JP3584350B2 - Push button switch - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は押ボタンスイッチに関し、特にピストンの移動によりコンタクト間の導通、非導通を制御する押ボタンスイッチに属する。
【0002】
【従来の技術】
押ボタンスイッチは、多くの場合、押ボタンとなるピストンの押し込み、押し戻しにより、コンタクト間の導通、非導通を制御する。このような押ボタンスイッチの従来の代表的な一例(第1の例)を図3及び図4に示す。
この押ボタンスイッチは、円筒状の側壁11、及び底12を含み絶縁材料で円筒容器状に形成されたハウジング10と、このハウジング10の側壁11の内面に、その長手方向がハウジング10の円筒中心軸と平行になるように保持固定され、かつ底12を貫いてコンタクト端子21に接続する固定コンタクト20と、一端がハウジング10の底12に保持固定され、他端が固定コンタクトに弾性接触するように配置され、かつハウジング10の底12を貫いてコンタクト端子31xに接続する片持ちばねコンタクト30xと、円筒状の側壁41x、及び天板42を含み絶縁材料でキャップ状に形成され、側壁41xの外面をハウジング10の側壁11の内面に接し、かつ側壁41xを固定コンタクト20と片持ちばねコンタクト30xとの間に挟み込むようにしてハウジング10内をその円筒中心軸方向に移動し、固定コンタクト20と片持ちばねコンタクト30xとの間に挟み込まれた側壁41xの、全移動範囲のうちの予め定められ範囲部分が開孔した(開孔部43x)ピストン40xと、ハウジング10の底12とピストン40xとの間に挿入されて、ピストン40xがハウジング10内に押し込まれるとピストン40xに対しハウジング10の内側から外側へ押し出す力(押し戻そうとする力)を与えるスプリング60と、ハウジング10の底12に保持固定されたランプ70及びランプ端子80とを有する構成、構造となっている。
【0003】
この押ボタンスイッチにおいて、ピストン40xがハウジング10内に押し込まれていない状態では、固定コンタクト20と片持ちばねコンタクト30xとの間にピストン40xの側壁41xが挿入されてこれらは互いに電気的に絶縁されているが、ピストン40xがハウジング10内に押し込まれると、ピストン40xの側壁41xの開孔部43xが固定コンタクト20と片持ちばねコンタクト30xとの弾性接触部位に移動し、これら固定コンタクト20と片持ちばねコンタクト30xとが電気的に接続する。
なお、ピストン40xの側壁41xの、固定コンタクト20及び片持ちばねコンタクト30x摺動部分は、これらの摺動が円滑に行なわれるように、溝構造となっている。また、ランプ70は、固定コンタクト20と片持ちばねコンタクト30xとの間が接続(導通)状態か、非接続(非導通)状態かを表示するために設けられている。
【0004】
図5(a),(b)は従来の押ボタンスイッチの第2の例の、ピストンが押し込まれる前と押し込まれた後の状態を示す部分断面側面図である(例えば、実開昭57−45124号公報参照)。
この第2の例の押ボタンスイッチは、筒型の側壁91、及び底92を含み絶縁材料で形成されたホルダ90と、一端がこのホルダ90の底92の部分にそれぞれ固定されてホルダ90の内部中央部分で互いに弾性接触し、かつ底92を貫いてコンタクト端子31y,31zに対応接続する片持ちばねコンタクト30y,30zと、円筒壁44、及び天板42yを含み絶縁材料でキャップ状に形成され、その円筒中心軸をホルダ90の中心軸に合わせて移動するピストン40yと、このピストン40yの天板42yから延び、ピストン40yがホルダ90内に押し込まれていないときは片持ちばねコンタクト30y,30z間の弾性接触部分に挿入されてこれら片持ちばねコンタクト30y,30z間を電気的に絶縁し、押し込まれているときには弾性接触部分間から外れて片持ちばねコンタクト30y,30z間を弾性接触させて電気的に接続させる絶縁材料製の操作片45と、ホルダ90とピストン40yとの間に挿入されて、ピストン40yがホルダ90内に押し込まれるとピストン40yに対しホルダ90の内側から外側へ押し出す力を与えるスプリング60yとを有する構成、構造となっている。
なお、ホルダ90の側壁91には、ピストン40yの円筒壁44が挿入、移動する溝93が形成され、この溝93にスプリング60yが挿入されて、ピストン40yを押し出す力を与える構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の押ボタンスイッチは、第1の例では、固定コンタクト20及び片持ちばねコンタクト30xがハウジング10に、片持ちばねコンタクト30xの先端が固定コンタクト20に弾性接触するように配置、固定され、ピストン40xの、開孔部43xが設けられた側壁41xを、固定コンタクト20と片持ちばねコンタクト30xとの間に挟み込んで、ピストン40xをハウジング10内に押し込み、またスプリング60の力で押し出すように移動させ、固定コンタクト20と片持ちばねコンタクト30xとが弾性接触する部分に開孔部43xを移動させることによりこれらを互いに電気的に接続させ、他の部分では電気的に絶縁する構成、構造となっているので、塵埃の多い場所などで使用して、固定コンタクト20及び片持ちばねコンタクト30xの弾性接触面に塵埃が付着した場合に、互いに相手方の塵埃をこすり落す(ワイピング)というようなことがないだけでなく、ピストン40xの側壁41xが移動することによってその弾性接触面がこすられて塵埃が除去される場合もあるものの、かえって側壁41xが削り落されて弾性接触面に付着し、導通不良が発生しやすくなる、という問題点があり、第2の例でも、片持ちばねコンタクト30y,30z間ではワイピングはなく、操作片45の移動によってかえってこの操作片45が片持ちばねコンタクト30y,30zに削り落されて弾性接触面に付着し、導通不良が発生しやすくなる、という問題点がある。
【0006】
本発明の目的は、コンタクトの弾性接触面を金属でワイピングし、塵埃の多い場所で使用しても導通不良の発生を防止して接続信頼性を高めることができる押ボタンスイッチを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の押ボタンスイッチは、上記の目的を達成するために次の各構成を有することを特徴とする。
(イ)絶縁材料で形成された、側壁と、底とを有する容器状のハウジング
(ロ)前記ハウジングの側壁の内面に、その長手方向がこのハウジングの底を貫く中心軸と平行になるように保持固定された金属製の固定コンタクト
(ハ)一端が前記ハウジングの底に保持固定され、他端が前記固定コンタクトに近接するように配置された金属製の片持ちばねコンタクト
(ニ)絶縁材料で、側壁と、天板とを有するキャップ状に形成され、この側壁が、その外面を前記ハウジングの側壁の内面に沿わせ、かつ前記固定コンタクトと前記片持ちばねコンタクトとの間に挟み込まれるようにして前記ハウジング内をその中心軸方向に移動するピストン
(ホ)前記ピストンの側壁外側に露出した部分と側壁内側に露出した部分とを有してこのピストンの側壁に保持固定され、前記ピストンの側壁外側に露出した部分が前記固定コンタクトに常時弾性接触しながら、かつ前記ピストンの側壁内側に露出した部分が、前記ピストンの全移動範囲のうちの予め定められた範囲で前記片持ちばねコンタクトと弾性接触しながら前記ピストンの移動に応じてスライド移動する金属製のスライドコンタクト
(ヘ)前記ハウジングと前記ピストンとの間に挿入されて、前記ピストンが前記ハウジング内に押し込まれると前記ピストンに対し押し戻そうとする力を与えるスプリング
【0008】
また、前記ピストンの側壁の、前記片持ちばねコンタクトと前記スライドコンタクトとの弾性接触範囲と対応する部分を開孔してこの開孔部分に、前記スライドコンタクトの前記片持ちばねコンタクトとの弾性接触部分を、その表面が、前記ピストンの側壁内側の、前記片持ちばねコンタクトとの接触面と同一な面になるように露出配置して構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態は、側壁及び底を含む容器状に絶縁材料で形成されたハウジングと、このハウジングの側壁の内面に、その長手方向がこのハウジングの底を貫く中心軸と平行になるように配置固定された固定コンタクトと、一端が上記ハウジングの底に保持固定され他端が上記固定コンタクトに近接するように配置された片持ちばねコンタクトと、側壁及び天板を含むキャップ状に絶縁材料で形成され、この側壁が、その外面を上記ハウジングの側壁の内面に沿わせ、かつ上記固定コンタクト及び片持ちばねコンタクトの間に挟み込まれるようにして上記ハウジング内をその中心軸方向に移動するピストンと、このピストンの側壁外側に露出した部分と側壁内側に露出した部分とを有してこのピストンの側壁に保持固定され、上記ピストンの側壁外側に露出した部分が上記固定コンタクトに常時弾性接触しながら、かつ上記ピストンの側壁内側に露出した部分が、上記ピストンの全移動範囲のうちの予め定められた範囲で上記片持ちばねコンタクトと弾性接触しながら上記ピストンの移動に応じてスライド移動するスライドコンタクトと、上記ハウジング及びピストンの間に挿入されて、上記ピストンが上記ハウジング内に押し込まれると、上記ピストンに対し押し戻そうとする力を与えるスプリングとを有する構成、構造となっている。
【0010】
このような構成、構造とすることにより、ピストンを押し込み、押し戻して移動させることにより、固定コンタクトとスライドコンタクトとが摺動して、これらコンタクトに付着した塵埃を互いにこすり落す(ワイピング)ことができ、一方、片持ちばねコンタクトとスライドコンタクトとが摺動して、これらコンタクトに付着した塵埃を、片持ちばねコンタクトがピストンの側壁をスライドして削り落して付着した塵埃を含めて互いにこすり落すことができるので、これらコンタクト間で導通不良が発生するのを防止することができ、接続信頼性を向上させることができる。
【0011】
【実施例】
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1(a),(b)は本発明の一実施例の、ピストンを押し込む前及び押し込んだ後の状態を示す断面図、図2はその分解斜視図である。
この実施例は、図3及び図4に示された従来の押ボタンスイッチ(第1の例)と同様のハウジング10及び固定コンタクト20と、一端がハウジング10の底12に保持固定され、他端が固定コンタクト20に近接するように配置され、かつハウジング10の底12を貫いてコンタクト端子31に接続する片持ちばねコンタクト30と、図3及び図4に示された従来の押ボタンスイッチとほぼ同様の構造で、側壁41、天板42、及び側壁41に形成された開孔部43を含んで絶縁材料によりキャップ状に形成され、側壁41の外面をハウジング10の側壁11の内面に沿わせるように、かつ側壁41を固定コンタクト20と片持ちばねコンタクト30との間に挟み込むようにしてハウジング10内をその中心軸方向に移動するピストン40と、このピストン40の側壁41外側に露出した部分と側壁41内側に露出した部分とを有してこのピストン40の側壁41に保持固定され、側壁41外側に露出した部分が常時固定コンタクト20に弾性接触しながら、かつ側壁41内側に露出した部分が、ピストン40の全移動範囲のうちの予め定められた範囲で片持ちばねコンタクト30と弾性接触しながらピストン40の移動に応じてスライド移動するスライドコンタクト50と、図3及び図4に示された従来の押ボタンスイッチと同様の機能をはたすスプリング60、ランプ70及びランプ端子80とを有する構成、構造となっている。
【0012】
この実施例において、ピストン40がハウジング10内に押し込まれていない状態(図1(a))では、固定コンタクト20とスライドコンタクト50とは互いに弾性接触しているが、片持ちばねコンタクト30の先端はピストン40の内部側壁41の内面に接触していて、固定コンタクト20と片持ちばねコンタクト30との間は非導通状態となっている。ピストン40がハウジング10内に押し込まれると、固定コンタクト20とスライドコンタクト50とは互いに弾性接触の状態を維持しつづけ、更に、片持ちばねコンタクト30の先端がスライドコンタクト50と弾性接触し、このスライドコンタクト50を介して、固定コンタクト20と片持ちばねコンタクト30とが導通状態となる。
【0013】
また、ピストン40の移動により、固定コンタクト20とスライドコンタクト50との間、及び片持ちばねコンタクト30とスライドコンタクト50との間で金属が互いに摺動し合って(こすり合って)弾性接触するので、塵埃の多い場所で使用して弾性接触面に塵埃等が付着していても、また、片持ちばねコンタクト30が側壁41を摺動してその削り屑が弾性接触面に付着しても、これらは互いにこすり落され、接触不良、導通不良をなくすことができ、従って接続信頼性を向上させることができる。
【0014】
なお、この実施例では、ピストン40の側壁41の、片持ちばねコンタクト30とスライドコンタクト50との弾性接触範囲と対応する部分を開孔して(開孔部43)その開孔部43に、スライドコンタクト50の片持ちばねコンタクト30との弾性接触部分を、その表面がピストン40の側壁41内側の、片持ちばねコンタクト30との接触面と同一な面になるように露出配置した構造となっている。このような構造を必ずしも採用する必要はないが(例えば開孔部43を設けなくてもよい)、このような構造にすると、スライドコンタクト50の、ピストン40への取付けが容易になるほか、片持ちばねコンタクト30の、側壁41及びスライドコンタクト50に対する摺動が円滑になるという利点がある。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、ピストンの側壁に保持固定され、この側壁外側に露出した部分が固定コンタクトに常時弾性接触しながら、かつこの側壁内側に露出した部分が、ピストンの全移動範囲のうちの予め定められた範囲で片持ちばねコンタクトと弾性接触しながらこのピストンと共にスライド移動するスライドコンタクトを設けた構成、構造とすることにより、ピストンの移動によって、固定コンタクトとスライドコンタクトとの間、及び片持ちばねコンタクトとスライドコンタクトとの間で金属が互いに摺動し合って(こすり合って)弾性接触するので、塵埃の多い場所で使用して弾性接触面に塵埃が付着したとしても、また片持ちばねコンタクトの弾性接触面にピストン側壁の削り屑が付着したとしても、これらはこすり落されて、接触不良、導通不良が発生するのを防止することができ、接続信頼性を高めることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のピストンを押し込む前、及び押し込んだ後の状態を示す断面図である。
【図2】図1に示された実施例の分解斜視図である。
【図3】従来の押ボタンスイッチの第1の例のピストンを押し込む前、及び押し込んだ後の状態を示す断面図である。
【図4】図3に示された押ボタンスイッチの分解斜視図である。
【図5】従来の押ボタンスイッチの第2の例のピストンを押し込む前、及び押し込んだ後の状態を示す部分断面側面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング
11 側壁
12 底
20 コンタクト
30,30x〜30z 片持ちばねコンタクト
40,40x,40y ピストン
41,41x 側壁
42,42x 天板
43,43x 開孔部
44 円筒壁
45 操作片
50 スライドコンタクト
60,60y スプリング
90 ホルダ
91 側壁
92 底
93 溝[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a push button switch, and particularly to a push button switch that controls conduction and non-conduction between contacts by movement of a piston.
[0002]
[Prior art]
In many cases, a push button switch controls conduction and non-conduction between contacts by pushing and pushing back a piston which serves as a push button. FIGS. 3 and 4 show a conventional typical example (first example) of such a push button switch.
The push button switch includes a
[0003]
In this push button switch, when the
The sliding portion of the fixed
[0004]
FIGS. 5A and 5B are partial cross-sectional side views showing a state before and after the piston is pushed in a second example of the conventional push button switch (for example, FIG. No. 45124).
The push button switch of the second example includes a holder 90 formed of an insulating material including a cylindrical side wall 91 and a bottom 92, and one end fixed to the bottom 92 of the holder 90, respectively. elastic contact each other within the central portion, and a bottom 92 through the
A
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the first example, the above-described conventional push button switch is arranged and fixed so that the fixed
[0006]
An object of the present invention is to provide a push-button switch in which the elastic contact surface of a contact is wiped with metal to prevent poor connection even when used in a dusty place, thereby improving connection reliability. is there.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The pushbutton switch according to the present invention has the following configuration to achieve the above object.
(B) A container-shaped housing formed of an insulating material and having a side wall and a bottom. (B) An inner surface of the side wall of the housing such that its longitudinal direction is parallel to a central axis passing through the bottom of the housing. A metal fixed contact held and fixed (c) One end of the metal fixed contact is held and fixed to the bottom of the housing, and the other end is a metal cantilever spring contact arranged close to the fixed contact. , Formed in a cap shape having a side wall and a top plate, the side wall of which is arranged along the inner surface of the side wall of the housing, and is sandwiched between the fixed contact and the cantilever spring contact. (E) a piston which moves inside the housing in the direction of its central axis, and has a portion exposed outside the side wall of the piston and a portion exposed inside the side wall of the piston. The portion that is held and fixed and the portion exposed to the outside of the side wall of the piston is always in elastic contact with the fixed contact, and the portion exposed to the inside of the side wall of the piston is a predetermined range of the entire movement range of the piston. A metal slide contact that slides in accordance with the movement of the piston while elastically contacting the cantilever spring contact (f) is inserted between the housing and the piston, and the piston is pushed into the housing. A spring for applying a force to push back the piston when the piston is moved
In addition, a portion of the side wall of the piston corresponding to the elastic contact range between the cantilever spring contact and the slide contact is opened, and the elastic contact between the slide contact and the cantilever spring contact is made in the opening. The portion is configured such that its surface is exposed and arranged such that the surface thereof is flush with the contact surface with the cantilever spring contact inside the side wall of the piston.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
One embodiment of the present invention is a housing formed of an insulating material in a container shape including a side wall and a bottom, and an inner surface of the side wall of the housing whose longitudinal direction is parallel to a central axis passing through the bottom of the housing. Contact fixedly arranged as described above, a cantilever spring contact having one end held and fixed at the bottom of the housing and the other end positioned close to the fixed contact, and insulated in a cap shape including a side wall and a top plate. Formed in a material, the side wall of which moves along the center axis of the housing such that its outer surface is along the inner surface of the side wall of the housing and is sandwiched between the fixed contact and the cantilever spring contact. a piston, and a side wall exposed to the outer portion and the portion exposed to the inner side of the side wall of the piston is held fixed to the side wall of the piston, the piston While exposed portion on the side wall outside the emissions are always elastically contact with the fixed contact, and the exposed portion on the side wall inside the piston, have the pieces in a predetermined range of the total range of movement of the piston spring A slide contact that slides in accordance with the movement of the piston while being in elastic contact with the contact, and is inserted between the housing and the piston, and when the piston is pushed into the housing, attempts to push the piston back. And a spring for applying force.
[0010]
With such a configuration and structure, the piston is pushed in, pushed back and moved, so that the fixed contact and the slide contact slide, and the dust adhering to these contacts can be scraped off (wiping) each other. On the other hand, the cantilever spring contact and the slide contact slide, and dust adhered to these contacts is scraped off by the cantilever spring contact sliding along the side wall of the piston, including dust adhering thereto. Therefore, it is possible to prevent the occurrence of conduction failure between these contacts, and it is possible to improve connection reliability.
[0011]
【Example】
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 (a) and 1 (b) are sectional views showing a state before and after a piston is pushed in an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is an exploded perspective view thereof.
This embodiment has a
[0012]
In this embodiment, when the
[0013]
In addition, the movement of the
[0014]
In this embodiment, a portion of the
[0015]
【The invention's effect】
Although the present invention is as described, is held fixed to the side wall of the piston, while constantly elastically contacts the exposed portion to the side wall outside the fixed contacts, and the exposed portions to the side wall inwardly, full range of movement of the piston Of the fixed contact and the slide contact by the movement of the piston by providing a slide contact that slides with the cantilever spring contact while elastically contacting the cantilever spring contact within a predetermined range. Since the metal slides (rubs) against the cantilever spring contact and the slide contact and makes elastic contact with each other, even if dust is attached to the elastic contact surface when used in a dusty place, Also, even if shavings on the piston side wall adhere to the elastic contact surface of the cantilever spring contact, they are scraped off. , Contact failure may conduction defect can be prevented from occurring, there is an effect that can increase the connection reliability.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a state before and after pushing a piston according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view of the embodiment shown in FIG.
FIG. 3 is a sectional view showing a state before and after the piston of the first example of the conventional push button switch is pushed.
FIG. 4 is an exploded perspective view of the push button switch shown in FIG.
FIG. 5 is a partial cross-sectional side view showing a state before and after the piston of the second example of the conventional push button switch is pushed.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
(イ)絶縁材料で形成された、側壁と、底とを有する容器状のハウジング
(ロ)前記ハウジングの側壁の内面に、その長手方向がこのハウジングの底を貫く中心軸と平行になるように保持固定された金属製の固定コンタクト
(ハ)一端が前記ハウジングの底に保持固定され、他端が前記固定コンタクトに近接するように配置された金属製の片持ちばねコンタクト
(ニ)絶縁材料で、側壁と、天板とを有するキャップ状に形成され、この側壁が、その外面を前記ハウジングの側壁の内面に沿わせ、かつ前記固定コンタクトと前記片持ちばねコンタクトとの間に挟み込まれるようにして前記ハウジング内をその中心軸方向に移動するピストン
(ホ)前記ピストンの側壁外側に露出した部分と側壁内側に露出した部分とを有してこのピストンの側壁に保持固定され、前記ピストンの側壁外側に露出した部分が前記固定コンタクトに常時弾性接触しながら、かつ前記ピストンの側壁内側に露出した部分が、前記ピストンの全移動範囲のうちの予め定められた範囲で前記片持ちばねコンタクトと弾性接触しながら前記ピストンの移動に応じてスライド移動する金属製のスライドコンタクト
(ヘ)前記ハウジングと前記ピストンとの間に挿入されて、前記ピストンが前記ハウジング内に押し込まれると前記ピストンに対し押し戻そうとする力を与えるスプリングA push button switch having the following configurations.
(B) A container-shaped housing formed of an insulating material and having a side wall and a bottom. (B) An inner surface of the side wall of the housing such that its longitudinal direction is parallel to a central axis passing through the bottom of the housing. A metal fixed contact held and fixed (c) One end of the metal fixed contact is held and fixed to the bottom of the housing, and the other end is a metal cantilever spring contact arranged close to the fixed contact. , Formed in a cap shape having a side wall and a top plate, the side wall of which is arranged along the inner surface of the side wall of the housing, and is sandwiched between the fixed contact and the cantilever spring contact. (E) a piston which moves inside the housing in the direction of its central axis, and has a portion exposed outside the side wall of the piston and a portion exposed inside the side wall of the piston. The portion that is held and fixed and the portion exposed to the outside of the side wall of the piston is always in elastic contact with the fixed contact, and the portion exposed to the inside of the side wall of the piston is a predetermined range of the entire movement range of the piston. A metal slide contact that slides in accordance with the movement of the piston while elastically contacting the cantilever spring contact (f) is inserted between the housing and the piston, and the piston is pushed into the housing. A spring that applies a force to push the piston back when it is
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