JP3614208B2 - Cleaning device - Google Patents
Cleaning device Download PDFInfo
- Publication number
- JP3614208B2 JP3614208B2 JP13987495A JP13987495A JP3614208B2 JP 3614208 B2 JP3614208 B2 JP 3614208B2 JP 13987495 A JP13987495 A JP 13987495A JP 13987495 A JP13987495 A JP 13987495A JP 3614208 B2 JP3614208 B2 JP 3614208B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rigid plate
- cleaning
- intermediate transfer
- transfer belt
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、加圧部材が被加圧部材に対して衝撃的な外力を加えたとき、その衝撃を緩和する緩衝装置を有するクリーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種の機械、装置には、被加圧部材に対して衝撃的な外力を加える加圧部材が設けられているが、その衝撃によって機械、装置に衝撃音が発生したり、機械、装置の各種要素に対して悪影響を与えることがある。
【0003】
そこで従来より、衝撃を緩和するための緩衝装置が用いられている。例えば、加圧部材によって衝撃的な外力を受ける被加圧部材の表面にゴムシートなどの緩衝部材を貼着し、加圧部材がこのゴムシートを介して被加圧部材に外力を加えるように構成した緩衝装置が広く用いられているが、かかる構成によると、このゴムシートに直に加圧部材による外力が加えられるので、ゴムシートが早期に永久変形するなどして劣化し、その緩衝機能が低下する欠点を免れない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記従来の欠点を除去した緩衝装置を有するクリーニング装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、クリーニングケースと、クリーニングブレードと、該クリーニングブレードを固定支持すると共に、前記クリーニングケースに対して揺動自在に支持された揺動支持部材と、該揺動支持部材を駆動するソレノイドと、該ソレノイドのプランジャに枢着されていると共に、前記クリーニングケースに揺動可能に枢着された加圧部材と、前記揺動支持部材に取付けられた緩衝部材とを具備し、前記ソレノイドの付勢によって前記加圧部材がクリーニングケースに対して回動し、該加圧部材の加圧部が、前記緩衝部材を介して前記揺動支持部材に衝撃的な外力を与えて、該揺動支持部材を、前記クリーニングブレードと共に回動させるクリーニング装置であって、前記緩衝部材は、前記揺動支持部材に取付けられた弾性体と、その表面に一体に積層された剛性板を有し、該剛性板に前記加圧部材の加圧部が当接して緩衝部材に対して衝撃的な外力を与えるように、緩衝部材の位置が設定され、前記加圧部材の加圧部が剛性板に当り始めたとき、該加圧部が剛性板のほぼ中央部に当接し、順次、剛性板と加圧部との接触部が緩衝部材の端部に近づくように、加圧部材と緩衝部材の相対位置が設定されていることを特徴とするクリーニング装置を提案する。
【0006】
その際、前記加圧部材の加圧部が前記剛性板に接触する面積よりも、剛性板と弾性体の表面積が大きく設定されていると有利である。
【0007】
また、前記弾性体が発泡体より成り、その表面に剛性板が積層されていると特に有利である。
【0008】
さらに、前記弾性体がシート状の発泡体より成り、その表面の全面を剛性板が覆うように、当該剛性板が弾性体に積層されていると一層緩衝機能を高めることができる。
【0010】
【実施例】
本発明に係る緩衝装置は、各種の機械、装置に利用できるものであるが、以下に、画像形成装置のクリーニング装置に用いた緩衝装置の具体例を説明する。
【0011】
図1は、かかる画像形成装置の一例を示す概略構成図であり、先ず、その全体構成と作用を明らかにする。
【0012】
ここに示した画像形成装置1は、原稿読み取り部4と、システム制御部3と、プリンタ部2とを有し、システム制御部3は原稿読み取り部4及びプリンタ部2を統括制御する。
【0013】
プリンタ部2に設けられた感光体5は、図示していない駆動モータによって図における反時計方向に回転駆動される。この回転時に、感光体5の表面が帯電チャージャ6の作用により均一に帯電される。次いで、露光部7で、レーザ光書き込み系8から出射するレーザ光9により、光書き込み走査が行われることにより、感光体5上には所定の静電潜像が形成される。
【0014】
上記静電潜像は、黒現像器B、イエロー現像器Y、マゼンタ現像器M及びシアン現像器Cを有する回転型現像装置13の黒現像器Bによって、先ず黒のトナー像として可視像化される。中間転写ベルト14は、図における時計方向に回転駆動されるようになっていて、上記黒のトナー像は、1次転写領域11において、中間転写ベルト14に、転写チャージャ15の作用により1次転写される。中間転写ベルト14は、ローラ35,36,37,38,39に巻き掛けられて回転駆動される。
【0015】
回転を続ける感光体5上には、前述の静電潜像の形成のあとに、別の、色分解された静電潜像がそれぞれ順次形成されるようになっており、その各静電潜像の形成毎に、回転型現像装置13の他の現像器Y,M,Cによって、イエロー、マゼンタ、シアンの各色のトナー像がそれぞれ順次形成される。そして、初めに転写された黒のトナー像の上に、それらの各色のトナー像が順次重ねて2次転写されることにより、中間転写ベルト14上にはフルカラーのトナー像が形成される。感光体5上の各色のトナー像が中間転写ベルト14に転写された後に、感光体5上に残留するトナーはクリーニング装置31によって感光体5から清掃除去される。
【0016】
一方、給紙トレイ16からは、転写紙17が、給紙ローラ19の回転により、搬送ローラ対20を経由してレジストローラ対18に向けて送られる。先端部がレジストローラ対18に達した転写紙17は、レジストローラ対18の回転によって、中間転写ベルト14上のフルカラーのトナー像の先端部と、転写紙17の先端部とが、2次転写領域12に好機に会合するように、その転写領域12に向けて送られる。2次転写領域12に向けて送られた転写紙17には、中間転写ベルト14上のフルカラーのトナー像が、転写チャージャ21の作用により2次転写される。この転写のあと、転写紙17は、分離チャージャ22の作用により、中間転写ベルト14から分離される。
【0017】
搬送ベルト23は、一対のローラ23A,23B間に掛け渡されていて、図における反時計方向に回転駆動される。中間転写ベルト14から分離された転写紙17は、かかる搬送ベルト23の回転によって定着装置の定着ローラ対24に向けて送られる。
【0018】
定着ローラ対24は、熱定着ローラ24Aと、これに圧接する加圧ローラ24Bより成り、このうちの熱定着ローラ24Aが、図における矢印方向に回転駆動され、加圧ローラ24Bも矢印方向に回転駆動される。回転するこれらのローラの間を転写紙17が通る間で、転写紙上の転写トナー像が定着される。この定着後、転写紙は、搬送ローラ対25及び排出搬送ローラ対26の回転によって排紙トレイ27に向けて搬送され、フルカラーコピー紙としてそのトレイ27に収容される。
【0019】
単色コピーの場合は、複数の色のトナー像の重ね転写は行われず、単色のトナー像が感光体5から中間転写ベルト14に転写され、更に中間転写ベルト14上の転写トナー像が転写紙に転写され、単色のコピー紙が排紙トレイ27に排出される。
【0020】
なお、この例の画像形成装置にあっては、手差し給紙用テーブル28からの手差し給紙も可能となっている。手差し給紙するときは、手差し給紙用テーブル28を横倒しにし、テーブル面に沿って転写紙の先端部側を給送ローラ29の下位に差し込む。すると、給送ローラ29が回転し、搬送ローラ対30を経由して、転写紙がレジストローラ対18に向けて送られる。
【0021】
中間転写ベルト14には、後述する緩衝装置を備えたクリーニング装置32が対向配備され、中間転写ベルト14から転写紙17にトナー像を2次転写した後に中間転写ベルト14上に残留するトナーがこのクリーニング装置32によってクリーニングされる。このクリーニング装置32については、後に詳しく説明する。
【0022】
原稿読み取り部4の筐体の上部に設置されたコンタクトガラス140には原稿(不図示)が載置セットされ、原稿照明ランプ141と第1ミラー142から成る光学系と、第2及第3ミラー143及び144から成る光学系とが、それぞれ2:1の速度比で図1における右方向に走行駆動されると、コンタクトガラス140に載置された原稿は、それらの光学系によって読み取り走査される。そして、この際の走査光像は、結像レンズ150を通して、例えばCCDから成る読み取り素子145に投射され、原稿の画像情報が読み取られる。かかる画像情報が、前述のようにして、プリンタ部2において転写紙17上に記録画像として再現されるのである。
【0023】
図2は図1に示したクリーニング装置32の拡大詳細図であり、ここに示したクリーニング装置32は画像形成装置本体100(図1)に対して着脱可能に装着されている。本例では、中間転写ベルト14と、これを巻き掛けるローラ35乃至39などが一体的に組付けられたベルトユニットを構成し、かかるユニットにクリーニング装置32が脱着可能に連結されている。ベルトユニットを画像形成装置本体100の手前側、すなわち図1及び図2の紙面に対して垂直な手前方向に引き出して、そのベルトユニットを画像形成装置本体100から抜き出し、またその逆方向に押し込んでセットすることができ、画像形成装置本体100からベルトユニットを抜き出した上で、そのユニットからクリーニング装置32を離脱することができる。
【0024】
図3は、画像形成装置本体100から抜き出したベルトユニットから離脱したクリーニング装置32を示す斜視図である。このクリーニング装置32は、上述のように、ベルトユニットに取付けられた状態で矢印A方向に画像形成装置本体100に対して押し込まれて図1及び図2に示した所定の位置にセットされ、矢印Aと反対方向に引き出されて画像形成装置本体100から外される。
【0025】
図1乃至図3に示したクリーニング装置32は、中間転写ベルト14から除去されたトナー(図示せず)を受け入れるクリーニングケース40と、図2に示すように、中間転写ベルト14の表面に当接して中間転写ベルト14上の残留トナーを除去するクリーニング部材の一例であるクリーニングブレード41と、シール部材42とを有している。クリーニングブレード41は、例えばゴムや比較的軟質の樹脂などの弾性材より成り、その先端エッジ部が中間転写ベルト14の表面に圧接し、その表面に残留するトナーを掻き取り除去する。
【0026】
このように中間転写ベルト14の表面から除去されたトナーは図2に示すようにクリーニングケース40に受け入れられ、そのケース40の底部に設けられて回転駆動されるトナー搬送スクリュー43によってクリーニングケース40外に搬送排出され、図3に示すようにクリーニングケース40に接続された搬送パイプ44を通して、図示していない廃トナータンクへ搬送される。
【0027】
シール部材42は、例えば樹脂製の薄い弾性シートより成り、その基端部が後述するシール支持部材45に貼着されて固定され、その先端部が中間転写ベルト14の表面に当接している。その際、シール部材42は、クリーニングブレード41が中間転写ベルト14に当接した部位よりもその中間転写ベルト14の移動方向上流側の部位で中間転写ベルト14の表面に当接し、クリーニングブレード41によって中間転写ベルト14から掻き取られてクリーニングケース40内で浮遊するトナーがその外部に飛散することを防止している。
【0028】
図3から判るように、クリーニングケース40、クリーニングブレード41及びシール部材42は、中間転写ベルト14と平行に、その幅方向に長く延び、図2に示したトナー搬送スクリュー43もクリーニングケース40の長手方向全長に亘って長く延びている。
【0029】
前述のように中間転写ベルト14の表面には、感光体5から色の異なったトナー像が順次重ね転写されるのであるが、このようなトナー像がクリーニング装置32のクリーニングブレード41とシール部材42を通るとき、これらが中間転写ベルト14の表面に当接していれば、中間転写ベルト14上のトナーを乱してしまう。中間転写ベルト14上のトナー像を転写紙17に転写した後に、その中間転写ベルト14の表面に残留するトナーを清掃するときだけ、クリーニングブレード41とシール部材42を中間転写ベルト14の表面に当接させ、それ以外の時期には、これらを中間転写ベルト14の表面から離間させておく必要がある。また、クリーニングブレードとシール部材が、常時、像担持体の表面に圧接していると、これらが早期に劣化するので、これを防止する目的で、クリーニングブレードとシール部材を、その非作動時に像担持体の表面から離間させるクリーニング装置もある。
【0030】
このような理由で、クリーニングブレード41は、図2に実線で示したように中間転写ベルト14の表面に当接した位置と、同図に鎖線で示すように、中間転写ベルト14の表面から離間した位置との間を揺動可能にクリーニングケース40に対して支持されている。同様に、シール部材42も、図2に実線で示すように中間転写ベルト14の表面に当接した位置と、鎖線で示すように中間転写ベルト14の表面から離間した位置との間を揺動可能にクリーニングケース40に対して支持されている。このようにして、必要なときだけ、クリーニングブレード41とシール部材42を中間転写ベルト14の表面に当接させることができる。
【0031】
前述のように、シール部材42はこれと平行に延びる板状のシール支持部材45に固定され、そのシール支持部材45は、その長手方向の各端部が、図3に示すように、軸受部材46,47を介してクリーニングケース40に揺動自在に支持されている。またクリーニングブレード41は、その基端部が該ブレード41に対して平行に延びるホルダ48に一体に貼着され、そのホルダ48が揺動支持部材49にねじ(図3)によって着脱可能に固定されている。
【0032】
揺動支持部材49の長手方向各端部は、その中間の板状部に対して立上った耳部50,51として形成され、その各耳部50,51には揺動支持部材49の長手方向外方へ突出する同心状のピン52,53が一体に付設され、その各ピン52,53がクリーニングケース40の長手方向各端部に形成された支持穴に回転自在に嵌合している。クリーニングケース40は、図4を参照して後に説明するように、ケース本体54と、その奥側に着脱可能に固定されたカバー部材55とから成り、上述したピン52,53のうち、手前側のピン52はケース本体54に形成された支持穴に嵌合し、奥側のピン53はケース部材55に形成された支持穴に回転自在に嵌合している。このようにして、揺動支持部材49は、クリーニングケース40に揺動自在に支持される。
【0033】
ここで、図示したクリーニング装置32は、次に説明するように、クリーニングブレード41を揺動駆動する駆動装置の一例であるソレノイドを有しており、上述のようにホルダ48を介してクリーニングブレード41を支持し、かつクリーニングケース40に揺動自在に支持された揺動支持部材49は、そのソレノイドによって駆動される。
【0034】
図3に示すように、クリーニングケース40の長手方向中央部には切欠56が形成され、揺動支持部材49の長手方向中央部に形成された舌部57がこの切欠56に入り込んでいる。図5は、切欠56に入り込んだ舌部57と、その近傍の要素の様子を、図3の下方から見た状態で示し、図6はその斜視図である。クリーニングケース40のケース本体54の下面には、前述のソレノイド58の本体が固定されていると共に、枢ピン59を介して加圧部材60がそのピン59の軸線のまわりに揺動可能に枢着されている。かかる加圧部材60の第1の自由端部61はソレノイド58のプランジャ63に枢着され、その第2の自由端部である加圧部62は、舌部57に貼着された緩衝部材64を介して舌部57に圧接する。図5に示した状態では、加圧部材60の第3の自由端部65は、クリーニングケース40に貼着された弾性シート66を介してクリーニングケース40に圧接している。緩衝部材64は、本例の緩衝装置を構成するものであって、これについては後に詳しく説明する。
【0035】
また加圧部材60とクリーニングケース40には、引張ばねより成る第1加圧スプリング67の各端部が係止されている。これによって加圧部材60には、その第3の自由端部65が弾性シート66に圧接する向きのモーメントが付与され、当該加圧部材60は、その弾性シート66を介してクリーニングケース40に受け止められて停止している。また揺動支持部材49の舌部57と、クリーニングケース40との間にも、引張ばねにより構成された第2の加圧スプリング68の各端部が係止され、これによって舌部57と加圧部材60の加圧部62が緩衝部材64を介して圧接する。
【0036】
図5は、クリーニングブレード41が図2に実線で示したように中間転写ベルト14の表面に圧接しているときのソレノイド58と加圧部材60の状態を示しており、このときソレノイド58のプランジャ63と加圧部材60は図5に示した位置に保持され、従って揺動支持部材49も、図2の位置に保持され、前述のようにクリーニングブレード41が中間転写ベルト14の表面に圧接してその表面の残留トナーを除去する。
【0037】
クリーニングブレード41を中間転写ベルト14から離間させるべきときは、その指令によってソレノイド58が付勢され、これによってそのプランジャ63が引き込まれ、その引き込まれた位置に保持される。これによって加圧部材60は枢ピン59のまわりに図5における時計方向に回動し、同図に鎖線で示した位置を占める。これにより、加圧部材60の加圧部62は、緩衝部材64を介して舌部57を加圧し、揺動支持部材49を、第2加圧スプリング68の作用に抗してそのピン52,53(図3)の軸線のまわりに図2に矢印Bで示した方向に回動させる。図6はこのときの様子を示している。このように揺動支持部材49を回動させることにより、これに固定支持されたクリーニングブレード41は図2に鎖線で示した位置へ回動し、中間転写ベルト14の表面から離間する。
【0038】
クリーニングブレード41を中間転写ベルト14の表面に圧接させるべきときは、その指令によって、ソレノイド58が再び付勢され、そのプランジャ63が図5に示した位置に突出し、この位置に保持される。これにより、加圧部材60は第1の加圧スプリング67に引かれて図5に実線で示した位置に戻り、揺動支持部材49は第2加圧スプリング68に引張られ、図2における矢印Bと反対の方向にピン52,53のまわりを回動する。これによりクリーニングブレード41は中間転写ベルト14の表面に圧接し、その表面の残留トナーを除去することができる。
【0039】
上述のように、ソレノイド58は、クリーニングブレード41を揺動駆動する駆動装置の一例を構成する。
【0040】
クリーニングブレード41を中間転写ベルト14から離間させるとき、前述のようにソレノイド58の付勢によって加圧部材60を作動させるが、このとき加圧部材60は舌部57に対して衝撃的な外力を与える。その衝撃力が大きいと、大きな衝撃音が発生するだけでなく、揺動支持部材49に固定されたクリーニングブレード41に大きな衝撃力が加えられ、そのクリーニングブレード41に付着していたトナーが飛散し、これが中間転写ベルト14の表面に付着するおそれがある。このようにトナーが中間転写ベルト14に付着すると、その中間転写ベルト14上に次にトナー像を転写したとき、そのトナー像に地汚れが発生する。
【0041】
上述したところから理解されるように、揺動支持部材49の舌部57は、加圧部材60によって衝撃的な外力を加えられる被加圧部材の一例をなすものであって、かかる被加圧部材に衝撃が加えられたとき、その衝撃力が大きいと、上述の如き各種の不具合が発生する。そこで、このような衝撃を緩和する目的で、前述の緩衝部材64を有する緩衝装置が設けられている。すなわち、この緩衝装置は、加圧部材60によって衝撃的な外力を加えられる舌部57の表面に取付けられた緩衝部材64を有していて、その緩衝部材64が、図5及び図6に示すように、被加圧部材を構成する舌部57の表面に両面接着テープで貼着されて取付けられたシート状の弾性体69と、その表面に一体に積層された剛性板70を有している。剛性板70は、例えば薄い金属プレート又は硬質合成樹脂板などによって構成されている。かかる剛性板70と弾性体69は、これらを一体に積層した素材を抜き加工することにより得ることができる。
【0042】
加圧部材60が舌部57を衝撃的に加圧するとき、その加圧部62は緩衝部材64の剛性板70に打ち当る。すなわち、剛性板70に加圧部材60の加圧部62が当接して緩衝部材64に対して衝撃的な外力を与えるように、緩衝部材64の位置が設定されているのである。このように、加圧部62は、弾性体69よりも剛性の大なる剛性板70に衝撃力を加え、弾性体69には剛性板70を介して外力が作用するので、弾性体69に対して繰返し衝撃力が加えられるものの、その弾性体69が早期に劣化し、これが早期に永久変形することはない。このため、緩衝部材64は長期に亘って緩衝機能を発揮し、クリーニングブレード41が中間転写ベルト14から離間するときに、そのクリーニングブレード41からトナーが飛散することを防止できる。
【0043】
また図5及び図6から判るように、加圧部材60の加圧部62が剛性板70に接触する面積よりも、剛性板70と弾性体69の表面積がはるかに大きく設定されている。このため、加圧部62によって剛性板70に加えられた外力は、大きく分散し、その分散した力が弾性体69に加えられる。このように弾性体69は大きな面で外力を受け止めるので、効果的にその衝撃力を緩和することができる。また加圧部62からの外力は、広い面積の剛性板70に加えられるので、その力を効果的に分散して弾性体69に伝えることができる。
【0044】
また弾性体69としては、ゴムシートなどの弾性部材を用いることもできるが、この弾性体69として発泡体を用い、その表面に剛性板70を一体に積層すると、緩衝部材64が加圧部材60から衝撃力を受け、発泡体より成る弾性体69が圧縮変形するとき、それまで発泡体内に留まっていた空気が発泡体から抜け出る。このような空気の流出時に加圧部材60に対する減衰作用が得られ、より一層大きな緩衝機能を保証することができる。その際、図5及び図6に示すように、弾性体69がシート状の発泡体より成り、その表面の全面を剛性板70が覆うように、その剛性板70が弾性体69に積層されていると、弾性体69が衝撃力を受けて圧縮変形するとき、その発泡体に留まっていた空気は、剛性板70と舌部57とに挟まれた弾性体69の狭い側縁部を通して少量ずつ発泡体から抜け出る。弾性体69の表面を剛性板70で覆うことにより、弾性体69内の空気の逃げ部を狭くし、空気が時間をかけて外部に逃げ出るようにしているのである。これにより、より一層大きな減衰作用を得ることができ、緩衝機能をより一層高めることができる。
【0045】
また加圧部材60の加圧部62が剛性板70を加圧し始めたときは、図6に矢印Pを付して示すように、緩衝部材64のほぼ中央部を加圧する。ところが、外力を加えられる揺動支持部材49は、ピン52,53のまわりを回動し、しかも加圧部材60も枢ピン59のまわりを回動するので、緩衝部材64と加圧部62との相対接触部の位置が図6に矢印Qで示すように順次変化し、最終的に加圧部62は緩衝部材64の端部の領域を加圧することになる。このように、加圧部62が、最初は緩衝部材64のほぼ中央部を加圧するので、その力は弾性体69の全体に均等に分散して伝えられ、次いで接触部が緩衝部材64の端部に近づくので、弾性体69には局部的な外力を加えられることになる。すなわち、弾性体69は、加圧部62から大きな衝撃的な外力を加えられ始めたとき、その圧縮変形量が少なく留められ、次いで局部的な外力を受けることによってその圧縮変形量が増大する。このように、弾性体69は加圧力を受けた当初は分散された力を受けてその圧縮変形量が少なくなり、その衝撃力を効果的に緩和する。弾性体69が衝撃力を加えられ始めたとき、即座に大きく圧縮変形してしまうと、その衝撃緩和機能が低下する。衝撃力の加えられ始めた当初は、弾性体69の圧縮変形量を抑えて高い緩衝機能を得るのである。次いでその衝撃力が順次弱まり、その外力が静的な力に近づくに従って弾性体69の圧縮変形量を増しながら、衝撃力を緩和し、その全工程に亘って効果的な緩衝機能を得ているのである。このように加圧部材60の加圧部62が剛性板70に当り始めたとき、当該加圧部62が剛性板70のほぼ中央部に当接し、順次、剛性板70と加圧部62との接触部が緩衝部材64の端部に近づくように、加圧部材60と緩衝部材64の相対位置を設定することによって、緩衝機能を高めることができる。
【0046】
ところで、先に述べたように、シール部材42も中間転写ベルト14の表面に対して接離可能にクリーニングケース40に支持されているが、その際、図示したクリーニング装置32は、クリーニングブレード41の揺動に連動してシール部材42を揺動させる連動手段を有しており、以下にその具体例を説明する。
【0047】
図4は、クリーニングケース40のケース本体54からカバー部材55を離し、そのカバー部材55の内部に設けられた連動手段の様子を明らかにした斜視図であり、図7及び図8は、その連動手段の作用を説明する説明図である。
【0048】
ここに示した連動手段は、引張ばね71と、カム部材72と、中間リンク73とを有している。前述のように、シール部材42が固定されたシール支持部材45は、図3に示したように軸受部材46,47を介してクリーニングケース40に揺動可能に支持されているが、ばね71は、そのシール部材45の揺動中心側とは反対側の自由端側と、クリーニングケース40のケース本体54に突設されたピン74とに、その各端部が係止されている。これにより、ばね71は、シール部材42が中間転写ベルト14(図2)の表面から離間する向きに、シール支持部材45を回動付勢する。
【0049】
カム部材72は、その基端部が前述のピン74に回動可能に嵌合し、当該基端部がクリーニングケース40に枢着されている。またカム部材72の先端側はカム面を構成しており、その先端面75が、図7に示すようにばね71の作用に抗して、シール支持部材45の自由端側を加圧する。これにより、シール部材42は、図2に実線で示したように、その先端部が中間転写ベルト14の表面に当接する。図7はこのときの状態を示している。
【0050】
また中間リンク73は、その一端部が揺動支持部材49の奥側の耳部51に突設されたピン76に回動可能に嵌合している。このようにして中間リンク73の一端部は、揺動支持部材49に対して、その揺動中心(ピン52,53の部位)よりも自由端側の部位に枢着されている。また中間リンク73の他端部は、これに突設されたピン77を介して、カム部材72に枢着されている。中間リンク73の他端部は、カム部材72の揺動中心(ピン74の部位)と先端面75との間の部位に枢着されている。
【0051】
クリーニングブレード41とシール部材42が中間転写ベルト14の表面に当接しているとき、連動手段の各要素は図7に示したように位置している。ここで、前述のようにソレノイド58の作動により、揺動支持部材49がピン52,53のまわりを矢印B方向(図2,図7)に回動し、クリーニングブレード41を中間転写ベルト14の表面から離間させる位置へ回動したとき、その動きが中間リンク73を介してカム部材72に伝えられ、該カム部材72は、図8に示すように、その先端面75がシール支持部材45から離れる位置へとピン74のまわりに回動する。このため、シール支持部材45は、カム部材72の先端面75による拘束を解除され、ばね71の作用によって回動し、これによりシール部材42が図2に鎖線で示したように中間転写ベルト14から離間する。当然、このとき、クリーニングブレード41も中間転写ベルト14の表面から離間しており、図8はこのときの状態を示している。
【0052】
ソレノイド58が再び作動して、揺動支持部材49が図8の状態から矢印Bと反対方向に回動すれば、その動きが中間リンク73を介してカム部材72に伝えられ、これがピン74のまわりを回動し、その先端面75が、ばね71の作用に抗してシール支持部材45を加圧し、これによってシール支持部材45が回動し、シール部材42が図2に実線で示したように中間転写ベルト14の表面に圧接する。このとき、クリーニングブレード41も中間転写ベルト14の表面に圧接する。クリーニングブレード41とシール部材42が図7に示した状態に復帰するのである。
【0053】
上述のように、連動手段はクリーニングブレード41の揺動に連動してシール部材42を揺動させ、クリーニングブレード41が中間転写ベルト14に当接するとき、シール部材42も中間転写ベルト14に当接し、クリーニングブレード41が中間転写ベルト14から離間するとき、シール部材42も中間転写ベルト14から離間する。これにより、クリーニングブレード41を駆動する駆動装置を設けるだけでよく、クリーニング装置32のコストを低減できる。
【0054】
ところで、先にも説明したように、クリーニングブレード41が中間転写ベルト14の表面に当接しているとき、環境の変化などによってクリーニングブレード41が中間転写ベルト14に対して当接する状態、すなわちクリーニングブレード41の角度姿勢が変動することは一般に避けられない。中間転写ベルト14に当接したままのクリーニングブレード41が、微小な角度範囲を揺動するのである。このようにクリーニングブレード41が揺動したとき、これに連動してシール部材42も揺動してしまうと、中間転写ベルト14に対するシール部材42の当接力が変化し、その圧力が大きくなりすぎると、シール部材42が中間転写ベルト14の残留トナーを掻き取り、逆にその圧力が小さくなりすぎるとクリーニングケース40内のトナーが外部に飛散する不具合が発生する。
【0055】
そこで、上述した連動手段は、クリーニングブレード41が中間転写ベルト14の表面に当接したまま、環境の変化などによって、微小角度範囲を揺動したとき、中間転写ベルト14の表面に所定の圧力で当接したシール部材42の揺動を禁止するように構成されている。これにより、クリーニングブレード41が微小角度を揺動したとしても、シール部材42は、常にほぼ一定の圧力で中間転写ベルト14に当接し続けることができ、中間転写ベルト14に対するシール部材42の圧接力が過多となったり、逆に小さくなりすぎるような不具合を阻止できる。
【0056】
上記構成をより具体的に説明すると、図7に示すように、カム部材72の先端面75がその揺動方向に所定の幅を有しており、しかも、その先端面75が、カム部材72の揺動軸線、すなわちピン74の軸線を中心とした円弧状に形成されている。その円弧の半径が図7に示すようにRとなっていて、先端面72はその全体が一定の半径Rの円弧に形成されているのである。
【0057】
このため、クリーニングブレード41が中間転写ベルト14の表面に当接したまま、微小角度範囲を揺動し、その動きが揺動支持部材49及び中間リンク73を介してカム部材72に伝えられ、カム部材72がピン74の中心軸線のまわりに揺動しても、その先端面75はシール支持部材45の自由端側の部分に当接した状態を維持し、当該シール支持部材45をその揺動中心のまわりに実質的に揺動させることはない。このように、シール支持部材45を揺動させないように、カム部材72の先端面75を形成するのである。その形状が前述のような円弧状をなしていると、上記作用をより確実に得ることができるが、これが円弧状以外の形状であっても、上述した作用を得ることは可能である。
【0058】
クリーニングブレード41を中間転写ベルト14から離間させるときは、カム部材72の先端面75がシール支持部材45から離れるように、大きく回動するので、このときは支障なくシール部材42が中間転写ベルト14から離間することができる。
【0059】
以上、本発明に係る緩衝装置を画像形成装置のクリーニング装置に適用した例を説明したが、本発明はその他の各種機械、装置に広く適用できるものである。
【0060】
【発明の効果】
請求項1に記載の構成によれば、緩衝部材が弾性体のほかに剛性板を有し、その剛性板に加圧部材による衝撃力が加えられるので、弾性体が早期に永久変形して劣化することを阻止でき、長期に亘って緩衝機能を発揮できる。
【0061】
請求項2に記載の構成によれば、緩衝部材に加えられた衝撃力を分散して弾性体に伝えることができるので、弾性体の早期の劣化をより効果的に防止でき、しかもより高い緩衝機能を得ることができる。
【0062】
請求項3に記載の構成によれば、緩衝部材に衝撃力が加えられたとき、その衝撃を減衰させる効果を高めることができ、より一層高い衝撃機能が得られる。
【0063】
請求項4に記載の構成によれば、上記作用をより一層確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の緩衝装置を有するクリーニング装置を備えた画像形成装置の内部構造を示す概略構成図である。
【図2】図1に示したクリーニング装置の拡大図である。
【図3】クリーニング装置単独の斜視図である。
【図4】クリーニング装置のカバー部材をケース本体から離脱し、その内部の構造を示した斜視図である。
【図5】ソレノイドとその関連構成を示す図である。
【図6】加圧部材が舌部を加圧した後の様子を示す斜視図である。
【図7】連動手段の一例と、その作用を説明する図である。
【図8】クリーニングブレードとシール部材が中間転写ベルトから離間したときの様子を示す、図7と同様な説明図である。
【符号の説明】
60 加圧部材
62 加圧部
64 緩衝部材
69 弾性体
70 剛性板[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a cleaning device having a buffer device that reduces a shock when a pressure member applies a shocking external force to a member to be pressed.
[0002]
[Prior art]
Various machines and devices are provided with a pressure member that applies an impact external force to the member to be pressed. The impact generates noise in the machine and device, and various types of machines and devices. May adversely affect elements.
[0003]
Therefore, conventionally, a shock absorber for reducing the impact has been used. For example, a buffer member such as a rubber sheet is attached to the surface of a member to be pressurized that receives an impact external force by the pressure member, and the pressure member applies an external force to the member to be pressurized through the rubber sheet. The configured shock absorber is widely used, but according to such a structure, an external force is directly applied to the rubber sheet by the pressurizing member, so that the rubber sheet deteriorates due to permanent deformation at an early stage, and its buffer function. Is unavoidable the disadvantages that decline.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a cleaning device having a shock absorber that eliminates the above-mentioned conventional drawbacks.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a cleaning case, a cleaning blade, a swing support member that supports the cleaning blade in a fixed manner and is swingably supported with respect to the cleaning case, and the swing A solenoid for driving the support member; a pressure member pivotally attached to the plunger of the solenoid; and a pivot member pivotably attached to the cleaning case; and a buffer member attached to the swing support member. And the pressurizing member is rotated with respect to the cleaning case by the urging of the solenoid, and the pressurizing portion of the pressurizing member applies an impact external force to the swing support member via the buffer member. The cleaning device rotates the swing support member together with the cleaning blade, and the buffer member is attached to the swing support member. And a rigid plate integrally laminated on the surface of the elastic body, and a shock absorber is applied so that the pressure member of the pressure member abuts on the rigid plate and gives a shocking external force to the buffer member. When the position of the member is set and the pressurizing part of the pressurizing member starts to hit the rigid plate, the pressurizing part comes into contact with the substantially central part of the rigid plate and sequentially contacts the rigid plate and the pressurizing part. The cleaning device is characterized in that the relative position between the pressure member and the buffer member is set so that the portion approaches the end of the buffer member.
[0006]
At this time, it is advantageous that the surface area of the rigid plate and the elastic body is set larger than the area where the pressure member of the pressure member contacts the rigid plate.
[0007]
Further, it is particularly advantageous that the elastic body is made of a foam and a rigid plate is laminated on the surface thereof.
[0008]
Furthermore, when the elastic body is made of a sheet-like foam and the rigid plate is laminated on the elastic body so that the entire surface is covered with the rigid plate, the buffer function can be further enhanced.
[0010]
【Example】
The shock absorber according to the present invention can be used in various machines and devices. Specific examples of the shock absorber used in the image forming apparatus cleaning device will be described below.
[0011]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an example of such an image forming apparatus. First, the overall configuration and operation thereof will be clarified.
[0012]
The image forming apparatus 1 shown here includes a document reading unit 4, a system control unit 3, and a printer unit 2. The system control unit 3 controls the document reading unit 4 and the printer unit 2 in an integrated manner.
[0013]
The photoconductor 5 provided in the printer unit 2 is rotationally driven counterclockwise in the drawing by a drive motor (not shown). During this rotation, the surface of the photoreceptor 5 is uniformly charged by the action of the
[0014]
The electrostatic latent image is first visualized as a black toner image by the black developing device B of the rotary developing
[0015]
On the photoconductor 5 that continues to rotate, after the above-described formation of the electrostatic latent image, different color-separated electrostatic latent images are sequentially formed. Each time an image is formed, yellow, magenta, and cyan toner images are sequentially formed by the other developing devices Y, M, and C of the rotary developing
[0016]
On the other hand, the transfer paper 17 is sent from the
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
In the case of a single color copy, the toner images of a plurality of colors are not overlaid and transferred, the single color toner image is transferred from the photoreceptor 5 to the intermediate transfer belt 14, and the transfer toner image on the intermediate transfer belt 14 is transferred to the transfer paper. After being transferred, the single-color copy paper is discharged to the
[0020]
In the image forming apparatus of this example, manual sheet feeding from the manual sheet feeding table 28 is also possible. When manually feeding paper, the manual paper feeding table 28 is laid sideways, and the leading end side of the transfer paper is inserted below the feeding
[0021]
The intermediate transfer belt 14 is provided with a
[0022]
An original (not shown) is placed and set on a
[0023]
2 is an enlarged detailed view of the
[0024]
FIG. 3 is a perspective view showing the
[0025]
The
[0026]
The toner removed from the surface of the intermediate transfer belt 14 in this way is received in the
[0027]
The
[0028]
As can be seen from FIG. 3, the cleaning
[0029]
As described above, toner images of different colors are sequentially transferred from the photoreceptor 5 onto the surface of the intermediate transfer belt 14. Such toner images are transferred to the
[0030]
For this reason, the
[0031]
As described above, the
[0032]
End portions of the
[0033]
Here, the illustrated
[0034]
As shown in FIG. 3, a
[0035]
Further, the
[0036]
FIG. 5 shows the state of the
[0037]
When the
[0038]
When the
[0039]
As described above, the
[0040]
When the
[0041]
As can be understood from the above description, the
[0042]
When the pressing
[0043]
Further, as can be seen from FIGS. 5 and 6, the surface area of the
[0044]
In addition, an elastic member such as a rubber sheet can be used as the
[0045]
When the pressurizing
[0046]
By the way, as described above, the
[0047]
FIG. 4 is a perspective view in which the
[0048]
The interlocking means shown here has a
[0049]
The
[0050]
One end of the
[0051]
When the
[0052]
When the
[0053]
As described above, the interlocking unit swings the
[0054]
By the way, as described above, when the
[0055]
Therefore, the above-described interlocking unit is configured to apply a predetermined pressure to the surface of the intermediate transfer belt 14 when the
[0056]
More specifically, as shown in FIG. 7, the
[0057]
Therefore, the
[0058]
When the
[0059]
The example in which the buffer device according to the present invention is applied to the cleaning device of the image forming apparatus has been described above, but the present invention can be widely applied to various other machines and devices.
[0060]
【The invention's effect】
According to the configuration of the first aspect, since the buffer member has a rigid plate in addition to the elastic body, and the impact force by the pressurizing member is applied to the rigid plate, the elastic body is permanently deformed and deteriorated at an early stage. Can be prevented, and a buffer function can be exhibited over a long period of time.
[0061]
According to the configuration of the second aspect, since the impact force applied to the buffer member can be dispersed and transmitted to the elastic body, early deterioration of the elastic body can be more effectively prevented, and higher buffering can be achieved. Function can be obtained.
[0062]
According to the configuration of the third aspect, when an impact force is applied to the buffer member, the effect of attenuating the impact can be enhanced, and a higher impact function can be obtained.
[0063]
According to the structure of Claim 4, the said effect | action can be obtained still more reliably.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram illustrating an internal structure of an image forming apparatus including a cleaning device having a buffer device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged view of the cleaning device shown in FIG.
FIG. 3 is a perspective view of a cleaning device alone.
FIG. 4 is a perspective view showing the internal structure of the cleaning device with the cover member detached from the case body.
FIG. 5 is a diagram showing a solenoid and its related configuration.
FIG. 6 is a perspective view showing a state after the pressing member presses the tongue.
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of interlocking means and its operation.
FIG. 8 is an explanatory view similar to FIG. 7, showing a state where the cleaning blade and the seal member are separated from the intermediate transfer belt.
[Explanation of symbols]
60 Pressure member
62 Pressurizing part
64 cushioning member
69 Elastic body
70 Rigid plate
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13987495A JP3614208B2 (en) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | Cleaning device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13987495A JP3614208B2 (en) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | Cleaning device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08312706A JPH08312706A (en) | 1996-11-26 |
JP3614208B2 true JP3614208B2 (en) | 2005-01-26 |
Family
ID=15255582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13987495A Expired - Fee Related JP3614208B2 (en) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | Cleaning device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3614208B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5598143B2 (en) * | 2010-08-04 | 2014-10-01 | 富士ゼロックス株式会社 | Image forming apparatus |
JP5865006B2 (en) * | 2011-10-19 | 2016-02-17 | 日本高圧電気株式会社 | Switch unit for switch |
-
1995
- 1995-05-15 JP JP13987495A patent/JP3614208B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08312706A (en) | 1996-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4475179B2 (en) | Belt cleaning device and image forming apparatus | |
JP2006317881A (en) | Fixing apparatus and image forming apparatus | |
JP2004271804A (en) | Image forming apparatus | |
JP3171405B2 (en) | Electrophotographic printing machine and double-acting cleaning blade | |
JPH07334012A (en) | Image forming method and device using endless transfer means | |
JP3968238B2 (en) | Image forming apparatus | |
JPH01293380A (en) | Electrophotographic device | |
JPH08137357A (en) | Image forming device | |
JP4848791B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP3614208B2 (en) | Cleaning device | |
US6024497A (en) | Bushing with molded spring | |
JP3412965B2 (en) | Cleaning equipment | |
JPH07210056A (en) | Cleaning device | |
JPH0652462B2 (en) | End-belt-like photoconductor canceling device in copier | |
JP2002148965A (en) | Image forming device | |
JPH05257395A (en) | Image forming device | |
JP4291063B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2002316738A (en) | Rotary feed member cleaner, sheet feeder and image forming device | |
JPH0651652A (en) | Transfer drum for copying machine | |
JPH11231688A (en) | Image forming device | |
JP3332870B2 (en) | Image forming device | |
JP2942376B2 (en) | Recording paper retraction acceleration mechanism for printers using continuous recording paper | |
JP3487838B2 (en) | Cleaning device for image forming apparatus | |
JP2019184838A (en) | Image forming apparatus | |
JP2723154B2 (en) | Image forming device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040325 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040513 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040615 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040812 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041026 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041026 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071112 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |