JP3617944B2 - The structure of the lava part of the lapel and the roof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、けらば化粧材及び屋根のけらば部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
外皮と内皮との間に芯材が介装されたサンドイッチパネルを、例えば切妻屋根などの屋根材として使用するにあたって、けらば部において外皮のかぶせ側或いは敷き込み側に芯材の端面が露出して、外観が損なわれるという問題がある。そこで、けらば部全体を覆うための化粧カバーが要望されている。
【0003】
ところが、最近は、大型化する屋根に小割り感を持たせるために、屋根の上面に軒棟方向に間隔を隔てて段差部を形成した段付き屋根が広く使用されており、このような段付き屋根にあっては、けらば部にけらば化粧材を取り付けようとしても、屋根上面に設けた段差部の存在によって化粧カバーの取り付けが困難となり、また取り付けることができたとしても、化粧カバーと屋根上面との間に段差部による隙間が生じるなど、外観上の納まりが悪くなるという問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、段差部が形成された屋根のけらば部に対して、容易且つ確実に、しかも外観良く取り付けることができるけらば化粧材及び屋根のけらば部の構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係るけらば化粧材は、外皮2と内皮3との間に芯材4が介装され、少なくとも外皮2に軒棟方向と略直交する方向に山部6と谷部7とが交互に形成されると共に軒棟方向に間隔を隔てて段差部5が形成された屋根1のけらば部8を覆うためのけらば化粧材であって、けらば部8の屋根上面1bに覆設されるキャップ部11と、キャップ部11の一側部11cからけらば部8の屋根端面1cを覆うように垂下するカバー部17とを備え、キャップ部11の長さ方向Dの一端部11aに上方に突出する係止片12と段差部5に当接する立上り部18aと、屋根上面1aに固定される固定片14とが設けられると共に、他端部11bに上記係止片12に係止可能な被係止片13が設けられてなることを特徴としており、このように構成することで、固定片14を1箇所だけ屋根1に固定するだけでよく、それ以外では他のけらば化粧材10との間で、係止片12と被係止片13との係止を行うだけでよいので、段差部5を有する屋根1のけらば部8に対して、熟練作業者でなくても、けらば化粧材10を容易にしかも確実に取り付けることができると共に、立上り部18aを段差部5に沿わせることによって、けらば化粧材10を屋根上面1bの段差部5に揃えて外観良く配置できるけらば化粧材10を提供することができる。
【0006】
また、本発明に係る屋根のけらば部の構造は、外皮2と内皮3との間に芯材4が介装された屋根材1aで構成され、少なくとも外皮2に軒棟方向と略直交する方向に山部6と谷部7とが交互に形成されると共に軒棟方向に間隔を隔てて段差部5が形成された屋根1のけらば部8を、けらば化粧材10にて覆うようにした屋根1のけらば部8の構造であって、けらば化粧材10は、キャップ部11とこのキャップ部11の一側部11cから垂下したカバー部17とを備え、キャップ部11の長さ方向Dの一端部11aに上方に突出する係止片12と上記山部6に固定される固定片14とが設けられると共に、他端部11bに上記係止片12に係止可能な被係止片13が設けられて構成されており、上記複数のけらば化粧材10をけらば部8の外皮2のかぶせ側2a或いは敷き込み側2bの山部6の長さ方向Dに並べて設置し、キャップ部11を山部6における下側の段差部5bと上側の段差部5aとの間の山部6上面に被嵌すると共に、カバー部17をけらば部8の屋根端面1cを覆うように配置し、キャップ部11の長さ方向Dの一端部11aを上側の段差部5aに沿わせた状態で固定片14を山部6に固定し、一端部11aに設けた係止片12に上段のけらば化粧材10の被係止片13を係止させると共に、他端部11bに設けた被係止片13を下段のけらば化粧材10の係止片12に係止してなることを特徴としており、このように構成することで、けらば化粧材10の固定片14を1箇所だけ屋根1に固定するだけでよく、それ以外では係止片12に他のけらば化粧材10の被係止片13を係止させる作業と、被係止片13を他のけらば化粧材10の係止片12に係止させる作業とを行うだけでよいので、段差部5を有する屋根1のけらば部8に対して、熟練作業者でなくても、けらば化粧材10を容易にしかも確実に取り付けることができる。また、けらば化粧材10の長さ方向Dの一端部11aを山部6における上側の段差部5aに沿わせることで、複数のけらば化粧材10を屋根上面1bの段差部5に揃えて配置できるようになる。
【0007】
ここで、上記キャップ部11の長さ方向Dの他端部11bを下方に折り曲げて折り曲げ片15を形成すると共に、折り曲げ片15の下端部を折り曲げて被係止片13とするのが好ましく、さらに、折り曲げ片15を山部6における下側の段差部5bに沿わせた状態で、被係止片13を下段のけらば化粧材10の係止片12に係止させるのが好ましく、このように構成することで、折り曲げ片15を山部6における下側の段差部5bに沿わせることにより、けらば化粧材10と屋根上面1bの段差部5とを一直線上に一層揃えることができると共に、被係止片13と係止片12との係止が折り曲げ片15の下端位置で行われることとなり、被係止片13と係止片12が外部へ露出するのを防止できるようになる。
【0008】
また上記キャップ部11のカバー部17とは反対側の他側部11dに、屋根1のけらば用固定金具20に設けた支持片21にて支持される被支持片16aを設けるのが好ましく、さらに、キャップ部11を山部6上面に被嵌し且つ被支持片16aを支持片21により支持した状態で、キャップ部11を山部6の長さ方向Dに沿ってスライド移動させることにより、キャップ部11の一端部11aを上側の段差部5aに当接可能とするのが好ましく、このように構成することで、けらば部8に対するけらば化粧材10の位置決めを、けらば用固定金具20を利用してワンタッチ操作で行えると共に、けらば化粧材10と山部6間のズレや、複数のけらば化粧材10相互間にズレが発生せず、外観上の納まりが一層よくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0010】
本実施形態の屋根1は、図1、図2、図10、図11に示すように、外皮2と内皮3との間に芯材4が介装された屋根材1aで構成されている。この屋根材1aの外皮2には、軒棟方向と略直交する方向に山部6と谷部7とが交互に形成されていると共に、屋根材1aの軒棟方向に間隔を隔てて複数の段差部5が形成されている。段差部5は山部6から谷部7に亘って横一線上に形成されている。なお段差部5は必ずしも横一線上である必要はなく、段差部5の数も特に限定されない。また、外皮2及び内皮3の材質は特に限定されないが、一例として亜鉛めっき鋼板、アルミニウム板等が用いられる。芯材4は、例えば外皮2と内3との間にウレタン系樹脂などを注入して構成されている。
【0011】
ここで図10(a)は、けらば化粧材10を外皮2の敷き込み側2bの山部6に取り付けた状態を示し、図10(b)は他例を示し、図11はけらば化粧材10を外皮2のかぶせ側2aの山部6に取り付けた状態を示している。以下の実施形態では、けらば化粧材10を外皮2の敷き込み側2bの山部6に取り付ける場合を説明するが、かぶせ側2aに取り付ける場合も同様である。なお図10、図11中の9は垂木、30は下地材、32はけらば用水切り材であり、図11中の33は外皮2のかぶせ側2aに設置されるけらば用枠材である。
【0012】
けらば化粧材10は、図3〜図6に示すように、けらば部8の山部6に覆設されるキャップ部11と、キャップ部11の一側部11cからけらば部8の屋根端面1cを覆うように垂下するカバー部17とが一体に形成されている。ここで、キャップ部11の長さ寸法d1は、図2に示すように、屋根1の段差部5と段差部5との間の山部6の長さ寸法d2と略等しく設定されている。またカバー部17はキャップ部11の一側部11cの全長に亘って設けられていると共に、カバー部17の下端部はけらば部8の屋根端面1c全体を覆うことができる長さ寸法で垂下している。カバー部17の下端部には、けらば用水切り部材32(図10、図11)の下端縁を収納する折り曲げ部50が設けられている。
【0013】
上記キャップ部11は、けらば部8の山部6上面を覆う頂片18と、頂片18の他側部11dから山部6の傾斜面6b(図8)に沿って延びた傾斜片16とが一体形成されている。これら頂片18及び傾斜片16の長さ方向Dの一端部11aには、それぞれ立上り部18aが立設されている。立上り部18aの高さH1(図5)は、山部6の段差部5の高さ寸法H2(図2)と略等しく設定されており、立上り部18aを段差部5に突き当てることでキャップ部11の一端部11aを段差部5にて位置決めできるようになっている。
【0014】
さらに、キャップ部11の頂片18に設けられる立上り部18aの幅方向の両端側には、一対の係止片12が設けられている。ここでは、図7に示すように、各係止片12が、立上り部18aの上端部からキャップ部11の上面6aに向かって斜め下方に折り返されており、係止片12の先端とキャップ部11の上面6aとの隙間12aから隣り合う他のけらば化粧材10の被係止片13を挿入して係止片12に係止できるようになっている。また、立上り部18aの中央部には、係止片12の折り返し方向と反対側に向けて固定片14が延出されている。固定片14には取付孔14aが形成されており、釘等の固着具60を取付孔14aを介して山部6に固着することで、固定片14を山部6に固定できるようにしてある。
【0015】
またキャップ部11の傾斜片16は、屋根1のけらば用固定金具20に設けた支持片21にて支持される被支持片16aを兼用している。けらば用固定金具20は図8に示すように、山部6の上面6aに釘等の固着具61にて固着される取付孔22aを有する固着片22と、山部6の傾斜面6bに沿って配置される略く字状に屈曲した支持片21とが一体形成されており、支持片21の先端が傾斜面6bから浮きあがって、キャップ部11の被支持片16aを下方から支持できる構造となっている。また支持片21は、キャップ部11を山部6に沿ってスライドさせる際に、被支持片16aをスライド自在に支持できるようになっている。図8(b)中の23はシール用テープである。
【0016】
一方、キャップ部11の頂片18及び傾斜片16の長さ方向Dの他端部11bには、図3〜図6に示すように、下方に向けて折り曲げられた折り曲げ片15が形成されている。折り曲げ片15の垂下長さは、山部6の段差部5の高さ寸法と略等しく設定されており、これにより折り曲げ片15を段差部5に突き当てることでキャップ部11の他端部11bを段差部5にて位置決めできるようになっている。また、折り曲げ片15の下端部には、被係止片13が形成されている。ここでは、被係止片13はキャップ部11の下面と略平行に折り返されており、この被係止片13を隣り合う他のけらば化粧材10の係止片12に係止させることによって、キャップ部11の他端部11bを隣り合う他のけらば化粧材10に対して係止できるようになっている。
【0017】
図12、図13は、山部6の軒先に取り付けられる軒先用けらば化粧材10Aであり、軒先から最初の段差部5までの山部6に取り付けられるものであり、折り曲げ片15(図4)に代えて軒先を覆う軒先カバー60を有している点、及び長さ方向Dの寸法L2が前記けらば化粧材10の長さ方向Dの寸法L1(図4)よりも短い点を除いて、前記けらば化粧材10と同一構造を有している。
【0018】
次に、けらば部8をけらば化粧材10で覆うにあたっては、図1に示すように、最初に、けらば部8側の山部6の軒先に軒先用けらば化粧材10Aを取り付け、その後、複数のけらば化粧材10を順次山部6に取り付けていく。つまり、図9に示すように、けらば化粧材10(軒先用けらば化粧材10Aも同様)のキャップ部11を段差部5からずらせた位置で、山部6上面に被嵌し、カバー部17をけらば部8の屋根端面1cに沿って配置すると共に、キャップ部11の被支持片16aをけらば用固定金具20に設けた支持片21にて支持した状態(図10の状態)で、キャップ部11を図9の矢印イで示す方向にスライドさせて、キャップ部11の一端部11aに設けた立上り部18aを山部6における上側の段差部5aに突き当てる。このときキャップ部11の他端部11bに設けた折り曲げ片15が山部6における下側の段差部5bに当接する。そして、図7に示すように、折り曲げ片15の下端部に設けた被係止片13を下段のけらば化粧材10の係止片12に係止させた後に、固定片14を上側の段差部5aよりも上段の山部6上面に釘等の固着具60(図1)を用いて固着し、さらにカバー部17を別の固着具を用いて屋根端面1cに固着する。これにより、けらば化粧材10は、キャップ部11とカバー部17とが各々屋根に固着されると共に、被係止片13が隣り合うけらば化粧材10の係止片12に係止された状態となり、且つキャップ部11の被支持片16aがけらば用固定金具20の支持片21にて支持された状態となり、けらば化粧材10の取り付けが完了する。これと同様な方法で他のけらば化粧材10も順次取り付けていく。
【0019】
しかして、けらば化粧材10の固定片14を1箇所だけ屋根1に固定するだけでよく、それ以外では係止片12に他のけらば化粧材10の被係止片13を係止させる作業と、被係止片13を他のけらば化粧材10の係止片12に係止させる作業とを行うだけでよいので、段差部5を有する屋根1のけらば部8に対して、熟練作業者でなくても、けらば化粧材10を容易にしかも確実に取り付けることができるようになる。
【0020】
また、けらば化粧材10の一端部11aに設けた立上り部18aを山部6における上側の段差部5aに沿わせると共に、他端部11bに設けた折り曲げ片15を山部6における下側の段差部5bに沿わせることによって、けらば化粧材10のキャップ部11と屋根上面1bの段差部5とが一直線上に揃うようになり、複数のけらば化粧材10のカバー部17によってけらば部8の屋根端面1c全体が覆われることとあいまって、けらば部8全体を外観良くカバーできるようになる。そのうえ、本例では、けらば用固定金具20の支持片21によって、キャップ部11のカバー部17とは反対側に設けた被支持片16aを支持することで、けらば化粧材10と山部6間のズレや、複数のけらば化粧材10相互間(軒先用けらば化粧材10Aも含む)にズレが発生せず、外観良く取り付けることができる。さらに加えて被係止片13と係止片12との係止が折り曲げ片15の下端位置で且つキャップ部11の裏側位置で行われるようになるので、被係止片13と係止片12が外部へ露出するのを防止でき、外観を一層良くすることができるものである。
【0021】
【発明の効果】
上述のように請求項1記載の発明は、外皮と内皮との間に芯材が介装され、少なくとも外皮に軒棟方向と略直交する方向に山部と谷部とが交互に形成されると共に軒棟方向に間隔を隔てて段差部が形成された屋根のけらば部を覆うけらば化粧材であって、けらば部の屋根上面に覆設されるキャップ部と、キャップ部の一側部からけらば部の屋根端面を覆うように垂下するカバー部とを備え、キャップ部の長さ方向の一端部に上方に突出する係止片と、段差部に当接する立上り部と、屋根上面に固定される固定片とが設けられると共に、他端部に上記係止片に係止可能な被係止片が設けられてなることを特徴とする。
【0022】
また請求項4記載の発明は、外皮と内皮との間に芯材が介装された屋根材で構成され、少なくとも外皮に軒棟方向と略直交する方向に山部と谷部とが交互に形成されると共に軒棟方向に間隔を隔てて段差部が形成された屋根のけらば部を、けらば化粧材にて覆うようにした屋根のけらば部の構造であって、けらば化粧材は、キャップ部とこのキャップ部の一側部から垂下したカバー部とを備え、キャップ部の長さ方向の一端部に上方に突出する係止片と上記山部に固定される固定片とが設けられると共に、他端部に上記係止片に係止可能な被係止片が設けられて構成されており、上記複数のけらば化粧材をけらば部の外皮のかぶせ側或いは敷き込み側の山部の長さ方向に並べて設置し、キャップ部を山部における下側の段差部と上側の段差部との間の山部上面に被嵌すると共に、カバー部をけらば部の屋根端面を覆うように配置し、キャップ部の長さ方向の一端部を上側の段差部に沿わせた状態で固定片を山部に固定し、一端部に設けた係止片に上段のけらば化粧材の被係止片を係止させると共に、他端部に設けた被係止片を下段のけらば化粧材の係止片に係止してなることを特徴とするものである。
【0023】
このような請求項1のけらば化粧材、請求項4の屋根のけらば部の構造を採用することで、けらば化粧材の固定片を1箇所だけ屋根に固定するだけでよく、それ以外では係止片に他のけらば化粧材の被係止片を係止させる作業と、被係止片を他のけらば化粧材の係止片に係止させる作業とを行うだけでよいので、段差部を有する屋根のけらば部に対して、熟練作業者でなくても、けらば化粧材を容易にしかも確実に取り付けることができるようになる。また、外皮と内皮との間に芯材が介装されて屋根材が構成されるため、屋根材のけらば部は強度面から見てもビスの頭部が表面に出るケースが多くなるが、本発明のけらば化粧材にてけらば部の表面を覆うことで、ビスの頭部を完全に覆い隠すことができ、従って、強度的にも問題がなく、意匠性も良好となる。そのうえ、けらば化粧材の長さ方向の一端部に設けた立上り部を段差部に沿わせることで、けらば化粧材を屋根上面の段差部に揃えて配置できるようになり、段差部を有する屋根のけらば部に対してけらば化粧材をより外観良く取り付け施工することができる。
【0024】
また請求項2記載の発明にあっては、請求項1においてキャップ部の長さ方向の他端部を下方に折り曲げて折り曲げ片を形成すると共に、折り曲げ片の下端部を折り曲げて被係止片としたことを特徴とするものである。
【0025】
また請求項5記載の発明にあっては、請求項4においてキャップ部の長さ方向の他端部を下方に折り曲げて折り曲げ片を形成すると共に、折り曲げ片の下端部を折り曲げて被係止片とし、折り曲げ片を山部における下側の段差部に沿わせた状態で、被係止片を下段のけらば化粧材の係止片に係止させてなることを特徴とするものである。
【0026】
このような請求項2のけらば化粧材、請求項5の屋根のけらば部の構造を採用することで、請求項1及び請求項4の効果に加えて、折り曲げ片を山部における下側の段差部に沿わせることにより、けらば化粧材と屋根上面の段差部とを一直線上に一層揃えることができるようになり、また被係止片と係止片との係止が折り曲げ片の下端位置で行われることによって、被係止片と係止片が外部へ露出するのを防止できるようになる。
【0027】
また請求項3記載の発明は、請求項1においてキャップ部のカバー部とは反対側の他側部に、屋根のけらば用固定金具に設けた支持片にて支持される被支持片を設けたことを特徴とするものである。
【0028】
また請求項6記載の発明は、請求項4においてキャップ部のカバー部とは反対側の他側部に、屋根のけらば用固定金具に設けた支持片にてスライド自在に支持される被支持片を設け、キャップ部を山部上面に被嵌し且つ被支持片を支持片により支持した状態で、キャップ部を山部の長さ方向に沿ってスライド移動させることにより、キャップ部の一端部を上側の段差部に当接可能としたことを特徴とするものである。
【0029】
このような請求項3のけらば化粧材、請求項6の屋根のけらば部の構造を採用することで、請求項1及び請求項4の効果に加えて、けらば部に対するけらば化粧材の位置決めを、けらば用固定金具を利用してワンタッチ操作で行えるものであり、取り付け作業性が向上すると共に、けらば化粧材と山部間のズレや、複数のけらば化粧材相互間にズレが発生せず、けらば化粧材の一層の外観向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す斜視図である。
【図2】同上のけらば化粧材の取り付け状態を説明する斜視図である。
【図3】同上のけらば化粧材を内側から見た斜視図である。
【図4】同上のけらば化粧材を外側から見た斜視図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
【図7】同上の係止片と被係止片の係止状態等を説明する側面図である。
【図8】(a)は同上のけらば用固定金具の平面図、(b)は側面図である。
【図9】同上のけらば化粧材の取り付け途中の斜視図である。
【図10】(a)は同上のけらば化粧材をけらば部における外皮の敷き込み側に取り付けた状態を示す断面図、(b)は他例の断面図である。
【図11】同上のけらば化粧材をけらば部における外皮のかぶせ側に取り付けた状態を示す断面図である。
【図12】同上の軒先用けらば化粧材を内側から見た斜視図である。
【図13】同上の軒先用けらば化粧材を外側から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 屋根
1a 屋根材
1b 屋根上面
1c 屋根端面
2 外皮
2a かぶせ側
2b 敷き込み側
3 内皮
4 芯材
5 段差部
5a 上側の段差部
5b 下側の段差部
6 山部
6a 上面
6b 傾斜面
7 谷部
8 けらば部
10 けらば化粧材
11 キャップ部
11a 一端部
11b 他端部
11c 一側部
11d 他側部
12 係止片
13 被係止片
14 固定片
15 折り曲げ片
16a 被支持片
17 カバー部
18a 立上り部
20 けらば用固定金具
21 支持片
D 長さ方向[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure of a glazed decorative material and a rugged portion of a roof.
[0002]
[Prior art]
When using a sandwich panel in which a core material is interposed between the outer skin and the inner skin as a roof material such as a gable roof, the end surface of the core material is exposed on the covering side or the laying side of the outer skin at the loose part. There is a problem that the appearance is damaged. Therefore, there is a demand for a decorative cover for covering the entire loose portion.
[0003]
Recently, however, stepped roofs with stepped portions formed on the upper surface of the roof with gaps in the direction of the eaves are widely used in order to give the roof a larger size. In case of a roof with a cover, it is difficult to attach a decorative cover due to the presence of a stepped portion provided on the top surface of the roof even if it is intended to attach a decorative material to the loose part. There is also a problem that the appearance is poor, such as a gap due to a stepped portion between the roof and the roof surface.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention was invented in view of the problems of the above-described conventional example, and the object of the present invention is to easily and reliably and to the exterior of the roof portion where the step portion is formed. The object is to provide a structure of the lapel of the decorative material and the roof of the roof that can be attached well.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the decorative material according to the present invention has a
[0006]
Moreover, the structure of the loose part of the roof which concerns on this invention is comprised by the roof material 1a by which the
[0007]
Here, it is preferable that the other end portion 11b in the length direction D of the cap portion 11 is bent downward to form the
[0008]
Further, it is preferable to provide a supported
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
[0010]
As shown in FIGS. 1, 2, 10, and 11, the roof 1 of the present embodiment is configured by a roof material 1 a in which a
[0011]
Here, FIG. 10 (a) shows a state in which the
[0012]
As shown in FIG. 3 to FIG. 6, the glazed
[0013]
The cap portion 11 includes a
[0014]
Further, a pair of locking
[0015]
The
[0016]
On the other hand, as shown in FIGS. 3 to 6, a
[0017]
12 and 13 show a decorative material 10A for the edge of the eaves that is attached to the eaves of the
[0018]
Next, when covering the
[0019]
Therefore, it is only necessary to fix the fixing
[0020]
Further, the rising portion 18a provided at the one end portion 11a of the
[0021]
【The invention's effect】
As described above, in the first aspect of the invention, the core material is interposed between the outer skin and the inner skin, and at least the ridges and the valleys are alternately formed in the outer skin in a direction substantially orthogonal to the eaves-ridge direction. And a cover material covering a lava portion of a roof where a step portion is formed at an interval in the eaves direction, and a cap portion laid on the roof surface of the lava portion, and one side of the cap portion A cover part that hangs down so as to cover the roof end surface of the loose part from the part, a locking piece that protrudes upward at one end part in the length direction of the cap part, a rising part that contacts the step part, and a roof upper surface And a locking piece that can be locked to the locking piece at the other end.
[0022]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a roofing material in which a core material is interposed between the outer skin and the inner skin, and peaks and valleys are alternately arranged in at least the outer skin in a direction substantially orthogonal to the eaves ridge direction. A structure of a roof portion of a roof that is formed and covered with a loose decorative material on a loose portion of a roof that is formed and stepped at an interval in the eaves ridge direction. Is provided with a cap part and a cover part hanging from one side of the cap part, and a locking piece protruding upward at one end part in the length direction of the cap part and a fixing piece fixed to the mountain part. The other end portion is provided with a locked piece that can be locked to the locking piece, and the plurality of loose cosmetics are covered or spread on the outer skin of the loose portion. Installed side by side in the direction of the length of the ridge, and the cap part is the lower step and the upper step in the ridge The cover piece is placed so as to cover the roof end surface of the rib portion, and one end portion in the length direction of the cap portion is placed along the upper stepped portion. Is fixed to the crest, and the latching piece provided at the one end is locked to the latching piece of the decorative material, and the latching piece provided at the other end is fixed to the decorative piece. It is characterized by being locked to the locking piece.
[0023]
By adopting the structure of the lava of claim 1 and the lava part of the roof of
[0024]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the other end portion in the length direction of the cap portion is bent downward to form a bent piece, and the lower end portion of the bent piece is bent to be locked. It is characterized by that.
[0025]
According to a fifth aspect of the present invention, in the fourth aspect, the other end portion in the length direction of the cap portion is bent downward to form a bent piece, and the lower end portion of the bent piece is bent to be locked. In the state in which the bent piece is placed along the lower step portion in the mountain portion, the locked piece is locked to the locking piece of the decorative material if the lower piece is separated.
[0026]
In addition to the effects of claim 1 and
[0027]
According to a third aspect of the present invention, in the first aspect, a supported piece supported by a support piece provided on a roof fixing bracket is provided on the other side of the cap portion opposite to the cover portion. It is characterized by that.
[0028]
According to a sixth aspect of the present invention, in the fourth aspect of the present invention, the supported portion is slidably supported on the other side of the cap portion opposite to the cover portion by a support piece provided on the roof fixing bracket. One end portion of the cap portion is provided by sliding the cap portion along the length direction of the mountain portion in a state in which the cap portion is fitted on the top surface of the mountain portion and the supported piece is supported by the support piece. Can be brought into contact with the upper stepped portion.
[0029]
In addition to the effects of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an example of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view for explaining the attachment state of the decorative material.
FIG. 3 is a perspective view of the same plaster makeup material as viewed from the inside.
FIG. 4 is a perspective view of the same plaster makeup material as seen from the outside.
5 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
6 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 7 is a side view for explaining a locking state and the like of the locking piece and the locked piece.
FIG. 8A is a plan view of the above-described loose fixing bracket, and FIG. 8B is a side view thereof.
FIG. 9 is a perspective view in the middle of attachment of a decorative material.
FIG. 10A is a cross-sectional view showing a state in which the cover material is attached to the outer skin laying side of the cover portion, and FIG. 10B is a cross-sectional view of another example.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a state in which the same plaster makeup material is attached to the covering side of the outer skin in the brittle portion.
FIG. 12 is a perspective view of the above-described eaves collar for a decorative material viewed from the inside.
FIG. 13 is a perspective view of the above-described eaves collar for the eaves as viewed from the outside.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Roof 1a Roofing material 1b Roof upper surface 1c
Claims (6)
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