JP3608657B2 - 竿掛け具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、釣りをする時に複数の竿を保持できる竿掛け具に関し、特に縁石や車止め等の固定物があればそれらに固定でき、また、固定物の無い平坦な場所であっても、台座フレームを用いて設置できる、組み立て、解体、運搬、保管の容易な竿掛け具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の竿掛け具としては、例えば実用新案登録第3030971号公報に記載された折り畳み式の竿掛け具が公知である。
【0003】
前記公報記載の竿掛け具は、長方形状の縦枠の下部に折り畳みのできるスタンド座を設け、縦枠内に三角状の挟持部と挟持部の支持棒を設け、その支持棒のバネ弾性によりバケツ等の側部を挟持できるようにしたもので、縦枠上部に竿受けを有し、その竿受けの取り付け部に折り畳み装置を設けることにより、長方形状の縦枠の大きさに折り畳めるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし前記公報に記載された竿掛け具では、竿掛け具の固定は挟持部の支持棒のバネ弾性で挟持するので、バネ弾性が強すぎると挟持するための操作に多大な力を必要とし、バネ弾性が弱すぎると確実に固定できない。
【0005】
また、このような竿掛け具を使用する釣りでは複数の竿を置き竿にすることが多いが、竿の数だけ竿掛け具及びそれを取り付けるバケツ等が必要になると共に、挟持できるバケツ等が無い場合には使用できない。
【0006】
さらに、折り畳んだときの大きさは長方形状の縦粋の大きさとなり、通常の竿袋等に収納できない等の欠点がある。
【0007】
本発明は前記欠点を改善するためになされたもので、複数の竿を同時に使用でき、かつ組み立て、解体が容易であると共に、使用しないときには竿袋等に簡単に収納できる竿掛け具を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1記載の竿掛け具は、連結アームで連結された複数の支柱を有し、それぞれの支柱の上部には竿受けアームを、下部には締め付けアームを設けると共に、締め付けアームの上端部を支柱に取り付け、下端部は自由端とし、支柱と締め付けアームとの間に引っ張り材を設けたものである。
【0009】
前記構成により、上部に竿受けアームが設けられた複数の支柱が連結アームで連結されているため、竿受けアームに竿受け具を取り付けることができ、複数の竿を設置することができる。
また、支柱の下部には締め付けアームが設けられ、その締め付けア−ムの上端部は支柱に取り付けられ、下端部は自由端となっており、その支柱と締め付けアームとの間に引っ張り材を設けたことから、支柱と締め付けアームとの下端部の間隔を引っ張り材で調整することにより、固定物や台座に強固に固定することができると共に、支柱と締め付けアームが複数連結されているので、支柱を安定して固定することができる。
【0010】
前記目的を達成するため請求項2記載の竿掛け具は、支柱の下端と締め付けアームの下端とを係止する台座フレームを設け、支柱を台座フレーム上に立設できるようにしたものである。
【0011】
前記構成により、固定物の無い砂浜等平坦な場所においても竿掛け具を設置、使用することができる。
【0012】
前記目的を達成するため請求項3記載の竿掛け具は、連結アームと支柱、竿受けアーム及び締め付けアームを棒状部材で構成し、かつそれらを脱着可能な締結手段で組み立てたものである
【0013】
前記構成により、組み立て、解体が容易にできる上、竿掛け具を使用しない時には竿袋等に簡単に収納でき、運搬、保管が容易である。
【0014】
なお本発明における台座フレームには、竿尻受けを設け設置する竿の仰角を大きくできるようにするのが効果的である。
【0015】
また、本発明における脱着可能な締結手段としては、限定はされないが、蝶ナット、蝶ねじを用いるのがよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は竿掛け具を示す斜視図、図2は竿掛け具の他の使用例を示す斜視図、図3は竿掛け具の台座フレームを示す平面図、図4は図2のA円内の分解斜視図である。
【0017】
竿掛け具本体1は、連結アーム17で連結された2本の支柱11,11を有し、それぞれの支柱11の上部には竿受けアーム13、下部には締め付けアーム12が設けられ、その締め付けアーム12の上端部は支柱11に取り付けられ、下端部は自由端とされており、その支柱11と締め付けアーム12との間に両切りボルトよりなる引っ張り材19が設けられている。
【0018】
支柱11、連結アーム17、締め付けアーム12はステンレス鋼製の角パイプで形成されており、締め付けアーム12はベンダーにより上部が円弧状に湾曲されている。
【0019】
連結アーム17の両端にはボルト33,33が設けてあり、そのボルト33,33を支柱11,11に設けた孔に通して蝶ナット31,31で支柱11,11に固着してあり、連結アーム17の中央部には吊り具18が連結アーム17に蝶ねじ32によって取り付けてある。
【0020】
支柱11の中央部には嵌合孔11aが設けてあり、そこに締め付けアーム12の上端を差し込んで取り付けてあり、支柱11と締め付けアーム12の対応する位置に孔が設けてあり、これらの孔に引っ張り材19が差し込んであり、蝶ナット31,31で支柱11と締め付けアーム12の下端部を引き寄せることができるようになっていると共に、竿受けアーム13は、支柱11に蝶ねじ32によって取り付けてある。
【0021】
このように竿掛け具本体1を構成することにより、竿受けアーム13に竿受け具14を蝶ねじ32,32で取り付け、竿掛け具が横成されている。
【0022】
次に、竿掛け具本体1の使用法を説明すると、海岸の車止め5を支柱11と締め付けアーム12とで図1に示すように挟み込んで、引っ張り材19の両端から蝶ナット31を締めていくことにより、車止め5に強固に固定したら、竿4,4を竿受け具14,14に設置するもので、1個の竿掛け具で2本の竿4,4を設置することができると共に、受け具18の上にはエサバケツをセットしたり、受け具18に水バケツを吊り下げたりすることができる。
【0023】
また、支柱11、締め付けアーム12、引っ張り材19、竿受け具14は全て蝶ナット31、蝶ねじ32で組み立ててあるので、道具なしで組み立て、解体することができる上、それらは全て棒状部材で構成されているので、解体して竿袋等にコンパクトに収納することができ、運搬、保管が容易である。
【0024】
次に図2ないし図4に示す他の使用例を説明する。
図3において台座フレーム2は、支柱用フレーム21と安定フレーム22,22aとからなり、それらはステンレス鋼製の角パイプで形成されていると共に、台座フレーム2は支柱用フレーム21の両端に設けたボルト33,33を安定用フレーム22,22aの対応する場所に開けた孔に突出部(ともに図示せず)を圧入して固定することにより組み立ててある。
また、支柱フレーム21には、支柱11、締め付けアーム12の下端部が挿入できる嵌合穴24,24が設けてあり、安定用フレーム22aには竿尻受け23,23がビスで取り付けてある。
【0025】
台座フレーム2をこのように構成することにより、図2に示すように、竿掛け具本体1の支柱11,11と締め付けアーム12,12の下端部を、支柱用フレーム21,21の嵌合穴24、24、24、24に挿入し、引っ張り材19,19の両端から蝶ナット31を締めていくことにより、下端部に形成したスリット11a,12aが嵌合穴24,24,24,24に係合して、台座フレーム2に強固に固着することができ、台座フレーム2には脚ボルト34,34,34,34が設けてあってレベル調整ができる上、台座フレーム2が移動するのを防止できるようになっている。
【0026】
上述のように、台座フレーム2を使用することにより、車止め等の固定物の無い砂浜等においても、竿掛け具を使って釣りを楽しむことができ、竿尻受け23と竿受け具14とを使用することにより、竿の仰角を大きくして設置することができるため、投げ釣りに好適に使用することができるが、その際、竿受け具14の方向は図1とは逆に取り付けてある。
【0027】
また、竿掛け具本体1とともに道具なしで組み立て、解体でき、それらは全て棒状部材で構成されているので、竿袋等にコンパクトに収納でる上、組み立て、解体、運搬、保管が容易である。
【0028】
なお前記実施の形態では、支柱11を2本設けたが、例えば支柱11を3本以上設けてもよく、また締め付けアーム12は直線状でもよい。
【0029】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、連結アームで連結された複数の支柱を有し、それぞれの支柱の上部には竿受けアームを、下部には締め付けアームを設けると共に、締め付けアームの上端部を支柱に取り付け、下端部は自由端とし、支柱と締め付けアームとの間に引っ張り材を設けたことから、竿受けアームに竿受け具を取り付けることができ、複数の竿を設置することができる上、支柱と締め付けアームとの下端部の間隔を引っ張り材で調整することにより、固定物や台座を強固に固定することができると共に、支柱を安定して固定することができる。
【0030】
また、支柱の下端と締め付けアームの下端とを係止する台座フレームを設け、支柱を台座フレーム上に立設できるようにしたことから、固定物の無い砂浜等平坦な場所においても竿掛け具を設置、使用することができる。
【0031】
さらに、連結アームと支柱、竿受けアーム及び締め付けアームを棒状部材で構成し、かつそれらを脱着可能な締結手段で組み立てたことから、組み立て解体が容易にできる上、竿掛け具を使用しない時には竿袋等に簡単に収納できるため、運搬、保管が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になる竿掛け具を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態になる竿掛け具の他の使用例を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態になる竿掛け具の台座アームを示す平面図である。
【図4】図2のA円内の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 竿掛け具本体
2 台座フレーム
11 支柱
12 締め付けアーム
13 竿受けアーム
17 連結アーム
19 引っ張り材
31 蝶ナット(締結手段)
32 蝶ねじ(締結手段)
33 ボルト(締結手段)
Claims (3)
- 連結アームで連結された複数の支柱を有し、それぞれの支柱の上部には竿受けアームを、下部には締め付けアームを設けると共に、前記締め付けアームの上端部を前記支柱に取り付け、下端部は自由端とし、前記支柱と前記締め付けアームとの間に引っ張り材を設けたことを特徴とする竿掛け具。
- 前記支柱の下端と前記締め付けアームの下端とを係止する台座フレームを設け、前記支柱を前記台座フレーム上に立設できるようにしてなる請求項1記載の竿掛け具。
- 前記連結アームと前記支柱、前記竿受けアーム及び前記締め付けアームを棒状部材で構成し、かつそれらを脱着可能な締結手段で組み立ててなる請求項1または2記載の竿掛け具。
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