JP3573261B2 - Connecting structure of panels for fireproof roof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は耐火屋根用パネルの連結構造に関するもので、更に詳細には、それぞれアルミニウム製部材にて形成される一対の表面板、枠材及びコア材とを一体形成してなる耐火屋根用パネル同士を連結する耐火屋根用パネルの連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の耐火屋根用パネルとしては、図10に示すように、一対のアルミニウム製の表面板1間に、アルミニウム製のコア材2を介在すると共に、両表面板1の辺部間にアルミニウム製の中空状の枠材3を介在し、これら表面板1、コア材2及び枠材3を一体ろう付又は接着してなるものが知られている。
【0003】
このように形成される耐火屋根用パネルは、それ自体に所定の強度を有しているが、火災によって高温下に晒されたときに、パネルの長尺方向に撓みが生じて変形し易くなり、屋根部の強度が低下する恐れがある。そこで、従来では、この問題を解決する手段として、図10に示すように、枠材3の外側面に2段の凹条4a,4bを設け、上段の凹条4aにシール部材例えばシリコーンスポンジゴム製のシールパッキン5を嵌着し、これらシールパッキン5同士を密接させるように両パネルを接合すると共に、下段の凹条4bに耐火性に富む材質例えばステンレス製の耐火板6を挿入し、図示しない躯体部側に例えばボルト、ナット等の固定部材7をもって固定することで、両パネル同士を連結している(図11参照)。なお、枠材3の中空部内には、チャンネル状補強部材8が嵌挿されており、また、両パネルの連結部の隙間の上部側には、耐火シール9が充填されている。
【0004】
このように構成されるパネルの連結構造によれば、火災によって高温下に晒されたとき、耐火板6によって上方への延焼を阻止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の連結構造は、枠材3に設けられた下段凹条4b内に単に耐火板6を挿入した構造であるため、火災によって高温下に晒されて、パネルに撓みが生じて変形した際に、パネルの連結部の隙間(目地部)が開いて、耐火板6と枠材3との間に隙間が生じて、火炎が上方に回ってしまうという問題があった。この問題を解決する手段として、枠材3を中実状にしたり、耐火板6やパネル自体を肉厚にするなどの方法が考えられるが、このような構造とすると、パネル全体の重量が嵩み、パネルの軽量化が損なわれるという問題があった。
【0006】
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、軽量に富み、かつ高温下における変形による連結部の耐火性の維持を図れるようにした耐火屋根用パネルの連結構造を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は、以下のように構成する。
【0008】
この発明は、それぞれアルミニウム製部材にて形成される一対の表面板と、両表面板の辺部間に介在されるアルミニウム製の枠材と、上記両表面板と枠材とで形成される空間内に介在されるアルミニウム製のコア材と、を一体形成してなる耐火屋根用パネル同士を連結する耐火屋根用パネルの連結構造において、 上記枠材に、外方に向かって突出する凸条を形成し、 上記凸条に、少なくとも下方に向かって膨隆する係合部を形成し、 連結される両パネルの上記凸条の上面及び下面にそれぞれ上部連結部材と下部連結部材とを係合し、この際、上記上部連結部材又は下部連結部材のうちの少なくとも下部連結部材に、上記係合部との間に隙間が設けられており、係合部と係合し得る折曲片を形成すると共に、上部連結部材又は下部連結部材のうちの少なくとも下部連結部材を長手通し状に形成し、 上記上部連結部材と下部連結部材を締結部材にて締結して、両パネルの凸条を挟持する、ことを特徴とする。
【0009】
この発明において、上記下部連結部材と枠材の外側面との間に隙間を設けるようにしてもよい(請求項2)。
【0010】
この発明によれば、連結される両パネルに設けられた凸条の上面及び下面にそれぞれ上部連結部材と下部連結部材とを係合すると共に、これら上部連結部材と下部連結部材を締結部材にて締結して、両パネルの凸条を挟持することにより、高温下に晒された際に、目地部が加熱時に多少拡がったとしても、目地部に発火・着火等を生ずることがなく、パネルの連結状態を維持することができる。したがって、耐火性の向上を図ることができると共に、パネルの厚さを薄くして軽量化を図ることができる。
【0011】
また、凸条に設けられた係合部と、少なくとも下部連結部材に設けられた折曲片を係合可能に形成することにより、凸条と上部及び下部連結部材との連結を更に強固にすることができ、連結状態の維持を更に強固にすることができる。
【0012】
また、下部連結部材を長手通し状に形成することで、下部連結部材が樋を兼用するので、雨仕舞を良好にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、従来の連結構造と同じ部分には同一符号を付して説明する。
【0014】
◎第一実施形態
図1は、この発明に係る耐火屋根用パネルの連結構造の第一実施形態を示す断面図、図2はその要部を示す断面斜視図である。
【0015】
上記耐火屋根用パネル(以下にパネルという)Pは、一対のアルミニウム製の表面板1と、両表面板1の辺部間に介在される例えばアルミニウム製の押出形材からなる枠材10と、両表面板1と枠材10とで形成される空間内に介在される例えばアルミニウム製の薄板製の帯板を円筒状に形成したコア材2と、を例えばろう付にて一体に形成されている。
【0016】
上記枠材10は、中空矩形状基部11の外側面における上下端部に、対向する側に向かって折曲する起立片12を有する翼片13が延在され、外側面の中央部には、外方に向かって突出する凸条14が形成されている。この凸条14の先端部には、上下方向に膨隆する係合部15が形成されている。なお、中空矩形状基部11の中空部内には、例えばステンレス製の中空矩形状の補強部材16が嵌挿されている。
【0017】
上記のように形成されるパネルP同士を連結するには、連結される両パネルPの凸条14の上面及び下面にそれぞれ上部連結部材20と下部連結部材21とを係合すると共に、これら上部連結部材20と下部連結部材21を締結部材30にて締結して、両パネルPの凸条14を挟持した状態で連結することができる。
【0018】
この場合、下部連結部材21は、例えばステンレス製板部材にて形成されており、図3に示すように、両側端部に、上方側に向かって円弧状に折曲する折曲片22が設けられて、凸条14の係合部15と係合し得るようになっている。また、下部連結部材21の上面の適宜位置には、締結部材30の一部を形成するナット32が溶接等の固定手段によって固着されている。このように構成される下部連結部材21は、長手通し状に形成されて、樋を兼用している。
【0019】
一方、上部連結部材20も下部連結部材21と同様に、例えばステンレス製板部材にて形成されており、図4に示すように、両側端部に、下方側に向かって円弧状に折曲する折曲片22が設けられて、凸条14の係合部15と係合し得るようになっている。また、上部連結部材20の適宜位置には、上記下部連結部材21に固着されたナット32のねじ孔32aより若干大径あるいは長孔状の透孔33(図面では大径の場合を示す)が穿設されており、この透孔33に締結部材30の一部を形成するボルト31が貫挿してナット32に締結(ねじ結合)し得るようになっている。なお、ボルト31の頭部31aには六角孔31bが設けられており、この六角孔31bに、例えば六角レンチ等の工具(図示せず)を嵌合してボルト31の締め付けを行うことができる。また、上部連結部材20は、図4(a)に示すように、長手通し状に形成されるか、あるいは、図4(b)に示すように、所定の長さのピース状に形成される。
【0020】
次に、パネルP同士を連結する手順について説明する。まず、連結する両パネルPの枠材10を近接して凸条14の係合部15を対峙させる。次に、両パネルPの凸条14の下面に下部連結部材21を係合すると共に、凸条14の上面に上部連結部材20を係合する。このとき、下部連結部材21に固着されたナット32のねじ孔32aの位置に上部連結部材20に設けられた透孔33を合わせる。そして、上方からボルト31を透孔33を介してナット32のねじ孔32aに挿入し、図示しないレンチ等の工具によってボルト31とナット32とを締結(ねじ結合)することによって、両パネルPの凸条14を上部連結部材20と下部連結部材21とで挟持する。この状態において、上部連結部材20の折曲片22と、下部連結部材21の折曲片22は、凸条14の係合部15との間に隙間をおいて外側に位置している。
【0021】
上記のようにして、両パネルPの凸条14を上部連結部材20と下部連結部材21にて挟持した後、両パネルPの連結部の上部側隙間40にバックアップ材41を介して耐火シール9を充填して、パネルPの連結作業を終了する。
【0022】
上記のようにして連結された両パネルPの連結構造によれば、火災によって高温下におかれて、パネルPが熱変形により撓んで、両パネルPの連結部(目地部)が開く場合においても、係合部15が上部連結部材20及び下部連結部材21の折曲片22と係合するので、それ以上開くのを拘束することができる。したがって、火炎が上方へ回り込むのを防止することができると共に、延焼を防止することができる。換言すると、パネルPの厚さを薄くすることができると共に、パネルPの軽量化を図ることができる。
【0023】
◎第二実施形態
図5はこの発明に係る耐火屋根用パネルの連結構造の第二実施形態を示す断面図である。
【0024】
第二実施形態は、枠材10A及びパネルPの強度を高めると共に、連結部の強度を高めるようにした場合である。この場合、枠材10Aは、アルミニウム製押出形材にて形成されており、外側面の上部及び下部に中空状の上部及び下部突出部17a,17bを有する断面略コ字状の中空状基部11Aと、この中空状基部11Aの外側面の中央部に、上記第一実施形態と同様に形成される先端部に膨隆状の係合部15を有する凸条14とで構成されている。なお、枠材10Aの中空状基部11A内には断面コ字状の補強部材16Aが嵌挿されている。
【0025】
このように枠材10Aを構成することにより、上記第一実施形態の場合に比べて枠材10Aの強度を高めることができると共に、枠材10Aの幅寸法を小さくすることができる。また、補強部材16Aの寸法も小さくすることができる。したがって、パネルP自体の強度を高めることができる上、軽量化を図ることができる。
【0026】
上記のように構成される枠材10Aを具備するパネルP同士を連結する場合は、上記第一実施形態と同様に、連結する両パネルPの枠材10Aを近接して凸条14の係合部15を対峙させた後、両パネルPの凸条14の下面に下部連結部材21を係合すると共に、凸条14の上面に上部連結部材20を係合する。このとき、図6に示すように、下部連結部材21の下面に固着されたナット32のねじ孔32a及びこのねじ孔32aに合致する下部連結部材に穿設された透孔33の位置に上部連結部材20に設けられた透孔33を合わせる。次に、上方からボルト31を透孔(図示せず)を介して下部連結部材21の下面に固着されたナット32のねじ孔32aに挿入し、図示しないドライバ等の工具によってボルト31とナット32とを締結(ねじ結合)することによって、両パネルPの凸条14を上部連結部材20と下部連結部材21とで挟持する。この状態において、上部連結部材20の折曲片22と、下部連結部材21の折曲片22は、凸条14の係合部15との間に隙間をおいて外側に位置している。そして、両パネルPの連結部の上部側隙間40にバックアップ材41を介して耐火シール9を充填して、パネルPの連結作業を終了する。
【0027】
なお、上記上部連結部材20は、長手通し状に形成されるか、あるいは、所定の長さのピース状に形成される。また、上記説明では、締結部材30を構成するナット32を下部連結部材21の下面側に固着する場合について説明したが、上記第一実施形態と同様に、ナット32を下部連結部材21の上面側に固着してもよい。なお、第二実施形態において、その他の部分は上記第一実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
【0028】
◎参考実施形態
図7はこの発明に係る耐火屋根用パネルの連結構造の参考実施形態を示す断面図である。
【0029】
参考実施形態は、枠材10B及びパネルPの強度を高めると共に、構成部材を簡略化するようにした場合である。この場合、枠材10Bは、アルミニウム製押出形材にて形成されており、上記第二実施形態における枠材10Aの係合部15を除去した平坦状の凸条14Aを具備する以外は第二実施形態における枠材10Aと同様に構成されている。また、参考実施形態においては、上部連結部材20A及び下部連結部材21Aは、それぞれ平板状のステンレス製板部材にて形成されている。したがって、枠材10Bの構造を簡略化することができ、また、上部連結部材20A及び下部連結部材21Aの構造(形状)を簡略化することができるので、構成部材の削減を図ることができる。
【0030】
上記のように構成される枠材10Bを具備するパネルP同士を連結する場合は、上記第一及び第二実施形態と同様に、連結する両パネルPの枠材10Bを近接して凸条14Aを対峙させた後、両パネルPの凸条14Aの下面に下部連結部材21Aを係合すると共に、凸条14Aの上面に上部連結部材20Aを係合する。このとき、下部連結部材21の下面に固着されたナット32のねじ孔(図示せず)及びこのねじ孔に合致する下部連結部材に穿設された透孔(図示せず)の位置に上部連結部材20に設けられた透孔(図示せず)を合わせる。次に、上方からボルト31を透孔を介して下部連結部材21の下面に固着されたナット32のねじ孔に挿入し、図示しないドライバ等の工具によってボルト31とナット32とを締結(ねじ結合)することによって、両パネルPの凸条14Aを上部連結部材20と下部連結部材21とで挟持する。そして、両パネルPの連結部の上部側隙間40にバックアップ材41を介して耐火シール9を充填して、パネルPの連結作業を終了する。
【0031】
なお、上記上部連結部材20Aは、長手通し状に形成されるか、あるいは、所定の長さのピース状に形成される。なお、参考実施形態において、その他の部分は、上記第一実施形態及び第二実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
【0032】
◎第四実施形態
図8はこの発明に係る耐火屋根用パネルの連結構造の第四実施形態を示す断面図である。
【0033】
第四実施形態は、枠材10C及びパネルPの強度を高めると共に、構成部材を簡略化し、かつ連結部の強度を高めるようにした場合である。すなわち、上記第二実施形態と参考実施形態を組み合わせた場合である。
【0034】
この場合、枠材10Cは、アルミニウム製押出形材にて形成されており、上記第二実施形態における枠材10Aの凸条14の先端部に下方に向かって膨隆する係合部15Aを設けた以外は、第二実施形態の枠材10Aと同様に形成されている。一方、上部連結部材20Aは、上記参考実施形態における上部連結部材20Aと同様に、ステンレス製の板部材にて形成されている。また、下部連結部材21は、上記第一実施形態及び第二実施形態の下部連結部材21と同様に、両側に折曲片22を有するステンレス製板部材にて形成されている。
【0035】
上記のように構成される枠材10Cを具備するパネルP同士を連結する場合は、上記第一ないし参考実施形態と同様に、連結する両パネルPの枠材10Cを近接して凸条14の係合部15Aを対峙させた後、両パネルPの凸条14の下面に下部連結部材21を係合すると共に、凸条14の上面に上部連結部材20Aを係合する。このとき、下部連結部材21の下面に固着されたナット32のねじ孔(図示せず)及びこのねじ孔に合致する下部連結部材に穿設された透孔(図示せず)の位置に上部連結部材20に設けられた透孔(図示せず)を合わせる。次に、上方からボルト31を透孔を介して下部連結部材21の下面に固着されたナット32のねじ孔に挿入し、図示しないドライバ等の工具によってボルト31とナット32とを締結(ねじ結合)することによって、両パネルPの凸条14を上部連結部材20Aと下部連結部材21とで挟持する。この状態において、下部連結部材21の折曲片22は、凸条14の係合部15Aとの間に隙間をおいて外側に位置している。そして、両パネルPの連結部の上部側隙間40にバックアップ材41を介して耐火シール9を充填して、パネルPの連結作業を終了する。
【0036】
なお、第四実施形態において、その他の部分は、上記第一実施形態ないし参考実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
【0037】
◎第五実施形態
図9はこの発明に係る耐火屋根用パネルの連結構造の第五実施形態を示す断面図である。
【0038】
第五実施形態は、枠材10D及びパネルPの強度を高めると共に、シール性(雨仕舞)を更に向上するようにした場合である。
【0039】
この場合、枠材10Dは、アルミニウム製押出形材にて形成されており、外側面における上記上部突出部17aと共働して、シールパッキン5を嵌着するための凹条18を設け、かつ、上記下部突出部17bと凸条14とを兼用させると共に、下部突出部17b(凸条14)の先端下部に係合部15Bを垂下してなる。
【0040】
また、上部連結部材20Aは、上記参考実施形態における上部連結部材20Aと同様に、ステンレス製の板部材にて形成されており、適宜位置に透孔(図示せず)が穿設されると共に、上面に透孔と合致するねじ孔(図示せず)を有するナット32が固着されている。また、下部連結部材21Bは、断面略ハット状の基部23の両端に、上記係合部15Bと係合し得る折曲片22Aを形成した長手通し状のステンレス製部材にて形成されており、基部23の適宜位置に透孔(図示せず)が穿設されている。なお、シールパッキン5は、シリコーンスポンジゴム製部材にて形成されており、断面略半円弧状の中空基部5aと、上記凹条18内に嵌着されるフィン付き条片5bとで構成されている。
【0041】
上記のように構成される枠材10Dを具備するパネルP同士を連結する場合は、まず、予め凹条18にシールパッキン5を嵌着しておく。そして、上記第一ないし第四実施形態と同様に、連結する両パネルPの枠材10Dを近接して凸条14(下部突出部17)及び係合部15Bを対峙させると共に、シールパッキン5同士を密接する。この際、両パネルPの凸条14(下部突出部17)の下面に下部連結部材21Bを係合すると共に、凸条14(下部突出部17)の上面に上部連結部材20Aを係合する。このとき、下部連結部材21Bに設けられた透孔(図示せず)の位置に上部連結部材20Aの上面に固着されたナット32のねじ孔(図示せず)及びこのねじ孔に合致する上部連結部材20Aに穿設された透孔(図示せず)を合わせる。次に、下方からボルト31を透孔を介して上部連結部材20Aの上面に固着されたナット32のねじ孔に挿入し、図示しないドライバ等の工具によってボルト31とナット32とを締結(ねじ結合)することによって、両パネルPの凸条14(下部突出部17)を上部連結部材20Aと下部連結部材21Bとで挟持する。この状態において、両パネルPの枠材10Dに嵌着されたシールパッキン5同士は密接される。また、下部連結部材21Bの折曲片22Aは、凸条14の係合部15Bとの間に隙間をおいて外側に位置している。そして、両パネルPの連結部の上部側隙間40にバックアップ材41を介して耐火シール9を充填して、パネルPの連結作業を終了する。
【0042】
なお、第五実施形態において、その他の部分は、上記第一実施形態ないし第四実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
【0043】
◎その他の実施形態
上記実施形態では、下部連結部材21,21A,21Bがステンレス製の板部材のみで形成される場合について説明したが、この下部連結部材21,21A,21Bの下面すなわち加熱側面に耐火発泡塗料(図示せず)を塗布する方が好ましい。この耐火発泡塗料としては、例えば、炭化物形成剤と、燃焼時においてこの炭化物形成剤と脱水反応を起こして炭化物形成剤の炭化を促進するための反応触媒物質と、加熱時に発泡難燃体を生成する発泡剤と、結合剤とを混合してなる組成物を使用することができる。
【0044】
【実施例】
次に、この発明に係る連結構造と従来の連結構造とを比較する加熱実験について説明する。
【0045】
★試験体
・パネル;ろう付パネル 厚さ:50mm
・コア材:直径30mm(箔厚:0.2mm)
・比較例1:図12(a)に示す連結構造で、耐火シール9にシリコーンスポンジゴム を使用、また、耐火板6の加熱面(下面)側に同様に、シリコーンスポン ジゴム製耐火シール9を充填
・比較例2:図12(b)に示す連結構造で、耐火シール9にケイ酸ナトリウムと炭酸 カルシウムを主成分とした無機質系シール材を使用
・比較例3:図12(c)に示す連結構造で、耐火シール9にケイ酸ナトリウムと炭酸 カルシウムを主成分とした無機質系シール材を使用し、耐火板6の加熱面 (下面)に耐火発泡塗料50を塗布
・実施例 :図12(d)に示す連結構造で、耐火シール9にシリコーンスポンジゴム を使用、また、上部連結部材20A及び下部連結部材21Aに厚さ2.0 mmのステンレス製板部材を使用
上記条件の比較例1〜3とこの発明に係る第二実施形態の連結構造と同様の実施例とを図示しないテスト用加熱装置(加熱炉)にセットし、下方から所定温度例えば約840℃(着火後30分経過後の炉内温度)で加熱して、30分後の非加熱側の一般部、目地部及び枠材部の温度と、加熱側の一般部、目地部及び枠材部の温度を測定したところ、表1に示すような結果が得られた。
【表1】
【0045】
上記実験の結果、比較例1においては、加熱開始18.5分後に非加熱目地部が発火した。これは、加熱側の耐火シール9の発火による目地部端部からの引火と推測される。また、比較例2においては、加熱開始28分後に非加熱目地部が発火した。また、加熱開始30分後に非加熱側目地部端部に炎が継続して発生した。なお、加熱側には、残炎はなかった。また、比較例3においては、非加熱側には発火は生じなかったが、非加熱側目地部に多くの煙が継続して発生し、加熱側に残炎が4.5分生じた。これに対し、実施例においては、非加熱側には発火は生じなかった。なお、非加熱側目地部に多くの煙が継続して発生したが、加熱面には発火は生じなかった。
【0046】
したがって、この発明に係る連結構造によれば、十分な耐火性が得られることが判った。また、上記第一実施形態、参考実施形態ないし第五実施形態のものにおいても、基本的な構造は上記第二実施形態(実施例)と同じであるので、上記実験と同様の結果が得られるものである。
【0047】
【発明の効果】
以上に説明したように、この発明は、上記のように構成されているので、以下のような効果が得られる。
【0048】
(1)この発明によれば、連結される両パネルに設けられた凸条の上面及び下面にそれぞれ上部連結部材と下部連結部材とを係合すると共に、これら上部連結部材と下部連結部材を締結部材にて締結して、両パネルの凸条を挟持することにより、高温下に晒された際に、目地部が加熱時に多少拡がったとしても、目地部に発火・着火等を生ずることがなく、パネルの連結状態を維持することができるので、耐火性の向上を図ることができると共に、パネルの厚さを薄くして軽量化を図ることができる。
【0049】
(2)また、凸条に設けられた係合部と、少なくとも下部連結部材に設けられた折曲片を係合可能に形成するので、凸条と上部及び下部連結部材との連結を更に強固にすることができ、連結状態の維持を更に強固にすることができる。
【0050】
(3)また、下部連結部材を長手通し状に形成することで、下部連結部材が樋を兼用するので、雨仕舞を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る耐火屋根用パネルの連結構造の第一実施形態を示す断面図である。
【図2】第一実施形態の要部を示す断面斜視図である。
【図3】第一実施形態における下部連結部材を示す斜視図である。
【図4】第一実施形態における上部連結部材の2つの形態を示す斜視図である。
【図5】この発明に係る耐火屋根用パネルの連結構造の第二実施形態を示す断面図である。
【図6】第二実施形態における上部連結部材、下部連結部材及び締結部材を示す分解斜視図である。
【図7】この発明に係る耐火屋根用パネルの連結構造の参考実施形態を示す断面図である。
【図8】この発明に係る耐火屋根用パネルの連結構造の第四実施形態を示す断面図である。
【図9】この発明に係る耐火屋根用パネルの連結構造の第五実施形態を示す断面図である。
【図10】従来の耐火屋根用パネルの連結構造の一例を示す断面図である。
【図11】耐火屋根用パネルの連結構造の概略平面図である。
【図12】この発明に係る耐火屋根用パネルの連結構造と従来の耐火屋根用パネルの連結構造とを比較するための実験に使用される連結構造の概略断面図である。
【符号の説明】
1 表面板
2 コア材
5 シールパッキン
10,10A〜10D 枠材
14,14A 凸条
15,15A,15B 係合部
18 凹条
20,20A 上部連結部材
21,21A,21B 下部連結部材
22,22A 折曲片
30 締結部材
31 ボルト
32 ナット[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE
[0002]
[Prior art]
Generally, as shown in FIG. 10, this type of fire-resistant roof panel has an
[0003]
The fire-resistant roof panel thus formed has a predetermined strength, but when exposed to a high temperature due to a fire, the panel is easily deformed due to bending in the longitudinal direction of the panel. The strength of the roof may be reduced. Conventionally, as a means for solving this problem, as shown in FIG. 10, two steps of
[0004]
According to the panel connecting structure configured as described above, when the fire is exposed to a high temperature by a fire, the fire spread can be prevented by the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the conventional connection structure is a structure in which the
[0006]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a connection structure for a fireproof roof panel that is lightweight and capable of maintaining the fire resistance of a connection portion due to deformation under high temperature. It is.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention is configured as follows.
[0008]
This invention isA pair of surface plates each formed of an aluminum member, and interposed between the sides of both surface platesMade of aluminumFrame material, interposed in the space formed by both surface plates and frame materialMade of aluminumIn a connection structure of a fire-resistant roof panel for connecting fire-resistant roof panels formed integrally with a core material, a ridge projecting outward is formed on the frame material,Forming an engaging portion that bulges at least downward on the ridge, The upper connecting member and the lower connecting member are respectively engaged with the upper and lower surfaces of the ridges of both panels to be connected.At this time, at least a lower connecting member of the upper connecting member or the lower connecting member is provided with a gap between the engaging portion and a bent piece capable of engaging with the engaging portion. And, at least the lower connecting member of the upper connecting member or the lower connecting member is formed in a longitudinally extending shape,The upper connecting member and the lower connecting member are fastened by a fastening member to sandwich the ridges of both panels.
[0009]
In the present invention, a gap may be provided between the lower connecting member and the outer surface of the frame member..
[0010]
The inventionAccording to this, the upper connecting member and the lower connecting member are respectively engaged with the upper surface and the lower surface of the ridge provided on both panels to be connected, and the upper connecting member and the lower connecting member are fastened by the fastening member. By sandwiching the ridges of both panels, even when the joints are slightly expanded during heating when exposed to high temperatures, the joints do not ignite, ignite, etc. Can be maintained. Therefore, the fire resistance can be improved, and the thickness of the panel can be reduced to reduce the weight.
[0011]
Also,By forming the engaging portion provided on the ridge and the bent piece provided on at least the lower connecting member so as to be engageable, the connection between the ridge and the upper and lower connecting members can be further strengthened. It is possible to further maintain the connected state.
[0012]
Also,By forming the lower connecting member in a longitudinally extending shape, the lower connecting member also serves as a gutter, so that it is possible to improve the rain.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. Here, the same portions as those of the conventional connection structure are denoted by the same reference numerals and described.
[0014]
◎ First embodiment
FIG. 1 is a sectional view showing a first embodiment of a connection structure for a fireproof roof panel according to the present invention, and FIG. 2 is a sectional perspective view showing a main part thereof.
[0015]
The fireproof roof panel (hereinafter, referred to as a panel) P includes a pair of
[0016]
In the
[0017]
In order to connect the panels P formed as described above, the upper connecting
[0018]
In this case, the lower connecting
[0019]
On the other hand, like the lower connecting
[0020]
Next, a procedure for connecting the panels P to each other will be described. First, the
[0021]
As described above, after the
[0022]
According to the connection structure of the two panels P connected as described above, when the panel P is bent by thermal deformation due to a high temperature due to a fire and the connection portion (joint portion) of the two panels P is opened. Also, since the engaging
[0023]
◎ Second embodiment
FIG. 5 is a sectional view showing a second embodiment of the connection structure for a panel for a fireproof roof according to the present invention.
[0024]
The second embodiment is a case where the strength of the
[0025]
By configuring the
[0026]
When the panels P having the
[0027]
In addition, the
[0028]
◎Reference embodiment
FIG. 7 shows a connection structure of a panel for a fireproof roof according to the present invention.Reference embodimentFIG.
[0029]
Reference embodimentIs a case where the strength of the
[0030]
When the panels P having the
[0031]
The
[0032]
◎ Fourth embodiment
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a fourth embodiment of the connection structure for a panel for a fireproof roof according to the present invention.
[0033]
The fourth embodiment is a case where the strength of the
[0034]
In this case, the
[0035]
When connecting the panels P each including the
[0036]
In the fourth embodiment, the other parts are the same as those of the first embodiment or the other embodiments.Reference embodimentTherefore, the same portions are denoted by the same reference numerals and description thereof will be omitted.
[0037]
◎ Fifth embodiment
FIG. 9 is a sectional view showing a fifth embodiment of the connection structure for a fireproof roof panel according to the present invention.
[0038]
The fifth embodiment is a case in which the strength of the
[0039]
In this case, the
[0040]
The upper connecting
[0041]
When connecting the panels P each including the
[0042]
In the fifth embodiment, other portions are the same as those in the first to fourth embodiments, and thus the same portions are denoted by the same reference numerals and description thereof will be omitted.
[0043]
◎ Other embodiments
In the above-described embodiment, the case where the lower connecting
[0044]
【Example】
Next, a heating experiment for comparing the connection structure according to the present invention with the conventional connection structure will be described.
[0045]
★ Specimen
・ Panel; Brazing panel Thickness: 50mm
・ Core material: diameter 30mm (foil thickness: 0.2mm)
Comparative Example 1: A silicone sponge rubber is used for the
Comparative Example 2: In the connection structure shown in FIG. 12B, an inorganic sealing material containing sodium silicate and calcium carbonate as main components is used for the
Comparative Example 3: In the connection structure shown in FIG. 12C, an inorganic sealing material containing sodium silicate and calcium carbonate as main components is used for the
-Example: In the connection structure shown in Fig. 12 (d), a silicone sponge rubber is used for the
Comparative Examples 1 to 3 under the above conditions and an example similar to the connection structure of the second embodiment according to the present invention are set in a test heating device (heating furnace) (not shown), and a predetermined temperature, for example, about 840 ° C. 30 minutes after the ignition, the temperature of the non-heating side general part, joint and frame material part, and the heating side general part, joint part and frame material part after 30 minutes. When the temperature was measured, the results shown in Table 1 were obtained.
[Table 1]
[0045]
As a result of the above experiment, in Comparative Example 1, a non-heated joint ignited 18.5 minutes after the start of heating. This is presumed to be ignition from the joint end due to ignition of the
[0046]
Therefore, it was found that the connection structure according to the present invention provided sufficient fire resistance. Further, the first embodiment,Reference embodimentAlso in the fifth to fifth embodiments, the basic structure is the same as that of the second embodiment (Example), so that the same result as that of the above experiment can be obtained.
[0047]
【The invention's effect】
As described above, since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
[0048]
(1)The inventionAccording to this, the upper connecting member and the lower connecting member are respectively engaged with the upper surface and the lower surface of the ridge provided on both panels to be connected, and the upper connecting member and the lower connecting member are fastened by the fastening member. By sandwiching the ridges of both panels, even if the joints are slightly expanded during heating when exposed to high temperatures, the joints do not ignite, ignite, etc. , The fire resistance can be improved, and the thickness of the panel can be reduced to reduce the weight.
[0049]
(2)Also,An engaging portion provided on the ridge and a bent piece provided on at least the lower connecting member are formed to be engageable.Because the ridgeAnd the upper and lower connecting members can be connected more firmly, and the connection can be maintained more firmly.
[0050]
(3)Also,By forming the lower connecting member in a longitudinally extending shape, the lower connecting member also serves as a gutter.So rainCan be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a first embodiment of a connection structure for a fireproof roof panel according to the present invention.
FIG. 2 is a sectional perspective view showing a main part of the first embodiment.
FIG. 3 is a perspective view showing a lower connecting member according to the first embodiment.
FIG. 4 is a perspective view showing two forms of an upper connecting member in the first embodiment.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a second embodiment of the connection structure for a fireproof roof panel according to the present invention.
FIG. 6 is an exploded perspective view showing an upper connecting member, a lower connecting member, and a fastening member in the second embodiment.
FIG. 7 shows a connection structure of a panel for a fireproof roof according to the present invention.Reference embodimentFIG.
FIG. 8 is a sectional view showing a fourth embodiment of the connection structure for a fireproof roof panel according to the present invention.
FIG. 9 is a sectional view showing a fifth embodiment of the connection structure for a fireproof roof panel according to the present invention.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing one example of a conventional connection structure for a fireproof roof panel.
FIG. 11 is a schematic plan view of a connection structure for a fireproof roof panel.
FIG. 12 is a schematic cross-sectional view of a connection structure used in an experiment for comparing a connection structure of a fireproof roof panel according to the present invention with a connection structure of a conventional fireproof roof panel.
[Explanation of symbols]
1 Surface plate
2 core materials
5 Seal packing
10,10A-10D Frame material
14,14A ridge
15, 15A, 15B engaging part
18 Concave strip
20, 20A Upper connecting member
21, 21A, 21B Lower connecting member
22,22A bent piece
30 fastening members
31 volts
32 nuts
Claims (2)
上記枠材に、外方に向かって突出する凸条を形成し、
上記凸条に、少なくとも下方に向かって膨隆する係合部を形成し、
連結される両パネルの上記凸条の上面及び下面にそれぞれ上部連結部材と下部連結部材とを係合し、この際、上記上部連結部材又は下部連結部材のうちの少なくとも下部連結部材に、上記係合部との間に隙間が設けられており、係合部と係合し得る折曲片を形成すると共に、上部連結部材又は下部連結部材のうちの少なくとも下部連結部材を長手通し状に形成し、
上記上部連結部材と下部連結部材を締結部材にて締結して、両パネルの凸条を挟持する、ことを特徴とする耐火屋根用パネルの連結構造。A pair of surface plates each formed of an aluminum member, an aluminum frame material interposed between the sides of both surface plates, and a space interposed between the two surface plates and the frame material In the connection structure of the fire-resistant roof panel for connecting the fire-resistant roof panels formed integrally with the aluminum core material,
Forming a ridge projecting outward on the frame material,
Forming an engaging portion that bulges at least downward on the ridge,
Respectively on the upper and lower surfaces of the convex of the two panels to be connected and the upper connection member and the lower connecting member engaged, this time, at least the lower connecting member of said upper connecting member or the lower connection member, the engagement A gap is provided between the joint portion and the bent portion that can be engaged with the engaging portion, and at least the lower connecting member of the upper connecting member or the lower connecting member is formed in a longitudinally extending shape. ,
Connection structure of the upper connecting member and a lower connecting member fastened at the fastening member, sandwiching the both panels ridges, refractory roof panel, characterized in that.
上記下部連結部材と枠材の外側面との間に隙間が設けられている、ことを特徴とする耐火屋根用パネルの連結構造。A connection structure for a panel for a fireproof roof, wherein a gap is provided between the lower connection member and an outer surface of the frame member.
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