JP3592868B2

JP3592868B2 - Door opening and closing device

Info

Publication number: JP3592868B2
Application number: JP33609196A
Authority: JP
Inventors: 俊雄谷井
Original assignee: アトムリビンテック株式会社
Priority date: 1996-12-16
Filing date: 1996-12-16
Publication date: 2004-11-24
Anticipated expiration: 2016-12-16
Also published as: JPH10169299A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、設置スペースの制約のある場所に適するとともに、車椅子等の使用者にとっても扉の開閉を容易とする扉開閉装置に関する。
【従来の技術】
【０００２】
設置スペースの制約された場所等に用いられる扉として、たとえば図２０に示す開閉ドアが知られている。
【０００３】
すなわち、開口部１０を開閉する吊ドア１１の上面両端にはドア懸架レール２０，２１に沿って掛合滑走する懸垂吊車（図示省略）が取り付けられ、その下面両端にはドアガイド溝体２２，２３に沿って掛合滑走するスライドローラ（図示省略）が取り付けられている。
【０００４】
そして、開口部１０を手前側から開ける場合、吊ドア１１の手前側に設けられている凹み持手１２に指を掛けて水平方向に引くと、吊ドア１１が戸袋２４側に回動移行し、開口部１０が開放される。
【０００５】
これに対し、開口部１０を奥側から開ける場合、吊ドア１１の背面側に設けられている凹み持手１３に指を掛けて水平方向に引くと、上記同様に、吊ドア１１が戸袋２４側に回動移行し、開口部１０が開放される。
【０００６】
したがって、開口部１０の開放時には、吊ドア１１が戸袋２４に納められるので、室内をスッキリした感じにすることができるようになっている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の開閉ドアの場合、吊ドア１１の引込み方向が一方向であるため、特に車椅子等の使用者が開口部１０を奥側から開けようとすると、車椅子の進行方向に対して凹み持手１３が逃げてしまうために、吊ドア１１の開閉が困難となるものと予想される。
【０００８】
このことは、腕力の小さい児童、老人、障害者等にも言えることである。
また、吊ドア１１全体が戸袋２４に納められる構成であるため、一部屋内に吊ドア１１全体の戸袋２４分のスペースを確保する必要があり、戸袋２４部分に家具等を置くことができないことから、部屋の利用場所が制限されてしまうという不具合もある。
【０００９】
本発明は、このような事情に対処してなされたものであり、設置スペースの制約を緩和することができ、且つ進行方向に加えた力で扉体を容易に開放することができる扉開閉装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の発明は、扉体を押付け方向に開放可能とする扉開閉装置であって、第１の枠体と、この第１の枠体の中央部分に直交して設けられた枠体で、該枠体の上部枠にレール溝が設けられた第２の枠体と、第１の枠体の中央部分に設けられた回動機構と、この回動機構を支点として自在に回動する小扉と、この小扉と両開蝶番により連結されて、小扉に対して両開蝶番で折れ曲がるように回動する大扉と、この大扉の上端部の略中央部分に設けられて、レール溝に沿って移動する移動手段とを具備して、大扉を押し付けると、大扉と小扉とが両開蝶番で折れ曲がり、これに伴い移動手段がレール溝に沿って移動すると共に、小扉が回動機構を回動中心として回動して、小扉が大扉と第１の枠体とで挟まれるようにして、当該大扉及び小扉が第１の枠体側に待避することを特徴とする。
【００１１】
この発明では、進行方向に大扉を押し付けると、大扉に設けられている移動手段が第２の枠体のレール溝に沿って回動しつつ直線移動を行うと同時に、両開蝶番を介して大扉と小扉との間の連結部分が回動し、さらにこれらの動作に連動して小扉が回動機構により回動を行い、大扉が小扉を第１の枠体戸で挟むようにして第１の枠体側に待避することにより、大扉及び小扉が開放される。
【００１２】
また、大扉及び小扉が第１の枠体側に待避した状態では、第２の枠体を境としての大扉の出っ張り量が移動手段の取付け位置である略半分程度とされる。
【００１３】
請求項２記載の発明は、前記回動機構は、ピボット軸受け部とピボット軸部とで構成されることを特徴とする。
【００１４】
この発明では、小扉が回動する際、小扉の荷重がピボット軸受け部によって受けられる構成であるため、ピボット軸部による回動摩擦の軽減が図れ、大扉及び小扉の開放がスムーズに行われる。
【００１５】
請求項３記載の発明は、ピボット軸受け部が、第１のガイド溝と、該第１のガイド溝と交差する第２のガイド溝とにより形成されると共にピボット軸部が、第１のガイド溝と第２のガイド溝とに嵌り込む第１の軸と第２の軸とにより形成されて、該第１の軸が第１のガイド溝に嵌り込んだときは第２の軸が第２のガイド溝に嵌り込み、また当該第１の軸が第２のガイド溝に嵌り込んだときは第２の軸が第１のガイド溝に嵌り込んで、一方の軸が回動支点となって、他方の軸が当該軸の嵌り込んでいるガイド溝にガイドされて移動することを特徴とする。
【００１６】
この発明では、小扉が回動する際、ピボット軸部の第１又は第２の軸が回動支点とされ、第２又は第１の軸がピボット軸受け部の第２のガイド溝又は第１のガイド溝にガイドされつつ第２のガイド溝又は第１のガイド溝の終端まで移動する。
【００１７】
請求項４記載の発明は、第１の枠体の上下枠部と、小扉の上下端部との間には、ピボット軸受け部とピボット軸部とが設けられ、第２の枠体の上枠部に設けられたレール溝に沿って、大扉の上端部の略中央部分に設けられた吊車が移動することを特徴とする。
【００１８】
この発明では、進行方向に大扉を押し付けると、大扉に設けられている吊車が第２の枠体のレール溝に沿って回動しつつ直線移動を行うと同時に、両開蝶番を介して大扉と小扉との間の連結部分が回動し、さらにこれらの動作に連動して小扉が回動機構により回動を行い、大扉が小扉を第１の枠体とで挟むようにして第１の枠体側に待避することで大扉及び小扉が開放される。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図１乃至図４は、本発明の扉開閉装置の一実施の形態を示すものである。
これらの図に示すように、扉開閉装置は、枠体１００と扉体２００とで構成されている。
【００２０】
枠体１００は、矩形状の戸袋枠体１１０と、この戸袋枠体１１０の略中央部分から直交する方向に延びるコ字形状のガイド枠体１２０とで構成されている。
【００２１】
戸袋枠体１１０の上枠部１１１及び下枠部１１２のガイド枠体１２０が延設される略中央部分には、ピボット軸受け部１３０が皿穴１３１に装着されるビス１３２によってビス止めされている。
【００２２】
ピボット軸受け部１３０には、第１のガイド溝であるガイド長溝１３３及びガイド短溝１３６と、第２のガイド溝であるガイド長溝１３４及びガイド短溝１３５とが設けられている。
【００２３】
また、第１のガイド溝のガイド長溝１３３の始端と、第２のガイド溝のガイド長溝１３４の始端とが、上枠部１１１及び下枠部１１２の長手方向に沿った同一線上に位置し、第１のガイド溝のガイド短溝１３６の終端と、第２のガイド溝のガイド短溝１３５の終端も上枠部１１１及び下枠部１１２の長手方向に沿った同一線上に位置している。
【００２４】
そして、このピボット軸受け部１３０及び図４に示すピボット軸部２４０によって回動機構Ａが構成されている。
【００２５】
ガイド枠体１２０は人が出入りするための開口部１２３を有するものであって、ガイド枠体１２０の上枠部１２１には後述する扉体２００の大扉２２０の吊車２２２が嵌り込むためのレール溝１２２が長手方向に沿って形成されている。
【００２６】
扉体２００は、小扉２１０と大扉２２０とで構成されている。ここで、小扉２１０は大扉２２０の略半分程度の幅寸法とされている。
【００２７】
小扉２１０の上端部２１１及び下端部２１２には、２本の軸２４１，２４２を有したピボット軸部２４０が取り付けられている。大扉２２０の上端部２２１の略中央部分には吊車２２２が取り付けられている。
【００２８】
小扉２１０と大扉２２０とは、両開蝶番２３０によって連結されている。
この両開蝶番２３０は、扉本体２２０を左右に回動自在とするものであって、図２及び図３に示すように、長板部２３５，２３６と短板部２３８，２３９とで構成されている。
【００２９】
長板部２３５，２３６には、対角線上にヒンジ部２３１〜２３４が設けられているとともに、複数の皿穴２３５ａ，２３６ａが形成されている。
【００３０】
短板部２３８，２３９には、四隅にヒンジ部２３７が設けられているとともに、円形状の逃げ穴２３８ａ，２３９ａと半円弧状の逃げ穴２３８ｂ，２３９ｂとが設けられている。
【００３１】
また、各長板部２３５，２３６のヒンジ部２３１〜２３４には、軸ピン２３０ａ〜２３０ｄを介して各短板部２３８，２３９のヒンジ部２３７が取り付けられている。
【００３２】
そして、図２に示すように、各長板部２３５，２３６が軸ピン２３０ｂ，２３０ｃを同一線上とする回動と、図３に示すように、各長板部２３５，２３６が軸ピン２３０ａ，２３０ｄを同一線上とする回動とが可能となる。このような両開蝶番２３０の動作により、補助板体２１０に対して扉本体２２０が１８０度回動可能とされている。
【００３３】
続いて、以上のような構成の扉開閉装置の動作を、図５乃至図１３を用いて説明する。
【００３４】
まず、図５に示すように、ガイド枠体１２０の開口部１２３が扉体２００の小扉２１０と大扉２２０とで閉塞されている状態において、扉体２００を手前側から開けて開口部１２３を開放する場合、大扉２２０の斜線で示す側端部側を押す。
【００３５】
これにより、図６に示すように、大扉２２０の上端部２２１の略中央部分に設けられている吊車２２２を支点として大扉２２０に回動力が与えられる。
【００３６】
このとき、図１０に示すように、大扉２２０の上端部２２１の吊車２２２がガイド枠体１２０の上枠部１２１のレール溝１２２に沿って直線運動を行うとともに、これに連動して大扉２２０と小扉２１０との連結部分が両開蝶番２３０の作用によって手前側に折れる。
【００３７】
そして、この状態からさらに大扉２２０を押し付けると、図７に示すように、小扉２１０を内側にして大扉２２０が戸袋枠体１１０に納められることで、ガイド枠体１２０の開口部１２３が完全に開放される。
【００３８】
大扉２２０が戸袋枠体１１０に納められた状態では、ガイド枠体１２０部分を境として略半分程度となる。
【００３９】
また、大扉２２０が戸袋枠体１１０に納められるまでの間、戸袋枠体１１０の上枠部１１１及び下枠部１１２の略中央部分に取り付けられているピボット軸受け部１３０と、小扉２１０の上端部２１１及び下端部２１２に取り付けられているピボット軸部２４０との作用によって小扉２１０の回動動作がスムーズに行われる。
【００４０】
すなわち、扉体２００が閉じられているとき、図１２に示すように、ピボット軸部２４０の軸２４１，２４２がピボット軸受け部１３０のガイド長溝１３３，１３４の始端側に嵌り込んでいる。
【００４１】
この状態で、図６のように、小扉２１０が手前側への回動を始めるとき、軸２４１がガイド長溝１３３の始端側に残されて回動支点とされ、軸２４２側がガイド長溝１３４にガイドされてガイド長溝１３４内を移動し、図１３に示すように、ガイド長溝１３３との交差部分まで移動する。
【００４２】
そして、この状態から小扉２１０がさらに回動を続けると、図１４に示すように、軸２４２側がガイド長溝１３４からガイド短溝１３５側に移動し、ガイド短溝１３５の終端で停止する。
【００４３】
この間、軸２４２は、ガイド長溝１３４及びガイド短溝１３５によってガイドされつつ移動することから、小扉２１０がガタつくことなくスムーズな回動動作が行われるとともに、軸２４２の移動がガイド短溝１３５の終端にて規制されることから、小扉２１０の戸袋枠体１１０内での位置規制が行われる。
【００４４】
一方、図５の状態であるガイド枠体１２０の開口部１２３が扉体２００の小扉２１０と大扉２２０とで閉塞されている状態において、扉体２００を背面側から開けて開口部１２３を開放する場合、大扉２２０の背面側の斜線で示す側端部側を押す。
【００４５】
これにより、図７に示すように、大扉２２０の上端部２２１の略中央部分に設けられている吊車２２２を支点として大扉２２０に回動力が与えられる。
【００４６】
このとき、図１１に示すように、大扉２２０の上端部２２１の吊車２２２がガイド枠体１２０の上枠部１２１のレール溝１２２に沿って直線運動を行うとともに、これに連動して大扉２２０と小扉２１０との連結部分が両開蝶番２３０の作用によって背面側に折れる。
【００４７】
そして、この状態からさらに大扉２２０を背面側から押し付けると、図９に示すように、小扉２１０を内側にして大扉２２０が戸袋枠体１１０に納められることで、ガイド枠体１２０の開口部１２３が完全に開放される。
【００４８】
大扉２２０が戸袋枠体１１０に納められた状態では、上記同様に、ガイド枠体１２０部分を境として略半分程度となる。
【００４９】
また、大扉２２０が戸袋枠体１１０に納められるまでの間、戸袋枠体１１０の上枠部１１１及び下枠部１１２の略中央部分に取り付けられているピボット軸受け部１３０と、小扉２１０の上端部２１１及び下端部２１２に取り付けられているピボット軸部２４０との作用によって小扉２１０の回動動作がスムーズに行われる。
【００５０】
すなわち、扉体２００が閉じられている図１２の状態から小扉２１０が背面側への回動を始めるとき、上記とは逆に、軸２４２がガイド長溝１３４の始端側に残されて回動支点とされ、軸２４１側がガイド長溝１３３にガイドされてガイド長溝１３３内を移動し、図１５に示すように、ガイド長溝１３４との交差部分まで移動する。
【００５１】
そして、この状態から小扉２１０がさらに回動を続けると、図１６に示すように、軸２４１側がガイド長溝１３３からガイド短溝１３６側に移動し、ガイド短溝１３６の終端で停止する。
【００５２】
この間、軸２４１は、ガイド長溝１３３及びガイド短溝１３６によってガイドされつつ移動することから、小扉２１０がガタつくことなくスムーズな回動動作が行われるとともに、軸２４１の移動がガイド短溝１３６の終端にて規制されることから、小扉２１０の戸袋枠体１１０内での位置規制が行われる。
【００５３】
このように、本実施の形態では、進行方向に大扉２２０を押し付けると、大扉２２０に設けられている移動手段としての吊車２２２が第２の枠体としてのガイド枠体１２０の溝であるレール溝１２２に沿って回動しつつ直線移動を行うと同時に、両開蝶番２３０を介して大扉２２０と小扉２１０との間の連結部分が回動し、さらにこれらの動作に連動して小扉２１０が回動機構であるピボット軸受け部１３０とピボット軸部２４０とによって回動を行い、大扉２２０が小扉２１０を内側にして第１の枠体である戸袋枠体１１０側に待避することにより、大扉２２０及び小扉２１０が開放されるので、たとえば車椅子等の使用者等にとっても何等支障なく扉体２００の開放を容易に行うことができる。
【００５４】
また、大扉２２０及び小扉２１０がガイド枠体１２０側に待避した状態では、戸袋枠体１１０を境としての大扉２２０の出っ張り量が吊車２２２の取付け位置である略半分程度とされるので、一部屋内では大扉２２０の略半分程度（扉体２００の１／３）のスペースが確保されればよいことになり、設置スペースの制約が大幅に緩和される。
【００５５】
さらに、この実施の形態では、小扉２１０が回動する際、ピボット軸部２４０の第１又は第２の軸である軸２４１又は２４２が回動支点とされ、軸２４２又は２４１がピボット軸受け部１３０のガイド長溝１３４及びガイド短溝１３６による第２のガイド溝又はガイド長溝１３３及びガイド短溝１３６による第１のガイド溝によってガイドされつつ第２のガイド溝のガイド短溝１３５又は第１のガイド溝のガイド短溝１３６の終端まで移動するため、小扉２１０がガタつくことなくスムーズな回動動作を行うとともに、軸２４１，２４２の移動がガイド短溝１３５，１３６の終端にて規制されることから、小扉２１０の戸袋枠体１１０内での位置規制が行われる。
【００５６】
なお、この実施の形態では、ピボット軸部２４０を２軸とし、ピボット軸部２４０を第１及び第２の２ガイド溝構成とした場合に説明したが、ピボット軸部２４０を１軸とし、ピボット軸受け部１３０を１受穴とした構成としてもよく、この場合には、小扉２１０が回動する際、小扉２１０の荷重がピボット軸受け部１３０によって受けられるため、ピボット軸部２４０による回動摩擦の軽減が図れ、大扉２２０及び小扉２１０の開放がスムーズに行われる。
【００５７】
また、本実施の形態では、大扉２２０の上端部２２１に吊車２２２を設けた吊下げ式とした場合について説明したが、この例に限らず、大扉２２０の下端部に戸車を設けることによる引戸式とすることもできる。
【００５８】
さらに、本実施の形態では、ピボット軸受け部１３０及びピボット軸部２４０による回動機構Ａを扉体２００の開閉に用いた場合について説明したが、この例に限らず、図１６乃至図１８に示すように、窓の開閉に適用してもよい。
【００５９】
すなわち、これらの図に示すように、ピボット軸受け部１３０がたとえば窓枠２５０の外側の壁２６０の支持部２６１に取り付けられている。このピボット軸受け部１３０は、上記同様に、窓枠２５０の上方にも取り付けられるものであるが、説明の便宜上、その図示を省略している。
【００６０】
また、ピボット軸受け部１３０を支持部２６１に取り付けるに際しては、長さの短いガイド短溝１３５，１３６側を壁２６０側に向けた状態とする。一方、窓枠２５０に接して取り付けられている窓閉塞部材２５１の上下端部には、ピボット軸部２４０を取り付ける。
【００６１】
そして、窓が閉じられている図１７の状態から窓閉塞部材２５１の背面側を押し付けると、まずピボット軸部２４０の軸２４２がガイド長溝１３３の始端側に残されて回動支点とされ、軸２４１側がガイド短溝１３５にガイドされてガイド短溝１３５内を移動し、図１８に示すように、ガイド長溝１３４の終端まで移動する。
【００６２】
この状態から、窓閉塞部材２５１をさらに背面側から押し付けると、軸２４１の移動がガイド長溝１３４の終端部によって阻止され、変わって軸２４２側がガイド長溝１３３にガイドされてガイド長溝１３３内を移動し、図１９に示すように、ガイド短溝１３６の終端まで移動する。これにより、窓閉塞部材２５１が完全に開放される。
【００６３】
このとき、軸２４２が壁２６０側に寄っているため、完全に開放された窓閉塞部材２５１は壁２６０に接した状態まで開け放すことができる。言い換えれば、窓閉塞部材２５１と壁２６０との間に隙間を形成することなく窓閉塞部材２５１を開け放すことが可能となる。
【００６４】
また、軸２４２がガイド短溝１３６の終端で止められるため、壁２６０との間の位置規制が行われる。
【００６５】
なお、この例では、ピボット軸受け部１３０を窓枠２５０の外側の壁２６０に設けた場合について説明したが、これに限らず、窓枠２５０の内側に設けるようにしてもよい。
【００６６】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の扉開閉装置によれば、進行方向に大扉を押し付けると、大扉に設けられている移動手段が第２の枠体の溝に沿って回動しつつ直線移動を行うと同時に、両開蝶番を介して大扉と小扉との間の連結部分が回動し、さらにこれらの動作に連動して小扉が回動機構により回動を行い、大扉が小扉を内側にして第１の枠体側に待避することにより、大扉及び小扉が開放される。
【００６７】
また、大扉及び小扉が第１の枠体側に待避した状態では、第２の枠体を境としての大扉の出っ張り量が移動手段の取付け位置である略半分程度とされる。
【００６８】
したがって、設置スペースの制約を緩和することができ、且つ進行方向に加えた力で扉体を容易に開放することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の扉開閉装置に係る枠体を示す斜視図である。
【図２】本発明の扉開閉装置に係る扉体を示す斜視図である。
【図３】図２の両開蝶番を示す斜視図である。
【図４】図１の枠体に対する図２の扉体の装着状態を示す一部切欠きの断面図である。
【図５】図１及び図２の扉開閉装置の動作を示す斜視図である。
【図６】図１及び図２の扉開閉装置の動作を示す斜視図である。
【図７】図１及び図２の扉開閉装置の動作を示す斜視図である。
【図８】図１及び図２の扉開閉装置の動作を示す斜視図である。
【図９】図１及び図２の扉開閉装置の動作を示す斜視図である。
【図１０】図１及び図２の扉開閉装置の動作を示す斜視図である。
【図１１】図１及び図２の扉開閉装置の動作を示す斜視図である。
【図１２】図１及び図２の扉開閉装置の回動機構の動作を示す斜視図である。
【図１３】図１及び図２の扉開閉装置の回動機構の動作を示す斜視図である。
【図１４】図１及び図２の扉開閉装置の回動機構の動作を示す斜視図である。
【図１５】図１及び図２の扉開閉装置の回動機構の動作を示す斜視図である。
【図１６】図１及び図２の扉開閉装置の回動機構の動作を示す斜視図である。
【図１７】図１及び図２の扉開閉装置の回動機構を窓開閉用に適用した場合の他の実施の形態における動作を示すための斜視図である。
【図１８】図１６の回動機構の動作を示す斜視図である。
【図１９】図１６の回動機構の動作を示す斜視図である。
【図２０】従来の開閉ドアを示す斜視図である。
【符号の説明】
Ａ回動機構
１００枠体
１１０戸袋枠体
１１１上枠部
１１２下枠部
１２０ガイド枠体
１２１上枠部
１２２レール溝
１２３開口部
１３０ピボット軸受け部
１３３，１３４ガイド長溝
１３５，１３６ガイド短溝
２００扉体
２１０小扉
２１１上端部
２１２下端部
２２０大扉
２２２吊車
２３０両開蝶番
２３１〜２３４ヒンジ部
２３５，２３６長板部
２３８，２３９短板部
２４０ピボット軸部
２４１，２４２軸
２５０窓枠
２６０壁
２６１支持部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a door opening / closing device that is suitable for a place where installation space is limited and that facilitates opening / closing of a door for a user such as a wheelchair.
[Prior art]
[0002]
As an example of a door used in places where the installation space is restricted, an opening / closing door shown in FIG. 20 is known.
[0003]
That is, hanging suspensions (not shown) that slide along the door suspension rails 20 and 21 are attached to both ends of the upper surface of the suspension door 11 that opens and closes the opening 10, and door guide grooves 22 and 23 are disposed at both ends of the lower surface. slide roller (not shown) for hanging if gliding along are attached.
[0004]
When the opening 10 is opened from the near side, when the user puts his finger on the dent holding handle 12 provided on the near side of the hanging door 11 and pulls it in the horizontal direction, the hanging door 11 pivotally moves to the door pocket 24 side. The opening 10 is opened.
[0005]
On the other hand, when the opening 10 is opened from the back side, when the finger is hung on the dent handle 13 provided on the back side of the hanging door 11 and pulled in the horizontal direction, the hanging door 11 is The opening 10 is opened.
[0006]
Therefore, when the opening 10 is opened, the hanging door 11 is stored in the door pocket 24, so that the interior of the room can be refreshed.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the above-described conventional opening and closing door, since the direction in which the hanging door 11 is pulled in is one direction, particularly when a user such as a wheelchair tries to open the opening 10 from the back side, the traveling direction of the wheelchair is increased. It is expected that the opening and closing of the hanging door 11 will be difficult because the dent handle 13 escapes.
[0008]
This is also true for children, elderly people, persons with disabilities, etc., who have low strength.
In addition, since the entire hanging door 11 is configured to be accommodated in the door pocket 24, it is necessary to secure a space for the entire door 24 of the hanging door 11 partly indoors, and furniture and the like cannot be placed in the door pocket 24 part. Therefore, there is a problem that the use place of the room is restricted.
[0009]
The present invention has been made in view of such circumstances, and a door opening / closing device capable of relaxing a restriction of an installation space and easily opening a door body by a force applied in a traveling direction. The purpose is to provide.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a door opening / closing device that enables a door to be opened in a pressing direction, wherein the first frame and a frame provided orthogonal to a central portion of the first frame. A second frame having a rail groove provided in an upper frame of the frame, a rotating mechanism provided in a central portion of the first frame, and freely rotating around the rotating mechanism as a fulcrum. A small door to be connected to the small door, the large door being connected to the small door with both open hinges, and pivoting so as to be bent with the double open hinge with respect to the small door, and provided at substantially the center of the upper end of the large door. A moving means that moves along the rail groove, when the large door is pressed, the large door and the small door are bent with both open hinges, and the moving means moves along the rail groove with this, The small door is rotated about the rotation mechanism as a rotation center, and the small door is sandwiched between the large door and the first frame. There wherein the retracted to the first frame side.
[0011]
According to the present invention, when the large door is pressed in the traveling direction, the moving means provided on the large door performs a linear movement while rotating along the rail groove of the second frame, and at the same time, through the both open hinges. The connecting portion between the large door and the small door is rotated, and further, the small door is rotated by the rotation mechanism in conjunction with these operations, and the large door is connected to the small door by the first frame door. The large door and the small door are opened by retracting to the first frame side so as to sandwich it .
[0012]
In a state where the large door and the small door are retracted to the first frame side, the projecting amount of the large door from the second frame as a boundary is about half, which is the mounting position of the moving means.
[0013]
The invention according to claim 2 is characterized in that the rotating mechanism is constituted by a pivot bearing portion and a pivot shaft portion.
[0014]
According to the present invention, when the small door is rotated, the load of the small door is received by the pivot bearing, so that the pivot shaft can reduce the rotational friction and the large door and the small door can be smoothly opened. Is
[0015]
According to a third aspect of the present invention, the pivot bearing portion is formed by the first guide groove and the second guide groove intersecting the first guide groove, and the pivot shaft portion is formed by the first guide groove. And a first shaft fitted into the second guide groove and a second shaft. When the first shaft is fitted in the first guide groove, the second shaft is in the second position. When the first shaft fits in the guide groove, and the first shaft fits in the second guide groove, the second shaft fits in the first guide groove, and one shaft serves as a rotation fulcrum. The other shaft moves while being guided by a guide groove in which the shaft is fitted .
[0016]
According to the present invention, when the small door rotates, the first or second shaft of the pivot shaft portion is used as a rotation fulcrum, and the second or first shaft is the second guide groove or the first shaft of the pivot bearing portion. While being guided by the first guide groove, the second guide groove or the end of the first guide groove.
[0017]
According to a fourth aspect of the present invention, a pivot bearing portion and a pivot shaft portion are provided between the upper and lower frame portions of the first frame and the upper and lower ends of the small door. along the rail grooves provided in the frame portion, is Tsukuruma provided at a substantially central portion of the upper end portion of the large door, characterized in that movement.
[0018]
According to the present invention, when the large door is pressed in the traveling direction, the hanging wheel provided on the large door performs a linear movement while rotating along the rail groove of the second frame, and at the same time, via both open hinges. The connecting portion between the large door and the small door is rotated, and the small door is rotated by the rotating mechanism in conjunction with these operations, and the large door sandwiches the small door with the first frame. The large door and the small door are opened by retracting to the first frame side as described above.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 4 show an embodiment of a door opening and closing device according to the present invention.
As shown in these figures, the door opening / closing device includes a frame 100 and a door 200.
[0020]
The frame 100 includes a rectangular door pocket frame 110 and a U-shaped guide frame 120 extending in a direction orthogonal to a substantially central portion of the door pocket frame 110.
[0021]
A pivot bearing portion 130 is screwed to a substantially central portion of the upper frame portion 111 and the lower frame portion 112 of the door pocket frame 110 where the guide frame body 120 extends by a screw 132 mounted in the countersunk hole 131. .
[0022]
The pivot bearing portion 130 is provided with a guide long groove 133 and a guide short groove 136 which are first guide grooves, and a guide long groove 134 and a guide short groove 135 which are second guide grooves.
[0023]
Also, the start end of the guide long groove 133 of the first guide groove and the start end of the guide long groove 134 of the second guide groove are located on the same line along the longitudinal direction of the upper frame portion 111 and the lower frame portion 112, The end of the short guide groove 136 of the first guide groove and the end of the short guide groove 135 of the second guide groove are also located on the same line along the longitudinal direction of the upper frame 111 and the lower frame 112.
[0024]
The pivot mechanism 130 is constituted by the pivot bearing 130 and the pivot shaft 240 shown in FIG.
[0025]
The guide frame 120 has an opening 123 through which a person enters and exits, and a rail for fitting a hanging wheel 222 of a large door 220 of a door 200 described later into the upper frame 121 of the guide frame 120. A groove 122 is formed along the longitudinal direction.
[0026]
The door 200 includes a small door 210 and a large door 220. Here, the width of the small door 210 is approximately half the width of the large door 220.
[0027]
A pivot shaft 240 having two shafts 241 and 242 is attached to the upper end 211 and the lower end 212 of the small door 210. A suspension wheel 222 is attached to a substantially central portion of the upper end 221 of the large door 220.
[0028]
The small door 210 and the large door 220 are connected by both open hinges 230.
The double-opening hinges 230 make the door main body 220 rotatable left and right, and as shown in FIGS. 2 and 3, are constituted by long plate portions 235 and 236 and short plate portions 238 and 239. ing.
[0029]
The long plate portions 235 and 236 are provided with diagonal hinge portions 231 to 234 and formed with a plurality of countersunk holes 235a and 236a.
[0030]
The short plate portions 238, 239 are provided with hinge portions 237 at four corners, and are provided with circular relief holes 238a, 239a and semicircular relief holes 238b, 239b.
[0031]
The hinges 237 of the short plates 238 and 239 are attached to the hinges 231 to 234 of the long plates 235 and 236 via shaft pins 230a to 230d.
[0032]
Then, as shown in FIG. 2, each of the long plate portions 235 and 236 is rotated so that the shaft pins 230b and 230c are on the same line, and as shown in FIG. Rotation with the same position as 230d is possible. The door body 220 can be rotated by 180 degrees with respect to the auxiliary plate 210 by the operation of the double hinges 230.
[0033]
Next, the operation of the door opening / closing device having the above-described configuration will be described with reference to FIGS.
[0034]
First, as shown in FIG. 5, in a state where the opening 123 of the guide frame 120 is closed by the small door 210 and the large door 220 of the door 200, the door 200 is opened from the near side to open the opening 123. Is opened, the side end of the large door 220 indicated by oblique lines is pushed.
[0035]
As a result, as shown in FIG. 6, the turning power is applied to the large door 220 with the suspension wheel 222 provided substantially at the center of the upper end 221 of the large door 220 as a fulcrum.
[0036]
At this time, as shown in FIG. 10, the hanging wheel 222 at the upper end 221 of the large door 220 performs a linear motion along the rail groove 122 of the upper frame 121 of the guide frame 120, and in conjunction with this, the large door 220 The connecting portion between 220 and small door 210 is folded forward by the action of double open hinge 230.
[0037]
Then, when the large door 220 is further pressed from this state, as shown in FIG. 7, the large door 220 is placed in the door pocket frame 110 with the small door 210 inside, so that the opening 123 of the guide frame 120 is closed. It is completely open.
[0038]
When the large door 220 is housed in the door pocket frame 110, it is approximately half of the guide frame 120 as a boundary.
[0039]
In addition, until the large door 220 is housed in the door pocket frame 110, the pivot bearing portion 130 attached to a substantially central portion of the upper frame portion 111 and the lower frame portion 112 of the door pocket frame 110, and the small door 210 The rotation of the small door 210 is smoothly performed by the action of the pivot shaft 240 attached to the upper end 211 and the lower end 212.
[0040]
That is, when the door body 200 is closed, as shown in FIG. 12, the shafts 241 and 242 of the pivot shaft portion 240 are fitted into the start end sides of the guide long grooves 133 and 134 of the pivot bearing portion 130.
[0041]
In this state, as shown in FIG. 6, when the small door 210 starts rotating toward the near side, the shaft 241 is left at the start end side of the guide long groove 133 to be a rotation fulcrum, and the shaft 242 side is connected to the guide long groove 134. It is guided and moves in the guide long groove 134, and moves to the intersection with the guide long groove 133 as shown in FIG.
[0042]
When the small door 210 continues to rotate further from this state, as shown in FIG. 14, the shaft 242 moves from the guide long groove 134 to the guide short groove 135, and stops at the end of the guide short groove 135.
[0043]
During this time, the shaft 242 moves while being guided by the guide long groove 134 and the guide short groove 135, so that the small door 210 can smoothly rotate without rattling and the movement of the shaft 242 can be controlled by the short guide groove 135. Therefore, the position of the small door 210 in the door pocket frame 110 is regulated.
[0044]
On the other hand, in a state in which the opening 123 of the guide frame 120 is closed by the small door 210 and the large door 220 of the door 200 in the state of FIG. 5, the door 200 is opened from the back side to open the opening 123. To open the large door 220, the side end of the large door 220 indicated by oblique lines is pushed.
[0045]
As a result, as shown in FIG. 7, the turning power is applied to the large door 220 with the suspension wheel 222 provided substantially at the center of the upper end 221 of the large door 220 as a fulcrum.
[0046]
At this time, as shown in FIG. 11, the hanging wheel 222 at the upper end 221 of the large door 220 performs a linear motion along the rail groove 122 of the upper frame 121 of the guide frame 120, and in conjunction with this, the large door The connecting portion between 220 and small door 210 is folded back by the action of double open hinge 230.
[0047]
When the large door 220 is further pressed from the rear side from this state, as shown in FIG. 9, the large door 220 is placed in the door pocket frame 110 with the small door 210 inside and the opening of the guide frame 120 is opened. The part 123 is completely opened.
[0048]
In a state where the large door 220 is housed in the door pocket frame 110, the size is approximately half of the guide frame 120 as a boundary, as described above.
[0049]
In addition, until the large door 220 is housed in the door pocket frame 110, the pivot bearing portion 130 attached to a substantially central portion of the upper frame portion 111 and the lower frame portion 112 of the door pocket frame 110, and the small door 210 The rotation of the small door 210 is smoothly performed by the action of the pivot shaft 240 attached to the upper end 211 and the lower end 212.
[0050]
That is, when the small door 210 starts to rotate to the rear side from the state of FIG. 12 in which the door body 200 is closed, the shaft 242 is left at the start end side of the guide long groove 134 and rotates. As a fulcrum, the shaft 241 side is guided by the guide long groove 133, moves in the guide long groove 133, and moves to the intersection with the guide long groove 134 as shown in FIG.
[0051]
When the small door 210 continues to rotate further from this state, as shown in FIG. 16, the shaft 241 moves from the guide long groove 133 to the guide short groove 136, and stops at the end of the guide short groove 136.
[0052]
During this time, the shaft 241 moves while being guided by the guide long groove 133 and the guide short groove 136, so that the small door 210 performs a smooth turning operation without rattling and the movement of the shaft 241 is controlled by the short guide groove 136. Therefore, the position of the small door 210 in the door pocket frame 110 is regulated.
[0053]
As described above, in the present embodiment, when the large door 220 is pressed in the traveling direction, the hanging wheel 222 as a moving unit provided on the large door 220 is a groove of the guide frame 120 as the second frame. At the same time as performing linear movement while rotating along the rail groove 122, the connecting portion between the large door 220 and the small door 210 rotates through both the open hinges 230, and further interlocked with these operations. The small door 210 is rotated by the pivot bearing portion 130 and the pivot shaft portion 240 which are the rotating mechanisms, and the large door 220 is retracted with the small door 210 inward toward the door pocket frame 110 which is the first frame. By doing so, the large door 220 and the small door 210 are opened, so that the door 200 can be easily opened without any trouble for a user such as a wheelchair.
[0054]
Further, in a state where the large door 220 and the small door 210 are retracted to the guide frame body 120 side, the amount of protrusion of the large door 220 from the door pocket frame 110 is set to about half, which is the mounting position of the hanging wheel 222, In some indoors, it is only necessary to secure a space of approximately half of the large door 220 (の of the door 200), and the restriction on the installation space is greatly eased.
[0055]
Further, in this embodiment, when the small door 210 rotates, the shaft 241 or 242 which is the first or second shaft of the pivot shaft portion 240 is used as a rotation fulcrum, and the shaft 242 or 241 is connected to the pivot bearing portion. The guide short groove 135 or the first guide of the second guide groove while being guided by the second guide groove of the guide long groove 134 and the guide short groove 136 or the first guide groove of the guide long groove 133 and the guide short groove 136. Since the small door 210 moves smoothly to the end of the guide short groove 136 of the groove without rattling, the movement of the shafts 241 and 242 is restricted by the end of the guide short grooves 135 and 136. Therefore, the position of the small door 210 in the door pocket frame 110 is regulated.
[0056]
In this embodiment, a case has been described in which the pivot shaft portion 240 has two axes and the pivot shaft portion 240 has first and second two guide groove configurations. However, the pivot shaft portion 240 has one axis, and the pivot shaft portion 240 has one axis. The bearing 130 may be configured as a single receiving hole. In this case, when the small door 210 rotates, the load of the small door 210 is received by the pivot bearing 130, and thus the rotational friction by the pivot shaft 240. Of the large door 220 and the small door 210 are smoothly opened.
[0057]
Further, in the present embodiment, the case where the suspension door 222 is provided at the upper end 221 of the large door 220 is described. However, the present invention is not limited to this example. It can also be a sliding door type.
[0058]
Further, in the present embodiment, the case where the rotating mechanism A using the pivot bearing unit 130 and the pivot shaft unit 240 is used to open and close the door body 200 has been described. However, the present invention is not limited to this example, and is shown in FIGS. As described above, the present invention may be applied to opening and closing windows.
[0059]
That is, as shown in these figures, the pivot bearing 130 is attached to, for example, the support 261 of the outer wall 260 of the window frame 250. The pivot bearing unit 130 is also mounted above the window frame 250 as described above, but is not shown for convenience of explanation.
[0060]
Further, when attaching the pivot bearing 130 to the support 261, the short guide grooves 135, 136 having short lengths face the wall 260. On the other hand, a pivot shaft 240 is attached to the upper and lower ends of the window closing member 251 attached in contact with the window frame 250.
[0061]
Then, when the rear side of the window closing member 251 is pressed from the state of FIG. 17 in which the window is closed, first, the shaft 242 of the pivot shaft portion 240 is left at the start end side of the guide long groove 133 to be a rotation fulcrum. The 241 side is guided by the guide short groove 135 and moves in the guide short groove 135, and moves to the end of the guide long groove 134 as shown in FIG.
[0062]
In this state, when the window closing member 251 is further pressed from the rear side, the movement of the shaft 241 is blocked by the end portion of the guide long groove 134, and the shaft 242 is guided by the guide long groove 133 and moves in the guide long groove 133. 19, it moves to the end of the guide short groove 136. Thereby, the window closing member 251 is completely opened.
[0063]
At this time, since the shaft 242 is shifted toward the wall 260, the completely closed window closing member 251 can be left open until it comes into contact with the wall 260. In other words, the window closing member 251 can be left open without forming a gap between the window closing member 251 and the wall 260.
[0064]
Further, since the shaft 242 is stopped at the end of the guide short groove 136, the position between the shaft 260 and the wall 260 is regulated.
[0065]
In this example, the case where the pivot bearing 130 is provided on the outer wall 260 of the window frame 250 has been described. However, the present invention is not limited to this, and the pivot bearing 130 may be provided inside the window frame 250.
[0066]
【The invention's effect】
As described above, according to the door opening and closing device of the present invention, when the large door is pressed in the traveling direction, the moving means provided on the large door rotates linearly along the groove of the second frame, and At the same time as the movement, the connecting portion between the large door and the small door is rotated via the double hinges, and the small door is rotated by the rotation mechanism in conjunction with these operations. The large door and the small door are opened by retracting to the first frame side with the small door inside.
[0067]
In a state where the large door and the small door are retracted to the first frame side, the projecting amount of the large door from the second frame as a boundary is about half, which is the mounting position of the moving means.
[0068]
Therefore, the restriction on the installation space can be eased, and the door can be easily opened by the force applied in the traveling direction.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a frame according to a door opening and closing device of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a door according to the door opening and closing device of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing the double hinge of FIG. 2;
FIG. 4 is a partially cutaway sectional view showing a state where the door body of FIG. 2 is attached to the frame body of FIG. 1;
FIG. 5 is a perspective view showing the operation of the door opening and closing device of FIGS. 1 and 2;
FIG. 6 is a perspective view showing the operation of the door opening / closing device of FIGS. 1 and 2;
FIG. 7 is a perspective view showing the operation of the door opening and closing device of FIGS. 1 and 2;
FIG. 8 is a perspective view showing the operation of the door opening and closing device of FIGS. 1 and 2;
FIG. 9 is a perspective view showing the operation of the door opening and closing device of FIGS. 1 and 2;
FIG. 10 is a perspective view showing the operation of the door opening and closing device of FIGS. 1 and 2.
FIG. 11 is a perspective view showing the operation of the door opening and closing device of FIGS. 1 and 2;
FIG. 12 is a perspective view showing an operation of a turning mechanism of the door opening and closing device of FIGS. 1 and 2;
FIG. 13 is a perspective view showing an operation of a rotating mechanism of the door opening and closing device of FIGS. 1 and 2;
FIG. 14 is a perspective view showing an operation of a turning mechanism of the door opening and closing device of FIGS. 1 and 2;
FIG. 15 is a perspective view showing an operation of a rotating mechanism of the door opening and closing device of FIGS. 1 and 2;
FIG. 16 is a perspective view showing an operation of a turning mechanism of the door opening and closing device of FIGS. 1 and 2;
FIG. 17 is a perspective view showing an operation in another embodiment when the rotation mechanism of the door opening / closing device of FIGS. 1 and 2 is applied for opening / closing a window.
FIG. 18 is a perspective view showing the operation of the rotation mechanism of FIG.
FIG. 19 is a perspective view showing the operation of the rotation mechanism of FIG.
FIG. 20 is a perspective view showing a conventional opening / closing door.
[Explanation of symbols]
A Rotating mechanism 100 Frame 110 Door pocket frame 111 Upper frame 112 Lower frame 120 Guide frame 121 Upper frame 122 Rail groove 123 Opening 130 Pivot bearing 133, 134 Guide long groove 135, 136 Guide short groove 200 Door Body 210 Small door 211 Upper end 212 Lower end 220 Large door 222 Hanging wheel 230 Double-open hinges 231 to 234 Hinge 235, 236 Long plate 238, 239 Short plate 240 Pivot shaft 241, 242 Axis 250 Window frame 260 Wall 261 Support

Claims

A door opening and closing device capable of opening a door body in a pressing direction,
A first frame,
A second frame in which a rail groove is provided in an upper frame of the frame, the second frame being provided orthogonally to a central portion of the first frame;
A rotating mechanism provided at a central portion of the first frame,
A small door that freely rotates with the rotation mechanism as a fulcrum,
A large door which is connected to the small door by both open hinges and turns so as to be bent with the double open hinge with respect to the small door;
Moving means that is provided at a substantially central portion of an upper end portion of the large door and moves along the rail groove ;
When the large door is pressed, the large door and the small door are bent by the both open hinges, whereby the moving means moves along the rail groove, and the small door rotates the rotating mechanism. The large door and the small door are retracted to the first frame side such that the small door is sandwiched between the large door and the first frame body by rotating as a movement center. Door opening and closing device.

The door opening / closing device according to claim 1, wherein the rotating mechanism includes a pivot bearing portion and a pivot shaft portion.

The pivot bearing portion is formed by a first guide groove and a second guide groove intersecting the first guide groove, and the pivot shaft portion is formed by the first guide groove and the second guide groove. Formed by a first shaft and a second shaft fitted into the guide groove,
When the first shaft fits in the first guide groove, the second shaft fits in the second guide groove, and the first shaft fits in the second guide groove. In such a case, the second shaft fits into the first guide groove, one of the shafts serves as a rotation fulcrum, and the other shaft is guided by the guide groove into which the shaft fits. The door opening / closing device according to claim 2 , wherein the door opening / closing device moves.

The pivot bearing portion and the pivot shaft portion are provided between upper and lower frame portions of the first frame body and upper and lower end portions of the small door, and are provided on an upper frame portion of the second frame body. along the rail groove provided, the door opening and closing device according to claim 1, wherein the Tsukuruma provided at a substantially central portion of the upper end portion of the large door, characterized in that movement.