JP3602109B2 - 活貝の成長度認識方法及び活貝の成長度認識装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は活貝の成長度認識方法及び活貝の成長度認識装置に係り、特に活貝の内容物の大きさを、非破壊で貝を開けることなく認識することができる活貝の成長度認識方法及び活貝の成長度認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、貝殻内に内容物を有した活貝としてのホタテ貝の場合で説明する。図5に示すように、ホタテ貝Sにおいて、ホタテ貝Sの貝殻1は、扇状の2枚の貝片1a,1bが要(かなめ)に相応する基端部2を中心に開閉可能に合体しており、内部に貝片1a,1bを開閉連結する内容物としての貝柱3,内蔵4等を有している。符号5は貝片1a,1bの先端部である。
【0003】
養殖あるいは天然のホタテ貝Sを生きた状態で出荷する際には、できるだけ均一な成長度のものをまとめて出荷するようにしており、このため、ホタテ貝Sの可食部である貝柱3の成長度を推定して、例えば、3年養殖のものは、貝柱3が充分育っているとして出荷対象としていた。
また、貝柱3の成長度にはバラツキがあるため、ホタテ貝Sの全品から一部を抽出して、ホタテ貝Sの二枚の貝片1a,1b間に金属製の薄い手器を差し込んで貝殻1を開け、直接貝柱3の成長具合を測定し、これから全部のホタテ貝Sの成長度を推定することも行なわれている。しかし、このように貝をあけると、貝が死んでしまうため全数にわたる検査は行なえない。
そこで、従来においては、ホタテ貝Sの貝柱3の成長度を推定する方法としては、貝殻1の大きさを基準とし、所定以上の大きさの貝殻1を持ったものは所定の成長度を満たしていると推定し、出荷の対象とすることが一般的に行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような従来の活貝の成長度認識方法においては、養殖年度や貝殻1の大きさと、その内部の可食部である貝柱3の大きさとの相関関係が小さいことが判った。
すなわち、本発明者等は、図6に示すように、貝殻長Wと貝柱3の直径Dとの相関関係を調べた。ここで、貝殻長Wとは、図5に示すように、貝片1a,1bの基端部2と先端部5との間の寸法をいう。そして、貝殻長Wと貝柱3の直径Dとは、両者の相関関係が小さいことを確認したのである(この例では、R =0.0669)。
即ち、この実験により、ホタテ貝Sにあっては、所定の貝柱3の直径Dのホタテ貝Sを選別するには、推定された貝殻長Wだけでは判断できないことが確認でき、そのため、従来の活貝の成長度認識方法においては、推定精度に劣るという問題があった。
【0005】
本発明は、係る実情に鑑みてなされたものであって、活貝の内容物の成長度を非破壊で行なうとともに、成長度の推定精度の向上を図った活貝の成長度認識方法及び活貝の成長度認識装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するため、本発明の活貝の成長度認識方法は、活貝の成長度を推定する方法であって、該活貝を殻付のままMRI(Magnetic Resonance Imaging: 磁気共鳴映像法)装置を用いて内部を撮像し、MRI撮像画像から成長度を推定することを特徴とする。
本発明者等は、MRIによる内容物の撮像データは、実際の内容物と極めて相関の良い関係にあることを実験によりつきとめた。これにより、本発明を想到するに至った。
【0007】
即ち、本発明の活貝の成長度認識方法は、貝殻内に内容物を有した活貝の成長度を認識する活貝の成長度認識方法において、上記活貝の内容物をMRI撮像部により撮像し、該MRI撮像部で撮像した撮像データに基づいて内容物の大きさを推定し、該推定結果から活貝の成長度を認識する構成としている。
これにより、MRI撮像部で撮像した撮像データに基づいて内容物の大きさを推定するので、非破壊であり、内容物の撮像データは、実際の内容物と極めて相関の良い関係にあることから、推定精度が高く、信頼性のある認識を得ることができる。
【0008】
そして、必要に応じ、上記活貝の内容物として貝柱をMRI撮像部により撮像し、該MRI撮像部で撮像した撮像データに基づいて貝柱の大きさを推定し、該推定結果から活貝の成長度を認識する構成としている。貝柱は他の内蔵と比較して水分含量の特性が異なるので、明瞭に区別つき易い画像にすることができ、実際の貝柱との相関関係を強くしてより一層推定精度が高く、信頼性のある認識を得ることができる。
また、必要に応じ、上記貝柱の大きさとして貝柱の直径を用いる構成としている。直径方向においては、貝柱は円形でこれを比較的明瞭に画像化し易いので、実際の貝柱との相関関係を強くしてより一層推定精度が高く、信頼性のある認識を得ることができる。
更に、必要に応じ、上記活貝は、ホタテ貝である構成としている。貝柱が大きく、水分含量も他の内蔵等と異なって区別つき易いので、実際の貝柱との相関関係を強くしてより一層推定精度が高く、信頼性のある認識を得ることができる。
【0009】
また、上記課題を解決するため、本発明の活貝の成長度認識装置は、貝殻内に内容物を有した活貝の成長度を認識可能にする活貝の成長度認識装置において、上記活貝の内容物を撮像するMRI撮像部と、該MRI撮像部で撮像した撮像データに基づいて内容物の大きさを推定するデータ処理部とを備え、該データ処理部の推定結果から活貝の成長度を認識可能にした構成としている。
これにより、MRI撮像部で撮像した撮像データに基づいて内容物の大きさを推定するので、非破壊であり、内容物の撮像データは、実際の内容物と極めて相関の良い関係にあることから、推定精度が高く、信頼性のある認識を得ることができる。
【0010】
そして、必要に応じ、上記データ処理部を、上記撮像データからMRI画像を作成する画像作成手段と、該画像作成手段で作成した撮像データから得られる画像の画像寸法値と内容物の実測寸法値とから予め求められる検量線データを記憶する検量線データ記憶手段と、上記撮像データから得られる画像の画像寸法値を算出する画像寸法値算出手段と、該画像寸法値算出手段が算出した画像寸法値から上記検量線データ記憶手段に記憶した検量線データに基づいて内容物の推定寸法値を算出する推定寸法値算出手段とを備えて構成している。検量線データに基づいて内容物の推定寸法値を算出するので、検量線は画像寸法値と実測寸法値との相関関係が極めて強い関係に基づいて求められていることから、推定精度が高く、信頼性のあるものとなり、品質の向上を図ることができる。
【0011】
また、必要に応じ、上記データ処理部の取り扱う画像寸法値,実測寸法値及び推定寸法値が、活貝の内容物として貝柱の直径である構成としている。
更に、必要に応じ、上記MRI撮像部を、活貝の内容物として貝柱の直径方向の画像を撮像できるように該活貝を撮像空間に保持する保持手段と、上記撮像空間に静磁場を発生させる静磁場発生手段と、上記撮像空間に勾配磁場を印加する勾配磁場形成手段と、上記撮像空間にRFパルスを発信させるとともに撮像データとしてのMR信号を受信するRF発受信手段とを備えた構成としている。
これにより、貝柱は他の内蔵と比較して水分含量の特性が異なるので、明瞭に区別つき易い画像にすることができ、実際の貝柱との相関関係を強くしてより一層推定精度が高く、信頼性のある認識を得ることができる。また、直径方向においては、貝柱は円形でこれを比較的明瞭に画像化し易いので、実際の貝柱との相関関係を強くしてより一層推定精度が高く、信頼性のある認識を得ることができる。
更にまた、必要に応じ、活貝は、内容物としての貝柱を有したホタテ貝である構成としている。貝柱が大きく、水分含量も他の内蔵等と異なって区別つき易いので、実際の貝柱との相関関係を強くしてより一層推定精度が高く、信頼性のある認識を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る活貝の成長度認識方法及び活貝の成長度認識装置について説明する。実施の形態に係る活貝の成長度認識方法は、実施の形態に係る活貝の成長度認識装置によって実現されるので、成長度認識装置の作用の説明で説明する。
【0013】
実施の形態に係る活貝の成長度認識装置は、図1に示すように、貝殻1内に内容物を有した活貝としてのホタテ貝Sの成長度を認識するためのものである。図5に示すように、ホタテ貝Sの貝殻1は、扇状の2枚の貝片1a,1bが要(かなめ)に相応する基端部2を中心に開閉可能に合体しており、内部に貝片1a,1bを開閉連結する内容物としての貝柱3,内蔵4等を有している。符号5は貝片1a,1bの先端部である。
【0014】
実施の形態に係る成長度認識装置の基本的構成は、図1及び図2に示すように、活貝としてのホタテ貝Sの内容物である貝柱3を撮像するMRI撮像部10と、MRI撮像部10で撮像した撮像データに基づいて貝柱3の大きさを推定するデータ処理部20とを備え、データ処理部20の推定結果から活貝の成長度を認識可能に構成されている。
【0015】
MRI撮像部10は、ホタテ貝Sの貝柱3の直径方向の画像を撮像できるようにホタテ貝Sを撮像空間に保持する保持手段11と、撮像空間に静磁場を発生させる静磁場発生手段12と、撮像空間に勾配磁場を印加する勾配磁場形成手段13と、撮像空間にRFパルスを発信させるとともに撮像データとしてのMR信号を受信するRF発受信手段14とを備えて構成されている。
【0016】
保持手段11は、ホタテ貝Sを基端部2を上向きにし先端部5を支持して保持する保持パレット15と、この保持パレット15を撮像空間の撮像位置に搬送して位置決めするベルトコンベア16とから構成されている。保持パレット15は、例えばホタテ貝Sの先端部5が挿入されて挾持されるスリットを有した樹脂製のブロックで構成され、貝柱3の直径方向の面がベルトコンベア16の進行方向に直交するようにベルトコンベア16上に保持される。
【0017】
データ処理部20は、コンピュータの機能によって実現され、撮像データからMRI画像を作成する画像作成手段21と、画像作成手段21で作成した撮像データから得られる画像の画像寸法値と内容物の実測寸法値とから予め求められる検量線データを記憶する検量線データ記憶手段22と、撮像データから得られる画像の画像寸法値を算出する画像寸法値算出手段23と、画像寸法値算出手段23が算出した画像寸法値から検量線データ記憶手段22に記憶した検量線データに基づいて内容物の推定寸法値を算出する推定寸法値算出手段24とを備えて構成されている。算出された推定寸法値は、CRT等の表示部25に表示される。表示部25では、MRI画像やその他のデータも表示可能になっている。ここで、データ処理部20の取り扱う画像寸法値,実測寸法値及び推定寸法値は、活貝の内容物として貝柱3の直径Dである。
【0018】
図3には撮像データから得られる画像の一例、図4には撮像データから得られる貝柱3の画像の画像寸法値(画像直径)と貝柱3の実測寸法値(実測の貝柱直径)との関係を示すグラフを示す。図4から分かるように、貝柱3の画像寸法値と実測寸法値とは、両者の相関関係が強い(この例では、R =0.8849)。そのため、図4に示すような検量線Lが得られる。本装置では、画像寸法値からこの検量線データに基づいて貝柱3の推定寸法値を算出する。
【0019】
従って、実施の形態に係る活貝の成長度認識装置を用いて、ホタテ貝Sの成長度を認識するときは、先ず、保持パレット15にホタテ貝Sを基端部2を上向きにして先端部5を支持して保持し、ベルトコンベア16で搬送して撮像空間の撮像位置に位置決めする。
この状態では、静磁場発生手段12により撮像空間に静磁場が発生させられている。この場合、保持パレット15の搬送により静磁場に乱れが生じるので、シミングを行なって静磁場を均一化する。そして、勾配磁場形成手段13に通電して撮像空間に勾配磁場を印加すると同時に、RF発受信手段14から撮像空間にRFパルスを発信させて共鳴させる。それから、RFパルスを停止した状態で撮像データとしてのMR信号を受信する。
【0020】
そして、データ処理部20においては、画像作成手段21が撮像データとしてのMR信号から、図3に示すようなMRI画像を作成する。画像寸法値算出手段23は、この画像の画像寸法値(直径)を算出する。それから、推定寸法値算出手段24が画像寸法値算出手段23が算出した画像寸法値から検量線データ記憶手段22に記憶した検量線データに基づいて内容物の推定寸法値を算出する。算出された推定寸法値は、CRT等の表示部25に表示される。
この表示部25に表示された推定寸法を見て、ホタテ貝Sの成長度を認識する。そして、例えば、寸法の合否の基準を予め定めておき、基準より小さければ、再び養殖に戻し、基準より大きければ出荷する。また、いくつかの大きさにグループ分けする等、適宜に処理すれば良い。
この場合、画像寸法値から推定された推定寸法値は、内容物(貝柱3)の実測寸法値との相関関係が極めて強い検量線Lに基づいて決定されているので、推定精度が高く、信頼性のあるものとなり、品質の向上を図ることができる。
【0021】
尚、上記実施の形態では、ホタテ貝Sを対象にしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、赤貝やホッキ貝等の種々の二枚貝や、種々の巻き貝等、どのような貝にも適用して良いことは勿論である。但し、貝柱3が大きく、水分含量も他の内蔵4等と異なって区別つき易いホタテ貝Sには特に有効である。
【0022】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の活貝の成長度認識方法及び活貝の成長度認識装置によれば、MRI撮像部で撮像した撮像データに基づいて内容物の大きさを推定するので、非破壊であり、内容物の撮像データは、実際の内容物と極めて相関の良い関係にあることから、推定精度が高く、信頼性のある認識を得ることができる。
また、活貝の内容物として貝柱をMRI撮像部により撮像して貝柱の大きさを推定する場合には、貝柱は他の内蔵と比較して水分含量の特性が異なるので、明瞭に区別つき易い画像にすることができ、実際の貝柱との相関関係を強くしてより一層推定精度が高く、信頼性のある認識を得ることができる。
【0023】
更に、貝柱の大きさとして貝柱の直径を用いる場合には、直径方向においては、貝柱は円形でこれを比較的明瞭に画像化し易いので、実際の貝柱との相関関係を強くしてより一層推定精度が高く、信頼性のある認識を得ることができる。
更にまた、活貝がホタテ貝である場合には、貝柱が大きく、水分含量も他の内蔵等と異なって区別つき易いので、実際の貝柱との相関関係を強くしてより一層推定精度が高く、信頼性のある認識を得ることができる。
【0024】
また、活貝の成長度認識装置において、検量線データに基づいて内容物の推定寸法値を算出する場合には、検量線は画像寸法値と実測寸法値との相関関係が極めて強い関係に基づいて求められているので、推定精度が高く、信頼性のあるものとなり、品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る活貝の成長度認識装置においてMRI撮像部の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る活貝の成長度認識装置を示し、特にデータ処理部の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る活貝の成長度認識装置が撮像したホタテ貝の貝柱の画像を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る活貝の成長度認識装置が用いる検量線データの一例、及び、ホタテ貝の貝柱の画像の画像寸法値(画像直径)と貝柱の実測寸法値(実測の貝柱直径)との関係例を示すグラフ図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る活貝の成長度認識装置により認識される活貝としてのホタテ貝を示す斜視図である。
【図6】ホタテ貝の貝殻長と貝柱の直径との関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
S ホタテ貝
1 貝殻
1a,1b 貝片
2 基端部
3 貝柱
4 内蔵
5 先端部
10 MRI撮像部
11 保持手段
12 静磁場発生手段
13 勾配磁場形成手段
14 RF発受信手段
15 保持パレット
16 ベルトコンベア
20 データ処理部
21 画像作成手段
22 検量線データ記憶手段
23 画像寸法値算出手段
24 推定寸法値算出手段
25 表示部

Claims (9)

  1. 貝殻内に内容物を有した活貝の成長度を認識する活貝の成長度認識方法において、
    上記活貝の内容物をMRI撮像部により撮像し、該MRI撮像部で撮像した撮像データに基づいて内容物の大きさを推定し、該推定結果から活貝の成長度を認識することを特徴とする活貝の成長度認識方法。
  2. 上記活貝の内容物として貝柱をMRI撮像部により撮像し、該MRI撮像部で撮像した撮像データに基づいて貝柱の大きさを推定し、該推定結果から活貝の成長度を認識することを特徴とする請求項1記載の活貝の成長度認識方法。
  3. 上記貝柱の大きさとして貝柱の直径を用いることを特徴とする請求項2記載の活貝の成長度認識方法。
  4. 上記活貝は、ホタテ貝であることを特徴とする請求項3記載の活貝の成長度認識方法。
  5. 貝殻内に内容物を有した活貝の成長度を認識可能にする活貝の成長度認識装置において、
    上記活貝の内容物を撮像するMRI撮像部と、該MRI撮像部で撮像した撮像データに基づいて内容物の大きさを推定するデータ処理部とを備え、該データ処理部の推定結果から活貝の成長度を認識可能にしたことを特徴とする活貝の成長度認識装置。
  6. 上記データ処理部を、上記撮像データからMRI画像を作成する画像作成手段と、該画像作成手段で作成した撮像データから得られる画像の画像寸法値と内容物の実測寸法値とから予め求められる検量線データを記憶する検量線データ記憶手段と、上記撮像データから得られる画像の画像寸法値を算出する画像寸法値算出手段と、該画像寸法値算出手段が算出した画像寸法値から上記検量線データ記憶手段に記憶した検量線データに基づいて内容物の推定寸法値を算出する推定寸法値算出手段とを備えて構成したことを特徴とする請求項5記載の活貝の成長度認識装置。
  7. 上記データ処理部の取り扱う画像寸法値,実測寸法値及び推定寸法値が、活貝の内容物として貝柱の直径であることを特徴とする請求項6記載の活貝の成長度認識装置。
  8. 上記MRI撮像部を、活貝の内容物として貝柱の直径方向の画像を撮像できるように該活貝を撮像空間に保持する保持手段と、上記撮像空間に静磁場を発生させる静磁場発生手段と、上記撮像空間に勾配磁場を印加する勾配磁場形成手段と、上記撮像空間にRFパルスを発信させるとともに撮像データとしてのMR信号を受信するRF発受信手段とを備えて構成したことを特徴とする請求項7記載の活貝の成長度認識装置。
  9. 上記活貝は、内容物としての貝柱を有したホタテ貝であることを特徴とする請求項5,6,7または8記載の活貝の成長度認識装置。
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