JP3602688B2

JP3602688B2 - Powdered soft drink

Info

Publication number: JP3602688B2
Application number: JP16339997A
Authority: JP
Inventors: 務近藤
Original assignee: Mitsubishi Chemical Foods Corp
Current assignee: Mitsubishi Chemical Foods Corp
Priority date: 1997-06-05
Filing date: 1997-06-05
Publication date: 2004-12-15
Anticipated expiration: 2017-06-05
Also published as: JPH10337154A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粉末清涼飲料に関し、詳しくは、紅茶、コーヒー、日本茶などの茶類粉末と甘味料とを含有し、特に、低カロリーで且つ嗜好性および分散溶解性が改良された、粉末清涼飲料に関する。
【０００２】
【従来の技術】
粉末清涼飲料は、水、温水、牛乳などに溶解して飲用され、そのマイルドな味と芳醇な風味から、嗜好性の高い飲料として親しまれている。従来市販されている粉末清涼飲料においては、甘味料として主に蔗糖が用いられ、その他の成分として、乳製品、乳化剤、食塩、香料、植物油脂、果汁、着色料、ｐＨ調整剤などが添加されている。
【０００３】
清涼飲料における砂糖（蔗糖）の含量は、通常、約１０重量％であるが、そのカロリーが約４０Ｋｃａｌ／１００ｇと高いため、肥満防止や成人病予防の観点から、特に、近年、問題になっている。砂糖によるカロリーの問題は、粉末清涼飲料に限らず、他の飲料でも問題となっている。このため、飲料業界においては、蔗糖を含まない低カロリー化食品が多数開発され、その一部は既に市販されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、アスパルテームやステビアを主体とする高甘味度甘味料を含有する粉末清涼飲料は、後味に長く甘味が残存するため、嗜好的に好ましくないといった欠点がある。一方、近時、低カロリー性や非う蝕性を活かした特徴のある甘味料としてエリスリトールやマルチトール等が販売されている。そして、斯かる甘味料の種々の甘味食品への利用が試みられている。
【０００５】
しかしながら、エリスリトール主体で甘味を付与する方法は、後味に収斂味を感じる等の問題があるばかりか、エリスリトールの価格が蔗糖の４〜５倍と高いため、甘味食品が高価格となり実際的ではない。一方、マルチトールは一定量（２０〜３０ｇ）以上を食すると下痢を起こし易いという欠点がある。従って、マルチトール主体で甘味を付与する方法は実用的ではない。本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、その目的は、味覚とカロリーの両面において優れた新規な粉末清涼飲料を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、粉末清涼飲料について種々検討した結果、エリスリトールと高甘味度甘味料を組み合わせることによって優れた粉末清涼飲料を提供できることを見い出し本発明の完成に至った。すなわち、本発明の要旨は、少なくとも、粒径３００μ以下の茶類粉末２〜２０重量％、粒径１４９μｍ篩下のエリスリトール２３〜９８重量％及び高甘味度甘味料０．０２〜０．４重量％を含有してなり、低カロリーで且つ嗜好性および分散溶解性が改良されたことを特徴とする粉末清涼飲料に存する。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。本発明の粉末清涼飲料は、少なくとも、茶類粉末、エリスリトール及び高甘味度甘味料を含有して成る。
【０００８】
本発明で用いられる茶類粉末は、茶葉を石臼などで粉砕した抹茶などの茶葉粉末の他、紅茶エキス粉末などの茶エキス粉末、コーヒーエキス粉末などを含む。これらのエキス粉末は、紅茶、ウーロン茶、コーヒー、緑茶、煎茶、番茶などを熱水で抽出した後、噴霧乾燥または凍結乾燥により、粒径３００μ以下の粉末として調製されたものを使用する。
【０００９】
清涼飲料の風味の主体は、茶類粉末の量により決定される。茶類粉末はそれ自体にカロリーを殆ど有していないため、その添加量は、風味調整見合いとして任意に選択することが出来るが、茶類粉末の量が２重量％以下の場合は、「こく」味が劣り「水っぽい」味になり、２８重量％以上の場合は、「苦み」を感じ、「しつこい」味になる。従って、本発明の粉末清涼飲料における茶類粉末の含量（全成分中の割合）は、２〜２０重量％であるが、好ましくは２〜１４重量％とされる。紅茶粉末清涼飲料の場合、紅茶エキス粉末の含量は、好ましく２〜８重量％、更に好ましくは４〜６重量％とされる。コーヒー清涼飲料の場合、コーヒーエキス粉末の含量は、好ましくは６〜２０重量％とされる。
【００１０】
本発明で用いられるエリスリトールは、天然にも存在し、カロリーが０という特徴を有する四炭糖の糖アルコールであり、水に溶解し、非常に結晶化し易い。そして、エリスリトールの結晶は美麗で白色である。また、エリスリトールは、甘味の強さが蔗糖の７５〜８５％であり、食すると爽やかな冷感を与える。
【００１１】
本発明の粉末清涼飲料におけるエリスリトールの含量は、粉末清涼飲料の低カロリー性、好ましい風味などを得るため、また、茶類エキス粉末の分散溶解性を改良するため、２３〜９８重量％とするが、好ましくは２４〜７５重量％とされる。
【００１２】
エリスリトールは、蔗糖に比して溶解し難い。そして、エリスリトールの溶解速度は、結晶粒径が大きいほど遅くなる。一般に、粉末清涼飲料は、水または温水に分散溶解して飲用することから、本発明においては、溶解速度が速い１４９μｍ篩下のエリスリトールを用いる。
【００１３】
下記の表１は、粒径の異なるエリスリトールの溶解試験の結果を示す。本試験は、８０℃の温水８０重量部に２０重量部のエリスリトールを添加した後、緩やかに攪拌することによって行った。溶解速度は、エリスリトールが溶解するまでの時間で示した。なお、ここで用いた１４９μｍ篩下のエリスリトールは、三菱化学フーズ社製のエリスリトールを粉砕、乾燥後、１４９μｍ篩（ＪＩＳ標準篩）で篩分けして調製した。その他の粒径のエリスリトールは、市販のエリスリトール（三菱化学フーズ社製）をそれぞれの粒径のＪＩＳ標準篩により篩分けして調製した。なお、上記の粉砕は下記の表２に示す条件で行った。
【００１４】
【表１】

【００１５】
【表２】

【００１６】
下記の表３は、抹茶単独の試料（試料１）と、エリスリトール微粉結晶粒径７４μｍ篩下と抹茶との混合試料（試料２及び３）の温水に対する分散溶解性試験の結果を示す。本試験は、ガラスビーカーに入れた６０℃の温水２００ｍｌに試料を添加し、攪拌翼（長さ５×幅１ｃｍ）により２００ｒｐｍで攪拌・分散処理することによって行った。抹茶は、エリスリトールの併用により、溶解の際に「ままこ」にならずに分散溶解性が良好であった。
【００１７】
【表３】

【００１８】
本発明で用いられる高甘味度甘味料としては、アスパルテーム、ステビア、サッカリン、サッカリンナトリウム、グリチルリチン、アセスルファムカリウム等が挙げられる。これらの中では、ステビア又はアスパルテームが好ましい。ステビアとしては、ステビオサイド、レバウデオサイドＡ、αーグリコシルステビオサイドが用いられる。
【００１９】
本発明の粉末清涼飲料における高甘味度甘味料の含量は、粉末清涼飲料の低カロリー性および甘味を向上して後味の「しつこさ」を抑制するため、０．０２〜０．４重量％にする必要がある。高甘味度甘味料の好ましい含量は、０．０３〜０．２８重量％の範囲である。
【００２０】
本発明の粉末清涼飲料においては、上記の甘味料に加え、エリスリトールの一部の代替としてマルチトールを含有させてもよい。マルチトールは、その甘味質が良好であり、また、蔗糖の０．８５倍の甘味であって蔗糖の１／２のカロリーであるため低カロリー甘味料といえる。
【００２１】
しかしながら、粉末清涼飲料中のマルチトールの含量は、粉末清涼飲料の低カロリー性および甘味の質感を充実させるため、５０重量％以下とするのが好ましい。この場合は、粉末清涼飲料の甘味料のカロリーは、主としてマルチトールに由来するため、マルチトールの低減により低カロリー化を図ることが出来る。マルチトールは、大量摂取により下痢を生ずる場合がある。従って、一般的には、本発明の粉末清涼飲料を溶解して金属１缶相当量（３５０ｇ用）飲用する場合、マルチトールの量は２０ｇ以下とするのが好ましい。
【００２２】
本発明の粉末清涼飲料においては、低カロリー性を損なわない範囲であれば、従来から飲料に供されている上記以外の各種の甘味成分を含有させてもよい。斯かる甘味成分としては、例えば、ソルビトール、ラクチトール等の糖アルコール、デキストリン還元物やオリゴ糖還元物を含む還元澱粉分解物、ぶどう糖、マルチトール、水飴、異性化糖、果糖、砂糖などの糖類の他、カップリングシュガー、パラチノース等が挙げられる。
【００２３】
更に、本発明の粉末清涼飲料においては、茶類粉末、甘味料の他、乳製品、乳化剤、香料、植物油脂、果汁粉末、フレーバー、全脂粉乳、脱脂粉乳、酸味料、着色料、植物性・動物性脂肪などを含有させてもよい。脱脂粉乳の場合、その含量は８〜３０重量％の範囲が好ましい。脱脂粉の含量が４０重量％以上の場合は、味の質感が重くなり好ましくない。
【００２４】
本発明の粉末清涼飲料は、茶類粉末、エリスリトール、高甘味度甘味料、その他の材料の粉末を混合することにより得られる。混合には、通常の粉体混合で用いられる混合機、すなわち、Ｖ型、水平円筒型、垂直スクリュー型、二重円錐型の各種の混合機を利用し得る。
【００２５】
本発明の粉末清涼飲料は、水、温水、牛乳などに溶解後、そのまま飲用可能であり、実際的には、砂糖（蔗糖）約１０重量％溶解時の甘味度と同程度の甘味度となる量を分散溶解して飲用する。本発明の粉末清涼飲料は、エリスリトール及び０．０２〜０．４重量％の高甘味度甘味料を含有して成るため、そのカロリーは砂糖を用いた粉末清涼飲料の１／２以下である。
【００２６】
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものでない。
【００２７】
（１）＜各種甘味料の甘味度およびエネルギー値＞
下記の表４に記載の値を基準として算出した。表４中、甘味度は、各甘味料のパンフレットから引用し、カロリーは、平成８年３月４日厚生省生活衛生局保健課公衆衛生審議会健康増進栄養部会の参考資料から引用した。
【００２８】
【表４】
＜各種甘味料の甘味度およびエネルギー＞

【００２９】
（２）＜実施例および比較例で用いた成分の材料＞
下記の表５に記載の材料を用いた。
【表５】
蔗糖：三井製糖社製のグラニュー糖
ステビア：守田化学社製の「レバウディオＡ９−９０ＣＴ」
アスパルテーム：味の素社製
マルチトール：東京化成社製の試薬純度９８％品
全脂粉乳および脱脂粉乳：雪印乳業社製
コーヒーエキス粉末：ネスレ日本社製
紅茶エキス粉末および緑茶エキス粉末：三井農林社製
抹茶：あいや社製
エリスリトール：三菱化学フーズ社製（但し、前記と同様に粉砕・乾燥・篩分けして調製した１４９μｍ篩下のエリスリトール）
【００３０】
（３）＜粉末清涼飲料の調製＞
各実施例および比較例とも下記の各表に示した組成（重量％）で、各種材料を粉体混合し、粉末清涼飲料を調製した。その後、調製した粉末清涼飲料を用い、室温の水で攪拌溶解し、表３から算出により同じ甘味度となる様に清涼飲料１００ｇに調製した。溶解後、カロリー及び後味に関し評価した。なお、各実施例および比較例では、甘味料の混合による相乗効果は配慮せず、また、茶類粉末のカロリーは配慮していない。
【００３１】
（４）＜後味の評価＞
後味に甘味が残らない場合は○、後味に甘味が残る場合は×として行った。
【００３２】
実施例１〜２及び比較例１〜２
【表６】
抹茶粉末清涼飲料＜粉末組成＞

【００３３】
【表７】
抹茶粉末清涼飲料＜溶液組成＞

【００３４】
実施例３〜５及び比較例３〜４
【表８】
紅茶粉末清涼飲料＜粉末組成＞

【００３５】
【表９】
紅茶粉末清涼飲料＜溶液組成＞

【００３６】
【表１０】
紅茶粉末清涼飲料＜粉末組成＞

【００３７】
【表１１】
紅茶粉末清涼飲料＜溶液組成＞

【００３８】
実施例１０〜１２及び比較例５〜６
【表１２】
コーヒー粉末清涼飲料＜粉末組成＞

【００３９】
【表１３】
コーヒー粉末清涼飲料＜溶液組成＞

【００４０】
実施例１４〜１７
【表１４】
コーヒー粉末清涼飲料＜粉末組成＞

【００４１】
【表１５】
コーヒー粉末清涼飲料＜溶液組成＞

【００４２】
上記の結果から明らかな通り、甘味料として蔗糖のみを用いた比較例に比し、実施例においては、カロリー及び後味の両面で好ましい粉末清涼飲料を得ることが可能である。
【００４３】
【発明の効果】
本発明の粉末清涼飲料は、甘味が良好で且つ低う蝕性であり、従来の蔗糖を用いた飲料に比し、カロリーが１／２〜１／４の低カロリー乃至ノンカロリーであり、しかも、分散溶解性も良好である。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a powdered soft drink, and in particular, contains a tea powder such as black tea, coffee and Japanese tea and a sweetener, and is particularly low-calorie and has improved palatability and dispersibility. For beverages.
[0002]
[Prior art]
Powdered soft drinks are dissolved in water, warm water, milk, and the like, and are drinkable. Their mild taste and mellow flavor make them popular drinks. In conventional powdered soft drinks, sucrose is mainly used as a sweetener, and dairy products, emulsifiers, salt, flavors, vegetable oils and fats, fruit juices, coloring agents, pH adjusters and the like are added as other components. ing.
[0003]
The content of sugar (sucrose) in soft drinks is usually about 10% by weight, but since its calorie is as high as about 40 Kcal / 100 g, it has recently become a problem from the viewpoint of obesity prevention and adult disease prevention. I have. The problem of calories due to sugar is not limited to powdered soft drinks, but also to other drinks. For this reason, in the beverage industry, many calorie-reduced foods that do not contain sucrose have been developed, and some of them have already been marketed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, for example, a powdered soft drink containing a high-sweetness sweetener mainly composed of aspartame or stevia has a drawback that the sweetness remains for a long time in the aftertaste and is not preferable in taste. On the other hand, erythritol, maltitol, and the like have recently been marketed as characteristic sweeteners utilizing low calorie and non-cariogenic properties. Then, utilization of such sweeteners in various sweet foods has been attempted.
[0005]
However, the method of imparting sweetness mainly with erythritol not only has a problem that an astringent taste is felt in the aftertaste, but also because the price of erythritol is 4 to 5 times higher than that of sucrose, the sweet food becomes expensive and is not practical. . On the other hand, maltitol has a drawback that diarrhea is likely to occur when a certain amount (20 to 30 g) or more is consumed. Therefore, a method of imparting sweetness mainly with maltitol is not practical. The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a novel powdered soft drink excellent in both taste and calorie.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a result of various studies on powdered soft drinks, the present inventors have found that an excellent powdered soft drink can be provided by combining erythritol and a high-intensity sweetener, and have completed the present invention. That is, the gist of the present invention, at least a particle size 300μ following tea powder 2 to 20 wt%, erythritol 23-98 wt% and high intensity sweeteners 0.02 to 0.4 weight below a particle size 149μm sieve % Soft drink, characterized by low calorie content and improved palatability and dispersibility .
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail. The powdered soft drink of the present invention comprises at least tea powder, erythritol and a high-intensity sweetener.
[0008]
The tea powder used in the present invention includes tea extract powder such as black tea extract powder, coffee extract powder and the like, in addition to tea leaf powder such as matcha obtained by pulverizing tea leaves with a stone mill or the like. These extracts powders, tea, oolong tea, coffee, green tea, tea, after extracting the like with hot water flush, by spray drying or freeze drying, to use those prepared as following powder particle size 300 microns.
[0009]
The main component of the flavor of a soft drink is determined by the amount of tea powder. Since the tea powder itself has almost no calories, the amount of the tea powder can be arbitrarily selected in accordance with the taste adjustment. However, when the amount of the tea powder is 2% by weight or less, "Koku The taste is inferior and becomes “watery”, and when it is 28% by weight or more, “bitter” is felt and the taste becomes “persistent”. Therefore, the content of the tea powder in the powdered soft drink of the present invention (proportion of all components) is 2 to 20% by weight , preferably 2 to 14% by weight. In the case of a powdered black tea beverage, the content of the powdered black tea extract is preferably 2 to 8% by weight, more preferably 4 to 6% by weight. In the case of a coffee soft drink, the content of the coffee extract powder is preferably 6 to 20% by weight.
[0010]
The erythritol used in the present invention is a sugar alcohol of tetracarbon sugar which is also present in nature and has the characteristic of having zero calories, and is easily dissolved in water and very easily crystallized. And the erythritol crystals are beautiful and white. Erythritol has a sweetness of 75 to 85% of that of sucrose, and gives a refreshing cool feeling when eaten.
[0011]
The content of erythritol in powdered soft drinks of the present invention, since obtain low calorie of powdered soft drinks, etc. Preferred flavor, also order to improve the dispersion solubility of tea extract powder, and 2 3 to 98 wt% However, the content is preferably 24 to 75% by weight.
[0012]
Erythritol is less soluble than sucrose. And the dissolution rate of erythritol becomes slower as the crystal grain size is larger. Generally, powdered soft drinks, since the drinking dispersed in water or hot water, in the present invention, dissolution rate is Ru with erythritol under fast 149μm sieve.
[0013]
Table 1 below shows the results of dissolution tests of erythritol having different particle sizes. This test was carried out by adding 20 parts by weight of erythritol to 80 parts by weight of hot water at 80 ° C., followed by gentle stirring. The dissolution rate was indicated by the time until erythritol was dissolved. The erythritol below the 149 μm sieve used here was prepared by pulverizing and drying erythritol manufactured by Mitsubishi Chemical Foods Co., Ltd., and then sieving with a 149 μm sieve (JIS standard sieve). Erythritol having other particle diameters was prepared by sieving commercially available erythritol (manufactured by Mitsubishi Chemical Foods Corporation) using JIS standard sieves having respective particle diameters. The pulverization was performed under the conditions shown in Table 2 below.
[0014]
[Table 1]

[0015]
[Table 2]

[0016]
Table 3 below shows the results of the dispersion and solubility tests of a sample of matcha alone (sample 1) and a mixed sample of erythritol fine powder having a crystal particle diameter of 74 μm and matcha (samples 2 and 3) in warm water. In this test, a sample was added to 200 ml of hot water at 60 ° C. placed in a glass beaker, and the mixture was stirred and dispersed at 200 rpm by a stirring blade (length 5 × width 1 cm). Matcha had good dispersibility and solubility without being "mamako" upon dissolution due to the combined use of erythritol.
[0017]
[Table 3]

[0018]
Examples of the high-intensity sweetener used in the present invention include aspartame, stevia, saccharin, saccharin sodium, glycyrrhizin, and acesulfame potassium. Of these, stevia or aspartame is preferred. As the stevia, stevioside, rebaudioside A, and α-glycosyl stevioside are used.
[0019]
The content of the high-intensity sweetener in the powdered soft drink of the present invention is 0.02 to 0.4% by weight in order to improve the low-caloricness and sweetness of the powdered soft drink and suppress the "toughness" of the aftertaste. There is a need to. The preferred content of high intensity sweetener is in the range of 0.03 to 0.28% by weight.
[0020]
In the powdered soft drink of the present invention, maltitol may be contained as a part of erythritol in addition to the above sweetener. Maltitol is a low-calorie sweetener because maltitol has a good sweetness and is 0.85 times sweeter than sucrose and half the calories of sucrose.
[0021]
However, the content of maltitol in the powdered soft drink is preferably 50% by weight or less in order to enhance the low calorie and sweet texture of the powdered soft drink. In this case, since the calorie of the sweetener of the powdered soft drink is mainly derived from maltitol, the calorie can be reduced by reducing maltitol. Maltitol can cause diarrhea when ingested in large quantities. Therefore, in general, when the powdered soft drink of the present invention is dissolved and is consumed in an amount equivalent to one can of metal (for 350 g), the amount of maltitol is preferably 20 g or less.
[0022]
In the powdered soft drink of the present invention, various sweet components other than those described above which have been conventionally provided for beverages may be contained as long as the low caloric property is not impaired. Examples of such sweet components include sorbitol, sugar alcohols such as lactitol, reduced starch degradation products including dextrin reduced products and oligosaccharide reduced products, glucose, maltitol, starch syrup, isomerized sugar, fructose, and sugars such as sugar. Other examples include coupling sugar and palatinose.
[0023]
Furthermore, in the powdered soft drink of the present invention, in addition to tea powder and sweetener, dairy products, emulsifiers, flavors, vegetable oils, fruit juice powder, flavors, whole milk powder, skim milk powder, acidulants, coloring agents, vegetable -Animal fats and the like may be contained. In the case of skim milk powder, the content is preferably in the range of 8 to 30% by weight. When the content of the defatted powder is 40% by weight or more, the texture of the taste becomes heavy, which is not preferable.
[0024]
The powdered soft drink of the present invention is obtained by mixing tea powder, erythritol, a high-intensity sweetener, and powders of other ingredients. For the mixing, various mixers used in ordinary powder mixing, that is, various mixers of V type, horizontal cylindrical type, vertical screw type, and double cone type can be used.
[0025]
The powdered soft drink of the present invention can be drunk as it is after dissolving in water, warm water, milk, etc., and in practice, the sweetness is about the same as the sweetness when about 10% by weight of sugar (sucrose) is dissolved. Dissolve and drink the amount. Since the powdered soft drink of the present invention contains erythritol and 0.02 to 0.4% by weight of a high-intensity sweetener, the calorie is less than half that of the powdered soft drink using sugar.
[0026]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples, but the present invention is not limited to the following examples unless it exceeds the gist.
[0027]
(1) <Sweetness and energy value of various sweeteners>
Calculated based on the values described in Table 4 below. In Table 4, the degree of sweetness was quoted from the pamphlet of each sweetener, and the calories were quoted from the reference data of the Health Promotion Nutrition Subcommittee on March 4, 1996.
[0028]
[Table 4]
<Sweetness and energy of various sweeteners>

[0029]
(2) <Materials of components used in Examples and Comparative Examples>
The materials described in Table 5 below were used.
[Table 5]
Sucrose: Granulated sugar stevia manufactured by Mitsui Sugar Co., Ltd .: "Rebaudio A9-90CT" manufactured by Morita Chemical Co., Ltd.
Aspartame: Maltitol, manufactured by Ajinomoto Co., Inc .: 98% reagent purity, manufactured by Tokyo Kasei Co., Ltd. Full fat and skim milk: Coffee extract powder, manufactured by Snow Brand Milk Products: Black and green tea extract powder, manufactured by Nestlé Japan Co., Ltd .: Matcha, manufactured by Mitsui Norinsha : Erythritol manufactured by Aiya Co .: manufactured by Mitsubishi Chemical Foods Corporation (provided that erythritol under a 149 μm sieve prepared by grinding, drying and sieving in the same manner as described above)
[0030]
(3) <Preparation of powdered soft drink>
In each of Examples and Comparative Examples, powders of various materials were mixed with compositions (% by weight) shown in the following tables to prepare powdered soft drinks. Then, using the prepared powdered soft drink, it was stirred and dissolved in water at room temperature, and was prepared into 100 g of soft drink so as to have the same sweetness as calculated from Table 3. After dissolution, the calories and aftertaste were evaluated. In addition, in each Example and Comparative Example, no consideration was given to the synergistic effect of mixing the sweetener, and no consideration was given to the calories of the tea powder.
[0031]
(4) <Evaluation of aftertaste>
When no sweetness remained in the aftertaste, it was evaluated as ○, and when sweetness remained in the aftertaste, it was evaluated as x.
[0032]
Examples 1-2 and Comparative Examples 1-2
[Table 6]
Matcha powder soft drink <powder composition>

[0033]
[Table 7]
Matcha powder soft drink <solution composition>

[0034]
Examples 3-5 and Comparative Examples 3-4
[Table 8]
Black tea soft drink <powder composition>

[0035]
[Table 9]
Black tea soft drink <solution composition>

[0036]
[Table 10]
Black tea soft drink <powder composition>

[0037]
[Table 11]
Black tea soft drink <solution composition>

[0038]
Examples 10 to 12 and Comparative Examples 5 to 6
[Table 12]
Coffee powder soft drink <Powder composition>

[0039]
[Table 13]
Coffee powder soft drink <solution composition>

[0040]
Examples 14 to 17
[Table 14]
Coffee powder soft drink <powder composition>

[0041]
[Table 15]
Coffee powder soft drink <solution composition>

[0042]
As is clear from the above results, in the examples, it is possible to obtain a powdered soft drink which is preferable in both calorie and aftertaste compared to the comparative example using only sucrose as a sweetener.
[0043]
【The invention's effect】
The powdered soft drink of the present invention has good sweetness and low cariogenicity, and has a calorie of 1/2 to 1/4 that of a low calorie to non-caloric calorie compared to a conventional beverage using sucrose. Also, the dispersibility is good.

Claims

At least, the particle size 300μ following tea powder 2 to 20 wt%, and also contains erythritol 23-98 wt% and a high intensity sweetener 0.02 to 0.4 wt% under particle diameter 149μm sieve, low A powdered soft drink which is calorie and has improved palatability and dispersibility .

The powdered soft drink according to claim 1, wherein the tea powder is one selected from the group consisting of tea leaf powder, tea extract powder, and coffee extract powder.

The powdered soft drink according to claim 1 or 2, wherein the content of the tea powder is 2 to 14 % by weight and the content of erythritol is 24 to 75 % by weight.

The powdered soft drink according to any one of claims 1 to 3, wherein the erythritol is erythritol crystals having a particle size of 74 µm under a sieve.

The powdered soft drink according to any one of claims 1 to 4, wherein the high-sweetness sweetener is stevia and / or aspartame.

The powdered soft drink according to any one of claims 1 to 5, comprising maltitol in a range of 50% by weight or less.