JP3561357B2 - Anti-lock brake control device for vehicles - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マスタシリンダおよび車輪ブレーキ間に、車輪ブレーキの前記マスタシリンダおよびリザーバへの連通状態を制御可能であるとともにマスタシリンダおよび車輪ブレーキ間に介装されるオリフィスを有するブレーキ液圧制御手段が設けられる車両用アンチロックブレーキ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかるアンチロックブレーキ制御装置において、ブレーキ液圧制御手段のオリフィスは、車輪ブレーキの液圧を減圧せしめたアンチロックブレーキ制御中にブレーキ液圧を増圧せしめるべくマスタシリンダおよび車輪ブレーキ間を連通状態としたときに、車輪ブレーキのブレーキ液圧が急激に増圧することを防止するために設けられているものである。しかるに、そのオリフィスが在るために、通常のブレーキ操作時にマスタシリンダの出力液圧が車輪ブレーキに直ちに作用することが抑制され、車輪ブレーキのブレーキ液圧増大が遅れることになる。そこで、特開昭64−70254号公報では、通常液圧路と、オリフィスを有する絞り通路とを有する電磁切換弁がマスタシリンダおよびブレーキ液圧制御手段間に設けられ、マスタシリンダおよびブレーキ液圧制御手段間が、アンチロックブレーキ制御前には通常液圧路を介して、またアンチロックブレーキ制御時には絞り通路を介して接続されるように流量制御弁の作動が制御されている。また実開平2−26967号公報では、アンチロックブレーキ制御中に作用する液圧ポンプの出力液圧がパイロット液圧室に作用するのに応じて絞りを形成するが、非アンチロックブレーキ制御中には絞りを形成しないようにした制御弁が、ブレーキ液圧制御手段および車輪ブレーキ間に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記特開昭64−70254号公報および実開平2−26967号公報で開示された従来技術では、ブレーキ操作初期にマスタシリンダの出力液圧を車輪ブレーキに直ちに作用せしめることが可能となるものの、特開昭64−70254号公報のものでは電磁切換弁が必要となってコストの増大を招き、また実開平2−26967号公報のものではパイロット液圧路により液圧回路が複雑となる。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構成により、オリフィスが在るにもかかわらずブレーキ操作初期の車輪ブレーキのブレーキ液圧を速やかに増大せしめることを可能とした車両用アンチロックブレーキ制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、マスタシリンダおよび車輪ブレーキ間に、車輪ブレーキの前記マスタシリンダおよびリザーバへの連通状態を制御可能であるとともにマスタシリンダおよび車輪ブレーキ間に介装されるオリフィスを有するブレーキ液圧制御手段が設けられる車両用アンチロックブレーキ制御装置において、マスタシリンダおよび車輪ブレーキ間に、前記オリフィスを有するブレーキ液圧制御手段を迂回する迂回路が設けられると共に、この迂回路にアクチュエータが介設され、そのアクチュエータは、マスタシリンダに常時通じる第1圧力室と、車輪ブレーキに常時通じる第2圧力室とに両端を臨ませたピストンがハウジングに摺動自在に嵌合されて成り、前記ピストンには、第2圧力室の液圧が第1圧力室の液圧よりも所定値以上高くなるのに応じて第2圧力室から第1圧力室への作動液の流れを許容するチェック弁が設けられることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0008】
図1において、ブレーキ操作レバー1の操作に応じて液圧を出力するマスタシリンダ2と、車輪ブレーキ3との間にはブレーキ液圧制御手段4が設けられており、このブレーキ液圧制御手段4によって車輪ブレーキ3の液圧が制御されることにより、車輪ブレーキ3が装着された車輪がブレーキ時にロック状態に陥ることが防止される。
【0009】
ブレーキ液圧制御手段4は、マスタシリンダ2に接続されるオリフィス5と、該オリフィス5および車輪ブレーキ3間に設けられる常開型電磁弁6と、リザーバ7と、車輪ブレーキ3およびリザーバ7間に設けられる常閉型電磁弁8と、吸入口が吸入弁9を介してリザーバ7に接続されるとともに吐出口が吐出弁10を介してマスタシリンダ2およびオリフィス5間に接続される戻しポンプ11とを有して、従来周知の還流式に構成されるものである。
【0010】
而してアンチロックブレーキ制御時には戻しポンプ11が作動せしめられ、常開型電磁弁6の閉弁状態で常閉型電磁弁8が開弁されることにより車輪ブレーキ3のブレーキ液圧が減圧され、常開型および常閉型電磁弁6,8がともに閉弁せしめられたときには車輪ブレーキ3のブレーキ液圧が保持され、常閉型電磁弁8の閉弁状態で常開型電磁弁6が開弁せしめられたときには車輪ブレーキ3のブレーキ液圧が増圧される。
【0011】
ところで、マスタシリンダ2および車輪ブレーキ3間には、ブレーキ液圧制御手段4を迂回する迂回路12が設けられており、該迂回路12にアクチュエータ13が介設される。
【0012】
このアクチュエータ13は、第1圧力室15および第2圧力室16に両端を臨ませるとともに戻しばね17により第1圧力室15側にばね付勢されたピストン18がハウジング19に摺動自在に嵌合されて成るものである。第1圧力室15はマスタシリンダ2に常時連通するものであり、また第2圧力室16は車輪ブレーキ3に常時連通するものである。戻しばね17は、ピストン18およびハウジング19間に縮設されるようにして第2圧力室16に収納される。さらにハウジング19の内面には、ピストン18の第2圧力室16に臨む端面周縁に当接して該ピストン18の第2圧力室16側への移動端を規制する規制段部19aが設けられる。
【0013】
しかもアクチュエータ13におけるピストン18には、第2圧力室16の液圧が第1圧力室15の液圧よりも所定値以上高くなるのに応じて第2圧力室16から第1圧力室15に作動液が流れることを許容するチェック弁20が設けられる。該チェック弁20は、第2圧力室16に通じる弁孔21を中央部に臨ませてピストン18に設けられる弁座22と、該弁座22に着座可能な球状の弁体23と、弁座22に着座する方向に弁体23を付勢するばね24とを備えるものであり、ばね24は、ピストン18に嵌着された止め輪25と弁体23との間に縮設される。
【0014】
次にこの実施例の作用について説明すると、平時にはブレーキ液圧制御手段4における常開型電磁弁6は開弁しており、また常閉型電磁弁8は閉弁している。この状態で、ブレーキ操作レバー1によりマスタシリンダ2を作動せしめると、該マスタシリンダ2の出力液圧はオリフィス5および常開型電磁弁6を経て車輪ブレーキ3に作用するとともに、アクチュエータ13の第1圧力室15に作用し、該アクチュエータ13のピストン18が第2圧力室16の容積を収縮する方向に作動し、容積縮少により増圧された第2圧力室16の液圧が車輪ブレーキ3に作用することになる。すなわち、オリフィス5および常開型電磁弁6を流通することによる流通抵抗増大の影響を受けることなく、流通抵抗の小さなアクチュエータ13側から車輪ブレーキ3にブレーキ液圧を迅速に作用せしめ、車輪を速やかに制動することができる。
【0015】
而してマスタシリンダ2の出力液圧が所定値に達してアクチュエータ13のピストン18が規制段部19aに当接した後には、マスタシリンダ2の出力液圧は、オリフィス5および常開型電磁弁6を通してのみ車輪ブレーキ3に作用し、急激な増圧が抑えられる。またアクチュエータ13において第2圧力室16の液圧が第1圧力室15の液圧に等しくなったときにはピストン18が図1で示す位置まで戻しばね17により戻される。
【0016】
このようなブレーキ操作時に車輪がロック傾向となったことに伴なうアンチロックブレーキ制御にあたっては戻しポンプ11の作動が開始され、ブレーキ液圧を減圧するときには、常開型電磁弁6が閉弁されるとともに常閉型電磁弁8が開弁される。これにより、車輪ブレーキ3のブレーキ液圧はリザーバ7に吸収されたり、マスタシリンダ2側に戻されたりし、車輪ブレーキ3のブレーキ液圧が減圧される。
【0017】
この際、アクチュエータ13においては第2圧力室16の液圧が低下し、それに伴ってピストン18は第2圧力室16側への移動端、すなわち規制段部19aに当接する位置まで移動する。
【0018】
車輪ブレーキ3のブレーキ液圧低下に伴なう制動力の減少により車輪のロック傾向が解消されると、制動力を回復すべく常開型電磁弁6が開弁されるとともに常閉型電磁弁8が閉弁される。したがってマスタシリンダ2の出力液圧がオリフィス5および常開型電磁弁6を介して車輪ブレーキ3に再び作用するようになり、オリフィス5の絞り作用により車輪ブレーキ3の急激な増圧を回避して的確な制動力の回復が可能となる。この際、アクチュエータ13では、ピストン18は第2圧力室16側への移動端に在る。
【0019】
このような常開型電磁弁6および常閉型電磁弁8の開・閉制御が高速で繰り返されることにより、車輪ブレーキ3のブレーキ圧が効率的に制御される。
【0020】
ブレーキ操作レバー1を戻してマスタシリンダ2を不作動状態としたときには、アクチュエータ13における第2圧力室16の液圧が第1圧力室15の液圧よりも所定値以上高くなるのに応じてチェック弁20が開弁し、車輪ブレーキ3の液圧は主として迂回路12を経てマスタシリンダ2に解放される。したがって、この場合にも常開型電磁弁6およびオリフィス5における絞り抵抗の影響を受けずに車輪ブレーキ3の不作動状態への復帰が速やかに行なわれる。
【0021】
このようにして、マスタシリンダ2に常時通じる第1圧力室15と、車輪ブレーキ3に常時通じる第2圧力室16とに両端を臨ませたピストン18がハウジング19に摺動自在に嵌合されて成るアクチュエータ13が、ブレーキ液圧制御手段4を迂回する迂回路12に介設された簡単な構成により、ブレーキ操作初期にマスタシリンダ2の出力液圧を車輪ブレーキ3に直ちに作用せしめるとともにアンチロックブレーキ制御時の緩増圧を可能とすることができ、電磁弁やパイロット液圧路が必要であった従来のものに比べて、構成を簡素化し、コスト低減に寄与することができる。
【0022】
しかもアクチュエータ13におけるピストン18に、ブレーキ操作終了時の車輪ブレーキ3の不作動状態への速やかな復帰を可能とするためのチェック弁20が設けられたことにより、チェック弁20自体の構成を簡素化してコスト低減を図るとともにチェック弁20を設置するための余分なスペースを不要とすることができる。
【0023】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
【0024】
たとえば、ブレーキ液圧制御手段4における常開型電磁弁6および常閉型電磁弁8に代えて、車輪ブレーキ3およびマスタシリンダ2間を接続するが車輪ブレーキ3およびリザーバ7間を遮断する状態と、車輪ブレーキ3およびマスタシリンダ2間を遮断するが車輪ブレーキ3およびリザーバ7間を接続する状態と、車輪ブレーキ3およびマスタシリンダ2間ならびに車輪ブレーキ3およびリザーバ7間をともに遮断する状態とを切換可能とした電磁切換弁を用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明は、マスタシリンダおよび車輪ブレーキ間に、オリフィスを有するブレーキ液圧制御手段を迂回する迂回路が設けられると共に、この迂回路にアクチュエータが介設され、そのアクチュエータが、マスタシリンダに常時通じる第1圧力室と、車輪ブレーキに常時通じる第2圧力室とに両端を臨ませたピストンがハウジングに摺動自在に嵌合されて成るので、電磁弁やパイロット液圧路を不要とした簡単かつ低コストの構成で、ブレーキ操作初期にマスタシリンダ2の出力液圧を車輪ブレーキに直ちに作用せしめることを可能とするとともに、アンチロックブレーキ制御時の緩増圧を可能とすることができる。
【0026】
また特に前記ピストンには、第2圧力室の液圧が第1圧力室の液圧よりも所定値以上高くなるのに応じて第2圧力室から第1圧力室への作動液の流れを許容するチェック弁が設けられるので、ブレーキ操作終了時の車輪ブレーキの不作動状態への速やかな復帰を可能とするチェック弁自体の構成を簡素化してコスト低減を図り、しかもチェック弁を設置するための余分なスペースを不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用アンチロックブレーキ制御装置の液圧回路図である。
【符号の説明】
2・・・マスタシリンダ
3・・・車輪ブレーキ
4・・・ブレーキ液圧制御手段
5・・・オリフィス
13・・・アクチュエータ
15・・・第1圧力室
16・・・第2圧力室
18・・・ピストン
19・・・ハウジング
20・・・チェック弁[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
According to the present invention, a brake fluid pressure control means having an orifice interposed between a master cylinder and a wheel brake and capable of controlling a communication state of the wheel brake with the master cylinder and the reservoir between the master cylinder and the wheel brake is provided. The present invention relates to an antilock brake control device for a vehicle provided.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in such an antilock brake control device, the orifice of the brake fluid pressure control means communicates between the master cylinder and the wheel brake to increase the brake fluid pressure during the antilock brake control in which the wheel brake fluid pressure is reduced. This is provided to prevent a sudden increase in the brake fluid pressure of the wheel brakes when in the state. However, the presence of the orifice suppresses the output hydraulic pressure of the master cylinder from immediately acting on the wheel brake during a normal brake operation, and delays the increase in the brake hydraulic pressure of the wheel brake. Therefore, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 64-70254, an electromagnetic switching valve having a normal hydraulic pressure passage and a throttle passage having an orifice is provided between the master cylinder and the brake hydraulic pressure control means. The operation of the flow control valve is controlled so that the means are connected via a normal hydraulic pressure path before the anti-lock brake control and via a throttle passage during the anti-lock brake control. In Japanese Utility Model Laid-Open Publication No. 2-26967, a throttle is formed in response to the output hydraulic pressure of the hydraulic pump acting during anti-lock brake control acting on the pilot hydraulic pressure chamber. A control valve which does not form a throttle is provided between the brake fluid pressure control means and the wheel brake.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the prior art disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 64-70254 and Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 2-26967, it is possible to immediately apply the output hydraulic pressure of the master cylinder to the wheel brakes at the beginning of the brake operation. Japanese Unexamined Patent Publication (Kokai) No. 64-70254 requires an electromagnetic switching valve, which causes an increase in cost, and Japanese Unexamined Utility Model Publication (Kokai) No. 2-26967 complicates the hydraulic circuit due to the pilot hydraulic passage.
[0004]
The present invention has been made in view of such circumstances, and has a simple configuration, and enables a vehicle to quickly increase the brake fluid pressure of a wheel brake at an early stage of a brake operation despite the presence of an orifice. An object is to provide an anti-lock brake control device.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 can control the state of communication of the wheel brake between the master cylinder and the wheel brake between the master cylinder and the wheel brake. In a vehicle anti-lock brake control device provided with brake fluid pressure control means having an orifice mounted thereon, a detour is provided between the master cylinder and the wheel brakes to bypass the brake fluid pressure control means having the orifice, An actuator is interposed in this detour, and the actuator has a piston slidably fitted in the housing with both ends facing a first pressure chamber that always communicates with the master cylinder and a second pressure chamber that always communicates with the wheel brake. Ri formed is engaged, the piston, the hydraulic pressure in the second pressure chamber is first pressure Than chamber hydraulic, characterized in that the check valve that allows the flow of hydraulic fluid from the second pressure chamber in response to higher than a predetermined value to the first pressure chamber is provided.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described based on an embodiment of the present invention shown in the accompanying drawings.
[0008]
In FIG. 1, a brake hydraulic pressure control means 4 is provided between a
[0009]
The brake fluid pressure control means 4 includes an
[0010]
In the antilock brake control, the
[0011]
A
[0012]
The
[0013]
In addition, the
[0014]
Next, the operation of this embodiment will be described. Normally, the normally
[0015]
After the output hydraulic pressure of the
[0016]
During anti-lock brake control accompanying the tendency of the wheels to lock during such a brake operation, the operation of the
[0017]
At this time, in the
[0018]
When the tendency to lock the wheels is eliminated due to a decrease in the braking force due to a decrease in the brake fluid pressure of the
[0019]
By repeating the opening / closing control of the normally-
[0020]
When the brake operation lever 1 is returned to put the
[0021]
In this manner, the
[0022]
Further, the
[0023]
As described above, the embodiments of the present invention have been described in detail. However, the present invention is not limited to the above embodiments, and various design changes can be made without departing from the present invention described in the claims. It is possible.
[0024]
For example, instead of the normally-
[0025]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, a bypass is provided between the master cylinder and the wheel brake to bypass the brake fluid pressure control means having an orifice, and an actuator is provided in the bypass, and the actuator is provided. but a first pressure chamber communicating constantly with the master cylinder, the second pressure chamber and the piston to face the opposite ends leading always to the wheel brakes Ru formed is slidably fitted in the housing, the solenoid valve and the pilot fluid With a simple and low-cost configuration that eliminates the need for a pressure path, the output hydraulic pressure of the
[0026]
In particular, the piston allows the flow of the hydraulic fluid from the second pressure chamber to the first pressure chamber as the hydraulic pressure of the second pressure chamber becomes higher than the hydraulic pressure of the first pressure chamber by a predetermined value or more. A check valve is provided to reduce the cost by simplifying the structure of the check valve itself, which enables quick return to the inoperative state of the wheel brake at the end of the brake operation, and to install the check valve. Extra space can be eliminated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a hydraulic circuit diagram of an antilock brake control device for a vehicle.
[Explanation of symbols]
2 ...
Claims (1)
マスタシリンダ(2)および車輪ブレーキ(3)間に、前記オリフィス(5)を有するブレーキ液圧制御手段(4)を迂回する迂回路(12)が設けられると共に、この迂回路(12)にアクチュエータ(13)が介設され、
そのアクチュエータ(13)は、マスタシリンダ(2)に常時通じる第1圧力室(15)と、車輪ブレーキ(3)に常時通じる第2圧力室(16)とに両端を臨ませたピストン(18)がハウジング(19)に摺動自在に嵌合されて成り、
前記ピストン(18)には、第2圧力室(16)の液圧が第1圧力室(15)の液圧よりも所定値以上高くなるのに応じて第2圧力室(16)から第1圧力室(15)への作動液の流れを許容するチェック弁(20)が設けられることを特徴とする、車両用アンチロックブレーキ制御装置。 Between the master cylinder (2) and the wheel brake (3), the communication state of the wheel brake (3) with the master cylinder (2) and the reservoir (7) can be controlled, and the master cylinder (2) and the wheel brake ( 3) An anti-lock brake control device for a vehicle in which brake fluid pressure control means (4) having an orifice (5) interposed therebetween is provided.
A bypass (12) is provided between the master cylinder (2) and the wheel brake (3) to bypass the brake fluid pressure control means (4) having the orifice (5), and an actuator is provided in the bypass (12). (13) is interposed,
The actuator (13) has a piston (18) having both ends facing a first pressure chamber (15) always communicating with the master cylinder (2) and a second pressure chamber (16) always communicating with the wheel brake (3). There Ri formed is slidably fitted in the housing (19),
The piston (18) is provided with the first pressure chamber (16) from the second pressure chamber (16) in response to the hydraulic pressure of the second pressure chamber (16) being higher than the hydraulic pressure of the first pressure chamber (15) by a predetermined value or more. An anti-lock brake control device for a vehicle, comprising: a check valve (20) for allowing a flow of a hydraulic fluid to a pressure chamber (15) .
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