JP3603148B2 - 幼児シミュレーター - Google Patents

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Description

【0001】
発明の分野
本発明は、模倣した子育ての分野に関する。より詳細には、本発明は、親になろうとしている者に親であることの実際性について教育し、また子供の世話の職業における職員の教育および訓練において助けとなるための教育プログラムにおいて使用される幼児シミュレーターに関する。
【0002】
背景
10代の妊娠は絶えず増大する問題である。なぜ赤ん坊を持つことを選択したかを調査された10代の親たちは、“赤ちゃんはとてもかわいい。”、“私は世話をしたかった。”また“私は、愛しそして私を愛し返してくれる誰かが必要だった。”のような理由を挙げる。赤ん坊を持つことに対するそのようなロマンチックな感情は、睡眠の喪失、自由の喪失、定期的な世話の必要等を含む、赤ん坊によって課される責任の理解をほとんど含んでいない。授業および読物からなる伝統的な教育方法を使用して、幼児の世話および子育ての困難および試練について10代の人を教育する試みはほとんど成功していない。
【0003】
伝統的な教育方法が作用しないことを認識している幾人かの工夫に富んだ教育者は、数日間、小麦粉、卵または植物の袋を持ち運ぶことを生徒に要求することによって、幼児の世話要求を実演することを試みている。幼児の世話要求のいくらかの例示ではあるけれども、そのようなプログラムは実際の幼児の世話要求を公正に表しておらず、そして限定された成功を収めると考えられている。
【0004】
カードンに付与された合衆国特許第3,190,038号、ウルフに付与された同第3,490,170号、ボナンノの付与された同第3,514,899号、ブルークスに付与された同第4,115,948号およびケリーに付与された同第5,094,644号は、哺乳ビンから授乳した後にオシメをぬらす人形を記載する。カードンおよびウルフにおいて記載された人形は、各々、哺乳ビンから授乳した後に人形のオシメが十分にぬれたとき、泣くことを開始し、そしてぬれたオシメの除去により該泣くことを終了することができる電気回路を含む。同様に、ボナンノにおいて記載された人形はさらに、人形がオシメを当てられたときおよび哺乳ビンが人形の口から除去されたときに泣くことを開始し、そしてオシメを人形から除去することによって該泣くことを終了することができる電気回路を含む。そのような人形は、泣くことを伴うかまたは伴わない哺乳およびオシメぬらしサイクルが使用者の制御下にあるので、幼児のための世話の困難および試練について生徒に教育するためには有用でない。教育者による不断の監督下でなければ、生徒は生徒によって選択された計画に基づいて人形に哺乳しそしてオシメ交換することができる。
【0005】
ウェックスエラーに付与された合衆国特許第4,249,338号は、手動で動かされるスイッチが作動させられたとき、泣き声を発する人形を開示する。使用者はその後、例えば、哺乳、オシメ交換または背中たたきのような動作で分類されたいくつかのスイッチのいずれが泣き声を停止させるかを決定しなければならない。遊び道具としては興味深いけれども、この人形は泣き声の作動が使用者の制御下にある“哺乳およびオシメぬらし”人形と同じ欠点を被っている。教育者による不断の監督下でなければ、生徒は生徒によって選択された計画に基づいて泣くことを作動させることができる。
【0006】
クローズ等に付与された合衆国特許第4,451,911号は二つの異なる様式において動くことができる人形を開示する。第一様式において、人形は、人形の同体上の様々な位置に配置されたいくつかのスイッチが動かされることによって、異なる音声を発する(例えば、口部スイッチの作動は“ユーン−ユーン”を生成し、一方背中スイッチの作動は“アー”を生成する。)。第二様式において、人形は音声を発し、そしてその後、使用者はどのスイッチが泣き声を停止するかを決定し、そして“母親”のような満足信号を生成しなければならない。使用者は、人形の特定のスイッチを押すこと、または単に与えられた時間内に適切なスイッチを作動しないことよって人形を作動しないことができる。再び、遊び道具としては興味深いけれども、この人形は人形の作動および不作動が使用者の制御下にある“哺乳およびオシメぬらし”人形と同じ欠点を被っている。教育者による不断の監督下でなければ、生徒は生徒によって選択された計画に基づいて泣くことを作動および作動しないことができる。
【0007】
幼児の世話要求について生徒を教育することにおける使用のために特に有用な幼児模倣システムは、ジャーメイン等に付与されそして本願の譲受人に譲渡された合衆国特許第5,443,388号において記載される。該特許は、時々泣き、世話鍵が幼児シミュレーターに挿入され、そして定義した時間の間偏向手段に対する位置に連続的に保持されるまで泣くことを継続することができる幼児シミュレーターを開示する。泣くことの計画は、健康、病気または模範的な幼児を模倣するために変化させられ得る。薬物に影響された幼児を模倣する目的のために幼児を時々震えさせるような振動機を含み得る。該幼児シミュレーターはまた、粗雑な取扱い、不適切な位置決めおよび騒音の検知を表すための表示機を含むことができる。前記世話鍵は、前記鍵を指定された個人に固定するための手段を含み得る。
【0008】
合衆国特許第5,443,388号において記載され、また商標ベイビー・シンク・イット・オーバーの下で販売される幼児シミュレーターは、教育道具として極めて有用であると考えられているけれども、幼児の様々な必要および世話要求、並びに幼児を世話することおよび愛することの肯定的な面を現実的に実演することができる改良された幼児シミュレーターについての継続する必要が存在する。
【0009】
本発明の要約
本発明の幼児シミュレーターは、幼児の世話要求を真似るために設計された様々な特徴を含む。該幼児シミュレーターは、各々の指定期間の間に、個々の特徴を選択的に作動および作動させない能力を含む、記載された特徴のあらゆる組み合わせを持って設計およびプログラムされることができる。該幼児シミュレーターは、幼児シミュレーターについて世話および世話する人の責任の品質を記録および報告するため、および/または世話が要求されたとき、人に幼児シミュレーターについて世話することを信号で知らせるために備えられる。
【0010】
前記特徴は(i)環境事態、(ii)請求事態、および(iii)付随的な特徴からなる分類に都合良くグループ分けされることができる。
【0011】
環境事態
間接的に引き起こされるもの
温度センサ
幼児は極端な温度に暴露されるべきではない。本発明の幼児シミュレーターは、該幼児シミュレーターが暴露される環境温度を感知することができる温度センサを備えることができる。
第一の態様において、該幼児シミュレーターはさらに、感知した温度を記録および報告するためのシステムを備える。第二の態様において、該幼児シミュレーターは、さらに感知した温度が定義した許容可能な温度範囲の上または下に陥ったとき、知覚可能な熱暴露信号を発生するためのシステムを備える。好ましい態様は、環境温度が許容不可能な水準に達したとき、幼児シミュレーターについて世話する人が勧告され、そして記録した情報が指定期間の完了によりプログラム管理者によって見直されることができるように、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
【0012】
煙検知機
幼児は煙に暴露されるべきではない。本発明の幼児シミュレーターは、焚火、暖炉、煙草、葉巻またはパイプのような原因からの環境煙を感知することができる煙検知機を備えることができる。
第一の態様において、該幼児シミュレーターは、煙への検知した暴露の場合を記録および報告するためのシステムを備える。第二の態様において、該幼児シミュレーターは、煙が検知されたとき、知覚可能な煙暴露信号を発生するためのシステムを備える。好ましい態様は、煙が検知されたとき、幼児シミュレーターについて世話する生徒が勧告され、そして記録した情報が指定期間の完了によりプログラム管理者によって見直されることができるように、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
【0013】
日光センサ
幼児は直射日光に暴露されるべきではない。幼児の目は直射日光の強度に適応することはできず、また幼児の皮膚は、皮膚を刺激することなく太陽へのあらゆる顕著な暴露を耐えることはできない。本発明の幼児シミュレーターは、日光への直接暴露を感知することができる光センサを備えることができる。
第一の態様において、該幼児シミュレーターは、該シミュレーターが直射日光(即ち、例えば2,000フィート燭のような定義した閾値を超過する照度を有する光)に暴露されたときの場合を記録および報告するためのシステムを備える。第二の態様において、該幼児シミュレーターは、該シミュレーターが直射日光に暴露されたとき、知覚可能な日光暴露信号を発生するためのシステムを備える。好ましい態様は、幼児が直射日光に暴露されているとき、幼児シミュレーターについて世話する生徒に勧告され、そして記録した情報が指定期間の完了によりプログラム管理者によって見直されることができるように、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
【0014】
騒音センサ
幼児は騒音に暴露されるべきではない。幼児の耳は、離陸の間の飛行機エンジン、爆竹、消防車サイレン、大きなロック音楽、叫び、金切り声等の知覚に暴露されたときに経験するような騒音に適応することはできない。本発明の幼児シミュレーターは、騒音を感知することができる音響センサを備えることができる。
第一の態様において、該幼児シミュレーターは、該シミュレーターが騒音(即ち、約80デシベルのような定義した閾値を超過する騒音)に暴露されたときの場合を記録および報告するためのシステムを備える。第二の態様において、該幼児シミュレーターは、該シミュレーター過剰な騒音に暴露されたとき、知覚可能な騒音暴露信号を発生するためのシステムを備える。好ましい態様は、幼児が過剰な水準の騒音に暴露されているとき、幼児シミュレーターについて世話する生徒が勧告され、そして記録した情報が指定期間の完了によりプログラム管理者によって見直されることができるように、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
【0015】
過刺激
幼児は可聴および/または可視の刺激および/または運動の長い期間によって過刺激されることができる。本発明の幼児シミュレーターは、騒音への長い暴露および/または運動の長い期間を感知するための音響および/または運動検知機を備えることができる。
第一の態様において、該幼児シミュレーターは、過刺激の場合を記録および報告するためのシステムを備える。第二の態様において、該幼児シミュレーターは、過刺激が検知されたとき、知覚可能な過刺激信号を発生するためのシステムを備える。好ましい態様は、過刺激が生じているとき、幼児シミュレーターについて世話する生徒が勧告され、そして記録した情報が指定期間の完了によりプログラム管理者によって見直されることができるように、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
【0016】
直接的に引き起こされるもの
幼児は常に注意して取扱われなければならず、故意または不意に落とされたり、揺すられたり、締められたり、重ねられたりまたは他に物理的に有害にされるべきでない。流行している2回またはそれ以上の虐待は欲求不満の世話提供者の結果であって、幼児を揺すったりおよび/または締めたりし、通常、胴体を揺すり一方付属器官は前後にばたばた動かされ、および/または幼児の腕部、脚部または頭部を締めたりする。本発明の幼児シミュレーターは、(i)該幼児シミュレーターが落とされたり、揺すられたりまたは重ねられたりすることを示す潜在的に致命的な衝撃を感知することができる衝撃センサ、および/または(ii)該幼児シミュレーターの潜在的に致命的な圧縮を感知することができる圧縮センサを備えることができる。
【0017】
衝撃センサ
第一の態様において、該幼児シミュレーターは、虐待衝撃を記録および報告するためのシステムを備える。第二の態様において、該幼児シミュレーターは、虐待衝撃が感知されとき、知覚可能な衝撃苦痛信号を発生するためのシステムを備える。好ましい態様は、彼等が該幼児シミュレーターを害したことを、幼児シミュレーターについて世話する人に直ちに通知され、そして記録した情報が指定期間の完了によりプログラム管理者によって見直されることができるように、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
該幼児シミュレーターは好ましくは、該幼児シミュレーターに(i)単一の故意または不意の打撃または落下を示す単一の衝撃と(ii)該幼児シミュレーターの故意の打撃または揺すりを示すすばやい複数の打撃との間を区別させるために、複数の複合衝撃センサを備えるか、および/または適当なプログラムを与えられる。
【0018】
圧縮センサ
第一の態様において、該幼児シミュレーターは、感知した圧縮を記録および報告するためのシステムを備える。第二の態様において、該幼児シミュレーターは、圧縮が感知されとき、知覚可能な苦痛信号を発生するためのシステムを備える。好ましい態様は、彼等が該幼児シミュレーターを害したことを、幼児シミュレーターについて世話する人が直ちに通知され、そして記録した情報が指定期間の完了によりプログラム管理者によって見直されることができるように、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
【0019】
位置センサ
幼児は仰向けまたは横向きに横たわって睡眠および休息するべきである。幼児はめったにうつ伏せに横たわったり、または逆さまに吊るされたりすべきでない。本発明の幼児シミュレーターは、該幼児シミュレーターの垂直および水平位置決めを感知することができる位置センサを備えることができる。
第一の態様において、該幼児シミュレーターはさらに、感知した位置決めを記録および報告するためのシステムを備える。第二の態様において、該幼児シミュレーターはさらに、該幼児シミュレーターが不適切に位置決めされたとき、知覚可能な位置決め苦痛信号を発生するためのシステムを備える。好ましい態様は、幼児が不適切に位置決めされたとき、幼児シミュレーターについて世話する人に勧告され、そして記録した情報が指定期間の完了によりプログラム管理者によって見直されることができるように、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
【0020】
オシメセンサ
幼児は、入浴のようなある限定した行動を除いて、通常の1日のほとんどの間オシメをつけているべきである。それ故、現実的な状態は、本発明の幼児シミュレーターが指定期間を通してオシメを付けているままであることを要求するべきである。
第一の態様において、該幼児シミュレーターは、幼児シミュレーター上の感知したオシメの不在を記録および報告するためのシステムを備える。第二の態様において、該幼児シミュレーターはさらに、該幼児シミュレーターがオシメを付けていないとき、知覚可能なオシメ無し信号を発生するためのシステムを備える。好ましい態様は、幼児がオシメを付けていないとき、幼児シミュレーターについて世話する人に勧告され、そして記録した情報が指定期間の完了によりプログラム管理者によって見直されることができるように、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
より好ましくは、該幼児シミュレーターは、(i)該幼児シミュレーター上のオシメの存在および不在を検知するためのセンサと、(ii)該オシメセンサと連絡し、該オシメセンサが該幼児シミュレーター上のオシメの長い(例えば20分より長い)不在を検知したとき、知覚可能なオシメ無し信号を発生するためのシステムと、(iii)該オシメ無し信号発生システムと連絡し、オシメ存在満足信号の受信に応答してオシメ無し信号を停止するためのシステムと、および(iv)オシメとして該幼児シミュレーターの下側の胴部の上に取り付けられるように構成および配置されたオシメであって、該オシメが該幼児シミュレーターに取り付けられたとき、該オシメセンサによって検知され、そしてオシメ存在満足信号を該オシメ無し信号停止システムに伝達するために有効である手段を有するオシメを備えることができる。
【0021】
請求事態
オシメ交換
幼児は周期的なオシメ交換を要求する。オシメ交換の現実的な模倣は、オシメの実際の交換を含むべきである。最初に“汚した”オシメを除去し、そして新しく“きれいな”オシメを幼児シミュレーターに取り付けることを要求することにより、幼児シミュレーターについて世話する人は、常に余分なオシメを持ち運ばなければならないことを学習し、そして実際のオシメ交換の要求の、より完全な理解を得る(例えば、幼児シミュレーターをレストランに運ぶ人は、ある水準の慎み深さおよびエチケットを想定して、幼児シミュレーターをトイレに連れていってオシメを交換する。)。
本発明の幼児シミュレーターは、(i)知覚可能なオシメ交換信号を発生するためのシステムと、(ii)該オシメ交換信号発生システムと連絡し、オシメ交換満足信号の受信に応答してオシメ交換信号を停止するためのシステムと、(iii)オシメとして該幼児シミュレーターの下側の胴部の上に取り付けられるように構成および配置されたオシメであって、該オシメが該幼児シミュレーターに取り付けられたとき、オシメ交換満足信号を該オシメ交換信号停止システムに伝達するために有効である手段を有するオシメを備えることができる。
該幼児シミュレーターはさらに、オシメ交換場面の数および持続期間(即ち、知覚可能なオシメ交換信号が発生された回数、および知覚可能なオシメ交換信号の開始とオシメ交換満足信号の伝達のために有効であるオシメ交換の完了との間の時間)を測定、記録および報告するためのシステムを備えることができる。
【0022】
揺すり
幼児はしばしば穏やかに揺すられることが好きである。親および他の世話提供者は、幼児がいらいらしたりまたはむずがっているとき、しばしば幼児を揺する。揺すりの現実的な模倣は、幼児シミュレーターの実際の揺すりを要求するべきである。
本発明の幼児シミュレーターは、(i)知覚可能な揺すり要求信号を発生するためのシステムと、および(ii)該揺すり要求信号発生システムと連絡し、該幼児シミュレーターの揺すりを検知して、そして揺すりを検知したとき、揺すり要求信号を停止するためのシステムを備えることができる。
該幼児シミュレーターはさらに、揺すり要求場面の数および/または持続期間(即ち、知覚可能な揺すり要求信号が発生された回数、および知覚可能な揺すり要求信号の開始と揺すりの始まりとの間の時間)を測定、記録および報告するためのシステムを備えることができる。
【0023】
オクビを伴う哺乳
幼児は定期的に哺乳されなければならない。哺乳の現実的な模倣は、幼児シミュレーターの哺乳およびオクビの双方を要求するべきである。哺乳を現実的に真似るために、本発明の幼児シミュレーターは、哺乳要求装置およびオクビ要求装置であって、該幼児シミュレーターの実際の背中たたきを要求するオクビ要求装置を備えることができる。
該哺乳装置は、(i)知覚可能な哺乳要求信号を発生するためのシステムと、(ii)該哺乳要求信号発生システムと連絡し、哺乳信号の受信に応答して哺乳要求信号を停止するためのシステムと、および(iii)該幼児シミュレーターに対して連絡的な近位に位置付けされたとき、哺乳信号を該哺乳信号停止システムに伝達し、それにより哺乳要求信号を停止する装置を含むことができる。
該オクビ装置は、(i)知覚可能なオクビ要求信号を発生するためのシステムと、(ii)該哺乳要求装置およびオクビ要求信号発生システムと連絡し、哺乳信号が該哺乳要求装置によって受信された後にオクビ要求信号の発生を開始するための、オクビ要求信号の発生を開始するためのシステムと、および(iii)該オクビ要求信号発生システムと連絡し、該幼児シミュレーターの背中たたきを検知して、そして背中たたきが検知されたとき、オクビ要求信号を停止するためのシステムを含むことができる。
該幼児シミュレーターはさらに、各々の哺乳要求場面の数および/または持続期間(即ち、知覚可能な哺乳要求信号が発生された回数、および知覚可能な哺乳要求信号の開始と哺乳の始まりとの間の時間)および各々のオクビ要求場面のそれら(即ち、知覚可能なオクビ要求信号が発生された回数、および知覚可能なオクビ要求信号の開始と背中たたきの始まりとの間の時間)を個々または別々に測定、記録および報告するためのシステムを備えることができる。
【0024】
むずがりおよび請求事態
幼児は時折一つの理由または他の理由のためにむずがり、そして親または他の世話提供者による一切の努力にもかかわらず、快適になることはない。そのような状態において、幼児はむずがりの未知の原因が自然に消散するまでむずがり続ける傾向にある。そのような状態において親および他の世話提供者が遭遇する欲求不満を現実的に真似るために、幼児シミュレーターは請求事態装置(例えば、オシメ交換装置、揺すり装置、哺乳装置等)およびむずがり装置であって、請求事態装置のみが満足されることができる装置を備えることができる。
該請求事態装置は、(i)知覚可能な請求信号を発生するためのシステムと、(ii)該請求信号発生システムと連絡し、満足信号の受信に応答して請求信号を停止するためのシステムと、および(iii)該幼児シミュレーターに対して連絡的な近位に位置付けされたとき、満足信号を該請求信号停止システムに伝達し、それにより哺乳要求信号を停止する装置を含むことができる。
該むずがり装置は、(i)知覚可能なむずがり信号を発生するためのシステムと、(ii)該むずがり信号発生システムと連絡し、時々むずがり信号の発生を開始するためのむずがり感覚タイマーと、および(iii)該むずがり信号発生システムと連絡し、むずがり期間の終わりでむずがり信号の発生を終了するためのむずがり持続期間タイマーを含むことができる。
該むずがり装置はむずがり信号を停止することができるシステムを含まないので、むずがり信号は生徒の動作と無関係にむずがり期間の終わりまでやむを得ず継続する。
【0025】
休息
幼児は頻繁な休息期間を必要とし、そして居眠りし、その間幼児は刺激されない(例えば、限定された幼児の運動、および幼児に達する限定された騒音水準)べきである。幼児について世話することの現実的な模倣は、その間に幼児シミュレーターとの相互作用が最小(例えば、閾値の力を超える運動がないこと、および閾値のデシベル水準をこえる音響がないこと)にされなければならない休息期間を含むべきである。
本発明の幼児シミュレーターは、(i)知覚可能な休息要求信号を発生するためのシステムと、(ii)該休息要求信号発生システムと連絡し、幼児シミュレーターの休息(即ち、限定された運動および音響)を検知して、そして休息が検知されたとき、休息要求信号を停止するためのシステムを備えることができる。
該幼児シミュレーターはさらに、各々の休息要求場面の数および/または持続期間(即ち、知覚可能な休息要求信号が発生された回数、および知覚可能な休息要求信号の開始と休息の始まりとの間の時間)を測定、記録および報告するためのシステムを備えることができる。
【0026】
付随的な特徴
以下に記載される特徴は、それらが環境または請求事態の少なくとも一つの種類を示す幼児シミュレーターの性能を増大するために機能するので、付随的な特徴として分類される。実用的な目的のために、開示される付随的な特徴は本明細書に開示される装置並びに生徒に幼児シミュレーターと相互作用することを要求する他の装置(即ち、幼児シミュレーターを許容不可能な環境から除去することまたは幼児シミュレーターに適当な満足信号を提供すること)と組み合わせて作動可能である。
【0027】
複数行動様式特徴
幼児は、幼児の年齢、幼児の性質、幼児に過去提供されてきた世話の水準、子供が病気であるかまたは健康であるか等のようないくつかの因子に依存して、異なる世話要求を有する。例えば、ある幼児は夜に数時間連続的に眠り、一方他の幼児はほぼ1時間おきに目覚めそしてある種の処置を要求する。幼児の異なる世話要求を真似るために、本発明の幼児シミュレーターは、(i)プログラム管理者が世話の異なる種類および/または水準を要求するいくつかのプログラム選択肢の間で選択することを可能にすること、および/または(ii)日々の時間、病気または生徒によって提供された世話の水準のような因子によって指定期間の経過の間に該幼児シミュレーターの行動を変化することを備えることができる。
【0028】
指定期間の始まりで選択されるもの
年令
幼児の世話要求は彼等の年令により変化する。例えば、新生児は一般に、生後6ヶ月の幼児より頻繁な世話を要求する。彼らの年令により異なる世話要求を真似るために、本発明の幼児シミュレーターは、プログラム管理者が世話の異なる年令の適当な種類を要求するいくつかのプログラムの間で選択することを可能にすることを備えることができる。好ましい態様において、世話の種類は、新生児、生後3ヶ月の幼児および生後6ヶ月の幼児の世話要求を表すように設定されることができ、それによってプログラム管理者が各々の生徒について模倣を変化することを可能にする。
この特徴はまた、生徒の参加の感覚、および生徒に幼児の年令を選択することを可能にすることによるプログラムにおける改良を増大することができる。
【0029】
哺乳方法
乳房哺乳幼児の世話要求は、哺乳ビン哺乳幼児のものとは一般に異なる。例えば、乳房哺乳幼児はより頻繁な哺乳およびオシメ交換を要求する傾向にあり、一方哺乳ビン哺乳は各々の哺乳の前および後に製造時間および洗浄時間を要求する。乳房哺乳および哺乳ビン哺乳幼児の異なる世話要求を真似るために、本発明の幼児シミュレーターは、プログラム管理者が乳房哺乳プログラムと哺乳ビン哺乳プログラムとの間で選択することを可能にすることを備えることができる。好ましい態様において、乳房哺乳プログラムはより頻繁な哺乳およびオシメ交換期間を提供し、一方哺乳ビン哺乳プログラムはより長い哺乳およびオシメ交換期間を提供する。加えて、乳房哺乳プログラムは哺乳が内密な場所で生じること(例えば、哺乳が限定された騒音水準でのみ提供される)を要求することができ、一方哺乳ビン哺乳プログラムは、哺乳ビンの整合のために要求される時間を真似るように設計された、朝および/または夕方の看護期間、および/または幼児に哺乳するために実際の哺乳ビンの挿入を要求することができる。
この特徴はまた、生徒の参加の感覚、および生徒に幼児を乳房哺乳するかまたは哺乳ビン哺乳するか選択させることによるプログラムの改良を増大することができる。
【0030】
性質
異なる幼児は幼児の性質により異なる世話要求を有する。これらの世話の異なる水準は、請求事態の間の時間間隔を変更すること(即ち、指定期間内に生じる事態の数を増加または減少させること)および/または各々の指定期間の持続期間を変更すること(即ち、各々の期間の長さを増加または減少させること)によって生成されることができる。世話の異なる水準は、簡単な、平均的なおよび困難な幼児の世話要求を表すように設定されることができ、それによってプログラム管理者が各々の生徒のために模倣を変化させることを可能にする。
【0031】
指定期間内に生じること
昼/夜時間特徴
幼児は昼時間(例えば、約午前8:00と午後8:00との間、より好ましくは約午前9:00ないし午後6:00の中心時間の間)および夜時間(例えば、約午後8:00と午前8:00との間、より好ましくは約午後10:00ないし午前6:00の中心時間の間)の間に異なる世話要求を有する傾向にある。一般的なこととして、夜時間世話要求は昼時間世話要求より少なく、夜時間の間にはより長い請求事態の間の間隔およびより短い請求期間を伴う。
夜時間の間の幼児の異なる世話要求を真似るために、本発明の幼児シミュレーターは日々の実際の時間に設定された内部時計を備え、そして夜時間の間に生じる請求期間の持続時間を減少しおよび/または請求事態の間の時間間隔を増加するようにプログラムされた小型制御装置を備えることができる。
【0032】
世話の過去の水準
本発明の幼児シミュレーターは、指定期間の間に生徒によって提供された世話の水準に基づいて該幼児シミュレーターにより要求される世話の水準を増加または減少するようにプログラムされることができる。例えば、定義した数の連続する請求事態(例えば三つの請求事態)について定義した時間制限(例えば2分)内に満足信号を提供することの失敗、請求期間内に単一の請求事態に応答することの失敗、または幼児シミュレーターに物理的な虐待を受けさせることは、該幼児シミュレーターに容易から平均的へと要求される世話の水準の増加(例えば、事態の間の時間間隔の減少および/または各々の期間の持続期間の増加)を引き起こす。
【0033】
病気期間特徴
幼児は彼等が病気であるとき付加的な世話を要求する傾向にある。病気の幼児の増加した世話要求を真似るために、本発明の幼児シミュレーターは病気期間を開始し、病気期間内に生じる請求期間の持続期間は増加され、および/または病気期間内に生じる請求期間の間の時間間隔は減少させられる。
該幼児シミュレーターはさらに、(i)知覚可能な病気信号を発生するためのシステムと、および(ii)病気期間の発生を記録および報告するためのシステムを備えることができる。
【0034】
昏睡特徴
本発明の幼児シミュレーターは、虐待および/または無視の持続期間および/または力により測定される、致命的な事態(過度の熱暴露、虐待圧縮、虐待衝撃または哺乳の長い失敗)の水準まで上昇した激しい虐待または無視を検知するセンサおよび/またはプログラムであって、そして該幼児シミュレーターを昏睡にさせるもの(例えば、激しい虐待/無視の記録および報告および全てのプログラム機能の休止)を含むことができる。該幼児シミュレーターはまた、所望により(i)幼児の死亡を防止するため、昏睡の幼児のために直ちに医療処置(例えば、プログラム管理者のような“医療代表者”によって所有されたいるパスワードまたは医療世話鍵)を探すことを生徒に信号で知らせ、および/または(ii)医療要求場面の発生および/または持続期間(即ち、そのような出来事の発生、および知覚可能な医療処置要求信号の開始と医療処置受領信号の受信との間の時間)を測定、記録および報告することができる。
【0035】
喜び信号特徴
幼児について世話することの責任は、充足および欲求不満の対照的な感情を引き起こすことができる。幼児について世話することの現実的な模倣は、幼児について世話することの肯定的および否定的な面の双方を真似る環境事態、請求事態および付随的な特徴を含むべきである。
本発明の幼児シミュレーターは、適切な世話が提供されたとき、生徒に肯定的なフィードバックを提供するための喜び条件補助装置を備えることができる。喜び補助装置は、(i)知覚可能な喜び信号を発生するための手段と、および(ii)請求事態装置および該知覚可能な喜び信号発生システムと連絡し、満足信号が請求事態装置によって適当な時期に受信された後に満足信号の発生を開始するためのシステムを備えることができる。
【0036】
猶予期間特徴
幼児について世話をする者は、常に幼児を手の届く範囲内に留めると予期されることはできず、しかし幼児に即座に対応するに十分に近く留めると予期される。それ故、幼児シミュレーターについて世話する生徒によって提供される世話の水準について意味がありかつ現実的な情報をプログラム管理者に提供するために、シミュレーターは、請求信号の開始の後に、その間に生徒が適当な満足信号を提供して請求事態の持続期間は0であると記録されるような猶予期間(例えば、約1ないし3分、好ましくは2分)を提供するようにプログラムされることができる。猶予期間より長い持続期間を有する請求事態の記録および報告した持続期間は、所望により猶予期間に含めたりまたは含めなかったりすることができ、プログラム管理者は、彼等が記録および報告したデータを正確に解釈しそして適切なフィードバックを生徒に提供するように選択した選択肢について勧告される。
猶予期間はまたある環境事態(例えば、温度、煙、日光または位置決めの許容不可能な環境条件への暴露)に関して有用に実行される。しかしながら、猶予期間は、虐待衝撃または虐待圧縮のような、幼児に直ちに障害を生じることができる許容不可能な環境条件について実行されるべきでない。
好ましい態様において、該幼児シミュレーターは、生徒が猶予期間内に請求信号に応答するときはいつでも、肯定的な信号を生徒に提供し、それにより彼等が即座の世話を提供したことを直ちに生徒に勧告し、また指定期間の終わりでプログラム管理者に提供される報告は請求期間の持続期間が0であることを反映する。
【0037】
識別システム特徴
生徒が完全に幼児について世話することの責任を認めること、および教師が意味のあるフィードバックを生徒に提供することのために、指定された生徒が該幼児シミュレーターの快適、安全および請求を管理することが重要である。言い換えると、幼児シミュレーターは、指定した生徒に幼児シミュレーターについて世話することを要求するかまた義務が免除されたことを表す、ある種のシステムを備えることが重要である。
請求事態装置によって要求された場合に幼児シミュレーターの請求を満足させたとき、指定した生徒が少なくとも存在することを確実にする目的で、本発明の幼児シミュレーターは、識別特徴であって、少なくとも(i)指定した生徒に対する個人の識別信号を受信するためのシステムと、および(ii)該識別信号受信システムおよび請求事態装置と連絡し、識別信号が該識別信号受信システムにより受信されるまで請求信号の停止を防止するために有効であるシステムを備えることができる。
【0038】
苦痛/請求信号増大特徴
幼児は、環境条件が幼児を不快にしていることを示すまたは満足させていることを要求している、親および他の世話提供者へ様々な知覚可能な信号を提供する。最も慣用の信号は泣くことであるが、他の信号はいらいらすること、むずがり、あえぎ、繰り返し左右に頭を振ること、目および顔をこすることおよびぐずりを含む。加えて、幼児は条件が継続するかまたは必要が不満足のままであるとき、その時間にわたり信号を通常段階的に増大する。それ故、幼児について世話することの現実的な模倣は、条件/必要が時間にわたり不満足のままであるとき、不快、苦痛または請求信号の強さ、強度および/または激しさを段階的に増大する。
環境事態装置または請求事態装置を有する幼児シミュレーターはさらに、該装置と連絡し、環境不快期間または請求期間の持続期間が増加するにつれて、不快、苦痛または請求信号発生システムによって発生される知覚可能な不快、苦痛または請求信号を段階的に増大させるためのシステムを備えることができる。
加えて、環境事態装置または請求事態装置を有する幼児シミュレーターはまた、該装置と連絡し、一度適当な満足信号が該幼児シミュレーターに伝達されると、不快、苦痛または請求信号発生システムによって発生される段階的に増大した知覚可能な不快、苦痛または請求信号を段階的に減少させるためのシステムを備えることができる。
【0039】
自発的表現
幼児は、彼等が親または他の世話提供者とのあらゆる種類の相互作用を求めていなくても、自発的に音声および/または動作を時折発生する。無数の異なる種類の自発的表現が可能であり、排他的でなく、片言を言うこと、目を瞬かせること、腕および/または脚を続けざまに打つこと、くすくす笑うこと、しゃっくりすること、笑うこと、うれしく叫ぶこと、ため息をつくこと、微笑むこと、締めること、つばを吐くこと、指および/またはつま先をしゃぶること、鼻に皺を寄せること等を特に含む。
これらの自発的表現を真似ね、そして模倣の現実性を増大するために、本発明の幼児シミュレーターは、そのような表現を引き出すために生徒が行うあらゆる努力と無関係に自発的表現を周期的に発生することができる装置(以降、“表現装置”とする。)を備えることができる。
該表現装置は、知覚可能な自発的表現を周期的に発生するためのシステムを含む。自発的表現は一般に短時間で生じる種類のものであり、また典型的に満足を要求するとき親により知覚されるので、自発的表現装置は音声および/または動作を停止することができるシステムを含む必要はない。それ故、自発的表現は、生徒の動作と無関係に、完了するまで必ず継続する。
【0040】
音響記録
本発明の幼児シミュレーターは所望により、生徒および/またはプログラム管理者による後の見直しのために、幼児シミュレーターの様々な要求に対する生徒および幼児シミュレーターの近くの他の者の口頭反応を記録する目的のための音響記録機(例えば、標準的なテープレコーダーまたは固体状態音響記録装置)を備えることができる。有用な持続期間の記録を提供するために、該音響記録機は、口頭反応が生徒から予期されることができるとき(例えば、請求事態の始まりの後の3分間または致命的な事態の間)、および/または(ii)大きな音響(例えば、わめき、大きな泣き声または叫び)が検知されたときのみ、記録するように構成および配置されるべきである。該幼児シミュレーターはまた、該音響記録機と連絡し、指定した生徒の音声が検知されたときはいつでも音響記録機を作動させるための音声認識システムを含むこともできる。
【0041】
最良の様式を含む発明の詳細な説明
定義
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“虐待衝撃”は、不快または障害が実際の幼児に通常加えられるような強さの衝撃を意味する。“虐待強度”として分類されるに十分な強さを有する衝撃は、非限定的に、入浴、オクビを引き出す背中たたき、通常の取扱い、揺すり等のような慣例の動作から生じる衝撃を特に含む。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、用語“作動”は、幼児シミュレーターの状態を記載するために使用されるとき、(i)少なくとも一つの環境センサおよび感知した環境変化を記録するための関連する手段が感知および記録すること(例えば、環境温度または圧縮)、および/または(ii)少なくとも一つの請求事態が常に生じることができることまたはそのような発生に対する時間間隔が時間指定されていること(例えば、オシメ交換、哺乳またはむずがり事態)を意味する。
【0042】
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、用語“停止”は、知覚可能な信号発生手段の状態を記載するために使用されるとき、所望により、強度を減少させ徐々に終わらせる期間後に知覚可能な信号がもはや表現されていないことを意味し、また信号の終了(即ち、知覚可能な信号が定義された環境条件または請求事態の発生により再開始されるまで発生されないこと。)および信号の抑制(即ち、知覚可能な信号が特定の状態の除去もしくは休止または満足信号の発生により表現されること。)の双方を含む。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“指定期間”は、幼児シミュレーターが作動し、そして指定された人またはチームが幼児シミュレーターの保護が課されている間の時間の期間(例えば、一晩、48時間、一週間等)を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、用語“短時間”および“長時間”は、どちらも持続期間において特に限定されない補足しあう相対的な用語として使用されるが、短時間は長時間よりも常に短い。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“オクビ要求状態”は、知覚可能なオクビ要求信号が開始されたときに始まり、そして幼児シミュレーターの背中たたきが始められたときに終わるオクビ要求事態の部分に関する。明瞭にする目的で、この定義は、オクビ要求状態の時間測定を開始するためのオクビ要求状態持続期間測定手段によって受信される特定の信号の管理を任せることを意図せず(例えば、オクビ要求状態の時間測定は、オクビ要求間隔タイマーから発せられる信号または知覚可能なオクビ要求信号発生手段により発生される信号により開始されることができる。)、また電気信号がオクビ要求装置を通して進行しなければならない特別な順番を特定することを意図しない(例えば、オクビ要求装置は、オクビ要求状態持続期間測定装置が信号を受信して、知覚可能なオクビ要求信号発生手段による対応する信号の受信の前、後または同時に、オクビ要求状態を時間測定することを開始するように構成および配置され得る。)ことが注目される。
【0043】
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“オクビ要求事態”は、オクビ要求満足信号(例えば、幼児シミュレーターの揺すり)の受信により停止されることができ、そして所望によりその後、オクビ要求事態の発生およびオクビ要求信号に応答して生徒によって提供された世話の水準を報告するために有効であるデータを測定および記録するオクビ要求信号の発生を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“オクビ要求期間”は、オクビ要求満足信号が幼児シミュレーターにより連続的に受信されないならば、オクビ要求信号が発生され、そして幼児シミュレーターによって表現される間の時間の期間を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“虐待圧縮”は、不快または障害が実際の幼児に通常加えられるような強さの圧縮を意味する。“虐待圧縮”として分類されるに十分な強さを有する圧縮は、非限定的に、入浴、オクビを引き出す背中たたき、通常の取扱い、抱き、絨毯を敷いた床への横たえ、胃の擦り、軽い掴み等のような慣例の動作から生じる圧縮を特に含む。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、用語“連続的”は、幼児シミュレーターを哺乳することの動作に関連して使用されるとき、哺乳信号伝達手段(例えば、哺乳ビン)が、哺乳信号を哺乳要求システムに伝達するために、哺乳信号伝達手段が生徒によりいずれかの適当な時間の間(例えば、長くとも約5秒までの数秒間)に開放されることなく、生徒により幼児シミュレーターに関して連絡的な位置に保持されること(例えば、哺乳ビンが幼児シミュレーターの口部に挿入されること。)を意味する。
【0044】
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、用語“連続的”は、揺すり要求信号またはオクビ要求信号に応答する目的のために幼児シミュレーターを揺することおよび幼児シミュレーターにオクビさせることの動作に関連して使用されるとき、幼児シミュレーターが停止することのない加速度運動の適切な水準、または短い持続期間(即ち、長くとも約5秒までの数秒間)の静止期間によってのみ分けられる加速度運動を受けることを意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、用語“連続的”は、温度値を記録することに関連して使用されるとき、温度が所定の計画(例えば、ナノ秒毎、1秒毎、10秒毎、2分毎等)で中断なく記録されることを意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“請求状態”は、知覚可能な請求信号が発生されたときに開始し、そして適切な満足信号が提供されたときに終わる請求事態の一部に関する。例えば、請求状態は、非限定的に、オシメ交換状態、哺乳要求状態、オクビ要求状態、休息要求状態および揺すり要求状態を特に含む。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“請求事態”は、適切な満足信号の受信により停止されることができ、そして所望によりその後、請求事態の発生および請求信号に応答して生徒によって提供される世話の水準を報告するために有効であるデータを測定および記録する請求信号の発生を意味する。
【0045】
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“不満足請求事態”は、適当な満足信号の受信無しに請求事態の終わり(即ち、請求期間の終わり)に至った時間指定された持続期間の請求事態に関する。言い換えると、生徒は満足信号を適当な時期に伝達しなかった。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“請求事態装置”は、少なくとも(i)知覚可能な請求信号を発生するための手段と、および(ii)該請求信号発生装置と連絡し、満足信号の受信に応答して請求信号を停止するための手段を含む装置を引用する。一般的なこととして、“請求事態装置”は生徒にある種の相互作用が生徒と幼児との間に要求されていることを信号で知らせ、そして要求された相互作用が提供されたとき信号を停止する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“請求期間”は、満足信号が幼児シミュレーターによって受信されなければ、その間に請求信号が発生および幼児シミュレーターによって表現される時間の期間を意味する。例えば、請求期間は、非限定的に、オシメ交換期間、哺乳期間、オクビ期間、休息期間および揺すり期間を特に含む。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“オシメ交換状態”は、知覚可能なオシメ交換信号が開始されたときに始まり、そしてオシメ交換満足信号が伝達されたときに終わる時間の期間に関する。明瞭にする目的で、この定義は、オシメ交換状態の時間測定を開始または終了するためのオシメ交換装置によって受信される特定の信号の管理を任せることを意図せず(例えば、オシメ交換状態の時間測定は、オシメ交換間隔タイマーから発せられる信号または知覚可能なオシメ交換信号発生手段により発生される信号により開始されることができる。)、また電気信号がオシメ交換装置を通して進行しなければならない特別な順番を特定することを意図しない(例えば、オシメ交換装置は、オシメ交換持続期間タイマーが信号を受信して、知覚可能なオシメ交換信号発生手段による対応する信号の受信の前、後または同時に、オシメ交換状態を時間測定することを開始するように構成および配置され得る。)ことが注目される。
【0046】
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“オシメ交換事態”は、オシメ交換満足信号(例えば、幼児シミュレーターのオシメの交換)の受信により停止されることができ、そして所望によりその後、オシメ交換事態の発生およびオシメ交換信号に応答して生徒によって提供された世話の水準を報告するために有効であるデータを測定および記録するオシメ交換信号の発生を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“オシメ交換期間”は、オシメ交換満足信号が幼児シミュレーターによって受信されなければ、その間にオシメ交換信号が発生および幼児シミュレーターによって表現される時間の期間を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“オシメ無し期間”は、オシメの不在が検知された(即ち、オシメとして幼児シミュレーターの胴部に取り付けられたオシメの存在が検知されない)ときに始まり、そしてオシメがオシメとして幼児シミュレーターの胴部に取り付けられて、そしてオシメの存在が検知されたときに終わる期間を意味する。
請求の範囲を含む本明細所において使用されるとき、語句“苦痛期間”は、苦痛信号の発生に関連して使用されるとき、虐待圧縮または虐待衝撃の感知後直ちにまたは僅か後に始まり、そして虐待の始まりまたは終了から測定される所定またはランダムに変化する持続期間の時間後に終わる期間を意味する。苦痛期間の終わりが虐待の始まりから測定されたとき、苦痛期間は、苦痛期間(即ち、苦痛信号)が虐待が停止する前に終わる異例の状態を避けるために、予期されない虐待圧縮または虐待衝撃よりも長い持続期間(例えば、虐待圧縮の典型的な持続期間が約5ないし10秒であるとき、15秒の最短苦痛期間)を有するように選択されるべきである。一方、虐待期間の終わりが虐待の終了から測定されたとき、苦痛期間は、定義により苦痛期間は虐待の終わりの前に終わることができないので、あらゆる所望の持続期間を有し得る。
【0047】
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、用語“人形”は、人間を表し、また少なくとも頭部を表す部分および胴部を表す部分を含む像を意味する。人間の電子的表現を提供する装置(例えば、人の像を表示するLCDスクリーン)、および人の印刷された画像を表示する装置(例えば、基材の平滑な表面に積層された人の幼児の絵を有する卵形基材)は“人形”の定義内に特に含まれる。像は好ましくは幼児のように形作られそして腕部および脚部を含む。他の肉体的な特徴は所望により表されることができ、非限定的に、頭髪、目、睫毛、眉毛、耳、鼻、口、手、手指、手指の爪、乳輪、臍、生殖器、脚、足指、足指の爪、肌の着色および肉体的奇形を含む。
請求項を含む本明細書において使用されるとき、語句“環境条件”は幼児シミュレーターに加えられる外的条件を意味する。例えば環境条件は、非限定的に、(i)幼児シミュレーターの水平および垂直位置、(ii)幼児シミュレーターが暴露される温度、(iii)幼児シミュレーターの圧縮、(iv)幼児シミュレーターの煙への暴露、(v)幼児シミュレーターの物理的虐待、(vi)幼児シミュレーターの口頭の虐待、(vii)幼児シミュレーターの明るい光への暴露、(viii)幼児シミュレーターの過刺激、(ix)幼児シミュレーターの水中の完全な水没、(x)幼児シミュレーターの騒音への暴露、(xi)幼児シミュレーター上にオシメを維持すること等を特に含む。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、用語“許容不可能な環境条件”は、そのような暴露によって加えられる不快および/または障害の可能性のために実際の人の幼児に受けさせるべきでない環境条件を意味する。例えば許容不可能な環境条件は、非限定的に、(i)休息期間の間にうつ伏せである幼児シミュレーターの位置、(ii)幼児シミュレーターの40℃を越える温度への暴露、(iii)幼児シミュレーターの虐待圧縮、(iv)幼児シミュレーターのタバコの煙への暴露、(v)幼児シミュレーターの打撃または落下、(vi)幼児シミュレーターの叫び、(vii)幼児シミュレーターの直射日光への暴露、(viii)幼児シミュレーターの水中への完全な水没等を特に含む。
【0048】
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“環境不快期間”は、許容不可能な環境条件が感知された(例えば、許容可能な温度範囲外の温度または虐待衝撃が感知された)ときに始まり、そして環境条件が許容可能な水準に戻る(許容可能な範囲内の温度または虐待衝撃がない)ときに終了する期間を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“環境事態”は、許容不可能な環境条件を検知し、続いて苦痛または不快信号の発生、および/または許容不可能な環境条件の感知を報告しおよび/または許容不可能な環境条件によって生じた苦痛または不快の程度を評価するために有効であるデータの測定および記録することを意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“哺乳要求状態”は、知覚可能な哺乳要求信号が開始されたときに始まり、そして哺乳満足信号の伝達により終わる哺乳要求事態の一部に関する。明瞭にする目的で、この定義は、哺乳要求状態の時間測定を開始または終了するための哺乳要求装置によって受信される特定の信号の管理を任せることを意図せず(例えば、哺乳要求状態の時間測定は、哺乳要求間隔タイマーから発せられる信号または知覚可能な哺乳要求信号発生手段により発生される信号により開始されることができる。)、また電気信号が哺乳要求装置を通して進行しなければならない特別な順番を特定することを意図しない(例えば、哺乳要求装置は、哺乳要求持続期間タイマーが信号を受信して、知覚可能な哺乳要求信号発生手段による対応する信号の受信の前、後または同時に、哺乳要求状態を時間測定することを開始するように構成および配置され得る。)ことが注目される。
【0049】
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“哺乳要求事態”は、哺乳要求満足信号(例えば、哺乳ビンを幼児シミュレーターの口部に置くこと)の受信により停止しされることができ、そして所望によりその後、哺乳要求事態の発生および哺乳要求信号に応答して生徒によって提供された世話の水準を報告するために有効であるデータを測定および記録する哺乳要求信号の発生を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“哺乳要求期間”は、適切な満足信号(即ち、哺乳信号)が幼児シミュレーターによって連続的に受信されなければ、その間に哺乳要求信号が発生および幼児シミュレーターによって表現される時間の期間を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、用語“幼児”は、未熟新生児を含む新生児から、おおよそ一歳児までの年令に範囲する若年の人に関する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、用語“鍵”は、補足し合う鍵穴に取り付けられそして連絡するように構成および配置されたあらゆる装置に関し、非限定的に、特定の構成の合鍵、特定のパターンで穴を有するカード、磁気ストリップに情報を有するカード、特定の強さおよび構成の磁石等を特に含む。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“医療処置信号”は、生徒に幼児シミュレーターが専門的な医療処置を必要としていることの注意を与えるために有効な知覚可能な信号を意味する。例えば医療処置信号は、非限定的に、聴覚信号(例えば、長時間の強い大きな泣き声)、嗅覚信号(例えば、臭い臭気の連続的な放出)、触覚信号(例えば、皮膚のこぶ)、視覚信号(例えば、胃またはLCDの摩擦)、および多方面信号(例えば、大きな泣き声および胃の摩擦)を特に含む。
【0050】
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“医療処置状態”は、知覚可能な医療処置要求信号が幼児シミュレーターによって開始されたときに始まり、そして医療処置受領信号が幼児シミュレーターに伝達されたときに終わる、医療処置事態の一部に関する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“医療処置事態”は、医療処置受領信号の受信(例えば、“医者”と命名された鍵の挿入)により、停止されることができ、そして所望によりその後、医療処置事態の発生および医療処置要求信号に応答して生徒によって提供された世話の水準を報告するために有効であるデータを測定および記録する医療処置要求信号の発生を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“不満足医療処置事態”は、医療処置受領信号の受信無く医療処理事態の終わり(即ち、医療処置期間の終わり)に至った時間指定された持続期間の医療処置事態に関する。言い換えると、生徒は適当な時期に医療処置受領信号を伝達しなかった。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“医療処置期間”は、生徒が、幼児シミュレーターの死亡を防止するために医療処置要求信号に応答して、医療処置受領信号を幼児シミュレーターに伝達することができる期間を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、用語“過刺激”は、実際の幼児がいらいらするようになる長く連続的な持続期間および/または長時間の周期の間の、高いけれども一般に許容される種類および水準の騒音および/または運動への暴露に関する。例は、非限定的に、長いコンサートを通した着席、家族の再会での人から人への幼児の連続的な手渡し、長いパレードの見学等を特に含む。
【0051】
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、“過刺激期間”は、最近の刺激動作の程度が過刺激になるときに始まり、そして最近の刺激動作の程度が定義した刺激の程度より低く減少したときに終わる期間を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、“致命的事態”は、そのような事態を体験する実際の幼児が、激しい障害を体験することが予期される性質(例えば、熱暴露、頭部の虐待圧縮、振りまわし等)および強さ(例えば、非常に強い力および/または長時間の持続期間)の状態を意味する。致命的事態は、致命的熱暴露、致命的圧縮、致命的衝撃、煙への致命的暴露等を含む。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、“所定の値”は、特定の値(例えば、10分)を意味し、そして永久的に指定された値(例えば、常に10分である持続期間)および指定期間について指定されそして続く指定期間について再指定されることができる値(例えば、指定期間の開始で2、5または7分として予め定められる時間間隔)の双方を含む。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、“ランダムな変化”は、ランダムな変化の辞書的な定義(即ち、変化は、二つのサイコロが投げられた場合の目の数のように、各々の出来事が限られた発生の可能性統計的な実験の結果の関数である。)に従って使用される。語句“制限されたランダムな変化”は、ランダムな変化が定義された最大および最小値内におさまる(即ち、変化は0より大きく13未満である。)ことを意味する。
【0052】
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、“休息期間”は、休息要求信号が発生および表現される時間の期間であって、幼児シミュレーターが定義した閾値を超える幼児シミュレーターの運動および/または音声を検知しないべきである期間を意味する。
請求項を含む本明細書において使用されるとき、“制限”は限定されたアクセスであって、そのようなアクセスを達成することの目的に向けられた意図的かつ計画的な動作の行使によってのみ一般に達成可能であるアクセス(例えば、機械の螺子の取り外し、閉鎖バンドの切断、アクセスコードの進入、干渉表示ラベルの除去等)を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“揺すり要求状態”は、知覚可能な哺乳要求信号が開始されたときに始まり、そして揺すり要求満足信号の伝達(即ち、揺すりの始まり)により終わる揺すり要求事態の一部に関する。明瞭にする目的で、この定義は、揺すり要求状態の時間測定を開始または終了するための揺すり要求装置によって受信される特定の信号の管理を任せることを意図せず(例えば、揺すり要求状態の時間測定は、揺すり要求間隔タイマーから発せられる信号または知覚可能な揺すり要求信号発生手段により発生される信号により開始されることができる。)、また電気信号が揺すり要求装置を通して進行しなければならない特別な順番を特定することを意図しない(例えば、揺すり要求装置は、揺すり要求持続期間タイマーが信号を受信して、知覚可能な揺すり要求信号発生手段による対応する信号の受信の前、後または同時に、揺すり要求状態を時間測定することを開始するように構成および配置され得る。)ことが注目される。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“揺すり要求事態”は、揺すり要求満足信号(例えば、幼児シミュレーターの揺すり)の受信により停止されることができ、そして所望によりその後、揺すり要求事態の発生および揺すり要求信号に応答して生徒によって提供された世話の水準を報告するために有効であるデータを測定および記録する揺すり要求信号の発生を意味する。
【0053】
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“揺すり期間”は、適切な満足信号(即ち、揺すり運動)が幼児シミュレーターによって連続的に受信されなければ、その間に揺すり要求信号が発生および幼児シミュレーターによって表現される時間の期間を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“通常室内照明”は、白熱灯、蛍光灯および/またはハロゲン光設備によって典型的に提供される住居の室内照明に関する。一般的なこととして、そのような室内照明は1,000フィート蜀より、典型的には500フィート蜀より小さく、そして頻繁に100フィート蜀より小さい。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“期間の潜在的な持続期間の調整”および“時間間隔の潜在的な持続期間の調整”は、より長いまたはより短い持続期間をより生じやすくするように発生の可能性を変化することを意味する。そのような調節は、(i)期間または間隔の持続期間が選択されることができる時間範囲の終点を変化させること(例えば、10ないし20分の時間範囲から10ないし50分の時間範囲への変更または10ないし20分の時間範囲から40ないし50分の時間範囲への変更)、および/または(i)定義した時間範囲内での時間値について統計的に好ましい値の変更(例えば、15ないし20分の持続期間を選択する40%の機会を伴う10ないし20分の時間範囲から15ないし20分の持続期間を選択する80%の機会を伴う10ないし20分の時間範囲への変更)の一方または双方によって生じることができる。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“選択した期間”は、ランダムにまたは所定の選択基準(例えば、3期間毎、むずがりおよびオシメ交換期間のみ、午後10:00と午前6:00との間に生じる期間のみ等)に従って選ばれた期間の総数の一部を意味する。
【0054】
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“知覚可能な信号”は、生徒に注意を与えるまたは警告することができる連絡のあらゆるすべての手段を意味し、非限定的に、聴覚信号(例えば、泣き声)、臭覚信号(例えば、臭いガスの放出)、触覚信号(例えば、濡れたオシメ)、視覚信号(例えば、仕草)および多方面信号(例えば、泣き声と涙)を特に含む。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“病気期間”は、幼児シミュレーターの世話要求が病気の幼児によって要求される付加的な世話を反映して変更されている(例えば、一連の請求事態の間の時間間隔が減少されているか、および/または請求期間の持続期間が増大されている。)時間の期間を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“刺激センサ”は、幼児の刺激(幼児の感覚を刺激することに有効である環境条件)を感知するために有効であるセンサに関する。例えば刺激は、非限定的に、水、騒音、運動、幼児に触ることとの接触を特に含む。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“不快信号”は、幼児シミュレーターに許容不可能な環境条件を受けさせたことを生徒に注意を与えるために有効である知覚可能な信号を意味する。例えば、不快信号は、非限定的に、聴覚信号(例えば、泣き声)、触覚信号(例えば、皮膚のこぶ)、視覚信号(例えば、LCD表示装置)および多方面信号(例えば、大きな泣き声とLCD表示装置)を特に含む。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“実質的に同一な信号”は、同じ感覚によって知覚される信号(例えば、可聴信号)および同じ一般的な種類の信号(例えば、泣き声音声、揺する体、花の匂い等)であって、いくつかの面の知覚的に異なる信号(例えば、異なるピッチ、異なる速度、反復の間の異なる間隔、異なるボリューム等)に関する。
【0055】
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“自発的表現”は、実際の人の幼児によって発生されることができ、そして道理をわきまえた世話提供者が世話提供者からの相互作用応答を要求しているまたは幼児の必要または請求を信号で知らせているとして典型的に知覚しない性質の動作、仕草、音声または他の知覚可能な信号を意味する。例えば、自発的表現は、片言を言うこと、目を瞬かせること、腕および/または脚を続けざまに打つこと、くすくす笑うこと、しゃっくりすること、笑うこと、うれしく叫ぶこと、ため息をつくこと、微笑むこと、締めること、つばを吐くこと、指および/またはつま先をしゃぶること、鼻に皺を寄せることを含む。
【0056】
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“煙暴露期間”は、煙が検知されたときに始まり、そして煙がもはや検知されないときに終わる期間を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“生徒”は、伝統的な学校年齢の子供および成人を含む、親の役割または子供の世話の教育プログラムに参加する人を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“日光暴露期間”は、直射日光(例えば、定義した閾値を超過する照度を有する光)への暴露が検知されたときに始まり、そして直射日光がもはや検知されないときに終わる期間を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“熱暴露期間” は、感知した温度が定義した許容可能な温度範囲外に陥ったときに始まり、そしてその後感知した温度が定義した許容可能な温度範囲内に陥ったときに終わる期間を意味する。
請求の範囲を含む本明細書において使用されるとき、語句“低温熱暴露期間” は、感知した温度が定義した許容可能な最低温度の下に陥ったときに始まり、そしてその後感知した温度が定義した許容可能な最低温度の上に陥ったときに終わる期間を意味する。
【0057】
構成
Fig.1に図示されるように、幼児シミュレーター05は中央小型制御装置20および該中央小型制御装置20のための電池パック25を保有することができる下記人形10の背部16内の凹部(番号付けされていない)を有する人形10を含む。錠−鍵システム(図示されていない。)または、干渉表示ラベル21のような干渉表示装置は、該中央小型制御装置20および/または電池パック25を該人形10から除去する努力またはそれらに対する他のアクセスを信号で知らせるおよび/または記録/報告する目的で備えられることができる。さもなくば、該中央小型制御装置20は指定期間の持続期間を記録および報告するようにプログラムされることができ、該指定期間の時間測定は該小型制御装置20および/または電池パック25が該人形10から除去されたときに停止される。
該人形10は好ましくは、頭部11、胴部12、腕部13および脚部14を伴う若年の幼児(例えば、長さおおよそ40ないし80cmおよび重量おおよそ3ないし5kg)の概観を有する。該人形10は肌の色および、排他的でなく、アフリカ系アメリカ人、アジア人、カフカス人、中南米人およびアメリカインディアンを特に含む様々な民族群の顔の特徴を描くために彫刻されることができる。
【0058】
該幼児シミュレーター05は、幼児の世話要求を真似るために設計された様々な装置を含むことができる。これらの装置は、(i)位置感知装置110、(ii)温度感知装置120、(iii)圧縮感知装置130、(iv)オシメ交換装置140、(v)揺すり装置150、(vi)関連するオクビ装置170を伴うまたは伴わない哺乳装置160、(vii)むずがり装置180、(viii)表現装置410、(ix)煙検知装置420、(x)衝撃検知装置430、(xi)過刺激装置440、(xii)休息装置450、(xiii)病気装置460、および(xiv)日光暴露装置470を含む。該幼児シミュレーター05は、おのおのの指定期間の間に個々の装置を選択的に作動化および不動化するプログラム管理者のための能力を含み、記載した装置のあらゆる組み合わせを有するように設計およびプログラムされることができる。
該幼児シミュレーター05は、世話の品質および該幼児シミュレーター05について世話をする人の応答を記録および報告するもの(例えば、指定期間の持続期間並びに全ての事態および状態の総持続期間を記録および報告すること)および/または世話が要求されたとき該幼児シミュレーター05について世話をする人に信号で知らせることを備える。
該装置は、(i)環境事態および(ii)請求事態の分類に都合良く群分けすることができる。加えて、各々の事態の詳細は、中央小型制御装置20にプログラムされることができる一つまたはそれ以上の付随的な特徴の使用により調節されることができる。
【0059】
環境事態
物理的虐待(即ち、圧縮および衝撃)、口頭の虐待、不適切な位置付け、過刺激、煙への暴露、直射日光への暴露、および極端な温度への暴露の環境条件は、感知され、信号で知らされ、記録されそして報告されることができる。
【0060】
物理的虐待感知システム
圧縮
本発明の幼児シミュレーター05は、人形の頭部11、腕部13および/または脚部14の締め付けのような人形10の圧縮を感知し、そしてあらゆる感知した圧縮を中央小型制御装置20に連絡することができる圧縮感知システム50を備えることができる。
Fig.3を参照すると、圧縮感知システム50は人形10の頭部11中に該頭部11の締め付けまたは打撃を感知するために備えられる。該頭部11は、柔軟なビニル材料のような複数の材料から、該頭部11内に供えられる通常の開放電気回路51を有して構成される。該電気回路51の第一接点51aは、該頭部11の内部表面(番号付けされていない。)上に積層され、該頭部11が変形されたとき、該頭部11と接触するように動く、導電性材料からなる薄層である。該電気回路51の第二接点51bは、該電気回路51の第一接点51aから内側に間隔を隔てた導電性材料からなる籠部材である。通常の開放電気回路51の第一接点51aと第二接点51bとの間の間隔は、該頭部11が該頭部11の虐待の締め付けまたは打撃を反映する圧縮力または衝撃力を受けたとき、51aおよび51bが互いに係合し、そして該電気回路51が閉鎖するように選択される。第一接点51aと第二接点51bとの間の間隔は、該圧縮感知システム50が、通常の取り扱いを反映する圧縮力および衝撃力を感知することなく、物理的虐待を反映する圧縮力および衝撃力を一貫して感知するように選択されるべきである。これらの所望の感知パラメーターを達成するために必要な感覚は、該頭部11を構成するために使用される材料の種類、該頭部11を形成する材料の厚さ、該頭部11の寸法および形状、第一接点51aをを形成するために該頭部11の内側表面に積層される材料の柔軟性等を含む多くの因子に依存する。説明のために、該頭部11がおおよそ1/4インチ厚の可塑化されたポリ塩化ビニルから作られ、そして該第一接点51aが3ないし4ミル厚のアルミニウム箔であるとき、おおよそ1/2ないし1インチの間隔が、所望の感知パラメーター(即ち、通常の取り扱いを反映する圧縮力および衝撃力を感知することなく、虐待を反映する圧縮力および衝撃力を一貫した感知すること)を一般に提供する。
【0061】
所望により、第三接点(図示されていない。)を含む柔軟な第二籠部材(図示されていない。)が第一接点51aおよび第二接点51bの中間に配置され、中央小型制御装置20と連絡する該第一接点51aと共に第二電気回路(図示されていない。)を形成することができる。該第三接点(図示されていない。)は、頭部11が圧縮力または衝撃力の虐待水準を体験したとき、該第一接点51aおよび第三接点(図示されていない。)が接触して該第二接点51bと係合することを可能にするように十分に柔軟な材料から構成される。そのような第二電気回路(図示されていない。)が用いられたとき、圧縮感知システム50は圧縮力または衝撃力の異なる水準を感知することができる(例えば、第二電気回路は“穏やかな”または“低い”圧縮力または衝撃力が体験されたとき閉鎖され、一方第一回路51は“虐待の”または“高い”圧縮力または衝撃力が体験されたときに閉鎖される。)。
第一の態様において、中央小型制御装置20内の記録機能は、プログラム管理者による後の見直しのために感知した圧縮事態を記録する。中央小型制御装置20により記録および報告された特定の情報は、比較的単純ないし複雑に範囲することができる。例えば、該中央小型制御装置20は、指定期間の間の少なくとも一つの感知した虐待圧縮事態の発生を単純に記録および報告するようにプログラムされることができる。さもなくば、該中央小型制御装置20は、指定期間の間に生じた感知した圧縮事態の数および各々の感知した虐待圧縮期間の持続期間を記録および報告することができる。虐待圧縮事態データを記録および報告するための選択肢の包括的でない列挙は、以下に与えられる表1において説明される。
【0062】
Figure 0003603148
【0063】
第二の態様において、中央小型制御装置20は、可聴な泣き声または大きな泣き声のような知覚可能な圧縮苦痛信号Sを発生することができるシステム(図示されていない。)に接続される。該中央小型制御装置20は、虐待圧縮が感知されたとき、知覚可能な圧縮苦痛信号Sを発生するようにプログラムされる。知覚可能な圧縮苦痛信号Sの発生は、幼児シミュレーター05について世話する生徒に、該幼児シミュレーター05が虐待圧縮を受けていることを警告する。該圧縮苦痛信号Sは、虐待圧縮の原因である外部事態を除去(例えば、該幼児シミュレーター05の頭部11を締め付ける若年の兄弟の手の除去)し、それにより、圧縮感知電気回路51を再開放し、そして電気回路51から中央小型制御装置20への電気信号の伝達を終了することにより、所望による適当な遅延、および終了した虐待圧縮期間の時間測定の後に終了することができる。
中央小型制御装置20は所望により、そのような虐待事態の苦しみの後の幼児シミュレーター05の快適化のための必要を真似る目的のために、圧縮苦痛信号Sの終了後直ちに揺すり要求事態を開始するようにプログラムされ得る。
中央小型制御装置20は、虐待圧縮事態の開始でのみ(即ち、虐待圧縮を感知したらすぐに3秒間の信号を発生する)、虐待圧縮期間を通して連続的に、または、幼児シミュレーター05への障害を模倣する目的のために、虐待圧縮期間を通して連続的におよび幼児シミュレーター05の虐待圧縮が終わった後のさらなる時間の間、知覚可能な圧縮苦痛信号Sを発生するようにプログラムされることができる。
圧縮感知システム50の好ましい態様は、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
【0064】
圧縮苦痛信号Sは、(i)感知した圧縮力の最大値における増加、および/または(ii)虐待圧縮期間の持続期間における増加に基づいて、段階的に増大した請求信号240を提供する付随的な特徴に従って強くされることができる。各々の例は、以下に与えられる表2において説明される。
Figure 0003603148
圧縮感知装置130は所望により、虐待の検知により音響記録機360の動作を開始し、そして虐待圧縮期間の間に幼児シミュレーター05の近くでなされたあらゆる口頭のコメントおよび言及を記録するために、音響記録機360と連絡し得る。
圧縮感知装置130はまた、(i)定義した閾値(例えば、100N)を超えた圧縮力の感知、および/または(ii)定義した閾値(例えば、10秒)を超えた虐待圧縮期間の持続期間に基づく付随的な昏睡特徴280を含み得る。
【0065】
衝撃
本発明の幼児シミュレーター05は、例えば幼児シミュレーター05を振ったり、叩いたりまたは投げたりすることによる、人形10の物理的虐待を検知することができる運動センサ70を備えることができる。そのような虐待感知システムは、ジャーメイン等に付与された合衆国特許第5,443,388号において記載されている。
運動センサ70の多くの異なる種類および様式が、物理的虐待を感知および報告するために有効に使用され得る。該幼児シミュレーター05が受けた運動の力に依存して異なる出力を提供することができる一つのセンサは、人形10の対応する運動から生じる磁石の運動が誘導コイルにおいて電流を発生し、該電流の強度が磁石によって移動される速度および距離に比例する、部品No.504ICの下でダイレクテッド・エレクトロニクス・インコーポレイテッドによって製造されている磁界誘導衝撃センサである。
穏やかな運動(例えば、揺すりおよび背中たたき)、乱暴な取り扱い(例えば偶発的な虐待および意図的な虐待)、並びに位置(例えば、右側が上または下)を感知するために有効な択一的な運動センサ70’はFig.6に図示されている。簡単に言うと、択一的な運動センサ70’は、一般的な球状チャンバー72を定義し、そしてハウジング71の最も僅かな加速度運動で該チャンバー72内で自由に動く金属球73を含むプラスチックハウジング71を含む。該ハウジング71は赤外線(IR)を透過する材料から構成される。IR光源74およびIR光トランジスタ75、例えばQTオプトエレクトロニクスから入手可能なQRD1113要素またはオムロンから入手可能なEE−SY124要素を含む要素が、該ハウジング71の下に直接設置される。該IR光源74は該チャンバー72中に透明プラスチックハウジング71を通してIR光を照らし、該光は該金属球73によって反射され、そして反射されたIR光は該光トランジスタ75により受信される。該チャンバー72内での該球73の運動は該光トランジスタ75に反射されるIR光の量に変化し、該光トランジスタ75を通って流れる電流を動揺させる。該球73が動かない場合、反射される光は一定であり、そして該光トランジスタ75を通した電流は一定のままである。さらに、該球73が静止している場合、該球73はより多くの光を該光トランジスタ75に反射すればするほど、該IR光源に対して該球73はより近く存在し、それによってより高い電流を該光トランジスタ75を通して流れさせる。それ故、運動は該光トランジスタ75を通して流れる電流における動揺を測定および評価することによって感知されることができ、そして位置は、電流が動揺しないとき、該光トランジスタを通して流れる電流の量を測定および評価することによって感知されることができる。
【0066】
中央小型制御装置20は、該光トランジスタ75を通して流れる電流の五つの性質パターンを検査し、そしてそのようなパターンを表3において以下に説明されるような特別な状態と同等視することができる。
Figure 0003603148
【0067】
一般的にFig.7を参照して、小型制御装置20は一般に、EE−SY124要素から直接に電流変化および高い電流水準を受信および評価することができる。表示装置76およびディジキーから入手可能なCA3130AE要素のような動作増幅器77(op amp)であって、電流における僅かな変化をop ampの出力で方形波に増幅するように調整されたものは、一定電流および低い電流水準が中央小型制御装置20によって受信および評価されることが必要な場合に備えられる。
運動センサ70は、運動センサ70によって発生された電気信号の強度が所定の閾値限界に対して、異なる信号を生成するために調べられる中央小型制御装置20に電気的に接続される。このことは、単一の運動センサ70が、幼児シミュレーター05の通常の取り扱い、揺すりおよびオクビによって生成されるような穏やかな力と、幼児シミュレーター05が投げられたり、振られたりまたは他の虐待を受けたときに体験されるような過剰な力との間を区別することを可能にする。このことは、揺すり、背中たたきおよび虐待を感知するための同じ運動センサ70の使用を可能にする。定義した強度を超過した運動が感知されたとき、電気的な物理的障害信号が中央小型制御装置20に送られ、そいて障害事態が報告される。
【0068】
一般的なこととして、ある例を除いて意図的な虐待は、運動の持続期間に基づいて偶発的または意図的でない虐待から区別される。単一の短時間の衝撃(例えば、約2秒より短く持続するもの)は、普通、偶発的または意図的でなく加えられた障害を示す。そのような偶発的な短時間の虐待の例は、床に幼児を落とすことまたは自動車に入れるときに幼児の頭をぶつけることである。対照的に、長時間(例えば、約3秒より長い)にわたる複数の衝撃は、普通、意図的な虐待の結果である。そのような意図的な虐待の例は、幼児を叩いたりおよび/または振ったりすることである。一方で、幼児を壁に対して投げたり(短時間であるが意図的な虐待)および幼児を抱いている間の階段から落ちたり(長時間であるが偶発的な事態)のような、例外がこれらの一般的な言及に適用され、これらの種類の虐待の各々を別々に報告することは、意味のあるフィードバック並びに適当なフォローアップ訓練および/またはカウンセリングを生徒に提供することにおいてプログラム管理者を助ける。例としての二つの部分からなる虐待検知および報告システムは、Fig.2nに図示される衝撃感知装置430に関連して図示される。
Fig.2nに一般的に表されるように、十分な力の単一の衝撃が運動センサ70によって検知されたとき、衝撃感知装置430は作動され、そして1または2秒の短時間の遅延後、該装置430はあらゆる引き続く虐待衝撃について調べられる。引き続く虐待衝撃が検知されない(即ち、単一の短時間の衝撃が検知された)事態において、衝撃感知装置430は落下幼児補助装置431に進む。引き続く虐待衝撃が検知された(即ち、長時間の虐待が検知された)事態において、衝撃感知装置430は振り幼児補助装置432に進む。
【0069】
第一の態様において、中央小型制御装置20内の記録機能は、プログラム管理者による後の見直しのために、落下幼児補助装置431に進んだときはいつでも偶発的な虐待事態の発生を、そして振り幼児補助装置432に進んだときはいつでも意図的虐待事態を記録する。中央小型制御装置20によって記録および報告される特定の情報は、単純ないし複雑に範囲することができる。例えば、該中央小型制御装置20は、指定期間の間の事態の各々の種類の発生を単純に記録および報告するようにプログラムされることができる。さもなくば、中央小型制御装置20は、指定期間の間に感知された事態の各々の種類の数および各々の感知した事態の持続期間を記録および報告することができる。偶発的および意図的な虐待事態データを記録および報告するための選択肢の包括的でない列挙は、以下に与えられる表4において説明される。
Figure 0003603148
第二態様において、中央小型制御装置20は、可聴な泣き声または大きな泣き声のような、知覚可能な衝撃苦痛信号S10を発生することができるシステム(図示されていない。)に接続されることができる。該中央小型制御装置20は、虐待が感知されたとき、知覚可能な衝撃苦痛信号S10を発生するようにプログラムされる。知覚可能な衝撃苦痛信号S10の発生は、幼児シミュレーター05について世話する生徒に、該幼児シミュレーター05が虐待されていることを知らせる。衝撃苦痛信号S10は、衝撃の原因である外部事態を除去(例えば、幼児シミュレーター05を振ることの停止)し、それにより、運動センサ70内の磁石の運動を終え、そして運動センサ70から中央小型制御装置20への電気信号の伝達を終了することにより、所望による適当な遅延、および終了した振り幼児補助装置432の下での虐待期間の時間測定の後に終了することができる。
中央小型制御装置20は所望により、そのような虐待事態の苦しみの後の幼児シミュレーター05の快適化のための必要を真似る目的のために、衝撃苦痛信号S10の終了後直ちに揺すり要求事態を開始するようにプログラムされ得る。
中央小型制御装置20は、虐待圧縮事態の開始でのみ(即ち、衝撃を感知したらすぐに3秒間の信号を発生する)、虐待期間を通して連続的に、または、幼児シミュレーター05への障害を模倣する目的のために、虐待圧縮期間を通して連続的におよび幼児シミュレーター05の虐待が終わった後のさらなる時間の間、知覚可能な衝撃苦痛信号S10を発生するようにプログラムされることができる。
物理的虐待感知システム50の好ましい態様は、落下幼児補助装置431および振り幼児補助装置の各々について記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
【0070】
衝撃苦痛信号S10は、(i)感知した衝撃の最大値における増加、および/または(ii)虐待期間の持続期間における増加に基づいて、段階的に増大した請求信号240を提供する付随的な特徴に従って強くされることができる。各々の例は、以下に与えられる表5において説明される。
Figure 0003603148
運動センサ70および/または中央小型制御装置20は所望により、物理的虐待の検知により音響記録機360の動作を開始し、そしてそれにより物理的虐待圧縮期間に幼児シミュレーター05の近くでなされたあらゆる口頭のコメントおよび言及を記録するために、音響記録機360と連絡し得る。
振り幼児補助装置432はまた、(i)定義した閾値(例えば、100N)を超えた力の衝撃、および/または(ii)定義した閾値(例えば、10秒)を超えた持続する虐待期間に基づく付随的な昏睡特徴280を含み得る。
【0071】
位置感知システム30
本発明の幼児シミュレーター05は、幼児シミュレーターの垂直および水平位置付けを感知し、そして感知した位置を許容可能な位置(スイッチ開放)と許容不可能な位置(スイッチ閉鎖)との間として中央小型制御装置20に連絡することができる、水銀スイッチまたはローラーボールスイッチのような位置センサ30を備えることができる。許容可能な位置付けは仰向けまたは横向きを含み、一方許容不可能な位置付けはうつ伏せまたは逆さまを含む。適した位置センサは多くの製造者から入手可能である。一つの適当な位置感知スイッチは、部品No.KSC421JDの下でITTキャノンによって製造されるSPST SMT通常開放スイッチである。代替的な位置センサスイッチは、Fig.6および7に図示され、そして衝撃物理的虐待感知システムに関連して説明したセンサ70’である。
幼児シミュレーター05の許容不可能な位置付けとして慣例的な取扱いを感知することを避けるために、中央小型制御装置20は好ましくは、感知した許容不可能な位置付けが該幼児シミュレーター05の許容不可能な位置付けとして記録/報告されおよび/または信号で知らされる前に超えられなければならない3ないし10秒のような時間閾値を伴ってプログラムされる。
【0072】
第一の態様において、中央小型制御装置20内の記録機能は、プログラム管理者による後の見直しのために、許容不可能な位置付けの発生を記録する。中央小型制御装置20によって記録および報告される特定の情報は、単純ないし複雑に範囲することができる。例えば、該中央小型制御装置20は、幼児シミュレーターが指定期間の間の少なくとも一度許容不可能に位置付けされたことを単純に記録および報告するようにプログラムされることができる。さもなくば、中央小型制御装置20は、該幼児シミュレーター05が許容不可能に位置付けされた回数および各々の発生の持続期間を記録および報告することができる。位置付けデータを記録および報告するための選択肢の包括的でない列挙は、以下に与えられる表6において説明される。
Figure 0003603148
Figure 0003603148
【0073】
第二態様において、中央小型制御装置20は、可聴な泣き声または大きな泣き声のような、位置変え要求信号Sを発生することができるシステム(図示されていない。)に接続されることができる。該中央小型制御装置20は、幼児シミュレーターが許容不可能な位置(例えば、うつ伏せまたは逆さま)に位置決めされ、そしてその位置に最小閾値時間(例えば、10秒)を超えて放置されたときはいつでも、位置変え要求信号Sを発生するようにプログラムされる。位置変え要求信号Sの発生は、幼児シミュレーター05について世話する生徒に、該幼児シミュレーター05が不適切に位置決めされ、そして修正動作が要求されていることを警告する。位置変え信号Sおよび位置変え要求状態の時間測定は、幼児シミュレーター05を許容可能な位置に単純に位置変えし、それにより、位置センサ30を開放し、そして位置センサ30から中央小型制御装置20への電気信号の伝達を終了することにより終了することができる。
中央小型制御装置20は、不適切な位置付けの各々の発生でのみ(即ち、幼児シミュレーター05が不適切な位置で最小閾値時間より長い間感知された後、3秒間の信号を発生する)、不適切位置付け発生を通して周期的に、または不適切位置付け発生を等して連続的に、位置変え要求信号Sを発生するようにプログラムされることができる。
位置感知システム30の好ましい態様は、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
【0074】
位置変え要求信号Sは、幼児シミュレーター05が許容不可能に位置決めされた時間の長さの増加に基づいて、段階的に増大した請求信号240を提供する付随的な特徴に従って強くされることができる。例は表7において説明される。
Figure 0003603148
位置センサシステム30は所望により、不適切な位置付けの検知により音響記録機360の動作を開始し、そしてそれにより位置変え要求信号S1が発生された後の定義された時間(例えば、3〜5分)の間に幼児シミュレーター05の近くでなされたあらゆる口頭のコメントおよび言及を記録するために、音響記録機360と連絡し得る。
【0075】
騒音感知システム480
本発明の幼児シミュレーター05は、該幼児シミュレーター05が暴露される音響のデシベル水準を感知し、そして閾値(例えば、80デシベル)を超えて感知したあらゆるものを中央小型制御装置20に伝達することができる、音響作動リレーまたは、ラジオ・シャック・ノートブック#276−5011Aにおいて図示される音響レベルメーターのような音響センサ340を備えることができる。
幼児シミュレーター05自身の泣き声および/または大きな泣き声の感知を騒音暴露状態として感知することを避けるために、該騒音感知システム05は、(i)幼児シミュレーター05によって発生される最も大きいデシベル水準より上の閾値デシベルを定めるか、または(ii)幼児シミュレーター05が請求または苦痛信号を発生したときはいつでも音響の感知および/または記録を停止することができる。選択肢(ii)が選ばれたとき、音響感知システム480が作動しない間の時間を限定するために、期間を通して周期的に発生される請求または苦痛信号を有することが一般に好ましい。
【0076】
第一の態様において、中央小型制御装置20内の記録機能は、プログラム管理者による後の見直しのために、閾値を超える感知した音響のあらゆる場合を記録する。中央小型制御装置20によって記録および報告される特定の情報は、単純ないし複雑に範囲することができる。例えば、該中央小型制御装置20は、閾値を超える音響が指定期間の間に少なくとも一度感知されたか否かを単純に記録および報告するようにプログラムされることができる。さもなくば、中央小型制御装置20は、音響記録機360を作動し、そして幼児シミュレーター05が暴露される実際の音響を記録することができる。騒音暴露データを記録および報告するための選択肢の包括的でない列挙は、以下の表8において説明される。
Figure 0003603148
Figure 0003603148
【0077】
第二態様において、中央小型制御装置20は、定義した閾値デシベル水準(例えば、80dB)を有してプログラムされ、そして知覚可能な騒音暴露信号S16を発生することができるシステム(図示されていない。)に接続されることができる。該中央小型制御装置20は、感知した音響が閾値デシベル水準を超えるとき、知覚可能な騒音暴露信号S16を発生するようにプログラムされる。知覚可能な騒音暴露信号S16の発生は、幼児シミュレーター05について世話する生徒に、周囲の騒音が許容不可能な水準に達し、そして修正動作が要求されていることを警告する。騒音暴露信号S16および騒音暴露期間の時間測定は、幼児シミュレーター05を騒音を発生する環境から除去(例えば、幼児シミュレーターを室外に運ぶ)するかまたは、騒音源を確認しそしてボリュームを減少させ(例えば、ステレオの音量を小さくするかまたは叫ぶ赤ん坊を黙らせ)、それにより、デシベル水準を閾値未満に戻し、そして音響センサ340から中央小型制御装置20への電気信号の伝達を終了することにより終了することができる。
中央小型制御装置20は所望により、そのような驚くような事態の発生の後の幼児シミュレーター05の快適化のための必要を模倣する目的のために、騒音暴露信号S16の終了後直ちに揺すり要求事態を開始するようにプログラムされ得る。
騒音感知システム480の好ましい態様は、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
中央小型制御装置20は、騒音暴露期間の開始でのみ(即ち、閾値デシベル水準を超える音響を感知したらすぐに10秒間の信号を発生する)、騒音暴露期間を通して周期的に(例えば、一度感知した音響が閾値デシベル水準を超えたならば、感知した音響が閾値デシベル水準未満に陥るまで、1分毎に2秒間の信号を発生する)、または騒音暴露期間を通して連続的に、知覚可能な騒音暴露信号S16を発生するようにプログラムされることができる。
【0078】
騒音暴露信号S16は、(i)感知したデシベル水準と閾値との間の差異における増加、および/または(ii)騒音暴露期間の持続期間における増加に基づいて、段階的に増大した請求信号240を提供する付随的な特徴に従って強くされることができる。各々の例は、以下に与えられる表9において説明される。
Figure 0003603148
騒音感知システム480は所望により、閾値を超える音響の検知により音響記録機360の動作を開始し、そしてそれにより騒音暴露期間の開始する原因を記録するために、音響記録機360と連絡し得る。
音響センサ340は好ましくは、中央小型制御装置20および電池パック25と共に、音響センサ340を除去する努力または他のアクセスを信号で知らせるおよび/または記録および報告する目的で、干渉表示装置(図示されていない。)を備える。
【0079】
過刺激感知システム340
本発明の幼児シミュレーター05は、該幼児シミュレーター05が暴露される運動および/または環境音響を感知し、そして感知した運動および/または音響を中央小型制御装置20に伝達するための運動センサ70および/または音響センサ340を備えることができる。
運動センサ70の多くの異なる種類および様式が、幼児シミュレーター05の物理的刺激を感知および報告するために有効に使用され得る。幼児シミュレーター05が受ける運動の力に依存して様々な出力を提供することができるそのような一つのセンサは、部品No.504ICの下でダイレクテッド・エレクトロニクス・インコーポレイテッドにより製造される磁界誘導ショックセンサであって、人形の対応する動きから生じる磁石の運動が、磁石によって移動される速度および距離に比例した強度を伴って誘導コイル中に電流を生じるものである。代替的な運動センサは、Fig.6および7に図示され、そして衝撃物理的虐待感知システムに関連して説明したセンサ70’である。
同様に、音響センサ340の多くの異なる種類および様式が、幼児シミュレーターに到達する音響を感知および報告するために有効に使用され得る。幼児シミュレーター05のデシベル水準に依存して様々な出力を提供することができるそのような一つのセンサーは、以前に参照されたラジオ・シャック・ノートブック#276−5011Aにおいて図示される音響レベルメーターのような音響センサである。
【0080】
運動センサ70および/または音響センサ340は中央小型制御装置20に電気的に接続され、該運動センサ70および/または音響センサ340によって発生される電気信号が、閾値を超えたときに電気的過刺激信号を中央小型制御装置20に伝達するために、予め定義された閾値限界に対して調べられる。電気的過刺激信号の受信により、中央小型制御装置20は過刺激信号を発生し、および/または過刺激事態を記録および報告する。
過刺激を検知する目的で感知される運動および音響の種類は、幼児が一般に遭遇しそして許容する(即ち、それらが虐待、障害または致命的でない)強度/ボリュームを有するものである。例えば、過刺激事態の発生を決定する因子となる運動および音響は、排他的でなく、入浴に関連した運動、オクビを生じさせる背中たたき、慣用の会話、オシメ付け、着せ替え、哺乳、抱き、揺すり、胃の擦り、光の動き、くるくる回し、ラジオまたはテレビから典型的に発せられる音響等を特に含む。
慣例の期間の取扱いを過刺激事態として感知することを避けるために、中央小型制御装置20は好ましくは、いくつかの連続するサンプリング期間の各々において少なくとも一つの検知可能な運動/音響の発生を要求するようにプログラムされ、合計のサンプリング期間の総持続期間は、最も長い請求期間よりも有意に長く持続する(例えば、最も長い可能な請求期間が30分であるとき、合計60分の30秒のサンプリング期間からなる120連続サンプリング期間)。
【0081】
第一の態様において、中央小型制御装置20内の記録機能は、プログラム管理者による後の見直しのために、過刺激の発生を記録する。中央小型制御装置20によって記録および報告される特定の情報は、比較的単純ないし複雑に範囲することができる。例えば、該中央小型制御装置20は、幼児シミュレーター05が指定期間内に少なくとも一度過刺激を受けたことを単純に記録および報告するようにプログラムされることができる。さもなくば、中央小型制御装置20は、幼児シミュレーター05が過刺激される回数および各々の過刺激事態の持続期間を記録することができる。過刺激データを記録および報告するための選択肢の包括的でない列挙は、以下の表10において説明される。
Figure 0003603148
Figure 0003603148
【0082】
第二態様において、中央小型制御装置20は、可聴な泣き声または大きな泣き声のような、過刺激信号S12を発生することができるシステム(図示されていない。)に接続される。該中央小型制御装置20は、過刺激が検知されるときはいつでも、過刺激信号S12を発生するようにプログラムされる。過刺激信号S12の発生は、幼児シミュレーター05について世話する生徒に、幼児シミュレーター05が過刺激され、そして修正動作(即ち、静寂時間)が要求されていることを警告する。過刺激信号S12および過刺激事態の時間測定は、適当な期間(即ち、5ないし20分)の間、運動センサ70および/または音響センサ340から中央小型制御装置20への電気信号の伝達を終了するために、幼児シミュレーター05の取扱いを中断することおよび/または幼児シミュレーター05をうるさい環境から除去することによって終了されることができる。
中央小型制御装置20は所望により、幼児シミュレーター05をなだめるための幼児シミュレーター05の快適化のための必要を模倣する目的のために、過刺激信号S12の終了後直ちに揺すり要求事態を開始するようにプログラムされ得る。
中央小型制御装置20は、各々の過刺激事態の開始でのみ(即ち、一度過刺激事態が検知されたならば10秒の信号を発生する)、過刺激事態を通して周期的に(例えば、過刺激事態が検知された後に30秒毎に3秒の信号を発生する)、または過刺激事態を通して連続的に、過刺激信号S12を発生するようにプログラムされることができる。
過刺激感知システム440の好ましい態様は、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
【0083】
過刺激信号S12は、幼児シミュレーター05が過刺激されたままである時間の長さにおける増加に基づいて、段階的に増大した請求信号240を提供する付随的な特徴に従って強くされることができる。例は以下に与えられる表11において説明される。
Figure 0003603148
過刺激装置440は所望により、過刺激の検知により音響記録機360の動作を開始し、そしてそれにより過刺激信号S12が生成された後に定義した時間(例えば、3〜5分)の間、幼児シミュレーター05の近くでなされるあらゆる口頭のコメントまたは言及を記録するために、音響記録機360と連絡し得る。
【0084】
煙感知システム320
本発明の幼児シミュレーター05は、環境煙を検知し、そして検知した煙の場合を中央小型制御装置20に連絡することができる煙検知機320を備えることができる。
第一の態様において、中央小型制御装置20内の記録機能は、プログラム管理者による後の見直しのために、煙暴露の発生を記録する。中央小型制御装置20によって記録および報告される特定の情報は、比較的単純ないし複雑に範囲することができる。例えば、該中央小型制御装置20は、幼児シミュレーター05が指定期間内に少なくとも一度検知できる水準の煙に暴露されたことを単純に記録および報告するようにプログラムされることができる。さもなくば、中央小型制御装置20は、指定期間内に生じる煙暴露期間の数および個々の持続期間を記録および報告することができる。煙暴露データを記録および報告するための選択肢の包括的でない列挙は、以下の表12において説明される。
Figure 0003603148
【0085】
第二態様において、中央小型制御装置20は、知覚可能な煙暴露信号Sを発生することができるシステム(図示されていない。)に電気的に接続される。該中央小型制御装置20は、煙が検知されるとき、知覚可能な煙暴露信号Sを発生するようにプログラムされる。知覚可能な煙暴露信号Sの発生は、幼児シミュレーター05について世話する生徒に、幼児シミュレーター05が許容不可能な水準の煙に暴露されていることを警告する。煙暴露信号Sおよび煙暴露期間の時間測定は、許容不可能な煙環境から幼児シミュレーターを除去(例えば、幼児シミュレーター05を部屋から除去)し、それにより、煙環境の検知を終了し、そして煙感知機320から中央小型制御装置20への電気信号の伝達を終了することにより終了されることができる。
中央小型制御装置20は所望により、そのような煙環境への暴露の後の幼児シミュレーター05の快適化のための必要を模倣する目的のために、煙暴露信号Sの終了後直ちに揺すり要求事態を開始するようにプログラムされ得る。
煙検知装置420の好ましい態様は、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
中央小型制御装置20は、煙暴露期間の開始でのみ(即ち、煙が検知されるとすぐに10秒間の信号を発生する)、煙暴露期間を通して周期的に(例えば、一度煙が検知されたならば煙がもはや検知されなくなるまで毎分2秒の信号を発生する)、または煙暴露期間を通して連続的に、煙暴露信号Sを発生するようにプログラムされることができる。
【0086】
煙暴露信号Sは、長時間の煙への暴露に基づいて、段階的に増大した請求信号240を提供する付随的な特徴に従って強くされることができる。例は以下に与えられる表13において説明される。
Figure 0003603148
煙検知システム320は所望により、煙の検知により音響記録機360の動作を開始し、そしてそれにより煙暴露信号Sが発生された後に定義した時間(例えば、3〜5分)の間、幼児シミュレーター05の近くでなされるあらゆる口頭のコメントまたは言及を記録するために、音響記録機360と連絡し得る。
煙検知機320は好ましくは、中央小型制御装置20および電池パック25と共に、煙検知機320を除去する努力または他のアクセスを信号で知らせるおよび/または記録および報告する目的で、干渉表示装置(図示されていない。)を備える。
【0087】
太陽暴露感知システム
本発明の幼児シミュレーター05は、該幼児シミュレーター05を照らす光の品質を感知し、そして感知した照度を中央小型制御装置20に連絡するための、マウザー・エレクトロニクスから入手可能なCDSフォト・セル、マウザーストック番号524−611−J4−805のような光センサ350を備えることができる。
第一の態様において、中央小型制御装置20内の記録機能は、感知した照度が定義した閾値を超えた場合を記録し、該閾値は、人工照明または間接日光への許容可能な暴露と直射日光(例えば、2,000フィート燭)への許容不可能な暴露とを区別するために有効な水準で定められている。そのような記録した太陽暴露データ−はその後、プログラム管理者による後の見直しのために利用可能である。中央小型制御装置によって記録および報告される特定の太陽暴露情報は、比較的単純ないし複雑に範囲することができる。例えば、該中央小型制御装置20は、指定期間の間に感知した照度が少なくとも一度閾値を超えたか否かを単純に記録および報告するようにプログラムされることができる。さもなくば、中央小型制御装置20は、全指定期間を通して2分毎に照度の値を記録し、そして指定期間の終わりで記録した照明を図式的に報告することができる。太陽暴露データを記録および報告するための選択肢の包括的でない列挙は、以下の表14において説明される。
Figure 0003603148
Figure 0003603148
【0088】
第二態様において、中央小型制御装置20は、知覚可能な太陽暴露信号S15を発生することができるシステム(図示されていない。)に接続される。該中央小型制御装置20は、感知された照度が定義した閾値を超えるとき、知覚可能な太陽暴露信号S15を発生するようにプログラムされる。知覚可能な太陽暴露信号S15の発生は、幼児シミュレーター05について世話する生徒に、幼児シミュレーター05が直射日光に暴露され、そして保護されなければならないことを警告する。太陽暴露信号S15および太陽暴露期間の時間測定は、直射日光から幼児シミュレーターを除去(例えば、幼児を傘で遮るか、または幼児を影の範囲に移動する)することにより終了されることができる。
中央小型制御装置20は所望により、そのような日光の暴露に当った後の幼児シミュレーター05の快適化のための必要を模倣する目的のために、日光暴露信号S15の終了後直ちに揺すり要求事態を開始するようにプログラムされ得る。
日光暴露装置470の好ましい態様は、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
中央小型制御装置20は、日光暴露期間の開始でのみ(即ち、感知した照度が閾値を超えるとすぐに10秒間の信号を発生する)、日光暴露期間を通して周期的に(例えば、一度感知した照度が閾値を超えたならば感知した照度が閾値未満に陥るまで毎分2秒の信号を発生する)、または太陽暴露期間を通して連続的に、太陽暴露信号S15を発生するようにプログラムされることができる。
【0089】
太陽暴露信号S15は、(i)感知した照度と閾値との間の差異における増加、および/または(ii)太陽暴露期間の持続期間における増大に基づいて、段階的に増大した請求信号240を提供する付随的な特徴に従って強くされることができる。各々の例は以下に与えられる表15において説明される。
Figure 0003603148
日光暴露装置470は所望により、太陽暴露信号S15の発生により音響記録機360の動作を開始し、そしてそれにより太陽暴露信号S15が発生された後に定義した時間(例えば、3〜5分)の間、幼児シミュレーター05の近くでなされるあらゆる口頭のコメントまたは言及を記録するために、音響記録機360と連絡し得る。
日光暴露装置470はまた、(i)定義した閾値を超えて離れる照度(例えば、2,000フィート燭の閾値を超える5,000フィート燭)の感知、および/または(ii)定義した閾値を超える太陽暴露期間の持続期間(例えば、60分)に基づいて、昏睡状態280に進む付随的な特徴を含み得る。
光センサ350は好ましくは、中央小型制御装置20および電池パック25と共に、光センサ350を除去する努力または他のアクセスを信号で知らせるおよび/または記録および報告する目的で、干渉表示装置(図示されていない。)を備える。
【0090】
温度感知システム40
本発明の幼児シミュレーター05は、該幼児シミュレーター05が暴露される環境温度を感知し、そして感知した温度を中央小型制御装置20に連絡するための、単純なサーミスターのような温度センサ40を備えることができる。
第一の態様において、中央小型制御装置20内の記録機能は、プログラム管理者による後の見直しのために、感知した温度を記録する。中央小型制御装置20によって記録および報告される特定の情報は、比較的単純ないし複雑に範囲することができる。例えば、該中央小型制御装置20は、感知した温度が指定期間の間に少なくとも一度、定義した許容可能な温度範囲(例えば、10℃および40℃、好ましくは15℃および35℃)外に陥ったか否かを単純に記録および報告するようにプログラムされることができる。さもなくば、中央小型制御装置20は、全指定期間を通して2分毎に温度の値を記録し、そして指定期間の終わりで記録した温度を図式的に報告することができる。熱暴露データを記録および報告するための選択肢の包括的でない列挙は、以下に与えられる表16において説明される。
Figure 0003603148
Figure 0003603148
【0091】
第二態様において、中央小型制御装置20は、定義した上限および下限温度(例えば、10℃および40℃、好ましくは15℃および35℃)を伴ってプログラムされ、そして知覚可能な熱暴露信号Sを発生することができるシステム(図示されていない。)に接続される。該中央小型制御装置20は、感知された温度が定義した許容可能な温度範囲外に陥るとき、知覚可能な熱暴露信号Sを発生するようにプログラムされる。知覚可能な熱暴露信号Sの発生は、幼児シミュレーター05について世話する生徒に、環境温度が許容不可能な水準に達し、そして修正動作が要求されていることを警告する。幼児が寒いときの好ましい知覚可能な熱暴露信号S2は、均衡のとれていないウエイトを回転する電気モーターを作動することによって発生される幼児シミュレーター05の震えである。熱暴露信号Sおよび熱暴露期間の時間測定は、許容不可能に温かいまたは寒い環境から幼児シミュレーターを除去(例えば、車から幼児シミュレーターを除去するかまたは空気調節器を作動させる)し、それにより、幼児シミュレーターの体温を許容可能な温度に戻し、そして温度センサ40から中央小型制御装置20への電気信号の伝達を終了することによって終了されることができる。
中央小型制御装置20は所望により、そのような極端な温度への不快な暴露後の幼児シミュレーター05の快適化のための必要を模倣する目的のために、熱暴露信号Sの終了後直ちに揺すり要求事態を開始するようにプログラムされ得る。
温度センサ装置120の好ましい態様は、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
中央小型制御装置20は、熱暴露期間の開始でのみ(即ち、感知した温度が許容可能な温度範囲外に陥るとすぐに10秒の信号を発生する)、日光暴露期間を通して周期的に(例えば、一度感知した温度が許容可能な温度範囲外に陥ったら感知した温度が許容可能な温度範囲外に戻るまで毎分2秒の信号を発生する)、または熱暴露期間を通して連続的に、熱暴露信号Sを発生するようにプログラムされることができる。
【0092】
熱暴露信号Sは、(i)感知した温度と温度限界との間の差異における増加、および/または(ii)熱暴露期間の持続期間における増大に基づいて、段階的に増大した請求信号240を提供する付随的な特徴に従って強くされることができる。各々の例は以下に与えられる表17において説明される。
Figure 0003603148
熱暴露装置120は所望により、熱暴露信号Sの発生の始まりにより音響記録機360の動作を開始し、そしてそれにより熱暴露信号Sが発生された後に定義した時間(例えば、3〜5分)の間、幼児シミュレーター05の近くでなされるあらゆる口頭のコメントまたは言及を記録するために、音響記録機360と連絡し得る。
熱暴露装置120はまた、(i)感知した温度と定義した閾値を超える温度限界(例えば、20℃)との間の差異の感知、および/または(ii)定義した閾値を超える熱暴露期間の持続期間(例えば、20分)に基づいて、昏睡状態280に進む付随的な特徴を含み得る。
温度センサ40は好ましくは、中央小型制御装置20および電池パック25と共に、温度センサ40を除去する努力または他のアクセスを信号で知らせるおよび/または記録および報告する目的で、干渉表示装置(図示されていない。)を備える。
【0093】
オシメ無し装置490
本発明の幼児シミュレーター05は、該幼児シミュレーター05が、オシメ交換実態に関連して詳細に記載されるオシメ60の一つのようなオシメを着けていることを感知し、そしてオシメ60無しの感知を中央小型制御装置20に連絡することができる、オシメ交換事態に関連して詳細に記載される通常の開放ホール・エフェクトスイッチ62のようなオシメセンサ370を備えることができる。
オシメ60が短い時間の間のみ無い時、例えばオシメ交換の間にオシメ無し事態の発生を防止するために、中央小型制御装置20はオシメ無しセンサ370によって発生されるあらゆる信号の状態を周期的に調べ(例えば、5ないし30分毎)、そしてオシメ無し信号センサ370の少なくとも二つの一連の調査がオシメが無いことを示すときにのみ、オシメ無し信号S17を発生するようにプログラムされることができる。
第一の態様において、中央小型制御装置20内の記録機能は、プログラム管理者による後の見直しのために、感知したオシメ無しのあらゆる場合を記録する。中央小型制御装置20によって記録および報告される特定の情報は、比較的単純ないし複雑に範囲することができる。例えば、該中央小型制御装置20は、オシメの無いことが指定期間の間に少なくとも一度感知されたか否かを単純に記録および報告するようにプログラムされることができる。さもなくば、中央小型制御装置20は、指定期間に生じるオシメ無し期間の数および個々の持続期間を記録および報告することができる。オシメ無しデータを記録および報告するための選択肢の包括的でない列挙は、以下の表18において説明される。
Figure 0003603148
【0094】
第二態様において、中央小型制御装置20は、知覚可能なオシメ無し信号S17を発生することができるシステム(図示されていない。)に接続される。該中央小型制御装置20は、オシメセンサ370が幼児シミュレーター05がオシメ60を着けていないことを検知したとき、知覚可能なオシメ無し信号S17を発生するようにプログラムされる。知覚可能なオシメ無し信号S17の発生は、幼児シミュレーター05について世話する生徒に、幼児シミュレーター05がオシメ60を着けておらず、そしてオシメ60が取り付けられるべきであることを警告する。オシメ無し信号S17およびオシメ無し期間の時間測定は、幼児シミュレーター05にオシメ60を取り付け、それにより、オシメセンサ370から中央小型制御装置20への電気信号の伝達を終了することによって終了されることができる。
オシメ無し装置490の好ましい態様は、記録/報告および信号システムの双方を組み合わせる。
中央小型制御装置20は、オシメ無し期間の開始でのみ(即ち、オシメ60が無しとして検知されるとすぐに10秒の信号を発生する)、オシメ無し期間を通して周期的に(例えば、一度オシメ60が無しとして検知されたらオシメ60が幼児シミュレーター05に取り付けられるまで毎分2秒の信号を発生する)、またはオシメ無し期間を通して連続的に、知覚可能なオシメ無し信号S17を発生するようにプログラムされることができる。
【0095】
実際の幼児はオシメ無し事態の持続期間が増加するにつれて次第に不快になることが予期されるので、オシメ交換感知装置490は、段階的に増大した請求信号240を提供する付随的な特徴を含む必要は無く、そして好ましくは含まない。
オシメ無し装置490は所望により、オシメ無し信号の検知により音響記録機360の動作を開始し、そしてオシメ無し期間の間に幼児シミュレーター05の近くでなされるあらゆる口頭のコメントまたは言及を記録するために、音響記録機360と連絡し得る。
熱暴露装置120はまた、(i)感知した温度と定義した閾値を超える温度限界(例えば、20℃)との間の差異の感知、および/または(ii)定義した閾値を超える熱暴露期間の持続期間(例えば、20分)に基づいて、昏睡状態280に進む付随的な特徴を含み得る。そのような記録は、指定した時間期間(例えば、3ないし5分)の間またはオシメ無し期間の全ての持続期間の間継続し得る。
オシメ無しセンサ370は好ましくは、中央小型制御装置20および電池パック25と共に、オシメ無しセンサ370を除去する努力または他のアクセスを信号で知らせるおよび/または記録および報告する目的で、干渉表示装置(図示されていない。)を備える。
【0096】
請求事態
オシメ交換事態
中央小型制御装置20は周期的なオシメ交換事態をなすようにプログラムされることができ、幼児シミュレーター05について世話する生徒は、生徒には未知の計画に基づいて幼児シミュレーター05上のオシメ60が交換される必要があることを幼児シミュレーター05により信号で知らされる。好ましいオシメ交換信号Sは可聴な泣き声および/またはオシメ60の濡れを含む。
オシメ交換期間の間の時間間隔は、制限されてランダムに変化される(例えば30ないし120分毎に生じる)か、または所定に変化される(例えば、30、90、30、30、120、60、20および90分の間隔で一連に生じる)。実際の幼児の世話要求をより現実的に真似、そして生徒が請求事態の計画を記憶することを防ぐために、請求事態の間の時間間隔を制限されて変化するように制御することが一般に好ましい。さもなくば、各々異なる請求事態の確定した計画を提供する複数の予め定められたプログラムはまた、生徒がどのプログラムが選択されているかを知らず(即ち、請求事態の計画が生徒の推測からランダムである)、そしてプログラムの数が、生徒が一つまたは二つの異なる計画を記憶し、そしてその後、計画した請求事態の間の幼児シミュレーター05を無視することにより、プログラムの目的を部分的に覆すことができることを防止するに十分である限り、現実的に用いられることができる。
【0097】
Fig.3を参照すると、幼児シミュレーター05は、人形10の胴部12内に対向して設置された一対の通常の開放ホール・エフェクトスイッチ62aおよび62b(以降、オシメ交換スイッチとする。)を含む。広範囲にわたる種類の適したホール・エフェクトスイッチが多くの異なる製造者から入手可能であり、パナソニックによって製造されるホール・エフェクトスイッチ、モデル番号DN6851Aを含む。オシメ交換スイッチ62は中央小型制御装置20に電気的に接続される。オシメ交換スイッチ62は人形内に反対方向で取り付けられるので、第一オシメ交換スイッチ62aは“北”に面する極性を有する磁石61によってのみ閉鎖され、一方第二オシメ交換スイッチ62bは“南”に面する極性を有する磁石61によってのみ閉鎖される。
Fig.4aおよびbを参照すると、幼児シミュレーター05を世話する生徒は、幼児シミュレーター05に合うように寸法決定された二つのオシメ60を与えられる。磁石61は、オシメ60が人形10上に取り付けられたとき、適当なオシメ交換スイッチ62の近くに配置されるために有効な位置で各々のオシメ60に縫い付けられる。第一オシメ60中のこの磁石は、第一オシメ60aが人形に取り付けられたとき、磁石61が“北”に面する極性を有するように回転され、一方第二オシメ60b中の磁石61は、第二オシメ60bが人形10に取り付けられたとき、磁石61が“南”に面する極性を有するように回転される。
適当なオシメ交換スイッチ62が閉鎖されたとき、電気オシメ交換満足信号Stが中央小型制御装置20に送られ、そしてオシメ交換信号Sは停止される。オシメ交換状態の時間測定もまた終了される。
中央小型制御装置20は、“選択された”オシメ交換スイッチ62を第一62aおよび第二62bのオシメ交換スイッチの間で変更し、そして知覚可能なオシメ交換信号Sの発生を開始することによって、オシメ交換事態を開始する。
中央小型制御装置20は好ましくは、プログラム管理者による後の見直しのための関連したオシメ交換状態を記録するための記録機能を含む。中央小型制御装置20によって記録および報告される特定の情報は、比較的単純ないし複雑に範囲することができる。例えば、該中央小型制御装置20は、全オシメ交換状態の総持続期間を単純に記録および報告するようにプログラムされることができる。さもなくば、中央小型制御装置20は、指定期間内に生じたオシメ交換事態の総数および各々個々のオシメ交換状態の持続期間を記録および報告することができる。関連するオシメ交換状態データを記録および報告するための選択肢の包括的でない列挙は、以下に与えられる表19において説明される。
Figure 0003603148
【0098】
中央小型制御装置20は、オシメ交換期間の開始でのみ(即ち、中央小型制御装置20によってオシメ交換期間が開始されたときに10秒の信号を発生する)、オシメ交換期間を通して周期的に(例えば、一度オシメ交換期間が中央小型制御装置20によって開始されると毎分2秒の信号を発生する)、またはオシメ交換期間を通して連続的に、知覚可能なオシメ交換信号Sを発生するようにプログラムされることができる。
オシメ交換信号Sは、オシメ交換状態の持続期間における増加に基づいて、段階的に増大した請求信号240を提供する付随的な特徴に従って強くされることができる。例は以下に与えられる表20において説明される。
Figure 0003603148
オシメ交換装置140は所望により、オシメ交換事態の始まりにより音響記録機360の動作を開始し、それによりオシメ交換信号Sが発生された後に定義した時間(例えば、3〜5分)の間、幼児シミュレーター05の近くでなされるあらゆる口頭のコメントまたは言及を記録するために、音響記録機360と連絡し得る。
【0099】
哺乳事態
中央小型制御装置20は周期的な哺乳事態をなすようにプログラムされることができ、幼児シミュレーター05について世話する生徒は、生徒には未知の計画に基づいて幼児シミュレーター05に哺乳することを幼児シミュレーター05により信号で知らされる。哺乳要求信号Sの好ましい種類は、泣き声、指しゃぶり、外側に伸ばされた腕部13およびそれらの組み合わせを含む。
哺乳要求期間の間の時間間隔は、制限されてランダムに変化される(例えば30ないし120分毎に生じる)か、または所定に変化される(例えば、30、90、30、30、120、60、20および90分の間隔で一連に生じる)。実際の幼児の世話要求をより現実的に真似、そして生徒が請求事態の計画を記憶することを防ぐために、請求事態の間の時間間隔を制限されて変化するように制御することが一般に好ましい。さもなくば、各々異なる請求事態の確定した計画を提供する複数の予め定められたプログラムはまた、生徒がどのプログラムが選択されているかを知らず(即ち、請求事態の計画が生徒の推測よりランダムであり)、そしてプログラムの数が、生徒が一つまたは二つの異なる計画を記憶しそしてその後計画した請求事態の間の幼児シミュレーター05を無視することにより、プログラムの目的を部分的に覆すことができることを防止するに十分である限り、現実的に用いられることができる。
【0100】
Fig.3を参照すると、幼児シミュレーター05は、人形10の頭部11内の口部(番号付けされていない。)の直ぐ後に、開放ホール・エフェクトスイッチ82(以降、哺乳スイッチとする。)を含むことができる。哺乳スイッチ82は中央小型制御装置20に電気的に接続される。哺乳スイッチ82は通常開放し、そして適当に向けられた極性を有する磁石81によって閉鎖されることができる。
Fig.5を参照すると、幼児シミュレーター05を世話する生徒は、幼児シミュレーター05の寸法に縮尺された哺乳ビン80を与えられる。磁石81は、哺乳ビンが人形10の口部(番号付けされていない。)に対して配置されたとき、哺乳スイッチ82の近くに磁石81が配置されるために有効な位置で哺乳ビン80に成型される。さもなくば、磁石81は哺乳ビンを表す標識を有する鍵(図示されていない。)に成型されることができる。乳房哺乳選択肢が提供されるとき、乳房哺乳を表すものまたは標識(図示されていない。)(例えば、母親および子供の輪郭)が哺乳ビンの代わりに利用されることができる。
人形10の口部(番号付けされていない。)は所望により、対応して成形された哺乳ビン80の飲み口80nが挿入されることができる成形した凹部(図示されていない。)を含んで成型されることができる。該凹部(図示されていない。)および飲み口80nの形状は、凹部(図示されていない。)内で合うように、哺乳ビン80が人形10の頭部11に関して所定の関係に回転されなければならないように選択される。そのような回転特定形状は、排他的でなく、特に、正三角形、部分的円状および“L”字型を特に含む。哺乳ビン80の飲み口80nが口部における凹部(図示されていない。)に取り付けられるとき、哺乳ビン80中の磁石81は哺乳スイッチ82に関して適切に方向付けされ、そして該哺乳スイッチ82が閉鎖される。該哺乳スイッチ82が閉鎖されるとき、電気的な哺乳要求満足信号Stが中央小型制御装置20に送られ、そして哺乳要求信号Sを停止する。哺乳要求状態の時間測定もまた終了される。
中央小型制御装置20は、知覚可能な哺乳要求信号Sの発生を開始することにより哺乳要求事態を開始する。哺乳要求信号Sを停止するために、生徒は人形10の口部(図示されていない。)に対して哺乳ビン80を配置することにより、幼児シミュレーター05を“哺乳”しなければならない。
中央小型制御装置20は、一度哺乳要求満足信号Stが感知されたら、哺乳要求信号Sの発生を終了または抑制するようにプログラムされることができる。終了の選択肢が選択されたとき、生徒は幼児シミュレーター05を哺乳が検知されることを確実にするに十分なある最短時間(例えば、2ないし10秒)の間哺乳することのみを必要とし、その後生徒が幼児シミュレーター05の哺乳を止めても、そして哺乳要求信号Sは再び発生されない。抑制の選択肢が選択されたとき、生徒は、哺乳要求信号Sが発生することを防止するために、哺乳要求期間(例えば、5ないし12分間)を通して連続的に幼児シミュレーター05に哺乳しなければならず、該哺乳要求期間の終了は、頭部10の横振り運動のような哺乳期間完了信号の発生によって所望により示される。抑制の選択肢は、実際の幼児の世話要求をより正確に真似るので一般に好ましい。
小型制御装置20は所望により、生徒に肯定的なフィードバックを与える目的で、哺乳要求満足信号Stが哺乳要求期間の間に提供されている(例えば、哺乳要求満足信号Stが最初の猶予期間内に幼児シミュレーター05に伝達される)場合を除いて、哺乳期間の終わりに“クー”または同様な肯定的信号を発生するようにプログラムされることができる。
【0101】
中央小型制御装置20は好ましくは、プログラム管理者による後の見直しのための関連した哺乳要求状態データを記録するための記録機能を含む。中央小型制御装置20によって記録および報告される特定の情報は、比較的単純ないし複雑に範囲することができる。例えば、該中央小型制御装置20は、全哺乳要求状態の総持続期間を単純に記録および報告するようにプログラムされることができる。さもなくば、中央小型制御装置20は、指定期間の間に生じた哺乳要求事態の総数および個々の哺乳状態の各々の持続期間を記録および報告することができる。関連する哺乳要求状態データを記録および報告するための選択肢の包括的でない列挙は、以下に与えられる表21において説明される。
Figure 0003603148
【0102】
中央小型制御装置20は、哺乳要求期間の開始でのみ(即ち、中央小型制御装置20によって哺乳要求期間が開始されたときに10秒の信号を発生する)、哺乳要求期間を通して周期的に(例えば、一度哺乳要求期間が中央小型制御装置20によって開始されると毎分2秒の信号を発生する)、または哺乳要求期間を通して連続的に、知覚可能な哺乳要求信号Sを発生するようにプログラムされることができる。
哺乳要求信号Sは、哺乳要求状態の持続期間における増加に基づいて、段階的に増大した請求信号240を提供する付随的な特徴に従って強くされることができる。例は以下に与えられる表22において説明される。
Figure 0003603148
哺乳装置160は所望により、哺乳要求事態の始まりにより音響記録機360の動作を開始し、それにより哺乳要求信号Sが発生された後に定義した時間(例えば、3〜5分)の間、幼児シミュレーター05の近くでなされるあらゆる口頭のコメントまたは言及を記録するために、音響記録機360と連絡し得る。
哺乳装置160はまた、幼児シミュレーターを哺乳することの繰り返しの失敗(例えば、哺乳要求満足信号Stが3回の一連の哺乳要求期間について受信されないこと)に基づいた、付随的な昏睡特徴280をも含み得る。
【0103】
オクビ事態
中央小型制御装置20はオクビ要求期間をなすようにプログラムされることができ、幼児シミュレーター05について世話する生徒は、生徒には未知の計画に基づいて、幼児シミュレーター05が哺乳要求信号Sに応答して哺乳された後に、幼児シミュレーター05をオクビさせることを幼児シミュレーターにより信号で知らされる。オクビ要求期間は哺乳要求期間のいくつかまたは全ての満足の後に始められることができ、そして好ましくは、あらゆる環境条件と独立に開始される(例えば、オクビ要求期間の開始は、哺乳期間の後に生徒が幼児シミュレーター05を床の上にうつ伏せに横たえることによって左右されない。)。オクビ要求信号Sの好ましい種類は、泣き声、しくしく泣き、もじもじすることおよびそれらの組み合わせを含む。
オクビ要求期間は、満足した哺乳要求期間の終わりの直後または定義した遅延(例えば、2ないし3分間)の後に開始されることができる。哺乳要求期間の終わりとオクビ要求期間の開始との間の遅延は、制限されてランダムに変化される(例えば0ないし30分)か、または所定に変化される(例えば、0、9、3、0、12、6、20および9分の間隔で連続して生じる)。実際の幼児の世話要求をより現実的に真似ね、そして生徒が請求事態の計画を記憶することを防ぐために、遅延期間の長さを制限された変化として制御することが一般に好ましい。さもなくば、オクビ要求期間の計画を含む異なる請求事態の確定した計画を各々提供する複数の予め定められたプログラムはまた、生徒がどのプログラムが選択されているかを知らず(即ち、請求事態の計画が生徒の推測よりランダムであり)、そして哺乳要求事態とオクビ要求事態との間の遅延の期間における変化が、生徒が一つまたは二つの異なる持続期間を記憶しそしてその後一連の哺乳要求とオクビ要求事態との間で幼児シミュレーター05を無視することによりプログラムの目的を部分的に覆すことができることを防止するに十分である限り、現実的に用いられることができる。
【0104】
Fig.3を参照すると、幼児シミュレーター05の揺すりを検知する目的で使用される同じ運動センサ70がまた、揺すりおよび背中たたきによって与えられる運動の種類の双方とも検知可能であるので、幼児シミュレーター05のオクビを検知するために有効に使用されることができる。適当な強度の運動が感知されたとき、電気的なオクビ要求満足信号Stが中央小型制御装置20に送られ、そしてオクビ要求信号Sは停止される。オクビ要求状態の時間測定もまた停止される。
中央小型制御装置20は、知覚可能なオクビ要求信号Sの発生を開始することによりオクビ要求事態を開始する。オクビ要求信号Sを停止するために、生徒は幼児シミュレーター05を運動センサ70において適した電気信号を発生させるに十分な(即ち、信号“背中たたき”には十分であるが信号“虐待”には十分でない)力で背中たたきしなければならない。
中央小型制御装置20は、一度背中たたきが感知されたら、オクビ要求信号Sの発生を終了または抑制するようにプログラムされることができる。終了の選択肢が選択されたとき、生徒が幼児シミュレーター05をオクビが感知されることを確実にするに十分なある最短時間(例えば、2ないし10秒)の間オクビさせることのみを必要とし、その後生徒は幼児シミュレーター05をオクビさせることを止めても、オクビ要求信号Sは再び発生されない。抑制の選択肢が選択されたとき、生徒は、オクビ要求信号Sが発生することを防止するために、オクビ要求期間(例えば、5ないし12分間)を通して連続的に幼児シミュレーター05をオクビさせなければならず、該オクビ要求期間の終了は、オクビのようなオクビ要求期間完了信号の発生によって所望により示される。抑制の選択肢は、実際の幼児の世話要求をより正確に真似るので一般に好ましい。
小型制御装置20は所望により、生徒に肯定的なフィードバックを与える目的で、要求されたオクビ動作がオクビ期間の間に提供されている(例えば、オクビ動作がが最初の猶予期間および/またはオクビ要求期間の間に与えられる背中たたきの閾値持続期間内に始められる)場合を除いて、オクビ期間の終わりに“オクビ”音響を発生するようにプログラムされることができる。
【0105】
中央小型制御装置20は好ましくは、プログラム管理者による後の見直しのための関連したオクビ要求状態データを記録するための記録機能を含む。中央小型制御装置20によって記録および報告される特定の情報は、比較的単純ないし複雑に範囲することができる。例えば、該中央小型制御装置20は、全オクビ要求状態の総持続期間を単純に記録および報告するようにプログラムされることができる。さもなくば、中央小型制御装置20は、指定期間の間に生じたオクビ要求状態の総数および個々のオクビ要求状態の各々の持続期間を記録および報告することができる。関連するオクビ要求状態データを記録および報告するための選択肢の包括的でない列挙は、以下に与えられる表23において説明される。
Figure 0003603148
【0106】
中央小型制御装置20は、オクビ要求期間の開始でのみ(即ち、オクビ要求期間が中央小型制御装置20によって開始されたときに10秒の信号を発生する)、オクビ要求期間を通して周期的に(例えば、一度オクビ要求期間が中央小型制御装置20によって開始されると毎分2秒の信号を発生する)、またはオクビ要求期間を通して連続的に、知覚可能なオクビ要求信号Sを発生するようにプログラムされることができる。
オクビ要求信号Sは、オクビ要求状態の持続期間における増加に基づいて、段階的に増大した請求信号240を提供する付随的な特徴に従って強くされることができる。例は以下に与えられる表24において説明される。
Figure 0003603148
オクビ装置170は所望により、オクビ要求事態の始まりにより音響記録機360の動作を開始し、それによりオクビ要求信号Sが発生された後に定義した時間(例えば、3〜5分)の間、幼児シミュレーター05の近くでなされるあらゆる口頭のコメントまたは言及を記録するために、音響記録機360と連絡し得る。
【0107】
むずがり事態
実際の幼児の動作を真似る目的で、中央小型制御装置20はむずがり期間を周期的になすようにプログラムされることができ、幼児シミュレーター05について世話する生徒は、生徒には未知の計画に基づいて、幼児シミュレーター05により発生されたむずがり信号Sを停止する能力を有さずに、幼児シミュレーター05を世話することを幼児シミュレーター05により信号で知らされる。当然、むずがり信号の手段は、知覚可能な信号が適切な動作を取ることによって停止されることができる少なくとも一つの環境事態または請求事態と組み合わせて使用するときにのみ意味がある。むずがり事態は、幼児がむずがりそして幼児を満足させるものが何もないときに、現実の生活において時々遭遇するような回数を真似る目的で所望により指定期間を通して点々と配置される。むずがり事態の数は記録および報告されることができる。
中央小型制御装置20は、むずがり期間の開始でのみ(即ち、むずがり期間が中央小型制御装置20によって開始されたときに10秒の信号を発生する)、むずがり期間を通して周期的に(例えば、一度むずがり期間が中央小型制御装置20によって開始されると毎分2秒の信号を発生する)、またはむずがり期間を通して連続的に、知覚可能なむずがり信号Sを発生するようにプログラムされることができる。むずがり信号Sの好ましい種類は、泣き声、しくしく泣き、ぐずり、せき、いらいらすることおよびそれらの組み合わせを含む。
【0108】
生徒は、むずがる幼児シミュレーター05を満足させるために何らかの努力を成すことが期待されるべきである。幼児シミュレーター05の取扱いは、幼児シミュレーター05の揺すりおよびオクビを感知する目的で使用される同じ運動センサ70によって検知されることができる。むずがる幼児シミュレーター05を満足させる努力がなされない場合には、むずがり信号Sは、むずがり信号Sが検知可能な取扱いなしに発生されている閾値時間持続期間に基づいて、段階的に増大した請求信号240を提供する付随的な特徴に従って強くされることができる。例は以下に与えられる表25において説明される。
Figure 0003603148
通常または強くされた知覚可能なむずがり信号Sは、取扱いが検知されても停止されない。中央小型制御装置20による電気的な“取扱い”信号の受信は、知覚可能なむずがり信号Sの段階的な増大を防止するためにのみ有効である。それ故、中央小型制御装置20は、取扱いが検知されたとき、増加した知覚可能なむずがり信号Sの強度を減少させるようにプログラムされることができるが、知覚可能なむずがり信号Sは停止しないべきである。
むずがり装置180は所望により、むずがり期間の始まりにより音響記録機360の動作を開始し、そしてそれによりむずがり期間の間、幼児シミュレーター05の近くでなされるあらゆる口頭のコメントまたは言及を記録するために、音響記録機360と連絡し得る。むずがり信号Sを満足させることができないことは幼児シミュレーター05について世話する生徒からの口頭の応答を導きやすいので、むずがり期間の全持続期間の間、音響記録機360の作動を継続することが一般に好ましい。
【0109】
休息事態
中央小型制御装置20は周期的な休息事態をなすようにプログラムされることができ、幼児シミュレーター05について世話する生徒は、生徒には未知の計画に基づいて、幼児シミュレーター05に休息および居眠りを助ける環境を与えることを幼児シミュレーターにより信号で知らされる。休息要求信号S13の好ましい種類は、溜め息、しくしく泣き、いらいらすること、目の瞬きおよび目を閉じること並びにそれらの組み合わせを含む。
休息期間の間の時間間隔は、制限されてランダムに変化される(例えば20ないし360分毎に生じる)か、または所定に変化される(例えば、20、120、360、180、90、30、120および300分の間隔で一連に生じる)。実際の幼児の世話要求をより現実的に真似ね、そして生徒が請求事態の計画を記憶することを防ぐために、請求事態の間の時間間隔を制限された変化として制御することが一般に好ましい。さもなくば、各々異なる請求事態の確定した計画を提供する複数の予め定められたプログラムはまた、生徒がどのプログラムが選択されているかを知らず(即ち、請求事態の計画が生徒の推測よりランダムであり)、そしてプログラムの数が、生徒が一つまたは二つの異なる計画を記憶しそしてその後計画した請求事態の間の幼児シミュレーター05を無視することにより、プログラムの目的を部分的に覆すことができることを防止するに十分である限り、現実的に用いられることができる。
【0110】
休息は、定義した閾値を超える運動および/または音響の不在によって感知される。揺すり装置に関連して説明された運動センサ70は、休息装置450に関連した運動を感知するために使用されることができる。同様に、過刺激装置440に関連して説明された音響センサ340は、休息装置450に関連した幼児シミュレーター05に達する音響を感知するために使用されることができる。運動センサ70および音響センサ340は中央小型制御装置20に電気的に接続され、運動センサ70および音響センサ340によって発生される電気信号の強度は、休息する幼児を妨げるに十分でないもの(例えば、動いている車の揺すりまたは他の部屋で点いているテレビの音響)を無視するために、予め定めた閾値限界に対して調べられることができる。しかしながら、閾値を超えた運動および/または音響(以降、“休息妨害事態”とする。)が休息期間の間に幼児シミュレーターによって体験されたとき、電気信号は中央小型制御装置20に送られ、そして休息要求信号S13が開始される。休息状態の時間計測もまた始められる。
中央小型制御装置20は、知覚可能な休息要求信号S13の発生を開始することにより休息要求事態を開始する。休息要求信号S13を停止するために、生徒は幼児シミュレーター05を、休息妨害事態を受けない環境(例えば、学生相談室は一般に許容可能であるが、一方教室間の学校の廊下は一般に許容不可能である。)に置かなければならない。
中央小型制御装置20は、一度休息(即ち、休息妨害事態の不在)が感知されたら、休息要求信号S13の発生を終了または抑制するようにプログラムされることができる。終了の選択肢が選択されたとき、生徒は休息が感知されることを確実にするに十分なある最短時間(例えば、2ないし10秒)の間、幼児シミュレーター05を休息妨害事態に暴露することを防止することのみを必要とし、その後生徒は、休息要求信号S13が再び発生されないので、休息についての必要を無視することができる。抑制の選択肢が選択されたとき、生徒は、休息要求信号S13が発生することを防止するために、休息要求期間の持続期間(例えば、10ないし16分)の間、幼児シミュレーター05を休息妨害事態に暴露することを連続的に防止しなければならず、該休息要求期間の終わりは、くすくす笑いのような休息要求期間完了信号の発生によって所望により示される。抑制の選択肢は、実際の幼児の世話要求をより正確に真似るので一般に好ましい。
【0111】
中央小型制御装置20は好ましくは、プログラム管理者による後の見直しのための関連した休息要求状態データを記録するための記録機能を含む。中央小型制御装置20によって記録および報告される特定の情報は、単純ないし複雑に範囲することができる。例えば、該中央小型制御装置20は、全休息要求状態の総持続期間を単純に記録および報告するようにプログラムされることができる。さもなくば、中央小型制御装置20は、指定期間の間に生じた休息要求状態の総数および個々の休息要求状態の各々の持続期間を記録および報告することができる。関連する休息要求状態データを記録および報告するための選択肢の包括的でない列挙は、以下に与えられる表26において説明される。
Figure 0003603148
【0112】
中央小型制御装置20は、休息要求期間の開始でのみ(即ち、休息要求期間が中央小型制御装置20によって開始されたときに10秒の信号を発生する)、休息要求期間を通して周期的に(例えば、一度休息要求期間が中央小型制御装置20によって開始されると毎分2秒の信号を発生する)、または休息要求期間を通して連続的に、知覚可能な休息要求信号S13を発生するようにプログラムされることができる。
休息要求信号S13は、休息要求状態の持続期間における増加に基づいて、段階的に増大した請求信号240を提供する付随的な特徴に従って強くされることができる。例は以下に与えられる表27において説明される。
Figure 0003603148
休息装置450は所望により、休息要求期間の始まりにより音響記録機360の動作を開始し、そしてそれにより休息要求信号S13が発生された後に定義した時間(例えば、3〜5分)の間、幼児シミュレーター05の近くでなされるあらゆる口頭のコメントまたは言及を記録するために、音響記録機360と連絡し得る。
【0113】
揺すり事態
中央小型制御装置20は周期的な揺すり要求期間をなすようにプログラムされることができ、幼児シミュレーター05について世話する生徒は、生徒には未知の計画に基づいて、幼児シミュレーター05に揺すりの形態の注意深い世話を与えることを幼児シミュレーターにより信号で知らされる。揺すり要求信号Sの好ましい種類は、泣き声、しくしく泣き、いらいらすることおよびそれらの組み合わせを含む。
揺すり要求期間の間の時間間隔は、制限されてランダムに変化される(例えば30ないし120分)か、または所定に変化される(例えば、30、90、30、30、120、60、20および90分の間隔で連続して生じる)。実際の幼児の世話要求をより現実的に真似ね、そして生徒が請求事態の計画を記憶することを防ぐために、請求事態の間の時間間隔を制限された変化として制御することが一般に好ましい。さもなくば、各々請求事態の異なる確定した計画を提供する複数の予め定められたプログラムはまた、生徒がどのプログラムが選択されているかを知らず(即ち、請求事態の計画が生徒の推測よりランダムであり)、そしてプログラムの数が、生徒が一つまたは二つの異なる計画を記憶しそしてその後計画した請求事態の間の幼児シミュレーター05を無視することによりプログラムの目的を部分的に覆すことができることを防止するに十分である限り、現実的に用いられることができる。
【0114】
Fig.3を参照すると、幼児シミュレーター05は、幼児シミュレーター05の揺すりを検知するために有効である人形10の胴部12内の運動センサを含むことができる。多くの異なる種類および様式の運動センサ70が有効に使用され得る。適した運動センサは、衝撃物理的虐待感知システムに関連して説明された運動センサ70および70’を含む。
運動センサ70は中央小型制御装置20に電気的に接続されて、運動センサ70によって発生された電気信号の強度が、異なる信号を生成するために、予め定められた閾値限界に対して調べられる。このことは、単一の運動センサ70が、幼児シミュレーター05の通常の取扱い、揺すりおよびオクビによって生成されるような穏やかな力と幼児シミュレーター05が投げられたり、振られたりまたは他に虐待されたりするときに体験されるような過剰な力との間を区別することを可能にする。適した強度の運動が感知されたとき、電気的満足信号が中央小型制御装置20に送られ、そして揺すり要求信号Sは停止される。揺すり要求状態の時間測定もまた終了される。
中央小型制御装置20は、知覚可能な揺すり要求信号Sの発生を開始することにより揺すり要求事態を開始する。揺すり要求信号Sを停止するために、生徒は幼児シミュレーター05を運動センサ70において適した電気信号を発生させるに十分な(即ち、信号“揺すり”には十分であるが信号“虐待”には十分でない)力で揺すらなければならない。
中央小型制御装置20は、一度揺すりが感知されたら、揺すり要求信号Sの発生を終了または抑制するようにプログラムされることができる。終了の選択肢が選択されたとき、生徒は幼児シミュレーター05を揺すりが感知されることを確実にするに十分なある最短時間(例えば、2ないし10秒)の間幼児シミュレーター05を揺することのみを必要とし、その後生徒は幼児シミュレーター05を揺することを止め、そして揺すり要求信号Sは再び開始されない。抑制の選択肢が選択されたとき、生徒は、揺すり要求信号Sが発生することを防止するために、揺すり要求期間(例えば、5ないし12分)を通して幼児シミュレーター05を連続的に揺すらなければならず、該揺すり要求期間の終了は、子守り歌の演奏のような揺すり要求期間完了信号の発生によって所望により示される。抑制の選択肢は、実際の幼児の世話要求をより正確に真似るので一般に好ましい。
【0115】
中央小型制御装置20は好ましくは、プログラム管理者による後の見直しのための関連した揺すり要求状態データを記録するための記録機能を含む。中央小型制御装置20によって記録および報告される特定の情報は、比較的単純ないし複雑に範囲することができる。例えば、該中央小型制御装置20は、全揺すり要求状態の総持続期間を単純に記録および報告するようにプログラムされることができる。さもなくば、中央小型制御装置20は、指定期間の間に生じた揺すり要求状態の総数および個々の揺すり要求状態の各々の持続期間を記録および報告することができる。関連する揺すり要求状態データを記録および報告するための選択肢の包括的でない列挙は、以下に与えられる表28において説明される。
Figure 0003603148
【0116】
中央小型制御装置20は、揺すり要求期間の開始でのみ(即ち、揺すり要求期間が中央小型制御装置20によって開始されたときに10秒の信号を発生する)、揺すり要求期間を通して周期的に(例えば、一度揺すり要求期間が中央小型制御装置20によって開始されると毎分2秒の信号を発生する)、または揺すり要求期間を通して連続的に、知覚可能な揺すり要求信号Sを発生するようにプログラムされることができる。
揺すり要求信号Sは、揺すり要求状態の持続期間における増加に基づいて、段階的に増大した請求信号240を提供する付随的な特徴に従って強くされることができる。例は以下に与えられる表29において説明される。
Figure 0003603148
揺すり装置150は所望により、揺すり要求事態の始まりにより音響記録機360の動作を開始し、それにより揺すり要求信号Sが発生された後に定義した時間(例えば、3〜5分)の間、幼児シミュレーター05の近くでなされるあらゆる口頭のコメントまたは言及を記録するために、音響記録機360と連絡し得る。
【0117】
付随的特徴
多様行動様式
選択可能な変化
年令適当行動様式
中央小型制御装置20は、プログラム管理者に異なる年令の幼児の異なる世話要求を真似るいくつかのプログラムの間で選択することを可能にするようにプログラムされ得る。
これらの異なる世話の水準は、様々な装置、特徴および/またはプログラムの機能の一つまたはそれ以上を変更または調節することによって生成されることができる。世話の水準は、所望の連続的または段階的なあらゆる数の年齢水準を通して増加および/または減少させられることができる。都合の良いプログラムは、世話要求を新生児、生後3ヶ月の幼児および生後6ヶ月の幼児を表す三つの水準の一つに設定することを可能にする。異なる年令の幼児を真似るために有効である様々な装置、特徴および機能の調節の種類の代表的な例は、以下の表30に説明される。
Figure 0003603148
Figure 0003603148
プログラム管理者によって選択された年令は記録および報告されることができる。
【0118】
哺乳方法行動様式
中央小型制御装置20は、プログラム管理者が乳房哺乳選択肢と哺乳ビン哺乳選択肢との間で異なって哺乳される幼児の異なる世話要求を真似る目的で、選択することができるようにプログラムされることができる。異なる世話要求は、乳房哺乳選択肢についてより頻繁な哺乳およびオシメ交換期間を与え、一方哺乳ビン哺乳選択肢についてより長い哺乳およびオシメ交換期間を与えることによって、一般に真似られることができる。
加えて、乳房哺乳プログラムは、哺乳が私的な場所において生じることを必要とする(例えば、哺乳要求満足信号Stは、過剰な騒音水準が音響センサ340によって検知されるとき、哺乳要求信号Sを停止しない。)ことができ、一方哺乳ビン哺乳プログラムは朝および/または夕方の処置期間(即ち、生徒に哺乳ビン準備満足信号StBOTTLEを与えることを要求する哺乳ビン準備請求信号SBOTTLEの発生)、および生徒が哺乳ビンの模倣物を、哺乳要求満足信号Stを幼児シミュレーター05に与える唯一の手段として、彼等と共に持ち運ぶことの要求を要求することができる。
選択された哺乳選択肢は記録および報告することができる。
【0119】
幼児の性質
中央小型制御装置20は、プログラム管理者が幼児シミュレーターによって要求される世話の水準を変化して、異なる性質を有する幼児を反映することができるようにプログラムされ得る。さもなくば、水準の選択は各々の指定期間について中央小型制御装置20によりランダムに選択されることができる。これらの異なる世話の水準は、(i)請求事態の間の時間間隔を変更すること(即ち、指定期間内に生じる請求事態の数を増加または減少させること)、(ii)各々の請求期間の持続期間を変更すること(即ち、各々の期間の長さを増加または減少させること)、および/または(iii)環境事態が始まる閾値を変更すること(例えば、許容可能な温度範囲を減少させること)によって生成されることができる。世話の水準は、所望によるあらゆる数の連続したまたは段階的な水準を通して増加および/または減少させられることができる。都合の良いプログラムは、世話水準を簡単な水準(即ち、長い間隔、短い請求期間および高い閾値)、平均的な水準(即ち、中程度に長い間隔、長いと短いが交互に交代する請求期間および中程度の閾値)、および困難な水準(例えば、短い間隔、長い請求期間および低い閾値)の中から選択することを可能にする。
プログラム管理者によって設定される幼児シミュレーター05の性質は、記録および報告することができる。
【0120】
自動的変化
昼/夜時間特徴
幼児は、昼(例えば、約午前8:00と午後8:00の間、より好ましくは約午前9:00と午後6:00の間)と夜(例えば、午後8:00と午前8:00との間、より好ましくは約午後8:00と午前8:00、より好ましくは約10:0と午前6:00との間)の間で異なる世話要求を有する傾向にある。一般的なこととして、夜の世話要求は昼の要求より少なく、請求事態の間のより長い間隔および夜時間の間のより短い請求期間を有するが、音響および光のような環境条件への増大した感度を有する。
昼および夜時間の間の幼児の異なる世話要求を真似るために、幼児シミュレーター05は、日々の実際の時間を設定する内部時計(図示されていない。)を備え、そして、夜時間の間に請求期間の持続期間を減少し、請求事態の間の時間間隔を増加し、および/または騒音暴露事態の始めについての閾値を低下させることにより(さもなくば、昼時間の間に請求期間の持続期間を増加し、請求事態の間の時間間隔を減少させ、および/または騒音暴露事態の始めについての閾値を上昇させることにより)、夜時間の間の幼児シミュレーター05の世話要求を増大するようにプログラムされる(そうでない場合を述べると、昼時間の間の幼児シミュレーターの世話要求を増大するようにプログラムされる)ことができる。
知覚可能な昼および/または夜時間期間信号SDAYは、生徒に幼児シミュレーター05が昼時間または夜時間計画にあることを知らせるために、適当な時間で所望により発生される。中央小型制御装置20は知覚可能な昼/夜時間信号SDAYを、適当な期間の開始でのみ(即ち、幼児シミュレーターが昼計画を開始したときに10秒のしゃぶり音を発生する、および/または幼児シミュレーターが夜計画を開始したときに10秒のあくび音を発生する)、または対応する昼および/または夜期間を通して連続的に発生するようにプログラムされることができる。
夜時間の間に、請求期間の持続期間が減少させられる、請求事態の時間間隔が増加させられる、および/または音響への感度が増加させられる程度は、個々に制限されてランダムに変化する(例えば、50%ないし200%)かまたは所定に変化する(例えば、100%)ことができる。
昼時間は少なくとも、午前10:00ないし午後4:00の中心時間を含むべきである。夜時間は少なくとも、午後12:00ないし午前4:00の中心時間を含むべきである。幼児シミュレーターが一つの計画から他の計画に移行する特定の時間は、中心時間が適当な期間内に陥る限り重要でない。昼から夜計画への移行は好ましくは午後8:00と午後10:00との間で生じ、一方夜から昼計画への移行は好ましくは午前6:00と午前8:00との間で生じる。
この特徴の作動は記録および報告されることができる。
【0121】
生徒によって提供される世話の水準に基づいた性格
中央小型制御装置20は、定義した時間(例えば、約1ないし12時間)の間指定期間の間に生徒によって提供される世話の水準に基づいて、幼児シミュレーター05によって要求される世話の水準を増加する(即ち、幼児シミュレーター05の性格を変える)ようにプログラムされ得る。例えば、三つの連続する請求事態について2分以内に満足信号を与えることの失敗、請求期間内に単一の請求信号に応答することの失敗、またはシミュレーター05が物理的虐待を受けることは、幼児シミュレーター05に要求される世話の水準を簡単から平均的に4時間の間増加させる。
この特徴によって開始される世話の水準におけるあらゆる増加は記録および報告されることができる。
【0122】
病気期間
中央小型制御装置20は、幼児シミュレーター05の世話要求が(i)病気期間内に生じる請求期間の持続期間を増加すること、(ii)病気期間内に生じる請求事態の間の時間間隔を減少すること、および/または(iii)環境事態が始まる閾値を調節すること(例えば、許容可能な温度範囲を減少させること)によって増加されるところの、病気期間を成すようにプログラムされることができる。
病気期間の始まりは、病気(例えば、Rxシンボル)、しくしく泣き、いらいらすることを表す画像の照明のような知覚可能な病気信号S14の発生によって幼児シミュレーター05により信号で知らされることができる。
病気期間の間の時間間隔は、制限されてランダムに変化される(例えば、8ないし72時間毎に生じる)か、または所定に変化する(例えば、10、36、24、48および72時間の間隔で一連に生じる)ことができる。実際の幼児の世話要求をより精密に真似ね、そして生徒が請求事態の計画を記憶することを防ぐために、病気期間の間の時間間隔を制限された変化として制御することが一般に好ましい。さもなくば、各々病気期間の異なる確定した計画を提供する複数の予め定められたプログラムはまた、生徒がどのプログラムが選択されているかを知らず(即ち、病気期間の計画が生徒の推測よりランダムであり)、そしてプログラムの数が、生徒が一つまたは二つの異なる計画を記憶しそしてその後プログラムの目的を部分的に覆すことができることを防止するに十分である限り、現実的に用いられることができる。
知覚可能な病気期間信号S14は所望により、生徒に幼児シミュレーター05が病気であり、そして増加した世話を要求することを生徒に注意するために、病気期間の始まりにより発生されることができる。中央小型制御装置20は、病気期間の開始でのみ(即ち、病気期間が中央小型制御装置20によって開始されたときに10秒のせき発作を発生する)、病気期間を通して周期的に(例えば、一度病気期間が中央小型制御装置20によって開始されると10分毎に2秒のせきを発生する)、または病気期間を通して連続的に(例えば、Rx画像が病気期間の持続期間の間に照明される)、知覚可能な病気信号S14を発生するようにプログラムされることができる。病気期間の終わりは所望により、長時間のくすくす笑いのような良好信号の発生によって表示されることができる。
中央小型制御装置20は、プログラム管理者に生徒が指定期間の間に病気の幼児のための世話を要求されたことを知らせるために、病気期間の発生を記録するための記録機能を含む。中央小型制御装置20によって記録および報告される特定の情報は、指定期間の間に生じた少なくとも一つの病気期間を単純に記録および報告することから、指定期間の間に生じる全病気期間の総持続期間を記録および報告に範囲することができる。関連する病気期間データを記録および報告するための選択肢の包括的でない列挙は、以下に与えられる表31において説明される。
Figure 0003603148
病気期間の間に、請求期間の持続期間が増加させられる、請求事態の時間間隔が減少させられる、および/または環境条件への感度が増加させられる程度は個々に、制限されてランダムに変化する(例えば、50%ないし200%)かまたは所定に変化する(例えば、100%)ことができ、各々の病気期間は同一または異なる百分率変化を有する。
指定期間の間に生じるあらゆる病気期間の数および/または持続期間は記録および報告されることができる。
【0123】
昏睡状態280
小型制御装置20は、虐待または無視の閾値限界(例えば、幼児シミュレーター05が10秒より長く持続する物理的虐待を受ける、幼児シミュレーター05の温度が20分より長い間許容可能な最高温度よりも20℃高い、幼児シミュレーター05が250Nを超える締め付けを体験した、複数の請求事態が請求事態の間に一度も満たされることが無かった等)に達した場合、幼児シミュレーター05を昏睡状態に進めさせるようにプログラムされ得る。昏睡状態は様々な方法で模倣されることができる。昏睡状態に進むことを模倣する好ましい方法は、中央小型制御装置20について、全ての他の相互作用機能(例えば、熱暴露事態はもはや記録されず、オシメ交換信号Sがもはや発生されず、)を停止し、そして、プログラム管理者のような指定した医療代表者によってのみ所有されるパスワードの入力または医療世話鍵の挿入によって満足されることができる昏睡信号S14を発生することであり、指定した時間(例えば、30分の医療処置要求期間)内で必要な医療世話を得ることの失敗は、幼児シミュレーター05の死亡(即ち、幼児シミュレーター05の死亡の記録および報告並びにプログラムの終了)の結果となる。
昏睡状態への進入は記録および報告されることができる。
【0124】
喜び信号
小型制御装置20は、生徒が請求信号に適当に応答した(例えば、オシメ交換信号Sに応答して正しい時期にオシメ60を交換する)とき、肯定的応答+を与えるようにプログラムされることができる。肯定的応答+は、幸福または喜んだ幼児を信号で知らせるとして認識できる実質的にあらゆる知覚可能な信号であることができ、排他的でなく、聴覚信号(例えば、クーと言うことまたはくすくす笑い)、臭覚信号(例えば、喜び匂いの放出)、視覚信号(例えば、割ることまたは脚部を小刻みに動かす)、および多方面信号(例えば、クーと言うことおよび笑い)を特に含む。
肯定的応答+は、要求された世話が与えられると直ちに(例えば、オシメ交換信号Sに応答するオシメの交換後、または満足したオクビ期間の終わりで)、または定義した時間遅延後(例えば、オシメ交換信号Sに応答してオシメ60を交換した後2分、または満足したオクビ期間が終わった後、20秒ないし2分の間で)に生じるように計画されることができる。
小型制御装置20は、各々かつ一切の請求事態の満足により、選択した請求事態の満足のみにより、またはいくつかの他の計画(例えば、他の満足した請求信号毎の後にのみ、満足したオクビおよびオシメ交換事態の後にのみ、または満足した請求事態毎の後に生じる20%の機会)に基づいて、肯定的応答+を提供するようにプログラムされることができる。小型制御装置20はまた、請求事態の即座の満足(例えば、請求信号の開始の2分以内に与えられた満足信号)のみにより、肯定的応答+を提供するようにプログラムされ得る。
肯定的応答+は、環境事態(即ち、熱暴露信号Sまたは苦痛信号S)に関連して与えられるべきでなく、なぜならばそのような信号の満足は必要の快適な満足よりはむしろ喜ばしくない刺激の除去に基づくからである。
幼児シミュレーター05により発生される喜び信号の数は記録および報告されることができる。
【0125】
知覚可能な異なる信号
幼児シミュレーター05は、(i)虐待圧縮、衝撃、不適切な位置、騒音、過刺激、煙、直射日光および極端な温度からなる許容不可能な環境条件、および(ii)オシメ交換、哺乳、むずがり、休息および揺すりからなる請求事態から選択される多くの異なる事象の各々のために、知覚可能な信号を与えることができる。これらの事象の各々から発生された知覚可能な信号は、同一または異なることができる。例えば、幼児シミュレーター05が許容不可能に位置付けされたときに発生される知覚可能な信号は大きな泣き声であることができ、一方哺乳することを要求するために発生される知覚可能な信号はしくしく泣きである。差異は顕著であるか(例えば、しくしく泣きと大声で泣くこと)、または微妙である(例えば、大きなしくしく泣きと穏やかに泣くこと)ことができる。
異なる環境および請求事態についての異なる知覚可能な信号の使用は、生徒に要求される特定の満足信号を知らせる(例えば、穏やかな泣き声は揺すられることの必要を信号で知らせ、一方しくしく泣きはオシメを交換する必要を信号で知らせる)ことによって、生徒に注意を与える所望の効果を果たす。生徒がそのような情報を記憶そして共有することを避けるために、幼児シミュレーター05は、各々の指定期間の始まりでプログラム管理者が各々の事態について発生される特定の知覚可能な信号を変化する能力を所望により備えることができる。
【0126】
猶予期間
幼児シミュレーター05は、請求信号の開始の後に猶予期間(例えば、約1ないし3分、好ましくは2分)を与えるようにプログラムされることができ、その間に生徒は適した満足信号を提供し、そして請求状態の持続期間は0として記録されることができる。猶予期間より長い持続期間を有するそれらの請求状態の記録および報告された持続期間は、所望により猶予期間を含んだり含まなかったりすることができ、プログラム管理者は彼等が記録および報告されたデータを正確に解釈し、そして生徒に適当なフィードバックを与えるように選択肢を選択することが勧告される。
好ましい態様において、幼児シミュレーター05は、生徒が猶予期間内に請求信号に応答したときはいつでも生徒に肯定的信号+を与え、それによって、生徒に彼等が迅速な世話を提供したことを直ちに勧告し、そして指定期間の終わりでプログラム管理者に与えられる報告は、請求状態の持続期間が0であることを反映する。
【0127】
識別システム
幼児シミュレーター05について世話をするように指定された生徒が、幼児シミュレーター05の請求が満足されたときに少なくとも存在していた(即ち、彼等自身によって必要な世話が与えられたか、または請求事態が始まったときに誰かから必要な世話を獲得した)ことを確実にするために、幼児シミュレーター05は識別システム(図示されていない。)を備えることができる。該識別システム(図示されていない。)は、識別信号SIDが識別システム(図示されていない。)によって受信されるまで、満足信号(例えば、幼児シミュレーター05の揺らし)が請求信号(例えば、揺らし要求信号S)を停止することを防止する。例示的な識別システム(図示されていない。)は、少なくとも(i)指定した生徒本人の識別信号SIDを受信するための手段、および(ii)該識別信号受信手段(図示されていない。)および中央小型制御装置20と連絡し、識別信号SIDが該識別信号受信手段によって受信されるまで、請求信号の停止を防止するために有効である手段を含む。
指定した生徒本人の識別信号SIDを受信するための手段は、指定した生徒によって所有される独特な事項または性質を識別し、そしてそれらにのみ応答することができる、あらゆる多くのシステムまたは装置であることができる。そのような装置の排他的でない列挙は、(i)指紋認識装置(図示されていない。)、(ii)音声認識装置(図示されていない。)、および(iii)干渉表示リストバンド91によって指定した生徒の手首に取り付けられた独特な形状の識別鍵90を受ける鍵穴(図示されていない。)を含む。
【0128】
段階的に増大した請求信号240
小型制御装置20は、許容不可能な環境条件の激しさが増加する(例えば、幼児シミュレーターの温度が最高許容可能温度よりも5℃より高い)および/または請求状態の持続期間が増加する(例えば、請求状態が10分より長く持続する)につれて、幼児シミュレーター05によって発生される知覚可能な請求信号および苦痛信号の強さ、強度および/または激しさを段階的に増大するようにプログラムされることができる。段階的な増大は、信号の特定の種類に依存した様々な方法において成されることができる。例えば、可聴な泣き声は穏やかな泣き声から大きな泣き声に、または泣き声から叫び声に段階的に増大されることができる。同様に、光は白から赤に変化されることができる。
知覚可能な請求信号は、所望によるあらゆる数の連続したまたは段階的な水準を通して段階的に増大されることができる。単純な単一段階増大、通常から増加へは実施することが比較的簡単であり、または生徒に許容不可能な環境条件または請求事態が時期的に都合良く満足されていないことの適当な注意を与えるために一般に有効である。
同様な様式において、小型制御装置20は、シミュレーターの現実性を増大する目的で、一度適当な満足信号が幼児シミュレーター05に伝達されたならば、段階的に増大された知覚可能な請求信号または幼児シミュレーター05によって発生された苦痛信号の強さ、強度および/または激しさを段階的に減少するようにプログラムされることができる(例えば、幼児シミュレーター05は、適当な満足信号の受信により、金切り声から泣き声へと段階的に増大した知覚可能な請求信号を直ちに減少し、そして5分後泣き声の発生を終了する。)。
【0129】
自発的表現装置
実際の幼児の動作を真似、また模倣の現実性を増大する目的で、中央小型制御装置20は、周期的な自発的表現Eを成すようにプログラムされることができ、幼児シミュレーター05は該幼児シミュレーター05について世話する生徒に、該生徒には未知の計画に基づいて興味およびしばしば喜びの表現を与える。自発的表現Eは所望により、実際の生活におけるそのような発生を真似る目的で、指定期間を通して点々と配置されることができる。
自発的表現Eの好ましい種類は、限定された持続期間(例えば、数秒)であり、かつ何の満足も要求していないとして生徒により典型的に理解される種類のものである。そのような好ましい表現は、排他的でなく、片言を言うこと、目を瞬かせること、くすくす笑うこと、喉を鳴らすこと、しゃっくりすること、笑うこと、うれしく叫ぶこと、微笑むこと、目を細めること、ため息をつくこと、鼻に皺を寄せることを含む
指定期間の間に発生された自発的表現の数は記録および報告されることができる。
【0130】
音響記録
環境事態および請求事態装置は、幼児シミュレーター05の近くで生徒によってなされた口頭のコメントおよび言及を記録するための音響記録機360を含むことができる。
有用な持続期間の記録を与えるために、音響記録機360は、(i)応答反応が生徒から期待されることができるか(例えば、請求信号の発生の後3分の期間、むずがり期間の間、または致命的な事態)、および/または大きな音響(例えば、大声での叫び、大きな泣き声または叫び)が検知されたときにのみ記録するべきである。
【0131】
実施例
Fig.2a〜2t(Fig.2lを除き、Fig.2n’およびFig.2o’を含む。)は、以下の表23において列挙された装置の各々の一つの態様についての流れ図を与える。各々の装置は、請求信号発生特徴210のみを含むむずがり装置180および病気期間装置460、並びにこれらの特徴の双方を含まない開始100、指定期間190および自発的表現410装置を除いて、請求信号発生特徴210および記録特徴220の双方を含む。
該装置はまた、各々の装置に続いて列挙される昏睡状態280、喜び信号230、識別システム250、段階的に増大した請求信号240および音響記録225からなる付随的な特徴の各々を含む。複数の行動様式を生じさせるために使用される複数時間間隔持続期間260および複数期間持続期間270からなる付随的な特徴、および年令依存プログラム、哺乳方法依存プログラム、性質依存プログラム、および昼/夜時間依存プログラムは、そのような特徴は個々の装置よりむしろ中央制御装置20により制御されるので、流れ図に図示または描画されていない。
Figure 0003603148
Figure 0003603148
個々の装置は、最初に起こさなければならない開始装置100、最後に起こらなければならない指定期間装置190、および哺乳装置160の満足後にのみ起こることができるオクビ装置170を除いて、あらゆる順番で起こることができる。
【0132】
開始装置100
幼児シミュレーター尾5の作動により、中央小型制御装置20はバイパス信号→をオンにし、指定期間の時間測定を始め、そして選択および/または中央小型制御装置20にプログラムされたプログラム並びに選択された行動様式(即ち、年齢、哺乳方法および性質)に基づいて、連続する請求事態(即ち、オシメ交換、揺すり、哺乳、むずがりおよび休息事態)の間の間隔の時間測定を始める。選択されたプログラムに基づいて、中央小型制御装置20は、適当な時間にオシメ交換140、揺すり150、哺乳160およびむずがり180並びに休息450の各々に信号を送り、対応する請求事態を開始および停止する。中央小型制御装置20はまた、病気幼児装置460に信号を送り、適当な時間で病気期間を開始および停止する。秀雄小型制御装置20はまた装置の各々を通した循環を始める。
【0133】
位置装置110
位置センサ30は、幼児シミュレーター05の位置を許容可能な位置(例えば仰向けまたは横向きに横たわること)と許容不可能な位置(例えば、うつ伏せまたは逆さまに横たわること)の間で検知し、そして該幼児シミュレーター05が許容不可能な位置で検知されたとき、位置装置110に信号を送る。
Fig.2bを参照すると、位置装置110は、幼児シミュレーター05が許容可能な位置にある限りバイパスされる。しかしながら、位置装置110が位置センサ30から、幼児シミュレーター05が許容不可能な位置にあることの信号を受信したとき、位置装置110は、装置110内に埋め込まれた請求信号発生特徴210により位置変え要求信号Sの発生を開始し、生徒によるあらゆる口頭の反応を記録するために時間の定義した期間(例えば、3ないし5分)の間音響記録機360を開始し、位置変え要求信号Sが発生される時間の長さの時間測定を開始し、そしてバイパス信号→をオフにする。
位置変え要求信号Sが所定の時間x(例えば、10分)よりも長い間発生された場合、位置装置110は、装置110内に埋め込まれた段階的に増大した請求特徴240により位置変え要求信号Sの強度を増加する。位置変え要求信号Sは、その後幼児シミュレーター05が許容可能な位置に戻されるまで、増加した強度で発生される。
一度幼児シミュレーター05が許容可能な位置に戻されると、位置換え要求信号Sの発生はオフにされ、位置換え要求事態の発生が計数され、幼児シミュレーター05が許容不可能な位置にあった時間の持続期間(即ち、位置変え要求信号Sが発生されていた時間の長さ)が記録特徴220によって記録され、位置変え要求期間タイマーは停止およびリセットされ、位置変え要求信号Sの強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻され、バイパス信号→がオンに戻され、そして位置装置110から離脱する。
小型制御装置20が、幼児シミュレーター05が長時間の間不適切に位置付けされていても、他の装置を通して循環することを可能にするために、中央小型制御装置20は、幼児シミュレーター05が不適切に位置付けされたままでも定義した時間(例えば、10〜60分)後に、位置変え要求信号Sの発生を終了し、そして位置装置110から離脱するようにプログラムされることができる(Fig.2bには図示されていない。)。不適切な位置付け発生の持続期間の時間測定はまた終了、または幼児シミュレーター05が許容可能な位置付けに戻されるまで継続されることができる。
【0134】
温度装置120
温度センサ40は、幼児シミュレーター05の温度を測定し、そして温度が許容可能な温度範囲外(即ち、15℃未満または35℃より高い)に陥ったとき、温度装置120に信号を送る。
Fig.2cを参照すると、温度装置120は、幼児シミュレーター05が許容可能な温度範囲内の温度で保たれる限りバイパスされる。しかしながら、温度装置120が、幼児シミュレーター05が許容不可能な温度に暴露されていることの信号を受信したとき、温度装置120は、温度装置120内に埋め込まれた請求信号発生特徴210により熱暴露信号Sの発生を開始し、熱暴露信号Sが発生される時間の長さの時間測定を開始し、生徒によるあらゆる口頭の反応を記録するために時間の定義した期間(例えば、3ないし5分)の間音響記録機360を開始し、そしてバイパス信号→をオフにする。
熱暴露信号Sが所定の時間x(例えば、10分)よりも長い間発生された場合、温度装置120は、温度装置120内に埋め込まれた段階的に増大した請求特徴240により熱暴露信号Sの強度を増加する。熱暴露信号Sは、その後幼児シミュレーター05が許容可能な温度に戻されるまで、増加した強度で発生される。
一度幼児シミュレーター05が許容可能な温度に戻されると、熱暴露信号Sの発生はオフにされ、熱暴露事態の発生が計数され、幼児シミュレーター05が許容不可能な温度に暴露された時間の持続期間(即ち、熱暴露信号Sが発生されていた時間の長さ)が記録特徴220によって記録され、熱暴露期間タイマーは停止およびリセットされ、熱暴露信号Sの強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻され、バイパス信号→がオンに戻され、そして温度装置120から離脱する。
小型制御装置20が、幼児シミュレーター05が長時間の間許容不可能な温度に暴露されていても、他の装置を通して循環することを可能にするために、中央小型制御装置20は、幼児シミュレーター05が許容不可能な温度に暴露されたままでも定義した時間(例えば、10〜60分)後に、熱暴露信号Sの発生を終了し、そして温度装置120から離脱するようにプログラムされることができる(Fig.2cには図示されていない。)。熱暴露の持続期間の時間測定はまた終了、または幼児シミュレーター05が許容可能な温度に戻されるまで継続されることができる。
【0135】
圧縮装置130
Fig.3に図示されるように、圧縮感知システム50は、人形の頭部11の圧縮を検知する。圧縮が該圧縮感知システム50により検知されたとき、圧縮感知システム50は圧縮装置130に信号を送る。
Fig.2dを参照すると、圧縮装置130は、幼児シミュレーター05の頭部11が締めつけまたは圧縮されていない限りバイパスされる。しかしながら、圧縮装置130が幼児シミュレーター05の頭部11が圧縮されていることの信号を受信したとき、圧縮装置130は、圧縮装置130内に埋め込まれた請求信号発生特徴210により圧縮苦痛信号Sの発生を開始し、苦痛信号Sが発生される時間の長さの時間測定を開始し、生徒によるあらゆる口頭の反応を記録するために音響記録機360を開始し、そしてバイパス信号→をオフにする。
圧縮苦痛信号Sが発生される時間の長さにより測定されるとして、圧縮の持続期間が所定の時間値x(例えば、10秒)を超えた場合、圧縮装置130は、圧縮装置130内に埋め込まれた段階的に増大した請求特徴240により圧縮苦痛信号Sの強度を増加する。圧縮苦痛信号Sは、その後頭部11の圧縮が終了されるまで、増加した強度で発生される。
一度幼児シミュレーター05の圧縮が終了すると、苦痛信号Sは、幼児シミュレーター05への障害を真似るために、ある期間(例えば、15分)継続する。その後、圧縮苦痛信号Sの発生はオフにされ、圧縮事態の発生は記録特徴220によって計数され、圧縮タイマーは停止およびリセットされ、音響記録機360が停止され、圧縮苦痛信号Sの強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻され、バイパス信号→がオンに戻され、そして圧縮装置130から離脱する。
【0136】
煙装置装置420
煙検知機320は、煙の存在を検知し、そして煙検知装置420に信号を送る。
Fig.2mを参照すると、煙検知装置420は、幼児シミュレーター05が煙に供されていない限りバイパスされる。しかしながら、煙検知機320は、幼児シミュレーター05が煙に暴露されていることの信号を受信したとき、煙検知装置320は、煙検知装置420内に埋め込まれた請求信号発生特徴210により煙暴露信号Sの発生を開始し、煙暴露信号Sが発生される時間の長さの時間測定を開始し、生徒によるあらゆる口頭の反応を記録するために指定した時間(例えば、3ないし5分)の間音響記録機360を開始し、そしてバイパス信号→をオフにする。
煙暴露信号Sが所定の時間x(例えば、10秒)より長い間発生される場合、煙感知装置420は、煙感知装置420内に埋め込まれた段階的に増大した請求特徴240により煙暴露信号Sの強度を増加する。煙暴露信号Sはその後増加した強度で発生される。
一度幼児シミュレーター05の煙環境から除去されると、煙暴露信号Sの発生はオフにされ、煙暴露事態の発生が計数され、幼児シミュレーター05が煙に暴露される時間の持続期間(即ち、煙暴露信号Sが発生される時間の長さ)が記録特徴220によって記録され、煙暴露期間タイマーは停止およびリセットされ、煙暴露信号Sの強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻され、バイパス信号→がオンに戻され、そして煙検知装置420から離脱する。
小型制御装置20が、幼児シミュレーター05が長時間の間煙に暴露されていても、他の装置を通して循環することを可能にするために、中央小型制御装置20は、幼児シミュレーター05が煙に暴露されたままでも定義した時間(例えば、10〜60分)後に、煙暴露信号Sの発生を終了し、そして煙検知装置420から離脱するようにプログラムされることができる(Fig.2mには図示されていない。)。煙暴露の持続期間の時間測定はまた終了、または幼児シミュレーター05がもはや煙に暴露されなくなるまで継続されることができる。
【0137】
衝撃虐待装置430
Fig.3に図示されるように、衝撃センサ70は人形10への衝撃を検知する。十分な力の最初の衝撃が衝撃センサ70によって検知されたとき、衝撃センサ70は衝撃虐待装置430に信号を送る。
Fig.2nを参照すると、衝撃虐待装置430は、幼児シミュレーター05が虐待衝撃を受けない限りバイパスされる。しかしながら、衝撃虐待装置430が幼児シミュレーターが虐待衝撃を受けたことの信号を受信したとき、衝撃虐待装置430は、生徒によってなされるあらゆる口頭の言及を記録するために音響記録機360を開始し、あらゆる作動する装置(例えば、オシメ交換装置140)を停止およびリセットし、そしてその後、約1/2ないし2秒の間の短い遅延の後に引き続く虐待衝撃について調べる。単一の衝撃のみが衝撃センサ70によって検知された(即ち、虐待が単一で短時間の衝撃である)とき、衝撃センサ装置430は落下幼児補助装置431に進む。引き続く虐待衝撃が検知された(即ち、虐待が長時間である)場合には、衝撃虐待装置430は振り幼児補助装置432に進む。
落下幼児補助装置
落下幼児補助装置431に進むことにより、衝撃苦痛信号S10が、落下幼児補助装置431内に埋め込まれた請求信号発生特徴210により、ある時間の期間(例えば、15分)の間、幼児シミュレーター05への障害を真似るために発生され、“落下”虐待事態の発生が記録特徴220によって計数され、音響記録機360が停止され、そして衝撃虐待装置430から離脱する。
振り幼児補助装置
振り幼児補助装置432に進むことにより、該補助装置は、落下幼児補助装置431内に埋め込まれた請求信号発生特徴210により衝撃苦痛信号S10の発生を開始し、虐待の持続期間を時間測定し、記録特徴220により“振り”虐待事態の発生を計数し、そして継続した衝撃について幼児シミュレーターの監視を継続する。
さらなる衝撃が検知されない場合、衝撃苦痛信号S10が、ある時間の期間(例えば、30分)の間、幼児シミュレーター05への障害を真似るために発生され、虐待事態タイマーが停止およびリセットされ、音響記録機360が停止され、そして衝撃虐待装置430から離脱する。
さらなる衝撃が検知され、そして虐待衝撃の持続期間が所定の時間値x(例えば、5秒)を超えた場合、衝撃虐待装置430は、衝撃虐待装置430内に埋め込まれた段階的に増大した請求特徴240により衝撃苦痛信号S10の強度を増加する。衝撃苦痛信号S10は、その後衝撃苦痛信号S10の発生がオフにされるまで、増加した強度で発生される。
虐待衝撃がその後、所定の時間値y(例えば、10秒)に達する前に中断した場合、幼児シミュレーター05への障害を真似るために、ある時間(例えば、15分)の後に衝撃苦痛信号S10はオフにされ、虐待事態タイマーは停止およびリセットされ、音響記録機360は停止され、そして衝撃虐待装置430から離脱する。
虐待衝撃の持続期間が継続し、そして第二の所定の時間値yを超える場合、衝撃虐待装置430は、振り幼児補助装置432内に埋め込まれた昏睡特徴280に進む。昏睡特徴280に進むことにより、昏睡信号S11が発生され、衝撃苦痛信号S10はオフにされ、昏睡状態への進入の発生が記録特徴220により計数され、そして虐待事態の時間測定が継続する。
医療処置満足信号St11が、昏睡特徴280への進入の後でかつ第三の所定の時間値z(例えば、最初の衝撃の検知から測定した約20ないし60分)の前に、衝撃虐待装置430に連絡されない場合、昏睡信号S11はオフにされ、衝撃虐待信号S10の強度が通常に戻り、虐待事態タイマーが停止およびリセットされ、音響記録機360が停止され、そして衝撃虐待装置430から離脱する。一方、医療処置満足信号St11が第三の所定の時間値z内(即ち、医療処置要求期間の終わり)に衝撃虐待装置430に連絡されない場合、幼児シミュレーター05の死亡が記録され、虐待事態タイマーが停止およびリセットされ、音響記録機360が停止され、そしてプログラムが終了される。
【0138】
過刺激装置440
運動センサ70は、幼児シミュレーター05の運動を検知し、そして幼児シミュレーター05が移動された程度を評価するために中央小型制御装置20と連絡する。幼児シミュレーター05の過剰な運動が延長された時間にわたり検知されたとき、過刺激が検知され、そして過刺激装置440に進む。
Fig.2o’を参照すると、中央小型制御装置20は、周期的な規則(例えば、2分毎のサンプル期間)に基づいて運動センサ70と連絡し、幼児シミュレーター05の運動が運動センサ70によりサンプル期間内で検知されたか否かを決定する。小型制御装置20はその後、サンプル期間sの最も最近の組x(例えば、60)について運動(n)が検知されたサンプル期間sの百分率(n/x)を計算する。この百分率(n/x)が所定の作動閾値(例えば、95%)を超えたとき、過刺激表示機がオンにされ、そして過刺激装置440に連絡する。その後、過刺激表示機はオンのまま留まり、そして中央小型制御装置20は運動センサ70と連絡し、そしてサンプル期間sの最も最近の群xについて運動(n)が検知されたサンプル期間の百分率(n/x)を計算を、百分率(n/x)が所定の浮動閾値(例えば、90%)より下に陥るまで継続する。不動閾値に達することにより、小型制御装置20は過刺激表示機をオフにし、そしてこれを過刺激装置440に連絡する。
Fig.2oを参照すると、過刺激装置440は、過刺激表示装置がオフである限りバイパスされる。しかしながら、過刺激装置440が、過刺激表示機がオンであることの信号を小型制御装置20から受信したとき、過刺激装置440は、過刺激装置440内に埋め込まれた請求信号発生特徴210により過刺激信号S12の発生を開始し、過刺激信号S12が発生される時間の長さの時間測定を開始し、生徒によるあらゆる口頭の反応を記録するために時間の定義した期間(例えば、3ないし5分)の間音響記録機360を開始し、そしてバイパス信号→をオフにする。
過刺激信号S12が所定の時間x(例えば、10分)の間発生された場合、過刺激装置440は、過刺激装置440内に埋め込まれた段階的に増大した請求特徴240により過刺激信号S12の強度を増加する。過刺激信号12は、その後増加した強度で発生される。
一度過刺激装置440が、小型制御装置20から過刺激表示装置がオフにされたことの信号を受信すると、過刺激信号S12の発生はオフにされ、過刺激事態の発生が計数され、幼児シミュレーター05が過刺激された時間の持続期間(即ち、過刺激信号S12が発生されていた時間の長さ)が記録特徴220によって記録され、過刺激事態タイマーが停止およびリセットされ、過刺激信号S12の強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻され、バイパス信号→がオンに戻され、そして過刺激装置440から離脱する。
小型制御装置20が、幼児シミュレーター05が長時間の間過刺激されていても、他の装置を通して循環することを可能にするために、中央小型制御装置20は、幼児シミュレーター05が過刺激されたままでも定義した時間(例えば、10〜60分)後に、過刺激信号S12の発生を終了し、そして過刺激装置440から離脱するようにプログラムされることができる(Fig.2oには図示されていない。)。過刺激の持続期間の時間測定はまた終了、または幼児シミュレーター05がもはや過刺激されないまで継続されることができる。
【0139】
太陽暴露装置470
光センサ350は、幼児シミュレーター05に当る光の量を測定し、そして照度が定義した閾値を超える(即ち、2,000フィート燭より大きい)とき、太陽暴露装置470に信号を送る。閾値は、標準の合成照明および間接日光が太陽暴露事態として登録されることを防止し、一方、実際の直射日光への暴露が太陽暴露事態として認識されない場合を最小とすることを防止するように定められる。
Fig.2rを参照すると、光暴露装置470は、幼児シミュレーター05が直射日光に暴露されない(即ち、照度がz未満である)限りバイパスされる。しかしながら、光暴露装置470が、幼児シミュレーター05が直射日光に暴露されている(即ち、照度がzより大きい)ことの信号を受信したとき、太陽暴露装置470は、太陽暴露装置470内に埋め込まれた請求信号発生特徴210により太陽暴露信号S15の発生を開始し、太陽暴露信号S15が発生される時間の長さの時間測定を開始し、生徒によるあらゆる口頭の反応を記録するために時間の定義した期間(例えば、3ないし5分)の間音響記録機360を開始し、そしてバイパス信号→をオフにする。
太陽暴露信号S15が所定の時間x(例えば、10分)よりも長い間発生された場合、太陽暴露装置470は、太陽暴露装置470内に埋め込まれた段階的に増大した請求特徴240により太陽暴露信号S15の強度を増加する。太陽暴露信号S15は、その後幼児シミュレーター05が直射日光から除去されるまで、増加した強度で発生される。
一度幼児シミュレーター05が直射日光から除去されると、太陽暴露信号S15の発生はオフにされ、太陽暴露事態の発生が計数され、そして幼児シミュレーター05が直射日光に暴露された時間の持続期間(即ち、太陽暴露信号S15が発生されていた時間の長さ)が記録特徴220によって記録され、太陽暴露期間タイマーは停止およびリセットされ、太陽暴露信号S15の強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻され、バイパス信号→がオンに戻され、そして太陽暴露装置470から離脱する。
小型制御装置20が、幼児シミュレーター05が長時間の間過度に強い日光に暴露されていても、他の装置を通して循環することを可能にするために、中央小型制御装置20は、幼児シミュレーター05が過度に強い日光に暴露されたままでも定義した時間(例えば、10〜60分)後に、太陽暴露信号S15の発生を終了し、そして太陽暴露装置470から離脱するようにプログラムされることができる(Fig.2rには図示されていない。)。日光への暴露の持続期間の時間測定はまた終了、または幼児シミュレーター05がもはや過度に暴露されなくなるまで継続されることができる。
【0140】
騒音暴露装置480
音響センサ40は、幼児シミュレーター05が暴露される音響のデシベル水準を測定し、そしてデシベル水準が定義した閾値を超える(即ち、80dBより大きい)とき、騒音暴露装置480に信号を送る。閾値は、典型的な環境音響が騒音暴露事態として登録されることを防止し、一方、実際の騒音への暴露が騒音暴露事態として認識されない場合を最小とすることを防止するように定められる。 Fig.2sを参照すると、騒音暴露装置480は、幼児シミュレーター05が騒音に暴露されない(即ち、音響のデシベル水準がd未満である)限りバイパスされる。しかしながら、騒音暴露装置480が、幼児シミュレーター05が騒音に暴露されている(即ち、デシベル水準がdより大きい)ことの信号を受信したとき、騒音暴露装置480は、騒音暴露装置480内に埋め込まれた請求信号発生特徴210により騒音暴露信号S16の発生を開始し、騒音暴露信号S16が発生される時間の長さの時間測定を開始し、生徒によるあらゆる口頭の反応を記録するために時間の定義した期間(例えば、3ないし5分)の間音響記録機360を開始し、そしてバイパス信号→をオフにする。
騒音暴露信号S16が所定の時間x(例えば、10分)よりも長い間発生された場合、騒音暴露装置480は、騒音暴露装置480内に埋め込まれた段階的に増大した請求特徴240により騒音暴露信号S16の強度を増加する。騒音暴露信号S16は、その後幼児シミュレーター05がもはや騒音に暴露されなくなるまで、増加した強度で発生される。
一度幼児シミュレーター05がもはや騒音を検知しなくなると、騒音暴露信号S16の発生はオフにされ、騒音暴露事態の発生が計数され、そして幼児シミュレーター05が騒音に暴露された時間の持続期間(即ち、騒音暴露信号S16が発生されていた時間の長さ)が記録特徴220によって記録され、騒音暴露期間タイマーは停止およびリセットされ、騒音暴露信号S16の強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻され、バイパス信号→がオンに戻され、そして騒音暴露装置480から離脱する。
小型制御装置20が、幼児シミュレーター05が長時間の間騒音に暴露されていても、他の装置を通して循環することを可能にするために、中央小型制御装置20は、幼児シミュレーター05が騒音に暴露されたままでも定義した時間(例えば、10〜60分)後に、騒音暴露信号S16の発生を終了し、そして騒音暴露装置480から離脱するようにプログラムされることができる(Fig.2sには図示されていない。)。騒音への暴露の持続期間の時間測定はまた終了、または幼児シミュレーター05がもはや騒音に暴露されなくなるまで継続されることができる。
【0141】
オシメ無し装置490
オシメセンサ370は、幼児シミュレーター05上のオシメ60の存在または不在を調べ、そして幼児シミュレーター05がオシメ60無しに検知されたとき、オシメ無し装置490に信号を送る。
Fig.2eを参照すると、オシメ無し装置490は、幼児シミュレーター05がオシメ60を着けている限りバイパスされる。しかしながら、オシメ無し装置490が、幼児シミュレーター05がオシメ60を着けていない(即ち、オシメ60はオシメセンサ370によって検知されない)ことの信号をオシメセンサ370から受信したとき、オシメ無し装置490は、オシメ無し装置490内に埋め込まれた請求信号発生特徴210によりオシメ無し信号S17の発生を開始し、生徒によるあらゆる口頭の反応を記録するために時間の定義した期間(例えば、3ないし5分)の間音響記録機360を開始し、オシメ無し信号S17が発生される時間の長さの時間測定を開始し、そしてバイパス信号→をオフにする。
幼児シミュレーター05にオシメ60を取り付けることにより、オシメ無し信号S17の発生はオフにされ、オシメ無し事態の発生が計数され、幼児シミュレーター05がオシメを着けていなかった時間の持続期間(即ち、オシメ無し信号S17が発生されていた時間の長さ)が記録特徴220によって記録され、オシメ無し期間タイマーは停止およびリセットされ、バイパス信号→がオンに戻され、そしてオシメ無し装置490から離脱する。
小型制御装置20が、幼児シミュレーター05がオシメ60を着けていなくても、他の装置を通して循環することを可能にするために、中央小型制御装置20は、幼児シミュレーター05がオシメ60を着けずにいても定義した時間(例えば、10〜60分)後に、オシメ無し信号S17の発生を終了し、そしてオシメ無し装置490から離脱するようにプログラムされることができる(Fig.2eには図示されていない。)。オシメ無し期間の持続期間の時間測定はまた終了、または幼児シミュレーター05がオシメを着けるまで継続されることができる。
【0142】
中央小型制御装置20は、オシメ交換装置140によって要求される満足信号Stを、第一オシメ60aによって伝達される第一満足信号St と第二オシメ60bによって伝達される第二満足信号St の間で交互に変更することにより周期的に変化させることができる。
連続するオシメ交換事態の間の時間間隔は好ましくは、実際の幼児によって要求されるオシメ交換の頻度を真似るように選択される。例として、間隔が所定の値であるとき、該間隔は好ましくは20分と6時間の間であり、また間隔が制限されてランダムに変化するとき、該間隔は好ましくは最短1ないし2時間と最長4ないし6時間との間であり、時間間隔について統計的に好ましくはおおよそ1ないしおおよそ3時間の間である。
Fig.2fを参照すると、オシメ交換装置140は現在要求されるオシメ交換満足信号(例えば、St )を調べる。オシメ交換装置140は、現在要求されるオシメ交換満足信号Stがオシメ交換装置140に連絡されない限りバイパスされる。
【0143】
現在要求されるオシメ交換満足信号Stがもはやオシメ交換装置140によって受信されない(例えば、オシメ交換満足信号St を伝達する第一オシメ60aが幼児シミュレーター05から除去された)か、または中央小型制御装置20が要求されるオシメ交換満足信号Stを変化する(例えば、要求されるオシメ交換満足信号がSt からSt に変化された)場合において、オシメ交換装置140は、オシメ交換装置140内に埋め込まれた請求信号発生特徴210によりオシメ交換信号Sの発生を開始し、オシメ無し信号Sが発生される時間の長さを時間測定することによってオシメ交換状態の発生の時間測定を開始し、生徒によるあらゆる口頭の反応を記録するために時間の定義した期間(例えば、3ないし5分)の間音響記録機360を開始する。
時間制限yが達成される前にオシメ交換状態を終わりにするために、オシメ交換装置140は、識別信号SID(例えば、干渉表示リストバンド91により指定した生徒の手首に取り付けた識別鍵90の挿入)および現在要求される満足信号(例えば、幼児シミュレーター05に第二オシメ60bを着けることによるオシメ交換満足信号St の伝達)の双方を受信しなければならない。Fig.2fにおいて描画されている態様については、識別SIDおよびオシメ交換満足St信号は、あらゆる順番で受信されることができ、同時に伝達される必要はない。
Fig.2fに図示されるように、識別要求は、オシメ交換装置140内に埋め込まれた識別システム特徴250によって制御される。識別システム特徴250は、オシメ交換装置から離脱することを、識別信号SIDが受信されそして識別スイッチSwIDがオンにされるまで、満足選択肢をバイパスさせることによって防止する。
識別信号SIDおよび現在のオシメ交換満足信号Stが、オシメ交換信号Sが発生されている時間の長さによって測定される与えられた時間制限x内に受信されない場合、オシメ交換装置140は、オシメ交換装置140内に埋め込まれた段階的に増大した請求特徴240によりオシメ交換信号Sの強度を増加する。オシメ交換信号Sは、オシメ交換期間の残りの間(即ち、識別信号SIDおよび現在のオシメ交換信号Stが受信されるか、または時間制限yに到達するまで)、増加した強度で発生される。
【0144】
識別信号SIDおよび現在のオシメ交換満足信号Stを受信することにより、オシメ交換信号Sはオフにされ、オシメ交換事態の発生が計数され、そしてオシメ交換状態の長さが記録特徴220によって記録され、オシメ交換状態の持続期間を時間測定するためのタイマーが停止およびリセットされ、オシメ交換信号Sの強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻し、喜び信号+(例えば、穏やかな“クー”の音響)を発生させ、識別スイッチSwIDをオフに戻し、そしてオシメ交換装置140から離脱する。
識別信号SIDおよび現在のオシメ交換満足信号Stがオシメ交換事態の間に一度も受信された無かった(即ち、オシメ交換信号S時間制限yに達するまで発生されない)場合、オシメ交換信号Sはオフにされ、オシメ交換事態の発生が計数され、そしてオシメ交換状態の長さが記録特徴220によって記録され、オシメ交換状態の持続期間を時間測定するためのタイマーが停止およびリセットされ、オシメ交換信号Sの強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻され、識別スイッチSwIDがオフに戻され、そしてオシメ交換装置140から離脱する。喜び信号+は、オシメ交換装置140からこの方法で出たときには発生されない。
時間制限yは、オシメ交換信号Sが、識別信号SIDおよび現在のオシメ交換満足信号Stがオシメ交換装置140によって一度も受信されなかった場合に、指定期間の残りの間に発生されることを防止する目的で用いられる。このことは、オシメ60の一方を指定期間の間に置き忘れるかまたは旅行のときに家に置いたままである状況から生じるような、他の行う生徒がオシメ交換満足信号Stを提供することができないときに、プログラムが他の装置を通して循環し続け、そして指定期間の釣り合いのために生徒と相互作用することを可能にする。
【0145】
揺らし装置150
中央小型制御装置20は周期的に揺すり要求期間を始め、そして揺すり要求期間の始まりを揺すり装置150に連絡する。中央小型制御装置20はまた、各々の揺すり要求期間の持続期間を、所望の時間yが過ぎた後に終了信号を揺すり装置150に伝達することによって制御する。
連続する揺すり要求期間の間の時間間隔は好ましくは、実際の幼児によって要求されるそのような処置についての要求の頻度を真似るように選択される。例として、間隔が所定の値であるとき、該間隔は好ましくは約1ないし6時間であり、また間隔が制限されてランダムに変化するとき、該間隔は好ましくは最短1ないし2時間と最長4ないし6時間との間であり、時間間隔について統計的に好ましくはおおよそ3ないしおおよそ5時間である。
同様に、各々の揺すり要求期間の持続期間は好ましくは、実際の幼児がそのような処置が要求される時間の長さを真似るように選択される。例として、揺すり要求期間の持続期間が所定の値であるとき、該持続期間は好ましくは約10分ないし1時間であり、また揺すり要求期間の持続期間が制限されてランダムに変化するとき、該持続期間は好ましくは最短約2分と最長約60分との間であり、持続期間について統計的に好ましくはおおよそ5ないしおおよそ20分である。
【0146】
Fig.2gを参照すると、揺すり装置150は、中央小型制御装置20が揺すり要求期間を開始するまで、単純にバイパスされる。中央小型制御装置20が揺すり要求期間を開始すると、中央小型制御装置20は揺すり要求開始信号を揺すり装置150に伝達し、揺すり要求状態が記録特徴220によって計数され、そして揺すり要求事態が始まる。揺すり装置150はその後請求信号発生特徴210により揺すり要求信号Sの発生を開始し、揺すり要求信号Sが発生された時間の長さを時間測定することによって揺すり要求状態の持続期間を時間測定することを開始し、そして生徒によるあらゆる口頭の反応を記録するために時間の定義した期間(例えば、3ないし5分)の間音響記録機360を開始する。
全揺すり要求期間が経過する前に揺すり要求状態を終わりにするために、揺すり要求装置150は、識別信号SID(例えば、干渉表示リストバンド91により指定した生徒の手首に取り付けた識別鍵90の挿入)および揺すり要求満足信号St(例えば、幼児シミュレーター05の揺すり)の双方を受信しなければならない。Fig.2gにおいて描画されている態様については、識別SIDおよび揺すり要求満足St信号は、あらゆる順番で受信されることができ、同時に伝達される必要はない。しかしながら、揺すり要求満足信号Stは、揺すり要求信号Sがオンに戻されそして補足的な揺すり要求状態の持続期間が計測されるところの第二の揺すり要求状態の開始を防止するためには、揺すり要求期間を通して連続的に受信されなければならない。第二の揺すり要求状態の開始により、揺すり要求期間の持続期間は所望により再開され得る(即ち、T5が0分にリセットされる。)。
Fig.2gに図示されるように、識別要求は、揺すり装置150内に埋め込まれた識別システム特徴250によって制御される。識別システム特徴250は、状態終了動作へのアクセス(即ち、揺すり要求信号Sをオフにし、そして揺すり要求状態の時間測定を終了すること)を、識別信号SIDが受信されそして識別スイッチSwIDがオンにされるまで、満足選択肢をバイパスさせることによって防止する。
【0147】
識別信号SIDおよび揺すり要求満足信号Stが、揺すり要求信号Sが発生されている時間の長さによって測定される与えられた時間制限x内に受信されない場合、揺すり装置150は、揺すり要求装置150内に埋め込まれた段階的に増大した請求特徴240により揺すり要求信号Sの強度を増加する。揺すり要求信号Sは、揺すり要求状態の残りの間(即ち、識別信号SIDおよび揺すり要求満足信号Stが受信されるか、または揺すり要求期間の終わりに到達するまで)、増加した強度で発生される。
識別信号SIDおよび揺すり要求満足信号Stを受信することにより、揺すり要求信号Sはオフにされ、揺すり要求状態の長さが記録特徴220によって記録され、揺すり要求状態の持続期間を時間測定するためのタイマーが停止およびリセットされ、揺すり要求信号Sの強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻し、そして肯定的信号スイッチSwがオンにされる。
オシメ交換装置140とは対照的に、揺すり装置150は、揺すり要求満足信号Stが揺すり装置150に揺すり要求期間の全持続期間を通して連続して伝達されることが要求される。全揺すり要求期間を通して揺すり要求満足信号Stを連続的に与えることの失敗は、揺すり要求装置150に揺すり要求信号Sの発生を再開させ、第二揺すり要求状態の持続期間の時間測定を開始し、そして肯定的信号スイッチSwをオフに戻す。
第二揺すり要求状態の持続期間は異なるいくつかの方法で記録および報告されることができ、例として、(i)第二揺すり要求状態を全く別の揺すり要求状態として記録および報告する、(ii)第一および第二の揺すり要求状態を状態の種類に従って別々に記録および報告する、(iii)第二揺すり要求状態の持続期間を対応する第一揺すり要求状態の記録された持続期間に加算する等を含む。
【0148】
揺すり要求期間の終わりの前に第二揺すり要求状態を終わらせるために、揺すり要求満足信号Stが再び揺すり装置150によって受信されなければならない。揺すり要求満足信号Stの状態とは無関係に、識別スイッチSwIDは揺すり期間が終わるまでオンのままなので、識別信号SIDを再伝達する必要はない。
揺すり期間yの終わりに到達したとき、揺すり装置150は、揺すり要求満足信号Stの最終状態に依存して、二つの異なる組の動作の一方を行う。揺すり要求満足信号Stが揺すり期間の終わりで揺すり装置150によって受信された場合、喜び信号+(例えば、穏やかな“クー”音声)が発生され、肯定的信号スイッチSwがオフに戻され、識別スイッチSwIDがオフに戻され、そして揺すり装置150から離脱する。揺すり要求満足信号Stが揺すり期間の終わりで揺すり装置150によって受信されない場合であって、揺すり要求満足信号Stが揺すり装置150によって一度も受信されなかった場合を含む場合には、揺すり要求信号Sがオフされ、揺すり要求または補足的な揺すり要求状態の長さが記録特徴220によって記録され、揺すり要求状態の持続期間の時間測定のためのタイマーが停止およびリセットされ、揺すり要求信号Sの強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻され、識別スイッチSwIDがオフに戻され、そして揺すり装置150から離脱する。喜び信号+は、揺すり装置150から後者の方法で離脱するときは発生されない。
【0149】
哺乳装置160
中央小型制御装置20は周期的に哺乳要求期間を始め、そして哺乳要求期間の始まりを哺乳装置160に連絡する。中央小型制御装置20はまた、各々の哺乳要求期間の持続期間を、所望の時間yが過ぎた後に終了信号を哺乳装置150に伝達することによって制御する。
連続する哺乳要求事態の間の時間間隔は好ましくは、実際の幼児によって要求される哺乳の頻度を真似るように選択される。例として、間隔が所定の値であるとき、該間隔は好ましくは約1ないし6時間であり、また間隔が制限されてランダムに変化するとき、該間隔は好ましくは最短1ないし2時間と最長4ないし6時間との間であり、時間間隔について統計的に好ましくはおおよそ3ないしおおよそ5時間である。
同様に、各々の哺乳要求期間の持続期間は好ましくは、実際の幼児が哺乳される時間の長さを真似るように選択される。例として、哺乳要求期間の持続期間が所定の値であるとき、各々の哺乳要求期間の持続期間は好ましくは約5分ないし20分であり、また哺乳要求期間の持続期間が制限されてランダムに変化するとき、各々の哺乳要求期間の持続期間は好ましくは最短約5分と最長約30分との間であり、持続期間について統計的に好ましくはおおよそ10ないし20分である。
【0150】
Fig.2hを参照すると、哺乳装置160は、中央小型制御装置20が哺乳要求期間を開始するまで、単純にバイパスされる。中央小型制御装置20が哺乳要求期間を開始すると、中央小型制御装置20は哺乳要求開始信号を哺乳装置160に伝達し、哺乳要求状態が記録特徴220によって計数され、そして哺乳要求事態が始まる。哺乳装置160はその後請求信号発生特徴210により哺乳要求信号Sの発生を開始し、哺乳要求信号Sが発生された時間の長さを時間測定することによって哺乳要求状態の持続期間を時間測定することを開始し、そして生徒によるあらゆる口頭の反応を記録するために時間の定義した期間(例えば、3ないし5分)の間音響記録機360を開始し、そして肯定的信号Swをオンにし、そしてスイッチが既にオフでなければオクビスイッチSwBURPをオフにする。
全哺乳要求期間が経過する前に哺乳要求状態を終わりにするために、哺乳装置160は、識別信号SID(例えば、干渉表示リストバンド91により指定した生徒の手首に取り付けた識別鍵90の挿入)および哺乳要求満足信号St(例えば、口部への哺乳ビンの挿入または鍵穴への“哺乳”の印象を有する鍵の挿入)の双方を受信しなければならない。Fig.2hにおいて描画されている態様については、識別SIDおよび哺乳要求満足St信号は、あらゆる順番で受信されることができ、同時に伝達される必要はない。しかしながら、哺乳要求満足信号Stは、哺乳要求信号Sがオンに戻され、補足的な哺乳要求状態の持続期間が計測され、音響記録機360が指定した期間の時間の間作動され、そしてオクビスイッチSwBURPがスイッチオフに戻されるところの第二の哺乳要求状態の開始を防止するためには、哺乳要求期間を通して連続的に受信されなければならない。第二の哺乳要求状態の開始により、哺乳要求期間の持続期間は所望により再開され得る(即ち、T6が0分にリセットされる。)。
Fig.2hに図示されるように、識別要求は、哺乳装置160内に埋め込まれた識別システム特徴250によって制御される。識別システム特徴250は、状態終了動作へのアクセス(即ち、哺乳要求信号Sをオフにし、そして哺乳要求状態の時間測定を終了すること)を、識別信号SIDが受信されそして識別スイッチSwIDがオンにされるまで、満足選択肢をバイパスさせることによって防止する。
【0151】
識別信号SIDおよび哺乳要求満足信号Stが、哺乳要求信号Sが発生されている時間の長さによって測定される与えられた時間制限x内に受信されない場合、哺乳装置160は、哺乳要求装置160内に埋め込まれた段階的に増大した請求特徴240により哺乳要求信号Sの強度を増加する。哺乳要求信号Sは、哺乳要求状態の残りの間(即ち、識別信号SIDおよび哺乳要求満足信号Stが受信されるか、または哺乳要求期間の終わりに到達するまで)、増加した強度で発生される。
識別信号SIDおよび哺乳要求満足信号Stを受信することにより、哺乳要求信号Sはオフにされ、哺乳要求状態の長さが記録特徴220によって記録され、哺乳要求状態の持続期間を時間測定するためのタイマーが停止およびリセットされ、哺乳要求信号Sの強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻され、そして肯定的信号スイッチSwがオンにされ、そしてオクビスイッチSwBURPがオンにされる。
揺すり装置150と同様に、哺乳装置160は、哺乳要求満足信号Stが哺乳装置160に哺乳要求期間の全持続期間の間連続して伝達されることが要求される。全哺乳要求期間を通して哺乳要求満足信号Stを連続的に与えることの失敗は、哺乳装置160に哺乳要求信号Sの発生を再開させ、第二哺乳要求状態の持続期間の時間測定を開始し、第二の定義した時間の間音響記録機360をオンに戻し、そして肯定的信号スイッチSwおよびオクビスイッチSwBURPの双方をオフに戻す。
第二哺乳要求状態の持続期間は異なるいくつかの方法で記録および報告されることができ、例として、(i)第二哺乳要求状態を全く別の哺乳要求状態として記録および報告する、(ii)第一および第二の哺乳要求状態を状態の種類に従って別々に記録および報告する、(iii)第二哺乳要求状態の持続期間を対応する第一哺乳要求状態の記録された持続期間に加算する等を含む。
【0152】
哺乳要求期間の終わりの前に第二哺乳要求状態を終わらせるために、哺乳要求満足信号Stが再び哺乳装置160によって受信されなければならない。哺乳要求満足信号Stの状態とは無関係に、識別スイッチSwIDは哺乳期間が終わるまでオンのままなので、識別信号SIDを再伝達する必要はない。
哺乳期間の終わりに到達したとき、哺乳装置160は、哺乳要求満足信号Stの最終状態に依存して、二つの異なる組の動作の一方を行う。哺乳要求満足信号Stが哺乳期間の終わりで哺乳装置160によって受信された場合、喜び信号+(例えば、穏やかな“クー”音声)が発生され、識別スイッチSwIDがオフに戻され、そして哺乳装置160から離脱する。哺乳要求満足信号Stが哺乳期間の終わりで哺乳装置160によって受信されない場合であって、哺乳要求満足信号Stが哺乳装置160によって一度も受信されなかった場合を含む場合には、哺乳要求信号Sがオフされ、哺乳要求または補足的な哺乳要求状態の長さが記録特徴220によって記録され、哺乳要求状態の持続期間の時間測定のためのタイマーが停止およびリセットされ、哺乳要求信号Sの強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻され、識別スイッチSwIDがオフに戻され、そして哺乳装置160から離脱する。喜び信号+は、哺乳装置160から後者の方法で離脱するときは発生されない。
【0153】
オクビ装置170
各々の哺乳要求期間の間に、オクビスイッチSwBURPは、認識信号SIDおよび哺乳要求満足信号Stが受信されたときオンにされる。オクビスイッチSwBURPは、哺乳要求満足信号Stが哺乳装置160によって哺乳要求期間の間に連続して受信される限り、オンのままである。識別信号SIDおよび哺乳要求満足信号Stが哺乳装置160によって一度も受信されない場合、または哺乳要求満足信号Stが中断され、そして哺乳要求期間が終わったときに哺乳装置160によって受信されない場合、オクビスイッチSwBURPはオフにされる。
オクビ要求期間は、満足された哺乳要求期間の直後または満足された哺乳要求期間の終わりから定義した遅延時間を置いた後に開始されることができる。遅延が満足された哺乳要求期間とオクビ要求期間の開始との間に与えられたとき、遅延の長さは好ましくは、実際の幼児のオクビの必要を真似るように選択される。例として、遅延が所定の値であるとき、遅延は好ましくは約0ないし30分であり、また遅延が制限されてランダムに変化するとき、該遅延は好ましくは約0ないし30分であり、遅延について統計的に好ましくはおおよそ2ないし10分である。
同様に、各々のオクビ要求期間の持続期間は好ましくは、実際の幼児がオクビするに必要である時間の長さを真似るように選択される。例として、オクビ要求期間の持続期間が所定の値であるとき、各々のオクビ要求期間の持続期間は好ましくは約2ないし60分であり、またオクビ要求期間の持続期間が制限されてランダムに変化するとき、各々のオクビ要求期間の持続期間は好ましくは約2ないし60分であり、持続期間について統計的に好ましくはおおよそ5ないし20分である。
【0154】
Fig.2iを参照すると、オクビ装置170は、オクビスイッチSwBURPがオフである(即ち、幼児シミュレーター05が適切に哺乳されたとき、幼児シミュレーター05がオクビすることを欲しない)ときバイパスされる。しかしながら、オクビスイッチSwBURPがオンになると、オクビ要求事態が始まり、オクビ要求状態が記録特徴220によって計数され、そしてオクビスイッチSwBURPがオフになる。オクビ装置160はその後オクビ装置170内に埋め込まれた請求信号発生特徴210によりオクビ要求信号Sの発生を開始し、オクビ要求信号Sが発生された時間の長さを時間測定することによってオクビ要求状態の持続期間を時間測定することを開始し、生徒によるあらゆる口頭の反応を記録するために時間の定義した期間(例えば、3ないし5分)の間音響記録機360を開始し、そしてスイッチが既にオフでなければオクビスイッチSwBURPをオフにする。
揺すり要求期間および哺乳要求期間と同様に、中央小型制御装置20は、所望の時間yが過ぎた後に終了信号をオクビ装置170に伝達することによって、各々のオクビ要求期間の持続期間を制御する。
全オクビ要求期間が経過する前にオクビ要求状態を終わりにするために、オクビ装置170は、識別信号SID(例えば、干渉表示リストバンド91により指定した生徒の手首に取り付けた識別鍵90の挿入)およびオクビ要求満足信号St(例えば、幼児シミュレーターの背中たたき)の双方を受信しなければならない。Fig.2iにおいて描画されている態様については、識別SIDおよびオクビ要求満足信号Stは、あらゆる順番で受信されることができ、同時に伝達される必要はない。しかしながら、オクビ要求満足信号Stは、オクビ要求信号Sがオンに戻され、補足的なオクビ要求状態の持続期間が計測され、そして肯定的信号スイッチSwがスイッチオフに戻されるところの第二のオクビ要求状態の開始を防止するためには、オクビ要求期間を通して連続的に受信されなければならない。第二のオクビ要求状態の開始により、オクビ要求期間の持続期間は所望により再開され得る(即ち、T7が0分にリセットされる。)。
Fig.2iに図示されるように、識別要求は、オクビ装置170内に埋め込まれた識別システム特徴250によって制御される。識別システム特徴250は、状態終了動作へのアクセス(即ち、オクビ要求信号Sをオフにし、そしてオクビ要求状態の時間測定を終了すること)を、識別信号SIDが受信されそして識別スイッチSwIDがオンにされるまで、満足選択肢をバイパスさせることによって防止する。
【0155】
識別信号SIDおよびオクビ要求満足信号Stが、オクビ要求信号Sが発生されている時間の長さによって測定される与えられた時間制限x内に受信されない場合、オクビ装置170は、オクビ装置170内に埋め込まれた段階的に増大した請求特徴240によりオクビ要求信号Sの強度を増加する。オクビ要求信号Sは、オクビ要求状態の残りの間(即ち、識別信号SIDおよびオクビ要求満足信号Stが受信されるか、またはオクビ要求期間の終わりに到達するまで)、増加した強度で発生される。
識別信号SIDおよびオクビ要求満足信号Stを受信することにより、オクビ要求信号Sはオフにされ、オクビ要求状態の長さが記録特徴220によって記録され、オクビ要求状態の持続期間を時間測定するためのタイマーが停止およびリセットされ、オクビ要求信号Sの強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻され、そして既にオンでないならば肯定的信号スイッチSwがオンにされる。
揺すり装置150および哺乳装置160と同様に、オクビ装置170は、オクビ要求満足信号Stがオクビ装置170にオクビ要求期間の全持続期間の間連続して伝達されることが要求される。全オクビ要求期間を通してオクビ要求満足信号Stを連続的に与えることの失敗は、オクビ装置170にオクビ要求信号Sの発生を再開させ、第二オクビ要求状態の持続期間の時間測定を開始し、第二の定義した時間の間音響記録機360をオンに戻し、そして肯定的信号スイッチSwをオフにする。
第二オクビ要求状態の持続期間は異なるいくつかの方法で記録および報告されることができ、例として、(i)第二オクビ要求状態を全く別のオクビ要求状態として記録および報告する、(ii)第一および第二のオクビ要求状態を状態の種類に従って別々に記録および報告する、(iii)第二オクビ要求状態の持続期間を対応する第一オクビ要求状態の記録された持続期間に加算する等を含む。
【0156】
オクビ要求期間の終わりの前に第二オクビ要求状態を終わらせるために、オクビ要求満足信号Stが再びオクビ装置170によって受信されなければならない。オクビ要求満足信号Stの状態とは無関係に、識別スイッチSwIDはオクビ期間が終わるまでオンのままなので、識別信号SIDを再伝達する必要はない。 オクビ期間の終わりに到達したとき、オクビ装置170は、オクビ要求満足信号Stの最終状態に依存して、二つの異なる組の動作の一方を行う。オクビ要求満足信号Stがオクビ要求期間の終わりでオクビ装置170によって受信された場合、喜び信号+(例えば、穏やかな“クー”音声)が発生され、識別スイッチSwIDがオフに戻され、そしてオクビ装置170から離脱する。オクビ要求満足信号Stがオクビ期間の終わりでオクビ装置170によって受信されない場合であって、オクビ要求満足信号Stがオクビ装置170によって一度も受信されなかった場合を含む場合には、オクビ要求信号Sがオフされ、オクビ要求または補足的なオクビ要求状態の長さが記録特徴220によって記録され、オクビ要求状態の持続期間の時間測定のためのタイマーが停止およびリセットされ、オクビ要求信号Sの強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻され、識別スイッチSwIDがオフに戻され、そしてオクビ装置170から離脱する。喜び信号+は、オクビ装置170から後者の方法で離脱するときは発生されない。
【0157】
むずがり装置180
中央小型制御装置20は周期的にむずがり期間を始め、そしてむずがり期間の始まりをむずがり装置180に連絡する。プログラムはまた、所望の時間期間yが過ぎた後に終了信号をむずがり装置180に伝達することにより、各々のむずがり期間の持続期間を制御する。
各々のむずがり期間の持続期間は好ましくは、実際の幼児がむずがる傾向にある時間の長さを真似るように選択される。例として、持続期間が所定の値であるとき、該持続期間は好ましくは約5ないし20分であり、またむずがり期間の持続期間が制限されてランダムに変化するとき、該持続期間は好ましくは約2ないし60分であり、持続期間について統計的に好ましくはおおよそ5ないし20分である。
Fig.2jを参照すると、むずがり装置180は、中央小型制御装置20によってむずがり期間が始められるまで、単純にバイパスされる。中央小型制御装置20がむずがり期間を始めるとき、中央小型制御装置20はむずがり開始信号をむずがり装置180に伝達し、そしてむずがり事態が始められる。むずがり装置180はその後、むずがり装置180内に埋め込まれた請求信号発生特徴210によりむずがり信号Sの発生を開始する。
他の請求事態装置(即ち、オシメ交換装置140、揺すり装置150、哺乳装置160、オクビ装置170および休息装置450)とは対照的に、むずがり事態は、全むずがり期間が行われるまで終了されることができない。それ故、むずがり信号Sは、生徒によってとられる動作と無関係にむずがり期間を通して発生される。むずがり装置180は、世話提供者の一切の努力にもかかわらず、幼児が満足することができずむずがり続けるときを真似る。むずがり事態は満足されることができないので、むずがり装置180は、他の装置内に埋め込まれた記録220、喜び信号230、増大した請求240または識別250の特徴を含まない。しかしながら、むずがり装置180は、生徒によるあらゆる口頭の反応を記録するために、音響記録機360がむずかり期間持続期間の間作動される音響記録特徴を含む。
むずがり期間の終わりに到達したとき、むずがり信号Sはオフにされ、音響記録機360はオフにされ、そしてむずがり装置180から離脱する。喜び信号+は発生されない。
【0158】
自発的表現装置410
中央小型制御装置20は周期的に自発的表現を始め、そして自発的表現の始まりを自発的表現装置410に連絡する。自発的表現は数秒間(例えば、くすくす笑い)または数分間(例えば、しゃっくり)持続する。
Fig.2kを参照すると、自発的表現装置410は、中央小型制御装置20によって自発的表現が始められるまで、単純にバイパスされる。中央小型制御装置20が自発的表現を始めるとき、中央小型制御装置20は自発的表現信号を自発的表現装置に伝達し、そして自発的表現が始められる。
他の請求事態装置(即ち、オシメ交換装置140、揺すり装置150、哺乳装置160、オクビ装置170、むずがり装置および休息装置450)とは対照的に、自発的表現は素早く任意に生じる種類の好ましいものであり、そして世話提供者は満足を要求しているとして典型的に知覚しない。それ故、自発的表現Eは一般的に、表現を観察することの他は生徒によるあらゆる動作なしに始められる。自発的表現は満足されることを必要としないので、自発的表現装置410は、他の装置に埋め込まれた記録220、喜び信号230、増大した請求240または識別250の特徴を含まない。
自発的表現の終わりに到達したとき、自発的表現装置180から離脱する。
【0159】
休息装置450
中央小型制御装置20は周期的に休息要求期間を始め、そして休息要求期間の始まりを休息装置450に連絡する。中央小型制御装置20はまた、所望の時間期間yが過ぎた後に、休息装置450に終了信号を伝達することによって各々の休息要求期間の持続期間を制御する。
一連の休息要求事態の間の時間間隔は、実際の幼児の睡眠のための要求の頻度を真似るために好ましく選択される。例として、間隔が所定の値であるとき、該間隔は好ましくは約1ないし6時間であり、また間隔が制限されてランダムに変化するとき、該間隔は好ましくは最短1ないし2時間と最長4ないし6時間の間であり、時間間隔について統計的に好ましくはおおよそ3ないし5時間である。 同様に、各々の休息要求期間の持続期間は好ましくは、実際の幼児が休息を四級する時間の長さ(即ち、典型的な昼寝または夜間睡眠期間の長さ)を真似るように選択される。例として、休息要求期間の持続期間が所定の値であるとき、各々の休息要求期間の持続期間は好ましくは約10ないし6時間であり、また休息要求期間の持続期間が制限されてランダムに変化するとき、各々の休息要求期間の持続期間は好ましくは最短10分ないし最長6時間であり、持続期間について統計的に好ましくは、昼寝についておおよそ5ないし40分、また夜間の睡眠について2ないし5時間である。
【0160】
Fig.2pを参照すると、休息装置450は、中央小型制御装置20が休息期間を始めるまで、単純にバイパスされる。中央小型制御装置20が休息期間を開始したとき、休息要求事態が記録特徴220によって計数され、そして休息要求事態が始められる。幼児シミュレーター05が既に休息している(即ち、定義した“妨害”閾値を超える音響および運動に供されない)場合、休息装置450は、休息要求信号S13を発生することなく肯定的信号スイッチSwがオンにされ、そして幼児シミュレーター05のあらゆる“妨害の”音響または運動について監視し続ける。
幼児シミュレーター05が、休息要求期間の間に“妨害”動作として検知されるに十分な強度の運動および/または音響を受けさせられるとき、休息装置450はその後請求信号発生特徴210により休息要求信号S13の発生を開始し、休息要求信号S13が発生された時間の長さを時間測定することによって休息要求状態の持続期間を時間測定することを開始し、生徒によるあらゆる口頭の反応を記録するために時間の定義した期間(例えば、3ないし5分)の間音響記録機360を開始し、そしてスイッチが既にオフでなければ肯定的スイッチSwをオフにする。
全休息要求期間が経過する前に休息要求状態を終わりにするために、休息装置450は、識別信号SID(例えば、干渉表示リストバンド91により指定した生徒の手首に取り付けた識別鍵90の挿入)を受信しなければならず、また運動センサ70または音響センサ340から“妨害”信号を受信(即ち、以降“休息”として参照する“妨害”閾値を超える音響および運動の双方の欠如)してはならない。運動センサ70および音響センサ340は、休息要求信号S13がオンに戻され、補足的な休息要求状態の持続期間が計測され、音響記録機360が定義した期間の時間開始し、そして肯定的信号スイッチSwが再びオフに戻されるところの第二の休息要求状態の開始を防止するためには、全休息要求期間を通して閾値を超える音響または運動を検知してはならない。第二の休息要求状態の開始により、休息要求期間の持続期間は所望により再開され得る(即ち、T12が0分にリセットされる。)。
Fig.2pに図示されるように、識別要求は、休息装置450内に埋め込まれた識別システム特徴250によって制御される。識別システム特徴250は、状態終了動作へのアクセス(即ち、休息要求信号Sをオフにし、そして休息要求状態の時間測定を終了すること)を、識別信号SIDが受信されそして識別スイッチSwIDがオンにされるまで、“満足”選択肢をバイパスさせることによって防止する。
【0161】
休息要求信号S13が発生されている時間の長さによって測定される与えられた時間制限x内に、識別信号SIDが受信されないかおよび/または幼児シミュレーター05が運動および/または音響を受けつづける場合、休息装置450は、休息装置450内に埋め込まれた段階的に増大した請求特徴240により休息要求信号S13の強度を増加する。休息要求信号S13は、休息要求状態の残りの間(即ち、識別信号SIDが受信されそして幼児シミュレーター05が休息するか、または休息要求期間の終わりに到達するまで)、増加した強度で発生される。
識別信号SIDを受信することおよび休息を検知することにより、休息要求信号S13はオフにされ、休息要求状態の長さが記録特徴220によって記録され、休息要求状態の持続期間を時間測定するためのタイマーが停止およびリセットされ、休息要求信号S13の強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻され、そして肯定的信号スイッチSwがオンにされる。
幼児シミュレーター05は、休息要求期間の全持続期間の間休息(即ち、音響を検知せずまたは閾値を超えるあらゆる運動を受けない)し続けなければならない。全休息要求期間を通して幼児シミュレーター05を連続的に休息させることの失敗は、休息装置450に休息要求信号S13の発生を再開させ、第二休息要求状態の持続期間の時間測定を開始し、第二の定義した時間の間音響記録機360をオンに戻し、そして肯定的信号スイッチSwをオフにする。
第二休息要求状態の持続期間は異なるいくつかの方法で記録および報告されることができ、例として、(i)第二休息要求状態を全く別の休息要求状態として記録および報告する、(ii)第一および第二の休息要求状態を状態の種類に従って別々に記録および報告する、(iii)第二休息要求状態の持続期間を対応する第一休息要求状態の記録された持続期間に加算する等を含む。
【0162】
休息要求期間の終わりの前に第二休息要求状態を終わらせるために、幼児シミュレーター05は再び休息されなければならない。幼児シミュレーター05の休息状態とは無関係に、識別スイッチSwIDは休息期間が終わるまでオンのままなので、識別信号SIDを再伝達する必要はない。
休息期間の終わりに到達したとき、休息装置450は、幼児シミュレーター05の最終休息状態に依存して、二つの異なる組の動作の一方を行う。幼児シミュレーター05が休息要求期間の終わりで休息している場合、喜び信号+(例えば、穏やかな“クー”音声)が発生され、識別スイッチSwIDがオフに戻され、そして休息装置450から離脱する。幼児シミュレーター05が休息期間の終わりで休息していない場合であって、幼児シミュレーター05が一度も休息しなかった場合を含む場合には、休息要求信号Sがオフされ、休息要求または補足的な休息要求状態の長さが記録特徴220によって記録され、休息要求状態の持続期間の時間測定のためのタイマーが停止およびリセットされ、休息要求信号S13の強度が調べられ、そして強くされていた場合には通常に戻され、識別スイッチSwIDがオフに戻され、そして休息装置450から離脱する。喜び信号+は、休息装置450から後者の方法で離脱するときは発生されない。
【0163】
病気装置460
中央小型制御装置20は周期的に病気期間を始め、そして病気期間の始まりを病気装置460に連絡する。中央小型制御装置20はまた、所望の時間期間yが過ぎた後に終了信号を病気装置460に伝達することにより、各々の病気期間の持続期間を制御する。
一連の病気期間の間の時間間隔は好ましくは、実際の幼児の病気の頻度を真似るように選択される。一般に、指定期間当り30分ないし24時間の単一の病気期間が適当である。複数病気期間は単一の指定期間内に始められるが、8ないし72時間の典型的な指定期間の範囲内のそのような複数病気は比較的一般的でない。
Fig.2qを参照すると、病気装置460は、中央小型制御装置20が病気期間を始めるまで、単純にバイパスされる。中央小型制御装置20が病気期間を開始するとき、中央小型制御装置20は病気開始信号を病気装置460に伝達し、病気期間を記録特徴220によって計数し、そして病気事態が始められる。病気装置460はその後、請求信号発生特徴210により知覚可能な病気信号S14の発生を開始し、病気期間の持続期間の時間測定を開始し、病気期間の間に発生する請求期間の持続期間を増大し、そして病気期間の間の一連の請求事態の間の時間間隔を減少させる(即ち、請求期間はより長く持続し、そして請求事態は病気期間の間により頻繁に生じる)。
病気期間yの終わりに到達したとき、病気信号S14はオフにされ、請求期間の持続期間および請求事態の間の時間間隔は通常に戻され、病気期間の持続期間を時間測定するためのタイマーは停止およびリセットされ、そして病気装置460から離脱する。
【0164】
指定期間装置190
幼児シミュレーター05は、作動により指定期間の時間測定を開始する。指定期間の持続期間は、連続的(即ち、教師または他のプログラム管理者が幼児シミュレーター05の管理を行い、そして指定期間を停止する。)または所定(即ち、教師または他のプログラム管理者によって指定期間の開始で選択される6、8、24、36、48または72時間の予め定められた持続期間)であることができる。
指定期間が所定の時間期間であるとき、中央小型制御装置20は定義した指定期間で予めプログラムされる。指定期間装置190は、幼児シミュレーター05が作動していた時間の長さを定義した時間期間の持続期間に対して比較し、そしてプログラムを、幼児シミュレーター05が作動されていた時間の長さが定義した指定期間の持続期間と等しいかまたは超えるまで、様々な装置を等して循環することを継続させる。一度作動期間が指定期間と等しくなるかまたは超えたならば、プログラムは終了される。
【図面の簡単な説明】
【図1】Fig.1は、識別鍵および干渉表示リストバンドの一つの態様を含む、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の斜視図である。
【図2】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2a】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2b】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2c】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2d】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2e】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2f】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2g】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2h】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2h(cont.)】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2i】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2j】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2k】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2m】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2n】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2n(cont.)】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2o】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2o’】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2p】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2q】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2r】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2s】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図2t】Fig.2a〜tは、本発明の幼児シミュレーターの一つの態様の流れ図である。
【図3】Fig.3は、本発明の幼児シミュレーターの内部電子部品の一つの態様を図示する、Fig.1において図示される幼児シミュレーターの横断面図である。
【図4a】Fig.4aは、オシメ交換満足信号の伝達を開始するための、本発明の幼児シミュレーターと組み合わせて使用するための第一オシメの一つの態様の斜視図である。
【図4b】Fig.4bは、オシメ交換満足信号の伝達を開始するための、本発明の幼児シミュレーターと組み合わせて使用するための第二オシメの一つの態様の斜視図である。
【図5】Fig.5は、哺乳要求満足信号の伝達を開始するための、本発明の幼児シミュレーターと組み合わせて使用するための哺乳ビンの一つの態様の斜視図である。
【図6】Fig.6は、運動および位置センサの一つの態様の断面図である。
【図7】Fig.7は、運動および位置センサの他の態様についての電気回路ダイアグラムである。
【符号の説明】
05 幼児シミュレーター
10 人形
11 頭部
12 胴部
13 腕部
14 脚部
16 人形の背中
20 中央小型制御装置
21 干渉表示ラベル
30 位置センサ
40 圧縮センサ
50 圧縮感知システム
51 電気回路
51a 第一接点
51b 第二接点
60 オシメ
60a 第一オシメ
60b 第二オシメ
61 オシメに取り付けられた磁石
62 オシメ交換スイッチ
62a 第一オシメ交換スイッチ
62b 第二オシメ交換スイッチ
70 運動センサ(揺らし、オクビ、過刺激および虐待)
70’ 運動/位置センサ
71 ハウジング
72 チャンバー
73 反射球
74 赤外線源
75 赤外線光トランジスタ
80 哺乳ビン
80n 哺乳ビンの飲み口
81 哺乳ビンに取り付けられた磁石
82 哺乳スイッチ
90 識別鍵
91 干渉表示リストバンド
100 開始装置
110 位置感知装置
120 圧縮感知装置
420 圧縮感知装置
140 オシメ交換装置
150 揺すり装置
160 哺乳装置
170 オクビ装置
180 むずがり装置
190 指定期間装置
210 請求信号発生特徴
220 記録特徴
230 喜び信号特徴
240 請求信号増大特徴
250 識別システム特徴
260 複数時間間隔持続期間特徴
270 複数期間持続期間特徴
280 昏睡特徴
320 煙検知機
330 衝撃センサシステム
340 音響センサ(過刺激、休息)
350 光センサ
360 音響記録機
370 オシメ無し信号
410 表現装置
420 煙検知装置
430 衝撃感知装置
431 幼児落下補助装置
432 幼児揺すり補助装置
440 過刺激装置
450 休息装置
460 病気幼児装置
470 太陽暴露装置
480 騒音感知システム
490 オシメ無し装置
幼児シミュレーターによって発生された位置変え要求信号
幼児シミュレーターによって発生された熱暴露信号
幼児シミュレーターによって発生された圧縮苦痛信号
幼児シミュレーターによって発生されたオシメ交換信号
St 生徒によって提供されたオシメ交換満足信号
St 第一オシメ満足信号
St 第二オシメ満足信号
幼児シミュレーターによって発生された揺すり要求信号
St 生徒によって提供された揺すり要求満足信号
幼児シミュレーターによって発生された哺乳要求信号
St 生徒によって発生された哺乳要求満足信号
幼児シミュレーターによって発生されたオクビ要求信号
St 生徒によって提供されたオクビ要求満足信号
幼児シミュレーターによって発生されたむずがり信号
幼児シミュレーターによって発生された煙暴露信号
10 幼児シミュレーターによって発生された衝撃苦痛信号
11 幼児シミュレーターによって発生された昏睡信号
St11 生徒によって提供された医療処置信号
12 幼児シミュレーターによって発生された過刺激信号
13 幼児シミュレーターによって発生された休息要求信号
14 幼児シミュレーターによって発生された病気信号
15 幼児シミュレーターによって発生された太陽暴露信号
16 幼児シミュレーターによって発生された騒音暴露信号
17 幼児シミュレーターによって発生されたオシメ無し信号
DAY 幼児シミュレーターによって発生された昼/夜時間信号
幼児シミュレーターによって発生された自発的表現
+ 幼児シミュレーターによって発生された肯定的(喜び)信号
ID 識別信号
SwID 識別スイッチ
Sw 肯定的信号スイッチ
→ バイパス

Claims (3)

  1. (a)人形と、
    (b)オシメ交換状態を周期的に成すための前記人形内のオシメ交換システムであって、少なくとも
    (1)知覚可能なオシメ交換信号を発生するための手段と、および
    (2)前記オシメ交換信号発生手段と連絡し、オシメ交換済信号の受信に応答してオシメ交換信号を停止するための手段
    を含むオシメ交換システムと、および
    (c)オシメして前記人形の下側の胴部の上に取り付けられるように構成および配置され、また各前記オシメが前記人形に交互に取り付けられたとき、オシメ交換済信号を前記オシメ交換信号停止手段に伝達する手段を有する一対のオシメ
    を含む、幼児シミュレーター。
  2. (a)人形と、
    (b)オシメ交換状態を周期的に成すための前記人形内のオシメ交換システムであって、少なくとも
    (1)知覚可能なオシメ交換信号を発生するための手段と、
    (2)オシメ交換済信号を受信するための手段と、および
    (3)オシメ交換状態の開始での知覚可能なオシメ交換信号の発生から前記オシメ交換信号受信手段によるオシメ交換済信号の受信までに測定されるオシメ交換状態の持続期間を測定および記録するための手段
    を含むオシメ交換システムと、および
    (c)オシメとして前記人形の下側の胴部の上に取り付けるように構成および配置され、また各前記オシメが前記人形に交互に取り付けられたとき、前記オシメ交換済信号を前記オシメ交換信号停止手段に伝達する手段を有する一対のオシメ
    を含む、幼児シミュレーター。
  3. さらに、前記人形内の生徒識別システムであって、少なくとも(i)識別信号を受信するための手段と、および(ii)前記識別信号受信手段および前記オシメ交換システムと連絡し、上記識別信号が前記識別信号受信手段により受信されるまでオシメ交換信号の停止
    防止する手段を有する生徒識別システムを含む、請求項1または2に記載の幼児シミュレーター。
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