JP3583753B2 - ダイナミックdnsサービス方法およびそのシステムとダイナミックdnsサービスプログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

ダイナミックdnsサービス方法およびそのシステムとダイナミックdnsサービスプログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザ端末からインターネットを介してサーバに接続するために該サーバに対して動的に割り振られるIPアドレスをドメイン名に関連付けるダイナミックDNSサービス方法およびそのシステムとダイナミックDNSサービスプログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
常時接続定額制サービスやブロードバンドサービスの拡大により、家庭などのような、今までサーバを立ち上げない環境においても、最近、個人のホームページやFTPサイト用としてサーバを立ち上げる要求が高まりつつある。
【0003】
ユーザは、インターネットサービスプロバイダが提供する安価なインターネットコネクティブサービスを利用するケースがほとんどであるが、この場合、接続時にIPアドレスを割り振る方式として、図7の上部および下部にそれぞれ示すように、接続時にIPアドレスが固定的に割り振られる静的IPアドレス割り振り方式と接続する度にIPアドレスが動的に割り振られるダイナミックIPアドレス割り振り方式とがある。
【0004】
すなわち、プロバイダから割り振られるIPアドレスが静的であるスタティックIPアドレス割り振り方式では、DNS(Domain Name System)サーバを接続と同時に立ち上げてドメイン名を付けない場合には、外部からユーザ自身が接続する場合に、例えば図7の上部に示すように「123.45.67.01」のような32ビットなどの長いIPアドレスを直接入力する必要がある。なお、この場合、一度ブックマークしておけば、その後からは、そのブックマークを利用してアクセスすることが可能である。
【0005】
図7の上部に示すスタティックIPアドレス割り振り方式を簡単に説明すると、同図において右側上部のサーバ所有者は該サーバからインターネットサービスプロバイダバックボーンネットワークに対してアクセス要求を行うべく該ネットワークに接続した場合、いくつかの方式により、例えば「123.45.67.01」というIPアドレスが割り振られることになる。この状態において、当該サーバのIPアドレスを別途インターネット上などで案内されて既に知っている左端上部の接続希望ユーザは自身のパソコンなどからなるユーザ端末から前記サーバのIPアドレスを含むURLでインターネットにアクセスし、前記サーバに接続する。
【0006】
一方、ダイナミックIPアドレス割り振り方式は、接続する度にIPアドレスが動的に割り振られるものであり、接続する度にIPアドレスが動的に変わるので、ユーザがサーバのIPアドレスを知らない場合には、接続できないが、一般的なインターネットサービスプロバイダのサービスは、IPアドレスを動的に割り振るダイナミックIPアドレス割り振り方式であるため、この接続する度に変わるIPアドレスをユーザにどのように知らせるかということが課題となる。
【0007】
このダイナミックIPアドレス割り振り方式について図7の下部を参照して説明すると、右側下部のサーバ所有者は自身のサーバからアクセス要求を行うべくインターネットサービスプロバイダバックボーンネットワークに接続し(処理(1))、インターネットサービスプロバイダから当該サーバに対して例えば「123.45.67.01」なる現時点のみ有効のIPアドレスの払い出しを受けることになるが(処理(2))、左側下部のサーバ接続希望ユーザはこのように動的に変わるIPアドレスを知りようがなく、自身のパソコンなどからなるユーザ端末からIPアドレスを入力することができず、従って接続することもできない。
【0008】
ここで、従来のダイナミックIPアドレス割り振り方法を実施するDNSサーバによるダイナミックDNSサービスについて図8を参照して説明する。
【0009】
一般的なダイナミックDNSサービスは、ドメインにより接続させたい当該サーバが(IPアドレスが確定した後)、そのサーバを所有しているユーザのユーザ端末から手動またはスクリプトやクライアントソフトなどによる半自動によりユーザ自身が希望するドメイン名とサーバに割り当てられたIPアドレスを登録することにより、ドメイン名とIPアドレスが関係付けられ、ドメイン名によるサーバアクセスを可能とするものである。なお、登録時には、セキュリティを確保するために、ユーザIDとパスワードなどの情報により認証を行うとともに、これらの情報を用いて登録が行われる。
【0010】
従って、基本的には、ユーザはダイナミックDNSサービスを意識して利用する必要があり、その都度、登録作業が必要となるか、またはクライアントソフトをインストールして動作させるなどの対応を余儀なくされるとともに、更にダイナミックDNSサービス用のユーザIDとパスワードを管理する必要があり、更にいくつかの負担がユーザに強いられることになる。
【0011】
すなわち、図8に示すダイナミックDNSサービスにおいては、まず右端のサーバ所有者は、自身のサーバからアクセス要求を行うべくインターネットサービスプロバイダバックボーンネットワークに接続し(処理(11))、インターネットサービスプロバイダから当該サーバに対する例えば「123.45.67.89」なるIPアドレスの払い出しを受ける(処理(12))。
【0012】
サーバ所有者は、この払い出されたIPアドレスと希望するドメイン名、すなわち当該サーバ所有者が予め登録していたドメイン名とを関連付け、更にセキュリティのためにユーザIDとパスワードを同時に付与し、ネットワークを介してダイナミックDNSサーバにアクセスし、前記IPアドレスとドメイン名とを対応して該ダイナミックDNSサーバに登録更新する(処理(13))。
【0013】
一方、左端のサーバ接続希望ユーザは、前記サーバ所有者のサーバのドメイン名を別途インターネット上などで案内されて予め知り、この予め知り得た例えば「plala.or.jp」というドメイン名を用いて、サーバにダイナミックDNSサー ビスを利用してアクセスすると(処理(14)、ダイナミックDNSサーバは、前記処理(13)で登録したIPアドレスとドメイン名との対応関係から前記ドメイン名に対応するIPアドレスを取得し、このIPアドレスを接続希望ユーザに通知する(処理(15))。
【0014】
このようにIPアドレスを通知されたサーバ接続希望ユーザは、該IPアドレスを用いて、自身のパソコンなどからなるユーザ端末からインターネット、インターネットサービスプロバイダバックボーンネットワークを介して前記サーバに接続する(処理(16))。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来のダイナミックIPアドレス割り振り方式では、接続する度にIPアドレスが動的に割り振られ、接続毎にIPアドレスが変わるので、ユーザがサーバのIPアドレスを知らない場合には、接続できないが、これを解決してユーザがIPアドレスを取得するために、従来のダイナミックDNSサービスをユーザが利用する場合には、ユーザは常にダイナミックDNSサービスを意識して利用する必要があり、その都度、上述した登録作業が必要となったり、またはクライアントソフトをインストールして動作させるなどの対応を余儀なくされるとともに、更にダイナミックDNSサービス用のユーザIDとパスワードを管理することも必要となり、多くの負担がユーザに課せられ、非効率的であり、また作業が煩雑であるという問題がある。
【0016】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ダイナミックDNSサービスにおいてユーザの利用するドメイン名へのIPアドレスの設定をDNSサーバ管理者の手を借りることなく、簡単かつ効率的に行い得るダイナミックDNSサービス方法およびそのシステムとダイナミックDNSサービスプログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、ユーザ端末からインターネットを介してサーバに接続するために該サーバに対して割り振られるIPアドレスをドメイン名に関連付けるダイナミックDNSサービス方法であって、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバ所有のユーザのユーザ端末からネットワークを介してユーザIDとともに送信されてくるドメイン名設定要求に応答し、当該ユーザのユーザIDを対応させてデータベースに登録し、前記サーバからネットワークを介してインターネットサービスプロバイダに接続が行われた場合に、該サーバに対してIPアドレスを払い出し、前記インターネットサービスプロバイダにラディウスサーバを設け、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバからの接続要求を受信し、当該ユーザIDで前記データベースを検索して、当該ユーザIDに対応するドメイン名を取得し、前記ドメイン名とIPアドレスとを対応付けて前記ドメインネームデータベースを更新することを要旨とする。
【0018】
請求項1記載の本発明にあっては、サーバのドメイン名をデータベースにユーザIDに対応して登録し、サーバからネットワークを介して接続が行われた場合、該サーバにIPアドレスを払い出し、IPアドレスとドメイン名とを対応付けてドメインネームデータベースに登録するため、従来のようなユーザのダイナミックDNSサービスに対する意識的な対応またはクライアントソフトのインストールなどの対応を必要としないだけでなく、更に付加的に発生するダイナミックDNSサービス用のユーザID、パスワードのユーザによる管理も不要とし、従来のダイナミックDNSサービスにおけるユーザ負荷をすべて削除し、ユーザの利用するドメイン名へのIPアドレスの設定をDNSサーバ管理者の手を借りることなく、簡単かつ効率的に行い得るものである。
【0019】
また、請求項2記載の本発明は、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバ所有のユーザの前記ユーザ端末から切断要求をユーザIDとともに受信した場合、該ユーザIDで前記データベースを検索し、該ユーザIDに対応するドメイン名を取得し、この取得したドメイン名で前記ドメインネームデータベースを検索し、該ドメインネームデータベースに登録されている該ドメイン名とIPアドレスとの対応を削除することを要旨とする。
【0020】
請求項2記載の本発明にあっては、切断要求を受信した場合、データベースを検索してユーザIDに対応するドメイン名を取得し、このドメイン名でドメインネームデータベースを検索し、該ドメイン名とIPアドレスとの対応を削除する。
【0021】
更に、請求項3記載の本発明は、ユーザ端末からインターネットを介してサーバに接続するために該サーバに対して割り振られるIPアドレスをドメイン名に関連付けるダイナミックDNSサービスシステムであって、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバ所有のユーザのユーザ端末からネットワークを介してユーザIDとともに送信されてくるドメイン名設定要求に応答し、当該ユーザのユーザIDを対応させて前記データベースに登録するように制御するドメイン名登録制御手段と、前記サーバからネットワークを介してインターネットサービスプロバイダに接続が行われた場合に、該サーバに対してIPアドレスを払い出すIPアドレス払出し手段と、前記インターネットサービスプロバイダに設けられたラディウスサーバであって、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバからの接続要求を受信し、当該ユーザIDで前記データベースを検索して、当該ユーザIDに対応するドメイン名を取得するラディウスサーバと、前記ドメイン名とIPアドレスとを対応付けて前記ドメインネームデータベースを更新する更新手段とを有することを要旨とする。
【0022】
請求項3記載の本発明にあっては、サーバのドメイン名をデータベースにユーザIDに対応して登録し、サーバからネットワークを介して接続が行われた場合、該サーバにIPアドレスを払い出し、IPアドレスとドメイン名とを対応付けてドメインネームデータベースに登録するため、従来のようなユーザのダイナミックDNSサービスに対する意識的な対応またはクライアントソフトのインストールなどの対応を必要としないだけでなく、更に付加的に発生するダイナミックDNSサービス用のユーザID、パスワードのユーザによる管理も不要とし、従来のダイナミックDNSサービスにおけるユーザ負荷をすべて削除し、ユーザの利用するドメイン名へのIPアドレスの設定をDNSサーバ管理者の手を借りることなく、簡単かつ効率的に行い得るものである。
【0023】
請求項4記載の本発明は、請求項3記載の発明において、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバ所有のユーザの前記ユーザ端末から切断要求をユーザIDとともに受信した場合、該ユーザIDで前記データベースを検索し、該ユーザIDに対応するドメイン名を取得する終了要求受付手段と、この取得したドメイン名で前記ドメインネームデータベースを検索し、該ドメインネームデータベースに登録されている該ドメイン名とIPアドレスとの対応を削除する削除手段とを有することを要旨とする。
【0024】
請求項4記載の本発明にあっては、切断要求を受信した場合、データベースを検索してユーザIDに対応するドメイン名を取得し、このドメイン名でドメインネームデータベースを検索し、該ドメイン名とIPアドレスとの対応を削除する。
【0025】
また、請求項5記載の本発明は、ユーザ端末からインターネットを介してサーバに接続するために該サーバに対して割り振られるIPアドレスをドメイン名に関連付けるダイナミックDNSサービスプログラムであって、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバ所有のユーザのユーザ端末からネットワークを介してユーザIDとともに送信されてくるドメイン名設定要求に応答し、当該ユーザのユーザIDを対応させて前記データベースに登録し、前記サーバからネットワークを介してインターネットサービスプロバイダに接続が行われた場合に、該サーバに対してIPアドレスを払い出し、前記インターネットサービスプロバイダにラディウスサーバを設け、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバからの接続要求を受信し、当該ユーザIDで前記データベースを検索して、当該ユーザIDに対応するドメイン名を取得し、前記ドメイン名とIPアドレスとを対応付けて前記ドメインネームデータベースを更新することを要旨とする。
【0026】
請求項5記載の本発明にあっては、サーバのドメイン名をデータベースにユーザIDに対応して登録し、サーバからネットワークを介して接続が行われた場合、該サーバにIPアドレスを払い出し、IPアドレスとドメイン名とを対応付けてドメインネームデータベースに登録するため、従来のようなユーザのダイナミックDNSサービスに対する意識的な対応またはクライアントソフトのインストールなどの対応を必要としないだけでなく、更に付加的に発生するダイナミックDNSサービス用のユーザID、パスワードのユーザによる管理も不要とし、従来のダイナミックDNSサービスにおけるユーザ負荷をすべて削除し、ユーザの利用するドメイン名へのIPアドレスの設定をDNSサーバ管理者の手を借りることなく、簡単かつ効率的に行い得るものである。
【0027】
更に、請求項6記載の本発明は、請求項5記載の発明において、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバ所有のユーザの前記ユーザ端末から切断要求をユーザIDとともに受信した場合、該ユーザIDで前記データベースを検索し、該ユーザIDに対応するドメイン名を取得し、この取得したドメイン名で前記ドメインネームデータベースを検索し、該ドメインネームデータベースに登録されている該ドメイン名とIPアドレスとの対応を削除することを要旨とする。
【0028】
請求項6記載の本発明にあっては、切断要求を受信した場合、データベースを検索してユーザIDに対応するドメイン名を取得し、このドメイン名でドメインネームデータベースを検索し、該ドメイン名とIPアドレスとの対応を削除する。
【0029】
請求項7記載の本発明は、ユーザ端末からインターネットを介してサーバに接続するために該サーバに対して割り振られるIPアドレスをドメイン名に関連付けるダイナミックDNSサービスプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバ所有のユーザのユーザ端末からネットワークを介してユーザIDとともに送信されてくるドメイン名設定要求に応答し、当該ユーザのユーザIDを対応させて前記データベースに登録し、前記サーバからネットワークを介してインターネットサービスプロバイダに接続が行われた場合に、該サーバに対してIPアドレスを払い出し、前記インターネットサービスプロバイダにラディウスサーバを設け、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバからの接続要求を受信し、当該ユーザIDで前記データベースを検索して、当該ユーザIDに対応するドメイン名を取得し、前記ドメイン名とIPアドレスとを対応付けて前記ドメインネームデータベースを更新するダイナミックDNSサービスプログラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録することを要旨とする。
【0030】
請求項7記載の本発明にあっては、サーバのドメイン名をデータベースにユーザIDに対応して登録し、サーバからネットワークを介して接続が行われた場合、該サーバにIPアドレスを払い出し、IPアドレスとドメイン名とを対応付けてドメインネームデータベースに登録するダイナミックDNSサービスプログラムを記録媒体に記録しているため、該記録媒体を用いて、その流通性を高めることができる。
【0031】
また、請求項8記載の本発明は、請求項7記載の発明において、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバ所有のユーザの前記ユーザ端末から切断要求をユーザIDとともに受信した場合、該ユーザIDで前記データベースを検索し、該ユーザIDに対応するドメイン名を取得し、この取得したドメイン名で前記ドメインネームデータベースを検索し、該ドメインネームデータベースに登録されている該ドメイン名とIPアドレスとの対応を削除するダイナミックDNSサービスプログラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録することを要旨とする。
【0032】
請求項8記載の本発明にあっては、切断要求を受信した場合、データベースを検索してユーザIDに対応するドメイン名を取得し、このドメイン名でドメインネームデータベースを検索し、該ドメイン名とIPアドレスとの対応を削除するダイナミックDNSサービスプログラムを記録媒体に記録しているため、該記録媒体を用いて、その流通性を高めることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るダイナミックDNSサービス方法を実施するシステムの構成を示す図である。同図に示す本実施形態のダイナミックDNSサービスシステムにおいては、サーバ所有者1は、自身の所有するサーバ3のドメイン名としてサーバ接続に利用されたい所望のドメイン名、例えば「plala.or.jp」を図示しないデータ ベースサーバのデータベースに登録して、該サーバのドメイン名をインターネット上に公開しておく(処理(21))。
【0034】
それから、サーバ所有者1は、自身のサーバ3をインターネットに公開するために自身のサーバ3からアクセス要求してインターネットサービスプロバイダバックボーンネットワーク(以下、ISPバックボーンネットワーク7と略称する)7に接続する(処理(23))。インターネットサービスプロバイダは、この接続してきたサーバ3に対して例えば「123.45.67.89」なるIPアドレスの払い出しを行う(処理25))。
【0035】
また、インターネットサービスプロバイダは、このサーバ3に払い出したIPアドレスとサーバ所有者1が予め前記データベースに上述したように登録したドメイン名とを関連付けて、すなわちIPアドレス123.45.67.89=plala.or.jpのように関連付けて、ドメインネームサーバ(Domain Name Server)のドメインネームデータベース(DB)5に登録更新する(処理(27))。
【0036】
一方、左端のサーバ接続希望ユーザ11(以下、ユーザ11と称する)は、サーバ所有者1がインターネットに公開したサーバ3に接続するためにインターネットに接続し、サーバ3に接続したいという接続要求を例えばplala.or.jpというドメイン名で送信する(処理(29))。この接続要求は、ドメインネームサーバで受信され、要求時に送信されてきたドメインをIPアドレスに翻訳して、ユーザ端末13に返信し、ユーザ端末13は返信された該当サーバに対応したIPアドレスを元に該当サーバ3にアクセスすることになる。
【0037】
次に、図2を参照して、前記ラディウスサーバ21およびその周辺の詳細な構成について説明する。
【0038】
ラディウスサーバ21は、図2に示すように、ラディウスアカウンティングデーモン(Radius Accounting Daemon)部23、アップデートデーモン(Update Daemon)部25、NSアップデートデーモン(Name Server Update Daemon)部27、および図示しないラディウス認証デーモン(Radius Authentication Daemon)部などを有する。また、ラディウスアカウンティングデーモン部23は、ネットワークアクセスサーバ(Network Access Server)31に接続され、該ネットワークアクセスサーバ31からISPバックボーンネットワーク7などのネットワークを介してサーバ3、すなわち前記サーバ所有者1のサーバ3に接続されている。
【0039】
更に、ラディウスアカウンティングデーモン部23は、データベースサーバ33に接続され、該データベースサーバ33の管理下にはデータベース33aが接続され、このデータベース33aは、図1で説明した前記データベースであり、ユーザIDに対応してドメイン名が蓄積登録される。
【0040】
また、ラディウスサーバ21のNSアップデートデーモン部27には、例えばバークレイ・インターナル・ネーム・デーモン(Berkeley Internal Name Daemon)などからなるネームデーモン(Name Daemon)部41aを内蔵するドメインネームサーバ(Name Daemon Server)41が接続され、該ドメインネームサーバ41の管理下には前記ドメインネームDB41bで接続されている。このドメインネームDB41bは、図1で説明したように、サーバ所有者1が所有するサーバ3のIPアドレスとドメイン名が対応して登録されるようになっている。
【0041】
ラディウスアカウンティングデーモン部23は、ラディウスアカウンティングプロトコル(RFC2139)に準拠して動作するように構成され、ネットワークアクセスサーバ31を介して接続されるサーバ3、すなわち前記サーバ所有者1のサーバ3の接続および切断のセッション情報の管理、本実施形態のダイナミックDNSサービスのためのトリガの制御などを行う。アップデートデーモン部25は、NSアップデートデーモン部27に対してラディウスアカウンティングデーモン部23から出力されたトリガを中継するゲートウェイを構成している。NSアップデートデーモン部27は、実際にドメインネームサーバ41に本実施形態のダイナミックDNSサービス用のコマンド(RFC2136)を送信する機能を有する。
【0042】
本実施形態のダイナミックDNSサービスシステムは、ラディウスサーバ21により実施されるネットワークアクセスサーバ31を介してアクセスしてきたサーバ所有者1の認証および該サーバ所有者1のサーバ3に割り当てるIPアドレスなどのネットワークアクセスサーバ31への伝達などの通常のラディウス機能と前述したように動的にIPアドレスを割り振るダイナミックDNSサービスとを連動させることにより、従来のダイナミックDNSサービスがインターネット接続後にサーバ所有者1のサーバ3からのトリガによりIPアドレスとドメイン名の登録を行うという従来のユーザ自身によるDNSのアップデートを行うのではなく、本実施形態のダイナミックDNSサービスを利用する前提環境となるインターネット接続認証のタイミングをトリガとして該接続認証時に一般的な方式であるラディウスサーバ21のラディウスプロトコルと連携し、完全に自動的にIPアドレスとドメイン名の関連付けを行い、結果的にダイナミックDNSサービスを提供しようとするものであり、従来のようなユーザのダイナミックDNSサービスに対する意識的な対応またはクライアントソフトのインストールなどの対応を必要としないだけでなく、更に付加的に発生するダイナミックDNSサービス用のユーザID、パスワードのユーザによる管理も不要とし、従来のダイナミックDNSサービスにおけるユーザ負荷をすべて削除し、ユーザの利用するドメイン名へのIPアドレスの設定をDNSサーバ管理者の手を借りることなく、簡単かつ効率的に行い得るものである。なお、本実施形態のダイナミックDNSサービスシステムは、上述したスタティックIPアドレス割り振り方式およびダイナミックIPアドレス割り振り方式のいずれにも適用し得るものである。
【0043】
上述したように、本実施形態のダイナミックDNSサービスシステムは、基本的にはラディウスサーバ21の認証サービスとダイナミックDNSサービスを連動して実現するものであり、このために図3に示すように、OSI(Open Systems Interconnection)基本参照モデルに準拠した階層構成におけるレイヤ5〜7におけるRFFC2139(ラディウスアカウンティング)とRFC2136(ダイナミックDNS)およびその連携処理にて実現しているものである。すなわち、図2に示したラディウスサーバ21およびその周辺の構成は、ラディウスアカウンティングとダイナミックDNSを連動して実現しているものである。
【0044】
次に、図4〜図5に示すシーケンス図を参照して、上述したように構成される本実施形態のダイナミックDNSサービスシステムの作用について説明する。
【0045】
まず、図4を参照して、ユーザ11が本実施形態のサービスを利用するために予め利用するドメイン名を選択し、当該ユーザ11のユーザIDに関連付けて登録する処理について説明する。なお、この処理は、図1で説明したユーザによるドメイン名選択登録処理に相当するものであり、この場合のドメイン名は、図1の処理(21)においてサーバ所有者1によりサーバ所有者1自身が所有するサーバ3のドメイン名としてサーバ接続に利用されたい所望のドメイン名としてデータベースサーバ33の管理下のデータベース33aに登録されてインターネット上に公開されているものである。
【0046】
従って、図4では、サーバ所有者1は、サーバ所有者自身が持つ任意の端末から、一般的にはサーバ所有者1が持ちサーバ3からインターネットを介してウェブサーバ61にHTTP(Hypertext Transfer Protocol)でアクセスし(ステップS41)、更に該ウェブサーバ61からアプリケーションサーバ13に同様にHTTPでアクセスし(ステップS43)、このアプリケーションサーバ13から前記データベースサーバ33の管理下にあるデータベース33aに登録されている複数のドメイン名から所望のドメイン名をサーバ所有者1に選択させる(ステップS45)。
【0047】
次に、図5に示すシーケンス図を参照して、上述したようにドメイン名を取得したユーザ11がユーザ端末13から前記ドメイン名に対応するサーバ3に接続したいという接続要求を送信してきた場合の処理について説明する。
【0048】
最初にサーバ所有者1のサーバ3がドメインにより当該サーバに接続させたい場合に、サーバ所有者1のサーバ3がサーバ所有者1のユーザID、パスワードとともにネットワークアクセスサーバ31に送信されてくる。ネットワークアクセスサーバ31は、サーバ3からの接続要求をユーザID、パスワードとともに受信するとラディウスサーバ21に対してアクセス要求をサーバ所有者1のユーザIDパスワードとともに行う(ステップS61)。
【0049】
ラディウスサーバ21は、ネットワークアクセスサーバ31からアクセス要求をユーザIDおよびパスワードとともに受け付けると、ラディウスサーバ21の図示しない前記ラディウス認証デーモン部において該ユーザIDおよびパスワードによりユーザ認証を行い、この認証結果をアクセス応答としてネットワークアクセスサーバ31に返信する(ステップS63)。
【0050】
ラディウスサーバ21のラディウス認証デーモン部におけるユーザ認証の結果、サーバ所有者1が正当なユーザであることが認証されると、ネットワークアクセスサーバ31からアカウンティング(Accounting)要求(スタート)がラディウスアカウンティングデーモン部23に送信されてくる(ステップS65)。ラディウスアカウンティングデーモン部23は、このアカウンティング要求に応答し、前記ラディウス認証デーモン部でユーザ認証に用いたユーザIDをキーとした検索要求をデータベースサーバ33に送信する(ステップS67)、データベースサーバ33は、ユーザIDをキーとする検索要求を受け取ると、該ユーザIDでデータベース33aを検索し、該ユーザIDに対応するドメイン名を取得し、このドメイン名を含む応答情報をラディウスアカウンティングデーモン部23に返信する(ステップS69)。
【0051】
ラディウスアカウンティングデーモン部23は、ユーザIDに対応するドメイン名をデータベースサーバ33から取得すると、アカウンティング応答をネットワークアクセスサーバ31に返信するとともに(ステップS71)、このドメイン名とIPアドレスを対としてアップデートデーモン部25に供給する(ステップS73)。アップデートデーモン部25は、ラディウスアカウンティングデーモン部23からIPアドレスとドメイン名を受け取ると、このIPアドレスとドメイン名を更にNSアップデートデーモン部27に供給する(ステップS75)。
【0052】
NSアップデートデーモン部27は、アップデートデーモン部25を介してラディウスアカウンティングデーモン部23から受け取ったIPアドレスとドメイン名の追加更新要求をドメインネームサーバ41の管理下のドメインネームDB41bを有するネームデーモン部41aに送信する(ステップS77)。ドメインネームサーバ41のネームデーモン部41aは、ドメインネームDB41bにIPアドレスとドメイン名を対応させて登録、すなわち追加更新し、前記IPアドレスとドメイン名を追加更新したことの確認である追加更新応答をNSアップデートデーモン部27に送信する(ステップS79)。このようにして、ドメインネームサーバ41の管理下のネームデーモン部41aに設けられているドメインネームDB41bにはサーバ所有者1のサーバ3のインターネット公開のためにネットワークに接続したIPアドレスと当該サーバに接続させたい予め設定しておいたドメインとが登録されることになる。
【0053】
ユーザ11がユーザ端末13からインターネットに接続し、サーバ3に接続したいという接続要求を送信した場合には、一般的には任意のドメインネームサーバを利用して接続を行う。ユーザ端末13の利用する任意のドメインネームサーバは、当該ドメインネームサーバ41のドメインネームDB41bの情報を元に随時更新されているため、サーバ所有者1のサーバ3に関わるIPアドレスとそれに対応した当該サーバに接続させたいために用いるドメインを持っており、ユーザ端末13がサーバ3に接続したいという接続要求を一旦、この任意のドメインネームサーバが受信し、要求時に送信されてきたドメインをIPアドレスに翻訳した後、その結果をユーザ端末13に返信し、ユーザ端末13は返信された該当サーバに対応したIPアドレスを元に該当サーバ3にアクセスすることになる。
【0054】
次に、図6に示すシーケンス図を参照して、上述したようにサーバ3に接続したユーザ11のユーザ端末13から切断要求が送信されてきた場合の動作について説明する。
【0055】
ネットワークアクセスサーバ31は、切断要求をユーザIDとともに受信すると、ラディウスサーバ21のラディウスアカウンティングデーモン部23に対してアカウンティング要求(ストップ)をユーザIDとともに送信する(ステップS81)。ラディウスアカウンティングデーモン部23は、ネットワークアクセスサーバ31からアカウンティング要求(ストップ)をユーザIDとともに受信すると、アカウンティング応答をネットワークアクセスサーバ31に返信するとともに(ステップS83)、データベースサーバ33にユーザIDをキーとしてデータベース33aの検索要求を行う(ステップS85)。データベースサーバ33は、ユーザIDをキーとした検索要求を受け取ると、該ユーザIDに対応するドメイン名をデータベース33aから検索し、このドメイン名を含む応答情報をラディウスアカウンティングデーモン部23に返信する(ステップS87)。
【0056】
ラディウスアカウンティングデーモン部23は、ユーザIDに対応するドメイン名をデータベースサーバ33から受け取ると、このドメイン名とIPアドレスを対としてアップデートデーモン部25に供給する(ステップS89)。アップデートデーモン部25は、ラディウスアカウンティングデーモン部23からIPアドレスとドメイン名を受け取ると、このIPアドレスとドメイン名を更にNSアップデートデーモン部27に供給する(ステップS91)。
【0057】
NSアップデートデーモン部27は、アップデートデーモン部25を介してラディウスアカウンティングデーモン部23から受け取ったIPアドレスとドメイン名の削除更新要求をドメインネームサーバ41の管理下のドメインネームDB41bを有するネームデーモン部41aに送信する(ステップS93)。ドメインネームサーバ41のネームデーモン部41aは、IPアドレスとドメイン名の削除更新要求を受け取ると、該ネームデーモン部41aのドメインネームDB41bに登録されているIPアドレスとドメイン名を削除更新し、削除更新したことの確認である削除更新応答をNSアップデートデーモン部27に送信する(ステップS95)。このようにして、ドメインネームサーバ41の管理下のネームデーモン部41aに設けられているドメインネームDB41bに登録されていたIPアドレスとドメイン名はユーザからの接続情報に応じて削除更新されることになる。
【0058】
なお、上記実施形態のダイナミックDNSサービス方法の処理手順をプログラムとして例えばCDやFDなどの記録媒体に記録して、この記録媒体をコンピュータシステムに組み込んだり、または記録媒体に記録されたプログラムを通信回線を介してコンピュータシステムにダウンロードしたり、または記録媒体からインストールし、該プログラムでコンピュータシステムを作動させることにより、ダイナミックDNSサービス方法を実施するダイナミックDNSサービスシステムとして機能させることができることは勿論であり、このような記録媒体を用いることにより、その流通性を高めることができるものである。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、認証接続を行うラディウス機能とダイナミックDNSサービスとを連動させることにより、ユーザが従来のようにDNSを意識することが全くなく、すなわちダイナミックDNSサービスに対するユーザの意識的な対応またはクライアントソフトのインストールなどの対応を全く必要としないとともに、更に付加的に発生するダイナミックDNSサービス用のユーザID、パスワードのユーザによる管理も不要とし、従来のダイナミックDNSサービスにおけるユーザ負荷をすべて削除し、ユーザの利用するドメイン名へのIPアドレスの設定をDNSサーバ管理者の手を借りることなく、簡単かつ効率的に行い得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るダイナミックDNSサービス方法を実施するダイナミックDNSサービスシステムの構成を示す図である。
【図2】図1に示す実施形態に使用されているラディウスサーバおよびその周辺の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示す実施形態のダイナミックDNSサービスシステムが適用されるOSI(Open Systems Interconnection)基本参照モデルに準拠した階層構成を示す図である。
【図4】図1に示す実施形態のダイナミックDNSサービスシステムの作用、特にユーザが本実施形態のサービスを利用するために予め利用するドメイン名を選択し、当該ユーザのユーザIDに関連付けて登録するドメイン名選択登録処理を示すシーケンス図である。
【図5】図1に示す実施形態のダイナミックDNSサービスシステムの接続時の作用を示すシーケンス図である。
【図6】図1に示す実施形態のダイナミックDNSサービスシステムの切断時の作用を示すシーケンス図である。
【図7】従来のスタティックIPアドレス割り振り方式とダイナミックIPアドレス割り振り方式を説明するための図である。
【図8】従来のダイナミックIPアドレス割り振り方法を実施するDNSサーバによるダイナミックDNSサービスを説明するための図である。
【符号の説明】
1 サーバ所有者
3 サーバ
7 ISPバックボーンネットワーク
9 インターネット
11 ユーザ
13 ユーザ端末
21 ラディウスサーバ
23 ラディウスアカウンティングデーモン部
25 アップデートデーモン部
27 NSアップデートデーモン部
31 ネットワークアクセスサーバ
33 データベースサーバ
33a データベース
41 ドメインネームサーバ
41a ネームデーモン部
41b ドメインネームDB

Claims (8)

  1. ユーザ端末からインターネットを介してサーバに接続するために該サーバに対して割り振られるIPアドレスをドメイン名に関連付けるダイナミックDNSサービス方法であって、
    ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバ所有のユーザのユーザ端末からネットワークを介してユーザIDとともに送信されてくるドメイン名設定要求に応答し、当該ユーザのユーザIDを対応させて前記データベースに登録し、
    前記サーバからネットワークを介してインターネットサービスプロバイダに接続が行われた場合に、該サーバに対してIPアドレスを払い出し、
    前記インターネットサービスプロバイダにラディウスサーバを設け、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバからの接続要求を受信し、当該ユーザIDで前記データベースを検索して、当該ユーザIDに対応するドメイン名を取得し、
    前記ドメイン名とIPアドレスとを対応付けて前記ドメインネームデータベースを更新すること
    を特徴とするダイナミックDNSサービス方法。
  2. ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバから切断要求をユーザIDとともに受信した場合、該ユーザIDで前記データベースを検索し、該ユーザIDに対応するドメイン名を取得し、
    この取得したドメイン名で前記ドメインネームデータベースを検索し、該ドメインネームデータベースに登録されている該ドメイン名とIPアドレスとの対応を削除すること
    を特徴とする請求項1記載のダイナミックDNSサービス方法。
  3. ユーザ端末からインターネットを介してサーバに接続するために該サーバに対して割り振られるIPアドレスをドメイン名に関連付けるダイナミックDNSサービスシステムであって、
    ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバ所有のユーザのユーザ端末からネットワークを介してユーザIDとともに送信されてくるドメイン名設定要求に応答し、当該ユーザのユーザIDを対応させて前記データベースに登録するように制御するドメイン名登録制御手段と、
    前記サーバからネットワークを介してインターネットサービスプロバイダに接続が行われた場合に、該サーバに対してIPアドレスを払い出すIPアドレス払出し手段と、
    前記インターネットサービスプロバイダに設けられたラディウスサーバであって、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバからの接続要求を受信し、当該ユーザIDで前記データベースを検索して、当該ユーザIDに対応するドメイン名を取得するラディウスサーバと、
    前記ドメイン名とIPアドレスとを対応付けて前記ドメインネームデータベースを更新する更新手段と
    を有することを特徴とするダイナミックDNSサービスシステム。
  4. ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバから切断要求をユーザIDとともに受信した場合、該ユーザIDで前記データベースを検索し、該ユーザIDに対応するドメイン名を取得する終了要求受付手段と、
    この取得したドメイン名で前記ドメインネームデータベースを検索し、該ドメインネームデータベースに登録されている該ドメイン名とIPアドレスとの対応を削除する削除手段と
    を有することを特徴とする請求項3記載のダイナミックDNSサービスシステム。
  5. ユーザ端末からインターネットを介してサーバに接続するために該サーバに対して割り振られるIPアドレスをドメイン名に関連付けるダイナミックDNSサービスプログラムであって、
    ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバ所有のユーザのユーザ端末からネットワークを介してユーザIDとともに送信されてくるドメイン名設定要求に応答し、当該ユーザのユーザIDを対応させて前記データベースに登録し、
    前記サーバからネットワークを介してインターネットサービスプロバイダに接続が行われた場合に、該サーバに対してIPアドレスを払い出し、
    前記インターネットサービスプロバイダにラディウスサーバを設け、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバからの接続要求を受信し、当該ユーザIDで前記データベースを検索して、当該ユーザIDに対応するドメイン名を取得し、
    前記ドメイン名とIPアドレスとを対応付けて前記ドメインネームデータベースを更新すること
    を特徴とするダイナミックDNSサービスプログラム。
  6. ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバから切断要求をユーザIDとともに受信した場合、該ユーザIDで前記データベースを検索し、該ユーザIDに対応するドメイン名を取得し、
    この取得したドメイン名で前記ドメインネームデータベースを検索し、該ドメインネームデータベースに登録されている該ドメイン名とIPアドレスとの対応を削除すること
    を特徴とする請求項5記載のダイナミックDNSサービスプログラム。
  7. ユーザ端末からインターネットを介してサーバに接続するために該サーバに対して割り振られるIPアドレスをドメイン名に関連付けるダイナミックDNSサービスプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、
    ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバ所有のユーザのユーザ端末からネットワークを介してユーザIDとともに送信されてくるドメイン名設定要求に応答し、当該ユーザのユーザIDを対応させて前記データベースに登録し、
    前記サーバからネットワークを介してインターネットサービスプロバイダに接続が行われた場合に、該サーバに対してIPアドレスを払い出し、
    前記インターネットサービスプロバイダにラディウスサーバを設け、ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバからの接続要求を受信し、当該ユーザIDで前記データベースを検索して、当該ユーザIDに対応するドメイン名を取得し、
    前記ドメイン名とIPアドレスとを対応付けて前記ドメインネームデータベースを更新すること
    を特徴とするダイナミックDNSサービスプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  8. ドメインにより当該サーバに接続させたい当該サーバから切断要求をユーザIDとともに受信した場合、該ユーザIDで前記データベースを検索し、該ユーザIDに対応するドメイン名を取得し、
    この取得したドメイン名で前記ドメインネームデータベースを検索し、該ドメインネームデータベースに登録されている該ドメイン名とIPアドレスとの対応を削除すること
    を特徴とする請求項7記載のダイナミックDNSサービスプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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