JP3617866B2 - Internal combustion engine tachometer drive mechanism - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の回転計駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の内燃機関の回転計駆動装置は、図6に示す如く構成されていた。
即ち、フライホイール側にギヤトレーンを配置した場合に、ガバナー機構もフライホイール側となり、機関計器盤もフライホイール側となるのが一般的であった。しかし、計器盤がフライホイールの側に存在する場合には、機械式回転計の取り出しは、フライホイール側のカム軸端が最も都合の良い取出位置となる。即ち、カム軸の軸端からの取り出しにより、回転計駆動専用ギヤが不要となり、コストが低下するのである。
【0003】
しかし、この場合に、その外側に配置されているフライホイール又はフライホイールのハウジング側がカム軸端部を覆うので、回転計のメンテナンスの際に、フライホイールを外す必要が発生し、発電機等の作業機が接続されている場合には、これら作業機をも取り外す必要が発生し、現実的では無いという不具合があったのである。
即ち、図6において、従来はギヤケース4の外側に、回転計駆動装置本体32がボルト30・31により固定されている。
故に、該回転計駆動装置本体32を外してメンテナンスを行なう為には、ボルト30・31を外して、回転計撓軸接続用継手33の部分と回転計駆動装置本体32の部分を外す必要があったのである。該回転計駆動装置本体32を外側へ外す為に、該部分と重複して、その外側に配置されているフライホイールも当然に外す必要があったのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような、従来技術の不具合を解消すべく、ギヤケース4の内側へ、ギヤケース4の上方又は側方の開口から手をいれて、ボルトを外し、ギヤケース4の内側に引き抜くことが可能となり、外した回転計駆動装置本体をギヤケース4の上方又は側面から取り出すことができるように構成したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に課題を解決する手段を説明する。
ギヤケース4に設けた取付ブラケット28に、回転計駆動装置本体29を該ギヤケース4の内側から取付ボルト22により固定し、該回転計駆動装置本体29に継手3を軸受支持し、該継手3は別の継手12を介して、カム軸21の端部に固定された継手11に、継手12の両側の凹凸の嵌まり込みにより連結され、該継手12と継手3の間の外周にカラー5を嵌装し、更にカラー5は止め輪6で軸方向に外れないように構成し、継手12の両 サイドの継手との凹凸の嵌まり込み部を平行に構成し、継手12をギヤケース4内で取り外すことにより、回転計駆動装置をギヤケース4の内側へ取り外し可能としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を説明する。
図1はアイドルギア取付台の分解構造を示す側面断面図、
図2は従来のアイドルギア取付台の分解構造を示す図面、
図3は回転計駆動装置を示す正面断面図、
図4は回転計駆動装置の構成を示す側面図、
図5は継手12の構成を示す平面図と正面図、
図6は従来の回転計駆動装置の構成を示す図面、
図7は冷却水管の遮蔽構造の構成を示す断面図、
図8は従来の冷却水管の遮蔽構造の構成を示す図面、
図9も従来の冷却水管の遮蔽構造の構成を示す図面である。
【0007】
次に、図3より図5において、回転計駆動装置の構成を説明する。
回転計駆動装置のメンテナンスの為に、従来は、外側に配置されていたフライホイールまで外していたものを、回転計駆動装置本体29や回転計撓軸接続用継手7を、内側のカム軸方向のギヤケース4の内側に向けて取り外し可能としたものである。
【0008】
これにより、フライホイールF側ギヤトレインの機関において、フライホイール側カム軸端に取り付ける機械式回転計駆動装置の分解組立がフライホイールやフライホイールハウジングや、発電機等の作業機を取り外さずに行なうことができるのである。
【0009】
即ち、図3において説明する。
回転計撓軸接続用継手7は、カム軸21の軸端に継手11・12・3を介して回転を取り出し、回転計撓軸接続用継手7を介して回転計を駆動する。
継手11は、カム軸21の端部にカムギヤと共に、カムギア締付けボルトにより共締めされており、先端部に凹部を有している。継手12は、図5において図示している如く、中央に止め輪6の為の溝12aを構成し、両側に凸部を有しており、一方は継手11の凹部と嵌まり込んでいる。また他方は継手3の凹部に嵌まり込んでいる。
【0010】
また、継手3は両側に凹部を有しており、一方は継手12の凸部が嵌まり込み、もう一方は、ベベルギア軸24の凸部が嵌入係合されている。該ベベルギア軸24は、ベベルギア25・26を介して回転計撓軸接続用継手7に動力伝達している。またベベルギア軸24は軸受ブラケット27により支持されている。該軸受ブラケット27はボルト23により回転計駆動装置本体29に固定されている。そして該回転計駆動装置本体29はボルト22により取付ブラケット28に固定されている。
【0011】
この凹凸の嵌まり込みにより、回転を伝達すると共に、カム軸21と継手3のベベルギア軸24との芯ズレをある程度吸収できる構造としている。また、継手12の両サイドの凸部は、平行となっているので、ギヤケース4内でカムギヤ蓋から、取り外すことができる。
また、この継手12を外し、継手3及び本体29の取付ボルト22を緩めることで、取付ブラケット28を残して、回転計駆動装置本体29と回転計撓軸接続用継手7の部分は、ギヤケース4の内側へ分解することができる。
【0012】
継手12と継手3は、カラー5を嵌装していることにより、回転中は外れないように固定され、更にカラー5は、継手12の溝12aに嵌入した止め輪6で軸方向に外れないように構成している。止め輪6を外し更にカラー5を継手11方向にずらすことにより、継手12及びカラー55は継手11と継手3から外すことができるので、ギヤケース4内でカムギア蓋から継手12を外すことができるのである。
これにより、次にボルト22をギヤケース4の内側から外すと、回転計駆動装置本体29と回転計撓軸接続用継手7の部分をギヤケース4の内側に引き抜くことが可能となり、ギヤケース4の上方又は側面から取り出すことができるのである。
【0013】
従来の内燃機関のアイドルギア取付台分解構造は、図2に示す如く構成されていたのである。
故に、アイドルギア15・16を取り外す場合には、まず、フライホイールFを取り外し、次に固定ボルト13を緩めて外し、次にシリンダブロックBの内側の押え蓋18を固定するボルト17を緩めて外し、押え蓋18を外して、アイドルギア取付台14をフライホイールF側である手前側に抜いて、最後にアイドルギア15・16を取り外すという操作を行なっていたのである。
【0014】
アイドルギア取付台の分解構造は図1に示す如くである。
アイドルギア取付台の分解構造においては、フライホイールFを取り外すことなく、まずボルト17を緩めて押え蓋18を外し、取付ガイド環9の内部で、アイドルギア取付台8をスライドさせて、取付ガイド環9のフライホイールFに近い側まで移動させることにより、フライホイールFを外すことなく、アイドルギア15・16を取り外すことができるのである。
19はアイドルギア16と噛合するギヤである。
【0015】
本構成では、ギアトレインをフライホイールF側に位置した機関において、該フライホイールFを取り外すことなく、アイドルギア取付台を分解し、アイドルギアを取り外せるように構成したので、内燃機関において、フライホイールFの部分を分解することなく、アイドルギア15・16をギヤケースの内部で分解することができるので、該アイドルギア15・16の部分のメンテナンスが容易にできるようになったのである。
【0016】
従来の内燃機関の冷却水管遮蔽構造は、図8に示す如く構成されていた。
即ち、冷却水集合管2と冷却水連結管39と排気マニホールドMを排気マニホールドカバー1及び43で包み込むように被覆していた。しかし、この従来技術の場合には、全体を排気マニホールドカバー1により覆う為に、排気マニホールドカバー1の構造が大型となってしまう。またシリンダブロックBからシリンダヘッドHを取り外す場合に、冷却水集合管2を取り外す必要があるという不具合があったのである。
【0017】
また、図9の如く、冷却水連結管39と排気マニホールドMとの間に排気マニホールドカバー43を設け、排気マニホールドMのみを排気マニホールドカバー1により被覆する技術が公知とされていた。しかし、この技術の場合には、排気マニホールドカバー1を回避する為に冷却水集合管2の高さが高くなり、また排気マニホールドカバー1と冷却水集合管2の間の遮熱板(排気マニホールドカバー)43が必要であるという不具合が発生していたのである。
【0018】
次に、図7において冷却水管による輻射熱遮蔽構造の構成を説明する。
図8と図9の従来技術の不具合を解消する為に、図7の如く構成したものである。
即ち、シリンダブロックBの上にシリンダヘッドHを載置し、シリンダヘッドHの上に、バルブケース40を配置した構成において、シリンダヘッドHから突出する冷却水連結管39と冷却水集合管2のどちらからも、遮熱板41・42・38を突出して、該遮熱板41・42・38と、排気マニホールドカバー1により、排気マニホールド室を構成している。
【0019】
更に、冷却水集合管2を、シリンダヘッドHの上方よりも外側に位置させており、これにより冷却水集合管2を取り外すことなく、気筒毎に接続された冷却水連結管39を取り外せば、気筒毎のシリンダヘッドHをシリンダブロックBから脱着可能な構成としている。このように、冷却水連結管39や冷却水集合管2から遮熱板41・42・38を突出することにより、遮熱板の数を減少させることができるのである。
【0020】
また、図7に示す如く、冷却水集合管2の外側に沿って、電気配線37を延設している。冷却水集合管2はエンジンのシリンダヘッドHの上を縦断して配置されているので、電気配線37もエンジンを縦断することができるのである。これにより、熱電対温度計等の配線を容易に計器盤や制御装置等に連結することができるようになるのである。更に電気配線37は排気マニホールドカバー1の直ぐ近傍を通過しているにも関わらず、冷却水の冷却効果を受けるので、電線が熱から保護されているのである。
【0021】
排気マニホールドカバーによって、シリンダヘッドH上部の排気マニホールドMからの輻射熱を遮蔽する構造において、冷却水管自体に排気マニホールドカバー1を保持させたので、冷却水集合管2や冷却水連結管39自体を排気マニホールドカバー1として利用することができるので、別付けで遮熱カバーを設ける必要がなくなり、構造が簡素化されるのである。
【0022】
排気マニホールドカバーによって、シリンダヘッドH上部の排気マニホールドMからの輻射熱を遮蔽する構造において、冷却水管自体に排気マニホールドカバー1を保持させ、該冷却水管をシリンダヘッドHの上方よりも外側に配置したので、冷却水集合管2を取り外すことなく、シリンダヘッドHをシリンダブロックBから取り外すことが可能となる。
【0023】
排気マニホールドカバーによって、シリンダヘッドH上部の排気マニホールドMからの輻射熱を遮蔽する構造において、冷却水管自体に排気マニホールドカバー1を保持させ、該冷却水管をシリンダヘッドHの上方よりも外側に配置し、機関に必要な電気配線類を、該冷却水管に沿って設置したので、冷却水の冷却効果により、電気配線37が排気マニホールド10等の熱から保護されるのである。またシリンダヘッドHをシリンダブロックBから取り外す場合にも、電気配線37を取り外す必要が無くなったのである。
【0024】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するものである。
回転計駆動装置を、カム軸端に複数の継手を介して連結すべく構成し、該継手の1つをギヤケース内で取り外すことにより、回転計駆動装置をギヤケース4の内側へ取り外し可能としたので、フライホイール側にギヤトレインが配置された内燃機関において、フライホイール側のカム軸21に取り付ける機械式回転計駆動装置の分解組立を、フライホイールFやフライホイールハウジングや発電機等を外すことなく、ギヤケース4の内部側に取り出すことによりできるので、メンテナンスを容易にすることができたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】アイドルギア取付台の分解構造を示す側面断面図。
【図2】従来のアイドルギア取付台の分解構造を示す図面。
【図3】回転計駆動装置を示す正面断面図。
【図4】回転計駆動装置の構成を示す側面図。
【図5】継手12の構成を示す平面図と正面図。
【図6】従来の回転計駆動装置の構成を示す図面。
【図7】冷却水管の遮蔽構造の構成を示す断面図。
【図8】従来の冷却水管の遮蔽構造の構成を示す図面。
【図9】従来の冷却水管の遮蔽構造の構成を示す図面である。
【符号の説明】
1 排気マニホールドカバー
2 冷却水集合管
4 ギヤケース
5 カラー
6 止め輪
7 回転計撓軸接続用継手
8 アイドルギア取付台
9 取付ガイド環
11 継手
37 電気配線
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a tachometer drive mechanism for an internal combustion engine.
[0002]
[Prior art]
A conventional tachometer drive device for an internal combustion engine is configured as shown in FIG.
That is, when the gear train is disposed on the flywheel side, the governor mechanism is generally on the flywheel side, and the engine instrument panel is generally on the flywheel side. However, when the instrument panel is on the flywheel side, the camshaft end on the flywheel side is the most convenient takeout position for taking out the mechanical tachometer. That is, when the camshaft is taken out from the shaft end, the gear dedicated to driving the tachometer becomes unnecessary and the cost is reduced.
[0003]
In this case, however, the flywheel or the housing side of the flywheel arranged on the outer side covers the camshaft end, so that it is necessary to remove the flywheel during maintenance of the tachometer. When work machines are connected, it is necessary to remove these work machines, and there is a problem that they are not realistic.
That is, in FIG. 6, a tachometer drive device main body 32 is conventionally fixed to the outside of the gear case 4 by bolts 30 and 31.
Therefore, in order to remove the tachometer drive device main body 32 and perform maintenance, it is necessary to remove the bolts 30 and 31 and to remove the portion of the tachometer flexible shaft connecting joint 33 and the portion of the tachometer drive device main body 32. There was. In order to remove the tachometer drive device main body 32 to the outside, it was necessary to also remove the flywheel disposed on the outside of the portion overlapping the portion.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the present invention, in order to solve the problems of the prior art as described above, the hand is inserted into the gear case 4 from the upper or side opening of the gear case 4, the bolt is removed, and the gear case 4 is pulled out. The tachometer drive device main body that has been removed can be taken out from above or from the side of the gear case 4.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The problems to be solved by the present invention are as described above. Next, means for solving the problems will be described.
A tachometer drive device main body 29 is fixed to a mounting bracket 28 provided on the gear case 4 from the inside of the gear case 4 by mounting bolts 22, and the joint 3 is supported by bearings on the tachometer drive device main body 29. The joint 5 is connected to the joint 11 fixed to the end of the camshaft 21 by fitting the unevenness on both sides of the joint 12, and the collar 5 is fitted to the outer periphery between the joint 12 and the joint 3. Furthermore, the collar 5 is configured so as not to be disengaged in the axial direction by the retaining ring 6, the concave and convex fitting portions with the joints on both sides of the joint 12 are configured in parallel, and the joint 12 is removed in the gear case 4. Thus, the tachometer drive device can be removed to the inside of the gear case 4 .
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described.
FIG. 1 is a side sectional view showing an exploded structure of an idle gear mounting base,
FIG. 2 is a drawing showing an exploded structure of a conventional idle gear mount,
FIG. 3 is a front sectional view showing a tachometer driving device,
FIG. 4 is a side view showing the configuration of the tachometer drive device,
FIG. 5 is a plan view and a front view showing the configuration of the joint 12,
FIG. 6 is a drawing showing the configuration of a conventional tachometer drive device,
FIG. 7 is a sectional view showing the structure of the cooling water pipe shielding structure;
FIG. 8 is a drawing showing a configuration of a conventional cooling water pipe shielding structure;
FIG. 9 is also a drawing showing the configuration of a conventional cooling water pipe shielding structure.
[0007]
Next, the configuration of the tachometer driving device will be described with reference to FIGS.
For maintenance of the tachometer drive device, the flywheel which has been conventionally arranged outside is replaced with the tachometer drive device main body 29 and the tachometer flexure shaft coupling joint 7 in the direction of the inner camshaft. It can be removed toward the inside of the gear case 4.
[0008]
Thereby, in the engine of the flywheel F-side gear train, disassembly / assembly of the mechanical tachometer drive device attached to the flywheel-side camshaft end is performed without removing the flywheel, the flywheel housing, and the work machine such as the generator. It can be done.
[0009]
That is, it demonstrates in FIG.
The rotation meter flexible shaft connection joint 7 takes out rotation through the joints 11, 12, and 3 to the shaft end of the cam shaft 21, and drives the tachometer through the rotation meter flexible shaft connection joint 7.
The joint 11 is fastened together with a cam gear at the end of the cam shaft 21 by a cam gear fastening bolt, and has a recess at the tip. As shown in FIG. 5, the joint 12 forms a groove 12 a for the retaining ring 6 at the center and has convex portions on both sides, and one of them fits into the concave portion of the joint 11. The other is fitted in the recess of the joint 3.
[0010]
Further, the joint 3 has concave portions on both sides, one of which is fitted with the convex portion of the joint 12 and the other is fitted with the convex portion of the bevel gear shaft 24. The bevel gear shaft 24 transmits power to the tachometer bending shaft coupling joint 7 through bevel gears 25 and 26. The bevel gear shaft 24 is supported by a bearing bracket 27. The bearing bracket 27 is fixed to the tachometer drive device main body 29 by bolts 23. The tachometer drive device main body 29 is fixed to the mounting bracket 28 by bolts 22.
[0011]
By fitting the concaves and convexes, the rotation is transmitted, and the misalignment between the cam shaft 21 and the bevel gear shaft 24 of the joint 3 can be absorbed to some extent. Further, since the convex portions on both sides of the joint 12 are parallel to each other, they can be removed from the cam gear lid in the gear case 4.
Further, by removing the joint 12 and loosening the mounting bolts 22 of the joint 3 and the main body 29, the portion of the tachometer driving device main body 29 and the tachometer bending shaft connecting joint 7 is left in the gear case 4, leaving the mounting bracket 28. Can be disassembled inside.
[0012]
The joint 12 and the joint 3 are fixed so as not to be detached during rotation by fitting the collar 5, and the collar 5 is not detached in the axial direction by the retaining ring 6 fitted in the groove 12 a of the joint 12. It is configured as follows. By removing the retaining ring 6 and further shifting the collar 5 in the direction of the joint 11, the joint 12 and the collar 55 can be detached from the joint 11 and the joint 3, so that the joint 12 can be detached from the cam gear lid in the gear case 4. is there.
Thus, when the bolt 22 is next removed from the inside of the gear case 4, the portion of the tachometer drive device main body 29 and the tachometer flexure shaft coupling joint 7 can be pulled out to the inside of the gear case 4. It can be taken out from the side.
[0013]
The conventional idle gear mounting base disassembly structure of the internal combustion engine is configured as shown in FIG.
Therefore, when the idle gears 15 and 16 are removed, first the flywheel F is removed, then the fixing bolt 13 is loosened and removed, and then the bolt 17 that fixes the presser lid 18 inside the cylinder block B is loosened. The presser lid 18 was removed, the idle gear mounting base 14 was pulled out to the near side, which is the flywheel F side, and finally the idle gears 15 and 16 were removed.
[0014]
The disassembled structure of the idle gear mounting base is as shown in FIG.
In the disassembled structure of the idle gear mounting base, without removing the flywheel F, first the bolt 17 is loosened and the presser lid 18 is removed, and the idle gear mounting base 8 is slid inside the mounting guide ring 9 to mount the mounting guide. By moving the ring 9 to the side closer to the flywheel F, the idle gears 15 and 16 can be removed without removing the flywheel F.
Reference numeral 19 denotes a gear that meshes with the idle gear 16.
[0015]
In this configuration, in the engine in which the gear train is located on the flywheel F side, the idle gear mounting base can be disassembled and the idle gear can be removed without removing the flywheel F. Since the idle gears 15 and 16 can be disassembled inside the gear case without disassembling the portion F, the maintenance of the portions of the idle gears 15 and 16 can be easily performed.
[0016]
A conventional cooling water pipe shielding structure for an internal combustion engine is configured as shown in FIG.
That is, the cooling water collecting pipe 2, the cooling water connecting pipe 39 and the exhaust manifold M are covered with the exhaust manifold covers 1 and 43. However, in the case of this prior art, since the whole is covered with the exhaust manifold cover 1, the structure of the exhaust manifold cover 1 becomes large. Further, when removing the cylinder head H from the cylinder block B, there is a problem that it is necessary to remove the cooling water collecting pipe 2.
[0017]
Further, as shown in FIG. 9, a technique in which an exhaust manifold cover 43 is provided between the cooling water connecting pipe 39 and the exhaust manifold M and only the exhaust manifold M is covered with the exhaust manifold cover 1 has been known. However, in the case of this technique, the height of the cooling water collecting pipe 2 is increased in order to avoid the exhaust manifold cover 1, and a heat shield plate (exhaust manifold) between the exhaust manifold cover 1 and the cooling water collecting pipe 2 is used. The problem that the cover) 43 is necessary has occurred.
[0018]
Next, the structure of the radiant heat shielding structure by the cooling water pipe will be described with reference to FIG.
In order to eliminate the problems of the prior art of FIGS. 8 and 9, the configuration is as shown in FIG.
That is, in the configuration in which the cylinder head H is placed on the cylinder block B and the valve case 40 is disposed on the cylinder head H, the cooling water connecting pipe 39 and the cooling water collecting pipe 2 protruding from the cylinder head H are provided. From both, the heat shield plates 41, 42, and 38 project, and the heat shield plates 41, 42, and 38 and the exhaust manifold cover 1 constitute an exhaust manifold chamber.
[0019]
Further, the cooling water collecting pipe 2 is positioned outside the upper side of the cylinder head H, so that the cooling water connecting pipe 39 connected to each cylinder can be removed without removing the cooling water collecting pipe 2. The cylinder head H for each cylinder is detachable from the cylinder block B. Thus, the number of heat shield plates can be reduced by projecting the heat shield plates 41, 42, 38 from the cooling water connecting pipe 39 and the cooling water collecting pipe 2.
[0020]
Further, as shown in FIG. 7, an electrical wiring 37 is extended along the outside of the cooling water collecting pipe 2. Since the cooling water collecting pipe 2 is arranged vertically on the cylinder head H of the engine, the electric wiring 37 can also cut the engine vertically. Thus, wiring such as a thermocouple thermometer can be easily connected to an instrument panel, a control device, or the like. Furthermore, although the electric wiring 37 passes through the immediate vicinity of the exhaust manifold cover 1, it receives the cooling effect of the cooling water, so that the electric wire is protected from heat.
[0021]
In the structure in which the radiant heat from the exhaust manifold M above the cylinder head H is shielded by the exhaust manifold cover, the exhaust manifold cover 1 is held by the cooling water pipe itself, so the cooling water collecting pipe 2 and the cooling water connecting pipe 39 itself are exhausted. Since it can be used as the manifold cover 1, it is not necessary to provide a heat shield cover separately, and the structure is simplified.
[0022]
In the structure in which the radiant heat from the exhaust manifold M above the cylinder head H is shielded by the exhaust manifold cover, the exhaust manifold cover 1 is held by the cooling water pipe itself, and the cooling water pipe is disposed outside the upper side of the cylinder head H. The cylinder head H can be removed from the cylinder block B without removing the cooling water collecting pipe 2.
[0023]
In the structure in which the radiant heat from the exhaust manifold M above the cylinder head H is shielded by the exhaust manifold cover, the exhaust manifold cover 1 is held by the cooling water pipe itself, and the cooling water pipe is disposed outside the upper side of the cylinder head H. Since the electrical wiring necessary for the engine is installed along the cooling water pipe, the electrical wiring 37 is protected from the heat of the exhaust manifold 10 and the like by the cooling effect of the cooling water. In addition, when removing the cylinder head H from the cylinder block B, it is not necessary to remove the electric wiring 37.
[0024]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
Since the tachometer drive device is configured to be connected to the camshaft end via a plurality of joints, and one of the joints is removed in the gear case, the tachometer drive device can be removed inside the gear case 4 In an internal combustion engine in which a gear train is arranged on the flywheel side, the disassembly / assembly of the mechanical tachometer drive device attached to the camshaft 21 on the flywheel side is performed without removing the flywheel F, flywheel housing, generator, etc. Since it can be taken out to the inside of the gear case 4, the maintenance can be facilitated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view showing an exploded structure of an idle gear mounting base.
FIG. 2 is a drawing showing an exploded structure of a conventional idle gear mount.
FIG. 3 is a front sectional view showing a tachometer drive device.
FIG. 4 is a side view showing a configuration of a tachometer driving device.
FIGS. 5A and 5B are a plan view and a front view showing the configuration of the joint 12; FIGS.
FIG. 6 is a diagram showing a configuration of a conventional tachometer driving device.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a configuration of a cooling water pipe shielding structure.
FIG. 8 is a view showing a configuration of a conventional cooling water pipe shielding structure;
FIG. 9 is a view showing a configuration of a conventional cooling water pipe shielding structure;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Exhaust manifold cover 2 Cooling water collecting pipe 4 Gear case 5 Collar 6 Retaining ring 7 Joint for tachometer flexible shaft connection 8 Idle gear mount 9 Mounting guide ring 11 Joint 37 Electrical wiring

Claims (1)

ギヤケース4に設けた取付ブラケット28に、回転計駆動装置本体29を該ギヤケース4の内側から取付ボルト22により固定し、
該回転計駆動装置本体29に継手3を軸受支持し、該継手3は別の継手12を介して、カム軸21の端部に固定された継手11に、継手12の両側の凹凸の嵌まり込みにより連結され、
該継手12と継手3の間の外周にカラー5を嵌装し、更にカラー5は止め輪6で軸方向に外れないように構成し、継手12の両サイドの継手との凹凸の嵌まり込み部を平行に構成し、継手12をギヤケース4内で取り外すことにより、回転計駆動装置をギヤケース4の内側へ取り外し可能としたことを特徴とする内燃機関の回転計駆動装置
A tachometer drive device main body 29 is fixed to the mounting bracket 28 provided on the gear case 4 from the inside of the gear case 4 with the mounting bolts 22.
The joint 3 is supported by a bearing on the tachometer drive device body 29, and the joint 3 is fitted to the joint 11 fixed to the end of the camshaft 21 via another joint 12, and the fittings on both sides of the joint 12 are fitted. Connected together,
A collar 5 is fitted on the outer periphery between the joint 12 and the joint 3, and the collar 5 is configured so as not to be disengaged in the axial direction by a retaining ring 6. A tachometer drive device for an internal combustion engine characterized in that the tachometer drive device can be removed to the inside of the gear case 4 by configuring the parts in parallel and removing the joint 12 in the gear case 4 .
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