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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図21は従来のコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。このコンピュータシステムは、中央演算処理装置であるCPU部1500と、読み/書き可能な記憶部であるRAM部1501と、読出専用記憶部であるROM部1502と、外部の入力/出力を制御するI/O部1503と、I/O部1503の入力装置としてのキ−ボ−ド1504およびマウス1505と、大容量の記憶を有する外部記憶部1506と、通信部1507とを備えている。また、映像の表示のために、表示用記憶部としての第1映像記憶部1512および第2映像記憶部1513を備えているとともに、第1映像記憶部1512内の映像データを読出して映像信号VS1に変換する第1映像制御部1510と、第2映像記憶部1513内の映像データを読出して映像信号VS2に変換する第2映像制御部1511とを備えている。これらの2つの映像信号VS1,VS2は互いに非同期である。このシステムは、さらに、2つの映像信号VS1,VS2の一方を選択するリレー回路部1514と、リレー回路部1514で選択された映像信号VS3を表示するモニタ1515も設けられている。このモニタ1515は、複数種類の映像信号に同期できる、いわゆるマルチスキャンモニタである。
【0003】
このコンピュータシステムは、2つのオペレーティングシステム(以下、「OS」と呼ぶ)の下で動作するように構成されている。2つの映像記憶部1512,1513は、2つのOSによってそれぞれ使用されるフレームメモリである。以下では2つのオペレーティングシステムとして、MS−DOS(米国マイクロソフト社の商標)と、マルチウインドウOSであるMS−Windows(米国マイクロソフト社の商標)とを利用する場合について説明する。
【0004】
図21のコンピュータシステムがMS−DOSの管理下で動作する場合には、CPU1500は第1の映像制御部1510を動作させて第1の映像信号VS1を出力させる。リレー回路部1514は第1の映像信号VS1を選択して映像信号VS3としてモニタ1515に出力する。従って、第1の映像信号VS1によって表わされる映像がモニタ1515に表示される。
【0005】
コンピュータシステムがMS−Windowsの管理下で動作する場合には、CPU1500は第2の映像制御部1511を動作させて第2の映像信号VS2を出力させる。リレー回路部1514は、第2映像制御部1511から与えられた選択信号RSEに応じて第2の映像信号VS2を選択して映像信号VS3として出力する。従って、第2の映像信号VS1によって表わされる映像がモニタ1515に表示される。
【0006】
図22は、MS−Windowsの管理下にあるメモリ空間を示すメモリマップである。MS−Windowsの管理下でMS−DOSを起動させると、メモリ空間内に1MバイトのMS−DOS領域が確保される。新たに確保されたMS−DOS領域はVRAM空間を有しているが、ここにはVRAMが実装されていないので、実際には第1の映像記憶部1512をVRAMとして用いている。
【0007】
MS−DOSが起動されると、モニタ1515には、「DOS−BOX」と呼ばれるMS−DOS用のウィンドウが表示される。図23は、MS−Windowsの第2の映像1530内に、DOS−BOXとしての第1の映像1531が表示されている状態を示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
MS−Windowsの管理下でMS−DOSを動作させた場合にも、第2の映像記憶部1513から読出された第2の映像信号がモニタ1515に与えられて表示される。このため、従来は、図23のようにDOS−BOX1531を表示するために、CPU1500が第1映像記憶部1512内の映像データを第2映像記憶部1513に転送する必要があった。すなわち、CPU部1500は、第1記憶部1512内の膨大な映像データを常時第2記憶部1513内へ転送し続けるとともに、MS−DOSのオペレ−ションも行わなければならなかった。従って、CPU部1500の処理速度のほとんどは表示処理につぎ込まれてしまうので、MS−DOSのオペレ−ションは非常に遅いものとなり、DOS−BOXの使い勝手が極めて悪いという問題があった。
【0009】
本発明は、従来技術における上述の課題を解決するためになされたものであり、第1映像記憶部の内容を第2映像記憶部に転送することなく、第1映像記憶部に記憶された第1の映像と第2映像記憶部に記憶された第2の映像とを切換えつつ高速に表示することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】
上述の課題を解決するため、この発明の請求項1に記載された映像表示装置は、コンピュータシステムに使用され、映像をモニタに表示するための映像表示装置であって、
第1のオペレーティングシステムによって管理される第1の映像記憶部と、
前記第1の映像記憶部に記憶された第1の映像信号を読出して出力する第1の映像制御部と、
第2のオペレーティングシステムによって管理される第2の映像記憶部と、
前記第2の映像記憶部に記憶された第2の映像信号を読出して出力する第2の映像制御部と、
前記第1の映像信号を前記第2の映像信号の同期信号に同期させる第1の位相補正部と、
前記第2の映像信号と、前記第1の位相補正部によって補正された前記第1の映像信号のうちの一方を選択して前記モニタに出力することによって前記第2のオペレーティングシステムの下で生成された映像を前記モニタの画面全体に背景として表示するとともに前記第1のオペレーティングの下で生成されたウィンドウを前記モニタの画面内の一部に表示する第1のビデオスイッチと、
を備え、
前記第1のオペレーティングシステムは前記第2のオペレーティングシステムの管理下で起動するオペレーティングシステムであり、
前記第1の映像記憶部は、前記第2のオペレーティングシステムの管理下のメモリ空間内に確保されるメモリ領域であり、
前記第1の映像制御部は、前記第1の映像信号の読み出しを制御することによって前記ウィンドウを前記モニタの画面内の任意の位置および任意のサイズで表示させる。
【0011】
第1の位相補正部が第1の映像信号を第2の映像信号の同期信号に同期させるので、第1のビデオスイッチによって2つの映像信号を切換えてモニタに出力するだけで、2つの映像を切換えて表示することができる。
【0012】
請求項2に記載された映像表示装置では、前記第1と第2の映像信号は互いに非同期である。
【0013】
第1の位相補正部は、第1の映像信号を第2の映像信号の同期信号に同期させるので、互いに非同期な第1と第2の映像信号を切換えてモニタに出力することができる。
【0014】
請求項3に記載された映像表示装置では、前記第1の位相補正部は、前記第1の映像信号を記憶するフレーム記憶部と、前記第1の映像信号の同期信号に同期して前記第1の映像信号を前記フレーム記憶部に書込むための書込制御部と、前記フレーム記憶部に記憶された前記第1の映像信号を、前記第2の映像信号の同期信号に同期して読出して前記第1のビデオスイッチに供給する読出制御部と、を備える。
【0015】
第1の映像信号をその同期信号に同期してフレーム記憶部に記憶し、第2の映像信号の同期信号に同期して読出すので、第1の映像信号を第2の映像信号の同期信号に同期させることができる。
【0016】
請求項4に記載された映像表示装置では、前記読出制御部は、前記第1の映像信号の映像領域内においては第1の映像信号を選択することを示し、前記表示領域外においては第2の映像信号を選択することを示す選択信号を前記第1のビデオスイッチに与える選択信号生成手段、を備える。
【0017】
こうすれば、第1のビデオスイッチによって2つの映像信号を切換えて、2つの映像を重畳した状態で表示することができる。
【0018】
請求項5に記載された映像表示装置では、前記第1の位相補正部は、さらに、アナログ信号である前記第1の映像信号をA−D変換して前記フレーム記憶部に与えるA−D変換手段と、前記フレーム記憶部から読出されたデジタル信号である前記位相補正後の第1の映像信号をD−A変換して前記第1のビデオスイッチに与えるD−A変換手段と、を備える。
【0019】
こうすれば、アナログ映像信号である第1の映像信号を処理することが可能となる。
【0020】
請求項6に記載された映像表示装置では、前記書込制御部は、前記第1の映像信号を前記フレーム記憶部に書き込む際の水平方向のタイミングを規定する水平書込ドットクロック信号を前記第1の映像信号の同期信号から作成するための第1のPLL回路と、前記第1の映像信号を前記フレーム記憶部に書き込む際の垂直方向のタイミングを規定する垂直書込ラインクロック信号を前記第1の映像信号の同期信号から作成するための第2のPLL回路とを備え、前記第1と第2のPLL回路によって前記水平書込ドットクロック信号と前記垂直書込ラインクロック信号の周波数をそれぞれ調整することにより、前記フレーム記憶部に記憶される映像を変倍する。
【0021】
こうすれば、第1の映像信号をフレーム記憶部に書き込む際に、映像を変倍することができる。
【0022】
請求項7に記載された映像表示装置では、前記読出制御部は、前記位相補正後の第1の映像信号を前記フレーム記憶部から読出す際の水平方向のタイミングを規定する水平読出ドットクロック信号を前記第2の映像信号の同期信号から作成するための第3のPLL回路と、前記位相補正後の第1の映像信号を前記フレーム記憶部から読出す際の垂直方向のタイミングを規定する垂直読出ラインクロック信号を前記第2の映像信号の同期信号から作成するための第4のPLL回路とを備え、前記第3と第4のPLL回路によって前記水平読出ドットクロック信号と前記垂直読出ラインクロック信号の周波数をそれぞれ調整することにより、前記フレーム記憶部から読出される映像を変倍する。
【0023】
こうすれば、第1の映像信号をフレーム記憶部から読出す際に、映像を変倍することができる。
【0024】
請求項8に記載された映像表示装置では、前記第1と第2の映像信号は、それぞれ異なる表示解像度の映像を表わす映像信号である。
【0025】
このように、表示解像度が異なる映像を表わす2つの映像信号も、切換えて表示することが可能である。
【0026】
請求項9に記載された映像表示装置では、さらに、第3のオペレーティングシステムによって管理される第3の映像記憶部と、前記第3の映像記憶部に記憶された第3の映像信号を読出して出力する第3の映像制御部と、前記第1のビデオスイッチから出力された映像信号を前記第3の映像信号の同期信号に同期させる第2の位相補正部と記第3の映像信号と、前記第2の位相補正部によって補正された映像信号のうちの一方を選択して前記モニタに出力する第2のビデオスイッチと、を備える。
【0027】
こうすれば、3つの映像を切換えて表示することが可能である。
【0028】
【実施例】
A.装置の全体構成と動作:
図1は、本発明の第1の実施例としての映像表示装置を備えたコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。このコンピュータシステムは、中央演算処理装置であるCPU620と、読み/書き可能な記憶部であるRAM部2と、読出専用記憶部であるROM部3と、外部の入力/出力を制御するI/O部4とを備えている。また、I/O部4の入力手段としてのキ−ボ−ド5およびマウス6と、大容量の記憶を有する外部記憶部7と、外部との情報通信交換の入出力のための通信部8とを備えている。
【0029】
このコンピュータシステムは、さらに、フレームメモリとしての第1映像記憶部12および第2映像記憶部13と、第1映像記憶部12内の映像データを読出して第1の映像信号VVS1に変換する第1映像制御部10と、第2映像記憶部13内の映像データを読出して第2の映像信号VVS2に変換する第2映像制御部11と、第1の映像信号VVS1の位相を補正する位相補正部14と、ビデオスイッチ15と、マルチスキャンモニタ16とを備えている。2つの映像信号VVS1,VVS2は互いに非同期(すなわち同期信号が互いに同期していない)である。
【0030】
2つの映像記憶部12,13は、2つのOSによってそれぞれ管理されている。すなわち、第1映像記憶部12は第1のOS(例えばMS−DOS)の管理下にあり、第2映像記憶部13は第2のOS(例えばMS−Windsows)の管理下にある。メモリマップは、前述した図22に示すものと同様である。
【0031】
2つの映像記憶部12,13に記憶される映像データの形式は互いに異なっているので、2つの映像制御部10,11も異なる機能を有している。第2映像記憶部13に記憶される映像データは、モニタ16の各ドット毎にRGBの各色を例えば8ビットで表わしたビットマップデータである。従って、第2映像制御部11はRGB各色のデータを、所定の同期信号RSYNCに応じたアナログ輝度信号に変換する機能を有している。
【0032】
第1映像記憶部12は、テキストVRAMとグラフィックVRAMとを含んでいる。テキストVRAMには、映像が文字である場合には文字を表わす文字コードと、各文字の属性(文字の色、反転表示、ブリンク表示等)を表わすアトリビュートデータとが記憶される。アトリビュートデータでは、例えば文字の色は3ビットによって8色のうちの1色が指定されている。グラフィックVRAMには、そのグラフィックをドット毎に表わすビットマップデータが記憶される。グラフィックのビットマップデータは、3ビットで8色中の1色を指定する場合や、4ビットで16色中の1色が指定する場合がある。第1映像制御部10は、文字コードをビットマップデータに変換するキャラクタジェネレータと、文字に属性を与えるアトリビュートジェネレータと、グラフィックデータの色を変換するカラーパレットと、文字画像とグラフィックとを合成するビデオマルチプレクサとしての機能を有している。第1映像制御部10は、これらの機能によって、モニタ16の各ドットに対する輝度信号を含む映像信号VVS1を生成している。
【0033】
図2は、位相補正部14とビデオスイッチ5の機能を示す説明図である。位相補正部14は、第1の映像信号VVS1を、第2の映像信号VVS2の同期信号RSYNCに同期させる機能を有している。このような機能を「位相補正」と呼ぶ。すなわち、第1の映像信号VVS1は、位相補正部14において映像信号VVS2の同期信号RSYNCに同期するように位相補正されて、位相補正後の映像信号VVS3となる。位相補正部14は、さらに、位相補正後の第1の映像信号VVS3と第2の映像信号VVS2の一方を選択するための切換信号VSELを生成し、ビデオスイッチ15に供給している。位相補正部14は、CPUバス610を介してCPU620によって制御されており、切換信号VSELはCPU620からの指示に基づいて生成される。この結果、ビデオスイッチ15は、2つの映像信号VVS2,VVS3を合成した映像信号VVS4をモニタ16に出力する。図2の下部に示すように、モニタ16には、第2の映像信号VVS2によって表わされる映像VVS2Xの中に、位相補正後の第1の映像信号VVS3によって表わされる映像VVS3Xが合成された映像が表示される。
【0034】
このコンピュータシステムでは、CPU620によって第1映像記憶部10内の映像データを第2映像記憶部11に転送する必要がなく、2つの映像信号VVS1,VVS2を位相補正部14とビデオスイッチ15とによって合成しているので、2つの映像を切換えつつ高速に表示することが可能である。
【0035】
図3は、位相補正部14の概略構成を示すブロック図である。位相補正部14は、A−D変換器210と、フレーム記憶部310と、D−A変換器410と、書込制御部200と、読出制御部400とを備えている。
【0036】
第1の映像信号VVS1は、輝度信号(コンポーネント映像信号)WLと、垂直同期信号WVと、水平同期信号WHとで構成されている。輝度信号WLは、RGBの色信号である。第2の映像信号VVS2は、輝度信号(コンポーネント映像信号)RLと、垂直同期信号RVと、水平同期信号RHとで構成されている。なお、図2に示した同期信号RSYNCは、垂直同期信号RVと水平同期信号RHとを含んでいる。
【0037】
第1の映像信号VVS1の輝度信号WLは、A−D変換器210によって輝度データWLDに変換される。書込制御部200は、垂直同期信号WVと水平同期信号WHとに応じて書込アドレスWADDと書込制御信号WCONTをフレーム記憶部310に供給し、輝度データWLDをフレーム記憶部310に書込む。このように、第1の映像信号VVS1の輝度信号WLは、その同期信号WV,WHに同期して3ポート映像メモリ310に書き込まれるので、第1の映像信号VVS1に忠実に対応した映像データが3ポート映像メモリ310に記憶される。
【0038】
読出制御部400は、第2の映像信号VVS2の垂直同期信号RVと水平同期信号RHに応じて読出アドレスRADDと読出制御信号RCONTをフレーム記憶部310に供給し、フレーム記憶部310に記憶された輝度データWLDを読出す。読出された輝度データWLDRは、D−A変換器410によってアナログの輝度信号WLRに変換される。この輝度信号WLRは、第2の映像信号VVS2の同期信号RV,RHとともに、位相補正後の映像信号VVS3として出力される。このように、3ポート映像メモリ310に記憶された映像データWLDRは、第2の映像信号VVS2の同期信号RV,RHに同期して読出されるので、この映像データWLDRがD−A変換器410で変換された映像信号VVS3は、第2の映像信号VVS2に同期したものとなる。
【0039】
このように、位相補正後の映像信号VVS3は第2の映像信号VVS2に同期しているので、ビデオスイッチ15によって2つの映像信号VVS2,VVS3を単に切換えて出力するだけで、これらを合成することができる。
【0040】
なお、読出制御部400は、第2の映像信号VVS2の輝度信号RLのレベルに応じて切換信号VSELのレベルを調整し、輝度信号RLのレベルが特定の範囲にある場合にのみ輝度信号RLによる映像を表示させるクロマキ−制御手段を備えるようにすることも可能である。
【0041】
図4は、位相補正部14とビデオスイッチ15の内部構成の一例を示すブロック図である。書込制御部200はディジタイズ制御部220を含んでおり、また、読出制御部400はスーパーインポーズ制御部420と2つのバッファ62,63を含んでいる。
【0042】
A−D変換器210は、第1の映像信号VVS1の輝度信号WLを、ディジタイズ制御部220から出力されるクロック信号CKADに同期してディジタルRGB信号WLDに変換する。3ポート映像記憶部310は、図3のフレーム記憶部に相当する。ディジタイズ制御部220は、A−D変換器210にクロック信号CKADを供給するとともに、3ポート映像メモリ310に書込アドレスWADDと書込制御信号WCONTとを供給する。3ポート映像メモリ310から読出された映像データWLDRは、D−A変換器410によってアナログRGB信号である映像信号VVS3に変換される。スーパーインポーズ制御部420は、D−A変換器410にクロック信号CKDAを供給するとともに、3ポート映像メモリ310に読出アドレスRADDと読出制御信号RCONTとを供給する。以下ではまず、ディジタイズ制御部220の内部構成と動作を説明し、次に、スーパーインポーズ制御部の内部構成と動作を説明する。
【0043】
B.ディジタイズ制御部220の内部構成と動作:
図5は、ディジタイズ制御部220及びその周辺回路の詳細なブロック回路図である。本実施例では、3ポート映像メモリ310として、例えばソニ−社製CXK1206又は富士通社製MB81C1501を用いている。ここでは、3ポート映像メモリ310の書込ポートのみを用いて説明する。この3ポート映像メモリ310の書込ポートについては、ソニー社製のデータシート71215−STの第21頁から第26頁までに特性タイミングチャートが記載されている。上記3ポート映像メモリ310は960行(COLUMN)×306列(ROW)×4ビット構成であり、これがR,G,Bに対してそれぞれ設けられている。従って、一有効水平走査期間を960ドット×3色で4ビット/ドットに量子化したデータを記憶することが可能である。
【0044】
又、上記3ポート映像メモリ310のアクセスは、行をブロック単位、列をライン単位として行なわれる。3ポート映像メモリ310において、DIN0〜DIN3はディジタルRGB信号を入力するデータ入力端子、ADD0〜ADD3はアドレス入力端子、CKW0はポート0シフト信号端子、INC0はポート0ラインインクリメント端子、HCLR0はポート0水平クリア端子、VCLR0はポート0垂直クリア端子、WE(負論理 )はポート0ライトイネーブルの信号端子である。上記ディジタルRGB信号のR,G,Bは、それぞれ例えば4ビット信号である。
【0045】
図5において、221は水平書込ドットクロック信号HWDCK及び基本同期信号BSYNCを出力する水平書込ドットクロック発生回路を示し、222は水平書込開始信号HWS及びHCLR0信号を出力する水平書込開始カウンタを示し、223は水平書込回数信号HWTを出力する水平書込回数カウンタを示す。また、符号224は垂直書込ラインクロック信号VWLCKを出力する垂直書込ラインクロック発生回路を示し、225は垂直書込開始信号VWSを出力する垂直書込開始カウンタを示し、226は垂直書込回数信号VWTを出力する垂直書込回数カウンタを示し、227は3ポート映像メモリ310の垂直方向の書込開始位置を指定する垂直書込オフセット信号VWOFTを出力する垂直書込オフセットカウンタを示している。また、OR回路228は垂直書込ラインクロック信号VWLCKと垂直書込オフセット信号VWOFTのいずれかをポート0ラインインクリメント信号INC0として出力するものであり、AND回路229は水平書込ドットクロック信号HWDCK、水平書込開始信号HWS、水平書込回数信号HWTの反転出力、垂直書込開始信号VWS、および、垂直書込回数信号VWTの反転出力、の5つの信号の論理積を作成して書込許可信号WENBLを出力するものである。NOR回路230は、垂直同期信号WV、HCLR0信号、OR回路228の出力信号、及び、AND回路229が出力する書込許可信号WENBL、の4つの信号のOR−NOT論理演算を行い、ポートライトイネーブル信号WEを出力するものである。
【0046】
第1の映像信号VVS1の水平同期信号WHは、水平書込ドットクロック発生回路221、水平書込開始カウンタ222、水平書込回数カウンタ223及び垂直書込開始カウンタ225に与えられる。又、第1の映像信号VVS1の垂直同期信号WVは、AND回路810を介して、垂直書込ラインクロック発生回路224、垂直書込開始カウンタ225、垂直書込回数カウンタ226、垂直書込オフセットカウンタ227、3ポート映像メモリ310のポート垂直クリア端子VCLR0及びNOR回路230に与えられる。
【0047】
図6は、ディジタイズ制御部220内の各回路221〜227内の設定値の機能を示す説明図である。以下ではこれらの各回路の機能とその設定値の意味について順次説明する。
【0048】
水平書込ドットクロック発生回路221は、CPU620で指定された周波数を有し水平同期信号WHに同期した水平書込ドットクロック信号HWDCKを発生するPLL回路である。この水平書込ドットクロック信号HWDCKは、A−D変換のサンプリングタイミングを規定するクロック信号CKADとしてA−D変換器210に与えられている。この水平書込ドットクロック信号HWDCKは、また、水平書込開始カウンタ222、水平書込回数カウンタ223及びAND回路229へも送出される。
【0049】
ところで、3ポート映像メモリ310は適当なブロック単位に分けられてアドレスプリセットが行われる。ここで、3ポート映像メモリ310のアドレスプリセットの1ブロック単位を60ドット、アナログ映像信号の一有効水平走査期間を46(μs)とした場合、上記水平書込ドットクロック発生回路221で発生される水平書込ドットクロック信号HWDCKの周波数は、
60(ドット)/46・10ー6(s)=1.3(MHZ)
になる。この水平書込ドットクロック信号HWDCKにより、一有効水平走査期間のアナログRGB信号が60ドット×3色で量子化されることになる。実際には3ポート映像メモリ310は960ドット(16ブロック)により一有効水平走査期間のデータを格納するように構成されている。従って、
1.3(MHZ)×16(ブロック)=21(MHZ)
の水平書込ドットクロックHWDCKを用いれば、一有効水平走査期間のディジタルRGB信号を960ドットで記憶できる。また、一有効水平走査期間のRGB信号を10ブロック(600ドット)で記憶する場合には、
1.3(MHZ)×10(ブロック)=13(MHZ)
の水平書込ドットクロックHWDCKが用いられる。
【0050】
このように、水平書込ドットクロック発生回路221は、3ポート映像メモリ310のアドレスプリセットのブロック単位(60ドット)及び使用するブロックの数(1〜16)の値に基づく周波数の水平書込ドットクロック信号HWDCKを出力する。なお、使用するブロックの数の値はパーソナルコンピュータ内のCPU620が設定する。
【0051】
水平書込ドットクロック発生回路221はさらに、3ポート映像メモリ310のポートシフト信号端子CKW0(3ポート映像メモリ310の水平方向の書込許可と書込アドレスをドット単位でインクリメントする信号)のクロックとして用いられる基本同期信号BSYNCも発生する。ここで、クロック信号CKADと基本同期信号BSYNCについて考察すると、アナログRGB信号をディジタル変換するクロック信号CKADの周期は、基本同期信号BSYNCに同期しており、3ポート映像メモリ310の水平方向の書込許可制御と、ドット単位でのアドレス・インクリメント制御とを行なう。
【0052】
上記の水平書込ドットクロック発生回路221により発生された基本同期信号BSYNCは、各制御回路に対して基本的な同期をとる信号として、水平書込開始カウンタ222、水平書込回数カウンタ223、垂直書込ラインクロック発生回路224、垂直書込開始カウンタ225、垂直書込回数カウンタ226、垂直書込オフセットカウンタ227及び3ポート映像メモリ310へ与えられる。
【0053】
図6に示すように、水平書込ドットクロック信号HWDCKの周波数fHWDCK と、基本同期信号BSYNCの周波数fBSYNC の比(fHWDCK /fBSYNC )は、第1の映像信号VVS1で表わされる映像(図6(A))と、3ポート映像メモリ310に書き込まれる映像(図6(B))の水平方向の変倍率MH1に等しい。従って、水平書込ドットクロック信号HWDCKの周波数fHWDCK を調整することによって、3ポート映像メモリ310に書き込まれる映像を水平方向に拡大したり縮小したりすることが可能である。
【0054】
垂直書込ラインクロック発生回路224は、垂直同期信号WVに同期し垂直同期信号WVの周波数fWVのN倍の周波数fVWLCK を有する垂直書込ラインクロック信号VWLCKを発生し、垂直書込回数カウンタ226及びOR回路228へ送出するPLL回路である。なお、上記N倍の値はCPU620が設定する。図6に示すように、垂直書込ラインクロック信号VWLCKの周波数fVWLCK と、水平同期信号WHの周波数fWHの比(fVWLCK /fWH)は、第1の映像信号VVS1で表わされる映像(図6(A))と、3ポート映像メモリ310に書き込まれる映像(図6(B))の垂直方向の縮小率MV1に等しい。従って、垂直書込ラインクロック発生回路224内の設定値Nの値を調節し、垂直書込ラインクロック信号VWLCKの周波数fVWLCK を変えることによって、3ポート映像メモリ310に書き込まれる映像を垂直方向に拡大することが可能である。
【0055】
水平書込開始カウンタ222は、水平同期信号WHによりリセットされた後、水平書込ドットクロック信号HWDCKのパルスをCPU620により指定されたクロック数N222 だけカウントすると、水平書込開始信号HWSを出力する。この水平書込開始信号HWSは、アナログ映像信号の有効水平走査期間中において、CPU620が指定したドット位置から量子化を許可する信号である。この水平書込開始信号HWSを発生した後、水平書込開始カウンタ222は3ポート映像メモリ310にポート0水平クリア信号HCLR0を1クロックだけ送出する。
【0056】
なお、図6(A)に示すように、水平書込開始カウンタ222の設定値N222 は、第1の映像信号VVS1で表わされる有効水平走査期間の中で、3ポート映像メモリ310に書き込まれる映像部分(図中破線で囲む領域)の水平方向の開始位置を示している。
【0057】
水平書込回数カウンタ223は、水平同期信号WHによりリセットされた後、水平書込開始信号HWSが与えられると、水平書込ドットクロック信号HWDCKのクロック数のカウントを開始し、アナログ映像信号の有効水平走査期間でCPU620により指定されたクロック数N223 だけカウントすると、アナログRGB信号の量子化を許可する水平書込回数信号HWTを送出する。従って、水平書込回数カウンタ223は有効水平走査期間を制御することになり、水平方向についてどの部分まで画像を有効とするか選定できる。
【0058】
図6(B)に示すように、水平書込回数カウンタ223の設定値N223 は、3ポート映像メモリ310に書き込まれる映像部分の水平方向のドット数を示している。
【0059】
垂直書込開始カウンタ225は、垂直同期信号WVによりリセットされた後、水平同期信号WHのクロックをCPU620から指定されたクロック数N225 だけカウントすると、有効水平走査のアナログRGB信号の量子化を許可する垂直書込開始信号VWSをAND回路229及び垂直書込回数カウンタ226へ出力する。
【0060】
図6(A)に示すように、垂直書込開始カウンタ225の設定値N225 は、第1の映像信号VVS1で表わされる有効映像領域(実線で囲む領域)の中で、3ポート映像メモリ310に書き込まれる映像部分(破線で囲む領域)の垂直方向の開始位置を示している。
【0061】
垂直書込回数カウンタ226は、垂直同期信号WVによりリセットされた後、垂直書込開始信号VWSが与えられると、垂直書込ラインクロック信号VWLCKのクロックのカウントを開始し、クロック数がCPU620により指定されたクロック数N226 に達する間だけ、アナログRGB信号の量子化を許可する垂直書込回数信号VWTを送出する。従って、垂直書込回数カウンタ226により垂直有効走査期間が制御されることになり、垂直方向についてどのライン部分まで画像を有効とするか決定される。
【0062】
図6(B)に示すように、垂直書込回数カウンタ226の設定値N226 は、3ポート映像メモリ310に書き込まれる映像部分の垂直方向のライン数を示している。
【0063】
3ポート映像メモリ310の表示画面に対する水平方向の書込位置、すなわちCOLUMN方向の書込位置は、アドレス・プリセットモードにより、CPU620が、量子化したディジタルRGB信号の60ドット×3色を1ブロックとしてブロック指定して行う。このときのブロック指定は、アドレス入力信号ADD0〜ADD3によって16段階で行なう。すなわち、アドレス入力信号ADD0〜ADD3は図6(C)に示すように、3ポート映像メモリ310における書込開始位置を示している。なお、アドレス入力信号ADD0〜ADD3は、CPU620より設定される。
【0064】
図6(C)に示すように、3ポート映像メモリ310の表示画面に対する垂直方向の書込開始位置は、垂直書込オフセットカウンタ227の設定値N227 によって規定される。すなわち、垂直書込オフセットカウンタ227は、垂直同期信号WVによりリセットされた後、基本同期信号BSYNCに同期しながら3ポート映像メモリ310の垂直方向の書込位置をオフセットする垂直書込オフセット信号VWOFT及びラインインクリメント信号INC0を、CPU620により指定されたライン数N227 に等しいパルス数だけ送出することにより、3ポート映像メモリ310の垂直方向の書込開始位置を制御する。
【0065】
図7は、ディジタイズ制御部220の動作を示すタイミングチャートである。(1)まず、垂直同期信号WVがハイレベル『H』になると(図7(a)参照)、垂直書込開始カウンタ225、垂直書込回数カウンタ226及び垂直書込オフセットカウンタ227がリセットされ、垂直書込開始信号VWS及び垂直書込回数信号VWTがローレベル『L』になる(図7(d)及び(e)参照)。
【0066】
(2)垂直書込オフセットカウンタ227は基本同期信号BSYNCから垂直書込オフセット信号VWOFTを作成して、この垂直書込オフセット信号VWOFTのクロックを2クロック分だけ出力する(図7(h)参照)。この垂直書込オフセット信号VWOFTがOR回路228を介して3ポート映像メモリ310のポート0ラインインクリメント信号端子INC0に与えられ、3ポ−ト映像メモリ310は垂直方向のアドレスが2回インクリメントされることになり、3ポート映像メモリ310内のどの水平ラインから書込みを開始するかがオフセットされる。
【0067】
(3)一方、垂直書込開始カウンタ225は、水平同期信号WHのクロック数がCPU620により指定された数N225 になると、垂直書込開始信号VWSをハイレベル『H』にして、垂直有効走査期間の量子化を許可する(図7(d)参照)。これにより、アナログ映像信号による画面のどの水平ラインを有効とするかを制御できる。
【0068】
(4)垂直書込オフセット信号VWOFTのクロックを得た3ポート映像メモリ310は、上記(2)の動作により垂直書込アドレスがオフセットされ、水平同期信号WHがハイレベル『H』になる(図7(j)参照)と、水平書込開始カウンタ222及び水平書込回数カウンタ223がリセットされ、水平書込開始信号HWS及び水平書込回数信号HWTをローレベル『L』にする(図7(n)及び(o)参照)。又、水平書込ドットクロック発生回路221は水平書込ドットクロック信号HWDCKを出力する(図7(m)参照)。この水平書込ドットクロック信号HWDCKを受けたA−D変換器210は、水平書込ドットクロック信号HWDCKをサンプリングホールド信号及びデータラッチ信号として使用して動作し、アナログRGBをサンプリングする。
【0069】
また、水平書込開始カウンタ222は、水平書込ドットクロック信号HWDCKのクロック数をカウントし、そのカウント値がCPU620により指定された数N222 になると、水平書込開始信号HWSをハイレベル『H』にして、有効水平走査期間の量子化を許可する(図7(n)参照)。これと同時に、水平書込開始カウンタ222は、3ポート映像メモリ310のポート0水平クリア信号HCLR0に1クロック出力して、書き込み準備をする。
【0070】
このとき、AND回路229はハイレベル『H』の水平書込開始信号HWS、反転入力されるローレベル『L』の垂直書込回数信号VWTの論理積を作成し、水平書込ドットクロック信号HWDCKを書込許可信号WENBLとして、NOR回路230へ送出することになる。さらに、NOR回路230はハイレベル『H』のポート0水平クリア信号HCLR0、ハイレベル『H』の垂直同期信号WV、ハイレベル『H』の垂直書込オフセット信号VWOFT又は垂直書込ラインクロック信号VWLCK及び書込許可信号WENBLのNOT−OR条件の論理演算を行い、3ポート映像メモリ310のライト0イネーブル信号端子WEにライトイネーブル信号WEとして送出する。
【0071】
3ポート映像メモリ310はライトイネーブル信号WEを受けて書込み可となり、A−D変換器210から出力されるディジタルRGB信号が書き込まれる。同時に、水平書込回数カウンタ223は水平書込ドットクロック信号HWDCKのクロック数をカウントしており、そのカウント値がCPU620により指定された数N223 になるまで、輝度信号WLDの書き込みを許可する。そして、カウント値が指定された数N223 になると、水平書込回数カウンタ223は水平書込回数信号HWTをハイレベル『H』にして、書込を禁止する(図7(o)参照)。
【0072】
かくして、ディジタルRGB信号WLDが書き込まれる期間内において、垂直書込ラインクロック発生回路224が垂直書込ラインクロック信号VWLCKを出力するまでの間は、同一の垂直方向のラインアドレスに対して、水平方向の書込みが行なわれる。そして、垂直書込ラインクロック発生回路224が垂直書込ラインクロック信号VWLCKを、3ポート映像メモリ310のポート0ラインインクリメントINC0信号として送出すると、3ポート映像メモリ310の垂直方向の書込ラインアドレスが「1」進む。
【0073】
このようにして垂直方向への書込みが進み、垂直書込ラインクロック発生回路224から出力される垂直書込ラインクロック信号VWLCKのクロック数がCPU620により指定されたライン数N226 になると、垂直書込回数カウンタ226は垂直書込回数信号VWTをハイレベル『H』にして、垂直有効走査期間に対し、3ポート映像メモリ310の書込を停止する(図7(e)参照)。この書込の停止は次の垂直同期信号WVがハイレベル『H』になるまで続く。
【0074】
上述したように本実施例では、垂直書込ラインクロック信号VWLCKと水平書込ドットクロック信号HWDCKをCPU620で任意の周波数に調整するとともに、A−D変換器210及び3ポート映像メモリ310に出力する制御信号を制御することにより、CPU620で映像データの転送を行なうことなく3ポート映像メモリ310に任意の縮小サイズで映像を書き込むことができる。さらに、水平方向については任意の拡大率で拡大することも可能である。
【0075】
なお、上記動作はハイレベル『H』をアクティブ論理としたが、ローレベル『L』をアクティブ論理としても同じである。
【0076】
本実施例の画像処理装置により、アナログ映像信号の任意の解像度、任意のアスペクト比、任意の領域のウィンドウ表示及びマルチストロボ静止画像の映像テクニックを、パーソナルコンピュータ内のCPU620により容易に操作できる。
【0077】
C.スーパーインポーズ制御部420の詳細構成と動作:
図8は図3に示したスーパーインポーズ制御部420及びその周辺回路のブロック回路図である。又、ここに示される3ポート映像メモリ310は、3つの入出力ポートのうち読出ポートが使用される。ソニー社製CXK1206のデータシート番号71215−STの第27頁〜第31頁には、上記の読出ポートに係るタイミングチャートが記載されている。使用するポートは上記データシート第2頁のリードポート1である。
【0078】
3ポート映像メモリ310では、メモリ駆動クロック信号HDCKがポート1シフト信号端子CKR1に、メモリ垂直/水平リセット信号MRSTがポート1垂直クリア
端子VCLR1に、水平方向リセット信号HRSTがポート1水平クリア端子HCLR1に、垂直オフセット信号VROFT又は垂直読出ラインクロック信号VRLCKがポート1ラインインクリメント端子INC1に、ポート1出力イネーブルRE1(負論理)がポート1出力イネーブル端子RE1(負論理)にそれぞれ与えられる。又、アナログRGB信号WLDR(R,G,B中の1データがそれぞれ)がポート1データ出力DO10〜DO13から読み出される。
【0079】
上記各端子に対応するポート1シフト信号CKR1,ポート1垂直クリアVCLR1、ポート1水平クリア信号HCLR1、ポート1ラインインクリメント信号INC1、ポート1出力イネーブルRE1(負論理)により、読出制御されるアナログRGB信号WLDRは、R,G,B毎に例えば4ビットで、それぞれポート1データ出力DO10〜DO13より出力される。
【0080】
図8のビデオスイッチ510は切換信号入力端子CNTに入力される切換信号VSELにより、A端子又はB端子の入力をコモン端子Cから出力する。具体的には、切換信号VSELがハイレベル『H』のときにB端子の入力を、ローレベル『L』のときにA端子の入力を、それぞれC端子から出力する。CPU620は、パーソナルコンピュータ内のCPUバス610を介して各部を制御する。
【0081】
図8の421は水平基準読出ドットクロック信号HBDCKを出力する水平基準読出ドットクロック発生器を示し、422は水平読出開始信号HRSA及び水平読出方向リセット信号HRSTを出力する水平読出開始カウンタを示し、423は水平基準開始信号HRSBを出力する水平64クロックカウンタを示し、424は水平読出回数信号HRTを出力する水平読出回数カウンタを示し、425は水平読出ドットクロック信号HDDAを出力する水平読出ドットクロック発生器を示す。また、垂直読出オフセットカウンタ426は、水平基準読出ドットクロック発生器421に同期したカウント数で、3ポート映像メモリ310の垂直方向の読出しラインのオフセットラインを決定する垂直読出オフセット信号VROFTを出力する。垂直ブランキング数カウンタ427は垂直ブランキング終了信号VBEを出力し、垂直読出開始カウンタ428は垂直読出開始信号VRSを出力し、垂直読出回数カウンタ429は垂直読出回数信号VRTを出力し、垂直読出ラインクロック発生器430は垂直読出ラインクロック信号VRLCKを出力する。AND回路431は2つの映像信号VVS2,VVS3をスーパーインポーズさせる切換信号VSELを出力し、OR回路432は垂直読出オフセット信号VROFTと垂直読出ラインクロック信号VRLCKを、ポート1ラインインクリメント信号INC1として出力し、NOR回路433はリードイネーブルRE1信号を出力する。また、符号434、435はトライステート回路、436はインバータ回路を示す。
【0082】
色信号入力端子506から到来する映像信号VVS2の色信号はビデオスイッチ510のA端子に与えられる。入力端子506の水平同期信号を成す同期端子507から到来する水平同期信号RHは、水平基準読出ドットクロック発生器421、水平読出開始カウンタ422、水平64クロックカウンタ423、水平読出回数カウンタ424、垂直ブランキング数カウンタ427、垂直読出開始カウンタ428、垂直読出回数カウンタ429、垂直読出ラインクロック発生器430に与えられると共に、垂直同期信号RVは、3ポート映像メモリ310、垂直読出オフセットカウンタ426、垂直ブランキング数カウンタ427、垂直読出開始カウンタ428、垂直読出回数カウンタ429、垂直読出ラインクロック発生器430に与えられる。また、同期信号RH,RVは、同期信号端子490、491へもそれぞれ送出される。
【0083】
ここで、水平同期信号RH及び垂直同期信号RVの入出力について、図9を用いて説明する。水平同期信号RH及び垂直同期信号RVは、バッファ62,61を介して同期信号端子490,491及びスーパーインポーズ制御部420中の図8に示す所要回路へ与えられる。このバッファ61,62はインピーダインズ変換・波形整形等の機能を有し、画像処理装置が縦続接続される場合でも、上記同期信号の的確な伝送に寄与する。また、水平同期信号RHは水平基準読出ドットクロック発生器421内のPLL回路63へ与えられ、CPU620により指定された水平画面全体の水平解像度を規定する信号として水平基準読出ドットクロックHBDCKが発生される。
【0084】
PLL回路63は図10に示されるように構成される。つまり、信号線70から水平同期信号RHが位相比較器71へ与えられ、また、N分周期74の出力が位相比較器71へ与えられ、位相比較器71ではこれらの信号の位相比較を行って位相差に対応したパルス幅の信号を出力する。位相比較器71の出力はローパスフィルタ72に与えられ平滑化され、VCO73へ与えられる。VCO73は与えられる電圧に応じた周波数で発振し、これが水平基準読出ドットクロックHBDCKとされて各部へ送出されるとともに、N分周期74へ与えられ、水平同期信号RHの周波数にまで分周されて位相比較器71へ戻される。この結果、水平同期信号RHに同期した水平基準読出ドットクロックHBDCKが作成される。
【0085】
図8のスーパーインポーズ制御部420における水平読出開始カウンタ422、水平64クロックカウンタ423及び水平読出回数カウンタ424は、水平同期信号RHによりそのカウント値がそれぞれリセットされる。さらに、同期端子508から到来する垂直同期信号RVは、3ポート映像メモリ310のポート1垂直クリアVCLR1、NOR回路433、垂直読出オフセットカウンタ426、垂直ブランキング数カウンタ427、垂直読出開始カウンタ428、垂直読出回数カウンタ429、垂直読出ラインクロック発生器430及び同期信号端子491へそれぞれ送出される。また、垂直読出オフセットカウンタ426、垂直ブランキング数カウンタ427、垂直読出開始カウンタ428および垂直読出回数カウンタ429は、垂直同期信号RVによりそのカウント値がそれぞれリセットされる。
【0086】
水平基準読出ドットクロック発生器421より発生された水平基準読出ドットクロック信号HBDCKは、水平読出開始カウンタ422、水平64クロックカウンタ423、水平読出回数カウンタ424、垂直読出オフセットカウンタ426に与えられると共に、トライステート回路435を介して3ポート映像メモリ310のクロック信号HDCKとして、3ポート映像メモリ310のポート1シフト信号端子CKR1に送出される。
【0087】
また、水平読出ドットクロック発生器425は、水平64クロックカウンタ423からの水平読出基準信号HRSBを基準とし、水平同期信号RHの周波数のN1 倍の周波数の信号を出力するPLL回路により構成されており、水平読出ドットクロック信号HDDAを出力する。この水平読出ドットクロック発生器425により発生された水平読出ドットクロック信号HDDAは、トライステート回路434を介して3ポート映像メモリ310のクロック信号HDCKとして3ポート映像メモリ310のポート1シフト信号端子CKR1及びD−A変換器410へ与えられ、ディジタルRGB信号WLDRの読出クロック信号及びD−A変換器410の変換クロック信号として用いられる。
【0088】
図11は、スーパーインポーズ制御部420内の各回路の設定値の機能を示す説明図である。図11に示すように、水平基準読出ドットクロック信号HBDCKの周波数fHBDCK と、水平読出ドットクロック信号HRDCKの周波数fHDDAの比(fHBDCK /fHDDA )は、映像メモリ310から読出される映像(図11(A))と、モニタ16に表示される映像(図11(B))の水平方向の変倍率MH2に等しい。従って、水平読出ドットクロック信号HDDAの周波数fHDDAを調整することによって、モニタ16に表示される映像を水平方向に拡大したり縮小したりすることが可能である。
【0089】
垂直読出ラインクロック発生器430は、垂直同期信号RVに同期し、垂直同期信号RVの周波数のN2 倍の周波数の信号を出力するPLL回路により構成されており、垂直読出ラインクロック信号VRLCKを出力する。この垂直読出ラインクロック発生器430により発生された垂直読出ラインクロック信号VRLCKは、OR回路432を介して3ポート映像メモリ310の垂直方向のアドレスであるラインアドレスを進めるポート1ラインインクリメント端子INC1に与えられると共に、OR回路432、NOR回路433を介してポート1出力イネーブルRE1端子(負論理)へ与えられる。
【0090】
図11に示すように、水平同期信号RHの周波数fRHと、垂直読出ラインクロック信号VRLCKの周波数fVRLCK の比(fRH/fVRLCK )は、3ポート映像メモリ310から読出された映像(図11(A))と、モニタ16に表示される映像(図11(B))の垂直方向の変倍率MV2に等しい。従って、垂直読出ラインクロック信号VRLCKの周波数fVRLCK を調整することによって、モニタ16に表示される映像を垂直方向に拡大・縮小することが可能である。
【0091】
スーパーインポーズ制御部420は、これら水平基準読出ドットクロック信号HBDCK、水平読出ドットクロック信号HDDA及び垂直読出ラインクロック信号VRLCKにより、基本的な読出しタイミングを得ている。
【0092】
垂直読出オフセットカウンタ426は、3ポート映像メモリ310の読出ラインの開始オフセットライン位置を決めるため、垂直同期信号RVによりカウント値がリセットされた後に、水平基準読出ドットクロック発生器421から出力される水平基準読出ドットクロック信号HBDCKに同期しながら、3ポート映像メモリ310の垂直方向のラインアドレスを歩進する垂直オフセット信号VROFTをOR回路432へ送出する。
【0093】
図11(A)に示すように、垂直読出オフセットカウンタ426の設定値N426 は、3ポート映像メモリ310から読出される映像部分(図中破線で囲む領域)の垂直方向の開始位置を示している。
【0094】
垂直ブランキング数カウンタ427は映像信号VVS2の垂直バックポーチ領域を削除させるためのカウンタ(図示せず)を含んでいる。このカウンタは水平同期信号RHのクロック数をカウントし、垂直バックポーチ領域を過ぎると垂直ブランキング終了信号VBEを垂直読出開始カウンタ428へ出力する。
【0095】
垂直読出開始カウンタ428は、垂直ブランキング数カウンタ427から送出される許可信号(垂直ブランキング終了信号VBE)を受けて、水平同期信号RHのクロック数をカウントし、3ポート映像メモリ310からの垂直方向に対する読出開始許可信号(垂直読出開始信号)VRSを垂直読出回数カウンタ429へ出力する。
【0096】
図11(C)に示すように、垂直読出開始カウンタ428の設定値N428 は、3ポート映像メモリ310から読出された映像がモニタ16の画面に表示される際の、垂直方向の表示開始位置を規定する。
【0097】
垂直読出回数カウンタ429は、垂直読出開始カウンタ428から送出される許可信号(制御信号VRS)を受けて、水平同期信号RHのクロック数をカウントし、3ポート映像メモリ310からの垂直方向に対する読出期間を示す信号、すなわち垂直読出回数信号VRTをAND回路431へ出力する。
【0098】
図11(B),(C)に示すように、垂直読出回数カウンタ429の設定値N429 は、モニタ16に表示される映像の垂直方向のライン数を規定する。
【0099】
以上に説明した垂直読出オフセットカウンタ426、垂直ブランキング数カウンタ427、垂直読出開始カウンタ428、垂直読出回数カウンタ429及び垂直読出ラインクロック発生器430により、3ポート映像メモリ310に対する垂直方向の読出し制御が行われる。
【0100】
なお、垂直読出オフセットカウンタ426がカウントする水平基準読出ドットクロック信号HBDCKのクロック数N426 、垂直ブランキング数カウンタ427がカウントする水平同期信号RHのクロック数N427 、垂直読出開始カウンタ428がカウントする水平同期信号RHのクロック数N428 、垂直読出回数カウンタ429がカウントする水平同期信号RHのクロック数N429 、垂直読出ラインクロック発生器430内のPLL回路内のN分周器の値は、パーソナルコンピュータ内のCPU620によってそれぞれ所要の値に設定される。
【0101】
水平読出開始カウンタ422は、水平基準読出ドットクロック発生器421から送出される水平基準読出ドットクロック信号HBDCKのクロック数をカウントし、3ポート映像メモリ310の水平方向に対する読出開始許可信号(水平読出開始信号HRSA)を水平64クロックカウンタ423へ送出する。
【0102】
図11(C)に示すように、水平読出開始カウンタ422の設定値N422 は、3ポート映像メモリ310から読出された映像がモニタ16の画面に表示される際の、水平方向の表示開始位置を規定する。
【0103】
水平64クロックカウンタ423は水平読出開始カウンタ422から送出される許可信号(水平読出開始信号HRSA)を受けて、水平基準読出ドットクロック発生器421から出力される水平基準読出ドットクロック信号HBDCKのクロック数をカウントする。そして、そのカウント値が3ポート映像メモリ310の読出時の特性である64クロックになると、水平読出基準信号HRSBを水平読出ドットクロック発生器425、水平読出回数カウンタ424及びAND回路431へ出力する。
【0104】
水平読出回数カウンタ424は水平基準読出ドットクロック発生器421から送出される水平基準読出ドットクロック信号HBDCKのクロック数をカウントし、3ポート映像メモリ310の水平方向に対する読出期間の許可信号(水平読出回数信号HRT)をAND回路431へ送出する。
【0105】
図11(B),(C)に示すように、水平読出回数カウンタ424の設定値N424 は、モニタ16に表示される映像の水平方向のドット数を規定する。
【0106】
かくして、水平読出開始カウンタ422、水平64クロックカウンタ423及び水平読出回数カウンタ424により、3ポート映像メモリ310に対する水平方向の読出制御が行われる。なお、水平基準読出ドットクロック発生器421のPLL回路内の分周器の設定値と、水平読出ドットクロック発生器425のPLL回路内の分周器の設定値と、水平読出開始カウンタ422がカウントする水平基準読出ドットクロック信号HBDCKのクロック数N422 と、水平読出回数カウンタ424がカウントする基準ドットクロック信号HBDCKのクロック数N424 は、パーソナルコンピュータ内のCPU620によってそれぞれ所要の値に設定される。
【0107】
次に、スーパーインポーズ制御部420の動作について、図12、図13、図14及び図15を参照して説明する。なお、図12は3ポート映像メモリ310の垂直方向の読出許可のタイミングチャートであり、図13は3ポート映像メモリ310の垂直オフセットのタイミングチャートであり、図14は3ポート映像メモリ310の水平方向の読出許可のタイミングチャートであり、図15は3ポート映像メモリ310の水平方向の読み出しのタイミングチャートである。
【0108】
まず、3ポート映像メモリ310の水平方向の読出許可について、図12を参照して説明する。垂直同期信号RVがハイレベル『H』になると(図12(a)参照)、垂直ブランキング数カウンタ427、垂直読出開始カウンタ428及び垂直読出回数カウンタ429がリセットされ、垂直ブランキング終了信号VBE、垂直読出開始信号VRS及び垂直読出回数信号VRTがそれぞれローレベル『L』になり(図12(d),(e),(f)参照)、垂直ブランキング数カウンタ427が水平同期信号RHのクロック数をカウントし、垂直バックポーチ領域を過ぎると垂直ブランキング終了信号VBEをハイレベル『H』にする(図12(d)参照)。垂直ブランキング終了信号VBEがハイレベル『H』になると、垂直読出開始カウンタ428が水平同期信号RHのクロック数のカウントを開始する。そして、垂直読出開始カウンタ428がCPU620の設定した値N428 をカウントすると、垂直読出開始信号VRSをハイレベル『H』にする(図12(e)参照)。垂直読出開始信号VRSがハイレベル『H』になると、3ポート映像メモリ310の垂直方向に対して、ディジタルRGB信号WLDRの読みだしの開始が許可されたことになるので、垂直読出回数カウンタ429が水平同期信号RHのクロック数のカウントを開始する。垂直読出回数カウンタ429がCPU620により設定された値N429 をカウントすると、垂直読出回数信号VRTをハイレベル『H』にする(図12(f)参照)。
【0109】
このため、水平読出基準信号HRSBがハイレベル『H』、水平読出回数信号HRTがローレベル『L』であるときに、垂直読出開始信号VRSがハイレベル『H』であり、かつ垂直読出回数信号VRTがローレベル『L』である期間だけ、AND回路431からハイレベル『H』のスーパーインポーズさせる信号VSELが出力される垂直方向に対して条件が整う。従って、3ポート映像メモリ310では、この間の水平方向の読出許可に基づいてディジタルRGB信号WLDRの読み出しが行われる。
【0110】
次に、3ポート映像メモリ310の垂直オフセットについて、図13を参照して説明する。垂直同期信号RVがハイレベル『H』になると(図13(a)参照)、垂直読出オフセットカウンタ426はリセットされ、水平基準読出ドットクロック信号HBDCKのクロック数のカウントを開始する。この垂直読出オフセットカウンタ426がCPU620の設定した値N426 までクロックをカウントしながら、垂直読出オフセット信号VROFTをOR回路432を介して3ポート映像メモリ310のポート1ラインインクリメントINC1に与え(図13(c)参照)、3ポート映像メモリ310の垂直方向の読出アドレス値をオフセットする。
【0111】
そのとき、NOR回路433に垂直同期信号RV及び垂直読出オフセット信号VROFTが与えられているので、リードイネーブル信号RE1(負論理)が3ポート映像メモリ310のリードイネーブル端子RE1(負論理)に与えられ、CPU620により設定された値までカウントすると垂直オフセットがなされるため、垂直読出オフセットカウンタ426は垂直読出オフセット信号VROFTの出力を次の垂直同期信号RVの到来まで停止する。
【0112】
次に、3ポート映像メモリ310の水平方向の読出し許可について、図14を参照して説明する。水平同期信号RHが出力されると、水平読出開始カウンタ422、水平64クロックカウンタ423及び水平読出回数カウンタ424がリセットされ、水平読出開始信号HRSA、水平読出基準信号HRSB及び水平読出回数信号HRTがローレベル『L』になる(図14(d),(e),(f)参照)。そこで、水平読出開始カウンタ422は水平基準読出ドットクロック発生器421が出力する水平基準読出ドットクロック信号HBDCKのクロック数をカウントし、そのカウント値がCPU620に設定した値N421 になると、水平読出開始信号HRSAをハイレベル『H』にする(図14(d)参照)。水平読出開始信号HRSAがハイレベル『H』になると、水平64クロックカウンタ423が基準読出ドットクロック信号HBDCKのクロック数のカウントを開始し、そのカウント値が64になると、水平読出基準信号HRSBをハイレベル『H』にする(図14(e)参照)。すると水平読出ドットクロック発生器425は、水平読出基準信号HRSBに位相ロックされる。なお、水平64クロックカウンタ423は3ポート映像メモリ310の特性上、「64」のカウント値で水平読出基準信号HRSBのハイレベル『H』を生じるもので、64に限る訳ではない。
【0113】
上記水平読出基準信号HRSBがハイレベル『H』になると、3ポート映像メモリ310の水平方向の読出が許可されたことになり、水平読出回数カウンタ424は水平基準読出ドットクロック信号HBDCKのクロック数のカウントを開始し、そのカウント値がCPU620の設定した値N424 になると、水平読出回数信号HRTをハイレベル『H』にする(図14(f)参照)。
【0114】
垂直読出開始信号VRSがハイレベル『H』、垂直読出回数信号VRTがローレベル『L』であるときに、水平読出基準信号HRSBがハイレベル『H』であり、かつ水平読出回数信号HRTがローレベル『L』である期間だけ、水平読出回数信号HRTを受けるAND回路431からは、ハイレベル『H』のスーパーインポーズ許可させる切換信号VSELが出力される。従って、3ポート映像メモリ310では、この間の垂直方向の読出許可に基づいて、ディジタルRGB信号WLDRが読み出される。
【0115】
次に、3ポート映像メモリ310の水平方向の読み出しについて、図15を参照して説明する スーパーインポーズさせる信号VSELがハイレベル『H』となり(図15(c)参照)、水平読出ドットクロック発生器425が出力する水平読出ドットクロック信号HDDAのクロックに基づいて(図15(b)参照)、3ポート映像メモリ310からのディジタル信号WLDRの読みだし及びD−A変換器410のアナログ変換が行われる。このときのリードイネーブル信号RE1も示されている(図15(d)参照)。
【0116】
一方、図8に示すように映像信号VVS2はビデオスイッチ510のA点に入力され、又、3ポート映像メモリ310から読み出されてD−A変換器410によりアナログ変換された映像信号VVS3はビデオスイッチ510のB点に入力されている。従って、スーパーインポーズさせる切換信号VSELによるビデオスイッチ510の切り換えにより、ビデオスイッチ510の出力である映像信号VVS4は、映像信号VVS2で表わされる画像の中に、位相補正後の映像信号VVS3で表わされる映像をはめ込んだ(スーパーインポーズした)画像を表わしている。なお、映像信号VVS4は、ビデオスイッチ510から出力端子505に出力されるRGB信号と、出力端子490,491に出力される同期信号RH,RVとで構成されている。
【0117】
なお、上述したタイミングチャートは、一例であり、各信号が正論理又は負論理であっても上述した動作をすることができる。
【0118】
又、図8においては、ハイレベル『H』のスーパーインポーズさせる切換信号VSELがNOT回路436を介してトライステート回路434に出力されているときは、トライステート回路434が動作して、水平読出ドットクロック信号HDDAが駆動クロック信号HDCKとして送出される。逆に、スーパーインポーズさせる信号VSELがローレベル『L』のときは、トライステート回路435が動作して、水平基準読出ドットクロック信号HBDCKが駆動クロック信号HDCKとして3ポート映像メモリ310へ与えられている。
【0119】
すなわち、スーパーインポーズさせる切換信号VSELがハイレベル『H』でスーパーインポーズが行われるときには、水平読出ドットクロック発生器425から出力される水平読出ドットクロックHDDAにより3ポート映像メモリ310がアクセスされて、スーパーインポーズに十分な速度でディジタルRGB信号WLDRの読出しが行われる。一方、スーパーインポーズさせる信号VSELがローレベル『L』でスーパーインポーズが行われないときには、水平基準読出ドットクロック発生器421から出力される水平基準読出ドットクロックHBDCKにより3ポート映像メモリ310がアクセスされて、水平読出オフセット点までのアドレスの歩進や、スーパーインポーズが行われない水平/垂直領域のディジタルRGB信号のいわば読み飛しが行われ、次のスーパーインポーズされる信号VSELがハイレベル『H』となるタイミングに備えることになる。
【0120】
以上により、図11(C)に示すように、映像信号VVS3が映像信号VVS2内にスーパーインポーズされる位置は、垂直方向が垂直読出開始カウンタ428からの垂直読出開始信号VRSで、水平方向が水平読出開始カウンタ422からの水平読出開始信号HRSAにより決定される。また、スーパーインポーズされる表示サイズは、垂直方向が垂直読出回数カウンタ429からの垂直読出回数信号VRTで、水平方向が水平読出回数カウンタ424からの水平読出回数信号HRTにより決定される。
【0121】
また、図11(A),(B)に示すように、映像信号VVS3による映像を拡大縮小表示させるには、垂直方向では垂直読出ラインクロック発生器430の垂直読出ラインクロック信号VRLCK、水平方向では水平読出ドットクロック発生器425の水平読出ドットクロック信号HDDAのそれぞれの周波数を低くすると拡大し、高くすると縮小させた表示が行える。
【0122】
図16は、第1の実施例によって重畳された2つの映像のサイズの一例を示す説明図である。ここで、第2の映像信号VVS2で表わされる映像VVS2XをMS−WINDOWSの画面全体とし、第1の映像信号VVS1をMS−DOSの映像信号、映像信号VVS1を位相補正して得られた映像信号VVS3で表わされる映像VVS3XをDOS−BOXのウィンドウとする。DOS−BOXのウィンドウVVS3Xは、MS−WINDOWSの画面VVS2X内の任意の位置において縮小サイズVVS3XZで表示されたり、拡大サイズVVS3XXで表示させたりすることが容易にできる。
【0123】
また、図16のように映像VVS3Xを表示している際にも、CPU620は映像VVS3Xの表示に関与することなく、MS−DOSの処理に専念できる。そのため、従来のように、DOS−BOXの映像データを第1映像記憶部12から第2映像記憶部13に転送する処理をCPU620が行なう場合に比べて高速な処理が実現できるという利点がある。
【0124】
なお、MS−WINDOWSとMS−DOSの解像度が同一解像度の場合にも、MS−WINDOWS表示画面内に、MS−DOSの画面表示サイズを縮小して、DOS−BOX表示画面とする表示も容易にできる。また、DOS−BOX表示の形状をクロマキ−により、複雑なものにすることも可能である。
【0125】
図17は、位相補正後の映像を拡大・縮小した場合を示す説明図である。図17(a)に示すように、2種類の映像信号VVS1YとVVS2Yがともに同じ画像表示密度(水平640ドット×垂直480ライン)の映像信号の場合に、本発明によると、図16(b)に示すように映像の一部を拡大表示しながら表示領域を小さくして映像VVS3Yのように表示することができる。また、図16(c)のように、映像の全体を縮小しながら表示領域を小さくした映像VVS3YYを表示することもできる。
【0126】
また他の応用例として、本発明は図1に示す如くパソコンの内部に取り入れられた複数の映像信号を処理しているが、外部からNTSC規格の映像信号を入力するための入力端子とデコーダとを設けるようにしてもよい。この場合には、第1映像制御部10の出力と位相補正部14との間に新たに第2のビデオスイッチを挿入する。この第2のビデオスイッチは、図1に示すビデオスイッチ15と同様なスイッチであればよく、このスイッチの一端子はNTSC信号の入力端子に、他の端子は第1映像制御部10の出力端に接続され、この両者を第2のビデオスイッチで切り換えて、その出力端を位相補正部14に入力する。その結果、パソコンの映像信号のみ位相補正するだけでなく、同様にして一般のテレビ信号として利用されているNTSC信号であっても本発明に応用することがでる。
【0127】
D.第2の実施例:
図18は、この発明の第2の実施例における位相補正部とその周辺回路の構成を示すブロック図である。この位相補正部の書込制御部200aは、図4に示す第1の実施例の位相補正部における書込制御部200に、映像メモリ制御信号選択部330とCPUデータ書込制御部340とを追加したものである。CPUデータ書込制御部340は、CPU620から与えられた映像データを3ポート映像メモリ310に書き込む際の制御を行なう。映像メモリ制御信号選択部330は、ディジタイズ制御部220とCPUデータ書込制御部340とから与えられた書込制御信号の一方を選択して3ポート映像メモリ310に供給する。
【0128】
A−D変換器210と3ポート映像メモリ310の間には映像データ選択部320が介挿されている。この映像データ選択部320は、CPUデータ書込制御部340を介してCPU620から与えられた映像データと、A−D変換器210から出力された映像データWLDのうちの一方を選択して3ポート映像メモリ310に供給している。
【0129】
図18の回路において、映像データを3ポート映像メモリ310に書き込む動作は次のように行なわれる。まず、CPU620は、CPUデータ書込制御部340から切換制御信号CCを出力させることによって、映像データ選択部320及び映像メモリ制御信号選択部330をCPUデータ書込制御部340側に切り換える。この切換えにより、3ポート映像メモリ310には、ディジタイズ制御部220から出力される書込制御信号WCONTではなく、CPUデータ書込制御部340から出力される書込制御信号WEPCが与えられることになる。すなわち、CPU620が出力するディジタルRGB信号が、CPUデータ書込制御部340及び映像データ選択部320を介して3ポート映像メモリ310へ与えられる。この結果、3ポート映像メモリ310にはCPUデータ書込制御部340から送出される書込制御信号WEPCにより、CPU620より与えられるディジタルRGB信号が書き込まれることになる。こうして3ポート映像メモリ310に格納されたディジタルRGB信号は、スーパ−インポーズ制御部420の制御により読み出される。
【0130】
このように、図16に示す第2の実施例では、CPU620から与えられる映像を直接3ポート映像メモリ310に書き込んで表示することが可能である。
【0131】
E.第3の実施例:
図19は、本発明の第3の実施例としての映像表示装置を備えたコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。このコンピュータシステムは、第1映像制御部10から第n映像制御部21までのn個の映像制御部と、第1映像記憶部12から第n映像記憶部22までのn個の映像記憶部と、第2位相補正部14から第n位相補正部23までの(n−1)個の位相補正部と、第2ビデオスイッチ15から第nビデオスイッチ24までの(n−1)個のビデオスイッチとを備えている。映像制御部と映像記憶部と位相補正部とビデオスイッチの組み合わせを映像重畳部と呼ぶと、図19のコンピュータシステムは、(n−1)組の映像重畳部を備えていると言うことできる。
【0132】
第1映像記憶部12から第n映像記憶部22までのn個の映像記憶部は、それぞれ異なるOSの管理下にあり、複数の異なったOSによる映像がモニタ16の画面内に表示される。図20は、第1ないし第n映像記憶部12,13,18,22に記憶された映像が重畳されてモニタ16に表示された状態を示す説明図である。なお、複数の映像記憶部の一部は同じOSの管理下にあってもよい。このように、映像重畳部を多段に設けることによって、3つ以上の映像を重畳して表示することができる。この場合にも、CPU620が各映像記憶部間において映像データを転送する必要がないので、重畳された映像の表示を高速で行なうことができ、CPU620は表示以外の他の処理を実行することができる。
【0133】
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
【0134】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載した発明によれば、第1の位相補正部が第1の映像信号を第2の映像信号の同期信号に同期させるので、第1のビデオスイッチによって2つの映像信号を切換えてモニタに出力するだけで、2つの映像を切換えて表示することができる。従って、第1の映像記憶部の内容を第2の映像記憶部に転送することなく、2つの映像を切換えつつ高速に表示することができる。
【0135】
請求項2に記載した発明によれば、第1の位相補正部が、第1の映像信号を第2の映像信号の同期信号に同期させるので、互いに非同期な第1と第2の映像信号を切換えてモニタに出力することができる。
【0136】
請求項3に記載した発明によれば、第1の映像信号をその同期信号に同期してフレーム記憶部に記憶し、第2の映像信号の同期信号に同期して読出すので、第1の映像信号を第2の映像信号の同期信号に同期させることができる。
【0137】
請求項4に記載した発明によれば、第1のビデオスイッチによって2つの映像信号を切換えて、2つの映像を重畳した状態で表示することができる。
【0138】
請求項5に記載した発明によれば、アナログ映像信号である第1の映像信号を処理して映像を表示することができる。
【0139】
請求項6に記載した発明によれば、第1の映像信号をフレーム記憶部に書き込む際に映像を変倍することができる。
【0140】
請求項7に記載した発明によれば、第1の映像信号をフレーム記憶部から読出す際に映像を変倍することができる。
【0141】
請求項8に記載した発明によれば、表示解像度が異なる映像を表わす2つの映像信号を切換えて表示することが可能である。
【0142】
請求項9に記載した発明によれば、3つの映像を切換えて表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての映像表示装置を備えたコンピュータシステムの構成を示すブロック図。
【図2】位相補正部14とビデオスイッチ5の機能を示す説明図。
【図3】位相補正部14の概略構成を示すブロック図。
【図4】位相補正部14とビデオスイッチ15の構成を示すブロック図。
【図5】ディジタイズ制御部220及びその周辺回路の詳細なブロック回路図。
【図6】ディジタイズ制御部220内の各回路の設定値の機能を示す説明図。
【図7】ディジタイズ制御部220の動作を示すタイミングチャート。
【図8】スーパーインポーズ制御部420とその周辺回路の詳細なブロック回路図。
【図9】スーパーインポーズ制御部420における水平同期信号RH及び垂直同期信号RVの入出力回路を示す説明図。
【図10】PLL回路63の構成を示すブロック図。
【図11】スーパーインポーズ制御部420内の各回路の設定値の機能を示す説明図。
【図12】3ポート映像メモリ310の垂直方向の読出許可のタイミングチャート。
【図13】3ポート映像メモリ310の垂直オフセットのタイミングチャート。
【図14】3ポート映像メモリ310の水平方向の読出許可のタイミングチャート。
【図15】3ポート映像メモリ310の水平方向の読み出しのタイミングチャート。
【図16】重畳された2つの映像のサイズの一例を示す説明図。
【図17】位相補正後の映像を拡大・縮小した場合を示す説明図。
【図18】第2の実施例における位相補正部の構成を示すブロック図。
【図19】本発明の第3の実施例としての映像表示装置を備えたコンピュータシステムの構成を示すブロック図。
【図20】第1ないし第n映像記憶部12,13,18,22に記憶された映像が重畳されてモニタ16に表示された状態を示す説明図。
【図21】従来のコンピュータシステムの構成を示すブロック図。
【図22】MS−Windowsの管理下にあるメモリ空間を示すメモリマップ。
【図23】第2の映像1530内に第1の映像1531が表示されている状態を示す説明図。
【符号の説明】
2…RAM
3…ROM
4…I/O部
5…ビデオスイッチ
6…マウス
7…外部記憶部
8…通信部
10…第1映像制御部
11…第2映像制御部
12…第1映像記憶部
13…第2映像記憶部
14…位相補正部
15…ビデオスイッチ
16…マルチスキャンモニタ
21…第n映像制御部
22…第n映像記憶部
24…第nビデオスイッチ
61,62…バッファ
63…PLL回路
71…位相比較器
72…ローパスフィルタ
73…VCO
74…N分周期
1500…CPU
1501…RAM部
1502…ROM部
1503…I/O部
1504…キーボード
1505…マウス
1506…外部記憶部
1507…通信部
1510…第1映像制御部
1511…第2映像制御部
1512…第1映像記憶部
1513…第2映像記憶部
1514…リレー回路部
1515…モニタ
200…書込制御部
210…A−D変換器
220…ディジタイズ制御部
221…水平書込ドットクロック発生回路
222…水平書込開始カウンタ
223…水平書込回数カウンタ
224…垂直書込ラインクロック発生回路
225…垂直書込開始カウンタ
226…垂直書込回数カウンタ
227…垂直書込オフセットカウンタ
228…OR回路
229…AND回路
230…NOR回路
310…3ポート映像メモリ(フレーム記憶部)
320…映像データ選択部
330…映像メモリ制御信号選択部
340…CPUデータ書込制御部
400…読出制御部
410…D−A変換器
420…スーパーインポーズ制御部
421…水平基準読出ドットクロック発生器
422…水平読出開始カウンタ
424…水平読出回数カウンタ
423…水平64クロックカウンタ
425…水平読出ドットクロック発生器
426…垂直読出オフセットカウンタ
427…垂直ブランキング数カウンタ
428…垂直読出開始カウンタ
429…垂直読出回数カウンタ
430…垂直読出ラインクロック発生器
431…AND回路
432…OR回路
433…NOR回路
434…トライステート回路
435…トライステート回路
436…NOT回路
490,491…同期信号端子
490…同期信号端子
505…出力端子
506…入力端子
507…同期信号端子
508…同期信号端子
510…ビデオスイッチ
610…CPUバス
620…CPU
BSYNC…基本同期信号
C…コモン端子
CC…切換制御信号
CKAD…クロック信号
CKDA…クロック信号
CNT…切換信号入力端子
HBDCK…水平基準読出ドットクロック信号
HDCK…メモリ駆動クロック信号
HDDA…水平読出ドットクロック信号
HRDCK…水平読出ドットクロック信号
HRSA…水平読出開始信号
HRSB…水平基準開始信号
HRST…水平読出方向リセット信号
HRT…水平読出回数信号
HWDCK…水平書込ドットクロック信号
HWS…水平書込開始信号
HWT…水平書込回数信号
MH1…変倍率
MH2…変倍率
MV1…縮小率
MV2…変倍率
MRST…メモリ垂直/水平リセット信号
RADD…読出アドレス
RCONT…読出制御信号
RE1…リードイネーブル信号
RH…水平同期信号
RL…輝度信号
RSE…選択信号
RSYNC…同期信号
RV…垂直同期信号
VBE…垂直ブランキング終了信号
VRLCK…垂直読出ラインクロック信号
VROFT…垂直読出オフセット信号
VRS…垂直読出開始信号
VRT…垂直読出回数信号
VSEL…切換信号
VWLCK…垂直書込ラインクロック信号
VWOFT…垂直書込オフセット信号
VWS…垂直書込開始信号
VWT…垂直書込回数信号
WADD…書込アドレス
WCONT…書込制御信号
WE…ライトイネーブル信号
WENBL…書込許可信号
WEPC…書込制御信号
WH…水平同期信号
WL…輝度信号
WLD…書き込まれる映像データ(輝度データ)
WLDR…読出された映像データ(輝度データ)
WLR…輝度信号
WV…垂直同期信号[0001]
[Industrial applications]
This invention is,The present invention relates to an image display device.
[0002]
[Prior art]
FIG. 21 is a block diagram showing a configuration of a conventional computer system. This computer system includes a
[0003]
This computer system is configured to operate under two operating systems (hereinafter, referred to as “OS”). The two
[0004]
When the computer system of FIG. 21 operates under the control of MS-DOS,
[0005]
When the computer system operates under the control of MS-Windows, the
[0006]
FIG. 22 is a memory map showing a memory space under the control of MS-Windows. When MS-DOS is started under the control of MS-Windows, a 1-Mbyte MS-DOS area is secured in the memory space. The newly secured MS-DOS area has a VRAM space, but since no VRAM is mounted here, the first
[0007]
When MS-DOS is activated, a window for MS-DOS called “DOS-BOX” is displayed on the
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
Even when MS-DOS is operated under the control of MS-Windows, the second video signal read from second
[0009]
The present invention has been made to solve the above-mentioned problems in the prior art.,High-speed switching between the first video stored in the first video storage and the second video stored in the second video storage without transferring the contents of one video storage to the second video storage. It is intended to be displayed on.
[0010]
Means and action for solving the problem
In order to solve the above problems, an image display device according to
A first video storage unit managed by a first operating system;
A first video control unit that reads and outputs a first video signal stored in the first video storage unit;
A second video storage unit managed by a second operating system;
A second video control unit for reading and outputting a second video signal stored in the second video storage unit;
A first phase correction unit that synchronizes the first video signal with a synchronization signal of the second video signal;
One of the second video signal and the first video signal corrected by the first phase correction unit is selected and output to the monitor.Displaying the image generated under the second operating system as a background on the entire screen of the monitor, and changing the window generated under the first operating system to a part of the screen of the monitor. indicateA first video switch;
Equipped,
The first operating system is an operating system that starts under the control of the second operating system;
The first video storage unit is a memory area secured in a memory space managed by the second operating system,
The first video control unit controls the reading of the first video signal to display the window at an arbitrary position and an arbitrary size in a screen of the monitor..
[0011]
Since the first phase correction section synchronizes the first video signal with the synchronization signal of the second video signal, the two video signals are switched by the first video switch and output to the monitor, and the two video signals are output. It can be switched and displayed.
[0012]
In the video display device described in
[0013]
Since the first phase correction section synchronizes the first video signal with the synchronization signal of the second video signal, the first phase correction section can switch the mutually asynchronous first and second video signals and output the same to the monitor.
[0014]
4. The video display device according to
[0015]
Since the first video signal is stored in the frame storage unit in synchronization with the synchronization signal and read out in synchronization with the synchronization signal of the second video signal, the first video signal is synchronized with the synchronization signal of the second video signal. Can be synchronized.
[0016]
5. The video display device according to
[0017]
With this configuration, the two video signals can be switched by the first video switch, and the two videos can be displayed in a superimposed state.
[0018]
6. The video display device according to claim 5, wherein the first phase corrector further performs A / D conversion on the first video signal, which is an analog signal, and provides the first video signal to the frame storage unit. Means, and DA conversion means for DA-converting the phase-corrected first video signal, which is a digital signal read from the frame storage unit, and applying the DA signal to the first video switch.
[0019]
This makes it possible to process the first video signal that is an analog video signal.
[0020]
7. The video display device according to claim 6, wherein the write control unit outputs a horizontal write dot clock signal that defines a horizontal timing when the first video signal is written to the frame storage unit. A first PLL circuit for generating from a synchronization signal of one video signal, and a vertical write line clock signal for defining a vertical timing when the first video signal is written to the frame storage unit. And a second PLL circuit for generating from a synchronization signal of one video signal, wherein the first and second PLL circuits respectively adjust the frequencies of the horizontal write dot clock signal and the vertical write line clock signal. By adjusting, the image stored in the frame storage unit is scaled.
[0021]
In this way, when writing the first video signal to the frame storage unit, the video can be scaled.
[0022]
8. The video display device according to claim 7, wherein the read control unit controls a horizontal read dot clock signal that defines a horizontal timing when the first video signal after the phase correction is read from the frame storage unit. And a third PLL circuit for generating the first video signal from the frame storage unit when the first video signal after the phase correction is read from the frame storage unit. A fourth PLL circuit for generating a read line clock signal from the synchronizing signal of the second video signal, wherein the horizontal read dot clock signal and the vertical read line clock are generated by the third and fourth PLL circuits. The video read from the frame storage unit is scaled by adjusting the frequency of each signal.
[0023]
In this way, when reading the first video signal from the frame storage unit, the video can be scaled.
[0024]
In the video display device described in claim 8, the first and second video signals are video signals representing video of different display resolutions.
[0025]
In this manner, two video signals representing videos having different display resolutions can be switched and displayed.
[0026]
In the video display device according to the ninth aspect, further, a third video storage unit managed by a third operating system and a third video signal stored in the third video storage unit may be read out. A third video controller for outputting, a second phase corrector for synchronizing the video signal output from the first video switch with a synchronization signal of the third video signal, a third video signal; A second video switch for selecting one of the video signals corrected by the second phase correction unit and outputting the selected video signal to the monitor.
[0027]
In this way, it is possible to switch and display the three images.
[0028]
【Example】
A. Overall configuration and operation of the device:
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration of a computer system including a video display device according to a first embodiment of the present invention. This computer system includes a
[0029]
The computer system further includes a first
[0030]
The two
[0031]
Since the formats of the video data stored in the two
[0032]
The first
[0033]
FIG. 2 is an explanatory diagram illustrating the functions of the
[0034]
In this computer system, there is no need to transfer the video data in the first
[0035]
FIG. 3 is a block diagram illustrating a schematic configuration of the
[0036]
The first video signal VVS1 includes a luminance signal (component video signal) WL, a vertical synchronization signal WV, and a horizontal synchronization signal WH. The luminance signal WL is an RGB color signal. The second video signal VVS2 includes a luminance signal (component video signal) RL, a vertical synchronization signal RV, and a horizontal synchronization signal RH. Note that the synchronization signal RSYNC shown in FIG. 2 includes a vertical synchronization signal RV and a horizontal synchronization signal RH.
[0037]
The luminance signal WL of the first video signal VVS1 is converted into luminance data WLD by the
[0038]
The
[0039]
As described above, since the video signal VVS3 after the phase correction is synchronized with the second video signal VVS2, the two video signals VVS2 and VVS3 are simply switched by the
[0040]
Note that the
[0041]
FIG. 4 is a block diagram illustrating an example of an internal configuration of the
[0042]
The A /
[0043]
B. Internal configuration and operation of digitizing control section 220:
FIG. 5 is a detailed block circuit diagram of the digitizing
[0044]
The access to the three-
[0045]
In FIG. 5, reference numeral 221 denotes a horizontal write dot clock generation circuit that outputs a horizontal write dot clock signal HWDCK and a basic synchronization signal BSYNC, and 222 denotes a horizontal write start counter that outputs a horizontal write start signal HWS and an HCLR0 signal.
[0046]
The horizontal synchronization signal WH of the first video signal VVS1 is given to a horizontal write dot clock generation circuit 221, a horizontal
[0047]
FIG. 6 is an explanatory diagram showing functions of set values in each of the circuits 221 to 227 in the digitizing
[0048]
The horizontal writing dot clock generation circuit 221 is a PLL circuit having a frequency designated by the
[0049]
By the way, the address preset is performed in the 3-
60 (dot) /46.10-6(S) = 1.3 (MHZ)
become. With the horizontal write dot clock signal HWDCK, the analog RGB signals in one effective horizontal scanning period are quantized into 60 dots × 3 colors. Actually, the 3-
1.3 (MHZ) x 16 (block) = 21 (MHZ)
By using the horizontal write dot clock HWDCK, the digital RGB signal in one effective horizontal scanning period can be stored at 960 dots. In addition, when the RGB signals in one effective horizontal scanning period are stored in 10 blocks (600 dots),
1.3 (MHZ) × 10 (block) = 13 (MHZ)
The horizontal write dot clock HWDCK is used.
[0050]
As described above, the horizontal writing dot clock generation circuit 221 has a horizontal writing dot of a frequency based on the value of the address preset block unit (60 dots) of the 3-
[0051]
The horizontal write dot clock generation circuit 221 further serves as a clock for a port shift signal terminal CKW0 of the 3-port video memory 310 (a signal for enabling horizontal writing of the 3-
[0052]
The basic synchronization signal BSYNC generated by the horizontal write dot clock generation circuit 221 is used as a signal for basic synchronization with each control circuit, and is used as a horizontal
[0053]
As shown in FIG. 6, the ratio (fHWDCK / fBSYNC) of the frequency fHWDCK of the horizontal write dot clock signal HWDCK to the frequency fBSYNC of the basic synchronization signal BSYNC is represented by the video represented by the first video signal VVS1 (FIG. )) And the horizontal scaling factor MH1 of the video (FIG. 6B) written to the 3-
[0054]
The vertical write line clock generation circuit 224 generates a vertical write line clock signal VWLCK having a frequency fVWLCK which is synchronized with the vertical synchronization signal WV and is N times the frequency fWV of the vertical synchronization signal WV. This is a PLL circuit to be sent to the
[0055]
After being reset by the horizontal synchronizing signal WH, the horizontal
[0056]
As shown in FIG. 6A, the set value N222 of the horizontal writing start counter 222 is determined by the video written to the 3-
[0057]
After being reset by the horizontal synchronization signal WH, the horizontal
[0058]
As shown in FIG. 6B, the set value N223 of the horizontal
[0059]
After being reset by the vertical synchronizing signal WV, the vertical writing start counter 225 counts the clock of the horizontal synchronizing signal WH by the number of clocks N225 specified by the
[0060]
As shown in FIG. 6A, the set value N225 of the vertical
[0061]
After being reset by the vertical synchronizing signal WV, the vertical
[0062]
As shown in FIG. 6B, the set value N226 of the vertical
[0063]
The write position in the horizontal direction on the display screen of the 3-
[0064]
As shown in FIG. 6C, the vertical writing start position on the display screen of the 3-
[0065]
FIG. 7 is a timing chart showing the operation of the digitizing
[0066]
(2) The vertical write offset counter 227 generates the vertical write offset signal VWOFT from the basic synchronization signal BSYNC, and outputs the clock of the vertical write offset signal VWOFT for two clocks (see FIG. 7 (h)). . The vertical write offset signal VWOFT is applied to the port 0 line increment signal terminal INC0 of the 3-
[0067]
(3) On the other hand, when the clock number of the horizontal synchronizing signal WH reaches the number N225 specified by the
[0068]
(4) In the 3-
[0069]
The horizontal writing start counter 222 counts the number of clocks of the horizontal writing dot clock signal HWDCK. When the counted value reaches the number N222 specified by the
[0070]
At this time, the AND
[0071]
The 3-
[0072]
Thus, during the period in which the digital RGB signal WLD is written, until the vertical write line clock generation circuit 224 outputs the vertical write line clock signal VWLCK, the same horizontal line address is applied to the same vertical line address. Is written. When the vertical write line clock generation circuit 224 sends the vertical write line clock signal VWLCK as the port 0 line increment INC0 signal of the three-
[0073]
As described above, the writing in the vertical direction proceeds, and when the number of clocks of the vertical writing line clock signal VWLCK output from the vertical writing line clock generation circuit 224 reaches the number of lines N226 specified by the
[0074]
As described above, in this embodiment, the vertical write line clock signal VWLCK and the horizontal write dot clock signal HWDCK are adjusted to arbitrary frequencies by the
[0075]
In the above operation, the high level “H” is set to the active logic, but the same applies to the low level “L” set to the active logic.
[0076]
With the image processing apparatus of the present embodiment, the
[0077]
C. Detailed configuration and operation of superimpose control section 420:
FIG. 8 is a block circuit diagram of the
[0078]
In the 3-
The terminal VCLR1, the horizontal reset signal HRST is the
[0079]
An analog RGB signal read-controlled by a
[0080]
The
[0081]
8,
[0082]
The color signal of the video signal VVS2 coming from the color
[0083]
Here, input and output of the horizontal synchronization signal RH and the vertical synchronization signal RV will be described with reference to FIG. The horizontal synchronizing signal RH and the vertical synchronizing signal RV are supplied via
[0084]
The
[0085]
The horizontal read start counter 422, the horizontal 64
[0086]
The horizontal reference read dot clock signal HBDCK generated by the horizontal reference read
[0087]
The horizontal read dot clock generator 425 is constituted by a PLL circuit that outputs a signal having a frequency N1 times the frequency of the horizontal synchronization signal RH with reference to the horizontal read reference signal HRSB from the horizontal 64
[0088]
FIG. 11 is an explanatory diagram showing the function of the set value of each circuit in the
[0089]
The vertical read
[0090]
As shown in FIG. 11, the ratio (fRH / fVRCK) of the frequency fRH of the horizontal synchronizing signal RH to the frequency fVRCK of the vertical read line clock signal VRLCK is the video read from the three-port video memory 310 (FIG. 11A). ) And the vertical magnification MV2 of the image (FIG. 11B) displayed on the
[0091]
The
[0092]
The vertical readout offset
[0093]
As shown in FIG. 11A, the set value N426 of the vertical read offset
[0094]
The vertical
[0095]
The vertical read start counter 428 receives the permission signal (vertical blanking end signal VBE) sent from the vertical
[0096]
As shown in FIG. 11C, the set value N428 of the vertical read start counter 428 indicates the display start position in the vertical direction when the video read from the three-
[0097]
The
[0098]
As shown in FIGS. 11B and 11C, the set value N429 of the
[0099]
The above-described vertical read offset counter 426, vertical blanking
[0100]
Note that the clock number N426 of the horizontal reference read dot clock signal HBDCK counted by the vertical read offset counter 426, the clock number N427 of the horizontal synchronization signal RH counted by the vertical
[0101]
The horizontal read start counter 422 counts the number of clocks of the horizontal reference read dot clock signal HBDCK sent from the horizontal reference read
[0102]
As shown in FIG. 11C, the set value N422 of the horizontal read start counter 422 indicates the horizontal display start position when the video read from the 3-
[0103]
The horizontal 64
[0104]
The horizontal read number counter 424 counts the number of clocks of the horizontal reference read dot clock signal HBDCK sent from the horizontal reference read
[0105]
As shown in FIGS. 11B and 11C, the set value N424 of the horizontal read counter 424 defines the number of dots in the horizontal direction of the video displayed on the
[0106]
Thus, the horizontal read control for the three-
[0107]
Next, the operation of the
[0108]
First, the horizontal read permission of the 3-
[0109]
Therefore, when the horizontal read reference signal HRSB is at the high level “H” and the horizontal read count signal HRT is at the low level “L”, the vertical read start signal VRS is at the high level “H” and the vertical read count signal is Only during the period when VRT is at the low level “L”, the condition is satisfied in the vertical direction in which the high-level “H” superimposing signal VSEL is output from the AND
[0110]
Next, the vertical offset of the three-
[0111]
At this time, since the vertical synchronization signal RV and the vertical read offset signal VROFT are supplied to the NOR
[0112]
Next, the horizontal read permission of the 3-
[0113]
When the horizontal read reference signal HRSB becomes high level "H", it means that horizontal reading of the 3-
[0114]
When the vertical read start signal VRS is at the high level “H” and the vertical read count signal VRT is at the low level “L”, the horizontal read reference signal HRSB is at the high level “H” and the horizontal read count signal HRT is at the low level. Only during the period of the level “L”, the AND
[0115]
Next, the horizontal reading of the three-
[0116]
On the other hand, as shown in FIG. 8, the video signal VVS3 is inputted to the point A of the
[0117]
Note that the above-described timing chart is an example, and the above-described operation can be performed even when each signal is positive logic or negative logic.
[0118]
In FIG. 8, when the switching signal VSEL for superimposing the high level “H” is output to the
[0119]
That is, when the superimposition is performed when the switching signal VSEL for superimposing is high level “H”, the 3-
[0120]
As described above, as shown in FIG. 11C, the position where the video signal VVS3 is superimposed in the video signal VVS2 is the vertical read start signal VRS from the vertical read start counter 428 in the vertical direction, and the horizontal direction in the horizontal direction. It is determined by the horizontal read start signal HRSA from the horizontal read start counter 422. The display size to be superimposed is determined by the vertical reading frequency signal VRT from the vertical
[0121]
Further, as shown in FIGS. 11A and 11B, in order to display an image by the video signal VVS3 in an enlarged or reduced manner, the vertical read line clock signal VRLCK of the vertical read
[0122]
FIG. 16 is an explanatory diagram illustrating an example of the size of two videos superimposed according to the first embodiment. Here, the video VVS2X represented by the second video signal VVS2 is the entire screen of MS-WINDOWS, the first video signal VVS1 is a video signal of MS-DOS, and a video signal obtained by phase correcting the video signal VVS1. A video VVS3X represented by VVS3 is set as a DOS-BOX window. The DOS-BOX window VVS3X can be easily displayed at a reduced size VVS3XZ or at an enlarged size VVS3XX at an arbitrary position in the MS-WINDOWS screen VVS2X.
[0123]
Further, even when the video VVS3X is displayed as shown in FIG. 16, the
[0124]
Note that even when the resolutions of MS-WINDOWS and MS-DOS are the same, it is easy to reduce the screen display size of MS-DOS to the DOS-BOX display screen within the MS-WINDOWS display screen. it can. Further, the shape of the DOS-BOX display can be made complicated by chroma keying.
[0125]
FIG. 17 is an explanatory diagram showing a case where the image after the phase correction is enlarged or reduced. As shown in FIG. 17A, when two types of video signals VVS1Y and VVS2Y are both video signals having the same image display density (horizontal 640 dots × vertical 480 lines), according to the present invention, FIG. As shown in (5), the display area can be reduced while displaying a part of the image in an enlarged manner, and the image can be displayed like the image VVS3Y. Also, as shown in FIG. 16C, it is possible to display the video VVS3YY in which the display area is reduced while the entire video is reduced.
[0126]
As another application example, the present invention processes a plurality of video signals incorporated in a personal computer as shown in FIG. 1. However, an input terminal for inputting an NTSC standard video signal from the outside, a decoder and May be provided. In this case, a second video switch is newly inserted between the output of the first
[0127]
D. Second embodiment:
FIG. 18 is a block diagram showing the configuration of the phase correction unit and its peripheral circuits according to the second embodiment of the present invention. The
[0128]
A
[0129]
In the circuit of FIG. 18, the operation of writing video data to the 3-
[0130]
As described above, in the second embodiment shown in FIG. 16, it is possible to directly write the video provided from the
[0131]
E. FIG. Third embodiment:
FIG. 19 is a block diagram illustrating a configuration of a computer system including a video display device according to a third embodiment of the present invention. The computer system includes n video control units from a first
[0132]
The n image storage units from the first
[0133]
The present invention is not limited to the above embodiment, but can be implemented in various modes without departing from the scope of the invention.
[0134]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, since the first phase correction unit synchronizes the first video signal with the synchronization signal of the second video signal, the second video signal is synchronized by the first video switch. By switching between two video signals and outputting them to the monitor, two video signals can be switched and displayed. Therefore,High-speed display can be performed while switching between two images without transferring the contents of one image storage unit to the second image storage unit.
[0135]
According to the second aspect of the present invention, since the first phase correction section synchronizes the first video signal with the synchronization signal of the second video signal, the first and second video signals that are asynchronous with each other are synchronized. It can be switched and output to the monitor.
[0136]
According to the third aspect of the present invention, the first video signal is stored in the frame storage section in synchronization with the synchronization signal, and is read out in synchronization with the synchronization signal of the second video signal. The video signal can be synchronized with the synchronization signal of the second video signal.
[0137]
According to the invention described in
[0138]
According to the invention described in claim 5, it is possible to process the first video signal which is an analog video signal and display a video.
[0139]
According to the invention described in claim 6, when writing the first video signal to the frame storage unit, the video can be scaled.
[0140]
According to the invention described in claim 7, when reading the first video signal from the frame storage unit, the video can be scaled.
[0141]
According to the invention described in claim 8, it is possible to switch and display two video signals representing videos having different display resolutions.
[0142]
According to the ninth aspect, three images can be switched and displayed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a computer system including a video display device as one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing functions of a
FIG. 3 is a block diagram illustrating a schematic configuration of a
FIG. 4 is a block diagram showing a configuration of a
FIG. 5 is a detailed block circuit diagram of a digitizing
FIG. 6 is an explanatory diagram showing a function of a set value of each circuit in a digitizing
FIG. 7 is a timing chart showing the operation of the digitizing
FIG. 8 is a detailed block circuit diagram of a
FIG. 9 is an explanatory diagram showing an input / output circuit of a horizontal synchronizing signal RH and a vertical synchronizing signal RV in the
FIG. 10 is a block diagram showing a configuration of a
FIG. 11 is an explanatory diagram showing a function of a set value of each circuit in a
FIG. 12 is a timing chart of vertical read permission of the 3-
FIG. 13 is a timing chart of the vertical offset of the 3-
FIG. 14 is a timing chart of horizontal read permission of the 3-
FIG. 15 is a timing chart of horizontal reading of the 3-
FIG. 16 is an explanatory diagram showing an example of the size of two superimposed videos.
FIG. 17 is an explanatory diagram showing a case where an image after phase correction is enlarged or reduced.
FIG. 18 is a block diagram illustrating a configuration of a phase correction unit according to the second embodiment.
FIG. 19 is a block diagram showing a configuration of a computer system including a video display device according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 20 is an explanatory diagram showing a state in which images stored in the first to n-th
FIG. 21 is a block diagram showing a configuration of a conventional computer system.
FIG. 22 is a memory map showing a memory space under the control of MS-Windows.
FIG. 23 is an explanatory diagram showing a state in which a
[Explanation of symbols]
2 ... RAM
3 ROM
4 ... I / O part
5. Video switch
6 ... Mouse
7 External storage unit
8 Communication section
10: First video control unit
11: second video control unit
12: First video storage unit
13: second video storage unit
14: Phase correction unit
15 Video switch
16 Multi-scan monitor
21 ... n-th video control unit
22 ... n-th image storage unit
24 ... nth video switch
61, 62 ... buffer
63 ... PLL circuit
71 ... Phase comparator
72 ... Low-pass filter
73… VCO
74: N-minute cycle
1500 ... CPU
1501 RAM part
1502 ROM part
1503 ... I / O part
1504 ... Keyboard
1505 ... Mouse
1506: External storage unit
1507 Communication unit
1510: First video control unit
1511 ... second video control unit
1512: First video storage unit
1513: Second video storage unit
1514 ... Relay circuit part
1515: Monitor
200: write control unit
210 ... AD converter
220: Digitizing control unit
221 horizontal writing dot clock generation circuit
222 horizontal writing start counter
223: Horizontal writing frequency counter
224 ... vertical write line clock generation circuit
225: Vertical writing start counter
226 ... Vertical writing number counter
227: Vertical writing offset counter
228 ... OR circuit
229… AND circuit
230: NOR circuit
310 ... 3-port video memory (frame storage unit)
320: Video data selection unit
330 ... Video memory control signal selector
340 CPU data write control unit
400: read control unit
410 ... DA converter
420 ... Superimpose control unit
421: Horizontal reference read dot clock generator
422: horizontal read start counter
424: Horizontal reading counter
423: Horizontal 64 clock counter
425: Horizontal read dot clock generator
426 ... vertical read offset counter
427: Vertical blanking number counter
428 ... vertical read start counter
429: Vertical reading counter
430... Vertical read line clock generator
431 AND circuit
432 ... OR circuit
433: NOR circuit
434 ... tristate circuit
435 ... tri-state circuit
436: NOT circuit
490, 491 ... Synchronous signal terminal
490 ... Synchronous signal terminal
505 output terminal
506 ... Input terminal
507 ... Synchronous signal terminal
508: Synchronous signal terminal
510 ... Video switch
610: CPU bus
620 ... CPU
BSYNC: Basic synchronization signal
C: Common terminal
CC: Switching control signal
CKAD: Clock signal
CKDA: Clock signal
CNT: Switching signal input terminal
HBDCK: Horizontal reference read dot clock signal
HDCK: Memory drive clock signal
HDDA: Horizontal read dot clock signal
HRDCK: Horizontal read dot clock signal
HRSA: Horizontal read start signal
HRSB: Horizontal reference start signal
HRST: Horizontal read direction reset signal
HRT: Horizontal read count signal
HWDCK: Horizontal writing dot clock signal
HWS: horizontal write start signal
HWT: Horizontal writing frequency signal
MH1 ... magnification
MH2: Variable magnification
MV1: reduction ratio
MV2: Variable magnification
MRST: memory vertical / horizontal reset signal
RADD ... Read address
RCONT: Read control signal
RE1: Read enable signal
RH: horizontal synchronization signal
RL: luminance signal
RSE… Selection signal
RSYNC: Synchronous signal
RV: vertical synchronization signal
VBE: Vertical blanking end signal
VRLCK: vertical read line clock signal
VROFT: Vertical read offset signal
VRS: vertical read start signal
VRT: Vertical read count signal
VSEL: Switching signal
VWLCK: vertical write line clock signal
VWOFT: vertical write offset signal
VWS: vertical write start signal
VWT: vertical write count signal
WADD: Write address
WCONT: Write control signal
WE: Write enable signal
WENBL: Write enable signal
WEPC: Write control signal
WH: Horizontal synchronization signal
WL: luminance signal
WLD: video data to be written (luminance data)
WLDR: read video data (luminance data)
WLR: luminance signal
WV: vertical synchronization signal
Claims (9)
第1のオペレーティングシステムによって管理される第1の映像記憶部と、
前記第1の映像記憶部に記憶された第1の映像信号を読出して出力する第1の映像制御部と、
第2のオペレーティングシステムによって管理される第2の映像記憶部と、
前記第2の映像記憶部に記憶された第2の映像信号を読出して出力する第2の映像制御部と、
前記第1の映像信号を前記第2の映像信号の同期信号に同期させる第1の位相補正部と、
前記第2の映像信号と、前記第1の位相補正部によって補正された前記第1の映像信号のうちの一方を選択して前記モニタに出力することによって前記第2のオペレーティングシステムの下で生成された映像を前記モニタの画面全体に背景として表示するとともに前記第1のオペレーティングの下で生成されたウィンドウを前記モニタの画面内の一部に表示する第1のビデオスイッチと、
を備え、
前記第1のオペレーティングシステムは前記第2のオペレーティングシステムの管理下で起動するオペレーティングシステムであり、
前記第1の映像記憶部は、前記第2のオペレーティングシステムの管理下のメモリ空間内に確保されるメモリ領域であり、
前記第1の映像制御部は、前記第1の映像信号の読み出しを制御することによって前記ウィンドウを前記モニタの画面内の任意の位置および任意のサイズで表示させる、映像表示装置。An image display device used for a computer system to display an image on a monitor,
A first video storage unit managed by a first operating system;
A first video control unit that reads and outputs a first video signal stored in the first video storage unit;
A second video storage unit managed by a second operating system;
A second video control unit for reading and outputting a second video signal stored in the second video storage unit;
A first phase correction unit that synchronizes the first video signal with a synchronization signal of the second video signal;
Generated under the second operating system by selecting and outputting one of the second video signal and the first video signal corrected by the first phase correction unit to the monitor A first video switch for displaying the generated image as a background on the entire screen of the monitor and displaying a window generated under the first operating operation on a part of the screen of the monitor ;
Equipped with a,
The first operating system is an operating system that starts under the control of the second operating system;
The first video storage unit is a memory area secured in a memory space managed by the second operating system,
The video display device , wherein the first video control unit controls the reading of the first video signal to display the window at an arbitrary position and an arbitrary size on a screen of the monitor .
前記第1と第2の映像信号は互いに非同期である映像表示装置。The video display device according to claim 1,
A video display device wherein the first and second video signals are asynchronous with each other.
前記第1の位相補正部は、
前記第1の映像信号を記憶するフレーム記憶部と、
前記第1の映像信号の同期信号に同期して前記第1の映像信号を前記フレーム記憶部に書込むための書込制御部と、
前記フレーム記憶部に記憶された前記第1の映像信号を、前記第2の映像信号の同期信号に同期して読出して前記第1のビデオスイッチに供給する読出制御部と、を備える映像表示装置。The image display device according to claim 2, wherein
The first phase correction unit includes:
A frame storage unit that stores the first video signal;
A write control unit for writing the first video signal to the frame storage unit in synchronization with a synchronization signal of the first video signal;
A readout control unit that reads out the first video signal stored in the frame storage unit in synchronization with a synchronization signal of the second video signal and supplies the readout video signal to the first video switch .
前記読出制御部は、
前記第1の映像信号の映像領域内においては第1の映像信号を選択することを示し、前記表示領域外においては第2の映像信号を選択することを示す選択信号を前記第1のビデオスイッチに与える選択信号生成手段、を備える映像表示装置。The video display device according to claim 3, wherein
The read control unit includes:
The first video switch indicates a selection of a first video signal within a video area of the first video signal and a selection signal indicating selection of a second video signal outside the display area. A video display device comprising: a selection signal generating unit that supplies a selection signal to a video signal.
前記第1の位相補正部は、さらに、
アナログ信号である前記第1の映像信号をA−D変換して前記フレーム記憶部に与えるA−D変換手段と、
前記フレーム記憶部から読出されたデジタル信号である前記位相補正後の第1の映像信号をD−A変換して前記第1のビデオスイッチに与えるD−A変換手段と、
を備える映像表示装置。The video display device according to claim 3 or 4,
The first phase correction unit further includes:
A / D conversion means for performing A / D conversion on the first video signal, which is an analog signal, and providing the first video signal to the frame storage unit;
DA conversion means for DA-converting the first video signal after the phase correction, which is a digital signal read from the frame storage unit, and applying the DA signal to the first video switch;
A video display device comprising:
前記第1の映像信号を前記フレーム記憶部に書き込む際の水平方向のタイミングを規定する水平書込ドットクロック信号を前記第1の映像信号の同期信号から作成するための第1のPLL回路と、
前記第1の映像信号を前記フレーム記憶部に書き込む際の垂直方向のタイミングを規定する垂直書込ラインクロック信号を前記第1の映像信号の同期信号から作成するための第2のPLL回路とを備え、
前記第1と第2のPLL回路によって前記水平書込ドットクロック信号と前記垂直書込ラインクロック信号の周波数をそれぞれ調整することにより、前記フレーム記憶部に記憶される映像を変倍する映像表示装置。The video display device according to claim 3, wherein the writing control unit includes:
A first PLL circuit for creating a horizontal writing dot clock signal that defines a horizontal timing when the first video signal is written to the frame storage unit from a synchronization signal of the first video signal;
A second PLL circuit for generating a vertical write line clock signal defining a vertical timing when the first video signal is written to the frame storage unit from a synchronization signal of the first video signal. Prepare
An image display device that scales an image stored in the frame storage unit by adjusting the frequencies of the horizontal write dot clock signal and the vertical write line clock signal by the first and second PLL circuits, respectively. .
前記位相補正後の第1の映像信号を前記フレーム記憶部から読出す際の水平方向のタイミングを規定する水平読出ドットクロック信号を前記第2の映像信号の同期信号から作成するための第3のPLL回路と、
前記位相補正後の第1の映像信号を前記フレーム記憶部から読出す際の垂直方向のタイミングを規定する垂直読出ラインクロック信号を前記第2の映像信号の同期信号から作成するための第4のPLL回路とを備え、
前記第3と第4のPLL回路によって前記水平読出ドットクロック信号と前記垂直読出ラインクロック信号の周波数をそれぞれ調整することにより、前記フレーム記憶部から読出される映像を変倍する映像表示装置。The video display device according to claim 3, wherein the read control unit includes:
A third readout clock signal for defining a horizontal read timing that defines a horizontal timing when the first video signal after the phase correction is read from the frame storage unit, from a synchronization signal of the second video signal; A PLL circuit;
A fourth readout line clock signal for defining a vertical timing when the first video signal after the phase correction is read out from the frame storage unit from a synchronization signal of the second video signal; And a PLL circuit.
An image display device that scales an image read from the frame storage unit by adjusting frequencies of the horizontal read dot clock signal and the vertical read line clock signal by the third and fourth PLL circuits, respectively.
前記第1と第2の映像信号は、それぞれ異なる表示解像度の映像を表わす映像信号である映像表示装置。The video display device according to any one of claims 1 to 7,
An image display device, wherein the first and second image signals are image signals representing images of different display resolutions.
第3のオペレーティングシステムによって管理される第3の映像記憶部と、
前記第3の映像記憶部に記憶された第3の映像信号を読出して出力する第3の映像制御部と、
前記第1のビデオスイッチから出力された映像信号を前記第3の映像信号の同期信号に同期させる第2の位相補正部と、
前記第3の映像信号と、前記第2の位相補正部によって補正された映像信号のうちの一方を選択して前記モニタに出力する第2のビデオスイッチと、
を備える映像表示装置。The video display device according to any one of claims 1 to 8, further comprising:
A third video storage unit managed by a third operating system;
A third video control unit that reads and outputs a third video signal stored in the third video storage unit;
A second phase correction unit that synchronizes a video signal output from the first video switch with a synchronization signal of the third video signal;
A second video switch that selects one of the third video signal and the video signal corrected by the second phase correction unit and outputs the selected video signal to the monitor;
A video display device comprising:
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (3)
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JP12743193 | 1993-05-28 | ||
JP13824494A JP3593715B2 (en) | 1993-05-28 | 1994-05-27 | Video display device |
Publications (2)
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Family
ID=26463391
Family Applications (1)
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JP13824494A Expired - Lifetime JP3593715B2 (en) | 1993-05-28 | 1994-05-27 | Video display device |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (2)
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-
1994
- 1994-05-27 JP JP13824494A patent/JP3593715B2/en not_active Expired - Lifetime
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