JP3571653B2 - 熱交換装置をその内部に有する食料品または飲料物用非金属容器 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、食料品もしくは飲料物に接触する外面を備え、駆動されると食料品もしくは飲料物の温度を変える熱交換装置を中に有する、食料品と飲料物とを中に保管するための容器と、特に、このような容器がガラス、プラスチックもしくは内部が防水加工された紙のような非金属材から形成された装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】
食料品もしくは飲料物の温度を必要に応じて変えるための、食料品もしくは飲料物用容器のような容器中に収容され得る簡単で、効果的かつ安全な装置を提供することが望まれている。
キャンプ、ビーチ、舟遊び、釣り等のような、氷もしくは冷凍品が容易に手に入らない場所にいるときなど、多くの場合には、飲食前に冷却され得る飲料物を有するのが好ましい。従来、氷と飲料物用の容器とを収容してこれら飲料物を望ましい方法で飲まれ得るようにするアイスボックス等を個々に持っていかなければならなかった。このようなアイスボックスの利用は、厄介で、相当量の空間を占め、この中の氷が交換されなくてはならないような状態になった後は、非常に限られた時間しか持続しない。また、使用中は、時々、氷が溶けて生じる水をアイスボックスから出すことが必要である。
【0003】
例えば、キャンプ、舟遊び、釣り、飛行機での飛行時などのような、飲食前に食料品もしくは飲料物が暖められるかもしくは冷却されるのが好ましいときは数多い。このような多くの場合、ストーブ、電気コイル等のような熱発生装置を利用して食料品もしくは飲料物を加熱することができないので、加熱は不可能である。このような状況において、例え加熱されたときに味が良くなるとしても、食料品もしくは飲料物は、常温で飲食されなくてはならなくなる。
【0004】
先行技術においては、駆動されると中に収容された食料品もしくは飲料物の温度を変える熱交換装置を中に備えた、食料品もしくは飲料物を収容する容器を提供しようという試みが多くなされている。食料品もしくは飲料物を冷やすためのこのような装置の例が、米国特許第2,460,765;3,373,581;3,636,726;3,726,106;4,584,848;4,566,838;4,784,678;5,214,933;5,285,812;5,325,680;5,331,817;5,655,384;5,606,866;5,655,384に説明されている。中に収容された食料品もしくは飲料物を加熱するために利用される容器は、米国特許第5,626,022に説明されている。
【0005】
上述されたような先行技術の装置の全てにおいて、食料品もしくは飲料物を収容する容器は、金属で形成され、そして、食料品もしくは飲料物の温度を変えるための熱交換装置は、金属から構成され、また、熱交換装置は、クリンプ加工か溶接か蝋付け等によって容器の外側に取り付けられている。
現在、食料品もしくは飲料物が、プラスチック、ガラスもしくは内部が防水加工された紙でできた製品から形成されているような非金属容器に収容されている多くの例がある。しかしながら、出願人は、先行技術の、駆動される(activate)と非金属容器中に収容された食料品もしくは飲料物の温度を変える熱交換装置の一部を含む、食料品もしくは飲料物のための非金属外側容器を知らない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
食料品または飲料物用容器装置は、食料品または飲料物を収容するための食料品グレード材料で構築され、食料品または飲料物を接触する外面を有する金属材料で構築された内側容器を有し、駆動された場合、材料を駆動するための手段と共に食料品または飲料物の温度を変える材料を収容する熱交換装置を有している。金属材料の尿機を非金属材料の容器に恒久的に固定する手段が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、食料品または飲料物をその中に収容するガラスまたはプラスチック、あるいは防水内層を有する紙製品から構成されたもののような食料品グレード(grade)非金属容器に関し、その温度は人によってより心地よい賞味ができるように、周囲の温度より低いかまたは高い温度にされなければならない。これを達成するために、非金属容器は、外側の容器内に収容された食料品または飲料物と接触する外面を有し、金属材料で構成された熱交換装置(heat exchange unit)がその内部に組み込まれている。バルブのような機構が熱交換装置内に組込まれていて、駆動されるかまたは押圧された際に、熱交換装置に収容された材料を駆動して食料品または飲料物の温度を変えるために、食料品または飲料物を熱交換装置の外面と接触するようにする。熱交換装置内に収容された材料が冷媒である場合、食料品または飲料物の熱容積(heat content)を冷媒の排出によってバルブを通して大気中に除去することによって、食料品または飲料物の温度は低下する。従来から多くの冷媒が開示されてきていて、それには、例えばハロゲンガス、クロロフルオロカーボン、ヒドロフルオロカーボン、ハロゲンガスとヒドロカーボンとの混合物、液化ヒドロカーボンガス、アンモニア、二酸化炭素および類似のものがある。多くの場合、これらの冷媒は、可燃性または温室効果あるいはそのようなものに貢献することによって環境になじまないので危険である。本発明の好ましい実施例によれば、炭素−二酸化炭素吸着/脱着冷媒システムを有する冷媒システムが使用されている。そのようなシステムは米国特許第5、692、381に示されているが、ここで参照して取り込む。
【0008】
外側の容器内に収容された食料品または飲料物に熱を適用するための1つのシステムは、米国特許第5、626、022に示されているが、ここで参照して取り込む。
熱交換装置が食料品または飲料物を冷却するか、または、食料品または飲料物を加熱するかに無関係に、本発明は同等に適用可能である。本発明のキーになる態様は、食料品または飲料物を収容するためのガラスまたはプラスチック、あるいはプラスチッキ被覆のような防水内層を有する紙製品から構成された非金属の外側の容器の使用を含んでいるけれども、駆動されることができ、また、駆動された際、外側の容器に収容された食料品または飲料物の温度を変化するような方法で恒久的に外側の容器に取着された金属材料で構成された熱交換装置を有する。
【0009】
特に図1を参照すると、本発明の原理によって構築された容器装置、およびより特に、外側の容器が食料品グレードプラスチック材料で構築されたような装置の1つの実施例の分解図が示されている。図1に示されたように、好ましくはこの分野でよく知られているポリエステルプラスチック材料(PET)で構成された外側の容器10が設けられている。ボトル10は、その底部14に開口部12を有して形成されている。開口部は、開口部12を規定する内方へ向けられた円形のフランジ16を有するようにして形成される。他の全ての態様において、ボトル10は、この分野でよく知られたような食料品または飲料物を収容するために使用されるタイプである。例示のためと記述を容易にするために、図1と2に示されたもののみが、底部に規定された開口部12用のこの分野の当業者に知られた代表的なプラスチック食料品ボトルである。熱交換装置20は、好ましくは、プラスチック材料で構成された外側の容器10内に収容された食料品または飲料物(図示せず)と接触する外面24を有する内側の容器22を備えている。代表的には、熱交換装置20の外面24は、食料品グレードコーティングで被覆されていて、食料品または飲料物が、熱交換装置20を構成している金属材料と接触することを阻止する。熱交換装置はその中に開口部26を規定している。開口部26は、符号28で示されたように、金属容器22の開口端部をカールすることによって規定される。カールは、内方または外方のいずれでもよく、内側の容器22の構築用に所望な手段に依存する。
【0010】
バルブ機構30は、熱交換装置20において開口部26を閉成するのに使用され、作動されると、次いで、外側の容器10内に収容された食料品または飲料物の温度を変えるために容器22の内部に収容された材料を駆動する。代表的には、バルブ装置30は、バルブ34がそこに取着された金属のバルブカップ32を備えている。バルブステム36は、その中に収容された適切なスプリング38によって非作動位置に保持される。開口部40が設けられているので、図1に示されたように上方へ押圧するように押された場合、内側の容器22(熱交換装置)内に収容された材料は、以下により詳細に述べるように、開口部40を通りバルブ34を通って、その内部から出ることができる。プラスチックボトル10(開口部12を除いて)と熱交換装置20を閉成するバルブ機構とは、この分野で知られた構成である。しかしながら、それに取着されたバルブ装置30を有する熱交換装置20を、食料品または飲料物を収容する非金属容器に恒久的に固定することは、出願人の知る限りでは他に従来技術がない。
【0011】
フランジ16への取着用に使用され、ボトル10内に収容された食料品または飲料物の内容物を封止しその漏洩と汚染を阻止するような方法で、保護キャップ44と共に開口部12を閉成し、熱交換装置20とバルブ30とをプラスチックボトル10の底部に適切に位置するために機能する装置42が示されている。この装置42は、プラスチックのワッシャー形状の部材であり、上面48を有する径方向外方へ伸びたフランジ46を有している。溶接ビード50は、外方へ伸びたフランジ46から上方へ垂直に延びている。ビード50は、以下に述べる組み立てに際して、ボトル10の開口部12を取り巻く内方へ向いたフランジ16の面52と接触する。適切な熱と圧力の適用に際し、ビード50は面52と共にまたはその中に溶け込み、それによってボトル10の底部14に部材42を封止する。部材42はまた、そこを通る開口部54を規定する。開口部54は、内方へ向いたフランジ58に接続された内方へ向いたリップ部56を規定している。内方へ向いたフランジ58は、部材42の本体部60によって外方へ向いたフランジ46に接続されている。図示したように、溝62がリップ部54と内方へ向いたフランジ58との継ぎ目によって設けられている。溝62は、内側の容器22のカールされた端部28を収容するのに適している。
【0012】
注目すべきことは、バルブカップ32が外方向に向けられ、上方へ返されたフランジ64を有していることである。組み立てられた場合、リップ部56は、カールされた端部28とフランジ64との間に狭持され、容器10の収容物の漏洩を阻止するための封止部として機能する。代表的には、リップ部56をフランジ64とカールされた端部28との間に位置付けた後の組み立てプロセスにおいて、クリンプ力(crimping force)が、内側の容器22とバルブ30とをこれらの間に挟まれた部材42と一体に取着するために適用される。
【0013】
アクチュエータすなわち保護キャップ44は、くぼみ68をその中に有する外方へ向けられたフランジ66を有する。アクチュエータはまた、本体部70を有していて、その下方の部分72に外方へ向けられた隆起部74を有している。下方の部分またはスカート部76は、その中に、スカート部76が内方へ撓ませられた複数の凹部すなわちスリット78を有していることもまた注目しなければない。このような構造は、キャップすなわちアクチュエータ44が、バルブカップ32の内部の適切な位置に嵌め込まれることを可能にするが、これは以下においてより詳述する。
【0014】
アクチュエータのフランジ66は、組み立てに際し、部材42のフランジ58から下方へ向けられた付加的な溶接ビード82を接触する面80を有している。キャップすなわちアクチュエータ44が適切な位置に嵌め込まれた場合、適切な力と熱とがフランジ66に適用され、溶接ビード82を面80に溶解すなわち溶融し、それによって、付加的な封止を実行し、そして、プラスチックボトル10の底部における開口部12の封止を完全にする。
【0015】
図2をより詳細に参照すると、図1に関連して上記で述べられたような構造が、組み立てられた状態で示されている。図1において使用された参照符号は、図2の同一の部品用にも同様に使用される。
図2に示されたように、バルブカップ32は、84で示されたようにクリンプ(crimp)されていて、その外壁86は、熱交換装置の内側の容器22のカール部28上の外方へ延びている。カール部が図2において乱れていないように示されているが、実際上は、84で示されたようなクリンプを達成するために適切な力が適用された場合、カール部28は、いくらか変形され、それによってバルブカップ30を熱交換装置20の内側の容器22の開口部26に確実に封止的に固定する。
【0016】
溶接部87と88とは、図2に示されている。溶接部87は、適切な熱と圧力とがフランジ50に適用された場合に形成され、ビード50が、ボトル20の底部14のフランジ16の面52内に溶融するようにする。溶接部88は、ビード82が面80内に溶融するように、適切な熱と圧力とがフランジ66に適用された場合に形成され、それによって、保護キャップを部材42に封止する。
【0017】
特に図3を参照すると、熱交換装置20をプラスチックボトル10に固定するための封止機構がより詳細に示されている。図3に鮮明に示されているように、溶接部87と88とは、全体的に90で示されたように、ボトル10への全体の取着機構をはっきりと完全にしている。バルブカップ30が、その上に位置付けられた弾性的なコーティング94を有する金属層92を備えた二重の層を構成されていることもまた示されている。弾性的なコーティングは、熱交換装置20の内側の容器22のチャンバー96内に収容された材料のために封止部を提供する補助となる。従来技術の特許に示されたように、材料96は、典型的には、バルブ34と共に容積96を維持する圧力下にあり、また、バルブステム36が押されるまで要求されるような圧力下にある。図3にさらに鮮明に示されているように、外側の突起部74は、保護キャップの本体部70をバルブカップ32内の位置内にはめ込むことを可能にする。保護キャップ44の本体部70は、矢印102で示されたように内方へ押圧することによって押された場合、バルブステム36をスプリング38の力に抗して押すボタン100を有する。ボタン100は、肩部106を規定するクリンプ領域104を有する。
【0018】
ボタン100が押されると、図3にも見られるように、ヒンジ108の周りに旋回し、ドッグ(dog)112を押してチャンバー10内に入る。肩部106がドッグの端部114を通過すると、ドッグは、図3で示された位置に反動的に戻って、面114が肩部106を係合し、それによってバルブステム36をスプリング38の力に抗して保持する。そのようなことが起こった場合、内側の容器22内に収容された材料96は、開口部40を通り、フランジ116の周りを通過し、バルブステム36の溝118を通って逃げ、ボタン100と本体部70との間の分離部を通って大気中へ逃げる。そのようなことが起こると、ボトル10内の食料品または飲料物の形状で内側の容器22の外面24と接触する内容物は、材料96に依存してその温度が変えられる(すなわち冷却されるか加熱される)。
【0019】
ここで、図4を参照すると、本発明に係わって構成された金属熱交換装置を有する非金属容器の代替実施形態が示されている。図4に示されているように、容器120はガラスでできている。更に、容器120は、添付され本発明の範囲を規定している請求項では限定されていないが、典型的な飲料物ボトルのように示されている。ボトル120の底部122は開口され、そして、内方へ方向付けられボトル120の内部全体の周りの肩部128を規定するフランジ126で終わる孔124を規定している。孔124は、ねじ部128のような固定構造を規定している。これに応じた、スカート部132を有するねじ付きキャップ130が、設けられている。スカート部132は、O−リング136もしくは、凹部138中に挿入された適当なツールを利用してキャップ130が所定位置にねじ締め可能に固定された肩部128に接する同様のシール装置を収容するグルーブ134を有する。
【0020】
金属でできた内側の容器142を有する熱交換装置140が、ボトル120の中に取着されている。図示されたように、金属キャップ144が、ねじ止めもしくはクリンプ加工によって、内側の容器142に取着されている。適当なシール146が、内側の容器142とキャップ144との間に設けられている。また、キャップ144は、閉成用キャップ130に設けられたグルーブ152中に装着された付加的なO−リング150と係合し外に突出する封止ビード148を有する。スカート132は、内方へ方向付けられた停止部153を有する。この停止部は、キャップ144と係合し(trap)、かくして、熱交換装置140を所定位置でしっかりと保持している。
【0021】
上述されたような構造と同様に、キャップ144の広がった部分の周囲の所定位置に、クリンプ加工されたバルブカップ154が設けられている。上述されたものと同様のバルブ158が、バルブカップ154に所定位置で取着されている。また、上述されたものと同様に構成された保護キャップ、即ち、アクチュエータ44が設けられている。しかしながら、この場合、保護キャップ、即ち、アクチュエータ44は、クリンプ加工されたバルブカップ154内の所定位置ではめ込まれているのみで、溶接もしくは他の方法で取着されていない。これは、図4に示された構造に係われば、必要がないからである。
【0022】
図4に示された構造のものの動作は、上述の図2並びに図3に示されたものと同一である。それ故、図4に示された構造に関する付加的な説明は行わない。
上述され説明されたものは、例えばガラスまたは金属もしくは内部が防水加工された紙の製品で形成され非金属の外側の容器が、非金属の外側の容器に恒久的に機能的に固定された金属でできた内側の容器を備えた熱交換装置を有し得る構造である。かくして、熱交換装置の一部として収容された適当なバルブを駆動すると、熱交換装置の中身は解放され得、かくして、非金属の外側の容器中に収容された食料品もしくは飲料物の温度が変えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理により構築された食料品または飲料物用容器装置の分解図。
【図2】図1の組み立てられた形状の構造を示す図。
【図3】熱交換装置を非金属材料の容器に取着する特定の手段をより詳細に示す図。
【図4】本発明の原理により構築された構造の他の実施例を示す図。
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、食料品もしくは飲料物に接触する外面を備え、駆動されると食料品もしくは飲料物の温度を変える熱交換装置を中に有する、食料品と飲料物とを中に保管するための容器と、特に、このような容器がガラス、プラスチックもしくは内部が防水加工された紙のような非金属材から形成された装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】
食料品もしくは飲料物の温度を必要に応じて変えるための、食料品もしくは飲料物用容器のような容器中に収容され得る簡単で、効果的かつ安全な装置を提供することが望まれている。
キャンプ、ビーチ、舟遊び、釣り等のような、氷もしくは冷凍品が容易に手に入らない場所にいるときなど、多くの場合には、飲食前に冷却され得る飲料物を有するのが好ましい。従来、氷と飲料物用の容器とを収容してこれら飲料物を望ましい方法で飲まれ得るようにするアイスボックス等を個々に持っていかなければならなかった。このようなアイスボックスの利用は、厄介で、相当量の空間を占め、この中の氷が交換されなくてはならないような状態になった後は、非常に限られた時間しか持続しない。また、使用中は、時々、氷が溶けて生じる水をアイスボックスから出すことが必要である。
【0003】
例えば、キャンプ、舟遊び、釣り、飛行機での飛行時などのような、飲食前に食料品もしくは飲料物が暖められるかもしくは冷却されるのが好ましいときは数多い。このような多くの場合、ストーブ、電気コイル等のような熱発生装置を利用して食料品もしくは飲料物を加熱することができないので、加熱は不可能である。このような状況において、例え加熱されたときに味が良くなるとしても、食料品もしくは飲料物は、常温で飲食されなくてはならなくなる。
【0004】
先行技術においては、駆動されると中に収容された食料品もしくは飲料物の温度を変える熱交換装置を中に備えた、食料品もしくは飲料物を収容する容器を提供しようという試みが多くなされている。食料品もしくは飲料物を冷やすためのこのような装置の例が、米国特許第2,460,765;3,373,581;3,636,726;3,726,106;4,584,848;4,566,838;4,784,678;5,214,933;5,285,812;5,325,680;5,331,817;5,655,384;5,606,866;5,655,384に説明されている。中に収容された食料品もしくは飲料物を加熱するために利用される容器は、米国特許第5,626,022に説明されている。
【0005】
上述されたような先行技術の装置の全てにおいて、食料品もしくは飲料物を収容する容器は、金属で形成され、そして、食料品もしくは飲料物の温度を変えるための熱交換装置は、金属から構成され、また、熱交換装置は、クリンプ加工か溶接か蝋付け等によって容器の外側に取り付けられている。
現在、食料品もしくは飲料物が、プラスチック、ガラスもしくは内部が防水加工された紙でできた製品から形成されているような非金属容器に収容されている多くの例がある。しかしながら、出願人は、先行技術の、駆動される(activate)と非金属容器中に収容された食料品もしくは飲料物の温度を変える熱交換装置の一部を含む、食料品もしくは飲料物のための非金属外側容器を知らない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
食料品または飲料物用容器装置は、食料品または飲料物を収容するための食料品グレード材料で構築され、食料品または飲料物を接触する外面を有する金属材料で構築された内側容器を有し、駆動された場合、材料を駆動するための手段と共に食料品または飲料物の温度を変える材料を収容する熱交換装置を有している。金属材料の尿機を非金属材料の容器に恒久的に固定する手段が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、食料品または飲料物をその中に収容するガラスまたはプラスチック、あるいは防水内層を有する紙製品から構成されたもののような食料品グレード(grade)非金属容器に関し、その温度は人によってより心地よい賞味ができるように、周囲の温度より低いかまたは高い温度にされなければならない。これを達成するために、非金属容器は、外側の容器内に収容された食料品または飲料物と接触する外面を有し、金属材料で構成された熱交換装置(heat exchange unit)がその内部に組み込まれている。バルブのような機構が熱交換装置内に組込まれていて、駆動されるかまたは押圧された際に、熱交換装置に収容された材料を駆動して食料品または飲料物の温度を変えるために、食料品または飲料物を熱交換装置の外面と接触するようにする。熱交換装置内に収容された材料が冷媒である場合、食料品または飲料物の熱容積(heat content)を冷媒の排出によってバルブを通して大気中に除去することによって、食料品または飲料物の温度は低下する。従来から多くの冷媒が開示されてきていて、それには、例えばハロゲンガス、クロロフルオロカーボン、ヒドロフルオロカーボン、ハロゲンガスとヒドロカーボンとの混合物、液化ヒドロカーボンガス、アンモニア、二酸化炭素および類似のものがある。多くの場合、これらの冷媒は、可燃性または温室効果あるいはそのようなものに貢献することによって環境になじまないので危険である。本発明の好ましい実施例によれば、炭素−二酸化炭素吸着/脱着冷媒システムを有する冷媒システムが使用されている。そのようなシステムは米国特許第5、692、381に示されているが、ここで参照して取り込む。
【0008】
外側の容器内に収容された食料品または飲料物に熱を適用するための1つのシステムは、米国特許第5、626、022に示されているが、ここで参照して取り込む。
熱交換装置が食料品または飲料物を冷却するか、または、食料品または飲料物を加熱するかに無関係に、本発明は同等に適用可能である。本発明のキーになる態様は、食料品または飲料物を収容するためのガラスまたはプラスチック、あるいはプラスチッキ被覆のような防水内層を有する紙製品から構成された非金属の外側の容器の使用を含んでいるけれども、駆動されることができ、また、駆動された際、外側の容器に収容された食料品または飲料物の温度を変化するような方法で恒久的に外側の容器に取着された金属材料で構成された熱交換装置を有する。
【0009】
特に図1を参照すると、本発明の原理によって構築された容器装置、およびより特に、外側の容器が食料品グレードプラスチック材料で構築されたような装置の1つの実施例の分解図が示されている。図1に示されたように、好ましくはこの分野でよく知られているポリエステルプラスチック材料(PET)で構成された外側の容器10が設けられている。ボトル10は、その底部14に開口部12を有して形成されている。開口部は、開口部12を規定する内方へ向けられた円形のフランジ16を有するようにして形成される。他の全ての態様において、ボトル10は、この分野でよく知られたような食料品または飲料物を収容するために使用されるタイプである。例示のためと記述を容易にするために、図1と2に示されたもののみが、底部に規定された開口部12用のこの分野の当業者に知られた代表的なプラスチック食料品ボトルである。熱交換装置20は、好ましくは、プラスチック材料で構成された外側の容器10内に収容された食料品または飲料物(図示せず)と接触する外面24を有する内側の容器22を備えている。代表的には、熱交換装置20の外面24は、食料品グレードコーティングで被覆されていて、食料品または飲料物が、熱交換装置20を構成している金属材料と接触することを阻止する。熱交換装置はその中に開口部26を規定している。開口部26は、符号28で示されたように、金属容器22の開口端部をカールすることによって規定される。カールは、内方または外方のいずれでもよく、内側の容器22の構築用に所望な手段に依存する。
【0010】
バルブ機構30は、熱交換装置20において開口部26を閉成するのに使用され、作動されると、次いで、外側の容器10内に収容された食料品または飲料物の温度を変えるために容器22の内部に収容された材料を駆動する。代表的には、バルブ装置30は、バルブ34がそこに取着された金属のバルブカップ32を備えている。バルブステム36は、その中に収容された適切なスプリング38によって非作動位置に保持される。開口部40が設けられているので、図1に示されたように上方へ押圧するように押された場合、内側の容器22(熱交換装置)内に収容された材料は、以下により詳細に述べるように、開口部40を通りバルブ34を通って、その内部から出ることができる。プラスチックボトル10(開口部12を除いて)と熱交換装置20を閉成するバルブ機構とは、この分野で知られた構成である。しかしながら、それに取着されたバルブ装置30を有する熱交換装置20を、食料品または飲料物を収容する非金属容器に恒久的に固定することは、出願人の知る限りでは他に従来技術がない。
【0011】
フランジ16への取着用に使用され、ボトル10内に収容された食料品または飲料物の内容物を封止しその漏洩と汚染を阻止するような方法で、保護キャップ44と共に開口部12を閉成し、熱交換装置20とバルブ30とをプラスチックボトル10の底部に適切に位置するために機能する装置42が示されている。この装置42は、プラスチックのワッシャー形状の部材であり、上面48を有する径方向外方へ伸びたフランジ46を有している。溶接ビード50は、外方へ伸びたフランジ46から上方へ垂直に延びている。ビード50は、以下に述べる組み立てに際して、ボトル10の開口部12を取り巻く内方へ向いたフランジ16の面52と接触する。適切な熱と圧力の適用に際し、ビード50は面52と共にまたはその中に溶け込み、それによってボトル10の底部14に部材42を封止する。部材42はまた、そこを通る開口部54を規定する。開口部54は、内方へ向いたフランジ58に接続された内方へ向いたリップ部56を規定している。内方へ向いたフランジ58は、部材42の本体部60によって外方へ向いたフランジ46に接続されている。図示したように、溝62がリップ部54と内方へ向いたフランジ58との継ぎ目によって設けられている。溝62は、内側の容器22のカールされた端部28を収容するのに適している。
【0012】
注目すべきことは、バルブカップ32が外方向に向けられ、上方へ返されたフランジ64を有していることである。組み立てられた場合、リップ部56は、カールされた端部28とフランジ64との間に狭持され、容器10の収容物の漏洩を阻止するための封止部として機能する。代表的には、リップ部56をフランジ64とカールされた端部28との間に位置付けた後の組み立てプロセスにおいて、クリンプ力(crimping force)が、内側の容器22とバルブ30とをこれらの間に挟まれた部材42と一体に取着するために適用される。
【0013】
アクチュエータすなわち保護キャップ44は、くぼみ68をその中に有する外方へ向けられたフランジ66を有する。アクチュエータはまた、本体部70を有していて、その下方の部分72に外方へ向けられた隆起部74を有している。下方の部分またはスカート部76は、その中に、スカート部76が内方へ撓ませられた複数の凹部すなわちスリット78を有していることもまた注目しなければない。このような構造は、キャップすなわちアクチュエータ44が、バルブカップ32の内部の適切な位置に嵌め込まれることを可能にするが、これは以下においてより詳述する。
【0014】
アクチュエータのフランジ66は、組み立てに際し、部材42のフランジ58から下方へ向けられた付加的な溶接ビード82を接触する面80を有している。キャップすなわちアクチュエータ44が適切な位置に嵌め込まれた場合、適切な力と熱とがフランジ66に適用され、溶接ビード82を面80に溶解すなわち溶融し、それによって、付加的な封止を実行し、そして、プラスチックボトル10の底部における開口部12の封止を完全にする。
【0015】
図2をより詳細に参照すると、図1に関連して上記で述べられたような構造が、組み立てられた状態で示されている。図1において使用された参照符号は、図2の同一の部品用にも同様に使用される。
図2に示されたように、バルブカップ32は、84で示されたようにクリンプ(crimp)されていて、その外壁86は、熱交換装置の内側の容器22のカール部28上の外方へ延びている。カール部が図2において乱れていないように示されているが、実際上は、84で示されたようなクリンプを達成するために適切な力が適用された場合、カール部28は、いくらか変形され、それによってバルブカップ30を熱交換装置20の内側の容器22の開口部26に確実に封止的に固定する。
【0016】
溶接部87と88とは、図2に示されている。溶接部87は、適切な熱と圧力とがフランジ50に適用された場合に形成され、ビード50が、ボトル20の底部14のフランジ16の面52内に溶融するようにする。溶接部88は、ビード82が面80内に溶融するように、適切な熱と圧力とがフランジ66に適用された場合に形成され、それによって、保護キャップを部材42に封止する。
【0017】
特に図3を参照すると、熱交換装置20をプラスチックボトル10に固定するための封止機構がより詳細に示されている。図3に鮮明に示されているように、溶接部87と88とは、全体的に90で示されたように、ボトル10への全体の取着機構をはっきりと完全にしている。バルブカップ30が、その上に位置付けられた弾性的なコーティング94を有する金属層92を備えた二重の層を構成されていることもまた示されている。弾性的なコーティングは、熱交換装置20の内側の容器22のチャンバー96内に収容された材料のために封止部を提供する補助となる。従来技術の特許に示されたように、材料96は、典型的には、バルブ34と共に容積96を維持する圧力下にあり、また、バルブステム36が押されるまで要求されるような圧力下にある。図3にさらに鮮明に示されているように、外側の突起部74は、保護キャップの本体部70をバルブカップ32内の位置内にはめ込むことを可能にする。保護キャップ44の本体部70は、矢印102で示されたように内方へ押圧することによって押された場合、バルブステム36をスプリング38の力に抗して押すボタン100を有する。ボタン100は、肩部106を規定するクリンプ領域104を有する。
【0018】
ボタン100が押されると、図3にも見られるように、ヒンジ108の周りに旋回し、ドッグ(dog)112を押してチャンバー10内に入る。肩部106がドッグの端部114を通過すると、ドッグは、図3で示された位置に反動的に戻って、面114が肩部106を係合し、それによってバルブステム36をスプリング38の力に抗して保持する。そのようなことが起こった場合、内側の容器22内に収容された材料96は、開口部40を通り、フランジ116の周りを通過し、バルブステム36の溝118を通って逃げ、ボタン100と本体部70との間の分離部を通って大気中へ逃げる。そのようなことが起こると、ボトル10内の食料品または飲料物の形状で内側の容器22の外面24と接触する内容物は、材料96に依存してその温度が変えられる(すなわち冷却されるか加熱される)。
【0019】
ここで、図4を参照すると、本発明に係わって構成された金属熱交換装置を有する非金属容器の代替実施形態が示されている。図4に示されているように、容器120はガラスでできている。更に、容器120は、添付され本発明の範囲を規定している請求項では限定されていないが、典型的な飲料物ボトルのように示されている。ボトル120の底部122は開口され、そして、内方へ方向付けられボトル120の内部全体の周りの肩部128を規定するフランジ126で終わる孔124を規定している。孔124は、ねじ部128のような固定構造を規定している。これに応じた、スカート部132を有するねじ付きキャップ130が、設けられている。スカート部132は、O−リング136もしくは、凹部138中に挿入された適当なツールを利用してキャップ130が所定位置にねじ締め可能に固定された肩部128に接する同様のシール装置を収容するグルーブ134を有する。
【0020】
金属でできた内側の容器142を有する熱交換装置140が、ボトル120の中に取着されている。図示されたように、金属キャップ144が、ねじ止めもしくはクリンプ加工によって、内側の容器142に取着されている。適当なシール146が、内側の容器142とキャップ144との間に設けられている。また、キャップ144は、閉成用キャップ130に設けられたグルーブ152中に装着された付加的なO−リング150と係合し外に突出する封止ビード148を有する。スカート132は、内方へ方向付けられた停止部153を有する。この停止部は、キャップ144と係合し(trap)、かくして、熱交換装置140を所定位置でしっかりと保持している。
【0021】
上述されたような構造と同様に、キャップ144の広がった部分の周囲の所定位置に、クリンプ加工されたバルブカップ154が設けられている。上述されたものと同様のバルブ158が、バルブカップ154に所定位置で取着されている。また、上述されたものと同様に構成された保護キャップ、即ち、アクチュエータ44が設けられている。しかしながら、この場合、保護キャップ、即ち、アクチュエータ44は、クリンプ加工されたバルブカップ154内の所定位置ではめ込まれているのみで、溶接もしくは他の方法で取着されていない。これは、図4に示された構造に係われば、必要がないからである。
【0022】
図4に示された構造のものの動作は、上述の図2並びに図3に示されたものと同一である。それ故、図4に示された構造に関する付加的な説明は行わない。
上述され説明されたものは、例えばガラスまたは金属もしくは内部が防水加工された紙の製品で形成され非金属の外側の容器が、非金属の外側の容器に恒久的に機能的に固定された金属でできた内側の容器を備えた熱交換装置を有し得る構造である。かくして、熱交換装置の一部として収容された適当なバルブを駆動すると、熱交換装置の中身は解放され得、かくして、非金属の外側の容器中に収容された食料品もしくは飲料物の温度が変えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理により構築された食料品または飲料物用容器装置の分解図。
【図2】図1の組み立てられた形状の構造を示す図。
【図3】熱交換装置を非金属材料の容器に取着する特定の手段をより詳細に示す図。
【図4】本発明の原理により構築された構造の他の実施例を示す図。
Claims (5)
- 食料品または飲料物用容器装置であって:
食料品または飲料物を収容するための食料品グレードプラスチック材料で構築され、頂部と底部(14)を有する外側の容器(10)を有し、底部がそこを通過する開口部(12)を規定していて;
熱交換装置(20)は、
(a)開口端部(26)と閉成端部とを有し、金属材料で構成されていて、前記食料品または飲料物と接触するための外面を有する内側の容器(22)を備え、
(b)前記熱交換装置は駆動された場合前記食料品または飲料物の温度を変える材料を収容していて、
(c)前記開口部に設けられ前記材料を駆動するためのバルブ装置(30)を備え、
(d)そこを通る中央の開口部(54)を規定するプラスチックのワッシャー形状部材(42)を備え、前記熱交換装置は、前記開口部において、開口部を通るバルブと共に開口部を通って前記ワッシャー部材に取着されていて、
(e)前記ワッシャー部材は、前記外側の容器の底部の開口部にかけわたされ、前記外側の容器と前記ワッシャー部材とは、外側の容器の底部開口部を閉成し封止するために相互に接触する領域で溶融し一体に結合されることを特徴とする食料品または飲料物用容器装置。 - 前記外側の容器とワッシャー部材とは、前記ワッシャー部材と前記底部開口部に隣接する外側の容器との間で、前記溶接シーム(87)によって溶融し結合されることを特徴とする請求項1記載の食料品または飲料物用容器装置。
- 不注意な作用に対して前記バルブ装置を保護するための保護キャップ(44)をさらに有することを特徴とする請求項2記載の食料品または飲料物用容器装置。
- 前記保護キャップの本体部は、前記ワッシャー部材の適切な位置に溶融され結合される外側へ延びたフランジ(66)を有することを特徴とする請求項3記載の食料品または飲料物用容器装置。
- 前記保護キャップは、モールドされたプラスチック材料で構成され、前記保護キャップを前記バルブ装置の適切な位置には嵌め込まれるようにするスカート部(76)を規定することを特徴とする請求項3記載の食料品または飲料物用容器装置。
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