JP3583386B2 - ウリ科類の成型栽培容器 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイカ等を六面体状に栽培できるようにしたウリ科類の成型栽培容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、意匠の面白さから、六面体状に栽培したスイカが販売されるようになってきた。このような六面体状に成型したスイカを栽培するには、略六面体の成型容器を用意し、この成型容器につるを挿入し、果実が成型容器内で成長することにより自然な成長が抑制され、その結果、成型容器に形状に沿った六面体状となるものであった。
【0003】
このような容器としては、例えば、2つの四角形面板が直角に交わり、その両側に三角形板が接合された2個の透明プラスチック製主体半製品の相互を、両者の開口縁を当接するようにして取り付けるものが提案されている(実開昭57−28635号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の成型容器は、成長したスイカが四角形面板及び三角形板に強力に圧着しているので、スイカを取り外すことが容易でなく、表皮に傷を付けないで取り外すことが極めて困難であった。また、成型容器は略密閉された空間となるので、スイカは極めて高温多湿の条件下で栽培されることとなり、良好に生育することができず腐ったりする場合があった。さらに、スイカの生長による膨らみを四角形面板で抑制するのであるが、スイカの生長による圧力に耐え切れず、四角形面板が割れる場合があった。
【0005】
本発明は、以上の問題点を解決し、スイカを簡単に取出すことができるとともに、良好に生育させることができるウリ科類の成型栽培容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のウリ科類の成型栽培容器は、組み合わせた状態で六面体の各辺に相当する個所に位置する2つの枠体と、この2つの枠体を組み合わせた状態において、底面に分離自在に配置される底板と、側面に分離自在に配置される4枚の透明な側板と、天面に分離自在に配置される2枚の透明な三角形状の天板とを有し、前記枠体は、直角に接合された断面L字状の底枠部と、直角に接合された断面L字状の天枠部と、これら底枠部と天枠部との接合部間に接合された断面L字状の側枠部と、底枠部と天枠部との端部間に接合された平板状の側端枠部とを具備し、前記底板、側板及び天板の少なくとも一つに空気孔が複数穿設され、前記天板はつるを挿入するための挿入孔が穿設されていることを特徴として構成されている。
【0007】
本発明によるウリ科類の成型栽培容器においては、枠体並びに底板、側板及び天板がそれぞれ分離自在となっているので、成長したスイカを容器から取出す際、底板、側板、天板等を動かすことにより簡単に取出すことができる。また、底板、側板及び天板の少なくとも一つに形成された複数の空気孔を介して、容器内部と外部との空気が流通するので、容器内部の温度及び湿度が上昇するのを防止する。
【0008】
【発明の実施の形態】
枠体は、スイカの成長による圧力に耐えうる程度の強度のある材質であれば特に限定されず、例えば、鉄板、アルミニウム板、強化プラスチック等を用いることができる。本発明においては、枠体を2つ用意し、これらを合わせた状態で固定するが、固定手段としては、ボルトとナット、螺子等、従来用いられている手段を用いることができる。
【0009】
底板、側板及び天板は、透明であり、かつスイカの生長による圧力により割れない程度の強度のあるものであれば特に限定されず、例えば、アクリル樹脂板、塩化ビニル樹脂板、強化ガラス板等を用いることができる。
【0010】
底板、側板及び天板の少なくとも一つに複数の空気孔が形成されており、好ましくは底板、側板及び天板の全てに空気孔を穿設する。空気孔は、空気が良好に流通でき、かつ、スイカの表面に空気孔の形が残らない範囲の大きさであることが好ましく、具体的には、1〜6mmの範囲であることが好ましく、2〜4mmの範囲であることがより好ましい。
【0011】
底枠部と天枠部との間に側板を補強する補強枠部を形成することが好ましい。補強枠部を形成することにより、側板がスイカの押圧により割れるのをより確実に防止することができる。また、同様に、天枠部の略両端間に天板を補強する補強枠部を形成することが好ましい。
【0012】
本発明のウリ科類の成型栽培容器は、六面体であれば正六面体に限られるものでなく、縦長又は横長の六面体としてもよい。また、適用できるウリ科の植物としては、スイカ、メロン等、大きく成長するものであれば適用することができる。
【0013】
本発明によるウリ科類の成型栽培容器の一実施形態を図面を参照して説明する。
【0014】
図1はウリ科類の成型栽培容器を組み立てた状態の斜視図、図2は同上組み立てた状態の平面図、図3は同上枠体の斜視図、図4は底板、側板及び天板を組み立てたものの分解斜視図である。
【0015】
図1及び図2において、10は鉄で形成された枠体で、この枠体10を2個互いに当接固定させて、六面体の各辺に相当する個所に枠が位置するような形態となしている。そして、この2個の枠体10で構成された枠組みの内部に、底板20、側板30、天板40が取り付けられている。
【0016】
前記枠体10は、直角に接合された断面L字状の2つの底枠部11が形成されるとともに、底枠部11と同様に直角に接合された断面L字状の2つの天枠部12が形成されている。そして、底枠部11と天枠部12との接合部(角部)間は、断面L字状の側枠部13で接合されており、また、底枠部11と天枠部12との端部間は、平板状の側端枠部14で接合されている。すなわち、六面体を対角線で切った際、その切り取られた部分の各辺に底枠部11、天枠部12、側枠部13及び側端枠部14が対応するようになっている。したがって、枠体10を2つ組み合わせることにより、六面体の各辺に相当する個所に底枠部11、天枠部12、側枠部13、側端枠部14が位置するものである。
【0017】
また、底枠部11と天枠部12との中間部は、側板30を補強するための補強部材15が設けられるとともに、天枠部12の略両端間も、天板40を補強するための補強部材16が設けられている。さらに、側端枠部14には、対角線方向に平行な固定板17が固着されており、この固定板17にはボルト孔18が上下に2ヶ所穿設されている。
【0018】
以上のような枠体10を2つを六面体状となるように組合せ、ボルト孔18を介してボルト51及び蝶螺子52により、2つの枠体10を固定している。この枠体10の内部には、図4に示すように、低部に底板20が配置され、この底板20の周縁部に4枚の側板30が配置され、この側板30の上面に2枚の天板40が載置されている。そして、前記底板20の周縁部が底枠部11上に載置されており、側板30は側枠部13及び側端枠部14に当接した状態で配置されており、天板40は天枠部12に当接下状態で配置されている。
【0019】
底板20は、アクリル樹脂で正方形状に形成されており、略等間隔で4個の空気孔21が穿設されている。側板30も、アクリル樹脂で略正方形上に形成されており、略等間隔で4個の空気孔31が穿設されている。そして、天板40もアクリル樹脂で二等辺三角形状に形成されており、長辺の中央部に略半円状のつる挿入用の挿入孔41が形成されるとともに、2個の空気孔42が穿設されている。なお、底板20の長さaは185mmであり、側板30の横の長さbは180mmであり、縦の長さcは175mmであり、天板40の長さdは180mmであり、厚さはそれぞれ5mmである。
【0020】
以上のようなウリ科類の成型栽培容器を用いて略正六面体のスイカを生産する方法について説明する。
【0021】
まず、スイカのつるを挿入孔41から容器内部へ挿入し、その後は、通常のスイカを栽培するのと略同様の作業を行う。スイカの身が大きくなると、スイカは球形に成長していくので、底板20、側板30及び天板40の略中央部分に接触するようになる。しかし、底板20、側板30及び天板40により成長が抑制されるので、次第に多面体に近い形状となり、最終的に底板20、側板30及び天板40で形成された空間を満たし正六面体状となる。この時、側板30及び天板40の中央部分は、スイカによりかなりの力で押圧されているが、補強部材15、16により押さえ付けられるので割れたりひび割れたりすることがない。また、スイカの身の成長過程において、空気孔21、31,42より内部と外部の空気の流通があるので、内部が高温になるのを防止しており、常にスイカの生育に良好な環境となっている。
【0022】
次に、このようにして略正六面体に成型したスイカを取出すのであるが、スイカを取り出すには、ボルト52を外して枠体10を分離可能な状態にし、側板30を抑えつつ枠体10を引きずらすことでスイカを枠体10から容易に取出すことができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、略六面体状のウリ科類を栽培する際、ウリ科類の実にとって良好な生育環境を維持することができ、生育不良となることを防止することができる。また、略六面体に生育したウリ科類を容器から取出す際、側板、天板等をずらすことにより簡単にウリ科類の実を取出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるウリ科類の成型栽培容器の一実施形態の組み立てた状態の斜視図である。
【図2】本発明によるウリ科類の成型栽培容器の一実施形態の組み立てた状態の平面図である。
【図3】本発明によるウリ科類の成型栽培容器の一実施形態に用いる枠体の斜視図である。
【図4】本発明によるウリ科類の成型栽培容器の一実施形態の組み立てた状態の底板、側板及び天板の分解斜視図である。
【符号の説明】
10…枠体
11…底枠部
12…天枠部
13…側枠部
14…側端枠部
15…補強部材
16…補強部材
20…底板
21…空気孔
30…側板
31…空気孔
40…天板
41…挿入孔
42…空気孔
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイカ等を六面体状に栽培できるようにしたウリ科類の成型栽培容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、意匠の面白さから、六面体状に栽培したスイカが販売されるようになってきた。このような六面体状に成型したスイカを栽培するには、略六面体の成型容器を用意し、この成型容器につるを挿入し、果実が成型容器内で成長することにより自然な成長が抑制され、その結果、成型容器に形状に沿った六面体状となるものであった。
【0003】
このような容器としては、例えば、2つの四角形面板が直角に交わり、その両側に三角形板が接合された2個の透明プラスチック製主体半製品の相互を、両者の開口縁を当接するようにして取り付けるものが提案されている(実開昭57−28635号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の成型容器は、成長したスイカが四角形面板及び三角形板に強力に圧着しているので、スイカを取り外すことが容易でなく、表皮に傷を付けないで取り外すことが極めて困難であった。また、成型容器は略密閉された空間となるので、スイカは極めて高温多湿の条件下で栽培されることとなり、良好に生育することができず腐ったりする場合があった。さらに、スイカの生長による膨らみを四角形面板で抑制するのであるが、スイカの生長による圧力に耐え切れず、四角形面板が割れる場合があった。
【0005】
本発明は、以上の問題点を解決し、スイカを簡単に取出すことができるとともに、良好に生育させることができるウリ科類の成型栽培容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のウリ科類の成型栽培容器は、組み合わせた状態で六面体の各辺に相当する個所に位置する2つの枠体と、この2つの枠体を組み合わせた状態において、底面に分離自在に配置される底板と、側面に分離自在に配置される4枚の透明な側板と、天面に分離自在に配置される2枚の透明な三角形状の天板とを有し、前記枠体は、直角に接合された断面L字状の底枠部と、直角に接合された断面L字状の天枠部と、これら底枠部と天枠部との接合部間に接合された断面L字状の側枠部と、底枠部と天枠部との端部間に接合された平板状の側端枠部とを具備し、前記底板、側板及び天板の少なくとも一つに空気孔が複数穿設され、前記天板はつるを挿入するための挿入孔が穿設されていることを特徴として構成されている。
【0007】
本発明によるウリ科類の成型栽培容器においては、枠体並びに底板、側板及び天板がそれぞれ分離自在となっているので、成長したスイカを容器から取出す際、底板、側板、天板等を動かすことにより簡単に取出すことができる。また、底板、側板及び天板の少なくとも一つに形成された複数の空気孔を介して、容器内部と外部との空気が流通するので、容器内部の温度及び湿度が上昇するのを防止する。
【0008】
【発明の実施の形態】
枠体は、スイカの成長による圧力に耐えうる程度の強度のある材質であれば特に限定されず、例えば、鉄板、アルミニウム板、強化プラスチック等を用いることができる。本発明においては、枠体を2つ用意し、これらを合わせた状態で固定するが、固定手段としては、ボルトとナット、螺子等、従来用いられている手段を用いることができる。
【0009】
底板、側板及び天板は、透明であり、かつスイカの生長による圧力により割れない程度の強度のあるものであれば特に限定されず、例えば、アクリル樹脂板、塩化ビニル樹脂板、強化ガラス板等を用いることができる。
【0010】
底板、側板及び天板の少なくとも一つに複数の空気孔が形成されており、好ましくは底板、側板及び天板の全てに空気孔を穿設する。空気孔は、空気が良好に流通でき、かつ、スイカの表面に空気孔の形が残らない範囲の大きさであることが好ましく、具体的には、1〜6mmの範囲であることが好ましく、2〜4mmの範囲であることがより好ましい。
【0011】
底枠部と天枠部との間に側板を補強する補強枠部を形成することが好ましい。補強枠部を形成することにより、側板がスイカの押圧により割れるのをより確実に防止することができる。また、同様に、天枠部の略両端間に天板を補強する補強枠部を形成することが好ましい。
【0012】
本発明のウリ科類の成型栽培容器は、六面体であれば正六面体に限られるものでなく、縦長又は横長の六面体としてもよい。また、適用できるウリ科の植物としては、スイカ、メロン等、大きく成長するものであれば適用することができる。
【0013】
本発明によるウリ科類の成型栽培容器の一実施形態を図面を参照して説明する。
【0014】
図1はウリ科類の成型栽培容器を組み立てた状態の斜視図、図2は同上組み立てた状態の平面図、図3は同上枠体の斜視図、図4は底板、側板及び天板を組み立てたものの分解斜視図である。
【0015】
図1及び図2において、10は鉄で形成された枠体で、この枠体10を2個互いに当接固定させて、六面体の各辺に相当する個所に枠が位置するような形態となしている。そして、この2個の枠体10で構成された枠組みの内部に、底板20、側板30、天板40が取り付けられている。
【0016】
前記枠体10は、直角に接合された断面L字状の2つの底枠部11が形成されるとともに、底枠部11と同様に直角に接合された断面L字状の2つの天枠部12が形成されている。そして、底枠部11と天枠部12との接合部(角部)間は、断面L字状の側枠部13で接合されており、また、底枠部11と天枠部12との端部間は、平板状の側端枠部14で接合されている。すなわち、六面体を対角線で切った際、その切り取られた部分の各辺に底枠部11、天枠部12、側枠部13及び側端枠部14が対応するようになっている。したがって、枠体10を2つ組み合わせることにより、六面体の各辺に相当する個所に底枠部11、天枠部12、側枠部13、側端枠部14が位置するものである。
【0017】
また、底枠部11と天枠部12との中間部は、側板30を補強するための補強部材15が設けられるとともに、天枠部12の略両端間も、天板40を補強するための補強部材16が設けられている。さらに、側端枠部14には、対角線方向に平行な固定板17が固着されており、この固定板17にはボルト孔18が上下に2ヶ所穿設されている。
【0018】
以上のような枠体10を2つを六面体状となるように組合せ、ボルト孔18を介してボルト51及び蝶螺子52により、2つの枠体10を固定している。この枠体10の内部には、図4に示すように、低部に底板20が配置され、この底板20の周縁部に4枚の側板30が配置され、この側板30の上面に2枚の天板40が載置されている。そして、前記底板20の周縁部が底枠部11上に載置されており、側板30は側枠部13及び側端枠部14に当接した状態で配置されており、天板40は天枠部12に当接下状態で配置されている。
【0019】
底板20は、アクリル樹脂で正方形状に形成されており、略等間隔で4個の空気孔21が穿設されている。側板30も、アクリル樹脂で略正方形上に形成されており、略等間隔で4個の空気孔31が穿設されている。そして、天板40もアクリル樹脂で二等辺三角形状に形成されており、長辺の中央部に略半円状のつる挿入用の挿入孔41が形成されるとともに、2個の空気孔42が穿設されている。なお、底板20の長さaは185mmであり、側板30の横の長さbは180mmであり、縦の長さcは175mmであり、天板40の長さdは180mmであり、厚さはそれぞれ5mmである。
【0020】
以上のようなウリ科類の成型栽培容器を用いて略正六面体のスイカを生産する方法について説明する。
【0021】
まず、スイカのつるを挿入孔41から容器内部へ挿入し、その後は、通常のスイカを栽培するのと略同様の作業を行う。スイカの身が大きくなると、スイカは球形に成長していくので、底板20、側板30及び天板40の略中央部分に接触するようになる。しかし、底板20、側板30及び天板40により成長が抑制されるので、次第に多面体に近い形状となり、最終的に底板20、側板30及び天板40で形成された空間を満たし正六面体状となる。この時、側板30及び天板40の中央部分は、スイカによりかなりの力で押圧されているが、補強部材15、16により押さえ付けられるので割れたりひび割れたりすることがない。また、スイカの身の成長過程において、空気孔21、31,42より内部と外部の空気の流通があるので、内部が高温になるのを防止しており、常にスイカの生育に良好な環境となっている。
【0022】
次に、このようにして略正六面体に成型したスイカを取出すのであるが、スイカを取り出すには、ボルト52を外して枠体10を分離可能な状態にし、側板30を抑えつつ枠体10を引きずらすことでスイカを枠体10から容易に取出すことができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、略六面体状のウリ科類を栽培する際、ウリ科類の実にとって良好な生育環境を維持することができ、生育不良となることを防止することができる。また、略六面体に生育したウリ科類を容器から取出す際、側板、天板等をずらすことにより簡単にウリ科類の実を取出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるウリ科類の成型栽培容器の一実施形態の組み立てた状態の斜視図である。
【図2】本発明によるウリ科類の成型栽培容器の一実施形態の組み立てた状態の平面図である。
【図3】本発明によるウリ科類の成型栽培容器の一実施形態に用いる枠体の斜視図である。
【図4】本発明によるウリ科類の成型栽培容器の一実施形態の組み立てた状態の底板、側板及び天板の分解斜視図である。
【符号の説明】
10…枠体
11…底枠部
12…天枠部
13…側枠部
14…側端枠部
15…補強部材
16…補強部材
20…底板
21…空気孔
30…側板
31…空気孔
40…天板
41…挿入孔
42…空気孔
Claims (3)
- 組み合わせた状態で六面体の各辺に相当する個所に位置する2つの枠体と、この2つの枠体を組み合わせた状態において、底面に分離自在に配置される底板と、側面に分離自在に配置される4枚の透明な側板と、天面に分離自在に配置される2枚の透明な三角形状の天板とを有し、前記枠体は、直角に接合された断面L字状の底枠部と、直角に接合された断面L字状の天枠部と、これら底枠部と天枠部との接合部間に接合された断面L字状の側枠部と、底枠部と天枠部との端部間に接合された平板状の側端枠部とを具備し、前記底板、側板及び天板の少なくとも一つに空気孔が複数穿設され、前記天板はつるを挿入するための挿入孔が穿設されていることを特徴とするウリ科類の成型栽培容器。
- 前記底枠部と天枠部との間に側板を補強する補強部材が形成されている請求項1記載のウリ科類の成型栽培容器。
- 前記天枠部の両端部近傍間に天板を補強する補強部材が形成されている請求項2記載のウリ科類の成型栽培容器。
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Publication Number | Publication Date |
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2001
- 2001-06-25 JP JP2001191179A patent/JP3583386B2/ja not_active Expired - Fee Related
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