JP3612032B2 - 化学反応装置における異常反応の制御システム - Google Patents

化学反応装置における異常反応の制御システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化学反応装置における制御システムの改良、更に詳しくは、ニューラルネットワークを用いた演算によって化学反応の異常状態を早急に検出して、迅速かつ的確に制御することができる化学反応装置における異常反応の制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のとおり、重合反応や縮合反応などの化学反応を伴う実験においては、温度、圧力、濃度およびその他の外部条件によって、化学反応の速度が大きく左右されるため、その化学反応の特性に応じてこれらの諸条件を的確かつ迅速に調節しなければならない。
【0003】
特に、発熱を伴う化学反応では、反応速度が温度に対して敏感に変化することが多く、上記諸条件のうち反応系内の温度を適当な範囲に調節しなければ危険である。更に、反応速度は温度が上がるにつれて急激に進み、終いには爆発するという暴走反応が起こる危険性があるので、このような化学反応は早期に異常状態を検出する必要がある。
【0004】
従来、化学反応の状態を制御するためには、温度や圧力、触媒やモノマーの滴下流量などのパラメータを個別に制御しており、このような個別での計測や制御では総合的な装置全体の異常判定が困難であり、異常な状態を察知するのにどうしても時間がかかってしまうという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記欠点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、ニューラルネットワークを用いた演算によって化学反応の異常状態を早急に検出して、迅速かつ的確に制御することができる化学反応装置における異常反応の制御システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
【0007】
即ち、本発明は、反応さすべき化学薬材Aを収容するリアクター1と;このリアクター1内の現在温度を測定して反応温度信号P1 を出力する反応温度センサー2と;前記リアクター1内の化学薬材Aと熱交換する熱媒Bを収容する熱交換ジャケット3と;この熱交換ジャケット3と循環路31・32を介して熱媒Bが循環可能に連通された熱媒温度調節機構であって、加熱器41と冷却器42とによって熱媒Bの帯熱温度を昇降調節可能な温度加減タンク4と;前記熱媒Bの現在温度を測定して熱媒温度信号P2 として出力する熱媒温度センサー5と;前記リアクター1内の化学薬材Aを回転モーターによって攪拌し、電流値と回転数から回転トルクを算定して回転トルク算定信号P3 を出力する攪拌機6と;前記リアクター1に触媒Cを計量供給し、当該リアクター1内の化学薬材Aに対する触媒量を増加させて触媒のコンテント信号P4 として出力する触媒定量ポンプ7と;前記反応温度センサー2の出力する反応温度信号P1 、前記温度センサー5の出力する熱媒温度信号P2 、前記回転トルク算定信号P3 および前記触媒のコンテント信号P4 が入力される一方、これらの信号P1 〜P4 の異常状態下におけるデータをプログラム中に予め学習記憶せしめたニューラルネットワークによって入力された信号P 1 〜P 4 に基づく反応状態が数値的に演算されたものステータス信号Vとして出力するニューロ・コントローラ8と;このニューロ・コントローラ8が出力するステータス信号Vの値変動の一定範囲を限定して正常許容帯値として設定できる一方、こうして設定された正常許容帯値とニューロ・コントローラ8から刻々入力される現在のステータス信号Vにかかる数値とを比較してこの現在の数値が正常許容帯値から乖離したときに異常信号Fをニューロ・コントローラ8に出力する許容値設定器9とを包含して成り、この許容値設定器9から異常信号Fが出力されたときは、前記ニューロ・コントローラ8が温度加減タンク4の加熱器41または冷却器42、攪拌機6または触媒定量ポンプ7に対し、是正制御信号Wを出力してリアクター1内における異常反応を制御するという技術的手段を採用した。
【0008】
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、ニューロ・コントローラ8に装備されるニューラルネットワークのプログラムを階層構造のニューラルネットワークにするという技術的手段を採用した。
【0009】
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、是正制御信号Wによって警告ランプまたは警告ブザーを作動させるという技術的手段を採用した。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を具体的に図示した図面に基いて更に詳細に説明すると次のとおりである。
【0011】
本発明の実施形態を図1から図4に基いて説明する。図中、符号1で指示するものはリアクターであり、このリアクター1には反応さすべき化学薬材Aが収容されている。
【0012】
符号2で指示するものは反応温度センサーであり、この反応温度センサー2は前記リアクター1内の現在温度を測定して反応温度信号P1 を出力する。
【0013】
符号3で指示するものは熱交換ジャケットであり、この熱交換ジャケット3は前記リアクター1の外周を包囲するように配設され、化学薬材Aと熱交換する熱媒Bを収容している。
【0014】
符号4で指示するものは温度加減タンクであり、この温度加減タンク4は熱媒温度調節機構であって、加熱器41と冷却器42とによって熱媒Bの帯熱温度を昇降調節可能に構成されている。
【0015】
符号5で指示するものは熱媒温度センサーであり、この熱媒温度センサー5は前記熱媒Bの現在温度を測定して熱媒温度信号P2 として出力する。
【0016】
符号6で指示するものは攪拌機であり、この攪拌機6は前記リアクター1内の化学薬材Aを回転モーターによって攪拌し、電流値と回転数から回転トルクを算定して回転トルク算定信号P3 を出力する。
【0017】
符号7で指示するものは触媒定量ポンプであり、この触媒定量ポンプ7は前記リアクター1に触媒Cを計量供給し、当該リアクター1内の化学薬材Aに対する触媒量を増加させて触媒のコンテント信号P4 として出力する。
【0018】
符号8で指示するものはニューロ・コントローラであり、このニューロ・コントローラ8は、ニューラルネットワークを装備しており、このニューラルネットワークの特徴は、同時に複数のデータが入力可能であり、データ相互の結合による演算をすることができるので、化学反応全体のダイナミックスを捉えて、より正確な制御と判断ができるという点である。
【0019】
本実施形態に採用するニューラルネットワークは、図2に示すような階層構造であって、入力層81、中間層82、出力層83の3層から成り、入力層81は上記の4つの信号P1 〜P4 に異常状態信号Xを加えた5個の素子、中間層82は30個の素子、出力層83はステータス信号Vの1個の素子で各々構成されている。
【0020】
また、符号9で指示するものは許容値設定器であり、この許容値設定器9は前記ニューロ・コントローラ8が出力するステータス信号Vの演算値変動の一定範囲を限定して正常許容帯値として設定できる一方、こうして設定された正常許容帯値とニューロ・コントローラ8から刻々入力される現在のステータス信号Vにかかる数値とを比較してこの現在の数値が正常許容帯値から乖離したときに異常信号Fをニューロ・コントローラ8に出力する。
【0021】
ここで、本実施形態に採用するニューラルネットワークモデルについて以下に説明する。まず、本実施形態のニューラルネットワークには前記反応温度センサー2の出力する反応温度信号P1 、前記温度センサー5の出力する熱媒温度信号P2 、前記攪拌機6の回転トルク算定信号P3 、前記触媒定量ポンプ7のコンテント信号P4 および異常状態信号Xが入力層に入力される。この異常状態信号Xは、温度や濃度などを急激に上昇させたりして化学反応を人為的に異常状態にせしめ、その際に採取したデータを基としたものである。
【0022】
本実施形態の制御システムにあっては、装置に配設された各計器から出力される4つの信号P1 〜P4 、および異常状態信号Xを評価基準として評価関数Eを作成する。この評価関数Eは教師信号とニューラルネットワーク出力値との誤差をとって定義する関数であるが、本実施形態では二乗誤差で定義されるものを採用する。
【0023】
ニューラルネットワークの構成は、それぞれの層のニューロンがシナプス結合によって結合されている。ニューロンは多入力1出力の信号を伝達する素子であり、入力された信号は内部の関数で変換されて出力される。関数はニューロンの入出力特性を表わす重要なものであり、シグモイド関数が多く用いられている。本実施形態に使用するバックプロパゲーション法によるニューラルネットワークの学習によるシナプス結合の更新式を(1)式に示す。また、本制御に用いる、評価関数Eを(2)式に示す。
【0024】
【数式1】
Figure 0003612032
【0025】
【数式2】
Figure 0003612032
【0026】
ここに、
k:サンプルタイム
ε:収束速度定数
n:サンプル数
y:教師信号
yハット(k):ニューラルネットワーク出力値
【0027】
ここで、wN jiは、入力層81、中間層82、出力層83をそれぞれ0、1、2層とし、N=1,2におけるN−1層のj番目のユニットからN層のi番目のユニットへの結合係数を意味している。通常、評価関数Eは設定値と測定値の誤差を用いて定義するものであり、本実施形態の評価関数は、異常値をy=1、正常値をy=0と予め設定した教師信号yと、ニューラルネットワークから出力される値yハット(k)との二乗誤差で定義する。なお、εは学習の収束速度を決定する定数である。
【0028】
(1)式により1サンプルタイム毎に各結合係数を更新し、ニューラルネットワークによる出力値と教師信号との間の誤差が極小値または、設定回数になったら学習は終了する。これによって更新された結合係数によって、ニューラルネットワークは演算値(yハット(k))を出力する。
【0029】
ここで使用された結合係数は格納しておくことができ、次回の制御に応用される。また、バックプロパゲーション法によるニューラルネットワークの学習フローチャートを図3に示す。
【0030】
ニューラルネットワークは、予め入力パターンと出力の関係をバックプロパゲーション法などを用いて学習を行っており、各素子間の結合重みを決定する。学習後は入力パターンと出力の関係を瞬時に得ることができ、常にリアルタイムに学習データを順次更新することにより、状態変化に追従して次に必要となる条件を事前に逸早く予測して適切に制御することができる。
【0031】
そして、このニューラルネットワークによって入力された信号P 1 〜P 4 に基づく反応状態を数値的に演算してニューロ・コントローラ8から出力されたステータス信号Vは許容値設定器9に入力される。この許容値設定器9は前記ステータス信号Vの値から、化学反応が正常な状態であるかを判定するための正常許容値の範囲を設定して入力する装置である。
【0032】
本実施形態では、評価関数Eにおいてy=1を異常値としているので、正常許容帯値を0.8以下と設定しておき、ステータス信号Vにかかる数値が0.9であれば異常であるというように判断できるのである。そして、各計器から出力される信号の異常状態下におけるデータをプログラム中に予め学習記憶せしめたニューラルネットワークによって入力された信号P 1 〜P 4 に基づく反応状態を数値的に演算し、この演算された数値と異常状態の範囲を設定した正常許容値と比較していることから、その数値を確認すれば現在の化学反応の状態がどれくらい安全であるのか、あるいは危険な状態であるのかを簡単に推定することができるのである。
【0033】
許容値設定器9に入力されたステータス信号Vにかかる数値が設定した正常許容値の範囲内であった場合、化学反応は正常な状態であると判断する。しかし、演算された数値が設定した正常許容値の範囲外に乖離した場合、現在の化学反応が異常な状態であると判断し、ニューロ・コントローラ8に異常信号Fを出力する。
【0034】
この異常信号Fが入力された前記ニューロ・コントローラ8は、化学反応を正常な状態に是正すべく是正制御信号Wを出力する。この是正制御信号Wは、温度加減タンク4の加熱器41または冷却器42に出力して熱媒Bの温度を調節したり、攪拌機6に出力して回転を停止したり、または触媒定量ポンプ7に出力して滴下を抑制または停止したりして制御する。更に、この信号によって反応禁止剤Sの注入ポンプを動作するように構成しても良い。
【0035】
また、本実施形態では、ニューロ・コントローラ8が出力する是正制御信号Wによって、警告ランプrまたは警告ブザーbを作動させることもでき、作業者の視覚または聴覚にも異常を素早く認知させることができる。
【0036】
本発明は概ね上記のように構成されるが、本発明は図示の実施例に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、反応装置は上記した熱媒循環方式のものに限らず、リアクター1内の温度などを制御できるものであれば、熱媒の熱交換接触面積の調節方式などの他の化学反応装置にも応用することができる。
【0037】
また、化学薬材および熱媒の温度センサーをより多く配設したり、各ポンプの流量制御なども併せて計測した信号を入力することによって、更に高精度な装置全体の制御を行うことができ、何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
【0038】
【発明の効果】
以上実施形態を挙げて説明したとおり、本発明にあっては、各計器から出力される信号の異常状態下におけるデータをプログラム中に予め学習記憶せしめたニューラルネットワークによって入力された信号P 1 〜P 4 に基づく反応状態を数値的に演算し、この演算された数値と異常状態の範囲を設定した正常許容値と比較することによって、その数値を確認すれば現在の化学反応の状態がどれくらい安全であるのかあるいは危険な状態であるのかを簡単に推定することができる。
【0039】
また、演算された数値と正常許容帯値とを比較して演算値が正常許容帯値から乖離したときに異常信号をニューロ・コントローラに出力し、温度加減タンクの加熱器または冷却器、攪拌機または触媒定量ポンプなどの装置に対し、是正制御信号を出力してリアクター内における暴走反応などの化学反応の異常状態を早急に検出して、迅速かつ的確に制御することができることから、非常に安全性が高く、産業上における利用価値は頗る高いものがあると云える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の反応装置を表わす構造説明図である。
【図2】本発明の実施形態のニューラルネットワークの構成図である。
【図3】本発明の実施形態のニューラルネットワークにおける学習フローチャートである。
【図4】本発明の実施形態のニューラルネットワークにおける制御用フローチャートである。
【符号の説明】
1 リアクター
2 反応温度センサー
1 反応温度信号
3 熱交換ジャケット
31 循環路
32 循環路
4 温度加減タンク
41 加熱器
42 冷却器
5 熱媒温度センサー
2 熱媒温度信号
6 攪拌機
3 回転トルク算定信号
7 触媒定量ポンプ
4 コンテント信号
8 ニューロ・コントローラ
81 入力層
82 中間層
83 出力層
ステータス信号
W 是正制御信号
X 異常状態信号
9 許容値設定器
F 異常信号
A 化学薬材
B 熱媒
C 触媒
S 反応禁止剤
r 警告ランプ
b 警告ブザー

Claims (3)

  1. 反応さすべき化学薬材Aを収容するリアクター1と;このリアクター1内の現在温度を測定して反応温度信号P1 を出力する反応温度センサー2と;前記リアクター1内の化学薬材Aと熱交換する熱媒Bを収容する熱交換ジャケット3と;この熱交換ジャケット3と循環路31・32を介して熱媒Bが循環可能に連通された熱媒温度調節機構であって、加熱器41と冷却器42とによって熱媒Bの帯熱温度を昇降調節可能な温度加減タンク4と;前記熱媒Bの現在温度を測定して熱媒温度信号P2 として出力する熱媒温度センサー5と;前記リアクター1内の化学薬材Aを回転モーターによって攪拌し、電流値と回転数から回転トルクを算定して回転トルク算定信号P3 を出力する攪拌機6と;前記リアクター1に触媒Cを計量供給し、当該リアクター1内の化学薬材Aに対する触媒量を増加させて触媒のコンテント信号P4 として出力する触媒定量ポンプ7と;前記反応温度センサー2の出力する反応温度信号P1 、前記温度センサー5の出力する熱媒温度信号P2 、前記回転トルク算定信号P3 および前記触媒のコンテント信号P4 が入力される一方、これらの信号P1 〜P4 の異常状態下におけるデータをプログラム中に予め学習記憶せしめたニューラルネットワークによって入力された信号P 1 〜P 4 に基づく反応状態が数値的に演算されたものステータス信号Vとして出力するニューロ・コントローラ8と;このニューロ・コントローラ8が出力するステータス信号Vの値変動の一定範囲を限定して正常許容帯値として設定できる一方、こうして設定された正常許容帯値とニューロ・コントローラ8から刻々入力される現在のステータス信号Vにかかる数値とを比較してこの現在の数値が正常許容帯値から乖離したときに異常信号Fをニューロ・コントローラ8に出力する許容値設定器9とを包含して成り、
    この許容値設定器9から異常信号Fが出力されたときは、前記ニューロ・コントローラ8が温度加減タンク4の加熱器41または冷却器42、攪拌機6または触媒定量ポンプ7に対し、是正制御信号Wを出力してリアクター1内における異常反応を制御することを特徴とする化学反応装置における異常反応の制御システム。
  2. ニューロ・コントローラ8に装備されるニューラルネットワークのプログラムが、階層構造のニューラルネットワークであることを特徴とする請求項1記載の化学反応装置における異常反応の制御システム。
  3. 是正制御信号Wによって警告ランプまたは警告ブザーを作動させることを特徴とする請求項1または2記載の化学反応装置における異常反応の制御システム。
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