JP3563033B2 - 浄化槽用ブロワ - Google Patents
浄化槽用ブロワ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3563033B2 JP3563033B2 JP2000387254A JP2000387254A JP3563033B2 JP 3563033 B2 JP3563033 B2 JP 3563033B2 JP 2000387254 A JP2000387254 A JP 2000387254A JP 2000387254 A JP2000387254 A JP 2000387254A JP 3563033 B2 JP3563033 B2 JP 3563033B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- control unit
- blower
- backwashing
- switching valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F3/00—Biological treatment of water, waste water, or sewage
- C02F3/02—Aerobic processes
- C02F3/12—Activated sludge processes
- C02F3/20—Activated sludge processes using diffusers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/30—Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies
- Y02W10/37—Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies using solar energy
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
- Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は浄化槽用ブロワに関し、特に電波で提供される時間情報を受信する時計装置を備えた浄化槽用ブロワに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、水資源の汚水を浄化するための浄化槽が普及してきている。この浄化槽は、例えば、汚水が供給される沈殿分離槽と、該沈殿分離槽で固形物等が除去された汚水が供給される接触ばっ気槽と、該接触ばっ気槽で汚水を浄化した微生物の固まり(汚泥)を沈殿させる沈殿槽とから構成され、沈殿槽内の浄化された上澄み水は消毒されて出口から放水される。
【0003】
前記接触ばっ気槽内には接触濾材が設けられており、該接触濾材の表面に付いた好気性微生物が、ブロワ(送風機)からパイプ、散気管を介して送り込まれるばっ気用エアにより繁殖し、汚水中の有機物を分解する。この分解に伴って接触濾材が汚れるので、この汚れを洗浄するために、例えば1日の間の所定の短時間(以下、逆洗時間と呼ぶ)、例えば夜間の5分間、ブロワから該接触濾材に、逆洗浄用エアが供給される。
【0004】
従来は、ブロワから前記ばっ気槽にばっ気用エアや逆洗浄用エアを供給するために、ブロワから吐出された圧縮エアを通すパイプに切換バルブを接続しておき、ばっ気時と逆洗浄時に、該切換バルブを切り換えるために、バッテリでバックアップされた水晶振動子を含む時計装置が使用されている。該時計装置により逆洗時間が来たと判断されると、前記切換バルブが切り換えられ逆洗動作が開始され、それから所定時間の間逆洗動作が行われ、該所定時間が経過すると、切換バルブが切換えられて逆洗動作が終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記したように、従来の浄化槽用ブロワには、バッテリでバックアップされた時計装置が内蔵されているため、在庫中や長期不在時等で、長期間電源が切られた場合、時計装置はバッテリで作動を続ける。バッテリが消耗すると、該時計装置は停止してしまい、現在時刻や逆洗間隔等を設定し直さなければならなくなるという問題があった。また、時計の時間を表示させるための表示部品(例えば、液晶表示素子、LEDランプ等)や、時刻設定をするための部品などが必要であり、部品点数が多くなり高価になるという問題、また浄化槽用ブロワ内の温度変化により水晶発振子の出力に誤差が生じ、該誤差を補正しなければならなくなるという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、前記した従来技術の問題点を解消し、水晶振動子、バッテリ、表示部品、あるいは時刻設定部品等が不要で、かつ常に正確な時間を得ることのできる時計装置を備えた浄化槽用ブロワを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために、本発明は、予め定められた時刻に逆洗ばっ気を行う浄化槽用ブロワにおいて、該浄化槽用ブロワは、その中央部に配置されたコンプレッサによって圧縮されたエアを溜めるエアタンクと、該エアタンクと連通された切換バルブと、該切換バルブに接続された通常ばっ気および逆洗ばっ気用パイプと、前記浄化槽用ブロワの側壁に設けられた制御部と、電波時計情報を受信し時刻情報を前記制御部に通知する電波時計情報受信手段と、前記制御部から出力される駆動信号により該切換バルブを切り換える駆動手段と、前記側壁の外面に設けられ逆洗開始時間を含む制御データを前記制御部に設定するための制御信号受信ポートとを具備し、前記制御部は、前記電波時計情報受信手段から供給される時刻情報を基に逆洗ばっ気を行う時刻が到来したかどうかを感知し、該逆洗ばっ気の時刻が到来したと判断した時に、前記駆動手段を駆動して前記切換バルブを逆洗ばっ気側に切り換えるようにした点に特徴がある。
【0008】
この特徴によれば、従来装置のような、水晶振動子、バッテリ等が不要になるので、部品点数が削減でき、安価に構成できると共に、前記電波時計情報受信手段は浄化槽用ブロワ内の温度が変化しても常に正確な時間を受信するので、正確な時刻情報を提供できるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明が適用される浄化槽用ブロワのケースを破断した正面内部構成図である。
【0010】
浄化槽用ブロワの中央部には、2個のコンプレッサ1,2が配置され、それらの下方に、該コンプレッサ1,2によって圧縮されたエアを溜めるエアタンク3が配置されている。該エアタンク3の前方の近傍には、該エアタンク3と連通された切換バルブ4が配置され、該切換バルブ4には、パイプ6a、7aが接続され、それぞれが通常ばっ気出口および逆洗ばっ気出口を構成している。
【0011】
該浄化槽用ブロワの上部には、スポンジ等からなるエアクリーナ部材11が設けられ、該エアクリーナ部材11はその上に置かれたカバー12により、浄化槽用ブロワのケースから脱離しないように装着されている。該浄化槽用ブロワの右側端部には、制御部(CPU)13に逆洗開始時間や逆洗間隔時間等の制御データを設定するために使用される制御信号受信ポート14が設けられている。
【0012】
次に、本発明の一実施形態を、図2のブロック図を参照して説明する。図において、20は電波時計受信機集積回路であり、郵政省が提供している電波時刻情報を受信する。該電波時計受信機集積回路20としては、例えば、テミック・セミコンダクターズ社製の世界各国の時刻情報の送信周波数(日本は40.0kHz、ドイツは77.5kHz、英国と米国は60.0kHz)に対応可能な電波時計受信機集積回路を使用することができる。なお、該電波時計受信機集積回路20の構成を示すブロック図を図3に示す。この回路は周知であるので、その構成および動作の説明は省略する。
【0013】
前記電波時計受信機集積回路20からは所定時間間隔毎に時刻情報が前記制御部13に供給される。該制御部13には、前記制御信号受信ポート14から、逆洗開始時間と逆洗間隔時間が予め登録されているので、制御部13は前記電波時計受信機集積回路20から供給される時刻情報を感知し、該逆洗開始時間が到来したと判断すると、H(ハイ)レベルの駆動信号を切換バルブ4の駆動回路に出力する。そうすると、該駆動回路を構成しているスイッチング素子、例えばサイリスタ21が、逆洗時刻にオンする。次に、前記逆洗間隔時間が経過し、逆洗終了時間が来ると、前記制御部13はL(ロウ)レベルの駆動信号をサイリスタ21に出力する。制御部13が該Lレベルの駆動信号を出力すると、サイリスタ21はオフになる。
【0014】
商用の交流電源22には、図2に示されているように、前記サイリスタ21と前記切換バルブ4の切換弁用ソレノイド4aとが、直列に接続されているので、サイリスタ21がオンの期間、すなわち逆洗時刻の間は、交流電源22から出力された交流電流iが前記切換弁用ソレノイド4aを通って流れる。そうすると、前記切換バルブ4が切り替わり、エアタンク3から送出された圧縮空気は、パイプ7aを通って送られることになり、逆洗ばっ気が実行される。
【0015】
該逆洗ばっ気の作動期間が経過すると、サイリスタ21はオフになる。そうすると、前記切換弁用ソレノイド4aには電流iが流れなくなり、切換バルブ4はスプリング4bに押されて元の状態に復帰する。その結果、エアタンク3からの圧縮空気はパイプ6aを通るようになり、逆洗ばっ気は終了し、再度通常ばっ気が行われることになる。
【0016】
以上のように、本実施形態によれば、郵政省が提供している電波時計情報を受信して時刻情報を得ることができるので、浄化槽用ブロワ内に、水晶発振子や、これをバックアップするためのバッテリや、時刻情報を表示する表示器などが不要になる。また、浄化槽用ブロワは太陽光が当たる位置等に設置されると、夏期等には浄化槽内が高温になって水晶発振子の出力に誤差が生ずる虞があるが、本実施形態では水晶発振子を使用しないので、このような虞は全くなくなる。
【0017】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、電波時計情報を受信する電波時計情報受信手段を使用するようにしたので、従来装置で使用されていた水晶振動子が不要になる。このため、浄化槽用ブロワ内の温度が大きく変動しても、正確な時刻情報を浄化槽用ブロワに提供することができるようになる。
【0018】
また、従来装置で使用されていた、水晶振動子をバックアップするためのバッテリや、現在時刻を確認するための部品である液晶画面やLEDランプ等が不要になるので、これらの部品を削減できるようになる。また、このため、装置を安価に製造することができるようになる。
【0019】
さらに、現在時刻やサマータイム等の時間の調整が不要となり、メンテナンスフリーとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される浄化槽用ブロワのケースを破断した正面内部構成図である。
【図2】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図3】電波時計受信機集積回路の一具体例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,2・・・コンプレッサ、3・・・エアタンク、4・・・切換バルブ、4a・・・切換弁用ソレノイド、6a、7a・・・パイプ、13・・・制御部、20・・・電波時計受信機集積回路、21・・・サイリスタ、22・・・交流電源。
【発明の属する技術分野】
本発明は浄化槽用ブロワに関し、特に電波で提供される時間情報を受信する時計装置を備えた浄化槽用ブロワに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、水資源の汚水を浄化するための浄化槽が普及してきている。この浄化槽は、例えば、汚水が供給される沈殿分離槽と、該沈殿分離槽で固形物等が除去された汚水が供給される接触ばっ気槽と、該接触ばっ気槽で汚水を浄化した微生物の固まり(汚泥)を沈殿させる沈殿槽とから構成され、沈殿槽内の浄化された上澄み水は消毒されて出口から放水される。
【0003】
前記接触ばっ気槽内には接触濾材が設けられており、該接触濾材の表面に付いた好気性微生物が、ブロワ(送風機)からパイプ、散気管を介して送り込まれるばっ気用エアにより繁殖し、汚水中の有機物を分解する。この分解に伴って接触濾材が汚れるので、この汚れを洗浄するために、例えば1日の間の所定の短時間(以下、逆洗時間と呼ぶ)、例えば夜間の5分間、ブロワから該接触濾材に、逆洗浄用エアが供給される。
【0004】
従来は、ブロワから前記ばっ気槽にばっ気用エアや逆洗浄用エアを供給するために、ブロワから吐出された圧縮エアを通すパイプに切換バルブを接続しておき、ばっ気時と逆洗浄時に、該切換バルブを切り換えるために、バッテリでバックアップされた水晶振動子を含む時計装置が使用されている。該時計装置により逆洗時間が来たと判断されると、前記切換バルブが切り換えられ逆洗動作が開始され、それから所定時間の間逆洗動作が行われ、該所定時間が経過すると、切換バルブが切換えられて逆洗動作が終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記したように、従来の浄化槽用ブロワには、バッテリでバックアップされた時計装置が内蔵されているため、在庫中や長期不在時等で、長期間電源が切られた場合、時計装置はバッテリで作動を続ける。バッテリが消耗すると、該時計装置は停止してしまい、現在時刻や逆洗間隔等を設定し直さなければならなくなるという問題があった。また、時計の時間を表示させるための表示部品(例えば、液晶表示素子、LEDランプ等)や、時刻設定をするための部品などが必要であり、部品点数が多くなり高価になるという問題、また浄化槽用ブロワ内の温度変化により水晶発振子の出力に誤差が生じ、該誤差を補正しなければならなくなるという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、前記した従来技術の問題点を解消し、水晶振動子、バッテリ、表示部品、あるいは時刻設定部品等が不要で、かつ常に正確な時間を得ることのできる時計装置を備えた浄化槽用ブロワを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために、本発明は、予め定められた時刻に逆洗ばっ気を行う浄化槽用ブロワにおいて、該浄化槽用ブロワは、その中央部に配置されたコンプレッサによって圧縮されたエアを溜めるエアタンクと、該エアタンクと連通された切換バルブと、該切換バルブに接続された通常ばっ気および逆洗ばっ気用パイプと、前記浄化槽用ブロワの側壁に設けられた制御部と、電波時計情報を受信し時刻情報を前記制御部に通知する電波時計情報受信手段と、前記制御部から出力される駆動信号により該切換バルブを切り換える駆動手段と、前記側壁の外面に設けられ逆洗開始時間を含む制御データを前記制御部に設定するための制御信号受信ポートとを具備し、前記制御部は、前記電波時計情報受信手段から供給される時刻情報を基に逆洗ばっ気を行う時刻が到来したかどうかを感知し、該逆洗ばっ気の時刻が到来したと判断した時に、前記駆動手段を駆動して前記切換バルブを逆洗ばっ気側に切り換えるようにした点に特徴がある。
【0008】
この特徴によれば、従来装置のような、水晶振動子、バッテリ等が不要になるので、部品点数が削減でき、安価に構成できると共に、前記電波時計情報受信手段は浄化槽用ブロワ内の温度が変化しても常に正確な時間を受信するので、正確な時刻情報を提供できるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明が適用される浄化槽用ブロワのケースを破断した正面内部構成図である。
【0010】
浄化槽用ブロワの中央部には、2個のコンプレッサ1,2が配置され、それらの下方に、該コンプレッサ1,2によって圧縮されたエアを溜めるエアタンク3が配置されている。該エアタンク3の前方の近傍には、該エアタンク3と連通された切換バルブ4が配置され、該切換バルブ4には、パイプ6a、7aが接続され、それぞれが通常ばっ気出口および逆洗ばっ気出口を構成している。
【0011】
該浄化槽用ブロワの上部には、スポンジ等からなるエアクリーナ部材11が設けられ、該エアクリーナ部材11はその上に置かれたカバー12により、浄化槽用ブロワのケースから脱離しないように装着されている。該浄化槽用ブロワの右側端部には、制御部(CPU)13に逆洗開始時間や逆洗間隔時間等の制御データを設定するために使用される制御信号受信ポート14が設けられている。
【0012】
次に、本発明の一実施形態を、図2のブロック図を参照して説明する。図において、20は電波時計受信機集積回路であり、郵政省が提供している電波時刻情報を受信する。該電波時計受信機集積回路20としては、例えば、テミック・セミコンダクターズ社製の世界各国の時刻情報の送信周波数(日本は40.0kHz、ドイツは77.5kHz、英国と米国は60.0kHz)に対応可能な電波時計受信機集積回路を使用することができる。なお、該電波時計受信機集積回路20の構成を示すブロック図を図3に示す。この回路は周知であるので、その構成および動作の説明は省略する。
【0013】
前記電波時計受信機集積回路20からは所定時間間隔毎に時刻情報が前記制御部13に供給される。該制御部13には、前記制御信号受信ポート14から、逆洗開始時間と逆洗間隔時間が予め登録されているので、制御部13は前記電波時計受信機集積回路20から供給される時刻情報を感知し、該逆洗開始時間が到来したと判断すると、H(ハイ)レベルの駆動信号を切換バルブ4の駆動回路に出力する。そうすると、該駆動回路を構成しているスイッチング素子、例えばサイリスタ21が、逆洗時刻にオンする。次に、前記逆洗間隔時間が経過し、逆洗終了時間が来ると、前記制御部13はL(ロウ)レベルの駆動信号をサイリスタ21に出力する。制御部13が該Lレベルの駆動信号を出力すると、サイリスタ21はオフになる。
【0014】
商用の交流電源22には、図2に示されているように、前記サイリスタ21と前記切換バルブ4の切換弁用ソレノイド4aとが、直列に接続されているので、サイリスタ21がオンの期間、すなわち逆洗時刻の間は、交流電源22から出力された交流電流iが前記切換弁用ソレノイド4aを通って流れる。そうすると、前記切換バルブ4が切り替わり、エアタンク3から送出された圧縮空気は、パイプ7aを通って送られることになり、逆洗ばっ気が実行される。
【0015】
該逆洗ばっ気の作動期間が経過すると、サイリスタ21はオフになる。そうすると、前記切換弁用ソレノイド4aには電流iが流れなくなり、切換バルブ4はスプリング4bに押されて元の状態に復帰する。その結果、エアタンク3からの圧縮空気はパイプ6aを通るようになり、逆洗ばっ気は終了し、再度通常ばっ気が行われることになる。
【0016】
以上のように、本実施形態によれば、郵政省が提供している電波時計情報を受信して時刻情報を得ることができるので、浄化槽用ブロワ内に、水晶発振子や、これをバックアップするためのバッテリや、時刻情報を表示する表示器などが不要になる。また、浄化槽用ブロワは太陽光が当たる位置等に設置されると、夏期等には浄化槽内が高温になって水晶発振子の出力に誤差が生ずる虞があるが、本実施形態では水晶発振子を使用しないので、このような虞は全くなくなる。
【0017】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、電波時計情報を受信する電波時計情報受信手段を使用するようにしたので、従来装置で使用されていた水晶振動子が不要になる。このため、浄化槽用ブロワ内の温度が大きく変動しても、正確な時刻情報を浄化槽用ブロワに提供することができるようになる。
【0018】
また、従来装置で使用されていた、水晶振動子をバックアップするためのバッテリや、現在時刻を確認するための部品である液晶画面やLEDランプ等が不要になるので、これらの部品を削減できるようになる。また、このため、装置を安価に製造することができるようになる。
【0019】
さらに、現在時刻やサマータイム等の時間の調整が不要となり、メンテナンスフリーとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される浄化槽用ブロワのケースを破断した正面内部構成図である。
【図2】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図3】電波時計受信機集積回路の一具体例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,2・・・コンプレッサ、3・・・エアタンク、4・・・切換バルブ、4a・・・切換弁用ソレノイド、6a、7a・・・パイプ、13・・・制御部、20・・・電波時計受信機集積回路、21・・・サイリスタ、22・・・交流電源。
Claims (1)
- 予め定められた時刻に逆洗ばっ気を行う浄化槽用ブロワにおいて、
該浄化槽用ブロワは、その中央部に配置されたコンプレッサによって圧縮されたエアを溜めるエアタンクと、該エアタンクと連通された切換バルブと、該切換バルブに接続された通常ばっ気および逆洗ばっ気用パイプと、前記浄化槽用ブロワの側壁に設けられた制御部と、電波時計情報を受信し時刻情報を前記制御部に通知する電波時計情報受信手段と、前記制御部から出力される駆動信号により該切換バルブを切り換える駆動手段と、前記側壁の外面に設けられ逆洗開始時間を含む制御データを前記制御部に設定するための制御信号受信ポートとを具備し、
前記制御部は、前記電波時計情報受信手段から供給される時刻情報を基に逆洗ばっ気を行う時刻が到来したかどうかを感知し、該逆洗ばっ気の時刻が到来したと判断した時に、前記駆動手段を駆動して前記切換バルブを逆洗ばっ気側に切り換えることを特徴とする浄化槽用ブロワ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000387254A JP3563033B2 (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | 浄化槽用ブロワ |
KR10-2001-0044339A KR100430162B1 (ko) | 2000-12-20 | 2001-07-24 | 정화조용 송풍기 |
TW90127729A TW527473B (en) | 2000-12-20 | 2001-11-08 | Blower for purifier tank |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000387254A JP3563033B2 (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | 浄化槽用ブロワ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002186982A JP2002186982A (ja) | 2002-07-02 |
JP3563033B2 true JP3563033B2 (ja) | 2004-09-08 |
Family
ID=18854226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000387254A Expired - Fee Related JP3563033B2 (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | 浄化槽用ブロワ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3563033B2 (ja) |
KR (1) | KR100430162B1 (ja) |
TW (1) | TW527473B (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2770444B2 (ja) * | 1989-07-13 | 1998-07-02 | 日立化成工業株式会社 | ばっ気用ブロワの運転制御方法 |
JPH04101202A (ja) * | 1990-08-20 | 1992-04-02 | Meidensha Corp | ファジー推論によるブロワ台数制御装置 |
JP3397102B2 (ja) * | 1996-11-21 | 2003-04-14 | 日本鋼管株式会社 | 間欠曝気式活性汚泥法の制御方法 |
JP2000051894A (ja) * | 1998-08-07 | 2000-02-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 汚水処理装置 |
-
2000
- 2000-12-20 JP JP2000387254A patent/JP3563033B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-07-24 KR KR10-2001-0044339A patent/KR100430162B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2001-11-08 TW TW90127729A patent/TW527473B/zh not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW527473B (en) | 2003-04-11 |
JP2002186982A (ja) | 2002-07-02 |
KR100430162B1 (ko) | 2004-05-04 |
KR20020050075A (ko) | 2002-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20090015102A (ko) | 자발적으로 작동하는 정수장치 | |
JP3563033B2 (ja) | 浄化槽用ブロワ | |
JPH04215892A (ja) | 汚水浄化槽 | |
JP3656820B2 (ja) | エアポンプ装置および該エアポンプ装置を備えた汚水浄化装置 | |
JP2007237045A (ja) | 汚水浄化槽用エアポンプ及びこの汚水浄化槽用エアポンプを接続された汚水浄化槽 | |
CN210764399U (zh) | 净水器的出水结构 | |
JP2002097689A (ja) | 吐水具周りの雑菌増殖抑制方法 | |
JPH10290994A (ja) | 浄化槽 | |
JP2000000589A (ja) | 汚水処理装置 | |
JPH10196547A (ja) | エアポンプおよびリモート設定装置 | |
US9302920B1 (en) | Integrated controller and method for a water filtration system | |
JP2001329964A (ja) | エアポンプ装置および該エアポンプ装置を備えた汚水浄化装置 | |
JP3538571B2 (ja) | 自動逆洗ブロワ | |
KR960000696Y1 (ko) | 정수장치용 세라믹필터의 청소장치 | |
JP2001182658A (ja) | ダイヤフラム型エアポンプ | |
CN210845907U (zh) | 一种磁强化的膜清洗装置 | |
CN208055046U (zh) | 净水系统及净水机 | |
KR19990052764A (ko) | 정수기의 필터 교환 주기 제어장치 및 방법 | |
KR0167325B1 (ko) | 정전발생시의 정수기 배수제어방법 | |
JPH091170A (ja) | 節電型浄化槽 | |
JPS6310876Y2 (ja) | ||
JPH07299480A (ja) | 浄化槽の運転方法及び浄化槽 | |
KR0132550Y1 (ko) | 정수기 제어 시스템 | |
JP2536007Y2 (ja) | 浄水器 | |
JPH06296829A (ja) | 透過膜による無動力ろ過装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040511 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040601 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |