JP3612312B2 - Ultrasonic probe and manufacturing method thereof - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は超音波探触子及びその製造方法に関し、特にリードアレイを内蔵するバッキングを備えた超音波探触子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の振動素子からなる例えば2Dアレイ振動子においては、各振動素子に対してリード(シグナルリード)を接続するために、リードアレイを内蔵したバッキングが用いられる(例えば、特許第3279375号参照)。ここで、バッキングの上面及び下面には、複数のリードに接続された複数の電極パッドが形成される。上面の各電極パッドが各圧電素子の電極面(下面)に接合される。これにより、各圧電素子に対して各リードが電気的に接続される。
【0003】
従来から、各圧電素子ごとにその前面側に整合層が設けられている。これは、圧電素子の音響インピーダンスと生体の音響インピーダンスの整合を図るためである。その一方、各圧電素子ごとにその背面側に背面中間層を設けることも提案されている。ここで、背面中間層は、その特性如何によって、背面側整合層あるいは背面側反射層として機能させることができるものと考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の背面中間層を設けると、そのままでは、バッキング内に設けられた複数のリードを各圧電素子に対して電気的に接続することができなくなる。また、そのような背面中間層を設ける合理的な製造プロセスが求められる。
【0005】
本発明の目的は、背面中間層を設けた場合においても、各圧電素子に対してリードを確実に接続できるようにすることにある。
【0006】
本発明の他の目的は、複数の背面中間層及びリードアレイ内蔵のバッキングを有する超音波探触子の製法プロセスを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、複数の圧電素子と、前記複数の圧電素子の背面側に設けられ、前記複数の圧電素子から背面側へ放射される超音波を吸収するバッキングと、前記複数の圧電素子と前記バッキングとの間に設けられた複数の背面中間層と、前記バッキング及び前記複数の背面中間層を通過して前記複数の圧電素子に電気的に接続された複数のリードと、を含み、前記複数の背面中間層においては、隣接する背面中間層を互いに分離する複数の分割溝が形成され、前記各圧電素子ごとに、分離した背面中間層が設けられたことを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、バッキング及び複数の背面中間層を貫通して、複数のリードが設けられ、それらによって、各圧電素子に対してシグナルを供給でき、あるいは、グランドを接続できる。本発明は、1Dアレイ振動子、1.5Dアレイ振動子、2Dアレイ振動子(スパース型アレイ振動子を含む)などの各種のアレイ振動子に適用できる。
【0009】
望ましくは、前記各リードは、前記バッキング内に挿通された第1リード部分と、前記各背面中間層に挿通された第2リード部分と、で構成され、前記第1リード部分と前記第2リード部分は1本の導線からなる。この構成によれば、第1リード部分と第2リード部分とを接続する必要がなくなる。
【0010】
望ましくは、前記各圧電素子の音響インピーダンスをZ1とし、前記各背面中間層の音響インピーダンスをZ2とし、前記バッキングの音響インピーダンスをZ3とした場合に、
Z1>Z2>Z3 ・・・(1)
の関係が成り立ち、前記各背面中間層が背面側整合層として機能する。
【0011】
この構成によれば、背面中間層は、音響インピーダンスを整合させる整合層として機能し、つまり、バッキングにおける超音波の吸収作用をより高めることが可能となる。
【0012】
望ましくは、前記各圧電素子の音響インピーダンスをZ1とし、前記各背面中間層の音響インピーダンスをZ2とし、前記バッキングの音響インピーダンスをZ3とした場合に、
Z1>Z3>Z2 ・・・(2)
の関係が成り立ち、前記各背面中間層が背面側反射層として機能する。
【0013】
この構成によれば、背面中間層が音響インピーダンスの相違を積極的に利用した反射層として機能する。つまり、背面側へ放射させる超音波の一部を前方へ反射して、圧電素子から前方へ放射される超音波の音圧を高めることができる。いずれにしても、背面中間層を整合層又は反射層として機能させるために、その厚さを超音波の波長との関係で適切なものにするのが望ましい。
【0014】
望ましくは、前記各背面中間層は導電性部材で構成され、前記各背面中間層が前記各圧電素子の電極パッドとして兼用される。この構成によれば、各圧電素子ごとに電極パッドを別途設ける必要がないので、構造を簡易化でき、製造コストを低減できる。
【0015】
(2)また、本発明は、複数の圧電素子と、前記複数の圧電素子の背面側に設けられ、前記複数の圧電素子から背面側へ放射される超音波を吸収するバッキングと、前記複数の圧電素子と前記バッキングとの間に設けられた電極パッドとして機能する複数の背面中間層と、前記複数の背面中間層に電気的に接続された複数のリードと、を含み、前記複数の背面中間層においては、隣接する背面中間層を互いに分離する複数の分割溝が形成され、前記各圧電素子ごとに、分離した背面中間層が設けられたことを特徴とする。
【0016】
上記構成において、各リードは、バッキング及び各背面中間層の両者を貫通してもよいし、バッキングだけを貫通して各背面中間層の下面に電気的に接続されてもよい。いずれにしても、各リードは各背面中間層に電気的に接続される。
【0017】
(3)また、本発明は、背面中間部材と基板との間に複数の導線を掛け渡す工程と、前記背面中間部材と前記基板との間にバッキングを設ける工程と、前記背面中間部材の上面側に圧電部材を設ける工程と、前記圧電部材及び前記背面中間部材をカッティングし、これにより、複数の圧電素子及び複数の背面中間層を形成する工程と、を含み、前記カッティングにより、前記各圧電素子ごとに、分離した背面中間層が形成されることを特徴とする。
【0018】
上記構成によれば、背面中間部材と基板に複数の導線を掛け渡した状態でバッキングが形成され、また、圧電部材と背面中間部材とが共にカッティングされる。各背面中間層は、望ましくは絶縁性を有する。
【0019】
望ましくは、前記バッキングを設ける工程と前記圧電部材を設ける工程との間で、前記背面中間部材の上面に電極部材を設ける工程を含み、前記カッティングにより、前記複数の圧電素子、複数の電極パッド及び前記複数の背面中間層が形成される。
【0020】
望ましくは、前記バッキングを設ける工程では、前記背面中間部材と前記基板との間に流動性あるバッキング材料が充填され、且つ、それが硬化され、その際に、前記背面中間部材と前記基板とが前記複数の導線の位置決め部材として機能する。この構成によれば、各導線の位置決めを簡便に行える。
【0021】
望ましくは、前記背面中間部材には複数の貫通孔があらかじめ形成され、前記各貫通孔に前記各導線が挿通される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
図1には、本発明に係る超音波探触子の製造プロセスの要部がフローチャートとして示されている。以下に、各図を参照しながら、その製造プロセスについて説明すると共に、本実施形態に係る超音波探触子が有する超音波振動子の構造上の特徴についても説明することにする。
【0024】
本実施形態に係る超音波探触子は、超音波診断装置本体に対してケーブルを介して接続される。また、その使用時においては生体の体表面上に当接して用いられ、その状態において超音波の送受波がなされる。もちろん、本実施形態に係る超音波探触子は体腔内に挿入されるものであってもよい。
【0025】
図1に示されるS101の工程について説明する。図2において、背面中間部材10と基板12とが一定の間隔を隔てて位置決めされる。ここで、背面中間部材10は、各振動素子ごとに背面中間層を構成するための部材であり、その背面中間部材10は、図2に示す例において板状の部材として構成されている。背面中間部材10は、例えばエポキシ樹脂に無機粉末などを混入した材料によって構成することができる。またその背面中間部材10には、振動素子の二次元配列に対応して複数の貫通孔10Aが形成されている。貫通孔10Aは例えばレーザー加工や極細径ドリルなどを用いて形成することができる。背面中間部材10は、図2に示す例において、絶縁性をもった部材であるが、後述するようにそれが導電性の部材によって構成されてもよい。背面中間部材10の厚さは超音波の波長との関係において設定され、望ましくはその厚さは4分の1波長の奇数倍に設定される。
【0026】
上述した基板12は絶縁性をもった板状の部材として構成される。また、背面中間部材10に形成された複数の貫通孔10Aと同一の配列で、その基板12にも複数の貫通孔12Aが形成されている。もちろん、背面中間部材10に形成された複数の貫通孔10Aと異なる配列で、その基板12にも複数の貫通孔12Aが形成されていてもよい。基板12の背面側すなわち図において下面側には、それらの複数の貫通孔12Aに対応して複数の電極パッド14が設けられている。この電極パッド14は導電性部材により構成される。各電極パッド14の中央部分には貫通孔14Aが形成され、基板12に形成された各貫通孔12Aと電極パッド14に形成された貫通孔14Aは互いに連通している。
【0027】
図1に示すS101の工程では、図2に示したように、背面中間部材10及び基板12を一定間隔隔てて位置決めした状態において、それらの間に複数の導線18が掛け渡される。具体的には、背面中間部材10に形成された各貫通孔10Aに導線18の一方端側が刺し通され、また基板12の各貫通孔12A(及び貫通孔14A)に導線18の他方端側が刺し通される。
【0028】
そして、各電極パッド14の貫通孔14Aに対して例えば半田付けなどを行なった後、各導線18における電極パッド14から下方に引き出された部分を切断する。図2はその状態を表しており、符号16は半田付け部分を示している。もちろん、そのような導線18の引き出された部分の切断は後の工程において行われてもよい。
【0029】
図1のS102では、図2に示した背面中間部材10と基板12との間の空間20が図示されていない枠体によって取り囲まれ、その空間20内にバッキング材料が充填される。図2には背面中間部材10及び基板12を保持している位置決め部材について図示省略されている。
【0030】
なお、図2においては、発明の理解のため、貫通孔10A、貫通孔12A及び貫通孔14Aがそれぞれ大きく示されているが、実際にはそれらの貫通孔10A,12A,14Aの直径は導線18の直径よりも若干だけ大きいものとして設定される。それらの貫通孔10A,12A,14Aについては、後の図3及び図4などにおいて図示省略されている。
【0031】
ここで、バッキング材料について説明すると、本実施形態においては、そのバッキング材料として、例えば、エポキシ樹脂にタングステン粉末などを混入した材料を用いることができる。ここで、エポキシ樹脂にタングステン粉末などを混入する目的は、所望の音響インピーダンス及び所望の減衰率を得るためである。上記のS102では、充填されたバッキング材料に対する真空脱泡後、例えば80℃で5時間放置し、そのバッキング材料を硬化させる。そして、そのバッキング材料を所定の外形が得られるように加工する。
【0032】
図1のS103では、図3に示されるように、背面中間部材10の上面に電極部材24を形成する。この電極部材24は、図3に示す例において板状の部材として構成されているが、この段階において各振動素子ごとに電極部材24すなわち電極パッドを設けるようにしてもよい。電極部材24は、例えば無電解メッキ法、蒸着法、スパッタ法、導電性塗料の塗布などの手法を用いて形成することができる。
【0033】
図3に示されるように、電極部材24は、後にシグナルリードとして機能する導線18の上端に電気的に接続される。各導線18は、大別して、第1部分18Aと第2部分18Bとからなり、第1部分18Aはバッキング22内を挿通しており、第2部分18Bは背面中間部材10内を挿通している。それらの部分ごとに個別的に導線の埋設を行う場合に比べて、本実施形態においては、背面中間部材10及びバッキング22の両者に対して、導線を一括して設けることができるという利点がある。
【0034】
図1に示すS104の工程では、図3に示したブロック体の上面、すなわち電極部材24の上面に、板状の圧電部材(圧電板)が接着される。この場合においては、例えば導電性接着剤あるいは非導電性接着剤が用いられる。圧電部材は、後に示すように、シグナル電極として機能する下面電極層及びグランド電極として機能する上面電極層を有している。それらの電極層はたとえば蒸着法やスパッタ法など用いて膜状に形成することができる。
【0035】
次に図1のS105の工程では、圧電部材が接着された後の加工体に対してその上面側から、縦方向及び横方向に沿って、複数の分割溝がマトリクス状に形成される。
【0036】
上記の分割溝の形成により、背面中間部材10は、複数の背面中間層に分割され、また、図3に示した電極部材24も複数の電極パッドに分割される。さらに上述した圧電部材も複数の圧電素子に分割される。
【0037】
図1のS106では、複数の圧電素子の上面側にグランドリードが設けられる。このグランドリードは例えば平面的な形状をもった銅箔などによって構成される。そのグランドリードには各圧電素子に設けられた上面電極層が電気的に接続される。そして、その後に、そのグランドリードの上面側に板状の整合部材が接着される。そして、S107では、その整合部材に対して、縦方向及び横方向に沿って、マトリクス状に分割溝が形成され、これにより複数の振動素子に対応して複数の整合層が形成されることになる。
【0038】
図4には、S107の工程を実行した後の状態が示されている。上述したS105の工程では、例えばダイシング・ソーなどを利用して分割溝100が形成され、上述したS107の工程では、上記同様にダイシング・ソーなどを利用して分割溝102が形成される。各振動素子について見ると、バッキング22の上面側には背面中間層10Bが設けられ、その上面側には電極パッド24Aが形成されている。その電極パッド24Aの上面側には圧電素子26が設けられている。圧電素子26の下面電極層26Bは電極パッド24Aと電気的に接続されている。圧電素子26の上面側にはグランドリード28が設けられ、そのグランドリード28は圧電素子26の上面電極層24Aと電気的に接続されている。グランドリード28の上面側には整合層30が設けられている。上記説明から明らかなように、また図示されるように、上方から垂直に形成される各分離溝100は、背面中間部材10の厚みを越えてバッキング22に入り込む深さを有しており、これにより、各背面中間層10Bが他の背面中間層10Bから分離されている。
【0039】
すなわち、以上の各工程を実行することにより、例えば2Dアレイ振動子を構成することができる。上記の分割溝100は、各振動素子間(及び各背面中間層間)において各振動素子(及び各背面中間層)を互いに電気的かつ音響的に分離するための溝として機能し、その分離溝100内には必要に応じて電気的かつ音響的な隔絶性を有する部材を充填するようにしてもよい。これは分割溝102についても同様である。
【0040】
次に、各背面中間層10Bの機能について説明する。圧電素子26の音響インピーダンスをZ1とし、各背面中間層10Bの音響インピーダンスをZ2とし、バッキング22の音響インピーダンスをZ3とする。
【0041】
この場合において、各背面中間層10Bを背面側整合層として機能させる場合には、Z1>Z2>Z3の関係が満たされるように、各音響インピーダンスを設定する。
【0042】
一方、各背面中間層10Bを背面側反射層として機能させる場合には、Z1>Z3>Z2の関係が成り立つように、各部材の音響インピーダンスを設定する。
【0043】
各背面中間層10Bが背面側整合層として機能する場合には、バッキング22における不要超音波の吸収作用をより高めることができ、一方、各背面中間層10Bを背面側反射層として機能させる場合には、前方に放射される超音波の音圧をより高めることも可能となる。そのような作用をより生じさせるために、背面中間層10Bの厚さは超音波の波長の4分の1の奇数倍に設定するのが望ましい。
【0044】
図5には、他の実施形態の要部構成が示されている。この実施形態においては、背面中間層30として導電性の部材が用いられる。リード18はバッキング内に挿通された第1部分18Aと背面中間層30に挿通された第2部分18Bとから構成されている。背面中間層30が導電性の部材で構成されているために、図4などに示した電極パッド24Aを排除することができ、その分だけ構造を簡略化でき、製造プロセスを簡略化できるという利点がある。
【0045】
また、図6には、さらに他の実施形態が示されており、この図6に示す構成例では、図5に示す例と同様に導電性の背面中間層30が用いられているが、導線18の上端は背面中間層30の下面レベルまでしか到達しておらず、背面中間層30の全体を貫通していない。
【0046】
バッキング22が導電性の部材で構成される場合には、導線の外側に絶縁性の被覆層を設けるのが望ましい。
【0047】
なお、図2に示した貫通孔10Aには、背面中間部材10と同一の部材を充填硬化するようにしてもよいし、これと同様に、基板12における貫通孔12Aにも基板12と同様の部材を充填硬化するようにしてもよい。さらに、本実施形態においては、背面中間層が一層のみ設けられていたが、複数の背面中間層を積層する構成を採用するようにしてもよい。この場合においては、各層の音響インピーダンスを段階的に異ならせるようにしてもよい。そして、その場合においては各層の厚みを超音波の波長の波長の4分の1の奇数倍とするのが望ましい。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、背面中間層を設けた場合においても各圧電素子に対してリードを確実に接続できる。また、本発明によれば複数の背面中間層及びリードアレイ内蔵のバッキングを有する超音波探触子の製造プロセスを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波探触子の製造プロセスを説明するためのフローである。
【図2】導線を挿通する工程を説明するための図である。
【図3】電極部材を形成する工程を説明するための図である。
【図4】最終的に形成された二次元アレイ振動子を示す図である。
【図5】他の実施の形態の構成を示す図である。
【図6】更に他の実施形態の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 背面中間部材、12 基板、14 電極パッド、18 導線、22 バッキング、24 電極部材、26 圧電素子、28 グランドリード、100,102 分割溝。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an ultrasonic probe and a method for manufacturing the same, and more particularly to an ultrasonic probe including a backing with a built-in lead array and a method for manufacturing the same.
[0002]
[Prior art]
For example, in a 2D array vibrator composed of a plurality of vibration elements, a backing with a built-in lead array is used to connect a lead (signal lead) to each vibration element (see, for example, Japanese Patent No. 3279375). Here, a plurality of electrode pads connected to a plurality of leads are formed on the upper and lower surfaces of the backing. Each electrode pad on the upper surface is bonded to the electrode surface (lower surface) of each piezoelectric element. Thereby, each lead is electrically connected to each piezoelectric element.
[0003]
Conventionally, a matching layer is provided on the front side of each piezoelectric element. This is because the acoustic impedance of the piezoelectric element and the acoustic impedance of the living body are matched. On the other hand, it has also been proposed to provide a back intermediate layer on the back side of each piezoelectric element. Here, it is considered that the back surface intermediate layer can function as a back side matching layer or a back side reflection layer depending on its characteristics.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, if the back intermediate layer is provided, the plurality of leads provided in the backing cannot be electrically connected to each piezoelectric element as it is. Moreover, a rational manufacturing process for providing such a back intermediate layer is required.
[0005]
An object of the present invention is to enable a lead to be reliably connected to each piezoelectric element even when a back surface intermediate layer is provided.
[0006]
Another object of the present invention is to provide a process for manufacturing an ultrasonic probe having a plurality of back surface intermediate layers and a backing with a built-in lead array.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
(1) In order to achieve the above object, the present invention is provided with a plurality of piezoelectric elements and a back side of the plurality of piezoelectric elements, and absorbs ultrasonic waves radiated from the plurality of piezoelectric elements to the back side. Backing, a plurality of back intermediate layers provided between the plurality of piezoelectric elements and the backing, and electrically connected to the plurality of piezoelectric elements through the backing and the plurality of back intermediate layers seen including a plurality of leads, wherein the in plurality of rear intermediate layer, a plurality of dividing grooves separating the adjacent rear intermediate layer each other forming said each piezoelectric element, the rear intermediate layer is provided separated characterized in that was.
[0008]
According to the above configuration, a plurality of leads are provided through the backing and the plurality of back surface intermediate layers, whereby a signal can be supplied to each piezoelectric element or a ground can be connected. The present invention can be applied to various array transducers such as a 1D array transducer, a 1.5D array transducer, and a 2D array transducer (including a sparse array transducer).
[0009]
Preferably, each of the leads includes a first lead portion inserted into the backing and a second lead portion inserted into the back intermediate layer, and the first lead portion and the second lead. The part consists of one conductor. According to this configuration, it is not necessary to connect the first lead portion and the second lead portion.
[0010]
Desirably, when the acoustic impedance of each piezoelectric element is Z1, the acoustic impedance of each back intermediate layer is Z2, and the acoustic impedance of the backing is Z3,
Z1>Z2> Z3 (1)
Thus, each of the back intermediate layers functions as a back side matching layer.
[0011]
According to this configuration, the back surface intermediate layer functions as a matching layer that matches the acoustic impedance, that is, it is possible to further enhance the action of absorbing ultrasonic waves in the backing.
[0012]
Desirably, when the acoustic impedance of each piezoelectric element is Z1, the acoustic impedance of each back intermediate layer is Z2, and the acoustic impedance of the backing is Z3,
Z1>Z3> Z2 (2)
Thus, each of the back intermediate layers functions as a back side reflective layer.
[0013]
According to this configuration, the back surface intermediate layer functions as a reflective layer that positively utilizes the difference in acoustic impedance. That is, it is possible to increase the sound pressure of the ultrasonic wave radiated forward from the piezoelectric element by reflecting a part of the ultrasonic wave radiated to the back side forward. In any case, in order for the back surface intermediate layer to function as a matching layer or a reflective layer, it is desirable to make the thickness appropriate in relation to the wavelength of the ultrasonic wave.
[0014]
Desirably, each said back surface intermediate layer is comprised with an electroconductive member, and each said back surface intermediate layer serves as an electrode pad of each said piezoelectric element. According to this configuration, since it is not necessary to separately provide an electrode pad for each piezoelectric element, the structure can be simplified and the manufacturing cost can be reduced.
[0015]
(2) Further, the present invention provides a plurality of piezoelectric elements, a backing provided on the back side of the plurality of piezoelectric elements, for absorbing ultrasonic waves radiated from the plurality of piezoelectric elements to the back side, and the plurality of the plurality of piezoelectric elements . a plurality of rear intermediate layer functioning as an electrode pad provided between the piezoelectric element and the backing, saw including a plurality of leads electrically connected to the plurality of rear intermediate layer, the plurality of back In the intermediate layer, a plurality of dividing grooves for separating adjacent back surface intermediate layers from each other are formed, and a separate back surface intermediate layer is provided for each of the piezoelectric elements .
[0016]
In the above configuration, each lead may penetrate both the backing and each back surface intermediate layer, or may penetrate only the backing and be electrically connected to the bottom surface of each back surface intermediate layer. In any case, each lead is electrically connected to each back intermediate layer.
[0017]
(3) The present invention also includes a step of passing a plurality of conductive wires between the back surface intermediate member and the substrate, a step of providing a backing between the back surface intermediate member and the substrate, and an upper surface of the back surface intermediate member. a step of providing a piezoelectric member on the side, and cutting the piezoelectric member and the rear intermediate member, thereby, viewed including the steps of forming a plurality of piezoelectric elements and a plurality of rear intermediate layer, a by the cutting, each A separate back surface intermediate layer is formed for each piezoelectric element .
[0018]
According to the above configuration, the backing is formed in a state where a plurality of conductive wires are stretched between the back intermediate member and the substrate, and the piezoelectric member and the back intermediate member are cut together. Each back intermediate layer desirably has an insulating property.
[0019]
Preferably, the method includes a step of providing an electrode member on an upper surface of the back intermediate member between the step of providing the backing and the step of providing the piezoelectric member, and by cutting, the plurality of piezoelectric elements, the plurality of electrode pads, and The plurality of back surface intermediate layers are formed.
[0020]
Preferably, in the step of providing the backing, a fluid backing material is filled between the back intermediate member and the substrate and is cured, and at this time, the back intermediate member and the substrate are separated from each other. It functions as a positioning member for the plurality of conductive wires. According to this structure, positioning of each conducting wire can be performed simply.
[0021]
Preferably, a plurality of through holes are formed in the back intermediate member in advance, and the conductive wires are inserted through the through holes.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0023]
FIG. 1 is a flowchart showing the main part of the manufacturing process of the ultrasonic probe according to the present invention. Hereinafter, the manufacturing process will be described with reference to the drawings, and the structural features of the ultrasonic transducer included in the ultrasonic probe according to the present embodiment will also be described.
[0024]
The ultrasonic probe according to the present embodiment is connected to the ultrasonic diagnostic apparatus main body via a cable. Further, in use, it is used in contact with the body surface of a living body, and ultrasonic waves are transmitted and received in that state. Of course, the ultrasonic probe according to the present embodiment may be inserted into a body cavity.
[0025]
The process of S101 shown in FIG. 1 will be described. In FIG. 2, the back intermediate member 10 and the substrate 12 are positioned at a predetermined interval. Here, the back surface intermediate member 10 is a member for forming a back surface intermediate layer for each vibration element, and the back surface intermediate member 10 is configured as a plate-like member in the example shown in FIG. The back intermediate member 10 can be made of, for example, a material obtained by mixing an inorganic powder or the like with an epoxy resin. The back intermediate member 10 is formed with a plurality of through holes 10A corresponding to the two-dimensional array of vibration elements. The through-hole 10A can be formed by using, for example, laser processing or an ultrafine drill. In the example shown in FIG. 2, the back intermediate member 10 is a member having an insulating property, but it may be formed of a conductive member as will be described later. The thickness of the back intermediate member 10 is set in relation to the wavelength of the ultrasonic wave, and preferably the thickness is set to an odd multiple of a quarter wavelength.
[0026]
The substrate 12 described above is configured as a plate-like member having an insulating property. In addition, a plurality of through holes 12 </ b> A are formed in the substrate 12 in the same arrangement as the plurality of through holes 10 </ b> A formed in the back intermediate member 10. Of course, a plurality of through holes 12A may be formed in the substrate 12 in an arrangement different from that of the plurality of through holes 10A formed in the back intermediate member 10. A plurality of electrode pads 14 are provided on the back side of the substrate 12, that is, the lower surface side in the drawing, corresponding to the plurality of through holes 12A. The electrode pad 14 is made of a conductive member. A through hole 14A is formed at the center of each electrode pad 14, and each through hole 12A formed in the substrate 12 and each through hole 14A formed in the electrode pad 14 communicate with each other.
[0027]
In the step of S101 shown in FIG. 1, as shown in FIG. 2, in the state where the back intermediate member 10 and the substrate 12 are positioned at a predetermined interval, a plurality of conductive wires 18 are stretched between them. Specifically, one end side of the conducting wire 18 is pierced through each through hole 10A formed in the back intermediate member 10, and the other end side of the conducting wire 18 is pierced through each through hole 12A (and the through hole 14A) of the substrate 12. Passed.
[0028]
Then, for example, soldering or the like is performed on the through-hole 14A of each electrode pad 14, and then a portion of each conductive wire 18 drawn downward from the electrode pad 14 is cut. FIG. 2 shows this state, and reference numeral 16 indicates a soldered portion. Of course, the cutting of the drawn portion of the conducting wire 18 may be performed in a later step.
[0029]
In S102 of FIG. 1, the space 20 between the back intermediate member 10 and the substrate 12 shown in FIG. 2 is surrounded by a frame body (not shown), and the space 20 is filled with the backing material. In FIG. 2, the positioning member that holds the back intermediate member 10 and the substrate 12 is not shown.
[0030]
In FIG. 2, the through-hole 10A, the through-hole 12A, and the through-hole 14A are shown large for understanding the invention, but in actuality, the diameters of the through-holes 10A, 12A, and 14A are the conductors 18. It is set to be slightly larger than the diameter of. The through holes 10A, 12A, and 14A are not shown in FIGS. 3 and 4 later.
[0031]
Here, the backing material will be described. In the present embodiment, as the backing material, for example, a material obtained by mixing tungsten powder or the like into an epoxy resin can be used. Here, the purpose of mixing tungsten powder or the like into the epoxy resin is to obtain a desired acoustic impedance and a desired attenuation factor. In the above-described S102, after vacuum deaeration of the filled backing material, the backing material is allowed to stand, for example, at 80 ° C. for 5 hours to cure the backing material. Then, the backing material is processed so as to obtain a predetermined outer shape.
[0032]
In S103 of FIG. 1, the electrode member 24 is formed on the upper surface of the back intermediate member 10, as shown in FIG. The electrode member 24 is configured as a plate-like member in the example shown in FIG. 3, but an electrode member 24, that is, an electrode pad may be provided for each vibration element at this stage. The electrode member 24 can be formed using techniques such as electroless plating, vapor deposition, sputtering, and application of conductive paint.
[0033]
As shown in FIG. 3, the electrode member 24 is electrically connected to the upper end of the conductive wire 18 that later functions as a signal lead. Each conductor 18 is roughly divided into a first portion 18A and a second portion 18B. The first portion 18A is inserted through the backing 22, and the second portion 18B is inserted through the back intermediate member 10. . Compared with the case where the conductors are individually buried for each of these portions, the present embodiment has an advantage that the conductors can be collectively provided for both the back intermediate member 10 and the backing 22. .
[0034]
In step S104 shown in FIG. 1, a plate-like piezoelectric member (piezoelectric plate) is bonded to the upper surface of the block body shown in FIG. In this case, for example, a conductive adhesive or a nonconductive adhesive is used. As will be described later, the piezoelectric member has a lower electrode layer that functions as a signal electrode and an upper electrode layer that functions as a ground electrode. These electrode layers can be formed into a film shape by using, for example, vapor deposition or sputtering.
[0035]
Next, in the process of S105 in FIG. 1, a plurality of divided grooves are formed in a matrix shape along the vertical direction and the horizontal direction from the upper surface side of the processed body after the piezoelectric member is bonded.
[0036]
Due to the formation of the dividing grooves, the back surface intermediate member 10 is divided into a plurality of back surface intermediate layers, and the electrode member 24 shown in FIG. 3 is also divided into a plurality of electrode pads. Furthermore, the piezoelectric member described above is also divided into a plurality of piezoelectric elements.
[0037]
In S106 of FIG. 1, ground leads are provided on the upper surface side of the plurality of piezoelectric elements. The ground lead is formed of, for example, a copper foil having a planar shape. An upper electrode layer provided on each piezoelectric element is electrically connected to the ground lead. Thereafter, a plate-like alignment member is bonded to the upper surface side of the ground lead. In step S107, the alignment member is divided into matrixes along the vertical and horizontal directions, thereby forming a plurality of matching layers corresponding to the plurality of vibration elements. Become.
[0038]
FIG. 4 shows a state after the process of S107 is executed. In the above-described step S105, for example, the dividing groove 100 is formed using a dicing saw or the like, and in the above-described step S107, the dividing groove 102 is formed using a dicing saw or the like as described above. Looking at each vibration element, the back surface intermediate layer 10B is provided on the upper surface side of the backing 22, and the electrode pad 24A is formed on the upper surface side thereof. A piezoelectric element 26 is provided on the upper surface side of the electrode pad 24A. The lower electrode layer 26B of the piezoelectric element 26 is electrically connected to the electrode pad 24A. A ground lead 28 is provided on the upper surface side of the piezoelectric element 26, and the ground lead 28 is electrically connected to the upper surface electrode layer 24 </ b> A of the piezoelectric element 26. A matching layer 30 is provided on the upper surface side of the ground lead 28. As is clear from the above description and as shown in the drawing, each separation groove 100 formed vertically from above has a depth that exceeds the thickness of the back intermediate member 10 and enters the backing 22. Thus, each back surface intermediate layer 10B is separated from other back surface intermediate layers 10B.
[0039]
That is, by executing the above steps, for example, a 2D array transducer can be configured. The above split groove 100 functions as a groove for each vibrating element (and the rear intermediate layer) electrically and acoustically separated from each other between the respective oscillation Domoto child (and the rear intermediate layers), the separation The groove 100 may be filled with a member having electrical and acoustic isolation as required. The same applies to the dividing groove 102.
[0040]
Next, the function of each back surface intermediate layer 10B will be described. The acoustic impedance of the piezoelectric element 26 is Z1, the acoustic impedance of each back surface intermediate layer 10B is Z2, and the acoustic impedance of the backing 22 is Z3.
[0041]
In this case, when each back surface intermediate layer 10B functions as a back side matching layer, each acoustic impedance is set so that the relationship of Z1>Z2> Z3 is satisfied.
[0042]
On the other hand, when each back surface intermediate layer 10B functions as a back side reflection layer, the acoustic impedance of each member is set so that the relationship of Z1>Z3> Z2 is established.
[0043]
When each back surface intermediate layer 10B functions as a back surface side matching layer, it is possible to further enhance the action of absorbing unnecessary ultrasonic waves in the backing 22, while when each back surface intermediate layer 10B functions as a back surface side reflective layer. It is possible to further increase the sound pressure of the ultrasonic wave radiated forward. In order to produce such an effect more, it is desirable to set the thickness of the back intermediate layer 10B to an odd multiple of 1/4 of the ultrasonic wavelength.
[0044]
FIG. 5 shows a main configuration of another embodiment. In this embodiment, a conductive member is used as the back intermediate layer 30. The lead 18 includes a first portion 18A inserted into the backing and a second portion 18B inserted through the back surface intermediate layer 30. Since the back intermediate layer 30 is made of a conductive member, the electrode pad 24A shown in FIG. 4 and the like can be eliminated, and the structure can be simplified correspondingly, and the manufacturing process can be simplified. There is.
[0045]
FIG. 6 shows still another embodiment. In the configuration example shown in FIG. 6, the conductive back intermediate layer 30 is used as in the example shown in FIG. The upper end of 18 reaches only the lower surface level of the back surface intermediate layer 30 and does not penetrate the entire back surface intermediate layer 30.
[0046]
When the backing 22 is made of a conductive member, it is desirable to provide an insulating coating layer on the outside of the conductor.
[0047]
Note that the through hole 10A shown in FIG. 2 may be filled and cured with the same member as the back intermediate member 10, and similarly, the through hole 12A in the substrate 12 is similar to the substrate 12 as well. The member may be filled and cured. Furthermore, in the present embodiment, only one back surface intermediate layer is provided, but a configuration in which a plurality of back surface intermediate layers are stacked may be employed. In this case, the acoustic impedance of each layer may be varied stepwise. In that case, it is desirable that the thickness of each layer is an odd multiple of 1/4 of the wavelength of the ultrasonic wave.
[0048]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the lead can be reliably connected to each piezoelectric element even when the back surface intermediate layer is provided. In addition, according to the present invention, it is possible to provide a manufacturing process of an ultrasonic probe having a plurality of back surface intermediate layers and a lead array built-in backing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flow for explaining a manufacturing process of an ultrasonic probe according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram for explaining a process of inserting a conducting wire.
FIG. 3 is a view for explaining a step of forming an electrode member.
FIG. 4 is a diagram showing a finally formed two-dimensional array transducer.
FIG. 5 is a diagram showing a configuration of another embodiment.
FIG. 6 is a diagram showing a configuration of still another embodiment.
[Explanation of symbols]
10 Back intermediate member, 12 Substrate, 14 Electrode pad, 18 Conductor, 22 Backing, 24 Electrode member, 26 Piezoelectric element, 28 Ground lead, 100, 102 Dividing groove.

Claims (10)

複数の圧電素子と、
前記複数の圧電素子の背面側に設けられ、前記複数の圧電素子から背面側へ放射される超音波を吸収するバッキングと、
前記複数の圧電素子と前記バッキングとの間に設けられた複数の背面中間層と、
前記バッキング及び前記複数の背面中間層を通過して前記複数の圧電素子に電気的に接続された複数のリードと、
を含み、
前記複数の背面中間層においては、隣接する背面中間層を互いに分離する複数の分割溝が形成され、
前記各圧電素子ごとに、分離した背面中間層が設けられたことを特徴とする超音波探触子。
A plurality of piezoelectric elements;
A backing that is provided on the back side of the plurality of piezoelectric elements and absorbs ultrasonic waves radiated from the plurality of piezoelectric elements to the back side;
A plurality of back intermediate layers provided between the plurality of piezoelectric elements and the backing;
A plurality of leads electrically connected to the plurality of piezoelectric elements through the backing and the plurality of backside intermediate layers;
Only including,
In the plurality of back surface intermediate layers, a plurality of dividing grooves that separate adjacent back surface intermediate layers from each other are formed,
An ultrasonic probe, wherein a separate back surface intermediate layer is provided for each of the piezoelectric elements .
請求項1記載の超音波探触子において、
前記各リードは、
前記バッキング内に挿通された第1リード部分と、
前記各背面中間層に挿通された第2リード部分と、
で構成され、
前記第1リード部分と前記第2リード部分は1本の導線からなることを特徴とする超音波探触子。
The ultrasonic probe according to claim 1,
Each lead is
A first lead portion inserted through the backing;
A second lead portion inserted through each back intermediate layer;
Consists of
The ultrasonic probe according to claim 1, wherein the first lead portion and the second lead portion are formed of a single conductor.
請求項1記載の超音波探触子において、
前記各圧電素子の音響インピーダンスをZ1とし、前記各背面中間層の音響インピーダンスをZ2とし、前記バッキングの音響インピーダンスをZ3とした場合に、Z1>Z2>Z3の関係が成り立ち、
前記各背面中間層が背面側整合層として機能することを特徴とする超音波探触子。
The ultrasonic probe according to claim 1,
When the acoustic impedance of each piezoelectric element is Z1, the acoustic impedance of each back intermediate layer is Z2, and the acoustic impedance of the backing is Z3, the relationship Z1>Z2> Z3 holds,
The ultrasonic probe according to claim 1, wherein each of the back intermediate layers functions as a back matching layer.
請求項1記載の超音波探触子において、
前記各圧電素子の音響インピーダンスをZ1とし、前記各背面中間層の音響インピーダンスをZ2とし、前記バッキングの音響インピーダンスをZ3とした場合に、Z1>Z3>Z2の関係が成り立ち、
前記各背面中間層が背面側反射層として機能することを特徴とする超音波探触子。
The ultrasonic probe according to claim 1,
When the acoustic impedance of each piezoelectric element is Z1, the acoustic impedance of each back intermediate layer is Z2, and the acoustic impedance of the backing is Z3, the relationship of Z1>Z3> Z2 holds,
Each of the back intermediate layers functions as a back side reflection layer.
請求項1記載の超音波探触子において、
前記各背面中間層は導電性部材で構成され、
前記各背面中間層が前記各圧電素子の電極パッドとして兼用されたことを特徴とする超音波探触子。
The ultrasonic probe according to claim 1,
Each back intermediate layer is composed of a conductive member,
The ultrasonic probe, wherein each of the back surface intermediate layers is also used as an electrode pad of each of the piezoelectric elements.
複数の圧電素子と、
前記複数の圧電素子の背面側に設けられ、前記複数の圧電素子から背面側へ放射される超音波を吸収するバッキングと、
前記複数の圧電素子と前記バッキングとの間に設けられた電極パッドとして機能する複数の背面中間層と、
前記複数の背面中間層に電気的に接続された複数のリードと、
を含み、
前記複数の背面中間層においては、隣接する背面中間層を互いに分離する複数の分割溝が形成され、
前記各圧電素子ごとに、分離した背面中間層が設けられたことを特徴とする超音波探触子。
A plurality of piezoelectric elements;
A backing that is provided on the back side of the plurality of piezoelectric elements and absorbs ultrasonic waves radiated from the plurality of piezoelectric elements to the back side;
A plurality of back intermediate layers functioning as electrode pads provided between the plurality of piezoelectric elements and the backing;
A plurality of leads electrically connected to the plurality of back intermediate layers;
Only including,
In the plurality of back surface intermediate layers, a plurality of dividing grooves that separate adjacent back surface intermediate layers from each other are formed,
An ultrasonic probe, wherein a separate back surface intermediate layer is provided for each of the piezoelectric elements .
背面中間部材と基板との間に複数の導線を掛け渡す工程と、
前記背面中間部材と前記基板との間にバッキングを設ける工程と、
前記背面中間部材の上面側に圧電部材を設ける工程と、
前記圧電部材及び前記背面中間部材をカッティングし、これにより、複数の圧電素子及び複数の背面中間層を形成する工程と、
を含み、
前記カッティングにより、前記各圧電素子ごとに、分離した背面中間層が形成されることを特徴とする超音波探触子の製造方法。
Spanning a plurality of conductors between the back intermediate member and the substrate;
Providing a backing between the back intermediate member and the substrate;
Providing a piezoelectric member on the upper surface side of the back intermediate member;
Cutting the piezoelectric member and the back intermediate member, thereby forming a plurality of piezoelectric elements and a plurality of back intermediate layers;
Only including,
A method of manufacturing an ultrasonic probe , wherein a separate back surface intermediate layer is formed for each piezoelectric element by the cutting .
請求項7記載の製造方法において、
前記バッキングを設ける工程と前記圧電部材を設ける工程との間で、前記背面中間層の上面に電極部材を設ける工程を含み、
前記カッティングにより、前記複数の圧電素子、複数の電極パッド及び前記複数の背面中間層が形成されることを特徴とする超音波探触子の製造方法。
In the manufacturing method of Claim 7,
A step of providing an electrode member on the upper surface of the back surface intermediate layer between the step of providing the backing and the step of providing the piezoelectric member;
The method of manufacturing an ultrasonic probe, wherein the plurality of piezoelectric elements, a plurality of electrode pads, and the plurality of back intermediate layers are formed by the cutting.
請求項8記載の製造方法において、
前記バッキングを設ける工程では、前記背面中間部材と前記基板との間に流動性あるバッキング材料が充填され、且つ、それが硬化され、
その際に、前記背面中間部材と前記基板とが前記複数の導線の位置決め部材として機能することを特徴とする超音波探触子の製造方法。
The manufacturing method according to claim 8, wherein
In the step of providing the backing, a fluid backing material is filled between the back intermediate member and the substrate, and it is cured,
In that case, the said back surface intermediate member and the said board | substrate function as a positioning member of these conducting wires, The manufacturing method of the ultrasonic probe characterized by the above-mentioned.
請求項9記載の製造方法において、
前記背面中間部材には複数の貫通孔があらかじめ形成され、
前記各貫通孔に前記各導線が挿通されることを特徴とする超音波探触子の製造方法。
In the manufacturing method of Claim 9,
A plurality of through holes are formed in advance in the back intermediate member,
The method of manufacturing an ultrasonic probe, wherein the conductive wires are inserted into the through holes.
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