JP3614935B2 - 三次元画像計測装置 - Google Patents

三次元画像計測装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3614935B2
JP3614935B2 JP15336195A JP15336195A JP3614935B2 JP 3614935 B2 JP3614935 B2 JP 3614935B2 JP 15336195 A JP15336195 A JP 15336195A JP 15336195 A JP15336195 A JP 15336195A JP 3614935 B2 JP3614935 B2 JP 3614935B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
distance
measurement
value
imaging device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15336195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH095050A (ja
Inventor
弘 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP15336195A priority Critical patent/JP3614935B2/ja
Publication of JPH095050A publication Critical patent/JPH095050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3614935B2 publication Critical patent/JP3614935B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、三次元画像計測装置に関し、特に、能動的な手段及び受動的な手段の複数の手段によって取得した画像を処理することにより、三次元の情報を得るための三次元画像計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、三次元画像を計測する方法として、能動的に光線を測定対象に照射して、その反射光を測定することにより三次元形状を測定する方法と、受動的に画像を取り込み、その画像より三次元形状を復元する方法とがある。
【0003】
能動的方法として、レーザーレンジファインダと呼ばれるものがある。これは、強度変調されたレーザ光線を出射して、対象物体からの反射光と変調信号との位相差から距離を求める方式の距離測定装置において、測定光線を2次元的に走査し、各点で距離を測定して三次元の形状を測定するものである。これは、SPIE(Vol.852,1987,p.34)等に示されており、図5に示すようなものである。すなわち、レーザダイオードから発射された強度変調レーザ光をポリゴンミラーと揺動ミラーで2次元的に走査し、対象物体から反射して戻る光を同じ揺動ミラーとポリゴンミラーを介してAPD受光器で検出し、反射光と変調信号との位相差から対象物体の各走査点までの距離を測定して三次元の形状を測定するものである。
【0004】
また、スリット光を投影し、測定対象物体にできるスリット像を観察し、その歪みの量から三次元形状を測定する方法がある。これは、電子通信学会論文誌(Vol.J68−D,1985,p.1141)等に示されている。
【0005】
受動的な方法としては、CCDカメラ等の撮像装置を複数用いて、視点の異なる位置から撮影された複数の多眼画像から三次元の形状を測定するステレオ画像計測法がある。これは、例えば、三次元画像計測(昭晃堂、p.14)、SPIE(Vol.848,1987,p.411)等に示されるように、左右のカメラにより撮像された画像の強度値I(x,y),I(x,y)から、全ての(x,y)についてそれぞれ、
Figure 0003614935
が最小になるような視差量(δx,δy)を求める。通常の測定では、左右水平にカメラを配置するため、y軸方向の視差は無視するとすれば、δy=0であり、視差量はδxとなるので、その値から、
d(x,y)=(f・L)/(δx・μ) (2)
により、点(x,y)の位置の距離d(x,y)を求める。ただし、(2)式において、fは結像レンズの焦点距離、Lは基線長、すなわち、2つの結像レンズの光軸間の距離、μはCCD等の受像素子(撮像素子)の画素間距離である。
【0006】
また、異種の視覚センサによる測定値を融合させて処理を行うことにより、信頼性を高めようと試みる例もあり、これは、日本ロボット学会誌(Vol.12,1994,p.700)に示されている。これは、多眼画像とカラー画像とを用い、多眼画像において対応点検索を行う際の中間結果を利用して、カラー画像の領域分割を行い、全体的な処理時間の短縮を行ったものである。
【0007】
さらに、3D Image Conference’93,p.173には、スリット光投影法による距離画像とステレオ画像との融合処理による三次元計測を行った例もある。
【0008】
【発明の解決しようとする課題】
しかし、上記のように、能動的に測定光線を出射して測定を行う方法では、距離が遠くなるに従って反射光強度が弱くなり、距離が遠い位置での測定が行えないという不都合がある。さらに、対象物体の表面状態によっても測定特性が変化し、反射率の悪い表面では反射光量が弱く、測定が行えないという不都合がある。
【0009】
また、受動的な測定であるステレオ画像計測法では、左右の対応点検索が困難で時間もかかるという課題を持っている。さらに、距離が近い程視差量が大きくなるため、対応点検索の難易度は増してくる。
【0010】
本発明は従来技術の上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、能動的に測定光線を出射して測定する方法と、受動的な多眼画像からの測定方法とを組み合わせて三次元画像計測を行うことにより、高精度、高分解能な測定と、広い距離範囲の測定を行うことを可能とし、処理時間も短縮するようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の三次元画像計測装置は、測定対象物体に対して能動的に光線を出射して前記光線の反射光線を受光する能動的距離画像計測装置によって得られた前記測定対象物体の距離画像及び反射強度画像と、撮像装置で受動的に得られた前記測定対象物体の画像とを用いて、前記測定対象物体の三次元画像を取得計測する三次元画像計測装置であって、
前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像とを各画像中の各画素毎に対応付ける対応付け手段と、
前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像に基いて求められた距離とを相補的に融合処理を行い三次元画像を得る融合処理手段とを備え、
前記融合処理手段は、前記能動的距離画像計測装置で測定された距離値とこの値に対応する前記撮像装置で受動的に得られた画像に基いて求められた距離値との差が所定の閾値以下ならば、これら2つの距離値を平均して距離値として決定することを特徴とするものである。
本発明の別の三次元画像計測装置は、測定対象物体に対して能動的に光線を出射して前記光線の反射光線を受光する能動的距離画像計測装置によって得られた前記測定対象物体の距離画像及び反射強度画像と、撮像装置で受動的に得られた前記測定対象物体の画像とを用いて、前記測定対象物体の三次元画像を取得計測する三次元画像計測装置であって、
前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像とを各画像中の各画素毎に対応付ける対応付け手段と、
前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像に基いて求められた距離とを相補的に融合処理を行い三次元画像を得る融合処理手段とを備え、
前記融合処理手段は、前記能動的距離画像計測装置で得られた距離値とこの値に対応する前記撮像装置で受動的に得られた画像に基いて求められた距離値との差が所定の閾値以上ならば、近傍画素の距離の連続性から上記2つの距離の一方をより確かな測定値と判断し、確定値とすることを特徴とするものである。
【0012】
本発明のもう1つの三次元画像計測装置は、測定対象物体に対して能動的に光線を出射して前記光線の反射光線を受光する能動的距離画像計測装置によって得られた前記測定対象物体の距離画像及び反射強度画像と、撮像装置で受動的に得られた前記測定対象物体の画像とを用いて、前記測定対象物体の三次元画像を取得計測する三次元画像計測装置であって、
前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像とを各画像中の各画素毎に対応付ける対応付け手段と、
前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像に基いて求められた距離とを相補的に融合処理を行い三次元画像を得る融合処理手段とを備え、
前記融合処理手段は、前記反射強度画像の強度が所定の閾値以上の画素位置においては、前記撮像装置で受動的に得られた画像から距離を求めるのに、前記能動的距離画像計測装置で得られた距離測定値を、対応点探索を行う際の視差量の初期値として用いることを特徴とするものである。
【0013】
本発明のさらにもう1つの三次元画像計測装置は、測定対象物体に対して能動的に光線を出射して前記光線の反射光線を受光する能動的距離画像計測装置によって得られた前記測定対象物体の距離画像及び反射強度画像と、撮像装置で受動的に得られた前記測定対象物体の画像とを用いて、前記測定対象物体の三次元画像を取得計測する三次元画像計測装置であって、
前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像とを各画像中の各画素毎に対応付ける対応付け手段と、
前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像に基いて求められた距離とを相補的に融合処理を行い三次元画像を得る融合処理手段とを備え、
前記融合処理手段は、前記反射強度画像の強度が所定の閾値以下の画素位置においては、前記撮像装置で受動的に求められた画像に基いて得られた距離を三次元画像の値として選択すると共に、前記反射強度画像の強度が所定の閾値以上の画素位置においては、前記撮像装置で受動的に得られた画像から距離を求めるのに、前記能動的距離画像計測装置で得られた距離測定値を、対応点探索を行う際の視差量の初期値として用いることを特徴とするものである。
【0014】
以上において、対応付け手段は、能動的距離画像計測手段によって得られた距離画像と、撮像装置によって受動的に得られた画像との対応付けに際して、能動的距離画像計測装置で得られた反射強度画像を用いることが望ましい。
【0015】
【作用】
以下、本発明において、上記構成をとった理由と作用を説明する。
能動的に光線を出射して距離を測定する方法では、測定値は、一般に、図4中に符号24で示すように、d(φ,θ)(dは距離、φ,θは測定方向角度で、φは水平方向角度、θは垂直方向角度)と表される。
【0016】
また、受動的な方向による画像は、図4中に符号26、27に示すように、I(x,y)、I(x,y)(I,Iは受光強度、x,yはx=D((x+y1/2 )・tanφ,y=D((x+y1/2 )・tanθの関係式を満たす。D(r)は結像レンズの歪曲収差関数である。)と表され、能動的な方式と、受動的な方式とでは、一般的に座標系が異なるので、両者を融合的に処理する際には、座標系を一致させる必要がある。
【0017】
そのために、まず、視野の中心の方向一致させる方法としては、1つの方法として、予め能動的測定手段と受動的測定手段との視野を機械的に一致させておく方法がある。また、座標変換を行うためには、受動的手段による測定における結像光学系の収差特性を予め測定、又は、シュミレーションしておき、その結果を用いて(φ,θ)を(x,y)に変換することができる。
【0018】
他の方法として、得られた画像データを用いて、能動的、受動的に得られた各画像の相関を取ることにより、(φ,θ)を(x,y)に変換することもできる。その際、能動的手段で測定された画像としては、多眼画像の明るさ画像と相関を取るため、図4中の符号25で示す反射強度画像I(φ,θ)を用いることにする。相関の取り方としては、画像の強度データを利用する方法と、特徴、例えばエッジ等を利用する方法とがある。
【0019】
具体的に、I(φ,θ)とI(x,y)とのデータを対応させ、全ての(x,y)について、I(x,y)をI(φ,θ)に対応するように(x,y)を(φ,θ)に対応付ける。なお、予め視野を機械的に一致させておく場合は、簡単に(x,y)を(φ,θ)に置き換えられる。そして、
Figure 0003614935
を計算し、E(φ,θ)が最小となるように、δφ、δθを求め、
x=φ−δφ,y=θ−δθ
と座標変換する。これを全てのφ,θについて行う。以上のような方法で、視野の一致した座標系を(x,y)に統一することができる。このようにして、視野の中心の方向の一致と同時に座標変換を行う。ここで、座標変換された距離画像はd’(x,y)、反射強度画像はI’(x,y)となり、多眼画像は、I(x,y),I(x,y)である。
【0020】
能動的手段で測定されたデータd’(x,y)は、すでに直接距離が測定できているので、d’(x,y)は測定精度内で確からしい値を持つ。この値に基づいて、多眼画像の対応点検索を行う。
【0021】
さらに、反射強度の値I’(x,y)がある適当に設定した値Ithに対して、
I(x,y)<Ith
である場合には、能動的手段で測定された距離の測定値に信頼性がなくなるため、多眼画像による計測のみのデータを用いる。このような条件式となるのは、測定対象物体の距離が遠い場合である可能性が高く、そのような場合には、視差も小さくなるので、多眼画像の対応点検索が容易な位置となるため、能動的測定手段のデータが利用できないとしても、特に支障はない。
【0022】
能動的手段で測定を行うことのできる領域、すなわち、
I(x,y)≧Ith
においては、レーザーレンジファインダにより測定された距離画像d’(x,y)と多眼画像より得られた距離画像d”(x,y)との2つの値が得られるが、理想的にはこれらの値は一致するものである。しかしながら、通常は、誤差等のため異なる値となる可能性が高い。そのような場合には、これらの値、d’(x,y),d”(x,y)から、差ε(x,y)、
ε(x,y)=d”(x,y)−d’(x,y)
を判断し、測定値としてより確からしい距離を決定する。
【0023】
すなわち、ある閾値εthを設定し、
ε≦εth
である場合には、d’(x,y),d”(x,y)は共に確からしいと見なし、この際は、d’(x,y)とd”(x,y)との平均値を取る等すれば、より正確な値となる。また、
ε>εth
となった場合は、どちらかが不確かであることが予想されるので、それぞれ近傍の画素の値と比較して、連続性等の条件(近傍の値との差が所定の閾値以下にある場合を連続性があるとして、より確かな測定値と判断する、等)から、より適切な方の値を確定値とする。
【0024】
以上のように、能動的手段により測定されたデータと多眼画像とを併用して三次元情報を測定することにより、より高精度、高分解能の三次元画像情報が得られる。
【0025】
【実施例】
以下に、本発明の三次元画像計測装置を実施例に基づいて説明する。
(実施例1)
図1に本発明の実施例1の装置の配置図を示す。図中、1は能動的な測定を行うレーザレンズファインダ、2、3はステレオ画像計測を行うための撮像装置、4はデータ処理装置、5は測定対象物体である。
【0026】
ここに示したレーザレンジファインダ1は、水平方向約80°を256分割、鉛直方向約40°を64分割で測定できるものである。強度変調されたレーザー光を出射して、対象物体5から反射した光の位相ずれを検出して距離に変換する方法をとっている。また、位相データと共に、その中の受光素子に入射する光強度データも同時に測定する機構も備えている。
【0027】
撮像装置2、3を用いた受動的な測定においては、縦512画素、横512画素の画像データを測定している。
レーザーレンジファインダー1で測定された距離画像データをd(φ,θ)、反射強度データをI(φ,θ)とする。
また、多眼で測定された左右の画像の受光強度データをI(x,y),I(x,y)とする。
【0028】
このような2種類の装置を用いて行った測定データから最適な距離画像を求めるためのフローチャートを図3に示す。この図において、ステップ1は、レーザレンジファインダ画像d(φ,θ),I(φ,θ)、多眼画像I(x,y),I(x,y)をデータ処理装置4に入力するステップであり、ステップ2は、視野を合わせるための処理ステップであり、前記の2つの方法の何れかをとる。ステップ3は、レーザレンジファインダ1の測定値における各画素を多眼画像の内の1つの画像と位置を合わせる座標変換処理であり、前記の(3)式と同様にして行う。ステップ4は、レーザレンジファインダ1による距離の測定値が使えるか否かを判断する処理ステップであり、反射強度画像I(φ,θ)が閾値Ith以上であるか否かを判断する。ステップ5は、I(φ,θ)≧Ithの時に多眼画像の対応点検索を行う処理であり、レーザレンジファインダ1での測定データd’(x,y)を初期値として前記の(1)〜(2)式に基づいて多眼画像の対応点検索を行うため、データの処理量が大幅に減少する。ステップ6は、能動的手段と受動的手段で測定した距離測定値d’(x,y)とd”(x,y)とを比較し、ステップ7で、適切な値を求める。ステップ8は、能動的手段での測定において受光量が小さい場合、すなわち、I(φ,θ)<Ithの時に通常の方法で前記の(1)〜(2)式に基づいて多眼画像の対応点検索を行う処理であり、ステップ9で、ステップ8で得られた距離を最適値とする。以上の各ステップを経て、ステップ10で、全ての(x,y)について最終的な距離画像を決定する。
【0029】
(実施例2)
図2に他の実施例の装置の配置図を示す。この実施例においては、受動的な撮像装置における結像レンズ16、17と撮像素子18、19の間にハーフミラー20を配置し、多眼画像の内の1つの画像がレーザレンジファインダ21と同一視野を持つように構成したものである。22はデータ処理装置、23は測定対象物体である。このような構成にすることにより、視野の中心を画像処理的に合わせる必要がなくなるので、その分処理時間が短縮される。
【0030】
以上、本発明の三次元画像計測装置をその原理と実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれらに限定されず種々の変形が可能である。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の三次元画像計測装置によると、能動的に測定光線を出射して測定する方法と、受動的な多眼画像に基づく測定方法ととを組み合わせて三次元画像計測を行うことにより、高精度、高分解能な測定、広い距離範囲の測定を行うことが可能となり、さらに、処理時間を短縮することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の三次元画像計測装置の配置図である。
【図2】本発明の実施例2の三次元画像計測装置の配置図である。
【図3】実施例1における測定値の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】各センサによる測定画像内の画素間の関係を示す図である。
【図5】レーザーレンジファインダの従来例の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…レーザレンズファインダ
2、3…ステレオ画像計測を行うための撮像装置
4…4はデータ処理装置
5…測定対象物
16、17…結像レンズ
18、19…撮像素子
20…ハーフミラー
21…レーザレンジファインダ
22…データ処理装置
23…測定対象物体
24…能動的に求めた距離画像
25…能動的に求めた反射強度画像
26…受動的に得られた左眼画像
27…受動的に得られた右眼画像

Claims (5)

  1. 測定対象物体に対して能動的に光線を出射して前記光線の反射光線を受光する能動的距離画像計測装置によって得られた前記測定対象物体の距離画像及び反射強度画像と、撮像装置で受動的に得られた前記測定対象物体の画像とを用いて、前記測定対象物体の三次元画像を取得計測する三次元画像計測装置であって、
    前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像とを各画像中の各画素毎に対応付ける対応付け手段と、
    前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像に基いて求められた距離とを相補的に融合処理を行い三次元画像を得る融合処理手段とを備え、
    前記融合処理手段は、前記能動的距離画像計測装置で測定された距離値とこの値に対応する前記撮像装置で受動的に得られた画像に基いて求められた距離値との差が所定の閾値以下ならば、これら2つの距離値を平均して距離値として決定することを特徴とする三次元画像計測装置。
  2. 測定対象物体に対して能動的に光線を出射して前記光線の反射光線を受光する能動的距離画像計測装置によって得られた前記測定対象物体の距離画像及び反射強度画像と、撮像装置で受動的に得られた前記測定対象物体の画像とを用いて、前記測定対象物体の三次元画像を取得計測する三次元画像計測装置であって、
    前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像とを各画像中の各画素毎に対応付ける対応付け手段と、
    前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像に基いて求められた距離とを相補的に融合処理を行い三次元画像を得る融合処理手段とを備え、
    前記融合処理手段は、前記能動的距離画像計測装置で得られた距離値とこの値に対応する前記撮像装置で受動的に得られた画像に基いて求められた距離値との差が所定の閾値以上ならば、近傍画素の距離の連続性から上記2つの距離の一方をより確かな測定値と判断し、確定値とすることを特徴とする三次元画像計測装置。
  3. 測定対象物体に対して能動的に光線を出射して前記光線の反射光線を受光する能動的距離画像計測装置によって得られた前記測定対象物体の距離画像及び反射強度画像と、撮像装置で受動的に得られた前記測定対象物体の画像とを用いて、前記測定対象物体の三次元画像を取得計測する三次元画像計測装置であって、
    前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像とを各画像中の各画素毎に対応付ける対応付け手段と、
    前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像に基いて求められた距離とを相補的に融合処理を行い三次元画像を得る融合処理手段とを備え、
    前記融合処理手段は、前記反射強度画像の強度が所定の閾値以上の画素位置においては、前記撮像装置で受動的に得られた画像から距離を求めるのに、前記能動的距離画像計測装置で得られた距離測定値を、対応点探索を行う際の視差量の初期値として用いることを特徴とする三次元画像計測装置。
  4. 測定対象物体に対して能動的に光線を出射して前記光線の反射光線を受光する能動的距離画像計測装置によって得られた前記測定対象物体の距離画像及び反射強度画像と、撮像装置で受動的に得られた前記測定対象物体の画像とを用いて、前記測定対象物体の三次元画像を取得計測する三次元画像計測装置であって、
    前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像とを各画像中の各画素毎に対応付ける対応付け手段と、
    前記能動的距離画像計測装置で得られた距離画像と、前記撮像装置で受動的に得られた画像に基いて求められた距離とを相補的に融合処理を行い三次元画像を得る融合処理手段とを備え、
    前記融合処理手段は、前記反射強度画像の強度が所定の閾値以下の画素位置においては、前記撮像装置で受動的に求められた画像に基いて得られた距離を三次元画像の値として選択すると共に、前記反射強度画像の強度が所定の閾値以上の画素位置においては、前記撮像装置で受動的に得られた画像から距離を求めるのに、前記能動的距離画像計測装置で得られた距離測定値を、対応点探索を行う際の視差量の初期値として用いることを特徴とする三次元画像計測装置。
  5. 前記対応付け手段は、前記の能動的距離画像計測手段によって得られた距離画像と、前記撮像装置によって受動的に得られた画像との対応付けに際して、前記能動的距離画像計測装置で得られた反射強度画像を用いること特徴とする請求項1からの何れか1項記載の三次元画像計測装置。
JP15336195A 1995-06-20 1995-06-20 三次元画像計測装置 Expired - Fee Related JP3614935B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15336195A JP3614935B2 (ja) 1995-06-20 1995-06-20 三次元画像計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15336195A JP3614935B2 (ja) 1995-06-20 1995-06-20 三次元画像計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH095050A JPH095050A (ja) 1997-01-10
JP3614935B2 true JP3614935B2 (ja) 2005-01-26

Family

ID=15560780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15336195A Expired - Fee Related JP3614935B2 (ja) 1995-06-20 1995-06-20 三次元画像計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3614935B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150080690A (ko) * 2014-01-02 2015-07-10 엘지전자 주식회사 거리 측정 장치 및 그 방법

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6251609B1 (en) 2000-07-27 2001-06-26 Becton, Dickinson And Company Amplification and detection of Legionella pneumophila targeting the mip gene
EP1694821B1 (en) * 2003-12-11 2017-07-05 Strider Labs, Inc. Probable reconstruction of surfaces in occluded regions by computed symmetry
JP2006317418A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Nikon Corp 画像計測装置、画像計測方法、計測処理プログラム及び記録媒体
JP4802891B2 (ja) * 2006-06-27 2011-10-26 トヨタ自動車株式会社 距離測定システム及び距離測定方法
JP4452951B2 (ja) * 2006-11-02 2010-04-21 富士フイルム株式会社 距離画像生成方法及びその装置
JP5297727B2 (ja) * 2008-09-04 2013-09-25 トヨタ自動車株式会社 ロボット装置及び物体の位置姿勢推定方法
KR100892232B1 (ko) * 2008-12-23 2009-04-09 한승원 3차원 영상 정보 수집 장치
CN101853528B (zh) * 2010-05-10 2011-12-07 沈阳雅克科技有限公司 一种手持式三维型面信息提取方法及其提取仪
JP5845582B2 (ja) * 2011-01-19 2016-01-20 セイコーエプソン株式会社 位置検出システム、表示システム及び情報処理システム
JP5734070B2 (ja) * 2011-04-14 2015-06-10 三菱電機株式会社 展開図生成装置及び展開図生成方法
JP2013104784A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Mitsubishi Electric Corp 光3次元カメラ
JP5515018B2 (ja) 2011-12-06 2014-06-11 本田技研工業株式会社 環境認識装置
JP5959899B2 (ja) 2012-03-30 2016-08-02 本田技研工業株式会社 接触状態推定装置
EP3805706B1 (en) 2014-11-05 2022-05-18 Sierra Nevada Corporation Systems and methods for generating improved environmental displays for vehicles
JP5888393B2 (ja) * 2014-11-12 2016-03-22 セイコーエプソン株式会社 位置検出システム、表示システム及び情報処理システム
JP7022057B2 (ja) * 2016-09-01 2022-02-17 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 撮像装置
RU173576U1 (ru) * 2017-02-03 2017-08-31 Федеральное государственное унитарное предприятие "Всероссийский научно-исследовательский институт автоматики им. Н.Л. Духова" (ФГУП "ВНИИА") Устройство для получения стереоскопических изображений малоразмерных объектов
JP6704606B2 (ja) * 2018-08-24 2020-06-03 独立行政法人日本スポーツ振興センター 判定システム、及び判定方法
RU187528U1 (ru) * 2018-11-15 2019-03-12 Федеральное Государственное Унитарное Предприятие "Всероссийский Научно-Исследовательский Институт Автоматики Им.Н.Л.Духова" (Фгуп "Внииа") Устройство для получения стереоскопических изображений быстропротекающих процессов
CN109579731B (zh) * 2018-11-28 2019-12-24 华中科技大学 一种基于图像融合来执行三维表面形貌测量的方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6060616A (ja) * 1983-09-13 1985-04-08 Canon Inc 自動焦点調節装置
JPS62194413A (ja) * 1986-02-21 1987-08-26 Yamaha Motor Co Ltd 三次元座標計測装置
US5198877A (en) * 1990-10-15 1993-03-30 Pixsys, Inc. Method and apparatus for three-dimensional non-contact shape sensing
JPH04169805A (ja) * 1990-11-01 1992-06-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 三次元画像測定装置
JP3409873B2 (ja) * 1993-03-05 2003-05-26 株式会社東芝 物体入力装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150080690A (ko) * 2014-01-02 2015-07-10 엘지전자 주식회사 거리 측정 장치 및 그 방법
KR102090502B1 (ko) 2014-01-02 2020-03-18 엘지전자 주식회사 거리 측정 장치 및 그 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH095050A (ja) 1997-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3614935B2 (ja) 三次元画像計測装置
US8718326B2 (en) System and method for extracting three-dimensional coordinates
US5383013A (en) Stereoscopic computer vision system
US7656508B2 (en) Distance measuring apparatus, distance measuring method, and computer program product
JP5635218B1 (ja) 空間コード化スライド画像に対するパターンのアライメント方法およびシステム
US7075661B2 (en) Apparatus and method for obtaining three-dimensional positional data from a two-dimensional captured image
US7075625B2 (en) Range finder and method
EP1580523A1 (en) Three-dimensional shape measuring method and its device
US20110018973A1 (en) Three-dimensional imaging device and method for calibrating three-dimensional imaging device
JP2004530144A (ja) 画像情報を提供する方法
JP2009529824A (ja) 3次元映像獲得用cmosステレオカメラ
US7525666B2 (en) Interferometric measuring device
JP2006322853A (ja) 距離計測装置、距離計測方法および距離計測プログラム
Zhang et al. Depth sensing beyond lidar range
EP3832601A1 (en) Image processing device and three-dimensional measuring system
JP6983740B2 (ja) ステレオカメラシステム、及び測距方法
Langmann Wide area 2D/3D imaging: development, analysis and applications
US20230084212A1 (en) Three-dimensional space camera and photographing method therefor
KR20220078447A (ko) 저밀도 영역을 복원하는 이미지 복원 장치의 동작 방법
RU2734070C9 (ru) Способ измерения пространственного расстояния между малоразмерными объектами
EP4078221A1 (en) Time-of-flight imaging circuitry, time-of-flight imaging system, time-of-flight imaging method
JP3525712B2 (ja) 三次元画像撮像方法及び三次元画像撮像装置
JPH11223516A (ja) 3次元画像撮像装置
KR19990023868A (ko) 거리 측정 방법
JP2004340714A (ja) ステレオカメラの最適配置決定方法とそのシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041020

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041028

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071112

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111112

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111112

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees