JP3603263B2 - Sealing label - Google Patents

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JP3603263B2
JP3603263B2 JP2000287748A JP2000287748A JP3603263B2 JP 3603263 B2 JP3603263 B2 JP 3603263B2 JP 2000287748 A JP2000287748 A JP 2000287748A JP 2000287748 A JP2000287748 A JP 2000287748A JP 3603263 B2 JP3603263 B2 JP 3603263B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、胴部とこの胴部にねじ締結されたキャップ部とからなる容器をシールするために、実質的に前記胴部を覆うことになる下領域と、前記キャップ部を覆うことになる上領域とからなるシーリングラベルに関する。このシーリングラベルは、点眼薬容器などの容器の開封・未開封の識別を明確にするとともに、各種の表示も行うものである。
【0002】
【従来の技術】
点眼薬容器などの液体収納容器のシーリングラベルにおいて、シーリングラベルを開封するための横ミシン線が、容器の胴部肩口、つまり胴部とこの胴部上方に設けられたねじ部にねじ締結されたキャップ部との境界線より上にあると、シーリングラベルの開封後に、胴部の残っているシーリングラベルの下領域とねじ部との隙間に、容器使用時に液だれした液や、ごみを溜めることになり不衛生なので、横ミシン線は胴部肩口にちょうど位置することが望ましいとされている。しかしながらその場合でも、開封後の複数回の使用に際して、キャップ下部に、ミシン線で切断されたシーリングラベルの上領域が残っていると使用者に違和感がある。そのためにキャップ部を覆っているシーリングラベルの上領域は、開封後に簡単に取り除くことができることが望ましいとされている。
【0003】
従来の典型的なシーリングフィルムとして、シーリングフィルムの上領域と下領域に沿って横ミシン線を設け、縦ミシン線を上領域を縦断するように設けたものがある。このシーリングフィルムでシールされた容器の使用時には、第一ステップとしてキャップ部を覆うシーリングフィルムの上領域に、縦方向に入れたミシン線をつまみ部分を持って切り開き、第二ステップとしてキャップ部から剥がれた上領域を、胴部とキャップ部の境界付近に位置する横ミシン線に沿って剥がし、第三ステップとしてキャツプを回して開栓する。この場合、シーリングフィルムを縦ミシン線に沿って、まずその上領域を縦方向に切断してから、横ミシン線に沿って、この上領域を剥がす作業がかなり手間のかかる作業であり、縦方向の切断時に下領域を損傷する可能性があった。つまり、横ミシン線と縦ミシン線が垂直となっているため、縦方向の切断作業と横方向の切断作業がスムーズに移行しないという問題点があった。
【0004】
熱収縮性合成樹脂で成形された粘着剤付きシーリングラベルも用いられてきているが、そのようなシーリングラベルでは、横ミシン線のみが施されているものも多く、その開封はキャップ部を回転させて横ミシン線を破断することにより行い、キャップ部に残存するラベル片を露呈した部分をつまんで強引に破り取るか、カッターなどで切り取っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
現在、市場には上記二種のシーリングラベルでシールされた容器がよく用いられているが、使用者は最初に経験したもの、または自分の感性に合ったもので開封を試みるために、どちらの方法を採用してもすべての使用者の満足を得ることは難しく、どちらかの使用者に不便を感じさせている。とくに点眼薬容器などの容器においては、開封・未開封の識別が明確にでき、改竄防止が確実にできることが望まれているが、横ミシン線のみのシーリングラベルでシールした容器の場合は、開封した後に、キャップ部を締めて、元に戻すと一目では開封の痕跡が判断できない可能性もあるので、改竄防止の観点からも好ましくない。とくに医薬用に供される小型の点眼薬容器は、通常一本づつがカートンに収納されるのではなく、複数本がカートンに収納されているので、一本づつの未使用性の確保と、容易な判別性が望まれている。この点眼薬容器においては、開封・未開封の識別が明確にでき、改竄防止が確実にできることが望まれている。この発明の目的は、つまみを持ってシーリングラベルの上領域を剥がす際には、この上領域に設けられたミシン線の破断からスムーズに横ミシン線の破断に移行できること、および最初からキャップを回転させて横ミシン線を破断し開封する際には、開封・未開封の容易な判別性が得られることが実現可能なシーリングラベルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、胴部とこの胴部にねじ締結されたキャップ部とからなる容器をシールするために、実質的に前記胴部を覆うことになる下領域と、前記キャップ部を覆うことになる上領域とからなるシーリングラベルにおいて、この発明では、前記上領域と下領域の境界に沿って延びた切部と不切部とからなる横ミシン線と、前記上領域の縁部に位置するつまみ部と、前記つまみ部から前記横ミシン線まで前記上領域を斜めに延びた切部と不切部とからなる傾斜ミシン線とが設けられている。この構成により、つまみ部を持ってシーリングラベルの上領域のミシン線を破断し開封することも、キャップ部を回して横ミシン線を破断し開封することも可能になる。しかもつまみ部を持って開封するケースでは、そのミシン線が横ミシン線に対して傾斜しているため、横ミシン線の破断への移行がスムーズになる。また、キャップ部を回して開封するケースでは、横ミシン線の破断と同時に傾斜ミシン線の破断も生じ、開封・未開封の識別が容易となる。もちろん、つまみ部を持ってミシン線を破断し開封する場合には、シール部分を簡単にそして完全に除去できるので、開封・未開封の識別が明確で改竄防止が確実にできる。
【0007】
【発明の実施の形態】
この発明の好適な実施形態では、傾斜ミシン線の延び形態は、キャップの径やミシン線の切部と不切部のピッチなどにもよるが、最適な破断性を得るように、直線状に延びる形態もしくは下向き凸状の曲線状に延びる形態が選ばれる。この発明の好適な実施例の一つでは、前記横ミシン線と前記傾斜ミシン線の接点からさらに、前記傾斜ミシン線とV字を形成するように追加ミシン線が設けられている。この構成では、キャップ部を回して開封しても、三角状に開封の痕跡が生じ、一目で開封・未開封の判別ができ、改竄防止を確実にできる。すなわち、開封のためキャップ部を回転させると、先ず横ミシン線が切れ始めるが、横ミシン線と傾斜ミシン線の接点領域には傾斜ミシン線と追加ミシン線が作り出すV字状の切部が存在するため、その領域の横ミシン線の不切部が完全に切れる前に、傾斜ミシン線が切れ始める。
【0008】
その後、キャップ部の回転に連れて横ミシン線と傾斜ミシン線の間のシールラベル部分が、キャップ部から剥がれて行く状態で傾斜ミシン線が破断されて行くこととなる。その結果、必ず三角状の切断線痕跡が生じることとなり、一目で開封・未開封の判別が可能となる。この傾斜ミシン線と追加ミシン線との角度、つまりV字の角度は100〜160度が好ましく、より好ましくは120度程度である。上記の作用効果をさらに効率よく得るために、この発明の好適な実施形態の一つでは、前記横ミシン線と前記傾斜ミシン線の接点領域における横ミシン線の不切部がその長さが他の不切部より長大不切部として形成されている。この構成をとることにより、キャップを回して開封しても、横ミシン線の部位と接している個所は切れ難くなり、横ミシン線の不切部が完全に切れる前に、傾斜ミシン線が効率よく切れ始める。
【0009】
さらに好ましくは、前記長大不切部に前記傾斜ミシン線の切部が接するようにすることである。同様に、効率よく傾斜ミシン線が切断されるように、前記傾斜ミシン線の不切部に対する切部の長さ割合が、前記横ミシン線の不切部に対する切部の長さ割合よりも大きくすることも重要である。横ミシン線や傾斜ミシン線の切部の長さ、および不切部の長さはラベルの材質や容器の大きさ、使用目的などに応じて適宜選択されるが、点眼薬容器を例にとると通常下記の長さが用いられる。横ミシン線では、その切部は2〜3mm程度で、好ましくは約2.5mm、その不切部は0.2〜1mm程度で、好ましくは約0.5mm、ただし上述した横ミシン線と前記傾斜ミシン線の接点領域における横ミシン線の不切部、つまり長大不切部は1.5〜2.5mm程度で好ましくは約2mmである。これに対し傾斜ミシン線では、その切部は3〜4mm程度で、好ましくは約3.5mm、その不切部は0.2〜1mm程度で、好ましくは約0.5mmである。追加ミシン線は傾斜ミシン線に準じた値をとり、二、三個所の切部を備える。この発明の好適な実施形態として、シーリングラベルが粘着剤付き熱収縮性合成樹脂で作られるようにするならば、シーリングラベルの密着性が良くなるとともに、開封後も確実に容器にシーリングラベルの下領域が付着することになり、この下領域に印字されている医薬品などに必要な種々の表示が不用意に失われない。
【0010】
第一実施例を図1〜図5を用いて説明する。図1はこの発明のシーリングラベル(1)の展開図であり、このシーリングラベル(1)は下半分の下領域(1A)と、上半分の上領域(1B)とからなっており、裏面の任意の部分に、好ましくは下領域(1A)の裏面に粘着剤が塗布された熱収縮性合成樹脂(たとえばシートまたはフィルム材など)で成形されている。このシーリングラベル(1)には図2や図3で示すような切り取り線となるミシン線が施されている。(d)は切り取り方向を示す。このシーリングラベル(1)は、図4で示すような胴部(3)と、この胴部(3)の上部に設けられたねじ部にねじ締結されるキャップ部(4)とからなる点眼薬容器(2)を、密着して被覆しシールするが、その際、シーリングラベル(1)の下領域(1A)が胴部(3)を覆い、シーリングラベル(1)の上領域(1B)がキャップ部(4)を覆うことになる。シーリングラベル(1)の上領域(1B)の上縁部には、舌片状のつまみ部(1a)が形成されている。シーリングラベル(1)に施される切り取り線用のミシン線として、前記上領域(1B)と、下領域(1A)の境界に沿って延びた切部(11)と不切部(12)とからなる横ミシン線(10)と、つまみ部(1a)から横ミシン線(10)まで上領域(1B)を斜めに延びた切部(21)と、不切部(22)とからなる傾斜ミシン線(20)とが存在している。したがって、点眼薬容器(2)に貼り付けられた際、横ミシン線(10)は容器(2)と胴部(3)とキャップ部(4)の境界に位置する。
【0011】
さらにこの第一実施例では図2によく示されているように、横ミシン線(10)の他の不切部(12)より大きな長さを持って形成されている長大不切部(13)と、傾斜ミシン線(20)の切部(21)との接点から、さらに傾斜ミシン線(20)とV字を形成するように、角度120度をもって鏡対称に追加ミシン線(30)が施されており、その際、追加ミシン線(30)は一〜二本の切部(31)と、不切部(32)からなる長さを持っている。傾斜ミシン線(20)との接点領域を形成する横ミシン線(10)の長大不切部(13)は、約2mmの長さに設定されており、横ミシン線(10)のその他の不切部(12)は約0.5mmの長さに設定されている。また横ミシン線(10)の切部(11)は約2.5mmの長さに設定されている。傾斜ミシン線(20)はこの実施形態では、下向きで凸状の曲線状に延びており、その切部(21)は約約3.5mmの長さに設定されており、その不切部(22)は約0.5mmの長さに設定されている。
【0012】
このようなシーリングラベル(1)によってシールされた点眼薬容器(2)が図4に示されており、この点眼薬容器(2)のキャップ部(4)を回すことでシールの切断、つまり開封を行っている様子が図5に示されている。なお図4と図5からも明らかなように、点眼薬容器(2)に貼り付けたシーリングラベル(1)は、キャップ部(4)を回すことによって切断・開封されるが、もし、前述した追加ミシン線(30)が省かれている場合(図3参照)、キャップ部(4)の回転が始まると横ミシン線(10)の不切部(12)および長大不切部(13)も切断されてしまうが、傾斜ミシン線(20)は熱収縮してキャップ部(4)に緊張した状態で密着しているために、その不切部(22)は切断されないままとなる。この形態ではシーリングラベル(1)の上領域(1B)を剥ぎ取るには、つまみ部(1a)を持って傾斜ミシン線(20)の不切部(22)を切断して行く必要がある。
【0013】
一方、追加ミシン線(30)が施されている場合、キャップ部(4)の回転が始まったときに、傾斜ミシン線(20)と追加ミシン線(30)の交点を形成する両切部(21),(31)が作り出すV字型の切部のもたらす緩衝効果により、長大不切部(13)が切断する前に、傾斜ミシン線(20)の不切部(22)が切断し始め、傾斜ミシン線(20)より上側のシーリングラベル部分(1Bb)だけがキャップ部(4)と連れ回りし、さらにキャップ部(4)が回転しながら上昇すると、図5に示すように傾斜ミシン線(20)は上方に向かって連続的に分離していき、傾斜ミシン線(20)より下側のシーリングラベル部分(1Ba)は屈曲して行く。このように分離された三角形状のシーリングラベル部分(1Ba)の分離部分は複雑に屈曲されるため、これにより開封の痕跡が歴然と残り、開封したことを証明することになる。同時にこのようにして屈曲し巻き込まれた部分は容易に修復できないので、開封の痕跡が残らないように故意にシールを復元することも不可能となる。
【0014】
つぎにこの発明の第二実施例を図6に示す。図6はこの発明のシーリングラベル(1’)の展開図である。このシーリングラベル(1’)は傾斜ミシン線(120)が点眼薬容器(2)に巻き付けられることにより、一本の連続したミシン線となるところの、二本の直線状に延びたミシン線で構成されていることで、先の第一実施例と異なっているものである。図7はこの発明のさらに別の第三実施例としてのシーリングラベル(1”)である。このシーリングラベル(1”)は、シールのための点眼薬容器(2)に貼り付けられた際、つまみ部(1a)の先端がキャップ部(4)の天面縁部(e)に接近して位置するように、シーリングラベル(1”)の上領域(1B)が寸法づけられている。また図8はこの発明のさらに別の第四実施例としてのシーリングラベル(1”a)である。
【0015】
このシーリングラベル(1”a)は、点眼薬容器(2)に貼り付けられた際、つまみ部(1a)の先端がキャップ部(4)の天面縁部(e)から所定間隔あけたところに位置するように、シーリングラベル(1”a)の上領域(1B)が寸法づけられている。点眼薬容器(2)の場合には、キャップ部(4)の天面部分に種々の表示を施すことがあり、この表示がシーリングラベルによって隠れないようにする必要があるとき、第三実施例や第四実施例の形態が好適に用いられる。またつまみ部(1a)がキャップ部(4)の天面からはみ出さない形状を採用することで、製造過程におけるラベリング工程や、カートンに収納する際、つまみ部(1a)がひっかかることによる障害が少なくなる効果もある。またシーリングラベル自体が小さくできるので材料コストも安くできる。図9と図10は第四実施例のシーリングラベル(1”a)によってシールされた点眼薬容器(2)と、その点眼薬容器(2)のキャップ部(4)を回して開封を試みた様子を示す斜視図である。
【0016】
【発明の効果】
この発明は、たとえば使用者がつまみ部(1a)を持ってシーリングラベル(1)を開封しようとするとき、単一動作でスムーズにシーリングラベル(1)を除去できる。またこのシーリングラベル(1)でシールされた点眼薬容器(2)のキャップ部(4)だけを回して開封することも可能であり、その際、三角形状の分離部分(1Ba)が容易に視認できるところの、屈曲痕跡を必ず残すこととなり、修復ができないことから改竄防止に役立つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例におけるシールラベルの展開表面図。
【図2】図1のシールラベルの横ミシン線と傾斜ミシン線と追加ミシン線の形態を示す拡大図。
【図3】追加ミシン線を省いた場合の図2に対応する図。
【図4】図1によるシールラベルでシーリングした容器を示す斜視図。
【図5】図4の容器のキャップ部を回して開封しようとした状態を示す斜視図。
【図6】この発明の第二実施例におけるシーリングラベルの展開表面図。
【図7】この発明の第三実施例におけるシーリングラベルの展開表面図。
【図8】この発明の第四実施例におけるシーリングラベルの展開表面図。
【図9】この発明の第四実施例によるシーリングラベルでシーリングした容器を示す斜視図。
【図10】図9の容器のキャップ部を回して開封しようとした状態を示す斜視図。
【符号の説明】
(1),(1’),(1”),(1”a) シーリングラベル
(1A) 下領域
(1B) 上領域
(1a) つまみ部
(10) 横ミシン線
(20),(120) 傾斜ミシン線
(30) 追加ミシン線
(2) 点眼薬容器
(3) 胴部
(4) キャップ部
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
According to the present invention, in order to seal a container including a body and a cap that is screwed to the body, the lower region that substantially covers the body and the cap are covered. The present invention relates to a sealing label including an upper region. This sealing label clarifies whether a container such as an eye drop container is opened or not, and also performs various displays.
[0002]
[Prior art]
In a sealing label of a liquid storage container such as an eye drop container, a horizontal perforation line for opening the sealing label was screwed to a shoulder portion of the container, that is, a body portion and a screw portion provided above the body portion. If it is above the boundary with the cap, after opening the sealing label, the liquid that has dripped when using the container and garbage can be collected in the gap between the threaded area and the lower area of the sealing label that remains on the body. Therefore, it is desirable that the horizontal perforation line is located exactly at the shoulder opening of the torso. However, even in such a case, the user may feel uncomfortable if the upper region of the sealing label cut by the sewing line remains at the lower portion of the cap in multiple uses after opening. Therefore, it is desirable that the upper region of the sealing label covering the cap portion can be easily removed after opening.
[0003]
As a typical sealing film of the related art, there is a film in which a horizontal perforation line is provided along an upper region and a lower region of the sealing film, and a vertical perforation line is provided so as to cross the upper region. When using the container sealed with this sealing film, as a first step, open the perforated sewing line with a knob in the upper area of the sealing film covering the cap, and peel off the cap as a second step. The upper region is peeled off along a horizontal sewing line located near the boundary between the trunk and the cap, and the cap is turned to open as a third step. In this case, the work of cutting the sealing film along the vertical perforation line in the vertical direction first, and then peeling off the upper region along the horizontal perforation line is a very time-consuming operation. The lower region could be damaged during cutting. That is, since the horizontal perforation line and the vertical perforation line are perpendicular to each other, there is a problem that the cutting operation in the vertical direction and the cutting operation in the horizontal direction are not smoothly shifted.
[0004]
Sealing labels with adhesives formed of heat-shrinkable synthetic resin have also been used, but many such sealing labels are only provided with a horizontal perforation line. This was performed by breaking the horizontal perforation line, and the portion where the label piece remaining in the cap portion was exposed was pinched and forcibly torn or cut with a cutter or the like.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
At present, containers sealed with the above two types of sealing labels are often used on the market, but users can use either the first experience or the one that suits their sensitivity to open it. Even if the method is adopted, it is difficult to obtain the satisfaction of all users, which makes either user inconvenient. Especially for containers such as eye drops containers, it is desirable that the distinction between opened and unopened containers can be clearly identified, and that tampering can be reliably prevented. After that, if the cap is tightened and returned to the original position, there is a possibility that the trace of the opening cannot be determined at a glance, which is not preferable from the viewpoint of prevention of tampering. In particular, small eye drop containers used for medicine are usually not stored one by one in a carton, but a plurality of bottles are stored in a carton. Easy discrimination is desired. In this eye drop container, it is desired that the opened / unopened container can be clearly identified, and the tampering can be reliably prevented. It is an object of the present invention that when the upper region of the sealing label is peeled with a knob, it is possible to smoothly shift from breaking the sewing line provided in the upper region to breaking the horizontal sewing line, and rotate the cap from the beginning. An object of the present invention is to provide a sealing label capable of realizing easy distinction of opening / unopening when breaking and opening the horizontal perforation line.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in order to seal a container consisting of a body and a cap which is screwed to the body, a lower region which substantially covers the body and covers the cap. In the sealing label consisting of the upper region to be, in the present invention, a horizontal perforation line consisting of a cut portion and a non-cut portion extending along the boundary between the upper region and the lower region, and an edge of the upper region. A knob portion is provided, and an inclined perforated line including a cut portion and an uncut portion extending obliquely in the upper region from the knob portion to the horizontal perforation line is provided. With this configuration, it is possible to break and open the perforation line in the upper region of the sealing label by holding the knob portion, or to break and open the horizontal perforation line by turning the cap portion. Moreover, in the case of opening with the knob, the perforation line is inclined with respect to the horizontal perforation line, so that the transition of the horizontal perforation line to break becomes smooth. In the case where the cap portion is opened by turning the cap portion, the sloping perforation line breaks at the same time as the horizontal perforation line breaks, which makes it easy to distinguish between opened and unopened. Of course, in the case where the sewing machine wire is broken and opened by holding the knob portion, the seal portion can be easily and completely removed, so that the opened / unopened can be clearly identified and the tampering can be reliably prevented.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
In a preferred embodiment of the present invention, the extending form of the inclined perforation line depends on the diameter of the cap and the pitch of the cut and non-cut portions of the perforation line. An extending form or a form extending in a downwardly convex curved shape is selected. In a preferred embodiment of the present invention, an additional sewing line is provided so as to form a V-shape with the inclined sewing line from the contact point between the horizontal sewing line and the inclined sewing line. With this configuration, even if the cap is turned to open, a trace of the opening is formed in a triangular shape, and it is possible to determine at a glance whether the cap is opened or not, and to prevent falsification. That is, when the cap portion is rotated for opening, the horizontal perforated line starts to be cut first, but a V-shaped cut formed by the inclined perforated line and the additional perforated line exists in the contact area between the horizontal perforated line and the inclined perforated line. Therefore, before the uncut portion of the horizontal perforation line in the area is completely cut, the inclined perforation line starts to be cut.
[0008]
Thereafter, as the cap portion rotates, the inclined perforated line is broken while the seal label portion between the horizontal perforated line and the inclined perforated line is peeled off from the cap portion. As a result, a trace of a triangular cutting line always occurs, and it is possible to determine at a glance whether the box is opened or not. The angle between the inclined perforation line and the additional perforation line, that is, the angle of the V-shape is preferably 100 to 160 degrees, more preferably about 120 degrees. In order to more efficiently obtain the above-described effects, in one of the preferred embodiments of the present invention, the length of the non-cut portion of the horizontal perforated line in the contact area between the horizontal perforated line and the inclined perforated line is different. Is formed as a long notch portion. By adopting this configuration, even if the cap is turned and opened, the part that is in contact with the part of the horizontal perforation line is difficult to cut, and the inclined perforation line becomes efficient before the uncut part of the horizontal perforation line is completely cut. Start to cut well.
[0009]
More preferably, the cut portion of the inclined sewing line is in contact with the long cut portion. Similarly, so that the inclined perforated line is cut efficiently, the length ratio of the cut portion to the uncut portion of the inclined perforated line is larger than the length ratio of the cut portion to the uncut portion of the horizontal perforated line. It is also important to do. The length of the cut portion and the length of the non-cut portion of the horizontal perforated line or the inclined perforated line are appropriately selected depending on the material of the label, the size of the container, the purpose of use, and the like. Usually, the following length is used. In the horizontal perforated line, the cut portion is about 2 to 3 mm, preferably about 2.5 mm, and the non-cut section is about 0.2 to 1 mm, preferably about 0.5 mm. The uncut portion of the horizontal perforated line in the contact area of the inclined perforated wire, that is, the long uncut portion is about 1.5 to 2.5 mm, and preferably about 2 mm. On the other hand, in the case of the inclined sewing line, the cut portion is about 3 to 4 mm, preferably about 3.5 mm, and the non-cut section is about 0.2 to 1 mm, preferably about 0.5 mm. The additional perforation line has a value similar to the inclined perforation line and has a few cuts. As a preferred embodiment of the present invention, if the sealing label is made of a heat-shrinkable synthetic resin with an adhesive, the adhesion of the sealing label will be improved and the container will be securely placed under the sealing label even after opening. The area will adhere, and various indications required for medicines and the like printed in the lower area will not be inadvertently lost.
[0010]
A first embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is an exploded view of the sealing label (1) of the present invention. The sealing label (1) comprises a lower area (1A) of a lower half and an upper area (1B) of an upper half. An arbitrary portion is preferably formed of a heat-shrinkable synthetic resin (for example, a sheet or a film material) having an adhesive applied to the back surface of the lower region (1A). This sealing label (1) is provided with a perforated line as shown in FIGS. (D) shows the cutting direction. This sealing label (1) is an eye drop comprising a body part (3) as shown in FIG. 4 and a cap part (4) screwed to a screw part provided on the upper part of the body part (3). The container (2) is tightly covered and sealed, with the lower area (1A) of the sealing label (1) covering the body (3) and the upper area (1B) of the sealing label (1). It will cover the cap part (4). A tongue-shaped knob (1a) is formed at the upper edge of the upper region (1B) of the sealing label (1). Cut lines (11) and cut-off portions (12) extending along the boundaries of the upper region (1B), the lower region (1A) as perforation lines for the cut line applied to the sealing label (1). A perforated line (10), a cut (21) extending obliquely in the upper region (1B) from the knob (1a) to the horizontal perforated line (10), and an inclined portion (22). A sewing line (20) is present. Therefore, when affixed to the eyedrop container (2), the horizontal perforation line (10) is located at the boundary between the container (2), the body (3) and the cap (4).
[0011]
Further, in the first embodiment, as is well shown in FIG. 2, a long notch (13) formed with a length longer than the other notch (12) of the horizontal perforation line (10). ) And an additional perforated line (30) mirror-symmetrically at an angle of 120 degrees from the contact point between the inclined perforated line (20) and the cut portion (21) so as to form a V-shape with the inclined perforated line (20). In this case, the additional sewing line (30) has a length including one or two cut portions (31) and a non-cut portion (32). The long notch (13) of the horizontal perforation line (10) forming the contact area with the inclined perforation line (20) is set to a length of about 2 mm, and the other perforations of the horizontal perforation line (10). The cut portion (12) is set to a length of about 0.5 mm. The cut portion (11) of the horizontal sewing line (10) is set to a length of about 2.5 mm. In this embodiment, the inclined perforated line (20) extends in a downwardly convex curved shape, the cut portion (21) is set to a length of about 3.5 mm, and the cut portion (21) is formed. 22) is set to a length of about 0.5 mm.
[0012]
An eye drop container (2) sealed with such a sealing label (1) is shown in FIG. 4. Turning the cap (4) of the eye drop container (2) cuts the seal, that is, opens the seal. 5 is shown in FIG. As is clear from FIGS. 4 and 5, the sealing label (1) attached to the eye drop container (2) can be cut and opened by turning the cap (4). When the additional perforation line (30) is omitted (see FIG. 3), when the rotation of the cap portion (4) starts, the cut-off portion (12) and the long cut-out portion (13) of the horizontal perforation line (10) are also formed. Although it is cut, the inclined sewing line (20) is thermally contracted and adheres tightly to the cap portion (4), so that the uncut portion (22) remains uncut. In this embodiment, in order to peel off the upper region (1B) of the sealing label (1), it is necessary to cut the non-cut portion (22) of the inclined sewing line (20) with the knob (1a).
[0013]
On the other hand, in the case where the additional sewing line (30) is provided, when the rotation of the cap portion (4) starts, both cut portions () forming an intersection of the inclined sewing line (20) and the additional sewing line (30). Due to the buffering effect of the V-shaped cuts created by 21) and (31), the uncut portions (22) of the inclined perforated line (20) start to be cut before the long cut portions (13) are cut. When only the sealing label portion (1Bb) above the inclined sewing line (20) rotates along with the cap portion (4), and the cap portion (4) further rises while rotating, as shown in FIG. (20) is continuously separated upward, and the sealing label portion (1Ba) below the inclined sewing line (20) is bent. Since the separated portion of the triangular-shaped sealing label portion (1Ba) thus separated is bent in a complicated manner, a trace of opening is clearly left, thereby proving that the opening has been achieved. At the same time, the part bent and entangled in this way cannot be easily repaired, so that it is impossible to intentionally restore the seal so that no trace of opening remains.
[0014]
Next, a second embodiment of the present invention is shown in FIG. FIG. 6 is a developed view of the sealing label (1 ') of the present invention. This sealing label (1 ') is formed by two straightly extending sewing lines where the inclined sewing line (120) is wound around the eyedropper container (2) to form one continuous sewing line. The configuration is different from that of the first embodiment. Fig. 7 shows a sealing label (1 ") according to still another third embodiment of the present invention. The sealing label (1") is attached to an eye drop container (2) for sealing. The upper region (1B) of the sealing label (1 ") is dimensioned such that the tip of the knob (1a) is located close to the top edge (e) of the cap (4). FIG. 8 shows a sealing label (1 "a) as still another fourth embodiment of the present invention.
[0015]
When this sealing label (1 "a) is affixed to the eyedropper container (2), the tip of the knob (1a) is separated from the top edge (e) of the cap (4) by a predetermined distance. , The upper region (1B) of the sealing label (1 "a) is dimensioned. In the case of the eye drop container (2), various indications may be given on the top surface of the cap part (4), and when it is necessary to prevent the indication from being hidden by the sealing label, the third embodiment And the form of the fourth embodiment are preferably used. Further, by adopting a shape in which the knob portion (1a) does not protrude from the top surface of the cap portion (4), an obstacle due to the knob portion (1a) getting stuck in a labeling step in a manufacturing process or when storing in a carton. There is also an effect of reducing. In addition, since the sealing label itself can be made smaller, the material cost can be reduced. FIGS. 9 and 10 show an eyedropper container (2) sealed with the sealing label (1 "a) of the fourth embodiment and an attempt to open the cap portion (4) of the eyedropper container (2). It is a perspective view showing a situation.
[0016]
【The invention's effect】
According to the present invention, for example, when the user holds the knob (1a) to open the sealing label (1), the sealing label (1) can be smoothly removed by a single operation. Further, it is also possible to open only the cap part (4) of the eye drop container (2) sealed with the sealing label (1), and at this time, the triangular separation part (1Ba) is easily visually recognized. Where possible, traces of bending will always be left, and since they cannot be repaired, they help prevent tampering.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a developed surface view of a seal label according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged view showing a form of a horizontal perforation line, an inclined perforation line, and an additional perforation line of the seal label of FIG. 1;
FIG. 3 is a diagram corresponding to FIG. 2 when an additional sewing line is omitted.
FIG. 4 is a perspective view showing a container sealed with the seal label according to FIG. 1;
FIG. 5 is a perspective view showing a state where the cap portion of the container shown in FIG. 4 is turned to open.
FIG. 6 is a developed surface view of a sealing label according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a developed surface view of a sealing label according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a developed surface view of a sealing label according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a perspective view showing a container sealed with a sealing label according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a perspective view showing a state where the cap portion of the container shown in FIG. 9 is turned to open.
[Explanation of symbols]
(1), (1 '), (1 "), (1" a) Sealing label (1A) Lower area (1B) Upper area (1a) Knob (10) Horizontal sewing line (20), (120) Incline Perforation line (30) Additional perforation line (2) Eyedropper container (3) Body (4) Cap

Claims (8)

胴部とこの胴部にねじ締結されたキャップ部とからなる容器をシールするために、実質的に前記胴部を覆うことになる下領域と前記キャップ部を覆うことになる上領域とからなるシーリングラベルにおいて、前記上領域と下領域の境界に沿って延びた切部と不切部とからなる横ミシン線と、前記上領域の縁部に位置するつまみ部と、前記つまみ部から前記横ミシン線まで前記上領域を斜めに延びた切部と不切部とからなる傾斜ミシン線とが設けられ、前記横ミシン線と傾斜ミシン線の接点領域における横ミシン線の不切部が、その長さが他の不切部より長い長大不切部として形成されていることを特徴とするシーリングラベル。In order to seal a container consisting of a body and a cap which is screwed to the body, a lower region which substantially covers the body and an upper region which covers the cap is provided. In the sealing label, a horizontal perforation line including a cut portion and a non-cut portion extending along a boundary between the upper region and the lower region, a knob located at an edge of the upper region, and a horizontal line extending from the knob. An inclined perforated line consisting of a cut portion and a non-cut portion extending obliquely to the upper region up to the perforated line is provided, and a non-cut portion of the horizontal perforated line in a contact region between the horizontal perforated line and the inclined perforated line is provided. A sealing label characterized in that the sealing label is formed as a long notch that is longer than other notches. 前記傾斜ミシン線が直線状に延びていること特徴とする請求項1記載のシーリングラベル。The sealing label according to claim 1, wherein the inclined perforations lines, characterized in that it extends linearly. 前記傾斜ミシン線が下向き凸状の曲線状に延びていること特徴とする請求項1記載のシーリングラベル。The sealing label according to claim 1, wherein the inclined perforations lines extends downwardly convex curved shape. 前記長大不切部に前記傾斜ミシン線の切部が接することを特徴とする請求項3記載のシーリングラベル。The sealing label according to claim 3, wherein a cut portion of the inclined sewing line contacts the long cut portion. 前記横ミシン線と前記傾斜ミシン線の接点からさらに、前記傾斜ミシン線とV字を形成するように追加ミシン線が設けられていることを特徴とする請求項1、または請求項4のいずれかに記載のシーリングラベル。5. An additional sewing line is further provided so as to form a V-shape with the inclined sewing line from a contact point between the horizontal sewing line and the inclined sewing line. Sealing label described in. 前記傾斜ミシン線の不切部に対する切部の長さ割合が、前記横ミシン線の不切部に対する切部の長さ割合より大きいことを特徴とする請求項5記載のシーリングラベル。The sealing label according to claim 5, wherein a length ratio of a cut portion to a non-cut portion of the inclined perforation line is larger than a length ratio of a cut portion to a non-cut portion of the horizontal perforation line. シーリングラベルが熱収縮性合成樹脂からなることを特徴とする請求項6記載のシーリングラベル。7. The sealing label according to claim 6, wherein the sealing label is made of a heat-shrinkable synthetic resin. 前記下領域の裏面に粘着剤が付与されていることを特徴とする請求項7記載のシーリングラベル。The sealing label according to claim 7, wherein an adhesive is provided on a back surface of the lower region.
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