JP3591352B2

JP3591352B2 - Building material and method of manufacturing building material

Info

Publication number: JP3591352B2
Application number: JP01709799A
Authority: JP
Inventors: 司山田; 卓也山本
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1999-01-26
Filing date: 1999-01-26
Publication date: 2004-11-17
Anticipated expiration: 2019-01-26
Also published as: JP2000211091A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基材の表面に設けた突板に表面シート材をラミネートした構造の建築材及び建築材の製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、建築材を形成するに当たっては、表面に突板を貼着した基材の突板表面に印刷または着色をし、その上に表面シート材をラミネートして建築材を形成していた。
【０００３】
上記の従来例にあっては、表面シート材を基材表面の突板にラミネートするに当たり、突板の細かい導管への追従性や密着性が低く、ラミネート後のピーリング強度（剥離強度）を維持しにくいという問題があった。
【０００４】
また、突板表面に印刷または着色した場合、導管溝の存在により印刷や着色がかすれるという問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、突板表面の印刷や着色がかすれることがなく、また、表面シート材を基材表面の突板にラミネートするに当たり、突板の細かい導管への追従性や密着性が高くできて剥離強度を高めることができる建築材及び建築材の製造方法を提供することを課題とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る建築材は、基材１の表面に積層した突板２に目止め用の塗料９が塗布されるとともに目止め用の塗料９を塗布した突板に印刷や着色等の表面化粧１０が施され、ポリプロピレンシート３裏面に加熱により接着する接着シート４を接着剤により接着積層すると共にポリプロピレンシート３の表面に抗菌剤を添加したＵＶ塗料を塗布して表面シート材５が構成され、基材１表面の突板２に表面シート材５の裏面の接着シート４が貼り付けてあることを特徴とするものである。このような構成とすることで、突板２表面への印刷や着色による表面化粧１０がかすれることがなく、また、表面シート材５の裏面の接着シート４が基材１表面の突板２に強固にラミネートした建築材１１を提供できるものである。
【０００７】
また、本発明の建築材の製造方法は、基材１の表面に積層した突板２に目止め用の塗料９を塗布して突板２の導管８部分の目止めを行い、その後、突板２の表面に印刷や着色を施して表面化粧１０を行い、次に、ポリプロピレンシート３の裏面に加熱により接着する接着シート４を接着剤により接着積層すると共にポリプロピレンシート３の表面に抗菌剤を添加したＵＶ塗料を塗布して構成した表面シート材５を、基材１の表面の突板２に加熱加圧によりラミネートすることを特徴とするものである。このような方法を採用することで、突板２の細かい導管８を埋めて表面に印刷や着色等をして表面化粧１０を施すことができて、表面シート材５の裏面に設けた加熱により接着する接着シート４を突板２にラミネートする際に、突板２の細かい導管への追従性や密着性を高くして強固にラミネートできるものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【０００９】
建築材１１は基材１の表面の突板２に表面シート材５をラミネートして構成したものである。
【００１０】
表面に突板２を設けた基材１は以下の構成となっている。すなわち、合板やＭＤＦ（中密度繊維板）等の基材１の表面に突板２を積層固着してある。例えば、合板としては１２ｍｍ厚のものを使用し、ＭＤＦとしては６ｍｍのものを使用し、突板２としては０．２５ｍｍ厚のものを使用することができるが、これは一例であり、必ずしも上記の数値のものにのみ限定されるものではない。
【００１１】
図２（ａ）のように基材１の表面に突板２を積層固着したのち、基材１の表面の突板２に図２（ｂ）のように目止め用の塗料９が塗布される。この目止め用の塗料９としてはウレタン系のＵＶ塗料が用いられる。ウレタン系のＵＶ塗料の一例を挙げると、中国塗料（株）製の商品名オーレックス８３７Ｆ−４が用いられ、この中国塗料（株）製の商品名オーレックス８３７Ｆ−４を１００重量部、中国塗料（株）製の商品名ＮＣＯ−Ｘを添加剤として３重量部、中国塗料（株）製の商品名オーレックスシンナーＢＸを２０重量部混合したものである。上記の目止め用の塗料９であるウレタン系のＵＶ塗料を突板２に塗布することで突板２の細かい導管８を埋める。目止め用の塗料９の粘度は７〜９秒（Ｚａｈｎ♯５）であり、塗布量は１．５〜２．０ｇ／尺^２である。このように目止め用の塗料９であるウレタン系のＵＶ塗料を単板に塗布した後、ＵＶ乾燥を行うものであるが、この場合、１００〜１４０ｍｍｊ（ミリジュール）／ｃｍ^２でＵＶ乾燥を行うものである。
【００１２】
このようにして基材１表面に設けた突板２に目止め用の塗料９であるウレタン系のＵＶ塗料を塗布して突板２の導管８を埋めて目止めしたのち、図２（ｃ）のように、基材１表面に設けた突板２の表面に着色または印刷を行って表面化粧１０を施すものである。
【００１３】
ここで、着色または印刷をして表面化粧１０をすることにつき例示すると以下のような例を挙げることができる。例えば、塩化ビニル樹脂や酢酸ビニル樹脂タイプの着色材を用いる（樹脂分２０±５重量部に顔料を５〜１０重量部程度配合したもの）ものであり、（株）富士塗料工業所製の商品名ロール印刷インクＣ−１４にロールシンナーＴＯ−５８８０を適量混合して希釈したものを使用することができる。印刷の条件としては、べた印刷の場合、硬度４０°±５°のスポンジロールで印刷し、印厚が２〜３ｍｍ、粘度が３５±５秒（Ｚａｈｎ♯２）、塗布量が１．０〜１．５ｇ／尺^２であり、また、木目印刷の場合、硬度１０°±５°のゴムロールで印刷し、印厚が２〜３ｍｍ、粘度が２２±５秒（Ｚａｈｎ♯４）、塗布量が０．２〜０．３ｇ／尺^２である。もちろん、基材１表面に設けた突板２の表面に着色または印刷をして表面化粧１０を施すに当たっては、上記の例にのみに限定されるものではない。
【００１４】
一方、表面シート材５は図３に示すように、ポリプロピレンシート３裏面に加熱により接着する接着シート４を接着剤６により接着積層して構成したものであり、ポリプロピレンシート３の表面にはさらにトップコート７が積層してある。接着シート４としては例えばエチレン酢酸ビニル共重合体（ＥＶＡ）のシートが使用される。また、トップコート７はポリプロピレンシート３の表面にコロナ放電処理により微細な凹凸を形成し、このポリプロピレンシート１の表面にＵＶ塗料を塗布してトップコート７の密着性をよくしてある。トップコート７を形成するためのＵＶ塗料は抗菌剤を添加してあるとともにスリップレス性を持たせるため塗布する樹脂自体が軟質で抵抗が生じやすい構造となっている。ここで、表面シート材５を構成する各層は、例えば、ポリプロピレンシート３の厚みが９０±９μ、接着剤１１の塗布量が３±１ｇ／ｍ^２、エチレン酢酸ビニル共重合体（ＥＶＡ）の厚みが２０±５μ、塗装層４の塗布量が３±１ｇ／ｍ^２である。
【００１５】
しかして、上記のようにしてポリプロピレンシート３の裏面に加熱により接着する接着シート４を接着積層して構成した表面シート材５を、基材１の表面の目止め塗料及び塗装（または印刷）をした突板２に加熱加圧によりラミネートするのであるが、ラミネートの条件の例を挙げると以下の通りである。すなわち、ラミネート直前における予備加熱で材温を８５〜９５℃にし、搬送速度を６〜１０ｍ／ｍｉｎにし、熱ロールとして２段または３段用い、熱ロールの温度は１段目又は２段目の熱ロールを１６０〜１９０℃、３段目の熱ロールが１１０〜１３０℃にし、熱ロールから出た時点における材温を９５〜１０５℃に設定するものである。
【００１６】
上記のようにして、基材１の表面に積層した突板２に目止め用の塗料９が塗布されるとともに目止め用の塗料９を塗布した突板に印刷や着色等の表面化粧が施され、ポリプロピレンシート３裏面に加熱により接着する接着シート４を接着積層して表面シート材５が構成され、基材１表面の突板２に表面シート材５の裏面の接着シート４が加熱によりラミネートしてある建築材１１が製造されるものである。
【００１７】
上記のようにして製造した建築材１１においては、突板２の細かい導管８が目止め用の塗料９で埋められていて表面に印刷や着色等をしてあることで、印刷や着色のかすれが低減し、また、目止めしてあることで、表面シート材５の裏面の接着シート４を加熱により接着してラミネートする際に密着してラミネートされることになる。ちなみに上記のようにして得た建築材１１において表面シート材５に２５ｍｍ幅でカッターでスリットを入れ、表面シート材５の端部を引っ張り用プッシュフルに固定してピーリング強度（剥離強度）の試験をしたところ３ｋｇＦ／２５ｍｍ以上の強度を確保できた。このように本建築材１１は表面シート材５の剥離等がなく、また、印刷、着色もかすれていない商品価値の高いものであるので、建築における框、式台等として使用しても何ら問題がないものである。
【００１８】
【発明の効果】
請求項１記載にあっては、上記のように、基材の表面に積層した突板に目止め用の塗料が塗布されるとともに目止め用の塗料を塗布した突板に印刷や着色等の表面化粧が施され、ポリプロピレンシート裏面に加熱により接着する接着シートを接着剤により接着積層すると共にポリプロピレンシートの表面に抗菌剤を添加したＵＶ塗料を塗布して表面シート材が構成され、基材表面の突板に表面シート材の裏面の接着シートが貼り付けてあるので、突板に施された印刷や着色等の表面化粧がかすれず、また、表面シート材の裏面の接着シートが基材表面の突板に強固にラミネートした建築材を提供できるものである。
【００１９】
また、本発明の請求項２記載の発明にあっては、上記のように、基材の表面に積層した突板に目止め用の塗料を塗布して突板の導管部分の目止めを行い、その後、突板の表面に印刷や着色を施して表面化粧を行い、次に、ポリプロピレンシートの裏面に加熱により接着する接着シートを接着剤により接着積層すると共にポリプロピレンシートの表面に抗菌剤を添加したＵＶ塗料を塗布して構成した表面シート材を、基材の表面の突板に加熱加圧によりラミネートするので、突板の細かい導管を埋めて表面に印刷や着色等をして表面化粧をかすれることなく施すことができ、また、表面シート材の裏面の加熱により接着する接着シートをラミネートする際に突板の細かい導管への追従性や密着性を高くして強固にラミネートできて、簡単な方法で請求項１の構成の建築材を製造することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の建築材の断面図である。
【図２】（ａ）は基材の表面に突板を積層固着した状態を示す拡大断面図であり、（ｂ）は突板の表面に目止め用の塗料を塗布した状態の拡大断面図であり、（ｃ）はさらにその上に印刷や着色等により表面化粧を施した状態の拡大断面図である。
【図３】同上に用いる表面シート材の断面図である。
【符号の説明】
１基材
２突板
３ポリプロピレンシート
４接着シート
５表面シート材
９目止め用の塗料
１０表面化粧[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a building material having a structure in which a surface sheet material is laminated on a veneer provided on the surface of a base material, and a method for manufacturing the building material.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in forming a building material, a building material is formed by printing or coloring the surface of a veneer of a base material having a veneer adhered to the surface, and then laminating a surface sheet material thereon.
[0003]
In the above conventional example, when laminating the surface sheet material to the veneer on the surface of the base material, the followability and adhesion to the fine conduit of the veneer are low, and it is difficult to maintain the peeling strength (peeling strength) after lamination. There was a problem.
[0004]
Further, when printing or coloring is performed on the surface of the veneer, there is a problem that printing or coloring is blurred due to the presence of the conduit groove.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above points, and the printing and coloring of the surface of the veneer are not faded.Furthermore, in laminating the surface sheet material to the veneer on the surface of the base material, the veneer follows a fine conduit. It is an object of the present invention to provide a building material and a method for manufacturing the building material, which have high properties and adhesion and can increase the peel strength.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, a building material according to the present invention is applied to a veneer 2 laminated on the surface of a base material 1 with a coating material 9 for filling, and printing on a veneer coated with the coating material 9 for filling. surface decorative 10 of coloration or the like is performed, polypropylene sheet 3 topsheet material UV paint is applied with the addition of antimicrobial agents to the surface of the polypropylene sheet 3 with an adhesive sheet 4 to adhere by heating the back surface to adhesively laminated with an adhesive 5, wherein an adhesive sheet 4 on the back surface of the top sheet material 5 is attached to the veneer plate 2 on the surface of the base material 1. With such a configuration, the surface makeup 10 due to printing or coloring on the surface of the veneer 2 is not blurred, and the adhesive sheet 4 on the back surface of the surface sheet material 5 is firmly attached to the veneer 2 on the surface of the base material 1. The laminated building material 11 can be provided.
[0007]
In the method for manufacturing a building material according to the present invention, a filling material 9 is applied to the veneer 2 laminated on the surface of the base material 1 to fill the conduit 8 of the veneer 2, and thereafter, the veneer 2 is formed. The surface is subjected to surface decoration 10 by printing or coloring, and then an adhesive sheet 4 to be adhered to the back of the polypropylene sheet 3 by heating is adhesively laminated with an adhesive, and an antibacterial agent is added to the surface of the polypropylene sheet 3 by UV. A surface sheet material 5 formed by applying a paint is laminated on a veneer plate 2 on the surface of a substrate 1 by heating and pressing. By adopting such a method, it is possible to fill the fine conduit 8 of the veneer plate 2 and print or color the surface so as to apply the surface makeup 10, and to adhere by heating provided on the back surface of the top sheet material 5. When the adhesive sheet 4 to be laminated is laminated on the veneer plate 2, the followability and adhesion of the veneer plate 2 to a fine conduit can be enhanced and the laminate can be firmly laminated.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
[0009]
The building material 11 is formed by laminating a surface sheet material 5 on a veneer plate 2 on the surface of a base material 1.
[0010]
The substrate 1 provided with the protruding plate 2 on the surface has the following configuration. That is, the veneer 2 is laminated and fixed to the surface of the base material 1 such as plywood or MDF (medium density fiber board). For example, a plywood having a thickness of 12 mm can be used, an MDF having a thickness of 6 mm can be used, and a veneer 2 having a thickness of 0.25 mm can be used. It is not limited only to numerical values.
[0011]
After the veneer 2 is laminated and fixed on the surface of the substrate 1 as shown in FIG. 2A, a filling paint 9 is applied to the veneer 2 on the surface of the substrate 1 as shown in FIG. 2B. A urethane-based UV paint is used as the filling paint 9. As an example of a urethane-based UV paint, Aulex 837F-4 (trade name) manufactured by China Paint Co., Ltd. is used. 100 parts by weight of Aulex 837F-4 (trade name) manufactured by China Paint Co., Ltd. A mixture obtained by mixing 3 parts by weight of NCO-X (trade name, manufactured by Paint Co., Ltd.) and 20 parts by weight of Aulex Thinner BX (trade name, manufactured by China Paint Co., Ltd.). The fine conduit 8 of the veneer 2 is filled by applying a urethane-based UV paint, which is the above-mentioned filling paint 9, to the veneer 2. The viscosity of the filling paint 9 is 7 to 9 seconds (Zahn♯5), and the application amount is 1.5 to 2.0 g / scale ² . The urethane-based UV paint as the filling paint 9 is applied to the veneer and then subjected to UV drying. In this case, the UV drying is performed at 100 to 140 mmj (millijoule) / cm ^2. Is what you do.
[0012]
In this way, a urethane-based UV paint, which is a filling paint 9, is applied to the veneer 2 provided on the surface of the base material 1, and the conduit 8 of the veneer 2 is buried and sealed, and then FIG. As described above, the surface of the veneer plate 2 provided on the surface of the base material 1 is colored or printed to apply the surface makeup 10.
[0013]
Here, the following example can be given as an example of coloring or printing to make the surface makeup 10. For example, a coloring material of a vinyl chloride resin or vinyl acetate resin type is used (comprising about 5 to 10 parts by weight of a pigment in 20 ± 5 parts by weight of resin) and a product manufactured by Fuji Paint Co., Ltd. A mixture obtained by mixing and diluting an appropriate amount of the roll thinner TO-5880 with the name roll printing ink C-14 can be used. As the printing conditions, in the case of solid printing, printing is performed with a sponge roll having a hardness of 40 ° ± 5 °, a printing thickness of 2 to 3 mm, a viscosity of 35 ± 5 seconds (Zahn♯2), and a coating amount of 1.0 to 1.0. In the case of wood grain printing, printing is performed with a rubber roll having a hardness of 10 ° ± 5 °, a printing thickness of 2 to 3 mm, a viscosity of 22 ± 5 seconds (Zahn （4), and a coating amount of 1.5 g / size ^2. It is 0.2 to 0.3 g / scale ² . Of course, the coloring or printing of the surface of the veneer 2 provided on the surface of the base material 1 to give the surface makeup 10 is not limited to the above example.
[0014]
On the other hand, as shown in FIG. 3, the top sheet material 5 is formed by bonding and laminating an adhesive sheet 4 bonded to the back surface of the polypropylene sheet 3 by heating with an adhesive 6. The coat 7 is laminated. As the adhesive sheet 4, for example, a sheet of ethylene-vinyl acetate copolymer (EVA) is used. The top coat 7 has fine irregularities formed on the surface of the polypropylene sheet 3 by corona discharge treatment, and a UV paint is applied to the surface of the polypropylene sheet 1 to improve the adhesion of the top coat 7. The UV coating for forming the top coat 7 has a structure in which the antibacterial agent is added and the resin to be applied is soft and easy to generate resistance in order to have a slipless property. Here, each layer constituting the topsheet material 5 has, for example, a thickness of the polypropylene sheet 3 of 90 ± 9 μm, an application amount of the adhesive 11 of 3 ± 1 g / m ² , and a thickness of the ethylene-vinyl acetate copolymer (EVA). Is 20 ± 5 μm and the coating amount of the coating layer 4 is 3 ± 1 g / m ² .
[0015]
Then, the surface sheet material 5 formed by bonding and laminating the adhesive sheet 4 to be bonded to the back surface of the polypropylene sheet 3 by heating as described above is coated with the sealing paint and coating (or printing) on the surface of the substrate 1. The laminate is laminated on the veneer 2 by heating and pressing. Examples of laminating conditions are as follows. That is, by preheating immediately before lamination, the material temperature is set to 85 to 95 ° C., the transport speed is set to 6 to 10 m / min, and two or three heat rolls are used, and the temperature of the heat roll is the first or second heat roll. The heat roll is set at 160 to 190 ° C., the third heat roll is set at 110 to 130 ° C., and the material temperature at the time of leaving the heat roll is set at 95 to 105 ° C.
[0016]
As described above, the filling paint 9 is applied to the veneer 2 laminated on the surface of the base material 1 and the veneer coated with the filling paint 9 is subjected to surface makeup such as printing or coloring, A surface sheet material 5 is formed by bonding and laminating an adhesive sheet 4 to be adhered to the back surface of the polypropylene sheet 3 by heating, and the adhesive sheet 4 on the back surface of the surface sheet material 5 is laminated on the veneer 2 on the surface of the base material 1 by heating. The building material 11 is manufactured.
[0017]
In the building material 11 manufactured as described above, the fine conduit 8 of the veneer 2 is buried with the paint 9 for filling and the surface is printed or colored. By reducing and filling, the adhesive sheet 4 on the back surface of the top sheet material 5 is closely adhered and laminated when the adhesive sheet 4 is bonded by heating. Incidentally, in the building material 11 obtained as described above, a slit was formed in the surface sheet material 5 with a cutter with a width of 25 mm, and the end of the surface sheet material 5 was fixed to a push-pul for pulling to test the peeling strength (peeling strength). , A strength of 3 kgF / 25 mm or more could be secured. As described above, since the building material 11 does not peel off the surface sheet material 5 and is high in commercial value without being printed or colored, there is no problem in using it as a frame, a stand, etc. in a building. There is no one.
[0018]
【The invention's effect】
According to the first aspect, as described above, a paint for filling is applied to the veneer laminated on the surface of the base material, and surface coating such as printing or coloring is applied to the veneer coated with the paint for filling. is applied, is configured the topsheet material UV paint is applied with the addition of antimicrobial agents to the surface of the polypropylene sheet with an adhesive sheet to adhere by heating polypropylene sheet back surface is adhesively laminated with an adhesive, sliced veneer substrate surface Since the adhesive sheet on the back side of the top sheet material is attached to the veneer, the surface makeup such as printing and coloring applied to the veneer does not fade, and the adhesive sheet on the back side of the top sheet material is firmly attached to the veneer on the base material surface. It is possible to provide a building material laminated to the above.
[0019]
Further, in the invention according to claim 2 of the present invention, as described above, a coating material for sealing is applied to the veneer laminated on the surface of the base material, and the conduit portion of the veneer is sealed, and thereafter, The surface of the veneer is printed or colored to make a surface decoration, and then an adhesive sheet that is adhered to the back of the polypropylene sheet by heating is adhered and laminated with an adhesive, and an antibacterial agent is added to the surface of the polypropylene sheet. Since the surface sheet material composed by applying is laminated on the veneer on the surface of the base material by heating and pressing, it is necessary to fill the fine conduit of the veneer and print or color it on the surface and apply the surface makeup without blurring In addition, when laminating an adhesive sheet that adheres by heating the back surface of the top sheet material, the followability and adhesion to the fine conduit of the veneer are increased, and it can be laminated firmly, and it is an easy method It is capable of producing a building element of the first aspect.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view of a building material of the present invention.
2A is an enlarged cross-sectional view showing a state in which a veneer is laminated and fixed on the surface of a base material, and FIG. 2B is an enlarged cross-sectional view in a state in which a filling paint is applied to the surface of the veneer. (C) is an enlarged cross-sectional view of a state in which surface decoration is further applied thereon by printing, coloring, or the like.
FIG. 3 is a cross-sectional view of a top sheet material used in the first embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Base material 2 Veneer board 3 Polypropylene sheet 4 Adhesive sheet 5 Surface sheet material 9 Paint for filling 10 Surface makeup

Claims

An adhesive sheet that is coated with paint for filling on the veneer laminated on the surface of the base material, and that the veneer coated with the paint for filling is subjected to surface makeup such as printing or coloring, and is adhered to the back of the polypropylene sheet by heating. the topsheet material by applying a UV coating with added antimicrobial agent is formed on the surface of the polypropylene sheet with adhered laminated by an adhesive, there paste the adhesive sheet of the back face sheet material veneer substrate surface A building material characterized by that.

Applying a paint for filling to the veneer laminated on the surface of the base material, filling the conduit part of the veneer, then printing or coloring the surface of the veneer to make a surface decoration, and then a polypropylene sheet veneer heated and pressurized for bonding the topsheet material constituted by coating a UV coating with the addition of antimicrobial agents to the surface of the polypropylene sheet with adhered laminated by adhesive sheet, the surface of the substrate to be bonded by heating the back surface of A method for producing a building material, comprising laminating by: