JP3585246B2 - 酸化組成物とケラチン繊維の染色、パーマネント処理又はブリーチ処理のための用途 - Google Patents

酸化組成物とケラチン繊維の染色、パーマネント処理又はブリーチ処理のための用途 Download PDF

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Description

本発明は、2電子オキシドレダクターゼ型の少なくとも1種の酵素と少なくとも1種の非イオン性脂肪スクロナミド(sucronamide)を前記酵素の少なくとも1種のドナーの存在下で含有する、ケラチン繊維を処理するための酸化組成物、並びにケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色し、パーマネント処理し、又はブリーチ処理するためのその用途に関する。
ケラチン繊維、特にヒトの毛髪を、酸化染料先駆物質、特に、一般に酸化ベースといわれているパラ−フェニレンジアミン類、オルト−又はパラ−アミノフェノール類及び複素環ベース類を含有する染色用組成物で染色することが知られている。酸化染料先駆物質すなわち酸化ベースは、酸化物質と組み合わされて、酸化縮合プロセスにより、着色した化合物及び染料を生じる無色かわずかに着色した化合物である。
また、これらの酸化ベースをカップラー又は調色剤と組み合わせることにより、酸化ベースにより得られる色調を変化させることができることも知られており、このカップラーは芳香族のメタ−ジアミン類、メタ−アミノフェノール類、メタ−ジフェノール類及びある種の複素環化合物から特に選択される。
酸化ベース及びカップラーとして使用される様々な化合物により、幅広い色調を得ることが可能になる。
これら酸化染料により得られる、いわゆる「永久的」な着色は、いくつかの要求をさらに満足させるものでなくてはならない。例えば、毒物学的な欠点がなく、所望の強さの色調が得られ、外的要因(光、悪天候、洗浄、パーマネントウェーブ処理、発汗、摩擦)に対して耐性があるものでなくてはならない。
また、染料は白髪をカバーするものでなければならず、最後に、可能な限り非選択的、すなわち、実際には髪の先端と末端の間で敏感度(すなわち傷み具合)が異なりうる、同じケラチン繊維の長さに沿って可能な限り色差が小さくなるようにしなければならない。
ケラチン繊維の酸化染色は、過酸化水素の存在下でアルカリ性媒体中において一般に行われる。しかし、過酸化水素の存在下でアルカリ性媒体を使用すると、繊維が目に見えるほど劣化してしまう上、必ずしも望ましくはないケラチン繊維の脱色がかなり生じてしまうという欠点がある。
さらに、ケラチン繊維の酸化染色は、過酸化水素以外の酸化系、例えば酵素系を使用して行うこともできる。例えば、酸化染料先駆物質を、酵素のドナーの存在下でピラノースオキシダーゼ、グルコースオキシダーゼ又はウリカーゼ等の酵素と組合せて含有する組成物を用いてケラチン繊維を染色することが、特に欧州特許公開第0310675号に既に提案されている。過酸化水素の存在下で使用される染料により引起こされる劣化に匹敵する程にはケラチン繊維の劣化は生じない条件下で使用されているが、これらの染色処方物は、繊維に沿って分布する色調の均一性(「同質性(unison)」)に関してと、色度(明度)、染色力及び毛髪が被るであろう様々な攻撃的要因に対する耐性に関しての双方について尚不充分な着色性をもたらすものである。
毛髪をパーマネント処理するための最も一般的な方法は、第1の段階において、適切な還元剤を含む組成物を使用して−S−S−ジスルフィド(システイン)結合を切断し、このようにして処理した頭髪をすすいだ後、第2の段階において、前もって張力(ローラー等)をかけておいた毛髪に酸化組成物を塗布して上記ジスルフィド結合を再構成して(固定段階としても知られている酸化工程)、最終的に毛髪所望の形を与えるものである。しかして、この方法は、毛髪にウェーブをかけることも毛髪をストレートにしたりあるいはそのカールを除いたりすることも等しく可能にする。上記のような化学処理により毛髪に付与される新しい形は、単純なヘアーセットのような標準的な一時的成形処理とは異なり、非常に長く継続し、特に水あるいはシャンプーでの洗髪作用に耐性を示す。
パーマネントウェーブ処理の第1工程を実施するために使用される還元組成物は一般に還元剤として、亜硫酸塩類、重亜硫酸塩類、アルキルホスフィン類もしくは好ましくはチオール類を含む。チオール類のなかで、一般に使用されるものはシステインとその様々な誘導体、チオ乳酸もしくはチオグリコール酸、その塩類とそのエステル類、特にチオグリコール酸グリセリルである。
固定工程を行うために必要とされる酸化組成物に関しては、通常、過酸化水素水、臭素酸ナトリウム又は過酸塩、例えば過ホウ酸塩をベースにした組成物が実用的に使用されているが、これらは毛髪にダメージを与えやすいという欠点がある。
今日までに知られているパーマネントウェーブ処理の技術的な問題点は、その毛髪への適用の結果、毛髪の品質に長期にわたる不具合な変化がもたらされることである。毛髪の品質におけるかかる不具合な変化の本質的な原因は、その化粧特性、例えばその光沢とその感触の低減と、その機械的性質の劣化、特に還元工程と酸化工程の間のすすぎの間にケラチン繊維が膨潤することによる機械的強さの劣化にあり、後者はそのポロシティーの増加にも反映されうる。ブロー乾燥のような次の処理の間に毛髪は弱くなり脆くなりうる。
ケラチン繊維における同じ不具合な変化の問題は、毛髪のブリーチ処理においても遭遇する。
ケラチン繊維のパーマネント処理もしくはブリーチ処理は、例えば酵素系のような過酸化水素以外の酸化系を使用する温和な条件下でも行うことができる。しかして、ピラノースオキシダーゼ、グルコースオキシダーゼもしくはウリカーゼのような酵素系を含む組成物でケラチン繊維のパーマネント処理もしくはブリーチ処理を行う方法が特に特許出願欧州公開第0310675号に提案されている。従来のパーマネントウェーブ処理もしくはブリーチ処理により引起こされる劣化に匹敵する程にはケラチン繊維の劣化は生じない条件下で使用されているが、これらの酸化処方物は、カールの経時的な保持、パーマネントウェーブ処理もしくはブリーチ処理を施した毛髪の次の工程との相容性、パーマネントウェーブ処理された毛髪の機械的性質の低下、特に毛髪のポロシティーの増加、及び感触のような化粧特性の低下、あるいはケラチン繊維に沿ったブリーチ処理の均一性に関して尚不充分なものであった。
本発明の目的は上述の課題を解決することにある。
驚いたことに、本出願人は、2電子オキシドレダクターゼ型の少なくとも1種の酵素と本明細書において後に定義する少なくとも1種の非イオン性脂肪スクロナミドを前記酵素の少なくとも1種のドナーの存在下で酸化系として含有する新規な組成物で、如何なる有意な劣化も生じせしめないでより均一でより強く、かつより色度の強い着色をもたらす使用準備が整った染色処方物を、酸化染料前駆物質(酸化ベース)と任意のカップラーの存在下で構成することができ、これらの着色が比較的非選択的で、毛髪が被りうる様々な攻撃要因に対して良好な耐性を示す組成物を発見した。
本出願人はまた意外にも、2電子オキシドレダクターゼ型の少なくとも1種の酵素と本明細書において後に定義する少なくとも1種の非イオン性脂肪スクロナミドを前記酵素の少なくとも1種のドナーの存在下で酸化系として含有する酸化組成物をケラチン繊維のパーマネント処理プロセスに使用すると、上述の技術的課題を解消することができることを発見した。特に、この種の酸化組成物は、経時的なカール保持性を改善し、パーマネントウェーブ処理を施した毛髪のポロシティーを大幅に低減し、パーマネントウェーブ処理を施した毛髪の次の処理との相容性を改善する。
本出願人は、また驚いたことに、2電子オキシドレダクターゼ型の少なくとも1種の酵素と少なくとも1種の非イオン性脂肪スクロナミドを前記酵素の少なくとも1種のドナーの存在下で酸化系として含有する酸化組成物をケラチン繊維のブリーチ処理プロセスに使用すると、上述の技術的課題を解消することが可能で、特に、ブリーチ処理を施した毛髪の次の処理との相容性を改善することができることを発見した。この種の酸化組成物は、毛髪に対してより均一なブリーチ処理効果をもたらし、手触りのような化粧特性を改善する。
これらの発見が本発明の基礎をなすものである。
よって、本発明の主題は、第1に、ケラチン繊維に適切な媒体中に:
(a)2電子オキシドレダクターゼを該酵素の少なくとも1種のドナーの存在下で含有し、
(b)少なくとも1種の非イオン性脂肪スクロナミドを含有する、
ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維、より詳細にはヒトの毛髪を処理するための化粧品用及び/又は皮膚用組成物である。
本発明に係る酸化組成物において使用される2電子オキシドレダクターゼ(類)は、特に、ピラノース・オキシダーゼ類、グルコース・オキシダーゼ類、グリセロール・オキシダーゼ類、ラクタート・オキシダーゼ類、ピルバート・オキシダーゼ類及びウリカーゼ類から選ぶことができる。
本発明において、2電子オキシドレダクターゼは、好ましくは、動物、微生物又は生物工学由来のウリカーゼ類から選択される。
例をあげると、特に、雄ブタの肝臓から抽出したウリカーゼ、アルスロバクター・グロビフォルミス(Arthrobacter globiformis)由来のウリカーゼ、並びにアスペルギルス・フラバス(Aspergillus flavus)由来のウリカーゼがある。
2電子オキシドレダクターゼ(類)は、純粋な結晶形態又は該2電子オキシドレダクターゼに対して不活性である希釈剤に希釈した形で使用することができる。
本発明に係る2電子オキシドレダクターゼ(類)は、組成物の全重量に対して約0.01〜20重量%、さらに好ましくは約0.1〜5重量%である。
本発明において、ドナーという用語は、上記2電子オキシドレダクターゼ(類)の機能に対して必要な様々な基質を指すものと理解される。上記酵素に対するドナー(又は基質)の性質は、使用される2電子オキシドレダクターゼの性質に依存して変わる。例えば、ピラノース・オキシダーゼ類に対するドナーとして、D−グルコース、L−ソルボース及びD−キシロースを示すことができ、グルコース・オキシダーゼ類に対するドナーとして、D−グルコースを挙げることができ、グリセロール・オキシダーゼ類に対するドナーとしてはグリセロールとジヒドロキシアセトンを例示することができ、ラクタート・オキシダーゼ類に対するドナーとしては、乳酸とその塩を挙げることができ、ピルバート・オキシダーゼ類に対するドナーとしてはピルビン酸とその塩をあげることができ、最後にウリカーゼ類に対するドナーとしては、尿酸とその塩をあげることができる。
本発明において使用されるドナー(類)(又は基質(類))は、好ましくは本発明に係る組成物の全重量に対して約0.01〜20重量%、さらにより好ましくは約0.1〜5重量%を占める。
本発明において、脂肪スクロナミド(又は脂肪スクラミド)は、少なくとも一のアミド官能基を含み、少なくとも一の糖部分又は糖誘導体及び少なくとも一の脂肪鎖を有する化合物を指すものと理解される;このような化合物は、例えば、アミノ糖のアミン官能基への脂肪酸又は脂肪酸誘導体の作用により、又はカルボン酸基(遊離もしくはラクトン形)もしくはカルボン酸誘導体あるいはカルボニル官能基を含む糖への脂肪アミンの作用により得ることができ、これは、適当な補助試薬の存在下であってもよい。本発明に係る非イオン性脂肪スクロナミド(又は脂肪スクラミド)は、好ましくは、N−置換アルドナミド及びポリヒドロキシル化脂肪酸アミド又はその混合物から選択される。
本発明において使用することができるN−置換アルドナミドは、欧州特許出願公開第550106号に記載されたものから選択することができ、該文献の内容は本明細書の一部を構成する。これらのなかで次のものを挙げることができる:
− N−置換ラクトビオナミド、N−置換マルトビオナミド、N−置換セロビオナミド、N−置換メリビオナミド及びN−置換ゲンチオビオナミド、例えば:
(i) N−アルキルラクトビオナミド、N−アルキルマルトビオナミド、N−アルキルセロビオナミド、N−アルキルメリビオナミドもしくはN−アルキルゲンチオビオナミドで、これらは、ヘテロ原子を含むことができ、好ましくは36までの炭素原子、より好ましくは24までの炭素原子、更に特定的には8ないし18の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝状の飽和又は不飽和脂肪族炭化水素ベース基(例えば、メチル、エチル、アミル、ヘキシル、ヘプチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル;アリル、ウンデセニル、オレイル、リノレイル、プロペニル、ヘプテニル)で、芳香族炭化水素ベース基(例えばベンジル、アニリン、置換ベンジル、フェニルエチル、フェノキシエチル、ビニルベンジル)又は脂環式基(例えばシクロペンチル、シクロヘキシル)で、一置換もしくは二置換されたもの;
(ii) アミノ酸が、特にアラニン、バリン、グリシン、リジン、ロイシン、アルギニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、スレオニン、セリン、システイン、ヒスチジン、チロシンもしくはメチオニンであるか、例えば、β−アラニン、サルコシン、γ−アミノ酪酸、オルニチン、シトルリンもしくはその等価物から選ぶことができるN−ラクトビオニルアミノ酸エステル;該N−ラクトビオニルアミノ酸エステルは式:
Figure 0003585246
(式中、Rは36までの炭素原子を含みうる脂肪族炭化水素ベース基であり、nは1より大きい整数である)の基で一置換されているもの、並びに対応するN−マルトビオニルアミノ酸エステル、N−メリビオニルアミノ酸エステル、N−セロビオニルアミノ酸エステル及びN−ゲンチオビオニルアミノ酸エステル。
(iii) 基−(CH2nOR'(ここで、R'は(i)節で定義したような脂肪族、芳香族もしくは脂環式炭化水素ベース基)で一置換又は二置換されたN−(アルキルオキシ)アルキル−ラクトビオナミド;
(iv) 基−R1−(OR1nR1R2(ここで、R1はアルキレン基、例えばエチレン、プロピレン又はその混合物、nは1より大きい整数、R2はラクトビオナミド、マルトビオナミド、セロビオナミド、メリビオナミド又はゲンチオビオナミド基である)で一置換又は二置換されたN−(ポリアルキルオキシ)アルキルラクトビオナミド、N−(ポリアルキルオキシ)アルキルマルトビオナミド、N−(ポリアルキルオキシ)アルキルセロビオナミド、N−(ポリアルキルオキシ)アルキルメリビオナミドもしくはN−(ポリアルキルオキシ)アルキルゲンチオビオナミド。
本発明に係るポリヒドロキシル化脂肪アミンは、好ましくはその内容は本明細書の一部を構成する欧州特許第550656号に記載されたものから選択され、次の式:
Figure 0003585246
{上式中、
Bは、水素、C1−C4炭化水素ベース基、2−ヒドロキシエチルもしくは2−ヒドロキシプロピル又はその混合物、好ましくはC1−C4アルキル、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル又はn−ブチル、より特定的にはメチルであり;
Aは、C5−C31炭化水素ベース基、好ましくはC7−C15直鎖状アルキル又はアルケニル鎖又はその混合物;
Zは、直鎖状炭化水素ベース鎖を、該鎖に直接結合した少なくとも3つのヒドロキシル基と共に有するポリヒドロキシ炭化水素ベース基か、該基のアルコキシ誘導体(好ましくはエトキシもしくはプロポキシ)を示し;
Zは、好ましくは、還元性アミノ化反応により得られる還元糖誘導体、より好ましくはグリシチル基である}に対応する。還元糖のなかで、グルコース、マルトース、ラクトース、ガラクトース、マンノース及びキシロースを挙げることができる。
更により好ましくは、Zは、次の式の基から選ばれる:
−CH2−(CHOH)−CH2OH;
−CH−(CH2OH)−(CHOH)n-1−CH2OH;
−CH2−(CHOH)(CHOR')(CHOH)−CH2OH、ここで、nは3ないし5の整数で、R'は水素又は環状もしくは脂肪族単糖及びそのアルコキシ誘導体の一つで、そのなかで更に好ましい基は、nが4に等しいグリシチル基であり、特に−CH2−(CHOH)−CH2OH基である。
基A−CON∠は、例えば、コカミド、ステアラミド、オレアミド、ラウラミド、ミリスチラミド、カプリカミド、パルミタミドもしくは獣脂アミドとすることができる。
本発明に係る組成物は、組成物の全重量に対して0.05〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%、更に好ましくは0.2〜8重量%とできる重量含量で上述の非イオン性脂肪スクロナミドを含有する。
また、本発明の主題は、染色に適した媒体中に、少なくとも1種のベースと、必要に応じて一又は複数のカップラーを含有するタイプの、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維を酸化染色するための使用準備が整った組成物であって、
(a)2電子オキシドレダクターゼ型の少なくとも1種の酵素を該酵素の少なくとも1種のドナーの存在下で含み、
(b)少なくとも1種の非イオン性脂肪スクロナミドを含むことを特徴とする組成物にある。
使用準備が整った染色用組成物に使用される酸化ベース(類)の性質は重要な要素ではない。酸化ベース類は、特に、パラ−フェニレンジアミン類、複ベース類、パラ−アミノフェノール類、オルト−アミノフェノール類及び複素環酸化ベース類から選択される。
本発明の染色用組成物における酸化ベースとして使用可能なパラ−フェニレンジアミン類としては、特に、次の式(I):
Figure 0003585246
[上式中、
− R1は、4'−アミノフェニル基、フェニル基、窒素性基で置換されたC1−C4アルキル基、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル基、C2−C4ポリヒドロキシアルキル基、C1−C4モノヒドロキシアルキル基、C1−C4アルキル基又は水素原子を表し;
− R2は、窒素性基で置換されたC1−C4アルキル基、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル基、C2−C4ポリヒドロキシアルキル基、C1−C4モノヒドロキシアルキル基、C1−C4アルキル基又は水素原子を表し;
− R3は、カルバモイルアミノ(C1−C4)アルコキシ基、C1−C4メシルアミノアルコキシ基、アセチルアミノ(C1−C4)アルコキシ基、C1−C4ヒドロキシアルコキシ基、C1−C4モノヒドロキシアルキル基、C1−C4アルキル基、塩素、臭素、ヨウ素又はフッ素原子等のハロゲン原子又は水素原子を表し;
− R4は、水素又はハロゲン原子又はC1−C4アルキル基を表す]
で示される化合物及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
上述した式(I)の窒素性基として、特に、アミノ、モノ(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリ(C1−C4)アルキルアミノ、モノヒドロキシ(C1−C4)アルキルアミノ、イミダゾリニウム及びアンモニウム基を挙げることができる。
上述した式(I)のパラ−フェニレンジアミン類としては、特に、パラ−フェニレンジアミン、パラ−トルイレンジアミン、2−クロロ−パラ−フェニレンジアミン、2,3−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、2,5−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジプロピル−パラ−フェニレンジアミン、4−アミノ−N,N−ジエチル−3−メチルアニリン、N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、4−アミノ−N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−2−メチルアニリン、4−アミノ−2−クロロ−N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)アニリン、2−β−ヒドロキシエチル−パラ−フェニレンジアミン、2−フルオロ−パラ−フェニレンジアミン、2−イソプロピル−パラ−フェニレンジアミン、N−(β−ヒドロキシプロピル)−パラ−フェニレンジアミン、2−ヒドロキシメチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−3−メチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−(エチル−β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、N−(β,γ−ジヒドロキシプロピル)−パラ−フェニレンジアミン、N−(4'−アミノフェニル)−パラ−フェニレンジアミン、N−フェニル−パラ−フェニレンジアミン、2−β−ヒドロキシエチルオキシ−パラ−フェニレンジアミン、2−β−アセチルアミノエチルオキシ−パラ−フェニレンジアミン及びN−(β−メトキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
上述した式(I)のパラ−フェニレンジアミン類の中でも、パラ−フェニレンジアミン、パラ−トルイレンジアミン、2−イソプロピル−パラ−フェニレンジアミン、2−β−ヒドロキシエチル−パラ−フェニレンジアミン、2−β−ヒドロキシエチルオキシ−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、2,3−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、2−クロロ−パラ−フェニレンジアミン及び2−β−アセチルアミノエチルオキシ−パラ−フェニレンジアミン及びそれらの酸付加塩類が特に好ましい。
本発明において、「複ベース類(double bases)」という用語は、アミノ及び/又はヒドロキシル基を担持した少なくとも2つの芳香環を有する化合物を称するものと理解される。
本発明の染色用組成物における酸化ベースとして使用可能な複ベース類としては、特に、次の式(II):
Figure 0003585246
[上式中、
− Z1及びZ2は、同一でも異なっていてもよく、結合手Y又はC1−C4アルキル基で置換可能なヒドロキシル又は−NH2基を表し;
− 結合手Yは、一又は複数のヒドロキシル又はC1−C6アルコキシ基で置換されていてもよく、一又は複数のヘテロ原子、例えば酸素、硫黄又は窒素原子及び/又は一又は複数の窒素性基が挿入されるか又はこれを末端に有していてもよい、1〜14の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキレン鎖を表し;
− R5及びR6は、水素又はハロゲン原子、C1−C4アルキル基、C1−C4モノヒドロキシアルキル基、C2−C4ポリヒドロキシアルキル基、C1−C4アミノアルキル基又は結合手Yを表し;
− R7、R8、R9、R10、R11及びR12は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、結合手Y又はC1−C4アルキル基を表し;
分子当りただ一の結合手Yを有するものと理解される]
に相当する化合物及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
上述した式(II)の窒素性基として、特に、アミノ、モノ(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリ(C1−C4)アルキルアミノ、モノヒドロキシ(C1−C4)アルキルアミノ、イミダゾリニウム及びアンモニウム基を挙げることができる。
上述した式(II)の複ベース類としては、特に、N,N'−ビス(β−ヒドロキシエチル)−N,N'−ビス(4'−アミノフェニル)−1,3−ジアミノプロパノール、N,N'−ビス(β−ヒドロキシエチル)−N,N'−ビス(4'−アミノフェニル)エチレンジアミン、N,N'−ビス(4−アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'−ビス(β−ヒドロキシエチル)−N,N'−ビス(4−アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'−ビス(4−メチルアミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'−ビス(エチル)−N,N'−ビス(4'−アミノ−3'−メチルフェニル)エチレンジアミン及び1,8−ビス(2,5−ジアミノフェノキシ)−3,5−ジオキサオクタン、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
これら式(II)の複ベース類の中でも、N,N'−ビス(β−ヒドロキシエチル)−N,N'−ビス(4'−アミノフェニル)−1,3−ジアミノプロパノール及び1,8−ビス(2,5−ジアミノフェノキシ)−3,5−ジオキサオクタン、又はそれらの酸付加塩類の一つが特に好ましい。
本発明の染色用組成物における酸化ベースとして使用可能なパラ−アミノフェノール類としては、特に次の式(III):
Figure 0003585246
[上式中、
− R13は、水素又はハロゲン原子又はC1−C4アルキル、C1−C4モノヒドロキシアルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、C1−C4アミノアルキル又はヒドロキシ(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル基を表し、
− R14は、水素又はハロゲン原子又はC1−C4アルキル、C1−C4モノヒドロキシアルキル、C2−C4ポリヒドロキシアルキル、C1−C4アミノアルキル、C1−C4シアノアルキル又は(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル基を表し、
R13又はR14基の少なくとも一方は水素原子を表すものと理解される]
に相当する化合物及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
上述した式(III)のパラ−アミノフェノール類としては、特に、パラ−アミノフェノール、4−アミノ−3−メチルフェノール、4−アミノ−3−フルオロフェノール、4−アミノ−3−ヒドロキシメチルフェノール、4−アミノ−2−メチルフェノール、4−アミノ−2−ヒドロキシメチルフェノール、4−アミノ−2−メトキシメチルフェノール、4−アミノ−2−アミノメチルフェノール、4−アミノ−2−(β−ヒドロキシエチルアミノメチル)フェノール及び4−アミノ−2−フルオロフェノール、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
本発明の染色用組成物における酸化ベースとして使用可能なオルト−アミノフェノール類としては、特に、2−アミノフェノール、2−アミノ−5−メチルフェノール、2−アミノ−6−メチルフェノール及び5−アセトアミド−2−アミノフェノール、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
本発明の染色用組成物における酸化ベースとして使用可能な複素環ベース類としては、特に、ピリジン誘導体、ピリミジン誘導体、ピラゾール誘導体及びピラゾロピリミジン誘導体、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
ピリジン誘導体としては、特に、例えば英国特許第1026978号及び英国特許第1153196号に記載されている化合物、例えば2,5−ジアミノピリジン、2−(4−メトキシフェニル)アミノ−3−アミノピリジン、2,3−ジアミノ−6−メトキシピリジン、2−(β−メトキシエチル)アミノ−3−アミノ−6−メトキシピリジン及び3,4−ジアミノピリジン、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
ピリミジン誘導体としては、特に、例えば独国特許第2359399号又は日本国特許第88−169571号又は国際特許出願公開第96/15765号に記載されている化合物、例えば2,4,5,6−テトラアミノピリミジン、4−ヒドロキシ−2,5,6−トリアミノピリミジン、2−ヒドロキシ−4,5,6−トリアミノピリミジン、2,4−ジヒドロキシ−5,6−ジアミノピリミジン及び2,5,6−トリアミノピリミジン、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
ピラゾール誘導体としては、特に、独国特許第3843892号、独国特許第4133957号及び国際特許出願公開第94/08969号、国際特許出願公開第94/08970号、仏国特許公開第2733749号及び独国特許第19543988号に記載されている化合物、例えば4,5−ジアミノ−1−メチルピラゾール、3,4−ジアミノピラゾール、4,5−ジアミノ−1−(4'−クロロベンジル)ピラゾール、4,5−ジアミノ−1,3−ジメチルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−メチル−1−フェニルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−メチル−3−フェニルピラゾール、4−アミノ−1,3−ジメチル−5−ヒドラジノピラゾール、1−ベンジル−4,5−ジアミノ−3−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−tert−ブチル−1−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−tert−ブチル−3−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−(β−ヒドロキシエチル)−3−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−エチル−3−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−エチル−3−(4'−メトキシフェニル)ピラゾール、4,5−ジアミノ−1−エチル−3−ヒドロキシメチルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−ヒドロキシメチル−1−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−ヒドロキシメチル−1−イソプロピルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−メチル−1−イソプロピルピラゾール、4−アミノ−5−(2'−アミノエチル)アミノ−1,3−ジメチルピラゾール、3,4,5−トリアミノピラゾール、1−メチル−3,4,5−トリアミノピラゾール、3,5−ジアミノ−1−メチル−4−メチルアミノピラゾール及び3,5−ジアミノ−4−(β−ヒドロキシエチル)アミノ−1−メチルピラゾール、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
ピラゾロピリミジン誘導体としては、特に、次の式(IV):
Figure 0003585246
{上式中、
− R15、R16、R17及びR18は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、C1−C4アルキル基、アリール基、C1−C4ヒドロキシアルキル基、C2−C4ポリヒドロキシアルキル基、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル基、C1−C4アミノアルキル基(アミンはアセチル、ウレイド又はスルホニル基で保護することが可能である)、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル基、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル基(ジアルキル基は5又は6員の炭素ベースの環又は複素環を形成可能である)、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル−もしくはジ[ヒドロキシ(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C)アルキル基を表し;
− X基は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、C1−C4アルキル基、アリール基、C1−C4ヒドロキシアルキル基、C2−C4Cポリヒドロキシアルキル基、C1−C4アミノアルキル基、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル基、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル基(ジアルキルは5又は6員の炭素ベースの環又は複素環を形成可能である)、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル−もしくはジ[ヒドロキシ(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル基、アミノ基、(C1−C4)アルキル−もしくはジ[(C1−C4)アルキル]アミノ基;ハロゲン原子、カルボン酸基又はスルホン酸基を表し;
− iは0、1、2又は3であり;
− pは0又は1であり;
− qは0又は1であり;
− nは0又は1であり;
− p+qの合計は0ではなく;
− p+qが2である場合、nは0であり、NR15R16及びNR17R18基は(2,3);(5,6);(6,7);(3,5)又は(3,7)位を占め、
− p+qが1である場合、nは1であり、NR15R16(又はNR17R18)基及びOH基は(2,3);(5,6);(6,7);(3,5)又は(3,7)位を占める}
で示されるピラゾロ[1,5−a]ピリミジン類、それらの酸又は塩基との付加塩類及び互変異性平衡が存在する場合にはそれらの互変異性体を挙げることができる。
上述した式(IV)のピラゾロ[1,5−a]ピリミジン類が、窒素原子に対して2、5又は7のα位の一つにヒドロキシル基を含有しているようなものの場合、例えば次の式:
Figure 0003585246
で示されるような互変異性平衡が存在する。
上述した式(IV)のピラゾロ[1,5−a]ピリミジン類としては、特に:
− ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン;
− 2,5−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン;
− ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,5−ジアミン;
− 2,7−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,5−ジアミン;
− 3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−オール;
− 3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−オール;
− 2−(3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イルアミノ)エタノール;
− 2−(7−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イルアミノ)エタノール;
− 2−[(3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)−(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エタノール;
− 2−[(7−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル)−(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エタノール;
− 5,6−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン;
− 2,6−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン;
− 2,5,N7,N7−テトラメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン;
及びそれらの付加塩類及び互変異性平衡が存在する場合にはそれらの互変異性体を挙げることができる。
上述した式(IV)のピラゾロ[1,5−a]ピリミジン類は、次の参考文献:
− Beiersdorf−Lilly社,欧州特許第628559号、
− R.Vishdu,H.Navedul,Indian J.Chem.,第34b第(6),514頁,1995年、
− N.S.Ibrahim,K.U.Sadek,F.A.Abdel−Al,Arch.Pharm.,第320巻,240頁,1987年、
− R.H.Springer,M.B.Scholten,D.E.O'Brien,T.Novinson,J.P.Miller,R.K.Robins,J.Med.Chem,,第25巻,235頁,1982年、
− T.Novinson,R.K.Robins,T.R.Matthews,J.Med.Chem.,第20巻,296頁,1977年、
− ICN Pharmaceuticals,米国特許第3907799号、
に記載されている合成法に従い、アミノピラゾールから出発して環化することにより調製することができる。
また上述した式(IV)のピラゾロ[1,5−a]ピリミジン類は、次の参考文献:
− A.Mckillop及びR.J.Kobilecki,Heterocycles,第6巻(9),1355頁,1977年、
− E.Alcade,J.De Mendoza,J.M.Marcia−Marquina,C.Almera,J.Elguero,J.Heterocyclic Chem.,第11巻(3),423頁,1974年、
− K.Saito,I.Hori,M.Higarashi,H.Midorikawa,Bull.Chem.Soc.Japan,第47巻(2),476頁,1974年、
に記載されている合成法に従い、ヒドラジンから出発して環化することにより調製することもできる。
本発明の酸化ベース(類)は、使用準備が整った染色用組成物の全重量に対して好ましくは約0.0005〜12重量%、より好ましくはこの重量に対して約0.005〜6重量%である。
使用可能なカップラーは、酸化染色組成物に通常使用されるもの、すなわち、メタ−フェニレンジアミン類、メタ−アミノフェノール類及びメタ−ジフェノール類、モノ−もしくはポリヒドロキシル化ナフタレン誘導体、セサモールとその誘導体及び複素環化合物、例えばインドール誘導体、インドリン誘導体、ベンゾイミダゾール誘導体、ベンゾモルホリン誘導体、セサモール誘導体、ピラゾロアゾール誘導体、ピロロアゾール誘導体、イミダゾロアゾール誘導体、ピラゾロピリミジン誘導体、ピラゾリン−3,5−ジオン誘導体、ピロロ[3,2−d]オキサゾール誘導体、ピラゾロ[3,4−d]チアゾール誘導体、チアゾロアゾールS−オキシド誘導体及びチアゾロアゾールS,S−ジオキシド誘導体、及びそれらの酸付塩類を挙げることができる。
これらのカップラーは、特に、2−メチル−5−アミノフェノール、5−N−(β−ヒドロキシエチル)アミノ−2−メチルフェノール、3−アミノフェノール、1,3−ジヒドロキシベンゼン、1,3−ジヒドロキシ−2−メチルベンゼン、4−クロロ−1,3−ジヒドロキシベンゼン、2,4−ジアミノ−1−(β−ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼン、2−アミノ−4−(β−ヒドロキシエチルアミノ)−1−メトキシベンゼン、1,3−ジアミノベンゼン、1,3−ビス(2,4−ジアミノフェノキシ)プロパン、セサモール、α−ナフトール、6−ヒドロキシインドール、4−ヒドロキシインドール、4−ヒドロキシ−N−メチルインドール、6−ヒドロキシインドリン、2,6−ジヒドロキシ−4−メチルピリジン、1H−3−メチルピラゾール−5−オン及び1−フェニル−3−メチルピラゾール−5−オン、及びそれらの酸付加塩類から選択することができる。
これらのカップラーが存在する場合、それらは、使用準備が整った染色用組成物の全重量に対して、好ましくは約0.0001〜10重量%、さらに好ましくはこの重量に対して約0.005〜5重量%である。
一般に、本発明の染色用組成物に使用可能な(酸化ベース及びカップラーの)酸付加塩類は、特に、塩酸塩類、臭化水素酸塩類、硫酸塩類、酒石酸塩類、乳酸塩類及び酢酸塩類から選択される。
本発明の染色用組成物は、上述の染料先駆物質と任意の組合せカップラーに加えて、色調の光沢を富ませるために直接染料をさらに含有することもできる。これらの染料は、特にニトロ染料、アゾ染料もしくはアントラキノン染料から選択することができる。
また、本発明の主題は、上述した使用準備が整った染色用組成物を使用する、ケラチン繊維、特に、毛髪等のヒトのケラチン繊維の染色方法にある。
この方法は、上述した少なくとも一の使用準備が整った染色用組成物を、所望の発色をさせるのに十分な時間繊維に適用し、ついで繊維をすすぎ、場合によってはシャンプーで洗浄し、再度すすいで乾燥させるものである。
ケラチン繊維の発色に必要な時間は一般に3〜60分、より厳密には5〜40分である。
本発明の第1の特定の実施態様では、前記方法は、染色に適した媒体中に少なくとも1種の酸化ベースと少なくとも1種の任意の上述のカップラーを含有する組成物(A)と、染色に適した媒体中に2電子オキシドレダクターゼ型の少なくとも1種の酵素を該酵素の少なくとも1種のドナーの存在下で含有しかつ少なくとも1種の非イオン性脂肪スクロナミドを含有する組成物(B)とを別個に保存しておき、ケラチン繊維に適用する前の使用時に、それらを互いに混合する第1工程を含む。
本発明の他の特定の実施態様では、脂肪非イオン性スクロナミドは組成物(A)に含められる。
本発明の他の特定の実施態様では、染色に適した媒体中に少なくとも1種の酸化ベースと少なくとも1種の任意の上述のカップラーを含有する組成物(A)と、ケラチン繊維に適した媒体中に2電子オキシドレダクターゼ型の少なくとも1種の酵素を該酵素の少なくとも1種のドナーの存在下で含有する組成物(B)とを別個に保存しておき、使用時にそれらを互いに混合し、ついでこの混合物をケラチン繊維に塗布するもので、組成物(A)又は組成物(B)が上述の非イオン性脂肪スクロナミドを含有する。
本発明の他の主題は、上述した組成物(A)を収容する第1の区画と、上述した組成物(B)を収容する第2の区画を有する多区画染色具又は「キット」もしくは任意の他の多区画包装システムにある。これらには、毛髪に所望の混合物を適用するための手段を備えることができ、このようなものとしては、例えば、本出願人の仏国特許第2586913号に記載されているものが挙げられる。
また、本発明の主題は、特にパーマネントウェーブ処理された毛髪に対してパーマネント再成形処理を施すために、毛髪等のケラチン物質を処理する新規な方法であって、(i)処理するケラチン物質に還元組成物を塗布し、該塗布の前、間もしくは後にケラチン物質に機械的張力をかける工程と、(ii)ケラチン物質を場合によってはすすぐ工程と、(iii)場合によってはすすいだケラチン物質に上述の酸化組成物を塗布する工程と、(iv)ケラチン物質を必要に応じて再びすすぐ工程を具備する。
この方法の第1の工程(i)は毛髪に還元組成物を塗布することからなる。この塗布は毛髪の束毎にあるいは一度に実施される。
還元組成物は、例えば、特にチオグリコール酸、システイン、システアミン、チオグリコール酸グリセリル、チオ乳酸又はチオ乳酸もしくはチオグリコール酸の塩から選択される少なくとも1種の還元剤を含む。
この毛髪を所望の最終形状に対応する形状にして張力をかける通常の工程は、任意の適当な手段、特に、ローラー、カーラー等のような毛髪に張力をかけるそれ自体公知の機械的手段により、実施することができる。
外的な手段を用いないで、単に指で毛髪の形を整えることもできる。
次の任意のすすぎ工程(ii)を実施する前に、還元組成物が塗布された毛髪は、通常は、数分、一般には5分と1時間の間、好ましくは10分と30分の間、放置し、還元剤が毛髪に正しく作用するのに十分な時間を確保しなければならない。この待ち段階は、好ましくは毛髪をフード内に保護しながら、好ましくは35℃ないし45℃の範囲の温度で行なわれる。
本方法の任意の第2の段階(工程(ii))では、還元組成物を含浸させた毛髪を、水性組成物でつづいて十分にすすぐ。
次に、第3の段階(工程(ii))においては、毛髪に付与した新しい形を固定するために、このようにすすいだ毛髪に本発明の酸化組成物を塗布する。
還元組成物の塗布の場合におけるように、酸化組成物が塗布された毛髪を、通常は、数分、一般には3分と30分の間、好ましくは5分と15分の間、放置する。
外的手段により毛髪に張力がかけられている場合は、これらの手段(ローラー、カーラー等)を固定段階の前もしくは後で毛髪から取除くことができる。
最後に、また任意である本発明に係る方法の最終段階(工程(iv))において、酸化組成物が含浸させられた毛髪を、一般には水で十分に洗い流す。
柔らかくほぐしやすい毛髪が最終的に得られる。この毛髪はウェーブがかかっている。
本発明に係る酸化組成物は、ケラチン繊維、特に毛髪のブリーチ処理法においても使用することができる。
本発明に係るブリーチ処理法は、補助酸化剤の存在下もしくは非存在下で本発明に係る酸化組成物をケラチン繊維に塗布する工程を含む。通常の通り、本発明に係るブリーチ処理方法の第2の工程はケラチン繊維をすすぐ工程である。
本発明に係るケラチン繊維のパーマネント処理もしくはブリーチ処理に使用される酸化組成物及び使用準備が整った染色用組成物において、ケラチン繊維に適した媒体(又は支持体)は、一般的に、水、又は水に十分に溶解しない化合物を溶解させるための少なくとも1種の有機溶媒と水との混合物からなる。有機溶媒の例としては、例えば、C1−C4アルカノール類、例えばエタノール及びイソプロパノール;グリセロール;グリコール類及びグリコールエーテル類、例えば2−ブトキシエタノール、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル及びモノメチルエーテル、及び芳香族アルコール類、例えばベンジルアルコール又はフェノキシエタノール、これらの類似物及び混合物を挙げることができる。
溶媒類は、染色用組成物の全重量に対して、好ましくは約1〜40重量%、さらに好ましくは約5〜30重量%の割合で存在し得る。
本発明に係るケラチン繊維のパーマネント処理もしくはブリーチ処理に使用される酸化組成物及び使用準備が整った組成物のpHは、2電子オキシドレダクターゼの酵素活性が悪影響を受けないように選択される。pHは、一般的には約5〜11、好ましくは約6.5〜10である。これは、ケラチン繊維の染色において通常使用される酸性化剤又は塩基性化剤を使用して、所望の値に調節することができる。
酸性化剤としては、例えば、無機酸又は有機酸、例えば、塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸類、例えば酢酸、酒石酸、クエン酸又は乳酸、及びスルホン酸類を挙げることができる。
塩基性化剤としては、例えば、アンモニア水、アルカリ性炭酸塩類、アルカノールアミン類、例えばモノ−、ジ−及びトリエタノールアミン、2−メチル−2−アミノプロパノールとその誘導体、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び次の式(V):
Figure 0003585246
[ここで、Wは、C1−C4アルキル基又はヒドロキシル基で置換されていてもよいプロピレン残基であり;R13、R14、R15及びR16は、同一でも異なっていてもよく、水素原子又はC1−C4アルキル又はC1−C4ヒドロキシアルキル基を表す]で示される化合物を挙げることができる。
また、本発明に係るケラチン繊維のパーマネント処理もしくはブリーチ処理に使用される酸化組成物及び使用準備が整った染色用組成物は、従来より毛髪の染色、パーマネント処理もしくはブリーチ処理用組成物に使用されている種々のアジュバント類、例えば、アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性又は双性の界面活性剤又はそれらの混合物、アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性又は双性のポリマー類又はそれらの混合物、無機又は有機の増粘剤、酸化防止剤、本発明で使用される2電子オキシドレダクターゼ以外の酵素、例えばペルオキシダーゼ、浸透剤、金属イオン封鎖剤、香料、バッファー、分散剤、コンディショナー、皮膜形成剤、防腐剤及び乳白剤を含有してもよい。
言うまでもなく、当業者であれば、本発明の使用準備が整った染色用組成物に固有の有利な特性が、考えられる添加により悪影響を全く受けないか、実質的には受けないように留意して、これらの任意の補足的な化合物(類)を選択するであろう。
本発明に係るケラチン繊維のパーマネント処理もしくはブリーチ処理に使用される酸化組成物及び使用準備が整った染色用組成物は、種々の形態、例えば、加圧されていてもよい液体、クリーム又はゲルの形態、又はケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色するのに適した任意の他の形態にすることができる。
使用準備が整った染色用組成物の場合、酸化染料(類)及び2電子オキシドレダクターゼ(類)は同一の組成物中に存在しており、従って酸化染料(類)の酸化が決して早まらないようにするため、組成物が酸素ガスを含まないようにしておかなけらばならない。
本発明を例証する具体的な実施例を以下に記載する。
本明細書の全体を通して、特に定義を記していない場合、パーセントは重量基準のものである。
以下の実施例は本発明を例証するためのもので、本発明の範囲を限定するものではない。
実施例1及び2:染色用組成物
以下の使用準備が整った染色用組成物を調製した(含有量はグラム):
実施例1
− シグマ社から市販されている20国際単位(I.U.)/mgの濃度のアルスロバクター・グロビフォルミス由来のウリカーゼ 1.5 g
− 尿酸 1.5 g
− エタノール20.0 g
− アクアロン社(Aqualon)からナトロゾール(Natrosol)250HHRの名称で市販されているヒドロキシエチルセルロース 1.0 g
− N−ココラクトビオナミド 5.0 g
− パラ−フェニレンジアミン 0.324g
− レゾルシノール 0.33 g
− 脱塩水 全体を100gとする量
実施例2
− シグマ社から市販されている20国際単位(I.U.)/mgの濃度のアルスロバクター・グロビフォルミス由来のウリカーゼ 1.5 g
− 尿酸 1.5 g
− エタノール20.0 g
− アクアロン社(Aqualon)からナトロゾール(Natrosol)250HHRの名称で市販されているヒドロキシエチルセルロース 1.0 g
− N−デカノイル−N−メチルグルカミン[式:C9H19−CO−N(CH3)−CH2−(CHOH)−CH2OHのポリヒドロキシル化脂肪酸アミド] 5 g
− パラ−フェニレンジアミン 0.324g
− レゾルシノール 0.33 g
− 脱塩水 全体を100gとする量
上述の使用準備が整った染色組成物の各々を、90%の白髪を含む天然のグレイの髪の束に30分の間、塗布した。ついで髪をすすいで、標準的なシャンプーで洗い、乾燥させた。
各染色組成物により、マットな暗ブロンド色に染色された髪の束が得られた。
実施例3:パーマネントウェーブ処理もしくはブリーチ処理のための酸化組成物
− シグマ社から市販されている20国際単位(I.U.)/mgの濃度のアルスロバクター・グロビフォルミス由来のウリカーゼ 1.8 g
− 尿酸 1.65g
− エタノール20.0 g
− N−オクタノイル−N−メチルグルカミン[式:C7H15−CO−N(CH3)−CH2−(CHOH)−CH2OHのポリヒドロキシル化脂肪酸アミド] 5 g
− 2−メチル−2−アミノ−1−プロパノールpHを9.5とする量
− 脱塩水 全体を100gとする量

Claims (33)

  1. ケラチン繊維に適切な媒体中に:
    (a)2電子オキシドレダクターゼを該酵素の少なくとも1種のドナーの存在下で含有し、
    (b)少なくとも1種の非イオン性脂肪スクロナミドを含有する、
    ヒトのケラチン繊維を処理するための化粧品用及び/又は皮膚用組成物。
  2. 2電子オキシドレダクターゼが、動物、微生物又は生物工学由来のウリカーゼから選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 2電子オキシドレダクターゼが、組成物の全重量に対して0.01〜20重量%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 2電子オキシドレダクターゼが、組成物の全重量に対して0.1〜5重量%であることを特徴とする請求項3に記載の組成物。
  5. 上記2電子オキシドレダクターゼに対するドナー(又は基質)が尿酸とその塩から選択されることを特徴とする請求項2に記載の組成物。
  6. ドナーが組成物の全重量に対して0.01〜20重量%を占めることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. ドナーが組成物の全重量に対して0.1〜5重量%を占めることを特徴とする請求項6に記載の組成物。
  8. 非イオン性脂肪スクロナミドは、N−置換アルドナミド及びポリヒドロキシル化脂肪酸アミド又はその混合物から選択されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. N−置換アルドナミドは、
    (i)N−アルキルラクトビオナミド、N−アルキルマルトビオナミド、N−アルキルセロビオナミド、N−アルキルメリビオナミドもしくはN−アルキルゲンチオビオナミドで、ヘテロ原子を含むことができ、36までの炭 素原子を有する直鎖状もしくは分枝状の飽和又は不飽和脂肪族炭化水素ベース基、芳香族炭化水素ベース基又は脂環式炭化水素ベース基で、一置換もしくは二置換されたもの;
    (ii)アミノ酸が、アラニン、バリン、グリシン、リジン、ロイシン、アルギニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、スレオニン、セリン、システイン、ヒスチジン、チロシンもしくはメチオニンであるか、β−アラニン、サルコシン、γ−アミノ酪酸、オルニチン、シトルリン から選択可能なN−ラクトビオニルアミノ酸エステル;該N−ラクトビオニルアミノ酸エステルは式:
    Figure 0003585246
    (式中、Rは36までの炭素原子を含みうる脂肪族炭化水素ベース基であり、nは1より大きい整数である)の基で一置換されているもの、並びに対応するN−マルトビオニルアミノ酸エステル、N−メリビオニルアミノ酸エステル、N−セロビオニルアミノ酸エステル及びN−ゲンチオビオニルアミノ酸エステル;
    (iii)基−(CH2nOR′(ここで、R′は(i)で定義した脂肪族、芳香族もしくは脂環式炭化水素ベース基)で一置換又は二置換されたN−(アルキルオキシ)アルキル−ラクトビオナミド;
    (iv)基−R1−(OR1nR1R2(ここで、R1はアルキレン基又はその混合物、nは1より大きい整数、R2はラクトビオナミド、マルトビオナミド、セロビオナミド、メリビオナミド又はゲンチオビオナミド基である)で一置換又は二置換されたN−(ポリアルキルオキシ)アルキルラクトビオナミド、N−(ポリアルキルオキシ)アルキルマルトビオナミド、N−(ポリアルキルオキシ)アルキルセロビオナミド、N−(ポリアルキルオキシ)アルキルメリビオナミドもしくはN−(ポリアルキルオキシ)アルキルゲンチオビオナミド;
    から選ばれる請求項8に記載の組成物。
  10. ポリヒドロキシル化脂肪アミンが、次の式:
    Figure 0003585246
    {上式中、
    Bは、水素、C1−C4炭化水素ベース基、2−ヒドロキシエチルもしくは2−ヒドロキシプロピル又はその混合物 あり;
    Aは、C5−C31炭化水素ベース基であり;
    Zは、直鎖状炭化水素ベース鎖を、該鎖に直接結合した少なくとも3つのヒドロキシル基と共に有するポリヒドロキシ炭化水素ベース基か、該基のアルコキシ誘導体を示す}に対応する請求項8に記載の組成物。
  11. Zが、還元性アミノ化反応により得られる還元糖誘導体である請求項10に記載の組成物。
  12. Zが、グリシチル基である請求項11に記 載の組成物。
  13. Zが、次の式の基:
    −CH2−(CHOH)−CH2OH;
    −CH−(CH2OH)−(CHOH)n-1−CH2OH;
    −CH2−(CHOH)(CHOR′)(CHOH)−CH2OH;
    {ここで、nは3ないし5の整数で、R′は水素又は環状もしくは脂肪族単糖及びそのアルコキシ誘導体の一つである}
    から選択される請求項10ないし12のいずれか1項に記載の組成物。
  14. 基A−CON∠が、コカミド、ステアラミド、オレアミド、ラウラミド、ミリスチラミド、カプリカミド、パルミタミドもしくは獣脂アミドから選択される請求項10ないし13のいずれか1項に記載の組成物。
  15. 非イオン性脂肪スクロナミドの濃度が、組成物の全重量に対して0.05〜20重量%であることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 非イオン性脂肪スクロナミドの濃度が、 組成物の全重量に対して0.1〜10重量%であることを特 徴とする請求項15に記載の組成物。
  17. ヒトのケラチン繊維の酸化染色のための、請求項1ないし16のいずれか1項に記載の使用準備が整った組成物において、ケラチン繊維に適した媒体中に少なくとも1種の酸化ベースと任意に一又は複数のカップラーを含有する組成物。
  18. 酸化ベースが、パラ−フェニレンジアミン類、複ベース、オルト−もしくはパラ−アミノフェノール及び複素環ベース、並びに該化合物の酸付加塩から選択されることを特徴とする請求項17記載の組成物。
  19. 酸化ベースが組成物の全重量に対して0.0005〜12重量%であることを特徴とする請求項17又は18に記載の組成物。
  20. カップラーが、メタ−フェニレンジアミン類、メタ−アミノフェノール類、メタ−ジフェノール類及び複素環カップラー、及び該化合物の酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項17ないし19のいずれか1項に記載の組成物。
  21. カップラーが、組成物の全重量に対して0.0001〜10重量%の範囲の濃度であることを特徴とする請求項17ないし20のいずれか1項に記載の組成物。
  22. 酸化ベースとカップラーに対する酸付加塩類が、塩酸塩類、臭化水素酸塩類、硫酸塩類、酒石酸塩類、乳酸塩類及び酢酸塩類から選択されることを特徴とする請求項17ないし21のいずれか1項に記載の組成物。
  23. 直接染料をさらに含むことを特徴とする請求項17ないし22のいずれか1項に記載の組成物。
  24. ケラチン繊維に適した媒体(又は支持体)が、水、又は水と少なくとも1種の有機溶媒との混合物からなることを特徴とする請求項1ないし23のいずれか1項に記載の組成物。
  25. 有機溶媒が、組成物の全重量に対して 〜40重量%の範囲の割合で存在する請求項24に記載の組成物。
  26. pHが5〜11の範囲であることを特徴とする請求項1ないし25のいずれか1項に記載の組成物。
  27. pHが6.5〜10の範囲であることを特徴と する請求項26に記載の組成物。
  28. アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性又は双性の界面活性剤又はそれらの混合物、アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性又は双性のポリマー類又はそれらの混合物、無機又は有機の増粘剤、酸化防止剤、2電子オキシドレダクターゼ以外の酵素、浸透剤、金属イオン封鎖剤、香料、バッファー、分散剤、コンディショナー、皮膜形成剤、防腐剤及び乳白剤からなる群から選択される、毛髪の染色、パーマネント処理又はブリーチ処理用の組成物に通常使用される少なくとも1種の化粧用アジュバントを更に含むことを特徴とする請求項1ないし27のいずれか1項に記載の組成物。
  29. 請求項1ないし28のいずれか1項に記載の少なくとも一の使用準備が整った染色用組成物を、所望の発色がなされるのに十分な時間ケラチン繊維に適用することを特徴とする、ヒトのケラチン繊維の染色方法。
  30. 請求項17ないし23のいずれか1項に記載の組成物中の少なくとも1種の任意のカップラーと少なくとも1種の酸化ベースを染色に適した媒体中に含有する組成物(A)と、請求項1ないし28のいずれか1項に記載の組成物中の2電子オキシドレダクターゼ型の少なくとも1種の酵素を該酵素の少なくとも1種のドナーの存在下でケラチン繊維に適した媒体中に含有する組成物(B)とを別個に保存し、ついでケラチン繊維に適用する前の使用時に、上記組成物を互いに混合する第1工程を含み、組成物(A)又は組成物(B)が請求項1ない し28のいずれかに記載の組成物中の非イオン性脂肪スクロナミドを含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 請求項30記載の方法において使用される組成物(A)を収容する第1の区画と、請求項30記載の方法において使用される組成物(B)を収容する第2の区画とを含むことを特徴とする多区画染色具又はキット。
  32. パーマネント再形成処理を施すために トのケラチン繊維を処理する方法において、(i)処理するケラチン繊維に還元組成物を塗布し、該塗布の前、間もしくは後にケラチン繊維に機械的張力をかける工程と、(ii)ケラチン繊維を場合によってはすすぐ工程と、(iii)場合によってはすすいだケラチン繊維に請求項1ないし16及び24ないし28のいずれかの組成物の酸化組成物を塗布する工程と、(iv)ケラチン繊維を必要に応じて再びすすぐ工程を具備する方法。
  33. ヒトのケラチン繊維にブリーチ処理を施す方法において、請求項1ないし16及び24ないし28のいずれか1項に記載され、補助酸化剤を任意に含む酸化組成物を塗布する工程と、ケラチン繊維を洗い流す第2の工程を含んでなる方法。
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