JP3576050B2 - Manufacturing method of immersion type membrane cartridge - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浸漬型膜カートリッジの製造方法に関し、し尿処理や合併処理浄化槽等において使用する固液分離装置に搭載する膜カートリッジの製造技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の固液分離装置としては、例えば図7に示すような浸漬型膜分離装置がある。図7において、膜分離装置21は、複数枚の平板状膜カートリッジ22と、その下方より膜面洗浄気体を噴出する散気装置23とをケース24の内部に配置したものである。ケース24は膜ケース25と散気ケース26とに分割形成し、散気装置23より噴出する膜面洗浄気体の全量が膜ケース25内に入り込むように形成している。
【0003】
図8に示すように、膜カートリッジ22は、ABS樹脂製のろ板22Aの両表面にろ過膜22Bを配置し、ろ過膜22Bをその周縁部の止水部Sにおいてろ板22Aに超音波溶着したものである。ろ板22Aとろ過膜22Bとの間、およびろ板22Aの内部には透過液流路を形成し、透過液流路に連通する透過液取出口22Cをろ板22Aの上端縁に形成している。
【0004】
各膜カートリッジ22は、透過液取出口22Cに接続したチューブ27を介して集水管28に連通しており、膜透過液を導出する透過液導出管29を集水管28に接続している。
膜分離装置21を活性汚泥処理施設において使用する場合には、曝気槽内部の活性汚泥混合液中に膜分離装置21を浸漬し、散気装置23より曝気空気を噴出させる状態において、原水中の有機物や窒素を活性汚泥により処理している。
【0005】
活性汚泥混合液は、槽内での水頭を駆動圧として膜カートリッジ22により重力ろ過し(透過液導出管29に吸引ポンプを介装することで吸引ろ過も可能である)、膜カートリッジ22の膜面を透過した透過液を処理水として透過液導出管29を通じて槽外へ導出する。
このとき、散気装置23より噴出する曝気空気の気泡およびそれにより生起される上昇流が、相互に隣接する膜カートリッジ22の間の狭い流路(5〜10mmの幅)を流れることによって、膜カートリッジ22の膜面を洗浄し、分離機能の低下を抑制して膜分離装置21が機能不全に至ることを防止している。
【0006】
このように、膜分離装置21の使用時において、膜カートリッジ22は曝気空気による上昇流に曝されるので、止水部Sに囲まれた領域およびろ過膜22Bの周縁部が振動し、疲労によって止水部Sでろ過膜22Bが破断する恐れがある。このために、図9に示すように、ろ過膜22Bの周縁部に沿って断続的に形成する補助溶着部Bにおいて、ろ過膜22Bをろ板22Aに補助的に固定するものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
超音波溶着法の一例としては、ロータリ溶着法がある。これは図10に示すように、ろ板22Aの表面を覆ってろ過膜22Bを配置し、ロータリホーン31によってろ過膜22Bをろ板22Aに押圧しながらロータリホーン31を回転させ、ロータリホーン31から出力する超音波によってろ過膜22Bおよびろ板22Aを溶着して止水部Sおよび補助溶着部Bを形成するものである。
【0008】
しかし、ロータリ溶着法では、図11に示すように、止水部Sにおいてろ板22Aが溶けて溝状に窪み、ろ過膜22Bがろ板22Aに食い込む状態に溶着されるために、溶着時にろ過膜22Bが痛み、疲労破壊が起こり易くなる。
超音波溶着法の他の例としてはアップダウン法がある。これは図12〜図13に示すように、予めろ板22Aの表面に、止水部Sを形成するためのシール部32および補助部33を表面から突出して形成しておき、シール部32および補助部33を覆ってろ過膜22Bを配置し、アップダウンホーン34をろ過膜22Bの上からシール部32および補助部33に押圧するものであり、アップダウンホーン34から出力する超音波により、ろ過膜22Bをシール部32および補助部33においてろ板22Aに溶着して止水部Sおよび補助溶着部Bを形成するものである。
【0009】
溶着前の原寸法において、シール部32は高さが0.5mmであり、補助部33は高さが0.15mmである。ここで、シール部32を補助部33より高く形成しているのは、シール部32において強く溶着して止水部Sにおける止水性を高めるためである。しかし、反面において、ろ過膜22Bの強度が止水部Sで低下し、補助溶着部Bより早くろ過膜22Bが疲労して破損し易くなる。
【0010】
本発明は上記した課題を解決するものであり、曝気に対する耐久性を高めることができる浸漬型膜カートリッジの製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係る本発明の浸漬型膜カートリッジの製造方法は、樹脂製のろ板に、二重線状のシール部と帯状の補助部とをろ板の表面から突出して、かつろ板の周縁部に沿った全周にわたって一体に成形し、内側に位置するシール部を外側に位置するシール部より低く形成し、外側に位置するシール部と周縁に位置する補助部とを同じ高さに形成し、ろ板の表面に双方のシール部および補助部を覆ってろ過膜を配置し、ろ過膜の上からアップダウンホーンを双方のシール部および補助部に押圧し、アップダウンホーンから超音波を出力してろ過膜を双方のシール部および補助部において溶着し、双方のシール部に直線状の止水部を形成してろ過膜を緊張状態に保持するとともに、補助部に補助溶着部を形成するものである。
【0012】
上記した構成により、外側シール部が内側シール部よりも高く突出しているので、溶着初期時において、ろ過膜はアップダウンホーンと外側シール部および補助部とに挟持されて内側シール部と接触せず、内側シール部に先立って外側シール部および補助部においてろ過膜とろ板の溶着が始まり、続いて内側シール部においてろ過膜とろ板の溶着が行なわれる。
【0013】
このため、外側シール部に形成する止水部での溶着強度よりも、内側シール部に形成する止水部での溶着強度が弱くなるので、膜カートリッジの使用時における振動疲労に対して、ろ過膜は内側の止水部において破断する前に内側シール部から剥離することで、膜としての機能を保全する。このとき、外側の止水部において止水能を確保するので、膜カートリッジはそのろ過機能を維持することができ、点検時等に剥離した止水部を補修することで、膜カートリッジの延命化が図れる。
【0014】
しかも、外側シール部における溶着が先行することで、ろ過膜が展張した状態で内側シール部に当接し、溶着後に内側の止水部に囲まれたろ過膜の有効ろ過領域が緊張状態に保持されるので、皺や弛みが発生しない。
請求項2に係る本発明の浸漬型膜カートリッジの製造方法は、樹脂製のろ板に、二重線状のシール部と帯状の補助部とをろ板の表面から突出して、かつろ板の周縁部に沿った全周にわたって一体に成形し、ろ板の表裏面に双方のシール部および補助部を覆ってろ過膜を配置し、ろ板およびろ過膜を溶着治具上に配置して裏側面における内側シール部をろ過膜を介して溶着治具に当接させ、表側面のろ過膜の上からアップダウンホーンを外側シール部および補助部に押圧し、アップダウンホーンから超音波を出力して表側面のろ過膜を外側シール部および補助部において溶着するとともに、裏側面のろ過膜を内側シール部において溶着し、ろ板を反転させて溶着治具上に配置し、表側面における内側シール部をろ過膜を介して溶着治具に当接させ、裏側面のろ過膜の上からアップダウンホーンを外側シール部および補助部に押圧し、アップダウンホーンから超音波を出力して裏側面のろ過膜を外側シール部および補助部において溶着するとともに、表側面のろ過膜を内側シール部において溶着し、双方のシール部に直線状の止水部を形成してろ過膜を緊張状態に保持するとともに、補助部に補助溶着部を形成するものである。
【0015】
上記した構成により、アップダウンホーンから出力する超音波は、ろ過膜を介して外側シール部および補助部に強く作用し、さらにろ板を介して溶着治具に当接する内側シール部に弱く作用する。このため、外側シール部に形成する止水部での溶着強度よりも、内側シール部に形成する止水部での溶着強度が弱くなるので、膜カートリッジの使用時における振動疲労に対して、ろ過膜は内側の止水部において破断する前に内側シール部から剥離することで、膜としての機能を保全する。このとき、外側の止水部において止水能を確保するので、膜カートリッジはそのろ過機能を維持することができ、点検時等に剥離した止水部を補修することで、膜カートリッジの延命化が図れる。
【0016】
請求項3に係る本発明の浸漬型膜カートリッジの製造方法は、アップダウンホーンのろ過膜に対する当接面にローレットを形成し、外側シール部に形成する外側の止水部および補助部に形成する補助溶着部をローレット状に形成するものである。
この構成により、アップダウンホーンから出力する超音波は、ローレットの峰部において強く作用し、ろ過膜を外側シール部および補助部において強く溶着する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態における浸漬型膜カートリッジは浸漬型膜分離装置に使用するものであり、浸漬型膜分離装置の基本的な構造は、先に図7において説明したものと同様であるので、同様の部材には同一番号を付して説明を省略する。
【0018】
以下に、本実施の形態における膜カートリッジ22の製造方法を図1〜図3を参照して説明する。ろ板41はABS樹脂からなり、例えば横490mm×縦1000mm×厚さ6mmの形状を有しており、表裏面に二重線状のシール部42a、42bと帯状の補助部43とをろ板41の表面から突出して、かつろ板41の周縁部に沿った全周にわたって一体に成形している。補助部43はろ過膜44の周縁に対応する位置にあり、補助部43および外側シール部42bは0.5mmの同じ高さに形成し、内側シール部42aは外側シール部42bよりも低い0.4mmの形状を有している。
【0019】
このろ板41を溶着治具45の上に配置し、ろ板41の表面に双方のシール部42a、42bおよび補助部43を覆ってろ過膜44を配置する。ろ過膜44は所定強度を有する不織布製の基材の両面に有機性の膜剤を含浸させて製造したものである。
この状態で、ろ過膜44の上からアップダウンホーン46を双方のシール部42a、42bおよび補助部43に押圧する。アップダウンホーン46は超音波を出力するもので、ろ過膜44に相対する当接面を平坦に形成している。
【0020】
アップダウンホーン46から超音波を出力してろ過膜44を双方のシール部42a、42bおよび補助部43において溶着する。このとき、外側シール部42bおよび補助部43が内側シール部42aよりも高く突出しているので、内側シール部42aに先立って外側シール部42bおよび補助部43においてろ過膜44とろ板41の溶着が始まり、続いて内側シール部42aにおいてろ過膜44とろ板41の溶着が行なわれる。
【0021】
このように溶着操作において、外側シール部42bおよび補助部43における溶着が先行することで、ろ過膜44が展張した状態で内側シール部42aに当接し、双方のシール部42a、42bに直線状の止水部S1、S2が形成されるとともに、溶着後に内側の止水部S1に囲まれたろ過膜44の有効ろ過領域が緊張状態に保持され、補助部43に補助溶着部Bが形成される。
【0022】
また、内側シール部42aが外側シール部42bよりも低い形状を有することで、外側シール部42bに形成する止水部S2での溶着強度よりも内側シール部42aに形成する止水部S1での溶着強度が弱くなる。
このため、膜カートリッジ22を浸漬型膜分離装置において使用する際に発生する曝気に起因する振動疲労に対して、ろ過膜44は内側の止水部S1において破断する前に内側シール部42aから剥離して膜としての機能を保全する。このとき、外側シール部42bが止水能を発揮し、ろ過膜44が内側シール部42aから剥離しても、膜カートリッジ22はそのろ過機能を維持することができ、点検時等に剥離した止水部S1を補修することで、膜カートリッジ22の延命化が図れる。
【0023】
本実施の形態における膜カートリッジ22の他の製造方法を図4〜図6を参照して説明する。ろ板51はABS樹脂からなり、表裏面に二重線状のシール部52a、52bと帯状の補助部53とをろ板51の表面から突出して、かつろ板51の周縁部に沿った全周にわたって一体に成形している。シール部52a、52bおよび補助部53は同じ高さに形成している。
【0024】
ろ板51の表裏面に双方のシール部52a、52bおよび補助部53を覆ってろ過膜54を配置する。ろ過膜54は所定強度を有する不織布製の基材の両面に有機性の膜剤を含浸させて製造したものである。
ろ板51およびろ過膜54を溶着治具55に配置して、裏側面における内側シール部52aをろ過膜54を介して溶着治具55に当接させる。この状態で、表側面のろ過膜54の上からアップダウンホーン56を外側シール部52bおよび補助部53に押圧する。図5に示すように、アップダウンホーン56はろ過膜54に対する当接面にローレット56aを形成している。
【0025】
アップダウンホーン56から超音波を出力して表側面のろ過膜54を外側シール部52bおよび補助部53において溶着するとともに、裏側面のろ過膜54を内側シール部52aにおいて溶着する。さらに、ろ板51を反転させて溶着治具55に配置し、同様の溶着操作を行なって、裏側面のろ過膜54を外側シール部52bおよび補助部53において溶着するとともに、表側面のろ過膜54を内側シール部52aにおいて溶着する。
【0026】
溶着により、内側シール部52aに直線状の止水部S1を形成してろ過膜を緊張状態に保持するとともに、外側シール部52bに止水部S2を形成し、補助部53に補助溶着部Bを形成する。外側の止水部S2および補助溶着部Bはローレット状となる。
上述の溶着操作において、アップダウンホーン56から出力する超音波は、ローレット56aの峰部において強くなり、ろ過膜54を介して外側シール部52bおよび補助部53に強く作用し、ろ過膜54を外側シール部52bおよび補助部53において強く溶着する。一方で、超音波はろ板51を介して溶着治具55に当接する内側シール部52aに弱く作用するので、外側シール部52bに形成する止水部S2での溶着強度よりも、内側シール部52aに形成する止水部S1での溶着強度が弱くなる。
【0027】
このため、膜カートリッジ22の使用時における振動疲労に対して、ろ過膜54は内側の止水部S1において破断する前に内側シール部52aから剥離することで、膜としての機能を保全する。このとき、外側の止水部S2において止水能を確保するので、膜カートリッジ22はそのろ過機能を維持することができ、点検時等に剥離した止水部S1を補修することで、膜カートリッジ22の延命化が図れる。
【0028】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、外側シール部に形成する止水部での溶着強度よりも内側シール部に形成する止水部での溶着強度を弱くすることにより、振動疲労に対してろ過膜は破断する前に内側シール部から剥離し、膜としての機能を保全することができ、外側シール部が止水能を発揮することで膜カートリッジはそのろ過機能を維持することができ、膜カートリッジの延命化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における膜カートリッジの製造方法を示す模式図である。
【図2】同実施の形態における膜カートリッジの構成を示す模式図である。
【図3】同実施の形態における膜カートリッジを示す正面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態における膜カートリッジの製造方法を示す模式図である。
【図5】同実施の形態におけるアップダウンホーンを示す模式図である。
【図6】同実施の形態における膜カートリッジを示す正面図である。
【図7】浸漬型膜分離装置を示す模式図である。
【図8】従来の膜カートリッジを示す正面図である。
【図9】従来の膜カートリッジを示す正面図である。
【図10】従来の膜カートリッジの製造方法を示す模式図である。
【図11】同方法において製造した膜カートリッジを示す模式図である。
【図12】従来の膜カートリッジの製造方法を示す模式図である。
【図13】同方法において製造した膜カートリッジを示す模式図である。
【符号の説明】
21 膜分離装置
22 膜カートリッジ
23 散気装置
41 ろ板
42a 内側シール部
42b 外側シール部
43 補助部
44 ろ過膜
46 アップダウンホーン
S1、S2 止水部
B 補助溶着部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for producing a submerged membrane cartridge, and relates to a technique for producing a membrane cartridge mounted on a solid-liquid separation device used in a human waste treatment or a combined treatment septic tank.
[0002]
[Prior art]
As a conventional solid-liquid separator, for example, there is an immersion type membrane separator as shown in FIG. In FIG. 7, a
[0003]
As shown in FIG. 8, in the
[0004]
Each
When the
[0005]
The activated sludge mixture is gravity-filtered by the
At this time, the bubbles of the aerated air ejected from the
[0006]
As described above, when the
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
One example of the ultrasonic welding method is a rotary welding method. As shown in FIG. 10, a
[0008]
However, in the rotary welding method, as shown in FIG. 11, the
Another example of the ultrasonic welding method is an up-down method. As shown in FIGS. 12 and 13, as shown in FIGS. 12 and 13, a
[0009]
In the original dimensions before welding, the height of the
[0010]
The present invention solves the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to provide a method for manufacturing a submerged membrane cartridge that can increase durability against aeration.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, a method for manufacturing a submerged membrane cartridge according to the present invention according to
[0012]
With the above configuration, since the outer seal portion protrudes higher than the inner seal portion, at the initial stage of welding, the filtration membrane is sandwiched between the up-down horn and the outer seal portion and the auxiliary portion and does not contact the inner seal portion. Prior to the inner seal portion, welding of the filter membrane and the filter plate starts at the outer seal portion and the auxiliary portion, and then, the filter membrane and the filter plate are welded at the inner seal portion.
[0013]
For this reason, the welding strength at the water stopping portion formed at the inner seal portion becomes weaker than the welding strength at the water stopping portion formed at the outer seal portion. The membrane is peeled from the inner seal portion before breaking at the inner water stop portion, thereby preserving the function as the membrane. At this time, since the water stopping function is secured in the outer water stopping part, the membrane cartridge can maintain its filtration function, and by repairing the water stopping part peeled off at the time of inspection, etc., the life of the membrane cartridge can be extended. Can be achieved.
[0014]
In addition, since the welding at the outer seal portion precedes, the filter membrane comes into contact with the inner seal portion in a stretched state, and after welding, the effective filtration area of the filter membrane surrounded by the inner water blocking portion is maintained in a tensioned state. Therefore, no wrinkles or looseness occurs.
In the method for manufacturing a submerged membrane cartridge according to the present invention according to
[0015]
With the above-described configuration, the ultrasonic wave output from the up-down horn strongly acts on the outer seal portion and the auxiliary portion via the filtration membrane, and further weakly acts on the inner seal portion abutting on the welding jig via the filter plate. . For this reason, the welding strength at the water stopping portion formed at the inner seal portion becomes weaker than the welding strength at the water stopping portion formed at the outer seal portion. The membrane is peeled from the inner seal portion before breaking at the inner water stop portion, thereby preserving the function as the membrane. At this time, since the water stopping function is secured in the outer water stopping part, the membrane cartridge can maintain its filtration function, and by repairing the water stopping part peeled off at the time of inspection, etc., the life of the membrane cartridge can be extended. Can be achieved.
[0016]
According to a third aspect of the present invention, there is provided a method of manufacturing a submerged membrane cartridge according to the present invention, wherein a knurl is formed on a contact surface of an up-down horn with respect to a filtration membrane, and the knurl is formed on an outer water-stop portion and an auxiliary portion formed on an outer seal portion. The auxiliary welding portion is formed in a knurled shape.
With this configuration, the ultrasonic wave output from the up-down horn acts strongly at the ridge of the knurl, and strongly welds the filtration membrane at the outer seal portion and the auxiliary portion.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The immersion type membrane cartridge in the present embodiment is used for the immersion type membrane separation device, and the basic structure of the immersion type membrane separation device is the same as that described in FIG. The members are assigned the same reference numerals and the description is omitted.
[0018]
Hereinafter, a method for manufacturing the
[0019]
The
In this state, the up-down
[0020]
Ultrasonic waves are output from the up-down
[0021]
As described above, in the welding operation, the welding in the
[0022]
Further, since the
For this reason, in response to vibration fatigue caused by aeration generated when the
[0023]
Another manufacturing method of the
[0024]
A
The
[0025]
Ultrasonic waves are output from the up-down
[0026]
By welding, a linear water-stop portion S1 is formed in the
In the welding operation described above, the ultrasonic wave output from the up-down
[0027]
For this reason, the
[0028]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, by weakening the welding strength at the water blocking portion formed at the inner seal portion relative to the welding strength at the water blocking portion formed at the outer sealing portion, filtering against vibration fatigue is performed. The membrane can be peeled off from the inner seal before it breaks, preserving its function as a membrane, and the outer seal exerting the water-stopping ability, allowing the membrane cartridge to maintain its filtration function. The life of the cartridge can be extended.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view illustrating a method for manufacturing a membrane cartridge according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic diagram showing a configuration of a membrane cartridge according to the embodiment.
FIG. 3 is a front view showing the membrane cartridge according to the embodiment.
FIG. 4 is a schematic view illustrating a method for manufacturing a membrane cartridge according to another embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a schematic diagram showing an up-down horn according to the embodiment.
FIG. 6 is a front view showing the membrane cartridge according to the embodiment.
FIG. 7 is a schematic view showing an immersion type membrane separation device.
FIG. 8 is a front view showing a conventional membrane cartridge.
FIG. 9 is a front view showing a conventional membrane cartridge.
FIG. 10 is a schematic view showing a method for manufacturing a conventional membrane cartridge.
FIG. 11 is a schematic view showing a membrane cartridge manufactured by the same method.
FIG. 12 is a schematic view showing a method for manufacturing a conventional membrane cartridge.
FIG. 13 is a schematic view showing a membrane cartridge manufactured by the same method.
[Explanation of symbols]
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