JP3610346B2 - Automatic stopping device for lapping machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロールベーラで形成した牧草類のロールベールをフィルムで包むラッピングマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ラッピングマシンの自動停止装置としては、実用新案登録第2549297号公報に記載のものが知られている。
【0003】
図17に示すように、この自動停止装置140は、駆動機構をオンオフすると共にオフの位置に戻るように弾発付勢された操作レバー141と、操作レバー141をオンの位置に離脱可能に掛けるべく揺動自在に設けられた係止フック(停止作動部材)142と、操作レバー141を係止フック142から離脱させるべく係止フック142を揺動させる送りねじ143とからなる。
【0004】
送りねじ143は、フィルム繰出し装置144のノンスリップローラー145の回転軸146に減速機147を介して連結されており、ノンスリップローラ145の回転数に応じた回数だけ回転するようになっている。
【0005】
そして、係止フック142は、送りねじ143の所望の部位に係止されることで送りねじ143の回転によりその軸方向に揺動し、操作レバー141を離脱させてオフの位置に復帰させるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この自動停止装置140はノンスリップローラー145の回転数で操作レバー141を離脱させるタイミングを計るため、フィルム繰出し装置144からロールベール(図示せず)までの間のフィルム148の伸び(気温、ロールの緊密度などにより影響される)によっては係止フック142をロールベールが一回転で止まるように設定しても、一回転に満たなかったり、一回転を超えて巻き付けられる等のばらつきが生じるという課題があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、フィルムの伸びの影響を受けず、正確な巻き数を得ることができるラッピングマシンの自動停止装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、ロールベールを外周面を下向きにして回転自在に載置すると共に立軸回り回転自在に支持された載置台と、この載置台に動力を伝達する駆動系を構成し駆動力の伝達を切断するように弾発付勢されたクラッチ装置とを備えたラッピングマシンの自動停止装置において、上記駆動系に連結され一端部を露出させて一方方向へ回転される回転軸と、この回転軸の一端部の外周に螺旋状に形成され係合される部材を一端側へ送るための送り溝と、この送り溝に係合される従動部材を、上記回転軸の軸方向に移動自在に支持すると共に回転軸と平行な軸回り回動自在に支持するトリガ機構と、このトリガ機構に連結されると共に上記クラッチ装置に連結され、上記トリガ機構に、上記従動部材を上記回転軸に押し付ける方向の弾発力を伝達し、上記従動部材が上記送り溝に係合されたときに弾発力に抗してクラッチを接続すると共に、上記従動部材が上記回転軸側に回動されたときに弾発力を解放してクラッチを切るトリガ伝達系とを備えたものである。
【0009】
また、ロールベールを外周面を下向きにして回転自在に載置すると共に鉛直軸回り回転自在に支持された載置台と、この載置台を駆動するためのエンジンと、このエンジンの駆動力を上記載置台に伝達する駆動系を構成しエンジンの回転数が所定の回転数に満たないときに駆動力の伝達を切断する遠心クラッチとを備えたラッピングマシンの自動停止装置において、上記駆動系に連結され一端部を露出させて一方方向へ回転される回転軸と、この回転軸の一端部の外周に螺旋状に形成され係合される部材を一端側へ送るための送り溝と、この送り溝に係合される従動部材を、上記回転軸の軸方向に移動自在に支持すると共に回転軸と平行な軸回り回動自在に支持するトリガ機構と、このトリガ機構に連結されると共に上記エンジンのスロットルに連結され、上記トリガ機構に、上記従動部材を上記回転軸へ向けて回動させる方向の弾発力を伝達し、上記従動部材が上記送り溝に係合されたときに弾発力に抗して上記スロットルを開くと共に、上記従動部材が上記回動軸側に回動されたときに弾発力を解放して上記スロットルを閉じるトリガ伝達系とを備えたものである。
【0010】
上記回転軸は、上記クラッチ装置の出力側に連結されるとよい。
【0011】
上記回転軸に上記従動部材の軸方向への移動を調節可能に規制するためのストッパを設けるとよい。
【0012】
上記回転軸は、上記一端を上方へ向けて配置されるとよい。
【0013】
上記トリガ機構は、固定系に設けられ上記回転軸と平行に延びるガイドロッドと、このガイドロッドに軸方向スライド自在に、かつ、軸回り回動自在に支持され上記従動部材を径方向外側に離間して支持するスライドアーム部材と、上記ガイドロッドに回動自在に支持され、上記スライドアーム部材のスライド移動を許容しつつスライドアーム部材と共回りするように係合され、上記トリガ伝達系に上記従動部材の回動位置を伝達するための仲介アームとを備えるとよい。
【0014】
また、上記トリガ機構に連結され上記従動部材を上記クラッチ装置から受ける弾発力に抗して回動させるための操作ハンドル部を備えるとよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の好適実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0016】
図1、図2及び図3に示すように、ラッピングマシン50は、手押し車を形成する台車部75と、台車部75の手押し方向前端近傍に立軸回り回転自在に設けられラッピングすべきロールベール76を載置するための載置台10と、台車部75上に設けられ載置台10を駆動するための駆動装置たるエンジン(内燃機関)7と、エンジン7の駆動力を載置台に伝達する駆動系77と、フィルム130がロールベール76に所定の巻き数巻かれたときに載置台10の駆動を自動的に停止させるための自動停止装置85と、台車部75の後端部に設けられフィルムロール78を繰出し可能に支持するフィルム繰出し装置5とを備えて構成されている。
【0017】
台車部75は、前後方向に延びる主フレーム1と、主フレーム1の前部に車幅方向に延びるように一体に設けられた車軸2と、車軸2の両端に回転自在に設けられた車輪3と、主フレーム1の後端に上下方向に延びるように一体に設けられ下端をスタンドとして接地される縦フレーム4と、縦フレーム4の上下中間位置に上下回動自在に設けられたハンドル6とからなる。
【0018】
縦フレーム4の上部には、フィルム繰出し装置5が設けられている。
【0019】
ハンドル6は、ラッピングマシン50の移動時には、水平近くに上げられ、縦フレーム4を地面から浮かせて人力で移動可能にすると共に、包装作業中には下方に下ろしておくようになっている。
【0020】
図13及び図14に示すように、載置台10は、主フレーム1の前端部に起立して一体に設けられた立軸たる垂直軸9に回転自在に支持されており、垂直軸9を中心に回転するようになっている。
【0021】
垂直軸9の上端には、後述するローラ120に回転駆動力を伝達するための固定スプロケット101が一体に設けられている。
【0022】
また、載置台10の下部には、垂直軸9を受けるためのボス104と、エンジン7からの駆動力を受けるためのVプーリ19と、載置台10の上部を支えるためのブラケット103とからなる基部102が形成されている。ボス104とVプーリ19とブラケット103とはそれぞれ一体に形成されている。
【0023】
ボス104の中には軸受105が挿入されており、載置台10が垂直軸9を中心に回転できるようになっている。
【0024】
ブラケット103には、水平方向に延びる横チャンネル106が、ボルト・ナット107によって取り付けられている。
【0025】
横チャンネル106の両端には、第1サイドフレーム109と第2サイドフレーム110がそれぞれボルト・ナット111で取り付けられている。
【0026】
横チャンネル106の中程には、後述するシャフト114の一端側を支持するためのブラケット108が溶接されている。そして、ブラケット108には、シャフト114を枢支するための軸受112が取り付けられ、第1サイドフレーム109の下部にはシャフト114の他端側を枢支するための軸受113が取り付けられている。
【0027】
これら軸受112,113間に掛け渡されるシャフト114は、ローラ120に駆動力を伝達するためのものであり、略水平に配置されている。シャフト114の一端には、固定スプロケット101に略直角に噛み合わされるスプロケット115が固定されており、第1サイドフレーム109から突出される他端には出力側のスプロケット116が固定されている。
【0028】
また、第1サイドフレーム109と第2サイドフレーム110の上部には後述するローラ120のローラ軸122,123をそれぞれ枢支するための軸受117,118が取り付けられている。
【0029】
ローラ120は、第1サイドフレーム109と第2サイドフレーム110の間に2本、それぞれ離間して平行に枢支されている。
【0030】
ローラ120は、それぞれ後述するベルト127を掛けまわすべく軸方向中央に形成される円筒部121と、円筒部121の両端に一体に設けられ中心軸上で軸方向に延びるローラ軸122,123とで構成されている。第1サイドフレーム109側に枢支されるローラ軸122は、それぞれ第1サイドフレーム109の外側に延びて突出するように形成されており、その突端には回転駆動力を受けるためのスプロケット124が固定されている。
【0031】
これらスプロケット124は、チェーン125を介して動力出力側のスプロケット116に連結されている。
【0032】
また、第1サイドフレーム109と第2サイドフレーム110の間にはステー126が水平に取り付けられており、ステー126とそれぞれのローラ120を囲むように、ベルト127が掛けまわされている。
【0033】
第2サイドフレーム110は、ローラ120同士の中間となる部分を低く形成されており、搭載されたロールベール76がその低い部分から落ちないようにするためのベール押さえ128が第2サイドフレーム110に設けられている。ベール押さえ128は搭載するロールベール76の幅に合わせてローラ軸方向の延長長さを調節できるようになっている。
【0034】
図1及び図15に示すように、載置台10は、ロールベール76を搭載したときにロールベール76の中心高さをフィルム繰出し装置5に支持されたフィルムロール78の高さ方向の中心に合わせるように配置されている。
【0035】
載置台10の平行な2本のローラ120は、その上にロールベール76を載せたとき、フィルムロール78から延びるフィルム130の下縁131がローラ120に接触しない位置まで近接されて載せることができるような間隔に設けられている。これにより、変形ロール、緊密度の低いロール等が作業中にフィルム130の張力により転落し難くなっている。
【0036】
図1、図2に示すように、エンジン7は、主フレーム1の一方の側部に駆動軸79を後方へ向けて設けられている。
【0037】
図1及び図4に示すように、駆動系77は、エンジン7からの駆動力を切断可能に接続するクラッチ装置14と、クラッチ装置14を介してエンジン7に連結される減速機8とを備える。
【0038】
図4及び図5に示すように、クラッチ装置14は、エンジン7の駆動軸79に取り付けられたVプーリ11と、減速機8の入力軸84に設けられたVプーリ12と、これらVプーリ11,12間に動力を伝達しない程度の弛みをもって掛けまわされたVベルト13と、Vベルト13に切換可能にテンションをかけてVプーリ11,12間の動力の伝達を接続(オン)又は切断(オフ)するテンションプーリ15とを備えて構成されている。
【0039】
テンションプーリ15は、エンジン7に固定したブラケット81の回動支点であるピン82に揺動可能に取り付けられ両端を揺動させるテンションアーム80の一端に回転自在に支持されており、Vベルト13を押し付けることで動力を伝達し、離れることで動力を遮断するようになっている。
【0040】
テンションアーム80とブラケット81との間には、テンションプーリ15をVベルト13から離間する方向に弾発付勢させる引張りスプリング83が取り付けられており、クラッチ装置14は、駆動力の伝達を切断するように弾発付勢されている。
【0041】
テンションアーム80は、他端に後述する自動停止装置85を連結されるようになっており、自動停止装置85から力を受けることで引張りスプリング83に抗してテンションプーリ15をVベルト13に押し付けるようになっている。
【0042】
図1及び図4に示すように、減速機8は、ウォーム減速機からなり、主フレーム1の他方の側部に入力軸84を前方へ向けると共に、出力軸16を上方へ向けるように設けられている。
【0043】
出力軸16には、載置台10のVプーリ19にVベルト20を介して連結されるVプーリ17と、後述する自動停止装置85に回転を伝達するためのスプロケット18とが取り付けられている。
【0044】
そして、エンジン7が作動し、クラッチ装置14でクラッチが入れられると、載置台10が回転し、載置台10に乗せられたロールベール76が垂直軸9回りに回転すると同時に、ロールベール76の水平軸回りに回転し、フィルム繰出し装置5から繰出されるフィルム130で包装されるようになっている。
【0045】
図1及び図8に示すように、自動停止装置85は、減速機8の出力軸16に設けられたスプロケット18にチェーン28及びスプロケット27を介して連結され、一端部を露出させて一方方向に回転される送りネジ軸(回転軸)25と、送りネジ軸25の一端部の外周に螺旋状に形成される送り溝26と、送り溝26に係合される従動部材たる回転コマ43を、送りネジ軸25の軸方向に移動自在に支持すると共に送りネジ軸25と平行な軸回り回動自在に支持するトリガ機構86と、トリガ機構86に連結されると共にクラッチ装置14に連結され、トリガ機構86に、回転コマ43を送りネジ軸25へ向けて回動させる方向の弾発力を伝達し、回転コマ43が送り溝26に係合されたときに弾発力に抗してクラッチを接続すると共に、回転コマ43が送りネジ軸25側に回動されたときに弾発力を解放してクラッチを切るトリガ伝達系87とを備えて構成されている。
【0046】
送りネジ軸25は、主フレーム1から減速機8側に延出されたブラケット21上に取り付けられたホルダ22上に起立して回転自在に設けられており、上端を露出されている。
【0047】
具体的には、図8及び図9に示すように、ホルダ22の基部23には垂直ハウジング24が設けられており、垂直ハウジング24は、内部に組み付けられた軸受88を介して送りネジ軸25を回動自在に支持している。
【0048】
送り溝26は、送りネジ軸25の上端側に形成されており、送りネジ軸25の下側にはスプロケット27が固着されている。
【0049】
トリガ機構86は、固定系たるホルダ22に縦支柱89及び上下ステー29,30を介して送りネジ軸25と平行に延びるように設けられたガイドロッドたるスライドガイドポスト31と、スライドガイドポスト31に軸方向スライド自在に、かつ、軸回り回動自在に支持され回転コマ43を径方向外側に離間して支持する移動作動部材(スライドアーム部材)33と、スライドガイドポスト31に回動自在に支持され、移動作動部材33のスライド移動を許容しつつ移動作動部材33と共回りするように係合され、トリガ伝達系87に回転コマ43の回動位置を伝達するための仲介アーム32とを備えて構成されている。
【0050】
縦支柱89は、ホルダ22の基部23から立ち上がるように設けられており、上下ステー29,30は、縦支柱89にそれぞれ上下に離間して水平に延びるように溶接されている。そして、スライドガイドポスト31は、上ステー29と下ステー30の間をつないで、ボルト止めされている。
【0051】
移動作動部材33は、スライドガイドポスト31にスライド自在かつ回転自在に挿通されるボス39と、ボス39から送りネジ軸25へ向けて略水平に延びるアーム40と、ボス39からアーム40の反対側へ延びて仲介アーム32に昇降自在に係合されるガイドアーム41とからなる。
【0052】
ボス39には、スライドガイドポスト31を挿通させるための孔42が形成されており、孔42内には滑り軸受45が嵌め込まれ、スライドガイドポスト31に対して上下スライドと揺動ができるようになっている。
【0053】
アーム40の先端には、回転コマ43が送りネジ軸25と平行な軸回り回転自在に取り付けられている。
【0054】
回転コマ43は、算盤球形状をしており、その外周に形成される山94は、送りネジ軸25の送り溝26と噛み合うように形成されている。
【0055】
ガイドアーム41の先端には、ボールベアリング44が取り付けられており、後述する仲介アーム32のスライド溝35内に係合されるようになっている。
【0056】
仲介アーム32は、スライドガイドポスト31の下端近傍に回転自在に係合されガイドアーム41の延長方向に延びる下アーム90と、下アームからスライドガイドポスト31と平行に上方へ延びる縦アーム34と、縦アーム34と一体に形成されてスライドガイドポスト31の上端近傍に回転自在に係合されると共に縦アーム34の径方向外方へ突出して延びる上アーム36とからなる。
【0057】
縦アーム34には、ガイドアーム41の先端に取り付けられたボールベアリング44を昇降自在に案内し、かつ、揺動方向の移動を規制するための縦長のスライド溝35が形成されている。
【0058】
そして、移動作動部材33と仲介アーム32をスライドガイドポスト31に取り付けたとき、ボールベアリング44は仲介アーム32のスライド溝35に入り込み、移動作動部材33が上下移動するときに、スライド溝35内を上下動可能であると共に、揺動方向の移動を規制され、仲介アーム32と移動作動部材33とを連動して揺動させるようになっている。
【0059】
上アーム36は、径方向外方へ突出される端部に後述するトリガ伝達系87のロット37を係合させるための孔38を有する。
【0060】
また、移動作動部材33には、手動で移動作動部材33を持ち上げて回転コマ43を送りネジ軸25の上方へ退避させるためのロッド49が取り付けられている。
【0061】
スライドガイドポスト31には上下に離間して複数の孔46,47が形成されている。これら孔46,47は、ストッパたるベータピン48を差し込むためのものであり、ベータピン48をいずれかの孔46,47に択一的に差し込むことで、移動作動部材33の下降規制を高さ調節可能に行い、フィルム130の包装巻き数を変更できるようになっている。
【0062】
スライドガイドポスト31の孔46,47の位置は、載置台10の回転と送り溝26のピッチとの関係で、上の孔46にベータピン48があるときは、載置台10上のロールベール76が一回転したときに回転コマ43が送りネジ軸25から外れる寸法に、下の孔47にベータピン48があるときは、載置台10上のロールベール76が2回転したときに回転コマ43が送りネジ軸25から外れる寸法になっている。
【0063】
図1及び図6に示すように、トリガ伝達系87は、トリガ機構86とクラッチ装置14を手動操作するための操作ハンドル部91と、操作ハンドル部91とトリガ機構86を連結するためのロット37と、操作ハンドル部91とクラッチ装置14を連結するためのプルワイヤ69とを備えて構成されている。
【0064】
図3、図6及び図7に示すように、操作ハンドル部91は、プルワイヤ69を介してクラッチ装置14から受ける弾発力に抗してトリガ機構86の回転コマ43を手動回動させるためのものであり、縦フレーム4及び、その上部のフィルム繰出し装置5の縦フレーム51にステー52,53,54を介して回動自在に支持され上下方向に延びるレバー軸55と、レバー軸55の上端に一体に設けられ水平方向に延びる水平ステー58と、水平ステー58の先端に取り付けられた握り59と、レバー軸55の下端部に一体に設けられ水平方向に延びる水平アーム60とからなる。
【0065】
ステー52,53,54は、それぞれ上下方向に離間して水平方向に延びるように形成されており、レバー軸55の上下両端近傍と中間位置を支持するようになっている。
【0066】
レバー軸55は、下半部に位置され太径の下部レバー軸57と、上半部に位置され下部レバー軸57より細径の上部レバー軸56とを一体に接続して構成されている。
【0067】
水平ステー58は、フィルム繰出し装置5の上方に配置されている。
【0068】
水平アーム60は、先端にプルワイヤ69を係止するための揺動ボス61を揺動自在に取り付けられており、揺動ボス61の基端側にロット37を係合させるための孔62を設けられている。また、水平アーム60は、レバー軸55を中心とする径方向反対側に延長される延長部63を有する。
【0069】
レバー軸55の下端近傍を支持するステー54には、水平アーム60の回動範囲を規制するためのストッパとしてのボルト66,67が設けられている。
【0070】
具体的には、ボルト66,67は、ステー54の縁部を屈曲させて起立された立ち上がり片64,65に先端を延長部63へ向けて螺合されており、レバー軸55が揺動するとき、延長部63に当たることで水平アーム60の揺動幅を規制するようになっている。また、ボルト66,67は、螺合深さを調節することで水平アーム60の回動範囲を調節できるようになっている。
【0071】
また、ステー54には、後述するプルワイヤ69のアウタキャップ70を固定するための立ち上がり片68も形成されている。
【0072】
ロット37は、水平アーム60と、仲介アーム32の上アーム36とを連結するようになっており、水平アーム60と上アーム36との間に略水平に掛け渡されるようになっている。
【0073】
具体的には、ロット37は、両端をそれぞれ孔62と孔38に回動自在に軸支されている。
【0074】
図6及び図12に示すように、プルワイヤ69は、インナワイヤ71の一端側に、先端にネジを加工したインナボルト72を固着されており、インナボルト72は、揺動ボス61の孔を通して突き抜け、その突き抜けた部分に圧縮スプリング73をかぶせ、先端をダブルナット74で固定されている。すなわち、圧縮スプリング73は、インナボルト72を囲繞しつつダブルナット74と揺動ボス61の間で圧縮されるようになっている。
【0075】
プルワイヤ69の一端側のアウタキャップ70は、立ち上がり片68にナットで固定されている。
【0076】
図5に示すように、プルワイヤ69のインナワイヤ71の他端側は、クラッチ装置14のテンションアーム80の他端に取り付けられており、プルワイヤ69の他端側のアウタキャップ70は、テンションアーム80を支持するブラケット81にナットで取り付けられている。
【0077】
そしてプルワイヤ69は、引張りスプリング83から受ける引張力を水平アーム60に伝達し、水平アーム60を常時引っ張るようになっている。
【0078】
次に作用を述べる。
【0079】
図1に示すように、回転コマ43が送りネジ軸25の上に乗っているとき、図5に示すテンションプーリ15はVベルト13から離間されており、クラッチを切られた状態になっている。
【0080】
この状態で包装すべきロールベール76を載置台10上に載せ、フィルムの端を載置台10の何処かに縛り付ける。
【0081】
図6に示すように、操作ハンドル部91の握り59を平面視時計回りの矢印Pの方向へ回すと、レバー軸55を介して連結されている水平アーム60も同じ方向へ回動する。
【0082】
揺動ボス61は、圧縮スプリング73をダブルナット74の側へ押し付け、圧縮スプリング73の伸びようとする力でプルワイヤ69のインナボルト72を紙面左方向へ引っ張る。
【0083】
インナボルト72が引っ張られることで図5に示すテンションアーム80は引張りスプリング83に抗して、矢印Rの方向へ回動し、テンションプーリ15をVベルト13に押し付ける。これにより、エンジン7の動力は減速機8側に接続され、載置台10が回転され、包装作業が始まる。
【0084】
図1に示すように、減速機8の回転力は、Vプーリ17,Vベルト20を介してVプーリ19を回転させ、載置台10はその全体が垂直軸9の回りを回転する。
【0085】
図13に示すように、載置台10に組み込まれているスプロケット115は、固定スプロケット101に噛み合いながら固定スプロケット101の回りを公転し、自転もする。
【0086】
スプロケット115に一体に回転するシャフト114とスプロケット116の回転は、チェーン125を介してスプロケット124を回転させ、ローラ120及びベルト127を回転させる。
【0087】
そして、ベルト127の上に乗せられたロールベール76は、垂直軸9回りに回転しながら水平軸回りも回転し、フィルム130を巻き付けられていく。
【0088】
一方、図6に示す握り59を回されることで水平アーム60に取り付けたロット37も引っ張られ、ロット37を介して連結された仲介アーム32もスライドガイドポスト31を中心として平面視反時計回りに回動される。
【0089】
仲介アーム32と移動作動部材33とは、ボールベアリング44を介して連動して揺動するようになっているので、移動作動部材33に取り付けた回転コマ43もスライドガイドポスト31を中心に平面視反時計回りに回動し、送りネジ軸25の上に載っていた位置から外れる。
【0090】
図11に示すように、移動作動部材33は、スライドガイドポスト31に沿って落下し、ベータピン48に当たって止まる。
【0091】
ここで、握り59から手を離すと、図5に示すクラッチ装置14の引張りスプリング83はテンションアーム80を矢印Rとは反対の方向に回そうとするが、この力は、図6に示すインナボルト72をダブルナット74の側へ動かそうとする力となり、圧縮スプリング73を圧縮しようとする。
【0092】
圧縮スプリング73の圧縮力は、水平アーム60、ロット37及び仲介アーム32を介して移動作動部材33の回転コマ43を図11に示す矢印V方向に回そうとする力となるが、回転コマ43は送りネジ軸25に阻まれて回動することはできず、回転コマ43をネジ軸25に押し付ける力となる。そして、回転コマ43の山94は送りネジ軸25の送り溝26に噛み合わされ、この状態を保持される。
【0093】
この状態のとき、エンジン7の動力は、減速機8につながっており、減速機8の出力軸16にスプロケット18、チェーン28及びスプロケット27を介して接続されている送りネジ軸25は回転を続けている。
【0094】
送りネジ軸25の回転に伴い、送り溝26と噛み合っている回転コマ43には送り溝26に沿って上方に移動させられる力が働き、図10に示すように、移動作動部材33は回転コマ43の移動に伴ってスライドガイドポスト31に沿って上方に移動される。
【0095】
回転コマ43が送りネジ軸25の上端に達すると、回転コマ43の回動を遮るものはなくなり、移動作動部材33と仲介アーム32が元の位置に向けて回動される。このとき、水平アーム60も回動され、延長部63がボルト66に当たることで止められる。このとき、回転コマ43は送りネジ軸25の上に乗っている状態に戻る。
【0096】
そして、プルワイヤ69を介して水平アーム60に連結されたテンションアーム80も引張りスプリング83の弾発力に引かれて回動され、テンションプーリ15がVベルト13から離間してクラッチを切断する。即ち、包装作業が終了し、ラッピングマシン50が自動的に停止される。
【0097】
このとき、ベータピン48が上方の孔46にある場合、ロールベール76が一回転してフィルム130が二重巻きになったときに包装作業が停止され、下方の孔47にある場合、ロールベール76が二回転してフィルム130が四重巻きになったときに包装作業が停止される。
【0098】
ラップフィルムの巻き数を変更したいときは、クラッチが外れた状態でベータピン48を差し込む孔46,47を変更する。
【0099】
また、包装作業中、何らかの理由で包装作業を中止したいときは、図6に示す握り59をP方向に回転させる。
【0100】
水平アーム60は平面視時計回りに回動し、ロット37及び仲介アーム32を介して力を伝達される移動作動部材33は反時計回りに回動し、回転コマ43は送りネジ軸25から離間されて噛み合いが外れる。
【0101】
この状態で握り59を保持したまま、図8に示すロッド49を手で持ち上げ、回転コマ43を送りネジ軸25の上端から外れる高さ(図8)まで移動させる。
【0102】
握り59から手を離すと、回転コマ43は送りネジ軸25の上に乗っている状態となり、テンションアーム80もVベルト13から離間して、クラッチを切断することができる。
【0103】
このように、ロールベール76を外周面を下向きにして回転自在に載置すると共に立軸回り回転自在に支持された載置台10と、載置台10に動力を伝達する駆動系77を構成し駆動力の伝達を切断または接続するクラッチ装置14とを備えたラッピングマシン50の自動停止装置85において、駆動系77に連結され一端部を露出させて一方方向へ回転される送りネジ軸25と、送りネジ軸25の一端部の外周に螺旋状に形成され係合される部材を一端側へ送るための送り溝26と、送り溝26に係合される回転コマ43を、送りネジ軸25の軸方向に移動自在に支持すると共に送りネジ軸25と平行な軸回り回動自在に支持するトリガ機構86と、トリガ機構86に連結されると共にクラッチ装置14に連結され、トリガ機構86に、回転コマ43を送りネジ軸25に押し付ける方向の弾発力を伝達し、回転コマ43が送り溝26に係合されたときに弾発力に抗してクラッチを接続すると共に、回転コマ43が送りネジ軸25側に回動されたときに弾発力を解放してクラッチを切るトリガ伝達系87とを備えたため、ロールベール76にフィルム130を載置台10の回転数に応じた巻き数だけ巻き付けることができ、フィルムの伸びの影響を受けず、正確な巻き数を得ることができる。
【0104】
送りネジ軸25は、クラッチ装置14の出力側に連結されるものとしたため、クラッチを切っているときには送りネジ軸25を止めておくことができ、エンジン7をかけたままでもベータピン48の取付位置を変更する等の簡単なメンテナンスを行うことができる。
【0105】
また、送りネジ軸25に回転コマ43の軸方向への移動を調節可能に規制するためのベータピン48を設けたため、フィルム130の巻き数を容易に切り替えることができる。
【0106】
送りネジ軸25は、送り溝26を有する一端を上方へ向けて配置されるものとしたため、回転コマ43を送りネジ軸25の径方向外方へ移動させるだけで移動作動部材33をベータピン48の取付位置まで移動させることができ、自動停止装置85を簡単な構造にできる。
【0107】
トリガ機構86は、ホルダ22に設けられ送りネジ軸25と平行に延びるスライドガイドポスト31と、スライドガイドポスト31に軸方向スライド自在に、かつ、軸回り回動自在に支持され回転コマ43を径方向外側に離間して支持する移動作動部材33と、スライドガイドポスト31に回動自在に支持され、移動作動部材33のスライド移動を許容しつつ移動作動部材33と共回りするように係合され、トリガ伝達系87に回転コマ43の回動位置を伝達するための仲介アーム32とを備えたため、トリガ伝達系87から受ける力でネジ軸25に回転コマ43を安定して噛み合わせることができると共に、回転コマ43が送りネジ軸25から外れたときに確実にトリガ伝達系87から受ける力を解放することができる。そしてまた、トリガ機構86を簡単な構造に形成できる。
【0108】
トリガ機構86に連結され回転コマ43をクラッチ装置14から受ける弾発力に抗して回動させるための操作ハンドル部91を備えたため、操作ハンドル部91を操作することで容易に回転コマ43を落下させて包装作業を開始することができ、クラッチを容易につないだり切ったりできる。
【0109】
なお、送りネジ軸25を減速機8と別に設置したが、減速機8の出力軸16の端部にネジ加工を施し、出力軸16と送りネジ軸を一体としてもよい。
【0110】
回転コマ43は移動作動部材33に回転自在に設けられるものとしたが、移動作動部材33に一体に形成されていてもよい。
【0111】
また、プルワイヤ69でテンションクラッチを操作することとしたが、図16に示すように、クラッチ装置14の代わりに、エンジン7の回転数が所定の回転数に満たないときに駆動力の伝達を切断する遠心クラッチ92を用い、プルワイヤ69をエンジンスロットルレバー93に繋ぐようにしてもよい。
【0112】
エンジン7の回転数が落ちることで動力の伝達は遮断されるため、包装作業をしていないときのエンジン回転数を落とすことができ、燃料を節約できると共に、作動音を小さくできる。
【0113】
なお、上述と同様の構成については説明を省き、図中に同符号を付す。
【0114】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、フィルムの伸びの影響を受けず、正確な巻き数を得ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施の形態を示すラッピングマシンの斜視図である。
【図2】ラッピングマシンの平面図である。
【図3】ラッピングマシンの側面図である。
【図4】図2のIV−IV線矢視斜視図である。
【図5】図2のIV−IV線矢視断面図である。
【図6】図2の要部拡大図である。
【図7】図3の要部拡大図である。
【図8】図1の要部拡大斜視図である。
【図9】図6のIX−IX線矢視断面図である。
【図10】従動部材を送り溝に係合させた図6のIX−IX線矢視断面図である。
【図11】図10のXI−XI線矢視断面図である。
【図12】図1の要部拡大斜視図である。
【図13】ラッピングマシンの正面図である。
【図14】図13のXIV−XIV線矢視断面図である。
【図15】ロールベールを載置した図13の側面図である。
【図16】他の実施の形態を示すラッピングマシンの要部拡大平面図である。
【図17】従来のラッピングマシンの自動停止装置の要部拡大図である。
【符号の説明】
10 載置台
14 クラッチ装置
25 回転軸
26 送り溝
43 従動部材
50 ラッピングマシン
76 ロールベール
77 駆動系
85 自動停止装置
86 トリガ機構
87 トリガ伝達系[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wrapping machine for wrapping a grass bale formed of a roll baler with a film.
[0002]
[Prior art]
As an automatic stopping device for a wrapping machine, a device described in Japanese Utility Model Registration No. 2549297 is known.
[0003]
As shown in FIG. 17, the automatic stop device 140 turns the drive mechanism on and off and elastically biases the
[0004]
The
[0005]
Then, the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, since this automatic stop device 140 measures the timing at which the
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide an automatic stopping device for a wrapping machine that solves the above-described problems and can obtain an accurate number of windings without being affected by the elongation of the film.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-described object, the present invention provides a mounting table that rotatably supports a roll bale with its outer peripheral surface facing downward, and a support system that is rotatably supported around a vertical axis, and a drive system that transmits power to the mounting table. An automatic stop device for a wrapping machine comprising a clutch device that is configured and elastically biased to cut off transmission of driving force, and is rotated in one direction with one end exposed and connected to the driving system A shaft, a feed groove for feeding a member formed and engaged spirally on the outer periphery of one end of the rotary shaft to one end side, and a driven member engaged with the feed groove are connected to the shaft of the rotary shaft. A trigger mechanism that is movably supported in a direction and rotatably supported around an axis parallel to the rotation axis, and is connected to the trigger mechanism and to the clutch device, and the driven member is connected to the trigger mechanism. Push on the rotation axis When the driven member is engaged with the feed groove, the clutch is connected against the elastic force, and the driven member is rotated to the rotating shaft side. It is equipped with a trigger transmission system that sometimes releases the elastic force and disconnects the clutch.
[0009]
In addition, the roll bale is rotatably mounted with the outer peripheral surface facing downward, and a mounting table that is rotatably supported around the vertical axis, an engine for driving the mounting table, and the driving force of the engine are described above. An automatic stopping device for a wrapping machine that includes a centrifugal clutch that constitutes a drive system that transmits to a pedestal and that cuts off transmission of drive force when the engine speed is less than a predetermined speed, and is connected to the drive system. A rotating shaft that rotates in one direction with one end exposed, a feed groove for feeding a member that is spirally formed and engaged on the outer periphery of the one end of the rotating shaft to the one end side, A trigger mechanism that supports the driven member to be engaged so as to be movable in the axial direction of the rotating shaft and to be rotatable about an axis parallel to the rotating shaft, and is connected to the trigger mechanism and is a slot of the engine Is connected to the trigger mechanism to transmit a resilient force in a direction of rotating the driven member toward the rotation shaft, and resists the resilient force when the driven member is engaged with the feed groove. And a trigger transmission system for releasing the elastic force and closing the throttle when the driven member is rotated toward the rotating shaft.
[0010]
The rotating shaft may be coupled to the output side of the clutch device.
[0011]
It is preferable to provide a stopper for regulating the movement of the driven member in the axial direction on the rotating shaft so as to be adjustable.
[0012]
The rotating shaft may be arranged with the one end facing upward.
[0013]
The trigger mechanism is provided in a fixed system and extends in parallel with the rotation shaft. The trigger mechanism is supported by the guide rod so as to be slidable in the axial direction and rotatable about the axis, and the driven member is separated radially outward. A slide arm member that is supported by the guide rod, and is rotatably engaged with the slide arm member while allowing sliding movement of the slide arm member. A mediating arm for transmitting the rotational position of the driven member may be provided.
[0014]
In addition, an operation handle portion connected to the trigger mechanism for rotating the driven member against a resilient force received from the clutch device may be provided.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0016]
As shown in FIGS. 1, 2, and 3, the
[0017]
The carriage 75 includes a
[0018]
A film feeding device 5 is provided on the upper part of the
[0019]
When the
[0020]
As shown in FIG. 13 and FIG. 14, the mounting table 10 is rotatably supported by a vertical shaft 9 that is a standing shaft that is integrally provided upright at the front end portion of the
[0021]
A fixed
[0022]
The lower part of the mounting table 10 includes a
[0023]
A
[0024]
A
[0025]
A
[0026]
A bracket 108 for supporting one end side of a
[0027]
A
[0028]
Further,
[0029]
Two
[0030]
The
[0031]
These
[0032]
A
[0033]
The
[0034]
As shown in FIGS. 1 and 15, the mounting table 10 adjusts the center height of the
[0035]
Two
[0036]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0037]
As shown in FIGS. 1 and 4, the
[0038]
As shown in FIGS. 4 and 5, the
[0039]
The
[0040]
Between the
[0041]
The
[0042]
As shown in FIGS. 1 and 4, the
[0043]
[0044]
When the
[0045]
As shown in FIGS. 1 and 8, the
[0046]
The
[0047]
Specifically, as shown in FIGS. 8 and 9, a
[0048]
The
[0049]
The
[0050]
The vertical struts 89 are provided so as to rise from the
[0051]
The
[0052]
The
[0053]
A
[0054]
The
[0055]
A
[0056]
The
[0057]
The
[0058]
When the
[0059]
The
[0060]
Further, a
[0061]
A plurality of
[0062]
The positions of the
[0063]
As shown in FIGS. 1 and 6, the
[0064]
As shown in FIGS. 3, 6, and 7, the
[0065]
The stays 52, 53, and 54 are formed so as to be spaced apart in the vertical direction and extend in the horizontal direction, and support the vicinity of the upper and lower ends and the intermediate position of the
[0066]
The
[0067]
The
[0068]
In the
[0069]
[0070]
Specifically, the
[0071]
The
[0072]
The lot 37 is configured to connect the
[0073]
Specifically, the lot 37 is pivotally supported by the
[0074]
As shown in FIGS. 6 and 12, the
[0075]
The
[0076]
As shown in FIG. 5, the other end side of the inner wire 71 of the
[0077]
The
[0078]
Next, the operation will be described.
[0079]
As shown in FIG. 1, when the
[0080]
In this state, the
[0081]
As shown in FIG. 6, when the grip 59 of the operation handle 91 is turned in the direction of arrow P clockwise in plan view, the
[0082]
The
[0083]
When the
[0084]
As shown in FIG. 1, the rotational force of the
[0085]
As shown in FIG. 13, the
[0086]
The rotation of the
[0087]
The
[0088]
On the other hand, when the grip 59 shown in FIG. 6 is turned, the lot 37 attached to the
[0089]
Since the mediating
[0090]
As shown in FIG. 11, the
[0091]
Here, when the hand is released from the grip 59, the
[0092]
The compression force of the
[0093]
In this state, the power of the
[0094]
As the
[0095]
When the
[0096]
The
[0097]
At this time, when the
[0098]
When it is desired to change the number of wrap films wound, the
[0099]
Further, during the packaging operation, when it is desired to stop the packaging operation for some reason, the grip 59 shown in FIG. 6 is rotated in the P direction.
[0100]
The
[0101]
While holding the grip 59 in this state, the
[0102]
When the hand is released from the grip 59, the
[0103]
In this manner, the
[0104]
Since the
[0105]
In addition, since the
[0106]
Since the
[0107]
The
[0108]
Since the
[0109]
Although the
[0110]
Although the
[0111]
In addition, the tension clutch is operated by the
[0112]
Since the transmission of power is cut off when the rotational speed of the
[0113]
In addition, description is abbreviate | omitted about the structure similar to the above-mentioned, and a same sign is attached | subjected in a figure.
[0114]
【The invention's effect】
In short, according to the present invention, an accurate winding number can be obtained without being affected by the elongation of the film.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a wrapping machine showing a preferred embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of a wrapping machine.
FIG. 3 is a side view of a wrapping machine.
4 is a perspective view taken along the line IV-IV in FIG. 2;
5 is a cross-sectional view taken along the line IV-IV in FIG. 2;
6 is an enlarged view of a main part of FIG.
7 is an enlarged view of a main part of FIG. 3. FIG.
FIG. 8 is an enlarged perspective view of a main part of FIG. 1;
9 is a cross-sectional view taken along line IX-IX in FIG.
10 is a cross-sectional view taken along line IX-IX in FIG. 6 in which a driven member is engaged with a feed groove.
11 is a cross-sectional view taken along line XI-XI in FIG.
12 is an enlarged perspective view of a main part of FIG. 1. FIG.
FIG. 13 is a front view of a wrapping machine.
14 is a cross-sectional view taken along line XIV-XIV in FIG.
15 is a side view of FIG. 13 with a roll bale mounted thereon.
FIG. 16 is an enlarged plan view of a main part of a lapping machine showing another embodiment.
FIG. 17 is an enlarged view of a main part of an automatic stop device of a conventional wrapping machine.
[Explanation of symbols]
10 Mounting table
14 Clutch device
25 Rotating shaft
26 Feed groove
43 Follower
50 Wrapping machine
76 roll veil
77 Drive system
85 Automatic stop device
86 Trigger mechanism
87 Trigger transmission system
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