JP3568545B2 - Facsimile machine - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はファクシミリ装置に関し、詳細には、自動発呼機能を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のファクシミリ装置では、ワンタッチナンバーや短縮ナンバーに対応させて送信宛先の電話番号を登録し、登録したワンタッチナンバーや短縮ナンバーを指示するだけで指示された宛先に自動発呼する自動発呼機能を備えたものが多く普及しており、発呼操作を簡略化して操作性を向上させている。
【0003】
しかしながら、このようなファクシミリ装置にあっては、間違って電話番号を登録した場合、その電話番号にファクシミリ装置が接続されている限り、間違った宛先に原稿が送信されてしまうという問題が発生している。
この問題の対策として従来は、例えば、何度か発呼しても宛先端末からの応答トーンが検出できなかったとき、電話番号確認の警告を発してユーザーに登録内容の確認を促すものがある(特開平1−227565号公報参照)。
【0004】
また、自動発呼時だけでなく、通常の電話番号の直接入力による発呼に際しても間違った電話番号が入力された場合、その電話番号にファクシミリ装置が接続されている限り、間違った宛先に原稿が送信されてしまという同様の問題が発生する。この場合の対策としては、例えば、ファクシミリ装置の閉域接続等があり、この閉域接続では、あらかじめ送信側と受信側の双方のファクシミリ装置に何らかの設定を行っておき、この設定によって交信の際に相互に端末を確認して誤送信を防止する方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の自動発呼に際して電話番号確認の警告を発するファクシミリ装置にあっては、その警告機能がワンタッチナンバーや短縮ナンバーで登録された宛先にしか対応することができないという問題と、間違った電話番号にファクシミリ装置が接続されていれば、警告を発することなく送信処理が行われて送信されてしまうという問題があった。
【0006】
また、ファクシミリ装置の閉域接続では、あらかじめ設定を行うために手間がかかるという問題と、送信側と受信側のファクシミリ装置が同一メーカーでなければ相互確認ができないという制約があった。
さらに、ファクシミリ通信手順において、受信端末から送信端末に送信されるCSI信号(被呼端末識別信号)を利用して相互に端末を自動確認するファクシミリ装置もあるが、CSI信号に登録される電話番号情報の内容がメーカーによって異なるため、単純にCSI信号を比較することができない。例えば、国コードと市外局番の最初の“0”を取って登録するようにしているメーカーと、通常の電話番号通りに登録するようにしているメーカーがあるため、CSI信号を利用した端末の自動相互確認は困難である。
【0007】
また、登録された電話番号を利用する場合、東京03区域では平成3年から局番が3桁から4桁に変更されたため、東京03区域に設置されたファクシミリ装置の登録内容が変更されているかどうかを発呼時に確認することができないと、すなわち、CSI信号の登録内容が変更されていることが確認できないと、そのファクシミリ装置に対しては、全く送信できないことになる。
【0008】
また、ワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って送信した場合は、送信が正常に行われるか、再発呼回数がオーバーしたり、またはその他の要因によって送信が中断すると、ユーザーによる送信許可の事実が記憶されないままとなる。このため、次に同じワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使用する場合でも、相手先確認機能がオンになっていれば、使用者は何度も送信許可を出さなければならなかった。
【0009】
そこで、本願各発明は、発呼の通信手順に際して、宛先端末から送信される端末識別情報を表示して発呼先の確認を促すとともに、送信許可が指示されるまで画情報の送信を行わないことにより、発呼先を確認した上で送信処理を実行できるようにし、一度送信許可が指示された場合は、その事実を記憶して次回以降の送信では送信許可を仰ぐことなく送信するようにして、ファクシミリ装置の操作性及び信頼性を向上させることを目的としている
【0011】
本発明は、ワンタッチナンバーや短縮ナンバー等によって指示される宛先に発呼する通信手順を実行する自動発呼機能を有するファクシミリ装置において、前記発呼の通信手順に際して宛先端末から送信される所定の端末識別情報を表示する表示手段と、該発呼の通信手順に際して当該宛先端末への画情報の送信開始許可を指示する送信許可指示手段とを設け、発呼の通信手順に際して宛先電話番号情報と宛先端末から送信される所定の端末識別情報を表示して発呼先の確認を促すとともに、送信許可が指示されるまで当該宛先端末への画情報の送信を行わないファクシミリ装置であって、前記ワンタッチナンバーや短縮ナンバーによって指示される宛先に発呼する通信手順に際して、発呼先の確認後に送信許可が指示された通信履歴データを記憶する通信履歴データ記憶手段と、該通信履歴データを前記ワンタッチナンバーや短縮ナンバーが変更されるまで保持し、通信履歴データが記憶されたワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って発呼した場合は、送信許可を得ることなく送信手順を実行する自動送信手段とを設け、1度発呼先を確認した後に送信許可を指示したことのあるワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って送信する場合は送信許可を不要とすることを特徴とするファクシミリ装置である。
参考として、テンキー等によって直接宛先電話番号が入力されると、該入力された宛先に発呼する通信手順を実行する自動発呼機能と、前記発呼の通信手順に際して宛先端末から前記通信手順に基づいて送信される所定の標準端末識別情報を表示する表示手段と、該発呼の通信手順に際して当該宛先端末への画情報の送信開始許可を指示する送信許可指示手段とを設け、発呼に際して宛先端末から送信される所定の端末識別情報を表示して発呼先の確認を促すとともに、送信許可が指示されるまで当該宛先端末への画情報の送信を行わないファクシミリ装置であって、前記ワンタッチナンバーや短縮ナンバーによって指示される宛先に発呼する通信手順に際して、発呼先の確認後に送信許可が指示された通信履歴データを記憶する通信履歴データ記憶手段と、該通信履歴データを前記ワンタッチナンバーや短縮ナンバーが変更されるまで保持し、通信履歴データが記憶されたワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って発呼した場合は、送信許可を得ることなく送信手順を実行する自動送信手段とを設け、1度発呼先を確認した後に送信許可を指示したことのあるワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って送信する場合は送信許可を不要とすることを特徴とするファクシミリ装置である。
また、参考として、ワンタッチナンバーや短縮ナンバー等に対応させて宛先名称や宛先電話番号等の宛先情報を記憶するメモリと、これらワンタッチナンバーや短縮ナンバー等を入力する操作部と、操作部から入力された内容等を表示する表示部と、送信時、ワンタッチナンバーや短縮ナンバー等が入力されると、メモリを検索して該ナンバーの宛先に発呼する通信手順を実行する自動発呼機能と、前記発呼の通信手順に際して宛先端末から端末識別情報として送信される所定の非標準コード情報を解析して前記表示部に表示する表示手段と、該発呼の通信手順に際して当該宛先への画情報の送信開始許可を指示する送信許可指示手段とを設け、前記発呼の通信手順に際して、宛先名称と、宛先端末から端末識別情報として送信される所定の解析可能な非標準コード情報とが前記メモリに記憶されていれば、非標準コード情報を解析して表示するとともに、前記ワンタッチナンバーや短縮ナンバーに登録された宛先情報を表示して発呼先の確認を促し、送信許可が指示されるまで当該宛先への画情報の送信を行わないファクシミリ装置であって、前記ワンタッチナンバーや短縮ナンバーによって指示される宛先に発呼する通信手順に際して、発呼先の確認後に送信許可が指示された通信履歴データを記憶する通信履歴データ記憶手段と、該通信履歴データを前記ワンタッチナンバーや短縮ナンバーが変更されるまで保持し、通信履歴データが記憶されたワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って発呼した場合は、送信許可を得ることなく送信手順を実行する自動送信手段とを設け、1度発呼先を確認した後に送信許可を指示したことのあるワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って送信する場合は送信許可を不要とすることを特徴とするファクシミリ装置である。
【0017】
本発明では、登録された宛先電話番号が間違っていても発呼時に確認して訂正することができ、自動発呼時の送信成功率を向上させることができる。その結果、原稿の誤発信や誤発信による機密漏洩等を確実に防止することができ、ファクシミリ装置の操作性と信頼性を向上させることができる。また、本発明では、ワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って2度目以降送信する場合は、送信許可が不要となり、誤発信の防止という本来の機能を損なうことなく、ファクシミリ装置の操作性と信頼性をより一層向上させることができる。
参考として、直接入力された宛先電話番号が間違っていても発呼時に確認して訂正することができ、自動発呼時の送信成功率を向上させることができる。その結果、原稿の誤発信や誤発信による機密漏洩等を確実に防止することができ、ファクシミリ装置の操作性と信頼性を向上させることができる。また、参考として、ワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って2度目以降送信する場合は、送信許可が不要となり、誤発信の防止という本来の機能を損なうことなく、ファクシミリ装置の操作性と信頼性をより一層向上させることができる。
さらに、参考として、登録された宛先名称と宛先端末から送信される端末識別情報が一致しなくても違いを発呼時に確認して訂正することができ、自動発呼時の送信成功率を向上させることができる。その結果、原稿の誤発信や誤発信による機密漏洩等を確実に防止することができ、ファクシミリ装置の操作性と信頼性を向上させることができる。また、参考として、ワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って2度目以降送信する場合は、送信許可が不要となり、誤発信の防止という本来の機能を損なうことなく、ファクシミリ装置の操作性と信頼性をより一層向上させることができる。
【0018】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
図1〜図4は、本発明を適用したファクシミリ装置の一実施例を示す図である。
図1は、ファクシミリ装置1のブロック図であり、ファクシミリ装置1は、CPU2、ROM3、RAM4、操作部5、スキャナ6、プロッタ7、モデム8及びNCU9等から構成されている。
【0019】
CPU(Central Processing Unit)2は、ROM3内のプログラムに従ってファクシミリ装置1の各部を制御して、ファクシミリ装置1としてのシーケンスを実行するとともに、本願各発明の通信処理及び相手先端末情報表示処理を実行する。
ROM(Read Only Memory)3は、ファクシミリ装置1としての基本プログラムや本願各発明の通信処理及び相手先端末情報表示処理のプログラム等を格納している。
【0020】
RAM(Random Access Memory)4は、CPU2がファクシミリ装置1としてのシーケンスを実行する際に必要となる種々のデータ及びワンタッチナンバーや短縮ナンバーで登録される宛先端末情報(電話番号、宛先名称等)が格納されるメモリエリアを有する。また、このメモリエリアには、以前にワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って発呼した際に、送信許可が与えられたという通信履歴データや、受信したCSIあるいはNSF(CSI)が一時的に記憶される。
【0021】
操作部(表示手段、送信許可指示手段、選択手段、送信開始指示手段)5は、テンキーやスタートキー等の各種操作キーやLCDまたはその他の表示器からなるディスプレイおよびドライバとからなり、操作キーにより送信操作や受信操作及び宛先端末のワンタッチキーや短縮キー等の各種入力操作が行われるとともに、ディスプレイには、操作キーから入力された電話番号や相手先名を表示したり、各種コマンドやファクシミリ装置からオペレータに伝達する各種情報、特に、本願各発明の発呼時に宛先端末から受信するCSIやNSF(CSI)などの端末識別情報、あるいは送信開始許可が指示されない場合は、その旨を知らせるメッセージが表示される。また、操作部5には、発呼時に送信開始許可を指示する指示キーと、発呼時に発呼先の端末識別情報を表示させるかどうかを選択する選択キーと、端末識別情報を確認した後に送信開始を指示する開始指示キーと、再発呼を指示する再発呼指示キー等が設けられている。
【0022】
スキャナ6としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)を利用したイメージスキャナが利用されており、スキャナ6は原稿を走査して原稿の画情報を読み取る。
プロッタ7としては、受信した画情報を所定の解像度でプリントアウトするものであり、例えば、サーマル素子を利用したサーマル記録装置などを使用した場合は感熱記録紙に直接記録され、あるいは、普通記録紙の場合はインクシートを介して間接的に画像が記録される。また、プロッタ7は、後述する本願各発明の通信処理に際して送信開始許可が入力されない場合、所定の通知レポートをプリントアウトする。さらに、プロッタ7は、送信許可が出されないまま回線断となった場合、使用者にこの事実を知らせるためのレポートもプリントアウトする。このように、プロッタ7は、通知手段としての機能も有する。
【0023】
モデム8は、送信信号の変調を行い、また、受信信号の復調を行う。
NCU9は、外部の回線に接続されており、回線を介して相手ファクシミリ装置との間でファクシミリ制御信号を交換し、ファクシミリ通信手順を実行する。
次に、作用を説明する。
本実施例では、発呼の通信手順に際して発呼した宛先端末から送信される端末識別情報を表示してユーザーに発呼先の確認を促すとともに、発呼した宛先への送信開始許可が指示されるまで画情報の送信を行わない通信処理を実行するところにその特徴がある。以下、この通信処理について図2〜図4に示すフローチャートを参照して説明する。なお、図2〜図4に示すフローチャートでは、ユーザーがファクシミリ装置1に送信原稿をセットして操作を開始するところから、原稿を取り出して送信をキャンセルしたり、送信が成功して回線を切断するまでの過程を示しており、通信エラーが発生した場合等の処理は省略している。
【0024】
図2において、まず、ファクシミリ装置1のユーザーは、操作部5で相手先確認機能の選択を行い(ステップS1)、すなわち、発呼後に宛先端末から送信される端末識別情報を表示する機能が選択されると、操作部5でLED点灯等によって相手先確認機能が選択されたことが表示される。次いで、操作部5で相手先入力を行うが、入力方法としては、テンキーにより直接電話番号を入力する場合と、登録されたワンタッチキーあるいは短縮キーにより入力する場合がある(ステップS2)。この相手先入力により、操作部5のディスプレイ上には、テンキー、ワンタッチキーあるいは短縮キーにより入力された電話番号が表示される。相手先が入力されてスタートキー等で送信開始が指示されると、NCU9が外部に接続された回線を閉結して発呼の通信手順を開始し(ステップS3)、発呼した相手先端末からの応答を待つタイマーをチェックしながら相手先端末からのCED信号(被呼局識別信号)とCED信号に続くDIS信号(ディジタル識別信号)、CSI信号(被呼端末識別信号)、NSF信号(非標準機能識別信号)の受信を待つ(ステップS4、S5)。
【0025】
なお、ステップS4におけるタイマーとは、CCITT(国際電信電話諮問委員会)勧告のT.30に基づくT1タイム(35±5SEC)のことである。
次いで、これらの応答を受信すると、受信したCSI信号で示される被呼端末識別コードと入力された電話番号または相手先名を必要に応じて操作部5のディスプレイに表示してユーザーに発呼先の確認を促し(ステップS6)、操作部5上の操作によって相手先確認機能がオンされているかどうかをチェックする(ステップS7)。
【0026】
そこで、相手先確認機能がオンされていないときは、セットされた原稿の画情報を読み取って当該相手先への送信処理を行った後、回線を切断して今回の処理を終了する(ステップS8、S9)。
また、相手先確認機能がオンされているときは、相手先確認指示が入力されるのを待つタイマーをセットして待ち時間をチェックするとともに(ステップS10)、DCN信号(切断命令信号)の受信と受信送信開始許可の入力を待つ(ステップS11、S12)。このタイマーは、上記ステップS4と同じものである。
【0027】
タイマーがオーバーする前に、DCN信号(切断命令信号)を受信したときは、図3の処理に移って回線切断処理を実行し(ステップS13)、送信開始許可が入力されたときは、セットされた原稿の画情報を読み取って当該相手先への送信処理を行った後、回線を切断して今回の処理を終了する(ステップS8、S9)。一方、ステップS4、S10でタイマーがオーバーしたときも回線切断処理を実行し(ステップS13)、相手先確認機能がオンで送信開始許可が入力されていないときは(ステップS14、S15)、入力された電話番号か相手先名と、CSI信号またはNSF信号を受信したときは、受信した内容を解析してレポートとしてプリントアウトする(ステップS16)。
【0028】
次いで、送信原稿が取り出されて送信がキャンセルされるかどうかをチェックするとともに(ステップS17)、あらためて送信開始許可が入力されるのを待つ(ステップS18)。原稿が取り出されたときは、直ちに今回の処理を終了し、原稿が取り出されずに送信許可が入力されたときは、再度、相手先に発呼して通常の送信処理を実行して処理を終了する(ステップS19〜S23)。
【0029】
操作部5からあらためて送信開始許可を入力する方法としては、送信開始許可キーを用いてもよいし、別に、ワンタッチキー等で送信開始を指示するようにしてもよい。この場合、ユーザーの送信操作手順を簡略化することができる。
一方、ステップS15で送信許可済みであるときは、再発呼回数がオーバーしていないかどうかと、送信原稿が取り出されて送信がキャンセルされるかどうかをチェックし(ステップS24、S25)、再発呼回数がオーバーしているとき、あるいは、原稿が取り出されたときは、直ちに今回の処理を終了する。再発呼回数がオーバーしていないときは、あるいは、原稿が取り出されないときは、通常の再発呼処理を実行して今回の処理を終了する(ステップS27、S21〜S23)。
【0030】
図4に、上記ステップS6における相手先表示処理のフローチャートを示して説明する。
相手先表示に際して、まず、上記ステップS2における相手先入力方法としてテンキーの直接電話番号入力による発呼かチェックし(ステップT1)、テンキー入力のときは、入力された電話番号を操作部5のディスプレイに表示する(ステップT2)。次いで、相手先端末から受信した応答がCSI信号かどうかをチェックし(ステップT3)、CSI信号でないときは、処理を中止し、CSI信号のときは、被呼端末識別コードを解析してその内容を表示して処理を終了する(ステップT4)。
【0031】
一方、テンキー入力でなくワンタッチキーや短縮キー入力の場合は、その入力された相手先名が登録されているかどうかをチェックし(ステップT5)、相手先が登録されていないときは、入力された電話番号を操作部5のディスプレイに表示するとともに、CSI信号による被呼端末識別コードを解析してその内容を表示して処理を終了する(ステップT2〜T4)。相手先名が登録されているときは、通信モードが標準モードかどうかをチェックし(ステップT6)、標準モードのときは、同様に、入力された電話番号を操作部5のディスプレイに表示するとともに、CSI信号による被呼端末識別コードを解析してその内容を表示して処理を終了する(ステップT2〜T4)。標準モードでないとき、すなわち、非標準モードのときは、NSF信号を受信したかどうかをチェックし(ステップT7)、NSF信号を受信しなかったときは、同様に、入力された電話番号を操作部5のディスプレイに表示するとともに、CSI信号による被呼端末識別コードを解析してその内容を表示して処理を終了する(ステップT2〜T4)。NSF信号を受信したときは、登録された相手先名とNSF信号を解析した内容を表示して処理を終了する(ステップT8、T9)。
【0032】
図5各図は入力した宛先情報と相手先端末から受信した被呼端末識別情報とを操作部のディスプレイ上に対比表示した状態図であり、その(a)はNSF信号が解析できる場合の表示状態図、(b)はNSF信号が解析できない場合の表示状態図である。図5(a)に示すように、非標準コード情報であるNSF信号を用いて通信する場合は、相手先名称等の文字情報を送ることができるため、例えば相手先を確認する場合は、会社名等で容易に比較することができる。また、図5(b)に示すように、標準コード情報であるCSI信号を用いて通信する場合は、電話番号等の数字情報しか送れないため、電話番号を対比表示することにより相手先を確認する。
【0033】
以上のように、ファクシミリ装置1の発呼通信手順に際して相手先の入力方法がテンキーによる直接電話番号入力、ワンタッチキーや短縮キーによる登録入力であっても、発呼した相手先端末から受信した標準及び非標準の被呼端末識別コードが解析されて相手先名あるいは電話番号ととともに表示されて発呼先の確認が促されるため、ユーザーは、発呼先を誤った相手先に原稿を送信してしまう前に送信を中断させたり、送信する相手先を訂正することが容易かつ確実にでき、機密原稿等を誤って送信してしまうという事態を確実に防止することができる。したがって、自動発呼時の送信成功率を向上させることができ、ファクシミリ装置1の操作性と信頼性を向上させることができる。
【0034】
また、相手先確認機能をユーザーが必要に応じて選択することができるため、通常の定期的な自動発呼機能を利用した送信等の場合には、送信操作の手間を省くことができ、ファクシミリ装置1の操作性をより一層向上させることができる次に、本実施例では、ワンタッチナンバーや短縮ナンバーを用いて電話番号を入力する場合、上述したような相手先の確認とこれに対する送信許可は、1回目は誤入力の可能性があるので確認する必要があるが、2回目以降は同じことの繰り返しで無駄であって、オペレータの送信許可の負担を軽減する必要がある。以下、この通信処理について図6及び図7に示すフローチャートを参照して説明する。なお、図6及び図7に示すフローチャートでは、使用者が原稿をセットして操作を開始するところから、原稿を取って送信をキャンセルしたり、送信が成功して回線断するまでの過程を示したものである。
【0035】
図6において、まず、ファクシミリ装置のユーザは、操作部5で相手先入力が行われる(ステップE1)。この相手先入力は、テンキーにより直接電話番号を入力する場合と、登録されたワンタッチナンバーあるいは短縮ナンバーによる場合とがある。
ワンタッチナンバーや短縮ナンバーにより相手先を入力する場合は、過去に相手先確認を行い、その送信が許可された履歴があるものであれば(ステップE2)、相手先確認機能を選択しない。また、ステップE2で、テンキーによる指定があったり、過去の履歴がない場合は、相手先確認機能を選択し(ステップE3)、この機能をオンするかどうかを使用者がキー入力によって選択する。この結果は、操作部5上のLEDの点灯で表示してもよいし、RAM4に記憶させてもよい。
【0036】
そして、相手先が入力されてスタートキー等で送信開始が指示されると、NCU9が外部に接続された回線を閉結して発呼の通信手順を開始し(ステップE4)、発呼した相手先端末からの応答を待つタイマーをチェックしながら相手先端末からのCED信号(被呼局識別信号)とCED信号に続くDIS信号(ディジタル識別信号)、CSI信号(被呼端末識別信号)、NSF信号(非標準機能識別信号)の受信を待つ(ステップE5、E6)。
【0037】
次いで、これらの応答を受信すると、受信したCSI信号で示される被呼端末識別コードと入力された電話番号または相手先名を必要に応じて操作部5のディスプレイに表示してユーザーに発呼先の確認を促し(ステップE7)、ワンタッチ、短縮キーの指定があって、かつ、過去に送信が許可された履歴があるものであれば(ステップE8)、送信処理が開始される(ステップE15〜E17)。
【0038】
また、ステップE8で、テンキーによる指定があったり、過去の履歴がない場合は、ステップE9で相手先確認機能をステップE3においてオンしているか否かをチェックし、オンされていたらオペレータが相手先に間違いがないことを確認した後、許可を示すキーが入力されるのを待つ(E10〜E12)。なお、ステップE10におけるタイマーは、ステップE5のタイマーと同じものであり、CCITT(国際電信電話諮問委員会)勧告のT.30に基づくT1タイム(35±5sec)のことである。タイマーオーバーする前に相手方よりDCN信号を受信した場合は(ステップE11)、ステップE10でタイマーオーバーした場合と同じように図7の処理に移って回線切断処理を実行する(ステップE8)。
【0039】
ステップE11でDCN信号を受信せずに、送信が許可されると(ステップE12)、ワンタッチナンバーや短縮ナンバーの指定があった場合は(ステップE13)、当該ワンタッチナンバーや短縮ナンバーで送信許可が得られた旨の履歴をRAM4等に記憶させる(ステップE14)。そして、セットされた原稿の画情報を読み取って相手先へ送信処理を行い(ステップE15)、送信が成功した場合は(ステップE16)、回線を切断して(ステップE17)今回の処理を終了する。
【0040】
また、ステップE9で相手先確認機能がオンにされなかったときは、送信許可を待たずして送信処理が行われる。
そして、タイマーオーバー(ステップE5,E10)したり、送信が成功しなかった場合は(ステップE16)、回線を切断する(ステップE18)。また、確認済みの履歴のあるワンタッチ、短縮キーを指定した場合であれば(ステップE19)、そのまま通常の再発呼動作を繰り返す(ステップE22〜E25)。
【0041】
また、ステップE19で履歴がない場合かテンキーにより指定された場合は、相手先確認機能がオンなのに(ステップE20)、送信許可が出されない場合は(ステップE21)、その事実と入力した電話番号か相手先名と、そしてCSI信号またはNSF(CSI)信号を受信したときは、それらの内容をレポートに記入してプリントアウトする(ステップE26)。
【0042】
そして、送信機側では、ステップE27でセットされた送信原稿が取り出されて送信がキャンセルされるのを監視し、原稿が取り出されない場合は、送信が許可されるまで待つ(ステップE28)。ステップE27で原稿が取り出された場合は、処理を終了し、ステップE28で送信が許可されたら、発呼を行って一連の送信処理が行われる(ステップE29〜E33)。
【0043】
なお、ステップE31でCED信号を受信できなかった場合は、ステップE30からステップE18に戻って回線切断処理を実行し、上述した処理が繰り返される。
以上のように、ファクシミリ装置1の発呼通信手順に際して相手先の入力方法がワンタッチキーや短縮キーによる場合は、以前に相手先を確認し、送信が許可された履歴をワンタッチキーや短縮キーに登録しておくことにより、ユーザーはワンタッチキーや短縮キーを使って発呼する際に一々送信許可する必要がなくなり、機密原稿等を誤って送信してしまうという誤送信を確実に防止しつつ、ファクシミリ装置の操作性をより一層向上させることができる。
【0049】
本発明では、登録された宛先電話番号が間違っていても発呼時に確認して訂正することができ、自動発呼時の送信成功率を向上させることができる。その結果、原稿の誤発信や誤発信による機密漏洩等を確実に防止することができ、ファクシミリ装置の操作性と信頼性を向上させることができる。また、本発明では、ワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って2度目以降送信する場合は、送信許可が不要となり、誤発信の防止という本来の機能を損なうことなく、ファクシミリ装置の操作性と信頼性をより一層向上させることができる。
参考として、直接入力された宛先電話番号が間違っていても発呼時に確認して訂正することができ、自動発呼時の送信成功率を向上させることができる。その結果、原稿の誤発信や誤発信による機密漏洩等を確実に防止することができ、ファクシミリ装置の操作性と信頼性を向上させることができる。また、参考として、ワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って2度目以降送信する場合は、送信許可が不要となり、誤発信の防止という本来の機能を損なうことなく、ファクシミリ装置の操作性と信頼性をより一層向上させることができる。
さらに、参考として、登録された宛先名称と宛先端末から送信される端末識別情報が一致しなくても違いを発呼時に確認して訂正することができ、自動発呼時の送信成功率を向上させることができる。その結果、原稿の誤発信や誤発信による機密漏洩等を確実に防止することができ、ファクシミリ装置の操作性と信頼性を向上させることができる。また、参考として、ワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って2度目以降送信する場合は、送信許可が不要となり、誤発信の防止という本来の機能を損なうことなく、ファクシミリ装置の操作性と信頼性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願各発明によるファクシミリ装置のブロック図。
【図2】本願各発明によるファクシミリ装置での通信処理の一部を示すフローチャート。
【図3】図2の通信処理の続きを示すフローチャート。
【図4】本願各発明によるファクシミリ装置での相手先情報表示処理を示すフローチャート。
【図5】入力した宛先情報と相手先端末から受信した被呼端末識別情報とを操作部のディスプレイ上に対比表示した状態図。
【図6】本願各発明によるファクシミリ装置での通信処理の一部を示すフローチャート。
【図7】図6の通信処理の続きを示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
2 CPU
3 ROM
4 RAM
5 操作部
6 スキャナ
7 プロッタ
8 モデム
9 NCU[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a facsimile machine, and more particularly, to a facsimile machine having an automatic calling function.
[0002]
[Prior art]
Conventional facsimile machines have an automatic calling function that registers the telephone number of the transmission destination corresponding to the one-touch number or abbreviated number, and automatically calls the specified destination simply by specifying the registered one-touch number or abbreviated number. Many of them are widely used, and call operation is simplified to improve operability.
[0003]
However, in such a facsimile apparatus, if a telephone number is registered by mistake, as long as the facsimile apparatus is connected to the telephone number, a problem occurs that a document is transmitted to an incorrect destination. I have.
Conventionally, as a countermeasure against this problem, for example, when a response tone from a destination terminal is not detected even after several calls, a warning of a telephone number confirmation is issued to urge the user to confirm the registered contents. (See JP-A-1-227565).
[0004]
Also, if an incorrect telephone number is entered not only at the time of automatic calling but also at the time of making a call by directly entering a normal telephone number, as long as the facsimile machine is connected to that telephone number, the original is sent to the wrong destination. Has been sent, and a similar problem occurs. As a countermeasure in this case, for example, there is a closed connection of the facsimile machine, etc. In this closed connection, some settings are made in advance on both the facsimile machine on the transmission side and the reception side, and the mutual connection is established by this setting. This is a method for checking the terminal and preventing erroneous transmission.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional facsimile apparatus which issues a telephone number confirmation warning at the time of automatic calling, there is a problem that the warning function can only correspond to a destination registered with a one-touch number or an abbreviated number. If the facsimile machine is connected to the wrong telephone number, there is a problem in that the transmission process is performed and the transmission is performed without issuing a warning.
[0006]
Further, in the closed connection of the facsimile apparatus, there is a problem that it takes time and effort to perform the setting in advance, and there is a restriction that the mutual confirmation cannot be performed unless the facsimile apparatuses on the transmission side and the reception side are the same manufacturer.
Further, in a facsimile communication procedure, there is a facsimile apparatus that automatically confirms terminals by using a CSI signal (called terminal identification signal) transmitted from a receiving terminal to a transmitting terminal, but a telephone number registered in the CSI signal is used. Since the contents of the information differ depending on the manufacturer, it is not possible to simply compare the CSI signals. For example, there are manufacturers that register by taking the first “0” of the country code and area code, and manufacturers that register by using a normal telephone number. Automatic mutual confirmation is difficult.
[0007]
In addition, when using the registered telephone number, whether the registration contents of the facsimile machine installed in the Tokyo 03 area has been changed since the area code was changed from 3 digits to 4 digits in the Tokyo 03 area from 1991. Cannot be confirmed at the time of calling, that is, if it is not confirmed that the registered content of the CSI signal has been changed, transmission to the facsimile apparatus cannot be performed at all.
[0008]
Also, if you send using a one-touch number or abbreviated number, if the transmission is performed normally, the number of re-calls is exceeded, or if the transmission is interrupted due to other factors, the fact that the user is allowed to transmit will not be stored Will remain. For this reason, even when the same one-touch number or abbreviated number is used next time, if the destination check function is turned on, the user must issue the transmission permission many times.
[0009]
Therefore, in each of the inventions of the present application, at the time of a call communication procedure, terminal identification information transmitted from the destination terminal is displayed to prompt confirmation of the call destination, and image information is not transmitted until transmission permission is instructed. By doing so, it is possible to execute the transmission process after confirming the call destination, and if transmission permission is instructed once, memorize the fact and transmit it without asking for transmission permission in the next and subsequent transmissions To improve the operability and reliability of facsimile machines
[0011]
The present invention relates to a facsimile apparatus having an automatic calling function for executing a communication procedure for calling a destination designated by a one-touch number, a shortened number, or the like, wherein a predetermined terminal transmitted from a destination terminal at the time of the calling communication procedure Display means for displaying identification information; and transmission permission instructing means for instructing permission to start transmission of image information to the destination terminal during the communication procedure for the call, and destination telephone number information and destination address during the communication procedure for the call. A facsimile apparatus which displays predetermined terminal identification information transmitted from a terminal to prompt confirmation of a call destination, and does not transmit image information to the destination terminal until transmission permission is instructed; Communication history data for which transmission permission was instructed after confirming the call destination in the communication procedure for calling the destination indicated by the number or abbreviated number A communication history data storing means for storing the communication history data until the one-touch number or abbreviated number is changed, and transmitting the call when using the one-touch number or the abbreviated number in which the communication history data is stored; Automatic transmission means that executes the transmission procedure without obtaining permission. Transmission permission is not required when using a one-touch number or abbreviated number that has been instructed to transmit once after confirming the call destination. A facsimile machine characterized by the following.
For reference, when a destination telephone number is directly input by a numeric keypad or the like, an automatic calling function for executing a communication procedure for calling the input destination, and a communication procedure from the destination terminal to the communication procedure for the calling communication procedure. Display means for displaying predetermined standard terminal identification information transmitted on the basis of the information, and transmission permission instructing means for instructing permission to start transmitting image information to the destination terminal in the communication procedure of the call. A facsimile apparatus which displays predetermined terminal identification information transmitted from a destination terminal to prompt confirmation of a call destination, and does not transmit image information to the destination terminal until transmission permission is instructed. In a communication procedure for calling a destination designated by a one-touch number or abbreviated number, a communication history data storing transmission history data for which transmission permission has been instructed after confirming the calling destination. The communication history data is held until the one-touch number or the abbreviated number is changed, and if a call is made using the one-touch number or the abbreviated number in which the communication history data is stored, a transmission permission is obtained. Automatic transmission means to execute the transmission procedure without the need to confirm the call destination once, and to eliminate the need for transmission permission when transmitting using a one-touch number or abbreviated number for which transmission permission has been instructed once It is a facsimile machine characterized.
Also, as a reference A memory for storing destination information such as a destination name and a destination telephone number in correspondence with a one-touch number or abbreviated number, an operation unit for inputting the one-touch number or abbreviated number, and a content input from the operation unit. A display unit to be displayed; an automatic calling function for executing a communication procedure for searching a memory and transmitting a call to a destination of the number when a one-touch number or abbreviated number is input during transmission; Display means for analyzing predetermined non-standard code information transmitted as terminal identification information from the destination terminal at the time of the procedure and displaying the information on the display unit; and permitting start of transmission of image information to the destination at the time of the communication procedure of the call. Transmission permission instructing means for instructing, in the communication procedure of the call, a destination name and a predetermined parsable non-standard transmitted as terminal identification information from the destination terminal. If the code information is stored in the memory, the non-standard code information is analyzed and displayed, and the destination information registered in the one-touch number or the abbreviated number is displayed to prompt confirmation of the call destination, A facsimile apparatus that does not transmit image information to a destination until transmission permission is instructed. In a communication procedure for calling a destination indicated by the one-touch number or abbreviated number, the facsimile apparatus transmits after confirming a call destination. Communication history data storage means for storing communication history data for which permission has been instructed; and holding the communication history data until the one-touch number or the shortened number is changed, and storing the one-touch number or the shortened number in which the communication history data is stored. If an incoming call is made using an automatic transmission, an automatic transmission means is provided to execute the transmission procedure without obtaining transmission permission. When transmitting with a one-touch numbers and abbreviated numbers after have previously instructed transmission permission is a facsimile apparatus characterized by eliminating the need for transmission permission.
[0017]
According to the present invention, even if the registered destination telephone number is incorrect, it can be confirmed and corrected at the time of calling, and the transmission success rate at the time of automatic calling can be improved. As a result, erroneous transmission of a document or leakage of confidentiality due to erroneous transmission can be reliably prevented, and operability and reliability of the facsimile apparatus can be improved. Also, The present invention In the case where the transmission is performed for the second time or later using a one-touch number or abbreviated number, transmission permission is not required, and the operability and reliability of the facsimile apparatus are further improved without impairing the original function of preventing erroneous transmission. be able to.
For reference, even if the directly input destination telephone number is incorrect, it can be confirmed and corrected at the time of calling, and the transmission success rate at the time of automatic calling can be improved. As a result, erroneous transmission of a document or leakage of confidentiality due to erroneous transmission can be reliably prevented, and operability and reliability of the facsimile apparatus can be improved. Also, As reference In the case of transmission using a one-touch number or abbreviated number for the second and subsequent transmissions, transmission permission is not required, and the operability and reliability of the facsimile apparatus are further improved without impairing the original function of preventing erroneous transmission. Can be.
For further reference Even if the registered destination name and the terminal identification information transmitted from the destination terminal do not match, the difference can be confirmed and corrected at the time of calling, and the transmission success rate at the time of automatic calling can be improved. . As a result, erroneous transmission of a document or leakage of confidentiality due to erroneous transmission can be reliably prevented, and operability and reliability of the facsimile apparatus can be improved. Also, As reference In the case of transmission using a one-touch number or abbreviated number for the second and subsequent transmissions, transmission permission is not required, and the operability and reliability of the facsimile apparatus are further improved without impairing the original function of preventing erroneous transmission. Can be.
[0018]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be specifically described based on examples.
1 to 4 The present invention FIG. 1 is a diagram showing an embodiment of a facsimile apparatus to which the present invention is applied.
FIG. 1 is a block diagram of the
[0019]
A CPU (Central Processing Unit) 2 controls each unit of the
A ROM (Read Only Memory) 3 stores a basic program as the
[0020]
A RAM (Random Access Memory) 4 stores various data required when the
[0021]
The operation unit (display means, transmission permission instruction means, selection means, transmission start instruction means) 5 comprises various operation keys such as ten keys and a start key, a display and a driver comprising an LCD or other display, and is operated by the operation keys. Various input operations such as one-touch keys and abbreviated keys of the destination terminal are performed, and a telephone number and a destination name input from the operation keys are displayed on the display, and various commands and facsimile devices are performed. From the destination terminal at the time of calling each invention of the present invention, terminal identification information such as CSI and NSF (CSI), or a message notifying that transmission start permission is not given when the transmission start permission is not instructed. Is displayed. The
[0022]
As the
The
[0023]
The
The
Next, the operation will be described.
In the present embodiment, the terminal identification information transmitted from the destination terminal that made the call during the call communication procedure is displayed to prompt the user to confirm the call destination, and permission to start transmission to the call destination is given. This is characterized in that communication processing is performed in which image information is not transmitted until the communication process is completed. Hereinafter, this communication processing will be described with reference to the flowcharts shown in FIGS. In the flowcharts shown in FIGS. 2 to 4, the user sets the transmission original on the
[0024]
In FIG. 2, first, the user of the
[0025]
The timer in step S4 is defined as T.I.T. in CCITT (International Telegraph and Telephone Consultative Committee) recommendation. T1 time (35 ± 5 SEC) based on 30.
Next, when these responses are received, the called terminal identification code indicated by the received CSI signal and the input telephone number or destination name are displayed on the display of the
[0026]
Therefore, when the destination confirmation function is not turned on, the image information of the set document is read and transmitted to the destination, the line is disconnected, and the current process is terminated (step S8). , S9).
When the destination confirmation function is turned on, a timer for waiting for input of the destination confirmation instruction is set to check the waiting time (step S10), and the DCN signal (disconnection command signal) is received. And waiting for the input of the reception / transmission start permission (steps S11 and S12). This timer is the same as in step S4.
[0027]
If the DCN signal (disconnection command signal) is received before the timer expires, the processing shifts to the processing of FIG. 3 to execute the line disconnection processing (step S13). If the transmission start permission is input, it is set. After reading the image information of the original and performing transmission processing to the destination, the line is disconnected and the current processing is terminated (steps S8 and S9). On the other hand, when the timer is over in steps S4 and S10, the line disconnection process is also executed (step S13). When the transmission destination permission function is ON and transmission start permission is not input (steps S14 and S15), the input is performed. When the received telephone number or destination name and the CSI signal or the NSF signal are received, the received contents are analyzed and printed out as a report (step S16).
[0028]
Next, it is checked whether the transmission original is taken out and the transmission is canceled (step S17), and the system waits for transmission start permission to be input again (step S18). When the original is taken out, this process is immediately terminated. When the transmission permission is input without the original being taken out, the caller is called again and the normal transmission process is executed and the process is terminated. (Steps S19 to S23).
[0029]
As a method of re-inputting the transmission start permission from the
On the other hand, if the transmission has been permitted in step S15, it is checked whether the number of recalls has exceeded the limit and whether the transmission original has been taken out and transmission has been canceled (steps S24 and S25). When the number of times is exceeded or when the document is taken out, the current process is immediately terminated. If the number of recalls is not over, or if the original is not taken out, normal recall processing is executed and the current processing is terminated (steps S27, S21 to S23).
[0030]
FIG. 4 shows a flowchart of the destination display process in step S6 described above.
At the time of displaying the destination, first, it is checked whether or not the call is made by directly inputting the telephone number of the numeric keypad as the destination input method in step S2 (step T1). (Step T2). Next, it is checked whether the response received from the destination terminal is a CSI signal (step T3). If the response is not a CSI signal, the process is stopped. If the response is a CSI signal, the identification code of the called terminal is analyzed and its contents are analyzed. Is displayed and the process is terminated (step T4).
[0031]
On the other hand, in the case of a one-touch key or an abbreviated key input instead of the ten-key input, it is checked whether or not the input destination name is registered (step T5). The telephone number is displayed on the display of the
[0032]
FIGS. 5A and 5B are diagrams showing a state in which the input destination information and the called terminal identification information received from the destination terminal are displayed on the display of the operation unit, and FIG. 5A shows a state in which the NSF signal can be analyzed. FIG. 3B is a display state diagram when the NSF signal cannot be analyzed. As shown in FIG. 5A, when communication is performed using an NSF signal which is non-standard code information, character information such as a destination name can be sent. You can easily compare by name. Also, as shown in FIG. 5B, when communication is performed using a CSI signal, which is standard code information, only numerical information such as a telephone number can be sent. I do.
[0033]
As described above, even if the destination input method is the direct telephone number input using the numeric keypad or the registration input using the one-touch key or the abbreviated key in the calling communication procedure of the
[0034]
In addition, since the user can select the destination confirmation function as needed, in the case of transmission using a normal periodic automatic call transmission function, the time and effort of the transmission operation can be reduced, and facsimile transmission can be performed. The operability of the
[0035]
In FIG. 6, first, the user of the facsimile apparatus performs destination input using the operation unit 5 (step E1). This destination input may be performed by directly inputting a telephone number using a numeric keypad, or by using a registered one-touch number or abbreviated number.
When the destination is input using a one-touch number or an abbreviated number, the destination is confirmed in the past, and if there is a history of permitted transmission (step E2), the destination confirmation function is not selected. In step E2, if there is a designation using the numeric keypad or if there is no past history, a destination confirmation function is selected (step E3), and the user selects whether to turn on this function by key input. This result may be displayed by turning on the LED on the
[0036]
When the destination is entered and transmission start is instructed by the start key or the like, the
[0037]
Next, when these responses are received, the called terminal identification code indicated by the received CSI signal and the input telephone number or destination name are displayed on the display of the
[0038]
If there is no designation with the numeric keypad or there is no past history at step E8, it is checked at step E9 whether or not the partner confirmation function is turned on at step E3. After confirming that there is no mistake, the system waits for the input of a key indicating permission (E10 to E12). The timer in step E10 is the same as the timer in step E5, and is the same as that in CCITT (International Telegraph and Telephone Consultative Committee) recommendation. This is a T1 time (35 ± 5 sec) based on 30. If the DCN signal is received from the other party before the timer expires (step E11), the process proceeds to the processing of FIG. 7 and executes the line disconnection process (step E8) as in the case of the timer over in step E10.
[0039]
If the transmission is permitted without receiving the DCN signal in step E11 (step E12), if a one-touch number or abbreviated number is specified (step E13), the transmission permission is obtained with the one-touch number or the shortened number. The history of the operation is stored in the RAM 4 or the like (step E14). Then, the image information of the set document is read and transmission processing is performed to the destination (step E15). If the transmission is successful (step E16), the line is disconnected (step E17) and the current processing is terminated. .
[0040]
If the destination confirmation function is not turned on in step E9, the transmission process is performed without waiting for the transmission permission.
If the timer is over (steps E5 and E10) or the transmission is not successful (step E16), the line is disconnected (step E18). If a one-touch, abbreviated key with a confirmed history is specified (step E19), the normal re-call operation is repeated (steps E22 to E25).
[0041]
Also, if there is no history or specified by the numeric key at step E19, the destination confirmation function is on (step E20), but if the transmission permission is not issued (step E21), the fact and the entered telephone number When the destination name and the CSI signal or the NSF (CSI) signal are received, the contents are written in a report and printed out (step E26).
[0042]
Then, the transmitter monitors that the transmission original set in step E27 is taken out and the transmission is canceled, and if the original is not taken out, waits until the transmission is permitted (step E28). If the original is taken out at step E27, the process is terminated, and if transmission is permitted at step E28, a call is made to perform a series of transmission processes (steps E29 to E33).
[0043]
If the CED signal cannot be received in step E31, the process returns from step E30 to step E18 to execute the line disconnection process, and the above-described process is repeated.
As described above, when the input method of the destination is a one-touch key or an abbreviated key at the time of the call communication procedure of the
[0049]
According to the present invention, even if the registered destination telephone number is incorrect, it can be confirmed and corrected at the time of calling, and the transmission success rate at the time of automatic calling can be improved. As a result, erroneous transmission of a document or leakage of confidentiality due to erroneous transmission can be reliably prevented, and operability and reliability of the facsimile apparatus can be improved. Also, The present invention In the case where the transmission is performed for the second time or later using a one-touch number or abbreviated number, transmission permission is not required, and the operability and reliability of the facsimile apparatus are further improved without impairing the original function of preventing erroneous transmission. be able to.
For reference, even if the directly input destination telephone number is incorrect, it can be confirmed and corrected at the time of calling, and the transmission success rate at the time of automatic calling can be improved. As a result, erroneous transmission of a document or leakage of confidentiality due to erroneous transmission can be reliably prevented, and operability and reliability of the facsimile apparatus can be improved. Also, As reference In the case of transmission using a one-touch number or abbreviated number for the second and subsequent transmissions, transmission permission is not required, and the operability and reliability of the facsimile apparatus are further improved without impairing the original function of preventing erroneous transmission. Can be.
For further reference Even if the registered destination name and the terminal identification information transmitted from the destination terminal do not match, the difference can be confirmed and corrected at the time of calling, and the transmission success rate at the time of automatic calling can be improved. . As a result, erroneous transmission of a document or leakage of confidentiality due to erroneous transmission can be reliably prevented, and operability and reliability of the facsimile apparatus can be improved. Also, As reference In the case of transmission using a one-touch number or abbreviated number for the second and subsequent transmissions, transmission permission is not required, and the operability and reliability of the facsimile apparatus are further improved without impairing the original function of preventing erroneous transmission. Can be.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a facsimile apparatus according to each invention of the present application.
FIG. 2 is a flowchart showing a part of communication processing in the facsimile apparatus according to each invention of the present application.
FIG. 3 is a flowchart showing a continuation of the communication processing of FIG. 2;
FIG. 4 is a flowchart showing destination information display processing in the facsimile apparatus according to each invention of the present application.
FIG. 5 is a state diagram in which input destination information and called terminal identification information received from a destination terminal are displayed on a display of an operation unit in a comparative manner.
FIG. 6 is a flowchart showing a part of communication processing in the facsimile apparatus according to each invention of the present application.
FIG. 7 is a flowchart showing a continuation of the communication processing of FIG. 6;
[Explanation of symbols]
1 Facsimile machine
2 CPU
3 ROM
4 RAM
5 Operation section
6 Scanner
7 Plotter
8 Modem
9 NCU
Claims (1)
前記発呼の通信手順に際して宛先端末から送信される所定の端末識別情報を表示する表示手段と、
該発呼の通信手順に際して当該宛先端末への画情報の送信開始許可を指示する送信許可指示手段とを設け、
発呼の通信手順に際して宛先電話番号情報と宛先端末から送信される所定の端末識別情報を表示して発呼先の確認を促すとともに、送信許可が指示されるまで当該宛先端末への画情報の送信を行わないファクシミリ装置であって、
前記ワンタッチナンバーや短縮ナンバーによって指示される宛先に発呼する通信手順に際して、発呼先の確認後に送信許可が指示された通信履歴データを記憶する通信履歴データ記憶手段と、
該通信履歴データを前記ワンタッチナンバーや短縮ナンバーが変更されるまで保持し、通信履歴データが記憶されたワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って発呼した場合は、送信許可を得ることなく送信手順を実行する自動送信手段とを設け、
1度発呼先を確認した後に送信許可を指示したことのあるワンタッチナンバーや短縮ナンバーを使って送信する場合は送信許可を不要とすることを特徴とするファクシミリ装置。 In a facsimile machine having an automatic calling function for executing a communication procedure for calling a destination specified by a one-touch number, a shortened number, or the like,
Display means for displaying predetermined terminal identification information transmitted from the destination terminal at the time of the call communication procedure,
Transmission permission instructing means for instructing transmission start permission of image information to the destination terminal at the time of the call communication procedure,
During the call communication procedure, destination telephone number information and predetermined terminal identification information transmitted from the destination terminal are displayed to prompt confirmation of the call destination, and image information to the destination terminal until transmission permission is instructed. A facsimile machine that does not transmit,
In a communication procedure for calling a destination designated by the one-touch number or the abbreviated number, a communication history data storage unit for storing communication history data in which transmission permission is instructed after confirmation of the call destination,
The communication history data is held until the one-touch number or abbreviated number is changed, and when a call is made using the one-touch number or the abbreviated number in which the communication history data is stored, the transmission procedure is performed without obtaining a transmission permission. Automatic transmission means to perform,
A facsimile apparatus which does not require transmission permission when transmitting using a one-touch number or abbreviated number, for which transmission permission has been instructed after confirming the call destination once .
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