JP3608404B2

JP3608404B2 - Push button switch

Info

Publication number: JP3608404B2
Application number: JP30881698A
Authority: JP
Inventors: 和司松川; 満寿雄北村; 俊博川原田
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1998-10-29
Filing date: 1998-10-29
Publication date: 2005-01-12
Anticipated expiration: 2018-10-29
Also published as: JP2000133089A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、押釦スイッチに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、押釦スイッチとしては、ボディとカバーを組み立てた器体の内部に導電体から成る開閉体を回動自在に立設し、器体に対して前後方向移動自在に設けられる押釦の押し操作により駆動される反転機構部にて開閉体を反転回動させ、開閉体に固着された可動接点を器体内部に収納される端子板に固着された固定接点に接離するようにしたものが提供されている。このような接点構造を有する押釦スイッチは、主に照明負荷等の高容量負荷を開閉する用途に用いられるため、可動接点及び固定接点を含む接点部を収納するためのスペースが比較的に大きくなっている。ところが、このような押釦スイッチを微少な電流しか流さないような負荷に接続した場合、固定接点及び可動接点それぞれの表面に酸化膜が形成されて接触抵抗が増加し、長期的にみるとスイッチとして機能しなくなる虞があった。
【０００３】
そこで本発明者らは、接点部に流れる電流が微少電流であっても接点部の開閉の信頼性が低下することのない押釦スイッチを既に提案している（特願平１０−２０２１３３号参照）。この押釦スイッチは、図１６の分解斜視図に示すように、合成樹脂（例えば、変性ＰＰＯ樹脂）製であって直方体状に形成されたボディ５０を備え、ボディ５０は、規格化された単位寸法の埋込配線器具を３個まで連設して取り付けることができる埋込配線器具用の取付枠（図示せず）に対応する外形寸法に形成されている。ボディ５０の前面側には、プレート４０が装着される。プレート４０は、上記取付枠に取着可能であってボディ５０に取着されるプレート枠と、プレート枠に着脱自在に装着されプレート枠を覆って見栄えをよく施工するプレートカバー４０ｃとからなる。
【０００４】
ボディ５０は、外形が上記外形寸法に形成された鍔部５０ａを前部に備えており、ボディ５０の長手方向の両端部に位置する鍔部５０ａには、ボディ５０を壁面等の施工面に埋込配置されたスイッチボックス（図示せず）に取り付けるためのボックスねじを挿通するボックス用孔５５と、プレート４０のプレート枠をボディ５０に取り付けるためのプレートねじが螺着されるプレートねじ孔５６と、ボディ５０を施工面に直付けするためのねじが挿通されるねじ挿通孔５８と、施工面を形成する壁パネル等に取り付ける際に使用するはさみ金具を係止するはさみ金具係止孔５７とが設けてある。ボックス用孔５５、ねじ挿通孔５８、はさみ金具係止孔５７はそれぞれ、ボディ５０の一部を施工面に埋め込んだ形で設置するための取付部を構成している。
【０００５】
ボディ５０の前面側には、ボディ５０の長手方向に沿って３つの収納部５１が形成されている。収納部５１には、操作子を備えた小型スイッチであるタクトスイッチ３０と、板ばねよりなる復帰ばね３７が収納される。ここで、３個のタクトスイッチ３０は、プリント板よりなる１枚の短冊状の回路基板７０に実装されており、ボディ５０の後面側から収納部５１内に挿入される。回路基板７０には４本のリード線７４が接続されており、これらのリード線７４により外部と接続できるようになっている。この４本のリード線７４のうち３本は回路基板７０に形成された導電パターン（図示せず）を介して各タクトスイッチ３０それぞれの一方の端子に接続され、リード線７４の残りの１本は回路基板７０に形成された導電パターン（図示せず）を介して各タクトスイッチ３０の他方の端子に共通接続されている。
【０００６】
ボディ５０の収納部５１の底部にはタクトスイッチ３０を挿入することができるようにスイッチ挿入口５２が形成されている。また、ボディ５０の後面側には、回路基板７０の後面側を覆うようにプリント板カバー８０が覆着される。プリント板カバー８０は、絶縁材料により前面側が開放した断面略コ字形に形成され、前端縁がプリント基板７０の後面の周部に当接するようになっている。
【０００７】
したがって、回路基板７０に実装された各タクトスイッチ３０を各スイッチ挿入口５２を通してボディ５０の後方から各収納部５１に挿入し、プリント板カバー８０をボディ５０の後方から取着すると、各タクトスイッチ３０の位置が決まることになる。なお、回路基板７０の長手方向の一端部に接続されたリード線７４は、回路基板７０の後面とプリント板カバー８０とで囲まれた空間を通してボディ５０の後方へ導出されるようになっている。
【０００８】
復帰ばね３７は、平面形状が四角形状の平片３７ｂから下向きに開拡した２つの復帰ばね片３７ａ，３７ａを後方に向けて延設してあり、復帰ばね片３７ａ，３７ａの先端部を収納部５１の底面に弾接してある。
【０００９】
ボディ５０は、復帰ばね３７の前方に、平面形状が四角形状の押釦３２が前後方向に移動自在に保持される。ここで、押釦３２は、ボディ５０の収納部５１の内側面に形成された係止溝５３に係止突起３６を係合させることにより、押操作可能としてある。また、押釦３２は、後面から３つのダボ部（図示せず）が突設されており、これらのダボ部を復帰ばね３７の平片３７ｂに穿設された孔（図示せず）に挿入してある。また、押釦３２の後面からは、上記各ダボ部よりも突出量が小さなリブ（図示せず）が突設されており、このリブの先端が復帰ばね３７の平片３７ｂの前面に当接して押釦３２に対する平片３７ｂの位置決めを行っている。要するに、押釦３２が押操作されると、押釦３２とともに復帰ばね３７の平片３７ｂが後方に向かって（タクトスイッチ３０に近づくように）移動し、平片３７ｂの後面によりタクトスイッチ３０の操作子が押操作されるのである。
【００１０】
また、ボディ５０の鍔部５０ａの前面において各収納部５１の側方にはそれぞれ一対の軸部５９が突設されており、操作ハンドル４３が回動自在に枢着される。操作ハンドル４３は、後面部の一端部に形成された嵌め込み用の穴（図示せず）と該穴に収納された軸受用のばね体（図示せず）とで構成される軸受部が設けてあり、嵌め込み用の穴にボディ５０の軸部５９を弾性的に嵌め込んで枢着するとともに、後面部の他端部の後方に突設された抜止片４４をボディ５０の空所５４内に挿入して、操作ハンドル４３が回動しても抜止片４４が空所５４から抜けないようになっている。このようにボディ５０から突設された軸部５９を軸受部に回動自在に嵌め込むことで操作ハンドル４３を回動自在に枢着する枢支部が構成される。つまり、各操作ハンドル４３の一端側がボディ５０に枢着されており、操作ハンドル４３を押し込むと、操作ハンドル４３の軸受部とボディ５０の軸部５９との枢支部を中心にして操作ハンドル４３が回動する。そして、この操作ハンドル４３の回動により押釦３２の前面に突設された突条リブ３５を押圧操作する。
【００１１】
次に、この押釦スイッチの動作を簡単に説明する。タクトスイッチ３０がオフになっている状態で、操作ハンドル４３を押し込むと、操作ハンドル４３の押し込み操作に伴って押釦３２が復帰ばね３７のばね力に抗して押し下げられ、復帰ばね３７の平片３７ｂの後面によりタクトスイッチ３０の操作子３０ａが押操作されてオン状態となり、操作ハンドル４３の押し下げ力を解除すると、復帰ばね３７のばね力で押釦３２が押し上げられ、操作ハンドル４３が元の状態に戻る。このオン状態から再び操作ハンドル４３を押し下げ操作すると、押釦３２が復帰ばね３７のばね力に抗して押し下げられ、タクトスイッチ３０の操作子３０ａが押操作されてオフ状態となる。
【００１２】
しかして、上記押釦スイッチにおいては、押釦３２により押操作されるスイッチとしてタクトスイッチ３０のような操作子３０ａを備えた小型スイッチを採用しているので、従来構成に比べて接点部が収納される空間の密閉度を高くすることができ、接点部に流れる電流を微小電流としても従来例に比べて接点部へ酸化膜が形成されにくくなるから、接点部に流れる電流を微小電流としても接点部の開閉の信頼性を高めることができる。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記押釦スイッチにおいては、ボディ５０の収納部５１の内側面に形成された係止溝５３に係止突起３６を係合させることで押釦３２をボディ５０に対して前後方向に移動自在としているので、押釦３２が移動の際にボディ５０の前後方向へは規制されるが左右方向への動きが規制されず、移動の際に押釦３２が傾きやすい構造となっている。すなわち、図１７に示すように操作ハンドル４３、押釦３２並びにタクトスイッチ３０の互いの位置関係によっては操作ハンドル４３に押された押釦３２が傾いてしまい、この状態のままでタクトスイッチ３０が操作されると所望の操作感が得られないという所謂感触不良が生じるという問題があった。
【００１６】
本発明は、上記問題点の解決を目的とするものであり、良好な操作感触が得られる押釦スイッチを提供しようとするものである。
【００１７】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、上記目的を達成するために、施工面に一部を埋め込んだ形で設置するための取付部を備え前面が開口する略箱形に形成されたボディと、前端側で前後方向へ回動自在に一端側がボディに枢支される押釦と、押釦の後方に配置され押釦により押操作される操作子を備えたタクトスイッチと、ボディの前面側でボディに対して一端側が枢着されて押釦の前方に位置し押し込み操作により押釦を後方向へ回動させる操作ハンドルとを備え、押釦の一端部両側に回動軸部を突設し各回動軸部が嵌合する軸受部をボディに設けるとともに、ボディ内部に収納される復帰ばねにて押釦を前方へ弾性付勢して成り、平面形状が略十字形であって先端が先細に形成され、コイルスプリングからなる復帰ばねの一端側に嵌入されて復帰ばねを立設状態で支持する支持突起がボディに設けられたことを特徴とし、押釦の一端側がボディに枢支されているために押釦の傾きが防止され、押釦と小型スイッチと操作ハンドルの相互の位置関係にかかわらず、良好な操作感触が得られ、しかも、小型スイッチの操作子から押釦が離れるように押釦を押し上げることができる。
【００２１】
請求項２の発明は、請求項１の発明において、ボディは、埋込型の配線器具が短幅方向に３個まで並べて取り付け可能な取付枠に対応する外形寸法に形成され、取付部は、施工面に埋込配置されたスイッチボックスに取り付けられるボックス取付ねじが挿通されるボックス用孔を有することを特徴とし、従来の埋込型の配線器具用の取付枠と同じ施工方法で施工することができる。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図１〜図１５を参照して詳細に説明する。但し、図１６に示した押釦スイッチと共通する構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【００２３】
本実施形態の押釦スイッチは、図１〜図５に示すように、合成樹脂（例えば、変性ＰＰＯ樹脂）製であって前面が開口する矩形箱形に形成されたボディ１を備え、ボディ１は、埋込型の配線器具が短幅方向に３個まで並べて取り付け可能な取付枠（例えば、ＪＩＳＣ８３７５に規定される大角形連用配線器具の取付枠）に対応する外形寸法に形成されている。但し、取付枠はこれに限定されるものではなく、ＪＩＳＣ８３３６に規定されるスイッチボックスに取着可能な他の取付枠でもよい。
【００２４】
ボディ１の開口面周縁には、外形が上記取付枠に略等しい外形寸法に形成された鍔部１ａが設けてあり、この鍔部１ａのボディ１長手方向両端部に位置する部位には、ボディ１を壁面等の施工面に埋込配置された上記スイッチボックス（図示せず）に取り付けるためのボックスねじを挿通するボックス用孔５５と、プレート４０のプレート枠をボディ１に取り付けるためのプレートねじが螺着されるプレートねじ孔５６と、ボディ１を施工面に直付けするためのねじが挿通されるねじ挿通孔５８と、施工面を形成する壁パネル等に取り付ける際に使用するはさみ金具を係止するはさみ金具係止孔５７とが設けてある。ボックス用孔５５、ねじ挿通孔５８、はさみ金具係止孔５７はそれぞれ、ボディ１の一部を施工面に埋め込んだ形で設置するための取付部を構成している。
【００２５】
ボディ１内部の短幅方向略中央には長手方向に沿った矩形の収納部２が形成され、操作子３０ａを備えた小型スイッチであるタクトスイッチ３０がその内部に収納される。ここで、３個のタクトスイッチ３０は、プリント板よりなる短冊状の回路基板７０に実装されており、ボディ１の前面側から収納部２内に挿入される。回路基板７０の長手方向に沿った両側端部には、位置決め用の切欠７１が一対ずつ形成されている。
【００２６】
これに対してボディ１内の収納部２両側壁面には、図７及び図８に示すように、位置決め用の切欠７１にそれぞれ嵌合する位置決め突起１ｂと、回路基板７０の両側端部が載置される載置段部１ｃと、回路基板７０の両側端部前面に係合する係合突片１ｄとが設けてあり、位置決め突起１ｂに切欠７１を嵌合するようにしてボディ１の前面側から収納部２に挿入された回路基板７０を載置段部１ｃに載置するとともに係合突片１ｄに係合させることで回路基板７０が位置決めされた状態で収納部２内に係止固定される（図２及び図４参照）。
【００２７】
ボディ１内底部の収納部２に隣接する部位には、図６に示すように、鍵穴形状の端子ねじ挿通孔３と、後述する端子板１０の圧入片１０ｃが圧入される矩形の圧入溝４とが一体に４つ並べて設けられている。また、図１１及び図１２に示すように、端子ねじ挿通孔３のボディ１背面側周縁には平面形状が櫛歯状の絶縁壁５が立設されており、各絶縁壁５間に配置される端子板１０の主片１０ａ及び端子ねじ１１同士の絶縁が図られている。
【００２８】
端子板１０は、図１及び図２に示すようにねじ孔１０ｂを有する矩形の主片１０ａと、ボディ１の圧入溝４に圧入される圧入片１０ｃとが導電性の板材によって略Ｌ形に一体形成されて成り、この端子板１０と端子ねじ１１とで外部の導線などが結線される端子部が構成される。そして、圧入片１０ｃをボディ１の背面側から圧入溝４に圧入することにより、図２、図４及び図５に示すように端子板１０がボディ１に固定される。ここで、圧入片１０ｃにはリード線１２の一端がスポット溶接されており、図２及び図４に示すようにリード線１２の他端が回路基板７０に半田付けされることで端子板１０とタクトスイッチ３０とが導通することになる。なお、各端子板１０に接続されている４本のリード線１２のうち３本は回路基板７０に形成された導電パターン（図示せず）を介して各タクトスイッチ３０の一方の端子に接続され、リード線１２の残りの１本は回路基板７０に形成された導電パターンを介して各タクトスイッチ３０の他方の端子に共通接続されている。
【００２９】
ところで、ボディ１の短幅方向における端子ねじ挿通孔３と反対側であってボディ１内底部の収納部２に隣接する部位には、図１に示すように、コイルスプリングからなる復帰ばね１３の一端側に嵌入されて復帰ばね１３を立設状態で支持する支持突起６が突設されている。この支持突起６は、図６に示すように平面形状が略十字形であって先端が先細に形成され、ボディ１長手方向に沿って略等間隔に３つ突設されている。
【００３０】
ボディ１の開口面側には、図１に示すように平面形状略矩形の押釦２０がボディ１の前後方向へ回動自在となるように一端側でボディ１に枢支されている。この押釦２０は、図１３及び図１４に示すようにＡＢＳ樹脂等の合成樹脂により平面形状略矩形に形成され、長手方向一端部の両側には平面形状略三角形の脚片２１がそれぞれ背面側へ突設されるとともに、長手方向他端部の略中央からはボディ１の長手方向に沿った内壁面に突設されている係止部７に係止する係止片２２が背面側へ垂設されている（図１３（ｂ）参照）。また、各脚片２１の先端部には外側に向けて突出する略円柱状の回動軸部２３が設けられ、背面側の略中央にはタクトスイッチ３０の操作子３０ａを押動するためのリブ２４が突設されている。さらに押釦２０の前面側略中央には、操作ハンドル４３に当接する突条２５が突設されている。
【００３１】
一方、ボディ１の端子ねじ挿通孔３側の内側面には、図２，図４及び図８に示すように、押釦２０の各回動軸部２３と係合して回動自在に保持する一対の軸受部８がボディ１の長手方向に沿って略等間隔に３組設けてある。そして、図１５に示すように各回動軸部２３を軸受部８に係合させ、支持突起６に一端側で支持された復帰ばね１３の先端側を背面に当接させた状態でボディ１側へ押し込み、ボディ１の長手方向に沿った内壁面に突設されている係止部７に係止片２２を係止することによって、図２及び図３に示すように押釦２０が復帰ばね１３によってボディ１前方へ弾性付勢された状態で回動軸部２３を支点にボディ１に対して前後方向に回動自在に取着される。尚、係止部７に係止片２２を係止することによってボディ１に対する押釦２０の抜け止めが為される。ここで押釦２０は、図３に示すようにボディ１の開口面を塞ぐように、短幅方向に３個並べてボディ１に取着される。
【００３２】
而して、復帰ばね１３のばね力に抗して押釦２０を押操作すると回動軸部２３を支点にして押釦２０が背方へ回動するから、タクトスイッチ３０の操作子３０ａが押釦２０のリブ２４によって押操作される。そして、押釦２０の押操作を止めると、復帰ばね１３のばね力によって押釦２０が元の位置に復帰する。なお、ボディ１の鍔部１ａ前面に突設された各一対の軸部５９に操作ハンドル４３が回動自在に枢着される構造は図１６に示した押釦スイッチの構造と共通であるから詳しい説明は省略する。
【００３３】
ここで、本実施形態においては、回動軸部２３をボディ１の軸受部８に係合させることで押釦２０を一端側でボディ１に枢支しているので、押操作されて回動する押釦２０の動きが前後方向だけでなく、前後方向に直交する方向（図３における上下方向）でも規制されることになる。その結果、操作ハンドル４３、押釦２０並びにタクトスイッチ３０の互いの位置関係にかかわらず、押操作された際に押釦２０が傾くことが防止でき、常に良好な操作感触を得ることができる。
【００３４】
次に、この押釦スイッチの動作を簡単に説明する。タクトスイッチ３０がオフになっている状態で、操作ハンドル４３を押し込むと、操作ハンドル４３の押し込み操作に伴って押釦２０が復帰ばね１３のばね力に抗して回動しながら押し下げられ、押釦２０の背面によりタクトスイッチ３０の操作子３０ａが押操作されてオン状態となり、操作ハンドル４３の押し下げ力を解除すると、復帰ばね１３のばね力で押釦２０が回動しながら押し上げられ、操作ハンドル４３が元の状態に戻る。このオン状態から再び操作ハンドル４３を押し下げ操作すると、押釦２０が復帰ばね１３のばね力に抗して押し下げられ、タクトスイッチ３０の操作子３０ａが押操作されてオフ状態となる。
【００３５】
本実施形態の押釦スイッチを施工するには、例えばボディ１を施工面等にあらかじめ埋込配置されたスイッチボックスに取り付け、クロスを貼り付けた後にボディ１へ操作ハンドル４３を取り付け、続いてボディ１にプレート枠を取り付け、プレート枠にプレートカバー３ｃを装着すればよい。ここで、押釦スイッチの端子部に外部の導線を結線するのであるが、本実施形態では端子部をねじ式としているため、口出し線式のように圧着端子による結線作業が不要であり、電動ドライバなどの電動工具を使って結線作業が行え、口出し線式の端子部に比較して結線作業が容易になって施工性の向上が図れるという利点がある。
【００３６】
なお、本実施形態では、操作子を備えた小型スイッチとしてタクトスイッチを用いているが、小型スイッチはタクトスイッチに限定されるものではなく、同等の性能を有するメカニカルスイッチを用いてもよいことは勿論である。
【００３７】
【発明の効果】
請求項１の発明は、施工面に一部を埋め込んだ形で設置するための取付部を備え前面が開口する略箱形に形成されたボディと、前端側で前後方向へ回動自在に一端側がボディに枢支される押釦と、押釦の後方に配置され押釦により押操作される操作子を備えたタクトスイッチと、ボディの前面側でボディに対して一端側が枢着されて押釦の前方に位置し押し込み操作により押釦を後方向へ回動させる操作ハンドルとを備え、押釦の一端部両側に回動軸部を突設し各回動軸部が嵌合する軸受部をボディに設けるとともに、ボディ内部に収納される復帰ばねにて押釦を前方へ弾性付勢して成り、平面形状が略十字形であって先端が先細に形成され、コイルスプリングからなる復帰ばねの一端側に嵌入されて復帰ばねを立設状態で支持する支持突起がボディに設けられたので、押釦の一端側がボディに枢支されているために押釦の傾きが防止され、押釦と小型スイッチと操作ハンドルの相互の位置関係にかかわらず、良好な操作感触が得られ、しかも、小型スイッチの操作子から押釦が離れるように押釦を押し上げることができるという効果がある。
【００４１】
請求項２の発明は、ボディは、埋込型の配線器具が短幅方向に３個まで並べて取り付け可能な取付枠に対応する外形寸法に形成され、取付部は、施工面に埋込配置されたスイッチボックスに取り付けられるボックス取付ねじが挿通されるボックス用孔を有するので、従来の埋込型の配線器具用の取付枠と同じ施工方法で施工することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図２】同上の下方向から見た側断面図である。
【図３】同上の操作ハンドルを取り外した状態の正面図である。
【図４】同上の押釦を取り外した状態の正面図である。
【図５】同上の背面図である。
【図６】同上におけるボディの正面図である。
【図７】図６におけるＡ−Ａ’線断面矢視図である。
【図８】図６におけるＢ−Ｂ’線断面矢視図である。
【図９】図６におけるＤ−Ｄ’線断面矢視図である。
【図１０】図６におけるＥ−Ｅ’線断面矢視図である。
【図１１】同上におけるボディの背面図である。
【図１２】図１１におけるＦ−Ｆ’線断面矢視図である。
【図１３】同上における押釦を示し、（ａ）は正面図、（ｂ）は同図（ａ）のＡ_１−Ａ_２線断面矢視図、（ｃ）は背面図、（ｄ）は側面図、（ｅ）は同図（ａ）のＢ_１−Ｂ_４線断面矢視図である。
【図１４】同上における押釦の斜視図である。
【図１５】同上における要部側断面図である。
【図１６】従来例の分解斜視図である。
【図１７】（ａ）（ｂ）は同上の動作を説明するための要部側断面図である。
【符号の説明】
１ボディ
２収納部
３端子ねじ挿通孔
８軸受部
１０端子板
１１端子ねじ
２０押釦
３０タクトスイッチ
４３操作ハンドル
７０回路基板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a push button switch.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a pushbutton switch, an open / close body made of a conductive material is erected upright inside a body assembled with a body and a cover, and the pushbutton is provided so as to be movable forward and backward with respect to the body. Provided with a reversing mechanism that is driven to reversely rotate the opening / closing body so that the movable contact fixed to the opening / closing body contacts and separates from the fixed contact fixed to the terminal plate housed inside the container. Has been. Since the pushbutton switch having such a contact structure is mainly used for opening and closing a high-capacity load such as a lighting load, a space for storing a contact portion including a movable contact and a fixed contact becomes relatively large. ing. However, when such a pushbutton switch is connected to a load that allows only a small amount of current to flow, an oxide film is formed on the surface of each of the fixed contact and the movable contact to increase the contact resistance. There was a possibility of not functioning.
[0003]
Therefore, the present inventors have already proposed a push button switch in which the reliability of opening and closing of the contact portion does not deteriorate even if the current flowing through the contact portion is a minute current (see Japanese Patent Application No. 10-202133). . As shown in the exploded perspective view of FIG. 16, the push button switch includes a body 50 made of a synthetic resin (for example, modified PPO resin) and formed in a rectangular parallelepiped shape. The body 50 has a standardized unit size. It is formed in the external dimension corresponding to the mounting frame (not shown) for embedded wiring apparatuses which can connect and install up to three embedded wiring apparatuses. A plate 40 is attached to the front side of the body 50. The plate 40 is composed of a plate frame that can be attached to the mounting frame and attached to the body 50, and a plate cover 40c that is detachably attached to the plate frame and covers the plate frame and has a good appearance.
[0004]
The body 50 includes a flange portion 50a having an outer shape formed in the above-described outer dimensions at the front portion. The flange portion 50a positioned at both ends in the longitudinal direction of the body 50 has the body 50 on a construction surface such as a wall surface. A box hole 55 for inserting a box screw to be attached to an embedded switch box (not shown) and a plate screw hole 56 to which a plate screw for attaching the plate frame of the plate 40 to the body 50 is screwed. And a screw insertion hole 58 through which a screw for directly attaching the body 50 to the construction surface is inserted, and a scissor fitting locking hole 57 for locking a scissor fitting used when attaching to a wall panel or the like forming the construction surface. And are provided. Each of the box hole 55, the screw insertion hole 58, and the scissor fitting locking hole 57 constitutes a mounting portion for installing in a form in which a part of the body 50 is embedded in the construction surface.
[0005]
Three storage portions 51 are formed on the front side of the body 50 along the longitudinal direction of the body 50. In the accommodating part 51, the tact switch 30 which is a small switch provided with an operation element, and the return spring 37 which consists of a leaf | plate spring are accommodated. Here, the three tact switches 30 are mounted on one strip-shaped circuit board 70 made of a printed board, and are inserted into the storage portion 51 from the rear surface side of the body 50. Four lead wires 74 are connected to the circuit board 70, and these lead wires 74 can be connected to the outside. Three of the four lead wires 74 are connected to one terminal of each tact switch 30 via a conductive pattern (not shown) formed on the circuit board 70, and the remaining one of the lead wires 74. Are commonly connected to the other terminal of each tact switch 30 through a conductive pattern (not shown) formed on the circuit board 70.
[0006]
A switch insertion port 52 is formed at the bottom of the storage portion 51 of the body 50 so that the tact switch 30 can be inserted. A printed board cover 80 is attached to the rear surface side of the body 50 so as to cover the rear surface side of the circuit board 70. The printed board cover 80 is formed in an approximately U-shaped cross section with the front side open by an insulating material, and the front edge is in contact with the peripheral portion of the rear surface of the printed board 70.
[0007]
Accordingly, when each tact switch 30 mounted on the circuit board 70 is inserted into each storage portion 51 from the rear of the body 50 through each switch insertion port 52 and the printed board cover 80 is attached from the rear of the body 50, each tact switch The position of 30 will be determined. The lead wire 74 connected to one end in the longitudinal direction of the circuit board 70 is led out to the rear of the body 50 through a space surrounded by the rear surface of the circuit board 70 and the printed board cover 80. .
[0008]
The return spring 37 has two return spring pieces 37a and 37a that are spread downward from a flat piece 37b having a square shape in a plan view and extends rearward, and houses the distal end portions of the return spring pieces 37a and 37a. It is elastically in contact with the bottom surface of the part 51.
[0009]
In the body 50, a push button 32 having a square planar shape is held in front of the return spring 37 so as to be movable in the front-rear direction. Here, the push button 32 can be pushed by engaging a locking projection 53 with a locking groove 53 formed on the inner surface of the storage portion 51 of the body 50. The push button 32 has three dowel portions (not shown) projecting from the rear surface, and these dowel portions are inserted into holes (not shown) formed in the flat piece 37 b of the return spring 37. It is. Further, a rib (not shown) that protrudes smaller than the above dowels protrudes from the rear surface of the push button 32, and the tip of this rib comes into contact with the front surface of the flat piece 37 b of the return spring 37. The flat piece 37b is positioned with respect to the push button 32. In short, when the push button 32 is pushed, the flat piece 37b of the return spring 37 moves rearward (to approach the tact switch 30) together with the push button 32, and the operating element of the tact switch 30 is moved by the rear surface of the flat piece 37b. Is pushed.
[0010]
In addition, a pair of shaft portions 59 project from the front side of the flange portion 50a of the body 50 on the sides of the respective storage portions 51, and the operation handle 43 is pivotally mounted. The operation handle 43 is provided with a bearing portion including a fitting hole (not shown) formed at one end of the rear surface portion and a bearing spring body (not shown) housed in the hole. The shaft portion 59 of the body 50 is elastically fitted into the fitting hole to be pivotally attached, and the retaining piece 44 projecting rearward of the other end portion of the rear surface portion is placed in the space 54 of the body 50. Even if the operation handle 43 is inserted and rotated, the retaining piece 44 does not come out of the space 54. In this manner, a pivot portion that pivotally attaches the operation handle 43 is configured by fitting the shaft portion 59 protruding from the body 50 into the bearing portion so as to be rotatable. That is, one end side of each operation handle 43 is pivotally attached to the body 50, and when the operation handle 43 is pushed in, the operation handle 43 is centered on the pivotal support portion between the bearing portion of the operation handle 43 and the shaft portion 59 of the body 50. Rotate. Then, by the rotation of the operation handle 43, the protrusion rib 35 protruding from the front surface of the push button 32 is pressed.
[0011]
Next, the operation of this pushbutton switch will be briefly described. When the operation handle 43 is pushed in with the tact switch 30 turned off, the push button 32 is pushed down against the spring force of the return spring 37 as the operation handle 43 is pushed, and the flat piece of the return spring 37 When the operating element 30a of the tact switch 30 is pushed by the rear surface of 37b to be turned on and the push-down force of the operation handle 43 is released, the push button 32 is pushed up by the spring force of the return spring 37, and the operation handle 43 is in the original state. Return to. When the operation handle 43 is pushed down again from this on state, the push button 32 is pushed down against the spring force of the return spring 37, and the operation element 30a of the tact switch 30 is pushed to turn off.
[0012]
In the push button switch, a small switch having an operation element 30a such as a tact switch 30 is employed as a switch to be pushed by the push button 32, so that the contact portion is accommodated as compared with the conventional configuration. It is possible to increase the degree of sealing of the space, and even if the current flowing through the contact portion is a minute current, an oxide film is less likely to be formed on the contact portion than in the conventional example. The reliability of opening and closing the door can be improved.
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the above pushbutton switch, the pushbutton 32 can be moved in the front-rear direction with respect to the body 50 by engaging the engaging projection 36 with the engaging groove 53 formed on the inner surface of the storage portion 51 of the body 50. Therefore, when the push button 32 moves, the body 50 is restricted in the front-rear direction, but the movement in the left-right direction is not restricted, and the push button 32 is inclined easily during the movement. That is, as shown in FIG. 17, depending on the positional relationship among the operation handle 43, the push button 32, and the tact switch 30, the push button 32 pushed by the operation handle 43 tilts, and the tact switch 30 is operated in this state. Then, there is a problem that a so-called poor feeling that a desired operational feeling cannot be obtained occurs .
[0016]
The present invention is intended to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a push button switch that can provide a good operation feeling.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention of claim 1 includes a body formed in a substantially box shape having a mounting portion for installation in a form embedded in a construction surface and having a front surface open, and a front end side. A tactile switch having a push button whose one end is pivotally supported by the body so as to be pivotable in the front-rear direction, a manipulator arranged behind the push button and operated to be pushed by the push button, and one end side of the body on the front side of the body is A bearing that is pivotally mounted and is positioned in front of the push button and that rotates the push button in the backward direction by a push-in operation. The return spring is formed of a coil spring having a portion provided on the body and elastically biasing the push button forward by a return spring housed in the body, having a substantially cross-shaped planar shape and a tapered tip. The return spring is inserted into one end of the Characterized in that supporting projections for supporting at setting state is provided on the body, one end of the push button is prevented pushbutton inclination to being pivoted on the body, the mutual positional relationship between the push button and a small switch with operating handle regardless, obtained good operation feeling, moreover, Ru can push the push button so that push button away from a small switch operators.
[0021]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, the body is formed to have an outer dimension corresponding to a mounting frame on which up to three embedded wiring devices can be mounted side by side in the short width direction. It has a hole for a box through which a box mounting screw to be mounted on a switch box embedded in the construction surface is inserted, and is constructed by the same construction method as a conventional mounting frame for embedded wiring equipment Can do.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. However, the same components as those in the push button switch shown in FIG.
[0023]
As shown in FIGS. 1 to 5, the push button switch of the present embodiment includes a body 1 made of a synthetic resin (for example, modified PPO resin) and formed in a rectangular box shape having an open front surface. In addition, it is formed to have an outer dimension corresponding to a mounting frame (for example, a mounting frame for a large-angle continuous wiring device defined in JIS C 8375) in which up to three embedded wiring devices can be mounted side by side in the short width direction. . However, the mounting frame is not limited to this, and may be another mounting frame that can be attached to the switch box defined in JIS C 8336.
[0024]
The periphery of the opening surface of the body 1 is provided with a flange 1a whose outer shape is formed to be substantially the same as that of the mounting frame. 1 is a box hole 55 through which a box screw is inserted for mounting to a switch box (not shown) embedded in a construction surface such as a wall surface, and a plate screw for mounting a plate frame of the plate 40 to the body 1 A plate screw hole 56 to which the body 1 is screwed, a screw insertion hole 58 through which a screw for directly attaching the body 1 to the construction surface is inserted, and a scissor metal fitting used when attaching to a wall panel or the like forming the construction surface A scissor fitting locking hole 57 for locking is provided. Each of the box hole 55, the screw insertion hole 58, and the scissor fitting locking hole 57 constitutes a mounting portion for installing the body 1 in such a manner that a part of the body 1 is embedded in the construction surface.
[0025]
A rectangular storage portion 2 along the longitudinal direction is formed in the center of the body 1 in the short width direction, and a tact switch 30 that is a small switch having an operation element 30a is stored therein. Here, the three tact switches 30 are mounted on a strip-like circuit board 70 made of a printed board, and are inserted into the storage portion 2 from the front side of the body 1. A pair of positioning cutouts 71 are formed at both end portions along the longitudinal direction of the circuit board 70.
[0026]
On the other hand, as shown in FIGS. 7 and 8, positioning protrusions 1 b that are respectively fitted to positioning notches 71 and both end portions of the circuit board 70 are mounted on the wall surfaces on both sides of the housing portion 2 in the body 1. The mounting step 1c to be placed and the engaging protrusions 1d to be engaged with the front surfaces of both end portions of the circuit board 70 are provided, and the front surface of the body 1 is fitted so that the notches 71 are fitted to the positioning protrusions 1b. The circuit board 70 inserted into the storage part 2 from the side is placed on the placement step part 1c and engaged with the engaging protrusion 1d so that the circuit board 70 is positioned and locked in the storage part 2 It is fixed (see FIG. 2 and FIG. 4).
[0027]
As shown in FIG. 6, a keyhole-shaped terminal screw insertion hole 3 and a rectangular press-fitting groove 4 into which a press-fitting piece 10 c of a terminal plate 10, which will be described later, is press-fitted are provided in a portion adjacent to the storage portion 2 on the inner bottom of the body 1. Are provided side by side. Further, as shown in FIGS. 11 and 12, an insulating wall 5 having a comb-like planar shape is erected on the periphery of the back side of the body 1 of the terminal screw insertion hole 3, and is arranged between the insulating walls 5. The main piece 10a of the terminal plate 10 and the terminal screws 11 are insulated from each other.
[0028]
As shown in FIGS. 1 and 2, the terminal plate 10 has a rectangular main piece 10a having a screw hole 10b and a press-fitting piece 10c press-fitted into the press-fitting groove 4 of the body 1 in a substantially L shape by a conductive plate material. The terminal plate 10 and the terminal screw 11 constitute a terminal portion to which an external conducting wire or the like is connected. Then, the terminal plate 10 is fixed to the body 1 as shown in FIGS. 2, 4, and 5 by press-fitting the press-fitting piece 10 c into the press-fitting groove 4 from the back side of the body 1. Here, one end of the lead wire 12 is spot welded to the press-fitting piece 10c, and the other end of the lead wire 12 is soldered to the circuit board 70 as shown in FIG. 2 and FIG. The tact switch 30 becomes conductive. Three of the four lead wires 12 connected to each terminal board 10 are connected to one terminal of each tact switch 30 through a conductive pattern (not shown) formed on the circuit board 70. The remaining one of the lead wires 12 is commonly connected to the other terminal of each tact switch 30 through a conductive pattern formed on the circuit board 70.
[0029]
By the way, as shown in FIG. 1, a return spring 13 made of a coil spring is provided at a portion on the opposite side of the terminal 1 in the short width direction of the body 1 from the terminal screw insertion hole 3 and adjacent to the storage portion 2 at the inner bottom of the body 1. A support protrusion 6 is provided so as to be fitted on one end side and support the return spring 13 in a standing state. As shown in FIG. 6, the support protrusions 6 have a substantially cross shape in plan view and a tapered tip, and three protrusions are provided at substantially equal intervals along the longitudinal direction of the body 1.
[0030]
As shown in FIG. 1, a push button 20 having a substantially rectangular planar shape is pivotally supported on the body 1 at one end side so as to be rotatable in the front-rear direction of the body 1. As shown in FIGS. 13 and 14, the push button 20 is formed in a substantially rectangular shape by a synthetic resin such as ABS resin, and leg pieces 21 having a substantially triangular shape on the both sides of one end in the longitudinal direction are respectively provided on the back side. A locking piece 22 that locks on the locking portion 7 that protrudes from the approximate center of the other end portion in the longitudinal direction and projects from the inner wall surface along the longitudinal direction of the body 1 hangs downward from the rear side. (See FIG. 13B). Further, a substantially cylindrical rotating shaft portion 23 projecting outward is provided at the distal end portion of each leg piece 21, and a manipulator 30 a of the tact switch 30 is pushed at a substantially central portion on the back side. Ribs 24 are projected. Further, a protrusion 25 that abuts on the operation handle 43 is provided in the center of the front side of the push button 20.
[0031]
On the other hand, on the inner surface of the body 1 on the terminal screw insertion hole 3 side, as shown in FIGS. 2, 4 and 8, a pair is engaged with each rotation shaft portion 23 of the push button 20 and held rotatably. The three bearing portions 8 are provided at substantially equal intervals along the longitudinal direction of the body 1. Then, as shown in FIG. 15, each rotating shaft portion 23 is engaged with the bearing portion 8, and the front end side of the return spring 13 supported on one end side by the support protrusion 6 is in contact with the back surface, and the body 1 side. The push button 20 is engaged with the locking portion 7 projecting from the inner wall surface along the longitudinal direction of the body 1, whereby the push button 20 is moved to the return spring 13 as shown in FIGS. Thus, it is attached so as to be rotatable in the front-rear direction with respect to the body 1 with the rotation shaft portion 23 as a fulcrum in a state of being elastically biased forward of the body 1. Note that the push button 20 is prevented from coming off the body 1 by locking the locking piece 22 to the locking portion 7. Here, as shown in FIG. 3, three push buttons 20 are attached to the body 1 side by side in the short width direction so as to close the opening surface of the body 1.
[0032]
Thus, when the push button 20 is pushed against the spring force of the return spring 13, the push button 20 turns to the back with the turning shaft portion 23 as a fulcrum, so that the operator 30 a of the tact switch 30 is pushed by the push button 20. The rib 24 is pushed. When the push operation of the push button 20 is stopped, the push button 20 is returned to the original position by the spring force of the return spring 13. The structure in which the operation handle 43 is pivotally attached to each pair of shafts 59 projecting from the front surface of the collar 1a of the body 1 is the same as the structure of the push button switch shown in FIG. Description is omitted.
[0033]
Here, in this embodiment, since the push button 20 is pivotally supported on the body 1 on one end side by engaging the rotation shaft portion 23 with the bearing portion 8 of the body 1, the push button 20 is rotated by being pushed. The movement of the push button 20 is restricted not only in the front-rear direction but also in the direction orthogonal to the front-rear direction (vertical direction in FIG. 3). As a result, regardless of the positional relationship among the operation handle 43, the push button 20, and the tact switch 30, it is possible to prevent the push button 20 from being tilted when the push operation is performed, and it is possible to always obtain a good operation feeling.
[0034]
Next, the operation of this pushbutton switch will be briefly described. When the operation handle 43 is pushed in with the tact switch 30 turned off, the push button 20 is pushed down while rotating against the spring force of the return spring 13 as the operation handle 43 is pushed, and the push button 20 When the operating element 30a of the tact switch 30 is pushed and turned on by the back surface of the tactile switch 30 and the push-down force of the operation handle 43 is released, the push button 20 is pushed up while rotating by the spring force of the return spring 13, and the operation handle 43 is Return to the original state. When the operation handle 43 is pushed down again from this on state, the push button 20 is pushed down against the spring force of the return spring 13, and the operation element 30a of the tact switch 30 is pushed down to be in the off state.
[0035]
In order to construct the push button switch of this embodiment, for example, the body 1 is attached to a switch box embedded in advance on the construction surface, the operation handle 43 is attached to the body 1 after the cloth is pasted, and then the body 1 A plate frame may be attached to the plate frame, and the plate cover 3c may be attached to the plate frame. Here, an external conductor is connected to the terminal part of the pushbutton switch. However, in this embodiment, since the terminal part is a screw type, connection work using a crimp terminal is unnecessary as in the lead wire type, and the electric driver There is an advantage that the wiring work can be performed using an electric tool such as the above, and the wiring work becomes easier and the workability can be improved as compared with the lead wire type terminal portion.
[0036]
In this embodiment, a tact switch is used as a small switch having an operation element. However, the small switch is not limited to a tact switch, and a mechanical switch having equivalent performance may be used. Of course.
[0037]
【The invention's effect】
The invention according to claim 1 includes a body formed in a substantially box shape having a mounting portion for installation in a form embedded in a construction surface and having an open front surface, and one end pivotable in the front-rear direction on the front end side. A tactile switch having a push button whose side is pivotally supported by the body, a manipulator arranged behind the push button and operated to be pushed by the push button, and one end side pivoted to the body on the front side of the body and in front of the push button And an operation handle for rotating the push button backward by a push-in operation, and providing a bearing portion on the body that protrudes the rotation shaft portion on both sides of one end portion of the push button and fits each rotation shaft portion. The push button is elastically urged forward by a return spring housed inside, the planar shape is substantially cross-shaped, the tip is tapered, and it is inserted into one end of the return spring consisting of a coil spring to return. Support protrusion that supports the spring in an upright state Since provided in the body, the inclination of the push button is prevented to one end of the push button is pivotally supported by the body, regardless of the mutual positional relationship between the push button and a small switch with operating handle, good operation feeling is obtained , Moreover, there is an effect that Ru can push the push button so that push button away from a small switch operators.
[0041]
According to a second aspect of the present invention, the body is formed to have an outer dimension corresponding to a mounting frame on which up to three embedded wiring devices can be mounted side by side in the short width direction, and the mounting portion is embedded in the construction surface. Since the box mounting hole for inserting the box mounting screw attached to the switch box is provided, there is an effect that it can be constructed by the same construction method as the conventional mounting frame for the embedded wiring apparatus.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view as seen from the lower side of the above.
FIG. 3 is a front view showing a state where the operation handle is removed.
FIG. 4 is a front view showing a state in which the push button is removed.
FIG. 5 is a rear view of the above.
FIG. 6 is a front view of the body in the same as above.
7 is a cross-sectional view taken along the line AA ′ in FIG. 6;
8 is a cross-sectional view taken along the line BB ′ in FIG. 6;
9 is a cross-sectional view taken along the line DD ′ in FIG.
10 is a cross-sectional view taken along the line EE ′ in FIG. 6;
FIG. 11 is a rear view of the body of the above.
12 is a cross-sectional view taken along the line FF ′ in FIG.
FIGS. 13A and 13B show the push button in the above, wherein FIG. 13A is a front view, FIG. 13B is a cross-sectional view taken along line A ₁ -A _{2 in} FIG. 11A, FIG. 13C is a rear view, and FIG. FIG. 4E is a cross-sectional view taken along line B ₁ -B ₄ of FIG.
FIG. 14 is a perspective view of the push button in the same as above.
FIG. 15 is a sectional side view of the main part of the above.
FIG. 16 is an exploded perspective view of a conventional example.
FIGS. 17A and 17B are cross-sectional side views of a main part for explaining the operation described above.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Body 2 Storage part 3 Terminal screw insertion hole 8 Bearing part 10 Terminal board 11 Terminal screw 20 Push button 30 Tact switch 43 Operation handle 70 Circuit board

Claims

A body formed in a substantially box shape with a front opening and a mounting part for installation in a part embedded in the construction surface, and one end side pivoted to the front end side so as to be rotatable in the front-rear direction A tact switch having a push button, an operation element arranged behind the push button and operated to be pushed by the push button, and one end side is pivotally attached to the body on the front side of the body so as to be located in front of the push button and push the push button by pushing operation. A return spring which is provided with an operating handle for rotating in the rearward direction, and provided with a bearing portion on the body which projects a rotating shaft portion on both sides of one end of the push button and engages with each rotating shaft portion. The push button is elastically urged forward, and the planar shape is substantially cross-shaped and the tip is tapered, and is fitted into one end of the return spring consisting of a coil spring to support the return spring in an upright state support projections are provided in the body of Push button switch, characterized in that.

The body has an external dimension corresponding to a mounting frame that can be mounted with up to three embedded wiring devices arranged in the short width direction. 2. The pushbutton switch according to claim 1, further comprising a box hole through which the mounting screw is inserted .