JP3577688B2 - Image forming device - Google Patents
Image forming device Download PDFInfo
- Publication number
- JP3577688B2 JP3577688B2 JP13840097A JP13840097A JP3577688B2 JP 3577688 B2 JP3577688 B2 JP 3577688B2 JP 13840097 A JP13840097 A JP 13840097A JP 13840097 A JP13840097 A JP 13840097A JP 3577688 B2 JP3577688 B2 JP 3577688B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning blade
- holder
- image forming
- prevention member
- toner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、像形成体からトナー像を転写後に像形成体上に残留するトナーを回収するクリーニングブレードを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
像形成体上に形成されたトナー像を記録紙に転写した後の残留トナー、紙粉、異常付着したキャリア等を除去するクリーニングを実行する機構として、各種のクリーニング機構が知られている。図8は、従来の回転式クリーニング機構を示す斜視図である。図9は、従来の回転式クリーニング機構の隙間を示す概念図である。回転式クリーニング機構250はクリーニング機構の一例としてよく知られている。
【0003】
一般的に複写機は感光体ドラム131の周囲に帯電器、光学系、現像器、転写電極、分離電極、回転式クリーニング機構250等が順次配置されている。記録紙にトナー像が転写された後に、回転式クリーニング機構250はクリーニングを実行する。
【0004】
図9でクリーナー筐体251は樹脂製で感光体ドラム131から除去したトナーなどを回収するためのトナー回収空間a(図9(C)参照)をクリーニングブレード255とともに形成する。クリーナー筐体251は感光体ドラム131のフランジ面と略同面の側壁と、隔壁部とを備え、ブレードホルダー256に取り付けたクリーニングブレード255をクリーナー筐体251に取り付けると略密閉されたトナー回収空間aが形成される。
【0005】
クリーニングブレード255はホルダー256に取り付けてある。コロ257はホルダー256に固定してあり、さらにU字溝254に落とし込んである。回転式クリーニング機構250は、このホルダー256を像形成体の回転軸と平行する軸Xを中心に回転可能に取り付けてある。ホルダー256には、バネや錘などのイコライザー258を備えていている。
【0006】
イコライザーバネ258の一端はバー264に固定してある。バー264はクリーナー筐体251に図示しないネジで固定してある。また固定ネジ266によってホルダー256をバー264に締結すると、クリーニングブレード255は感光体ドラム131の表面と接触しない状態で定位する。また固定ネジ266の締結を解除するとイコライザー258が機能してクリーニングブレードは稜線255aで感光体ドラム131に適正角度、適正圧力で当接する。
【0007】
一般にクリーニングブレード255が感光体に接触し続けることが原因で生じる問題として、クリーニングブレード255に湾曲する癖がつく問題や、接触部位での物質の拡散による感光体等の劣化等が知られている。回転式クリーニング機構では、画像形成装置が工場から出荷してユーザーの手元に運搬される間は固定ネジ266によってクリーニングブレード255を感光体ドラム131から退避し、ユーザーの指定した設置場所で固定ネジ266の締結を解除してこれらの問題を解決できるので多くの画像形成装置で採用されている。
【0008】
ところが回転式クリーニング機構250では、クリーニングブレード255が回動するためにクリアランスを設けてある。このクリアランスはクリーナー筐体251とクリーニングブレード255との隙間となるから、除去したトナー等が飛散してしまう。図8、図9(A)、図9(B)で、隙間部Yはクリーナー筐体251とホルダー256の間の隙間である。この問題を解決する目的で、隙間部Yにモルトプレーン、スポンジなどの柔軟な材料による詰め物(以下、漏れ防止部材とも言う)をして、漏れ防止を行う技術が知られている。漏れ防止部材262aは図9(a)の中では輪郭線の一部を破線で示した。
【0009】
ところが、例えばコロ257をホルダーに取り付けて回転軸として、クリーナー筐体251の側壁部に設けたU字溝254にコロ257を落とし込んでホルダー256を回動させる構成とした回転式クリーニング機構250では、漏れ防止部材がコロ257に接触して、このコロ257の回転の自由を妨げるとイコライザー258の機能が阻害されて、クリーニングブレード255が感光体表面に適正に当接しなくなる。従って、漏れ防止部材262aを可動部分に接触するように取り付けることができず、トナーなどの飛散は結局防止しきれなかったという問題があった。
【0010】
また、クリーニングブレード255とクリーナー筐体251の側壁部の間で、漏れ防止部材262aがクリーニングブレード255に接触する状態に配置してあると、クリーニングブレードは回動したときに漏れ防止部材262aに引っ張られて変形してしまう。このようにクリーニングブレード255が変形すると、所望のクリーニング性能が得られず、漏れ防止部材262aをクリーニングブレード255と接触するように取り付けることは困難であった。従って、クリーニングブレード255と側壁部251の間のクリアランスからのトナー等の漏れは防止しきれなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、回転式クリーニング機構でブレードの回転の自由度を維持したまま、またクリーニングブレードが変形しないようにして、トナーの漏れを防止することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題は、請求項1に記載の画像形成装置によって達成できた。この画像形成装置では、クリーニングブレードはホルダーに支持され、また回動可能となっている。そして前記イコライザー部は回動可能となっている前記ホルダーに力を作用させて、前記先端縁部と前記感光体との接触圧を安定させる。そして前記クリーニングブレードで回収した付着物は、前記支持部に配置された前記ホルダー、前記側壁部、前記隔壁部により形成されたトナー回収空間に集まる。前記側壁部に貼られていて前記クリーニングブレードの端部と前記側壁部の間に位置し、前記支持部を避けた形状の退避部を有し、前記クリーニングブレードと接触する第一の漏れ防止部材と、前記ホルダーに配置されていて、前記トナー回収空間のある側で前記第一の漏れ防止部材に接触して前記退避部を覆う第二の漏れ防止部材とにより、クリーニングブレードを回動可能とするためにクリアランスとして設けた隙間から前記側壁部と前記クリーニングブレード、または前記側壁部と前記ホルダーの間からの付着物の漏れを防止をする事ができた。
【0013】
またこの画像形成装置は、前記第一の漏れ防止部材は、前記クリーニングブレードが回動しても前記クリーニングブレードがたわまない程度の柔軟な材料を用いてもよい。
【0014】
またこれらの画像形成装置は、前記第一の漏れ防止部材は基材に植毛を施した部材を用いてあり、前記植毛の向きが前記回動の軸と略平行する状態で前記側壁部に取り付けられていても良い。
【0015】
またこれらの画像形成装置は、前記支持部は前記ホルダーに備えられた円筒状のコロ部材と、前記側壁部に設けてあり前記コロ部材が嵌入するU字溝とからなっても良い。
【0016】
またこれらの画像形成装置では、前記退避部は、前記第一の漏れ防止部材を前記U字溝の形状に切除した部分であっても良い。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は本実施の形態における画像形成装置の全体構成を示す正面図である。
【0018】
本実施の形態の複写機100は本発明の画像形成装置の一例であり、電子写真プロセスを実行して記録紙に原稿に対応した画像を形成する。複写機100は自動原稿搬送装置(以下、これをRADFと略称する。)、読取走査部120、画像形成部130、給紙機構140等を備えている。
【0019】
RADFは、原稿セット台111上に読み取り原稿を複数枚重ねてセットし、コピースタートボタンを押すと、原稿の各ページを原稿送りローラ117で順次給送してプラテンガラス121上の所定位置に自動搬送する。加えて、読み取りの終了した原稿をプラテンガラス121上から取除いて原稿排出台116上に排出し、あるいは、両面原稿を1枚取り出してプラテンガラス121上に送り込んで片面の画像読み取りを終えると原稿を逆方向に移動させ、原稿を駆動ローラ115により反転経路を通過させて裏返してプラテンガラス121の所定位置に送り込むものである。このようにRADFは両面原稿と片面原稿の取り扱いが可能で、駆動ローラ112及び従動ローラ113と、駆動ローラ112及び従動ローラ113に巻回された搬送ベルト114等を図示せぬモータで適宜正転、逆転させて動作する。
【0020】
読取走査部120は、原稿を載置するプラテンガラス121と、プラテンガラス121の下方であって、装置本体内に露光ランプ122、第1ミラー123、第2ミラー124、第3ミラー125、反射ミラー127、結像レンズ126を備えている。露光ランプ122はハロゲンランプを用いている。
【0021】
露光ランプ122は発光してプラテンガラス121に載置された原稿を照射する。原稿表面で反射した光が露光光となり、図1で二点鎖線で表示した光路を経由して感光体ドラム131を照射する。なお光路と併せて照射光も二点鎖線でしめした。露光ランプ122と第1ミラー123とは矢印Aで示す向きに平行移動する。さらに露光ランプ122および第1ミラー123に対向する第2ミラー124及び第3ミラー125は一体的に第1ミラー123に対して1/2の速度で同じ向きに追随移動する。プラテンガラス121上に載置された原稿の画像は、露光ランプ122、第1ミラー123、第2ミラー124、第3ミラー125の動作によって先端から尾端に向けて走査され、第1ミラー123、第2ミラー124、第3ミラー125及び結像レンズ126を経て反射ミラー127で反射して感光体ドラム131上へ結像される。結像した露光光の像により潜像が形成される。走査が終わると第1ミラー123と第2ミラー124及び第3ミラー125は元の位置に戻り、次の画像形成まで待機する。
【0022】
複写機100は変倍複写が可能となっている。変倍複写とは原稿の画像寸法に対して記録画像の寸法を変更することである。前記光路中の結像レンズ126の位置や光路長を変更すると感光体ドラム131の表面で結像する像が拡大もしくは縮小するので、変倍複写を実行する際には結像レンズ126の位置を変倍率に応じた所定位置に変更し、読取走査部120の各部材の移動速度を変更する。
【0023】
画像形成部130は、感光体ドラム131と帯電前露光器PCLと帯電器132と消去露光器CELと現像装置200と転写器134と分離器135とクリーニング装置136と定着装置137とを備えていて、電子写真プロセスの露光プロセス以後の各プロセスを実行する。感光体ドラム131、帯電前露光器PCL、消去露光器CEL、帯電器132、現像装置200及びクリーニング装置136はドラムカートリッジ400(図2参照)に収納してジャム処理や各プロセス部材のメンテナンスに際して本体から一体的に取り出せるようにした。
【0024】
感光体ドラム131は負帯電がなされるOPC(Organic PhotoConductor)感光体を塗布したドラムである。感光体ドラム131は線速145.5mm/secで回転する。線速は、複写機100全体の画像形成の速度であり、感光体ドラム131の周速と一致するし、記録紙の搬送速度等も線速と一致させてある。
【0025】
帯電器132はスコロトロン帯電器を用いた。帯電器132は潜像形成プロセスに先立ち感光体ドラム131を所定電圧に均一帯電する帯電プロセスを分担する。
【0026】
消去露光器CELは均一に帯電した感光体ドラム131の表面における、潜像を形成しない領域を露光するLEDアレイである。消去露光器CELは記録紙の寸法に合わせて照射領域を変更し、潜像が形成されない領域の帯電電位を略0Vとし、無用な現像を防止する。
【0027】
現像装置200は、トナーとキャリアとを所定濃度(重量%)に制御した2成分現像剤を攪拌スクリュウで攪拌してトナーを所定電荷に帯電させ、マグネットローラの外側で回転する現像スリーブの外周に磁気ブラシを形成し、現像スリーブに所定のバイアス電圧を印加して、感光体ドラム131に対向した現像領域の潜像をトナー像に顕像化する。
【0028】
転写器134は、感光体ドラム131上に静電的に担持したトナー像に記録紙を重ね、記録紙の裏側から電荷を放電する。これにより、記録紙上にトナーを転写するものである。転写器134は電子写真プロセスの転写プロセスを分担する。本実施の形態ではスコロトロン放電器を用いたが、これに限定されるものでなく、コロトロン放電器或いは帯電ローラにより記録紙上にトナー像を静電的に転写するものを用いることができる。
【0029】
分離器135は、感光体ドラム131に静電的に吸着した記録紙から除電することにより、記録紙を分離するものである。分離器135は電子写真プロセスの分離プロセスを分担するものである。本実施の形態ではスコロトロン放電器を用いたが、コロトロン放電器、帯電ローラ等を用いることも可能である。
【0030】
帯電前露光器PCLは感光体ドラム131に残留した電荷を除去するものである。
【0031】
回転式クリーニング機構150は、クリーニングブレード155を転写プロセス後でさらに回転する感光体ドラム131の表面に圧接し、感光体ドラム131の表面に残留したトナー、付着した紙粉、キャリア等を除去清掃する。回転式クリーニング機構150は電子写真プロセスのうちのクリーニングプロセスを分担する。
【0032】
定着装置137は、熱若しくは熱及び圧力をトナー像を担持した記録紙に加えることにより、トナー像を記録紙上に固定するための装置である。定着装置137は画像形成部130を構成する部材のひとつとして電子写真プロセスの定着プロセスを担当するとともに、給紙機構140の一部でもある。
【0033】
排気装置138は複写機100内部に滞留する空気を排気する装置である。排気装置138は駆動モータとファンを備えていて、ファンの回転により気流を発生させる。排気装置138は画像形成部130の内部で、定着装置137の間近に備えてある。複写機100の内部に滞留している空気は読取走査部の露光ランプ122より発生する熱と、複写機100内に設けた定着装置137より発生する熱により、加熱されて高温になっている。
【0034】
排気通路138bは読取走査部120から画像形成部130への気流の通路である。読取走査部120と画像形成部130はともに遮光の必要から密閉性の高い構成を採用しているために空気が流出しにくい。従って排気通路138bを設けて気流の通路を設けて、読取走査部120と画像形成部130に空気が流通するようにした。排気通路138bを設けてあり、一つのファンで読取走査部120と画像形成部130の排熱を行う。
【0035】
排気ダクト138aは複写機100の機内の空気を機外へ排出するダクトである。排気装置138の排気作用により帯電器132の帯電作用で発生するオゾンもともに排気され感光体ドラム131を保護している。
【0036】
このように複写機100の内部は空気が流れており、トナー等がこぼれると複写機100の内部さらには外部にまで飛散する可能性がある。
【0037】
給紙機構140は、感光体ドラム131に担持したトナー画像と同期するように記録紙を転写部に給紙して定着装置137から排出するものであり、給紙カセット141,142,143から記録紙を取り出して搬送する第1給紙ローラ141a,142a,143aとガイド部材141b,142b,143bと搬出ローラ141c,142c,143cとシャッタ前センサS1とレジストシャッタ145と集積反転部149と定着装置137の排出ローラの手前に配置したジャム検知用の排紙センサ260等とを備える。
【0038】
レジストシャッタ145は、図示しないソレノイドの励磁動作により突出して記録紙の給送を停止するものである。これにより、記録紙の斜行を補正して感光体ドラム131に担持したトナー像との同期を確実にするものである。
【0039】
シャッタ前センサS1は例えばアクチュエータとフォトカプラとからなる。アクチュエータは軸で軸支してあり、記録紙の通過により回動する。これにより、フォトカプラの光路を遮るようになっている。従って、フォトカプラは記録紙の通過の有無により出力をオン/オフすることになる。
【0040】
給紙カセット141,142,143は各種サイズの記録紙を収納できるユニバーサルカセットである。
【0041】
給紙機構140は、上記構成を備えることにより、給紙カセット141,142,143からは指定のサイズの記録紙を1枚ずつ第1給紙ローラ141a,142a,143aによって搬出し、搬出ローラ141c,142c,143c及びガイド部材141b,142b,143bを介して画像の転写部に向かって給紙する。かかる記録紙は、感光体ドラム131上のトナー像と同期して作動するレジストシャッタ145によって感光体ドラム131上に送出される。この記録紙には、転写器134の作用により、感光体ドラム131上のトナー像が転写され、分離器135の除電作用によって感光体ドラム131上から分離されたのち、定着装置137へ送られ、加熱ローラ及び加圧ローラによって溶融定着された後、片面複写の場合に排紙ローラにより装置外の排紙トレイ139へ排出する。
【0042】
一方、記録紙に両面複写を行う場合には、記録紙は循環搬送部148に搬送され集積反転部149に収納される。所定枚数の記録紙が集積反転部149に収納されると、反転給紙ローラ149aによって搬出される。搬出された記録紙は、搬送されて再びレジストシャッタ145位置に搬送され、感光体ドラム131に形成されたトナー画像と一致するように給紙されて記録がなされる。
【0043】
複写条件入力パネル147は、オペレーターが複写条件を選択する入力部と現在選択されている複写条件を表示する表示部が設けられている。複写機100の備える複写条件には、画質の切り換え選択、変倍複写の倍率選択、複写枚数の選択等があり、その他の複写条件も備えている。
【0044】
図2は本発明の画像形成装置のドラムカートリッジ400の正面断面図である。ドラムカートリッジ400は樹脂製のフレーム401に、感光体ドラム131を回転可能に取り付け、この感光体ドラム131の周囲に帯電器132、消去露光器CEL、現像装置200、分離爪17B、回転式クリーニング機構150、帯電前除電器PCLを取り付けてある。また現像装置200はドラムカートリッジ400に対して着脱可能で、現像スリーブ223が感光体ドラム131に対向する状態で装着されている。一点鎖線で示した露光光路EXは、読取走査部120から感光体ドラム131に露光光が到達するまでの経路の一部である。
【0045】
回転式クリーニング機構150はクリーナー筐体151とホルダー156とクリーニングブレード155とトナー回収路161によってトナー回収空間aを形成する。クリーナー筐体151は側壁部151aと隔壁部151bを備えている。図2には隔壁部151bの断面が示してあるが側壁部151aは示していない。側壁部151aと隔壁部151bは樹脂で一体に形成してあり、半空間を形成する。クリーナー筐体151にクリーニングブレード155を取り付けたホルダー156を取り付けると、概半空間が塞がれて、トナー回収空間aが形成される。ただしホルダー156は回動するためのクリアランスとして、側壁部151aとの間に隙間があるので、クリーナー筐体151にホルダー156を取り付けただけではトナー回収空間aは密閉されない。トナー回収空間aの底部にはスクリュー160が配置してある。スクリュー160は回収したトナーなどをトナー回収空間aの外部に搬出する。
【0046】
ホルダー156の両端には一つずつコロ157が取り付けてあり、ホルダー156はクリーニングブレード155を保持したままコロ157の回転軸を中心として回動する。
【0047】
イコライザーバネ158は、クリーニングブレード155が感光体ドラム131に当接する圧力を一定の強さに調節するイコライザーとして機能するコイルバネで、一端をバー164に固定してある。イコライザーバネ158の他端はホルダー156を図中矢印bの向きに押している。ホルダー156はイコライザーバネ158に押し出されて、コロ157を支軸として矢印cの向きに回動し、クリーニングブレード155が受ける感光体ドラム131の応力とバランスして安定する。従って感光体ドラム131が微妙に偏心して回転したとしても、常にクリーニングブレード155を一定の圧力で感光体ドラム131に押し当てることができる。
【0048】
次に図3から図7を用いて、回転式クリーニング機構150の各機構を説明する。図3はホルダー156の一端を斜め下方から示した斜視図、図4は側壁部151aの斜視図、図5はクリーナー筐体151にホルダー156を回動可能に取り付けた状態を示す斜視図である。図6は、クリーニングブレード155とモケット162の接触する状態を示す概念図、図7は、モルトプレーン165を取り付けなかった場合の問題点を示す概念図である。
【0049】
クリーニングブレード155はシリコンゴムを長板状に加工した部材で、クリーニングブレード155の長手方向の1つの稜線155aで感光体ドラム131とカウンター式に当接、摺擦して付着物を取り除く。稜線155aは本発明の先端縁部の一例である。稜線155aの幅は感光体ドラム131の幅と略等しい。さらに詳しくは、稜線155aの幅は感光体ドラム131に設けた感光体層の回転軸方向の長さより大きく、感光体ドラム131のアルミ基体の回転軸方向の長さよりは小さい。
【0050】
ホルダー156は板金を略90°に折り曲げて断面形状をL字状にした2つの金属製のビーム156a、156dでクリーニングブレード155を挟み込んで保持させたものである。ビーム156a、156dの曲げ加工は同じ角度とした。曲げ加工はL字形状以外に、所定半径の曲面でも良いし、曲げ加工でなくて、溶接などによって複数の板金を接合してもよい。ビーム156aには、つまみ部156eを曲げ加工によって設けてある。クリーニングブレード155はビーム156aの平坦な面である保持面156b(図7参照)に両面テープで接着してあり、さらにビーム156dをビーム156aにネジ156f(図7参照)でネジ止めしてクリーニングブレード155を挟み込んでいる。なお、図3から図5は保持面156bとネジ156fは示していない。ビーム156aとクリーニングブレード155は、感光体ドラム131の回転軸方向の幅を等しくした。
【0051】
図3でコロ157は、樹脂を円筒形に加工した部材で、ビーム156aに固定してある。コロ157の円筒形の中心軸は稜線155aと平行に取り付けてある。コロ157を側壁部151aに設けたU字溝154(図4参照)に落とし込むと、ホルダー156はコロ157を支軸とし、U字溝154を軸受けとして矢印c、dのように回動する。本実施の形態のU字溝154とコロ157は、本発明の支持部の一例である。
【0052】
図4で、側壁部151aはコロ157の回転の軸と直交する面に設けた壁面である。図4には側壁部151aは1つだけ示されている。しかし、回転式クリーニング機構150では、クリーニングブレード155の幅よりもやや広い間隔で2つの側壁部151aが互いに平行に配置してある。
【0053】
隔壁部151bは2つの側壁部151aに直交して配置してある。また、隔壁部151bはクリーニングブレード155を間に挟んで、感光体ドラム131と互いに反対側に位置している。
【0054】
クリーナー筐体151の底部にはトナー回収路161が設けられていて、トナー回収路161に沿ってスクリュー160が渡してある。感光体ドラム131から除去された付着物は回収PET159(図2参照)の上面に落下して、さらに回転するスクリュー160によってトナー回収路161に沿って搬送され、トナーリサイクル通路(図示せず)を通って現像装置200に供給される。そして回収されたトナーは現像装置200で再使用される。
【0055】
クリーナー筐体151は、樹脂を用いて、2つの側壁部151a、隔壁部151b、トナー回収路161を一体成形した部材である。クリーナー筐体151は、6面体状の半空間を形成して、6面のうち4面をそれぞれ隔壁部151b、2つの側壁部151a、トナー回収路161によって囲ってある。この4面には、特にトナーなどがこぼれ出す隙間、孔等は無くて、他の2面を隙間無く囲むと、この半空間を密閉することができる。
【0056】
U字溝154は側壁部151aに設けてある。U字溝154はコロ157の軸受けであり、R部分を下に向けた溝である。U字溝154のR部分の径はコロ157の直径と略等しくなっている。
【0057】
モケット162は、本発明の第一の漏れ防止部材の一例である。モケットは基材に糸状の繊維を植毛してあり、布地の一種としてよく知られている。基材に化繊織物、繊維に化繊を用いたモケットを使用した。本実施の形態では基材を側壁部151aに両面テープで直接接着してあり、繊維がコロ157の回転の軸の向きと略一致している。モケット162はU字溝154の形状を避けて切断したRカット部163を備えている。モケット162は基材を切断する事で、植毛した繊維ごと取り除く事ができることは言うまでもない。Rカット部163は本発明の退避部の一例である。植毛した繊維の長さは、側壁部151aとクリーニングブレード155の間に設けたクリアランスの間隔よりも長くしてある。
【0058】
図5で、コロ157はU字溝154に落とし込んである。コロ157の回転の軸は、U字溝154の形状によって規制される。コロ157はホルダー156の両端に設けてあり、2つのコロ157は、2つの側壁部151aに一つずつ設けたU字溝154にそれぞれ落とし込んである。
【0059】
バー164は金属製の部材で、ネジでクリーナー筐体151に固定される。図5ではコロ157とU字溝154の形状、配置を明示するため、バー164は一点鎖線で示してある。バー164にはコロ押さえ部164aが一体に設けてある。U字溝154にコロ157を落とし込んだ状態で、バー164を所定位置にネジ止めして固定すると、コロ押さえ部164aはU字溝154の蓋になりコロ157が脱落しないようになる。バー164が固定されるとイコライザーバネ158(図2参照)の一端が固定される。
【0060】
モルトプレーン165はよく知られた発泡樹脂で、ビーム156aに接着してある。モルトプレーン165はビーム156aのビーム156dとは反対の面、すなわちトナー回収空間aの側に接着してある。モルトプレーン165は本発明の第二の漏れ防止部材の一例である。モルトプレーン165はコロ157とは接触しないが、ビーム156aにコロ157を取り付けた取り付け部の近傍に接着してある。モルトプレーン165はモケット162に植毛した繊維とは軽く接触している。コロ157の回動につれてモルトプレーン165も移動し、モルトプレーン165の移動に従ってモケット162の繊維は軽く接触したまま追従する。
【0061】
図6で、基材162aは、植毛するために織られた化繊の布地である。繊維162bは柔軟な化学繊維で、基材162aに密に植毛してある。ホルダー156をクリーナー筐体151に回動自在に取り付けると、クリーニングブレード155は繊維を押しのけて繊維同士の間に割れ目162cを作り、できた割れ目162cの間に収まる。割れ目162c付近の繊維162bはクリーニングブレード155の形状に沿ってなびき、クリーニングブレード155のエッジを密に覆い尽くす。
【0062】
クリーニングブレード155が矢印cまたは矢印dの向きに移動した場合も、割れ目162c付近の繊維は、エッジを覆い尽くしたままクリーニングブレード155の移動に追従する。植毛された繊維162bが基材162aに対して起立する方向(矢印e)とクリーニングブレード155の移動の向き(矢印c、d)は略直交している。繊維162bは柔軟であり、クリーニングブレード155は移動してもモケット162からの応力はほとんど受けないので、変形することがない。仮に繊維162bが起立する方向とクリーニングブレード155の移動の向き(矢印c、d)が略平行であると、クリーニングブレード155の移動にしたがって繊維162bは押し寄せられたりして、クリーニングブレード155は応力を受けて変形するかもしれない。また、モケット162の繊維に阻害されるので、トナー等の粉末は、ほとんど通過しない。従って、側壁部151aとクリーニングブレード155の間のクリアランスからのトナーの漏れを防止できる。
【0063】
次にクリーニングブレード155とクリーナー筐体151のクリアランスとして設けた隙間について説明する。図7で(A)は図5の矢印Lの方向から回転式クリーニング機構150をみた図、(B)は図5の矢印Mの方向から回転式クリーニング機構150をみた図、(C)は図5の矢印Nの方向から回転式クリーニング機構150をみた図である。ただし図7(A)、(B)では説明のためにモケット162とモルトプレーン165の図示を省略してある。また、図7(C)では、説明のためにモルトプレーン165を省略し、モケット162は一点鎖線で示してある。隙間gは、図7(A)、(B)でクリーナー筐体151とクリーニングブレード155を取り付けたホルダー156の間に開いている。
【0064】
図7(C)に示したように、クリーニングブレード155によって取り除かれた付着物は、クリーニングブレード155の隔壁部151bの側、すなわちトナー回収空間aの中に集まる。そして、トナー回収空間aの下方に溜まり、ほとんどの付着物はスクリュー160によってトナー回収空間aからトナーリサイクル通路を通って現像装置200まで搬出される。しかしながら一部の付着物は飛散してトナー回収空間aの内部に浮遊している。
【0065】
U字溝154にコロ157を落とし込んだ状態で、モケット162を取り付けていないと、隙間gを通ってトナー回収空間aの外に、トナーなどが漏れる。モケット162を備えることで、隙間gの大部分でトナーの漏れを阻害できる。
【0066】
Rカット部163はコロ157と接触しない形状に切除してあり、コロ157をU字溝154に落とし込む経路を確保する必要から、どうしてもコロ157の上部付近を密閉できずに隙間eができる。隙間eはRカット部163とホルダー156の2つの接点P1、P2に対し、接点P1、P2に挟まれたホルダー156の部位と、やはり接点P1、P2に挟まれたモケット162の部位とによって囲まれた位置にある。この隙間eからトナーなどの粉末がトナー回収空間aの外に向けて漏れてしまう。
【0067】
隙間eからのトナーなどの漏れを防止するのにはモルトプレーン165を取り付けてある。モルトプレーン165はRカット部163の接点P1とP2に挟まれた部分に接していて、さらにホルダー156の接点P1とP2に挟まれた部分に接する位置に取り付けてあるので、隙間eからのトナーの漏れも防止できる。なお、モケット162とホルダー156は、接点P1、P2の外側で互いに接している。
【0068】
以上の実施の形態では本発明の第一の漏れ防止部材としてモケットを用いて説明してきた。しかし、本発明の第一の漏れ防止部材としては、テフロンコーティングされたモルトプレーンを用いることもできる。モルトプレーンを利用する際は直方体状に加工された原材を所望の形状に加工して使用する。直方体の一面がテフロンコーティングされたモルトプレーンを加工して、図4のモケット162と同じ形状に加工する。そしてクリーニングブレード155、ホルダー156にテフロンコーティングされた面を接触させる。テフロンコーティングにより滑りやすくなっているので、クリーニングブレード155は変形しないで移動する事ができる。そしてモルトプレーン165も取り付ければ良い。
【0069】
【発明の効果】
本発明の画像形成装置によれば、回転式クリーニング機構でブレードの回転の自由度を維持したまま、またクリーニングブレードが変形しないようにして、トナーの漏れを防止することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における画像形成装置の全体構成を示す正面図である。
【図2】本発明の画像形成装置のドラムカートリッジの正面断面図である。
【図3】ホルダーの一端を斜め下方から示した斜視図である。
【図4】側壁部の斜視図である。
【図5】クリーナー筐体にホルダーを回動可能に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図6】クリーニングブレードとモケットの接触する状態を示す概念図である。
【図7】モルトプレーンを取り付けなかった場合の問題点を示す概念図である
【図8】従来の回転式クリーニング機構を示す斜視図である。
【図9】従来の回転式クリーニング機構の隙間を示す概念図である。
【符号の説明】
150 回転式クリーニング機構
151 クリーナー筐体
151a 側壁部
151b 隔壁部
154 U字溝
155 クリーニングブレード
155a 稜線
156 ホルダー
157 コロ
158 イコライザーバネ
161 トナー回収路
162 モケット
163 Rカット部
165 モルトプレーン
a トナー回収空間[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an image forming apparatus provided with a cleaning blade for collecting toner remaining on an image forming body after transferring a toner image from the image forming body.
[0002]
[Prior art]
Various types of cleaning mechanisms are known as mechanisms for performing cleaning for removing residual toner, paper dust, abnormally attached carriers, and the like after transferring a toner image formed on an image forming body onto recording paper. FIG. 8 is a perspective view showing a conventional rotary cleaning mechanism. FIG. 9 is a conceptual diagram showing a gap in a conventional rotary cleaning mechanism. The
[0003]
Generally, in a copying machine, a charger, an optical system, a developing device, a transfer electrode, a separation electrode, a
[0004]
In FIG. 9, the
[0005]
The
[0006]
One end of the
[0007]
In general, problems caused by the fact that the
[0008]
However, in the
[0009]
However, for example, in the
[0010]
Further, if the
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to prevent leakage of toner while maintaining the degree of freedom of rotation of a blade by a rotary cleaning mechanism and preventing the cleaning blade from being deformed.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The object of the present invention has been achieved by the image forming apparatus according to the first aspect. In this image forming apparatus, the cleaning blade is supported by the holder and is rotatable. The equalizer unit applies a force to the rotatable holder to stabilize the contact pressure between the front end edge and the photoconductor. The deposits collected by the cleaning blade are collected in a toner collecting space formed by the holder, the side wall, and the partition disposed on the support. A first leakage prevention member attached to the side wall portion and located between the end portion of the cleaning blade and the side wall portion and having a shape avoiding the support portion and in contact with the cleaning blade; And a second leakage prevention member disposed on the holder and in contact with the first leakage prevention member on the side where the toner collecting space is located to cover the retreating section, so that the cleaning blade can be rotated. Therefore, it is possible to prevent the adhered substance from leaking from the side wall and the cleaning blade or from between the side wall and the holder from a gap provided as a clearance.
[0013]
In this image forming apparatus, the first leak prevention member may be made of a flexible material that does not bend the cleaning blade even when the cleaning blade rotates.
[0014]
In these image forming apparatuses, the first leakage prevention member uses a member in which a base material is planted, and is attached to the side wall portion in a state where the direction of the planting is substantially parallel to the rotation axis. It may be.
[0015]
In these image forming apparatuses, the support portion may include a cylindrical roller member provided on the holder, and a U-shaped groove provided on the side wall portion and into which the roller member fits.
[0016]
Further, in these image forming apparatuses, the retreating portion may be a portion obtained by cutting the first leak prevention member into the shape of the U-shaped groove.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is a front view illustrating the overall configuration of the image forming apparatus according to the present embodiment.
[0018]
[0019]
The RADF sets a plurality of originals to be read on the original set table 111 and presses a copy start button. Each page of the originals is sequentially fed by the
[0020]
The reading
[0021]
The
[0022]
The copying
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
As the
[0026]
The erasing exposure unit CEL is an LED array that exposes an area where a latent image is not formed on the surface of the uniformly charged
[0027]
The developing
[0028]
The
[0029]
The separator 135 separates the recording paper by removing static electricity from the recording paper electrostatically attracted to the
[0030]
The pre-charging exposure device PCL removes the electric charge remaining on the
[0031]
The
[0032]
The fixing device 137 is a device for fixing the toner image on the recording paper by applying heat or heat and pressure to the recording paper carrying the toner image. The fixing device 137 is in charge of a fixing process of an electrophotographic process as one of members constituting the
[0033]
The
[0034]
The
[0035]
The
[0036]
As described above, air flows inside the copying
[0037]
The
[0038]
The
[0039]
The pre-shutter sensor S1 includes, for example, an actuator and a photocoupler. The actuator is supported by a shaft, and is rotated by the passage of the recording paper. Thus, the optical path of the photocoupler is blocked. Therefore, the output of the photocoupler is turned on / off depending on whether or not the recording paper has passed.
[0040]
The
[0041]
The
[0042]
On the other hand, when performing double-sided copying on a recording sheet, the recording sheet is conveyed to the circulating
[0043]
The copy
[0044]
FIG. 2 is a front sectional view of the
[0045]
The
[0046]
[0047]
The
[0048]
Next, each mechanism of the
[0049]
The
[0050]
The
[0051]
In FIG. 3, a
[0052]
In FIG. 4, the
[0053]
The
[0054]
A
[0055]
The
[0056]
The
[0057]
The
[0058]
In FIG. 5, the
[0059]
The
[0060]
The
[0061]
In FIG. 6, the
[0062]
Even when the
[0063]
Next, a gap provided as a clearance between the
[0064]
As shown in FIG. 7C, the adhered matter removed by the
[0065]
When the
[0066]
The R cut
[0067]
To prevent leakage of toner and the like from the gap e, a
[0068]
In the above embodiment, the description has been made using the moquette as the first leak prevention member of the present invention. However, a Teflon-coated malt plane may be used as the first leak prevention member of the present invention. When a malt plane is used, a raw material processed into a rectangular parallelepiped is processed into a desired shape and used. A malt plane in which one surface of the rectangular parallelepiped is coated with Teflon is processed into the same shape as the
[0069]
【The invention's effect】
According to the image forming apparatus of the present invention, leakage of toner can be prevented while maintaining the freedom of rotation of the blade by the rotary cleaning mechanism and preventing the cleaning blade from being deformed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view illustrating an overall configuration of an image forming apparatus according to an embodiment.
FIG. 2 is a front sectional view of a drum cartridge of the image forming apparatus of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing one end of a holder from obliquely below.
FIG. 4 is a perspective view of a side wall portion.
FIG. 5 is a perspective view showing a state in which a holder is rotatably attached to a cleaner housing.
FIG. 6 is a conceptual diagram showing a state where a cleaning blade and a moquette are in contact with each other.
FIG. 7 is a conceptual diagram showing a problem when a malt plane is not attached.
FIG. 8 is a perspective view showing a conventional rotary cleaning mechanism.
FIG. 9 is a conceptual diagram showing a gap in a conventional rotary cleaning mechanism.
[Explanation of symbols]
150 Rotary cleaning mechanism
151 cleaner housing
151a Side wall
151b Partition wall
154 U-shaped groove
155 Cleaning blade
155a ridgeline
156 holder
157 rollers
158 Equalizer spring
161 Toner collection path
162 moquette
163 R cut section
165 Malt plain
a Toner collection space
Claims (5)
前記クリーニングブレードを取り付けたホルダーと、
前記ホルダーの両端部にそれぞれ設けられていて前記ホルダーを回動可能に支持する支持部と、
前記ホルダーの回動方向に力を作用させて前記先端縁部と前記感光体とを安定した接触圧で接触させるイコライザー部と、
前記クリーニングブレードと非接触であって前記支持部を支持する側壁部と、前記側壁部とともに半空間を形成する隔壁部とを備え、前記支持部に配置された前記ホルダー、前記側壁部、前記隔壁部によりトナー回収空間を形成するクリーナー筐体と、
前記側壁部に貼られていて前記クリーニングブレードの端部と前記側壁部の間に位置し、前記支持部を避けた形状の退避部を有し、前記クリーニングブレードと接触する第一の漏れ防止部材と、
前記ホルダーに配置されていて、前記トナー回収空間のある側で前記第一の漏れ防止部材に接触して前記退避部を覆う第二の漏れ防止部材とを備えたことを特徴とする画像形成装置。A cleaning blade having a leading edge portion that removes deposits on the photoconductor by rubbing against the photoconductor,
A holder to which the cleaning blade is attached,
Supporting portions provided at both ends of the holder and rotatably supporting the holder,
An equalizer section that applies a force in the rotation direction of the holder to bring the tip end portion and the photoconductor into contact with a stable contact pressure,
A holder that is not in contact with the cleaning blade and supports the support, and a partition that forms a half space with the sidewall, the holder disposed on the support, the sidewall, and the partition A cleaner housing forming a toner collection space by the section;
A first leakage prevention member attached to the side wall portion and located between the end portion of the cleaning blade and the side wall portion and having a shape avoiding the support portion and in contact with the cleaning blade; When,
An image forming apparatus, comprising: a second leakage prevention member disposed on the holder, the second leakage prevention member being in contact with the first leakage prevention member on the side where the toner collection space is located and covering the retreating portion. .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13840097A JP3577688B2 (en) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | Image forming device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13840097A JP3577688B2 (en) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | Image forming device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10333516A JPH10333516A (en) | 1998-12-18 |
JP3577688B2 true JP3577688B2 (en) | 2004-10-13 |
Family
ID=15221078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13840097A Expired - Fee Related JP3577688B2 (en) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | Image forming device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3577688B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014157616A1 (en) | 2013-03-29 | 2014-10-02 | 曙ブレーキ工業株式会社 | Friction material |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5950676B2 (en) * | 2012-04-26 | 2016-07-13 | キヤノン株式会社 | Cleaning unit, process cartridge, and electrophotographic image forming apparatus |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP13840097A patent/JP3577688B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014157616A1 (en) | 2013-03-29 | 2014-10-02 | 曙ブレーキ工業株式会社 | Friction material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10333516A (en) | 1998-12-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6701122B2 (en) | Cleaning device and image forming apparatus having it | |
JP4693570B2 (en) | Cleaning device and image forming apparatus equipped with the same | |
JPH05119678A (en) | Blade cleaning device performing duplex operation | |
EP0068858A2 (en) | Toner replenishing device for an electrostatic copying apparatus | |
JP3577688B2 (en) | Image forming device | |
JP3094255B2 (en) | Developing unit | |
JP5303252B2 (en) | Cleaning device and image forming apparatus equipped with the same | |
US5034779A (en) | Fibre traps in electrostatographic machines | |
US3827801A (en) | Electrophotographic copier of image transfer type | |
US5450174A (en) | Lamp protective cover | |
JP3600953B2 (en) | Image forming machine | |
JP7249786B2 (en) | image forming device | |
JPH0635384A (en) | Cleaning device | |
JPH10240095A (en) | Cleaning device for image forming device | |
JP4765797B2 (en) | Image forming apparatus and transfer apparatus | |
JP5448767B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2001154552A (en) | Cleaner for image forming device | |
JPH11143223A (en) | Developing device and image forming device | |
JP2006243001A (en) | Image forming apparatus | |
JPH0548197Y2 (en) | ||
US5475474A (en) | Slidably mounted wiper system | |
JP5205165B2 (en) | Toner transport mechanism, developing device including the same, and image forming apparatus | |
JPH01147479A (en) | Process cartridge for image forming device | |
JP2006030491A (en) | Image forming apparatus | |
JP2859335B2 (en) | Developing device for electrophotographic equipment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040105 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040406 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040622 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040702 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070723 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090723 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100723 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100723 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110723 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120723 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120723 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723 Year of fee payment: 9 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |