JP3606372B2 - コンピュータ支援設計方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ支援設計(CAD)、コンピュータ支援生産(CAM)、コンピュータ支援エンジニアリング(CAE)およびプログラムデータ管理(PDMII)ソフトウェアシステムの分野におけるコンピュータソフトウェアユーティリティプログラムに関し、より詳細には、このようなシステムにおける部分設計および組立てアプリケーションに関する。
【0002】
【従来の技術】
部分設計および組み立て操作では、一部分がしばしば2つ以上のボディ(bodies)を結合させることによって構築される。たとえば、このようなボディは、立方体、球体、円筒形、直方体または円錐形などの単純な3次元形状、またはより複雑な形状の形になることができる。このようなボディは、別の方法では、ボディの外形(outer shell)を定義することによって決定され、これはいくつかの「面(face)」から構成される。したがって、たとえば、立方体の形状を有するボディは6面を有し、それぞれが正方形である。
【0003】
既存のCADシステムでは、部分がしばしば2つのボディを組合わせることによって組み立てられ、2つのボディの容量が重複する。たとえば図1に示すように、ここでは2つの直方体が交差する。部分設計では、ボディが別のボディと組立てられるとき、ボディのある部分を除去するか、あるいは逆に、ボディのある部分を保持することが望ましい。たとえば、図1を参照すると、設計者は、10で示される部分など、組立体の一部を除去し、組立体の残りの部分を保持することを望むであろう。フランスのDassault Systemes of SuresnesによってCATIA(登録商標)という名称で販売されている、既知のCAD/CAM/CAEシステムでは、これを、トリム(TRIM)操作として知られている操作によって達成することができる。
【0004】
トリム操作の最初のステップは、2つのボディの容量を新しい容量の組またはセルに分割するステップである。セルは3つのグループに分けられる。すなわち、グループIは、ボディAからのみ生ずる容量を有するセルであり、グループIIは、ボディBからのみ生ずる容量を有するセルであり、グループIIIは、両方のボディに共通した容量を有するセルである。このステップは、「カットボディ(CutBodies)」操作と呼ばれる。図1に示すように、図示のような2つの直方体の組立体が、5つの「セル」が生まれるという結果になる。セル12および13は、第1のボディであるボディAからのみ生じる。セル10および11は、第2のボディであるボディBからのみ生じ、セル14は、ボディAとボディBの両方から生じる。見るとわかるように、5つのセルはそれぞれ1組の面を有し、これらがセルを定義する。
【0005】
トリム操作の第2のステップは、セルを保持するかあるいは除去して、ブール演算に従ってユーザの仕様を満たす、完成された組立体を作成する。具体的には、ユーザが、第1のボディに第2のボディが追加されることを指定した場合に、すべてのセルが併合される。ユーザが、2つのボディの間の交差を保持すると指定した場合に、両方のボディに属するセルのみが保持される。ユーザが、第1のボディからのセルが組立体から除去されることを指定した場合(「除去」操作)に、そのセルが除去される。逆に、ユーザが、第1のボディからのセルが保持されることを指定した場合(「保持」操作)、選択されたセルが保持され、第1のボディからの他のすべてのセルが除去され、第2のボディからのみ導出されたセルが保持され、両方のボディに共通したすべてのセルが保持される。実際には、ユーザがセルの面の1つを選択して、どのセルが保持されるかあるいは除去されるかを決定する。
【0006】
このような既存のシステムは、ユーザによって選択された面であり、必ず第1のボディにおいて生じ、他のボディの両側に延びることがなく、すなわち、他のボディの面によって分離または分割されていない面である限り、うまく動作する。具体的には、2つの部分が組み立てられるとき、組立体の構成が、各ボディの1または複数の面を変更する結果となることがしばしばある。この場合には、3種類の面が作成される。すなわち、1)この処理において不変のままにされる面(「不変」または「影響を受けない」面)、2)2つ以上の部分に分割される面(「分割」面)、および3)2つの元のボディにおいて同じ背景表面を有する面である。後者の類別の面が1つの面に併合され、ゆえに「簡素化面」と呼ばれる。これらの3タイプの面を図2に示し、ここでは、ボディBの面20としてその構成から変更されなかったので、面26は不変面である。面27および30は、それぞれボディBの面22の一部なので分割面である。面27および30はボディAの逆側にもある。同様に、面28および31は、ボディAの面23から生じる分割面である。面32は簡素化面であり、面24(ボディA)および面21(ボディB)の組み合せから生じた結果である。
【0007】
既存のCATIA(登録商標)システムでは、ユーザは、除去または保持操作を加えるために不変面のみを直接指示することができる。ユーザが分割された面を選択して、除去または保持機能のためにセルを指示した場合には、結果として生じる分割面を含むすべてのセルで、操作を実行する。これを避けるために、ユーザは、まず孔などの特徴を面に追加しなければならない。これは時間のかかる処理であり、不必要な複雑さを設計処理に加える。これは特に、不必要な特徴(たとえば、孔)を、ボディ部分の組み立ての前に追加しなければならないからであり、したがって、予め考慮することが必要となり、設計処理の自由度が妨げられる。多数の組立体では、ユーザが不変面にアクセスすることができないので、実際に選択することができる唯一の面が分割面である。多くの場合、単にユーザが不変面の上の分割面を選択することがより論理的である。加えて、多くの場合、単に組立体に不変面がないので、選択することができる唯一の面が分割面である。経験により、少なくともすべてのトリム操作の半分が、分割面の選択を必要とし、したがって不必要な特徴を分割面に追加することがわかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図3は問題を例示する。図3は、2つの交差するボディを示し、主要ボディ50は薄壁51を含み、小さいボディ52は、たとえば、薄壁を強化することを意図している。ユーザは、壁51の近い側から突き出している、強化ボディの部分52aを除去することを望む。既知のシステムでは、除去されるボディの部分52aのすべての面が分割面なので、ユーザは選択するための有効な面を有していない。図5に示す所望の結果に達するために、ユーザは、図4に示すバイパス操作に頼らなければならず、ここでは、ユーザが小さい特徴53を除去したいボディの部分の幾何形状に追加する。このように、ユーザが除去あるいは保持したいボディの特定の部分にタグを付けることができる。他の場合には,無用な特徴を追加するこの必要性は、大抵の設計者によって不自然で煩わしい操作として不快に思われ、トリム操作の広範な使用を制限することになる。
【0009】
したがって、不必要な部分を追加する必要がなく、ユーザがトリム操作において保持するかあるいは除去するセルの分割面を選択することが可能となるシステムが必要である。
【0010】
本発明は、他の場合には不必要な幾何形状の特徴を、操作に関係するボディに追加する必要性をユーザに課すことなく、ユーザがトリム操作を実行することが可能となるシステム、方法および装置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様によれば、これは、既存の部分設計システムの他の既知の特徴を利用することによって達成され、これは、各ボディについて、ボディのトポロジの履歴を記述するログをシステムに格納することからなる。
【0012】
本発明の一態様によれば、トリム操作は上述のようなカットボディ操作から開始し、これは2つのボディAおよびBをセルに分割する。論じたように、分割によって、3つの類別のセルが提供される。すなわち、(I)Aからのみ生じるセル、(II)Bからのみ生じるセル、および(III)AおよびBに共通したセルである(図1)。本発明によれば、次のステップは、2つのボディの合体(「A∪B操作」)から生じた組立体におけるすべての面を、カットボディ操作後のそれらの状況(「子」状況)とそれらの以前の状況(「親」状況)との比較に従って、3つの類別に分類することを含む。この比較は、元のボディの各々のトポロジログを使用して行われる。
【0013】
本明細書で説明するように、A∪Bログにおけるあらゆる面が、ボディAのトポロジログかボディBのトポロジログのいずれか、あるいはその両方において親面を有することを理解されたい。他方では、AログまたはBログにおける親面が、いくつかの子をA∪Bログに有する可能性がある。面分類処理では、面が上述のように類別される。すなわち、組み立て操作によって影響を受けない面、操作中に分割され、したがってユーザがそれらの適切な部分を選択することができるように区切られる必要のある面、および簡素化面である。
【0014】
本発明による処理の次のステップは、ユーザが「保持」操作を選択したか「除去」操作を選択したかを決定すること、次いで指定された操作を実行することからなる。除去操作をまず説明する。選択された面が簡素化面であった場合、これは組立体全体を除去する結果となるので、ユーザはこの選択が誤りであることを知らされる。選択された面が影響を受けない面であった場合、システムはこの面が属するボディセルを識別し、これを除去する。これはすでに、従来の技術で言及した既存のシステムにおいて達成された。しかし、選択された面が分割面であった場合、本発明による方法は、トポロジログの情報を使用して、選択された面および無関係の親(選択された面の親とは異なるボディからの親)を有する面によって決定されたセルを発見することからなる。次に、このセルは除去される。
【0015】
保持操作は除去操作と大変類似している。保持操作では、同じ方法を使用して、選択されたセルを識別する。選択されたセルが属するグループが示され、そのグループの他のセル全てが除去される。選択されたセル、および他のグループからのセルが、保持される。したがって、図1を参照して、セル10(グループII)が保持されるために選択された場合に、セル10は保持されるが、セル11(グループII)は除去される。セル12および13(グループI)、およびセル14(グループIII)は保持される。
【0016】
【発明の実施の形態】
図6を参照して、コンピュータ100の物理リソースを示す。これは本発明に従ってプログラミングすることができる。コンピュータ100は、プロセッサホストバス102に接続された中央処理装置101を有し、それを介してデータ、アドレスおよび制御信号を提供する。プロセッサ101は、Pentium(登録商標)シリーズプロセッサ、K6プロセッサ、MIPS(登録商標)プロセッサ、Power PC(登録商標)プロセッサまたはALPHA(登録商標)プロセッサなど、従来のシングルチップまたはマルチチップの汎用マイクロプロセッサいずれかにすることができる。加えて、プロセッサ101は、デジタル信号プロセッサまたはグラフィックスプロセッサなど、従来の特定用途向けマイクロプロセッサのいずれかにすることができる。マイクロプロセッサ101は、プロセッサホストバス102に接続する従来のアドレス、データ、および制御線を有することができる。
【0017】
コンピュータ100は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)メモリコントローラ104を有するシステムコントローラ103を含むことができる。システムコントローラ103は、ホストバス102に接続して、ランダムアクセスメモリ105へのインタフェースを提供することができる。システムコントローラ103は、ホストバスに対し、周辺バスとのブリッジング機能も提供することができる。コントローラ103は、それによって、プロセッサホストバス102上の信号を、主要周辺バス110上の信号と相互に交換することができる。周辺バス110は、たとえば、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス、ISA(Industry Standard Architecture)バス、またはマイクロチャネル(Micro−Channel)バスにすることができる。加えて、コントローラ103は、データバッファリング、および、ホストバス102と周辺バス110の間でデータ転送レートの調整を提供することができる。コントローラ103はそれによって、たとえば、64ビット、66MHzインタフェースおよび533Mbytes/secのデータ転送レートを有するプロセッサ101が、データパスビット幅、クロック速度、またはデータ転送レートが異なるデータパスを有するPCIバス110とインタフェースをとることを可能にすることができる。
【0018】
アクセサリデバイスは、たとえば、ハードディスクドライブ113に結合されたハードディスクドライブ制御インタフェース111、ビデオディスプレイ115に結合されたビデオディスプレイコントローラ112、および、キーボードおよびマウスコントローラ121を含み、バス120に結合して、プロセッサ101によって制御することができる。コンピュータシステムは、コンピュータシステムネットワーク、イントラネットまたはインターネットへの接続を含むことができる。データおよび情報は、このような接続を介して送受信することができる。
【0019】
コンピュータ100は、不揮発性ROM(Read Only Memory)メモリ122を含んで、基本的なコンピュータソフトウェアルーチンを格納することもできる。ROM122は、EEPROM(Electronically Erasable Programmable ROM)などの可変メモリを含んで、構成データを格納することができる。BIOS(Basic Input Output System)ルーチン123をROM122に含めることができ、これは基本的なコンピュータ初期設定、システム検査、および入出力(I/O)サービスを提供することができる。BIOS123は、オペレーティングシステムをディスク113から「ブート」させることを可能にするルーチンを含むこともできる。高レベルのオペレーティングシステムの例は、Microsoft Windows98(商標)、Windows NT(商標)、UNIX、LINUX、Apple MacOS(商標)オペレーティングシステム、または他のオペレーティングシステムである。
【0020】
オペレーティングシステムは、RAMメモリ105に完全にロードすることができ、あるいは一部をRAMメモリ105、ディスクドライブ記憶装置113またはネットワークのいずれかの記憶装置に含めることができる。オペレーティングシステムは、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアシステムおよびソフトウェアシステムのツールを実行するための機能を提供することができる。ソフトウェアの機能は、本発明によれば、ビデオディスプレイコントローラ112およびコンピュータシステム100の他のリソースにアクセスして、ビデオコンピュータディスプレイ115上に設計のモデルを提供することができる。
【0021】
本明細書で使用するトポロジログの概念は、図7を参照することによって説明される。この図に示すように、ボディAのトポロジログは、ボディの各面のデータ、すなわち(a1、a2、a3、a4、a5、a6)からなる。面a4、a5、およびa6は、この図では視野から隠れているので図示しない。同様に、ボディBのトポロジログは、6面(b1、b2、b3、b4、b5、b6)からなり、隠れている面はこの図では図示しない。図8を参照して、ボディA∪Bのトポロジログを示し、これはボディの各面のデータを含む。したがって、たとえば、面c1は簡素化面で、その親である面a3およびb3の組み合せの結果生じたものである。面c2は不変面で、その親はb1である。面c3は分割面で、その親は面b2であり、その分割面はa1である。
【0022】
図9を参照して、本発明の方法を示したフローチャートを図示する。この図に示したように、この処理は、トリム操作の対象となる2つのボディを選択することから開始する(60、61)。トリム操作の最初のステップは、カットボディ操作であり、これは2つのボディの容積を、ボディAにのみ属する容積、ボディBにのみ属する容積、または両方のボディに共通する容積の間の境界によって、線引きされたセルに分割する(62、63)。次いで、2つのボディのトポロジログが比較されて、ボディAおよびボディBの合体、すなわち「子」面によって作成されたボディの各面の履歴が決定される(64)。ボディA∪Bのトポロジログは、各々の子に対する親面を指示し、親面が属するボディを指示する。処理の次のステップは、ユーザによって保持操作が選択されたか除去操作が選択されたかを検査することである(65、66)。これらの操作は、図9および図10において記載する。
【0023】
図10のフローチャートおよび図6のトポロジログを参照して、除去操作の処理を記載する。システムは、どの面を除去操作のために選択したかを指示するユーザ入力を受信する(70)。ユーザが簡素化面を選択した場合、メッセージ(71)がユーザに送信され、この選択が組立体全体を除去する結果となることを指示する。ユーザが影響を受けない面を選択した場合(72 yes)、この面を使用して、除去されるセルを識別する(73)。セルにすでに除去のためのフラグが立てられている場合、このセルはすでに除去されており、システムは次に選択された面を探索するので、何も行わない(74 yes)。セルが事前に処置のためのタグを付けられていなかった場合、選択された面が属するセルは、組立体から除去される(75)。
【0024】
ユーザが影響を受ける面(すなわち、分割面)を選択した場合(72 no)、選択された面の親面を決定する目的のために、トポロジログが探索される(76)。これが決定された後、A∪Bトポロジログが探索され、選択された面に隣接する面を発見する(77)。隣接面は、選択された面と共通のエッジを共有する、組立体の外形上の面として定義される。したがって、図8を参照して、ユーザが分割面c3を選択した場合、面c3に隣接した面は、簡素化面c1、影響を受けない面c2、分割面c4、および、この図では見えないが、簡素化面c1と形状が等しい組立体の背面である。隣接面が識別された後、隣接面の親を発見し、隣接面のいずれかの親が選択された面の親と同じボディに属するかどうかを決定する目的のために、ボディAおよびボディBのトポロジログが探索される(78、79)。共通の親があった場合(79 yes)、この方法は次の隣接面へスキップし、再度、隣接面の親を発見し、隣接面のいずれかの親が選択された面の親と同じボディに属するかどうかを決定する目的のために、ボディAおよびボディBのトポロジログを探索することによって、進行する(80)。ログは、選択された面と同じ親を有していない隣接面が発見されるまで、探索される(79no)。次いで、その面を使用して、何が除去されるか、すなわち、異なる親を有する隣接面によって境界を画して制限されたような、選択された面を有するセルを定義する(81)。識別されたセルが、続いて除去され(75)、他に選択された面がなくなるまで、処理全体が、次に選択された面について繰り返され(83 yes)、選択された面がなくなった場合は処理が終了する(83 no)。
【0025】
このとき、前述の処理がセルの特徴を識別するという結果になることを理解されたい。除去操作では、セルが識別された後、これが除去される(図10、ステップ75)。保持操作の方法は、セルが識別される方法と同様である。保持方法(図11)は、ステップ75′のみが異なり、選択されたセルが識別され、そのグループが決定された後、これが他のグループからのセルと共に保持される。選択されたセルと同じグループ(したがって同じボディ)から選択されていないセルは除去される。保持および除去操作は、共に同じ結果を達成するので、両方を提供することがなぜ必要かと思われるかもしれない。その理由は、多数の設計者が、除去したいものよりも保持したいものを定義する方がより自然であることがわかっているからである。
【0026】
除去操作で実施したような本発明を、以下で図1、図7、図8および図10を参照して記載する。図8は、図6に示したボディAおよびBの組み合せの結果であることを思い出されたい。この例では、ユーザが、図1で10が付いた最上のセルを除去することを望んでいるとる。セル10は、グループIIのセルであり、これは、その容積がボディBからのみ生じたものだからである(図1)。例示のため、ユーザが図8に示す面c3を選択し、除去操作を指定すると仮定する。c3は簡素化面でも不変面でもないので、システムは直接c3の親を決定するステップへ進行する(図10、ステップ76)。この場合、トポロジログから、c3の親がボディBからのb2であることが決定される。次いで、システムは、面c3に隣接するすべての面を識別する(図10、ステップ77)。隣接面は、c1、c2、c4および組立体の背面であり、これはc1と形状が等しい簡素化面であり、この例ではc14として指示される。
【0027】
次のステップは、隣接面の1つを選択し、このような隣接面の親が面c3の親と同じボディに属するかどうかを決定することになる(図10、ステップ78、79)。隣接面c1が最初に照会されると仮定すると、c1の親は、ボディAおよびBの両方から生じたa3およびb3であることが決定される。したがって、図10の照会79に対する応答は肯定的となり、すなわち、面c3および面c1はそれぞれ同じボディ、すなわちボディBから生じた親を有する。同じ結果が、面c14に関する照会についても得られる。次に検査される面がc2であると仮定すると、c2の親は、b1であると決定され、これはボディBから生じたものである。再度、図10の照会79に対する応答は肯定的となり、すなわち、面c3および面c2はそれぞれ同じボディ、すなわちボディBから生じた親を有する。最後に、照会は隣接面c4を調べる。c4の親は、a1である。したがって、c4の親(ボディAからのもの)は、面c3の親と同じボディ(ボディB)から生じない。したがって、図10のステップ79の照会に対する応答は否定的となり、システムは、セル10(図1)を識別してタグを付け、これは、後続の処理のために面c4によって制限された面c3によって定義される(図10、ステップ81)。この例では、タグが付けられたセルが続いて除去される(図10、ステップ75)。次いで、他の面がユーザによって選択されている場合、処理全体が繰り返され、(図10、ステップ83 yes)、そうでない場合は、処理が終了する(図10、ステップ83 no)。時々、図10の照会79があらゆる隣接面について肯定的に回答され(すなわち、選択された面の親および隣接面の親が同じボディからのものである)、検査する隣接面が残っていない場合、メッセージがユーザに送信され、エラーが発生したことが指示される(図10、ステップ82)。
【0028】
このとき、ユーザが除去機能ではなく保持機能を要求したと仮定しよう。その場合、問題のセルの識別を決定する方法は同じものとなる。違いは、問題のセルが識別された後に、そのセルがシステムによって除去されることである。この例では、セル10が識別された後、システムは、グループIIのセルであるセル10を保持するが、グループIIのセルの残り、すなわちセル11を除去する(図11、ステップ75′)。加えて、システムは、グループIのセル(12および13)、およびグループIIIのセル(14)を保持する。
【0029】
本発明は、デジタル電子回路、またはコンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアまたはそれらの組み合せにおいて実施することができる。本発明の装置は、プログラミング可能プロセッサによって実行するための機械で読取り可能な記憶デバイスで、具体的に実施されたコンピュータプログラム製品において実施することができ、本発明の方法ステップは、入力データを操作して出力を生成することによって、本発明の機能を実行するための命令からなるプログラムを実行するプログラミング可能なプロセッサによって実行することができる。
【0030】
本発明は、データ記憶システムからデータおよび命令を受信するため、かつデータおよび命令をそれらへ送信するために結合された少なくとも1つのプログラミング可能プロセッサ、少なくとも1つの入力デバイス、および少なくとも1つの出力デバイスを含むプログラミング可能システム上で実行可能な、1つまたは複数のコンピュータプログラムで有効に実施できる。アプリケーションプログラムは、高レベルの手続き形またはオブジェクト指向プログラミング言語、または、望む場合はアセンブリまたは機械語で実施することができ、いずれの場合も、言語をコンパイルあるいは解釈実行される言語にすることができる。
【0031】
一般に、プロセッサは、命令およびデータを読み取り専用メモリおよび/またはランダムアクセスメモリから受信する。コンピュータプログラム命令およびデータを具体的に実施するために適した記憶デバイスには、すべての形式の不揮発性メモリが含まれ、例として、EPROM、EEPROM、およびフラッシュメモリデバイスなどの半導体メモリデバイス、内部ハードディスクおよび取り外し可能ディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、およびCD−ROMディスクが含まれる。前述のいずれも、専用に設計されたASIC(特定用途向け集積回路)によって補足され、あるいはそれに組み込むことが可能である。
【0032】
本発明のいくつかの実施形態を記載した。様々な変更を、本発明の精神および範囲から離れることなく行うことができることを理解されたい。したがって、他の実施は、特許請求の範囲の範囲内である。
【図面の簡単な説明】
【図1】カットボディ操作の結果を示し、組立体に併合された2つのボディが、それら元のボディに従ってセルに分割された例を示す図である。
【図2】2つのボディを組立体に併合する前のボディおよびそれらの面、および、2つのボディの併合した後の結果として生じた面を例示する図である。
【図3】組立体の2つのボディである主要ボディおよび強化ボディの交差の一例を示す図である。
【図4】従来技術の方法に関し、除去される強化ボディの一部の面における不必要な部分を追加する例を示す図である。
【図5】強化ボディの望ましくない部分を除去した後の、図3の組立体を例示する図である。
【図6】本発明を使用することが可能であるコンピュータシステムのブロック図である。
【図7】2つのボディのトポロジログを示す図である。
【図8】図7について2つのボディの併合によって形成された組立体のトポロジログを示す図である。
【図9】本発明の方法全体の概略図である。
【図10】本発明による「除去」操作の概略図である。
【図11】本発明による「保持」操作の概略図である。
【符号の説明】
10、11、12、13、14 セル
20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、a1、a2、a3、b1、b2、b3、c1、c2、c3、c4、c5、c6、c7、c14 面
50 主要ボディ
51 薄壁
52 小さいボディ
52a 部分
53 タグ
Claims (17)
- 記憶手段と入力手段とが接続された処理手段を含むコンピュータで実施されるコンピュータ支援設計方法であって、
前記記憶手段に格納された、空間的容量を包含する第1のボディおよび第2のボディの物理的構成を指定するトポロジログを参照して、前記処理手段が、前記第1および第2のボディの組み合せを含む第3のボディのトポロジログを定義するステップと、
前記処理手段が、前記第3のボディを3つの類別のセルへ分割するステップであって、前記3つの類別は、1)前記第1および第2のボディの両方に共通した空間を包含するセルと、2)前記第1のボディからのみ導出された空間を包含するセルと、および3)前記第2のボディからのみ導出された空間を包含するセルとを含むステップと、
前記第1、第2、および第3のボディの各々の面を定義する前記トポロジログから得られた情報を前記記憶手段に格納するステップであって、前記情報は、前記第3のボディの各面が前記第1のボディから生じたか、前記第2のボディから生じたかを指定するデータを含むステップと、
前記第3のボディの面を選択する入力を前記入力手段が受信するステップと、
前記記憶手段に格納された前記情報へアクセスし、前記処理手段が、前記入力手段に入力された前記選択された面が前記第1のボディにおいて生じたか、前記第2のボディにおいて生じたかを決定するステップと、
前記記憶手段に格納された前記情報へアクセスし、前記処理手段が、前記選択された面に隣接し、前記選択された面が生じたボディ以外のボディから生じた面を識別するステップと、
前記処理手段が、前記選択された面および前記隣接面によって定義された、後続の処理のためのセルを指定するステップと
を備えることを特徴とするコンピュータ支援設計方法。 - 前記セルが前記第3のボディから除去されることを指定する入力を前記入力手段が受信するステップと、
前記処理手段が、前記入力手段に入力された前記指定されたセルを前記第3のボディから除去するステップと
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記セルが前記第3のボディの一部として保持されることを指定する入力を前記入力手段が受信するステップと、
前記処理手段が、前記第3のボディから、先の処理のために指定された前記セルが属する前記類別内の、前記指定されたセルを除くすべてのセルを除去するステップと
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 記憶手段と入力手段と表示手段とが接続された処理手段を含むコンピュータを用いたソフトウェア制御方法であって、
a)第1のボディおよび第2のボディの組み合せからなる組立体を前記表示手段に表示するステップであって、前記表示は、前記第1のボディから生じた前記組立体の部分をグラフィカルに指示するステップと、
b)オブジェクトの面を選択する入力を前記入力手段が受信するステップと、
c)前記処理手段が、前記入力手段に入力された前記選択された面の親が前記第1のボディにおいて生じたか、前記第2のボディにおいて生じたかを決定し、その結果を含む情報を前記記憶手段に格納するステップと、
d)前記記憶手段に格納された前記情報へアクセスし、前記処理手段が、前記選択された面に隣接した前記オブジェクトの1組の面を決定するステップと、
e)前記記憶手段に格納された前記情報へアクセスし、前記処理手段が、前記選択された面の親が生じたボディと同じボディから生じない親を有する前記隣接面の組を、隣接面が発見されるまで探索するステップと、
f)前記処理手段が、前記選択された面およびステップe)で発見された前記隣接面によって境界を画した前記組立体の一部として、前記組立体のセルを定義するステップと
を備えることを特徴とするソフトウェア制御方法。 - 前記セルが前記組立体から除去されることを指示する入力を前記入力手段が受信するステップと、
前記処理手段が、前記入力手段に入力された前記指定されたセルを前記組立体から除去するステップと
をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 記憶手段と入力手段とが接続された処理手段を含むコンピュータで実行されるコンピュータプログラムが格納されたコンピュータ読取り可能媒体であって、前記コンピュータプログラムは、
前記記憶手段に格納された、空間的容量を包含する第1のボディおよび第2のボディの物理的構成を指定するトポロジログを参照して、前記処理手段が、前記第1および第2のボディの組み合せを含む第3のボディのトポロジログを定義するステップと、
前記処理手段が、前記第3のボディを3つの類別のセルへ分割するステップであって、前記3つの類別は、1)前記第1および第2のボディの両方に共通した空間を包含するセルと、2)前記第1のボディからのみ導出された空間を包含するセルと、および3)前記第2のボディからのみ導出された空間を包含するセルとを含むステップと、
前記第1、第2、および第3のボディの各々の面を定義する前記トポロジログから得られた情報を前記記憶手段に格納するステップであって、前記情報は、前記第3のボディの各面が前記第1のボディから生じたか、前記第2のボディから生じたかを指定するデータを含むステップと、
前記第3のボディの面を選択する入力を前記入力手段が受信するステップと、
前記記憶手段に格納された前記情報へアクセスし、前記処理手段が、前記入力手段に入力された前記選択された面が前記第1のボディにおいて生じたか、前記第2のボディにおいて生じたかを決定するステップと、
前記記憶手段に格納された前記情報へアクセスし、前記処理手段が、前記選択された面に隣接し、前記選択された面が生じたボディ以外のボディから生じた面を識別するステップと、
前記処理手段が、前記選択された面および前記隣接面によって定義された、後続の処理のためのセルを指定するステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータ読取り可能媒体。 - 前記コンピュータプログラムは、
前記セルが前記第3のボディから除去されることを指定する入力を前記入力手段が受信するステップと、
前記処理手段が、前記入力手段に入力された前記指定されたセルを前記第3のボディから除去するステップと
をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項6に記載のコンピュータ読取り可能媒体。 - 前記コンピュータプログラムは、
前記セルが前記第3のボディの一部として保持されることを指定する入力を前記入力手段が受信するステップと、
前記処理手段が、前記第3のボディから、先の処理のために指定された前記セルが属する前記類別内の、前記指定されたセルを除くすべてのセルを除去するステップと
をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項6に記載のコンピュータ読取り可能媒体。 - 記憶手段と入力手段と表示手段とが接続された処理手段を含むコンピュータで実行されるコンピュータプログラムが格納されたコンピュータ読取り可能媒体であって、前記コンピュータプログラムは、
a)第1のボディおよび第2のボディの組み合せからなる組立体を前記表示手段に表示するステップであって、前記表示は、前記第1のボディから生じた前記組立体の部分をグラフィカルに指示するステップと、
b)前記組立体の面を選択する入力を前記入力手段が受信するステップと、
c)前記処理手段が、前記入力手段に入力された前記選択された面が前記第1のボディにおいて生じたか、前記第2のボディにおいて生じたかを指定するデータを含む情報を前記記憶手段に格納するステップと、
d)前記記憶手段に格納された前記情報へアクセスし、前記処理手段が、前記選択された面に隣接した前記組立体の1組の面を決定するステップと、
e)前記記憶手段に格納された前記情報へアクセスし、前記処理手段が、前記選択された面が生じたボディと同じボディから生じない前記隣接面の組を、隣接面が発見されるまで探索するステップと、
f)前記処理手段が、前記選択された面およびステップe)で発見された前記隣接面によって境界を画した前記組立体の一部として、前記組立体のセルを定義するステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータ読取り可能媒体。 - 第1のボディおよび第2のボディの組み合せからなる組立体を表示する表示手段と、記憶手段と入力手段とが接続された処理手段を含むコンピュータで実行されるコンピュータプログラムが格納されたコンピュータ読取り可能媒体であって、前記表示手段は、前記第1のボディから生じた前記組立体の部分をグラフィカルに指示し、前記コンピュータプログラムは、
a)前記入力手段が、前記組立体の面を選択する入力を受信するステップと、
b)前記処理手段が、前記入力手段に入力された前記選択された面が前記第1のボディにおいて生じたか、前記第2のボディにおいて生じたかを指定するデータを含む情報を前記記憶手段に格納するステップと、
c)前記記憶手段に格納された前記情報へアクセスし、前記処理手段が、前記選択された面に隣接した前記組立体の1組の面を決定するステップと、
d)前記記憶手段に格納された前記情報へアクセスし、前記処理手段が、前記選択された面が生じたボディと同じボディにおいて生じない前記隣接面の組を、隣接面が発見されるまで探索するステップと、
e)前記処理手段が、前記選択された面およびステップd)で発見された前記隣接面によって境界を画した前記組立体の一部として、前記組立体のセルを定義するステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータ読取り可能媒体。 - 前記コンピュータプログラムは、
前記入力手段が、前記セルが前記組立体から除去されることを指示するユーザ入力を受信するステップと、
前記処理手段が、前記入力手段に入力された前記指定されたセルを前記組立体から除去ステップと
をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項10に記載のコンピュータ読取り可能媒体。 - 記憶手段と入力手段とが接続された処理手段を含むコンピュータで実施されるコンピュータ支援設計方法であって、
a)第1のボディの物理的構成を指定する第1の組のデータを前記記憶手段に格納するステップであって、前記第1の組のデータは、前記第1のボディの1組の面を含むステップと、
b)第2のボディの物理的構成を指定する第2の組のデータを前記記憶手段に格納するステップであって、前記第2の組のデータは、前記第2のボディの1組の面を含をステップと、
c)前記処理手段が、前記第1および第2のボディの組み合せを含む第3のボディを指定する第3の組のデータを定義するステップであって、前記第3の組のデータは、前記第3のボディの1組の面を含み、前記第3の組のデータは、前記第3のボディの各面について、前記第3のボディの前記面が生じた元の前記第1または第2のボディの前記各面を指示するステップと、
d)前記第3のボディの面を選択する入力を前記入力手段が受信するステップと、
e)前記記憶手段に格納された前記データを参照し、前記処理手段が、前記第3のボディの前記選択された面が生じた前記第1のボディの面か、前記第2のボディの面かを決定するステップと、
f)前記記憶手段に格納された前記データを参照し、前記処理手段が、前記選択された面に隣接した、前記選択された面が生じた面に対応するボディ以外のボディに属する面において生じた前記第3のボディの面を識別するステップと、
g)前記処理手段が、前記選択された面および前記隣接面によって定義された前記第3のボディの一部を、後続の処理のために指定するステップと
を備えることを特徴とするコンピュータ支援設計方法。 - 先の処理のために指定された前記第3のボディの前記一部が前記第3のボディから除去されることを命令する入力を前記入力手段が受信するステップと、
前記処理手段が、前記一部を前記第3のボディから除去するステップと
をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の方法。 - 先の処理のために指定された前記第3のボディの前記一部が前記第3のボディの一部として保持されることを命令する入力を前記入力手段が受信するステップと、
前記処理手段が、前記第3のボディの前記一部が前記第1のボディにおいて生じたか、前記第2のボディにおいて生じたかを決定するステップと、
前記処理手段が、前記第3のボディから、先の処理のために指定された前記第3のボディの前記一部に対応する前記ボディにおいてのみ生じた前記第3のボディのすべての部分を、先の処理のために指定された前記一部を除いて除去するステップと
をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の方法。 - 記憶手段と入力手段とが接続された処理手段を含むコンピュータで実行されるコンピュータプログラムが格納されたコンピュータ読取り可能媒体であって、前記コンピュータプログラムは、
a)第1のボディの物理的構成を指定する第1の組のデータを前記記憶手段に格納するステップであって、前記第1の組のデータは、前記第1のボディの1組の面を含むステップと、
b)第2のボディの物理的構成を指定する第2の組のデータを前記記憶手段に格納するステップであって、前記第2の組のデータは、前記第2のボディの1組の面を含むステップと、
c)前記処理手段が、前記第1および第2のボディの組み合せを含む第3のボディを指定する第3の組のデータを定義するステップであって、前記第3の組のデータは、前記第3のボディの1組の面を含み、前記第3の組のデータは、前記第3のボディの各面について、前記第3のボディの前記面が生じた元の前記第1または第2のボディの前記各面を指示するステップと、
d)前記第3のボディの面を選択する入力を前記入力手段が受信するステップと、
e)前記記憶手段に格納された前記データを参照し、前記処理手段が、前記第3のボディの前記選択された面が生じた前記第1のボディの面か、前記第2のボディの面かを決定するステップと、
f)前記記憶手段に格納された前記データを参照し、前記処理手段が、前記選択された面に隣接した、前記選択された面が生じた面に対応するボディ以外のボディに属する面において生じた前記第3のボディの面を識別するステップと、
g)前記処理手段が、前記選択された面および前記隣接面によって定義された前記第3のボディの一部を、後続の処理のために指定するステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータ読取り可能媒体。 - 前記コンピュータプログラムは、
先の処理のために指定された前記第3のボディの前記一部が前記第3のボディから除去されることを命令する入力を前記入力手段が受信するステップと、
前記処理手段が、前記一部を前記第3のボディから除去するステップと
をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ読取り可能媒体。 - 前記コンピュータプログラムは、
先の処理のために指定された前記第3のボディの前記一部が前記第3のボディの一部として保持されることを命令する入力を前記入力手段が受信するステップと、
前記処理手段が、前記第3のボディの前記一部が前記第1のボディにおいて生じたか、前記第2のボディにおいて生じたかを決定するステップと、
前記処理手段が、前記第3のボディから、先の処理のために指定された前記第3のボディの前記一部に対応する前記ボディにおいてのみ生じた前記第3のボディのすべての部分を、先の処理のために指定された前記一部を除いて除去するステップと
をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ読取り可能媒体。
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