JP3565295B2 - Mobile phone - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機には、一般にLCDが設けられ、電話番号など各種の情報を表示できるようにされている。また、その表示を暗い所でも見えるようにするため、LCDの背面から照明する、いわゆるバックライトが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、そのバックライトとしてLEDを使用すると、寿命は長いが、明るさや照明の品位などに問題がある。特に、携帯電話機を小型化するため、導光板の厚さを薄くすると、明るさが不足するとともに、むらが出てしまう。
【0004】
その点、バックライトとして、豆電球(小型の白熱電球)を使用すると、必要な明るさを得ることができるが、寿命が短いので、長時間の使用ができない。すなわち、携帯電話機の車載時には、車載アクセサリ(車載アダプタ)を使用することにより、電源をカーバッテリから取るようにしているので、携帯電話機に内蔵されている電池の消耗を考える必要がない。そこで、夜間での使用を考えて、車載時には、バックライトを常に点灯するようにしている。したがって、バックライトとして寿命の短い豆球を使用すると、長時間の使用ができない。
【0005】
さらに、LCDだけでなく、ダイヤルキーや各種の操作キーにも、照明が必要である。
【0006】
この発明は、以上のような問題点を解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、この発明においては、
各種の情報を表示するLCDと、
このLCDを照明する小型白熱電球と、
複数のキーと、
このキーを照明するLEDとを有し、
外部の電源に接続されていない場合には、上記キーによるキー入力時および着呼時、上記小型白熱電球および上記LEDを、所定の時間だけ点灯し、
外部の電源に接続されている場合には、上記LEDを常に点灯するとともに、上記キーによるキー入力時および着呼時、上記小型白熱電球を、所定の時間だけ点灯する
ようにした携帯電話機
とするものである。
【0008】
【作用】
携帯電話機を単体で使用している場合には、キー入力時および着呼時、キーおよびLCDが所定の期間だけ照明され、車載で使用している場合には、キーは常に照明されているとともに、キー入力時および着呼時、LCDが所定の期間だけ照明される。
【0009】
【実施例】
図2は、この発明による携帯電話機の外観および車載アクセサリの回路の一例を示すもので、符号10はその携帯電話機、符号50は車載アクセサリを示す。
【0010】
そして、携帯電話機10において、その本体の箱体11が、プラスチック材により全体として偏平の直方体状に構成され、その上面に、送受信アンテナ12が設けられ、その正面に受話器用のスピーカ13、各種の情報を表示するLCD14、ダイヤルキー15および各種の操作キー16が設けられている。
【0011】
また、この箱体11の例えば右側面に、送話器用のマイクロフォン17が引き出し自在に設けられている。すなわち、マイクロフォンアーム18が、弾性を有するプラスチック材により筒状に形成され、このマイクロフォンアーム18の下端が、箱体11の右側面の下部に回転自在に取り付けられ、その上端には、破線により示すように、マイクロフォン17が内蔵されている。この場合、マイクロフォンアーム18は、箱体11の右側面を含む面内において、かつ、箱体11の前方側に、回転自在とされている。
【0012】
こうして、マイクロフォンアーム18は、第1の状態では、箱体11の右側面に位置し、第2の状態では、箱体11の正面に対してほぼ180°の位置に回転的に引き出される。また、マイクロフォンアーム18を引き出したときには、スピーカ13とマイクロフォン17との間隔が、一般の電話機などの送話器と受話器との間隔程度となるように、マイクロフォンアーム18などの長さが設定されている。
【0013】
さらに、箱体11の下面には、車載アクセサリ50などを接続するためのコネクタジャック19が設けられている。
【0014】
そして、携帯電話機10の信号系は、例えば図1に示すように構成される。すなわち、携帯電話機10には、音声信号やデータなどベースバンドの信号を送信用あるいは受信用に処理するベースバンド回路21が設けられるとともに、そのベースバンドの信号を送信あるいは受信する高周波回路22が設けられる。また、この携帯電話機10を、単体モードと車載モードとに切り換えるためのスイッチ回路23、24も設けられる。
【0015】
さらに、携帯電話機10には、システム制御用のマイクロコンピュータ30が設けられる。このマイクロコンピュータ30は、CPU31、各種のプログラムの書き込まれたROM32およびRAM(図示せず)などを有し、高周波回路22の使用するチャンネルやその送受信などの制御を行うとともに、ベースバンド回路21の制御およびベースバンド回路21を通じてのデータのアクセスなどを行う。
【0016】
また、ROM32には、これに書き込まれているプログラムの一部として、例えば図3に示すルーチン100が用意される。なお、このルーチン100は、LCD14、ダイヤルキー15および操作キー16の照明に関する処理を抜粋して示すものである。
【0017】
さらに、マイクロコンピュータ30によりスイッチ回路23、24が制御されるとともに、マイクロコンピュータ30にダイヤルキー15および操作キー16の出力が供給される。
【0018】
また、LCD14は、照明がバックライト式のものとされるとともに、そのバックライトとして導光板(図示せず)および豆電球(小型白熱電球)41が設けられる。そして、この豆電球41にドライブ用のトランジスタ42が接続されるとともに、このトランジスタ42がマイクロコンピュータ30によりオン・オフ制御される。
【0019】
さらに、ダイヤルキー15および操作キー16は、そのキートップの全域が、あるいはキートップの少なくとも一部、例えばキートップに記された文字(数字および記号などを含む)の部分が、透明ないし半透明とされるとともに、ダイヤルキー15のおよび操作キー16に、それらのバックライトとして、LED43A〜43Nが設けられる。
【0020】
この場合、ダイヤルキー15のおよび操作キー16の1つのキーに対して、LED43A〜43Nの1つLEDが対応していてもよく、複数のキーに1つのLEDが対応していてもよい。
【0021】
そして、これらLED43A〜43Nにドライブ用のトランジスタ44A〜44Nが接続されるとともに、これらトランジスタ44A〜44Nが、マイクロコンピュータ30によりオン・オフ制御される。
【0022】
さらに、上記したコネクタジャック19は接点A〜Fを有し、これら接点A〜Fがそれぞれの回路に接続される。なお、詳細は後述するが、この携帯電話機10が車載アクセサリ50に接続されたとき、車載アクセサリ50からコネクタジャック19の接点Fに所定のレベルの電圧VSTが供給され、この電圧VSTによりマイクロコンピュータ30は、携帯電話機10が車載アクセサリ50に接続されているかどうかを知ることができるようにされている。
【0023】
一方、例えば図2に示すように、車載アクセサリ50において、その本体装置51は、アンプ52、53および定電圧回路54などを有するとともに、運転席と助手席との間やダッシュボードの下などに設けられる。そして、この本体装置51からは、携帯電話機10のコネクタジャック19に接続されるコネクタプラグ61がケーブルコード62を通じて引き出されている。なお、コネクタプラグ61は、コネクタジャック19の接点A〜Fに接続される接点A〜Fを有する。
【0024】
また、ハンズフリー用のマイクロフォン63およびスピーカ64が、アンプ52およびアンプ53に接続される。なお、マイクロフォン63およびスピーカ64は、ユーザの好みにより車内の任意の場所に取り付けられる。
【0025】
さらに、本体装置51には送受信アンテナ65が接続されるとともに、この送受信アンテナ65は自動車のトランクルームの上などに取り付けられる。また、カーバッテリ66からの電圧が、定電圧回路54に供給されて所定の電圧に安定化され、この電圧が、携帯電話機10の電源用としてコネクタプラグ61に取り出されるとともに、ステータス信号VSTとしてコネクタプラグ61に出力される。
【0026】
このような構成によれば、コネクタジャック19にコネクタプラグ61が接続されている場合には、定電圧回路54からの電圧VSTが、コネクタプラグ61の接点Fおよびコネクタジャック19の接点Fを通じてマイクロコンピュータ30に供給される。しかし、コネクタジャック19にコネクタプラグ61が接続されていない場合には、コネクタジャック19の接点Fには、なんの電圧も供給されない。
【0027】
したがって、マイクロコンピュータ30は、コネクタジャック19の接点Fの電圧レベルをチェックすることにより、携帯電話機10が車載アクセサリ50に接続されているか、携帯電話機10が単体であるかを知ることができる。
【0028】
そして、携帯電話機10が単体の場合には、マイクロコンピュータ30によりスイッチ回路23、24が図1の状態に接続される。したがって、自分の音声信号が、マイクロフォン17からスイッチ回路23を通じてベースバンド回路21に供給され、送信時の処理が行われる。そして、この処理後の音声信号が高周波回路22に供給されて上りチャンネルの送信信号とされ、この送信信号がスイッチ回路24を通じて送受信アンテナ12に供給され、基地局へと送信される。
【0029】
また、基地局からの下りのチャンネルの送信信号が、送受信アンテナ12により受信され、その受信信号がスイッチ回路24を通じて高周波回路22に供給されて相手の音声信号が取り出され、この音声信号がベースバンド回路21に供給されて受信時の処理が行われる。そして、この処理後の音声信号が、スイッチ回路23を通じてスピーカ13に供給される。
【0030】
こうして、携帯電話機10が単体の場合には、一般の携帯電話機と同様に使用することができる。
【0031】
一方、携帯電話機10が車載アクセサリ50に接続されている場合には、スイッチ回路23、24が、マイクロコンピュータ30により、図とは逆の状態に接続される。
【0032】
また、カーバッテリ66の出力電圧が、定電圧回路54により安定化されてからコネクタプラグ61およびコネクタジャック19を通じて携帯電話機10にその動作電圧として供給される。
【0033】
そして、通話時には、自分の音声信号が、マイクロフォン63→アンプ52→コネクタプラグ61→コネクタジャック19→スイッチ回路23の音声信号ラインを通じてベースバンド回路21に供給され、以後、携帯電話機10が単体の場合と同様にしてその音声信号が上りチャンネルの送信信号とされて高周波回路22から取り出される。
【0034】
そして、高周波回路22からの送信信号が、スイッチ回路24→コネクタジャック19→コネクタプラグ61→本体装置51の内部配線の高周波信号ラインを通じて送受信アンテナ65に供給され、基地局へと送信される。
【0035】
また、基地局からの下りチャンネルの送信信号が送受信アンテナ65により受信され、上記とは逆に、本体装置51の内部配線→コネクタプラグ61→コネクタジャック19→スイッチ回路24の高周波信号ラインを通じて高周波回路22に供給され、この結果、ベースバンド回路21から相手の音声信号が取り出される。そして、この音声信号が、スイッチ回路23→コネクタジャック19→コネクタプラグ61→アンプ53の音声信号ラインを通じてスピーカ64に供給される。
【0036】
こうして、携帯電話機10を車載アクセサリ50に接続した場合、ハンズフリーで通話を行うことができる。
【0037】
そして、以上のような動作に加えて、携帯電話機10を車載アクセサリ50に接続していない場合と、接続している場合とでは、LCD14、ダイヤルキー15および操作キー16に対する照明が、照明ルーチン100により、以下のように制御される。
【0038】
すなわち、携帯電話機10の電源を投入すると、CPU31による照明ルーチン100の処理がスタートし、まず、ステップ101において、トランジスタ42、44A〜44Nが例えば5秒間だけオンにされ、この結果、豆電球41およびLED43A〜43Nが5秒間だけ点灯してLCD14、ダイヤルキー15および操作キー16が5秒間だけ照明される。したがって、これにより、電源の入ったことを確認できる。
【0039】
続いて、CPU31の処理がステップ102に進み、このステップ102において、コネクタジャック19の接点Fにステータス電圧VSTが得られるかどうかをチェックすることにより、携帯電話機10が車載アクセサリ50に接続されているかどうか、すなわち、携帯電話機10が車載されているかどうかが判断される。
【0040】
そして、車載されていない場合(携帯電話機10を単体で使用している場合)には、処理はステップ102からステップ103に進み、このステップ103において、ダイヤルキー15あるいは操作キー16からの入力があるかどうかがチェックされる。
【0041】
そして、キー入力がないときには、処理はステップ103からステップ104に進み、このステップ104において、ベースバンド回路21からのデータを見ることにより着呼要求があるかどうかがチェックされ、ないときには、処理はステップ104からステップ102に戻る。
【0042】
こうして、待機時には、ダイヤルキー15および操作キー16のキー入力と、着呼要求がモニタされている。
【0043】
そして、キー入力あるいは着呼要求があると、これがステップ103あるいはステップ104において検出され、CPU31の処理は、ステップ103あるいはステップ104からステップ105に進む。
【0044】
そして、このステップ105において、トランジスタ42、44A〜44Nがオンにされ、したがって、豆電球41およびLED43A〜43Nが点灯してLCD14、ダイヤルキー15および操作キー16が照明される。
【0045】
続いて、CPU31の処理はステップ106に進み、このステップ106において、ステップ105が実行されてから、すなわち、豆電球41およびLED43A〜43Nが点灯してから、例えば10秒が経過したかどうかがチェックされ、経過していないときには、ステップ106が繰り返される。
【0046】
したがって、このステップ106により、豆電球41およびLED43A〜43Nは、10秒の間、点灯することになる。
【0047】
そして、その10秒が経過すると、処理はステップ106からステップ107に進み、このステップ107において、トランジスタ42、44A〜44Nがすべてオフにされ、したがって、豆電球41およびLED43A〜43Nは消灯される。そして、その後、処理はステップ102に戻る。
【0048】
したがって、携帯電話機10を単体で使用している場合には、ダイヤルキー15あるいは操作キー16に対するキー入力あるいは着呼があると、そのときから、10秒間だけ、LCD14、ダイヤルキー15および操作キー16が照明されるので、暗い場所でも、そのキー入力や着呼に対応できる。
【0049】
一方、ステップ102において、携帯電話機10が車載されている場合(車載アクセサリ50に接続されている場合)には、処理はステップ102からステップ111に進み、このステップ111において、トランジスタ44A〜44NがオンとされてLED43A〜43Nが点灯され、ダイヤルキー15および操作キー16が照明される。ただし、トランジスタ42はオフのままとされ、豆電球41は点灯されない。
【0050】
続いて、CPU31の処理はステップ112に進み、このステップ112において、ダイヤルキー15あるいは操作キー16からの入力があるかどうかがチェックされる。
【0051】
そして、キー入力がないときには、処理はステップ112からステップ112に進み、このステップ112において、ベースバンド回路21からのデータを見ることにより着呼要求があるかどうかがチェックされ、ないときには、処理はステップ113からステップ102に戻る。
【0052】
こうして、待機時には、ダイヤルキー15および操作キー16のキー入力と、着呼要求がモニタされている。
【0053】
そして、キー入力あるいは着呼要求があると、これがステップ112あるいはステップ112において検出され、CPU31の処理は、ステップ112あるいはステップ113からステップ114に進む。そして、このステップ114において、トランジスタ42がオンにされ、
したがって、豆電球41が点灯してLCD14が照明される。なお、このとき、LED43A〜43Nは、引き続きオンとされ、したがって、LED43A〜43Nも照明されている。
【0054】
続いて、CPU31の処理はステップ115に進み、このステップ115において、ステップ114が実行されてから、すなわち、豆電球41(およびLED43A〜43N)が点灯してから、例えば10秒が経過したかどうかがチェックされ、経過していないときには、ステップ115が繰り返される。したがって、このステップ115により、豆電球41およびLED43A〜43Nは、10秒の間、点灯することになる。
【0055】
そして、その10秒が経過すると、処理はステップ115からステップ116に進み、このステップ116において、トランジスタ42がオフにされ、したがって、豆電球41は消灯される。ただし、トランジスタ44A〜44Nはオンのままとされ、したがって、LED43A〜43Nは点灯したままで、ダイヤルキー15および操作キー16は照明されている。そして、その後、処理はステップ102に戻る。
【0056】
したがって、携帯電話機10を車載アクセサリ50に接続して使用している場合には、LED43A〜43Nが常に点灯していてダイヤルキー15および操作キー16は常に照明されている。
【0057】
そして、ダイヤルキー15あるいは操作キー16に対するキー入力あるいは着呼があると、そのときから、10秒間だけ、豆電球41も点灯してLCD14も照明されるので、暗い場所でも、そのキー入力や着呼に対応できる。
【0058】
こうして、この携帯電話機10によれば、LCD14を豆電球41により照明するようにしているので、導光板が薄くても、LCD14を十分な明るさで照明することができるとともに、むらのない照明をすることができる。
【0059】
また、LCD14の照明は、ダイヤルキー15あるいは操作キー16のキー入力か、着呼があったときの例えば10秒間としているので、豆電球41の寿命が短くても、長い時間、使用することができる。
【0060】
さらに、豆電球41による照明は、キー入力があったとき、および着呼があったときの例えば10秒間なので、携帯電話機10を単体で使用している場合でも、内蔵電池の消耗を考える必要がない。また、車載時には、ダイヤルキー15および操作キー16が常に照明されているので、夜間の使用でも問題がない。
【0061】
なお、上述においては、車載アクセサリ50からのステータス電圧VSTより、携帯電話機10が車載アクセサリ50に接続されているかどうかを認識するようにしたが、コネクタプラグ61がコネクタジャック19に差し込まれたときと、差し込まれないときで、メカニカルにオン・オフ制御されるスイッチを設け、そのスイッチ出力から携帯電話機10が車載アクセサリ50に接続されているかどうかを検出することもできる。
【0062】
【発明の効果】
この発明によれば、LCD14を豆電球41により照明するようにしているので、照明の品位が向上する。また、導光板を薄くすることができる。さらに、豆電球41の寿命が短くても、長い時間、使用することができる。
【0063】
また、携帯電話機10を単体で使用している場合でも、内蔵電池の消耗を考える必要がない。さらに、車載時、夜間の使用でも問題がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】この発明の一例を説明するための図である。
【図3】この発明の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 携帯電話機
13 スピーカ(受話器用)
14 LCD
15 ダイヤルキー
16 操作キー
17 マイクロフォン(送話器用)
19 コネクタジャック
21 ベースバンド回路
22 高周波回路
30 マイクロコンピュータ
41 豆電球(小型白熱電球)
43 LED
50 車載アクセサリ
54 定電圧回路
61 コネクタプラグ
63 マイクロフォン(送話用)
64 スピーカ(受話用)
66 カーバッテリ
100 照明ルーチン[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a mobile phone.
[0002]
[Prior art]
A mobile phone is generally provided with an LCD so that various information such as a telephone number can be displayed. Further, in order to make the display visible even in a dark place, a so-called backlight that illuminates from the back of the LCD is provided.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, when an LED is used as the backlight, the life is long, but there are problems in brightness, lighting quality, and the like. In particular, if the thickness of the light guide plate is reduced in order to reduce the size of the mobile phone, the brightness becomes insufficient and unevenness occurs.
[0004]
On the other hand, if a miniature light bulb (small incandescent light bulb) is used as the backlight, the required brightness can be obtained, but since the life is short, it cannot be used for a long time. That is, when the mobile phone is mounted on the vehicle, the power is taken from the car battery by using the vehicle-mounted accessory (vehicle adapter), so that it is not necessary to consider the consumption of the battery built in the mobile phone. Therefore, in consideration of use at night, the backlight is always turned on when the vehicle is mounted. Therefore, if a bean ball with a short life is used as a backlight, it cannot be used for a long time.
[0005]
Further, not only the LCD, but also dial keys and various operation keys require illumination.
[0006]
The present invention is intended to solve the above problems.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in the present invention,
An LCD for displaying various information;
A small incandescent bulb that illuminates this LCD,
Multiple keys,
LED for illuminating the key,
When not connected to an external power supply, at the time of key input by the key and at the time of incoming call, the small incandescent lamp and the LED are lit for a predetermined time,
When connected to an external power source, the LED is always lit, and the small incandescent light bulb is lit only for a predetermined time when a key is input by the key or when a call is received. Things.
[0008]
[Action]
When the mobile phone is used alone, the keys and the LCD are illuminated only for a predetermined period at the time of key input and call reception, and when the mobile phone is used in a vehicle, the keys are constantly illuminated. The LCD is illuminated for a predetermined period at the time of key input and incoming call.
[0009]
【Example】
FIG. 2 shows an example of the appearance of a mobile phone according to the present invention and an example of a circuit of an on-vehicle accessory.
[0010]
In the
[0011]
Further, a
[0012]
Thus, the
[0013]
Further, a
[0014]
The signal system of the
[0015]
Further, the
[0016]
The
[0017]
Further, the
[0018]
The
[0019]
Further, the
[0020]
In this case, one of the
[0021]
The driving
[0022]
Further, the
[0023]
On the other hand, as shown in FIG. 2, for example, in the on-
[0024]
In addition, a hands-
[0025]
Further, a transmission /
[0026]
According to such a configuration, when the
[0027]
Therefore, by checking the voltage level of the contact F of the
[0028]
When the
[0029]
Further, a transmission signal of a downlink channel from the base station is received by the transmission /
[0030]
Thus, when the
[0031]
On the other hand, when the
[0032]
After the output voltage of the
[0033]
Then, at the time of a call, the own voice signal is supplied to the
[0034]
Then, a transmission signal from the high-
[0035]
A transmission signal of a downlink channel from the base station is received by the transmission /
[0036]
Thus, when the
[0037]
In addition to the operations described above, the illumination for the
[0038]
That is, when the power of the
[0039]
Subsequently, the processing of the
[0040]
When the
[0041]
If there is no key input, the process proceeds from step 103 to step 104. In this
[0042]
In this manner, during standby, the key input of the
[0043]
If there is a key input or a call request, this is detected in step 103 or step 104, and the process of the
[0044]
Then, in this
[0045]
Subsequently, the process of the
[0046]
Therefore, by this
[0047]
Then, after the elapse of 10 seconds, the process proceeds from
[0048]
Therefore, when the
[0049]
On the other hand, if the
[0050]
Subsequently, the process of the
[0051]
If there is no key input, the process proceeds from
[0052]
In this manner, during standby, the key input of the
[0053]
If there is a key input or an incoming call request, this is detected in
Therefore, the
[0054]
Subsequently, the process of the
[0055]
Then, after the elapse of 10 seconds, the process proceeds from
[0056]
Therefore, when the
[0057]
Then, when there is a key input or a call to the
[0058]
Thus, according to the
[0059]
In addition, since the illumination of the
[0060]
Further, the illumination by the
[0061]
In the above description, whether or not the
[0062]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the
[0063]
Further, even when the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system diagram showing an example of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of the present invention.
FIG. 3 is a flowchart showing an example of the present invention.
[Explanation of symbols]
10
14 LCD
15
19
43 LED
64 speakers (for receiving)
66
Claims (2)
このLCDを照明する小型白熱電球と、
複数のキーと、
このキーを照明するLEDとを有し、
外部の電源に接続されていない場合には、上記キーによるキー入力時および着呼時、上記小型白熱電球および上記LEDを、所定の時間だけ点灯し、
外部の電源に接続されている場合には、上記LEDを常に点灯するとともに、上記キーによるキー入力時および着呼時、上記小型白熱電球を、所定の時間だけ点灯する
ようにした携帯電話機。An LCD for displaying various information;
A small incandescent bulb that illuminates this LCD,
Multiple keys,
LED for illuminating the key,
When not connected to an external power supply, at the time of key input by the key and at the time of a call, the small incandescent lamp and the LED are lit for a predetermined time,
A portable telephone in which, when connected to an external power supply, the LED is always lit, and the small incandescent light bulb is lit for a predetermined time when a key is input by the key or when a call is received.
電源投入時、上記小型白熱電球および上記LEDを、所定の時間だけ点灯する
ようにした携帯電話機。The mobile phone according to claim 1,
A portable telephone in which when the power is turned on, the small incandescent lamp and the LED are turned on for a predetermined time.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18337595A JP3565295B2 (en) | 1995-04-27 | 1995-06-27 | Mobile phone |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-127220 | 1995-04-27 | ||
JP12722095 | 1995-04-27 | ||
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