JP3588996B2

JP3588996B2 - Automotive door lock device

Info

Publication number: JP3588996B2
Application number: JP33594597A
Authority: JP
Inventors: 肇米山
Original assignee: Ohi Seisakusho Co Ltd
Current assignee: Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority date: 1997-12-05
Filing date: 1997-12-05
Publication date: 2004-11-17
Anticipated expiration: 2017-12-05
Also published as: JPH11166338A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車内から、同一のハンドルを２度操作することにより、施錠状態を解錠状態に切り替えて、ドアを開くことができるようにした自動車用ドアロック装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の自動車用ドアロック装置は、車内に設けられたロックノブの解錠、施錠操作により、車内に設けられたインサイドハンドルのレリーズ操作によりドアを開扉することができる解錠状態と、レリーズ操作してもドア開扉を行うことができない施錠状態を得ることができるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来の自動車用ドアロック装置においては、ロックノブが施錠状態にあることに気が付かないで、インサイドハンドルをレリーズ操作してしまった場合は、一旦、インサイドハンドルから手を離して、ロックノブを解錠操作した後、再度、インサイドハンドルをレリーズ操作し直さなければならないため、操作が煩わしいという問題がある。
【０００４】
また、従来の自動車用ドアロック装置は、同乗者が車内に乗降するため、助手席ドアが施錠状態にあるにも拘らず、そのドアのアウトサイドハンドルの操作を行い、それと同時か、またはその直後に、運転席の集中操作スイッチが解錠操作されて、アクチュエータが解錠作動させられた場合、上記アウトサイドハンドルを元に戻すと、再度施錠状態に復帰し、ドアを迅速に開扉できないということがある。
このような場合には、車外の人がアウトサイドハンドルから手を離したことを確認した上で、再度、集中操作スイッチにより解錠操作を行い、その後に、車外の人がアウトサイドハンドルを操作する必要があり、操作が煩わしくなる。
【０００５】
本発明の目的は、上述のような従来の問題点に鑑み、車内から、同一のハンドルを２度操作することにより、施錠状態を解錠状態に切り替えて、ドアを開くことができるようにするとともに、施錠状態でレリーズ操作と解錠操作とがほぼ同時に行なわれた際の解錠操作を有効とすることにより、ドアの開扉操作性を向上しうるようにした自動車用ドアロック装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(１) ラッチに係合することにより、前記ラッチを拘束し、前記ラッチから離脱することにより、前記ラッチの拘束を解除するようにした係合部材に連結されたオープンレバーと、ドアの外側面に設けられたアウトサイドハンドルに連結され、レリーズ作動を行うレリーズレバーと、前記ドアの内側面に設けられたインサイドハンドルに連結され、かつ前記レリーズレバーをレリーズ作動させることができるが、前記アウトサイドハンドルによるレリーズ作動時には連動させられないようにして前記レリーズレバーに連係されたインサイドレバーと、前記ドアに設けた施解錠操作手段に連結され、解錠位置と施錠位置に移動可能な施解錠レバーと、前記レリーズレバーと前記施解錠レバーとに連結され、前記施解錠レバーに連動して解錠位置と施錠位置とに移動可能で、解錠位置にあるとき、前記レリーズレバーのレリーズ作動により、前記オープンレバーの係合部に対して当接可能で、施錠位置にあるとき、前記オープンレバーの係合部に対して空振りする作用部を有するとともに、前記作用部が空振り移動した状態で、施錠位置から解錠位置へ移動させられることにより、前記オープンレバーの係合部に当接する当接部を有するサブレバーとを備える自動車用ドアロック装置において、前記インサイドレバーと前記施解錠レバーとを、前記インサイドレバーのレリーズ作動に連動して前記施解錠レバーを解錠位置に移動させることができ、かつ前記施解錠レバーの施錠位置から解錠位置及びその逆方向への移動時には、前記インサイドレバーが連動しないようにして、一端が前記インサイドレバーに設けた長孔に摺動自在に係合し、他端が前記施解錠レバーに設けた長孔に摺動自在に係合した連結手段を介して連結するとともに、前記サブレバーを、一端が前記レリーズレバーに枢着され、他端が前記施解錠レバーに連結され、かつ前記施解錠レバーに連動して解錠位置と施錠位置とに移動可能な第１サブレバーと、一端が該第１サブレバーに枢着され、他端に前記作用部が形成されるとともに、前記作用部に近接する他端部側縁に前記当接部が形成され、前記第１サブレバーに対して、前記第１サブレバーが解錠位置のとき、前記作用部が前記オープンレバーの係合部に対向する原位置から、前記第１サブレバーの施錠位置から解錠位置までの移動量に相当する範囲まで回動可能とした第２サブレバーと、一端が前記第１サブレバーに、他端が前記第２サブレバーにそれぞれ係止され、前記第２サブレバーを原位置に向けて付勢する付勢手段とを備えるものとし、前記施解錠レバーが施錠位置にあるとき、前記アウトサイドハンドルによる前記レリーズレバーのレリーズ作動に連動して、前記第１サブレバー及び前記第２サブレバーが共に移動して、前記第１サブレバーの作用部が前記オープンレバーの係合部に対して空振りするとともに、この状態で、前記施解錠レバーが施錠位置から解錠位置へ移動させられることにより、前記第２サブレバーの当接部が前記オープンレバーの係合部の側面に当接して、前記第２サブレバーの解錠位置への移動が阻止されて、前記第１サブレバーのみが前記付勢手段の付勢力に抗して解錠位置に移動させられ、その後、前記アウトサイドハンドルの操作が解放されると、前記レリーズレバーがレリーズ作動する以前の位置に復帰させられて、前記第２サブレバーの当接部が前記係合部の側面から外れ、前記付勢手段をもって、前記第２サブレバーを解錠位置にある前記第１サブレバーに対して原位置に移動させる。
【０００７】
(２) 上記(１)項において、施解錠レバーに連結した施錠操作用のノブを、ドアの車内側の側面の上部に、解錠時に突出し、かつ施錠時にドア内に没入するように設ける。
【０００８】
【発明の実施の形態】
図１〜図７は、本発明の第１の実施形態を示す。
自動車の運転席側または助手席側のドアに固定され、車体側に固着されたストライカに噛合可能なラッチ、及びラッチに係合することにより、ラッチを拘束し、ラッチから離脱することにより、ラッチの拘束を解除するようにした係合部材（図示略）を内蔵したボディ(１)には、図１に示すように、係合部材と一体になって回動可能なオープンレバー(２)と、ドアの車外側に配設されたドア開扉操作用のアウトサイドハンドルに連結されたレリーズレバー(３)と、ドアの車外側に配設されたキーシリンダーに連結された第１施解錠レバー(４)と、第１施解錠レバー(４)に所要の遊びをもって連結された第２施解錠レバー(５)と、レリーズレバー(３)と第２施解錠レバー(５)とに連結された第１サブレバー(６)と、上端が第１サブレバー(６)に枢着された第２サブレバー(７)とが設けられている。
【０００９】
図２に示すように、ボディ(１)に固定されたベースプレート(８)の側面には、ドアの室内側の側面に配設されたドア開扉操作用のインサイドハンドル(図示略)にロッド(９)を介して連結され、かつアーム部(10a)がレリーズレバー(３)のアーム部(３a)に当接可能なインサイドレバー(10)が、軸(10c)をもって枢着されるとともに、ドアの室内側の側面の上部に出没可能に配置された施錠操作用のノブ(11)にロッド(12)を介して連結され、かつ第２施解錠レバー(５)に連結レバー(13)を介して連結されたノブレバー(14)が、軸(14a)をもって枢着され、インサイドレバー(10)とノブレバー(14)とは、連結部材(連係手段)(15)により、所要の遊びをもって連係されている。
【００１０】
レリーズレバー(３)は、軸(３b)をもってボディ(１)に枢着され、アウトサイドハンドルの開扉操作により、ばね(３c)の付勢力に抗して図１において時計方向に回動させられることによりレリーズ作動する。第１、２施解錠レバー(４)(５)は、ボディ(１)に軸(20)をもって枢着されている。第２施解錠レバー(５)は、キーシリンダーの施錠、解錠操作により第１施解錠レバー(４)を介して図１に示す施錠位置と、図５に示す解錠位置とに移動可能である。また、第２施解錠レバー(５)に連結されたノブレバー(14)は、第２施解錠レバー(５)に連動して、図２に示す施錠位置と、図７に示す解錠位置とに移動可能である。
【００１１】
ノブ(11)は、第２施解錠レバー(５)及びノブレバー(14)が施錠位置にあるときは、全体がドア内に没入し、解錠位置にあるときは、ドアの車内側の側面の上部から上方に突出するように配置され、これを押し下げることにより、施錠操作のみを行うことができるようになっている。施錠位置のとき、ノブ(11)全体がドア内に没入するようにすることにより、車外からの窃盗行為による解錠操作が実質的に不可能になり、窃盗行為に対して効果的である。
【００１２】
ベースプレート(８)とノブレバー(14)との間に設けられた保持ばね(21)は、クリックスプリングよりなり、ノブレバー(14)及び第２施解錠レバー(５)を、施錠位置と解錠位置とのどちらかに安定するように中間位置から振り分け的に付勢する。なお、第１施解錠レバー(４)は、常時は図１に示す中立位置にあり、キーシリンダーの解錠操作により時計方向に、また施錠操作により反時計方向にそれぞれ回動する。
【００１３】
第１サブレバー(６)は、上端部がレリーズレバー(３)に軸(16)をもって回動可能に連結され、下端部が第２施解錠レバー(５)のアーム部(５a)に長孔(６a)を介して上下動可能に連結されている。
【００１４】
第２サブレバー(７)は、上端部が第１サブレバー(６)に軸(17)をもって枢着され、下端には、オープンレバー(２)の係合部(２a)に当接可能な作用部(７a)が形成され、作用部(７a)に近接する図１の右側縁には、係合部(２a)の左側面に当接可能な当接部(７b)が形成され、さらにその右側縁には、第１サブレバー(６)に当接して、第２サブレバー(７)の反時計方向への回動を規制するストッパー(７c)が形成されている。第２サブレバー(７)は、通常はストッパー(７c)が第１サブレバー(６)に当接して、第１サブレバー(６)に対して所定の角度を有する原位置に保持されている。
【００１５】
軸(17)に巻装されたばね(付勢手段)(19)は、一端が第１サブレバー(６)に、他端が第２サブレバー(７)に掛止されて、第２サブレバー(７)を原位置に向かって図１における反時計方向に付勢している。なお、第２サブレバー(７)に作用するばね(19)の付勢力は、第２施解錠レバー(５)及びノブレバー(14)に作用する保持ばね(21)の付勢力より小さく設定されている。
【００１６】
第１、２サブレバー(６)(７)は、レリーズレバー(３)のレリーズ作動に連動して下方に移動するとともに、第２施解錠レバー(５)に連動して、図１に示すように、レリーズレバー(３)がレリーズ作動したとき、作用部(７a)がオープンレバー(２)の係合部(２a)に空振りする施錠位置と、図５に示すように、レリーズレバー(３)がレリーズ作動したとき、作用部(７a)がオープンレバー(２)の係合部(２a)に当接して、ドアを開扉可能な解錠位置とに移動可能である。
【００１７】
インサイドレバー(10)は、インサイドハンドルのドア開扉操作により、図２において反時計方向に回動してレリーズ作動し、アーム部(10a)がレリーズレバー(３)のアーム部(３a)に当接してレリーズレバー(３)をレリーズ作動させる。
【００１８】
インサイドレバー(10)とノブレバー(14)とは、インサイドレバー(10)に形成された長孔(10b)と、ノブレバー(14)に形成された長孔(14b)に摺動自在に係合した連結部材(15)を介して連結されている。長孔(10b)(14b)は、ノブレバー(14)側の施錠位置及び解錠位置への動きをインサイドレバー(10)側に伝達させることはないが、インサイドレバー(10)のレリーズ作動方向の動きに連動して、ノブレバー(14)が施錠位置から解錠位置に移動させられるような遊びをインサイドレバー(10)とノブレバー(14)との間に形成している。
【００１９】
この第１の実施形態においては、解錠状態のときは、ノブ(11)はドアの内側面上部から突出している。このときは、車外のアウトサイドハンドル、または、車内のインサイドハンドルを操作することにより、図５においてレリーズレバー(３)が時計方向に回動させられ、それに伴って、第１、２サブレバー(６)(７)が下方に移動させられ、この第２サブレバー(７)の下降時に、その作用部(７a)がオープンレバー(２)の係合部(２a)に当接して、オープンレバー(２)が時計方向に回動させられて、ドアの開扉を行うことができる。
【００２０】
施錠状態のときは、ノブ(11)は、図２に示すように全体がドア内に没入している。このときは、車外からアウトサイドハンドルを操作しても、第２サブレバー(７)の作用部(７a)は、オープンレバー(２)の係合部(２a)に対して空振り移動するため、ドアの開扉を行うことができない。
【００２１】
しかし、車内からは、インサイドハンドルを２回ドア開扉操作することにより、ドアを開扉することができる。
すなわち、１回目のインサイドハンドルのドア開扉操作では、インサイドレバー(10)のレリーズ作動により、レリーズレバー(３)をレリーズ作動させるが、このときは、第２サブレバー(７)の作用部(７a)がオープンレバー(２)の係合部(２a)の側方を空振り移動するだけで、ドアを即座に開けることはできない。しかし、これと同時に、図６に示すように、連結部材(15)を介してノブレバー(14)が施錠位置から解錠位置に移動させられ、それに連動して、第２施解錠レバー(５)及び第１サブレバー(６)も、連結レバー(13)を介して解錠位置に移動させられる。
【００２２】
このとき、第２サブレバー(７)の作用部(７a)は、図４に示すように、係合部(２a)の側方に位置し、かつ当接部(７b)が係合部(2a)の側面に当接して、第２サブレバー(７)の解錠方向の移動を阻止するが、第２サブレバー(７)は第１サブレバー(６)に対して相対的に回動できるので、第２サブレバー(７)を残して、第１サブレバー(６)のみが、ばね(19)の付勢力に抗して第２施解錠レバー(５)とともに解錠位置に移動することができる。
【００２３】
その後、インサイドハンドルのドア開扉操作を解放することにより、第１、第２サブレバー(６)(７)は上方に復帰移動し、第２サブレバー(７)の当接部(７b)が係合部(２a)から外れることにより、第２サブレバー(７)は、ばね(19)の付勢力により原位置に復帰させられ、第１サブレバー(６)とともに正規の解錠位置に戻ることができる。
【００２４】
続いて、インサイドハンドルの２回目の操作をすると、通常の開扉操作と同様の作動で、第２サブレバー(７)の作用部(７a)がオープンレバー(２)の係合部(２a)を押動して、ドアを開けることができる。
【００２５】
また、第２施解錠レバー(５)が図１に示す施錠位置にある状態で、アウトサイドハンドルが操作され、かつその操作が終わらないうちに、運転席の集中操作スイッチが解錠操作された場合も、上記の図４に示すのと同じ状態となる。
【００２６】
すなわち、アウトサイドハンドルの操作により、第２サブレバー(７)の作用部(７a)は、図４に示すように、係合部(２a)の側方に位置し、かつこの状態で、運転席の集中操作スイッチが解錠操作により、ノブレバー(14)に連結されたアクチュエータが作動させられて、第２施解錠レバー(５)及び第１サブレバー(６)が解錠位置に移動させられると、第２サブレバー(７)の当接部(７b)が係合部(2a)の側面に当接して、第２サブレバー(７)の解錠方向の移動を阻止するが、第２サブレバー(７)は第１サブレバー(６)に対して相対的に回動できるので、第２サブレバー(７)を残して、第１サブレバー(６)のみが、ばね(19)の付勢力に抗して第２施解錠レバー(５)とともに解錠位置に移動することができる。
【００２７】
その後、アウトサイドハンドルのドア開扉操作を解放すると、第１、第２サブレバー(６)(７)は上方に復帰移動し、第２サブレバー(７)の当接部(７b)が係合部(２a)から外れることにより、第２サブレバー(７)は、ばね(19)の付勢力により原位置に復帰させられ、第１サブレバー(６)とともに正規の解錠位置に戻ることができる。
したがって、その後、再度アウトサイドハンドルを操作することにより、ドアを開けることができる。
【００２８】
上述の実施形態は、本発明をフロント側のドアロック装置に適用した場合のものであるが、本発明をリア側のドアロック装置に適用した場合は、例えば図８〜図１１に示す第２の実施形態のような構成とすることができる。
【００２９】
この第２の実施形態においては、各レバーの形状と連係関係が相違しているが、機能と本発明に関連する部分の作用効果については、第１の実施形態とほとんど同一であるので、対応する構成部材に同一の符号を付して図示し、細かい点についての詳細な説明は省略する。
【００３０】
第２の実施形態においては、第１サブレバー(６)が、オープンレバー(２)に対して直交する平面において移動するようになっている点、したがって、第２サブレバー(７)の作用部(７a)も、オープンレバー(２)の係合部(２a)に対して直交するようにして、下方から押し上げられるようになっている点、第１の実施形態における第１、２施解錠レバー(４)(５)及びノブレバー(14)を、単一の施解錠レバー(５)に統合している点、及びインサイドレバー(10)に枢着したアーム部(10a)により、インサイドレバー(10)をレリーズレバー(３)のアーム部(３a)に連係させている点等において、第１の実施形態と相違しているが、本来の作用である次のような点においては共通している。
【００３１】
すなわち、図９に示すように、インサイドレバー(10)に、第１の実施形態における連結部材(15)と同様の作用をする連係手段をなす突片(22)を設け、この突片(22)により、インサイドレバー(10)と施解錠レバー(５)とを、インサイドレバー(10)のレリーズ作動に連動して施解錠レバー(５)を解錠位置に移動させることができ、かつ施解錠レバー(５)の施錠位置から解錠位置及びその逆方向への移動時には、インサイドレバー(10)が連動しないようにして連係している。
【００３２】
したがって、施錠状態において、インサイドレバー(10)を、まず１回操作すると、インサイドレバー(10)が図９における反時計方向に回動させられ、そのとき、突片(22)により、施解錠レバー(５)が施錠位置から解錠位置へ回動させられる。
【００３３】
また、施解錠レバー(５)が施錠位置に位置している状態で、インサイドハンドルが上記の第１回目の操作として操作されるか、またはアウトサイドハンドルが操作されると、レリーズレバー(３)により、第１サブレバー(６)及び第２サブレバー(７)が空振り状態で上方に持ち上げられる。
その状態で、上記のように、施解錠レバー(５)が施錠位置から解錠位置へ回動させられるか、または運転席の集中操作スイッチが解錠操作され、施解錠レバー(５)に連結されたアクチュエータが作動して、施解錠レバー(５)が解錠位置に向かって移動させられると、図１１に示すように、第２サブレバー(７)の当接部(７b)が、オープンレバー(２)の係合部(２a)の先端面に当接して停止させられ、第１サブレバー(６)のみが、ばね(19)の付勢力に抗して、解錠位置まで移動させられる。
【００３４】
その後、インサイドハンドルか、またはアウトサイドハンドルのレリーズ操作を解放すると、第１、第２サブレバー(６)(７)が下方に復帰移動して、第２サブレバー(７)の当接部(７b)が係合部(2a)から外れることにより、第２サブレバー(７)は、ばね(19)の付勢力により解錠位置方向に移動させられ、図１０に示す原位置に復帰し、解錠状態を維持することができる。
【００３５】
図１０に示す解錠状態で、インサイドハンドルを第２回目の操作として操作するか、または、アウトサイドハンドルを操作することにより、第２サブレバー(７)の作用部(７a)で、オープンレバー(２)の係合部(２a)を押し上げて、ドアを開くことができる。
【００３６】
【発明の効果】
(ａ) 請求項１記載の発明によれば、施錠状態において、車内から、インサイドハンドルを２度操作することにより、第１回目の操作により、施錠状態を解錠状態に切り替え、かつ第２回目の操作により、本来の開扉操作を行って、ドアを迅速に開くことができる。
したがって、ノブの解錠操作が不要になり、ドア開扉操作性を向上することができる。
【００３７】
(ｂ) 例えば、施錠状態において、アウトサイドハンドルが操作されている途中で、運転席の集中操作スイッチが解錠操作されときのように、施錠状態でレリーズ操作と解錠操作とがほぼ同時に行なわれた際に、施解錠レバーの解錠位置への移動を可能とすることができるとともに、その後、レリーズ操作を終了した後も解錠状態を維持することができできるので、一度行われた解錠操作を有効なものとすることができ、従来のように、再度、集中操作スイッチの解錠操作をやり直すといった繁雑な操作が必要なくなる。したがって、ドアの開扉操作性を向上することができる。
【００３８】
(ｃ) 第２サブレバーの作用部がオープンレバーの係合部に係合しているとき、施解錠レバーの解錠方向への動きが阻止されることがないので、各レバーの変形を防止することができる。
【００３９】
(ｄ) 請求項２記載の発明のように、施錠状態にあるとき、施錠操作用のノブ全体をドア内に没入させることにより、窃盗行為によりノブが解錠位置に引き上げられることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態の正面図である。
【図２】図１におけるＡより見た側面図である。
【図３】図２におけるＢより見た底面図である。
【図４】第１の実施形態におけるレリーズ作動中の要部の正面図である。
【図５】同じく、解錠状態にあるときの要部の正面図である。
【図６】同じく、施錠状態でインサイドハンドルを操作したときの要部の側面図である。
【図７】同じく、解錠状態としたときの要部の側面図である。
【図８】本発明の第２の実施形態の施錠状態の正面図である。
【図９】同じく側面図である。
【図１０】同じく解錠状態の要部の側面図である。
【図１１】同じく施錠状態でインサイドハンドルを操作したときの要部の側面図である。
【符号の説明】
(１)ボディ
(２)オープンレバー
(２a)係合部
(３)レリーズレバー
(４)第１施解錠レバー
(５)第２施解錠レバー
(６)第１サブレバー
(７)第２サブレバー
(７a)作用部
(７b)当接部
(10)インサイドレバー
(11)ノブ
(14)ノブレバー
(15)連結部材(連係手段)
(19)ばね(付勢手段)
(21)保持ばね
(22)突片(連係手段)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a door lock device for an automobile in which a locked state can be switched to an unlocked state and a door can be opened by operating the same handle twice from inside a vehicle.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art A conventional vehicle door lock device includes an unlocked state in which a door can be opened by a release operation of an inside handle provided in the vehicle by unlocking and locking a lock knob provided in the vehicle, and a release operation. Even if the door cannot be opened, a locked state can be obtained.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional vehicle door lock device, when the inside handle is released without operating the lock knob without noticing that the lock knob is locked, once the hand is released from the inside handle, After the lock knob is unlocked, the release operation of the inside handle must be performed again, which causes a problem that the operation is troublesome.
[0004]
In addition, the conventional vehicle door lock device operates the outside handle of the passenger's door even though the passenger's door is locked because the passenger gets on and off the vehicle, and simultaneously or simultaneously with the operation. Immediately after, when the centralized operation switch in the driver 's seat is unlocked and the actuator is unlocked, when the outside handle is returned to its original state, the door returns to the locked state again and the door cannot be quickly opened. There is that.
In such a case, after confirming that the person outside the vehicle has released his / her hand from the outside handle, perform the unlocking operation again using the central control switch, and then the person outside the vehicle operates the outside handle. And the operation becomes cumbersome.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above-described conventional problems, an object of the present invention is to enable a door to be opened by switching the locked state to an unlocked state by operating the same handle twice from inside a vehicle. In addition, the present invention provides an automobile door lock device that can improve door opening operability by enabling an unlocking operation when a release operation and an unlocking operation are performed substantially simultaneously in a locked state. Is to do.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the above-mentioned problem is solved as follows.
(1) by engaging the latch restraining the latch, by leaving from the latch, and open lever coupled with the engaging member so as to release the restraint of the latch, the outer surface of the door is connected to an outside handle provided on the release lever to perform the release operation, is connected to the inside handle provided on the inner surface of the door, and although the release lever can be release operation, the outside and inside lever that is linked to the release lever during the release operation by the handle so as not to interlock, are connected to the unlocking operation means provided in the door, the unlocking lever which is movable in the unlocking position and the locking position , coupled to said a release lever and the locking and unlocking lever, and unlocking position in conjunction with the unlocking lever Movable in the lock position, when in the unlocked position, the release operation of the release lever abutting possible with respect to the engaging portion of the open lever, when in the locked position, the engagement of the open lever and it has a working portion that misses against part, in a state in which the working portion is misses moved, by being moved from the locked position to the unlocked position, having a contact portion in contact with the engaging portion of the open lever in the automotive door lock device and a sub lever, and said inside lever and said locking-unlocking lever, the locking and unlocking lever in conjunction can be moved to the unlocked position to release actuation of the inside lever and the locking during movement from the locked position of the lock lever to the unlocking position and vice versa, as the inside lever does not interlock, one end the Down the side lever slidably engages a long hole provided in, with the other end is connected via the connecting means slidably engages the long hole provided in the unlocking lever, the sub-lever, one end of which is pivotally on the release lever, the other end is connected to the locking and unlocking lever, and an unlocked position in conjunction with the unlocking lever and the first sub-lever which is movable in a locking position, one end of said first are pivotally to one sub-lever, with the working portion is formed at the other end, the abutting portion is formed on the other end side edge adjacent to the working portion, with respect to the first sub-lever, said first when the sub-lever is unlocked positions, from the original position where the working portion is opposed to the engagement portion of the open lever, rotatable to the extent corresponding to the amount of movement to the unlocking position from the locked position of the first sub-lever A second sub lever , one end of which is the second sub lever. 1 in the sub-lever and the other end and locked to each of the second sub-lever, and that and a biasing means for biasing the second sub-lever Te toward only to the original position, when the locking and unlocking lever is in the locked position The first sub-lever and the second sub-lever move together in conjunction with the release operation of the release lever by the outside handle, so that the action portion of the first sub-lever is engaged with the engagement portion of the open lever. While swinging, in this state, the locking and unlocking lever is moved from the locking position to the unlocking position, so that the contact portion of the second sub-lever contacts the side surface of the engaging portion of the open lever, The movement of the second sub-lever to the unlocking position is prevented, and only the first sub-lever is moved to the unlocking position against the urging force of the urging means. When the operation of the outside handle is released, the release lever is returned to a position before the release operation, and the abutting portion of the second sub-lever is disengaged from the side surface of the engaging portion, and the urging means is provided. Moving the second sub-lever to the original position with respect to the first sub-lever in the unlocked position .
[0007]
(2) In the above item (1), a locking knob connected to the locking / unlocking lever is provided at an upper portion of a side surface of the inside of the door so as to protrude when unlocking and to enter into the door when locking.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
1 to 7 show a first embodiment of the present invention.
A latch fixed to a door on the driver's or passenger's seat side of the automobile and capable of meshing with a striker fixed to the vehicle body side; and engaging the latch to restrain the latch, and release the latch to release the latch. As shown in FIG. 1, a body (1) having a built-in engagement member (not shown) configured to release the restraint is provided with an open lever (2) that can rotate integrally with the engagement member. A release lever (3) connected to an outside handle for door opening operation disposed outside the door, and a first locking / unlocking lever connected to a key cylinder disposed outside the door. (4), a second locking / unlocking lever (5) connected to the first locking / unlocking lever (4) with a required play, and a release lever (3) and a second locking / unlocking lever (5). A first sub-lever (6) and an upper end pivotally connected to the first sub-lever (6) The second sub-lever (7) and is provided with.
[0009]
As shown in FIG. 2, a rod (not shown) is provided on the side surface of the base plate (8) fixed to the body (1) to an inside handle (not shown) for door opening operation arranged on the indoor side surface of the door. 9), an inside lever (10) whose arm (10a) can be brought into contact with the arm (3a) of the release lever (3) is pivotally mounted on a shaft (10c), and a door is provided. Is connected via a rod (12) to a knob (11) for locking operation which is arranged to be able to protrude and retract on the upper side of the indoor side of the vehicle, and via a connecting lever (13) to a second locking / unlocking lever (5). The knob lever (14) is connected with the shaft (14a) and the inside lever (10) and the knob lever (14) are linked with a required play by a connecting member (linking means) (15). I have.
[0010]
The release lever (3) is pivotally attached to the body (1) with the shaft (3b), and is rotated clockwise in FIG. 1 against the urging force of the spring (3c) by the opening operation of the outside handle. Release operation is performed by being performed. The first and second unlocking levers (4) and (5) are pivotally attached to the body (1) with a shaft (20). The second locking / unlocking lever (5) can be moved between the locking position shown in FIG. 1 and the unlocking position shown in FIG. 5 via the first locking / unlocking lever (4) by locking and unlocking operations of the key cylinder. is there. Further, the knob lever (14) connected to the second locking / unlocking lever (5) moves between the locked position shown in FIG. 2 and the unlocked position shown in FIG. Can be moved.
[0011]
The knob (11) is entirely immersed in the door when the second locking and unlocking lever (5) and the knob lever (14) are in the locking position, and when the unlocking position is in the unlocked position, the door is located on the inner side of the door. It is arranged so as to protrude upward from the upper part, and by pressing this down, only the locking operation can be performed. When the knob is in the locked position, the entire knob (11) is sunk into the door, so that the unlocking operation by theft from the outside of the vehicle becomes substantially impossible, which is effective against theft.
[0012]
The holding spring (21) provided between the base plate (8) and the knob lever (14) is formed by a click spring, and moves the knob lever (14) and the second unlocking lever (5) between the locked position and the unlocked position. To be biased from the intermediate position so as to be stable to either of the above. The first locking / unlocking lever (4) is always in the neutral position shown in FIG. 1, and rotates clockwise by unlocking the key cylinder and counterclockwise by locking.
[0013]
An upper end of the first sub-lever (6) is rotatably connected to the release lever (3) with a shaft (16), and a lower end of the first sub-lever (6) is connected to an arm (5a) of the second unlocking lever (5). 6a) so that it can be moved up and down.
[0014]
The second sub-lever (7) has an upper end pivotally connected to the first sub-lever (6) with a shaft (17), and a lower end with an action portion capable of contacting the engaging portion (2a) of the open lever (2). (7a) is formed, and a contact portion (7b) is formed on the right side edge of FIG. 1 close to the action portion (7a), which can contact the left side surface of the engagement portion (2a). A stopper (7c) is formed on the edge to abut on the first sub-lever (6) and restrict the counterclockwise rotation of the second sub-lever (7). Normally, the stopper (7c) of the second sub-lever (7) comes into contact with the first sub-lever (6), and is held at an original position having a predetermined angle with respect to the first sub-lever (6).
[0015]
One end of the spring (urging means) (19) wound around the shaft (17) is hooked to the first sub-lever (6) and the other end is hooked to the second sub-lever (7). Are biased counterclockwise in FIG. 1 toward the original position. The urging force of the spring (19) acting on the second sub-lever (7) is set smaller than the urging force of the holding spring (21) acting on the second locking / unlocking lever (5) and the knob lever (14). .
[0016]
The first and second sub levers (6) and (7) move downward in conjunction with the release operation of the release lever (3), and in conjunction with the second locking / unlocking lever (5), as shown in FIG. When the release lever (3) is operated to release, the operating portion (7a) swings to the engaging portion (2a) of the open lever (2), and as shown in FIG. When the release operation is performed, the action portion (7a) comes into contact with the engagement portion (2a) of the open lever (2), and can be moved to an unlocked position where the door can be opened.
[0017]
The inside lever (10) rotates counterclockwise in FIG. 2 by opening the door of the inside handle to release the arm, and the arm (10a) contacts the arm (3a) of the release lever (3). Then, the release lever (3) is released.
[0018]
The inside lever (10) and the knob lever (14) are slidably engaged with the long hole (10b) formed in the inside lever (10) and the long hole (14b) formed in the knob lever (14). They are connected via a connecting member (15). The long holes (10b) and (14b) do not transmit the movement of the knob lever (14) to the locked position and the unlocked position to the inside lever (10) side, but the movement of the inside lever (10) in the release operation direction is not performed. A play is formed between the inside lever (10) and the knob lever (14) such that the knob lever (14) is moved from the locked position to the unlocked position in conjunction with the movement.
[0019]
In the first embodiment, when unlocked, the knob (11) protrudes from the upper part of the inner side surface of the door. At this time, by operating the outside handle inside the vehicle or the inside handle inside the vehicle, the release lever (3) is rotated clockwise in FIG. 5, and accordingly, the first and second sub levers (6) are rotated. ) (7) is moved downward, and when the second sub-lever (7) descends, its operating portion (7a) comes into contact with the engaging portion (2a) of the open lever (2), and the open lever (2) ) Is turned clockwise to open the door.
[0020]
In the locked state, the knob (11) is entirely immersed in the door as shown in FIG. At this time, even if the outside handle is operated from outside the vehicle, the action portion (7a) of the second sub-lever (7) swings with respect to the engagement portion (2a) of the open lever (2). Cannot open the door.
[0021]
However, the door can be opened from inside the vehicle by operating the inside handle twice.
That is, in the first door opening operation of the inside handle, the release lever (3) is released by the release operation of the inside lever (10). In this case, the operating portion (7a) of the second sub-lever (7) is used. ) Simply swings the side of the engaging portion (2a) of the open lever (2), but cannot open the door immediately. However, at the same time, as shown in FIG. 6, the knob lever (14) is moved from the locked position to the unlocked position via the connecting member (15), and in conjunction therewith, the second locking and unlocking lever (5) is moved. The first sub-lever (6) is also moved to the unlocked position via the connecting lever (13).
[0022]
At this time, the action portion (7a) of the second sub-lever (7) is located on the side of the engagement portion (2a) as shown in FIG. 4, and the contact portion (7b) has the engagement portion (2a). ) To prevent the movement of the second sub-lever (7) in the unlocking direction, but the second sub-lever (7) can rotate relatively to the first sub-lever (6). With the exception of the two sub-lever (7), only the first sub-lever (6) can move to the unlocking position together with the second unlocking lever (5) against the biasing force of the spring (19).
[0023]
Thereafter, when the door opening operation of the inside handle is released, the first and second sub levers (6) and (7) return upward and the contact portion (7b) of the second sub lever (7) is engaged. By disengaging from the part (2a), the second sub-lever (7) is returned to the original position by the biasing force of the spring (19), and can return to the normal unlocked position together with the first sub-lever (6).
[0024]
Subsequently, when the second operation of the inside handle is performed, the operation portion (7a) of the second sub-lever (7) disengages the engagement portion (2a) of the open lever (2) in the same operation as a normal door opening operation. Push to open the door.
[0025]
Also, with the second locking lever (5) in the locking position shown in FIG. 1, the outside handle was operated, and before the operation was completed, the centralized operation switch in the driver's seat was unlocked. In this case, the state is the same as that shown in FIG.
[0026]
That is, by operating the outside handle, the action portion (7a) of the second sub-lever (7) is located on the side of the engagement portion (2a) as shown in FIG. When the centralized operation switch is unlocked, the actuator connected to the knob lever (14) is operated, and the second locking / unlocking lever (5) and the first sub-lever (6) are moved to the unlocking position. The contact portion (7b) of the second sub-lever (7) contacts the side surface of the engaging portion (2a) to prevent the movement of the second sub-lever (7) in the unlocking direction. Can rotate relatively with respect to the first sub-lever (6), so that only the first sub-lever (6) remains in the second sub-lever (6) against the biasing force of the spring (19), leaving the second sub-lever (7). It can be moved to the unlocking position together with the locking / unlocking lever (5).
[0027]
Thereafter, when the door opening operation of the outside handle is released, the first and second sub levers (6) and (7) return upward and the contact portion (7b) of the second sub lever (7) is engaged with the engagement portion. By deviating from (2a), the second sub-lever (7) is returned to the original position by the urging force of the spring (19), and can return to the normal unlocked position together with the first sub-lever (6).
Therefore, by subsequently operating the outside handle again, the door can be opened.
[0028]
In the above-described embodiment, the present invention is applied to the front door lock device. However, when the present invention is applied to the rear door lock device, the second embodiment shown in FIGS. It is possible to adopt a configuration as in the embodiment.
[0029]
In the second embodiment, the shapes and linkages of the respective levers are different. However, the functions and effects of the portions related to the present invention are almost the same as those of the first embodiment. The same reference numerals are given to the constituent members to be described, and detailed description of the detailed points is omitted.
[0030]
In the second embodiment, the point that the first sub-lever (6) moves in a plane perpendicular to the open lever (2), and therefore the action portion (7a) of the second sub-lever (7) ) Can also be pushed up from below so as to be perpendicular to the engaging portion (2a) of the open lever (2), and the first and second unlocking levers (4) in the first embodiment. ) (5) and the knob lever (14) are integrated into a single locking and unlocking lever (5), and the arm (10a) pivotally connected to the inside lever (10) allows the inside lever (10) to be moved. Although it is different from the first embodiment in that it is linked to the arm portion (3a) of the release lever (3), it is common in the following point which is an original operation.
[0031]
That is, as shown in FIG. 9, the inside lever (10) is provided with a protruding piece (22) serving as linking means that performs the same operation as the connecting member (15) in the first embodiment, and this protruding piece (22) is provided. ), The inside lever (10) and the locking / unlocking lever (5) can be moved to the unlocking position in conjunction with the release operation of the inside lever (10), and the locking / unlocking can be performed. When the lever (5) moves from the locked position to the unlocked position and in the opposite direction, the inside lever (10) is linked so as not to be linked.
[0032]
Therefore, when the inside lever (10) is first operated once in the locked state, the inside lever (10) is rotated in the counterclockwise direction in FIG. 9, and at this time, the locking lever is unlocked by the protruding piece (22). (5) is rotated from the locked position to the unlocked position.
[0033]
When the inside handle is operated as the first operation or the outside handle is operated in a state where the locking / unlocking lever (5) is located at the locking position, the release lever (3) is operated. As a result, the first sub-lever (6) and the second sub-lever (7) are lifted upward in an idle swing state.
In this state, as described above, the locking / unlocking lever (5) is rotated from the locked position to the unlocked position, or the centralized operation switch in the driver's seat is unlocked and connected to the locking / unlocking lever (5). When the actuated actuator is operated to move the locking / unlocking lever (5) toward the unlocking position, as shown in FIG. 11, the contact portion (7b) of the second sub-lever (7) is moved to the open lever position. (2) is brought into contact with the distal end surface of the engaging portion (2a) and stopped, and only the first sub-lever (6) is moved to the unlock position against the urging force of the spring (19).
[0034]
Thereafter, when the release operation of the inside handle or the outside handle is released, the first and second sub levers (6) and (7) return downward and contact portions (7b) of the second sub lever (7). Is disengaged from the engaging portion (2a), the second sub-lever (7) is moved in the unlocking position direction by the urging force of the spring (19), returns to the original position shown in FIG. Can be maintained.
[0035]
By operating the inside handle as the second operation or operating the outside handle in the unlocked state shown in FIG. 10, the open lever (7a) of the action portion (7a) of the second sub-lever (7) is operated. The door can be opened by pushing up the engaging portion (2a) of 2).
[0036]
【The invention's effect】
(a) According to the first aspect of the invention, in the locked state, by operating the inside handle twice from the inside of the vehicle, the locked state is switched to the unlocked state by the first operation, and the second operation is performed. By performing the above operation, the original door opening operation can be performed, and the door can be quickly opened.
Therefore, the operation of unlocking the knob becomes unnecessary, and the operability of opening the door can be improved.
[0037]
(b) For example, in the locked state, the release operation and the unlocking operation are performed almost simultaneously in the locked state, such as when the centralized operation switch of the driver's seat is unlocked while the outside handle is being operated. When the lock lever is released, the lock lever can be moved to the unlock position, and the unlock state can be maintained after the release operation is completed. The lock operation can be made effective, and a complicated operation such as retrying the unlock operation of the centralized operation switch as in the related art is not required. Therefore, the door opening operability can be improved.
[0038]
(c) When the action portion of the second sub-lever is engaged with the engagement portion of the open lever, the movement of the locking / unlocking lever in the unlocking direction is not prevented, so that the deformation of each lever is prevented. be able to.
[0039]
(d) When the lock is in the locked state, the entire knob for locking operation is immersed in the door to prevent the knob from being lifted to the unlocked position by theft. Can be.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view as viewed from A in FIG.
FIG. 3 is a bottom view as viewed from B in FIG. 2;
FIG. 4 is a front view of a main part during a release operation according to the first embodiment.
FIG. 5 is a front view of a main part in the unlocked state.
FIG. 6 is a side view of the main part when the inside handle is operated in the locked state.
FIG. 7 is a side view of the main part when the door is in the unlocked state.
FIG. 8 is a front view of a locked state according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a side view of the same.
FIG. 10 is a side view of a main part in an unlocked state.
FIG. 11 is a side view of the main part when the inside handle is operated in the locked state.
[Explanation of symbols]
(1) Body
(2) Open lever
(2a) Engagement part
(3) Release lever
(4) 1st unlocking lever
(5) Second locking / unlocking lever
(6) 1st sub lever
(7) Second sub lever
(7a) Working part
(7b) Contact part
(10) Inside lever
(11) Knob
(14) Knob lever
(15) Connecting member (linking means)
(19) Spring (biasing means)
(21) Holding spring
(22) Projection piece (coupling means)

Claims

By engaging the latch restraining the latch, by leaving from the latch, and open lever coupled with the engaging member so as to release the restraint of the latch, provided on the outside surface of the door connected to the outside handle, and a release lever for performing a release operation, is connected to the inside handle provided on the inner surface of the door, and although the release lever can be release operation, the release by the outside handle An inside lever linked to the release lever so as not to be linked at the time of operation; a locking / unlocking lever connected to locking / unlocking operation means provided on the door and movable to an unlocking position and a locking position; It is connected to the lever and the unlocking lever, the unlocking position and the locking in conjunction with the unlocking lever Movable in a location, when in the unlocked position, the release operation of the release lever, the abutment possible with respect to the engaging portion of the open lever, when in the locked position, the engaging portion of the open lever sub-lever which has a working portion for air shot, in a state in which the working portion is misses moved, by being moved from the locked position to the unlocked position, having a contact portion in contact with the engaging portion of the open lever against An automobile door lock device comprising:
Wherein the inside lever and the locking and unlocking lever, wherein in conjunction with the release operation of the inside lever can move the locking and unlocking lever in the unlocking position, and unlocking position and the locking position of the locking-unlocking lever during movement in the opposite direction, the as inside lever does not interlock, one end slidably engaged with a long hole formed in the inside lever, sliding the elongated hole and the other end is provided in the locking and unlocking lever with coupling through the coupling means movably engaged, the sub-lever, one end of which is pivotally on the release lever, the other end is connected to the locking and unlocking lever, and in conjunction with the unlocking lever solutions a first sub-lever which is movable in the lock position and the locking position, one end of which is pivotally attached to the first sub-lever, with the working portion is formed at the other end, the other end portion adjacent to the working portion The contact portion is formed on an edge, with respect to the first sub-lever, when the first sub-lever is unlocked positions, from the original position where the working portion is opposed to the engagement portion of the open lever, the first A second sub- lever that is rotatable to a range corresponding to a movement amount of the sub- lever from a locked position to an unlocked position, one end of which is locked to the first sub-lever, and the other end of which is locked to the second sub-lever ; shall comprise a biasing means for biasing the 2 sub-lever Te toward only the original position,
When the unlocking lever is in the locking position, the first sub-lever and the second sub-lever move together in conjunction with the release operation of the release lever by the outside handle, and the action portion of the first sub-lever is moved. When the lock lever is moved from the locked position to the unlocked position in this state, the contact portion of the second sub-lever is engaged with the open lever. The second sub-lever is prevented from moving to the unlocking position by contacting the side surface of the joint portion, and only the first sub-lever is moved to the unlocking position against the urging force of the urging means, Thereafter, when the operation of the outside handle is released, the release lever is returned to a position before the release operation, and the release of the second sub lever is performed. Part is disengaged from the side surface of the engagement portion, with said biasing means, automotive door, characterized in that it has be moved to the original position with respect to the first sub-lever in the second sub-lever in unlocked position Locking device.

2. A door lock for an automobile according to claim 1, wherein a locking knob connected to the locking lever is provided at an upper portion of an inner side surface of the door so as to protrude when unlocking and to enter into the door when locking. apparatus.