JP3580339B2

JP3580339B2 - Discomfort glare evaluation device

Info

Publication number: JP3580339B2
Application number: JP11281097A
Authority: JP
Inventors: 宏之森川
Original assignee: Toshiba Lighting and Technology Corp
Current assignee: Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date: 1997-04-30
Filing date: 1997-04-30
Publication date: 2004-10-20
Anticipated expiration: 2017-04-30
Also published as: JPH10300568A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明環境における不快グレアについて評価する不快グレア評価装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、照明設計を行なう場合、屋内の不快グレアの影響が考慮される。この屋内の不快グレアを評価する方法には、ＣＩＥ（国際照明委員会）が定めたＵＧＲ評価方式（CIE Pub.117 [Discomfort glare in interior lighting](1995) ）がある。
【０００３】
ＵＧＲ評価方式による不快グレアの評価は、図５に示すように、観測位置Ａを室内の壁面中央の高さ１．２ｍに置き、注視点すなわち視線方向Ｒを床面に対して水平、壁面に対して垂直とし、観測位置Ａからの照明器具Ｌの配設位置を水平距離Ｔ、高さＨとし、これらの条件において評価を行なうように定められている。ただし、この条件以外での評価については指定がない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、ＵＧＲ評価方式では、視線方向が一定方向に定められているため、他の方向については評価できない。
【０００５】
照明設計を行なう場合、視線方向が一定方向に定められた評価では不快グレアの対策が十分でなく、視線方向をあらゆる方向に向けたときでも評価できることが必要である。
【０００６】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、任意の視線方向に対して不快グレアを評価でき、照明設計を容易にできる不快グレア評価装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の不快グレア評価装置は、数値データに基づく室内の仮想空間を表示可能なディスプレイを有する評価装置本体と；天井に配設される照明器具の種類および配設位置、発光面の形状を含む光源条件と、観測位置からの視線方向Ｒ、観測位置から照明器具の位置までの水平距離Ｔおよび高さＨにおいてＨ／ＲおよびＴ／Ｒから求められる注視点を含む観測条件とを、評価装置本体に入力可能とする入力手段と；評価装置本体に設けられ、入力手段にて入力された光源条件および観測条件を基に不快グレア値ＵＧＲを算出するパラメータとして、照明器具の発光面の輝度を示す光源輝度Ｌと、背景の輝度を示す背景輝度Ｌbと、観測位置を中心とする照明器具の発光面の立体角を示す光源立体角ωと、Ｈ／ＲおよびＴ／Ｒから求められる観測位置と照明器具との位置関係を示す位置指数Ｐと、をそれぞれ計算する計算手段と；評価装置本体に設けられ、計算手段で計算されたパラメータを基に不快グレア値ＵＧＲを、

の式によって算出する算出手段と；を具備し、算出手段によって算出された不快グレア値ＵＧＲを評価装置本体のディスプレイに表示するものである。
【０００８】
入力手段により天井に配設される照明器具の種類および配設位置、発光面の形状などの光源条件と、観測位置からの視線方向Ｒ、観測位置から照明器具の位置までの水平距離Ｔおよび高さＨにおいてＨ／ＲおよびＴ／Ｒから求められる注視点などの観測条件とを評価装置本体に入力する。評価装置本体のディスプレイには、数値データに基づく室内などの仮想空間を表示するとともに、入力手段により入力された光源条件や観測条件などを表示可能とする。そして、評価装置本体の計算手段により不快グレア値ＵＧＲを算出するためのパラメータとして光源輝度Ｌと、背景輝度Ｌbと、光源立体角ωと、位置指数Ｐと、をそれぞれ計算するとともに、評価装置本体の算出手段によりパラメータを基に不快グレア値ＵＧＲを算出し、この算出手段によって算出された不快グレア値ＵＧＲをディスプレイに表示する。したがって、観測条件の入力の際に視線方向を任意の方向に向けた場合でも、その任意の視線方向の不快グレアを評価可能とし、照明設計を容易にできる。
【０００９】
不快グレア値を算出するためのパラメータとしては、光源輝度、光源立体角、背景輝度、位置指数などがある。
【００１０】
請求項２記載の不快グレア評価装置は、請求項１記載の不快グレア評価装置において、計算手段は、照明器具の発光面の見かけの面積を基にパラメータを計算するものであり、照明器具の発光面の形状などが多種あっても、発光面の見かけの面積を基に計算可能とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の不快グレア評価装置の一実施の形態を図１ないし図４を参照して説明する。
【００１２】
図１は不快グレア評価装置のブロック図、図２は不快グレアの評価を行なう仮想空間の概念図、図３は不快グレアの評価を行なうフローチャート、図４(a) は仮想空間の平面図、図４(b) は仮想空間の正面図である。
【００１３】
図１において、１は計算手段、算出手段および評価手段などの機能を有する評価装置本体としてのコンピュータで、このコンピュータ１には、入力手段２、記憶部３、表示手段としてのディスプレイ４が接続されている。
【００１４】
入力手段２は、例えばキーボード、マウスなどが用いられ、室内などの仮想空間の数値データ、不快グレアの評価に伴って光源条件および観測条件の入力が可能になっている。光源条件としては、天井に配設される照明器具の種類および配設位置、発光面の形状および大きさなどが含まれる。観測条件としては、観測位置および注視点（仰角、俯角なども含む）などが含まれる。
【００１５】
記憶部３は、室内などの仮想空間のデータ、照明器具のデータ（型番、配光データなど）、不快グレアの評価に伴う各種データ（例えば、後述する数式１、表１および表２に示されるデータなど）が記憶される。
【００１６】
そして、コンピュータ１は、ディスプレイ４に、数値データに基づく室内などの仮想空間を表示するとともに、入力手段２により入力された光源条件や観測条件などを表示させる。さらに、計算手段の機能により入力手段２にて入力された光源条件および観測条件を基に不快グレア値の算出を可能とするパラメータを計算し、算出手段の機能により計算手段で計算されたパラメータを基に不快グレア値を算出し、評価手段の機能により算出手段で算出された不快グレア値から不快グレアを評価する。なお、不快グレアの評価は、原則的にＵＧＲ評価方式に基づいて行なわれる。
【００１７】
また、計算手段の機能では、照明器具の発光面の見かけの面積を基にパラメータを計算する機能を有する。
【００１８】
次に、図２において、不快グレアの評価を行なう室内の概念図を示し、四方を壁面で囲まれ、天井面に照明器具Ｌが配置される。
【００１９】
そして、不快グレア値の算出を可能とするパラメータとしては、光源輝度Ｌ、光源立体角ω、背景輝度Ｌ b 、位置指数Ｐなどがある。これらのパラメータを基に、数式１によって不快グレア値のＵＧＲを求めることができる。
【数１】

【００２０】
光源輝度は、照明器具Ｌの発光面の輝度〔cd/m^２〕を示す。
【００２１】
光源立体角（strad ）は、観測位置Ａを中心とする照明器具Ｌの発光面の立体角を示す。
【００２２】
背景輝度は、壁面などの背景の輝度〔cd/m^２〕を示す。この背景輝度は、室内の形状、壁面の反射率、照明器具Ｌの型番、位置および配光、間接照度と直接照度などによって定まる。
【００２３】
位置指数は、観測位置Ａと照明器具Ｌとの位置関係を示し、注視点すなわち視線方向Ｒ、観測位置Ａからの照明器具Ｌの位置までの水平距離Ｔ、高さＨなどの条件において、Ｈ／ＲおよびＴ／Ｒから表１によって求められる。
【００２４】
【表１】

【００２５】
次に、図３において、不快グレアの評価の流れを示す。ただし、仮想空間の数値データは入力済みとし、入力された仮想空間はディスプレイ４に表示する。
【００２６】
入力手段２により、照明器具Ｌの種類および仮想空間における配設位置、発光面の形状および大きさなどの光源条件、観測位置Ａおよび注視点などの観測条件などのデータを入力する。
【００２７】
コンピュータ１の計算手段の機能により、入力された光源条件および観測条件などを基に、不快グレア値（ＵＧＲ値）の算出を可能とする光源輝度Ｌ、光源立体角ω、背景輝度Ｌ b 、位置指数Ｐなどのパラメータを計算する。
【００２８】
コンピュータ１の算出手段の機能により、計算手段で計算されたパラメータを基に、不快グレア値（ＵＧＲ値）を算出する。算出された不快グレア値（ＵＧＲ値）はディスプレイ４に表示する。
【００２９】
コンピュータ１の評価手段の機能により、算出された不快グレア値（ＵＧＲ値）を評価する。これは、不快グレア値（ＵＧＲ値）を表２に示すＵＧＲ評価方式で定められた評価レベルに照らし合わせて、不快グレアを評価する。不快グレアの評価はディスプレイ４に表示する。
【００３０】
【表２】

【００３１】
次に、図４において、ＵＧＲ評価方式に基づく不快グレア値（ＵＧＲ値）の算出について説明する。
【００３２】
例えば、室内の間口ｂを９．６ｍ、奥行きｄを６．４ｍ、天井高さｈを３．２ｍで、天井面に複数の照明器具Ｌを配設する。各照明器具Ｌは、下面開放形で、３２Ｗ形の蛍光ランプを２本使用する。
【００３３】
観測位置Ａは、間口方向の壁面中央で床上からの高さｓが１．２ｍの位置に配置する。観測位置Ａからの注視点すなわち視線方向を、(1) では水平角が０゜および鉛直角が０゜、(2) では水平角が４５゜および鉛直角が０゜、(3) では水平角が４５゜および鉛直角が４５゜、(4) では水平角が４５゜および鉛直角が−４５゜の４方向に向ける。
【００３４】
この場合の入力データを表３に示す。なお、注視点は(3) の水平角が４５゜および鉛直角が４５゜の場合のみを示す。
【００３５】
【表３】

【００３６】
そして、入力データを基に、パラメータを求め、数式１を用いて、不快グレア値（ＵＧＲ値）を求める。各視線方向に対する不快グレア値（ＵＧＲ値）を求めた結果を表４に示す。
【００３７】
【表４】

【００３８】
表４からは、不快グレア値（ＵＧＲ値）が、視線方向を鉛直角に振ったときに大きく変化することが分かる。
【００３９】
そして、不快グレア値（ＵＧＲ値）を表２に照らし合わせることにより、不快グレアを評価できる。
【００４０】
以上のように、入力手段２により天井に配設される照明器具Ｌの種類および配設位置、発光面の形状などの光源条件と、観測位置Ａからの視線方向Ｒ、観測位置Ａから照明器具Ｌの位置までの水平距離Ｔおよび高さＨにおいてＨ／Ｒ、Ｔ／Ｒから求められる注視点などの観測条件とを入力することによって、コンピュータ１の計算手段の機能により不快グレア値（ＵＧＲ値）を算出するためのパラメータとして光源輝度Ｌ、背景輝度Ｌ b 、光源立体角ω、位置指数Ｐを計算するとともに、コンピュータ１の算出手段の機能によりパラメータを基に不快グレア値（ＵＧＲ値）を算出し、コンピュータ１の評価手段の機能により不快グレアを評価できる。そのため、観測条件の入力の際に、視線方向を任意の方向に向けた場合でも、その任意の視線方向の不快グレアを評価でき、照明設計を容易にできる。
【００４１】
また、コンピュータ１の計算手段により照明器具Ｌの発光面の見かけの面積を基にパラメータを計算するため、照明器具Ｌの発光面の形状などが多種あっても、発光面の見かけの面積を基に容易に計算できる。
【００４２】
【発明の効果】
請求項１記載の不快グレア評価装置によれば、入力手段により天井に配設される照明器具の種類および配設位置、発光面の形状などの光源条件と、観測位置からの視線方向Ｒ、観測位置から照明器具の位置までの水平距離Ｔおよび高さＨにおいてＨ／ＲおよびＴ／Ｒから求められる注視点などの観測条件とを評価装置本体に入力することによって、評価装置本体の計算手段により不快グレア値ＵＧＲを算出するパラメータとして光源輝度Ｌと、背景輝度Ｌbと、光源立体角ωと、位置指数Ｐと、をそれぞれ計算するとともに、評価装置本体の算出手段によりパラメータを基に不快グレア値ＵＧＲを算出し、この算出手段によって算出された不快グレア値ＵＧＲをディスプレイに表示するため、観測条件の入力の際に視線方向を任意の方向に向けた場合でも、その任意の視線方向の不快グレアを評価でき、照明設計を容易にできる。
【００４３】
請求項２記載の不快グレア評価装置によれば、請求項１記載の不快グレア評価装置の効果に加えて、計算手段により照明器具の発光面の見かけの面積を基にパラメータを計算するため、照明器具の発光面の形状などが多種あっても、発光面の見かけの面積を基に容易に計算できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態を示す不快グレア評価装置のブロック図である。
【図２】同上不快グレアの評価を行なう仮想空間の概念図である。
【図３】同上不快グレアの評価を行なうフローチャートである。
【図４】同上不快グレアの評価を行なう仮想空間を示し、(a) は仮想空間の平面図、(b) は仮想空間の正面図である。
【図５】ＵＧＲ評価方式の概念図である。
【符号の説明】
１計算手段および算出手段の機能を有する評価装置本体としてのコンピュータ
２入力手段
４ディスプレイ
Ａ観測位置
Ｌ照明器具 [0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a discomfort glare evaluation device that evaluates discomfort glare in a lighting environment.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when performing lighting design, the influence of indoor discomfort glare is considered. As a method of evaluating this indoor discomfort glare, there is a UGR evaluation method (CIE Pub. 117 [Discomfort glare in interior lighting] (1995)) defined by the CIE (International Commission on Illumination).
[0003]
As shown in FIG. 5, the evaluation of discomfort glare by the UGR evaluation method is such that the observation position A is placed at a height of 1.2 m at the center of the wall surface in the room, and the gazing point, that is, the line of sight direction R is horizontal to the floor surface, and With respect to the vertical position, the arrangement position of the lighting fixture L from the observation position A is defined as a horizontal distance T and a height H, and the evaluation is performed under these conditions. However, there is no designation for evaluation under other conditions.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the UGR evaluation method, since the line of sight direction is determined to be a fixed direction, evaluation cannot be performed in other directions.
[0005]
In the case of lighting design, evaluation in which the gaze direction is set to a fixed direction does not take sufficient measures against discomfort glare, and it is necessary to be able to evaluate even when the gaze direction is directed to any direction.
[0006]
The present invention has been made in view of such points, to evaluate the discomfort glare for any viewing direction, and an object thereof is to provide a discomfort glare evaluation device that can easily lighting design.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The evaluation apparatus for discomfort glare according to claim 1, further comprising: an evaluation apparatus main body having a display capable of displaying a virtual space in a room based on numerical data; a type and an arrangement position of a lighting fixture disposed on a ceiling; and a shape of a light emitting surface. And the observation condition including the gazing point obtained from H / R and T / R at the viewing direction R from the observation position, the horizontal distance T from the observation position to the position of the lighting fixture, and the height H, Input means that can be input to the evaluation device body; provided as a parameter for calculating the discomfort glare value UGR based on the light source condition and the observation condition input by the input device; a light source luminance L indicating the brightness, and background brightness Lb showing luminance of a background, and a light source solid angle ω showing the solid angle of the light-emitting surface of the lighting fixture around the observation position is determined from H / R and T / R An observation position and the position index P showing the positional relationship between the luminaire, the calculating means and for calculating respectively; provided evaluation device body, the discomfort glare value UGR based on calculated by the calculation unit parameter,

Calculating means for calculating the discomfort glare value UGR calculated by the calculating means on the display of the evaluation device main body.
[0008]
Light source conditions such as the type and location of the luminaire provided on the ceiling by the input means, the shape of the light-emitting surface, the line-of-sight direction R from the observation position, the horizontal distance T from the observation position to the position of the luminaire, and the height At H, observation conditions such as a gazing point obtained from H / R and T / R are input to the evaluation apparatus main body. The display of the evaluation device main body displays a virtual space such as a room based on numerical data, and also can display light source conditions, observation conditions, and the like input by the input means. Then, the light source luminance L as a parameter for calculating the discomfort glare value UGR by calculation means of the evaluation device main body, and the background luminance Lb, a light source solid angle omega, with calculating the position index P, and each evaluation device body Calculates the discomfort glare value UGR based on the parameters by the calculation means, and displays the discomfort glare value UGR calculated by the calculation means on the display. Therefore, even when the line of sight is directed to an arbitrary direction when inputting the observation conditions, it is possible to evaluate the discomfort glare in the arbitrary line of sight and to facilitate the lighting design.
[0009]
Parameters for calculating the discomfort glare value include light source luminance, light source solid angle, background luminance, position index, and the like.
[0010]
The claim 2 discomfort glare evaluation device, wherein in discomfort glare evaluation apparatus according to claim 1, calculating means is adapted to calculate the parameters based on the apparent area of the light-emitting surface of the luminaire, the luminaire Even if there are many kinds of shapes of the light emitting surface, calculation can be made based on the apparent area of the light emitting surface.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the discomfort glare evaluation device of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0012]
FIG. 1 is a block diagram of a discomfort glare evaluation device, FIG. 2 is a conceptual diagram of a virtual space for evaluating discomfort glare, FIG. 3 is a flowchart for evaluating discomfort glare, and FIG. 4 (a) is a plan view of the virtual space. 4 (b) is a front view of the virtual space.
[0013]
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a computer as an evaluation device main body having functions such as a calculation unit, a calculation unit, and an evaluation unit. The computer 1 is connected to an input unit 2, a storage unit 3, and a display 4 as a display unit. ing.
[0014]
As the input means 2, for example, a keyboard, a mouse, or the like is used, and it is possible to input numerical data in a virtual space such as a room, and light source conditions and observation conditions along with evaluation of discomfort glare. As the light source condition, the type and arrangement position of the luminaire are arranged on the ceiling, and the like shape and size of the light emitting surface. The observation conditions include an observation position and a gazing point (including an elevation angle, a depression angle, and the like).
[0015]
The storage unit 3 stores data of a virtual space such as a room, data of a lighting fixture (model number, light distribution data, and the like), and various data associated with the evaluation of discomfort glare (for example, shown in Formula 1, Tables 1 and 2, which will be described later). Data, etc.) are stored.
[0016]
Then, the computer 1 displays a virtual space such as a room based on the numerical data on the display 4, and also displays a light source condition, an observation condition, and the like input by the input unit 2. Further, the function of the calculating means calculates a parameter that enables the calculation of the discomfort glare value based on the light source condition and the observation condition input by the input means 2, and the function of the calculating means calculates the parameter calculated by the calculating means. A discomfort glare value is calculated based on the discomfort glare value, and the discomfort glare is evaluated from the discomfort glare value calculated by the calculation means by the function of the evaluation means. The evaluation of discomfort glare is basically performed based on the UGR evaluation method.
[0017]
Further, the function calculating means has a function of calculating a parameter based on the apparent area of the light-emitting surface of the luminaire.
[0018]
Next, FIG. 2 shows a conceptual diagram of a room where discomfort glare is evaluated. The room is surrounded on all sides by walls, and a lighting fixture L is arranged on a ceiling surface.
[0019]
The parameters that enable the calculation of the unpleasant glare value include the light source luminance L 1 , the light source solid angle ω , the background luminance L b , and the position index P. Based on these parameters , the UGR of the discomfort glare value can be determined by Expression 1 .
(Equation 1)

[0020]
The light source luminance indicates the luminance [cd / m ² ] of the light emitting surface of the lighting fixture L.
[0021]
The light source solid angle (strad) indicates the solid angle of the light emitting surface of the lighting apparatus L centered on the observation position A.
[0022]
The background luminance indicates the luminance [cd / m ² ] of the background such as a wall surface. The background luminance is determined by the indoor shape, the reflectance of the wall surface, the model number, the position and the light distribution of the lighting device L , the indirect illuminance and the direct illuminance, and the like.
[0023]
The position index indicates a positional relationship between the observation position A and the lighting fixture L, and is H in a condition such as a gazing point, that is, a line-of-sight direction R, a horizontal distance T from the observation position A to the position of the lighting fixture L, and a height H. It is determined from Table 1 from / R and T / R.
[0024]
[Table 1]

[0025]
Next, FIG. 3 shows a flow of evaluation of discomfort glare. However, it is assumed that the numerical data of the virtual space has been input, and the input virtual space is displayed on the display 4.
[0026]
The input means 2 is used to input data such as the type of the lighting equipment L , the arrangement position in the virtual space, the light source conditions such as the shape and size of the light emitting surface, and the observation conditions such as the observation position A and the gazing point.
[0027]
The light source luminance L , the light source solid angle ω , the background luminance L b , and the position that enable the calculation of the discomfort glare value (UGR value) based on the input light source conditions and observation conditions by the function of the calculation means of the computer 1 Calculate parameters such as index P.
[0028]
The function of the calculating means of the computer 1 calculates the discomfort glare value (UGR value) based on the parameters calculated by the calculating means. The calculated discomfort glare value (UGR value) is displayed on the display 4.
[0029]
The calculated discomfort glare value (UGR value) is evaluated by the function of the evaluation means of the computer 1. In this method, discomfort glare is evaluated by comparing the discomfort glare value (UGR value) with an evaluation level defined by the UGR evaluation method shown in Table 2. The evaluation of the discomfort glare is displayed on the display 4.
[0030]
[Table 2]

[0031]
Next, the calculation of the discomfort glare value (UGR value) based on the UGR evaluation method will be described with reference to FIG.
[0032]
For example, the frontage b of the room is 9.6 m, the depth d is 6.4 m, the ceiling height h is 3.2 m, and a plurality of lighting fixtures L are arranged on the ceiling surface. Each lighting fixture L uses two 32W-type fluorescent lamps that are open-bottomed.
[0033]
The observation position A is located at a height of 1.2 m above the floor at the center of the wall in the frontage direction. The gaze point from the observation position A, that is, the line-of-sight direction, is (1) the horizontal angle is 0 ° and the vertical angle is 0 °, (2) is the horizontal angle of 45 ° and the vertical angle is 0 °, and (3) is the horizontal angle. 45 ° and a vertical angle of 45 °. In (4), the horizontal angle is 45 ° and the vertical angle is −45 °.
[0034]
Table 3 shows the input data in this case. The gazing point is shown only when the horizontal angle in (3) is 45 ° and the vertical angle is 45 °.
[0035]
[Table 3]

[0036]
Then, based on the input data, obtains the parameters, using Equation 1, determine the discomfort glare value (UGR value). Table 4 shows the results of calculating the discomfort glare value (UGR value) for each gaze direction.
[0037]
[Table 4]

[0038]
From Table 4, it can be seen that the discomfort glare value (UGR value) changes significantly when the viewing direction is swung to a vertical angle.
[0039]
Then, the discomfort glare can be evaluated by comparing the discomfort glare value (UGR value) with Table 2.
[0040]
As described above, the type and the arrangement position of the luminaire L disposed on the ceiling by the input means 2, a light source condition such as the shape of the light emitting surface, the line-of-sight direction R from the observation position A, from the observation position A By inputting observation conditions such as a gazing point calculated from H / R and T / R at a horizontal distance T and a height H to the position of the lighting apparatus L, the discomfort glare value ( The light source luminance L, the background luminance L b , the light source solid angle ω, and the position index P are calculated as parameters for calculating the UGR value, and the unpleasant glare value (UGR value) is calculated based on the parameters by the function of the calculating means of the computer 1. ) Can be calculated, and the discomfort glare can be evaluated by the function of the evaluation means of the computer 1. Therefore, even when the line of sight is directed to an arbitrary direction when inputting observation conditions, discomfort glare in the arbitrary line of sight can be evaluated, and lighting design can be facilitated.
[0041]
Further, in order to calculate the parameters based on the apparent area of the light-emitting surface of the luminaire L by calculation means of the computer 1, even large and the shape of the light emitting surface of the luminaire L, the apparent area of the light emitting surface Easy to calculate based on.
[0042]
【The invention's effect】
According to the apparatus for evaluating discomfort glare according to claim 1, the light source conditions such as the type and arrangement position of the luminaire provided on the ceiling by the input means, the shape of the light emitting surface, the line-of-sight direction R from the observation position, and the observation By inputting observation conditions such as a gazing point obtained from H / R and T / R at the horizontal distance T and the height H from the position to the position of the lighting fixture to the evaluation apparatus main body, the calculation means of the evaluation apparatus main body calculates a light source luminance L as a parameter for calculating the discomfort glare value UGR, and the background luminance Lb, a light source solid angle omega, with calculating the position index P, and respectively, discomfort glare value based on the parameter by calculating means of the evaluation device body In order to calculate the UGR and to display the discomfort glare value UGR calculated by the calculating means on the display, the gaze direction is directed to an arbitrary direction when inputting observation conditions. Even if, can evaluate its arbitrary viewing direction of discomfort glare can facilitate lighting design.
[0043]
According to discomfort glare evaluation device according to claim 2, in addition to the effects of the discomfort glare evaluation device according to claim 1, for calculating the parameters by the calculation means based on the apparent area of the light-emitting surface of the luminaire, Even if there are many kinds of shapes of the light emitting surface of the lighting equipment , it can be easily calculated based on the apparent area of the light emitting surface.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a discomfort glare evaluation apparatus showing one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a conceptual diagram of a virtual space in which discomfort glare is evaluated.
FIG. 3 is a flowchart for evaluating discomfort glare according to the first embodiment;
4A and 4B show a virtual space in which discomfort glare is evaluated, wherein FIG. 4A is a plan view of the virtual space, and FIG. 4B is a front view of the virtual space.
FIG. 5 is a conceptual diagram of a UGR evaluation method.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Calculation means and computer 2 as an evaluation device main body having the function of calculation means 2 Input means
4 displays
A observation position
L lighting equipment

Claims

An evaluation device main body having a display capable of displaying a virtual space in a room based on numerical data;
In the light source conditions including the type and arrangement position of the lighting equipment provided on the ceiling, the shape of the light emitting surface, the line-of-sight direction R from the observation position, the horizontal distance T from the observation position to the position of the lighting equipment, and the height H Input means for inputting observation conditions including the point of regard determined from H / R and T / R to the evaluation device main body;
As parameters for calculating the discomfort glare value UGR based on the light source condition and the observation condition input by the input device, the light source luminance L indicating the luminance of the light emitting surface of the lighting fixture and the luminance of the background are provided in the evaluation device main body. position shown and the background luminance Lb, a light source solid angle ω showing the solid angle of the light-emitting surface of the lighting fixture around the observation position, the positional relationship between the observation position determined from H / R and T / R and luminaire shown Calculating means for calculating an index P , respectively ;
The discomfort glare value UGR is provided on the evaluation device main body based on the parameters calculated by the calculation means.

Calculating means for calculating by the formula:
With
An unpleasant glare evaluation device characterized by displaying the discomfort glare value UGR calculated by the calculation means on a display of the evaluation device main body.

2. The apparatus for evaluating discomfort glare according to claim 1, wherein the calculating means calculates the parameter based on an apparent area of a light emitting surface of the lighting fixture.