JP3612364B2

JP3612364B2 - Piston type accumulator

Info

Publication number: JP3612364B2
Application number: JP11979295A
Authority: JP
Inventors: 晃司川口
Original assignee: Amada Co Ltd
Current assignee: Amada Co Ltd
Priority date: 1995-05-18
Filing date: 1995-05-18
Publication date: 2005-01-19
Anticipated expiration: 2020-01-19
Also published as: JPH08309600A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えばパンチプレスのごときプレス機械におけるラム駆動用油圧シリンダとオイルタンクを連通する戻り回路の途中に配設した脈動抑制用のピストン型アキュームレータに関する。
【０００２】
【従来の技術】
プレス機械の一例としてのパンチプレスにおけるラム駆動用油圧シリンダとオイルタンクを連通する戻り回路の途中に配設した脈動抑制用の従来のピストン型アキュームレータについて簡単に説明する。上記ピストン型アキュームレータはピストンを備えたアキュームレータ本体をベースにしており、このアキュームレータ本体内におけるピストンの一方側には戻り回路に連通した戻り油吸収用油圧室が設けてある。また、アキュームレータ本体におけるピストンの他方側には、ピストンを一方向へ付勢可能なスプリングが設けてあるか、またはガスを充填したガス室が設けてある。
【０００３】
したがって、ラム駆動用油圧シリンダを適宜に作動させると、ラム駆動用油圧シリンダのストロークに対応した圧力の戻り油がラム駆動用油圧シリンダから戻り回路を通ってオイルタンク内へ回収される。このとき、戻り油の一部が戻り油吸収用油圧室に流れ込んで、ピストンがスプリングの付勢力又はガス圧に抗して他方向へ移動することにより、戻り油を減圧せしめて、戻り回路における戻り油の脈動を抑制する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、アキュームレータ本体内におけるピストンの他方側にガス室に設けた場合には、ピストン型アキュームレータの使用回数、使用時間等に対応してガス室内のガスが少なくなり、ピストン型アキュームレータのメンテナンスを度々行う必要があり、一連のプレス加工作業が煩雑化するという問題があった。
【０００５】
一方、アキュームレータ本体内におけるピストンの他方側にガス室の代わりにスプリングを設けた場合には、ガスを用いていないため、上記問題は生じないものの、以下の問題が生じる。即ち、スプリングのスプリング定数が大きい場合においては、高圧の戻り油が戻り油吸収油圧室に流込んでも、ピストンがスプリングの付勢力に抗して他方向へ移動することにより、戻り油は減圧せしめられ、戻り回路における戻り油の脈動を抑制できるが、低圧の戻り油が戻り油吸収油圧室に流れ込んでも、ピストンがスプリングの付勢力に抗して他方向へ移動しないため、戻り回路における戻り油の脈動を抑制できないという問題があった。反対に、スプリングのスプリング定数が小さい場合においては、低圧の戻り油が戻り油吸収油圧室に流込むと、ピストンがスプリングの付勢力に抗して他方向へ移動することにより、戻り回路における戻り油の脈動を抑制できるが、高圧の戻り油が戻り油吸収油圧室に流込むと、ピストンが急激に大きく他方向へ移動するため、ピストン型アキュームレータ自体に大きな衝撃を生じて、ピストン型アキュームレータの損傷を招くという問題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前述のごとき従来の問題点を解決するため、本発明においては、第１の手段として、プレス機械におけるラム駆動用油圧シリンダとオイルタンクを連通する戻り回路の途中に配設してなるピストン型アキュームレータにおいて、
移動可能なピストンを備えたアキュームレータ本体を設け、このアキュームレータ本体内におけるピストンの一方側に上記戻り回路に連通した戻り油吸収用油圧室を設け、上記アキュームレータ本体に上記ピストンにおけるピストンロッドを移動可能に支持するガイドブロックを設け、上記ピストンを一方向へ付勢するスプリングを設け、上記ガイドブロックの一部に衝撃吸収用油圧室を設け、この衝撃吸収用油圧室における一端側にオリフィス部を設け、このオリフィス部は、上記ピストンが他方向の移動することにより上記ピストンにおける上記ピストンロッドによって閉鎖されるように構成され、上記ガイドブロックに上記オリフィス部に連通した連絡ポートを設け、この連絡ポートと衝撃吸収用油圧室の他端側を連絡回路により連通してなることを特徴とする。
【０００７】
第２の手段として、プレス機械におけるラム駆動用油圧シリンダとオイルタンクを連通する戻り回路の途中に配設してなるピストン型アキュームレータにおいて、
移動可能なピストンを備えたアキュームレータ本体を設け、このアキュームレータ本体内におけるピストンの一方側に上記戻り回路に連通した戻り油吸収用油圧室を設け、上記アキュームレータ本体に上記ピストンにおけるピストンロッドを移動可能に支持するガイドブロックを設け、アキュームレータ本体内にピストンの一方向の移動を規制するストッパ部を設け、通常状態においてピストンの一部がこのストッパ部に当接するように、ピストンを一方向へ付勢するスプリングを設け、上記ガイドブロックの一部に衝撃吸収用油圧室を設け、この衝撃吸収用油圧室の一端部にオリフィス部を設け、このオリフィス部は、上記ピストンが他方向の移動することにより上記ピストンにおける上記ピストンロッドによって閉鎖されるように構成され、上記ガイドブロックに上記オリフィス部に連通した連絡ポートを設け、このオリフィス部と衝撃吸収用油圧室の他端側を連絡回路により連通してなることを特徴とする。
【０００８】
第３の手段として、第１又は第２の手段の構成要件の他に、前記連絡回路は、少なくとも一部に伸縮可能なゴムホースを備えてなることを特徴とする。
【０００９】
【作用】
前記の構成において、ラム駆動用油圧シリンダを適宜に作動させると、ラム駆動用油圧シリンダのストロークに対応した圧力の戻り油が、ラム駆動用油圧シリンダから戻り回路を通ってオイルタンク内へ回収される。
【００１０】
上記作用の下で、戻り油が低圧及び高圧の場合にあっては、戻り油の一部が戻り油吸収用油圧室に流れ込んで、ピストンがスプリングの付勢力に抗して微小量だけ他方向へ移動することにより、戻り油は減圧せしめられ、戻り回路における戻り油の脈動を抑制できる。このとき、ピストンにおけるピストンロッドが衝撃吸収用油圧室の油を他方向へ押出すことができる一方、連絡ポート内の油の一部はオリフィス部から衝撃吸収用油圧室に噴射されることにより、衝撃吸収用油圧室においてオイルバランスを奏させて、ピストンの移動速度を遅くすることができる。換言すれば、スプリングによる付勢力と油のダンピング作用を併用して、戻り回路における戻り油の脈動を抑制できる。なお、戻り油吸収用油圧室に流れ込んだ戻り油は、ピストンがスプリングの付勢力によって一方向へ移動することにより、戻り油吸収用油圧室から戻り回路を通ってオイルタンク内へ回収される。また、第３の手段によれば、ピストンが微小量だけ他方向へ移動する際に生じる衝撃吸収用油圧室の容積変化はゴムホースの伸びによって吸収される。
【００１１】
また、戻り油がより高圧の場合にあっても、同様に、スプリングによる付勢力と油のダンピング作用を併用して、戻り回路における戻り油の脈動を抑制できる一方、ピストンにおけるピストンロッドの他端部がオリフィスを閉鎖すると、ピストンが他方向へ移動しなくなり、結果としてピストンがスプリングの付勢力に抗して大きく他方向へ移動することはない。
【００１２】
【実施例】
以下、本実施例に係る発明について図面を参照して説明する。
【００１３】
図１を参照するに、本実施例に係るピストン型アキュームレータ１は、パンチプレスのラム駆動用油圧シリンダ３とオイルタンク５を連通する戻り回路７の途中に配設してあり、戻り回路７における戻り油の脈動を抑制する作用を有する。
上記ピストン型アキュームレータ１は上下方向（図１において上下方向）へ移動可能なピストン９を備えた筒状のアキュームレータ本体１１をベースにしており、アキュームレータ本体１１におけるピストン９の上側には戻り回路７に接続した戻り油吸収用油圧室１３が設けてある。上記ピストン９は下方向へ延びたピストンロッド１５を備えており、アキュームレータ本体１１の中央部にはピストン９におけるピストンッロッド１５を上下方向へ移動可能に支持するガイドブロック１７が固定して設けてある。上記アキュームレータ本体１１内における上側にはピストン９の上方向の移動を規制するストッパ部１９が設けてあり、通常状態においてピストン９の一部（上側部）がこのストッパ部１９に当接するように、アキュームレータ本体１１内におけるガイドブロック１７の上側にはピストン９を上方向へ付勢可能なスプリング２１が設けてある。
【００１４】
上記アキュームレータ本体１１内におけるピストンロッド１５の下側（換言すればガイドブロック１７の下部側）には衝撃吸収用油圧室２３が設けてあり、この衝撃吸収用油圧室２３の上端部には環状のオリフィス部２５に設けてある。ここに、上記オリフィス部２５は、ピストン９が図１に示す通常状態からＬだけ下方向へ移動することにより閉鎖されるように構成されてあって、このＬの値はピストン９の下方向の移動速度を決定する要因であるため、所望の値に設定されている。
【００１５】
ガイドブロック１７にはオリフィス部２５に左端部（図１において左端部）を連通した連通ポート２７が設けてあり、この連通ポート２７の右端部と衝撃吸収用油圧室２３の下端部は連絡回路２９により連通してある。ここで、連絡回路２９は少くとも一部に伸縮可能なゴムホースを備えている。
【００１６】
次に、本実施例に係る発明について説明する。
【００１７】
ラム駆動用油圧シリンダ３を適宜に作動させると、ラム駆動用油圧シリンダ３のストロークに対応した圧力の戻り油が、ラム駆動用油圧シリンダ３から戻り回路７を通ってオイルタンク５内へ回収される。
【００１８】
上記作用の下で、戻り油が低圧及び高圧の場合にあっては、戻り油の一部が戻り油吸収用油圧室１３に流れ込んで、ピストン９がスプリング２７の付勢力に抗して微小量だけ下方向へ移動することにより、戻り油は減圧せしめられ、戻り回路７における戻り油の脈動を抑制できる。このとき、ピストン９におけるピストンロッド１５が衝撃吸収用油圧室２３の油を下方向へ押出すことができる一方、連絡ポート２７内の油の一部はオリフィス部２５から衝撃吸収用油圧室２３に噴射されることにより、衝撃吸収用油圧室２３においてオイルバランスを奏させて、ピストン１５の移動速度を遅くすることができる。換言すれば、スプリング２７の付勢力と油のダンピング作用を併用して、戻り回路７における戻り油の脈動を抑制できる。なお、戻り油吸収用油圧室１３に流れ込んだ戻り油は、ピストン９がスプリング２１の付勢力によって上方向へ移動して通常状態に復帰することにより、戻り油吸収用油圧室１３から戻り回路７を通ってオイルタンク５内へ回収される。また、ピストン９が微小量だけ下方向へ移動する際に生じる衝撃吸収用油圧室２３の容積変化は連絡回路２９の一部を構成するゴムホースの伸びによって吸収される。
【００１９】
また、戻り油がより高圧の場合にあっても、同様に、スプリング２７の付勢力と油のダンピング作用を併用して、ピストン９がスプリング２５の付勢力に抗して下方向へ移動することにより、戻り回路７における戻り油の脈動を抑制できる一方、ピストン９におけるピストンロッド１５がオリフィス部２５を閉鎖すると、ピストン９が下方向へ移動しなくなり、結果としてピストン９がスプリング２１の付勢力に抗して大きく下方向へ移動することはない。
【００２０】
以上のごとき本実施例に係るピストン型アキュームレータ１によれば、アキュームレータ本体内１１にガスを充填したガス室を設ける構成を採っていないため、メンテナンスを度々行う煩しさから解放され、一連のプレス加工の作業能率の向上を図ることができる。
【００２１】
また、戻り油が低圧であっても、または高圧であっても、スプリング２７の付勢力と油のダンピング作用を併用して、戻り回路７における戻り油の脈動を抑制することができる。
更に、戻り油が高圧であっても、ピストン９が大きく下方向へ移動することはないため、ピストン型アキュームレータ１自体に大きな衝撃を生じることなく、ピストン型アキュームレータ１の損傷を極力回避できる。
【００２２】
【発明の効果】
以上のごとき実施例の説明により理解されるように、請求項１〜請求項３のうちのいずれかの請求項に記載のピストン型アキュームレータによれば、アキュームレータ本体内にガスを充填したガス室を設ける構成を採っていないため、メンテナンスを度々行う煩しさから解放され、一連のプレス加工の作業能率を向上を図ることができる。
【００２３】
また、戻り油が低圧であっても、または高圧であっても、スプリングの付勢力と油のダンピング作用を併用して、戻り回路における戻り油の脈動を抑制することができる。
更に、ピストンが大きく他方向へ移動することはないため、ピストン型アキュームレータ自体に大きな衝撃を生じることなく、ピストン型アキュームレータの損傷を極力回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】ピストン型アキュームレータを示す図である。
【符号の説明】
１ピストン型アキュームレータ
３ラム駆動用油圧シリンダ
５オイルタンク
７戻り回路
９ピストン
１１アキュームレータ
１３戻り油吸収用油圧室
１５ピストンロッド
１９ストッパ部
２１スプリング
２３衝撃吸収用油圧室
２５オリフィス部
２９連絡回路[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a piston type accumulator for suppressing pulsation disposed in the middle of a return circuit communicating a ram driving hydraulic cylinder and an oil tank in a press machine such as a punch press.
[0002]
[Prior art]
A conventional piston type accumulator for suppressing pulsation disposed in the middle of a return circuit that connects a ram driving hydraulic cylinder and an oil tank in a punch press as an example of a press machine will be briefly described. The piston type accumulator is based on an accumulator body provided with a piston, and a return oil absorbing hydraulic chamber communicating with a return circuit is provided on one side of the piston in the accumulator body. Further, on the other side of the piston in the accumulator body, a spring capable of biasing the piston in one direction is provided, or a gas chamber filled with gas is provided.
[0003]
Therefore, when the ram driving hydraulic cylinder is appropriately operated, the return oil having a pressure corresponding to the stroke of the ram driving hydraulic cylinder is recovered from the ram driving hydraulic cylinder through the return circuit and into the oil tank. At this time, part of the return oil flows into the return oil absorption hydraulic chamber, and the piston moves in the other direction against the urging force or gas pressure of the spring, thereby reducing the return oil, and in the return circuit. Suppress pulsation of return oil
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the gas chamber is provided on the other side of the piston in the accumulator body, the gas in the gas chamber is reduced in accordance with the number of times the piston type accumulator is used, the usage time, etc., and the piston type accumulator is frequently maintained. There was a problem that a series of press work operations became complicated.
[0005]
On the other hand, when a spring is provided in place of the gas chamber on the other side of the piston in the accumulator main body, since the gas is not used, the above problem does not occur, but the following problem occurs. That is, when the spring constant of the spring is large, even if high-pressure return oil flows into the return oil absorption hydraulic chamber, the return oil is depressurized by the piston moving in the other direction against the urging force of the spring. However, even if low-pressure return oil flows into the return oil absorption hydraulic chamber, the piston does not move in the other direction against the urging force of the spring. There was a problem that it was not possible to suppress pulsation. On the other hand, when the spring constant of the spring is small, when low-pressure return oil flows into the return oil absorption hydraulic chamber, the piston moves in the other direction against the biasing force of the spring. Oil pulsation can be suppressed, but when high-pressure return oil flows into the return oil absorption hydraulic chamber, the piston suddenly moves greatly in the other direction, causing a large impact on the piston-type accumulator itself and the piston-type accumulator itself. There was a problem of causing damage.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the conventional problems as described above, in the present invention, as a first means, a piston type accumulator is provided in the middle of a return circuit that connects a ram driving hydraulic cylinder and an oil tank in a press machine. In
An accumulator body having a movable piston is provided, a return oil absorbing hydraulic chamber communicating with the return circuit is provided on one side of the piston in the accumulator body, and the piston rod of the piston can be moved to the accumulator body. A guide block to be supported is provided, a spring for biasing the piston in one direction is provided, a shock absorbing hydraulic chamber is provided in a part of the guide block, and an orifice portion is provided on one end side of the shock absorbing hydraulic chamber, The orifice part is configured to be closed by the piston rod in the piston when the piston moves in the other direction, and a communication port communicating with the orifice part is provided in the guide block. The other end of the absorption hydraulic chamber communicates with the communication circuit Characterized in that it comprises Te.
[0007]
As a second means, in a piston type accumulator formed in the middle of a return circuit that communicates a hydraulic cylinder for driving a ram and an oil tank in a press machine,
An accumulator body having a movable piston is provided, a return oil absorbing hydraulic chamber communicating with the return circuit is provided on one side of the piston in the accumulator body, and the piston rod of the piston can be moved to the accumulator body. A supporting guide block is provided, and a stopper portion for restricting movement of the piston in one direction is provided in the accumulator body. In a normal state, the piston is urged in one direction so that a part of the piston comes into contact with the stopper portion. A spring is provided, a shock absorbing hydraulic chamber is provided in a part of the guide block , an orifice is provided at one end of the shock absorbing hydraulic chamber, and the orifice is moved by the piston moving in the other direction. Configured to be closed by the piston rod in the piston , Provided communication port communicating with the orifice portion in the guide block, characterized by comprising communicating the other end of the orifice portion and the shock-absorbing hydraulic chamber by a tie circuit.
[0008]
As a third means, in addition to the constituent features of the first or second means, the communication circuit is characterized by comprising a rubber hose that can be expanded and contracted at least partially.
[0009]
[Action]
In the above configuration, when the ram driving hydraulic cylinder is appropriately operated, the return oil having a pressure corresponding to the stroke of the ram driving hydraulic cylinder is recovered from the ram driving hydraulic cylinder into the oil tank through the return circuit. The
[0010]
Under the above action, when the return oil is low pressure and high pressure, a part of the return oil flows into the return oil absorption hydraulic chamber, and the piston moves in the other direction by a minute amount against the urging force of the spring. By moving to, the return oil is depressurized and pulsation of the return oil in the return circuit can be suppressed. At this time, while the piston rod in the piston can push the oil in the shock absorbing hydraulic chamber in the other direction, a part of the oil in the communication port is injected from the orifice portion into the shock absorbing hydraulic chamber, The oil balance can be achieved in the shock absorbing hydraulic chamber, and the moving speed of the piston can be reduced. In other words, the pulsation of the return oil in the return circuit can be suppressed by using the urging force of the spring and the oil damping action together. The return oil that has flowed into the return oil absorbing hydraulic chamber is recovered from the return oil absorbing hydraulic chamber into the oil tank through the return circuit, as the piston moves in one direction by the biasing force of the spring. According to the third means, the volume change of the shock absorbing hydraulic chamber that occurs when the piston moves in the other direction by a minute amount is absorbed by the extension of the rubber hose.
[0011]
Also, even when the return oil is at a higher pressure, similarly, the urging force of the spring and the oil damping action can be used together to suppress the pulsation of the return oil in the return circuit , while the other end of the piston rod in the piston When the part closes the orifice, the piston does not move in the other direction, and as a result, the piston does not move greatly in the other direction against the biasing force of the spring.
[0012]
【Example】
The invention according to this embodiment will be described below with reference to the drawings.
[0013]
Referring to FIG. 1, a piston type accumulator 1 according to this embodiment is disposed in the middle of a return circuit 7 that communicates a ram driving hydraulic cylinder 3 of a punch press and an oil tank 5. Has the effect of suppressing pulsation of return oil.
The piston type accumulator 1 is based on a cylindrical accumulator main body 11 having a piston 9 movable in the vertical direction (vertical direction in FIG. 1). A return circuit 7 is provided above the piston 9 in the accumulator main body 11. A connected return oil absorbing hydraulic chamber 13 is provided. The piston 9 is provided with a piston rod 15 extending downward, and a guide block 17 for supporting the piston rod 15 in the piston 9 so as to be movable in the vertical direction is fixedly provided at the central portion of the accumulator body 11. is there. A stopper portion 19 that restricts the upward movement of the piston 9 is provided on the upper side in the accumulator body 11, and a part (upper portion) of the piston 9 is in contact with the stopper portion 19 in a normal state. A spring 21 capable of urging the piston 9 upward is provided above the guide block 17 in the accumulator body 11.
[0014]
An impact absorbing hydraulic chamber 23 is provided below the piston rod 15 in the accumulator main body 11 (in other words, below the guide block 17), and an annular portion is formed at the upper end of the impact absorbing hydraulic chamber 23. The orifice portion 25 is provided. Here, the orifice portion 25 is configured to be closed by moving the piston 9 downward by L from the normal state shown in FIG. Since it is a factor that determines the moving speed, it is set to a desired value.
[0015]
The guide block 17 is provided with a communication port 27 in which the left end portion (left end portion in FIG. 1) communicates with the orifice portion 25, and the right end portion of the communication port 27 and the lower end portion of the shock absorbing hydraulic chamber 23 are connected to a communication circuit 29. Is communicated by Here, the communication circuit 29 includes a rubber hose that can be expanded and contracted at least in part.
[0016]
Next, the invention according to this embodiment will be described.
[0017]
When the ram driving hydraulic cylinder 3 is operated appropriately, the return oil having a pressure corresponding to the stroke of the ram driving hydraulic cylinder 3 is recovered from the ram driving hydraulic cylinder 3 through the return circuit 7 into the oil tank 5. The
[0018]
Under the above action, when the return oil is low pressure and high pressure, a part of the return oil flows into the return oil absorbing hydraulic chamber 13 and the piston 9 resists the urging force of the spring 27 and is a minute amount. The return oil is depressurized only by moving downward, and the pulsation of the return oil in the return circuit 7 can be suppressed. At this time, the piston rod 15 in the piston 9 can push the oil in the shock absorbing hydraulic chamber 23 downward, while a part of the oil in the communication port 27 passes from the orifice portion 25 to the shock absorbing hydraulic chamber 23. By being injected, it is possible to achieve oil balance in the shock absorbing hydraulic chamber 23 and to slow down the moving speed of the piston 15. In other words, the pulsation of the return oil in the return circuit 7 can be suppressed by using the urging force of the spring 27 and the oil damping action together. Note that flowed return oil to the return oil absorbing hydraulic chamber 13, the piston 9 is returned to the normal state by moving upward by the biasing force of the spring 21, returns from the return oil absorbing hydraulic chamber 13 circuit 7 Then, the oil is collected into the oil tank 5. Further, the volume change of the shock absorbing hydraulic chamber 23 that occurs when the piston 9 moves downward by a minute amount is absorbed by the extension of the rubber hose that constitutes a part of the communication circuit 29.
[0019]
Further, even when the return oil is at a higher pressure , the piston 9 moves downward against the urging force of the spring 25 by using the urging force of the spring 27 and the oil damping action in the same manner. Thus, the pulsation of the return oil in the return circuit 7 can be suppressed. On the other hand, when the piston rod 15 in the piston 9 closes the orifice portion 25, the piston 9 does not move downward, and as a result, the piston 9 becomes the biasing force of the spring 21. It will not move down significantly.
[0020]
According to the piston type accumulator 1 according to the present embodiment as described above, since the gas chamber filled with gas is not provided in the accumulator main body 11, it is relieved from the trouble of frequent maintenance, and a series of press work The work efficiency can be improved.
[0021]
Even if the return oil is low pressure or high pressure, the pulsation of the return oil in the return circuit 7 can be suppressed by using the urging force of the spring 27 and the oil damping action together .
Furthermore, even if the return oil is at a high pressure, the piston 9 does not move downward greatly, so that damage to the piston accumulator 1 can be avoided as much as possible without causing a large impact on the piston accumulator 1 itself.
[0022]
【The invention's effect】
As will be understood from the above description of the embodiment, according to the piston type accumulator according to any one of claims 1 to 3 , the gas chamber filled with gas in the accumulator body is provided. Since the structure to provide is not taken, it is relieved from the trouble of performing maintenance frequently, and the work efficiency of a series of press work can be improved.
[0023]
Also, the return oil is a low pressure, or even a high pressure, in combination with da Npingu action of the biasing force and the oil of the spring, the pulsation of return oil in the return circuit can be suppressed.
Further, since the piston does not move greatly in the other direction, damage to the piston accumulator can be avoided as much as possible without causing a large impact on the piston accumulator itself.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a piston type accumulator.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Piston type accumulator 3 Ram drive hydraulic cylinder 5 Oil tank 7 Return circuit 9 Piston 11 Accumulator 13 Return oil absorption hydraulic chamber 15 Piston rod 19 Stopper portion 21 Spring 23 Shock absorption hydraulic chamber 25 Orifice portion 29 Connection circuit

Claims

In the piston type accumulator formed in the middle of the return circuit that communicates the hydraulic cylinder for driving the ram and the oil tank in the press machine,
An accumulator body having a movable piston is provided, a return oil absorbing hydraulic chamber communicating with the return circuit is provided on one side of the piston in the accumulator body, and the piston rod of the piston can be moved to the accumulator body. A guide block to be supported is provided, a spring for biasing the piston in one direction is provided, a shock absorbing hydraulic chamber is provided in a part of the guide block, and an orifice portion is provided on one end side of the shock absorbing hydraulic chamber, The orifice part is configured to be closed by the piston rod in the piston when the piston moves in the other direction, and a communication port communicating with the orifice part is provided in the guide block. The other end of the absorption hydraulic chamber communicates with the communication circuit Piston type accumulator, characterized by comprising Te.

In the piston type accumulator formed in the middle of the return circuit that communicates the hydraulic cylinder for driving the ram and the oil tank in the press machine,
An accumulator body having a movable piston is provided, a return oil absorbing hydraulic chamber communicating with the return circuit is provided on one side of the piston in the accumulator body, and the piston rod of the piston can be moved to the accumulator body. A supporting guide block is provided, and a stopper portion for restricting movement of the piston in one direction is provided in the accumulator body. In a normal state, the piston is urged in one direction so that a part of the piston comes into contact with the stopper portion. A spring is provided, a shock absorbing hydraulic chamber is provided in a part of the guide block , an orifice is provided at one end of the shock absorbing hydraulic chamber, and the orifice is moved by the piston moving in the other direction. Configured to be closed by the piston rod in the piston The guide block to provide a communication port communicating with the orifice portion, a piston-type accumulator, characterized by comprising communicating the other end of the orifice portion and the shock-absorbing hydraulic chamber by a tie circuit.

The piston-type accumulator according to claim 1 or 2, wherein the communication circuit includes a rubber hose that can be expanded and contracted at least in part.