JP3618535B2 - Door opening and closing device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は鉄道車両やその他の車両における扉開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄道車両における扉は、その扉を開く場合、車両側壁内に収納したり、デッキ側へ回動したりするのが一般的である。
【0003】
しかし、デッキの出入口に車両外板より下方まで階段を設ける車両においては、車両側壁内又はデッキ内へ扉を収納できないことから、扉の閉じ状態ではその扉の外面が車両外板の外面と面一となり、扉を開く場合には、扉を車両外板よりはみ出させて車両の長手方向と平行に位置させる場合がある。このようなはみ出し方式のものにおいて従来、扉を出入口方向と車両中心方向へ移動する駆動源と扉を車両の長手方向へ移動する駆動源を有するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のはみ出し方式の扉開閉装置においては、駆動源を2個必要とすることから、構造が複雑になる問題がある。
【0005】
そこで本発明は鉄道車両のような重量の大きい扉においても、簡易な構造ではみ出し方式の扉開閉装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1記載の第1の発明は、車両の出入口部の天井部に台座を出入口と車両中心に向う方向に移動可能にして支持し、台座の前部にガイドを車両長手方向に設け、該ガイドに扉を車両の長手方向に開閉移動可能に支持させ、車両側には扉と係合するガイドレールを設け、該ガイドレールを、扉の開状態から閉じ途中までは扉を車両外板の外面よりはみ出した位置におき、閉じ途中から扉を車両中心に向う方向へ引き寄せ、閉じ完了時には扉を、その外面が車両外板の外面と面一となる位置まで引き寄せる形状にしたことを特徴とする扉開閉装置である。
【0007】
本発明においては、扉は台座に支持され、この支持状態で扉を開くとガイドレールによって扉が外側へ押し出され、これに伴って台座も引き出され、扉は車両外板の外面よりはみ出して車両外板と並行状態に開かれる。
【0008】
この状態から扉を閉めると、扉がガイドレールによって車両中心に向う方向へ引き寄せられ、これによって台座も引き込まれ、扉は、その外面が車両外板の外面と面一となって閉められる。
【0009】
請求項2記載の第2の発明は、上記第1の発明において、ガイドレールが車両の長手方向と平行する直線部と車両中心に向う方向へ屈曲した引き寄せ部とからなり、かつ、このガイドレールを天井部とデッキ部に設けたものである。
【0010】
本発明においては、複数のガイドレールにより扉が支持されて開閉する。
請求項3記載の第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、台座上に、扉を開閉移動する駆動機構を設けたものである。
【0011】
本発明においては、駆動機構で扉を自動開閉することにより、扉と台座が上記のように移動する。
請求項4記載の第4の発明は、上記第1又は第2の発明において、台座上に扉を開閉移動するアクチュエータを設け、該アクチュエータと扉との連動部に、アクチュエータの動きを増幅させる増幅機構を設けたものである。
【0012】
本発明においては、増幅機構により、扉の開閉ストロークより短いストロークのアクチュエータを使用できる。
請求項5記載の第5の発明は、上記第1又は第2又は第3又は第4の発明において、台座を、車両の天井部に揺動可能に垂設した支持腕により支持したものである。
【0013】
請求項6の第6の発明は、上記第1又は第2又は第3又は第4の発明において、台座を、車両側に固設した水平の支持レールで支持したものである。
上記第5の発明においては、台座を支持腕で支持するため、扉の開閉に伴う台座の前後移動時に支持腕が上下に揺動し、その上方への揺動時に若干大きな力が必要とするが、本第6発明のように、台座を水平の支持レールで支持することにより、扉の開閉力が上記支持腕のものに比較して小さくてよい。
【0014】
請求項7の第7の発明は、上記第1乃至第6のいずれかの発明において、扉を車両の長手方向に開閉可能に支持するガイドを、リニアガイドで構成したものである。
【0015】
本発明においては、扉を支持するガイドが大きく伸縮し、扉の開閉ストロークが大きくなり、出入口の開口量を大きくすることができる。
請求項8記載の第8の発明は、上記第1乃至第7のいずれかの発明において、扉の全周縁又はこれが接する出入口周辺部に、断面が中空状の膨張性シールを設け、扉が閉じた場合に、膨張性シール内にエアーを供給して膨張させるようにしたものである。
【0016】
本発明においては、扉を閉めたときに、膨張性シール内にエアーを供給することにより、該膨張性シールが膨張し、扉と車両間の気密性が高まる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図に示す実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図11は第1実施例を示す。
【0018】
車両1のデッキ2における出入口3の上辺4と車両1の天井板4aとの空間部1bには、取付ベース5が車体1に固定して架設されている。該取付ベース5の下面にはブラケット6により支持腕7が、車両1の出入口と車両中心に向う方向(図4におけるA−B方向をいい、以下前後方向ともいう)に揺動自在に垂設されている。該支持腕7はデッキ2における出入口3の上部四隅に位置して4本配設されている。図4では作図上3本記載されている。
【0019】
デッキ2における出入口3の上辺4の上部には車両の長手方向(図4におけるC−D方向をいい、以下左右方向ともいう)に妻面壁と客室壁に接近する長さでかつ前後方向に所定の幅を有する四角平板からなる台座8が前後方向に移動可能に配設されている。更に該台座8の上面四隅には、上記4本の支持腕7の下端がブラケット6aにより回動可能に連結されており、該台座8が4本の支持腕7に吊り支持されて前後方向に移動するようになっている。
【0020】
上記台座8の出入口側端にはリニアガイド9を構成する固定ガイド10が左右方向に水平に固定されている。該固定ガイド10の前側には、ベースプレート11が配置され、該ベースプレート11の後側の右半面部には、上記固定ガイド10の上面に転動可能に嵌合する2個のガイドローラ12と、固定ガイド10の下面に転動可能に嵌合する2個のガイドローラ13が回転可能に設けられ、これら4個のガイドローラ12,13で固定ガイド10を挟持するようにして固定ガイドに支持されてベースプレート11が左右方向に移動可能に備えられている。更に、ベースプレート11の前側の左半面部には、扉14の上部に水平に固定された可動ガイド15の上面に転動可能に嵌合する2個のガイドローラ16と、可動ガイド15の下面に転動可能に嵌合する2個のガイドローラ17が回転可能に設けられ、これら4個のガイドローラ16,17で可動ガイド15を左右方向に移動可能に挟持(支持)し、扉14の荷重を支持している。また、上記可動ガイド15の左右端部にはストッパ18,19が設けられている。
【0021】
そして、図4に示すように扉14が開いた状態から扉14を閉じ方向(戸先方向)に移動すると、先ず、扉14とともに可動ガイド15のみが右方へ移動し、その閉じ途中位置においてストッパ18が左側のガイドローラ16,17に当り、引き続き扉14を閉じるとベースプレート11も閉じ方向に押し移動されて扉14が出入口3を完全に閉じるようになっている。また、この閉じ状態から扉14を開き方向(戸尻方向)へ移動すると、ベースプレート11が上記閉じ位置に残ったまま扉14とともに可動ガイド15のみが左方に移動し、その開き途中位置においてストッパ19が右側のガイドローラ12,13に当り、引き続き扉14を開くとベースプレート11も開き方向に押し移動されて扉14が出入口3を開くようになっている。このようなリニアガイド9により、出入口3の開口寸法によって固定ガイド10の長さが規制されていても、扉14の開閉ストロークを大きくして出入口3の開口量を多くしてる。
【0022】
上記台座8上には駆動機構が設けられており、その駆動手段である電動モータ20と、該電動モータ20の出力軸に設けたブレーキユニット21と、該ブレーキユニット21の出力軸に設けて電動モータ20の回転を減速する減速機22と、該減速機22からの出力軸に設けられた乾式多板クラッチ23と、該クラッチ23からの出力軸に設けたチェーンホイール24と、該チェーンホイール24と他のチェーンホイール25間に渡って左右方向に架設されたローラチェーン26が載置されており、電動モータ20の正逆回転により、ローラチェーン26が正逆回動するようになっている。
【0023】
上記扉14の戸先寄りの上部には、上部ブラケット27が車両中心に向う方向へ突出して固着され、該上部ブラケット27の先部が部材28によって上記ローラチェーン26に固着されており、ローラチェーン26の正逆回動により上部ブラケット27を介して扉14が開閉移動するようになっている。
【0024】
上記天井側の取付ベース5には上部ガイドレール29が固設されている。該上部ガイドレール29には、その下面が開口するガイド溝29aが形成され、図4に示すように、戸尻側から出入口3の略中央部までは車両1の長手方向と平行する直線部29bに形成され、該直線部29bから戸先側には、車両中心に向う方向へ若干の半径のカーブを経て屈曲する引き寄せ部29cが形成されている。そして、上記ブラケット27に回転可能に備えたローラ30がガイド溝29a内に転動可能に嵌合している。
【0025】
デッキ2の下側には図9に示す下部上段ガイドレール31と図10に示す下部下段ガイドレール32が、上記上部ガイドレール29と略同形状で同方向に配置されている。この両ガイドレール31,32のガイド溝31a,32aは上向きに形成されている。また、上記上部ガイドレール29と同様に直線部31b,32bと引き寄せ部31c,32cが形成されている。
【0026】
扉14の戸先寄りの下部には、2本の下部ブラケット34,35が車両中心に向う方向へ突出して固着されているとともに該両下部ブラケット34,35の先部にローラ36,37が回転可能に備えられており、一方のローラ36が上段ガイドレール31のガイド溝31aに転動可能に嵌合し、他方のローラ37が下段ガイドレール32のガイド溝32aに転動可能に嵌合している。
【0027】
上記のガイドレール29,31,32の引き寄せ部29c,31c,32cにおける戸先側端の前後方向の位置は、該部にローラ30,36,37が嵌合した場合に扉14を、図7に示すように、扉14の外面が車両外板の外面1aと面一となるように車両中心側へ引き寄せるように設定され、また直線部29b,31b,32bの前後方向の位置は、該部にローラ30,36,37が嵌合した場合に扉14を、図8に示すように、扉14の厚み寸法D1 (可動ガイド15の厚み及びベースプレート11の厚みを含む)と若干の寸法D2 の総量分前進させて車両外板の外面1aよりはみ出させるように設定されている。
【0028】
また、上記3個のローラ30,36,37の平面位置は左右方向にずらしてあり、扉14が安定して開閉し、かつ、車内外の気圧変動などの外力が扉14に作用した場合にも扉14がガタつかないようにしてある。
【0029】
上記台座8の後端には動力補助機構38が一対設けられている。該機構38は、台座8側に固定したブラケット39と上記取付ベース5に固定垂設されたブラケット40間を軸(図示せず)で回転可能に連結して該軸の外周にコイルバネ41が圧縮状態に備えて構成されている。そして、図5に示すように、台座8が後退して扉14が閉じた場合にはブラケット40のピン42の中心を通る鉛直線X上よりもブラケット39のピン43が後方に位置し、台座8が前進して扉14が押し出された場合にはブラケット39のピン43が鉛直線X上よりも前方に移動するようになっている。
【0030】
したがって、コイルバネ41は図5の鉛直線X上で死点となり、該位置より台座8が後退するときはコイルバネ41の反発力により後退力が付与され、台座8が前進するときはコイルバネ41の反発力により前進力が付与される。
【0031】
この動力補助機構38を設けた理由は、扉14の閉移動時には支持腕7が図5の鉛直線Yを中心として後方へ、扉14のはみ出し寸法量の1/2だけ揺動して傾斜し、逆に扉14の開移動時には支持腕7が鉛直線Yを中心として前方へ扉14のはみ出し寸法量の1/2だけ揺動して傾斜するため、この後方傾斜時と前方傾斜時に台座8及び扉14等の荷重を持ち上げる力(操作力)が必要となることから、この持ち上げ力をコイルバネ41の反発力で補助するようにしたものである。
【0032】
車両1の妻壁1c内には回転シャフト42が上下方向に配置され、これに車外から手動で操作するクラッチレバー44aとデッキ部側から手動操作するクラッチレバー44bが固着されている。また、シャフト42の上部にはリンク46を介してシフトレバー47が連結され、該シフトレバー47の他端がアーム48を介して上記クラッチ23に連結されている。そして、これらにより構成される手動解除機構45のクラッチレバー44a,44bを正逆回動することによりクラッチ23をオン、オフ操作するようになっている。すなわち、停電等の非常時にブレーキユニット21が作動してブレーキがかかるため、このときには、クラッチレバー44a,44bによってクラッチ23を手動でオフ作動し、扉14の開きを可能にしている。
【0033】
更に車両1の妻壁1c内には別の回転シャフト49が上下方向に配置され、これに車外から手動操作するロックレバー50aとデッキ部側から手動操作するロックレバー50bと、旋錠爪52が固着されており、図11に示すように、扉14を閉めた後にロックレバー50a又は50bを旋錠方向に回動することにより、施錠爪52が回動して扉14側に固設した錠受53に係止して施錠が行われ、解錠方向に回動することにより、施錠爪52が錠受53より外れて解錠するようになっている。なお、上記の構成による施錠装置51における上記施錠爪52と錠受53は、扉先側の上下部に配置してこれらが連動して施錠、解錠するようになっている。
【0034】
上記第1実施例の扉の開閉作動について説明する。
クラッチ23がオン(接続)状態で図4のように扉14が開いている状態から扉14を閉める場合には、図示しない扉開閉スイッチを閉操作することにより、電動モータ20が一方向に回転し、ローラチェーン26が図4の矢印方向へ回動する。この回動によってそのローラチェーン26に固着連結された上部ブラケット27も矢印方向へ引き移動され、上部ブラケット27が固着した扉14が閉じ方向へ牽引される。このとき、ガイドレール29,31,32の直線部29b,31b,32bにより、扉14は車両1の外板の外面1aより若干はみ出した位置を車両1の長手方向に平行して移動する。また、この閉方向移動の初期においては可動ガイド15がベースプレート11に付設したローラ16,17に支持されて移動する。
【0035】
扉14の閉移動の途中において、ストッパ18がローラ16,17に当たると、ベースプレート11も固定ガイド10に支持されて扉14とともに閉方向に移動する。
【0036】
扉14が閉じ終期に至ると、ローラ30,36,37がガイド29,31,32の引き寄せ部29c,31c,32cにより後方へ誘導され、ブラケット27,34,35を介して扉14が後方へ引き寄せられる。この扉14の引き寄せにより、ベースプレート11と固定ガイド10を介して台座8が後方へ押される。
【0037】
これにより、台座8は支持腕7に支持された状態で、かつ支持腕7の揺動によって後方へ移動する。このとき、動力補助機構38のコイルスプリング41が死点を越えて後方へ傾斜し、支持腕7が揺動することによって扉14等の荷重を持ち上げなければならない力を補助する。この動力補助機構38は特に、扉14を手動で開閉する場合にその開閉操作力を軽減して操作を楽にする。
【0038】
そして、扉14の閉じ時点では図7に示すように、扉14が最後退位置に達し、扉14の外面が車両外板の外面1aと面一となって閉じる。扉14が閉じると、これを適宜センサ等で感知して電動モータ20は停止する。
【0039】
扉14が閉じた後、施錠装置51のロックレバー50a又は50bを施錠方向に回動して施錠爪52を扉14の錠受53に係止して施錠する。
次に扉14を開く場合には、施錠装置51の施錠爪52を外し、図示しない扉開閉用スイッチを開操作することにより、電動モータ20が他方向に回転し、ローラチェーン26が図4の矢印と反対方向へ回動する。この回動により、上記閉動作とは逆の動作が行われ、台座8が前進移動し、扉14が上記閉軌跡と逆の軌跡で移動し、リニアガイド9が伸長し、図8に示すように、扉14が、車両外板の外面1aより若干はみ出した状態に開かれる。
【0040】
この開き動作においては動力補助機構38のコイルスプリング41が死点を越えて前方へ傾斜し、支持腕7が揺動することによって扉14等の荷重を持ち上げなければならない力を補助する。
【0041】
扉14が開かれると、これを適宜センサ等で感知して電動モータ20は停止する。
上記扉14が閉じた状態及び開いた状態で電動モータ20が停止することにより、ブレーキユニット21によってブレーキが効く。
【0042】
しかし、停電を伴う非常時において扉14を手動で開閉する場合には、上記のブレーキが効いていると手動開閉が困難である。そのため、手動開閉時には、手動解除機構45を解操作してクラッチ23を外し、ブレーキユニット21との関連を解除して手動による扉14の開閉を容易にする。
なお、上記の下部ガイドレール31,32は、共に同一平面上に配置してもよい。また、下部ガイドレールを1本のみとしてもよい。
【0043】
図12乃至図14は第2実施例を示す。
本第2実施例は、上記第1実施例におけるリニアガイド9を異なる形状のものとし、支持腕7を使用することなく台座8を前後移動可能にし、更に台座8の駆動手段を、電動モータ20の代わりにエアーシリンダーとしたものである。
【0044】
車両1のデッキ2における出入口3の上辺4と車両1の天井板4aとの空間部に位置する妻面壁と客室壁には支持レール60,61が前後方向にかつ水平に固定されている。
【0045】
該支持レール60,61上には台座8aが、該台座8aの両側下面に設けた摺動ボス62,63を上記支持レール60,61に摺動可能に嵌合して前後方向にかつ水平に移動可能に備えられている。
【0046】
上記台座8aの前側上面には、上記固定ガイド10に相当する固定ガイド10aが左右方向に配置して固定されている。該固定ガイド10a部には、上記ベースプレート11に相当するベースプレート11aが、その側断面を逆L形に形成して配置され、その上辺部に上記ローラ12,13に相当する摺動ボス12a,13aを備え、該摺動ボス12a,13aを上記固定ガイド10aに摺動可能に嵌合して、該ベースプレート11aが左右方向に移動可能に支持されている。更に、ベースプレート11aの垂辺部には上記可動ガイド15に相当する可動ガイド15aが左右方向にかつ水平に固設されている。更に、扉14には上記ローラ16,17に相当する摺動ボス16a,17aが固着され、該両摺動ボス16a,17aを可動ガイド15aに摺動可能に嵌合して扉14が可動ガイド15aに支持されて左右方向にかつ水平に移動できるように備えられている。
【0047】
台座8a上に設けたチェーンホイール64,65間にはローラチェーン66が左右方向に架設されている。更に台座8a上にはアクチュエータであるエアーシリンダー67が左右方向に配置固定され、そのピストンロッド68の先端部が連結部材69を介して上記ローラチェーン66の下辺側に連結されている。
【0048】
上記チェーンホイール65の軸70には上記チェーンホイール24に相当するチェーンホイール24aが設けられ、また他方には上記チェーンホイール25に相当するチェーンホイール25aが設けられ、これらに上記ローラチェーン26に相当するローラチェーン26aが架設されている。
【0049】
更に、扉14には上記上部ブラケット27に相当する上部ブラケット27aが固着され、該上部ブラケット27aの先部がローラチェーン26aの下辺側に連結されている。
【0050】
上記チェーンホイール65とチェーンホイール24aは、後者を前者よりも大径に形成して増幅機構80を構成しており、上記ローラチェーン26aが、上記ピストンロッド68のストロークより長く、かつ速いスピードで回動するようになっている。図の実施例では、チェーンホイール65とチェーンホイール24aの周速比を1:2に設定され、扉14がピストンロッド68のストロークよりほぼ2倍のストロークで、かつほぼ2倍の速度で開閉するようになっている。
【0051】
また、車両1側には上記第1実施例と同様の上部ガイドレール29が設けられており、上部ブラケット27aに設けたローラ30が転動可能に嵌合している。更に、車両1の下部には、図示しないが、上記第1実施例と同様の下部上段ガイドレール31及び下部下段ガイドレール32が配置され、これらに扉14側に設けた下部ブラケット34,35のローラ36,37が嵌合している。
【0052】
また、上記第1実施例と同様の手動解除機構45と施錠装置51も設けられている。
本第2実施例においては、図13に示す閉状態において、図示しない扉開閉スイッチを開操作することによりエアーシリンダー67のピストンロッド68が右方へ後退し、ローラチェーン66を図14の矢印方向に回動し、チェーンホイール65を図示14において反時計方向に回転させる。この回動により、チェーンホイール24aも同方向に回転してローラチェーン26aが図14の矢印方向に回動し、扉14を開作動する。このとき、扉14は、ピストンロッド68よりもほぼ2倍の速さとストロークで開く。また、扉14が開くと、ガイドレール29,31,32により上記第1実施例と同様に扉14が押し出され、これに伴い台座8aも前進して、扉14は、車両外板の外板1aよりはみ出して開く。
【0053】
また、上記開状態から図示しない扉開閉スイッチを閉操作することによりエアーシリンダー67のピストンロッド68が前進し、ローラチェーン26aが上記矢印と反対方向に逆回転して扉14が閉方向に移動する。この閉じ動作においても扉14はピストンロッド68よりもほぼ2倍の速さとストロークで閉じる。また、このとき、ガイドレール29,31,32により上記第1実施例と同様に扉14が後方へ引き寄せられ、台座8aが後退し、扉14は、図13に示すように、その外面が車両外板の外面1aと面一になって閉じる。
【0054】
なお、この実施例においては、上記手動解除機構45を、エアーシリンダー67のエア排出機構とする。また、上記と同様の施錠装置51を設ける。
上記第1実施例においては、台座8を支持腕7で揺動的に支持したので、手動で扉14を開閉する場合は開閉操作力が大きくなり、また、この開閉操作力を軽減するためには上記のような動力補助機構38が必要になる。これに対し本第2実施例においては、台座8aを支持レール60,61に支持させて水平にスライドさせるようにしたので、開閉操作力が上記第1実施例に比べて小さくてよく、上記動力補助機構38を設ける必要がなく、また、手動開閉も容易になる。
【0055】
更に、本第2実施例によれば、増幅機構80により、エアーシリンダー67からなるアクチュエータを小型(短尺)に形成でき、その設置空間が少なくてよく、装置の小型化を図り得る。
なお、増幅機構80は上記実施例のものに限らず、その他の構造を用いてもよい。
【0056】
図15及び図16は第3実施例を示す。
本第3実施例は、扉を上記両実施例のような駆動機構を用いることなく手動で開閉するようにしたものである。
【0057】
本第3実施例の構造は、上記第2実施例におけるチェーンホイール24a,25a、ローラチェーン26a、エアーシリンダー67及びこれにより作動する部材64,65,66,68,69を除いた構造で、その他の構造は上記第2実施例と同様である。そのため、上記部材と同一部材には同一符号を付してその構造の説明は省略する。
【0058】
本第3実施例においては、乗務員等が手動で扉14を開閉することにより、その扉14及び台座8aは上記第2実施例と同様に移動し、扉14は、その外面が車両外板の外面1aと面一となって閉じ、また、扉14が車両外板の外面よりはみ出して開く。
【0059】
なお、上記施錠装置51は、上記実施例の構造の外に、バネ等の弾性機能を有するラッチ方式や電気やエアーを動力源として作動する自動施錠方式及びこれらの併用方式を採用してもよい。
【0060】
また、施錠装置51の可動機器は車両側に設け扉側には主として固定機器を設けるのが好ましい。これは開閉移動する扉に動力機器の付設及びその配線、配管が困難だからである。
【0061】
また、上記実施例のような手動式の施錠装置51の場合でも、操作ハンドル部を扉の開閉に支障とならない範囲で扉14内に設け、錠受53を車両1側に設けてもよい。
【0062】
また、扉14の全周縁と、これに接する車両1の出入口の全周辺部にゴムなどによる弾性パッキンP1 ,P2 (図6〜8、図11参照)を付設して、扉14を閉めた場合に扉と車両間の気密性を高めるようにする。
【0063】
超高速列車などの高気密を必要とする場合には、上記施錠爪52を錠受53に係止した後、該施錠爪52を電動、エアー或いは手動方式で更に締め付けるように2段アクション機能を有する構造とし、上記弾性パッキンを強く押圧して気密性を高めるとよい。
【0064】
また、上記の締め付け方式の代わりに、上記弾性パッキンP1 ,P2 に代えて弾性体で成形された中空断面の膨張性シールパッキンを使用し、これにエアーを注入して膨張させるようにしてもよい。すなわち、扉14が閉じて上記施錠装置51を施錠したことを感知するセンサ等を設け、該センサ等の信号により図示しないエアー供給装置が作動し、エアーを上記膨張性シール内に供給してその膨張性シールを膨張させ、扉14と車両1間の気密性を高めるようにしてもよい。
【0065】
また、上記実施例の外に、第1実施例のような支持腕7により台座8を支持する型式のものに、上記第2実施例のようなエアーシリンダー67による扉開閉型式を採用してもよい。
また、本発明は鉄道車両に適用できるは勿論、バス等のその他の車両に適用することも可能である。
【0066】
【発明の効果】
以上のようであるから、請求項1記載の発明によれば、扉をガイドレールで案内し、扉の開閉に伴って扉を支持する台座を出入口と車両中心に向う方向に移動させるようにしたので、重量の大きい扉を、扉を閉じたときに扉の外面が車両外板の外面と面一となる位置まで移動させ、扉を開いたときに車両外板の外面よりはみ出す位置まで移動させることが簡単な構造で行える。
【0067】
請求項2記載の発明によれば、更に扉をガタつくことなく安定して支持及び開閉させることができる。
請求項3記載の発明によれば、扉の開閉移動と、扉の出入口と車両中心に向う方向の移動を1つの駆動機構で行うことができ、自動開閉機構を簡易に構成できる。
【0068】
請求項4記載の発明によれば、扉の開閉ストロークよりもストロークが短い小型のアクチュエータを使用して装置の小型化を図って扉の自動開閉が可能になる。
請求項5記載の発明によれば、台座を上記のように移動可能に支持する機構が容易になる。
請求項6記載の発明によれば、特に手動で扉を開閉する場合に、軽い開閉力で操作できる。
【0069】
請求項7記載の発明によれば、更に、扉の開閉ストロークを大きくして出入口の開口量を大きくすることができ、扉を車両外板よりはみ出して開閉するのに有効である。
【0070】
請求項8記載の発明によれば、更に扉を閉めたときに、扉と車両間の気密性を高めることができ、特に超高速列車などの高気密を必要とする場合に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、扉を閉めた状態の正面図。
【図2】図1において扉を除いた正面図。
【図3】図1におけるデッキ部で切断した縦断面図。
【図4】図1における各機構を示す斜視図。
【図5】図3における扉と台座を駆動する部分の縦断面図。
【図6】図5の平面図。
【図7】図1におけるリニアガイド部の平面図で、扉を閉めた状態の図。
【図8】図7の状態から扉を開いた状態の図。
【図9】図1のA−A線断面図。
【図10】図1のB−B線断面図。
【図11】施錠装置部を示す一部平面図。
【図12】本発明の第2実施例を示す要部縦断面図。
【図13】図12の平面図。
【図14】図12の後面図。
【図15】本発明の第3実施例を示す要部縦断面図。
【図16】図15の後面図。
【符号の説明】
1…車両 3…出入口
7…支持腕 8…台座
9…リニアガイド 20…駆動手段
29,31,32…ガイドレール 60,61…支持レール
67…アクチュエータであるエアーシリンダー
80…増幅機構[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a door opening and closing device in a railway vehicle and other vehicles.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when a door in a railway vehicle is opened, it is generally stored in the side wall of the vehicle or rotated to the deck side.
[0003]
However, in vehicles in which stairs are provided below the vehicle skin at the entrance of the deck, the door cannot be stored in the vehicle side wall or in the deck. Therefore, when the door is closed, the exterior surface of the door faces the exterior surface of the vehicle skin. When the door is opened, the door may protrude from the vehicle outer plate and be positioned parallel to the longitudinal direction of the vehicle. Conventionally, such a protruding type has a drive source that moves the door in the doorway direction and the vehicle center direction and a drive source that moves the door in the longitudinal direction of the vehicle.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The above-described conventional protruding door opening / closing device requires two drive sources, and thus has a problem of complicated structure.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a door opening / closing device of a protruding type with a simple structure even in a heavy door such as a railway vehicle.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the first invention according to
[0007]
In the present invention, the door is supported by the pedestal. When the door is opened in this supported state, the door is pushed outward by the guide rail, and the pedestal is also pulled out. Opened in parallel with the skin.
[0008]
When the door is closed from this state, the door is centered on the vehicle by the guide rail. Towards The pedestal is also drawn in, and the door is closed with its outer surface flush with the outer surface of the vehicle outer plate.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the guide rail has a linear portion parallel to the longitudinal direction of the vehicle and the vehicle center. Towards The guide rail is provided in the ceiling portion and the deck portion.
[0010]
In the present invention, the door is supported by a plurality of guide rails to open and close.
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect, a drive mechanism for opening and closing the door is provided on the pedestal.
[0011]
In the present invention, the door and the pedestal move as described above by automatically opening and closing the door with the drive mechanism.
According to a fourth aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, an actuator for opening and closing the door on the pedestal is provided, and an amplification for amplifying the movement of the actuator at the interlocking portion between the actuator and the door A mechanism is provided.
[0012]
In the present invention, an actuator having a stroke shorter than the opening / closing stroke of the door can be used by the amplification mechanism.
According to a fifth aspect of the present invention, in the first, second, third, or fourth aspect of the invention, the pedestal is supported by a support arm that is suspended from a vehicle ceiling so as to be swingable. .
[0013]
According to a sixth aspect of the present invention, in the first, second, third, or fourth aspect of the invention, the pedestal is supported by a horizontal support rail fixed to the vehicle side.
In the fifth aspect of the invention, since the pedestal is supported by the support arm, the support arm swings up and down when the pedestal moves back and forth when the door is opened and closed, and requires a slightly large force when swinging upward. However, as in the sixth aspect of the invention, by supporting the pedestal with a horizontal support rail, the door opening / closing force may be smaller than that of the support arm.
[0014]
According to a seventh aspect of the present invention, in any one of the first to sixth aspects, the guide that supports the door so that the door can be opened and closed in the longitudinal direction of the vehicle is constituted by a linear guide.
[0015]
In the present invention, the guide that supports the door is greatly expanded and contracted, the door opening / closing stroke is increased, and the opening of the doorway can be increased.
The eighth invention according to
[0016]
In the present invention, when the door is closed, by supplying air into the inflatable seal, the inflatable seal expands, and the airtightness between the door and the vehicle increases.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described based on the examples shown in the drawings.
1 to 11 show a first embodiment.
[0018]
A
[0019]
In the upper part of the
[0020]
A fixed
[0021]
Then, when the
[0022]
A drive mechanism is provided on the
[0023]
An
[0024]
An
[0025]
A lower
[0026]
Two
[0027]
The position in the front-rear direction of the door end side of the pulling
[0028]
Further, the planar positions of the three
[0029]
A pair of
[0030]
Therefore, the
[0031]
The reason why the
[0032]
A rotating
[0033]
Further, another rotating
[0034]
The door opening / closing operation of the first embodiment will be described.
When the
[0035]
If the stopper 18 hits the
[0036]
When the
[0037]
Thereby, the
[0038]
When the
[0039]
After the
Next, when the
[0040]
In this opening operation, the
[0041]
When the
When the
[0042]
However, when the
In addition, you may arrange | position both said
[0043]
12 to 14 show a second embodiment.
In the second embodiment, the
[0044]
Support rails 60 and 61 are fixed in the front-rear direction and horizontally on the end face wall and the cabin wall located in the space between the
[0045]
A
[0046]
A fixed
[0047]
A
[0048]
A
[0049]
Further, an
[0050]
The
[0051]
An
[0052]
A
In the second embodiment, when the door opening / closing switch (not shown) is opened in the closed state shown in FIG. 13, the
[0053]
Further, when a door opening / closing switch (not shown) is closed from the opened state, the
[0054]
In this embodiment, the
In the first embodiment, since the
[0055]
Furthermore, according to the second embodiment, the actuator comprising the
The
[0056]
15 and 16 show a third embodiment.
In the third embodiment, the door is manually opened and closed without using the drive mechanism as in the above two embodiments.
[0057]
The structure of the third embodiment is a structure that excludes the
[0058]
In the third embodiment, when a crew member manually opens and closes the
[0059]
The locking
[0060]
Further, it is preferable that the movable device of the
[0061]
Further, even in the case of the
[0062]
Further, an elastic packing P made of rubber or the like is provided on the entire periphery of the
[0063]
When high airtightness is required for ultra-high-speed trains, etc., after the locking
[0064]
Further, instead of the above-described tightening method, the elastic packing P 1 , P 2 Instead of this, an inflatable seal packing having a hollow cross section formed of an elastic body may be used, and the air may be injected to expand the seal. That is, a sensor or the like for sensing that the
[0065]
In addition to the above embodiment, the door opening / closing type by the
Further, the present invention can be applied not only to railway vehicles but also to other vehicles such as buses.
[0066]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the door is guided by the guide rail, and the pedestal that supports the door as the door is opened and closed is entered and exited. Mouth and Vehicle center Towards Since the door is moved in the direction, the heavy door is moved to a position where the outer surface of the door is flush with the outer surface of the vehicle outer plate when the door is closed, and the door of the vehicle outer plate is opened when the door is opened. It can be moved to a position that protrudes from the outer surface with a simple structure.
[0067]
According to the second aspect of the present invention, the door can be supported and opened and closed stably without rattling.
According to the invention described in
[0068]
According to the fourth aspect of the present invention, it is possible to automatically open and close the door by using a small actuator whose stroke is shorter than the opening and closing stroke of the door to reduce the size of the apparatus.
According to invention of
According to the invention described in
[0069]
According to the seventh aspect of the present invention, the door opening / closing stroke can be increased to increase the opening of the doorway, which is effective for opening and closing the door beyond the vehicle outer plate.
[0070]
According to the eighth aspect of the present invention, when the door is further closed, the airtightness between the door and the vehicle can be enhanced, and this is particularly effective when high airtightness such as an ultra-high speed train is required.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a first embodiment of the present invention with a door closed.
FIG. 2 is a front view with the door removed in FIG. 1;
3 is a longitudinal sectional view taken along the deck portion in FIG. 1. FIG.
4 is a perspective view showing each mechanism in FIG. 1. FIG.
5 is a longitudinal sectional view of a portion for driving a door and a pedestal in FIG. 3;
6 is a plan view of FIG. 5. FIG.
7 is a plan view of the linear guide portion in FIG. 1, showing a state in which the door is closed. FIG.
8 is a view showing a state in which the door is opened from the state of FIG. 7;
9 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
10 is a sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 11 is a partial plan view showing a locking device section.
FIG. 12 is a longitudinal sectional view of an essential part showing a second embodiment of the present invention.
13 is a plan view of FIG.
14 is a rear view of FIG. 12. FIG.
FIG. 15 is a longitudinal sectional view of an essential part showing a third embodiment of the present invention.
16 is a rear view of FIG.
[Explanation of symbols]
1 ...
7 ...
9 ... Linear guide 20 ... Driving means
29, 31, 32 ...
67 ... Air cylinder as actuator
80 ... Amplification mechanism
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