JP3586254B2

JP3586254B2 - Recording medium, recording method, and reproducing apparatus for audio information

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Publication number: JP3586254B2
Application number: JP2002062446A
Authority: JP
Inventors: 秀夫安東
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 2002-03-07
Filing date: 2002-03-07
Publication date: 2004-11-10
Anticipated expiration: 2020-01-19
Also published as: JP2002324367A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、（例えば歌の歌詞カードのような）音声情報に同期して表示することが可能なテキスト情報を音声情報と一緒に取り扱うことができる、オーディオ情報の記録媒体と記録方法及び再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
歌の歌詞カードのような音声情報に同期して表示することが可能なテキスト情報を音声情報と一緒に情報記憶媒体に記録する方法としてＤＶＤＡｕｄｉｏの規格が存在する。
【０００３】
この規格に依れば音声情報をパケット（ＡｕｄｉｏＰａｃｋ）形式で情報記憶媒体上に記録すると共に、この音声情報に同期して表示するテキスト情報を同じくパケット形式（Ｒｅａｌ−ＴｉｍｅＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＰａｃｋ）にして上記音声情報パケット（ＡｕｄｉｏＰａｃｋ）と混在して情報記憶媒体上に記録している。再生時にはこのパケットと共に記録するパケットヘッダー内のＰＴＳ（ＰｒｅｓｅｎｔａｔｉｏｎＴｉｍｅＳｔａｍｐ）を利用して上記音声情報とテキスト情報の同期を取って表示している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記ＤＶＤＡｕｄｉｏの規格は再生専用な情報記憶媒体に対する規格であるため、ユーザーによる編集処理に対応していない。例えば上記のＤＶＤＡｕｄｉｏの規格に基付き音声情報とテキスト情報がパケット形式で混在記録された情報を書き換え可能な情報記憶媒体上にコピーした後、音声情報を基準にして部分消去や分割などの編集を行うと、部分的に音声情報とテキスト情報間の同期関係が崩れる場合がある。その結果、音声情報を基準にして部分消去や分割などの編集を行った後では再生開始直後・再生終了直前ないしは切り替わり目で音声情報に同期したテキスト情報が表示されない危険性が生じる。
【０００５】
本発明の目的は、オーディオ情報と同期して再生すべきテキスト情報の同期状態を、確実かつスムーズに得られるようにしたオーディオ情報の記録媒体と記録方法及び再生装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、基本となる記録媒体が、オーディオ情報の記録領域と、前記オーディオ情報を管理するための管理情報の記録領域とを有し、前記オーディオ情報の記録領域は、オーディオデータが収納された複数のオーディオパックと、前記オーディオデータの再生に同期して再生されるべきテキスト情報が収納された複数のリアルタイム情報パックと、各録音単位毎に前記複数のオーディオパック及び複数のリアルタイム情報パックをまとめ、先頭から２番目のパックとしては、前記リアルタイム情報パックを配列してなる複数のオーディオブジェクトとが記録され、前記管理情報の記録領域は、前記オーディオデータを再生する再生装置を制御するために用いられる情報であって、前記オーディオオブジェクトをそれぞれ指定するエントリー情報を含むオブジェクト情報と、前記オブジェクト情報に含まれており、このオブジェクト情報により指定されるオーディオオブジェクトと対応して再生されるリアルタイム情報パックとの同期情報とが記録されるように構成されている。上記の構成により、オブジェクトにおいては、リアルタイム情報パックが早めに読み取り及びでコード可能となる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図１と図９を用いて説明する。ＤＶＤＡｕｄｉｏ規格では音声情報はＡｕｄｉｏＰａｃｋ（Ａ＿ＰＣＫ）にパッキングして記録し、その音声情報に同期して再生されるテキスト情報はＲｅａｌＴｉｍｅＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＰａｃｋ（ＲＴＩ＿ＰＣＫ）の形式で混在記録されている。
【０００８】
本発明の第１の発明手段では、このＤＶＤＡｕｄｉｏ規格に基付いて記録された音声関連情報をそのままの形で書き換え可能な情報記憶媒体上に記録する（ＳＴ０１）。情報記憶媒体上に記録する各情報の記録形式は図７に示す。書き換え可能な情報記憶媒体での最少書き換え単位は２０４８バイトであり、各２０４８バイト毎にＰａｃｋを構成し、各Ｐａｃｋの先頭にはＰａｃｋＨｅａｄｅｒ５０１が配置されている。このＰａｃｋｈｅａｄｅｒ５０１内には情報記録再生装置のシステムクロック値を設定するＳＣＲ（ＳｙｓｔｅｍＣｌｏｃｋＲｅｆｆｅｒｅｎｃｅ）値５１２が記録されている。
【０００９】
この実施の形態では１Ｐａｃｋ内に１個のみのＰａｃｋｅｔが記録される構造となっており、図７（ｂ）に示す“各種Ｏｂｊｅｃｔｄａｔａ５０５”の記録位置に音声情報やそれと同期して再生されるテキスト情報が記録される。各Ｐａｃｋｅｔの先頭にはＰａｃｋｅｔＨｅａｄｅｒ５０３とｓｕｂ＿ｓｔｒｅａｍ＿ｉｄ５０４が記録され、それらとＰａｃｋＨｅａｄｅｒ５０１の間にＳｙｓｔｅｍＨｅａｄｅｒ５０２が配置されている。
【００１０】
各種Ｏｂｊｅｃｔｄａｔａ５０５の記録領域内に記録される情報の種類（音声情報かテキスト情報かなど）は、ｓｔｒｅａｍ＿ｉｄ５２２とｓｕｂ＿ｓｔｒｅａｍ＿ｉｄ５０４の情報内容で明記されている。またそれぞれのＯｂｊｅｃｔｄａｔａ５０５の表示タイミングはＰＴＳ（ＰｒｅｓｅｎｔａｔｉｏｎＴｉｍｅＳｔａｍｐ）値５２５で設定されており、このＰＴＳ値５２５を利用して音声情報とテキスト情報間の同期した表示が可能となる。
【００１１】
図１（ａ），（ｂ）の実施の形態では“あんどう”と言うテキスト情報がＲＴＩ＿ＰＣＫ＃１内に記録され、４：００に表示される事になっており、“さんは”と言うテキスト情報がＲＴＩ＿ＰＣＫ＃２内に記録され、４：０３に表示される事になっている。音声情報に対する管理単位として１個以上のＡｕｄｉｏＰａｃｋ（Ａ＿ＰＣＫ）から構成される音声情報の最小単位（ＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙ）を有する。
【００１２】
図１、図２の実施の形態では、この最小単位（ＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙ）の境界位置での音声情報表示時刻とテキスト情報の切り替え時刻が一致するように設定されている。上記音声情報関連情報に関する管理情報記録領域内のデーター構造および音声情報関連情報（Ｏｂｊｅｃｔ情報）の記録形式はＤＶＤフォーラムから１９９９年９月に発行された『Ｐａｒｔ３ＶＩＤＥＯＲＥＣＯＲＤＩＮＧＤＶＤＳｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎｓｆｏｒＲｅｗｒｉｔａｂｌｅ／Ｒｅ−ｒｅｃｏｒｄａｂｌｅＤｉｓｃｓ』に準拠している。
【００１３】
すなわち、図５に示すように情報記憶媒体に記録する全ての音声情報関連情報（Ｏｂｊｅｃｔ情報）はＡＲ＿ＡＵＤＩＯ．ＡＲＯ２２１のファイル内にまとめて記録され、そのファイル内の管理情報はＶＲ＿ＭＡＮＧＲ．ＩＦＯ２１１ファイルとそのバックアップファイルであるＶＲ＿ＭＡＮＧＲ．ＢＵＰ２１５ファイル内にまとめて記録されている。このＶＲ＿ＭＡＮＧＲ．ＩＦＯ２１１ファイルとＶＲ＿ＭＡＮＧＲ．ＢＵＰ２１５ファイル内のデーター構造は図４に示す構造となっている。
【００１４】
図４に示したデーター構造についてはＤＶＤフォーラムから１９９９年９月に発行された『Ｐａｒｔ３ＶＩＤＥＯＲＥＣＯＲＤＩＮＧＤＶＤＳｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎｓｆｏｒＲｅｗｒｉｔａｂｌｅ／Ｒｅ−ｒｅｃｏｒｄａｂｌｅＤｉｓｃｓ』に詳細に記載されているので、ここでの説明を省略する。
【００１５】
本発明の実施の形態では音声関連情報に関する関連情報は、図４（ｅ）に示すＡｕｄｉｏＡＶＦｉｌｅＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＴａｂｌｅ１４３内にまとめて記録されている。各録音単位毎にＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔ（ＡＯＢ）を構成し、各ＡＯＢ毎にＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ＃１１６６〜＃ｊ１６７として分かれて記録されている。１個のＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ＃ｎ内のデーター構造を図１（ｄ）に示す。
【００１６】
前述したように音声情報はＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙと言う管理単位を有し、各ＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙ毎のデーターサイズ（ＤａｔａＳｉｚｅ）３１１〜３２０と表示時間（ＰｌａｙｂａｃｋＴｉｍｅ）３３１〜３４０が記録されている。歌の歌詞などは“ドイツ語”“日本語訳”“英語表現”など複数種類のテキスト情報が音声情報に付属されている場合がある。
【００１７】
図１（ｄ）では音声情報に付属するテキスト情報の種類数がＲｅａｌ−ＴｉｍｅＴｅｘｔの種類数３０７に記録される。例えば図１（ｄ）で設定されたＲｅａｌ−ＴｉｍｅＴｅｘｔの種類数３０７が“ｇ個”指定された場合には、各ＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙの先頭位置の音声情報が表示される時刻に同時に表示されるテキスト情報が記録されているＲｅａｌ−ＴｉｍｅＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＰａｃｋ（ＲＴＩ＿ＰＣＫ）が記録されている相対アドレス値を示すＲＴ＿Ｔｅｘｔ＿ＰａｃｋのＡｄｄｒｅｓｓＯｆｆｓｅｔ３５１〜３６０が１個のＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙ毎に“ｇ個”ずつ記録される。
【００１８】
本発明における情報記録再生装置内の構造を図８に示す。図８では再生・表示時に基準クロックカウンターとして使用するＳＴＣ（ＳｙｓｔｅｍＴｉｍｅＣｌｏｃｋ）を個別に３個持ち、異なるＰＴＳを持った音声情報、テキスト情報、静止画像情報を同時再生可能にした所に大きな特徴がある。録音時の図１（ｄ）に示した情報の作成方法について図９を用いて説明する。
【００１９】
図９に示すように情報記憶媒体上に記録した情報に対して再生し、ｓｔｒｅａｍ＿ｉｄ５２２、ＰＴＳ値５２５、各パックの記録位置アドレス情報から図１（ｄ）の情報を作成する。
【００２０】
図１の実施の形態では、テキスト情報の表示切り替わりタイミングに合わせてＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙを分割しているが、本発明の別の実施の形態として特定の再生時間間隔でＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙを分割することも出来る。
【００２１】
その時の記録方法を図１０に示す。この場合にはＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙの開始位置での音声情報再生時刻ではテキスト情報が表示途中の場合が生じる。図１０のＳＴ１４で示すように各ＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙの開始位置での音声情報再生時刻直前のＰＴＳを持つＲｅａｌ−ＴｉｍｅＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＰａｃｋ位置を探してＴＲ＿Ｔｅｘｔ＿ＰａｃｋのＡｄｄｒｅｓｓＯｆｆｓｅｔ３５１〜３５４として記録する所に特徴がある。
【００２２】
図１に示した実施の形態の管理情報を持つ情報記憶媒体からの音声関連情報の再生方法について図１１に示す。再生するＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔ（ＡＯＢ）番号と再生範囲を時間情報で指定すると（ＳＴ２１）、上記管理情報を利用してアクセス開始アドレスを算出する（ＳＴ２２）。この時、ＡｕｄｉｏＰａｃｋ（Ａ＿ＰＣＫ）のアクセスアドレスとＲｅａｌＴｉｍｅＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＰａｃｋ（ＲＴＩ＿ＰＣＫ）のアクセスアドレスを算出し、アドレスの若い方を算出アドレスと決定される。
【００２３】
例えば４：０３からアクセスする場合にはこの時刻に表示する各Ｐａｃｋのアドレスは図１（ｂ）によれば“Ｐ＋Ｑ”と“Ｐ＋Ｑ＋１”なので、若い方の“Ｐ＋Ｑ”にアクセスすれば良い事になる。また、４：１０から再生開始したい場合は、４：１０に表示するＡｕｄｉｏＰａｃｋ（Ａ＿ＰＣＫ）のアドレスは“Ｐ＋Ｔ”に対して、同時刻に表示するＲｅａｌＴｉｍｅＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＰａｃｋ（ＲＴＩ＿ＰＣＫ）が記録されているアドレスは“Ｐ＋Ｓ＋２”と先行しているので、“Ｐ＋Ｔ”からアクセスしたらＲＴＩ＿ＰＣＫ＃４のテキスト情報が表示不可能となる。従って若い方のアドレスとしてアクセス先のアドレスは“Ｐ＋Ｓ＋２”と設定する必要がある。
【００２４】
本発明の実施の形態において音声関連情報の部分消去や分割・並び替えなどの編集処理では、基本的に管理上はＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔ（ＡＯＢ）を分割した後、分割後の該当ＡＯＢのファイルからの削除処理を行ったり、ファイル内の並び替え処理を行う。本発明の実施の形態における部分消去方法について図２と図１２を用いて説明する。
【００２５】
例として図１に示したＡＯＢ＃ｎに対して３分割し、前半と後半を削除する方法について説明する。ユーザーから部分消去範囲を時間情報で指定（ＳＴ３１）される。ディスクドライブ部４０９は、情報記憶媒体４００上に記録されているＶＲ＿ＭＡＮＧＲ．ＩＦＯ２１１ファイルを再生し（ＳＴ３２）、ＳＴ３３〜ＳＴ３９によりワークＲＡＭ内で一時記憶された管理情報内容を書き換える。
【００２６】
図１（ｄ）でのＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＧｅｎｅｒａｌＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ１７０内のＡＯＢ＃ｎのＭｏｄｉｆｉｅｄＲｅｃｏｒｄｉｎｇｔｉｍｅ３０２では紙面のスペースの関係で録音開始の時間と分しか記載してないが、本発明の実施の形態では録音した日の西暦年号と録音月日も同じ場所に記録している。また、編集前後での関係を明らかにするために各ＡＯＢ毎のＩＤ番号３０１を記録するが、この欄には同日録音日内のＡＯＢ毎の録音番号３０１を記録しても良い。
【００２７】
図２（ａ）に示すように例えば再生時刻４：０５より前に録音した部分を部分消去する場合には、部分消去後の再生開始時刻が４：０５となるので、図３のＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ＃ｍ＋１のようにＡＯＢ＃ｍ＋１のＭｏｄｉｆｉｅｄＲｅｃｏｒｄｉｎｇｔｉｍｅ３８２は４：０５に変更される（図１２ＳＴ３３）。
【００２８】
図２（ａ）から分かるようにこの時の最初に録音開始時間からの時間差は５分有るので、図３のＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ＃ｍ＋１のＯｒｉｇｉｎａｌＲｅｃｏｒｄｉｎｇｔｉｍｅＤｉｆｆｅｒｅｎｃｅ３８３は５分となる。例えば、今回の編集結果作成したＡＯＢ（ＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔ）＃ｍ＋１に対して更に前半５分を部分消去すると、このＭｏｄｉｆｉｅｄＲｅｃｏｒｄｉｎｇｔｉｍｅ３８２は１４：１０と変更されると共にＯｒｉｇｉｎａｌＲｅｃｏｒｄｉｎｇｔｉｍｅＤｉｆｆｅｒｅｎｃｅ３８３は更に５分加算されて１０分となる。その結果、最初に録音を開始した時刻は１４：００のままになっている。
【００２９】
従ってこのＭｏｄｉｆｉｅｄＲｅｃｏｒｄｉｎｇｔｉｍｅ３８２とＯｒｉｇｉｎａｌＲｅｃｏｒｄｉｎｇｔｉｍｅＤｉｆｆｅｒｅｎｃｅ３８３からＡＯＢ＃ｍ＋１の最初に録画開始した年月日と録画開始時間が一意的に定まり、この時間情報は何度編集を繰り替えしても不変に保たれる。
【００３０】
部分消去後のＡＯＢ＃ｍ＋１の再生開始時刻は４：０５となり、この再生時刻で表示するＡｕｄｉｏＰａｃｋ＃Ｒ−２が記録されているアドレスは“Ｐ＋Ｒ”である。しかし、４：０５の時点で再生しているテキスト情報が記録されているＲＴＩ＿ＰＣＫ＃２のアドレスはそれよりも“Ｒ−Ｑ−１”の差分だけ前方のアドレス位置に記録されている（図１２のＳＴ３４）。
【００３１】
従って部分消去後もこの情報が残っている必要が有るので、図３に示すようにＡＯＢ＃ｍ＋１のＳｔａｒｔａｄｄｒｅｓｓ３８４はこのＲｅａｌ−ＴｉｍｅＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＰａｃｋ＃２が記録されているアドレス“Ｐ＋Ｑ＋１”となる（図１２のＳＴ３５）。このＡＯＢ＃ｍ＋１の先頭アドレスに対するＡＯＢ＃ｍ＋１の最初に再生するＡｕｄｉｏＰａｃｋ＃Ｒ−２が記録されているアドレス差をＳｔａｒｔＡｄｄｒｅｓｓＯｆｆｓｅｔ３８６に記録し、図３では“Ｒ−Ｑ−１”となる（ＳＴ３６）。
【００３２】
この値はＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙ＃１１７６のＲＴ＿Ｔｅｘｔ＿ＰａｃｋのＡｄｄｒｅｓｓＯｆｆｓｅｔｔ３５７の値と絶対値は一致する。ＲＴ＿Ｔｅｘｔ＿ＰａｃｋのＡｄｄｒｅｓｓＯｆｆｓｅｔ３５７はＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙ＃１１７６の先頭に有るＡｕｄｉｏＰａｃｋ位置を基準としたＲＴ＿Ｔｅｘｔ＿Ｐａｃｋ＃２の記録位置方向を極性で表している。図２（ａ）の実施の形態ではＲＴ＿Ｔｅｘｔ＿Ｐａｃｋ＃２はＡｕｄｉｏＰａｃｋ＃Ｒ−２よりも前方に有るので“負極性”になるように設定している。
【００３３】
さらに図１（ｄ）に示した部分消去前のＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙ＃１１７１〜＃４１７４の不要部分を削除すると共に一部を書き換えて図３に示すＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙ＃１１７６〜＃３１７８を完成させる（ＳＴ３８）。
【００３４】
本発明の実施の形態において特定のテキスト情報を削除する場合には図１３のＳＴ５３に示したように、削除したいテキスト情報が記録されているＲｅａｌ−ＴｉｍｅＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＰａｃｋ内のＯｂｊｅｃｔｄａｔａ５０５（図７（ｂ））部分のみを直前のＲｅａｌ−ＴｉｍｅＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＰａｃｋ内のＯｂｊｅｃｔｄａｔａ５０５の情報に書き換える。
【００３５】
本発明の他の実施の形態であり、本発明の第２の手段である、「２．書き換え可能な情報記憶媒体上にコピーする場合には音声情報パケットだけから構成される音声情報ファイル（図１４のＡＲ＿ＡＵＤＩＯ．ＡＲＯ２２１）とテキスト情報パケットだけから構成されるリアルタイムテキスト情報ファイル（図１４のＡＲ＿ＲＴ＿ＴＥＸＴ．ＡＲＯ２２２）に分離記録すると共に、両者間の同期関係を確保するためにテキスト情報に関する表示時間管理情報を管理情報記録領域内に記録する（図１４〜図２０が対応）。」について下記に説明する。
【００３６】
図１６に示すようにＤＶＤＡｕｄｉｏの音声関連情報であるＯｂｊｅｃｔ情報（図１６（ｃ））を書き換え可能な情報記憶媒体にコピーする場合には図７（ｃ）に示したｓｔｒｅａｍ＿ｉｄ５２２を利用してＡｕｄｉｏＰａｃｋかＲｅａｌ−ＴｉｍｅＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＰａｃｋかを識別し、それぞれを別ファイルに記録する。その結果、この実施の形態によれば図５に示したファイル構造に比べてテキスト情報のみを集めたＡＲ＿ＲＴ＿ＴＥＸＴ．ＡＲＯ２２２ファイルが追加される。
【００３７】
さらにこの実施の形態によれば管理情報のデーター構造は図４に比べて図１５に示すようにＲｅａｌ−ＴｉｍｅＴｅｘｔＡＶＦｉｌｅＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ１５９が追加され、その中の時間管理情報として図１５（ｈ）に示すように一連のＲｅａｌ−ＴｉｍｅＴｅｘｔＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙ＃１１９１〜＃ｈ１９８の情報が追加される。
【００３８】
図１７（ｃ）に示すようにこの実施の形態ではテキスト情報が記録されている１個以上のＲｅａｌ−ＴｉｍｅＰａｃｋを集めて管理単位としてのＲｅａｌ−ＴｉｍｅＴｅｘｔＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙ＃１１９１〜＃３１９３とし、このＲｅａｌ−ＴｉｍｅＴｅｘｔＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙ＃１１９１〜＃３１９３毎の表示時間とデーターサイズを管理（図１７（ｄ））している。この実施の形態に基付く記録方法を図１８に示すようにＡｕｄｉｏＰａｃｋの情報記憶媒体上への記録（ＳＴ６１）と、Ｒｅａｌ−ＴｉｍｅＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＰａｃｋの記録（ＳＴ６２）を分ける。
【００３９】
この実施の形態では、ＡＲ＿ＡＵＤＩＯ．ＡＲＯ２２１と言うファイルとＡＲ＿ＲＴ＿ＴＥＸＴ．ＡＲＯ２２２ファイルの異なる位置に記録された情報を順次再生し、音声とテキストを同時に再生する必要が生じる。従って、図１９に示すようにＡＲ＿ＲＴ＿ＴＥＸＴ．ＡＲＯ２２２ファイル内の情報の一部を先に再生してＲＴ＿Ｔｅｘｔデコード部４２９（図８）へ転送し（ＳＴ７５）、ＡｕｄｉｏＰａｃｋを再生しながら同時に表示する（ＳＴ７９）所がこの実施の形態の大きな特徴である。
【００４０】
この実施の形態の場合にはＡｕｄｉｏＰａｃｋの記録、再生、編集のみしか行わない情報記録再生装置でＡＲ＿ＡＵＤＩＯ．ＡＲＯ２２１ファイルのみを部分消去し、ＡＲ＿ＲＴ＿ＴＥＸＴ．ＡＲＯ２２２ファイルとの同期関係が崩れる場合がある。この場合にはテキスト情報を表示する機能を有する情報記録再生装置でこの同期関係を修復する必要が生じる。
【００４１】
圧縮オーディオ情報を用いた場合の同期関係修復の難しさについて図６を用いて説明する。同一日の１４：００に最初にＡＯＢ＃１を録音（録音番号３０１＝１）した後、１４：３０に次の録音として（録音番号３０１＝２）ＡＯＢ＃２を録音開始したとする。
【００４２】
この時のＭｏｄｉｆｉｅｄＲｅｃｏｒｄｉｎｇｔｉｍｅはそれぞれ１４：００と１４：３０となる。所で、ＡＯＢ＃１が圧縮されて記録されていた場合には録音に所用する時間より再生時間が遥かに長い場合が有る。従ってＡＯＢ＃１を連続再生した場合に再生換算時間１４：４５を境に前半を部分消去する場合が発生する。この編集後のＭｏｄｉｆｉｅｄＲｅｃｏｒｄｉｎｇｔｉｍｅは１４：４５となり、ＡＯＢ＃２のＭｏｄｉｆｉｅｄＲｅｃｏｒｄｉｎｇｔｉｍｅ１４：３０より遅くなってしまう。
【００４３】
このようにＡＯＢ番号やＭｏｄｉｆｉｅｄＲｅｃｏｒｄｉｎｇｔｉｍｅのみの情報では、ＡＲ＿ＡＵＤＩＯ．ＡＲＯ２２１ファイルのみを部分消去した後に、テキスト情報を表示する機能を有する情報記録再生装置でこの同期関係を修復する事が困難となる。
【００４４】
従って本発明の実施の形態ではＩＤ番号または同一録音日内の録音番号３０１やＯｒｉｇｉｎａｌＲｅｃｏｒｄｉｎｇｔｉｍｅＤｉｆｆｅｒｅｎｃｅ３０３の情報を持ち、何度編集を行っても不変に保たれる録画開始年月日と時刻情報を基準にＡＲ＿ＡＵＤＩＯ．ＡＲＯ２２１ファイル内の情報とＡＲ＿ＲＴ＿ＴＥＸＴ．ＡＲＯ２２２ファイル内の情報の同期関係の修復を可能としている。
【００４５】
具体的な関係修復方法を図２０に示す。図２０のＳＴ９４に示すように最初に記録した時間と一致するＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔを探し、そのＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔの編集状況に合わせて管理情報内容を変更する（ＳＴ９６）と共にＡＲ＿ＲＴ＿ＴＥＸＴ．ＡＲＯ２２２の不要部分を削除処理する。
【００４６】
【発明の効果】
以上説明したように本発明における効果をまとめると下記の通りとなる。
【００４７】
１．ＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔとＲｅａｌ−ＴｉｍｅＴｅｘｔＯｂｊｅｃｔ間の同期情報を持つことでアクセスが早くなると共に部分消去、分割などの編集処理が高速で行える。
【００４８】
図１〜図５と図９〜図１３で示した方式の場合、ＲＴ＿Ｔｅｘｔ＿ＰａｃｋのＡｄｄｒｅｓｓＯｆｆｓｅｔ３５１〜３６０がＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔとＲｅａｌ−ＴｉｍｅＴｅｘｔＯｂｊｅｃｔ間の同期情報に対応し、図１４〜図２０で示した方式ではＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙ１７１〜１７９とＲｅａｌ−ＴｉｍｅＴｅｘｔＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙ１９１、１９２のそれぞれの再生時間の管理情報の組み合わせがＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔとＲｅａｌ−ＴｉｍｅＴｅｘｔＯｂｊｅｃｔ間の同期情報に対応する。
【００４９】
指定された特定の再生時刻から再生開始するタイムサーチや早送り、巻き戻しなどの特殊再生を行う場合には、上記管理情報から指定時刻に表示する音声情報とテキスト情報がどのアドレスに記録されているかを調べ、必要最小限のアドレスにアクセスすることが可能となる。その結果、ディスクドライブ部４００では情報記憶媒体４００へのアクセスが早くなり、タイムサーチでの頭出し速度が上がるだけでなく非常に高速な早送りや巻き戻し時にもテキスト情報を表示可能となる。
【００５０】
また部分消去や分割などの編集時には、図２、図３に示すようにＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔ（ＡＯＢ）の分割処理が必要となるが、本発明のように管理情報記録領域内にＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔとＲｅａｌ−ＴｉｍｅＴｅｘｔＯｂｊｅｃｔ間の同期情報を持っているので、管理情報記録領域内の情報を検索するだけで任意の再生時刻に表示する音声情報とテキスト情報が記録されているアドレスが分かり、任意の位置での編集後のＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔ（ＡＯＢ）の分割境界位置が分かる。
【００５１】
従って本発明によれば音声情報とテキスト情報が記録されているＯｂｊｅｃｔＦｉｌｅを検索する事無く管理情報記録領域内に記録された同期情報を調査するだけで編集時の分割境界位置が分かり、編集処理を高速で行える。
【００５２】
２．本発明の実施の形態のようにＲｅａｌ−ＴｉｍｅＴｅｘｔ情報をパック形式で記録し、そのパック内の情報を複数のＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＰａｃｋ構成する音声情報の管理単位（ＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙ）と同期して表示可能とする事でタイムサーチや高速再生、巻き戻しなどの特殊再生処理が非常に容易に行うことが可能となる。
【００５３】
３．図１９に示すように先にテキスト情報の先読みを行った後、テキスト情報と音声情報を同時に表示する方法を採用すると、音声情報やテキスト情報のアクセス時に生じる音切れ（音声情報の再生が止まる現象）やテキスト情報の表示遅れを起こすことなく、連続した音声情報とテキスト情報の表示が可能となる。
【００５４】
４．テキスト情報を表示せず、音声情報のみ記録、再生、編集する情報記録再生装置では、図１４〜図２０に示した方式を利用した場合、音声情報のみ部分消去や並び替えなどの編集処理を行う場合がある。
【００５５】
そのように音声専用機での編集処理後の情報記憶媒体をテキスト情報の表示処理も行う情報記録再生装置に掛けた場合には、本発明の実施の形態のように対応するＲｅａｌＴｉｍｅＴｅｘｔＯｂｊｅｃｔの同期関係修復を可能にする情報（最初に録音開始した時間情報）を音声情報とテキスト情報両者の管理情報に持たせる事により図２０に示した方法で同期関係の修復が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を説明するもので、ＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔとＲｅａｌＴｉｍｅＴｅｘｔＯｂｊｅｃｔ間の情報記憶媒体上の記録位置関係と表示タイミング関係を説明するために示す図。
【図２】同実施の形態における分割後の各ＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔ間の関係を説明するために示す図。
【図３】同実施の形態における分割後の各ＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔ間の関係を説明するために示す図。
【図４】同実施の形態におけるディスク形状の情報記憶媒体内に記録されたオーディオ情報に関するデーター構造を説明するために示す図。
【図５】同実施の形態における情報記憶媒体内での録再可能な音声情報が記録された音声ファイルのディレクトリー構造を説明するために示す図。
【図６】同実施の形態におけるＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔ毎にＯｒｉｇｉｎａｌＲｅｃｏｒｄｉｎｇｔｉｍｅＤｉｆｆｅｒｅｎｃｅと同一録音日内での録音番号またはＩＤ番号を設定する必要性に関して説明するために示す図。
【図７】同実施の形態における各Ｏｂｊｅｃｔ情報の情報記憶媒体への記録形式に関して説明するために示す図。
【図８】同実施の形態における情報記録再生装置内の構造を説明するために示すブロック構成図。
【図９】同実施の形態におけるＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙをＲｅａｌＴｉｍｅＴｅｘｔ表示開始タイミングで分割する場合の情報記憶媒体への音声情報記録方法を説明するために示すフローチャート。
【図１０】同実施の形態における特定の再生時間間隔でＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＥｎｔｒｙを分割する場合の情報記憶媒体への音声情報記録方法を説明するために示すフローチャート。
【図１１】同実施の形態における情報記憶媒体からの音声関連情報の再生方法を説明するために示すフローチャート。
【図１２】同実施の形態における音声関連情報に関する部分消去を説明するために示すフローチャート。
【図１３】同実施の形態における特定部分のテキスト情報を消去する方法を説明するために示すフローチャート。
【図１４】本発明の他の実施の形態を説明するもので、情報記憶媒体内に記録された録再可能な音声情報に関係した音声ファイル、テキストのディレクトリー構造を説明するために示す図。
【図１５】同他の実施の形態におけるディスク形状の情報記憶媒体内に記録されたオーディオ情報に関するデーター構造を説明するために示す図。
【図１６】同他の実施の形態におけるＯｂｊｅｃｔＦｉｌｅ内のデーター構造を説明するために示す図。
【図１７】同他の実施の形態におけるＲｅａｌ−ＴｉｍｅＴｅｘｔＯｂｊｅｃｔＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ内のデーター構造を説明するために示す図。
【図１８】同他の実施の形態における情報記憶媒体への音声関連情報の記録方法を説明するために示すフローチャート。
【図１９】同他の実施の形態における情報記憶媒体からの音声関連情報の再生方法を説明するために示すフローチャート。
【図２０】同他の実施の形態におけるＡｕｄｉｏＯｂｊｅｃｔＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎとＡＲ＿ＲＴ＿ＴｅｘｔＯｂｊｅｃｔＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ間の関係修復方法を説明するために示すフローチャート。
【符号の説明】
４００…情報記憶媒体、
４０１…エンコーダ部、
４０２…デコーダ部、
４０９…ディスクドライブ部。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an audio information recording medium, a recording method, and a reproducing apparatus capable of handling text information that can be displayed in synchronization with audio information (such as a song lyrics card) together with the audio information. About.
[0002]
[Prior art]
There is a DVD Audio standard as a method for recording text information, such as a song lyrics card, which can be displayed in synchronization with audio information on an information storage medium together with the audio information.
[0003]
According to this standard, audio information is recorded on an information storage medium in a packet (Audio Pack) format, and text information to be displayed in synchronization with the audio information is also converted into a packet format (Real-Time Information Pack). It is recorded on an information storage medium in a mixed manner with a voice information packet (Audio Pack). At the time of reproduction, the audio information and the text information are displayed in synchronization with the PTS (Presentation Time Stamp) in the packet header recorded together with the packet.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Since the DVD Audio standard is a standard for a read-only information storage medium, it does not correspond to a user's editing process. For example, after the information in which the audio information and the text information based on the DVD Audio standard are mixedly recorded in the packet format is copied onto a rewritable information storage medium, editing such as partial deletion or division is performed based on the audio information. Is performed, the synchronization relationship between the voice information and the text information may be partially broken. As a result, after editing such as partial erasure or division based on audio information, there is a risk that text information synchronized with the audio information may not be displayed immediately after the start of reproduction, immediately before the end of reproduction, or at a switching point.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a recording medium, a recording method, and a reproducing apparatus for audio information in which a synchronous state of text information to be reproduced in synchronization with the audio information can be reliably and smoothly obtained.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, according to the present invention, a basic recording medium has a recording area for audio information and a recording area for management information for managing the audio information, and a recording area for the audio information. Are a plurality of audio packs containing audio data, a plurality of real-time information packs containing text information to be reproduced in synchronization with the reproduction of the audio data, and the plurality of audio packs for each recording unit. And a plurality of real-time information packs, and as the second pack from the beginning, a plurality of audio objects in which the real-time information packs are arranged are recorded, and the recording area of the management information reproduces the audio data. Information used to control a playback device, wherein the audio object Object information including entry information to be specified, and synchronization information of a real-time information pack included in the object information and reproduced in correspondence with the audio object specified by the object information are recorded. It is configured. According to the above configuration, in the object, the real-time information pack can be read and encoded earlier.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In the DVD Audio standard, audio information is packed and recorded in an audio pack (A_PCK), and text information reproduced in synchronization with the audio information is mixedly recorded in the form of Real Time Information Pack (RTI_PCK).
[0008]
In the first aspect of the present invention, the audio-related information recorded based on the DVD Audio standard is recorded as it is on a rewritable information storage medium (ST01). FIG. 7 shows the recording format of each information recorded on the information storage medium. The minimum rewritable unit in the rewritable information storage medium is 2048 bytes, and a pack is formed for each 2048 bytes, and a Pack Header 501 is arranged at the head of each pack. An SCR (System Clock Reference) value 512 for setting a system clock value of the information recording / reproducing apparatus is recorded in the Pack header 501.
[0009]
This embodiment has a structure in which only one packet is recorded in one pack, and is reproduced at the recording position of “various object data 505” shown in FIG. Text information is recorded. At the beginning of each packet, a Packet Header 503 and a sub_stream_id 504 are recorded, and a System Header 502 is arranged between them and the Pack Header 501.
[0010]
The type of information (such as voice information or text information) recorded in the recording area of various object data 505 is specified in the information contents of stream_id 522 and sub_stream_id 504. The display timing of each object data 505 is set by a PTS (Presentation Time Stamp) value 525, and by using the PTS value 525, synchronized display between audio information and text information can be performed.
[0011]
In the embodiment of FIGS. 1 (a) and 1 (b), text information of "Ando" is recorded in RTI_PCK # 1 and displayed at 4:00, and "san" is called. Text information is recorded in RTI_PCK # 2 and is to be displayed at 4:03. It has a minimum unit of audio information (Audio Object Entry) composed of one or more Audio Packs (A_PCK) as a management unit for audio information.
[0012]
In the embodiment shown in FIGS. 1 and 2, the time at which the voice information is displayed and the time at which the text information is switched at the boundary position of the minimum unit (Audio Object Entry) are set to match. The data structure in the management information recording area related to the audio information related information and the recording format of the audio information related information (Object information) are described in “Part 3 VIDEO RECORDING DVD Specifications for Rewritable / Re- recordable Discs ”.
[0013]
That is, as shown in FIG. 5, all audio information related information (Object information) recorded on the information storage medium is AR_AUDIO. ARO 221 is collectively recorded in a file, and the management information in the file is VR_MANGR. IFO 211 file and its backup file VR_MANGR. They are collectively recorded in the BUP 215 file. This VR_MANGR. IFO 211 file and VR_MANGR. The data structure in the BUP 215 file is as shown in FIG.
[0014]
The data structure shown in FIG. 4 is described in detail in “Part 3 VIDEO RECORDING DVD Specifications for Rewritable / Re-recordable Discs” issued by the DVD Forum in September 1999, and the description is omitted here. I do.
[0015]
In the embodiment of the present invention, the related information relating to the sound related information is collectively recorded in the Audio AV File Information Table 143 shown in FIG. An Audio Object (AOB) is configured for each recording unit, and is separately recorded as Audio Object Information # 1 166 to #j 167 for each AOB. FIG. 1D shows a data structure in one Audio Object Information #n.
[0016]
As described above, the audio information has a management unit called Audio Object Entry, and the data size (Data Size) 311 to 320 and the display time (Playback Time) 331 to 340 are recorded for each Audio Object Entry. For the lyrics of the song, plural types of text information such as “German”, “Japanese translation”, and “English expression” may be attached to the audio information.
[0017]
In FIG. 1D, the number of types of text information attached to the audio information is recorded in the number 307 of types of Real-Time Text. For example, when the number 307 of types of Real-Time Text set in FIG. 1D is designated as “g”, the audio information at the head position of each Audio Object Entry is simultaneously displayed at the time of display. Address Offsets 351 to 360 of RT_Text_Pack indicating a relative address value at which a Real-Time Information Pack (RTI_PCK) at which text information is recorded are recorded “g” at a time per Audio Object Entry.
[0018]
FIG. 8 shows the structure of the information recording / reproducing apparatus according to the present invention. FIG. 8 is a significant feature in that three individual STCs (System Time Clocks) used as reference clock counters during reproduction and display are provided, and audio information, text information, and still image information having different PTSs can be simultaneously reproduced. There is. A method of creating the information shown in FIG. 1D during recording will be described with reference to FIG.
[0019]
As shown in FIG. 9, the information recorded on the information storage medium is reproduced, and the information shown in FIG. 1D is created from the stream_id 522, the PTS value 525, and the recording position address information of each pack.
[0020]
In the embodiment of FIG. 1, the Audio Object Entry is divided in accordance with the display switching timing of the text information. However, as another embodiment of the present invention, the Audio Object Entry may be divided at a specific playback time interval. I can do it.
[0021]
The recording method at that time is shown in FIG. In this case, at the audio information reproduction time at the start position of the Audio Object Entry, text information may be being displayed. As shown in ST14 of FIG. 10, a Real-Time Information Pack position having a PTS immediately before the audio information reproduction time at the start position of each Audio Object Entry is searched for, and recorded as Address Offsets 351 to 354 of TR_Text_Pack. .
[0022]
FIG. 11 shows a method of reproducing audio-related information from the information storage medium having the management information according to the embodiment shown in FIG. When an Audio Object (AOB) number to be reproduced and a reproduction range are designated by time information (ST21), an access start address is calculated using the management information (ST22). At this time, the access address of the Audio Pack (A_PCK) and the access address of the Real Time Information Pack (RTI_PCK) are calculated, and the smaller address is determined as the calculated address.
[0023]
For example, when accessing from 4:03, the addresses of the respective packs displayed at this time are “P + Q” and “P + Q + 1” according to FIG. 1B, so that it is sufficient to access the younger “P + Q”. Become. If the user wants to start the reproduction from 4:10, the Real Time Information Pack (RTI_PCK) to be displayed at the same time is recorded for “P + T” for the Audio Pack (A_PCK) address displayed at 4:10. Since the address precedes "P + S + 2", the text information of RTI_PCK # 4 cannot be displayed when accessed from "P + T". Therefore, it is necessary to set the access destination address as “P + S + 2” as the younger address.
[0024]
In an editing process such as partial erasure or division / rearrangement of audio-related information in the embodiment of the present invention, basically, an Audio Object (AOB) is divided from a management file and then deleted from the file of the AOB after division. Performs processing and rearranges files. A partial erasing method according to the embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0025]
As an example, a method of dividing AOB # n shown in FIG. 1 into three and deleting the first half and the second half will be described. The user designates the partial erasure range by the time information (ST31). The disk drive unit 409 stores the VR_MANGR. The IFO 211 file is reproduced (ST32), and the contents of the management information temporarily stored in the work RAM are rewritten in ST33 to ST39.
[0026]
In the Modified Recording time 302 of AOB #n in the Audio Object General Information 170 in FIG. 1D, only the time and minutes of the start of recording are described due to space on the paper surface, but in the embodiment of the present invention, recording is performed. The year and the recording date are recorded in the same place. Further, the ID number 301 for each AOB is recorded to clarify the relationship before and after editing, but the recording number 301 for each AOB within the same recording date may be recorded in this column.
[0027]
As shown in FIG. 2A, for example, when a part recorded before the reproduction time 4:05 is partially erased, the reproduction start time after the partial erasure is 4:05, so that the Audio Object Information in FIG. 3 is used. Like # m + 1, the modified recording time 382 of AOB # m + 1 is changed to 4:05 (ST33 in FIG. 12).
[0028]
As can be seen from FIG. 2A, there is a time difference of 5 minutes from the first recording start time at this time, so that the Original Recording time Difference 383 of Audio Object Information # m + 1 in FIG. 3 is 5 minutes. For example, if the first five minutes of the AOB (Audio Object) # m + 1 created as a result of editing this time are partially deleted, the Modified Recording time 382 is changed to 14:10, and the Original Recording time Difference 383 is further divided by 5 minutes. Add to 10 minutes. As a result, the time when recording was first started remains at 14:00.
[0029]
Therefore, the first recording start date and the recording start time of AOB # m + 1 are uniquely determined from the Modified Recording time 382 and the Original Recording time Difference 383, and this time information is kept unchanged even if editing is repeated many times. Dripping.
[0030]
The playback start time of AOB # m + 1 after the partial erasure is 4:05, and the address where Audio Pack # R-2 displayed at this playback time is recorded is "P + R". However, the address of RTI_PCK # 2 at which the text information being reproduced at 4:05 is recorded at an address position ahead of it by a difference of "RQ-1" (FIG. 12). ST34).
[0031]
Therefore, since this information needs to remain even after partial erasure, the Start address 384 of AOB # m + 1 becomes the address "P + Q + 1" where the Real-Time Information Pack # 2 is recorded as shown in FIG. ST35 in FIG. 12). The difference of the address where Audio Pack # R-2 to be reproduced first of AOB # m + 1 with respect to the start address of AOB # m + 1 is recorded in Start Address Offset 386, and becomes "RQ-1" in FIG. (ST36).
[0032]
The absolute value of this value matches the value of Address Offset 357 of RT_Text_Pack of Audio Object Entry # 1 176. Address Offset 357 of RT_Text_Pack indicates the polarity of the recording position direction of RT_Text_Pack # 2 based on the Audio Pack position at the head of Audio Object Entry # 1 176. In the embodiment of FIG. 2A, RT_Text_Pack # 2 is set to be “negative” since it is ahead of Audio Pack # R-2.
[0033]
Further, unnecessary portions of Audio Object Entry # 1 171 to # 4174 before partial erasure shown in FIG. 1D are deleted and partially rewritten to complete Audio Object Entry # 1 176 to # 3 178 shown in FIG. (ST38).
[0034]
When specific text information is deleted in the embodiment of the present invention, as shown in ST53 of FIG. 13, Object data 505 (FIG. 7 (FIG. 7) in the Real-Time Information Pack in which the text information to be deleted is recorded. b) Only the part is rewritten with the information of Object data 505 in the immediately preceding Real-Time Information Pack.
[0035]
In another embodiment of the present invention, the second means of the present invention, "2. When copying on a rewritable information storage medium, an audio information file (FIG. 14 in AR_AUDIO.ARO 221) and a real-time text information file (AR_RT_TEXT.ARO 222 in FIG. 14) composed of only text information packets, and a display time for text information in order to secure a synchronous relationship between the two. The management information is recorded in the management information recording area (FIGS. 14 to 20 correspond). "
[0036]
As shown in FIG. 16, when the object information (FIG. 16C), which is the audio-related information of DVD Audio, is copied to a rewritable information storage medium, the stream_id 522 shown in FIG. 7C is used. An Audio Pack or a Real-Time Information Pack is identified, and each is recorded in a separate file. As a result, according to the present embodiment, AR_RT_TEXT. ARO 222 files are added.
[0037]
Further, according to this embodiment, the data structure of the management information is different from that of FIG. 4 in that Real-Time Text AV File Information 159 is added as shown in FIG. 15, and the time management information in FIG. As shown, information of a series of Real-Time Text Object Entry # 1 191 to #h 198 is added.
[0038]
As shown in FIG. 17 (c), in this embodiment, one or more Real-Time Packs in which text information is recorded are collected and referred to as Real-Time Text Object Entry # 1 191 to # 3 193 as a management unit. The display time and data size of each Real-Time Text Object Entry # 1 191 to # 3 193 are managed (FIG. 17D). As shown in FIG. 18, the recording method based on this embodiment is divided into recording an audio pack on an information storage medium (ST61) and recording a Real-Time Information Pack (ST62).
[0039]
In this embodiment, AR_AUDIO. A file called ARO 221 and AR_RT_TEXT. It is necessary to sequentially reproduce information recorded in different positions of the ARO 222 file, and to simultaneously reproduce voice and text. Therefore, AR_RT_TEXT. A large part of this embodiment is that a part of the information in the ARO 222 file is reproduced first, transferred to the RT_Text decoding unit 429 (FIG. 8) (ST75), and the Audio Pack is simultaneously displayed while reproducing (ST79). It is a feature.
[0040]
In the case of this embodiment, an information recording / reproducing apparatus that performs only recording, reproduction, and editing of an audio pack is used as an AR_AUDIO. ARO 221 file is partially erased, and AR_RT_TEXT. Synchronization with the ARO 222 file may be lost. In this case, it is necessary to restore this synchronization relationship with an information recording / reproducing apparatus having a function of displaying text information.
[0041]
The difficulty in repairing the synchronization relationship when using compressed audio information will be described with reference to FIG. It is assumed that AOB # 1 was first recorded at 14:00 on the same day (recording number 301 = 1), and then AOB # 2 was started recording at 14:30 as the next recording (recording number 301 = 2).
[0042]
The Modified Recording time at this time is 14:00 and 14:30, respectively. When AOB # 1 is recorded in a compressed state, the reproduction time may be much longer than the time required for recording. Therefore, when AOB # 1 is continuously reproduced, the first half may be partially erased at a reproduction conversion time of 14:45. The Modified Recording time after this editing is 14:45, which is later than the Modified Recording time 14:30 of AOB # 2.
[0043]
As described above, in the information including only the AOB number and the modified recording time, the AR_AUDIO. After partially erasing only the ARO 221 file, it is difficult for an information recording / reproducing apparatus having a function of displaying text information to restore this synchronization relationship.
[0044]
Therefore, according to the embodiment of the present invention, the recording start date and time information which has the ID number or the recording number 301 within the same recording date and the Original Recording time Difference 303, and is kept unchanged even if edited many times, AR_AUDIO. The information in the ARO221 file and AR_RT_TEXT. It is possible to repair the synchronization relationship of the information in the ARO 222 file.
[0045]
FIG. 20 shows a specific relationship restoration method. As shown in ST94 of FIG. 20, an Audio Object that matches the first recorded time is searched, and the content of the management information is changed according to the editing status of the Audio Object (ST96), and the AR_RT_TEXT. An unnecessary portion of the ARO 222 is deleted.
[0046]
【The invention's effect】
As described above, the effects of the present invention are summarized as follows.
[0047]
1. By having the synchronization information between the Audio Object and the Real-Time Text Object, access can be made faster and editing processing such as partial erasure and division can be performed at high speed.
[0048]
In the case of the method shown in FIGS. 1 to 5 and FIGS. 9 to 13, Address Offsets 351 to 360 of RT_Text_Pack correspond to the synchronization information between the Audio Object and the Real-Time Text Object, and are shown in FIGS. 14 to 20. In the system, the combination of the management information of the playback time of the Audio Object Entry 171 to 179 and the management information of the playback time of the Real-Time Text Object Entry 191 and 192 corresponds to the synchronization information between the Audio Object and the Real-Time Text Object.
[0049]
When performing special playback such as time search, fast forward, or rewind that starts playback from the specified specific playback time, the address where the audio information and text information to be displayed at the specified time are recorded from the management information And it is possible to access the minimum necessary address. As a result, in the disk drive unit 400, the access to the information storage medium 400 is accelerated, and not only the cueing speed in the time search is increased, but also the text information can be displayed at a very high speed fast forward or rewind.
[0050]
At the time of editing such as partial erasure and division, audio object (AOB) division processing is required as shown in FIGS. 2 and 3. However, as in the present invention, audio object and real-time are stored in the management information recording area. Since the synchronization information between the Text Objects is stored, the address at which the audio information and the text information to be displayed at an arbitrary reproduction time are recorded by simply searching the information in the management information recording area can be obtained. The position of the dividing boundary of the edited Audio Object (AOB) can be known.
[0051]
Therefore, according to the present invention, the division boundary position at the time of editing can be determined only by examining the synchronization information recorded in the management information recording area without searching for the Object File in which the voice information and the text information are recorded, and the editing process is performed. Can be performed at high speed.
[0052]
2. As in the embodiment of the present invention, Real-Time Text information is recorded in a pack format, and the information in the pack can be displayed in synchronization with a management unit (Audio Object Entry) of audio information constituting a plurality of Audio Object Packs. By doing so, it is possible to very easily perform special playback processing such as time search, high-speed playback, and rewinding.
[0053]
3. As shown in FIG. 19, if the method of displaying the text information and the voice information at the same time after pre-reading the text information is adopted, the sound cutoff that occurs when accessing the voice information or the text information (the phenomenon that the reproduction of the voice information stops) ) And the display of the text information can be continuously performed without causing the display delay of the text information.
[0054]
4. An information recording / reproducing apparatus that records, reproduces, and edits only audio information without displaying text information performs editing processing such as partial erasure or rearrangement of only audio information when using the method shown in FIGS. There are cases.
[0055]
In the case where the information storage medium after the editing processing by the audio-only device is applied to the information recording / reproducing apparatus which also performs the display processing of the text information, the corresponding Real Time Text Object is used as in the embodiment of the present invention. By providing the information for enabling the restoration of the synchronization relationship (the time information at which the recording was first started) in the management information of both the voice information and the text information, the synchronization relationship can be restored by the method shown in FIG.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view for explaining an embodiment of the present invention and is a view for explaining a recording position relation and a display timing relation on an information storage medium between an audio object and a real time text object.
FIG. 2 is an exemplary view for explaining a relationship between divided audio objects according to the embodiment;
FIG. 3 is an exemplary view for explaining a relationship between the divided audio objects according to the embodiment;
FIG. 4 is an exemplary view for explaining a data structure relating to audio information recorded in a disk-shaped information storage medium according to the embodiment;
FIG. 5 is an exemplary view showing a directory structure of an audio file in which recordable audio information is recorded in the information storage medium in the embodiment.
FIG. 6 is a view for explaining the necessity of setting a recording number or an ID number within the same recording date as Original Recording time Difference for each Audio Object in the embodiment.
FIG. 7 is an exemplary view for explaining a recording format of each Object information in the information storage medium according to the embodiment;
FIG. 8 is a block diagram showing a structure in the information recording / reproducing apparatus according to the embodiment;
FIG. 9 is an exemplary flowchart for explaining a method of recording audio information on an information storage medium when the Audio Object Entry is divided at the display start timing of Real Time Text in the embodiment.
FIG. 10 is an exemplary flowchart for explaining a method of recording audio information on an information storage medium in a case where an audio object entry is divided at a specific reproduction time interval according to the embodiment;
FIG. 11 is a flowchart shown to explain a method of reproducing audio-related information from the information storage medium in the embodiment.
FIG. 12 is a flowchart shown to explain partial erasure relating to audio-related information in the embodiment.
FIG. 13 is a flowchart shown to explain a method of erasing text information of a specific part in the embodiment.
FIG. 14 is a view for explaining another embodiment of the present invention and illustrating a directory structure of audio files and text related to recordable audio information recorded in an information storage medium.
FIG. 15 is a diagram illustrating a data structure related to audio information recorded in a disc-shaped information storage medium according to another embodiment;
FIG. 16 is a view for explaining a data structure in an Object File according to the other embodiment;
FIG. 17 is a diagram illustrating a data structure in Real-Time Text Object Information according to the other embodiment;
FIG. 18 is a flowchart illustrating a method of recording audio-related information on an information storage medium according to another embodiment.
FIG. 19 is a flowchart illustrating a method for reproducing audio-related information from an information storage medium according to another embodiment.
FIG. 20 is a flowchart illustrating a method for restoring a relationship between Audio Object Information and AR_RT_Text Object Information according to another embodiment;
[Explanation of symbols]
400 ... information storage medium,
401 ... encoder section,
402 ... decoder section,
409: Disk drive unit.

Claims

It has a recording area for audio information and a recording area for management information for managing the audio information,
The recording area of the audio information includes a plurality of audio packs storing audio data, a plurality of real-time information packs storing text information to be reproduced in synchronization with the reproduction of the audio data, and a recording unit for each recording unit. The plurality of audio packs and the plurality of real-time information packs are combined, and a plurality of audio objects formed by arranging the real-time information packs are recorded as the second pack from the beginning,
The recording area of the management information is information used to control a playback device that plays back the audio data, and includes object information including entry information specifying each of the audio objects, and is included in the object information. A recording medium configured to record the audio object specified by the object information and synchronization information with a real-time information pack to be reproduced corresponding to the audio object, and readable by an audio information processing apparatus.

A method of recording the audio information and the management information on an information recording medium having a recording area for audio information and a recording area for management information for managing the audio information,
Generate multiple audio packs containing audio data,
Generate a plurality of real-time information packs containing text information to be reproduced in synchronization with the reproduction of the audio data,
The plurality of audio packs and the plurality of real-time information packs are collected for each recording unit, and a plurality of audio objects formed by arranging the real-time information packs are generated as a second pack from the beginning,
Recording the audio object in a recording area of the audio information,
Generating object information, which is information used to control a playback device that plays back the audio data, including entry information that specifies the audio object,
As included in the object information, generate synchronization information between the audio object specified by the object information and a real-time information pack to be reproduced corresponding to the audio object,
A method for recording audio information, wherein the object information is recorded in the management area.

A reproducing apparatus that reproduces the audio information in a recording area in which the audio information is recorded, with reference to management information in a management area of a recording medium,
The recording area of the audio information includes a plurality of audio packs storing audio data, a plurality of real-time information packs storing text information to be reproduced in synchronization with the reproduction of the audio data, and a recording unit for each recording unit. The plurality of audio packs and the plurality of real-time information packs are combined, and a plurality of audio objects formed by arranging the real-time information packs are recorded as the second pack from the beginning,
The recording area of the management information is information used to control a playback device that plays back the audio data, and includes object information including entry information specifying each of the audio objects, and is included in the object information. The audio device specified by the object information and the synchronization information with the real-time information pack to be reproduced corresponding to the audio object are configured to be recorded.
Means for reading the management information and accessing and reading the predetermined audio object;
Transferring a read real-time information pack, which is at least a second pack of the predetermined audio object, to a code part in real-time text;
Means for transferring the read audio pack of the predetermined audio object to an audio decoding unit.