JP3582587B2 - Semiconductor light emitting device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光機能層の上に電流拡散層を形成した半導体発光素子に関し、詳細には、信頼性及び電気的特性の向上が高水準に達成される半導体発光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
AlGaInP系化合物半導体から構成される発光層を備えた半導体発光素子は、赤色から緑色の波長域の光を比較的高輝度に発光することが可能である。図1は、従来のAlGaInP系化合物半導体から成る発光層を備えた半導体発光素子を示している。図示のように、半導体基体1はn型GaAsから構成された基板2と、AlGaInP系化合物半導体から構成された発光機能層3と、n型AlGaInPから構成されたn型電流ブロック層4と、p型GaP又はA1GaAs等のP型化合物半導体から構成された電流拡散層5とを備えている。発光機能層3は、n型AlGaInPから構成されたn型クラッド層8と、AlGaInPから構成された発光層(活性層)9と、p型AlGaInPから構成されたp型クラッド層10が順次積層されたものである。半導体基体1の一方及び他方の主面にアノード電極6とカソード電極7とが形成されている。ここで、基体1の上面側に形成されたp型GaPから成る電流拡散層5は窓層とも称される層であり、比較的抵抗率が低く、またアノード電極6との低抵抗性接触を容易に形成し易いものから成る。このため、電流拡散層5はアノード電極6からカソード電極7に向かう電流を電流拡散層5内で横方向(素子の平面方向)に広げ、光取り出し効率を向上させる作用を有する。即ち、発光層9の内のアノード電極6の下方領域で発光した光は、素子上面に設けられたアノード電極6に遮られて外部に良好に取り出すことが困難である。従って、光取り出し効率を向上するためには、できるかぎり電流を素子平面方向に広げて、発光層9のうちのアノード電極6よりも外周側の領域において発光が生じるようにすることが望ましい。p型GaPから構成される電流拡散層5は上記要求に応えることができるように電流を素子平面方向に良好に広げる機能を有する。
また、p型発光層9から構成される電流拡散層5は、AlGaInP系化合物半導体から構成される発光層9から発光される波長550〜650nmの光に対して実質的に透明であり、発光層9が発光した光をあまり吸収することなしに素子上面から外部に放出することができる。高輝度の半導体発光素子を得るためには、発光層9からの光を素子内部で大きく減衰させずに外部に効率よく取り出すことが重要であり、この点からもp型GaPから構成される電流拡散層5は望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
GaP又はA1GaAsで構成される電流拡散層5は、800℃程度の比較的低温で結晶成長させると表面モホロジーが良好に得られないため、発光機能層のA1GaInPの結晶成長温度よりも高い温度で結晶成長させる必要がある。しかし、電流拡散層5をこのように高温で発光機能層3上に結晶成長させると、この電流拡散層5やp型クラッド層10にドーピングされた不純物(ZnやMg等)が発光層9に拡散されて素子特性が劣化や、結晶構成原子の脱離による電流拡散層成長界面での結晶性の劣化が生じる。このため、半導体発光素子の信頼性や電気的特性が劣化する。
【0004】
そこで、本発明の目的は、電気的特性及び信頼性の向上を図ることができる半導体発光素子を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し、上記目的を達成するための本発明は半導体基板と、この半導体基板の一方の主面に形成されたAlGaInP系化合物半導体から成る発光機能層と、この発光機能層の一方の主面に形成されたバッファ層と、このバッファ層の一方の主面に形成された電流拡散層とを備え、
前記バッファ層は、GaxIn(1-x)P(x=0.7〜0.9)から成り、且つ前記発光機能層の発光波長に対して光透過性を有し、
前記発光機能層の一方の主面の一部に電流ブロック層が形成されており、
前記バッファ層は前記発光機能層の一方の主面の前記電流ブロック層で覆われていない部分及び前記電流ブロック層の上面と側面を覆うように形成されていることを特徴とする半導体発光素子に係わるものである。
また、前記電流拡散層は、AIxGa(1-x)As(x=0.7〜0.9)から成ることが望ましい。
【0006】
【発明の効果】
本願の各請求項の発明は次の効果を有する。
(1) 発光機能層と電流拡散層との間にGaxIn(1-x)P(x=0.7〜0.9)から成るバッファ層を形成すると、比較的低温で結晶成長させても、表面モホロジー(morphology)が良好になる。この結果、電流拡散層も良好に形成することができ、発光素子の信頼性の向上と電気的特性の向上を図ることができる。
(2) GaxIn(1-x)P(x=0.7〜0.9)は下地層に対してのカバレージが良好であり、良好な表面モホロジ−を得ることができる。
(3) GaxIn(1-x)P(x=0.7〜0.9)から成るバッファ層は電流ブロック層に対してのカバレ−ジが良好であり且つ電流ブロック層の上面と側面を覆うように形成されているので、エッチング工程等において電流ブロック層の端部でエッチング異常が発生することも防止できる。
【0007】
【実施形態】
次に、図2を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0008】
本発明の1実施形態に従う化合物半導体発光素子(発光ダイオード素子)の半導体基体1aは、図2に示すようにn型GaAsから成る基板2と、AlGaInP系化合物半導体から成る発光機能層3と、n型AlGaInPから成るn型電流ブロック層4と、p型GaInPから成るバッファ層11と、AIGaAsから成る電流拡散層5aとを備えている。また、基体1aの一方及び他方の主面にアノード電極6と、カソード電極7とが形成されている。基板2の上に配置された発光機能層3は、n型AlGaInPから成るn型クラッド層8と、AlGaInPから成る発光層(活性層)9と、p型AlGaInPから成るp型クラッド層10とを順次積層したものである。電流ブロック層4はp型クラッド層10の上面の中央領域に配置されている。p型電極即ちアノード電極6は、電流拡散層5aの上面中央に配置されている。n型電極即ちカソード電極7は基板2の下面全体に形成されている。
【0009】
図2の本発明の実施形態に従う発光素子は、p型クラッド層10と電流拡散層5との間にバッファ層11が介在している点で図1の従来の発光素子と相違し、この他は図1と同一に形成されている。図2のバッファ層11は、GaxIn(1−x)Pから成る。ここで、GaとInとのモル比を示すxは0.7〜0.9の範囲の任意の値である。本実施形態ではxが0.8であるので、バッファ層11はGa0.8In0.2P化合物半導体から成り、電流ブロック層4よりも厚く形成されている。このバッファ層11は、発光層9の発光波長に対して光透過性を有し、且つ電流ブロック層4で覆われていないp型クラット層10の一方の主面及び電流ブロック層4の上面と側面とを覆うように形成されている。なお、バッファ層11の厚さは約3μm以下であることが望ましい。
本実施形態に従う発光素子はバッファ層を有するので、AIGaAsからから成る電流拡散層5がp型クラッド層10に直接隣接して形成されておらず、電流拡散層5がp型GaInPから成るバッファ層11を介してp型クラッド層10上に形成されている。
バッファ層11を介在させたことにより、p型クラッド層10の上面には電流拡散層5aが直接に接触しておらず、p型クラッド層10の上面にはバッファ層11と電流ブロック層4が接している。GaxIn(1−x)P(x=0.7〜0.9)から成るバッファ層11は、発光層9で発光する光に対して透明な層即ち光透過性層であり且つこの上面に形成される電流拡散層5aと同様に低抵抗な半導体層であるので、バッファ層11は上方のAIGaAs層から成る電流拡散層5と共に電流拡散層の一部を構成しているとも言える。バッファ層11が薄く形成されるとそれ自体単独では電流拡散層として良好に機能しないので、バッファ層11と称することとした。なお、バッファ層11のGa及びInの組成比は上記に限られず、x=0.7〜0.9の範囲で任意に設定することができる。
【0010】
電流拡散層5aは、AIxGa(1−x)As(x=0.7〜0.9)であることが望ましく、この具体例ではAI0.8Ga0.2Asで形成されている。電流拡散層5aは、発光層で発光する光に対して透過性な層であり、且つ低抵抗な半導体層である。従って、電流拡散層5aはアノード電極から電流を素子の平面方向に良好に広げることができる。電流拡散層5aは、発光層9で発光する光に対して透過性を有し且つ低抵抗な層であれば良いから、そのAIの組成比xとGaの組成比(1−x)は、上記に限られずx=0.7〜0.9の範囲内の任意の値に設定することができる。
【0011】
図2の発光素子を形成する時には、n型GaAs半導体層から成る基板2の上に、周知のMOCVD(有機金属気相成長法)によって発光機能層3を構成するためのn型AlGaInPから成るn型クラッド層8と、AlGaInPから成る発光層(活性層)9と、p型AlGaInPから成るp型クラッド層10とを形成し、更に電流ブロック層4を構成するn型AlGaInP層を形成する。
次に、このn型AlGaInP層に対してエッチングを施し、その中央側を残して基板外周側のn型AlGaInP層を選択的にエッチング除去し、電流ブロック層4を形成する。なお、電流ブロック層4は平面的に見てアノード電極6にほぼ一致するように形成する。
次に、電流ブロック層4と、電流ブロック層4の外側に露出した発光機能層3即ちp型クラッド層10の上面にMOCVD方法によってp型Ga0.8In0.2P層から成るバッファ層11を形成する。このバッファ層11は、H2 (水素)キャリアガスを4000ccm即ち毎分当り4000cm3及びPH3 (フォスフィン)ガスを180ccm即ち毎分当り180cm3流して成長温度(800℃)まで加熱させた後、TMG(トリメチルガリウム)ガスを8ccm即ち毎分当り8cm3、TMI(トリメチルインジウム)ガスを53ccm即ち毎分当り53cm3、DMZ(ジメチルジンク)ガスを12ccm即ち毎分当り12cm3流し、800℃で約20分結晶成長させることによって形成する。これにより、約1μmの厚さのバッファ層11が得られる。
次に、v族のガスをAsH3(アルシン)ガスに切り替えて、これを約95ccm即ち毎分当り95cm3、TMGガス2ccm即ち毎分当り2cm3、TMA(トリメチルアルミニウム)ガスを13ccm即ち毎分当り13cm3、DMZガスを13ccm即ち毎分当り13cm3流して約2時間の結晶成長を行うことにより、約6μmの厚さでAI0.8Ga0.2Asから成る電流拡散層5aを形成する。
最後に、上述のように形成された半導体基体1aの上面と下面に、周知の真空蒸着等によってアノード電極6とカソード電極7を形成し、図2の半導体発光素子を完成させる。
【0012】
本実施形態の半導体発光素子によれば、次の(1)(2)(3)の理由によって信頼性が高く且つ電気的特性が良好な半導体発光素子を得ることができる。
(1) GaxIn(1−x)P(x=0.7〜0.9)から構成されるバッファ層11は、AIGaAs等に比較して、発光機能層3の成長温度と同じ温度で結晶成長させても良好な表面モホロジーを得ることができる。バッファ層11の表面モホロジーが良好であれば、このバッファ層11の上面に比較的低温でAIxGa(1−x)As(x=0.7〜0.9)から成る電流拡散層5aを良好に結晶成長させることができるので、従来技術のように電流拡散層を発光機能層3よりも高い温度で結晶成長させる必要がなく、信頼性や電流拡散層5aの成長界面での電気特性を向上することができる。なお、GaxIn(1−x)P(x=0.7〜0.9)から成るバッファ層11を厚く形成して、この上面に形成される電流拡散層5aを省略してバッファ層11が電流拡散層5aを兼ねる構造とすることも考えられる。しかし、このような構造にすると信頼性が低下する。この理由は必ずしも明らかではないが、GaxIn(1−x)P(x=0.7〜0.9)から成るバッファ層11を厚く形成すると、基本的に格子不整合の成長ではあるが、格子緩和の過程で基板2のGaAsとの格子定数の違いがバッファ層11に引っ張り応力として働くため結晶性を劣化させ易いこと等によるものと考えられる。本実施形態の発光素子では、このような問題も生じない。
(2) GaAs基板2に対して格子不整合系であるGaInP層であるバッファ層11を介して電流拡散層5aを積層形成するので、AIGaAsから成る電流拡散層5aをGaAs基板2上に格子不整合系として結晶成長させることができる。このため、電流拡散層をエピタキシャル成長させる時に同層に加わる応力を低減できる。
(3) GaxIn(1−x)P(x=0.7〜0.9)から構成されるバッファ層11は、AIxGa(1−x)As(x=0.7〜0.9)等から構成される電流拡散層5aに比べて下地層に対するカバレージが良好である。したがって、p型クラッド層10の上面にGaxIn(1−x)P(x=0.7〜0.9)から成るバッファ層11を介してAIxGa(1−x)As(x=0.7〜0.9)から成る電流拡散層5aを形成することにより、電流拡散層5aでのピットの発生などを良好に抑制でき、同層の表面モホロジーが良好に得られる。特に、電流ブロック層4が形成された場合には、電流ブロック層4の端部側の成長領域で結晶性が悪くなり易いが、バッファ層11を介在させることによりこの領域での結晶性も改善できる。このように、カバレージを良好にできれば、エッチング工程等において電流ブロック層4の端部でエッチング異常が発生することも防止でき、工程歩留まりの向上が図れる。
【0013】
【変形例】
本発明は上述の実施形態に限定されるものでなく、例えば次の変形が可能なものである。
(1) n型GaAs基板2と発光機能層3との間に例えばAlGaInP層とGaAsとを交互に配置した周知のDBR層を形成することができる。なお、DBR層は、低屈折率の超格子層と高屈折率の超格子層から成る異なる実効屈折率を持つ各超格子層を一組として、これ等の複数組を設けたものから成る分布ブラッグ反射膜(Distributed Bragg Reflectors)であり、発光層9から基板2の裏面に向かった光を表面側に反射させるためのものである。
(2) 発光機能層3を周知の多重量子井戸構造にすることができる。
(3) n型クラッド層8及びp型クラッド層10を複数の層で形成することができる。
(4) 電流ブロック層4を省いた構造にすることができる。また、半導体基板1aに更に別の半導体層を形成することができる。
(5) カソード電極7を基板1の延長上面に形成することができる。
(6) 電流拡散層5aをGaP等で構成することができる。
(7) バッファ層11と電流拡散層5aとを交互に複数回積層することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体発光素子を示す断面図である。
【図2】本発明の実施形態に従う半導体発光素子を示す断面図である。
【符号の説明】
1a 半導体基体
2 基板
3 発光機能層
4 電流ブロック層
5a 電流拡散層
6 アノード電極
7 カソード電極[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a semiconductor light emitting device in which a current diffusion layer is formed on a light emitting functional layer, and more particularly, to a semiconductor light emitting device in which reliability and electrical characteristics are improved to a high level.
[0002]
[Prior art]
A semiconductor light-emitting device including a light-emitting layer composed of an AlGaInP-based compound semiconductor can emit light in a red to green wavelength range with relatively high luminance. FIG. 1 shows a conventional semiconductor light emitting device provided with a light emitting layer made of an AlGaInP-based compound semiconductor. As shown in the figure, a semiconductor substrate 1 includes a
The
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The
[0004]
Therefore, an object of the present invention is to provide a semiconductor light emitting device capable of improving electrical characteristics and reliability.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention for solving the above problems and achieving the above object provides a semiconductor substrate, a light emitting functional layer made of an AlGaInP-based compound semiconductor formed on one main surface of the semiconductor substrate, and one of the light emitting functional layers. A buffer layer formed on the main surface, and a current diffusion layer formed on one main surface of the buffer layer,
The buffer layer is made of Ga x In (1-x) P (x = 0.7 to 0.9), and has a light transmittance with respect to an emission wavelength of the light emitting functional layer;
A current blocking layer is formed on a part of one main surface of the light emitting functional layer ,
The semiconductor light emitting device, wherein the buffer layer is formed so as to cover a portion of one main surface of the light emitting function layer that is not covered with the current block layer and an upper surface and side surfaces of the current block layer. It is concerned.
Preferably, the current diffusion layer is made of AI x Ga (1-x) As (x = 0.7 to 0.9).
[0006]
【The invention's effect】
The invention of each claim of the present application has the following effects.
(1) When a buffer layer made of Ga x In (1-x) P (x = 0.7 to 0.9) is formed between the light emitting function layer and the current diffusion layer, crystal growth is performed at a relatively low temperature. Also, the surface morphology becomes better. As a result, the current diffusion layer can be formed well, and the reliability and electrical characteristics of the light emitting element can be improved.
(2) Ga x In (1 -x) P (x = 0.7~0.9) has good coverage against the underlying layer, good surface morphology - as possible out to obtain.
(3) The buffer layer made of Ga x In (1-x) P (x = 0.7 to 0.9) has good coverage with respect to the current block layer, and the top and side surfaces of the current block layer , So that an abnormal etching at the end of the current blocking layer can be prevented from occurring in an etching step or the like.
[0007]
Embodiment
Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
[0008]
As shown in FIG. 2, a
[0009]
The light emitting device according to the embodiment of FIG. 2 differs from the conventional light emitting device of FIG. 1 in that a
Since the light emitting device according to the present embodiment has a buffer layer, the current spreading
With the
[0010]
Current spreading
[0011]
When the light emitting device of FIG. 2 is formed, an n type AlGaInP for forming a light emitting
Next, the n-type AlGaInP layer is etched, and the n-type AlGaInP layer on the outer peripheral side of the substrate is selectively removed by etching, leaving the center side, thereby forming a current blocking layer 4. Note that the current block layer 4 is formed so as to substantially coincide with the
Next, a buffer layer composed of a p-type Ga 0.8 In 0.2 P layer on the upper surface of the current blocking layer 4 and the light emitting
Next, the V-group gas is switched to AsH3 (arsine) gas, which is about 95 ccm, ie, 95 cm 3 per minute,
Finally, the
[0012]
According to the semiconductor light emitting device of the present embodiment, a semiconductor light emitting device having high reliability and good electric characteristics can be obtained for the following reasons (1), (2) and (3).
(1) Ga x In (1 -x) P (x = 0.7~0.9)
(2) Since the
(3) Ga x In (1 -x) P (x = 0.7~0.9)
[0013]
[Modification]
The present invention is not limited to the above embodiment, and for example, the following modifications are possible.
(1) A well-known DBR layer in which, for example, an AlGaInP layer and GaAs are alternately arranged can be formed between the n-
(2) The light emitting
(3) The n-
(4) A structure in which the current block layer 4 is omitted can be provided. Further, another semiconductor layer can be formed on the
(5) The
(6) The
(7) The
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing a conventional semiconductor light emitting device.
FIG. 2 is a sectional view showing a semiconductor light emitting device according to the embodiment;
[Explanation of symbols]
Claims (2)
前記バッファ層は、GaxIn(1-x)P(x=0.7〜0.9)から成り、且つ前記発光機能層の発光波長に対して光透過性を有し、
前記発光機能層の一方の主面の一部に電流ブロック層が形成されており、
前記バッファ層は前記発光機能層の一方の主面の前記電流ブロック層で覆われていない部分及び前記電流ブロック層の上面と側面を覆うように形成されていることを特徴とする半導体発光素子。A semiconductor substrate, a light emitting function layer made of an AlGaInP-based compound semiconductor formed on one main surface of the semiconductor substrate, a buffer layer formed on one main surface of the light emitting function layer, and one of the buffer layers And a current diffusion layer formed on the main surface,
The buffer layer is made of Ga x In (1-x) P (x = 0.7 to 0.9), and has a light transmittance with respect to an emission wavelength of the light emitting functional layer;
A current blocking layer is formed on a part of one main surface of the light emitting functional layer ,
The semiconductor light emitting device according to claim 1, wherein the buffer layer is formed so as to cover a portion of one main surface of the light emitting functional layer that is not covered with the current block layer and an upper surface and side surfaces of the current block layer .
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