JP3621201B2
JP3621201B2 JP18823896A JP18823896A JP3621201B2 JP 3621201 B2 JP3621201 B2 JP 3621201B2 JP 18823896 A JP18823896 A JP 18823896A JP 18823896 A JP18823896 A JP 18823896A JP 3621201 B2 JP3621201 B2 JP 3621201B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
fastener
planar
planar fastener
cushion material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18823896A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH09220725A (en
Inventor
昭博 御代田
秀一 橋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TS Tech Co Ltd
Original Assignee
TS Tech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TS Tech Co Ltd filed Critical TS Tech Co Ltd
Priority to JP18823896A priority Critical patent/JP3621201B2/en
Publication of JPH09220725A publication Critical patent/JPH09220725A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3621201B2 publication Critical patent/JP3621201B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は吊り込み用面状ファスナ一体発泡型に係り、特に表皮を吊り込んだ座席において、この座席の吊り込み部分を構成する面状ファスナをクッション材と一体発泡して成形するときに用いられる金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からシート表皮の浮き上がり防止と、デザイン上のため、シートの表皮トリムの吊り込みを行っている。この吊り込みは、図7で示すように、クッションパッド151にワイヤ152をインサートし、シート表面側から、鋼線153とインサートワイヤ152とをオームクッリプ(図示せず)で係止することで、表皮吊り込みをする技術が知られている。なお記号Hは表皮であり、符号154は吊り袋、符号155は縫合部である。
【0003】
また他の技術として、図8及び図9で示すように、表皮101の裏側に吊込袋103を縫着すると共に、その吊込袋103内にワイヤ107を挿通し、この吊込袋103の先端をワイヤ107と共に、合成樹脂板製プロテクター104にCリング105で結着し、そのプロテクター104を座席内部のパット110に埋設したインサートワイヤー又はトリムワイヤ106等に掛止めすることにより、表皮101を吊込む構造が知られている。
【0004】
しかし、上記各従来技術は、インサートワイヤを埋設して、このインサートワイヤと鋼線をオームクリップやCリングによって係合する必要があった。このようなインサートワイヤに吊り込む工程では、シートの底面側から作業を行なう必要があり、また非常に力仕事となって作業効率が悪いという不都合があった。
【0005】
このため、面状ファスナを用いた技術が提案されている。即ち、座席の吊り込みパターンを溝部として形成し、この溝部に面状ファスナを配置して、この面状ファスナと接合する表皮材側にも面状ファスナを取付け、表皮材の面状ファスナとクッション材の面状ファスナとを接合して、吊り込みパターンを形成していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来技術では、予めパターン形状に合わせた溝部をクッション材の成形のときに形成して、このクッション材の成形後に接着剤とファスナとを接合する技術が提案されているが、接着剤を用いる技術では、溝部に接着剤を塗布する工程が必要であり、面状ファスナとクッション材との接合が作業上困難であった。
【0007】
表皮材の面状ファスナとクッション材の面状ファスナとを接合するときに、クッション材と一体発泡された面状ファスナは、一体発泡によって形成されたクッション材側の接合力と、表皮材側の面状ファスナとの接合力との差から、表皮材の位置ズレ等を訂正しようとすると、面状ファスナ同士の接合力の方がクッション材と面状ファスナとの接合力より大きく、図13で示すように、クッション材側に一体成形された面状ファスナを引き剥がしてしまうという不都合があり、位置ズレの訂正は事実上不可能であった。
【0008】
このため慎重な作業が必要であり、熟練と経験が必要になるという不都合があり、作業効率が悪かった。また使用中における臀部の移動等において、表皮材側から力が加わったときに、表皮材の移動に影響されて、面状ファスナがクッション材から剥がれて、表皮材の浮き等が生じ、吊り込みの本来の目的に沿わず、外観が悪くなるという不都合がある。
【0009】
本発明の目的は、上述の不都合を解消することにあり、面状ファスナを一体発泡成形により成形した吊り込みに面状ファスナを用いた座席において、表皮材とクッション材とを接合するときの組付け時や修正時或いは使用時に、表皮材につられて面状ファスナのコーナー部の剥がれるのを防止できる吊り込み用面状ファスナ一体発泡型を提供することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、工程数やコストの増加にならずに、面状ファスナの端部がクッション材から剥がれるのを防止する吊り込みに面状ファスナを用いた座席及び吊り込み用面状ファスナ一体発泡型を提供することにある。
【0011】
さらに本発明の目的は、ファスナ面へウレタン液が浸入して、面状ファスナの接合機能が劣化するのを防止できる吊り込み用面状ファスナ一体発泡型を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る吊り込み用面状ファスナ一体発泡型は、キャビティ型を構成する第1金型と、該第1金型を閉塞する第2金型と、を備え、第1金型に所定形状のパターン溝部をキャビティ側へ突起させて形成し、該パターン溝部に面状ファスナの接合面を金型側に配置して樹脂を注入して面状ファスナを一体発泡してなる吊り込み用面状ファスナ一体発泡型において、前記第2金型には第1金型側へ突起したファスナ押さえが前記パターン溝部の端部より外側に形成され、該ファスナ押さえは、第1金型と第2金型を型締めしたときに、前記パターン溝部の端部より延出させて配置した面状ファスナを前記第2金型のファスナ押えにより金型に接触しないように金型側に押し込むように構成されてなることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係る金型は、図1で示すクッション材Kにパターン溝部11を形成し、このパターン溝部11に面状ファスナ30を取着するものであり、図2で示すように、キャビティ型を構成する第1金型10と、この第1金型10を閉塞する第2金型20と、を備えている。そして第1金型10に所定形状のパターン溝部11を構成するファスナホルダ50をキャビティ側へ突起させて形成する。このファスナホルダ50内に面状ファスナ30の接合面31を金型側に配置する。そして樹脂を注入して面状ファスナ30を一体発泡するための、吊り込み用面状ファスナ一体発泡型である。
【0014】
第1金型10には、パターン溝部11に合わせたファスナホルダ50が形成されており、このファスナホルダ50上に、面状ファスナ30の接合面31をファスナホルダ50側(即ち金型側)に配置する。このとき図4で示すように、ファスナホルダ50の端部51より面状ファスナ30を延出して配置する。
【0015】
また上記第2金型20には第1金型10側へ突起したファスナ押さえ40が形成されている。このファスナ押え40は、ファスナホルダ50の端部51より外側の位置になるように形成されている。次に樹脂を注入して、第1金型10と第2金型20を型締めして発泡させる。このときに、ファスナホルダ50の端部51より延出させて配置した面状ファスナ30を第2金型20のファスナ押え40により、ファスナ30が金型10に接触しないように金型10側に押し込むことになる。
【0016】
以上のように構成した金型10,20を用いて発泡成形すると、クッション材Kにパターン溝部11が形成されると共に、パターン溝部11には面状ファスナ30が一体に成形されており、しかも接合面31を上面に向けており、面状ファスナ30の端部はクッション材Kに埋没された形となる。したがって、表皮材Hに取着された面状ファスナ60と、パターン溝部11の面状ファスナ30とを合わせることで、表皮材Hをクッション材Kのパターン溝部11側へ吊り込んだ状態で接合することができる。
【0017】
このとき、表皮材Hとクッション材Kの接合のずれ等が生じた場合に、表皮材Hをクッション材Kから取り外しても、クッション材K側の面状ファスナ30の端部は、クッション材K側に埋没されているので、クッション材Kから剥がれることなく、表皮材Hを外すことができる。もし面状ファスナの端部がクッション材に埋没されていない場合には、従来技術で説明したように、面状ファスナの端部から表皮材と共に、パターン溝内の面状ファスナが剥がれてしまうために、取り外し,修正が非常に困難である。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【0019】
図1乃至図6は本発明に係る一実施例を示すものであり、図1はクッション材の正面図、図2は成形型の斜視図、図3は図2のA部の部分拡大斜視図、図4は図3のB−B線方向からの矢視図、図5は面状ファスナが取り付けられたクッション材の断面説明図、図6は表皮材とクッション材の接合部分の要部拡大断面図である。
【0020】
本例における吊り込みに面状ファスナを用いた座席は、クッション材Kと、表皮材Hと、表皮材H側に取着された面状ファスナ60と、クッション材K側に取着された面状ファスナ30と、を主要構成要素とする。本例では座席として、背部を例にして説明するが、着座部における吊り込みにも当然適用できるものである。
【0021】
本例のクッション材Kは、図1で示すように、所定の形状のパターン溝部11が形成されている。そしてこのクッション材Kのパターン溝部11には、面状ファスナ30が接合されている。本例の面状ファスナ30は、可撓性の樹脂から製造され、上記パターン溝11の幅より狭い幅で長尺のレール状のものであり、例えば、KMファスナーレール((株)クラレ製)のようなものを用いている。
【0022】
この面状ファスナ30は、図3で示すように、クッション材Kと接合する側(ファスナ接合面31と反対側)には、長尺方向に線状の突起32(本例では3条)が形成されており、この線状の突起32の先端側には、鈎部32aが形成されている。またファスナ面31は、先端に係合部を有するキノコ形の突起が長尺方向に複数条(本例では5条)形成されている。本例の面状ファスナ30はパターン溝部11に配置されるが、このとき面状ファスナ30の端部33は、クッション材Kの中に埋没させている。
【0023】
本例の表皮材Hは、上記クッション材Kを被覆するものであり、表皮材Hには、上記パターン溝部11の該当する個所に、面状ファスナ60が取着されている。本例の面状ファスナ60はループ状の布体から構成されており、このループ状の面状ファスナ60が、上記キノコ状の面状ファスナ30と接合できるように構成されている。なお表皮材Hに面状ファスナ60を取着する技術としては、縫合によったり、材質によっては溶着等の手段を用いることが出来るものである。
【0024】
そしてクッション材Kのパターン溝部11に配設された面状ファスナ30と、表皮材Hに設けられた面状ファスナ60とを接合する。これにより、表皮材Hに取着された面状ファスナ60の部分がクッション材Kのパターン溝部11内に入り込み、従来と同様な吊り込みを行った座席と同じ状態となる。
【0025】
次に、上記クッション材Kを成形する吊り込み用面状ファスナ一体発泡型について説明する。本例の吊り込み用面状ファスナ一体発泡型は、キャビティ型を構成する第1金型10と、第1金型10を閉塞する第2金型20と、ファスナホルダ50と、を主要構成要素とする。なお、本例では第1金型10と第2金型20をヒンジ部70で開閉可能にした構成としている。
【0026】
本例の第1金型10は、所定形状のパターン溝部11をキャビティ側へ突起させて形成しており、この突起部の上面をファスナホルダ50としている。本例のファスナホルダ50は、図3で示すように、面状ファスナ30の接合面31より高い左右の壁部52が形成されており、このファスナホルダ50の端部51から内側の位置に、発泡樹脂浸入防止プレート80が立設されている。この発泡樹脂浸入防止プレート80の高さは、面状ファスナ30のキノコの部分の高さとほぼ同じ高さに構成している。
【0027】
本例の第2金型20には、第1金型10側へ突起したファスナ押さえが形成されている。このファスナ押え40は、ファスナホルダ50より外側に形成されており、このファスナ押さえ40は、第1金型10と第2金型20を型締めしたときに、ファスナホルダ50の端部51より延出させて配置した面状ファスナ30を、第2金型20のファスナ押え40により金型10に接触しないようにして金型10側に押し込むように構成されている。
【0028】
そして第1金型10のファスナホルダ50上に、面状ファスナ30の接合面31をファスナホルダ50側(即ち金型側)に配置する。このときファスナホルダ50の端部51より面状ファスナ30を延出して配置する。次に樹脂を注入して、第1金型10を第2金型20で覆って発泡させて、クッション材Kと面状ファスナ30を一体発泡成形する。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、面状ファスナを一体発泡成形により成形した吊り込みに面状ファスナを用いた座席において、表皮材とクッション材とを接合するときの組付け時や修正時或いは使用時において、表皮材につられて面状ファスナのコーナー部が剥がれるのを防止でき、また本発明によれば、工程数やコストの増加にならずに、面状ファスナの端部がクッション材から剥がれるのを防止できる。
【0030】
さらに本発明によれば、ファスナ面へウレタン液が浸入して、面状ファスナの接合機能が劣化するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクッション材の正面図である。
【図2】成形型の斜視図である。
【図3】図2のA部の部分拡大斜視図である。
【図4】図3のB−B線方向からの矢視図である。
【図5】面状ファスナが取り付けられたクッション材の断面説明図である。
【図6】表皮材とクッション材の接合部分の要部拡大断面図である。
【図7】従来例の吊り込みを説明する部分断面斜視図である。
【図8】図7の要部断面説明図である。
【図9】従来例を示す説明断面図である。
【符号の説明】
10 第1金型
11 パターン溝部
20 第2金型
30 面状ファスナ
31 接合面
32 突起
32a 鈎部
33 端部
40 ファスナ押え
50 ファスナホルダ
51 端部
52 壁部
60 面状ファスナ
70 ヒンジ部
80 防止プレート
K クッション材
H 表皮材
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a suspension-type planar fastener-integrated foaming type, and particularly, in a seat in which a skin is suspended, is used when a planar fastener constituting a suspended portion of the seat is integrally foamed with a cushion material. Regarding molds.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the seat trim of the seat has been suspended for the purpose of preventing the seat skin from lifting and designing. As shown in FIG. 7, the suspension is performed by inserting the wire 152 into the cushion pad 151 and locking the steel wire 153 and the insert wire 152 with an ohmic clip (not shown) from the seat surface side. The technique of hanging is known. Symbol H is a skin, symbol 154 is a hanging bag, and symbol 155 is a stitched portion.
[0003]
As another technique, as shown in FIGS. 8 and 9, a hanging bag 103 is sewn on the back side of the outer skin 101, and a wire 107 is inserted into the hanging bag 103, The tip is bonded to a synthetic resin plate protector 104 together with a wire 107 with a C-ring 105, and the protector 104 is hooked to an insert wire or a trim wire 106 embedded in a pad 110 inside the seat to suspend the skin 101. The structure is known.
[0004]
However, in each of the above conventional techniques, it is necessary to embed an insert wire and engage the insert wire and the steel wire with an ohmic clip or a C-ring. In such a process of hanging on the insert wire, it is necessary to work from the bottom surface side of the sheet, and there is a disadvantage that the work efficiency is very poor and the work efficiency is poor.
[0005]
For this reason, techniques using planar fasteners have been proposed. That is, a seat suspension pattern is formed as a groove, a surface fastener is disposed in the groove, and the surface fastener is also attached to the surface of the surface material joined to the surface fastener. The suspended pattern was formed by joining the planar fasteners of the material.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the prior art as described above, a technique has been proposed in which a groove portion that has been preliminarily matched to the pattern shape is formed at the time of molding the cushion material, and the adhesive and fastener are joined after molding the cushion material. In the technique using the agent, a step of applying an adhesive to the groove portion is necessary, and it is difficult to join the planar fastener and the cushion material.
[0007]
When joining the surface fastener of the skin material and the surface fastener of the cushion material, the surface fastener that is integrally foamed with the cushion material has a bonding force on the cushion material side formed by integral foaming, and If the positional deviation of the skin material is to be corrected from the difference between the bonding force with the surface fastener, the bonding force between the surface fasteners is larger than the bonding force between the cushion material and the surface fastener, and FIG. As shown, there is an inconvenience that the planar fastener integrally formed on the cushion material side is peeled off, and it is practically impossible to correct the positional deviation.
[0008]
Therefore, careful work is required, and there is a disadvantage that skill and experience are required, and work efficiency is poor. In addition, when force is applied from the skin material side during movement of the buttocks during use, the surface fastener is peeled off from the cushion material due to the movement of the skin material, causing the skin material to float, etc. This is inconvenient in that it does not meet its original purpose and the appearance is deteriorated.
[0009]
An object of the present invention is to eliminate the above-mentioned inconvenience, and in a seat using a planar fastener for suspending a planar fastener formed by integral foam molding, a combination for joining a skin material and a cushion material. It is an object of the present invention to provide a suspended planar fastener-integrated foaming mold that can be prevented from peeling off the corner portion of a planar fastener by being attached to a skin material during attachment, correction, or use.
[0010]
Another object of the present invention is to provide a seat using a surface fastener for suspension and a suspension surface shape for preventing the end of the surface fastener from being peeled off from the cushion material without increasing the number of steps and cost. The object is to provide a fastener-integrated foaming mold.
[0011]
A further object of the present invention is to provide a suspension-type planar fastener-integrated foaming mold that can prevent urethane liquid from entering the fastener surface and thereby deteriorating the joining function of the planar fastener.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
A suspension-type planar fastener-integrated foaming mold according to the present invention includes a first mold that forms a cavity mold and a second mold that closes the first mold, and the first mold has a predetermined shape. The pattern groove portion is formed by projecting toward the cavity side, and the surface for fastening is formed by integrally injecting the surface fastener by injecting resin by placing the bonding surface of the surface fastener on the mold side in the pattern groove portion. In the fastener-integrated foaming mold, the second metal mold is formed with a fastener presser projecting toward the first metal mold outside the end of the pattern groove, and the fastener presser includes the first metal mold and the second metal mold. When the mold is clamped, the planar fastener arranged extending from the end of the pattern groove is pushed into the mold side so as not to come into contact with the mold by the fastener pressing of the second mold. It is characterized by becoming.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The mold according to the present invention has a pattern groove portion 11 formed in the cushion material K shown in FIG. 1, and a planar fastener 30 is attached to the pattern groove portion 11. As shown in FIG. A first mold 10 to be configured and a second mold 20 for closing the first mold 10 are provided. Then, a fastener holder 50 constituting the pattern groove 11 having a predetermined shape is formed on the first mold 10 so as to protrude toward the cavity. In this fastener holder 50, the joining surface 31 of the planar fastener 30 is arranged on the mold side. And, it is a hanging surface fastener integrated foaming type for injecting resin to foam the surface fastener 30 integrally.
[0014]
A fastener holder 50 is formed in the first mold 10 so as to match the pattern groove portion 11, and the joining surface 31 of the planar fastener 30 is placed on the fastener holder 50 side (that is, the mold side) on the fastener holder 50. Deploy. At this time, as shown in FIG. 4, the planar fastener 30 extends from the end portion 51 of the fastener holder 50 and is disposed.
[0015]
The second mold 20 is formed with a fastener presser 40 that protrudes toward the first mold 10. The fastener presser 40 is formed at a position outside the end portion 51 of the fastener holder 50. Next, resin is injected and the first mold 10 and the second mold 20 are clamped and foamed. At this time, the planar fastener 30 extended from the end portion 51 of the fastener holder 50 is moved to the mold 10 side by the fastener presser 40 of the second mold 20 so that the fastener 30 does not contact the mold 10. Will push.
[0016]
When foam molding is performed using the molds 10 and 20 configured as described above, the pattern groove portion 11 is formed in the cushion material K, and the planar fastener 30 is integrally formed in the pattern groove portion 11 and bonded. The surface 31 faces the upper surface, and the end portion of the planar fastener 30 is buried in the cushion material K. Therefore, by joining the planar fastener 60 attached to the skin material H and the planar fastener 30 of the pattern groove portion 11, the skin material H is joined in a state of being suspended to the pattern groove portion 11 side of the cushion material K. be able to.
[0017]
At this time, even when the skin material H and the cushion material K are displaced from each other, even if the skin material H is removed from the cushion material K, the end of the planar fastener 30 on the cushion material K side remains the cushion material K. Since it is buried in the side, the skin material H can be removed without peeling off from the cushion material K. If the edge of the planar fastener is not buried in the cushion material, as explained in the prior art, the planar fastener in the pattern groove will peel off from the edge of the planar fastener together with the skin material. In addition, it is very difficult to remove and modify.
[0018]
【Example】
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. The members, arrangements, and the like described below are not intended to limit the present invention and can be variously modified within the scope of the gist of the present invention.
[0019]
1 to 6 show an embodiment according to the present invention. FIG. 1 is a front view of a cushion material, FIG. 2 is a perspective view of a mold, and FIG. 3 is a partially enlarged perspective view of a portion A in FIG. 4 is an arrow view from the BB line direction of FIG. 3, FIG. 5 is a cross-sectional explanatory view of the cushion material to which the surface fastener is attached, and FIG. 6 is an enlarged main portion of the joint portion of the skin material and the cushion material. It is sectional drawing.
[0020]
The seat using the planar fastener for hanging in this example is the cushion material K, the skin material H, the planar fastener 60 attached to the skin material H side, and the surface attached to the cushion material K side. The fastener 30 is a main component. In this example, the back portion is described as an example of the seat, but the seat can naturally be applied to the seat portion.
[0021]
As shown in FIG. 1, the cushion material K of this example has a pattern groove portion 11 having a predetermined shape. A planar fastener 30 is joined to the pattern groove 11 of the cushion material K. The planar fastener 30 of this example is manufactured from a flexible resin and has a rail-like shape that is narrower than the width of the pattern groove 11 and is, for example, KM fastener rail (manufactured by Kuraray Co., Ltd.). Is used.
[0022]
As shown in FIG. 3, the planar fastener 30 has linear protrusions 32 (three in this example) in the longitudinal direction on the side joined to the cushion material K (the side opposite to the fastener joint surface 31). The flange 32a is formed on the tip end side of the linear protrusion 32. Further, the fastener surface 31 has a plurality of mushroom-shaped protrusions (five in this example) formed in the longitudinal direction, each having an engaging portion at the tip. Although the planar fastener 30 of this example is arrange | positioned in the pattern groove part 11, the edge part 33 of the planar fastener 30 is embed | buried in the cushion material K at this time.
[0023]
The skin material H of the present example covers the cushion material K, and a planar fastener 60 is attached to the skin material H at a corresponding portion of the pattern groove portion 11. The planar fastener 60 of this example is configured by a loop-shaped cloth body, and the loop-shaped planar fastener 60 is configured to be able to be joined to the mushroom-shaped planar fastener 30. As a technique for attaching the planar fastener 60 to the skin material H, it is possible to use means such as sewing or welding depending on the material.
[0024]
And the planar fastener 30 arrange | positioned in the pattern groove part 11 of the cushioning material K and the planar fastener 60 provided in the skin material H are joined. Thereby, the part of the planar fastener 60 attached to the skin material H enters the pattern groove portion 11 of the cushion material K, and is in the same state as the seat that has been suspended as in the conventional case.
[0025]
Next, the suspension planar fastener integrated foaming mold for molding the cushion material K will be described. The suspended surface fastener-integrated foaming mold of this example includes a first mold 10 that constitutes a cavity mold, a second mold 20 that closes the first mold 10, and a fastener holder 50. And In this example, the first mold 10 and the second mold 20 are configured to be openable and closable by the hinge portion 70.
[0026]
The first mold 10 of this example is formed by projecting a pattern groove portion 11 having a predetermined shape toward the cavity, and the upper surface of this projection portion is used as a fastener holder 50. As shown in FIG. 3, the fastener holder 50 of this example is formed with left and right wall portions 52 higher than the joining surface 31 of the planar fastener 30, and the fastener holder 50 is located at an inner position from the end portion 51 of the fastener holder 50. A foamed resin intrusion prevention plate 80 is erected. The height of the foamed resin intrusion prevention plate 80 is substantially the same as the height of the mushroom portion of the planar fastener 30.
[0027]
In the second mold 20 of this example, a fastener presser protruding toward the first mold 10 is formed. The fastener retainer 40 is formed outside the fastener holder 50. The fastener retainer 40 extends from the end 51 of the fastener holder 50 when the first mold 10 and the second mold 20 are clamped. The planar fastener 30 placed out and placed is pushed into the mold 10 side so as not to come into contact with the mold 10 by the fastener presser 40 of the second mold 20.
[0028]
And on the fastener holder 50 of the 1st metal mold | die 10, the joining surface 31 of the planar fastener 30 is arrange | positioned at the fastener holder 50 side (namely, metal mold | die side). At this time, the planar fastener 30 is extended from the end 51 of the fastener holder 50 and disposed. Next, resin is injected, the first mold 10 is covered with the second mold 20 and foamed, and the cushion material K and the planar fastener 30 are integrally foam-molded.
[0029]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the seat using the planar fastener for suspending the planar fastener formed by integral foam molding, when assembling or correcting the skin material and the cushion material Alternatively, during use, the corner portion of the planar fastener can be prevented from being peeled by the skin material, and according to the present invention, the end portion of the planar fastener is a cushioning material without increasing the number of steps and cost. Can be prevented from peeling off.
[0030]
Furthermore, according to the present invention, it is possible to prevent the urethane liquid from entering the fastener surface and deteriorating the joining function of the planar fastener.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a cushion material according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a mold.
FIG. 3 is a partially enlarged perspective view of a part A in FIG. 2;
4 is an arrow view from the direction of the line BB in FIG. 3;
FIG. 5 is a cross-sectional explanatory view of a cushion material to which a planar fastener is attached.
FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view of a main part of a joint portion between a skin material and a cushion material.
FIG. 7 is a partial cross-sectional perspective view illustrating a conventional example of suspension.
8 is an explanatory cross-sectional view of a main part of FIG. 7;
FIG. 9 is an explanatory sectional view showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 1st metal mold | die 11 Pattern groove part 20 2nd metal mold | die 30 Planar fastener 31 Joining surface 32 Protrusion 32a ridge part 33 End part 40 Fastener presser 50 Fastener holder 51 End part 52 Wall part 60 Planar fastener 70 Hinge part 80 Prevention plate K cushion material H skin material

Claims (1)

キャビティ型を構成する第1金型と、該第1金型を閉塞する第2金型と、を備え、第1金型に所定形状のパターン溝部をキャビティ側へ突起させて形成し、該パターン溝部に面状ファスナの接合面を金型側に配置して樹脂を注入して面状ファスナを一体発泡してなる吊り込み用面状ファスナ一体発泡型において、前記第2金型には第1金型側へ突起したファスナ押さえが前記パターン溝部の端部より外側に形成され、該ファスナ押さえは、第1金型と第2金型を型締めしたときに、前記パターン溝部の端部より延出させて配置した面状ファスナを前記第2金型のファスナ押えにより金型に接触しないように金型側に押し込むように構成されてなることを特徴とする吊り込み用面状ファスナ一体発泡型。A first mold that forms a cavity mold and a second mold that closes the first mold, and a pattern groove portion having a predetermined shape is formed on the first mold by projecting toward the cavity, and the pattern In the suspended planar fastener-integrated foaming mold in which the joining surface of the planar fastener is disposed on the mold side in the groove portion and resin is injected to integrally foam the planar fastener, the second mold includes a first A fastener retainer that protrudes toward the mold is formed outside the end of the pattern groove, and the fastener retainer extends from the end of the pattern groove when the first mold and the second mold are clamped. The suspended planar fastener-integrated foaming type is configured to push the planar fastener placed out into the mold side so as not to contact the mold by the fastener pressing of the second mold. .
JP18823896A 1995-12-11 1996-06-29 Suspended surface fastener integrated foam type Expired - Fee Related JP3621201B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18823896A JP3621201B2 (en) 1995-12-11 1996-06-29 Suspended surface fastener integrated foam type

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-345404 1995-12-11
JP34540495 1995-12-11
JP18823896A JP3621201B2 (en) 1995-12-11 1996-06-29 Suspended surface fastener integrated foam type

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09220725A JPH09220725A (en) 1997-08-26
JP3621201B2 true JP3621201B2 (en) 2005-02-16

Family

ID=26504798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18823896A Expired - Fee Related JP3621201B2 (en) 1995-12-11 1996-06-29 Suspended surface fastener integrated foam type

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3621201B2 (en)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002165617A (en) * 2000-11-28 2002-06-11 Three M Innovative Properties Co Fastener positioning member and fastener with positioning function
JP4836650B2 (en) * 2006-04-25 2011-12-14 東洋ゴム工業株式会社 Cushion pad manufacturing method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09220725A (en) 1997-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4458938A (en) Attachment of covering on sun visor for vehicles
US20020101109A1 (en) Fastener assembly for a seat
JPH06233876A (en) Fixing device to fix edge of cover of seat cushion to seat frame
US7290793B2 (en) Vehicle seat assembly with inflatable air bag
US7325825B2 (en) Vehicle seat assembly with air bag guide
KR100283436B1 (en) Cushion body structure of car seat
JP5437712B2 (en) Vehicle seat and manufacturing method thereof
US4797983A (en) Connectors for insert moulding in panels
JP3621201B2 (en) Suspended surface fastener integrated foam type
JP3128444B2 (en) Locking member for mold-in molding and method for manufacturing resin molded body using the same
JP4850361B2 (en) Upholstery mounting structure for chairs
JPH0436542Y2 (en)
GB2312836A (en) Seat cushion assembly
JP3640774B2 (en) Seat back trim cover suspension structure
JP3917294B2 (en) Headrest and manufacturing method thereof
JPH0453685Y2 (en)
JPS646158Y2 (en)
JPS62559Y2 (en)
JPH0453686Y2 (en)
JPH0327781Y2 (en)
JP3154400B2 (en) Pad material for vehicle seat and method of integral foam molding of pad material
EP3932854A1 (en) Seat
JPH0529943Y2 (en)
JPH0546894Y2 (en)
JP3723341B2 (en) Vehicle seat cover mounting structure

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121126

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121126

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees