JP3599900B2 - Two-tub washing machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は二槽式洗濯機に関し、特に、洗濯槽間における水の移動を可能にした二槽式洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より種々の形態の二槽式洗濯機が提案されている。また二槽式洗濯機の中には、洗濯槽間で水の移動を可能にしたものもある。
二槽式洗濯機における従来の洗濯槽間の水の移動は、概ね、
▲1▼専用のポンプを設けて洗濯槽間での水の移動を可能にしたもの、
▲2▼撹拌翼の裏側に羽根を作り、撹拌翼を回すことにより、その羽根でポンプ作用を生じさせて、洗濯槽間での水の移動を可能にしたもの、
に区分される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで二槽式洗濯機では、通常、一方の洗濯槽には脱水機能が持たされている。脱水機能を有する洗濯槽の一般的な形状は、外槽と、外槽の中に収められた内槽とを備え、内槽には多数の小穴が形成されている。そして脱水時には内槽を高速回転させ、遠心力で洗濯物を脱水する構成になっている。
【0004】
かかる構成の場合、内槽内に備えられた撹拌翼を回転させてポンプ作用を生じさせ、洗濯槽間での水の移動を可能にすることは、内槽が存在するという構成上困難であった。
一方、本願出願人は、第1槽に全自動洗濯槽(上述のように外槽と、外槽内に備えられた内槽と、内槽内に備えられた撹拌翼とを有する洗濯槽)を採用し、第2槽に洗濯槽の側面に撹拌翼が配置された補助洗濯槽を採用した二槽式洗濯機を提案した。そして、この二槽式洗濯機においても、全自動洗濯槽から補助洗濯槽への水の移動を可能にしたいという発想があった。
【0005】
この発明は、かかる発想のもとになされたもので、二槽式洗濯機において、第1洗濯槽から第2洗濯槽へスムーズに水を移動させることができ、第2洗濯槽における節水が図れるようにした二槽式洗濯機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、外槽内に設けられた内槽、内槽の底面に設けられた攪拌翼、内槽および/または攪拌翼を回転させるための駆動手段を含み、洗い,すすぎおよび脱水を行うことのできる第1洗濯槽、少なくとも洗いおよびすすぎを行える第2洗濯槽、第1洗濯槽と第2洗濯槽とを接続し、第1洗濯槽と第2洗濯槽との間で水の移動を可能にする接続水路、ならびに接続水路を開閉する水路開閉手段、を備えた二槽式洗濯機において、
水の移動を指示する指示信号入力手段、ならびに指示信号が入力されたとき、前記第1洗濯槽でのすすぎ動作が終了するのを待ち、前記水路開閉手段を開いた状態とし、さらに第1洗濯槽の前記内槽を回転させて、前記外槽内の水を前記第2洗濯槽へ移動させるポンプ作用を生じさせるように前記駆動手段を制御する制御手段を含むことを特徴とするものである。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の二槽式洗濯機において、第1洗濯槽には槽内の水位の変化を連続的に検出することのできる水位センサが備えられ、まず水路開閉手段を開いただけの状態とし、その後さらに第1洗濯槽で内槽を回転させるように駆動手段を駆動させるとともに、制御手段は、水路開閉手段が開かれている間に、水位センサの出力に基づいて、第1洗濯槽の水位と第2洗濯槽の水位とがほぼ平衡になったことを判別し、ほぼ平衡になるまでに要した時間を測定し、測定した時間に基づいて、前記駆動手段の駆動時間を変化させることを特徴とするものである。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の二槽式洗濯機において、第1洗濯槽には槽内の水位を検出するための水位センサが備えられ、まず所定時間水路開閉手段を開き、その後さらに第1洗濯槽で内槽を回転させるように駆動手段を駆動させるとともに、前記所定時間は、水路開閉手段が開かれた状態において、第1洗濯槽の水位と第2洗濯槽の水位とがほぼ平衡するのに要する時間であり、前記水位センサは、ほぼ平衡になったときの第1洗濯槽の水位を検出し、制御手段は、その水位が高いほど、1回のオン時間を短くして、駆動手段を間欠駆動させることを特徴とするものである。
【0014】
請求項1記載の構成によれば、第1洗濯槽で内槽を回転させて、そのときに生じるポンプ作用によって強制的に水を移動させる。よって第2洗濯槽の水位を洗濯可能な水位まで上げることができる。
【0015】
請求項2の構成では、第1洗濯槽の水量に応じた駆動時間を設定でき、無駄に駆動手段を駆動させたり、駆動手段の駆動時間が不足したりすることがない。
請求項3の構成では、駆動手段にかかる負担を軽減できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明が適用された一実施形態にかかる二槽式洗濯機の構成概要を示す図解図である。この二槽式洗濯機では、第1洗濯槽として全自動洗濯機1が採用され、第2洗濯槽として洗濯槽の側面に撹拌翼が配置された補助洗濯機2が採用されている。
【0018】
しかし、これは単なる一例であって、第1洗濯槽および第2洗濯槽には、種々の形態の洗濯槽を採用することができる。すなわち、第1洗濯槽は、洗濯および脱水用の駆動手段を備え、洗い,すすぎおよび脱水を行うことができるものであればどのようなものでもよい。また、第2洗濯槽は、少なくとも洗いおよびすすぎを行える洗濯槽であればよい。
【0019】
以下、図1に示す実施形態を例にとり、具体的に説明する。
この二槽式洗濯機3は、ハウジング4内に全自動洗濯機(第1洗濯機)1と補助洗濯機(第2洗濯機)2とが配置されている。全自動洗濯機1には、外槽5、外槽5内に設けられた内槽6、内槽6の底面に設けられた撹拌翼7、内槽6および/または撹拌翼7を回転させるために、外槽5の下方に備えられた駆動装置(この駆動装置には、モータ8と、撹拌翼7を回転させるか内槽6を回転させるかを切換えるためのクラッチ81とが含まれている。しかし、以下、説明の便宜上、特に必要がある場合を除き、駆動装置のことを、単に「モータ8」と称する。)、外槽5内の水位変化を連続的に検出できる水位センサ9、外槽5の底面に接続された排水路10および排水路10に挿入された水路開閉バルブ11が含まれている。
【0020】
補助洗濯機2には、補助洗濯槽12、補助洗濯槽12の一方側面に配置された撹拌翼13、撹拌翼13を回転させるためモータ14、モータ14の回転力を撹拌翼13に伝達するためのプーリおよびベルトを含むベルト伝達機構15、副洗濯槽12の底面に接続された排水路16、排水路16に挿入された水路開閉バルブ17、および副洗濯槽12に溜められた水の水位が所定水位に達しているか否かを検出するための水位センサ18が含まれている。
【0021】
第1洗濯機1の排水路10と第2洗濯機2の排水路16とは、それぞれの水路に挿入された開閉バルブ11,17の挿入位置よりも上流側において、連結水路19によって接続されている。また連結水路19には水路開閉バルブ20が備えられている。
これにより、開閉バルブ11,17が閉じられ、開閉バルブ20が開かれている状態においては、第1洗濯機1の外槽5に溜められた水と、第2洗濯機2の補助洗濯槽12に溜められた水とは、排水路10,連結水路19および排水路16を通って互いに移動可能である。
【0022】
さらに、二槽式洗濯機3には、第1洗濯機1および第2洗濯機2にそれぞれ水を供給するための給水路21,22と、各給水路21,22に設けられた給水バルブ23,24とが備えられている。
この実施形態の特徴は、連結水路19によって外槽5と補助洗濯槽12との間で水が自由に移動できるようにするとともに、第1洗濯機1の内槽6を回転させることにより、ポンプ作用を生じさせて、外槽5に溜められた水を強制的に補助洗濯槽12に移動させることができるようにされていることである。
【0023】
より具体的には、第1洗濯機1において、クラッチ81を脱水側にし、モータ8により内槽6および撹拌翼7を高速回転させると、ポンプ作用が生じる。このポンプ作用により、外槽5に溜まっている水は、連結水路19を通じて補助洗濯槽12に移動し、補助洗濯槽12に溜められた水の水位が上昇する。
この実施形態では、第1洗濯機1の内槽6を回転させてポンプ作用を生じさせる場合に、第1洗濯機1および第2洗濯機2の動作状況や、外槽5に溜まっている水の水位や、外槽5内の水の状態や、内槽6内の洗濯物の量等に応じて、制御内容を変化させ、外槽5の水が効率良く補助洗濯12に移動するようにしている。
【0024】
図2は、二槽式洗濯機3のたとえばハウジング4の上面前方に備えられた操作パネルの構成例を示す平面図である。
操作パネル30には、全自動洗濯機1および補助洗濯機2に対して指令信号を与えるための種々のキーが配置されている。
具体的には、全自動洗濯機1側のキーとして、標準的な洗濯動作の開始信号を与えるための標準スタートキー31、洗濯動作を一時停止させ、また再スタートさせるための一時停止/再スタートキー32、および全自動洗濯機1に脱水動作だけをさせるための脱水キー33が備えられている。
【0025】
補助洗濯機2側のキーとしては、補助洗濯機1に洗いやすすぎを開始させるための洗濯すすぎキー35、洗いやすすぎ時の水流の強さを切換えるための水流キー36、給水を指示するための給水キー37、排水を指示するための排水キー38が備えられている。
また、水流キー36による水流設定に伴い、設定された水流が強水流か、中水流か、または弱水流かを表示するための表示ランプ39も備えられている。
【0026】
さらに、操作パネル30には、第1洗濯機1の水を第2洗濯機2へ移動させるための指令信号を入力する移動キー40が備えられている。
図3は、図1に示す二槽式洗濯機の制御回路の構成を示すブロック図である。図3のブロック図には、これ以降に説明する二槽式洗濯機の特徴となる制御に関する部分のみが示されている。
【0027】
図3を参照して説明する。制御部45はマイクロコンピュータを含む構成であり、二槽式洗濯機の制御中枢である。制御部45には図1で説明した水位センサ9、水位センサ18、および操作パネル30からの信号が与えられる。操作パネル30には、上述したように移動キー40が含まれており、このキー40からの水の移動指令信号も制御部45へ与えられる。
【0028】
制御部45では、与えられる信号に基づいて水の移動制御を行う。そのために、モータ8およびクラッチ81を制御する。また、水路開閉バルブ11,17および20の開閉を制御する。さらに、副洗濯槽12への給水を制御するために給水バルブ24の開閉を制御する。
次に、図3に示す制御部45によって行われる二槽式洗濯機2の動作、特に全自動洗濯機1の外槽5に溜められた水をどのようにして補助洗濯機2の補助洗濯槽12へ移すかという制御を中心に説明をする。
【0029】
図4および図5は、全自動洗濯機1の制御動作の一例を示すフローチャートである。
全自動洗濯機1の制御においては、フラグAおよびフラグBが使用される。
フラグAは、全自動洗濯機1の動作が、洗い終了までの状態か、洗い終了後すすぎ終了までの状態か、すすぎ終了後脱水完了までの状態か、の3つの状態のいずれであるかを特定するためのフラグである。
【0030】
つまり、フラグA=1は、全自動洗濯機1がスタート開始前から洗い終了までの状態にあることを表わす。フラグA=2は全自動洗濯機1が洗い終了後すすぎ終了までの状態にあることを表わす。フラグA=0は全自動洗濯機1がすすぎ終了後脱水完了までの状態にあることを表わす。
また、フラグBは、全自動洗濯機1が動作中に、移動キー40(図2参照)が押されたかどうかを表わす。移動キー40が押されていなければフラグB=0であり、押された場合はB=1となる。
【0031】
全自動洗濯機1の制御動作が始まると、まず、フラグA=1、フラグB=0にされる(S1)。
次いで操作パネル30のいずれかのキーからの入力を待つ(S2)。制御部45は、いずれかのキー入力があったときには、それが全自動洗濯機1側のキーか否かの判別をする(S3)。
【0032】
たとえば全自動洗濯機1を動作させたいために、標準スタートキー31が押された場合を例にとれば、制御はS6へ進む。S6では、全自動洗濯機1が動作中か否かの判別がされる。この例では、全自動洗濯機1はまだ動作しておらず、キー入力により動作スタート信号が与えられたのであるから、S6ではNOと判別され、次いで入力キーの種類が判別される(S7)。キー判別の結果、この例の場合は標準スタートキー31であるから、全自動洗濯機1の運転が標準モードで実行される(S8)。
【0033】
もし、全自動洗濯機1が動作中において、全自動洗濯機1側のいずれかのキー、たとえば一時停止/再スタートキー32が押された場合には、制御はS3からS6へと進んで、さらにS10へ進む。そしてS10において一時停止/再スタートキー32であることが判別されると、全自動洗濯機1を動作させている制御プログラムが停止される(S11)。つまり全自動洗濯機1の動作が一時停止されるのである。
【0034】
そして、全自動洗濯機1の動作が一時停止されている間に、一時停止/再スタートキー32が押されたときには、制御は、S3→S6→S7→S9へと進み、停止中の制御プログラムの動作が再開される。
S2でキー入力が判別され、S3で全自動洗濯機1側のキーではないと判別されたときには、さらに、補助洗濯機2側のキーか否かの判別がされる(S4)。
【0035】
そして補助洗濯機2側のキーの場合には、図5に進み、全自動洗濯機1の動作モードと補助洗濯機2の動作モードとをリンクさせる同時進行モードに制御内容を移行させる(S12)。なお、この同時進行モードに関しては、この実施形態の特徴とは関係ないので、詳しい説明については省略する。
また、この同時進行モードに移行する処理は、必ずしも必要なものではなく、なくても構わない。
【0036】
次いで、入力された補助洗濯機2側のキーの種類が判別される(S13)。その結果、洗濯すすぎキーの場合には、洗濯制御がされる(S14)。また、水流キー36のときには水流切換がされる(S15)。給水キー37のときには給水制御がされる(S16)。排水キー38のときには排水制御がされる(S37)。
【0037】
図4に戻り、S2でキー入力が判別され、そのキーが全自動洗濯機1側のキーでもなく、補助洗濯機2側のキーでもなく、移動キー40であった場合には、S5から図5のS18に制御が進む。
S18では、フラグAの状態が判別される。もしフラグAが1または2の場合には、S19の制御がされ、フラグAが0の場合はS20の制御がされる。
【0038】
この例では、S1において、フラグA=1にセットされている。それゆえS19に進んで、フラグBが1にされる。
つまり、フラグA=1は、全自動洗濯機1の動作状態が、スタート開始前から洗い終了までの状態であることを示している。この間に移動キー40が押されたときには、移動キー40が受け付けられて、移動キー40が押されたことを表わすように、フラグB=1にされる。
【0039】
全自動洗濯機1の動作状態が、洗い終了後すすぎ終了までの状態、つまりフラグA=2の場合にも、同様に、移動キー40が受け付けられて、フラグB=1とされる。
一方、全自動洗濯機1の動作状態が、すすぎ終了後脱水完了までの状態のときには、移動キー40の入力は受け付けられず、フラグB=0とされる。
【0040】
図6は、図4のステップS8で説明した全自動洗濯機1の標準モードにおける洗濯動作制御例を示すフローチャートである。
図6の流れに従って、図1ないし図3を参照しながら説明する。
全自動洗濯機1の標準モード制御では、まず、給水がされ(P1)、洗いがされる(P2)。洗い終了後、フラグAは、A=2に書換えられる(P3)。
【0041】
次いでフラグBの内容が判別される(P4)。つまり、洗いが終了するまでの間に、移動キー40が押されたか否かが判別される。もし移動キー40が押されており、フラグB=1であれば、開閉バルブ20が開かれて、外槽5に溜められた水が補助洗濯槽12へ移される(P5)。なお、このとき、開閉バルブ11および17はいずれも閉じられている。外槽5に溜まった水は、洗濯終了後の水で、洗剤が溶けている。この洗剤が溶けた水は、掻き混ぜると泡立つ。それゆえ内槽6を回転等させることなく、開閉バルブ20を開くことだけで、自然に外槽5の洗濯水が補助洗濯槽12へ移るようにする。
【0042】
つまり、外槽5に溜められた水が洗剤が溶けた水の場合、自然に外槽5から補助洗濯槽12へ水を移した後、さらに強制的に外槽5の水を補助洗濯槽12に移そうと、内槽6を回転させることが考えられる。内槽6を回転させると、そのポンプ作用により、外槽5の水を連結水路19を通して補助洗濯槽12へ送ることができる。ところが、外槽5に溜まっている水が洗剤が溶けた水の場合、内槽6の回転により洗剤が泡立ち、その泡の作用でほとんど水が補助洗濯槽12へ移動しないという状況が生じることが多い。
【0043】
そこで、P5の水の移動制御では、開閉バルブ20を開いて、外槽5の水を自然に補助洗濯槽12へ移すだけにしたのである。
一定時間が経過すると、外槽5における水位と補助洗濯槽12における水位とがほぼ等しくなり、外槽5から補助洗濯槽12への水の移動は止まる。それゆえ一定時間経過したときに、開閉バルブ20が閉じられる。以上がP5の制御である。
【0044】
P4において、フラグB=1でないとき、つまり洗い動作終了までに移動キー40が押されず、フラグB=0のときには、P5における水の移動制御は省かれる。
次いで外槽5の洗濯水が排水され(P6)、内槽6が高速回転されて脱水がされる(P7)。その後外槽5に給水がされ(P8)、すすぎ運転がされる(P9)。
【0045】
すすぎ運転終了後、フラグAが書換えられて、A=0にされる(P10)。これにより、全自動洗濯機1の動作状態は、排水および脱水という最終段階に移ったことが記憶される。
そしてフラグBの状態が判別される。もしP6からP9の排水からすすぎ動作中に、移動キー40が押されたときには、フラグB=1となっている。
【0046】
それゆえこの場合には、外槽5に溜められているすすぎ終了後の水を補助洗濯槽12に移す制御がされる(P12)。
P12における水の移動の具体的な制御内容は、種々考えられ、詳細な内容については後述する。概要を述べれば、まず、開閉バルブ20を開けて外槽5の水を自然に補助洗濯槽12へ移す。そして両者の水位がほぼ等しくなった後、内槽6を回転させ、そのポンプ作用により、外槽5の水をさらに補助洗濯槽12に移す。そして開閉バルブ20を閉じる、という制御が行われる。
【0047】
すすぎ動作中に移動キー40が押されず、P11でフラグB=1でなければ、P12の制御は飛ばされて、排水がされ(P13)、脱水がされ(P14)、制御はリターンする。
図7は、図6のステップP12で行われる水の移動制御の具体例を示すフローチャートである。また、図8は、図7の制御で用いる標準値の算出の仕方を説明するための図解図である。
【0048】
まず、図8を参照して、標準値の算出の仕方について説明をする。
ここに、標準値とは、内槽6内に洗濯物(布負荷)が入れられておらず、また補助洗濯槽12にも洗濯物(布負荷)が入れられていない状態、つまり外槽5に水だけが溜められている状態において、水を移動させるのにどの程度の時間が必要かという標準時間のことである。
【0049】
まず図8のAに示すように、外槽5における水位がh1 であるとする。この状態で開閉バルブ20を開き、外槽5の水が自然に連結水路19を通って補助洗濯槽12へ移り、両者の水位が平衡するまでに必要な時間Tstを計時する。この時間Tstは、外槽5の水位h1 の関数として表わすことができる。すなわち、
Tst=f1 (h1 ) …(1)
で表わすことができる。
【0050】
次いで、図8のAに破線で示すように、外槽5の水位と補助洗濯槽12の水位とが平衡した状態から、内槽6(図1参照)を回転させて、そのポンプ作用により外槽5の水を強制的に補助洗濯槽12へ送り込むのに必要な時間Tspinw を定義する。この時間Tspinw は、平衡時の外槽5の水位h2 の関数として表わすことができる。すなわち、
Tspinw =f2 (h2 ) …(2)
となる。
【0051】
そこで、制御部45(図3参照)では、これら平衡になるまでの時間Tstと、補助洗濯槽12の水位を上げるために内槽6を回転させる時間Tspinw とを予めh1 およびh2 の関数、つまり標準式(1)(2)として記憶しておく。
そして、図7の制御において、これら時間TstおよびTspinw を標準時間として活用する。
【0052】
以下、図7を参照して説明する。
水の移動制御では、まず、外槽5に溜められた水の水位が検出される。水位は、水位センサ9によって検出される。検出された水位はh1であるとする(Q1)。
次いで、開閉バルブ20が開かれる(Q2)。このとき、開閉バルブ11,17はいずれも閉じられている。それゆえ外槽5の水は連結水路19を通って補助洗濯槽12へと流れ込む。
【0053】
開閉バルブ20を開くのと同時に、制御部45に内蔵されたタイマ1がスタートされて、時間が計測される(Q3)。そして水位センサ9の出力に基づき、外槽5の水位と補助洗濯槽12の水位とが平衡したか否かの判別がされる(Q4)。
具体的には、水位センサ9は、外槽5の水位を連続的に検出する。それゆえ水位センサ9の検出水位に変化がなくなったときが、外槽5の水位と補助洗濯槽12の水位とが平衡した状態である。
【0054】
制御部45ではこの水位の平衡を判別すると、タイマ1を停止させて、そのカウント時間Tを読取る(Q5)。
そして水位が平衡しているときの外槽5の水位を、水位センサ9の出力によって検出する。この水位がh2であったとすればそれが記憶される(Q6)。
次に、ステップQ7〜Q9において、補正演算がされる。
【0055】
具体的には、Q1で読取られた最初の水位h1が標準式(1)に当てはめられて、何も負荷がない場合に、水位h1の状態から平衡になるまでの時間Tstが求められる。
そして実際に平衡になるまでに要した時間Tと標準時間Tstとの比αが求められる。すなわち、α=T/Tstが求められる(Q7)。
【0056】
次に、ステップQ6で読取られた平衡時の水位h2が標準式(2)に当てはめられて、補助洗濯槽12の水位を上げるために必要な駆動時間Tspinw が算出される(Q8)。
そしてさらに実際に検出された状態における内槽6を回転させるための時間Tspinが、次の式によって算出される。
【0057】
Tspin =S*α*Tspinw : ただし、Sは定数である。
そして上記ステップQ9で求められたTspinの時間だけ、モータ8によって内槽6が回転される(Q10〜Q12)。
その後、開閉バルブ20が閉じられ(Q13)、内槽5の回転が停止される(Q14)。
【0058】
上述の制御では、内槽6を回転させる時間Tspinは、水位が平衡するまでの時間およびそのときの水位(平衡水位)とに基づいて変化させた。しかし、いずれか一方、たとえば、水位が平衡するまでの時間だけ、または平衡水位だけに基づいて、内槽6の内槽6の回転時間を調整してもよい。
図9〜図13に、それぞれ、全自動洗濯機1の外槽5(図1参照)に溜められた水を補助洗濯槽12に移すための制御の具体例を示す。
【0059】
これら図9〜図13に示される各制御は、図6のP12において、前述した図7に示す制御に代えて行うことができる。さらに、図13の制御は、図6のP5の制御としても実行できる。この点については後に詳述する。
あるいは、図9〜図13に示す各制御は、すすぎ終了後、全自動洗濯機1が一時待機するようにし、その待機中に移動キー40(図2参照)が押されたことに応じて行われてもよい。
【0060】
以下の説明では、後者の場合を例にとって説明する。もし図6におけるステップP12の制御として行う場合には、それぞれ、スタート直後の最初のステップ、すなわち移動キー40がオンされたか否かの判別という制御を除去すればよい。
まず、図9を参照して説明する。図9の制御では、内槽6(図1参照)が高速回転される際に、最初は間欠運転され、しかも水位に応じて間欠運転のオン時間が短くされていることが特徴である。これによりモータ8にかかる負担を軽減できるものである。
【0061】
具体的に説明する。制御では、まず移動キー40が押されて移動指令信号の入力が与えられたか否かの判別がされる(A1)。そして移動キー40からの入力があったときには、開閉バルブ20が開かれ(A2)、タイマa1がスタートされ(A3)、タイマa1により設定されている時間が計時されるのを待つ(A4)。タイマa1は、予め定める時間、具体的には外槽5の水位と補助洗濯槽12の水位とがほぼ平衡になるのに要する時間を計時するタイマである。
【0062】
もちろん、タイマa1によって平衡になるまでの時間を予め設定しておくのに代え、水位センサ9で検出される水位の変化がなくなったときに、次のステップA5に移るようにしてもよい。
ステップA5では、内槽6に収容された洗濯物(布負荷)の量が判別される。あるいは、外槽5の水位が判別される。洗濯物の量(布負荷の量)の判別は、たとえば撹拌翼7を駆動させるのに要する電流値を測定することで判別できる。撹拌翼7を駆動するのに必要な電流値が大きければ、洗濯物の量も多いという関係がある。あるいは、内槽6または撹拌翼7の駆動を停止したときの内槽6または撹拌翼7の惰性回転量を検出することによっても、洗濯物の量を測定できる。
【0063】
一方、水位は、水位センサ9により検出できる。
ステップA5での判別の結果、洗濯物の量が多い場合、または水位が高い場合には、A6の制御が、洗濯物の量が中ぐらい、または水位が中ぐらいの場合は、A7の制御が、洗濯物の量が少ない場合または水位が低い場合には、A8の制御が行われる。
【0064】
A6,A7,A8においては、モータ8により内槽6を回転させるのに、連続的に高速回転させるのではなく、間欠回転させる。
さらに、A6ではモータ8のオン時間を相対的に短く(たとえば1秒)し、A7ではモータ8のオン時間を中程度(たとえば2秒)とし、A8ではモータ8のオン時間を相対的に長く(たとえば3秒)する。そしていずれの場合もオフ時間はたとえば1秒とする。
【0065】
モータ8をこのように間欠駆動するのは、内槽6の回転開始時に、内槽6内の洗濯物の量が多かったり、水位が高いと、モータ8への負担が大きいことを考慮したものである。
モータ8の間欠駆動は、タイマa2で設定された時間だけ行われる。このため、タイマa2がスタートされ(A9)、タイマa2による計時が行われる(A10)。
【0066】
タイマa2がタイムアップすると(A10)、モータ8は連続的に通電されて連続駆動が開始される(A11)。連続駆動時間は、タイマa3で定められた時間だけ行われる。このためタイマa3がスタートされる(A12)。タイマa3がタイムアップすると(A13)、開閉バルブ20が閉じられる(A14)。そしてモータ8の駆動が停止される(A15)。
【0067】
なお、便宜上説明を省略したが、A6,A7,A8,A11におけるモータ8の駆動制御には、クラッチ81を脱水側に切換えることも含まれている。つまりクラッチ81は脱水側と洗濯側に切換可能であり、脱水側に切換えると、モータ8により内槽6および撹拌翼7を高速回転可能である。一方、クラッチ81を洗濯側に切換えたときには、モータ8により撹拌翼7を回転させることができるが内槽6は回転しないようブレーキがかけられる。
【0068】
また、A15におけるモータ停止制御には、モータ8をオフするのと、さらにはクラッチ81を脱水から洗濯側へ切換える制御も含まれている。
次に図10を参照して説明する。図10に示す制御は、外槽5の水を補助洗濯槽12へ移したけれども、補助洗濯槽12の水位が不足の場合には、追加給水を行うという制御である。
【0069】
具体的に説明する。
まず移動キー40からの信号が与えられたか否かが判別され(B1)、信号が与えられたときには開閉バルブ20が開かれる(B2)。このとき、開閉バルブ11,17は閉じられている。
そしてタイマb1がスタートされ(B3)、タイマb1で定められている所定時間が計時される(B4)。タイマb1で定められている所定時間とは、前述と同様、外槽5の水位と補助洗濯槽12の水位とがほぼ平衡するまでに要する時間である。
【0070】
この制御においても、タイマb1によってこの時間を設定せず、水位センサ9の出力に基づいて実際に水位が平衡するまでの時間待機するようにしてもよい。次いで、クラッチ81(図3参照)が脱水側へ切換えられ(B5)、モータ8がオンされる(B6)。これにより、内槽6が回転されて、そのポンプ作用により外槽5に溜まった水は補助洗濯槽12へ移動される。
【0071】
モータ8が内槽6を回転させる時間は、タイマb2により定められる。つまりタイマb2がスタートされ(B7)、タイマb2がタイムアップするまでモータ8が回転される(B8)。
そして開閉バルブ20が閉じられ(B9)、モータ8がオフにされ(B10)、クラッチ81は洗濯側へ切換えられる(B11)。
【0072】
その後、補助洗濯槽12に備えられた水位センサ18の出力が読取られる(B12)。水位センサ18が水位を検出できなければ、補助洗濯槽12における洗濯水が不足している。
そこで、この場合は給水バルブ24がオンされ(B13)、補助洗濯槽12の水位が水位センサ18が検出可能な水位(つまり、水位センサ18の設けられた水位)にされる。
【0073】
その後、全自動洗濯機1においては一時停止/再スタートキー32が操作されるのを待ち、操作される脱水制御が開始される。また、補助洗濯機2においては、洗濯すすぎキー35の押圧を待ち、押圧により、制御動作が開始される。
図11に、さらに他の制御例を示す。図11では、外槽5の水を自然に補助洗濯槽12に移動させ、両者の水位が平衡したとき、外槽5の水位が基準水位(図1参照)より低い場合は、内槽6を回転させて水を移動させる処理は行わないことが特徴である。
つまり外槽5の水位が予め定める基準水位より低い場合、たとえば水位センサ9で水位を検出できないほど低いリセット水位(図1参照)の場合には、内槽6を回転させても、それによって外槽5の水は補助洗濯槽12へほとんど移動しない。そこで図11の制御では、このような場合におけるモータ8の無駄な駆動はやめるようにされている。
【0074】
具体的に説明する。
ステップC1〜C4の処理は、上述した図9におけるステップB1〜B4の処理と同様である。
図11の制御では、C5において、外槽5に溜められた水が自然に補助洗濯槽12に移動し、両者の水位がほぼ平衡した後に、外槽5の水位が予め定める基準水位以上か否かの判別がされる(C5)。この基準水位は、適当に定められた水位であり、たとえば図1に示すように、水位センサ9で測定できなくなる低限界水位であるリセット水位よりも高い水位ではあるが、比較的低い予め定める水位のことである。もちろん、基準水位=リセット水位、としてもよい。 外槽5に溜められた水位が、基準水位よりも高くなければ、内槽6を回転させても、ほとんど水は補助洗濯槽12へ移動しない。
【0075】
したがって、かかる場合は、速やかに開閉バルブ20が閉じられる(C13)。そして全自動洗濯機1側では、一時停止/再スタートキー32の入力待ちとなる。
C5において、外槽5の水位が基準水位よりも高ければ、C6〜C12の制御が行われる。
【0076】
すなわち、クラッチ81が脱水側へ切換えられ(C6)、モータ8がオンされて(C7)、内槽6が回転される。この回転時間は、タイマc2がタイムアップするまでの時間と定められている(C8,C9)。そしてタイマc2で計測される時間内槽6が回転されると、開閉バルブ20が閉じられ(C10)、モータ8がオフされ(C11)、切換クラッチ81は洗濯側へ切換えられる(C12)。
【0077】
そして全自動洗濯機1側では再スタートキーの入力待ちとなり、補助洗濯機2側では洗濯動作入力待ちとなる。
図12に、さらに他の制御を示す。図12の特徴は、外槽5の水を補助洗濯槽12に自然に移動させる前に、外槽5の水位を判別し、その水位が基準水位以下では、良好に補助洗濯槽12へ移動しないという点を考慮したものである。つまり外槽5の水が補助洗濯槽12に移動させるほど沢山ない場合には、直ちに全自動洗濯機1を脱水へ移すことができるようにされている。
【0078】
具体的に説明する。
移動キー40からの入力があると(D1)、水位センサ9の出力に基づき、外槽5の水位が基準水位以上か否かが判別される(D2)。基準水位は、図11で述べたのと同様に、比較的低い水位のことである。
もし外槽5の初期水位が、基準水位未満である場合は、たとえ開閉バルブ20を開いても、外槽5の水は補助洗濯槽12へほとんど移動しない。
【0079】
そこで、この場合は、全自動洗濯機1側においては、一時停止/再スタートキー32(図2参照)が受け付けられるようにした。
一方、外槽5の水位が基準水位以上の場合は、ステップD3〜D12の制御がされる。この制御は、前述の図11に示すステップC2〜C12(ただしC5を除く)の処理と全く同様であるから、ここでの説明は省略する。
【0080】
図13に、さらに他の制御を示す。
前述したように、図13の制御は、図7,図9〜図12の制御と同様、全自動洗濯機1におけるすすぎ終了後に行えるし、さらには、全自動洗濯機1における洗い終了後、すすぎ開始前においても行える。
図13の制御の特徴は、内槽6を回転させることにより泡が発生するか否かを判別し、泡が発生するときには、内槽6の回転をやめるというものである。
【0081】
具体的に説明する。
移動キー40が押されるのを待つ(E1)。なお、このように移動キー40の入力を判別するのに代えて、図6で説明したように、フラグB=1か否かの判別に基づき、フラグB=1のときにステップE2以降の制御が行われるようにしてもよい。
【0082】
E2では、開閉バルブ20が開かれ、まずタイマe1に設定された時間が計時されるのを待つ(E3,E4)。
その後、クラッチ81が脱水側へ切換えられ(E5)、モータ8が間欠的にオンされる(E6)。
そして、モータ8を間欠駆動する際に、モータ8をオフしたときの惰性回転量を判別する(E7)。惰性回転量が予め定める値よりも少ない場合は、モータ8の駆動を停止し(E8)、クラッチ81を洗濯側へ切換えて(E9)、開閉バルブ20を閉じ(E10)、待機状態に入る。
【0083】
惰性回転が少ない場合とは、内槽6の回転により泡が発生し、泡による抵抗が大きい場合であると考えられる。泡が発生すると、泡の抵抗により、外槽5の水は補助洗濯槽12へ移動しにくくなる。それゆえかかる場合は、内槽6の回転を停止させるようにしたのである。
一方、モータ8の間欠駆動時における惰性回転が少なくなければ、モータ8を連続駆動する(E11)。この駆動時間は、タイマe3により設定された時間の間行われる(E12,E13)。
【0084】
そしてその時間経過後、モータ8はオフされ(E8)、クラッチ81は洗濯側へ切換えられ(E9)、開閉バルブ20が閉じられる(E10)。
【0085】
【発明の効果】
この発明によれば、二槽式洗濯機において、第1洗濯槽に溜められた水をスムーズに第2洗濯槽に移すことができる。それゆえ第2洗濯槽での洗濯の際に、節水が図れる。
また、第1洗濯槽から第2洗濯槽へ水を移す制御は、実質的に水が移動可能なときにだけ行われる。よって、制御に無駄がなく、第1洗濯槽における洗濯や第2洗濯槽における洗濯が迅速に実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された一実施形態にかかる二槽式洗濯機の構成概要を示す図解図である。
【図2】操作パネルの構成を示す平面図である。
【図3】この二槽式洗濯機における制御回路の構成を示すブロック図であり、発明の特徴となる制御に関連する部分だけを示す図である。
【図4】全自動洗濯機の制御動作の一例を示すフローチャートである。
【図5】全自動洗濯機の制御動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】全自動洗濯機の標準モードにおける洗濯動作制御例を示すフローチャートである。
【図7】水の移動制御の具体例を示すフローチャートである。
【図8】標準値の算出の仕方を説明するための図解図である。
【図9】全自動洗濯機の外槽に溜められた水を補助洗濯槽に移すための制御の具体例を示すフローチャートである。
【図10】全自動洗濯機の外槽に溜められた水を補助洗濯槽に移すための制御の具体例を示すフローチャートである。
【図11】全自動洗濯機の外槽に溜められた水を補助洗濯槽に移すための制御の具体例を示すフローチャートである。
【図12】全自動洗濯機の外槽に溜められた水を補助洗濯槽に移すための制御の具体例を示すフローチャートである。
【図13】全自動洗濯機の外槽に溜められた水を補助洗濯槽に移すための制御の具体例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 第1洗濯機(全自動洗濯機)
2 第2洗濯機(補助洗濯機)
3 二槽式洗濯機
5 外槽
6 内槽
8 モータ
9 水位センサ
12 補助洗濯槽
18 水位センサ
19 連結水路
20 開閉バルブ
24 給水バルブ
40 移動キー
45 制御部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a two-tub washing machine, and more particularly to a two-tub washing machine capable of moving water between washing tubs.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various types of two-tub washing machines have been proposed. Some two-tub washing machines also allow water to move between the washing tubs.
The movement of water between conventional washing tubs in a two-tub washing machine is generally
(1) A dedicated pump is provided to enable water transfer between washing tubs.
(2) A blade is created on the back side of the stirring blade, and by rotating the stirring blade, a pump action is generated by the blade, thereby enabling movement of water between washing tubs.
It is divided into
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in a two-tub washing machine, usually, one of the washing tubs has a dehydration function. A general shape of a washing tub having a dehydration function includes an outer tub and an inner tub housed in the outer tub, and a number of small holes are formed in the inner tub. Then, at the time of dehydration, the inner tub is rotated at a high speed, and the laundry is dehydrated by centrifugal force.
[0004]
In the case of such a configuration, it is difficult to rotate the agitating blade provided in the inner tub to generate a pump action and to enable the movement of water between the washing tubs, because of the configuration of the inner tub. Was.
On the other hand, the applicant of the present invention has a fully automatic washing tub (a washing tub having an outer tub, an inner tub provided in the outer tub, and a stirring blade provided in the inner tub as described above) in the first tub. And a two-tank type washing machine employing an auxiliary washing tub in which a stirring wing is arranged on the side of the washing tub in the second tub. Also, in this two-tub washing machine, there was an idea that water could be moved from the fully automatic washing tub to the auxiliary washing tub.
[0005]
The present invention has been made based on such an idea. In a two-tub washing machine, water can be smoothly moved from the first washing tub to the second washing tub, and water can be saved in the second washing tub. An object of the present invention is to provide a two-tub washing machine as described above.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
Instruction signal input means for instructing movement of water, and When the instruction signal is input, the control unit waits for the rinsing operation in the first washing tub to end, opens the water channel opening / closing means, further rotates the inner tub of the first washing tub, and So as to generate a pump action for moving water in the tub to the second washing tub. It is characterized by including control means for controlling the driving means.
[0007]
The invention according to
[0008]
The invention according to
[0014]
According to the configuration of
[0015]
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is an illustrative view showing a schematic configuration of a two-tub washing machine according to an embodiment to which the present invention is applied. In this two-tub washing machine, a fully
[0018]
However, this is only an example, and various types of washing tubs can be employed for the first washing tub and the second washing tub. That is, the first washing tub may be any type as long as it has a drive unit for washing and dehydrating and can perform washing, rinsing and dehydrating. Further, the second washing tub may be any washing tub that can perform at least washing and rinsing.
[0019]
Hereinafter, the embodiment shown in FIG. 1 will be specifically described by way of example.
In the two-
[0020]
The
[0021]
The
Thus, when the open /
[0022]
Further, the two-
The feature of this embodiment is that the connecting
[0023]
More specifically, in the
In this embodiment, when the
[0024]
FIG. 2 is a plan view showing a configuration example of an operation panel provided in front of the upper surface of the
Various keys for providing command signals to the fully
More specifically, a standard start key 31 for giving a start signal for a standard washing operation as a key on the fully
[0025]
As the keys on the
In addition to the water flow setting by the water flow key 36, an indicator lamp 39 for displaying whether the set water flow is a strong water flow, a medium water flow, or a weak water flow is also provided.
[0026]
Further, the operation panel 30 is provided with a movement key 40 for inputting a command signal for moving water of the
FIG. 3 is a block diagram showing a configuration of a control circuit of the two-tub washing machine shown in FIG. In the block diagram of FIG. 3, only a part related to control which is a characteristic of the two-tub washing machine described below is shown.
[0027]
This will be described with reference to FIG. The control unit 45 includes a microcomputer, and is a control center of the two-tub washing machine. The control unit 45 receives signals from the
[0028]
The control unit 45 controls the movement of water based on the given signal. For that purpose, the
Next, the operation of the two-
[0029]
FIG. 4 and FIG. 5 are flowcharts showing an example of the control operation of the fully
In the control of the fully
The flag A indicates whether the operation of the fully
[0030]
That is, the flag A = 1 indicates that the fully
The flag B indicates whether or not the moving key 40 (see FIG. 2) has been pressed while the fully
[0031]
When the control operation of the fully
Next, an input from any key of the operation panel 30 is waited (S2). When there is any key input, the control unit 45 determines whether or not the key input is a key of the fully automatic washing machine 1 (S3).
[0032]
For example, if the case where the standard start key 31 is pressed to operate the fully
[0033]
If any key on the fully
[0034]
Then, when the pause / restart key 32 is pressed while the operation of the fully
If the key input is determined in S2 and if it is determined in S3 that the key is not on the fully
[0035]
In the case of the key on the
Further, the process of shifting to the simultaneous progress mode is not always necessary and may be omitted.
[0036]
Next, the type of the input key of the
[0037]
Returning to FIG. 4, if the key input is determined in S2, and the key is neither the key of the fully
In S18, the state of the flag A is determined. If the flag A is 1 or 2, the control in S19 is performed, and if the flag A is 0, the control in S20 is performed.
[0038]
In this example, the flag A is set to 1 in S1. Therefore, the process proceeds to S19, where the flag B is set to 1.
That is, the flag A = 1 indicates that the operation state of the fully
[0039]
Similarly, when the operation state of the fully
On the other hand, when the operation state of the fully
[0040]
FIG. 6 is a flowchart illustrating a washing operation control example in the standard mode of the fully
A description will be given according to the flow of FIG. 6 with reference to FIGS.
In the standard mode control of the fully
[0041]
Next, the content of the flag B is determined (P4). That is, it is determined whether or not the moving key 40 has been pressed until the washing is completed. If the moving key 40 is pressed and the flag B = 1, the open /
[0042]
In other words, when the water stored in the
[0043]
Therefore, in the movement control of the water in P5, the opening and closing
After a certain period of time, the water level in the
[0044]
In P4, when the flag B is not 1, that is, the movement key 40 is not pressed before the washing operation is completed, and when the flag B is 0, the water movement control in P5 is omitted.
Next, the washing water in the
[0045]
After the end of the rinsing operation, the flag A is rewritten to set A = 0 (P10). Thereby, it is stored that the operation state of the fully
Then, the state of the flag B is determined. If the move key 40 is pressed during the rinsing operation from the drainage from P6 to P9, the flag B = 1.
[0046]
Therefore, in this case, control is performed to transfer the water stored in the
Various specific control contents for the movement of water in P12 are conceivable, and detailed contents will be described later. In brief, first, the open /
[0047]
If the move key 40 is not pressed during the rinsing operation and the flag B is not 1 at P11, the control of P12 is skipped, drainage is performed (P13), dehydration is performed (P14), and control returns.
FIG. 7 is a flowchart showing a specific example of the water movement control performed in step P12 of FIG. FIG. 8 is an illustrative view for explaining how to calculate a standard value used in the control of FIG.
[0048]
First, a method of calculating the standard value will be described with reference to FIG.
Here, the standard value refers to a state in which no laundry (cloth load) is put in the
[0049]
First, as shown in FIG. 8A, the water level in the
Tst = f 1 (H 1 …… (1)
Can be represented by
[0050]
Next, as shown by a broken line in FIG. 8A, the inner tub 6 (see FIG. 1) is rotated from a state in which the water level of the
T spinw = f 2 (H 2 …… (2)
It becomes.
[0051]
Therefore, the control unit 45 (see FIG. 3) previously sets the time Tst until the balance becomes equal and the time Tspinw for rotating the
In the control of FIG. 7, these times Tst and Tspinw are used as standard times.
[0052]
Hereinafter, description will be made with reference to FIG.
In the water movement control, first, the level of the water stored in the
Next, the opening / closing
[0053]
Simultaneously with opening of the opening / closing
Specifically, the
[0054]
When the control unit 45 determines this water level equilibrium, it stops the
Then, the water level of the
Next, in steps Q7 to Q9, a correction operation is performed.
[0055]
Specifically, the first water level h1 read at Q1 is applied to the standard equation (1), and when there is no load, the time Tst from the state of the water level h1 to equilibrium is obtained.
Then, the ratio α between the time T required to actually reach the equilibrium and the standard time Tst is obtained. That is, α = T / Tst is obtained (Q7).
[0056]
Next, the equilibrium water level h2 read in step Q6 is applied to the standard equation (2), and the driving time Tspinw required to raise the water level of the
Further, the time Tspin for rotating the
[0057]
Tspin = S * α * Tspinw: where S is a constant.
Then, the
Thereafter, the opening / closing
[0058]
In the above control, the time Tspin for rotating the
9 to 13 show specific examples of the control for transferring the water stored in the outer tub 5 (see FIG. 1) of the fully
[0059]
Each of these controls shown in FIGS. 9 to 13 can be performed in P12 of FIG. 6 instead of the control shown in FIG. 7 described above. Further, the control in FIG. 13 can be executed as the control in P5 in FIG. This will be described in detail later.
Alternatively, each control shown in FIGS. 9 to 13 causes the fully
[0060]
In the following description, the latter case will be described as an example. If the control is performed as step P12 in FIG. 6, the first step immediately after the start, that is, the control of determining whether the moving key 40 has been turned on, may be eliminated.
First, a description will be given with reference to FIG. The control shown in FIG. 9 is characterized in that when the inner tank 6 (see FIG. 1) is rotated at a high speed, an intermittent operation is first performed, and the on-time of the intermittent operation is shortened according to the water level. Thereby, the load on the
[0061]
This will be specifically described. In the control, first, it is determined whether or not the movement key 40 has been pressed to input a movement command signal (A1). Then, when there is an input from the movement key 40, the opening / closing
[0062]
Of course, instead of setting the time until equilibrium is set in advance by the timer a1, when the change in the water level detected by the
In step A5, the amount of laundry (cloth load) stored in the
[0063]
On the other hand, the water level can be detected by the
As a result of the determination in step A5, if the amount of laundry is large or the water level is high, control of A6 is performed. If the amount of laundry is medium or the water level is medium, control of A7 is performed. If the amount of laundry is small or the water level is low, the control of A8 is performed.
[0064]
In A6, A7, and A8, the
Further, in A6, the on-time of the
[0065]
The reason why the
The intermittent driving of the
[0066]
When the timer a2 times out (A10), the
[0067]
Although not described for convenience, the drive control of the
[0068]
Further, the motor stop control in A15 includes the control of turning off the
Next, a description will be given with reference to FIG. The control shown in FIG. 10 is a control in which water is supplied from the
[0069]
This will be specifically described.
First, it is determined whether or not a signal has been given from the movement key 40 (B1). When the signal has been given, the open /
Then, the timer b1 is started (B3), and a predetermined time determined by the timer b1 is measured (B4). The predetermined time set by the timer b1 is a time required until the water level of the
[0070]
In this control as well, this time may not be set by the timer b1 and may wait for the water level to actually equilibrate based on the output of the
[0071]
The time during which the
Then, the opening / closing
[0072]
Thereafter, the output of the
Therefore, in this case, the
[0073]
Thereafter, the fully
FIG. 11 shows still another control example. In FIG. 11, the water in the
That is, when the water level of the
[0074]
This will be specifically described.
The processing of steps C1 to C4 is the same as the processing of steps B1 to B4 in FIG. 9 described above.
In the control of FIG. 11, in C5, the water stored in the
[0075]
Therefore, in such a case, the on-off
In C5, if the water level of the
[0076]
That is, the clutch 81 is switched to the dehydrating side (C6), the
[0077]
The fully
FIG. 12 shows still another control. The feature of FIG. 12 is that before the water in the
[0078]
This will be specifically described.
When there is an input from the movement key 40 (D1), it is determined whether or not the water level of the
If the initial water level of the
[0079]
Therefore, in this case, the pause / restart key 32 (see FIG. 2) is accepted on the fully
On the other hand, when the water level in the
[0080]
FIG. 13 shows still another control.
As described above, the control in FIG. 13 can be performed after the rinsing in the fully
A characteristic of the control in FIG. 13 is that it is determined whether or not bubbles are generated by rotating the
[0081]
This will be specifically described.
It waits until the moving key 40 is pressed (E1). Instead of determining the input of the movement key 40 in this manner, as described with reference to FIG. 6, based on the determination of whether or not the flag B = 1, when the flag B = 1, the control after step E2 is performed. May be performed.
[0082]
In E2, the opening / closing
Thereafter, the clutch 81 is switched to the dehydrating side (E5), and the
Then, when the
[0083]
It is considered that the case where the inertia rotation is small is a case where bubbles are generated by the rotation of the
On the other hand, if the inertial rotation during the intermittent drive of the
[0084]
After the elapse of the time, the
[0085]
【The invention's effect】
According to the present invention, in the two-tub washing machine, the water stored in the first tub can be smoothly transferred to the second tub. Therefore, water can be saved when washing in the second washing tub.
The control of transferring water from the first washing tub to the second washing tub is performed substantially only when the water is movable. Therefore, there is no waste in the control, and the washing in the first washing tub and the washing in the second washing tub can be executed quickly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an illustrative view showing a schematic configuration of a two-tub washing machine according to one embodiment to which the present invention is applied;
FIG. 2 is a plan view showing a configuration of an operation panel.
FIG. 3 is a block diagram showing a configuration of a control circuit in the two-tub washing machine, showing only a portion related to control which is a feature of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart illustrating an example of a control operation of the fully automatic washing machine.
FIG. 5 is a flowchart illustrating an example of a control operation of the fully automatic washing machine.
FIG. 6 is a flowchart illustrating an example of a washing operation control in a standard mode of the fully automatic washing machine.
FIG. 7 is a flowchart showing a specific example of water movement control.
FIG. 8 is an illustrative view for explaining how to calculate a standard value;
FIG. 9 is a flowchart showing a specific example of control for transferring water stored in an outer tub of a fully automatic washing machine to an auxiliary washing tub.
FIG. 10 is a flowchart showing a specific example of control for transferring water stored in an outer tub of a fully automatic washing machine to an auxiliary washing tub.
FIG. 11 is a flowchart showing a specific example of control for transferring water stored in an outer tub of a fully automatic washing machine to an auxiliary washing tub.
FIG. 12 is a flowchart showing a specific example of control for transferring water stored in an outer tub of a fully automatic washing machine to an auxiliary washing tub.
FIG. 13 is a flowchart showing a specific example of control for transferring water stored in an outer tub of a fully automatic washing machine to an auxiliary washing tub.
[Explanation of symbols]
1 First washing machine (fully automatic washing machine)
2 Second washing machine (auxiliary washing machine)
3 Two-tub washing machine
5 outer tank
6 inner tank
8 motor
9 Water level sensor
12 auxiliary washing tub
18 Water level sensor
19 Connecting waterway
20 opening / closing valve
24 Water supply valve
40 Move key
45 Control unit
Claims (3)
少なくとも洗いおよびすすぎを行える第2洗濯槽、
第1洗濯槽と第2洗濯槽とを接続し、第1洗濯槽と第2洗濯槽との間で水の移動を可能にする接続水路、ならびに
接続水路を開閉する水路開閉手段、
を備えた二槽式洗濯機において、
水の移動を指示する指示信号入力手段、ならびに
指示信号が入力されたとき、前記第1洗濯槽でのすすぎ動作が終了するのを待ち、前記水路開閉手段を開いた状態とし、さらに第1洗濯槽の前記内槽を回転させて、前記外槽内の水を前記第2洗濯槽へ移動させるポンプ作用を生じさせるように前記駆動手段を制御する制御手段
を含むことを特徴とする二槽式洗濯機。 An inner tank provided in the outer tank, a stirring blade provided on the bottom surface of the inner tank, a driving means for rotating the inner tank and / or the stirring blade, and a first means capable of washing, rinsing and dewatering. Washing tub,
A second washing tub that can at least wash and rinse;
A connecting channel connecting the first washing tub and the second washing tub and enabling water to move between the first washing tub and the second washing tub, and a channel opening / closing means for opening and closing the connecting channel;
In a two-tub washing machine with
Instruction signal input means for instructing movement of water, and
When the instruction signal is input, the control unit waits for the rinsing operation in the first washing tub to end, opens the water channel opening / closing means, further rotates the inner tub of the first washing tub, and A two-tub washing machine comprising control means for controlling said driving means so as to generate a pump action for moving water in a tub to said second washing tub .
第1洗濯槽には槽内の水位の変化を連続的に検出することのできる水位センサが備えられ、
まず水路開閉手段を開いただけの状態とし、その後さらに第1洗濯槽で内槽を回転させるように駆動手段を駆動させるとともに、
制御手段は、水路開閉手段が開かれている間に、水位センサの出力に基づいて、第1洗濯槽の水位と第2洗濯槽の水位とがほぼ平衡になったことを判別し、
ほぼ平衡になるまでに要した時間を測定し、
測定した時間に基づいて、前記駆動手段の駆動時間を変化させることを特徴とする二槽式洗濯機。The two-tub washing machine according to claim 1,
The first washing tub is provided with a water level sensor capable of continuously detecting a change in water level in the tub,
First, the water channel opening / closing unit is simply opened, and then the driving unit is further driven to rotate the inner tub in the first washing tub.
The control means determines that the water level of the first washing tub and the water level of the second washing tub are substantially balanced based on the output of the water level sensor while the water channel opening / closing means is open,
Measure the time it takes to reach near equilibrium,
A two-tub washing machine wherein the driving time of the driving means is changed based on the measured time .
第1洗濯槽には槽内の水位を検出するための水位センサが備えられ、
まず所定時間水路開閉手段を開き、その後さらに第1洗濯槽で内槽を回転させるように駆動手段を駆動させるとともに、
前記所定時間は、水路開閉手段が開かれた状態において、第1洗濯槽の水位と第2洗濯槽の水位とがほぼ平衡するのに要する時間であり、
前記水位センサは、ほぼ平衡になったときの第1洗濯槽の水位を検出し、制御手段は、その水位が高いほど、1回のオン時間を短くして、駆動手段を間欠駆動させることを特徴とする二槽式洗濯機。The two-tub washing machine according to claim 1,
The first washing tub is provided with a water level sensor for detecting a water level in the tub,
First, open the water channel opening and closing means for a predetermined time, and then drive the driving means to further rotate the inner tub in the first washing tub,
The predetermined time is a time required for the water level of the first washing tub and the water level of the second washing tub to substantially equilibrate in a state where the water channel opening / closing means is opened,
The water level sensor detects the water level of the first washing tub when the water level is substantially equilibrium, and the control means shortens one on-time as the water level increases, and intermittently drives the driving means. Characteristic two-tub washing machine.
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