JP3571556B2 - ディスペンサーヘッドの製造法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は流体、例えば、化粧品または食料品の計量分配用ディスペンサーヘッドの製造法に関する。
この発明は特に、硬質もしくは半硬質プラスチック材料製の端部材を有するディスペンサーヘッド、および該端部材に固定された弾性変形可能なプラスチック材料製減流部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
英国特許GB−1 046 518号および独国実用新案DE29508151号各明細書には可撓性壁部を有する容器用ディスペンサーヘッドであって、切断によって形成されて不使用時には相互に接触するエッジを備えたスロット有するゴム製もしくはエラストマー製閉鎖膜によって包囲された硬質端部材を具有するディスペンサーヘッドが開示されている。ユーザーが容器の壁部に圧力を加えると、スロットのエッジは流体のスラストによって離反する。この種のディスペンサーヘッドを用いることによっては流体を容易に計量することはできない。流体を取り出すためには、ユーザーは容器の壁部を強く押さなければならないため、スロットが開くと流体は急に分配される。このためユーザーは驚いて容器の押圧操作の停止をすばやくおこなうことができず、結果的に必要以上の流体が分配されることになる。
【0003】
仏国特許出願FR−A−2 745 552号明細書には、非接触性エッジを有するスロットを備えた弾性変形可能なプラスチック材料製流動レデューサーを具備するディスペンサーヘッドが記載されている。該スロットは完全に閉鎖しないので流体の計量分配は容易であるが、不使用時に容器からの流体の漏出を防止することができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は上記のタイプの減流部材を高い信頼性と低コストで製造することを可能にするためになされたものである。また、この発明はこの種の減流部材の信頼性を改良して使用の容易性を高めると共に、消費者にとってより魅力的な減流部材を具備した流体の収納分配用器具を提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ちこの発明は、硬質もしくは半硬質プラスチック材料製のディスペンサー端部材および該ディスペンサー端部材に固定された弾性変形可能な減流部材を具備し、該減流部材が分配中の流体のスラスト効果によって離反するのに適合したエッジを有する少なくとも1つのスロットを具有する流体の計量分配用ディスペンサーヘッドの製造法であって、スロットの一方もしくは両方の側面上に位置する1もしくは複数の射出点からの射出成形によって減流部材を製造する工程を含むことを特徴とするディスペンサーヘッドの製造法に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の特定の態様においては、減流部材は端部材上へ重なり成形(overmold)することができる。即ち、減流部材を端部材の成形に用いた装置と異なる装置を用いて成形する。
【0007】
本発明の変形態様においては、減流部材は、モールド内で種々の流路系を供給する複数のノズルを具有する同一の装置内での二軸射出成形によって同時に製造される。
【0008】
本発明の好ましい態様においては、材料ビードと隣接する1つのスロットのみが存在し、弾性変形可能な熱可塑性材料は該スロットの長手方向に垂直な中央面に隣接するかまたは該中央面内に位置する軸を有するオリフィスを通して射出される。あるいはこの変形態様においては、スロットの反対側に位置する該中央面に隣接するかまたは該中央面内に位置する軸を有する2つのオリフィスを通して該熱可塑性材料は射出される。該オリフィスの軸は減流部材の周縁部内へ向いているのが好ましい。
【0009】
特に限定的ではないが、本発明は接触しないエッジを有するスロットを形成する成形操作にも適用できる。驚くべきことには、このような方法を利用することにより、顕著な成形欠陥およぴ減流部材の操作に有害な脆弱域を有さない減流部材を得ることができ、スロットも小さな幅にもかかわらず特に一定のものが形成される。
【0010】
スリットは成形中に得られるので、前記のDE−A−29508151号明細書の開示内容とは異なり、スロットを形成するために減流部材を構成する材料を切断する別々の操作は不要である。
【0011】
本発明はまた次のディスペンサーヘッドを提供する:
ディスペンサー端部材および該ディスペンサー端部材に固定された弾性変形可能な減流部材を具備し、該減流部材が分配中の流体のスラスト効果によって離反するのに適合したエッジを有する少なくとも1つのスロットを具有する流体の計量分配用ディスペンサーヘッドであって、該減流部材が射出成形によって製造され、該スロットの一方もしくは両方の側面上に1または複数の射出点のトレースを有することを特徴とするディスペンサーヘッド。
好ましい態様においては、スロットは材料のビードによって縁取りされる。
【0012】
本発明は次のディスペンサー端部材用減流部材を提供する:
縁部に薄い領域を有する弾性変形可能な可撓性膜を具備し、該膜がスロットを有し、該膜の外側表面が好ましくは不使用時はへこんでおり、該膜の内側表面が所望によりスロットの周辺とその隣接域に材料のビードを有することを特徴とする減流部材。
好ましい態様においては、スロットは不使用時は開放される。
【0013】
本発明はさらに、容器および上記のディスペンサーヘッドを具備する流体の収納分配用器具を提供する。
【0014】
本発明の他の特徴および利点を以下の本発明の非限定的な実施態様と添付図についての説明によって明らかにする。
図1はキャップが開放状態にあるディスペンサーヘッドの上面図である。
図2は図1のII−II線に沿った模式的断面図である。
図3は図1のIII−III線に沿った模式的断面図である。
図4は図3の部分的拡大図である。
図5は成形中の材料の流動方向を示す模式図である。
図6は流体分配中の減流部材の模式的断面図である。
【0015】
図1〜図3に示すディスペンサーヘッド(1)は容器に固定されるように設計されている。好ましくは、容器は可撓性壁部を有し、流体、例えば、シャンプーまたは起泡性シャワーゲルを収納する。流体の粘度は、例えば、0.6〜10Pa.sであってもよい。
ディスペンサーヘッド(1)は本体(2)とキャップ(8)を有しており、該キャップは開放状態と閉鎖状態の間において該本体(2)に対して旋回可能である。
【0016】
本体(2)はその上部にディスペンサー端部材(6)を有し、該端部材(6)は外部スカート(4)によって包囲された取付スカート(5)によって支持される。該外部スカート(4)は、ディスペンサーヘッド(1)が固定されたときに容器の壁部と嵌合するような形態を有する。
外部スカート(4)は軸(X)に対して垂直な平坦壁部(3)を介して取付スカート(5)に接続される。外部スカート(4)は平面図においてはキャップ(8)のピボット軸方向へ細長く延びた楕円形態を示す。
【0017】
図示する態様においては、容器は外部にねじ山を備えた頸部を有し、また、取付スカート(5)は該ねじ山にねじ込むための内部ねじ山を有する。キャップ(8)は本体(2)と一体的に成形され、フィルムヒンジ(9)を介して該本体に連結される。フィルムヒンジ(9)は戻しばねブレード(10)のいずれかの側部に形成され、該ブレードの側部(11)はキャップ(8)と本体(2)に対して自由な状態にあり、また、該ブレードの端部はフィルムヒンジ(12)および(13)を介してそれぞれキャップ(8)および本体(2)に丁番式で取付けられる。
【0018】
ブレード(10)の一般的な形態は、常套の場合のようにキャップの開放を推進するヘアピンベンド形態である。
キャップ(8)はその内部表面上に環状シールリップ(14)を有しており、該シールリップは端部材(6)の半径方向の外部表面を十分な摩擦力で押圧してキャップを閉鎖位置に保持する。端部材(6)の半径方向の外部表面は幾分円錐状になっているので、キャップが本体(2)上で押下げられたときにシールリップ(14)のセンタリング(centering)が促進される。
【0019】
本体(2)の外部スカート(4)の内側においてフィルムヒンジ(9)を有する側部と反対側の側部上にセットバック(16)が形成されるので、ユーザーはキャップの下方から指を押し上げてキャップを持ち上げることができる。
本体(2)とキャップ(8)はいずれかの硬質もしくは半硬質の熱可塑性材料、例えば、ポリエチレンまたはポリプロピレンの射出成形によって製造することができる。
【0020】
図示する態様においては、ディスペンサーヘッドは容器の頸部にねじ込むように設計されている。しかしながら、図示していない変形態様においては、ディスペンサーヘッドはスナップ止めによって固定されていてもよい。
容器、ディスペンサーヘッドの本体(2)およびキャップ(8)はブローインジェクション法またはインフレート法によって単一部材として製造してもよい。
【0021】
端部材(6)の上部端には弾性熱可塑性材料、例えば、ポリプロピレンとスチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロックコポリマーとの混合物から製造される減流部材(20)が配設される。減流部材(20)は形状記憶を有する可撓性膜(21)を備えており、該膜は不使用時には外側に対してへこむ。該膜(21)の縁部は薄い環状域(22)を介して環(35)に連結されており、該環はその半径方向の外部表面を介して端部材(6)の半径方向の内部表面(24)に固定されている(図4参照)。
【0022】
減流部材(20)は成形時に形成されるスロット(25)を有しており、流体の計量分配は該スロットを通しておこなわれる。スロット(25)は2つの直線状エッジ(26)(該エッジは図示する例では接触しない)によって横方向に制限される。該エッジは図2の断面に垂直な面(P)に対して平行に延び、図2の断面と一致する。
スロット(25)は膜(21)の内部面において材料のビード(27)によって縁取りされる。該ビードの厚みは膜(25)の平均の厚みの実質上2倍である。膜(21)の薄い領域(22)においては、膜(21)の厚みは平均厚みの約半分になっているので、流体のスラスト効果による外側への変形はより容易になる。
【0023】
図1から明らかなように、ビード(27)は2つの平行部分(28)を含んでおり、該平行部分はスロット(25)のエッジに沿って延び、実質上半円形の2つの末端部分(29)によって連結される。このような形態に起因して、これらの末端部分(29)はスロット(25)と直線を成す引裂線の発生を防止する。平行部分(28)の向置面(30)は面(P)に対して傾斜し、相互にスロット(25)に向かって収束する。図示する態様においては、向置面(30)は平坦であって、相互に45度の角度で傾斜する。
【0024】
不使用時のスロット(25)の幅は0.05〜1mm、好ましくは0.05〜0.25mmである。好ましい態様においては、スロット(25)の幅は約0.15mmである。スロット(25)の長さは、例えば、0.2〜2cmである。不使用時のスロット(25)の寸法は、容器を逆さまにしてディスペンサーヘッドを下向きにしたときでも重力の作用による流体の流出が実質上防止されるように選択される。
【0025】
減流部材(20)は本体(2)とキャップ(8)が成形された後、上記の面(P)に垂直な中央面(M)内に軸を有する射出オリフィスを通して熱可塑性エラストマー材料をモールド内の端部材(6)上へ射出することによって成形される。減流部材の製造材料としては端部材(6)の製造材料と物理的および化学的に適合性のある材料を用いて両部材を強固に結合させる。
【0026】
モールド内における成形中の材料の流動方向を図5に示す。射出点(I)は中央面(M)内の環(35)に位置する。驚くべきことには、モールドの壁部によって構成される障害物にもかかわらず、熱可塑性エラストマー材料は該壁部、特にモールドキャビティを形成する壁部を集中的に押圧することが観察されたが、当業者であればこのような製造材料の流動方向を考慮するならば射出はスロット(25)と直線を成して位置する射出点からおこなうであろう。
【0027】
モールド内において射出点(I)と正反対方向に位置する領域は熱可塑性材料によって充填される最後の領域であるが、ここにおいては顕著な脆弱域は形成されない。離型後には、膜(21)と端部材(6)を連結する環(35)の表面上においては、減流部材上の射出オリフィスの面(23)がみられる(図4参照)。
【0028】
減流部材(20)は以下の様に機能する。ユーザーが容器壁部を圧迫すると、流体(L)のスラスト効果によって膜(21)は外側へ変形し、スロット(25)が離反する(図6参照)。ユーザーが容器壁部の圧迫を解放すると、スロット(25)は元の形態に復帰するが、開口状態を維持するので空気の流入が可能である。
【0029】
キャップ(8)の内部には、キャップが本体(2)の上に位置したときに膜(21)のくぼみ部と適合する滑らかな膨れ部(40)が配設されるので、キャップ(8)が閉鎖状態になっても膜(21)上には空気は実質上存在しなくなる。該膜上に空気が存在すると、膜(21)の表面上に流体が残留する。このような残留流体は乾燥によって硬化するか、または変質し、その後の減流部材の特有の機能を妨げる。
【0030】
図示する態様においては、本体(2)とキャップ(8)は減流部材(20)の製造に用いる材料とは異なる色で着色した半透明材料で製造される。従って、キャップ(8)を閉めた状態でも減流部材を見ることができるので、アセンブリーの外観は改良される。
【0031】
本発明は前述の実施態様に限定されるものではない。特に、減流部材製造用熱可塑性材料は2つの射出点、例えば、前述の射出点(I)および面(P)に関して該射出点とは対称の射出点からモールド内へ射出してもよい。
最良の結果は射出点(I)が前述の中央面(M)内に位置するときに得られるが、射出点をスロットの中央を通る面内において中央面(M)に対して10度以下、20度以下または30度以下の角度で傾斜させて設置することによっても満足な結果が得られる(該角度が0度のときは、スロットの中央を通る面は中央面(M)に一致する)。
【0032】
【発明の効果】
本発明による減流部材を有するディスペンサーヘッドを具備する流体の収納分配用器具を使用することにより、ユーザーは化粧品や食料品等の流体を容易かつ正確に計量分配することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャップが開放状態にあるディスペンサーヘッドの上面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った模式的断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿った模式的断面図である。
【図4】図3の部分的拡大図である。
【図5】成形中の材料の流動方向を示す模式図てある。
【図6】流体分配中の減流部材の模式的断面図である。
【符号の説明】
2 本体
6 端部材
8 キャップ
9 フィルムヒンジ
10 ブレード
20 減流部材
21 可撓性膜
22 薄い領域
23 トレース
25 スロット
27 ビード
I 射出点
M 中央面
Claims (23)
- 硬質もしくは半硬質プラスチック材料製のディスペンサー端部材(6)および該ディスペンサー端部材に固定された弾性変形可能な減流部材を具備し、該減流部材が分配中の流体のスラスト効果によって離反するのに適合したエッジを有する少なくとも1つのスロットを具有する流体の計量分配用ディスペンサーヘッドの製造法であって、スロット(25)の一方もしくは両方の側面上に位置する1もしくは複数の射出点(I)からの射出成形によって減流部材(20)を製造する工程を含み、該スロット(25)が材料のビード(27)によって縁取られたことを特徴とするディスペンサーヘッドの製造法。
- 減流部材(20)が、スロット(25)の長手方向に対して垂直な中央面(M)に近接して位置する軸を有する1つのオリフィスまたはスロットの反対側の中央面(M)に近接して位置する軸を有する2つのオリフィスからの射出成形によって製造され、該オリフィスの軸が好ましくは該減流部材の周縁部内へ向く請求項1記載の方法。
- 減流部材(20)を端部材(6)上へ重なり成形させるか、または該端部材との二軸射出成形によって製造する請求項1または2記載の方法。
- スロットが材料のビード(27)によって縁取りされた1つのスロット(25)のみであり、弾性変形可能な材料が、スロット(25)の長手方向に対して垂直な中央面(M)に近接して位置する軸を有する1つのオリフィスまたはスロットの反対側の中央面(M)に近接して位置する軸を有する2つのオリフィスから射出され、該オリフィスの軸が好ましくは減流部材の周縁部内へ向く請求項1から3いずれかに記載の方法。
- スロットのエッジが不使用時は接触しない請求項1から4いずれかに記載の方法。
- 請求項1から5いずれかに記載の方法によって得られるディスペンサーヘッド。
- ディスペンサー端部材および該ディスペンサー端部材に固定された弾性変形可能な減流部材を具備し、該減流部材が分配中の流体のスラスト効果によって離反するのに適合したエッジを有する少なくとも1つのスロットを具有する流体の計量分配用ディスペンサーヘッドであって、該減流部材(20)が射出成形によって製造され、該スロット(25)の一方もしくは両方の側面上に1または複数の射出点のトレース(23)を有すること、および該スロット(25)が材料のビード(27)によって縁取られたことを特徴とするディスペンサーヘッド。
- 減流部材(20)が、スロット(25)の長手方向に対して垂直な中央面(M)に近接して位置するかもしくは好ましくは該中央面内に位置する軸を有する1つの射出用オリフィスまたはスロットの反対側の中央面(M)に近接して位置するかもしくは好ましくは該中央面内に位置する軸を有する2つの射出用オリフィスのトレース(23)を有し、該オリフィスの軸が好ましくは減流部材の周縁部内へ向く請求項7記載のディスペンサーヘッド。
- 減流部材(20)が縁部に薄い領域(22)を有する可撓性膜(21)を具有する請求項7または8記載のディスペンサーヘッド。
- 不使用時の膜(21)が外側へ向かってへこんだ形態を有する請求項9記載のディスペンサーヘッド。
- 薄い領域(22)の厚みが膜(21)の平均厚みの実質上半分である請求項7または10記載ののディスペンサーヘッド。
- ビード(27)が減流部材(20)の内部面上に形成され、スロット(25)に向かって収束する向置面を有するエッジを具有する請求項7記載のディスペンサーヘッド。
- ビード(27)がスロット(25)の各々の軸端に隣接した実質上半円形状の形態を有する請求項7または12記載のディスペンサーヘッド。
- ビード(27)の厚みが膜(21)の平均厚みの実質上2倍である請求項7、11または12記載のディスペンサーヘッド。
- スロットのエッジが不使用時は接触しない請求項7から14いずれかに記載のディスペンサーヘッド。
- スロットの不使用時の開口幅が0.05〜1mmである請求項15記載のディスペンサーヘッド。
- 減流部材が、スロットの中央部を通る面内において該スロットの長手方向に垂直な中央面(M)に対して30度以下の角度で配設された射出点のトレース(23)を有する請求項7から16いずれかに記載のディスペンサーヘッド。
- 減流部材が、スロットの中央部を通る面内において該スロットの長手方向に垂直な中央面(M)に対して30度以下の角度で配設された2つの射出点であって、該スロットのいずれかの側面に設置された射出点のトレースを有する請求項7から17いずれかに記載のディスペンサーヘッド。
- 閉鎖時に減流部材(20)と接触するのに適合したなめらかな膨らみ部を内部面上に有する旋回式キャップ(8)を具有する請求項7から18いずれかに記載のディスペンサーヘッド。
- 減流部材(20)とキャップ(8)の色が異なり、キャップが半透明なプラスチック材料製であって、キャップを閉鎖したときに減流部材を見ることが可能な請求項19記載のディスペンサーヘッド。
- 縁部に薄い領域を有する弾性変形可能な可撓性膜を具備し、該膜がスロットを有し、該膜の外側表面が好ましくは不使用はへこんでおり、該膜の内側表面が所望によりスロットの周辺とその隣接域に材料のビードを有することを特徴とするディスペンサー端部材用減流部材。
- スロットが不使用時に開放状態にある請求項21記載の減流部材。
- 容器および請求項7から20いずれかに記載のディスペンサーヘッドを具備する流体の収納分配用器具。
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