JP3608323B2 - Sprinkler fire extinguishing equipment - Google Patents
Sprinkler fire extinguishing equipment Download PDFInfo
- Publication number
- JP3608323B2 JP3608323B2 JP34919896A JP34919896A JP3608323B2 JP 3608323 B2 JP3608323 B2 JP 3608323B2 JP 34919896 A JP34919896 A JP 34919896A JP 34919896 A JP34919896 A JP 34919896A JP 3608323 B2 JP3608323 B2 JP 3608323B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control valve
- fire
- open
- water
- closed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプリンクラ消火設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の湿式のスプリンクラ消火設備は、給水配管の全管に亘って消火用水が充水されているため、火災以外の原因、例えばスプリンクラヘッドに物がぶつかってヘッドが破損したりすると、給水配管内の消火用水が放水されてしまい(以下、このようなスプリンクラヘッドの破損による消火用水の放水を「スプリンクラヘッドの暴発」という。)、これにより大きな水損が生じるという問題があった。
このようなスプリンクラヘッドの暴発による水損を防ぐ技術として、特公平7−12382号公報に記載された湿式の予作動式流水検知装置の発明がある。
【0003】
同公報に記載の発明は、消火用水が送水される一次室と、閉鎖型スプリンクラーへッドが配管を介して接続される二次室との連通部を開閉するための弁体を有する開放弁を具備し、且つ前記配管内及び二次室内に圧力流体が封入された状態で前記開放弁が閉弁状態を維持すべく構成されてなる予作動式流水検知装置に於いて、前記開放弁の二次室側に一次室よりも低圧で、且つ前記スプリンクラーヘッドに異常が発生した際には一次室側とは無関係に外部に流出する液体を封入せしめてなるものである。
【0004】
そして、上記公報に記載の技術においては、火災感知器の火災検知信号と二次室側の圧力の低下という2つの条件がそろったときに弁体を開放して、一次室側から二次室側へ消火用水を供給し、一方、スプリンクラーヘッドに破損等の異常事態が発生した場合は、弁体を開放することなく前記スプリンクラーヘッドからは二次室側の液体のみを外部に流出させるというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように構成された従来の湿式の予作動式流水検知装置においては、火災感知器や制御手段等の電気回路を有する部分に故障が発生したような場合には、弁体が開かず消火が出来ないという事態が考えられる。
【0006】
本発明はかかる問題点を解決するためになされたものであり、火災発生に即対応ができると共に、スプリンクラヘッドが破損し暴発した場合にも水損を小さく抑えることができ、かつ電気系統などに故障があった場合でも確実に消火のできるスプリンクラ消火設備を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るスプリンクラ消火設備は、給水管の先端側に取り付けられた閉鎖型スプリンクラヘッドと、該閉鎖型スプリンクラヘッドが設備された防護区域に設置され、火災を感知する火災感知器と、前記給水管に設置されて、前記給水管内の流水を検知する流水検知手段と、前記給水管に設けられて通常時は半開状態を維持している開閉制御弁とを備え、
前記火災感知器が火災を感知したときは前記開閉制御弁を全開又は所定の開度まで開放し、前記火災感知器が火災を感知しない状態で前記流水検知手段が流水を検知したときは前記開閉制御弁を閉弁するようにしたものである。
【0008】
また、前記開閉制御弁における通常時の半開状態を、前記閉鎖型スプリンクラヘッドの一個が開栓したときに必要とする正規の放水量を送水できる状態に設定したものである。
【0009】
さらに、前記火災感知器が火災を感知しない状態で前記流水検知手段が流水を検知したときは、該流水検知手段が流水を検知してから所定時間経過後に前記開閉制御弁を閉弁するようにしたものである。
【0010】
また、前記流水検知手段が流水を検知したときは前記開閉制御弁を半閉状態にし、この状態で火災感知器が火災を感知しないまま所定時間が経過したら前記開閉制御弁を閉弁するようにしたものである。
【0011】
さらに、給水管の先端側に取り付けられた閉鎖型スプリンクラヘッドと、該閉鎖型スプリンクラヘッドが設備された防護区域に設置され、火災を感知する火災感知器と、前記給水管に設置されて、前記給水管内の流水を検知する流水検知手段と、前記給水管に設けられて通常時は閉弁状態を維持している開放制御弁と、該開放制御弁と並列に設置され、通常時は開弁状態を維持している開閉制御弁とを備え、
前記火災感知器が火災を感知したときは前記開放制御弁を全開又は所定の開度まで開放し、前記火災感知器が火災を感知しない状態で前記流水検知手段が流水を検知したときは前記開閉制御弁を閉弁するようにしたものである。
【0012】
また、前記開閉制御弁を前記開放制御弁よりも小型にすると共に、前記開閉制御弁における通常時の開弁状態を、前記閉鎖型スプリンクラヘッドの一個が開栓したときに必要とする正規の放水量を送水できる状態に設定したものである。
【0013】
さらに、前記火災感知器が火災を感知しない状態で前記流水検知装置が流水を検知したときは、該流水検知手段が流水を検知してから所定時間経過後に前記開閉制御弁を閉弁させるようにしたものである。
【0014】
また、前記流水検知手段が流水を検知したときは前記開閉制御弁を半閉状態にし、この状態で前記火災感知器が火災を感知しないまま所定時間が経過したら前記開閉制御弁を閉弁するようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の一実施の形態の系統図であり、建物の防護区域の一例としての一階と二階に設置された設備を示している。図中一点鎖線で囲った部分のうちAが一階の設備であり、Bが二階の設備である。なお、一階の設備、二階の設備及び図示を省略した他の階の設備は基本的に同じであるので、以下においては一階の設備について説明し、異なる部分についてのみ後述する。
図において、1は給水管としての二次側配管2の先端側に取り付けられ、天井面などに設置された複数の閉鎖型のスプリンクラーヘッド、3は二次側配管2に取り付けられて、二次側配管2内の加圧水が閉鎖型スプリンクラヘッド1から流出する時に、その流れを検知して流水信号を出力する流水検知手段としての流水検知装置、4は二次側配管2と後述の一次側配管5を仕切る開閉制御弁であり、開閉制御弁4は通常時は半開状態に維持されている。また、5は一端側が開閉制御弁4に接続され他端側が逆止弁15及び後述の消火ポンプ6を介して水源水槽7に接続された一次側配管、6は水源水槽7の消火用水をスプリンクラーヘッド1まで送水する消火ポンプ、7は消火用水が貯留された水源水槽である。
【0016】
17は一次側配管5、二次側配管2内を所定の圧力に加圧するための圧縮空気が貯留された圧力空気槽、19は圧力空気槽17内の圧縮空気の圧力が所定値よりも低下したときに作動する圧力スイッチである。
さらに、8は閉鎖型スプリンクラヘッド1が設備された防護区域に設置され、火災を検知して火災信号を出力する火災感知器、9は火災感知器8の火災信号と流水検知装置3の流水信号とが入力され、該入力信号に基づいて開閉制御弁4の開閉を制御する制御盤である。また、制御盤9は圧力スイッチ19の信号を受けて消火ポンプ6の起動を行う。
【0017】
二階の設備については、流水検知装置3が給水配管における開閉制御弁4の消火ポンプ6側、すなわち一次側配管5に設置されている点が一階の設備と異なる点であり、他の構成は一階の設備と同じである。
【0018】
図2は図1に示された実施の形態1における制御盤9の処理フローチャートである。以下、図2に基づいて制御盤9の処理を説明すると共に、図1に示した各構成機器の動作を説明する。
制御盤9は流水検知装置3からの流水信号が入力されたかどうかを判断し(S11)、流水信号の入力があったと判断したときは、半開状態にある開閉制御弁4を閉弁する(S12)。このとき、開閉制御弁4は半開状態から閉じられることになるので、全開状態から閉じる場合に比較して極めて短時間で閉弁動作を行うことができる。
【0019】
次に、火災感知器8からの火災信号が入力されたかどうかを判断し(S13)、火災信号の入力がないと判断したときには、予め設定された異常時間が経過したかどうかを判断する(S14)。異常時間とは、流水信号の発生がスプリンクラーヘッドの暴発によるものであると判断するに足る時間であり、例えば5分程度の時間である。異常時間が経過したと判断したときには、制御盤9は異常信号を出力して警報を発する。S14の判断において、異常時間が経過していないと判断した場合には再び火災信号の有無を判断し(S13)、異常時間が経過するまでこの処理を繰り返す。
以上説明したS11〜S15の流れは、流水信号があったにも拘わらす火災信号が無い場合、すなわち閉鎖型スプリンクラヘッドが暴発した場合等の処理であり、開閉制御弁4を閉じることによって、一次側配管5の消火用水が二次側配管2へ送水されなくなり、水損を抑えることができる。
【0020】
S11の判断において、流水信号が無いと判断した場合には、さらに火災信号の有無を判断する(S51)。S51の判断において、火災信号が無いと判断した場合には、再びS11に戻って流水信号の有無を判断する。このS11とS51のループは、通常の監視状態の処理を示している。
S51の判断において、火災信号有りと判断した場合には、開閉制御弁4を半開状態から全開又は所定の開度まで開放する(S52)。所定の開度とは、全開までには至っていないが、閉鎖型スプリンクラヘッド1から放水するための水量が流れるのに十分な開度をいう。なお、このとき開閉制御弁4は半開状態から全開又は所定の開度まで開放するので、極めて短時間で開放動作を行うことができる。
【0021】
次に、放水停止命令の有無を判断し(S53)、有りの場合には開閉制御弁4を閉弁する(S54)。放水停止命令とは、火災が鎮火したときに鎮火を確認した人が、例えば制御盤9に設けられた放水停止命令用の押し釦スイッチを押下することによって発せられる信号である。なお、S53の判断において、放水停止命令が無いと判断したときには、放水停止命令が有るまで待って、開閉制御弁4の閉弁動作(S54)を行う。
【0022】
S11、S51〜S54までの流れは火災が発生した場合の制御盤9の動作を示している。したがって、この場合には上述のように開閉制御弁4が全開又は所定の開度に開放されるので、一次配側管5の消火用水が流出してゆき、閉鎖型スプリンクラヘッド1から放水される。そして、一次側配管5内の消火用水の流出によって圧力空気槽17の圧力が低下し、圧力スイッチ19が作動し、消火ポンプ6が起動され、水源水槽7の消火用水が加圧供給され、適切な消火動作が続行される。
【0023】
S13の判断において、火災信号有りと判断した場合には、開閉制御弁4を閉弁状態から全開又は所定の開度まで開放し(S52)、以後は前述したS53及びS54の処理を行う。この、S11〜S13〜S54の処理は、流水信号を検出した後に火災信号を検出する場合、すなわち閉鎖型スプリンクラヘッド1の近傍で火災が発生したような場合の処理である。この場合も通常の火災の場合と同様に開閉制御弁4は全開又は所定の開度に開放され適切な消火が行われる。
【0024】
以上のように、本実施の形態によれば、常時は開閉制御弁4を半開状態にしておき、閉鎖型スプリンクラヘッド1の暴発等のように二次側配管2から消火用水の流出があった場合には開閉制御弁4を閉じるようにしたので、火災の際には即対応できると共に、閉鎖型スプリンクラヘッド1の暴発の場合には水損を小さく抑えることができる。特に、開閉制御弁4は常時は半開状態であるため、弁を閉弁するのに要する時間は極めて短時間でよいため、水損の抑制効果は大である。また、開閉制御弁4は常時半開しているので、たとえ電気系統に故障等が生じても消火用水の放水が可能であり、安全である。
【0025】
なお、上記の実施の形態においては開閉制御弁4の初期状態を半開状態として、その半開の程度については特定しなかったが、この半開状態を1個の閉鎖型スプリンクラヘッド1が開栓したときに必要とする正規の放水量(例えば、正規の放水量が80リットル/分のものと50リットル/分のものが混在して設置されているときには80リットル/分)の消火用水が流れる状態に設定することもできる。このように設定すれば、火災の場合に必要とされる最低限の放水量を確保できると共に、開閉制御弁4の開度を小さくできるので、閉鎖型スプリンクラヘッドの暴発のような場合に開閉制御弁4を閉弁するのに要する時間を更に短くすることができ、水損防止の効果を高めることができる。
また、火災時には開閉制御弁4を半開状態から全開又は所定の開度まで開放させるようにしているので、火災現場のスプリンクラヘッド1が2個以上動作して開放した場合でも、十分に消火水を供給でき、確実に火災を消火できる。
【0026】
なお、図1の点線で示したように、開閉制御弁4と流水検知装置3を信号線で直接接続し、制御手段を開閉制御弁4に設けてもよい。この場合も、流水検知装置3から流水信号が入力され、制御盤9を介して火災感知器8からの火災信号が入力されないと、開閉制御弁4は全閉する。
また、流水検知装置としては、逆止弁、パドル式、圧力スイッチ等の圧力感知式、流速計式あるいは流量計式などのいずれの方式のものを用いてもよい。
なお、二階の設備で示したように、流水検知装置3を一次側配管5に設置した場合でも、上記と同様の作用・効果を奏することができる。この点は以下の実施の形態において同じである。
【0027】
実施の形態2.
本実施の形態は図1に示した実施の形態1と同様の機器を用いて、制御盤9の制御方法のみを少し変えたものである。すなわち、本実施の形態においては、流水信号のみが入力されたときは、開閉制御弁4の開度を半開状態から半開状態と閉弁状態との中間状態(以下「半閉状態」という)にして、この状態で火災感知器から火災信号が入力されないまま所定時間(例えば30秒程度)経過したら、開閉制御弁4を閉弁するようにしたものである。
【0028】
図3は本発明の実施の形態2の制御盤9の処理フローチャートであり、図2と同一の処理には同一の符号が付してある。以下、図3に基づいて、本実施の形態の特徴部分を中心に説明する。
制御盤9は流水検知装置3からの流水信号が入力されたかどうかを判断し(S11)、流水信号の入力があったと判断したときには、半開状態にある開閉制御弁4を半閉状態にする(S110)。次に、火災感知器8からの火災信号が入力されたかどうかを判断し(S112)、火災信号の入力がないと判断したときには、予め設定された所定時間が経過したかどうかを判断する(S113)。ここにいう所定時間とは、火災感知器8よりも先に閉鎖型スプリンクラヘッド1が動作し、火災信号が入力される前に流水信号が入力された場合における流水信号の入力から火災信号の入力までに要する時間であり、例えば30秒程度である。これは閉鎖型スプリンクラヘッド1の真下で火災が起こった場合などの処理である。
【0029】
所定時間が経過したと判断したときは、半閉状態にある開閉制御弁4を閉弁し(S12)、以下の処理は実施の形態1で説明したのと同様のS13〜S15の処理を行う。なお、S113の判断において、所定時間が経過していないと判断した場合には再び火災信号の有無を判断する(S112)。
S112の判断において、火災信号が有りと判断したときには、半閉状態にある開閉制御弁4を全開又は所定の開度まで開放し(S52)、以下の処理は実施の形態1で説明したのと同様のS53〜S54の処理を行う。
【0030】
本実施の形態においては、流水信号のみが入力されたときは、開閉制御弁4の開度を半閉状態にして、この状態で火災感知器からの火災信号が入力されない状態が所定時間(例えば30秒程度)経過したら、開閉制御弁4を閉弁するようにしたので、閉鎖型スプリンクラヘッド1が暴発した場合には半閉状態から閉弁することになり、閉弁までに要する時間をより短くすることができ、また半閉状態を維持しているので、スプリンクラヘッド1への水の供給量も抑えることができ、スプリンクラヘッド1の暴発による水損防止の効果を高めることができる。
また、火災が閉鎖型スプリンクラヘッド1の真下で発生して火災感知器8よりも閉鎖型スプリンクラヘッド1が先に作動したような場合でも確実に火災を消火することができる。
【0031】
実施の形態3.
図4は本発明の他の実施の形態の系統図であり、実施の形態1を示した図1と同一部分又は相当する部分には同一符号を付してある。図において、25は一次側配管5と二次側配管2の間に設置された通常時は閉弁状態にある開放制御弁、27は一次側配管5と二次側配管2の間に開放制御弁25と並列に設置された通常時は全開状態にある開閉制御弁である。開閉制御弁27は開放制御弁25よりも小型であり、かつ、開閉制御弁27の一次側にはオリフィスが設けられており、少なくとも閉鎖型スプリンクラヘッド1の1個分の放水量、例えば50リットル/分〜80リットル/分の水量を流すことができるように設定されている。開放制御弁25及び開閉制御弁27は制御盤9によって開閉が制御される。
【0032】
図5は図4に示された実施の形態3における制御盤9の処理フローチャートである。以下、図5に基づいて制御盤9の処理を説明すると共に、図4に示した各機器の動作を説明する。なお、制御盤9の処理自体は実施の形態1で説明したのとほぼ同様であるので、図2と同様又は相当する処理には図2と同じ符号が付してある。
制御盤9は流水検知装置3からの流水信号が入力されたかどうかを判断し(S11)、流水信号の入力があったと判断したときには、全開状態にある開閉制御弁27を閉弁する(S12)。このとき、開閉制御弁27は小型であるので、閉弁動作を極めて短時間で行うことができる。
【0033】
次に、火災感知器8からの火災信号が入力されたかどうかを判断し(S13)、火災信号の入力がないと判断したときには、予め設定された異常時間が経過したかどうかを判断する(S14)。異常時間とは、実施の形態1の場合と同様であり、流水信号の発生がスプリンクラーヘッド1の暴発によるものであると判断するに足る時間であり、例えば5分程度の時間である。異常時間が経過したと判断したときには、制御盤9は異常信号を出力して警報を発する。S14の判断において、異常時間が経過していないと判断した場合には再び火災信号の有無を判断する(S13)。
以上説明したS11〜S15の流れは、流水信号があったにも拘わらす火災信号が無い場合であり、閉鎖型スプリンクラヘッド1が暴発したときの処理を示し、開閉制御弁27を閉じることによって、一次側配管5の消火用水が二次側配管2へ送水されなくなり、水損を小さく抑えることができる。
【0034】
S11の判断において、流水信号が無いと判断した場合には、さらに火災信号の有無を判断する(S51)。S51の判断において、火災信号が無いと判断した場合には、再びS11に戻って流水信号の有無を判断する。このように、S11とS51のループは、通常の監視状態の処理を示している。
S51の判断において、火災信号有りと判断した場合には、開放制御弁25を閉弁状態から全開又は所定の開度まで開放する(S52)。所定の開度とは、全開までには至っていないが、閉鎖型スプリンクラヘッドから放水するための水量が流れるのに十分な開度をいう。
【0035】
次に、放水停止命令の有無を判断し(S53)、有りの場合には開放制御弁25及び開閉制御弁27を閉弁する(S54)。放水停止命令とは、火災が鎮火したときに鎮火を確認した人が、例えば制御盤9に設けられた放水停止命令用の押し釦スイッチを押下することによって発せられる信号である。なお、S53の判断において、放水停止命令が無いと判断したときには、放水停止命令が有るまで待って、開放制御弁25及び開閉制御弁27の閉弁動作を行う(S54)。
【0036】
S11、S51〜S54までの処理は火災が発生した場合の制御盤9の処理動作を示している。したがって、この場合には上述のように開放制御弁25が全開又は所定の開度に開放されるので、一次側配管5の消火用水が流出してゆき、閉鎖型スプリンクラヘッド1から放水される。そして、一次側配管5内の消火用水の流出によって、図示しない圧力空気槽17の圧力が低下し、圧力スイッチ19が作動して消火ポンプ6が起動され、水源水槽7の消火用水が加圧供給され、適切な消火動作が続行される。
【0037】
S13の判断において、火災信号有りと判断した場合には、開放制御弁25を閉弁状態から全開又は所定の開度まで開放し、また開閉制御弁27を全開させ(S52)、以後は前述したS53及びS54の処理を行う。この、S11〜S13、S52〜S54の処理は、流水信号を検出した後に火災信号を検出する場合、すなわち閉鎖型スプリンクラヘッド1の真下などで火災が発生したような場合の処理である。この場合も通常の火災の場合と同様に開放制御弁25は全開又は所定の開度に開放され適切な消火が行われる。なお、S52において開閉制御弁27を全開させてもよい。
【0038】
以上のように、本実施の形態によれば、常時は開放制御弁25を閉弁すると共に開閉制御弁27を全開にしておき、閉鎖型スプリンクラヘッド1の暴発等のように二次側配管2から消火用水の流出があった場合には開閉制御弁27を閉じるようにしたので、火災の際には即対応できると共に、スプリンクラーヘッド1の暴発の場合には水損を小さく抑えることができる。特に、開閉制御弁27は小型であるため、弁を閉弁するのに要する時間は極めて短時間でよいため、水損防止の効果が高い。
また、開閉制御弁27は通常時は開放しているので、たとえ電気系統に故障等が生じても消火用水の放水が可能であり、安全である。
【0039】
なお、上記の実施の形態においては、開閉制御弁27のオリフィスを少なくとも閉鎖型スプリンクラヘッド1の1個分の放水量、例えば50リットル/分〜80リットル/分の水量を流すことができるように設定するようにしたが、この、開閉制御弁27のオリフィスを閉鎖型スプリンクラヘッド1個分の放水量に相当する水量を流すことのできるものに特定することもできる。このように特定すれば、火災の際に必要とされる最低限の放水量を確保できると共に、開閉制御弁27を最も小型にできるので、閉鎖型スプリンクラヘッド1の暴発時に開閉制御弁27を閉弁するのに要する時間を更に短くすることができ、水損防止の効果を高めることができる。
【0040】
実施の形態4.
本実施の形態は図4に示した実施の形態3と同様の設備を用いて、制御盤9の制御方法のみを少し変えたものである。すなわち、本実施の形態においては、流水信号のみが入力されたときは、開閉制御弁27を全開状態から全開状態と閉弁状態との中間の状態である半開状態にして、この状態で火災感知器8から火災信号が入力されない状態が所定時間(例えば30秒程度)経過したら、開閉制御弁27を閉弁するようにしたものである。
【0041】
図6は本発明の実施の形態4の制御盤9の処理フローチャートであり、図5と同一の処理には同一の符号が付してある。以下、図6に基づいて、本実施の形態の特徴部分を中心に説明する。
制御盤9は流水検知装置3からの流水信号が入力されたかどうかを判断し(S11)、流水信号の入力があったと判断したときには、全開状態にある開閉制御弁27を半開状態にする(S111)。次に、火災感知器8からの火災信号が入力されたかどうかを判断し(S112)、火災信号の入力がないと判断したときには、予め設定された所定時間が経過したかどうかを判断する(S113)。所定時間とは、実施例2に示したものと同様であり、火災時において、閉鎖型スプリンクラヘッド1が動作して流水信号が先に出力された後に、火災感知器が動作して火災信号が出力される場合における流水信号の出力から火災信号の出力までに要する時間であり、例えば30秒程度である。
【0042】
所定時間が経過したと判断したときは、半開状態にある開閉制御弁27を閉弁し(S12)、これ以降は実施の形態3で説明したのと同様のS13〜S15の処理を行う。なお、S113の判断において、所定時間が経過していないと判断した場合には再び火災信号の有無を判断する(S112)。
S112の判断において、火災信号が有りと判断したときには、閉弁状態にある開放制御弁25を全開又は所定の開度まで開放し(S521)、さらに開閉制御弁27を半閉状態から閉弁状態にし(S522)、これ以降は実施の形態3で説明したのと同様のS53〜S54の処理を行う。なお、S522で開閉制御弁27を閉弁させなくてもよく、この場合にはS54において開放制御弁25に加えて開閉制御弁27も閉弁させるようにすればよい。
【0043】
本実施の形態においては、流水信号のみが入力されたときは、開閉制御弁27の開度を半開状態にして、この状態で火災感知器8から火災信号が入力されない状態が所定時間(例えば30秒程度)経過したら、開閉制御弁27を閉弁するようにしたので、閉鎖型スプリンクラヘッド1が暴発した場合には半開状態から閉弁することになり、閉弁までに要する時間をより短くすることができ、スプリンクラヘッド1の暴発による水損防止の効果をより高めることができる。
また、火災が閉鎖型スプリンクラヘッド1の真下で発生して火災感知器8よりも閉鎖型スプリンクラヘッド1が先に作動したような場合でも確実に火災を消火することができる。
【0044】
なお、一次側配管5と二次側配管2の間に並列に接続された開閉制御弁27と開放制御弁25をひとまとめにして考えると、常時は開閉制御弁27だけが全開状態であるので、この並列部分の配管は実施の形態1と同様に半開状態にあると言える。また、制御盤9に流水信号が先に入力して、開閉制御弁27を全開から半開状態にした場合は、並列部分の配管全体からみると、半閉状態にあると言える。
【0045】
ところで、上記の各実施の形態において、各開閉制御弁4,27さらには開放制御弁25の一次側に加わる水圧は、それぞれの設置位置(設置高さ)によって異なる。すなわち、低い箇所、例えば建物の1階に設けられた開閉制御弁4,27、開放制御弁25の一次側水圧は高く、高い箇所、例えば10階に設けられた開閉制御弁4,27、開放制御弁25の一次側水圧は1階のそれに比べ高度差分だけ低くなる。この水圧差のため、消火放水時やスプリンクラーヘッド1の暴発時に全開や半開状態の開閉制御弁4,27や開放制御弁4を通過する水量が異なり、低い箇所ほど水量が多くなる。
このため、開閉制御弁4,27や開放制御弁25に例えば電動弁などの開度を調節できる弁を用い、一次圧に応じて全開時の開度、半開時の開度、半閉時の開度を異ならせ、通過水量を調整するようにすればよい。
すなわち、開閉制御弁4を例に説明すれば、半開時および全開時における開度として、例えば低圧用、中圧用、高圧用の3種をそれそれ選択できるようにし、半開時には、中圧用の開度を基準として、低圧用を選択(例えば選択スイッチで)した場合には、中圧用の開度より大きくなるようにし、高圧用を選択した場合には開度を中圧用より小さくなるようにする。また、全開時も同様に、中圧用の開度を基準とし、低圧用を選択した場合には開度を中圧用の開度より大きくなるようにし、高圧用を選択した場合には開度を中圧用より小さくなるようにする。
【0046】
なお、開閉制御弁の半開状態、開放制御弁の全開状態も同様な構成とする。
そして、例えば水圧の高い地下2階から2階(高圧階)に設置された開閉制御弁や開放制御弁は高圧用に、水圧が中間の3階から6階(中圧階)に設置きれたものは中圧用に、水圧が低い7階から10階(高圧階)に設置されたものは低圧用にそれぞれセットする。
これにより、開閉制御弁の半開時における開閉制御弁の通過水量、すなわちスプリンクラーヘッドからの放水量は一次側の水圧が高圧の低層階から低圧の高層階までほぼ同じ水量にでき、また開放制御弁および開放制御弁の全開時における開放制御弁および開放制御弁の通過水量、すなわちスプリンクラーヘッドからの放水量は一次側の水圧の違いにかかわらずほぼ同じ水量にできる。
【0047】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明においては、通常時は半開状態を維持している開閉制御弁を備え、火災感知器が火災を感知したときは開閉制御弁を全開又は所定の開度まで開放させ、また火災感知器が火災を感知しない状態で流水検知手段が流水を検知したときは開閉制御弁を閉弁させるようにしたので、火災の際には即対応できると共に、スプリンクラーヘッドが暴発した場合にも閉弁までに要する時間が短く、水損を小さく抑えることができる。また、電気系統に故障等が生じても消火用水が放水されるようになっており、安全である。
【0048】
また、請求項2又は6記載の発明においては、開閉制御弁における通常時の状態を、閉鎖型スプリンクラヘッドの一個が開栓したときに必要とする正規の放水量を送水できる状態に設定したので、火災時における必要な送水量を確保しつつ、開閉制御弁の開度を最小にでき、スプリンクラーヘッドの暴発の場合の水損をより一層小さく抑えることができる。
【0049】
さらに、請求項3又は7記載の発明においては、火災感知器が火災を感知しない状態で流水検知手段が流水を検知したときは、該流水が検知されてから所定時間経過後に開閉制御弁を閉弁させるようにしたので、火災が閉鎖型スプリンクラヘッドの真下で発生して火災感知器よりも閉鎖型スプリンクラヘッドが先に作動したような場合でも確実に火災を消火することができる。
【0050】
また、請求項4又は8記載の発明においては、流水検知手段が流水を検知したときは開閉制御弁を半閉状態にし、この状態で火災感知器が火災を感知しないまま所定時間が経過したら開閉制御弁を閉弁させるようにしたので、スプリンクラーヘッドの暴発時の水損をより一層小さく抑えることができる。
【0051】
さらに、請求項5記載の発明においては、給水管に設けられて通常時は閉弁状態を維持している開放制御弁と、通常時は開弁状態を維持している開閉制御弁とを備え、火災感知器によって火災が感知されたときは開放制御弁を全開又は所定の開度まで開放させ、また火災が感知されない状態で流水が検知されたときは開閉制御弁を閉弁させるようにしたので、火災の際に即対応できると共に、スプリンクラーヘッドが暴発した場合にも閉弁までに要する時間が短く水損を小さく抑えることができる。また、電気系統に故障等が生じても消火用水が放水されるようになっており、安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の系統図である。
【図2】実施の形態1における制御盤の処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】実施の形態2における制御盤の処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施の形態の系統図である。
【図5】実施の形態3における制御盤の処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】実施の形態4における制御盤の処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 閉鎖式スプリンクラヘッド
2 二次側配管
3 流水検知装置
4 開閉制御弁
5 一次側配管
8 火災感知器
9 制御盤[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sprinkler fire extinguishing equipment.
[0002]
[Prior art]
Conventional wet sprinkler fire extinguishing equipment is filled with water for fire extinguishing over the entire water supply piping, so if there is a cause other than a fire, for example, if the head collides with the sprinkler head, The water for fire extinguishing is discharged (hereinafter, the water discharge for fire extinguishing due to the sprinkler head breakage is referred to as “sprinkler head overburden”), which causes a problem of large water loss.
As a technique for preventing water loss due to such sprinkler head overburden, there is an invention of a wet pre-actuated water flow detection device described in Japanese Patent Publication No. 7-12382.
[0003]
The invention described in the publication discloses an open valve having a valve body for opening and closing a communication portion between a primary chamber to which water for fire extinguishing is fed and a secondary chamber to which a closed sprinkler head is connected via a pipe. And a pre-actuated running water detection device configured to maintain the closed valve in a state where pressure fluid is sealed in the pipe and the secondary chamber. The secondary chamber side is filled with liquid that flows out to the outside regardless of the primary chamber side when the sprinkler head has an abnormality at a lower pressure than the primary chamber.
[0004]
In the technique described in the above publication, the valve body is opened when the two conditions of the fire detection signal of the fire detector and the pressure reduction of the secondary chamber are satisfied, and the secondary chamber is opened from the primary chamber side. Fire water is supplied to the side, and when an abnormal situation such as breakage occurs in the sprinkler head, only the liquid on the secondary chamber side is allowed to flow out from the sprinkler head without opening the valve body. It is.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional wet pre-acting water flow detection device configured as described above, the valve element opens when a failure occurs in a part having an electric circuit such as a fire detector or a control means. A situation where fire extinguishing is impossible is considered.
[0006]
The present invention has been made to solve such problems, and can immediately cope with the occurrence of a fire, and also can reduce water loss even when the sprinkler head is damaged and explodes, and can be applied to an electric system or the like. The object is to provide a sprinkler fire extinguishing facility that can reliably extinguish a fire even if there is a failure.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The sprinkler fire extinguishing equipment according to the present invention includes a closed sprinkler head attached to the front end side of a water supply pipe, a fire detector that is installed in a protection area equipped with the closed sprinkler head, and detects the fire. A water flow detecting means installed in the pipe for detecting the water flowing in the water supply pipe, and an open / close control valve that is provided in the water supply pipe and normally maintains a half-open state,
When the fire detector detects a fire, the open / close control valve is fully opened or opened to a predetermined opening degree, and when the water flow detection means detects the water flow without the fire detector detecting a fire, the opening / closing is performed. The control valve is closed.
[0008]
Further, the normal half-open state of the open / close control valve is set to a state where a regular water discharge amount required when one of the closed sprinkler heads is opened can be supplied.
[0009]
Further, when the flowing water detecting means detects flowing water in a state where the fire detector does not detect a fire, the open / close control valve is closed after a predetermined time has elapsed since the flowing water detecting means detected the flowing water. It is a thing.
[0010]
Further, when the flowing water detecting means detects flowing water, the open / close control valve is in a semi-closed state, and in this state, the open / close control valve is closed when a predetermined time has passed without detecting a fire. It is a thing.
[0011]
Further, a closed sprinkler head attached to the front end side of the water supply pipe, a fire detector for detecting a fire installed in a protection area where the closed sprinkler head is installed, and a water detector installed in the water supply pipe, Flow detection means for detecting flowing water in the water supply pipe, an open control valve that is provided in the water supply pipe and normally maintains a closed state, and is installed in parallel with the open control valve. An on-off control valve that maintains the state,
When the fire detector detects a fire, the open control valve is fully opened or opened to a predetermined opening degree, and when the water flow detection means detects the water flow without the fire detector detecting a fire, the opening / closing is performed. The control valve is closed.
[0012]
Further, the open / close control valve is made smaller than the open control valve, and the normal open state of the open / close control valve is set to a normal release required when one of the closed sprinkler heads is opened. It is set so that the amount of water can be sent.
[0013]
Further, when the flowing water detection device detects flowing water in a state where the fire detector does not detect a fire, the opening / closing control valve is closed after a predetermined time has elapsed since the flowing water detecting means detected the flowing water. It is a thing.
[0014]
Further, when the flowing water detecting means detects flowing water, the open / close control valve is set in a semi-closed state, and the open / close control valve is closed when a predetermined time elapses without the fire detector detecting a fire in this state. It is a thing.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a system diagram of an embodiment of the present invention, showing facilities installed on the first and second floors as an example of a protected area of a building. In the drawing, A is the equipment on the first floor and B is the equipment on the second floor among the parts surrounded by the one-dot chain line. The facilities on the first floor, the facilities on the second floor, and the facilities on other floors (not shown) are basically the same. Therefore, the facilities on the first floor will be described below, and only different parts will be described later.
In the figure, 1 is attached to the distal end side of a secondary side pipe 2 as a water supply pipe, a plurality of closed sprinkler heads installed on the ceiling surface, etc., 3 is attached to the secondary side pipe 2 and is When the pressurized water in the side pipe 2 flows out from the closed
[0016]
17 is a pressure air tank in which compressed air for pressurizing the inside of the
Further, 8 is a fire detector that is installed in a protected area where the closed
[0017]
The second floor facility is different from the first floor facility in that the running water detection device 3 is installed on the fire pump 6 side of the open / close control valve 4 in the water supply pipe, that is, the
[0018]
FIG. 2 is a process flowchart of the control panel 9 in the first embodiment shown in FIG. Hereinafter, the processing of the control panel 9 will be described based on FIG. 2 and the operation of each component device shown in FIG. 1 will be described.
The control panel 9 determines whether or not a flowing water signal is input from the flowing water detection device 3 (S11), and when it is determined that the flowing water signal is input, the control valve 4 in the half-open state is closed (S12). ). At this time, since the opening / closing control valve 4 is closed from the half-open state, the valve-closing operation can be performed in a very short time compared to the case of closing from the fully-open state.
[0019]
Next, it is determined whether or not a fire signal is input from the fire detector 8 (S13). When it is determined that no fire signal is input, it is determined whether or not a preset abnormal time has elapsed (S14). ). The abnormal time is a time sufficient to determine that the generation of the water flow signal is due to the sprinkler head being overrun, for example, about 5 minutes. When it is determined that the abnormal time has elapsed, the control panel 9 outputs an abnormal signal and issues an alarm. If it is determined in S14 that the abnormal time has not elapsed, the presence or absence of a fire signal is determined again (S13), and this process is repeated until the abnormal time has elapsed.
The flow of S11 to S15 described above is processing when there is no fire signal in spite of the flow signal, that is, when the closed-type sprinkler head is expelled, etc. The water for fire extinguishing of the
[0020]
If it is determined in S11 that there is no running water signal, the presence or absence of a fire signal is further determined (S51). If it is determined in S51 that there is no fire signal, the process returns to S11 to determine whether there is a running water signal. This loop of S11 and S51 shows processing in a normal monitoring state.
If it is determined in S51 that there is a fire signal, the open / close control valve 4 is opened from the half-open state to the full open or a predetermined opening (S52). The predetermined opening degree is an opening degree that is not yet fully opened but is sufficient for the amount of water to be discharged from the
[0021]
Next, it is determined whether or not there is a water discharge stop command (S53), and if there is, the open / close control valve 4 is closed (S54). The water discharge stop command is a signal issued when a person who has confirmed the fire extinguishing when the fire is extinguished, for example, presses a push button switch for a water discharge stop command provided on the control panel 9. When it is determined in S53 that there is no water discharge stop command, the valve closing operation (S54) of the open / close control valve 4 is performed after waiting for the water discharge stop command.
[0022]
The flow from S11, S51 to S54 shows the operation of the control panel 9 when a fire occurs. Therefore, in this case, as described above, the open / close control valve 4 is fully opened or opened to a predetermined opening, so that the fire-extinguishing water in the
[0023]
If it is determined in S13 that there is a fire signal, the open / close control valve 4 is fully opened from the closed state or opened to a predetermined opening degree (S52), and thereafter the processes of S53 and S54 described above are performed. The processes of S11 to S13 to S54 are processes when a fire signal is detected after detecting a flowing water signal, that is, when a fire has occurred in the vicinity of the
[0024]
As described above, according to the present embodiment, the open / close control valve 4 is normally kept in a half-open state, and the fire-extinguishing water flows out from the secondary side pipe 2 as in the case of the outbreak of the
[0025]
In the above embodiment, the initial state of the open / close control valve 4 is set to a half-open state, and the degree of the half-open state is not specified, but this half-open state is when one closed
In addition, since the open / close control valve 4 is opened from a half-open state to a full opening or a predetermined opening degree in the event of a fire, even when two or more sprinkler heads 1 at the fire site are operated and opened, sufficient fire extinguishing water is supplied. It can be supplied and the fire can be reliably extinguished.
[0026]
As shown by the dotted line in FIG. 1, the opening / closing control valve 4 and the flowing water detection device 3 may be directly connected by a signal line, and the control means may be provided in the opening / closing control valve 4. Also in this case, when the flowing water signal is input from the flowing water detection device 3 and the fire signal from the
Further, as the flowing water detection device, any system such as a check valve, a paddle type, a pressure sensing type such as a pressure switch, a flowmeter type or a flowmeter type may be used.
In addition, as shown with the equipment on the second floor, even when the flowing water detection device 3 is installed in the
[0027]
Embodiment 2. FIG.
In the present embodiment, the same device as that of the first embodiment shown in FIG. 1 is used, and only the control method of the control panel 9 is slightly changed. That is, in this embodiment, when only a running water signal is input, the opening degree of the on-off control valve 4 is changed from a half-open state to an intermediate state between the half-open state and the valve-closed state (hereinafter referred to as “semi-closed state”). In this state, the open / close control valve 4 is closed when a predetermined time (for example, about 30 seconds) elapses without a fire signal being input from the fire detector.
[0028]
FIG. 3 is a process flowchart of the control panel 9 according to the second embodiment of the present invention. The same processes as those in FIG. 2 are denoted by the same reference numerals. Hereinafter, based on FIG. 3, it demonstrates centering on the characteristic part of this Embodiment.
The control panel 9 determines whether or not a flowing water signal is input from the flowing water detection device 3 (S11). When it is determined that the flowing water signal is input, the control valve 4 that is in a half-open state is in a semi-closed state ( S110). Next, it is determined whether or not a fire signal is input from the fire detector 8 (S112). When it is determined that no fire signal is input, it is determined whether or not a predetermined time has elapsed (S113). ). The predetermined time here refers to the input of the fire signal from the input of the water flow signal when the
[0029]
When it is determined that the predetermined time has elapsed, the open / close control valve 4 in the semi-closed state is closed (S12), and the following processing is performed in S13 to S15 as described in the first embodiment. . If it is determined in S113 that the predetermined time has not elapsed, the presence / absence of a fire signal is determined again (S112).
When it is determined in S112 that there is a fire signal, the half-closed open / close control valve 4 is fully opened or opened to a predetermined opening degree (S52), and the following processing has been described in the first embodiment. The same processes S53 to S54 are performed.
[0030]
In this embodiment, when only a running water signal is input, the opening degree of the open / close control valve 4 is set to a semi-closed state, and a state in which no fire signal is input from the fire detector in this state is a predetermined time (for example, When about 30 seconds have elapsed, the on-off control valve 4 is closed, so that when the
Further, even when a fire is generated directly below the
[0031]
Embodiment 3 FIG.
FIG. 4 is a system diagram of another embodiment of the present invention, in which the same or corresponding parts as those in FIG. 1 showing the first embodiment are denoted by the same reference numerals. In the figure, 25 is an open control valve that is installed between the
[0032]
FIG. 5 is a process flowchart of the control panel 9 in the third embodiment shown in FIG. Hereinafter, the processing of the control panel 9 will be described based on FIG. 5 and the operation of each device shown in FIG. 4 will be described. Note that the processing itself of the control panel 9 is almost the same as that described in the first embodiment, and therefore, the same reference numerals as those in FIG.
The control panel 9 determines whether or not a flowing water signal is input from the flowing water detection device 3 (S11), and when it is determined that a flowing water signal is input, the control valve 27 is fully opened (S12). . At this time, since the opening / closing control valve 27 is small, the valve closing operation can be performed in a very short time.
[0033]
Next, it is determined whether or not a fire signal is input from the fire detector 8 (S13). When it is determined that no fire signal is input, it is determined whether or not a preset abnormal time has elapsed (S14). ). The abnormal time is the same as in the first embodiment, and is a time sufficient to determine that the generation of the flowing water signal is due to the
The flow of S11 to S15 described above is a case where there is no fire signal in spite of the presence of a water flow signal, and shows the processing when the
[0034]
If it is determined in S11 that there is no running water signal, the presence or absence of a fire signal is further determined (S51). If it is determined in S51 that there is no fire signal, the process returns to S11 to determine whether there is a running water signal. As described above, the loop of S11 and S51 shows the processing in the normal monitoring state.
If it is determined in S51 that there is a fire signal, the
[0035]
Next, it is determined whether or not there is a water discharge stop command (S53), and if there is, the
[0036]
The processing from S11, S51 to S54 shows the processing operation of the control panel 9 when a fire occurs. Accordingly, in this case, as described above, the
[0037]
If it is determined in S13 that there is a fire signal, the
[0038]
As described above, according to the present embodiment, the
In addition, since the open / close control valve 27 is normally open, fire-extinguishing water can be discharged even if a failure or the like occurs in the electrical system, which is safe.
[0039]
In the above embodiment, the orifice of the open / close control valve 27 can flow at least one water discharge amount of the
[0040]
Embodiment 4 FIG.
In the present embodiment, the same equipment as in the third embodiment shown in FIG. 4 is used, and only the control method of the control panel 9 is slightly changed. That is, in the present embodiment, when only a running water signal is input, the open / close control valve 27 is changed from a fully open state to a half open state that is an intermediate state between the fully open state and the closed state, and in this state fire detection is performed. The open / close control valve 27 is closed when a predetermined time (for example, about 30 seconds) elapses when no fire signal is input from the
[0041]
FIG. 6 is a process flowchart of the control panel 9 according to the fourth embodiment of the present invention. The same processes as those in FIG. 5 are denoted by the same reference numerals. Hereinafter, based on FIG. 6, it demonstrates centering on the characteristic part of this Embodiment.
The control panel 9 determines whether or not a flowing water signal is input from the flowing water detection device 3 (S11), and when it is determined that the flowing water signal is input, the open / close control valve 27 in the fully opened state is set to a half-open state (S111). ). Next, it is determined whether or not a fire signal is input from the fire detector 8 (S112). When it is determined that no fire signal is input, it is determined whether or not a predetermined time has elapsed (S113). ). The predetermined time is the same as that shown in the second embodiment. In the event of a fire, after the
[0042]
When it is determined that the predetermined time has elapsed, the open / close control valve 27 in the half-open state is closed (S12), and thereafter, the same processes of S13 to S15 as described in the third embodiment are performed. If it is determined in S113 that the predetermined time has not elapsed, the presence / absence of a fire signal is determined again (S112).
If it is determined in S112 that there is a fire signal, the
[0043]
In the present embodiment, when only a running water signal is input, the opening degree of the open / close control valve 27 is set to a half-open state, and a state in which no fire signal is input from the
Further, even when a fire is generated directly below the
[0044]
In addition, when considering the open / close control valve 27 and the
[0045]
By the way, in each said embodiment, the water pressure added to the primary side of each opening-and-closing control valve 4 and 27 and also the
For this reason, the opening / closing control valves 4 and 27 and the
In other words, taking the open / close control valve 4 as an example, the opening at the time of half-opening and full-opening can be selected from, for example, three types of low pressure, medium pressure, and high pressure. When the low pressure is selected (for example, with a selection switch) on the basis of the degree, the opening is made larger than the medium pressure, and when the high pressure is selected, the opening is made smaller than the medium pressure. . Similarly, when the valve is fully open, the opening for medium pressure is used as a reference. Make it smaller than medium pressure.
[0046]
The open / close control valve is in a half-open state and the open control valve is in a fully open state.
And, for example, the open / close control valves and open control valves installed from the 2nd basement to the 2nd floor (high pressure floor) with high water pressure can be installed for high pressure, and the water pressure can be installed from the 3rd floor to the 6th floor (intermediate pressure floor). Items are set for medium pressure, and those installed on the 7th to 10th floors (high pressure floor) where the water pressure is low are set for low pressure.
As a result, the amount of water passing through the on / off control valve when the on / off control valve is half-opened, that is, the amount of water discharged from the sprinkler head, can be made the same amount of water from the lower floor where the primary pressure is high to the lower floor where the pressure is high And when the open control valve is fully open, the amount of water passing through the open control valve and the open control valve, that is, the amount of water discharged from the sprinkler head, can be made substantially the same regardless of the difference in water pressure on the primary side.
[0047]
【The invention's effect】
As described above, the invention according to
[0048]
In the invention according to claim 2 or 6, since the normal state of the open / close control valve is set to a state in which a regular water discharge amount required when one of the closed sprinkler heads is opened can be supplied. In addition, it is possible to minimize the opening degree of the open / close control valve while ensuring the necessary water supply amount in the event of a fire, and to further reduce water loss in the event of a sprinkler head burst.
[0049]
Furthermore, in the invention according to claim 3 or 7, when the running water detection means detects running water in a state where the fire detector does not sense a fire, the open / close control valve is closed after a predetermined time has elapsed since the running water was detected. Since the valve is operated, the fire can be surely extinguished even when the fire is generated directly under the closed sprinkler head and the closed sprinkler head is activated before the fire detector.
[0050]
Further, in the invention according to
[0051]
Furthermore, the invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system diagram of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing a flow of processing of the control panel in the first embodiment.
FIG. 3 is a flowchart showing a process flow of a control panel in the second embodiment.
FIG. 4 is a system diagram of another embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart showing a process flow of a control panel in the third embodiment.
FIG. 6 is a flowchart showing a process flow of a control panel in the fourth embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Closed sprinkler head
2 Secondary piping
3 Flowing water detection device
4 Open / close control valve
5 Primary piping
8 Fire detector
9 Control panel
Claims (8)
該閉鎖型スプリンクラヘッドが設備された防護区域に設置され、火災を感知する火災感知器と、
前記給水管に設置されて、前記給水管内の流水を検知する流水検知手段と、
前記給水管に設けられて通常時は半開状態を維持している開閉制御弁とを備え、
前記火災検知器が火災を感知したときは前記開閉制御弁を全開又は所定の開度まで開放し、前記火災感知器が火災を感知しない状態で前記流水検知手段が流水を検知したときは前記開閉制御弁を閉弁するようにしたことを特徴とするスプリンクラ消火設備。A closed sprinkler head attached to the tip side of the water supply pipe;
A fire detector installed in a protected area equipped with the closed sprinkler head and detecting a fire;
Installed in the water supply pipe, and a water flow detecting means for detecting water flowing in the water supply pipe;
An open / close control valve provided in the water supply pipe and normally maintaining a half-open state;
When the fire detector detects a fire, the open / close control valve is fully opened or opened to a predetermined opening degree. A sprinkler fire extinguishing system characterized in that the control valve is closed.
該閉鎖型スプリンクラヘッドが設備された防護区域に設置され、火災を感知する火災感知器と、
前記給水管に設置されて、前記給水管内の流水を検知する流水検知手段と、
前記給水管に設けられて通常時は閉弁状態を維持している開放制御弁と、
該開放制御弁と並列に設置され、通常時は開弁状態を維持している開閉制御弁とを備え、
前記火災検知器が火災を感知したときは前記開放制御弁を全開又は所定の開度まで開放し、前記火災感知器が火災を感知しない状態で前記流水検知手段が流水を検知したときは前記開閉制御弁を閉弁するようにしたことを特徴とするスプリンクラ消火設備。A closed sprinkler head attached to the tip side of the water supply pipe;
A fire detector installed in a protected area equipped with the closed sprinkler head and detecting a fire;
Installed in the water supply pipe, and a water flow detecting means for detecting water flowing in the water supply pipe;
An open control valve provided in the water supply pipe and normally maintaining a closed state;
An open / close control valve that is installed in parallel with the open control valve and that normally maintains the open state;
When the fire detector detects a fire, the open control valve is fully opened or opened to a predetermined degree of opening, and when the water flow detecting means detects the water flow without the fire detector detecting a fire, the opening / closing is performed. A sprinkler fire extinguishing system characterized in that the control valve is closed.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34919896A JP3608323B2 (en) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | Sprinkler fire extinguishing equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34919896A JP3608323B2 (en) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | Sprinkler fire extinguishing equipment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10179787A JPH10179787A (en) | 1998-07-07 |
JP3608323B2 true JP3608323B2 (en) | 2005-01-12 |
Family
ID=18402141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34919896A Expired - Fee Related JP3608323B2 (en) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | Sprinkler fire extinguishing equipment |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3608323B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015147003A (en) * | 2014-02-10 | 2015-08-20 | 能美防災株式会社 | Sprinkler fire-extinguishing facility |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP34919896A patent/JP3608323B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10179787A (en) | 1998-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5992532A (en) | Wet pipe fire protection system | |
CA2678623C (en) | Fire protection system | |
US6840457B2 (en) | Wet-pipe sprinkler system, method of supplying water and dealing with water leak in the sprinkler system | |
JP3608323B2 (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JP3548927B2 (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
EP2864002B1 (en) | Preaction sprinkler system operation booster | |
JP7058779B2 (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JP5377391B2 (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JPH10248954A (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JP3629635B2 (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JPH1199222A (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JP2002113125A (en) | Firefighting equipment | |
JP2004201746A (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JP7313121B2 (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JP5004170B2 (en) | Pre-actuated sprinkler fire extinguishing equipment | |
JP5306247B2 (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JP3066581B2 (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JP4331418B2 (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JP4433348B2 (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JP5004629B2 (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JP2013000460A (en) | Sprinkler fire extinguishing system and control method of the same | |
JP2011125631A (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JP3689883B2 (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JPH04300565A (en) | Pre-operation type sprinkler fire extinguishing device for apartment-house | |
JPH10151221A (en) | Reduced pressure open type pressure regulating valve |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040402 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040921 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041004 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071022 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081022 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091022 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091022 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101022 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111022 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111022 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121022 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121022 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |