JP3561993B2 - Hardening cement composition for floor and method of hardening the same - Google Patents

Hardening cement composition for floor and method of hardening the same Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、床用セメント硬化性組成物及びその硬化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
短時間(典型的には一日以内)の床施工に使用できる迅速硬化能力を持ったセメント硬化性組成物は、従来から知られている。例えば英国特許第1192864号には、必須成分として水硬性セメント、シリカ充填剤、水、及びポリイソシアネート化合物を含有する迅速硬化セメント硬化性組成物が記述されている。かかる組成物は一般的に、その他の成分として、活性水素化合物を含んでいる。これらのセメント硬化性組成物は、きわめて迅速に硬化し、施工してから、ほんの僅かの時間で硬化し、新しい床面や壁を提供できる。
【0003】
このようなセメント硬化性組成物は、施工直前に構成成分を混合するまで、活性水素化合物成分とポリイソシアネート成分との少なくとも2成分に分けることが必要である。さらにこれらの成分を混合する作業を容易にかつ確実に行うため、この種のセメント硬化性組成物における活性水素化合物成分は、水性分散液の状態で保存されていることが好ましい。しかし、該水性分散液の保存安定性は必ずしもよいものではなかった。
【0004】
このために、特開平2−247214号は、ポリヒドロキシアミンとエトキシ化アルキルフェノールと脂肪酸からなる安定剤系を提案している。この安定剤系を用いた活性水素化合物成分含有水性分散液は確かに安定性は実用上充分なものであるが、その配合が複雑であり、さらに使用されるポリヒドロキシアミンは一般的に高価であり工業的には使用しづらい。
【0005】
さらに、この活性水素化合物成分含有水性分散液は、一般的に疎水性のポリイソシアネート成分と親水性の水硬性セメント成分とを施工現場にて強制的に混合して、セメント硬化性組成物を提供するが、これは混合不良となりやすい。しかも混合が不十分な場合、同時に進行するウレタン化反応、ウレア化反応及びセメント水和反応に部分的なばらつきが起き、該組成物を延展(コテ等で伸ばし、拡げて、均らすこと、以下同じ)した際には、性能及びその仕上がり外観(コテむらや光沢)の異常が生じやすいという問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来技術の前述の問題点の解消にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の問題点を解決すべくなされた下記の発明である。
【0008】
(a)活性水素含有化合物、(b)水、及び(c)セメント減水剤からなる第1成分、(d)水硬性セメントからなる第2成分、(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物からなる第3成分、の少なくとも3成分からなる床用セメント硬化性組成物であって、(a)活性水素含有化合物として、ひまし油又は水素化ひまし油を用い、(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物として、粗MDIを用い、(b)水の使用量が(a)活性水素含有化合物に対して5〜300重量%、(c)セメント減水剤の使用量が(a)活性水素含有化合物に対して0.1〜5重量%、(d)水硬性セメントの使用量が(a)活性水素含有化合物に対して10〜500重量%、かつ、(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物の使用量が(a)活性水素含有化合物に対して10〜500重量%であることを特徴とする床用セメント硬化性組成物
【0009】
(a)活性水素含有化合物、(b)水、及び(c)セメント減水剤を混合してなる第1成分、(d)水硬性セメントからなる第2成分、並びに(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物からなる第3成分、の3成分を混合し、次いで基材に塗布し硬化させることを特徴とする床用セメント硬化性組成物の硬化方法であって、(a)活性水素含有化合物として、ひまし油又は水素化ひまし油を用い、(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物として、粗MDIを用い、(b)水の使用量が( a)活性水素含有化合物に対して5〜300重量%、(c)セメント減水剤の使用量が(a)活性水素含有化合物に対して0.1〜5重量%、(d)水硬性セメントの使用量が(a)活性水素含有化合物に対して10〜500重量%、かつ、(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物の使用量が(a)活性水素含有化合物に対して10〜500重量%であることを特徴とする床用セメント硬化性組成物の硬化方法
【0010
【0011】
本発明において用いられる(c)セメント減水剤とは、一般にいわれるセメント減水剤であり、通常、水硬性セメント配合物であるコンクリート、モルタル又はセメントペーストの流動性及び空気量の経時による低下を防止し、その施工性、作業性を改善するために使用される。
【0012】
このセメント減水剤としては、各種のものが知られており、ナフタレンスルホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物系減水剤、メラミンスルホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物系減水剤、ポリカルボン酸系減水剤、リグニンスルホン酸系減水剤、ポリスチレンスルホン酸系減水剤、フェノールホルムアルデヒド縮合物系減水剤、及びアニリンスルホン酸系減水剤からなる群から選ばれる少なくとも1種のセメント減水剤が好ましく使用できる。カルボン酸又はスルホン酸系減水剤には、それらの酸エステル系減水剤、酸塩系減水剤等を含む。
【0013】
これらは基本的には水溶性であり分子内に疎水性部分と親水性部分をもつ界面活性剤的な性質を持ち、本発明における分散液を安定に分散させる乳化剤の役割を果たす。
【0014】
さらに、該分散液に、(d)水硬性セメントからなる第2成分及び(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物からなる第3成分を混合した場合、セメント減水剤がセメント粒子の表面を被覆することでその分散を促進し、均一な混合性を改良できるという効果を有する。
【0015】
加えて適当な流動性を得るための水分量を低減させ、セメント水和反応により生成されるアルカリ(水酸化カルシウム)で加速されるウレタン化反応・ウレア化反応を抑制し、施工作業性を考慮した場合に迅速すぎる硬化反応を遅延させうる。
【0016】
本発明における(a)活性水素含有化合物としては、ひまし油又は水素化ひまし油を用いる。
【0017
【0018
【0019
【0020
【0021
【0022
【0023
【0024】
本発明における分散液は(a)活性水素含有化合物、(b)水、及び(c)セメント減水剤を混合することにより得られる。(b)水の使用量は(a)活性水素含有化合物に対して5〜300重量%である。
【0025】
(c)セメント減水剤の使用は、(a)活性水素含有化合物に対して0.1〜5重量%である。
【0026】
これらの使用割合を調整することにより、本発明の分散液の実用上の保管安定性を充分にし、さらに(d)水硬性セメントからなる第2成分及び(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物からなる第3成分、と混合して硬化させる際に適当な作業性を確保するだけ硬化反応を遅延させうる。
【0027】
更に、分散液には、必要に応じていわゆる界面活性剤が含まれていてもよい。この界面活性剤の使用は、分散液の分散安定性を補助し、さらに混合時にまきこまれる空気を微細化する効果が期待できる。使用できる界面活性剤としては合成界面活性剤、樹脂酸塩系界面活性剤、タンパク系界面活性剤のいずれも使用できる。界面活性剤の種類はアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤が単独で又は混合して使用される。
【0028】
本発明はまた、(a)活性水素含有化合物、(b)水、及び(c)セメント減水剤からなる第1成分、(d)水硬性セメントからなる第2成分、(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物からなる第3成分、の少なくとも3成分からなる床用セメント硬化性組成物である。
【0029】
(d)水硬性セメントとは、水と混和することにより硬化又は凝結する構造材料の一群を示す。ポルトランドセメントや高いアルミナ含量を特徴とする迅速硬化型セメントが特に好ましい。ポルトランドセメントとしては普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、鉄及び炭素含量の低いセメントである白色ポルトランドセメント等がある。その他次のような水硬性セメントがある。
【0030】
珪酸二カルシウムとアルミノ亜鉄酸四カルシウムの含有率が高く、珪酸三カルシウムとアルミン酸三カルシウムの含有率が低いことを特徴とする低熱セメント;珪酸三カルシウムと珪酸二カルシウムの含有率が異常に高く、アルミン酸三カルシウムとアルミノ亜鉄酸四カルシウムの含有率が異常に低い率を特徴とする耐硫酸塩セメント;ポルトランドセメントクリンカーと顆粒状鉱滓との混合物であることを特徴とするポルトランドブラストファーネスセメント;ポルトランドセメントと、水和石灰、顆粒状鉱滓、粉砕石灰石、コロイド状粘土、珪藻土、又はその他のシリカ、ステアリン酸カルシウムとパラフィンの微粉状物のうちから選ばれた一種又は二種以上の物との混合物であることを特徴とするメーソンリーセメント;アメリカ合衆国リーハイ・ヴァレーの堆積物から得られた物であることを特徴とする天然セメント;純粋な、又は不純な形のカルシウムの酸化物であり、若干の粘土質材料を含んでおり、又は含んでいないことを特徴とする石灰セメント;石灰に5〜10%の焼石膏を添加したことを特徴とするセレナイトセメント;火山灰、火山性珪藻土、軽石、石灰華、サントリン土又は顆粒状鉱滓と石灰モルタルとの混合物であることを特徴とする火山灰混合セメント;硫酸カルシウムの水和物による物で、焼石膏、キーンスセメント及び石膏プラスターを含有していることを特徴とする硫酸カルシウムセメント。
【0031】
(d)水硬性セメントの使用量は、(a)活性水素含有化合物に対して10〜500重量%である。
【0032】
(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物としては、粗MDIを用いる。
【0033
【0034
【0035
【0036
【0037】
MDIとして知られているもの、塩酸の存在下でホルムアルデヒドとアニリンとを反応させ調製した混合ポリアミンのホスゲン化によって得られ、異性体及び2個を超えるイソシアネート基を含むメチレン結合ポリフェニルポリイソシアネートと混り合っているジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネートよりなる。
【0038
【0039】
(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物の使用は、分散液中の(a)活性水素含有化合物に対して10〜500重量%である。
【0040】
本発明におけるセメント組成物は、充填剤、反応調整剤、消泡剤、可塑剤、硬化促進剤、導電性付与剤、瀝青を含有していてもよい。
【0041】
充填剤としては珪質充填剤が好ましい。珪質充填剤としては、砂及び低粘土含量の砂利、ガラスの粉砕物等が挙げられ、洗浄された粒径が0.076mm〜4cmであるものが望ましい。これらの材料は、天然の状態でも、又は、例えば染料や顔料の使用により、人工的に着色されたものでもよい。
【0042】
上記珪質充填剤の他、プラスチックの粉砕物等の充填剤も使用できる。プラスチックの粉砕物としては、例えば無色の又は着色されたプラスチックの粉砕物のチップ、旋削屑(turnings)、又は顆粒が用いることができる。射出成形その他の方法で成形された物品をトリミングする際に出るプラスチック廃物も使用できる。
【0043】
適当なプラスチックの材料は、熱可塑性又は熱硬化性のポリマー並びにコポリマーである。例えば、ナイロンポリマー、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル/酢酸ビニルコポリマー、尿素/ホルムアルデヒドポリマー、フェノール/ホルムアルデヒドポリマー、メラミン/ホルムアルデヒドポリマー、アセタールポリマー及びコポリマー、アクリル酸ポリマー及びコポリマー、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレンターポリマー、酢酸セルロース、酢酸エステル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエチレン並びにポリプロピレンが挙げられる。
【0044】
その他、鋸屑、木屑、軽石、ひる石、並びに例えばガラス繊維、綿、羊毛、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリアクリロニトリル繊維等の天然起源又は人工起源の繊維性材料も使用できる。
【0045】
また充填剤は、水硬性セメントと混合して使用することが特に好ましい。
【0046】
反応調整剤としては、1価アルコール、モノカルボン酸又はエポキシ基含有化合物等の連鎖停止剤が挙げられる。純粋な又は例えばパイン油のような炭化水素と混合したテルピネオールも使用できる。
【0047】
1価アルコールの例としては、メタノール、ヘキサノール、イソオクタノール、ノナノール、デカノール、ドデカノール、セチルアルコール等の飽和アルコール類、アリルアルコール及びプロパルギルアルコールのような不飽和アルコール類、及びそれらのアルキレンオキシド付加物が挙げられる。
【0048】
モノカルボン酸としては、ギ酸、酢酸、エレオステアリン酸、リノレン酸、リノール酸、オレイン酸及びステアリン酸等が挙げられる。
【0049】
エポキシ基含有化合物としては大豆油、ヒマシ油等の油脂を酸化して得られる混合脂肪酸をまず1価アルコール、ジオール又は多官能性のポリオールでエステル化し、次いで得られた混合エステルをエポキシ化することで得られるエポキシ化油脂、ジフェニロールプロパンとエピクロロヒドリンとから誘導されるビスエポキシ化合物類や、少なくとも一個のエポキシシクロヘキサン基又はエポキシシクロペンタン基を含む化合物類が挙げられる。
【0050】
本発明のセメント組成物において、イソシアネート成分と水がセメント組成物の中で共存しているが、水硬性セメントが充分量存在しており、イソシアネート成分が水と反応した際に発生する二酸化炭素を吸収するのに充分に塩基性であることから発泡は起きにくい。しかし、該セメント組成物を硬化させる際に発泡の傾向があるなら、消泡剤が使用できる。
【0051】
具体的には酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化バリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、水酸化マグネシウム、水酸化カドミウム、珪酸カルシウム、珪酸バリウム、珪酸ナトリウム、水酸化鉛、塩基性酢酸鉛等、金属の酸化物、水酸化物、塩基性塩、錯塩及び複塩等が好ましい。また、その他、ポリ(シロキサン)、ポリ(アルキルシロキサン)及びポリ(ジアルキルシロキサン)等も使用できる。
【0052】
可塑剤としては、具体的にはフタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジノニル、フタル酸ブチルベンジル、リン酸トリクレジル、リン酸トリトリル、リン酸トリ(2−クロロエチル)等の可塑剤、塩素化酸炭化水素類が挙げられる。
【0053】
硬化促進剤とは、イソシアネート基と活性水素含有基との間に反応速度を加速するとして知られている化合物である。適切な促進剤としては、例えば有機金属化合物、金属塩及び三級アミンがあり、例として、ジブチル錫ジラウレート、チタン酸テトラブチル、オクタン酸亜鉛、ナフテン酸亜鉛、オクタン酸第一錫、塩化第二錫、塩化第二鉄、オクタン酸鉛、オレイン酸カリ、2−エチルヘキサン酸コバルト、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N,N−ジメチルベンジルアミン、N−エチルモルホリン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、4−ジメチルアミノピリジン、オキシプロピル化トリエタノールアミン、β−ジエチルアミノエタノール及びN,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシ)エチレンジアミンが挙げられる。
【0054】
更に導電性を付与する目的で、フェライトを使用できる。フェライトは、MO・Feで示される組成の鉄酸化物をいう。ここではMはマンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛等の金属である。このフェライトは粉末として配合されるが、その粉末の大きさには特に制限はなく、通常は10〜500μm,好ましくは50〜200μmのものが用いられる。フェライトの配合割合も制限はないが、通常はセメント組成物に対し、10〜100重量%の範囲である。
【0055】
瀝青(この意味とするところは、原油の蒸留残渣であり、本質的には脂肪族系の性状を有し、実質上イソシアネートとの反応性を持っていないもの)を使用してもよい。これは、一般的に柔軟性と耐水性とを改善する。コールタールピッチもまたこの組成物に加えてよい。
【0056】
本発明は、さらに、(a)活性水素含有化合物、(b)水、及び(c)セメント減水剤を混合してなる第1成分、(d)水硬性セメントからなる第2成分及び(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物からなる第3成分の3成分を混合し、次いで基材に塗布し硬化させることを特徴とする床用セメント硬化性組成物の硬化方法である。
【0057】
本発明において、各種材料を混合する場合、又は、第1成分、第2成分及び第3成分の3成分を混合する場合、セメントミキサーや強制へらミキサーのような手段を使用して混合する方法が好ましい。また、該セメント組成物は例えば、こて塗り、注ぎ込み、吹きつけ、その他の適切な方法で、基材に塗布し、硬化させうる。
【0058】
【実施例】
(実施例1)
70部のヒマシ油(伊藤製油社製;ユーリックH−30)、1.5部(重量部、以下同じ)の高性能AE減水剤(花王社製;ナフタレンスルホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物系減水剤、マイティ2000R)とを27.5部の水の中で撹拌混合し、ヒマシ油の分散液を調製した。この分散液は好ましい保存安定性、高温及び低温安定性を示した。
【0059】
この分散液100部に、100部の粗MDI(日本ポリウレタン工業社製;MR100)を混合し、150部の普通ポルトランドセメント及び350部の砂(JIS珪砂3号/4号/6号=1/1/1重量比)を混合して、均一な組成物が得られるまで混合した。
【0060】
この組成物を下地に塗布し床面を形成するように施工したところ、延展(コテ等で伸ばし、拡げて、均らす)が容易であった。該床面は施工後24時間以内でその床を歩行できるようになった。
【0061】
(実施例2)
42部のヒマシ油(ユーリックH−30)、30部のフタル酸ブチルベンジルと、1.4部の高性能AE減水剤(マイティ2000R)、及び、0.5部のポリシロキサン系消泡剤(信越化学工業社製;KM89)を、25.6部の水の中で撹拌混合し、ヒマシ油の分散液を調製した。この分散液は好ましい保存安定性、高温及び低温安定性を示した。
【0062】
この分散液100部に、100部の粗MDI(日本ポリウレタン工業社製;MR350)を混合し、135部の白セメント(日本セメント社製)、350部の砂(上記珪砂4号)、及び15部の酸化クロム顔料(バイエル社製;GN)を加え、均一な組成物が得られるまで混合した。
【0063】
得られた組成物を下地に塗布し、床面を形成するために延展したところ、延展が容易であった。該床面は施工後24時間以内に歩行可能となり、ムラがなく均一で良好な仕上がり外観を示した。
【0064】
(比較例1〜2)
実施例1又は実施例2において、高性能AE減水剤(マイティ2000R)を配合しない以外は同様に行って分散液を調製したところ、ただちに分離を生じた。さらにこの分散液を使用して同様に組成物を調製したところ、混合直後に急激な粘度上昇が始まり、充分な流動性が得られず、施工して、コテむらが目立ち、1日後の硬化表面には著しいふくれ、ピンホールが見られた。
【0065】
【発明の効果】
本発明における、セメント組成物配合用分散液は保存安定性が非常に良好である。また、該分散液は水硬性セメント及びポリイソシアネート化合物からなる成分と混合する際の混合性が良好である。更にこれらを混合してなるセメント組成物は、施工が容易である。
[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a hardening cement composition for floors and a method for hardening the same .
[0002]
[Prior art]
Cement-curable compositions with rapid curing capabilities that can be used for short-term (typically within a day) flooring applications are known in the art. For example, GB 1 192 864 describes a fast-setting cement-curable composition containing hydraulic cement, silica filler, water, and a polyisocyanate compound as essential components. Such compositions generally include, as another component, an active hydrogen compound. These curable cement compositions cure very quickly and, after application, cure in a fraction of the time and can provide new floors and walls.
[0003]
Such a cement-curable composition must be divided into at least two components, an active hydrogen compound component and a polyisocyanate component, until the components are mixed immediately before application. Further, in order to easily and surely perform the operation of mixing these components, it is preferable that the active hydrogen compound component in this type of cement-curable composition is stored in the form of an aqueous dispersion. However, the storage stability of the aqueous dispersion was not always good.
[0004]
To this end, JP-A-2-247214 proposes a stabilizer system comprising a polyhydroxyamine, an ethoxylated alkylphenol and a fatty acid. Although the aqueous dispersion containing the active hydrogen compound component using this stabilizer system is certainly sufficiently stable for practical use, its formulation is complicated and the polyhydroxyamine used is generally expensive. It is difficult to use industrially.
[0005]
Further, this active hydrogen compound component-containing aqueous dispersion generally provides a cement setting composition by forcibly mixing a hydrophobic polyisocyanate component and a hydrophilic hydraulic cement component at a construction site. However, this tends to result in poor mixing. Moreover if mixing is insufficient, the urethanization reaction, is part batchwise variation in urea reaction and cement hydration reaction occurs which proceeds simultaneously stretched the composition in the spreader (iron, etc., spread with it Hitoshi Las (Hereinafter the same), there is a problem in that abnormalities in performance and finished appearance (irregularity and gloss) are likely to occur.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
It is an object of the present invention to overcome the aforementioned problems of the prior art.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is the following invention which has been made to solve the above problems.
[0008]
(A) an active hydrogen-containing compound, (b) water, and (c) a first component composed of a cement water reducing agent , (d) a second component composed of hydraulic cement, (e) an isocyanate compound having two or more isocyanate groups. A hardening composition for flooring comprising at least three components of the third component consisting of (a) castor oil or hydrogenated castor oil as the active hydrogen-containing compound, and (e) having two or more isocyanate groups. Crude MDI is used as the isocyanate compound, (b) the amount of water used is (a) 5 to 300% by weight based on the active hydrogen-containing compound, and (c) the amount of cement water reducing agent is (a) the active hydrogen-containing compound. 0.1 to 5% by weight, and (d) the amount of hydraulic cement used is 10 to 500% by weight based on (a) the active hydrogen-containing compound, and (e) two or more isocyanate groups. Floor cement composition, wherein the amount of the isocyanate compound is 10 to 500% by weight with respect to (a) an active hydrogen-containing compound having.
[0009]
(A) an active hydrogen-containing compound, (b) water, and (c) a first component obtained by mixing a cement water reducing agent, (d) a second component formed of hydraulic cement , and (e) two or more isocyanate groups. A method of curing a cement-curable composition for floors, comprising mixing three components of a third component comprising an isocyanate compound having the formula: Castor oil or hydrogenated castor oil is used as the compound, crude MDI is used as (e) an isocyanate compound having two or more isocyanate groups, and (b) the amount of water used is 5 to 5 % with respect to ( a) the active hydrogen-containing compound. 300% by weight, (c) the amount of the cement water reducing agent used is 0.1 to 5% by weight based on the (a) active hydrogen-containing compound, and (d) the amount of hydraulic cement used is (a) the active hydrogen-containing compound. Against Characterized in that the amount of the isocyanate compound having two or more isocyanate groups is (e) 10 to 500% by weight based on (a) the active hydrogen-containing compound. A method for curing the curable composition.
[0010 ]
[0011]
The (c) cement water reducing agent used in the present invention is a generally referred to as a cement water reducing agent, and usually prevents the fluidity and air content of concrete, mortar or cement paste which is a hydraulic cement compound from decreasing with time. It is used to improve its workability and workability.
[0012]
Various types of cement water reducing agents are known, such as naphthalene sulfonate formaldehyde condensate-based water reducing agent, melamine sulfonate formaldehyde condensate-based water reducing agent, polycarboxylic acid-based water reducing agent, and lignin sulfonic acid-based water reducing agent. At least one cement water reducing agent selected from the group consisting of a water reducing agent, a polystyrene sulfonic acid water reducing agent, a phenol formaldehyde condensate water reducing agent, and an aniline sulfonic acid water reducing agent can be preferably used. The carboxylic acid or sulfonic acid-based water reducing agent includes those acid ester-based water reducing agents, acid salt-based water reducing agents, and the like.
[0013]
These are basically water-soluble and have the property of a surfactant having a hydrophobic portion and a hydrophilic portion in the molecule, and play a role of an emulsifier for stably dispersing a dispersion in the present invention.
[0014]
Further, when (d) a second component composed of hydraulic cement and (e) a third component composed of an isocyanate compound having two or more isocyanate groups are mixed with the dispersion, the cement water reducing agent causes the surface of the cement particles to be mixed. Coating has the effect of promoting its dispersion and improving its uniform mixing properties.
[0015]
In addition, the amount of water required to obtain appropriate fluidity is reduced, and the urethane and urea reactions accelerated by the alkali (calcium hydroxide) generated by the cement hydration reaction are suppressed, and workability is considered. Can delay the curing reaction which is too rapid.
[0016]
The (a) an active hydrogen-containing compound in the present invention, Ru with castor oil or hydrogenated castor oil.
[0017 ]
[0018 ]
[0019 ]
[0020 ]
[0021 ]
[0022 ]
[0023 ]
[0024]
The dispersion in the present invention is obtained by mixing (a) an active hydrogen-containing compound, (b) water, and (c) a cement water reducing agent. (B) the amount of water is from 5 to 300% by weight with respect to (a) an active hydrogen-containing compound.
[0025]
(C) The amount of the cement water reducing agent, 0 to (a) an active hydrogen-containing compound. 1 to 5% by weight.
[0026]
By adjusting the proportions of these, the practical storage stability of the dispersion of the present invention is sufficient, and (d) a second component composed of hydraulic cement and (e) an isocyanate having two or more isocyanate groups. The curing reaction can be delayed only by ensuring appropriate workability when mixed and cured with the third component composed of a compound.
[0027]
Further, the dispersion may contain a so-called surfactant, if necessary. The use of this surfactant can be expected to assist the dispersion stability of the dispersion and to further reduce the air that is introduced during mixing. As the surfactant that can be used, any of a synthetic surfactant, a resinate-based surfactant, and a protein-based surfactant can be used. As the type of surfactant, anionic surfactant, cationic surfactant, nonionic surfactant, and amphoteric surfactant are used alone or in combination.
[0028]
The present invention also provides (a) an active hydrogen-containing compound, (b) water, and (c) a first component comprising a cement water reducing agent, (d) a second component comprising hydraulic cement, and (e) two or more isocyanates. third component consisting of an isocyanate compound having a group, a floor cement composition comprising at least three components.
[0029]
(D) Hydraulic cement refers to a group of structural materials that harden or set when mixed with water. Portland cement and fast-setting cements characterized by a high alumina content are particularly preferred. Examples of the Portland cement include ordinary Portland cement, early-strength Portland cement, and white Portland cement which is a cement having a low iron and carbon content. Other hydraulic cements include:
[0030]
Low heat cement characterized by high content of dicalcium silicate and tetracalcium aluminoferrite and low content of tricalcium silicate and tricalcium aluminate; abnormal content of tricalcium silicate and dicalcium silicate A sulfate resistant cement characterized by a high content of tricalcium aluminate and tetracalcium aluminoferrite, an unusually low content; Portland blast characterized by a mixture of Portland cement clinker and granular slag Furnace cement; Portland cement and one or more selected from hydrated lime, granular slag, ground limestone, colloidal clay, diatomaceous earth, or other finely divided particles of silica, calcium stearate and paraffin Masonry cement, characterized by its mixture with the United States Natural cement characterized by being obtained from the sediments of Lehigh Valley; oxides of calcium in pure or impure form, with or without some clayey material Lime cement characterized by adding 5-10% of calcined gypsum to lime; volcanic ash, volcanic diatomaceous earth, pumice, limestone, santrinite or granulated slag and lime mortar A volcanic ash-mixed cement characterized by being a mixture; a calcium sulfate hydrate-based cement, characterized by containing calcined gypsum, keince cement and gypsum plaster.
[0031]
(D) the amount of hydraulic cement is 1 from 0 to 500% by weight, relative to (a) an active hydrogen-containing compound.
[0032]
(E) Examples of the isocyanate compound having two or more isocyanate groups, Ru with crude MDI.
[0033 ]
[0034 ]
[0035 ]
[0036 ]
[0037]
What is known as crude MDI is obtained by the phosgenation of a mixed polyamine prepared by reacting formaldehyde and aniline in the presence of hydrochloric acid, and comprising a isomer and a methylene-linked polyphenyl polyisocyanate containing more than two isocyanate groups. ing than intermingled matching is diphenylmethane-4,4'-diisocyanate.
[0038 ]
[0039]
(E) the amount of the isocyanate compound having two or more isocyanate groups is 1 from 0 to 500% by weight, relative to (a) an active hydrogen-containing compound in the dispersion.
[0040]
The cement composition in the present invention may contain a filler, a reaction modifier, an antifoaming agent, a plasticizer, a curing accelerator, a conductivity-imparting agent, and bitumen.
[0041]
As the filler, a siliceous filler is preferred. Examples of the siliceous filler include sand and gravel having a low clay content, ground glass, and the like, and those having a washed particle size of 0.076 mm to 4 cm are desirable. These materials may be in their natural state or artificially colored, for example, by the use of dyes or pigments.
[0042]
In addition to the siliceous fillers, fillers such as pulverized plastics can also be used. Examples of the plastic pulverized material include colorless or colored plastic pulverized chips, turnings, or granules. Plastic waste from trimming injection molded or otherwise molded articles can also be used.
[0043]
Suitable plastic materials are thermoplastic or thermoset polymers and copolymers. For example, nylon polymers, polyvinyl chloride, vinyl chloride / vinyl acetate copolymers, urea / formaldehyde polymers, phenol / formaldehyde polymers, melamine / formaldehyde polymers, acetal polymers and copolymers, acrylic acid polymers and copolymers, acrylonitrile / butadiene / styrene terpolymers, Examples include cellulose acetate, acetate, polycarbonate, polyethylene terephthalate, polystyrene, polyurethane, polyethylene and polypropylene.
[0044]
In addition, sawdust, wood chips, pumice stone, vermiculite, and fibrous materials of natural or artificial origin, such as glass fiber, cotton, wool, polyamide fiber, polyester fiber, and polyacrylonitrile fiber can be used.
[0045]
It is particularly preferable to use the filler in a mixture with the hydraulic cement.
[0046]
Examples of the reaction modifier include a chain terminator such as a monohydric alcohol, a monocarboxylic acid, or an epoxy group-containing compound. Terpineol, either pure or mixed with a hydrocarbon such as, for example, pine oil, can also be used.
[0047]
Examples of the monohydric alcohol include saturated alcohols such as methanol, hexanol, isooctanol, nonanol, decanol, dodecanol and cetyl alcohol, unsaturated alcohols such as allyl alcohol and propargyl alcohol, and alkylene oxide adducts thereof. No.
[0048]
Monocarboxylic acids include formic acid, acetic acid, eleostearic acid, linolenic acid, linoleic acid, oleic acid, stearic acid and the like.
[0049]
As the epoxy group-containing compound, a mixed fatty acid obtained by oxidizing a fat or oil such as soybean oil or castor oil is first esterified with a monohydric alcohol, diol or polyfunctional polyol, and then the obtained mixed ester is epoxidized. Epoxidized oils and fats, bisepoxy compounds derived from diphenylolpropane and epichlorohydrin, and compounds containing at least one epoxycyclohexane group or epoxycyclopentane group.
[0050]
In the cement composition of the present invention, the isocyanate component and water coexist in the cement composition, but a sufficient amount of hydraulic cement is present, and carbon dioxide generated when the isocyanate component reacts with water is removed. Foaming is unlikely to occur because it is sufficiently basic to absorb. However, if the cement composition has a tendency to foam upon curing, an antifoaming agent can be used.
[0051]
Specifically, calcium oxide, magnesium oxide, barium oxide, sodium hydroxide, potassium hydroxide, lithium hydroxide, calcium hydroxide, barium hydroxide, magnesium hydroxide, cadmium hydroxide, calcium silicate, barium silicate, sodium silicate, Metal oxides, hydroxides, basic salts, complex salts, double salts, and the like, such as lead hydroxide and basic lead acetate, are preferred. In addition, poly (siloxane), poly (alkylsiloxane), poly (dialkylsiloxane) and the like can also be used.
[0052]
Specific examples of the plasticizer include plasticizers such as dibutyl phthalate, dioctyl phthalate, dinonyl phthalate, butylbenzyl phthalate, tricresyl phosphate, tritolyl phosphate, and tri (2-chloroethyl) phosphate, and chlorinated acid. Hydrocarbons.
[0053]
Curing accelerators are compounds known to accelerate the reaction rate between isocyanate groups and active hydrogen containing groups. Suitable promoters include, for example, organometallic compounds, metal salts and tertiary amines, such as dibutyltin dilaurate, tetrabutyl titanate, zinc octoate, zinc naphthenate, stannous octoate, stannic chloride. , Ferric chloride, lead octoate, potassium oleate, cobalt 2-ethylhexanoate, N, N-dimethylcyclohexylamine, N, N-dimethylbenzylamine, N-ethylmorpholine, 1,4-diazabicyclo [2. 2.2] octane, 4-dimethylaminopyridine, oxypropylated triethanolamine, β-diethylaminoethanol and N, N, N ′, N′-tetrakis (2-hydroxy) ethylenediamine.
[0054]
Further, ferrite can be used for the purpose of imparting conductivity. Ferrite refers to an iron oxide having a composition represented by MO.Fe 2 O 3 . Here, M is a metal such as manganese, iron, cobalt, nickel, copper, and zinc. This ferrite is blended as a powder, but the size of the powder is not particularly limited, and usually, a powder having a size of 10 to 500 μm, preferably 50 to 200 μm is used. The mixing ratio of ferrite is not limited, but is usually in the range of 10 to 100% by weight based on the cement composition.
[0055]
Bitumen (which is a distillation residue of crude oil, which has an aliphatic nature in nature and has substantially no reactivity with isocyanate) may be used. This generally improves flexibility and water resistance. Coal tar pitch may also be added to the composition.
[0056]
The present invention further provides a first component obtained by mixing (a) an active hydrogen-containing compound, (b) water, and (c) a cement water reducing agent, (d) a second component comprising hydraulic cement, and (e) A method for curing a cement curable composition for floors , comprising mixing three components of a third component comprising an isocyanate compound having two or more isocyanate groups, and then applying and curing the composition on a substrate.
[0057]
In the present invention, when mixing various materials, or when mixing three components of the first component, the second component and the third component, a method of mixing using means such as a cement mixer or a forced spatula mixer is used. preferable. The cement composition can also be applied to the substrate and cured, for example, by troweling, pouring, spraying, or any other suitable method.
[0058]
【Example】
(Example 1)
70 parts of castor oil (manufactured by Ito Oil Co .; Euric H-30), 1.5 parts (parts by weight, the same applies hereinafter) of a high-performance AE water reducing agent (manufactured by Kao Corporation; naphthalene sulfonate formaldehyde condensate-based water reducing agent) And Mighty 2000R) were stirred and mixed in 27.5 parts of water to prepare a castor oil dispersion. This dispersion exhibited favorable storage stability, high and low temperature stability.
[0059]
To 100 parts of this dispersion, 100 parts of crude MDI (manufactured by Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd .; MR100) was mixed, and 150 parts of ordinary Portland cement and 350 parts of sand (JIS silica sand No. 3/4/6/6 = 1 /) (1/1 weight ratio) and mixed until a uniform composition was obtained.
[0060]
When this composition was applied to a substrate and applied to form a floor, it was easy to spread (stretched with a trowel, spread and evened out). The floor was able to walk on the floor within 24 hours after construction.
[0061]
(Example 2)
42 parts of castor oil (Euric H-30), 30 parts of butylbenzyl phthalate, 1.4 parts of a high-performance AE water reducing agent (Mighty 2000R), and 0.5 parts of a polysiloxane-based defoamer ( Shin-Etsu Chemical Co., Ltd .; KM89) was stirred and mixed in 25.6 parts of water to prepare a castor oil dispersion. This dispersion exhibited favorable storage stability, high and low temperature stability.
[0062]
To 100 parts of this dispersion, 100 parts of crude MDI (manufactured by Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd .; MR350) was mixed, and 135 parts of white cement (manufactured by Nippon Cement Co., Ltd.), 350 parts of sand (the above-mentioned silica sand No. 4), and 15 parts Of chromium oxide pigment (manufactured by Bayer AG; GN) were added and mixed until a uniform composition was obtained.
[0063]
When the obtained composition was applied to a base and spread to form a floor, the spread was easy. The floor surface was able to walk within 24 hours after construction, and showed a uniform and good finished appearance without unevenness.
[0064]
(Comparative Examples 1-2)
When a dispersion was prepared in the same manner as in Example 1 or Example 2 except that the high-performance AE water reducing agent (Mighty 2000R) was not blended, separation immediately occurred. Further, when a composition was prepared in the same manner using this dispersion, a sharp increase in viscosity started immediately after mixing, and sufficient fluidity was not obtained. There were noticeable blisters and pinholes.
[0065]
【The invention's effect】
The dispersion for mixing a cement composition in the present invention has very good storage stability. In addition, the dispersion has good mixing properties when mixed with a component composed of hydraulic cement and a polyisocyanate compound. Further, the cement composition obtained by mixing them is easy to apply.

Claims (4)

(a)活性水素含有化合物、(b)水、及び(c)セメント減水剤からなる第1成分、(d)水硬性セメントからなる第2成分、(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物からなる第3成分、の少なくとも3成分からなる床用セメント硬化性組成物であって、
(a)活性水素含有化合物として、ひまし油又は水素化ひまし油を用い、 (e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物として、粗MDIを用い、
(b)水の使用量が(a)活性水素含有化合物に対して5〜300重量%、(c)セメント減水剤の使用量が(a)活性水素含有化合物に対して0.1〜5重量%、(d)水硬性セメントの使用量が(a)活性水素含有化合物に対して10〜500重量%、かつ、(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物の使用量が(a)活性水素含有化合物に対して10〜500重量%であることを特徴とする床用セメント硬化性組成物
(A) an active hydrogen-containing compound, (b) water, and (c) a first component composed of a cement water reducing agent, (d) a second component composed of hydraulic cement, (e) an isocyanate compound having two or more isocyanate groups. A floor cement hardening composition consisting of at least three components of a third component consisting of :
(A) using castor oil or hydrogenated castor oil as the active hydrogen-containing compound; (e) using crude MDI as an isocyanate compound having two or more isocyanate groups,
(B) The amount of water used is 5 to 300% by weight with respect to (a) the active hydrogen-containing compound, and the amount of (c) the cement water reducing agent is 0.1 to 5% by weight with respect to (a) the active hydrogen containing compound. %, (D) the amount of hydraulic cement used is (a) 10 to 500% by weight based on the active hydrogen-containing compound, and (e) the amount of isocyanate compound having two or more isocyanate groups is (a) active. A hardening cement composition for floors, which is 10 to 500% by weight based on the hydrogen-containing compound .
(c)セメント減水剤が、ナフタレンスルホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物系減水剤、メラミンスルホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物系減水剤、ポリカルボン酸系減水剤、リグニンスルホン酸系減水剤、ポリスチレンスルホン酸系減水剤、フェノールホルムアルデヒド縮合物系減水剤、及びアニリンスルホン酸系減水剤からなる群から選ばれる少なくとも1種のセメント減水剤である請求項1に記載の床用セメント硬化性組成物。(C) The cement water reducing agent is a naphthalene sulfonate formaldehyde condensate water reducing agent, a melamine sulfonate formaldehyde condensate water reducing agent, a polycarboxylic acid water reducing agent, a lignin sulfonic acid water reducing agent, a polystyrene sulfonic acid water reducing agent. The cement hardening composition for floors according to claim 1, which is at least one kind of cement water reducing agent selected from the group consisting of a phenol formaldehyde condensate water reducing agent and an aniline sulfonic acid water reducing agent. (a)活性水素含有化合物、(b)水、及び(c)セメント減水剤を混合してなる第1成分、(d)水硬性セメントからなる第2成分、並びに(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物からなる第3成分、の3成分を混合し、次いで基材に塗布し硬化させることを特徴とする床用セメント硬化性組成物の硬化方法であって、
(a)活性水素含有化合物として、ひまし油又は水素化ひまし油を用い、 (e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物として、粗MDIを用い、
(b)水の使用量が(a)活性水素含有化合物に対して5〜300重量%、(c)セメント減水剤の使用量が(a)活性水素含有化合物に対して0.1〜5重量%、(d)水硬性セメントの使用量が(a)活性水素含有化合物に対して10〜500重量%、かつ、(e)2以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物の使用量が(a)活性水素含有化合物に対して10〜500重量%であることを特徴とする床用セメント硬化性組成物の硬化方法
(A) an active hydrogen-containing compound, (b) water, and (c) a first component obtained by mixing a cement water reducing agent, (d) a second component formed of hydraulic cement, and (e) two or more isocyanate groups. mixing a third component comprising an isocyanate compound, the three components of which has a, then a curing technique for the floor cement curable composition characterized thereby applied and cured to a substrate,
(A) using castor oil or hydrogenated castor oil as the active hydrogen-containing compound; (e) using crude MDI as an isocyanate compound having two or more isocyanate groups,
(B) The amount of water used is 5 to 300% by weight with respect to (a) the active hydrogen-containing compound, and the amount of (c) the cement water reducing agent is 0.1 to 5% by weight with respect to (a) the active hydrogen containing compound. %, (D) the amount of hydraulic cement used is (a) 10 to 500% by weight based on the active hydrogen-containing compound, and (e) the amount of isocyanate compound having two or more isocyanate groups is (a) active. A method for curing a hardening cement composition for floors, comprising 10 to 500% by weight based on a hydrogen-containing compound .
(c)セメント減水剤が、ナフタレンスルホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物系減水剤、メラミンスルホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物系減水剤、ポリカルボン酸系減水剤、リグニンスルホン酸系減水剤、ポリスチレンスルホン酸系減水剤、フェノールホルムアルデヒド縮合物系減水剤、及びアニリンスルホン酸系減水剤からなる群から選ばれる少なくとも1種のセメント減水剤である請求項3に記載の床用セメント硬化性組成物の硬化方法。(C) The cement water reducing agent is a naphthalene sulfonate formaldehyde condensate water reducing agent, a melamine sulfonate formaldehyde condensate water reducing agent, a polycarboxylic acid water reducing agent, a lignin sulfonic acid water reducing agent, a polystyrene sulfonic acid water reducing agent. 4. The method for curing a cement curable composition for floors according to claim 3, which is at least one type of cement water reducing agent selected from the group consisting of a phenol formaldehyde condensate-based water reducing agent and an anilinesulfonic acid-based water reducing agent.
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