JP3588252B2 - Table stove with grill - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はグリルを備えたグリル付きテーブルコンロに関し、詳しくは水受け皿をグリル室から引き出したときグリル扉が下方に退避するようにしたグリル付きテーブルコンロの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のグリル付きテーブルコンロとしては本特許出願人が先に出願した特開平7−222684号公報等に開示されるものがある。これはグリル室に対して水受け皿を出し入れ自在に配置し、グリル室の前面開口の略下半分を閉塞し得るグリル把手を水受け皿の前端に設け、グリル室の前面開口の略上半分を閉塞し得るグリル扉を上下動自在に設けると共にグリル扉が下に移動したときグリル扉を収納する収納部をグリル把手と水受け皿との間に設け、前端に上記グリル扉を装着した扉支持枠を水受け皿に沿う矩形枠状に形成すると共に扉支持枠の後部の後枠部を水受け皿に回動自在に支持し、水受け皿の出し入れによって扉支持枠の両側の側枠部がグリル室の前面開口の両側の底部に摺動すると共にこの摺動による扉支持枠の回動にてグリル扉が上下するようにしていた。つまり、グリル室内に水受け皿を押し込んだ状態ではグリル扉でグリル室の前面開口の上半分が閉塞されているが、グリル把手を引っ張ってグリル把手と一緒に水受け皿を引き出したとき、扉支持枠も一緒に引き出されて扉支持枠の両側の側枠部が前面開口の底部に対して摺動することで扉支持枠が自重で下方に回動し、グリル扉が下方の収納部に収まる。このよう水受け皿を引き出したときグリル扉が下方に下がって退避するために水受け皿にセットした焼き網に魚のような調理物を載せたり、調理物をひっくり返したり、調理物を取り出したりするとき高温に加熱されるグリル蓋に手を触れることがなく、火傷をしたりする危険性を防止できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような従来例の場合、図10に示すように扉支持枠1の両側の側枠部1aの間隔W1より水受け皿2の両側の側端間の間隔W2が広くて水受け皿2の両側の側部フランジ2aの下に側枠部1aが挿通される構造になっている。このため、水受け皿2やグリル扉5と一緒に扉支持枠1をグリル室から抜き取って掃除等をする場合、水受け皿2に対してグリル扉5と一緒に扉支持枠1を外すときの外し方がわかりにくく取り扱いしにくいという問題がある。つまり、扉支持枠1の後枠部が水受け皿の後部に回動自在に支持してあり、扉支持枠1の両側の側枠部1aがフランジ2aの下に通してあり、扉支持枠1を上に抜いたり、下に抜いたりするという簡単な操作だけでは水受け皿2と扉支持枠1とを分解できず、取り扱い性が悪いという問題があった。
【0004】
本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、水受け皿と一緒にグリル扉や扉支持枠をグリル室から取った状態で水受け皿とグリル扉を有する扉支持枠とを容易に分解できて掃除等が容易にできるグリル付きテーブルコンロを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の請求項1のグリル付きテーブルコンロは、グリル室3に対して水受け皿2を出し入れ自在に配置し、グリル室3の前面開口の略下半分を閉塞し得るグリル把手4を水受け皿2の前端に設け、グリル室3の前面開口の略上半分を閉塞し得るグリル扉5を上下動自在に設けると共にグリル扉5が下に移動したときグリル扉5を収納する収納部7をグリル把手4と水受け皿2との間に設け、前端に上記グリル扉5を装着した扉支持枠1を水受け皿2に沿う矩形枠状に形成すると共に扉支持枠1の後部の後枠部1bを水受け皿2に回動自在に支持し、水受け皿2の出し入れによって扉支持枠1の両側の側枠部1aがグリル室3の前面開口の両側の底部に摺動すると共にこの摺動による扉支持枠1の回動にてグリル扉5が上下するようにしたものにおいて、扉支持枠1の両側の側枠部1a間の間隔W1を水受け皿2の両側の側端間の幅W2より広くし、水受け皿2の後端部の上面に載置段部6を設けると共に扉支持枠1の後端の後枠部2bを載置段部6に載置して後枠部2bを載置段部6に対して回動自在にして成ることを特徴とする。水受け皿2をグリル室3に押し込んだ状態ではグリル扉5上に移動してグリル扉5でグリル室3の前面開口の略上半部が閉塞され、また、グリル把手4を引いて水受け皿2を引き出したとき水受け皿2と一緒にグリル扉5や扉支持枠1が引き出されるが、このとき扉支持枠1が後枠部1bを中心に回動してグリル扉5が下方に下がって収納部7に収納される。これにより水受け皿2の焼き網8に調理物を載せたり、焼き網8の上の調理物をひっくり返したり、焼き網8から調理物を取り出したりするとき、手がグリル扉5に触れたりすることなく、火傷をしたりすることがない。また、水受け皿2と一緒にグリル扉5や扉支持枠1を引き出してグリル室3から抜き取ったとき、扉支持枠1の両側の側枠部1aも後部枠1bも上方に水受け皿2に対して上に抜くことができ、グリル扉5と一緒に扉支持枠1を上に移動させるだけで水受け皿2に対して分解できて掃除等が容易にできる。
【0006】
また本発明の請求項2のグリル付きテーブルコンロは、請求項1において、水受け皿2の載置段部6に対して扉支持枠1の後枠部1bを所定の寸法だけ前後に摺動自在に載置し、水受け皿2をグリル室3に押し込んでグリル室3の前面開口をグリル扉5とグリル把手4とで閉塞した状態ではグリル扉5の下端がグリル把手4の上端に載り、水受け皿2を引き出すときグリル扉5の下端がグリル把手の上端から離れてグリル扉5が下方に移動したとき収納部7に収納されるようにして成ること特徴とする。水受け皿2をグリル室3に押し込んでグリル室3の前面開口をグリル扉5とグリル把手4とで閉塞したときグリル把手4の上端上にグリル扉5の下端が載り、前面が気密的且つ外観よく閉塞される。
【0007】
また本発明の請求項3のグリル付きテーブルコンロは、請求項2において、載置段部6に摺動ガイド開口9を設け、扉支持枠1の後枠部1bに下方に突出する摺動突部10を設け、載置段部6に扉支持枠1の後枠部1bを載置すると共に摺動突部10を摺動ガイド開口9に前後に摺動自在に嵌合して成ることを特徴とする。載置段部6に対して扉支持枠1の後枠部1bが摺動する範囲を簡単な構造で規制でき、また扉支持枠1が摺動するとき左右方向にがたついたりしないようにできて扉支持枠1の動作を安定させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0009】
まず、図1乃至図7に示す例から述べる。
【0010】
テーブルコンロの中央には前面を開口せるグリル室3を設けてあり、グリル室3内にはバーナを配置してある。かかるグリル室3は上部にバーナを配置した片面焼きバーナであっても、上部と下部の両側にバーナを配置した両面焼きバーナであってもよい。本例の場合、上部にバーナを配置した片面焼きバーナであり、グリル室3の下部両側に断面略コ字状のガイドレール部12を設けてある。
【0011】
水受け皿2は矩形皿状になっており、周縁に全周に亙るようにフランジ2aを一体に設けてある。水受け皿2は底面をグリル室3の底面に摺動自在に載置することで出し入れ自在になっている。水受け皿2の両側のフランジ2aはガイドレール部12に摺動自在に嵌合してあり、両側がガイドレール部12でガイドされて水受け皿2が出入り自在になっている。水受け皿2の前部には取り付け板13を装着してあり、この取り付け板13にグリル把手4を装着してある。このグリル把手4はグリル室3の前面開口の略下半分を覆う大きさに形成されている。このグリル把手4と水受け皿2の前端との間には後述するグリル扉5を収納する収納部7を設けてある。
【0012】
扉支持枠1は水受け皿2の外周に沿う矩形枠状に形成されており、前部にグリル室3の略上半分を覆うグリル扉5が装着されている。扉支持枠1の両側の側枠部1aは平行になっており、両側の側枠部1aの間隔W1は水受け皿2の両側縁間の幅W2より広くなっている。つまり、側枠部1aが水受け皿2の両側のフランジ2aの外側に位置している。扉支持枠1の後部の後枠部1bは水受け皿2の後部の載置段部6に前後に摺動自在且つ回動自在に載置してある。扉支持枠1の後枠部1bには下方に向けて突曲形成した摺動突部10が突設してあり、水受け皿2の載置段部6に設けた摺動ガイド開口9に上記摺動突部10が前後方向に摺動自在に挿入してある。これにより扉支持枠1の後枠部1bが載置段部6上で前後に摺動する際、摺動突部10が摺動ガイド開口9内をガイドされながらスムーズに摺動することができるようになっている。側部枠1aは図3、図6に示すように後半枠部1Aaが水平で前半枠部1Baが前方に行くほど下となるように下り傾斜しており、この前半枠部1Baの前端部に当り部1Caが設けてあって、この当り部1Caが扉支持枠1の部位のうち最も下位に位置している。また、側枠部1aの後半枠部1Aaと後枠部1bとは同じレベルとなっており、さらに、後枠部1bを載置段部6に載置すると共に後半枠部1Aaを水平にした状態では水受け皿2の両側のフランジ2aと略同じレベルとなるようにしてある。そして、扉支持枠1の両側の側枠部1aを水受け皿2の両側のフランジ2aの外側に位置すると共に後枠部1bを水受け皿2の後部の載置段部6に前後に摺動自在且つ回動自在に載置した状態で、水受け皿2及び扉支持枠1をグリル室3の前面開口から内部に入れた場合、図1に示すように水受け皿2の両側のフランジ2aと後半枠部1Aaとがガイドレール部12に摺動自在に嵌合することになる。ここで、ガイドレール部12内の上面と後枠部1bの両側端部の上面との間の隙間はできるだけ小さくして(つまり扉支持枠1の前後方向へのスライドに支障が生じないという条件を満たしながらできるだけ隙間を小さくして)あり、これにより載置段部6上で後枠部1bを中心にして扉支持枠1を回動しながら前後方向にスライドする際に後枠部1bががたついたりしないようになっている。
【0013】
グリル扉5はグリル室3の前面開口の略上半分を覆う大きさに形成してあり、扉支持枠1の側枠部1aを水受け皿2の両側フランジ2aの外側に配置すると共に後枠部1bを水受け皿2の後部の載置段部6に摺動自在且つ回動自在に載置した状態でグリル室3の前面開口の略上半分を閉塞し得るように上下動自在となっている。
【0014】
ここで、水受け皿2がグリル室3内に押し込まれてグリル室3内に完全に収納された状態ではグリル把手4でグリル室3の前面開口の略下半分を閉塞すると共に、グリル扉5が上方に移動してグリル室3の前面開口の略上半分を閉塞することで、グリル把手4とグリル扉5とでグリル室3の前面開口を閉塞するようになっている。このグリル扉5とグリル把手4とでグリル室3の前面開口を閉塞した状態ではグリル扉5の下端がグリル把手4の上端に載り、この場合、後枠部1bが載置段部6上を前方に移動した状態となっており、摺動突部10が摺動ガイド開口9内の前端部に位置している。この状態で、当り部1Caがガイドレール部12の底面の前端部に載置してある。
【0015】
しかして、上記のようにグリル扉5とグリル把手4とでグリル室3の前面開口を閉じた状態で、グリル把手4を手前に引くと、当り部1Caがガイドレール部12の底面の前端部に載置してあり、摺動突部10が摺動ガイド開口9内の前端部に位置しているので、まず焼き網8を載せた水受け皿2とグリル把手4が少し前方に引き出され、グリル把手4と水受け皿2の前端との間に形成した収納部7がグリル扉5の下方位置まで移動する(図3の想像線で示すグリル扉5と実線で示す収納部7との位置関係となる)。この状態では、摺動ガイド開口9の後端部が摺動突部10に当り、以後、グリル把手4を更に手前に引くと、摺動突部10が摺動ガイド開口9の後端部により押され、グリル把手4を装着した水受け皿2と一緒に扉支持枠1を介してグリル扉5が前方に引き出されるものである。ここで、扉支持枠1は当り部1Caが前方に引き出されるので、これに続いた傾斜した前半枠部1Baがガイドレール部12の底面の前端部に当りながら、引き出されることになり、載置段部6に載置した後枠部1bを中心に扉支持枠1が回動し、これによりグリル把手4よりも後側にずれて位置しているグリル扉5がグリル把手4と水受け皿2の前端との間に形成した収納部7内に下降していって収納されるものである。したがって、水受け皿2の引き出しによって収納部7内にグリル扉5が収納された状態となるので、焼き網8上の調理物の裏返し作業や調理物の取り出し作業等をグリル扉5に邪魔されることなく容易に行うことができるものである。また、調理時に熱くなったグリル扉5が収納部7内に収納されることで、グリル扉5に手や腕が触れることがなく、火傷をするようなことなく調理物の裏返しをしたり、取り出したりすることができる。
【0016】
次に、調理物を裏返したりして調理を継続する場合や、別の調理物を調理する場合や、調理終了後にはグリル把手4を持って水受け皿2を押入れることで、上記と逆の動作が行われてグリル扉5が上昇移動してグリル扉5とグリル把手4とでグリル室3の前面開口を閉塞するものである。すなわち、グリル把手4を手に持って押していくと水受け皿2がガイドレール部12にガイドされながらグリル室3内に押し込まれていくのであるが、この場合、収納部7内に収納されたグリル扉5が一緒に押されながら後退し、傾斜した前半枠部1Baがガイドレール部12の底面の前端部に当りながら後退することで、グリル扉5は後退しながら上昇していくものである。そして、水受け皿2が完全にグリル室3内に収納される少し手前でグリル扉5が収納部7から上方に移動し(この状態で当り部1Caがガイドレール部12の底面の前端部に当る)、グリル扉5がグリル室3の前開口の略上半分を閉塞する。この段階でグリル扉5がグリル室3の前開口の縁部に当ってそれ以上押し込めないようになっている。このため以後グリル把手4を押してもグリル扉5は後退せず、水受け皿2のみが後退し、完全に水受け皿2を押し込んで収納した状態で、グリル把手4でグリル室3の前面開口略下半分を閉塞するものである。この閉塞状態ではグリル扉5の下端がグリル把手4の上端に載り、また、摺動突部10が摺動ガイド開口9内の前端部に位置している。
【0017】
そして、グリル把手4を装着した水受け皿2、焼き網8、扉支持枠1に装着したグリル扉5等を掃除する場合には前述のようにグリル把手4を手に持ってグリル室3から水受け皿2を完全に引き出すものである。この場合、前述のように、水受け皿2を途中まで引き出すとグリル扉5が収納部7に収納されるので、グリル扉5が収納部7に収納された状態のまま水受け皿2と共にグリル扉5が引き出されることになる。このようにして完全に引き出すと、グリル扉5が収納部7に収納した状態で、側枠部1aが水受け皿2の両側のフランジ2aの外側に位置し、また、後枠部1bが載置段部6に載置してあるだけなので、グリル扉5を上方に持ち上げるだけで、グリル把手4を装着した水受け皿2から扉支持枠1と共にグリル扉5を取り外して分離することができ、扉支持枠1に装着したグリル扉5の取り外し分離が容易に行えるものである。また、掃除終了後に再び組み合わせてグリル室3内に入れる場合も、グリル扉5を収納部7に上方から挿入し、後枠部1bを上方から載置段部6に載置する共に両側枠部1aを水受け皿2の両側のフランジ2aの外側に位置させるだけで、つまり上方からの差し込み作業のみで簡単に組み合わせることができ、またこの状態でグリル室3内に入れればよいので、組み込みも容易となるものである。
【0018】
次に、図8、図9に基づいて本発明の他の実施形態につき説明する。本実施形態においては、水受け皿2の後端部の載置段部6に扉支持枠1の後枠部1bをスライド自在且つ回転自在に載置する構造が異なり、他の構成は前述の実施形態と同様な構造となっている。したがって、前述の実施形態と異なる点につき以下に詳述し、重複する説明は省略する。
【0019】
本実施形態においては、水受け皿2の後端部に設けた載置段部6の後端部にL字状をした支持部30を設けてある。支持部30は縦片30aの上端から前方に向けて横片30bを突出形成して構成してある。横片30bの先端と載置段部6の前端との間には図8、図9に示すように後枠部1bを載置段部6に上方から入れたり、あるいは上方に抜き取ることができるように隙間31が形成してある。そして、グリル扉5を装着した扉支持枠1の両側枠部1aを水受け皿2の両側のフランジ2aの外側に配置し、扉支持枠1の後部の後枠部1bを水受け皿2の後部の載置段部6に前後に摺動自在且つ回動自在に載置するものである。ここで、図8、図9に示すようにグリル扉5の下端がグリル把手4の上端に載った状態(つまり、グリル把手4とグリル扉5とでグリル室3の前面開口を閉塞した状態)では後枠部1bが載置段部6の前端部に当っている。この状態で、グリル扉5を手前に引くと、前述のように、まず、グリル扉5を装着した水受け皿2のみが少しだけ手前に移動し、この状態では、グリル扉5の下に収納部7が位置する(図8の想像線で示すグリル扉5と実線で示す収納部7との位置関係となる)。この状態では後枠部1bが、支持部30内に嵌め込まれ、後枠部1bが上方に浮き上がるのが横片30bにより防止してある。このため、以後、グリル把手4を手前に引いて前述と同様に水受け皿2を引き出すと、縦片30aが後枠部1bを押し、グリル扉5を装着した扉支持枠1も引き出されるのであるが、この時、後枠部1bを中心にして扉支持枠1が回動する際、横片30bにより後枠部1bの浮き上がりを防止してがたつくことなく、引き出すことができるものである。したがって、本実施形態においては、ガイドレール部12を設けなくても後枠部1bががたつかない状態で引き出すことができることになる。もちろん本実施形態においてもガイドレール部12を設けてもよく、この場合には水受け皿2のガイドもできてより安定してスムーズに引き出すことができるものである。そして、本実施形態においても完全に引き出した状態において、掃除などのために分離する際には、グリル扉5を上方に引き上げると共に、後枠部1bを隙間31から上方に引き抜くことで、簡単に分離できるものであり、再び組み立てる際にも上からの嵌め込みにより簡単に組み立てることができるものである。
【0020】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、扉支持枠の両側の側枠部間の間隔を水受け皿の両側の側端間の幅より広くし、水受け皿の後端部の上面に載置段部を設けると共に扉支持枠の後端の後枠部を載置段部に載置して後枠部を載置段部に対して回動自在にしてあるので、グリル把手を引いて水受け皿を引き出したとき水受け皿と一緒にグリル扉や扉支持枠が引き出した際、扉支持枠を後枠部を中心に回動してグリル扉を下方に下げて収納部に収納することができ、この結果、水受け皿の焼き網に調理物を載せたり、焼き網の上の調理物をひっくり返したり、焼き網から調理物を取り出したりするとき、手がグリル扉に触れたりすることなく、火傷をしたりするのを防止できるものであり、しかも、水受け皿と一緒にグリル扉や扉支持枠を引き出してグリル室から完全に抜き取ったとき、扉支持枠の両側の側枠部も後部枠も上方に水受け皿に対して上に抜くことができ、グリル扉と一緒に扉支持枠を上に移動させるだけで水受け皿に対して簡単に分解できて掃除等が容易にできるものである。
【0021】
また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、水受け皿の載置段部に対して扉支持枠の後枠部を所定の寸法だけ前後に摺動自在に載置し、水受け皿をグリル室に押し込んでグリル室の前面開口をグリル扉とグリル把手とで閉塞した状態ではグリル扉の下端がグリル把手の上端に載り、水受け皿を引き出すときグリル扉の下端がグリル把手の上端から離れてグリル扉が下方に移動したとき収納部に収納されるようにしてあるので、水受け皿をグリル室に押し込んでグリル室の前面開口をグリル扉とグリル把手とで閉塞したときグリル把手の上端上にグリル扉の下端が載るものであって、この結果、グリル扉を上下移動自在としたにも係わらず上昇させた閉塞状態では前面が気密的且つ外観よくできるものである。
【0022】
また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項2記載の発明の効果に加えて、載置段部に摺動ガイド開口を設け、扉支持枠の後枠部に下方に突出する摺動突部を設け、載置段部に扉支持枠の後枠部を載置すると共に摺動突部を摺動ガイド開口に前後に摺動自在に嵌合してあるので、載置段部に対して扉支持枠の後枠部が摺動する範囲を簡単な構造で規制でき、また扉支持枠が摺動するとき左右方向にがたついたりしないようにできて扉支持枠の動作を安定させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面断面図である。
【図2】同上の側面断面図である。
【図3】同上のグリル把手を装着した水受け皿に扉支持枠に装着したグリル扉を組み合わせた状態の側面図である。
【図4】同上の平面図である。
【図5】同上の後枠部を載置段部に載置した状態を示す斜視図である。
【図6】同上のグリル扉を装着した扉支持枠の斜視図である。
【図7】同上のグリル把手を装着する前の水受け皿を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)は正面図である。
【図8】本発明の他の実施形態を示し、グリル把手を装着した水受け皿に扉支持枠に装着したグリル扉を組み合わせた状態の側面図である。
【図9】同上の平面図である。
【図10】従来例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 扉支持枠
1a 側枠部
1b 後枠部
2 水受け皿
2a フランジ
3 グリル室
4 グリル把手
5 グリル扉
6 載置段部
7 収納部
8 焼き網
9 摺動ガイド開口
10 摺動突部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a table stove with a grill provided with a grill, and more particularly to a structure of a table stove with a grill in which a grill door is retracted downward when a water tray is pulled out of a grill chamber.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a table stove with a grill of this type, there is one disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-222684 filed by the present applicant. This has a water tray that can be freely inserted into and removed from the grill chamber, and a grill handle that can close the lower half of the front opening of the grill chamber is provided at the front end of the water tray, and the upper half of the front opening of the grill chamber is closed. And a storage portion for storing the grill door when the grill door is moved down is provided between the grill handle and the water receiving tray, and a door support frame having the grill door mounted at the front end is provided. It is formed in a rectangular frame shape along the water tray, and the rear frame of the rear part of the door support frame is rotatably supported by the water tray. The sliding door slides to the bottom on both sides of the opening and the sliding of the door supporting frame causes the grill door to move up and down. In other words, when the water tray is pushed into the grill compartment, the upper half of the front opening of the grill compartment is closed by the grill door, but when the grill handle is pulled out and the water tray is pulled out together with the grill handle, the door support frame The door support frame is also pulled out and the side frame portions on both sides of the door support frame slide with respect to the bottom of the front opening, whereby the door support frame is rotated downward by its own weight, and the grill door is received in the lower storage portion. When pulling out the water pan, when the grill door is lowered and evacuation is performed, when placing food such as fish on the grill set in the water pan, turning over the food, or taking out the food The grill lid, which is heated to a high temperature, is not touched by hands, thereby preventing the risk of burns.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the above-described conventional example, as shown in FIG. 10, the distance W2 between both side edges of the
[0004]
The present invention has been made in view of the above description, and easily disassembles a water receiving tray and a door supporting frame having a grill door in a state where a grill door and a door supporting frame are taken out of a grill chamber together with a water receiving tray. It is an object of the present invention to provide a grill stove with a grill that can be easily cleaned.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, a table stove with a grill according to
[0006]
According to a second aspect of the present invention, in the table stove with a grill according to the first aspect, the rear frame portion 1b of the
[0007]
According to a third aspect of the present invention, there is provided a table stove with a grill according to the second aspect, wherein a
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described.
[0009]
First, an example shown in FIGS. 1 to 7 will be described.
[0010]
At the center of the table stove, a
[0011]
The
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
Here, when the
[0015]
When the
[0016]
Next, when cooking is continued by turning over the food, or when another food is cooked, or after the cooking is completed, the
[0017]
When cleaning the
[0018]
Next, another embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In the present embodiment, the structure in which the rear frame 1b of the
[0019]
In the present embodiment, an L-shaped
[0020]
【The invention's effect】
As described above, in the invention according to
[0021]
According to the second aspect of the invention, in addition to the effect of the first aspect, the rear frame portion of the door support frame is moved forward and backward by a predetermined dimension with respect to the mounting step portion of the water receiving tray. When the water tray is slidably placed, the water tray is pushed into the grill chamber, and the front opening of the grill chamber is closed with the grill door and the grill handle. The lower end of the grill door is separated from the upper end of the grill handle and the grill door is moved downward, so that it is stored in the storage section, so push the water tray into the grill chamber and open the front opening of the grill chamber with the grill door and grill. When closed with the handle, the lower end of the grill door rests on the upper end of the grill handle. As a result, in the closed state where the grill door is raised despite the vertical movement of the grill door, the front face is airtight and has an appearance. Something that can be done well .
[0022]
According to the third aspect of the invention, in addition to the effect of the second aspect of the invention, a sliding guide opening is provided in the mounting step portion, and the sliding guide opening protrudes downward into the rear frame portion of the door support frame. A sliding projection is provided, the rear frame of the door support frame is placed on the mounting step, and the sliding projection is slidably fitted back and forth in the sliding guide opening. The sliding range of the rear frame of the door support frame with respect to the door support frame can be regulated with a simple structure, and the door support frame can be moved in the left and right direction when sliding, so that the door support frame operates. Can be stabilized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front sectional view of the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view of the same.
FIG. 3 is a side view showing a state in which a water receiving tray on which the grill handle is mounted and a grill door mounted on a door support frame are combined.
FIG. 4 is a plan view of the same.
FIG. 5 is a perspective view showing a state in which the rear frame is mounted on a mounting step.
FIG. 6 is a perspective view of a door support frame to which the grill door is mounted.
FIGS. 7A and 7B show the water tray before the grill handle is attached, wherein FIG. 7A is a plan view, FIG. 7B is a side view, and FIG. 7C is a front view.
FIG. 8 is a side view showing another embodiment of the present invention, in which a water tray with a grill handle mounted thereon is combined with a grill door mounted on a door support frame.
FIG. 9 is a plan view of the same.
FIG. 10 is a schematic view showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
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