JP3607916B2 - 食肉の販売システムおよび食肉販売方法 - Google Patents

食肉の販売システムおよび食肉販売方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、小魚や貝などのように1個体がそのまま消費者に販売される食肉ではなく、各部位毎に分け、さらに適量に分けた状態で商品として消費者に提供されている牛肉や鮪等の食肉の販売システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、牛肉等の食肉は、ヒレやロース等の各種類の部位毎に分けた状態で消費者に提供されている。
【0003】
ここで、このような食肉を取扱う問屋などの卸売段階の流通過程においては、消費者に広く知られており、従って小売店等でよく売れるヒレやロース等の種類の部位のみが流通している。そして消費者に馴染みが薄くて需要が少ないその他の種類の部位は、流通しにくくその保管費用のみが増大するため、消費者の食用に供されることなく廃棄されているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような現状から、消費者に供する商品とするために、牛1頭に要する解体費や加工量等の諸費用は、消費者が購買する種類の部位の販売のみによって賄わなければならず、このことが食肉の価格の低廉化阻げる要因となっていた。
また、消費者に馴染みが薄い種類の部位は食用可能であっても廃棄されてしまうので、食料資源として見た場合でも無駄が多かった。
【0005】
本発明の目的は、食用可能な部位は全て商品として多くの消費者に提供し、消費者に馴染みが薄くて需要が少ない部位に係る商品は価格が自動的に下り消費者の購買意欲を刺激し、以て食用可能な部位を全て販売するようにすることによって、各部位に係る商品を従来に比して廉価に消費者に提供することができるとともに、食料資源の無駄をなくすることができる食肉の販売システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、購入者側のコンピュータシステムに所定の通信回線を介して接続されたサーバ側のコンピュータシステムを有し、前記サーバ側のコンピュータシステムは、演算手段および該演算手段の演算結果等を格納する記憶手段等を有し、前記購入者側のコンピュータシステムから送信された食肉の購入注文データに応じて所定の販売データ処理を行う食肉販売システムであって、前記サーバ側のコンピュータシステムには、入荷された食肉の販売総額と、当該食肉の部位の種類の数と、当該部位の種類の各々についての商品数である各々の部位商品数とをそれぞれ入力するための入力手段が接続されると共に、前記サーバ側のコンピュータシステムは、前記入力手段によって入力された前記販売総額と該販売総額が入力される直前の現在の在庫総額とを加えて新たな在庫総額を算出して前記記憶手段に格納する第1の演算手段と、前記入力手段によって入力された前記各部位の部位商品数と該部位商品数が入力される直前の各部位の現在の部位商品数とをそれぞれ加えて各部位の新たな部位商品数を算出して前記記憶手段に格納する第2の演算手段と、前記第1の演算手段によって算出された新たな在庫総額を前記部位の種類の数で除して1種類の部位の販売額である各部位の現在の部位販売額を算出して前記記憶手段に格納する第3の演算手段と、前記各部位の現在の部位販売額を前記入力手段にて入力された各部位の前記部位商品数でそれぞれ除して、各部位における1商品の価格である各部位の現在の商品価格を算出して前記記憶手段に格納する第4の演算手段と、前記各部位の前記現在の商品価格を表すデータ等を前記購入者側のコンピュータシステムに送信するデータ送信手段と、前記購入者側のコンピュータシステムから送信されてくる前記購入注文データを受けて、当該購入注文データに含まれる注文部位の種類を表すデータと、当該各注文部位の注文商品数とを表すデータとに基づき注文販売額を算出する第5の演算手段と、前記注文販売額に応じた売買契約に関する事務処理として購入者に対する請求書をサーバ側のコンピュータシステムに接続されているプリンタから出力させる事務処理手段と、前記第1の演算手段によって算出された新たな在庫総額から前記注文販売額を引いて現在の在庫総額を算出して前記記憶手段に格納する第6の演算手段と、前記第2の演算手段によって算出された各部位の新たな部位商品数から前記各注文部位のそれぞれの注文商品数を引いて各部位の現在の部位商品数を算出して前記記憶手段に格納する第7の演算手段と、前記第6の演算手段によって算出された現在の在庫総額を、現時点で在庫状態にある部位の種類の数で除して各部位の現在の部位販売額を算出して前記記憶手段に格納する第8の演算手段と、前記第8の演算手段によって算出された各部位の現在の部位販売額を、前記第7の演算手段によって算出された現在の部位商品数でそれぞれ除して各部位の現在の商品価格を算出して前記記憶手段に格納する第9の演算手段と、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、購入者側のコンピュータシステムに所定の通信回線を介して接続されたサーバ側のコンピュータシステムを有し、前記サーバ側のコンピュータシステムは、演算手段および該演算手段の演算結果等を格納する記憶手段等を有し、前記購入者側のコンピュータシステムから送信された食肉の購入注文データに応じて所定の販売データ処理を行う食肉販売方法であって、入荷された食肉の販売総額と、当該食肉の部位の種類の数と、当該部位の種類の各々についての商品数である各々の部位商品数とを所定の入力手段によってそれぞれ入力することにより、前記サーバー側のコンピュータシステムは、前記入力手段によって入力された前記販売総額と該販売総額が入力される直前の現在の在庫総額とを前記演算手段により加えることにより新たな在庫総額を算出して前記記憶手段に格納する第1のステップと、前記入力手段によって入力された前記各部位の部位商品数と該部位商品数が入力される直前の各部位の現在の部位商品数とを前記演算手段によりそれぞれ加えることにより各部位の新たな部位商品数を算出して前記記憶手段に格納する第2のステップと、前記第1のステップにおいて算出された新たな在庫総額を前記部位の種類の数で前記演算手段により除すことにより1種類の部位の販売額である各部位の現在の部位販売額を算出して前記記憶手段に格納する第3のステップと、前記各部位の現在の部位販売額を前記入力手段にて入力された各部位の前記部位商品数で前記演算手段によりそれぞれ除すことにより、各部位における1商品の価格である各部位の現在の商品価格を算出して前記記憶手段に格納する第4のステップと、前記各部位の前記現在の商品価格を表すデータ等を前記購入者側のコンピュータシステムにデータ送信手段によって送信する第5のステップと、前記購入者側のコンピュータシステムから送信されてくる前記購入注文データを受けて、当該購入注文データに含まれる注文部位の種類を表すデータと、当該各注文部位の注文商品数とを表すデータとに基づき注文販売額を前記演算手段により算出する第6のステップと、前記注文販売額に応じた売買契約に関する事務処理として購入者に対する請求書をサーバ側のコンピュータシステムに接続されているプリンタから出力させる第7のステップと、前記第1のステップにおいて算出された新たな在庫総額から前記注文販売額を前記演算手段により引いて現在の在庫総額を算出して前記記憶手段に格納する第8のステップと、前記第2のステップにおいて算出された各部位の新たな部位商品数から前記各注文部位のそれぞれの注文商品数を前記演算手段により引いて各部位の現在の部位商品数を算出して前記記憶手段に格納する第9のステップと、前記第8のステップにおいて算出された現在の在庫総額を、現時点で在庫状態にある部位の種類の数で前記演算手段により除して各部位の現在の部位販売額を算出して前記記憶手段に格納する第10のステップと、前記第10のステップにおいて算出された現在の部位販売額を、前記第7のステップにおいて算出された現在の部位商品数で前記演算手段によりそれぞれ除して各部位の現在の商品価格を算出して前記記憶手段に格納する第9のステップと、を実行することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
【0008】
図1は、本発明の一実施形態に係るシステム構成を示した構成図である
【0009】
図1において、10はサーバ側のコンピュータシステムであり、このサーバ側のコンピュータシステム10は、インターネット30及び電話回線31、32からなる通信回線を介して購入者側のコンピュータシステム20に接続されている。
【0010】
サーバ側のコンピュータシステム10は、CPU11、CPU11が実行すべきプログラム等を格納しているROM12、作業用のRAM13、データを入力するためのキーボード14、CRT等の表示手段15、プリンタ16、通信回線に出力するデータや通信回線から入力するデータの制御を行なう入出力制御手段17によって構成されている。
【0011】
以上のように構成された本実施形態において、サーバ側のコンピュータシステム10は、食肉の種類のデータと各種類毎の商品の価格のデータとを購入者側のコンピュータシステム20に供給し、購入者側のコンピュータシステム20は、購入者が希望する食肉の種類のデータと希望する商品の数のデータとをサーバ側のコンピュータシステム10に出力する。
【0012】
次に以上のように構成された本実施形態の動作について説明する。
【0013】
先ず、販売者は一個体分の食用可能な肉を加工業者から購入し、その購入金額に販売者の手数料を加えた額を販売総額としてキーボード14を用いてサーバ側のコンピュータシステム10に入力する。さらに販売者は、購入した食肉をヒレ,ロース等の種類別の部位に分けて、各部位の量と一商品の量(例えば100g)とからその部位の商品数を決定し、食肉の種類の数と各種類に係る部位の商品数(以下、「部位商品数」と言う)とをキーボード14を用いてサーバ側のコンピュータシステム10に入力する。
【0014】
以上のようにして、販売者は一個体分の食用可能な肉を、種類別に分けて消費者に消費可能な量の商品という形態で消費者に提供することができる。
【0015】
以上のようなデータを販売者がサーバ側のコンピュータシステム10に入力すると、サーバ側のコンピュータシステム10は、図2に示した販売者側データ入力ルーチンを実行する。
【0016】
先ず、ステップS11において、販売者が入力した販売総額と、部位の種類の数と、各々の種類の部位商品数とを読み込む。
【0017】
次に、ステップS12に進み、入力された販売総額とその時点での在庫総額とを加えた額を新たな在庫総額とする。 ここで、販売者が初めて入力する場合には、その時点での在庫総額は0であるので、入力された販売総額が在庫総額となる。
【0018】
ステップS13では、入力された種類毎の新たな部位商品数をその時点での各種類毎の部位商品数に加えた数を、各種類毎の部位商品数とする。
【0019】
ここで、販売者が初めて入力する場合には、その時点での各種類毎の部位商品数は全て0であるので、入力された新たな部位商品数がそのまま各種類毎の部位商品数となる。
【0020】
ステップS14では、ステップS12で決定された在庫総額を入力された部位の種類の数で除して、1種類の部位の販売額である部位販売額を決定する。
【0021】
ステップS15では、ステップS14で決定された部位販売額を各種類毎にステップS13で決定された部位商品数で除して、各種類毎の1商品の価格(以下、「商品価格」と言う)を決定する。そして、ステップS16で、ステップS15で決定された商品価格のデータをその商品の種類のデータと共に購入者側のコンピュータシステムに供給する。
【0022】
このようにして、供給されたデータに基づく商品の種類と価格とを見て、消費者が購入を希望する商品の種類と数とを決定すると、その消費者は購入者となって注文部位の種類とその注文商品数とからなる購入注文を購入者側のコンピュータシステム20からサーバ側のコンピュータシステム10に出力する。
購入者から購入注文があると、サーバ側のコンピュータシステム10は図3に示す購入者側データ入力ルーチンを実行する。
購入者から購入注文があると、サーバ側のコンピュータシステム10は、ステップS21において、その購入注文に係る注文部位の種類とその注文商品数とから、注文販売額を決定し、その売買契約に係る事務処理を行なう。この事務処理とは、プリンタ16から購入者に対する請求書を出力したり、販売者に対する注文伝票を出力したりするとともに、購入者側のコンピュータシステム20においても所定の処理を行なう旨の指示を必要なデータとともに購入者側のコンピュータシステム20に出力することである。この指示を受信すると、購入者側のコンピュータシステム20は、受信したデータに基づいてあらかじめ定められた事務処理を行なう。
【0023】
次にステップS22に進んで、在庫総額から注文販売額を引いた額を新たな在庫総額とする。
【0024】
ステップS23では、注文部位の種類に係る部位商品数から注文商品数を引いた数を、その種類の部位商品数として、各種類の部位商品数を決定する。
【0025】
ステップS24では、ステップS22で決定された在庫総額を、この時点で商品が在庫状態にある部位の種類の数で除して、新たな部位販売額を決定する。
【0026】
ステップS25では、ステップS24で決定された部位販売額を各種類毎にステップS23で決定された部位商品数で除して、各種類毎の商品価格を決定する。
【0027】
そして、ステップS26では、ステップS25で決定された商品価格のデータをその商品の種類のデータとともに購入者側のコンピュータシステムに供給する。
【0028】
サーバ側のコンピュータシステム10は、購入者から購入注文が出力される度毎にステップS21〜ステップS26を繰り返し、販売者から入力がある度毎に図2に示した販売者側データ入力ルーチンを実行する。
【0029】
以上のように動作する本実施形態においては、購入者から購入注文がなされる毎に、在庫総額が減少し、それに伴って部位販売額が減少し、消費者に馴染みがなく需要の少ない種類の部位に係る部位商品数は減少しないので、需要の少ない種類の商品価格は、需要の多い種類の部位の購入注文がなされる度毎に下がり続けて消費者の購買意欲を刺激し続ける。
【0030】
そして、このように購買意欲を刺激された消費者が馴染みがない種類の商品に購入注文を出した場合には、他の種類の商品価格が下がるので、全体として、従来よりも廉価な食肉を消費者に提供することができる。
【0031】
また本実施形態によれば、従来は廃棄されていた食用可能な肉を安価に消費者に提供することができるので、食料資源の無駄を無くすることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、消費者に食肉を従来よりも廉価に提供することができるとともに、食料資源の無駄も無くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシステム構成図である。
【図2】図1に示したサーバ側のコンピュータシステムが実行すべきプログラムを示すフローチャートである。
【図3】図1に示したサーバ側のコンピュータシステムが実行すべきプログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 サーバ側のコンピュータシステム
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 キーボード
15 表示手段
16 プリンタ
17 入出力制御手段
20 購入者側のコンピュータシステム
30 インターネット
31、32 電話回線

Claims (2)

  1. 購入者側のコンピュータシステムに所定の通信回線を介して接続されたサーバ側のコンピュータシステムを有し、前記サーバ側のコンピュータシステムは、演算手段および該演算手段の演算結果等を格納する記憶手段等を有し、前記購入者側のコンピュータシステムから送信された食肉の購入注文データに応じて所定の販売データ処理を行う食肉販売システムであって、
    前記サーバ側のコンピュータシステムには、入荷された食肉の販売総額と、当該食肉の部位の種類の数と、当該部位の種類の各々についての商品数である各々の部位商品数とをそれぞれ入力するための入力手段が接続されると共に、
    前記サーバ側のコンピュータシステムは、
    前記入力手段によって入力された前記販売総額と該販売総額が入力される直前の現在の在庫総額とを加えて新たな在庫総額を算出して前記記憶手段に格納する第1の演算手段と、
    前記入力手段によって入力された前記各部位の部位商品数と該部位商品数が入力される直前の各部位の現在の部位商品数とをそれぞれ加えて各部位の新たな部位商品数を算出して前記記憶手段に格納する第2の演算手段と、
    前記第1の演算手段によって算出された新たな在庫総額を前記部位の種類の数で除して1種類の部位の販売額である各部位の現在の部位販売額を算出して前記記憶手段に格納する第3の演算手段と、
    前記各部位の現在の部位販売額を前記入力手段にて入力された各部位の前記部位商品数でそれぞれ除して、各部位における1商品の価格である各部位の現在の商品価格を算出して前記記憶手段に格納する第4の演算手段と、
    前記各部位の前記現在の商品価格を表すデータ等を前記購入者側のコンピュータシステムに送信するデータ送信手段と、
    前記購入者側のコンピュータシステムから送信されてくる前記購入注文データを受けて、当該購入注文データに含まれる注文部位の種類を表すデータと、当該各注文部位の注文商品数とを表すデータとに基づき注文販売額を算出する第5の演算手段と、
    前記注文販売額に応じた売買契約に関する事務処理として購入者に対する請求書をサーバ側のコンピュータシステムに接続されているプリンタから出力させる事務処理手段と、
    前記第1の演算手段によって算出された新たな在庫総額から前記注文販売額を引いて現在の在庫総額を算出して前記記憶手段に格納する第6の演算手段と、
    前記第2の演算手段によって算出された各部位の新たな部位商品数から前記各注文部位のそれぞれの注文商品数を引いて各部位の現在の部位商品数を算出して前記記憶手段に格納する第7の演算手段と、
    前記第6の演算手段によって算出された現在の在庫総額を、現時点で在庫状態にある部位の種類の数で除して各部位の現在の部位販売額を算出して前記記憶手段に格納する第8の演算手段と、
    前記第8の演算手段によって算出された各部位の現在の部位販売額を、前記第7の演算手段によって算出された現在の部位商品数でそれぞれ除して各部位の現在の商品価格を算出して前記記憶手段に格納する第9の演算手段と、を備えることを特徴とする食肉の販売システム。
  2. 購入者側のコンピュータシステムに所定の通信回線を介して接続されたサーバ側のコンピュータシステムを有し、前記サーバ側のコンピュータシステムは、演算手段および該演算手段の演算結果等を格納する記憶手段等を有し、前記購入者側のコンピュータシステムから送信された食肉の購入注文データに応じて所定の販売データ処理を行う食肉販売方法であって、
    入荷された食肉の販売総額と、当該食肉の部位の種類の数と、当該部位の種類の各々に
    ついての商品数である各々の部位商品数とを所定の入力手段によってそれぞれ入力することにより、
    前記サーバー側のコンピュータシステムは、
    前記入力手段によって入力された前記販売総額と該販売総額が入力される直前の現在の在庫総額とを前記演算手段により加えることにより新たな在庫総額を算出して前記記憶手段に格納する第1のステップと、
    前記入力手段によって入力された前記各部位の部位商品数と該部位商品数が入力される直前の各部位の現在の部位商品数とを前記演算手段によりそれぞれ加えることにより各部位の新たな部位商品数を算出して前記記憶手段に格納する第2のステップと、
    前記第1のステップにおいて算出された新たな在庫総額を前記部位の種類の数で前記演算手段により除すことにより1種類の部位の販売額である各部位の現在の部位販売額を算出して前記記憶手段に格納する第3のステップと、
    前記各部位の現在の部位販売額を前記入力手段にて入力された各部位の前記部位商品数で前記演算手段によりそれぞれ除すことにより、各部位における1商品の価格である各部位の現在の商品価格を算出して前記記憶手段に格納する第4のステップと、
    前記各部位の前記現在の商品価格を表すデータ等を前記購入者側のコンピュータシステムにデータ送信手段によって送信する第5のステップと、
    前記購入者側のコンピュータシステムから送信されてくる前記購入注文データを受けて、当該購入注文データに含まれる注文部位の種類を表すデータと、当該各注文部位の注文商品数とを表すデータとに基づき注文販売額を前記演算手段により算出する第6のステップと、
    前記注文販売額に応じた売買契約に関する事務処理として購入者に対する請求書をサーバ側のコンピュータシステムに接続されているプリンタから出力させる第7のステップと、
    前記第1のステップにおいて算出された新たな在庫総額から前記注文販売額を前記演算手段により引いて現在の在庫総額を算出して前記記憶手段に格納する第8のステップと、
    前記第2のステップにおいて算出された各部位の新たな部位商品数から前記各注文部位のそれぞれの注文商品数を前記演算手段により引いて各部位の現在の部位商品数を算出して前記記憶手段に格納する第9のステップと、
    前記第8のステップにおいて算出された現在の在庫総額を、現時点で在庫状態にある部位の種類の数で前記演算手段により除して各部位の現在の部位販売額を算出して前記記憶手段に格納する第10のステップと、
    前記第10のステップにおいて算出された現在の部位販売額を、前記第7のステップにおいて算出された現在の部位商品数で前記演算手段によりそれぞれ除して各部位の現在の商品価格を算出して前記記憶手段に格納する第9のステップと、を実行することを特徴とする食肉販売方法。
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