JP3565034B2 - Human body detector - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人体から放射される熱線を検知することによって人体検知出力を発生する人体検知器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、焦電素子等よりなる熱線センサを用いて玄関やトイレなどの人の出入りを検出し、照明負荷を自動的に点灯させるというような目的で用いられる人体検知器が提供されている。この種の人体検知器は、熱線センサの出力に基づいて人体検知出力を発生する信号処理部などを納装したケースを壁面や天井などに取り付け、スイッチ要素を照明負荷への給電路に挿入しておくことによって、照明負荷の点灯・消灯を制御するのが一般的である。
【0003】
ここに、壁面に取り付けられる人体検知器は、例えば、図11に示すように、ボディ10とカバー20とを結合することによりケース1を形成しており、ケース1の前面に対して回動自在な回動枠30を備えている。この人体検知器では、熱線センサ2が実装された回路基板43’が回動枠30に対して固定されており、回動枠30の一部に突設された方向調節つまみ30aを手で操作することにより、回動枠30を回動させることができるようなっている。なお、図示例では、図11において時計方向および反時計方向にそれぞれ約40度ずつ回動できるようになっている。つまり、熱線センサ2の検知領域を調節するために、ケース1に対して回動自在に保持された回動枠30の中に熱線センサ2を収納することによって、熱線センサ2の検知面の向きを調整している。ここに、ボディ10の底面からは、先端面が弧状となった支持リブ14が突設されており、回動枠30の一端部は、カバー20の前面に突設された半円状の一対の回動枠保持板(図示せず)の一方の周壁の内周面と支持リブ14の先端面との間で、支持リブ14の先端面に摺接して回動自在となるように保持される。また、回動枠30の他端部は、回動枠保持板(図示せず)の他方の周壁の内周面と支持部材(図示せず)との間で回動自在に保持される。なお、回路基板43’は、他の回路部品が実装された回路基板41と接続線(図示せず)によって接続されている。
【0004】
さらに、回動枠30の前面側にはレンズ板33’が湾曲した形で装着されている。レンズ板33’は、熱線が透過しやすい高密度ポリエチレン等の材料によって形成されたフレネルレンズであって、複数の焦点を有していて熱線センサ2の検知領域を複数の領域に分割するようになっている。なお、図11には、レンズ板33’により設定される回動枠30の回転軸に略直交する平面内での検知エリアDを示してある。ここに、回動枠30を図11の位置に固定している状態での検知エリアDはほぼ90度であり、図11の上方向に検知エリアDの中心がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成では、検知エリアDを調整するためには、回動枠30を回動させる必要があるので、回動枠30や支持リブ14や回動枠保持板などの寸法精度を高める必要があり、製造しにくくコストが高くなるという不具合があった。
【0006】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、製造が容易で低コスト化が可能な人体検知器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、ケース内に熱線センサを有し、ケースの前方に形成される熱線センサの検知エリア内の人の存否に応じた人体検知出力が得られる人体検知器であって、熱線センサを覆う形でレンズ板が配設されるとともに、レンズ板により形成された検知エリアの向きを変えるミラーを設けた検知エリア調整部材がケースの前面側でケースに対して着脱自在に装着されて成ることを特徴とするものであり、従来のような回動枠が不要となるから、検知エリア調整部材の着脱や仕様変更だけで検知エリアの設定が容易に行え、製造が容易になるとともに、低コスト化が図れ、検知エリアの変更に伴う製造コストの増加が少なくなる。
【0008】
また、検知エリア調整部材は、該検知エリア調整部材を装着したときに形成される検知エリアの向きを表示する表示部が形成されているので、検知エリア調整部材を装着した状態での検知エリアの向きを視認することができ、施工時などに検知エリア調整部材の装着間違いを無くすことができる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、検知エリア調整部材は、熱線センサの検知面に平行な面内で180度回転させた状態で装着可能とする装着手段を備えるので、一つの検知エリア調整部材により検知面に直交する面内に検知エリアの中心の向きが異なる2通りの検知エリアを選択して設定することが可能となる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、検知エリア調整部材の前面側にレンズ板および検知エリア調整部材を覆う形でレンズカバーが配設されているので、レンズ板および検知エリア調整部材に傷がつくのを防止することができるとともに、外観を良くすることができる。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3の発明において、ケースは、埋込型の配線器具用の取付枠に該取付枠の開口窓からケースの前面が露出する形で最大3個まで連設して取り付けることができる単位寸法の埋込型の配線器具の3個分に相当する寸法に形成され、上記取付枠に取り付けるための取付部が形成されているので、コンセントやスイッチなどの埋込型の配線器具と同じ施工法で施工することができ、施工業者にとって施工作業が容易になり、また、埋込型の配線器具用の取付枠に取り付けることができるから、専用の取付枠を別途に用意する必要がなく、製造コストを低減できるとともに、在庫管理が容易になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1および図2に示すように、ケース1は、合成樹脂成形品よりなり、ボディ10とカバー20とを結合して形成される。ケース1は、JIS規格で規格化されている大角形連用配線器具の3個用の取付枠に取り付けることができる大角形連用配線器具の3個モジュールの寸法に形成されている。つまり、ケース1は、埋込型の配線器具用の取付枠に該取付枠の開口窓から器体の前面が露出する形で最大3個まで連設して取り付けることができる単位寸法の埋込型の配線器具の3個分に相当する寸法に形成されている。ここに、上記取付枠としては、図2に示す金属製取付枠60と、合成樹脂製取付枠(図示せず)とがある。
【0013】
ケース1には、金属製取付枠60の保持爪68が係合する取付孔21と、合成樹脂製取付枠の保持孔に係合する取付爪22とが、それぞれカバー20の両側面に形成されており、上記取付枠に1個だけケース1を取り付けることができるのである。カバー20の後面には、先端部に結合爪23aを備えた結合脚23が、カバー20の両側面とカバー20の長手方向の一端面(図2における右側の端面)との3箇所で突設され、各結合脚23がボディ10の周部に穿孔された結合孔11に挿入されて結合爪23aが結合孔11の周縁に係止される(図11参照)ことによって、ボディ10にカバー20が結合される。
【0014】
ボディ10内には、回路部収納室12と一対の端子収納室13とが形成されている。また、回路部収納室12には、電源回路部、後述のモード切替スイッチSWなどを実装した回路基板41が納装される。各端子収納室13には、それぞれ速結端子よりなる端子50が納装される。端子50は、鎖錠ばね51と端子板52と解除釦53とからなり、ボディ10の底面に穿孔された電線挿通孔(図示せず)より挿入された電線を、鎖錠ばね51のばね力により鎖錠ばね51と端子板52との間に挟持することによって保持する。また、ボディ10の底面に穿孔された釦操作孔16よりドライバ等の治具を挿入して解除釦53を操作することによって、鎖錠ばね51を撓ませて鎖錠ばね51を端子板52から離し、電線が容易に抜けるようにしてある。なお、端子板52は、回路基板41に対して半田付けされている。
【0015】
ところで、図11に示した従来構成では、回動枠30にフレネルレンズよりなるレンズ板33’を取り付けるようになっていたが、本実施形態では、レンズ板33は、熱線センサ2を覆う形で熱線センサ2が実装された回路基板43に取り付けられる。レンズ板33の形状は、椀状であって、開口部の周縁から後方に向かって突設された一対の結合脚33aを、回路基板43において熱線センサ2の両側に形成された係合孔43bに挿入して、結合脚33aの先端部の係止爪33bを係合孔43bの周縁に係止している。なお、レンズ板33は、熱線が透過しやすい高密度ポリエチレン等の材料によって形成されたフレネルレンズであって、複数の焦点を有していて熱線センサ2の検知領域を複数の領域に分割するようになっている。
【0016】
また、図11に示した従来構成では、熱線センサ2が実装された回路基板43’は回動枠30に対して固定され、カバー20に対しては回動自在となっていたが、本実施形態では、熱線センサ2が実装された回路基板43は、図3に示すように固定ねじ95を挿通して固定ねじ95をカバー20の後面側のねじ取付部24に螺着することにより、カバー20に対して固定される。なお、回路基板43をカバー20に固定する構造としては、図4に示すように、カバー20の後面から後方に向かって突設され図4の左右方向に撓み自在な固定用脚20aと固定用脚20aよりも内側で後方に向かって突設されたリブ27とを用いて固定するような構造を採用してもよい。カバー20は前面側において回路基板43の前方に第1の凹所25が形成されており、レンズ板33の前部は第1の凹所25の底面に穿孔された挿通孔25aを通して露出する。なお、上述した各回路基板41,43は接続線44を介して互いに接続される。
【0017】
ところで、カバー20の前面側には、レンズ板33の前部を覆う形で検知エリア調整部材35が着脱自在に装着される。検知エリア調整部材35は、図5および図6に示すように、半円状に形成された一対の端板37a,37bを一対の側枠35bで連結した枠状に形成されている。また、検知エリア調整部材35は、レンズ板33により形成された検知エリアの向きを変える2つのミラー面36a,36bが形成されたミラー部36が端板37a,37b同士を連結するように一方の側枠35bに連続一体に形成されている。
【0018】
各側枠35bの後面の中間部からは後方に向かって結合脚35cが突設されており、カバー20の長手方向に直交する方向において挿通孔25aの両側に形成された係合孔25bに結合脚35cを挿入して、結合脚35cの先端部の係止爪35dを係合孔25bの周縁に係止している。ここに、先端部に係止爪35dの形成された一対の結合脚35cが、検知エリア調整部材35を、熱線センサ2の検知面に平行な面内で180度回転させた状態で装着可能とする装着手段を構成しており、図1において検知エリア調整部材35の左右を逆にしても装着できるようになっている。なお、検知エリア調整部材35は、ABS樹脂等の成形品よりなり、全面にクロムめっきを施すことによりミラー面36a,36bを形成してもよいし、金属板を接着材や両面テープなどで接着して該金属板によりミラー面36a,36bを形成してもよい。
【0019】
また、検知エリア調整部材35の各端板37a,37bの外面にはそれぞれ検知エリアDの向きを表示する表示部38が形成されており、検知エリア調整部材35を装着した状態での検知エリアDの向きを視認することができ、施工時などに検知エリア調整部材35の装着間違いをなくすことができる。
【0020】
さらに、カバー20の前面側には、レンズ板33および検知エリア調整部材35を覆い第1の凹所25を閉塞するレンズカバー34が着脱自在に取り付けられる。レンズカバー34は、赤外線を透過すればよいから通常は着色されており、透光性を有する高密度ポリエチレンなどの材料で形成される。レンズカバー34は、後面が開口したかまぼこ状のレンズカバー本体34aと、レンズカバー本体34aの後部から連続一体に形成され外形が矩形状の鍔部34bとを備え、レンズ本体34aの後縁からから突設された4つの結合脚34cをそれぞれ、カバー20の第1の凹所25の底面に形成された係合孔25cに挿入して結合脚34cの先端部の係止爪34dを係合孔25cの周縁に係止している。
【0021】
回路基板43には、熱線センサ2の他に、熱線センサ2の出力信号に基づいて負荷への給電路に挿入されたスイッチ要素をオンオフさせる信号処理部(図示せず)などが実装されている。要するに、信号処理部は、熱線センサ2の出力信号に基づいて(つまり、検知エリア内の人の存否に応じて)人体検知出力を発生する。
【0022】
なお、回路基板41には、上記一対の端子50を介して接続される商用電源の出力を整流平滑し安定化して信号処理部に給電する電源回路部が設けられている。また、信号処理部は、熱線センサ2により熱線が検知されると出力端子の出力レベルを一定時間だけハイレベルにするように構成されており、人のわずかな動きを検出して出力を連続的に得るようにしてあり、熱線センサ2により人体から放射される熱線が検知されなくなると、出力端子の出力レベルが一定時間後にローレベルになるのであり、この一定時間は、回路基板41に実装された可変抵抗器VRを調整することによって変更できるようになっている。また、信号処理部には、ケース1の前方の明るさを検出する受光素子(図示せず)が接続されて、受光素子により検出される受光光量が所定量を超えると信号処理部の動作を停止するようになっており、この所定量は、回路基板41に実装された動作照度調整スイッチ72により調整できるようになっている。可変抵抗器VRのハンドル71、動作照度調整スイッチ72のハンドル73は、カバー20の前面側に形成された第2の凹所28の底面に穿孔された露出孔28b,28cを通してカバー20の前面側に露出する。ここで、ハンドル71,73は、カバー20の前面側に開閉自在に取り付けられる蓋6によって覆われる。
【0023】
さらに、回路基板41には、熱線センサ2の出力信号に基づいて照明負荷を自動制御する自動モードと、熱線センサ2の出力信号とは無関係に照明負荷を常時オンにするオンモード(連続入モード)と、熱線センサ2の出力信号とは無関係に照明負荷を常時オフにするオフモード(切モード)とが選択できる3接点のスイッチよりなるモード切替スイッチSWが実装されている。モード切替スイッチSWの操作用のハンドル101は、カバー20の第2の凹所28の底面に形成された露出孔28aを通してカバー20の前面に露出する。ここで、上記ハンドル101は、扉6の切欠部6dからケース1の前方に突出している。なお、扉6は、合成樹脂等により形成されていて一端側の両側部に突設された突出部6cが第2の凹所28の溝部29の両側において係止されている。モード切替スイッチSWのハンドル101の背面には端部に係合爪を備えた抜止脚101aが2箇所で突設され、各抜止脚101aが露出孔28aに挿入されて露出孔28aの周縁に係合し抜け止めされる。
【0024】
なお、壁面等への施工時には、ケース1は、上述の取付枠に取着される。例えば、金属製取付枠60は、一対の側片61a,61bの両端をそれぞれ取付片62により連結した枠状に形成されており、各側片61a,61bには、ケース1の側面に形成された取付孔21に挿入される保持爪68が突設され、一方の側片61aにおける保持爪68に対応する部位には切欠孔63が穿孔され、切欠孔63にドライバ等の治具を挿入してこじることで、保持爪68が取付孔21内に挿入されるように側片61aの一部を塑性変形させることができるようになっている。各取付片62には、金属製取付枠60をスイッチボックス等の埋込ボックスに取り付けることができるように、ボックスねじを挿入する長孔64が穿孔され、また、金属製取付枠60の前面を覆う化粧プレートが取り付けられるように、プレートねじが螺合するねじ孔65が形成されている。さらに、金属製取付枠60との間で壁パネル等を挟持する周知のはさみ金具が取り付けられるように、金具取付孔66が穿設されている。
【0025】
ところで、図7に示すように検知エリア調整部材35をカバー20に対して装着していない状態では、検知エリアDの中心軸が熱線センサ2の検知面に直交し図7における上方にある。これに対し、図5および図6に示す検知エリア調整部材35をカバー20に対して装着することにより、ミラー面36a,36bで熱線(赤外線)が反射されて熱線の向きが変えられる。ここにおいて、ミラー面36a,36bは、図1に示すように、検知エリアDの中心軸が反時計方向に40度回転するように形成されている。また、図1において検知エリア調整部材35の左右を逆にしても装着できるようになっているので、検知エリア調整部材35の左右を逆にして装着することにより、検知エリアDの中心軸が図7よりも時計方向に40度回転することになる。
【0026】
また、図9および図10に示すようにミラー部36に1つのミラー面36aだけが形成された検知エリア調整部材35を、図8に示すように装着することにより、検知エリアDを変更することができる。ここにおいて、ミラー面36aは、図8に示すように検知エリアDの中心軸が図7よりも反時計方向に20度回転するように形成されている。
【0027】
しかして、本実施形態の人体検知器では、熱線センサ2の検知面を覆う形でレンズ板33が配設されるとともに、レンズ板33により形成された検知エリアの向きを変えるミラー面36a,36bを設けた検知エリア調整部材35がケース1の前面側でケース1に対して着脱自在に装着されるので、従来のような回動枠30が不要となり、検知エリア調整部材35の着脱や仕様変更だけで検知エリアの設定が容易に行えるから、製造が容易になるとともに、低コスト化が図れ、検知エリアの変更に伴う製造コストの増加が少なくなる。
【0028】
また、図11に示した従来構成のように回路基板43’を回動させる必要がないから、回路基板43と回路基板41とを接続する接続線44の切断を防止することができる。
【0029】
【発明の効果】
請求項1の発明は、ケース内に熱線センサを有し、ケースの前方に形成される熱線センサの検知エリア内の人の存否に応じた人体検知出力が得られる人体検知器であって、熱線センサを覆う形でレンズ板が配設されるとともに、レンズ板により形成された検知エリアの向きを変えるミラーを設けた検知エリア調整部材がケースの前面側でケースに対して着脱自在に装着されているので、従来のような回動枠が不要となるから、検知エリア調整部材の着脱や仕様変更だけで検知エリアの設定が容易に行え、製造が容易になるとともに、低コスト化が図れ、検知エリアの変更に伴う製造コストの増加が少なくなるという効果がある。
【0030】
また、検知エリア調整部材は、該検知エリア調整部材を装着したときに形成される検知エリアの向きを表示する表示部が形成されているので、検知エリア調整部材を装着した状態での検知エリアの向きを視認することができ、施工時などに検知エリア調整部材の装着間違いを無くすことができるという効果がある。
【0031】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、検知エリア調整部材は、熱線センサの検知面に平行な面内で180度回転させた状態で装着可能とする装着手段を備えるので、一つの検知エリア調整部材により検知面に直交する面内に検知エリアの中心の向きが異なる2通りの検知エリアを選択して設定することが可能となるという効果がある。
【0032】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、検知エリア調整部材の前面側にレンズ板および検知エリア調整部材を覆う形でレンズカバーが配設されているので、レンズ板および検知エリア調整部材に傷がつくのを防止することができるという効果がある。
【0033】
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3の発明において、ケースは、埋込型の配線器具用の取付枠に該取付枠の開口窓からケースの前面が露出する形で最大3個まで連設して取り付けることができる単位寸法の埋込型の配線器具の3個分に相当する寸法に形成され、上記取付枠に取り付けるための取付部が形成されているので、コンセントやスイッチなどの埋込型の配線器具と同じ施工法で施工することができ、施工業者にとって施工作業が容易になり、また、埋込型の配線器具用の取付枠に取り付けることができるから、専用の取付枠を別途に用意する必要がなく、製造コストを低減できるとともに、在庫管理が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の断面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上の要部断面図である。
【図4】同上の要部の他の構成例を示す断面図である。
【図5】同上に用いる検知エリア調整部材の斜視図である。
【図6】同上の用いる検知エリア調整部材の下面図である。
【図7】同上において検知エリア調整部材を取り外した状態の断面図である。
【図8】同上の他の構成例の断面図である。
【図9】同上に用いる検知エリア調整部材の斜視図である。
【図10】同上に用いる検知エリア調整部材の下面図である。
【図11】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 ケース
2 熱線センサ
10 ボディ
20 カバー
33 レンズ板
34 レンズカバー
35 検知エリア調整部材
35b 側枠
36 ミラー部
36a,36b ミラー面
37a,37b 端板
41 回路基板
43 回路基板[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a human body detector that generates a human body detection output by detecting a heat ray radiated from a human body.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been provided a human body detector which is used for the purpose of detecting the entrance of a person such as an entrance or a toilet using a heat ray sensor including a pyroelectric element or the like and automatically turning on a lighting load. In this type of human body detector, a case containing a signal processing unit that generates human body detection output based on the output of the heat ray sensor is mounted on a wall or ceiling, and the switch element is inserted into the power supply path to the lighting load. In general, the lighting load is controlled to be turned on / off by setting the lighting load.
[0003]
Here, the human body detector attached to the wall forms the
[0004]
Further, a lens plate 33 'is mounted on the front side of the rotating
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional configuration, in order to adjust the detection area D, it is necessary to rotate the
[0006]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a human body detector that can be easily manufactured and that can be manufactured at low cost.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to
[0008]
Further, detection knowledge area adjusting member, the detection area in the status display section since it is formed, fitted with a detection area adjustment member for displaying the orientation of the detection area formed when fitted with the detection area adjustment member Of the detection area adjustment member can be eliminated at the time of construction or the like.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the detection area adjusting member includes a mounting means that can be mounted in a state rotated by 180 degrees in a plane parallel to the detection surface of the heat ray sensor. With the detection area adjusting member, it is possible to select and set two detection areas having different directions of the center of the detection area in a plane orthogonal to the detection plane.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the lens plate is provided on the front side of the detection area adjustment member so as to cover the lens plate and the detection area adjustment member. The detection area adjustment member can be prevented from being damaged, and the appearance can be improved.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, in accordance with the first to third aspects of the present invention, a maximum of three cases are provided in a mounting frame for an embedded wiring device such that the front surface of the case is exposed from an opening window of the mounting frame. It is formed to a size equivalent to three embedded wiring devices of unit dimensions that can be connected and installed up to the same size, and a mounting part for mounting to the above mounting frame is formed, so that outlets and switches etc. It can be installed by the same construction method as the embedded wiring device of the above, making the construction work easier for the contractor, and can be attached to the mounting frame for the embedded wiring device, so the special installation There is no need to separately prepare a frame, so that manufacturing costs can be reduced and inventory management becomes easy.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0013]
In the
[0014]
In the
[0015]
By the way, in the conventional configuration shown in FIG. 11, a
[0016]
In the conventional configuration shown in FIG. 11, the circuit board 43 'on which the
[0017]
Meanwhile, a detection
[0018]
A
[0019]
Further, on the outer surface of each of the
[0020]
Further, a
[0021]
On the
[0022]
The
[0023]
Further, the
[0024]
At the time of construction on a wall surface or the like, the
[0025]
By the way, when the detection
[0026]
Further, as shown in FIG. 9 and FIG. 10, the detection area D is changed by mounting the detection
[0027]
Thus, in the human body detector of the present embodiment, the
[0028]
Further, since there is no need to rotate the circuit board 43 'as in the conventional configuration shown in FIG. 11, disconnection of the
[0029]
【The invention's effect】
The invention according to
[0030]
Further, detection knowledge area adjusting member, the detection area in the status display section since it is formed, fitted with a detection area adjustment member for displaying the orientation of the detection area formed when fitted with the detection area adjustment member Of the detection area adjustment member can be eliminated at the time of construction or the like.
[0031]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the detection area adjusting member includes a mounting means that can be mounted in a state rotated by 180 degrees in a plane parallel to the detection surface of the heat ray sensor. There is an effect that it is possible to select and set two detection areas having different directions of the center of the detection area in a plane orthogonal to the detection plane by the detection area adjusting member.
[0032]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the lens plate is provided on the front side of the detection area adjustment member so as to cover the lens plate and the detection area adjustment member. There is an effect that the detection area adjusting member can be prevented from being damaged.
[0033]
According to a fourth aspect of the present invention, in accordance with the first to third aspects of the present invention, a maximum of three cases are provided in a mounting frame for an embedded wiring device such that the front surface of the case is exposed from an opening window of the mounting frame. It is formed to a size equivalent to three embedded wiring devices of unit dimensions that can be connected and installed up to the same size, and a mounting part for mounting to the above mounting frame is formed, so that outlets and switches etc. It can be installed by the same construction method as the embedded wiring device of the above, making the construction work easier for the contractor, and can be attached to the mounting frame for the embedded wiring device, so the special installation There is no need to prepare a separate frame, which has the effect of reducing manufacturing costs and facilitating inventory management.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view of an embodiment.
FIG. 2 is an exploded perspective view of the same.
FIG. 3 is a sectional view of a main part of the above.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing another configuration example of the main part of the above.
FIG. 5 is a perspective view of a detection area adjustment member used in the first embodiment.
FIG. 6 is a bottom view of the detection area adjustment member used in the embodiment.
FIG. 7 is a cross-sectional view illustrating a state where a detection area adjustment member is removed in the first embodiment.
FIG. 8 is a sectional view of another configuration example of the above.
FIG. 9 is a perspective view of a detection area adjustment member used in the embodiment.
FIG. 10 is a bottom view of the detection area adjusting member used in the embodiment.
FIG. 11 is a sectional view of a conventional example.
[Explanation of symbols]
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